Comments
Description
Transcript
ジョブライフサポーター事業リーフレット
大阪府委託事業 ジョブライフサポーター事業 のご案内 「ジョブライフサポーター登録派遣事業」 (大阪府委託事業)は 2005年度より始まった大阪府の委託事業で、大阪府内の福祉 施設を利用する障害のある人を対象に、私たちジョブライフサポ ーターが一緒に職場に入り障害のある人をサポートし 就職につ なげるお手伝いを行っています。 ただ、実際の社会の中で働いた経験が少ない障害のある方も多 く、事業主の皆様には、まずは職場実習という形で体験の場のご 提供をお願いしています。 障害者雇用をお考えの事業主様、ぜひジョブライフサポーター 事業をご活用いただき、御社での障害のある方の可能性を開花さ せていただければ幸いです。ご一考をお願い致します。 NPO法人大阪障害者自立生活協会 ジョブライフサポーター事業部 ジョブライフサポーター が障害者と職場の 橋渡しを行います 一言で障害者といっても様々です。特に知的障害や精神障害を持つ人たちは、仕事を 覚えるのに時間がかかったり、コミュニケーションのとり方が分からない人もいます。 「障害者雇用」と言われても、戸惑う事業所は 障害者 多いのではないでしょうか。 事業所 そこで私たちジョブライフサポーター(JL S)が障害者と一緒に職場に入り、障害者雇用 の様々なハードルをクリアし、障害のある人 の職場適応と雇用の安定のために事業所さんと ジョブライフサポーター 支援機関 一緒に取り組んでいきます。 障害者雇用に関する不安・戸惑いを一緒に解決します ■職場での直接支援を行います。 ■障害者ができる仕事を組み立て働きやすい環境を ご提案します。 ■徐々に支援の度合いは減らしますが、仕事の教え方、 コミュニケーションのとり方など職場の方が障害者 を自然に支えていただける環境をつくっていきます。 ■働き続ける限り切れ目のないサポートを行います。 いつでも何でもご相談下さい。 ●障害者を雇用するうえで企業が配慮していること(H15.厚生労働省)● 工程の単純化など職務内容の配慮 19.3 28.3 18.8 18.3 配置転換など人事管理面の配慮 12.3 業務遂行を援助する者を配置 20.4 相談支援体制の確保 20.4 休暇など休養への配慮 21.1 職業生活に関する相談員の配置・委託 精神障害者への配慮 知的障害者への配慮 26.8 26.8 18.1 40.3 短時間勤務など勤務時間の配慮 41.2 30.4 通院・服薬管理など医療上の配慮 0 20 46.4 54.5 40 % 60 障害者って? 18歳以上の障害者数は約564万人。25人に1人が障害を持っています。 日本では、身体障害、知的障害、精神障害の3つに区分されていますが、 最近では発達障害(学習障害やアスペルガー症候群、注意欠陥多動性障害など)や 高次脳機能障害など障害の枠は拡大しています。 ■身体障害とは 視覚障害(全盲・弱視・視野狭窄)や聴覚障害、 肢体不自由(上肢、下肢、体幹、運動機能障害 など)、内部障害など、身体機能の障害です。 ※身体障害者手帳「1級∼6級」を所持しています。 ■知的障害とは 気軽に援助が求められる 職場の雰囲気づくり 知的障害は、知的な発達に遅れがあり、意思交換(言葉の理解や気持 ちの表現など)や日常的な事柄(読み・書 き・計算など)を苦手として いますが、明確な定義はありません。障害の程度、能力、意欲、体力な どは個人差があります。当然、得意なこと、苦手なことも違います。一 般的には定型反復作業を得意とする人が多いようです。 わかりやすい指導を! ※療育手帳「A(重度)・B1(中度)・B2(軽度)」を所持 ■精神障害とは 精神障害は、様々な精神疾患が原因でおこり、主なもの は、アルコール依存症、統合失調症、そううつ病、神経症 などです。中でも、統合失調症は、先進国では100人に 1人、そううつ病は200人に1人の割合で発病するとも 言われています。原因は解明されていませんが、脆弱性に 何らかのストレスが加わると発病することがあります。 ストレスのない職場環境。 医療機関との連携も。 ※精神障害者保健福祉手帳「1・2・3級」を所持。 ●知的障害者判定:障害者手帳(身体・知的・精神)を所持していなくても、障害者職業セ ンターで「知的障害者」の判定を受けている方は、労働行政における「知的障害者」とされ、 雇用率や助成金制度の対象となります。 使える制度・助成金 障害者雇用に取り組む事業主に対しては各種助成金制度等があります。ここでは比較的使い やすい制度をご紹介します。なお、いずれも活用に当たって一定の要件があります。 ■トライアル雇用■ (窓口:ハローワーク) 雇用をためらっている事業所に試行雇用(トライヤル雇用)で受け入れていただき、その間に 障害者雇用への理解を深め、常用雇用に移行するためのきっかけをつくる事業です。 ・対象となる事業主は、雇用保険の適用事業主であること。過去 6 ヶ月間に労働者の解雇を行 っていないこと、など一定の要件があります。 ・期間は原則 3 ヶ月で、トライアル雇用終了後、企業に対して雇用した障害者1人あたり月4 万円の奨励金が支給されます。 ■特定求職者雇用開発助成金■ (窓口:ハローワーク) 障害者を雇用した企業に対して、その支払った賃金の一定率を一定期間助成する制度。 重度 重 度 重度以 外 短時間労働 助成期間 1/3(1/2) 1年6ヶ月 45歳未満 45歳以上 1/4(1/3) 1/3(1/2) 1年 1年6ヶ月 45歳未満 1/4(1/3) 1年 45歳以上 精神障害者 1/3(1/2) 1年6ヶ月 1/4(1/3) 1年 身体障害者 知的障害者 重度以外 短時間労働を除く 助成率(中小企業) 身体障害者 知的障害者 身体障害者 知的障害者 身体障害者 知的障害者 精神障害者 この制度を活用できる事業主には、一定の要件があります。 ■重度障害者介助等助成金■ (窓口:大阪障害者雇用促進協会) 障害者を雇用するか継続して雇用している事業主が、障害の程度や種類に応じた適切な雇用 管理のために必要な介助などの措置を実施する場合に費用の一部を助成します。 (例)業務遂行援助者の配置:重度知的障害者または精神障害者の 1 人から 3 人までの雇用に 対し、1 人の業務遂行援助者の配置ができます。 助成金は、3 年間までは対象障害者 1 人につき月額 3 万円 4 年目以降は対象障害者 1 人につき月額 1 万円 ※特別求職者雇用開発助成金との併用も可能です。 ※ジョブライフサポーター事業部は、ハローワークや大阪障害者職業センター 、地域の支援 機関等と協力・連携をとりながら事業運営を行っています。 ジョブライフサポーター による支援の流れ 会社訪問 (見学) ◆ジョブライフサポーター(JLS)が会社を訪問し、会社 の障害者雇用の取り組みや、求人内容をお伺いし、JLSが 行うサービス(雇用支援)内容をご説明。求職をしている障 害のある方とのマッチングに向けた話し合いをします。 ◆まずはジョブライフサポーターが企業実習に入り、仕事を 職員の 体験します。作業内容や指示の出し方、道具の工夫など障害 体験実習 職場実習 のある方がその作業に入ったときを想定し、企業サイドの要 求内容との調整を行い、作業内容や工程などを決定します。 ◆いよいよ障害者の職場実習です。その間、ジョブライフサ ポーターも一緒に職場に入り、障害者が仕事面、職業生活面 (1∼2 週間) で自立するためのあらゆるサポートを行います。障害者雇用 見極め(評価) ◆実習の結果を評価していただき、雇用の見込みがあるか否 の様々な不安を企業様と一緒に解決していきます。 か見極めていただきます。 雇 用 不採用 ◆雇用にあたって各種制度のご紹介を行います。雇用後も継 続して支援を行います。何か問題が発生したり、職場環境の 変化で再支援が必要になった場合も対応します。安心して相 談していただける体制をとっています。 ※ジョブライフサポーターへの費用は一切かかりません。 あ な た の 会 社 で 働 き た い。 NPO法人大阪障害者自立生活協会 ジョブライフサポーター事業部 TEL 06(6561)4230 FAX 06(6561)4235 e-mail:[email protected] 〒556-0028 大阪市浪速区久保吉2−2−3 ヒューマインド内 ※ジョブライフサポーター(JLS)は、一般的にはジョブコーチと呼ばれています。 国の職場適応援助者(ジョブコーチ)事業との混乱を避けるため名称を変更しています。