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社会基盤整備計画PIにおける情報伝達活動の評価手法

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社会基盤整備計画PIにおける情報伝達活動の評価手法
2003年度 修士論文
社会基盤整備計画 PI における情報伝達活動の評価手法の検討
Evaluation of Media Strategies for Involving Public
in Infrastructure Planning Process
2004年1月
指導教員
高知工科大学
大学院
寺部慎太郎
工学研究科
社会システム工学コース
基盤工学専攻
1065025
河添
典子
Noriko KAWAZOE
社会基盤整備計画 PI における情報伝達活動の評価手法の検討※
Evaluation of Media Strategies for Involving Public in Infrastructure Planning Process※
河添典子※※・寺部慎太郎※※※
By Noriko KAWAZOE※※・Shintaro TERAB※※※
1.研究の背景
2.研究の目的
我が国では、行政計画への市民参画が叫ばれて
本研究の背景から、社会基盤整備計画 PI に
お
久しく、社会的合意形成を得るために様々な試みが
ける情報伝達活動の評価事例が少ないこと、効果的
適用されている。これまでの日本の行政計画におけ
な情報伝達方法を調査する必要があると言える。そこ
る市民参画は事業段階になって、計画内容を公表す
で、本研究の目的は以下の 2 点である。
るだけの形式的なものが多かった。しかし、近年では、
(1)情報伝達活動の評価手法としてWeb調査を用い
大衆を計画・事業の中に巻き込んでいこうとする行政
ることの妥当性を探る。
の積極的な動きが見られるようになってきた。
WEBアンケート調査結果から、各媒体の接触者
しかし、実際の事業段階で「計画を知らなかった」
数を算出し、公称データと比較することで、情報伝達
という声が上がることがいまだに多い。PI を行ううえで、
活動の評価手法として、Web調査を用いることの妥
プロセスの最初の段階である「情報伝達」活動は市
当性を検討する。
民の意識を計画に促すためにも最も重要であると言
(2)社会基盤整備計画PIにおける情報伝達活動のメ
われている。しかし、多大な費用がかかる情報伝達
ディア別特性を探る。
活動の実施については、その情報がどれだけ人の目
社会基盤整備計画における情報伝達の到達度を
に触れ、意識の変化を促しているかといった効果が
世代・年代により分析することで、情報伝達をしたい
どれほどのものであるかを定量的に測定した事例は
ターゲットとレベルに応じて、どのメディアが有効であ
少ない。これは、情報伝達活動である「広告」、「広
るかを検討する。
報」といった効果の測定が一般的に困難であると言
これらの考察結果から、既存のメディアによる広告
われてきたからである。しかし、今後は何らかの情報
効果算出方法の PI のための「情報伝達」活動への起
伝達の効果計測手法を開発し、その計測結果をフィ
用の可能性、およびその問題点を明確にする。そし
ードバックすることで効率的効果的な情報伝達展開
て今後の効果測定手法の確立のための検討を行う。
を図っていくことが望まれる。
効果的な「情報伝達」により、市民の計画に対する
3.情報伝達媒体ごとの到達調査の方法
意識が変容しやすいと考えられる。よって、社会基盤
(1)対象事例の概要
整備計画 PI における情報伝達の効果測定の導入は
本研究で対象とする事例は、高知市内を中心に話
望まれていると考えられる。
題性のある事業、また事業の種類のバランスを考慮
し、道路事業、中核施設計画を選出した。これらの対
キーワード:社会基盤整備計画, public involvement,
象事例に関しては、事業概要と広報などの情報提供
情報伝達媒体、情報伝達活動
** 高知工科大学大学院工学研究科基盤工学専攻
活動について、関係組織にインタビューを実施した。
(香美郡土佐山田町宮ノ口 185
TEL:0887-57-2500 FAX:0887-57-2420)
本研究では、以下の土佐橋高架遊歩道、シネマコン
TEL:
プレックス、高知自動車道(四国横断自動車道)の調
FAX:)
***工博、高知工科大学工学部社会システム工学科
査結果を報告する。
(香美郡土佐山田町宮ノ口 185
TEL:0887-57-2500 FAX:0887-57-2420)
1
(a)シネマコンプレックス(イオン高知SC)
/akarui/pdf/index.htm 土佐橋地区ににぎわいを
・ 事業主体:シキボウ株式会社等
(2)公称データ調査
・ 建築許可:高知市建築指導課
・各メディアの普及率・視聴率を収集
・ 平成 16 年 6∼7 月オープン予定
・事業所へのインタビューにより出稿状況などを調査
表 1:調査方法(公称データ調査)
・ 1597 席の 10 スクリーン
メディア
対象
新聞
テレビ
写真 1:イオン高知 SC 全景
(b)四国横断自動車道(須崎新荘∼窪川)
・ 国と都道府県による新直轄方式
出典
入手情報
高知新聞、朝日新聞
日本ABC協会
発行部数
読売新聞、毎日新聞
「新聞発行社レポート半期・
普及率
日本経済新聞
普及率」(2002.1∼6)
NHK「とさ情報市」
ビデオリサーチ
満20∼満34歳男女
KUTV「イブニングKOCHI」
「テレビ個人視聴状況」
満35∼満49歳男女
RKC「こうちNOW」
帯番組平均個人視聴率
満50歳以上男女
KSS「SUNSUN
2003.10.20(月)
視聴率
スーパーニュース」
∼10.26(日)
ほっとこうち
メディア・リサーチ発行
発行部数
「月間メディア・データ」
タウン誌
2003.11特大号一般雑誌
・ 路線区間延長(km) 約 22Km
広報誌
タウン情報こうち
発行所イープレスHP
さんSUNこうち(高知
全戸配布
県)
平成12年 国勢調査
世帯数
あかるいまち(高知市)
伊野∼須崎東
その他
あさいと(JH四国支社)
各事業所への
作成部数
都市計画MP(高知市)
インタビュー
配布数
HP(各事業所)
アクセス数
(2)WEB アンケート調査
・各メディアの普及率・視聴率を収集
・事業所へのインタビューにより出稿状況などを調査
表 2:調査方法(WEB アンケート調査)
図 1:高知自動車道
新聞閲読時間
特定の記事に対する
① 新聞接触率
(c)土佐橋高架遊歩道
(高知広域都市計画道路事業)
新聞
・ 高知市都市計画課
② 記事閲読率
③ 記事精読率
・ 平成18年度 工事完成
・ 2 階、高架遊歩道 約 2000 ㎡
設問方法
日本新聞協会
「広告調査分類基準」参照
①あなたは○月○日の新聞を お読みになりましたか?
②あなたは○月○日の○○新聞の
○○記事をおよみになりましたか?
③あなたは○月○日の○○新聞の
○○記事をどの程度お読みに
なりましたか?
ローカルニュース4番組の
接触状況
4段階
(毎日、週3,4、週1,2、見ない)
タウン誌
タウン情報誌2誌の
接触状況
4段階
(毎号、ほとんど、たまに、見ない)
広報誌
県、市の広報誌の
接触状況
4段階
(毎号、ほとんど、たまに、見ない)
テレビ
(幅最大 15m、長さ 130m)
・ バスターミナル、憩いの空間など
設問内容
メディア
図 2:施設断面のイメージ
(3)WEBアンケート調査
a)調査概要
① 調査方法:WEB アンケート
「NTT ナビスペース」を利用したオンライン
② 調査対象地域:高知市で割付(男女、年齢)を行
い不足分を南国市、土佐市、中村市、
宿毛
市、土佐山田町、野市町、伊野町で補充
(出典)
「あかるいまち 2003 年 8 月号」P 6,7
③ 調査期間:平成 16 年 1 月 7 日(水)∼8 日(木)
http://www.city.kochi.kochi.jp/deeps/01/0104
2
④ 調査対象数:回収目標 100 サンプル
これは、より多くのサンプルを回収すれば、より正確
有効回答数 137 サンプル
な読者数が算出できると考えられる。
⑤ 調査項目
1.属性
公称 578,328人
調査 690,098人
高知新聞
2.新聞との接触状況
朝日新聞
公称 32,687人
調査 41,247人
読売新聞
公称 31,425人
調査 20,625人
5.あかるいまち11月号「土佐橋地区」記事
毎日新聞
公称 17,230人
調査 20,625人
6.記事接触後の行動
日経新聞
公称 21,854人
調査 20,625人
3.「イオン高知・シネコン」記事
4.「四国横断自動車道」記事
7.テレビ、自治体広報誌、タウン情報誌の
0 100000
接触状況
500000
800000
(人)
図 4:公称データと調査データの比較(新聞)
8.情報伝達媒体のイメージ
b)テレビ
b)被験者の属性
テレビ媒体に関しては、視聴率の算出方法と違い、
表 3:サンプル回収数
見ているか見ていないかの大雑把な設問であったた
10
20
30
40
50
60
70
総
め、完全な比較にはなっていない。また、調査データ
代
代
代
代
代
代
代
計
の算出結果は公称データであるビデオリサーチの視
男性
4
15
13
13
13
14
3
75
聴率とは大きく違っていたため、的確な時間帯およ
女性
7
14
13
13
13
2
0
62
び番組の選択を行う際には、WEBアンケート調査結
計
11
29
26
26
26
16
3
137
果よりも視聴率データを加味したほうがよいと考えら
れる。しかし、高知県の視聴率データも対象者の日
5(3%)
記式によるアンケート調査から算出している値なので、
実際の視聴の度合いに関しては、WEBアンケート調
16(12%)
査でも、設問設計をより詳細化したアンケートを複数
16(12%)
回重ね、精度を上げたものを使用すれば、より正確
60(44%)
な視聴を確認することができると考えられる。今回、
14(10%)
14
12
(10%) (9%)
常勤
行政広報番組に関しての調査をしなかったため、今
パート・バイ ト
専業主婦(夫)
学生
後は県・市のテレビ媒体の調査が必要である。
n=137
自営業
無職
その他
図 3:職業
4.調査結果の比較・考察
NHKとさ情報市
(17:05∼19:00)
KUTV
イブニングKOCHI
(18:09∼18:50)
RKCこうちNOW
(17:50∼19:00)
KSS
SUNSUN
スーパーニュース
(17:54∼18:55) 0
公称 43,748人
調査 175,525人
公称 12,850人
調査 175,525人
公称 43,748人
調査 191,033人
50000
100000
150000
公称 43,748人
調査 188,301人
200000
図 5:公称データと調査データの比較(テレビ)
(1)伝達媒体ごとの情報到達試算結果の考察
a)新聞
c)広報誌・タウン誌
新聞媒体に関しては、接触率から読者数を試算し
た結果、公称データとほぼ同じ読者数を算出すること
雑誌媒体の調査を行ったことで、年代別性別の接
ができた(参照:図 8)。よって、新聞媒体に関しては、
触状況を知ることができた。一般雑誌の調査対象とし
アンケート調査による接触率を用いて算出が可能で
て用いた、「タウン情報こうち」は、ケーブル加入世帯
あることが分かった。しかし、若干の上下差がある。
には定期購読で配達されるため、
3
高年齢にも
比較的到達していた。広報誌は概ね女性の読者が
そうでないものを把握することができた。充分ではな
多く、全体では、高知県広報誌は約43%の人が市
いので、公称データを用いたものがよい媒体もある。
町村 広報誌は約50%の人が接触しているのみで、
しかし、充分ではないので、今後詳細な アンケート
半数の人は手にとっていないことが分かった。
設計を行い、各媒体により正確な接触 状況が把握
また、本調査から得られた、読者数は公称データで
できる設問を工夫しなければならない。
ある実際の発行部数を大きく上回るものであった。こ
れは、雑誌に対する設問の際に、購読するかではな
5.世代別の情報到達の比較
く、読むかという質問であったため、立ち読みや、家
(1)世代別の記事別接触率
族友人との回読が含まれ、読者数に大きく寄与したも
新聞は、回読により部数あたりの読者数は他の媒
のと考える。
体よりも多い。また、年代が上がるにつれ、接触率が
広報誌に関しては、県の広報誌の調査結果である
上がっている。20 代は記事内容に関わらず、接触率
時事通信社の公称データは、ときどき読むの回答者
が低い。広報誌は比較的40 代に多く読まれている。
100%
が半数以上にあたるが、それを読む層として試算し
新聞―シネコン
90%
ているので、非常に高い接触率となっている。また本
80%
調査の算出方法も「毎号欠かさず見る」と「だいたい
60%
目を通す」を合算し、接触率を算出しているため、完
40%
70%
新聞―四国横断自動車道
50%
30%
全に試算できているとはいい難い。また、世帯への
広報誌―土佐橋
20%
10%
6 0代
5 0代
に関しての設問も行う必要がある。さらに、時事通信
4 0代
言える。よって、広報誌・雑誌に関しては接触の状況
3 0代
1 0代
0%
2 0代
配布になるため回読数を考慮するほうが望ましいと
図 7:世代別の記事接触率
社と内訳の比較をすると、世代性別に関していえば、
40 代以上の女性が最も接触率が高いという点では一
(2)世代別の記事精読率
致しているため、この調査結果に関しては信憑性が
記事内容や世代に関わらず、記事精読率が低い。
高いと考えられる(参照:図 10)。
代がある。
公称 50,000人
調査 108,066人
タウン情報こうち
100%
公称 20,000人
調査 66,853人
ほっとこうち
高知県広報誌
さんSUNこうち
高知市広報誌
あかるいまち
道路事業記事の精読率がシネコン記事よりも高い世
0
200000
90%
80%
公称 813,949人
公称 498,143人(時事通信社)
調査 250,603人
公称 139,997人
調査 289,588人
70%
400000
30%
600000
800000
60%
新聞―シネコン
50%
40%
1000000
図 6:公称データと調査データの比較(テレビ)
新聞―四国横断自動車道
20%
広報誌―土佐橋
10%
6 0代
5 0代
4 0代
3 0代
WEB調査では割付を行い実施したため、世代・年
2 0代
d)総括
1 0代
0%
図 8:世代別の記事精読
齢では偏りは少ないが、回答者の特性が特徴的であ
った可能性も加味して考える必要がある。媒体によっ
(3)世代別・媒体別の接触率の比較
て、到達する人数が違う。どの世代・性別に、どの媒
一般タウン誌は、若年層の読者数が多く、新聞から
体による情報伝達量が多いかを把握することができ
隔たっている、若年層への情報伝達に有効であると
た。と同時に、どのような目的であればどの媒体を用
言える。また、月刊雑誌は1ヶ月保存してある可能性
いればよいかを確認することができた。WEBアンケ
が高いため、後で読み返すことが可能である。よって、
ート調査から算出する到達量で判断が可能なものと
記憶に残る情報であれば、有効な媒体といえる。
4
(4)媒体別の有効性
100%
90%
70%
60%
本研究では、前述のアンケート調査で媒体に対す
新聞
80%
るイメージを聞いた。新聞、テレビ(NHK)、テレビ(民
タウン情報誌
放)、ラジオ、雑誌、インターネットおよび広報誌に関
50%
40%
しての、それぞれのイメージ・評価をマルチアンサー
広報誌
30%
で 答え て も ら っ た 。 こ こ で は 、 そ の 調査デ ー タ に
20%
10%
対して SPSS を用いてコレスポンデンス分析を行った
0%
10代
20代
30代
40代
50代
60代
結果について報告する。なお本分析では、イナーシ
図 9:世代別・媒体別の接触率の比較
ャ寄与率の 2 次元までの累積が 69.6%を示している
ため、この布置図は、成分のデータの約70%を集約
全国︵グローバル︶
していることが分かる。
読売新聞
情報量が多い
必要な情報を改めて確認できる
インターネット
情報収集が簡単
仕事に役に立つ
毎日新聞
朝日新聞
日経新聞
世の中の動きを幅広く捉えている
社会に対する影響力がある
情報を信頼できる
コストが安い
いかがわしい
楽しい
情報源として欠かせない
親しみやすい
ラジオ
注意してみることが多い
民放
情報が分かりやすく伝わる
高知新聞
地元︵ローカル︶
記憶に残る
内容が公平・正確
NHK
情報内容が信頼できる
自治体広報誌
市販タウン誌
地域や地元のことがよく分かる
個人的
社会的
図 10:コレスポンデンス分析による媒体とイメージの同時布置図
① テレビは、幅広い世代に多く情報伝達をすること
が出来る。しかし、受動的に情報が到達されるので、
6.まとめ
説明会、シンポジウム、問い合わせなどの実際の行
本研究では高知県内の事業事例と情報伝達媒体
動につながることは少ない。
をもとに、以下のことを検討した。
② インターネットは、能動的に情報に到達するので、
1.公称データと調査データの比較分析
説明会、シンポジウム開催などの情報の周知などに
2.情報伝達媒体のポジショニング
は向かない。しかし、計画を認知した人がより理解し
3.既存の広告効果論による試算の可能性
たいと接触してくる可能性がある。
その結果、以下のことが分かった。
テレビ
(1)情報伝達活動の評価手法としてWeb調査
インターネット
情報収集が簡単
を用いることの妥当性
情報が分かりやすく伝わる
WEBアンケート調査結果から、各媒体の接触
必要な情報を改めて確認できる
者数を算出し、公称データと比較することで、情
報伝達活動の評価手法として、Web調査を用い
記憶に残る
-10.00
-5.00
0.00
5.00
10.00
ることの妥当性を検討した。
15.00
図 11:テレビとインターネットのイメージの差
5
① 新聞は Web アンケート調査から得られる読
者数がほぼ日本ABC協会から得られた公称デー
タと等しく Web アンケート調査により試算が可
参考文献
能であることが分かった。
1)涌井良美、涌井貞見、「図解でわかる多変量
② テレビ視聴率はビデオリサーチの公称データ
解析―データの山から本質を見抜く科学的分析
とは著しく違い、WEB アンケート結果」よりも
ツール―」
(2001.1.25) 日本実業出版社
ビデオリサーチのデータを用いる方が有効である。
2 ) 内 田 治 、「 す ぐ わ か る S P S S に よ る
③ 雑誌は、調査データでは購読に限っていな
アンケートの多変量解析」
(2003.2.5)東京図書
いため、公称データの方が適切である。
3)株式会社ビデオリサーチ
④ 広報誌は、
時事通信社が報告している公称デー
テレビ個人視聴状況報告書 2003.4/21∼4/27
タはやや読むに傾倒するように設問が設計されて
テレビ個人視聴状況報告書 2003.10/20∼10/26
おり、信頼にかける点がある。そのため、検証は
4)社団法人日本新聞協会
難しいが調査データでは得られた結果が、予想さ
ポ ジ シ ョ ニ ン グ と 新 聞 広 告 の 役 割 ― 2001 年
れる接触率に 近いため妥当だと考えられる。
全国メディア接触・評価調査―報告書」
(2002.4)
広告委員会「新聞の
5)社団法人日本新聞協会 「広告調査分類基準
(2)社会基盤整備計画PIにおける情報伝達活
(日本新聞協会方式)
」
(2003.10)
動のメディア別特性
6)読売新聞社「読売ADリポート:新聞のデータ
社会基盤整備計画における情報伝達の到達度を
とは何か」
世代・年代により分析することで、情報伝達をし
http://adv.yomiuri.co.jp/ojo/02number/200305/i
たいターゲットとレベルに応じて、どのメディア
ndex.html、情報入手日 2003.10.20
が有効であるかを検討した。
7)読売新聞社「メディアデータ」
①
http://adv.yomiuri.co.jp/m-data/ 情報入手日
新聞は回読が考えられるので、部数あたり
の読者数は他の媒体よりも多く得られる。
しかし、
2003.5.10
若年層の精読率は記事内容に関わらず低く、
8)日本新聞協会「新聞データアーカイブ」
②
http://adv.yomiuri.co.jp/m-data/情報入手日
テレビは、幅広い世代に多く情報伝達をす
ることが出来る。しかし、受動的に情報が到達さ
2003.4.20
れるので、説明会、シンポジウム、問い合わせな
9)朝日新聞社「朝日の読者 DATE Web 2003」
どの実際の行動につながることは少ない。
http://adv.asahi.com/2003/rs-page/情報入手日
③ 一般タウン誌は、若年層の読者数が多く、新
2003.5.10
聞から隔たっている若年層への情報伝達に有効で
あると言える。読み返すことができるため、記憶
謝辞
幅広い世代に理解や関心を促す媒体とは言えない。
本研究を進めるにあたり、高知市都市計画課、建
に残る情報であれば、有効な媒体といえる。
築指導課、日本道路公団四国支社、高知工事事務所、
④ 広報誌は、男性よりも女性の読者が多く、
国土交通省四国地方整備局高知河川国道事務所より
特に40代以降の女性にはよく到達している。ま
ご支援をいただいた。感謝の意を表します。
た、
全戸配布なのでよく広がるが、
精読率は低く、
読み返されている可能性は低い。
⑤ インターネットは、能動的に情報に到達する
ので、説明会、シンポジウム開催などの情報の周
知などには向かない。しかし、計画を認知した人
がより理解したいと接触してくる可能性がある。
6
Evaluation of Media Strategies for Involving Public in Infrastructure
Planning Process
Noriko KAWAZOE
Recently, as citizen participation in infrastructure project is increasing, there are many
issues for transportation involvement for traffic and city planning in Japan. Government has
issued “Road Policy (2003)” which explains policy and vision of public involvement for road
planning. However, the methodology of public involvement for road planning has not fully
established. But the publications of information and holding information common to citizen
are important in order to carry out to consensus. And, for effective PI, it is important to
evaluate some cases of PI activities done by trial and error and accumulate resulting
knowledge. It is the most important thing's performing effectively communication of media
strategies which is the first stage by PI activity. This paper analyses effects of information in
media strategies on personal attitude in case of five infrastructure plans of Kochi.
The contents of this research will be:
1. Comparative of Nominal Data and Media Strategies Survey
2. Correspondent Analysis about Media Strategies and Media Image
3. Calculations and Comparation of Media Strategies reach ratio
4. Analysis of Effects of Media Strategies on Personal Attitudes towards Public Works
Though these research, we will clarify the effect of clarify the effect of public information
in public involvement process, and examine to consensus building.
KEYWORDS: Infrastructure Planning Process, Pubic Involvement, Media Strategies
目次
第 1 章 序論
1
1−1 研究の背景
1
1−2 研究の目的
2
1−2−1
情報伝達活動の評価手法としてWEB調査を用いることの妥当性を探る
2
1−2−2
社会基盤整備計画PIにおける情報伝達活動のメディア別特性を探る
2
1−3 研究の流れ
2
第 2 章 社会基盤整備計画 PI における情報伝達活動
3
2−1 社会基盤整備計画における PI の手法
3
2−2 既存の社会基盤整備計画 PI における情報伝達活動に関する研究と本研究の位置づけ 5
2−3 既存の社会基盤整備計画 PI
における情報伝達活動の概要
6
第 3 章 情報伝達活動の実態
9
3−1 情報伝達効果測定の意義
9
3−2 情報伝達効果の測定手法
9
第 4 章 事例を対象とした情報伝達活動の実態
16
4−1 本研究の対象事例の抽出
16
4−1−1 高知県内の社会基盤整備計画
16
4−1−2 対象とする事例の概要
17
4−2 高知県の情報伝達媒体の概要
24
4−2−1
情報伝達活動の一般的現状
24
4−2−2
高知県内の新聞購読状況
25
4−2−3
高知県および高知市の行政広報
26
4−2−4 その他の情報伝達媒体
27
4−3 公称データ調査:対象事例の情報伝達の実態調査
32
4−3−1 新聞購読部数
32
4−3−2 視聴率データ
32
4−3−3 広報誌(高知県広報誌・さんSUNこうちの場合)
42
1
第5章 情報伝達活動の計画に関する意識調査とその考察
43
5−1 アンケート調査概要
43
5−1−1 調査目的
43
5−1−2 調査設計
43
5−2 アンケート調査の基礎集計
45
第 6 章 情報伝達活動の評価のための比較分析
61
6−1 公称データと調査データの比較分析結果
61
6−1−2
63
伝達媒体ごとの情報到達試算結果の考察
6−2 情報伝達媒体のポジショニング
65
6−3 情報到達率の試算とその考察
70
6−4
71
世代別の情報到達の比較
6−4−1
世代別の記事別接触率
71
6−4−2
世代別の記事精読率
72
6−4−3
世代別・媒体別の接触率の違い
72
6−4−5
媒体別の有効性
73
第 7 章 結論
74
7−1 研究の成果
74
7−2 今後の課題
75
2
第1章 序論
1−1 研究の背景
現在、我が国の社会基盤整備計画においては、計画の早い段階である構想段階での市民参
画(以下:PI)の導入の事例が増加している。社会基盤整備計画に対する市民参画の重要性が見
出されている中で、最近、行政が掲載主となった新聞全面広告や、行政広告を目にする機械が
増えてきている。このような情報伝達は、いずれも行政や計画・施策に対する理解を深め、事業に
対する関心を高めようとする情報伝達活動の一環であり、十分に周知しようとする姿勢は今後の
PI を考えると必要不可欠な活動である。社会基盤整備計画における PI プロセスの構築・導入は
遂行されている。しかし、実際の事業段階で「計画を知らなかった」という声が上がることがいまだ
に多い。
PI を行う際に、プロセスの最初の段階である「情報伝達」活動は市民の意識を計画に促すため
に最も重要であると言われている。公共事業に対する市民の意識は情報に依存することが指摘さ
れている。よって、合意形成を目指し、PI 導入を実施するためには、情報伝達活動の効果的・効
率的な手法を示した指標が必要である。
しかし、多大な費用がかかる情報伝達活動の実施については、その情報がどれだけ人の目に
触れ、意識の変化を促しているかといった効果がどれほどのものであるかは明確でない。これは、
情報伝達活動である「広告」、「広報」といった効果の測定は一般的に困難であると言われてきた。
行政広告の場合には、効果の測定は最終的な指標が無いため、高架の計測は本来の目的を以
下に達成したかを計測する手法を取り入れなければならない。したがって、何らかの情報伝達の
効果計測手法を開発し、その計測結果をフィードバックすることで効率的効果的な情報伝達展開
を図っていくことが望まれる。例えば、「周知」段階から「認知」、「理解」、「参画」といった段階に至
る態度変容に関する社会心理学的な測定理論を援用し、情報伝達活動の手法を確立する必要
がある。事業内容や情報伝達の目的(段階)に応じた手法を用いることで、社会基盤整備計画 PI
における「情報伝達」が行政側に自己満足ではないか、税金の無駄遣いであるといった批判の声
にも答え、効果的な「情報伝達」により、市民の計画に対する意識が変容しやすいと考えられる。
よって、社会基盤整備計画 PI における情報伝達の効果測定の導入は、望まれていると考えら
れる。
ここで、本研究における「PI(Public Involvement)」「情報伝達活動」に関する定義を行う。「PI」と
は、計画主体や事業主体が市民への働きかけ・関与を促すことを指し、市民を巻き込むことをいう。
つまり、計画の構想段階では市民の関心を高めるため、また市民の意見を計画決定前に反映さ
せるために、行政が払わなければならない努力のことをいう。「情報伝達活動」とは、マスコミュニ
ケーションの媒体となる新聞・雑誌・ラジオ・テレビや自治体広報誌、広報番組など特定の人に決
まった回数の情報を提供する活動を指す。詳細については、第3章にて後述する。
1
1−2 研究の目的
本研究の目的は以下の 2 点である。
1−2−1 情報伝達活動の評価手法としてWeb調査を用いることの妥当性を探る
WEBアンケート調査結果から、各媒体の接触者数を算出し、公称データと比較するこ
とで、情報伝達活動の評価手法として、Web調査を用いることの妥当性を検討する。
1−2−2 社会基盤整備計画PIにおける情報伝達活動のメディア別特性を探る
社会基盤整備計画における情報伝達の到達度を世代・年代により分析することで、情報
伝達をしたいターゲットとレベルに応じて、どのメディアが有効であるかを検討する。
1−3 研究の流れ
本研究の流れは、以下に示す(参照:図 1.1)とおりである。
既存のPI実態整理
(手法、問題点、効果点)
一般的なPI手法整理
社会基盤計画PIの実態調査
背景
研究・論文レビュー
比較・補完
広報手法、情報戦略とその問題点の明確化
広く事例を収集し、広報手法・情報戦略について整理する
公称データ
広報活動の実態を定量化
調査データ
アンケート調査
消費者行動理論
消費者行動理論
広告効果論を 援用して定量化
広告効果論を援用して、定量化
PIの広報活動の評価
多くの事例を定量化して、評価
今後の広報活動のあり方を考察
まとめ
図 1.1:研究の流れ
2
第 2 章 社会基盤整備計画 PI における情報伝達活動
2−1 社会基盤整備計画における PI の手法
我が国では、行政計画への市民参画が叫ばれて久しく、社会的合意形成を得るために様々な
試みが適用されている。これまでの日本の行政計画における市民参画は事業段階になって、計
画内容を公表するだけの形式的なものが多かった。しかし、近年では、大衆を計画・事業の中に
巻き込んでいこうとする行政の積極的な動きが見られるようになってきた。
PI の積極的な参加を推進するために、平成 14 年 8 月に直轄道路事業において、「市民参画型
道路計画プロセスのガイドライン」が策定・公表され、モデル事業において具体的に PI が開始さ
れている。一方、空港事業においても、「一般空港における新たな空港整備プロセスのあり方」が
平成 15 年 3 月に策定・公表され、現在試行段階に入っている。このように、社会基盤整備におけ
る PI プロセスの構築が発展し、導入事例は今後も増加すると考えられる。
下記の図は、「市民参画型道路計画プロセスのガイドライン」に盛り込まれている、社会基盤整
備計画の流れの簡略図である(参照:図 2.1)。
社会基盤整備計画
︻
市民参加型計画プロセス︼
︻
従来︼
行政内部での検討
︻構想段階︼
概略計画原案などの周知
市民等の意見把握
意見の公表
報告
審議
︻計画段階︼
概略計画の決定
都市計画・環境評価の手続
図 2.1:社会基盤整備計画の流れ(PI プロセスの導入)
(出典)「市民参加型道路計画プロセスの導入について(2001.10)」道路計画合意形成研究会
3
社会基盤整備計画における PI の導入は、道路計画で最も盛んに行われており、PI に関する既
存研究でも、道路計画について手法や導入方法について触れたものが多い。以下に既存研究
で細分化されたPI手法について触れる。(参照:表 2.1)。
表 2.1:市民参加型計画プロセスにおける「構想段階」の細分化の考え方
段階
内容
第1段階
住民などの意見をもとに道路整備の必要性や課題などの論点を明らかにし、
PI 方 式 に 対 し て 住 民 な ど の 参 加 意 欲 を 高 め 、 こ れ ら の 取 り 組 み を 通 じ て
住民・市民などと行政の間に進め方に対する信頼関係を築く段階。
第2段階
具体の論点を踏まえ、複数の代替案からなる計画検討素案を検討し策定する段階。
専門家や地元住民代表、利用者の代表からなる委員会方式で検討されることも
多い。
第 3段 階 計画素案を最終的1つの案に絞り込む段階。それぞれに一長一短がある
代替案について、様々な価値判断の違い、場合によっては利害の対立を乗り越えて
最終案を選び出す過程である。
(出典)松田和香、石田東生「我が国の広域道路事業計画におけるPIの現状と課題(2003.11)」
また、PI の活動事例として段階に応じて、以下のような手法が用いられている(参照:表 2.2)。
表 2.2:PI 活動で用いられる手法
市民への広報活動
情報伝達網
市民との情報交換
市民の意見聴取
公的な会合、協議 オンラインによる質問受付
その他の効果的手法
ゲーム、コンテスト
(広報誌、広報無線等)
公聴会
ホットラインの開設
会合の改善
シンポジウム、HP
オープンハウス公開
コミュニティセンター
先進事例視察
イベント、アンケート
ヒアリング
市民意識調査
双方向テレビ、ビデオ
マスメディアの利用
会議、研究会等
議論の促進
プレゼンテーション
交渉、調停等
シミュレーション、等
インタビュー等
(出典)屋井鉄雄、寺部慎太郎、最首恵「都市市民の意識分析による
パブリック・インボルブメントの考察-米国の 2 都市を例に-(1998)」
4
2−2 既存の社会基盤整備計画 PI における情報伝達活動に関する研究と本研究の位置づけ
本研究では、社会基盤整備計画 PI における情報伝達をテーマとした研究のレビューを行っ
た。
寺部慎太郎、屋井鉄雄、岩倉成志は、従来から行なわれてきた意識構造に関する研究に、
広告と人々の意識の関係を分析してきた実績のあるマーケティング・サイエンスの考え方
を取り入れることにより、住民は行政の呼びかけに対してどう感じ、何を考え、その結果
どのように行動しているのかを分析し、さらに住民の意識構造を明らかにすることを試み
た。 それにより、なぜ広告の効果が上がらないのか、その意識構造のどこが問題であるの
かを検討し、意識形成のプロセスとして考察をした。
(土木学会年次学術講演概要集「行政
広告に対する住民の意識形成に関する考察」)
小林隆、日端康雄は、既に現象として見られるインターネットによる市民参加と情報収
集の機会不均衡を踏まえ、インターネットを通じた計画への市民参加を促進するための環
境整備について考察し、提供のあり方を検討する、詳細な計画情報の提供と意見提出を可
能にする行政体制の整備を行う、行政は参加を受け入れるためのシステム整備を行うこと
が分かった。今後の課題として社会的階層などによる情報格差の発生状況とその要因を明
らかにする必要がある、そしてインターネットによる市民参加の構図を明らかにし、都市
の情報基盤整備のあり方を検討する必要がある、職員が日常的にインターネットを利用で
きる環境と制度を整備する必要があることを明示した。
(第 35 回日本都市計画学会学術研
究論文集「計画への参加促進のためのインターネット利用環境整備に関する考察」)
山中英生、山口行一、奥平詠太は、社会資本整備おいて市民や関係者の参加を促すパブリッ
クインボルブメント(PI)では、情報公開や「広報」報道などによる情報の市民的共有が重要といわ
れており、特に、公共事業に関する情報が市民的に共有される過程において、ローカルマスメデ
ィアの存在は重要である。本研究では、徳島市の万代橋計画についてローカル紙の分析を実験
的に行うことで、公共事業における報道情報の量と内容が市民の意向形成に与える影響につい
て明らかにした。(第 34 回日本都市計画学会学術研究論文集「公共事業計画への意向形成に
おける報道情報の影響分析」)
松田和香、石田東生は、「茨城県牛久市の都市計画マスタープラン策定過程における
Public
Involvement(以下、PI)活動とこれに関する情報提供の方法や内容が市民意識
等に与える効果やその要因を、意識調査をもとに分析している。調査対象として、PI 活動
の中心であった地域別懇談会参加者の他に、対照集団として不参加層である一般市民を設
定し、各々に PI 活動や情報提供に対する満足度等を質問している。共分散構造分析等の
統計手法を用いた分析の結果、開催情報提供の方法・内容等のあり方が懇談会の参加者の
層と数に大きな影響を与えること、市民の意識・関心の向上のためには意見反映プロセス
の明示や十分な計画情報の提供が効果的であること、質問や意見への担当者の対応が市民
の信頼感に影響を与えること、等を明らかにしている。」
(第 35 回日本都市計画学会学術
研究論文集「都市計画マスタープラン策定過程におけるパブリック・インボルブメント活
5
動および情報提供が市民意識等に与える効果の分析」)
これまでの研究では、PI プロセスの一環として情報伝達に関して調査を行った事例や、情報伝
達活動の一媒体に関してのみ調査を行った事例が多く見られる。しかし複数の事業別に対する
複数の媒体に言及している研究は少ない。また、既存研究にも、計画や施策の情報提供の仕方
を工夫する必要性があること、情報伝達の到達を把握することなどが今後の課題として挙げられ
ている。
そこで、本研究では、下記の情報伝達媒体に関して、複数事業を対象に調査を行う(参照:表
2.4)。その結果から、既存研究の課題である十分な内容・量の情報を提供するためにどのような
情報伝達が効果的かを計る評価の手法および、どの程度情報が到達しているかを把握する手法
を検討する。
下記の図は、本研究で対象とした情報伝達活動を表記したものである。
表 2.4:本研究で用いる情報伝達媒体
情報伝達活動媒体
印刷物
広報誌、パンフレット、アンケート、リーフレット
放送
テレビ、ラジオ
展示
市政・県政の掲示・展示
その他の情報伝達提供媒体
新聞(新聞広告、記者発表)、紙面広告
ホームページ、シンポジウム、イベント
2−3 既存の社会基盤整備計画 PI における情報伝達活動の概要
(1) 東京外かく環状道路(外環)
ここでは、広域の道路事業において積極的に PI を導入し情報伝達活動を実施している
「東京外かく環状道路(以下:外環)」の活動内容を把握し、社会基盤整備計画 PI におけ
る情報伝達活動の実際を確認する。
東京外郭環状線は、東京都心から西側半径約
15km に位置する、東京都区部外縁部を南から北へ
向かって計画決定されている、延長約 18km の都市
高速道路である。この高速道路は、東京都練馬区境
からさらに埼玉県南部地域及び千葉県西部地域を
経て、現在の東京湾高速湾岸線に接続するものであ
る。そのうち下図に示すように関越道から常磐道まで
の区間はすでに開通しており、常磐道から東関道ま
での区間は、整備が進められている。しかし関越道か
図 2.2:外環の現況
ら東名高速の区間の計画は現在までのところ進んで
いない(参照:図 2.2)。
6
また、表 2.5 に「外環」のこれまでの経緯を整理する。
表 2.5:「外環」のこれまでの経緯
昭和 41 年 7 月 都市計画決定(東京・埼玉都県境から東名高速まで)
昭和 45 年 10 月 建設大臣が「地元と話し得る条件の整うまでは強行すべきでない」旨の
発言を行う
平成 4 年 11 月 和光 IC∼常磐道間開通
平 成 6 年 3 月 関越道∼和光 IC 間開通(関越、東北、常磐道が直結される)
平 成 9 年 9 月 建設省と東京都による「第1回東京外かく環状道路懇談会」で「地下構造を
10 月 有 力 な 案 と し 、 関 係 自 治 体 の 等 の 意 見 を 聞 き な が ら 計 画 の 具 体 化 を
図っていく」ことを確認
「第9回首都道路会議」で「地域の利便性、まちづくりの観点から外環や
地上部のあり方について関係区市の意見を聞いていくと共に計画の
具体化に向け意見交換、 検討を行っていく」ことを確認
平成 10 年 3 月 東京都が建設省関係区市からなる「東京外かく環状道路とまちづくりに
関する連絡会」設置
平成 11 年 10 月 石原都知事、武蔵野市、練馬区の現地を視察
12 月 石原都知事、都議会定例会で「自動車専用部の地下化を基本」として
計画に取り組むことを表明
平成 12 年
2∼3 月 「 首 都 圏 の 社 会 資 本 整 備 と 東 京 外 か く 環 状 道 路 ( 外 環 ) に 関 す る
4 月 アンケート調査」実施
「東京外かく環状道路に関する地元団体との話し合い」を実施
外観のこれまでの PI 活動について整理する。外環の PI 活動では、情報提供として以下の媒体
を用いて情報伝達がされてきた。
国及び東京都は、これまでの PI 活動で、以下のように情報の提供を実施した。
○パンフレットの配布
約 14 万3千部
○広報誌(外環ジャーナル)の配布
約 93 万部を8回配布
○説明会・相談所・現地視察会の開催
100 回、約 4,700 名参加
○ホームページ
約3万9千件アクセス
○記者発表
33 回
平成11年5月∼平成14年10月まで
(出典)東京外郭環状道路「みなさんの声 外環計画のたたき台についてのご意見(2001.1)」
7
(2)四国地方整備局「広報モニター制度」
次に、四国地方整備局が実施している「広報モニター制度」について、その活動内容を紹介す
る。この制度は市民の広報に対する意見を聴取することで、広報の効果精度を上げることを目的
としている。そのため、この活動を把握することは行政側の情報伝達活動に対する必要性の認識
を明確するためにも重要である。
四国地方整備局では、現在広報誌に掲載された施策・事業及び広報誌のあり方について、地
域の方々の貴重な意見や要望等を反映するため、「広報モニター」制度を平成14年度より開始し、
四国地方整備局広報モニター掲示板にてモニターの方から市民の意見を聴取している。広報モ
ニター制度は広報誌等により四国地方整備局が公表した事業等についてホームページ上に設け
た掲示板で意見聴取し、整備局の施策・事業の推進や広報誌編集の参考とするものである。
現在のモニター数:平成16年1月16日現在で71名登録
広報誌への接触率や広報誌の到達率を把握は?:現時点で調査実績なし、
アンケートなし
モニターを対象としている広報誌は?:いきいき四国、わんだふる四国、四国の工事現場
ガイドブック、 あめんぼ、四国路、海廊四国、四国み
なとたより、えいぜん四国など
広報モニターの具体的な役割は、以下のとおりである。
1 ) 広報誌に掲載された施策・事業等に
対する意見の提出、提案( 年4 回以上)
2 ) 広報誌に関するアンケートに対する回答
(年4回程度)
図 2.3:四国地方整備局
「広報モニター」掲示板 Web 画面
8
第 3 章 情報伝達活動の実態
3−1 情報伝達効果測定の意義
効率的で効果的な広報を目指すには、広報後の効果測定をきちんと行い、その結果を新たな
広報展開や施策・事業に結びつけていくことが重要である。現在、限られた予算・経費の中では
「量的」情報伝達活動よりも、明確な目標を設定した「質的」情報伝達活動への展開が求められて
いる。また、「目標管理型」の広報戦略立案のための基礎データとしても、広報の効果測定が欠か
せない。
広告の分野では「広告効果測定」が長年にわたり研究・実施されている。広告には、大きく分け
て「商品広告」と「企業広告」の二つがある。商品広告の場合は「商品の売り上げ」「商品のブラン
ドイメージ」効果などを測定し、一方の企業広告の場合は「キャンペーンの反響」「企業イメージ」
効果等を測定する。このように、商品における「広告」「宣伝」は、広告効果論や消費者心理、行動
理論などにおいて定量化する、定理することが確立されている。
一方、行政広報の効果測定は「商品の売り上げ」等で効果を測ることはできないため、広報の
目標による測定尺度を設定する。具体的には、1.メディア接触、2.(政策、事業等の)周知、3.
理解 、4.共感、5.態度変容 6.行動等が挙げられる。
情報伝達活動後の調査は広報紙の閲読調査やテレビ番組の視聴率等が広報効果について
は1の接触率や2の到達度を把握すべきであるが、それが図られている事例は少ない。また、情
報伝達活動の主体が本来把握しなくてはならないのは、1、2に加えて3以降の項目である。いく
ら広報メディアへの接触率が高くても、広報内容に対する理解等が得られていなければ、その広
報は成功したとは言えない。広報効果測定は、社会基盤整備計画においても「計画がある」という
周知が目標、「シンポジウムがある」という認知が目標、「協議に参画」という行動を促すことが目標
といった、個々の広報の目標レベルに応じて、物理的な情報の受け手への到達という側面(接
触)だけでなく、情報が受け手にどのような認知的効果、態度変容効果等をもたらしたかを調査・
分析する必要があるといえる。その結果を事業にフィードバックするためにも、情報伝達活動を評
価することはたいへん意義深いことである。
3−2 情報伝達効果の測定手法
(1)テレビ:視聴率
テレビの視聴率には、「世帯視聴率」と「個人視聴率」がある。「世帯視聴率」はテレビ所有世帯
のうち、どれくらいの世帯がテレビをつけていたかを示す割合である。一般的に使われる「視聴
率」と言うと、この世帯視聴率をさす場合が多い。「個人視聴率」とは、どのような人がどれくらいテ
レビを視聴したかを示す割合である。視聴者を、性別・年齢別・職業別などに分けて、どれくらい
見られていたかを知りたいときに利用されている。
調査手法は、1.ピープルメータ:ピープルメータというシステムを用いて、世帯視聴率と個人視
聴率を同時に調査する方法、2.オンラインメータ:オンラインメータという測定機を用いて、世帯
9
視聴率を調査する方法、3.日記式アンケート:日記式のアンケートを用いて、個人視聴率を調査
する方法で、視聴記録はテレビごとに、個人単位で 5 分刻み(視聴率の最小単位は 5 分)の記入
欄に矢印(⇔)で記入し、1 週間継続して実施する。の3つである。
世帯視聴率の算定方法は以下に示したとおりである(参照:図 3.1)。
■5 世帯を対象に調査していると仮定した場合
図 3.1:世帯視聴率(毎分視聴率&占拠率)の計算方法
(出典)株式会社ビデオリサーチ「視聴率とは?」
10
1 台でもテレビが ON になっていれば、その世帯はテレビを見ているとみなす。 5 世帯中 3 世
帯がテレビを見ている。佐藤家は TV1 と TV2 が両方とも A 局になっているが、佐藤家(世帯)とし
てみると A 局のカウントは1となる。 佐々木家は TV1 がB局、TV2 が C 局となっているため、カウ
ントは B 局、C 局とも1カウントずつになる。各局の視聴率をもとに占拠率も計算できる。
※1 総世帯視聴率(HUT)…テレビ放送を放送と同時に視聴している世帯の割合。
※2 占拠率…各局の視聴率の合計を 100 として、そのうち定局または番組の占める割合。
ちなみに各局の視聴率の和と HUT の関係は 40%+20%+20%≧60% これが≧になる理由は、
世帯内のテレビ複数台を調査しているからである。
個人視聴率の算定方法は以下に示したとおりである(参照:図 3.2)。
■個人視聴率(毎分視聴率)PM式個人視聴率調査の場合
5 世帯 20 人を対象に調査していると仮定した場合
図 3.2:個人視聴率の計算方法
(出典)株式会社ビデオリサーチ「視聴率とは?」
11
個人全体は、対象者の中で何%の人がテレビを見ていたかを示す指標で、前出の例では、
対象者 20 人中 15 人がテレビを見ているので、15 人/20 人=75%となる。また、個人全
体の局別視聴率は A 局=6 人が見ているので 6 人/20 人=30%となる。同様に算出すると、
B 局は 20%、C 局は 20%、D 局は 5%となる。
性・年齢別では男女 4∼12 歳に該当するのは 3 人、そのうち 2 人がテレビを見ているの
で 2 人/3 人=66.7%となる。同様の算出で、男女 13∼19 歳は 3 人中全員がテレビを見て
いるので、3 人/3 人=100%となります。また、性・年齢別の局別視聴率は、男女 4∼12
歳(該当者 3 人)における C 局の視聴率は、佐々木家において 1 人が見ているので、1 人
/3 人=33.3%となる。同様の算出で、男女 13∼19 歳(該当者 3 人)における A 局の視聴
率は 66.7%、男性 50 歳以上(該当者 3 人)における D 局の視聴率は.3%、女性 20∼34 歳
以上(該当者 2 人)における B 局の視聴率は 50.0%となる。
(2)新聞:新聞閲読率、新聞記事閲読率、新聞記事精読率、面別接触率、広告注目率
新聞における評価の試算方法と指標を整理する。新聞には「媒体接触」と「指標」の評価方法
がある。「販売部数」や「普及率」※1、「到達率」※2といった媒体到達データが、新聞や読者に届く
レベルまでの指標であるのに対し、媒体接触データとは、特定の新聞が読者の手元に届いた後、
その記事や広告がどのように読者に読まれているかを示すものである。
※1:普及率(circulation)=特定区域内に所在する媒体の普及度合いを示す指標。新聞では、
「世帯普及率」(特定区域内の販売部数を世帯数で割ったもの)などの指標がよく用いられ
る。普及率は媒体の最大到達可能水準を示すもので、その中には特定の記事や広告に
接触しない数も含まれる。
※2:到達率=調査対象地域または調査対象者における媒体の到達度合い。普及率と同義語と
して用いられる場合もある。一般的に新聞の場合、調査対象世帯にしめる特定の新聞に
おける購読世帯の割合を「世帯到達率」、調査対象者にしめる特定の新聞の購読者(個
人)の割合を「個人到達率」としている。
媒体接触の指標には、「新聞閲読率」「面別接触率」「広告注目率」「新聞記事(広告)精読率」
といったものがあり、新聞への個人接触程度や新聞広告の到達程度を表している。
新聞広告協会では、『広告調査分類基準』を策定し、これらの媒体接触指標のうち「新聞閲読
率」「広告注目率」「新聞記事(広告)精読率(任意)」について調査方法や選択肢、算出式を定め
ている。下の図は、そうした媒体接触の一般的な調査の流れと各指標のスコアの算出式をまとめ
たものである(参照:図 3.3、3.4)。
12
新聞閲読
新聞保有
ページ(面)接触
個別広告注目
E
H
A
C
確かに見た
確かに
読んだ
持っている
・読んだ
見た
F
I
見た・読んだ
見たような
ような気がする
気がする
N
調査対象者
B
D
読んでいない
持っていない
G
J
見た・読んだ
見た覚えが
覚えがない
ない
図 3.3:一般的な媒体接触調査の流れ
新聞閲読率
A
×100(%)
N
ページ(面)別接触率
広告注目率
E+F
×100(%)
A+B
H
×100(%)
C
図 3.4:媒体接触指標の算出式
新聞閲読率:特定新聞 の購読者に対してその 新聞を読んだ人の比率
新聞閲読率=
その新聞を読んだ人
B
×100(%)=
×100(%)
特定新聞が到達してい る人
A
新聞記事閲読率:新聞閲読者の中で、当該記事を「読んだ」と答えた人の比率
当該記事を「読んだ」人
1
新聞記事閲読率=
×100(%)= ×100(%)
特定新聞を読んだ人
B
新聞記事精読率:当該 記事を「読んだ」人に 、さらに「詳しく読ん だ」
「ざ っと読んだ」の別の質 問をし、新聞閲読率に 対して
「詳 しく読んだ」と答えた 人の比率
当該記事を「詳しく読 んだ」人
×100(%)
特定新聞を読んだ人
K
×100(%)
=
B
新聞記事精読率=
(出典)日本新聞協会「新聞データアーカイブ」
13
特定の面に対して、読者が記事・広告を問わずどの程度接触しているかを示すデータである。
特定日時の新聞閲読者を対象に、発行の翌日までに朝刊・夕刊・別刷別に個々の面について
「確かに見た・読んだ」「見た・読んだような気がする」「見た・読んだ覚えがない」の3択で調査する。
調査対象者が手元の新聞を見ながら回答する再認法で行う(参照:図 3.5)。
当日
or
翌日調査
購読者への
新聞到達
新聞閲読
の確認
新聞保有
の確認
面別接触
の確認
Q.「あなたは○月○日の
Q.「あなたは○月○日の
Q.「○面の記事または広告
○○新聞の朝刊(夕刊)を
○○新聞の朝刊(夕刊)を
をご覧になりましたか?」
読みましたか?」
持っていますか?」
A.1,確かに見た・読んだ
2,見た・読んだような
A.1,読んだ
A.1,持っている
2,読んでいない
気がする
2,持っていない
→1・2面別接触者
3,見た・読んだ覚えが
ない
図 3.5:面別接触率の被験者への設問の方法
当該広告が掲載されている特定新聞の閲読者でかつ紙面が手元にある人のうち、その広告を
「確かに見た」と答えた人の割合である。特定新聞に出稿された広告が読者にどの程度見られた
かを示す。特定新聞の閲読者を対象に、発行の翌日までに朝刊・夕刊・別刷別に個々の広告に
ついて「確かに見た」「見たような気がする」「見た覚えがない」の3択で調査する。調査対象者が
手元の新聞を見ながら回答する再認法で行われる(参照:図 3.6)。
当日
or
翌日調査
購読者への
新聞到達
新聞閲読
の確認
新聞保有
の確認
広告注目
の確認
Q.「あなたは○月○日の
Q.「あなたは○月○日の
Q.「○面の広告をご覧にな
○○新聞の朝刊(夕刊)を
○○新聞の朝刊(夕刊)を
りましたか?」
読みましたか?」
持っていますか?」
A.1,読んだ
A.1,持っている
A.1,確かに見た
2,読んでいない
2,持っていない
→広告注目者
2,見たような気がする
3,見た覚えがない
図 3.6:広告注目率の被験者への設問の方法
(出典)毎日新聞社「毎日新聞 NOW」媒体・広告接触データ
14
(3)リーチ、フリークエンシー、GRP
次に、広告効果の指標(単位)を表す用語と、広告効果を測定する際に用いる試算方法につ
いて整理する。
1.リーチ:reach(到達)
2.フリークエンシー:frequency(頻発)
3.GRP:Gross Rating Point(広告露出量)
GRP は広告露出量を測る単位である。現在、日本ではテレビ広告だけに使われるが、アメリカで
はマス4媒体(テレビ、新聞、雑誌、ラジオ)も GRP で計算されている。GRP は期間中のCM視聴
率の合計で表される。例えば、視聴率がそれぞれ 10%、15%、20%の番組で1回ずつテレビ広告
を流した場合、45GRP となる。また、GRP = Reach(リーチ) × Frequency(フリークエンシー)によっ
て求める方法もある。リーチとは媒体到達率のことで、少なくとも1回は広告を見た人の割合(%)で
ある。フリークエンシーは、媒体平均到達回数のことで、広告との平均接触回数である。
ちなみに、日本ではテレビ以外のマス媒体における広告効果に関しては、CPM(コスト・パー・ミ
ル)という広告の費用効率を表す指数を用いている。これは、延べ 1000 世帯(人)当たりの到達コス
トのことで、広告費を 1000 世帯(人)当たりの媒体接触者総数で割って求められる。CPM では、広
告費に媒体費だけでなく広告制作費等を含めることで、より正確な費用効率を知ることが出来る。
15
第 4 章 事例を対象とした情報伝達活動の実態
4−1 本研究の対象事例の抽出
4−1−1 高知県内の社会基盤整備計画
北部環状線
1.5車線道路
シネコン
高知東部自動車道
高知自動車道(高知∼須崎東)
生まれたまち記念館
かるぽーと
土佐橋地区
阿南安芸自動車道
一般国道56号須崎道路
高知駅高架事業
高知西バイパス
土佐くろしお鉄道
河ノ瀬交差点
ごめん・なはり線
高知龍馬空港
高知自動車道(中土佐∼窪川調印)
N
N
軌道緑化
高知新港
一般国道56号中村宿毛道路
図 4.1:高知県の話題性のある社会基盤整備計画
図 4.2:高知市内の話題性のある計画・事業
表 4.1:高知県における社会基盤整備事業
高知県における社会基盤事業(平成15年度)
新四国のみち
春野総合運動公園
土佐西南大規模公園
安芸広域公園
室戸広域公園
ふるさとの川整備事業
下水道事業
高知西バイパス
JR四国土讃線連続立体交差事業
高知駅周辺地区
高知港三里地区多目的国際ターミナル
高知港三里地区内貿ユニットロードターミナル
四国横断自動車道(伊野∼窪川)
高知東部自動車道(高知∼高知空港)
高知東部自動車道(高知空港∼芸西西)
大山道路
須崎道路
須崎港津波防波堤
国分川(舟入川)激特事業
河川改修事業
津波・高潮防災ステーション(高知港)
(出典)21 世紀のグランドデザイン主要プロジェクト(四国)
平成 15 年度、高知県内では上記の地図に記した事業に話題性があり、メディアへの露出量が
多かったと考えられる(参照:図 4.1,4.2)。また、21 世紀のグランドデザインでは、四国の主要プロ
ジェクトとして左表の社会基盤事業が掲げられている。
16
4−1−2 対象とする事例の概要
本研究で対象とする事例は以下の 5 事例である。
全体の選定理由としては、高知市内を中心に話題性のある事業、また事業の種類のバランスを
考慮し、道路事業、都市計画事業、中核施設計画を選出した。
これらの対象事例に関しては、事業概要と広報などの情報提供活動について、関係組織にイ
ンタビューを実施した。
表 4.2:対象とする事例
事業名
関係組織
土佐橋高架遊歩道
高知市 都市計画課
高知広域都市計画道路事業
高知市都市計画マスタープラン
高知市 都市計画課
(事業主体)
シキボウ株式会社
イオン高知 シネコン
イオンモール高知 SC
(シネマコンプレックス)
東宝関西興行株式会社
(建築許可)
高知市 建築指導課
土佐道路・国道 56 号線
国土交通省 四国地方整備局
(1、2 工区の 1 部分:桟橋通りから城山町付近)
高知河川国道事務所
日本道路公団 四国支社
高知自動車道(伊野 IC∼須崎東 IC)
高知工事事務所、高知管理事務所
17
以下に各事業の個別の選定理由と事業概要について記す。
(1) 土佐橋高架遊歩道 高知広域都市計画道路事業 3.4.90 号 土佐橋線
選定理由:現在、話題性も有り、高知新聞にシリーズ掲載で取り上げられたことで、市民の関心も
高いことから選定。
N
図 4.3:土佐橋地区
表 4.3:土佐橋高架遊歩道事業の概要
事業名称
高知広域都市計画道路事業 3.4.90 号土佐橋線
施行期間
平成 12 年度∼平成 18 年度
総事業費
約 25 億円
道路延長
約 260m(高架遊歩道総延長)
幅
歩道橋部分の有効幅員 3.5m
員
人工地盤部分の最大有効幅員 約 15.0m
敷地の最大幅員 約 19.0m
高
さ
約 6m(観光バス駐車場の上部の人工地盤路面高さ)
用地面積
買収地 814.26 ㎡を含む約 3,600 ㎡(総計画面積)
用
バスターミナル、高架遊歩道、インフォメーションスポット
途
18
表 4.4:事業スケジュール概要
平成 10 年
事業開始
平成 12 年
都市計画決定および事業認可
平成 13 年
市道の横断歩道橋実施設計および基礎工事
平成 14 年
地権者契約完了
平成 14 年度
「土佐橋地区交通結節点改善事業に伴う人工地盤等実施設計コンサ
ルタント選定に係る技術提案」により実施設計コンサルタント決定
国道横断歩道橋・はりまや橋公園取合部分実施設計完了
平成 15 年度
高架遊歩道部分・各所取合部分実施設計
平成 16 年度
工事着工予定
平成 18 年度
工事竣工予定
表 4.5:土佐橋地区交通結節点改善事業検討委員会スケジュール
平成15年
6 月 17 日 検討委員会
第1回:高架遊歩道の活用案などの検討
7
月 あかるいまち「7月号」 土佐橋地区における現状課題、解決策
フォーラムの開催案内
7 月 17 日 検討委員会
第2回:第1回の委員会の意見を具体的に表現し検討
(模型・バース)
7 月 29 日 フォーラム
主催(社)青年会議所・高知市
8
月 あかるいまち「8月号」 第1回委員会で検討された高架遊歩道橋活用案
現時点でのバース、施設内容
8 月 27 日 検討委員会
第3回:フォーラムでの意見も受け総合的検討を行い、
最終的な方向付けを行う
10
月 あかるいまち「10月号」検討委員会最終検討プラン
第4回:第3回委員会までの課題回答および答申案の提
10 月 8 日 検討委員会
10月24日 検討委員会
答申
19
(2)高知市都市計画マスタープラン
選定理由:市民参画のために「まちづくりトーク」等を実施。本事業の情報伝達活動の実態を知る
ことは、今後の社会基盤整備計画 PI の市民参画の指標を探るためにも必要であるため選定。
図 4.4:高知市都市計画MP対象区域
図 4.5:高知市都市計画MP基本イメージ
(出典)高知市都市計画課HP
(出典)高知市都市計画課HP
以下に、高知市都市計画マスタープランの策定経過を示す。
表 4.6:高知市都市計画マスタープランの策定経過
平成12年度
都市の現状や課題、特性、また関連する諸計画の目指す将来像、施策等などを把握し、
都市のあるべき方向性を大まかにまとめる基礎調査を実施
平成13年度
5月23日 庁内検討会の設置、開催
7月10日 都市計画マスタープラン策定委員会の設置、開催
7月19日∼9月4日 第1回まちづくりトークの開催(参加者536名)
10月 アンケート調査の実施
市内1,000世帯に訪問形式のアンケート調査を実施
(地域別構想の11地区単位に均等数を配布・回収)
・現在の生活環境への評価について
・将来の都市に望むもの
・これからのまちづくり(個別の施策)についての考え方 など
11月27日 都市計画審議会への策定状況報告
12月3日 第2回都市計画マスタープラン策定委員会の開催
1月11日 第2回庁内検討会の開催
1月23日∼2月28日 第2回まちづくりトークの開催(参加者620名)
平成14年度
12月9日 第3回庁内検討会の開催
12月26日 第3回都市計画マスタープラン策定委員会の開催
1月16日 都市計画審議会への説明
1月20日∼2月25日 第3回まちづくりトークの開催(参加者512名)
3月26日 第4回都市計画マスタープラン策定委員会の開催
5月21日 高知市都市計画マスタープランの策定(都市計画審議会での審議)
県知事への通知
公表
20
(3)イオン高知 シネコン(シネマコンプレックス)
選定理由:行政主体の事業ではないが、市民の関心が高い。また、建設予定地の用途地域・土
地利用の変更に関係して、建築許可申請などで、行政が関わっていた面があるため。よって、情
報伝達の到達を測定し、情報伝達活動の 1 事例として比較する対象としてよい指標が得られるた
め選定。
図 4.6:イオン高知ショッピングセンター
表 4.7:イオン高知 シネコン建設の経過
平成12年
12月23日 イオン高知ショッピングセンターが開店
平成13年
5月11日 シキボウが高知市にシネコン建築許可を申請
県興行生活衛生同業組合、市商店街振興組合連合会などが許可申請を
5月24日
認めないよう求める請願書を市議会に提出
6月13日 シネコン設置をめぐる公聴会開催
6月20日 秦地区前里南町町内会が早期の建築許可を求める陳情書を市議会に提
8月2日 市議会が「建築許可申請を認めないことを求める請願」を採択
8月13日 シキボウが建築許可申請を一時取り下げ
9月27日 「シネコン早期実現」を求める署名を提出
10月5日 シキボウが建築許可を再申請
11月28日 市が建築許可申請を不許可処分
12月20日 市建築審査会に処分の審査請求(不服申し立て)
平成14年
3月28日 市建築委員会が口頭審査を開き、市、シキボウ側双方が意見陳述
6月7日 市建築委員会が審査請求を棄却
9月4日 イオン側3社「シネコン不許可は違法」取り消し求め高知市を提訴
シネコン訴訟市側は請求却下求める「訴えは不適法」高知地裁
10月22日
第1回口頭弁論
平成15年
9月30日 シネコン訴訟高知市が前面敗訴建築の公益性認定 地裁判決
シネコン訴訟高知市が控訴断念
シキボウ側高知市に再度建築許可申請を提出
高知市シキボウ側に建築許可
平成16年 夏 オープン予定
21
(4)土佐道路・国道 56 号線(1 工区、2 工区の 1 部分:桟橋通りから城山町付近)
選定理由:HPでの情報伝達を 積極的に行っている。また、高知市民にとって身近な道路事業
であり、一般国道56号・土佐道路は潮江地区(県道・高知桂浜道路∼筆山トンネル)において平
成 14 年 9 月 7 日(土)に暫定2車線で開通し、全線開通(桟橋 3 丁目∼朝倉戊)された。
今後は引き続き事業を促進し、桟橋通 3 丁目∼筆山トンネル区間の 4 車線化を図る予定があり、
本研究の実証実験でも事業の情報伝達活動の測定可能性があるため選定。
一般国道 56 号土佐道路は、高知市の環状道路として中心市街地の交通渋滞の緩和と交通安
全を図る、総延長 8.1km の 4 車線バイパスである。
図 4.7:土佐道路(高知工事事務所管轄)
表 4.8:事業経過
昭和 46 年度
事業着手
昭和 49 年度
計画ルートの調査、設計、用地測量の実施
昭和 50 年度
用地買収に着手
昭和 51 年度
工事着手
平成 7 年度
土佐道路(1 工区)の都市計画変更を完了
平成 12 年度
県道桂浜はりまや線から筆山トンネルの間(1.1km)において用地買収の促進
及び一部工事に着手
平成 13 年度
平成 14 年開催「よさこい高知国体」関連として、県道桂浜はりまや線から
高知桂浜道路間(0.5km)を暫定 2 車線供用
平成 14 年度
高知市は百石町 2 丁目(高知桂浜道路)から筆山トンネル間において延長
L=0.6km の供用を「高知国体」までに行った。
平成 15 年度
高知市高見町から大原町間において、用地及び工事(トンネル改良)を
推進する。
22
(5)高知自動車道(伊野 IC∼須崎東 IC)
選定理由:高知県内を横断する広域の道路事業であるため、情報伝達の評価測定を多種多様な
事業での検討を行うために適しているため。
開通区間
伊野IC(高知県吾川(あがわ)郡伊野町枝川(えだかわ))から須崎東IC(高知県須崎市吾井郷
(あいのごう))までの区間(延長23.9km)が開通。
[参考:路線の概要]
(1) 四国横断自動車道は、徳島県阿南(あなん)市を起
点として香川県高松市、愛媛県川之江(かわのえ)市、高
知県高知市等を経由して、愛媛県大洲(おおず)市に至る
延長約441㎞の高速自動車国道である。
(2) 高知自動車道はこの一部を形成し、川之江ジャンク
ション(JCT)から伊野ICに至る68.0km が、すでに開通し
ている。今後、四国横断自動車道・須崎新荘∼窪川間(2
2km) については、国と都道府県が建設費を負担する
「新直轄方式」の一時指定路線に選定されたことで、早急
図 4.8:高知自動車道
に整備が行われることが期待されている。
(伊野∼須崎東、須崎新荘∼窪川)
表 4.9:高知自動車道(伊野 IC∼須崎東 IC)の経過
平成3年
12月 四国横断自動車道 高松窪川線 伊野∼須崎間の路線発表
平成9年
6月 高知自動車道 伊野∼須崎間の起工式の開催
平成10年
6月 高知自動車道 蓮池工事安全祈願祭の開催
平成11年
1月 高知自動車道 戸波工事安全祈願祭の開催
2月 高知自動車道 市野々トンネル工事安全祈願祭の開催
高知自動車道 仁淀川橋(鋼上部工)工事の桁架設現場見学会の開催
5月 高知自動車道 針木第二トンネル 工事安全祈願祭の開催
高知自動車道 北原中工事安全祈願祭の開催
6月 高知自動車道 土佐インターチェンジ工事安全祈願祭の開催
7月 高知自動車道 北原東工事安全祈願祭の開催
8月 高知自動車道 須崎トンネル工事安全祈願祭の開催
平成12年
1月 高知自動車道 仁淀川橋最終コンクリート打設式の開催
2月 高知自動車道 東浦工事安全祈願祭の開催
高知自動車道 針木第二トンネル貫通式の開催
高知自動車道 須崎インターチェンジ工事安全祈願祭の開催
5月 高知自動車道 須崎トンネル貫通式の開催
平成13年
2月 高知自動車道 市野々トンネル貫通式の開催
7月 高知自動車道 八田トンネル貫通式の開催
平成14年
1月 高知自動車道 伊野∼須崎間 舗装工事火入式の開催
7月 高知自動車道 伊野IC∼須崎IC間現場見学会の実施
8月 高知自動車道 (伊野IC∼須崎東IC)の開通
「釣りバカ日誌」で高知道開通と地域をPR!開通広報用ポスターを地域住民
高知自動車道 (伊野IC∼須崎東IC)のマスコミ現地案内
9月 9月16日 高知自動車道 (伊野IC∼須崎東IC)開通
23
4−2 高知県の情報伝達媒体の概要
4−2−1 情報伝達活動の一般的現状
現在の新聞のメディア・データを確認する。一般的に、新聞の媒体力を端的に表すものは販売
部数であるといわれる。そこで、都道府県別上位の朝刊販売部数を整理する(参照:表 4.10)。
表 4.10:都道府県別朝刊販売部数第 1 位
都道府県別
北海道
青森県
岩手県
宮城県
秋田県
山形県
福島県
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
東京都
神奈川県
新潟県
富山県
石川県
福井県
山梨県
長野県
岐阜県
静岡県
愛知県
三重県
1位
新聞名(新聞) 販売部数(部) 普及率(%)
北海道
1,231,154
49.45
東奥日報
262,035
48.26
岩手日報
229,898
47.64
河北新報
481,546
57.36
秋田魁新報
264,242
65.03
山形
213,547
55.77
福島民報
302,438
42.95
読売
429,063
42.16
下野
310,261
45.32
上毛
301,372
42.87
読売
1,047,564
40.66
読売
867,733
38.1
読売
1,516,788
27.1
読売
1,079,991
30.98
新潟日報
498,458
62.56
北日本
229,570
63.57
北國・富山
288,849
70.68
福井
204,168
79.47
山梨日日
208,927
66.74
中日
473,849
62.21
静岡
413,915
60.24
中日
735,970
55.99
中日
1,736,933
67.86
中日
399,215
51.59
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
奈良県
和歌山県
鳥取県
島根県
岡山県
広島県
山口県
徳島県
香川県
愛媛県
高知県
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県
読売
京都
読売
神戸
朝日
読売
日本海
山陰中央新報
山陽
中国
読売
徳島
四国
愛媛
高知
西日本
佐賀
長崎
熊本日日
大分合同
宮崎日日
南日本
琉球新報
131,381
426,724
953,982
555,438
164,290
123,079
162,584
163,368
444,945
671,783
182,889
256,125
205,612
319,157
233,239
636,332
134,872
198,380
384,680
248,950
238,039
403,422
198,773
29.49
41.65
26.69
25.98
31.85
30.4
76.5
61.93
62.02
58.92
29.9
85.36
53.74
53.78
68.96
32.26
46.61
34.03
56.7
52.77
51.05
53.87
41.34
注)都道府県別:網掛けをしている都道府県は普及率が 65%以上の新聞
(出典)読売新聞社「MARKETING BOOK 2003」(全国紙の県別販売部数と世帯普及率)
24
ここでは、高知県で情報を受ける人が接触していると考えられる、メディア媒体を整理
するため、調査を行った。本研究では、下記(参照:表 4.9)の行政広報に加えて、新聞、
テレビ、広報誌の実態について触れる。(2004 年 1 月 16 日現在)。
4−2−2 高知県内の新聞購読状況
高知県内での新聞の購読数は前述(参照:第 3 章、3-3 節、表 3.1)した通りである。高知県では
圧倒的に高知新聞がシェアを占めている(参照:図 4.9、4.10)。
図 4.10:高知新聞地域別発行部数
図 4.9:高知新聞のシェア
(平成 15 年 4 月 ABC 部数。
(平成 15 年 4 月 ABC 部数から算出)
世帯数は同 15 年 4 月の高知県統計)
(出典)高知新聞社広告局 高知新聞 2003
(出典)高知新聞社広告局 高知新聞 2003
社会基盤整備計画の新聞媒体を用いた情報伝達においては、行政側は記者発表や取材依
頼、行政広告といった方法で掲載を行う。しかし、記者発表や投げ込み(取材依頼:行政
側からメディア媒体に議会や案件発表などがあることを知らせること:会議名、日時、会
場、主席者、主催、審議案件、その他、会次第の添付、問合せ先などが記載されたもの)
では新聞各社が、話題性がある、読者のニーズに答えている、といった内容を要求するた
め、必ずしも掲載されるわけではない。いかに、話題性のある話にするか、新聞各社への
興味・関心を促すかが重要となってくる。そのため、情報伝達が市民に到達しない場合もあ
る。
25
4−2−3 高知県および高知市の行政広報
表 4.11 は高知県と高知市の行政広報を整理した表である(参照:表 4.11)。高知県政や市政に
関する情報はこのような媒体とスケジュールで情報伝達されている。
表 4.11:高知県及び高知市の行政広報を目的とした情報伝達方法
高知県
○広報誌
○新聞広報
○テレビ
高知市
毎月、県政だより
毎月、高知市だより
「さん SUN 高知」
「あかるいまち」
重要施策やお知らせを新聞紙面で
紹介
「おはようこうち」 高知放送
「あかるいまち」 テレビ高知
毎週日曜日あさ7:45∼8:00
毎週火曜日18:50∼18:55
「県民ニュース」テレビ高知
「あかるいまち」 高知さんさんテレビ
毎週月・水・金曜日夕方6:50∼6:55
毎週月曜日18:55∼19:00
「さんSUN高知」
高知さんさんテレビ
毎週火・木曜日夕方6:55∼7:00
毎週土曜日夕方5:55∼6:00
○ラジオ
「県からのお知らせ」 高知放送
高知放送
毎週月∼金曜日あさ9:45∼9:50
毎週月∼金曜日9:52∼9:57
土曜日あさ9:55∼9:57
土)9:55∼9:57 日)11:05∼11:10
「高知県からのお知らせ」
エフエム高知
エフエム高知
毎週水・金曜日19:55∼20:00
毎週月∼木曜日夕方16:45∼16:50
「ふれあいトークサロン」
エフエム高知
毎週土曜日あさ11:30∼11:55
○記者発表
高知県のホームページで公開
26
4−2−4 その他の情報伝達媒体
その他の媒体として、ここではテレビ番組に関して整理した。なお、番組名の後ろに記入してい
る数値は、2002 年 10 月23日(木)、24 日(金)、25日(土)、26 日(日)の該当する曜日の平均世
帯視聴率および平均視聴率(男・20 歳以上の個人視聴率と女・20 歳以上の個人視聴率の平均)
である。
表 4.12:高知県内のニュース番組表(局:NHK 総合)
局名:NHK(総合)
放送開始
放送修了
7:30
7:45
10:00
10:05
11:30
12:00
17:05
18:00
月
火
水
木
NHKニュースおはようこうち
金
土
日
(土曜日)7:30∼8:15
(平均世帯視聴率8.9%)
おはよう四国(9.6%)
(平均個人視聴率5.5%)
(5.45%)
ニュース・気象情報
(平均世帯視聴率2.0%)
(2.2%)
(5.0%)
(平均個人視聴率0.9%)
(1.6%)
(2.5%)
こうち情報 BOX
(平均世帯視聴率1.6%%)
(平均個人視聴率0.95%)
いきいきワイドとさ情報市・第 1 部
(平均世帯視聴率3.4%)
(平均個人視聴率2.1%)
18:45∼19:00
18:10
いきいきワイドとさ情報市・第 2 部
19:00
(平均世帯視聴率12.2%)
(16.0%)
(平均個人視聴率8.15%)
( 8.6%)
こうち 845 ニュース
ニュース・気象情報
(平均世帯視聴率 7.5%)
(16.9%)
(平均個人視聴率4.25%)
(10.7%)
20:45
21:00
22:55
ニュース・気象情報
23:00
(平均世帯視聴率 8.8%)
(平均個人視聴率4.55%)
27
ニュース 645 こうち
表 4.13:高知県内のニュース番組表(局:テレビ高知)
局名:KUTV テレビ高知(TBS 系列)
放送開始
放送修了
月
火
水
木
金
(平均世帯視聴率 9.8%)
10:20
13:00
15:50
15:55
(平均個人視聴率4.55%)
ベストタイム
(平均世帯視聴率2.6%)
(平均個人視聴率1.4%)
KUTV ニュース
(平均世帯視聴率3.6%)
(平均個人視聴率1.75%)
(日曜日)KUTV ニュース&天気予報
17:20
(平均世帯視聴率12.1%)
17:30
18:19
18:50
日
(土曜日)じゃらん2モーニング
9:25
11:30
土
(平均個人視聴率5.45%)
イブニング KOCHI
(平均世帯視聴率6.1%)
(平均個人視聴率3.3%)
(月・水・金曜日)県民ニュース
(平均世帯視聴率7.2%)
18:50
(平均個人視聴率3.8%)
18:55
(火曜日)高知市だより
(土曜日)KUTV ニュース
(平均世帯視聴率 5.2%)
(14.0%)
(平均個人視聴率3.15%)
(9.65%)
KUTV ニュース・天気予報
(平均世帯視聴率19.5%)
21:54∼
(平均個人視聴率9.05%)
22:00
(日曜日)22:54∼23:00KUTVニュース
(平均世帯視聴率11.3%)
(平均個人視聴率7.75%)
28
表 4.14:高知県内のニュース番組表(局:高知放送)
局名:RKC 高知放送(日本テレビ系列)
放送開始
放送終了
月
火
水
木
金
(平均世帯視聴率15.0%)
8:00
(平均個人視聴率8.75%)
(日曜日)RKCニュース
11:40
(平均世帯視聴率 2.5%)
11:45
15:55
(平均個人視聴率1.85%)
高知新聞 今日の夕刊
同左
(平均世帯視聴率9.1%)
(14.6%)
(平均個人視聴率4.5%)
(6%)
(土曜日)公園どおりのウィークエンド
17:00
(平均世帯視聴率13.3%)
18:00
17:50
17:53
18:19
19:00
21:54
21:57
日
(日曜日)おはようこうち
7:45
15:50
土
(平均個人視聴率 7.3%)
550こうち NOW
(平均世帯視聴率11.0%)
(平均個人視聴率 5.4%)
こうち NOW
(平均世帯視聴率15.8%)
(平均個人視聴率9.25%)
(水・水曜日)RKC ニュース
(平均世帯視聴率14.3%)
(平均個人視聴率 9.6%)
29
(金曜日)
(土曜日)
17:30∼17:53
18:20∼18:25
こうちNOW
RKC ニュース
(6.8%)
(21.9%)
(3.5%)
(5.05%)
表 4.15:高知県内のニュース番組表(局:さんさんテレビ)
局名:KSS さんさんテレビ(フジテレビ系列)
放送開始
放送終了
月
火
水
木
金
土
日
(日曜日)SUNSUNニュース
6:00
(平均世帯視聴率2.3%)
6:15
(平均個人視聴率1.3%)
(日曜日)KSS SUNSUN ニュース
11:50
(平均世帯視聴率11.4%)
12:00
(平均個人視聴率5.75%)
SUNSUN スーパーニュース
(平均世帯視聴率13.0%)
17:54
(平均個人視聴率7.65%)
18:55
(土・日曜日)17:30∼17:55 SUNSUN スーパーニュース
(平均世帯視聴率 土:5.6%、日: 9.6%)
(平均個人視聴率 土:2.8%、日:4.75%)
(月曜日)元気シティ高知
(平均世帯視聴率12.9%)
18:55
(平均個人視聴率6.25%)
19:00
(火・木・土曜日)SUNSUN 高知インフォメーション
(平均世帯視聴率 木: 9.3%、土: 8.2%)
(平均個人視聴率 木:6.05%、土:4.05%)
20:54
21:00
SUNSUN ニュース&お天気
同左
同左
(平均世帯視聴率16.9%)
( 18.4%)
(12.3%)
(平均個人視聴率9.65%)
(12.45%)
(6.65%)
30
表 4.16:日本道路公団四国支社(広報誌配布先)
JH関係団体
配布先
部数
高知券交通安全協会
5
高知県商工会議所連合会
5
高知県商工会連合会
5
高知県銀行協会
5
日本青年会議所高知ブロック協会
5
高知県トラック協会
5
高知県バス協会
5
高知県政記者室
15
高知コンベンション協会
100
小計 150
配布先
四国高速バス(株)
JR四国高速バス
GSなど
計
1,000
1,000
1,200
小計 3,200
31
観光施設等
配布先
部数
モネの庭マルモッタン
50
龍河洞
50
龍馬歴史館
50
高知県立のいち動物公園
50
アンパンマンミュージアム
50
詩とメルヘン絵本館
50
世界のオルゴールの館
50
高知県立歴史民俗資料館
50
ゆとりすとパークおおとよ
50
高知県立牧野植物園
50
高知県立文学館
50
高知県立美術館
50
高知県立坂本龍馬記念館
50
桂浜水族館
50
いの町紙の博物館
50
土佐和紙工芸村
50
黒潮本陣
50
四万十トンボ自然館
50
四万十観光開発
50
西土佐村観光協会カヌー部
50
高知県立足摺海洋館
50
国民宿舎足摺テルメ
50
高知県計 1,100
4−3 公称データ調査:対象事例の情報伝達の実態調査
4−3−1 新聞購読部数
本研究では、前述の 5 事業に関して、高知県内で購読数の高い「高知新聞」、「朝日新聞」に
関して、過去 5 年をさかのぼり 1998 年 1 月より、記事の掲載数を調査した。新聞記事のリストは付
録に添付した(参照:付録 1∼7)。
4−3−2 視聴率データ
各事業の経過から、出来事のあった日を抽出し、その日にニュースでの報道があったと仮定し
(確認のもの有)、視聴率が得られる情報に関して、整理した。
表 4.17 土佐橋地区
No
タイトル
年月日
曜日
時間帯
07:30-08:15
10:00-10:05
11:30-12:00
11:30-13:00
15:50-15:55
15:50-15:55
1
第1回検討委員会
2003.6.17
(2003.6.10)
17:05-18:00
17:50-17:53
17:54-18:55
18:10-19:00
火 18:19-18:50
18:19-19:00
18:50-18:55
18:55:19:00
20:45-21:00
20:54-21:00
21:54-22:00
22:55-23:00
07:30-08:15
10:00-10:05
11:30-12:00
11:30-13:00
15:50-15:55
15:50-15:55
17:50-17:53
17:54-18:55
2
第2回検討委員会
3案掲示
18:10-19:00
2003.7.17
木
18:19-18:50
18:19-19:00
18:50-18:55
18:55:19:00
20:45-21:00
20:54-21:00
3
土佐橋地区交通結節点 2003.7.22
改善事業フォーラムの (2003.7.15)
広報
2003.7.19
21:54-21:57
21:54-22:00
22:55-23:00
火 18:50-18:55
土
番 平
報
組 均2
道
平 個0
確
局名・番組名
認 視均 人歳
済 聴世 視以
率帯
率聴上
NHK・おはよう四国
11.8
1.2
NHK・ニュース気象情報
3.1
NHK・こうち情報BOX
7.4
KUTV・ベストタイム
3.2
KUTV・KUTVニュース
9.6
RKC・高知新聞今日の夕刊
NHK・いきいきワイド
2.7
とさ情報市・第1部
9.5
RKC・550こうちNOW
12.1
KSS
7.9
NHK・いきいきワイド
8.8
KUTV・イブニングKOCHI
RKC・こうちNOW
KUTV・高知市だより
KSS
SUNSUN高知インフォメー
NHK・ニュース845こうち
KSS
SUNSUNニュース&お天気
KUTV・ニュース・天気予報
NHK・ニュース気象情報
NHK・おはよう四国
NHK・ニュース気象情報
NHK・こうち情報BOX
KUTV・ベストタイム
KUTV・KUTVニュース
RKC・高知新聞今日の夕刊
RKC・550こうちNOW
KSS
SUNSUNスーパーニュース
NHK・いきいきワイド
とさ情報市・第2部
KUTV・イブニングKOCHI
RKC・こうちNOW
KUTV・県民ニュース
KSS
SUNSUN高知インフォメー
NHK・ニュース845こうち
KSS
SUNSUNニュース&お天気
RKC・RKCニュース
KUTV・ニュース・天気予報
NHK・ニュース気象情報
KUTV・高知市だより
9:25-10:20 KUTV・じゃらん2モーニン
32
11.4
8.0
12.4
14.3
13.2
16.0
10.6
10.3
2.2
13.6
13.5
14.4
3.0
5.2
4.1
7.4
8.4
9.2
12.2
10.8
11.2
7.2
11.7
21.6
20.5
7.6
9.8
2
0
性歳
視以
聴上
率男
2
0
性歳
視以
聴上
率女
表 4.18:土佐橋地区
No
タイトル
年月日
曜日
時間帯
07:30-08:15
10:00-10:05
11:30-12:00
11:30-13:00
15:50-15:55
15:50-15:55
4
土佐橋地区交通結節点
改善事業フォーラム
2003.7.29
(2003.8.5)
17:05-18:00
17:50-17:53
17:54-18:55
18:10-19:00
火 18:19-18:50
18:19-19:00
18:50-18:55
18:55:19:00
20:45-21:00
20:54-21:00
5
土佐橋地区
2003.9.13
21:54-22:00
22:55-23:00
土 11:00-11:15
07:30-08:15
09:25-10:20
10:00-10:05
15:50-15:55
17:00-18:00
6
高架遊歩道の施設内容答
申
高知市検討委員会
17:54-18:55
2003.10.25
土 18:20-18:25
18:45-19:00
18:50-18:55
18:55:19:00
20:54-21:00
21:54-22:00
22:55-23:00
33
番 平
報
組 均2
道
平 個0
局名・番組名
確
認 視均 人歳
済 聴世 視以
率帯
率聴上
NHK・おはよう四国
11.6
2.6
NHK・ニュース気象情報
11.3
NHK・こうち情報BOX
15.2
KUTV・ベストタイム
8.3
KUTV・KUTVニュース
4.3
RKC・高知新聞今日の夕刊
NHK・いきいきワイド
13.1
とさ情報市・第1部
4.1
RKC・550こうちNOW
6.7
KSS
7.4
NHK・いきいきワイド
4.4
KUTV・イブニングKOCHI
RKC・こうちNOW
2
0
性歳
視以
聴上
率男
2
0
性歳
視以
聴上
率女
11.8
KUTV・高知市だより
10.2
KSS
9.2
SUNSUN高知インフォメー
10.8
NHK・ニュース845こうち
KSS
14.8
SUNSUNニュース&お天気
1.8
KUTV・ニュース・天気予報
14.3
NHK・ニュース気象情報
RKC・テレビあかるいまち ○ 10.4
NHK・おはよう四国
9.6 5.5
2.2 1.6
KUTV・じゃらん2モーニン
15.0 10.4
NHK・ニュース気象情報
14.4 10.0
RKC・高知新聞今日の夕刊
RKC
9.8 4.6
公園通りのウィークエンド
KSS
14.0 9.7
SUNSUNスーパーニュース
20.2 12.9
RKC・RKCニュース
8.2 4.1
NHK・ニュース645こうち
5.6 2.8
KUTV・KUTVニュース
KSS
18.4 12.5
SUNSUN高知インフォメー
KSS
14.6 6.0
SUNSUNニュース&お天気
13.3 7.3
KUTV・ニュース・天気予報
21.9 15.1
NHK・ニュース気象情報
5.0 5.9
1.5 1.7
10.5 10.2
8.1 11.8
2.7
6.4
10.8 8.5
11.3 14.4
0.0 8.1
0.0 5.6
14.3 10.6
3.9 8.1
6.1 8.5
15.7 14.4
表 4.19:高知市都市計画マスタープラン
No
タイトル
年月日
1
都市計画審議会への説明
2003.1.16
(2003.1.9)
番 平
報
組 均2
道
平 個0
曜日
時間帯
局名・番組名
確
認 視均 人歳
済 聴世 視以
率聴上
率帯
07:30-08:15
NHK・おはよう四国
11.9
10:00-10:05 NHK・ニュース気象情報
3.2
11:30-12:00
NHK・こうち情報BOX
2.9
11:30-13:00
KUTV・ベストタイム
7.6
15:50-15:55 KUTV・KUTVニュース
3.6
15:50-15:55 RKC・高知新聞今日の夕刊
8.0
RKC・550こうちNOW
17:50-17:53
13.8
KSS
17:54-18:55
11.1
SUNSUNスーパーニュース
NHK・いきいきワイド
18:10-19:00
12.1
とさ情報市・第2部
木
18:19-18:50 KUTV・イブニングKOCHI
8.5
18:19-19:00
18:55:19:00
20:45-21:00
20:54-21:00
高知市都市計画審議会
各事業に優先順位
マスタープラン答申
2
高知市都市計画
マスタープランの策定
21:54-21:57
21:54-22:00
22:55-23:00
07:30-08:15
10:00-10:05
11:30-12:00
11:30-13:00
15:50-15:55
15:50-15:55
17:50-17:53
2003.5.21
(2003.5.14)
17:54-18:55
水
18:10-19:00
18:19-18:50
18:19-19:00
20:45-21:00
20:54-21:00
21:54-21:57
21:54-22:00
22:55-23:00
34
RKC・こうちNOW
KSS
SUNSUN高知インフォメー
NHK・ニュース845こうち
KSS
SUNSUNニュース&お天気
RKC・RKCニュース
KUTV・ニュース・天気予報
NHK・ニュース気象情報
NHK・おはよう四国
NHK・ニュース気象情報
NHK・こうち情報BOX
KUTV・ベストタイム
KUTV・KUTVニュース
RKC・高知新聞今日の夕刊
RKC・550こうちNOW
KSS
SUNSUNスーパーニュース
NHK・いきいきワイド
とさ情報市・第2部
KUTV・イブニングKOCHI
RKC・こうちNOW
NHK・ニュース845こうち
KSS
SUNSUNニュース&お天気
RKC・RKCニュース
KUTV・ニュース・天気予報
NHK・ニュース気象情報
15.0
13.9
18.1
15.6
17.6
17.8
13.1
13.3
1.1
6.1
9.3
4.2
14.4
11.5
13.0
16.4
9.1
13.9
16.6
14.2
21.5
8.9
17.3
2
0
性歳
視以
聴上
率男
2
0
性歳
視以
聴上
率女
表 4.20:イオン高知シネコン
No
タイトル
年月日
曜日
1
賛成・反対の意見を聞く
シネコンで公聴会
2001.10.29
(2001.10.15)
月
2
3
シネコン訴訟市側は
請求却下求める
「訴えは不適法」高知地裁
第1回口頭弁論
『高知市議会』
イオン周辺
商業系から住居系に
シネコン建設予定地
用途地域見直しへ
2002.10.22
2003.3.14
火
金
番 平
報
組 均2
道
平 個0
時間帯
局名・番組名
確
認 視均 人歳
済 聴世 視以
率聴上
率帯
07:30-08:15
NHK・おはよう四国
13.7 8.7
2.9 1.6
10:00-10:05 NHK・ニュース気象情報
2.0 1.6
11:30-12:00
NHK・こうち情報BOX
8.7 5.1
11:30-13:00
KUTV・ベストタイム
4.6 2.9
15:50-15:55 KUTV・KUTVニュース
10.9 5.8
15:50-15:55 RKC・高知新聞今日の夕刊
15.8 9.2
18:50-18:55
KUTV・県民ニュース
17:50-17:53
8.3 5.3
RKC・550こうちNOW
7.5 4.1
18:55-19:00
KSS・元気シティ高知
KSS
17:54-18:55
7.0 3.9
SUNSUNスーパーニュース
NHK・いきいきワイド
18:10-19:00
14.1 8.2
とさ情報市・第2部
13.5 8.1
18:19-18:50 KUTV・イブニングKOCHI
18:19-19:00
17.2 12.3
RKC・こうちNOW
8.9 7.4
RKC・RKCニュース
20.7 11.7
20:48-21:00 NHK・ニュース気象情報
KSS
20:54-21:00
14.3 9.1
SUNSUNニュース&お天気
15.5 12.3
21:54-22:00 KUTV・ニュース・天気予報
5.6 3.1
22:55-23:00 NHK・ニュース気象情報
07:30-08:15
NHK・おはよう四国
9.4 6.3
1.8 1.2
10:00-10:05 NHK・ニュース気象情報
5.1 2.8
11:30-13:00
KUTV・ベストタイム
2.3 1.1
15:50-15:55 KUTV・KUTVニュース
10.5 5.3
15:50-15:55 RKC・高知新聞今日の夕刊
17:50-17:53
11.8 6.0
RKC・550こうちNOW
KSS
17:54-18:55
11.7 6.2
SUNSUNスーパーニュース
NHK・いきいきワイド
18:10-19:00
11.9 7.8
とさ情報市・第2部
10.6 6.3
18:19-18:50 KUTV・イブニングKOCHI
18:19-19:00
19.7 11.5
RKC・こうちNOW
8.4 4.4
18:50-18:55
KUTV・高知市だより
KSS
18:55:19:00 SUNSUN高知インフォメー
11.3 5.8
17.8 11.8
20:45-21:00 NHK・ニュース845こうち
KSS
20:54-21:00
15.0 11.9
SUNSUNニュース&お天気
7.3 3.9
21:54-22:00 KUTV・ニュース・天気予報
12.8 8.7
22:55-23:00 NHK・ニュース気象情報
07:30-08:15
NHK・おはよう四国
10.8
1.7
10:00-10:05 NHK・ニュース気象情報
3.6
11:30-12:00
NHK・こうち情報BOX
4.3
11:30-13:00
KUTV・ベストタイム
6.8
15:50-15:55 KUTV・KUTVニュース
10.5
15:50-15:55 RKC・高知新聞今日の夕刊
17:50-17:53
6.3
RKC・550こうちNOW
KSS
17:54-18:55
13.8
SUNSUNスーパーニュース
NHK・いきいきワイド
18:10-19:00
14.4
とさ情報市・第2部
8.0
18:19-18:50 KUTV・イブニングKOCHI
18:19-19:00
9.7
RKC・こうちNOW
6.5
18:50-18:55
KUTV・県民ニュース
10.8
20:45-21:00 NHK・ニュース845こうち
KSS
20:54-21:00
23.8
SUNSUNニュース&お天気
11.6
21:54-22:00 KUTV・ニュース・天気予報
10.1
22:55-23:00 NHK・ニュース気象情報
35
2
0
性歳
視以
聴上
率男
8.0
1.5
1.2
2.8
1.5
3.0
7.5
4.0
2.5
2
0
性歳
視以
聴上
率女
9.4
1.7
1.9
7.3
4.3
8.6
10.8
6.5
5.6
2.7
5.1
8.2 8.2
5.9 10.2
12.6 11.9
8.3 6.5
12.8 10.5
7.3 10.8
12.1 12.5
4.0 2.2
5.3 7.3
1.0 1.3
1.9 3.6
0.5 1.7
6.0 4.5
5.9 6.0
5.7
6.7
7.2 8.4
6.3 6.2
8.3 14.6
4.5 4.3
5.9 5.6
8.6 14.9
12.4 11.3
3.0 4.7
8.9 8.5
表 4.21:イオン高知シネコン
No
タイトル
年月日
曜日
時間帯
07:30-08:15
10:00-10:05
11:30-12:00
11:30-13:00
15:50-15:55
15:50-15:55
4
シキボウシネコン10館で
2003.10.31
再申請イオン高知来
(2003.10.24)
年6月開館目指す
17:05-18:00
17:30-17:53
金
17:54-18:55
18:10-19:00
18:19-18:50
18:50-18:55
20:45-21:00
20:54-21:00
21:54-22:00
07:30-08:15
10:00-10:05
11:30-12:00
11:30-13:00
15:50-15:55
15:50-15:55
17:30-17:53
17:50-17:53
5
シネコン訴訟費用
松尾市長らは返還を
オンブズマンが監査請求
2003.11.12
水
17:54-18:55
18:10-19:00
18:19-18:50
18:50-18:55
20:45-21:00
20:54-21:00
21:54-21:57
21:54-22:00
22:55-23:00
07:30-08:15
10:00-10:05
11:30-12:00
11:30-13:00
15:50-15:55
15:50-15:55
17:30-17:53
17:50-17:53
6
イオンモール
川戸社長が来高
『シネコン 一日も早く』
2003.11.14
金
17:54-18:55
18:10-19:00
18:19-18:50
18:50-18:55
20:45-21:00
20:54-21:00
21:54-21:57
21:54-22:00
22:55-23:00
36
番 平
報
組 均2
道
平 個0
局名・番組名
確
認 視均 人歳
済 聴世 視以
率聴上
率帯
NHK・おはよう四国
8.9 5.5
2.0 0.9
NHK・ニュース気象情報
1.6 1.0
NHK・こうち情報BOX
2.6 1.4
KUTV・ベストタイム
3.6 1.8
KUTV・KUTVニュース
9.1 7.1
RKC・高知新聞今日の夕刊
NHK・いきいきワイド
3.4 2.1
とさ情報市・第1部
6.8 3.5
RKC・こうちNOW
KSS
13.0 7.7
SUNSUNスーパーニュース
NHK・いきいきワイド
12.2 8.2
とさ情報市・第2部
6.1 3.3
KUTV・イブニングKOCHI
7.2 3.8
KUTV・県民ニュース
8.8 4.6
NHK・ニュース845こうち
KSS
16.9 9.7
SUNSUNニュース&お天気
19.5 9.1
KUTV・ニュース・天気予報
NHK・おはよう四国
11.0
2.9
NHK・ニュース気象情報
1.9
NHK・こうち情報BOX
KUTV・ベストタイム
6.7
2.2
KUTV・KUTVニュース
10.9
RKC・高知新聞今日の夕刊
11.2
RKC・こうちNOW
11.2
RKC・550こうちNOW
KSS
13.7
SUNSUNスーパーニュース
NHK・いきいきワイド
12.6
とさ情報市・第2部
6.6
KUTV・イブニングKOCHI
6.2
KUTV・県民ニュース
14.9
NHK・ニュース845こうち
KSS
15.1
SUNSUNニュース&お天気
17.3
RKC・RKCニュース
10.1
KUTV・ニュース・天気予報
13.9
NHK・ニュース気象情報
NHK・おはよう四国
13.1
1.3
NHK・ニュース気象情報
NHK・こうち情報BOX
2.8
4.2
KUTV・ベストタイム
2.6
KUTV・KUTVニュース
8.3
RKC・高知新聞今日の夕刊
4.9
RKC・こうちNOW
11.2
RKC・550こうちNOW
KSS
14.6
SUNSUNスーパーニュース
NHK・いきいきワイド
13.5
とさ情報市・第2部
8.7
KUTV・イブニングKOCHI
9.5
KUTV・県民ニュース
9.2
NHK・ニュース845こうち
KSS
23.3
SUNSUNニュース&お天気
21.3
RKC・RKCニュース
12.0
KUTV・ニュース・天気予報
6.5
NHK・ニュース気象情報
2
0
性歳
視以
聴上
率男
4.6
0.5
1.2
1.3
0.5
5.1
2
0
性歳
視以
聴上
率女
6.4
1.3
0.7
1.5
3.0
9.1
2.4
3.0
1.8
4.0
6.3
9.0
7.3
3.0
3.4
4.4
9.0
3.6
4.2
4.7
5.9 13.4
4.7 13.4
表 4.22:イオン高知シネコン
No
タイトル
年月日
曜日
時間帯
07:30-08:15
10:00-10:05
11:30-12:00
11:30-13:00
15:50-15:55
15:50-15:55
7
シネコン建設を許可
高知市はシキボウに対し
て
シネマコンプレックス
建築許可
17:05-18:00
17:50-17:53
2003.12.5
月 17:54-18:55
18:10-19:00
18:19-18:50
18:19-19:00
18:50-18:55
20:45-21:00
20:54-21:00
21:54-22:00
22:55-23:00
07:30-08:15
10:00-10:05
11:30-12:00
11:30-13:00
15:50-15:55
15:50-15:55
8
高知市がシキボウに
建築許可書の手渡し
17:05-18:00
17:50-17:53
2003.12.10
水 17:54-18:55
18:10-19:00
18:19-18:50
18:19-19:00
20:45-21:00
20:54-21:00
21:54-22:00
22:55-23:00
37
番 平
報
組 均2
道
平 個0
局名・番組名
確
認 視均 人歳
済 聴世 視以
率聴上
率帯
NHK・おはよう四国
9.9
4.3
NHK・ニュース気象情報
3.5
NHK・こうち情報BOX
4.5
KUTV・ベストタイム
4.6
KUTV・KUTVニュース
7.2
RKC・高知新聞今日の夕刊
NHK・いきいきワイド
4.2
とさ情報市・第1部
6.9
RKC・550こうちNOW
KSS
12.8
SUNSUNスーパーニュース
NHK・いきいきワイド
11.1
とさ情報市・第2部
14.8
KUTV・イブニングKOCHI
11.6
RKC・こうちNOW
14.9
KUTV・県民ニュース
13.1
NHK・ニュース845こうち
KSS
13.5
SUNSUNニュース&お天気
18.2
KUTV・ニュース・天気予報
12.1
NHK・ニュース気象情報
NHK・おはよう四国
10.3
NHK・ニュース気象情報
4.3
1.7
NHK・こうち情報BOX
7.0
KUTV・ベストタイム
2.6
KUTV・KUTVニュース
8.5
RKC・高知新聞今日の夕刊
NHK・いきいきワイド
2.3
とさ情報市・第1部
12.6
RKC・550こうちNOW
KSS
13.5
SUNSUNスーパーニュース
NHK・いきいきワイド
9.2
とさ情報市・第2部
9.4
KUTV・イブニングKOCHI
16.3
RKC・こうちNOW
13.9
NHK・ニュース845こうち
KSS
12.6
SUNSUNニュース&お天気
9.2
KUTV・ニュース・天気予報
15.1
NHK・ニュース気象情報
2
0
性歳
視以
聴上
率男
2
0
性歳
視以
聴上
率女
表 4.23 土佐道路
No
タイトル
年月日
2003.8.26
(2003.9.2)
1
河ノ瀬交差点の
整備に関する説明会開催
2003.8.27
(2003.9.3)
2
3
潮江西部区画整理
3年間事業延長へ
2003.9.12
曜日
時間帯
局名・番組名
07:30-08:15
NHK・おはよう四国
10:00-10:05 NHK・ニュース気象情報
11:30-12:00
NHK・こうち情報BOX
11:30-13:00
KUTV・ベストタイム
15:50-15:55 KUTV・KUTVニュース
15:50-15:55 RKC・高知新聞今日の夕刊
NHK・いきいきワイド
17:05-18:00
とさ情報市・第1部
RKC・550こうちNOW
17:50-17:53
KSS
17:54-18:55
SUNSUNスーパーニュース
火
NHK・いきいきワイド
18:10-19:00
とさ情報市・第2部
18:19-18:50 KUTV・イブニングKOCHI
RKC・こうちNOW
18:19-19:00
KSS
18:55:19:00 SUNSUN高知インフォメー
20:45-21:00 NHK・ニュース845こうち
KSS
20:54-21:00
SUNSUNニュース&お天気
21:54-22:00 KUTV・ニュース・天気予報
22:55-23:00 NHK・ニュース気象情報
07:30-08:15
NHK・おはよう四国
10:00-10:05 NHK・ニュース気象情報
11:30-12:00
NHK・こうち情報BOX
11:30-13:00
KUTV・ベストタイム
15:50-15:55 KUTV・KUTVニュース
15:50-15:55 RKC・高知新聞今日の夕刊
NHK・いきいきワイド
17:05-18:00
とさ情報市・第1部
RKC・550こうちNOW
17:50-17:53
KSS
17:54-18:55
SUNSUNスーパーニュース
水
NHK・いきいきワイド
18:10-19:00
とさ情報市・第2部
18:19-18:50 KUTV・イブニングKOCHI
RKC・こうちNOW
18:19-19:00
18:50-18:55
KUTV・県民ニュース
20:45-21:00 NHK・ニュース845こうち
KSS
20:54-21:00
SUNSUNニュース&お天気
RKC・RKCニュース
21:54-21:57
21:54-22:00 KUTV・ニュース・天気予報
22:55-23:00 NHK・ニュース気象情報
07:30-08:15
NHK・おはよう四国
10:00-10:05 NHK・ニュース気象情報
11:30-12:00
NHK・こうち情報BOX
11:30-13:00
KUTV・ベストタイム
15:50-15:55 KUTV・KUTVニュース
15:50-15:55 RKC・高知新聞今日の夕刊
RKC・550こうちNOW
17:50-17:53
KSS
17:54-18:55
SUNSUNスーパーニュース
金
NHK・いきいきワイド
18:10-19:00
とさ情報市・第2部
18:19-18:50 KUTV・イブニングKOCHI
RKC・こうちNOW
18:19-19:00
18:50-18:55
KUTV・県民ニュース
20:45-21:00 NHK・ニュース845こうち
KSS
20:54-21:00
SUNSUNニュース&お天気
21:54-22:00 KUTV・ニュース・天気予報
22:55-23:00 NHK・ニュース気象情報
38
2
番 平
報
2
性0
組 均
道 視
0
視歳
平 個
確 聴 率 歳
聴以
均 人
認 率
以
率上
世 視
済
上
男
帯 聴
8.6
1.6
4.2
7.1
5.1
5.9
3.2
10.1
10.4
7.1
9.5
11.6
10.9
16.2
17.2
12.6
8.7
11.5
1.8
3.0
○ 9.7
6.2
11.9
2.2
11.4
11.9
8.9
8.9
14.9
10.5
18.0
18.1
23.1
10.7
11.4
15.3
3.6
5.9
7.7
9.5
10.4
8.9
13.7
20.4
7.4
13.2
10.4
15.9
19.8
13.2
11.4
2
性0
視歳
聴以
率上
女
表 4.24:高知自動車道(伊野IC∼須崎東IC)
No
1
2
3
タイトル
高知道・伊野―須崎東間
開通一ヶ月7000台/日
越 当初予
想を上回る
「道の開延隊」活用策検討
須崎市
お盆の高知道渋滞予測
年月日
2002.10.16
2003.2.14
2003.7.17
曜日
時間帯
局名・番組名
07:30-08:15
NHK・おはよう四国
10:00-10:05 NHK・ニュース気象情報
11:30-12:00
NHK・こうち情報BOX
11:30-13:00
KUTV・ベストタイム
15:50-15:55 KUTV・KUTVニュース
15:50-15:55 RKC・高知新聞今日の夕刊
NHK・いきいきワイド
17:05-18:00
とさ情報市・第1部
RKC・550こうちNOW
17:50-17:53
KSS
木 17:54-18:55 SUNSUNスーパーニュース
NHK・いきいきワイド
18:10-19:00
とさ情報市・第2部
18:19-18:50 KUTV・イブニングKOCHI
RKC・こうちNOW
18:19-19:00
RKC・こうちNOW
18:19-19:00
20:45-21:00 NHK・ニュース845こうち
KSS
20:54-21:00
SUNSUNニュース&お天気
21:54-22:00 KUTV・ニュース・天気予報
22:55-23:00 NHK・ニュース気象情報
07:30-08:15
NHK・おはよう四国
10:00-10:05 NHK・ニュース気象情報
11:30-12:00
NHK・こうち情報BOX
11:30-13:00
KUTV・ベストタイム
15:50-15:55 KUTV・KUTVニュース
15:50-15:55 RKC・高知新聞今日の夕刊
RKC・550こうちNOW
17:50-17:53
KSS
17:54-18:55
SUNSUNスーパーニュース
金
NHK・いきいきワイド
18:10-19:00
とさ情報市・第2部
18:19-18:50 KUTV・イブニングKOCHI
RKC・こうちNOW
18:19-19:00
18:50-18:55
KUTV・高知市だより
20:45-21:00 NHK・ニュース845こうち
KSS
20:54-21:00
SUNSUNニュース&お天気
21:54-22:00 KUTV・ニュース・天気予報
22:55-23:00 NHK・ニュース気象情報
07:30-08:15
NHK・おはよう四国
10:00-10:05 NHK・ニュース気象情報
11:30-12:00
NHK・こうち情報BOX
11:30-13:00
KUTV・ベストタイム
15:50-15:55 KUTV・KUTVニュース
15:50-15:55 RKC・高知新聞今日の夕刊
RKC・550こうちNOW
17:50-17:53
KSS
17:54-18:55
SUNSUNスーパーニュース
NHK・いきいきワイド
月 18:10-19:00
とさ情報市・第2部
18:19-18:50 KUTV・イブニングKOCHI
RKC・こうちNOW
18:19-19:00
18:50-18:55
KUTV・県民ニュース
KSS
18:55:19:00 SUNSUN高知インフォメー
20:45-21:00 NHK・ニュース845こうち
KSS
20:54-21:00
SUNSUNニュース&お天気
21:54-22:00 KUTV・ニュース・天気予報
22:55-23:00 NHK・ニュース気象情報
39
番 平
2
報
2
組 均
性0
道 視
0
平 個
視歳
確 聴 率 歳
均 人
聴以
認 率
以
世 視
率上
済
上
帯 聴
男
9.7
3.0
1.7
6.2
2.7
9.1
2.6
13.8
11.8
9.2
7.0
21.7
17.0
14.7
18.3
10.3
12.2
10.2
1.0
1.3
4.9
6.2
10.9
6.2
12.6
8.8
11.7
12.2
8.5
16.0
17.1
11.1
7.7
10.3
2.2
4.1
7.4
3.0
11.2
7.2
12.2
14.4
8.4
11.7
9.2
10.8
13.5
20.5
6.2
13.6
2
性0
視歳
聴以
率上
女
表 4.25:高知自動車道(伊野IC∼須崎東IC)
No
タイトル
年月日
4
国交省方針
窪川―佐賀は完全2車線
国道56号のバイパス自
動車 専用道で延伸
来年度都計決定目指す
2003.8.15
5
お盆の四国の交通状況
高知道36%増46万台
2003.8.18
(2003.8.11)
6
高知道・伊野―須崎東間
開通開通一年の交通量
一日6395台予想の1.5
倍
2003.9.12
曜日
時間帯
局名・番組名
番 平
2
報
2
組 均
性0
道 視
0
平 個
視歳
確 聴 率 歳
均 人
聴以
認 率
以
世 視
率上
済
上
帯 聴
男
12.6
07:30-08:15
NHK・おはよう四国
10:00-10:05 NHK・ニュース気象情報
3.3
11:30-13:00
KUTV・ベストタイム
5.9
15:50-15:55 KUTV・KUTVニュース
6.9
15:50-15:55 RKC・高知新聞今日の夕刊
6.3
RKC・550こうちNOW
5.6
17:50-17:53
KSS
17:54-18:55
10.8
SUNSUNスーパーニュース
NHK・いきいきワイド
金 18:10-19:00
6.5
とさ情報市・第2部
18:19-18:50 KUTV・イブニングKOCHI
11.2
RKC・こうちNOW
9.4
18:19-19:00
18:50-18:55
KUTV・県民ニュース
12.3
20:45-21:00 NHK・ニュース気象情報
12.3
KSS
20:54-21:00
15.8
SUNSUNニュース&お天気
21:54-22:00 KUTV・ニュース・天気予報
11.8
22:55-23:00 NHK・ニュース気象情報
11.9
11.6
07:30-08:15
NHK・おはよう四国
10:00-10:09 NHK・ニュース気象情報
6.5
11:30-13:00
KUTV・ベストタイム
6.5
15:50-15:55 KUTV・KUTVニュース
3.1
RKC・550こうちNOW
13.4
17:50-17:53
KSS
17:54-18:55
12.2
SUNSUNスーパーニュース
NHK・いきいきワイド
18:10-19:00
10.8
とさ情報市・第2部
月
18:19-18:50 KUTV・イブニングKOCHI
8.5
RKC・こうちNOW
14.8
18:19-19:00
18:50-18:55
県民ニュース
10.0
KSS
12.6
18:55:19:00
元気シティ高知
KSS
9.3
20:54-21:00
SUNSUNニュース&お天気
21:54-22:00 KUTV・ニュース・天気予報
13.9
22:55-23:00 NHK・ニュース気象情報
10.1
15.3
07:30-08:15
NHK・おはよう四国
10:00-10:05 NHK・ニュース気象情報
3.6
11:30-12:00
NHK・こうち情報BOX
5.9
11:30-13:00
KUTV・ベストタイム
7.7
15:50-15:55 KUTV・KUTVニュース
9.5
15:50-15:55 RKC・高知新聞今日の夕刊
10.4
RKC・550こうちNOW
8.9
17:50-17:53
KSS
17:54-18:55
13.7
SUNSUNスーパーニュース
金
NHK・いきいきワイド
18:10-19:00
20.4
とさ情報市・第2部
18:19-18:50 KUTV・イブニングKOCHI
7.4
RKC・こうちNOW
13.2
18:19-19:00
20:45-21:00 NHK・ニュース845こうち
15.9
KSS
20:54-21:00
19.8
SUNSUNニュース&お天気
21:54-22:00 KUTV・ニュース・天気予報
13.2
22:55-23:00 NHK・ニュース気象情報
11.4
40
2
性0
視歳
聴以
率上
女
表 4.26:高知自動車道(伊野IC∼須崎東IC)
No
7
8
9
タイトル
高知道の都計変更案縦覧
今日まで意見受付
四国横断自動車道
須崎新荘―窪川間整備
新直轄方式を選択
国交省に意見
完成2車線の自動車専用
道窪川―佐賀間にルート
案
年月日
2003.9.16
(2003.9.9)
2003.12.9
2003.12.12
曜日
時間帯
局名・番組名
07:30-08:15
NHK・おはよう四国
10:00-10:05 NHK・ニュース気象情報
11:30-12:00
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11:30-13:00
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15:50-15:55 KUTV・KUTVニュース
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17:50-17:53
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17:54-18:55
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NHK・いきいきワイド
火 18:10-19:00
とさ情報市・第2部
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RKC・こうちNOW
18:19-19:00
18:50-18:55
KUTV・高知市だより
KSS
18:55:19:00 SUNSUN高知インフォメー
20:45-21:00 NHK・ニュース845こうち
KSS
20:54-21:00
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07:30-08:15
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11:30-12:00
NHK・こうち情報BOX
11:30-13:00
KUTV・ベストタイム
15:50-15:55 KUTV・KUTVニュース
15:50-15:55 RKC・高知新聞今日の夕刊
NHK・いきいきワイド
17:05-18:00
とさ情報市・第1部
KSS
17:54-18:55
SUNSUNスーパーニュース
火
NHK・いきいきワイド
18:10-19:00
とさ情報市・第2部
18:19-18:50 KUTV・イブニングKOCHI
RKC・こうちNOW
18:19-19:00
18:50-18:55
KUTV・高知市だより
20:45-21:00 NHK・ニュース845こうち
KSS
20:54-21:00
SUNSUNニュース&お天気
21:54-22:00 KUTV・ニュース・天気予報
22:55-23:00 NHK・ニュース気象情報
07:30-08:15
NHK・おはよう四国
10:00-10:05 NHK・ニュース気象情報
11:30-12:00
NHK・こうち情報BOX
11:30-13:00
KUTV・ベストタイム
15:50-15:55 KUTV・KUTVニュース
15:50-15:55 RKC・高知新聞今日の夕刊
NHK・いきいきワイド
17:05-18:00
とさ情報市・第1部
RKC・550こうちNOW
17:50-17:53
KSS
金 17:54-18:55 SUNSUNスーパーニュース
NHK・いきいきワイド
18:10-19:00
とさ情報市・第2部
18:19-18:50 KUTV・イブニングKOCHI
RKC・こうちNOW
18:19-19:00
20:45-21:00 NHK・ニュース845こうち
KSS
20:54-21:00
SUNSUNニュース&お天気
18:50-18:55
KUTV・県民ニュース
21:54-22:00 KUTV・ニュース・天気予報
22:55-23:00 NHK・ニュース気象情報
41
2
番 平
報
2
性0
組 均
道 視
0
視歳
平 個
確 聴 率 歳
聴以
均 人
認 率
以
率上
世 視
済
上
男
帯 聴
12.7
2.5
3.3
8.0
4.8
9.3
5.2
11.6
14.8
7.8
11.7
8.3
8.7
19.4
14.0
7.2
10.9
7.7
1.9
2.2
5.7
9.4
9.6
5.2
16.6
11.8
11.4
11.8
7.1
23.5
10.6
11.2
12.8
10.2
1.3
3.4
4.6
3.3
9.0
3.1
6.1
14.5
10.8
13.8
11.7
10.9
16.3
12.2
20.0
9.5
2
性0
視歳
聴以
率上
女
4−3−3 広報誌(高知県広報誌・さんSUNこうちの場合)
地域政策情報として毎年、時事通信社がアンケート調査により試算している。
・調査設計
調査地域:高知県(安芸地域、中央地域、高幡地域、幡多地域)
調査対象:満 20 歳以上の男女個人
標本数:1400 人
抽出方法:層化二段無作為抽出法
調査方法:郵送方法
実施機関:6 月
有効回収数:約50%(半数程度)
(1)広報活動に対する接触度
2003 年度
無回答 3%
県の広報誌については、「よく読む」35%、「と
きどき読む」52%と合わせると、「読む」層が合計
ほとんど
読まない 10% で 9 割近くを占めている。性別で見ると、「読む」
よく読む
35%
層は女性が男性を上回っており、年代別で見る
と、40 代以上の高年層で 9 割近くに及び、最も
少ない 20 代でも 7 割を占める。60 代以上では
ときどき読む
52%
「よく読む」も 4 割を超えている。
図4.11:県の広報誌の閲読 (2003年度)
無回答 3%
県提供のテレビ番組については、「よく
ほとんど
見ない
17%
見る」27%、「ときどき見る」54%と合わせると
よく見る
27%
「見る」層が合計で 8 割を占めている。性別で
見ると、「見る」層は女性が大幅に上回ってい
る。年代別で見ると、「見る」層は年齢に比例
して上がっている。20 代で 6 割強から、徐々に
ときどき読む
53%
上がり、60 代以上で 8 割半ばに達する。
図4.12:県提供のテレビ番組の視聴
(2003年度)
42
第5章 情報伝達活動の計画に関する意識調査とその考察
5−1 アンケート調査概要
本調査はモニターを使ったオンライン調査で行われた。この方法には、迅速性と簡便性という
長所があるが、その一方で、インターネット利用者が性別、年齢(30代を中心とした若年層)など
の面で偏りがある点に注意する必要がある。しかしこの偏りはモニター調査であることにより、かな
り修正されている。高知県内でオンライン調査に登録している被験者の中から、高知市を中心に
男女比、年齢比に偏りが出ないように割り付けを行った。調査実施方法は以下の手順である(参
照:図 5.1)。
図 5.1:NTT ナビスペース「WEB アンケート」を用いたオンラインパネル調査の実施方法
5−1−1 調査目的
本調査は、社会基盤整備計画 PI のための情報伝達活動の効率的な導入のために実態を探る
ため、その基礎資料を得るために行われた。また、現在の高知県における情報伝達活動に対す
る、住民の意識や行動を明らかにするために行われた。
(なお、本調査のインターネットパネル画面は付録に添付。参照:付録 1∼9)
5−1−2 調査設計
広告調査分類基準(日本新聞協会方式)に基づきアンケート調査表を作成した。調査票には
読者特性関連、新聞接触関連に関しての質問を設計した。
① 対象地域:高知県:高知市を中心に、居住地、男女、年齢について割り付けを行い(参照:表
5.1)、男女 60,70 代の層が高知市のみでは不足するため、周辺の市町村にも配布を実施した。
他の市町村は、南国市、土佐市、中村市、宿毛市、野市町、伊野町などである。
② 調査方法:WEB アンケート「NTT ナビスペース」を利用したオンライン調査
③ 調査対象者:高知県に居住する「NTT ナビスペース」会員
パネルのサンプル属性は以下である(参照:表 5.1)。
43
表 5.1:「NTT ナビスペース」の高知県のサンプル総計
データの個数
性別
女性
男性
エそ
リの
ア他
年齢
0歳∼9歳
10歳∼14歳
15歳∼19歳
20歳∼24歳
25歳∼29歳
30歳∼34歳
35歳∼39歳
40歳∼44歳
45歳∼49歳
50歳∼54歳
55歳∼59歳
60歳∼64歳
65歳∼69歳
70歳∼79歳
90歳∼
女性 計
0歳∼9歳
10歳∼14歳
15歳∼19歳
20歳∼24歳
25歳∼29歳
30歳∼34歳
35歳∼39歳
40歳∼44歳
45歳∼49歳
50歳∼54歳
55歳∼59歳
60歳∼64歳
65歳∼69歳
70歳∼79歳
80歳∼89歳
90歳∼
男性 計
総計
3
11
30
63
74
68
28
16
12
1
1
307
1
3
10
20
53
71
77
73
54
29
23
2
3
3
422
729
安
芸
市
伊
野
町
高
知
市
2
2
1
7
8
6
2
1
6
3
8
3
1
24
1
2
2
8
2
4
4
山土
田佐
町
2
5
5
7
8
3
2
1
24
32
2
5
5
8
2
1
1
1
11
2
4
6
4
6
3
1
1
2
7
2
7
10
7
7
2
1
2
1
31
55
49
75
811
1428
24
48
1
南
国
市
未
入
力
1
4
8
17
17
12
6
3
4
1
617
1
3
26
50
102
164
135
128
91
60
23
10
12
6
2
2
4
5
6
4
4
2
26
1
3
25
72
139
140
107
60
36
20
10
2
1
1
住所
春
野
町
73
2
3
9
17
22
14
12
7
9
4
1
1
1
38
70
101
174
18
34
51
70
54
44
23
17
9
2
6
5
1
334
1
11
32
32
55
53
48
58
43
32
17
12
3
1
1
1
400
734
総
計
1
28
80
170
315
305
257
129
74
46
13
10
6
2
1
1437
3
19
75
128
245
326
301
291
213
143
69
27
20
14
1
1
1876
3313
本調査では、居住地は高知市を中心に、男女比、年齢比の割り付けを以下のようにし、調査を
実施した(参照:表 5.2)。
表 5.2:本調査のサンプル回収状況
10代
20代
30代
40代
50代
60代
70代
総計
回収目標数
回収数
男性目標 女性目標 男女目標計 男性回収 女性回収 男女回収計
4
3
7
3
8
11
11
12
23
13
14
27
11
11
22
13
13
26
11
11
22
13
13
26
11
6
17
13
8
21
5
2
7
14
0
14
1
1
2
2
0
2
54
46
100
71
56
127
44
④ 調査対象数:回収目標 100 サンプル、有効回答数 137 サンプル
⑤ 調査期間:平成 16 年 1 月 7 日(水)∼8 日(木)
⑥ 調査内容
1.属性
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・問 1・2・3・4
2.新聞との接触状況
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・問 5・6・7・8・9
3.「イオン高知・シネコン」記事に関して
・・・・・・・・・・・・・問 10・11・12・13・14・15・16
4.「四国横断自動車道」記事に関して
・・・・・・・・・・・・・問 17・18・19・20・21・22・23
5.あかるいまち11月号「土佐橋地区」記事に関して
・・・・・・・・・・・・・問 24・25・26・27・28・29・30
6.記事接触後の行動
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・問 31
7.テレビ、自治体広報誌、タウン情報誌の接触状況
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・問 32・33
8.情報伝達媒体のイメージ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・問 34
⑦ 集計にあたって
集計は、回答者数を 100%として算出し、小数点第 2 位を四捨五入している。このため、回答率
の合計が、単数回答設問でも 100%にならない場合がある。
5−2 アンケート調査の基礎集計
本アンケート調査は、事前に登録をしている被験者を対象にオンライン調査により実施したた
め、被験者は、性別、年代ともに事前に抽出して実施したため、性別、年齢に関しては均衡に分
散してサンプルを取得している。また、地域に関しては、本アンケート調査に「高知市広報・あかる
いまち」に関する設問を設定したため、被験者は高知市を中心に抽出した。よって、回答者は高
知市に集中している。
問 1.性別をお答えください。
問 2.年齢をお答えください。
70歳以上
3(2.2%) 11(8%)
16(11.7%)
女性
男性
62(45%)
75(55&)
75(55%)
60代
26(19%)
18歳∼
19歳
29(21.1%)
20代
50代
40代
30代
26(19%)
n=137
26(19%)
図 5.2.1:性別
n=137
図 5.2.2:年齢
45
問 3.職業をお答えください。
5(3%)
16(12%)
16(12%)
60(44%)
14(10%)
14
12
(10%) (9%)
常勤
n=137
パート・バイ ト
専業主婦(夫)
自営業
無職
学生
その他
図 5.2.3:職業
問 4.住所はどちらですか。
表 5.2.1:住所
土 佐市
中村 市
宿毛市
土佐山田町
野市町
伊野町
その他
19(14%)
南 国市
高知市
それ以外
3
1
2
1
3
1
6
2
高知市内
118(86%)
118
86.1 2.2 0.7 1.5 0.7 2.2 0.7 4.4 1.5
n=137
図 5.2.4:住所別分布
問 5.あなたはふだん、新聞をどのくらいの時間お読みになっていますか?
5分未満
1時間30分以上 全く読まない 13(9.5%)
3(2.2%)
18(13%)
1時間∼1時間30分未満
4(2.9%)
5分∼10分未満
50分∼1時間未満
21(15.3%)
8(5.8%)
40分∼50分未満
3(2.2%)
10分∼20分未満
30分∼40分未満
22(16.1%)
21(15.3%)
20分∼30分未満
24(17.5%)
図 5.2.5:新聞の閲読時間
46
n=137
新聞を読む時間は、40 分未満と回答した者が 73.7%であった。これは読むことに費やせる時
間の上限が 40 分であるか、その程度の時間で読み終えることが可能な内容だと推測できる。
さらに、全国の新聞の朝刊閲読率は、平日で平均 26 分となっている。また、男性の閲読時間は、
朝・夕刊とも女性より長い傾向が見られる(日本新聞協会「2001 年全国メディア接触・評価調査」
報告書より)。この結果と同様に、高知県でも全体の平均時間は 26 分で本調査でも公称データと
等しい値が得られ、男性の方が新聞接触時間は女性よりもやや長くなっている。また、高知県でも
全国同様、若年層に行くほど、閲読時間は短くなってきている。全国と比較すると、高知県では 60
歳代の新聞閲読時間が 55 分と長い。これは、本調査の被験者が比較的、新聞閲読時間の長く、
20 分未満は一人も居なかった事から、閲読時間が長くなったと考えられる(なお、全国調査では、
対象が 60 歳までとしているため、70 歳以上のデータはない)。
表 5.2.2:全国及び高知県の新聞平均閲読時間
全国
全体
性別
年代別
平均時間(分)
高知県
総数(n)
26.02
137
26
総数(n)
3593
男性
女性
27.3
24.6
1774
1819
30.13
21.05
75
62
∼19歳
20歳代
30歳代
40歳代
50歳代
60歳代
70歳∼
12.7
17.6
21.6
25.7
30.7
37.1
272
534
669
685
807
626
11.36
15.52
18.08
28.85
29.62
55.63
36.67
11
29
26
26
26
16
3
問 6.あなたが1番目によく読む新聞を以下から選択してください。
n=119
n=137
高知新聞
100(84.1%)
朝日新聞
6(5%)
読売新聞
3(2.5%)
毎日新聞
3(2.5%)
日本経済新聞
3(2.5%)
その他
4(3.4%)
0
20
40
60
80
100
(%)
図 5.2.6:1 番よく読む新聞
高知新聞が 84.1%の占有率を示している。これは、高知新聞のシェアが 71.68%であることの
裏づけであるといえる。また高知県内では、ほとんどの県民が、高知新聞により地域の情報はほ
ぼ伝達されていると意識しているといえる。
47
問 7.あなたが2番目によく読む新聞を以下から選択してください。
n=119
10(8.4%)
高知新聞
8(6.7%)
朝日新聞
読売新聞
3(2.5%)
毎日新聞
6(5%)
19(16%)
日経新聞
13(10.9%)
その他
2番目に
読む新聞は
ない
60
(50.4%)
0
10
20
30
40
50
60
(%)
図 5.2.7:2 番目によく読む新聞
「2番目はない」を選んだサンプルは、50.4%である。複数の新聞を読むことから得られる多様
な情報を必要としない風土、社会情勢の表れであると推測できる。
次のグラフは問 6,7 の 1 番目、2 番目によく読む新聞の総計である(参照:図 5.2.8)。
100
高知新聞
朝日新聞
8
読売新聞
3
6
毎日新聞
6
3
3
3
19
日経新聞
4
13
その他
10
2番目はない
60
0
20
40
60
1番目
2番目
80
100
120
(サンプル)
n=119
図 5.2.8:1 番目、2 番目によく読む新聞の総計
高知県の上位 3 紙の朝刊販売部数(日本 ABC 協会「新聞発行レポート半期・普及率(2002、1
∼6 月平均)」)では、高知新聞が販売部数 233,239 部、普及率 68.96%で一位。2 位が朝日新聞
で販売部数が 13,234 部、普及率が 3.91%、3 位が読売新聞で販売部数が 12,723 部、普及率は
3.76%、以下、日本経済新聞、毎日新聞と続く。本調査でも、高知新聞を 1 番目によく読む人は
被験者の 73%となっており、高知新聞による情報の到達率は高いといえる。
48
問 8.あなたはふだん、1 番目によく読む新聞(問 6 でお答えの新聞)をどの程度お読みになってい
ますか?(参照:図 5.2.9)
問 9.あなたはふだん、2 番目によく読む新聞(問 7 でお答えの新聞)をどの程度お読みになってい
ますか?(参照:図 5.2.9)
1番目
n=119
12
27(22.7%)(10.1%)
77(64.7%)
2番目
n=59
16(27.1%)
0
20
14(23.7%)
40
毎日読む
5
23(39%)
60
1
(8.5%) (1.7%)
80
ほとんど毎日 読んでいる
ほとんど読んで いない
3
(2.5%)
100
たまに読んで いる
まったく読んで いない
図 5.2.9:新聞接触頻度
1番目によく読む新聞に関しては、毎日およびほぼ毎日読んでいると答えた者の割合は 87.4%
である。
2番目によく読む新聞は、「たまに読む」の割合が、全体の 39%占めている。これは、自宅での
購読ではなく、自宅以外(職場、外食先)の場で、新聞に接触する機会があると考えられる。
49
問 10.あなたは平成 15 年 12 月 6 日の高知新聞の朝刊、または朝日新聞の朝刊をお読みになり
ましたか?(参照:図 5.2.10)
問 11.あなたは平成 15 年 12 月 6 日の高知新聞(朝刊/32 頁/社会面 2)もしくは朝日新聞(大
阪地方版/高知/29 頁/高知版)のシネコンに関する記事をお読みになりましたか?(記事内
容:シネコンに建築許可。来年にはオープン)。(参照:図 5.2.10)
1. 読んだ 2.読んでない
平成15年12月6日の
朝日新聞の朝刊を読んだ
3(2.2%)
平成15年12月6日の
高知新聞の朝刊を読んだ
新聞接触
(n=137)
どちらも
読んでいない
39(28.5%)
87(63.5%)
平成15年12月6日の
高知新聞もしくは朝日新聞の
シネコンに関する記事を読んだ
記事閲読
(n=98)
平成15年12月6日の
高知新聞、朝日新聞の朝刊を
両方読んだ
8(5.8%)
読んでない
18(18.4%)
80(81.6%)
0
20
40
60
80
100
図 5.2.10:シネコン記事に関する新聞接触、記事閲読
81.6%の人が、シネコンに関する記事を読んでいた。これは記事の内容と共に、紙面に大きく
掲載されていたことによる効果が挙げられる。
50
問 12.あなたは平成 15 年 12 月 6 日の高知新聞もしくは朝日新聞のシネコンに関する記事をどの
程度お読みになりましたか?(参照:図 5.2.11)
1.詳しく読んだ 2.ざっと読んだ
問 13.平成 15 年 12 月 6 日のシネコン記事をご覧になる前に「イオン高知・シネマコンプレックス
(通称:シネコン・複合型映画館)建設」のことをご存知でしたか?(参照:図 5.2.11)
1.知っていた 2.知らない
問 14.平成 15 年 12 月 6 日のイオン高知・シネコン建設記事にある「建築許可」のことが理解でき
ましたか?(参照:図 5.2.11)
1.理解できた 2.理解できない
問 15.平成 15 年 12 月 6 日のイオン高知・シネコン建設記事にある「シネコン建設」に興味・関心
がありますか?(参照:図 5.2.11)
1.興味・関心がある 2.興味・関心はない
精読
27(33.8%)
53(66.3%)
認知度
79(98.8%)
1(1.3%)
理解度
73(91.3%)
7(8.8%)
興味・関心
69(36.3%)
11(13.8%)
0
20
40
60
80
100
(%)
はい
いいえ
n=80
図 5.2.11:シネコン記事に関する精読率、認知度、理解度、興味・関心
・精
読:精読率に関しては、「ざっと読んだ」の割合が 66.3%であった。本記事はこれまでの
シネコン問題の終着である建設許可が下りたことを報じている。結果、その事実のみ
を確認しただけで、記事の精読にはつながらなかったのではないかと考えられる。
・認 知 度:既に認知していた割合が 98.8%である。これまでの経緯から、媒体に取り上げられた
機械も多く、このような施設に対する認知は高いといえる。
・理 解 度:「理解できた」の項目が 91.3%である。これまでのシネコン問題の背景(2001 年
8 月頃からシネコン問題が話題となる)を市民はよく理解していたと言える。
・興味・関心:映画愛好者でない高知県民も、高知の経済、及び高知の変革に興味を示している
結果だと考えられる。
51
問 16.平成 15 年 12 月 6 日のイオン高知・シネコン建設記事についてどのような感想を持ちました
か?(複数回答可)
5(6.3%)
2(2.5%)
4(5%)
33(41.3%)
35(43.8%)
15
(18.8%)
n=84(MA)
分かりやすい
面白い
詳しく知りたい
分かりにくい
面白くない
関心がない
図 5.2.12:シネコン記事に対する感想
肯定的な意見が 89%を占めた。それだけ読者を引きつける内容であったと言える。
問 17.あなたは平成 15 年 12 月 26 日の高知新聞の朝刊をお読みになりましたか?(参照:図
5.2.13)
1.読んだ 2.読んでない
問 18.あなたは平成 15 年 12 月 26 日の高知新聞の須崎新荘∼窪川間新直轄一次選定橋本知
事「うれしい知らせ」早い整備期待(朝刊/2 頁/2 面)の記事をお読みになりましたか?
(参照:図 5.2.13)
1.読んだ 2.読んでない
平成15年12月26日の
高知新聞の朝刊
新聞接触
(n=137)
42(30.7%)
95(69.3%)
平成15年12月26日の高知新聞の
四国横断自動車道の記事
記事閲読
(n=95)
31(32.6%)
64(67.4%)
0
20
40
60
80
100
読んでない
読んだ
図 5.2.13:四国横断自動車道に関する新聞接触、記事閲読について
52
(%)
前出のシネコン記事に比べると(参照:図 5.2.10)、新聞接触は低い。記事閲覧もシネコン記事
と比較すると、約15%下がる。身近な問題でかつ話題性のある報道に比べると、道路事業や行
政計画に対する関心は薄いと思われる。しかし、読んだ人のうち、「四国横断自動車道」の記事に
関して思っていたよりも多くの人が目を通していることが分かった。シネコン記事よりは低いが、
67.4%の閲読率は決して全体的に関心が低いとはいえない。
問 19.あなたは平成 15 年 12 月 26 日の高知新聞の須崎新荘∼窪川間新直轄一次選定(朝刊/
2 頁/2 面)の記事をどの程度お読みになりましたか?(参照:図 5.2.14)
1.詳しく読んだ 2.ざっと読んだ
問 20.平成 15 年 12 月 26 日の高知新聞の須崎新荘∼窪川間新直轄一次選定(朝刊/2 頁/2
面)の記事をご覧になる前に四国横断自動車道・須崎新荘∼窪川間の整備についてご存知でし
たか?(参照:図 5.2.14)
1.知っていた 2.知らない
問 21.平成 15 年 12 月 26 日の高知新聞の須崎新荘∼窪川間新直轄一次選定(朝刊/2 頁/2
面)の記事にある「新直轄方式」のことが理解できましたか?(参照:図 5.2.14)
1.理解できた 2.理解できない
問 22.平成 15 年 12 月 26 日の高知新聞の須崎新荘∼窪川間新直轄一次選定(朝刊/2 頁/2
面)の記事にある「四国横断自動車道」に興味・関心がありますか?(参照:図 5.2.14)
1.興味・関心がある 2.興味・関心はない
精読
27(42.2%)
認知度
52(81.3%)
12(18.8%)
理解度
54(84.4%)
10(15.6%)
興味・関心
50(78.1%)
0
20
はい
37(57.8%)
14(21.9%)
40
60
いいえ
80
100 (%)
n=64
図 5.2.14:四国横断自動車道記事に関する精読率、認知度、理解度、興味・関心
53
・精
読:現在、多くの人が関心を抱いている高速道路関連の話題であるから、普段は道路
事業に関心がない人も読んだのではないかと考えられる。
・認 知 度:これまでにも本事業に関する報道があり、今後の高知県の重要な基幹道路となる
ため、認知している人が多かったと考えられる。
・理 解 度:記事を充分に読めば理解できたと考えられるが、理解度の深浅までをうかがう事は
できなかった。しかし、84.4%が「理解できた」と答えていたため、本事業における「新
直轄方式」の仕組みまで理解しているか把握できない。
・興味・関心:地元の一大プロジェクトであるから、この数値になったと推察した。
問 23.平成 15 年 12 月 26 日の高知新聞の須崎新荘∼窪川間新直轄一次選定(朝刊/2 頁/2
面)の記事についてどのような感想を持ちましたか?(複数回答可)
5(7.8%)
2(3.1%)
8(12.5%)
23(35.9%)
25(39.1%)
7
(10.9%)
n=74(MA)
分かりやすい
面白い
詳しく知りたい
分かりにくい
面白くない
関心がない
図 5.2.15:四国横断自動車道記事に対する感想
肯定的な意見が全体の 4 分の 3 を超えた。高知県の道路事情がもたらした結果だと思われる。
また、詳しく知りたいという意見が 4 割近くあり、これからもより詳細な情報提供がなされることが望
まれている。
54
問 24.あなたは 2003 年 11 月号の高知市の広報誌「あかるいまち」をお読みになりましたか?
(参照:図 5.2.16)
1. 読んだ 2.読んでない
問 25.あなたは 2003 年 11 月号の高知市の広報誌「あかるいまち」の「土佐橋地区ににぎわいを」
の記事をお読みになりましたか?(参照:図 5.2.16)
1.読んだ 2.読んでない
2003年11月号の高知市の
広報誌接触 広報誌「あかるいまち」
(n=137)
67(48.9%)
記事閲読
(n=95)
70(51.1%)
2003年11月号の高知市の
広報誌「あかるいまち」の
土佐橋地区の記事
28(41.8%)
39(58.2%)
0
20
40
読んだ
60
80
読んでない
100
(%)
図 5.2.16:高知市広報誌「あかるいまち」閲読
「読んだ」と「読んでない」が、ほぼ同じ結果であった。高知市の現況を伝える広報紙の存在をよ
り広報すべきだと考えられる。また、「読んだ」と答えた人のうち「土佐橋地区」の記事を読んだ人
は 6 割に留まり、特集であるにもかかわらず、関心が薄いことが伺えた。 記事の構成は非常に工
夫されていたと思うが、触れている人が少ない。
自分に関連のある情報にのみ選択して触れる傾向がある広報誌などでは、記事にどのように話
題性を持たせるか、どのタイミングで情報伝達を行うかを工夫する必要があると思われる。
55
問 26.あなたは 2003 年 11 月号の高知市の広報誌「あかるいまち」の「土佐橋地区ににぎわいを」
の記事をどの程度お読みになりましたか?(参照:図 5.2.17)
1.詳しく読んだ 2.ざっと読んだ
問 27.2003 年 11 月号の高知市の広報誌「あかるいまち」の「土佐橋地区ににぎわいを」の記事を
ご覧になる前に「土佐橋の高架遊歩道事業」をご存知でしたか?(参照:図 5.2.17)
1.知っていた 2.知らない
問 28.2003 年 11 月号の高知市の広報誌「あかるいまち」の「土佐橋地区ににぎわいを」の 「土佐
橋高架遊歩道」のことが理解できましたか?(参照:図 5.2.17)
1.理解できた 2.理解できない
問 29.2003 年 11 月号の高知市の広報誌「あかるいまち」の「土佐橋地区ににぎわいを」の「高架遊
歩道」に興味・関心がありますか?(参照:図 5.2.17)
1.興味・関心がある 2.興味・関心はない
精読
7
(17.9%)
32(82.1%)
認知度
34(87.2%)
15(12.8%)
理解度
32(82.1%)
7(17.9%)
興味・関心 27(69.2%)
0
20
はい
12(30.8%)
40
60
80
いいえ
100 (%)
n=39
図 5.2.17:土佐橋地区記事に関する精読率、認知度、理解度、興味・関心
・精
読:じっくり読んだ人はわずか 7 人で、読んだにもかかわらず。
・認 知 度:行政側と地元住民との地権問題があり新聞でのシリーズ掲載により大々的に報じられ
た経緯があるため、この認知度になったと考えられる。
・理 解 度:理解の度合いが不明である。よって、高知市の広報はこの数値にとらわれずに、広報
努力を続ける必要がある。
・興味・関心 :高知市の面積から考えれば狭い地域だが、街並みを大幅に変える事業なので、
興味、関心を引いているのだと思われる。
56
問 30.2003 年 11 月号の高知市の広報誌「あかるいまち」の「土佐橋地区ににぎわいを」の記事に
ついてどのような感想を持ちましたか?(複数回答可)
5
(11.4%)
10(22.7%)
8(18.9%)
7(9%)
5(11.4%)
12(27.3%)
n=44(MA)
分かりやすい
面白い
もっと詳しく知りたい
分かりにくい
面白くない
関心がない
図 5.2.18:土佐橋地区に対する感想
「もっと詳しく知りたい」の割合が 28%である。市民の理解を得るためにも、様々なメディアを駆
使して、理解させる必要性があるだろう。
問 31.問 17 で挙げた『高知新聞の国道 56 号バイパス「窪川佐賀線」に関する記事』や、問 24 で
挙げた『高知市の広報誌「あかるいまち」の「土佐橋地区ににぎわいを」の記事』のような、道路事
業に関する新聞記事・広報誌をご覧になった後の行動について、以下の項目をお答えください。
・記事内容について家族や友人と話をした
1.はい
2.いいえ
・記事内容について問い合わせをした
1.はい
2.いいえ
話題にした
35(47.9%)
38(52.1%)
問い合わせを
した
72(98.6%)
1(1.4%)
0
20
40
はい
60
いいえ
80
100
(%)
n=73
図 5.2.19:接触後の行動について
道路計画や事業も人々の話題になっていることが分かった。しかし、報道内容に関心を示し、家
族で話すことはあっても、問い合わせをするという積極的な行動に出でる人は少ない。これは、関
心が薄いこともあると思うが、質問をする、報道内容が正確かを確かめるといような体制が出来て
ないこともこのような結果になったと考えられる。
57
ここからはテレビや自治体広報誌,タウン情報誌などを,どれくらい見たり読んだりしているのか
お聞かせください。
(1)テレビ
問 32.各テレビ局の夕方のニュース番組をどれくらいの頻度で見ているか,以下のそれぞれにつ
いて選択肢の中から1つずつお選びください。
13(9.5%)
KSS フジテレビ系列
さんさんテレビ
35(25.5%) 32(23.4%)
「さんさんスーパーニュース」
KUTV TBS系列
テレビ高知
「イブニング高知」
5(3.6%)
RKC 日本テレビ系列
高知放送
8(5.8%)
「こうちNOW」
NHK総合テレビ
高知放送局
「とさ情報市」
22
(16.1%)
48(35%)
62(45.3%)
18
(13.1%) 41(29.9%)
69(50.4%)
22
(16.1%)
0
57(41.6%)
20
98(71.5%)
40
60
80
100
(%)
9(6.6%) 8(5.8%)
毎日
週3,4日
週1,2日
ほとんど見ない
n=137
図 5.2.20:テレビのニュース番組の視聴頻度
前出(4 章 4-2-3)の高知県のテレビ媒体の公称データ(局別・ニュース番組別の視聴率)では、
この各テレビ番組の視聴率はRKC「こうちNOW」、NHK「とさ情報市」、さんさんテレビ「さんさん
スーパーニュース」の順に高かった。多少、放送時間帯にズレはあるものの、同時間帯に視聴可
能なニュース番組の好評度は視聴率から伺える。本調査結果が、視聴率データと違ったのは、設
問設計の放送局や番組の順、頻度選択の順に考慮が足りなかったことも考えられる。
クロス集計結果から、各番組の視聴選択に性別や年齢が帰属しないことが分かった。
58
(2)自治体広報誌・タウン情報誌
問 33.各自治体広報誌・タウン情報誌をどれくらいの頻度でお読みになっているか,以下のそれ
ぞれについて選択肢の中から1つずつお選びください。
高知県広報誌
「さんSUNこうち」
30
24
33(24.1%)
(21.9%)
(17.5%)
高知市広報誌
「あかるいまち」
50(36.5%)
27
33(24.1% 35(25.5%) (19.7%) 42(30.7%)
)
テレビガイド・タウン誌
「タウン情報こうち」
12 40(29.2%)
(8.8%)
70(51.1%)
15(10.9%)
一般タウン誌
「ほっとこうち」
35(25.5%)
0
20
40
84(61.3%)
60
80
100
9(6.6%) 9(6.6%)
(%)
毎号
だいたい目を通す
たまに目を通す
ほとんど見ない
n=137
図 5.2.21:自治体広報およびタウン情報誌の接触頻度
前出(参照:4章4−3−3 広報誌)の時事通信社が調査している高知県広報誌「さんSUNこう
ち」の接触度と比較すると大きな違いが見られる。
クロス集計結果より、県の広報誌「さんSUNこうち」は比較的、40 代、50 代の人の接触頻度が
多かった。また県・市の両広報誌とも、男性よりも女性のほうがやや接触頻度が多い。市の広報誌
は、年齢による接触頻度のばらつきは少ない。学生に関しては「タウン情報こうち」よりも「ほっとこ
うち」の方がやや接触頻度が多い。しかし、全体的には「タウン情報こうち」が接触している人が多
いことが分かった。これは「タウン情報こうち」が、ケーブルテレビに加入している世帯に月末に1
部定期的に送付しているからである。よって、内容の如何を問わず購入せずに読んでいる人がい
ると考えられる。比較すると、一般誌よりも広報誌のほうが、到達している人が多い。これも上記と
同じ理由が考えられる。
なお、あかるいまちは回答対象者を、居住地が「高知市」と限定せずに設問した。これは、住居
は高知市外であっても、週末に市内の自宅に帰宅して広報誌に触れる機会があることを考慮した
ためである。実際、回答には高知市外でも「あかるいまち」を毎号読んでいる人が 2 サンプル存在
し、反映されている。
59
■マスコミや情報発信源のイメージ
問 34.以下の項目それぞれについて、あてはまると思われるマスコミや情報発信源(媒体)をいく
つでも選択してください。
表 5.2.3:マスコミや情報発信源のイメージの単純集計
朝日新聞
読売新聞
毎日新聞
日経新聞
自治体広報紙
市販のタウン誌
53
54
64
41
74
46
27
43
36
16
23
69
35
26
26
44
63
70
27 101
23 65
25 72
26 63
25 66
19 41
6
8
11 36
20 56
4 53
16 45
19 50
2 62
6 29
11 52
25
9
23 45
18 19
2
8
6
14
35
26
6
14
22
15
13
9
9
3
5
1
2
0
2
4
5
11
31
16
6
12
18
13
9
5
5
4
5
0
1
1
1
2
4
7
26
12
4
11
16
12
9
3
4
3
2
2
4
1
1
9
14
22
28
21
6
15
30
13
10
4
12
2
24
0
2
2
52
27
18
44
26
8
4
4
34
22
20
11
24
11
12
24
13
6
44 29
22 34
16 78
7 17
9 43
5 51
47 76
10 95
4 17
8 88
1 16
7 37
10 46
14 111
8 89
6 92
17 67
22 94
/
K
H
N
/
本アンケート調査結果(問.34)は、第 6 章情報伝達媒体のポジショニングで分析を行う。
60
インターネット
高知新聞
44
57
54
91
95
61
5
28
91
15
93
70
41
24
28
29
37
27
ラジオ
①地域や地元のことがよくわかる
②記憶に残る
③情報源として欠かせない
④情報内容が信頼できる
⑤社会に対する影響力がある
⑥幅広くとらえている
⑦いかがわしい
⑧情報量が多い
⑨情報を信頼できる
⑩再確認が出来る
⑪公平・正確
⑫わかりやすい
⑬注意してみることが多い
⑭情報収集が簡単
⑮仕事に役に立つ
⑯コストが安い
⑰親しみやすい
⑱楽しい
テレビ 民放
テレビ
イメージ/メディア媒体
第 6 章 情報伝達活動の評価のための比較分析
本研究では、情報伝達に対する評価を行う1つの方法としてWEB調査を用いることとした。そし
て、その調査結果を既存の算出方式を用いて試算、評価を行った。これは既存の情報伝達の評
価では、情報伝達の速報性を重視するため、その点が有利であるWEBアンケート調査を対象と
した。なお、算出には以下の国勢調査の人口と世帯数を用いて試算を行った(参照:表 6−①、6
−②)。
表 6−①:高知県の性別・年齢別の人口
平成12年
国勢調査
性別
20∼34歳
35∼49歳
50歳以上
合計
高知県
男性
女性
67,766
74,388
160,340
302,494
654,904
69,756
76,736
205,918
352,410
表 6−②:高知県及び高知市の人口・世帯数
高知県
813,949
321,140
平成12年
人口
世帯
高知市
330,654
139,997
(出典)高知県統計課 HP「見てみいや高知の統計」
6−1 公称データと調査データの比較分析結果
表 6.1:情報伝達媒体ごとの情報到達人数(新聞)および計算方法
媒体種
別
項目
高知新聞
朝日新聞
新聞
読売新聞
毎日新聞
日経新聞
調査 接触率
部数
データ
読者数
公称 朝刊販売部数
普及率
データ
読者数
調査データ
(母集団115)
接触率 87%
部数 279,392部
読者数 690,098人
接触率 5.2%
部数 16,699部
読者数 41,247人
接触率 2.6%
部数 8,350部
読者数 20,625人
接触率 2.6%
部数 8,350部
読者数 20,625人
接触率 2.6%
部数 8,350部
読者数 20,625人
公称データ
朝刊 234,141部
普及率 72.9%
読者数 578,328人
朝刊 13,234部
普及率 4%
読者数 326,87人
朝刊 12,723部
普及率 3.96%
読者数 31,425人
朝刊 6,976部
普及率 2.17%
読者数 17,230人
朝刊 8,848部
普及率 2.76%
読者数 21,854人
計算方法
問6の回答者数から算出
接触率×国勢調査世帯数
部数×回読人数(2.47)
ABC協会
朝刊販売部数(ABC)÷回読人数(2.47)
部数×回読人数
61
データ出典
日本ABC協会
「新聞発行社レポー
ト半期・普及率
(2002.1∼6)」
注)本調査では、データの質を揃える為に、各社発表の値ではなく、日本ABC協会発表
「新聞発行社レポート半期・普及率 (2002.1∼6))及び平成 12 年国勢調査の結果を基に普及率を
試算した。
注)回読人数:家庭に直接届けられる新聞は、世帯内で複数の人に読まれていることが多く、
実際の読者数は発行部数を大きく上回る。新聞を定期購読している世帯内で、その 1 部の新聞を
何人が読んでいるかを表しているのが「回読人数」。1 人だけにしか読まれていない新聞は 1 割に
満たず、朝刊では平均 3.0 人、夕刊でも 2.9 人に読まれている(参照:世帯インデックデータ200
3 ) 。 こ の 回 読 人 数 に 新 聞 の 発 行 部 数 ( 販 売 部 数 ) を
乗じることで、その新聞が何人に読まれているかがわかる。これを推定読者数という。
本研究では、各社の回読人数を一律に平成 12 年国勢調査の一世帯あたりの人員(2.47 人)を使
用して算出した。
表 6.2:情報伝達媒体ごとの情報到達人数(テレビ)
媒体種別
項目
NHK
「とさ情報市」
調査データ
満20∼満34歳男性
満35∼満49歳男性
満50歳以上男性
満20∼満34歳女性
満35∼満49歳女性
満50歳以上女性
視聴者数
7%
3%
48%
4507
2246
76646
70%
31%
9%
48887
24003
19236
合計
満20∼満34歳男性
満35∼満49歳男性
満50歳以上男性
KUTV
「イブニングKOCHI」 満20∼満34歳女性
満35∼満49歳女性
満50歳以上女性
175525
1.8%
1.4%
4.4%
1242
1067
7108
0.0%
0.0%
1.7%
0
0
3432
合計
テレビ
RKC
「こうちNOW」
満20∼満34歳男性
満35∼満49歳男性
満50歳以上男性
満20∼満34歳女性
満35∼満49歳女性
満50歳以上女性
12850
13%
7%
33%
8483
5203
53439
79%
25%
24%
55273
19303
49332
合計
KSS
「SUNSUN
スーパーニュース」
満20∼満34歳男性
満35∼満49歳男性
満50歳以上男性
満20∼満34歳女性
満35∼満49歳女性
満50歳以上女性
合計
191033
38%
23%
23%
25506
17447
36106
33%
34%
29%
23103
26265
59875
188301
公称データ
満20歳以上男性
満20∼満34歳男性
満35∼満49歳男性
満50歳以上男性
満20歳以上女性
満20∼満34歳女性
満35∼満49歳女性
満50歳以上女性
平均個人視聴率
平均世帯視聴率
満20歳以上男性
満20∼満34歳男性
満35∼満49歳男性
満50歳以上男性
満20歳以上女性
満20∼満34歳女性
満35∼満49歳女性
満50歳以上女性
平均個人視聴率
平均世帯視聴率
満20歳以上男性
満20∼満34歳男性
満35∼満49歳男性
満50歳以上男性
満20歳以上女性
満20∼満34歳女性
満35∼満49歳女性
満50歳以上女性
平均個人視聴率
平均世帯視聴率
満20歳以上男性
満20∼満34歳男性
満35∼満49歳男性
満50歳以上男性
満20歳以上女性
満20∼満34歳女性
満35∼満49歳女性
満50歳以上女性
平均個人視聴率
平均世帯視聴率
視聴者数
6.0%
1.2%
1.1%
10.5%
6.9%
1.1%
3.5%
10.6%
6.5%
10.7%
4.1%
1.1%
3.5%
5.8%
4.2%
3.6%
3.6%
4.8%
4.2%
7.1%
8.5%
3.3%
8.1%
11.3%
9.9%
4.0%
10.6%
12.0%
9.2%
15.8%
5.4%
4.6%
4.1%
6.3%
8.0%
7.9%
9.3%
7.5%
6.7%
12.5%
データ出典
813
818
16836
767
2686
21827
株式会社
ビデオリサーチ
「テレビ個人視聴状
43748
況」2003.10.20(月)∼
10.26(日)
745
高知版2003.10.23
2604
(木)
9300
2511
2762
9884
27807
2236 満20歳∼満34歳男性
6025
55人(5万人)
18118 満35歳∼満49歳男性
53人(5万人)
2790
満50歳以上男性
8134
147人(10万人)
24710
満20歳∼満34歳女性
62015
61人(5万人)
満35歳∼満49歳女性
3117
69人(5万人)
3080
満50歳以上女性
10101
178人(13万人)
5511
7136
15444
44389
設問 32 の年代および性別(20∼34 歳男女、35∼49 歳男女、50 歳以上男女)ごとに接
触率を算出した。
年齢別・世代別に各番組ごとの接触頻度を重複を考慮しながら算出。
毎日欠かさず見る=7ポイント
週3,4日見る=3.5ポイント
週1,2日見る=1.5ポイント
ほとんどみない=0ポイント
62
本研究で、高知県内で読まれている主要な市販タウン誌として2紙を取り上げた。下記にその
雑誌の簡単なデータを記す。
① タウン情報こうち
発行:毎月25日、価格:300円、仕様:AB版、200頁以上、発行所:イープレス
発行部数:50,000部(定期購読38,000部)
媒体概要:高知を満喫するエンターテインメン・マガジン。タウン誌として広告メディアとして、誰か
らも求められるものを目指している。
② ほっとこうち
発行:毎月25日、価格:350円、仕様:B5版、204頁、発行所:フロンティア
発行部数:20,000部(2003.8現在)男性42%/女性58%、18歳未満12.5%
18 歳∼24 歳 42.2%、25∼29 歳 28.3%、30 歳∼35 歳 10.5%、36 歳以上 6.5%
媒体概要:高知県内に住む20代の若者層を中心とした読者に向けたタウン情報誌。地域に密着
した読者参加型の雑誌として、新しいライフスタイルを提案していく。
表 6.3:伝達媒体ごとの情報到達人数(テレビ)
媒体種
別
調査データ
接触率
(母集団115)
接触率
5872 10代男性
25.0%
6261 20代男性
13.3%
16491 30代男性
38.5%
8049 40代男性
15.4%
9293 50代男性
15.4%
タウン情報こう
0 60代以上男性
0.0%
ち
9594 10代女性
42.9%
13504 20代女性
28.6%
0 30代女性
0.0%
12339 40代女性
23.1%
19516 50代女性
30.8%
7146 60代以上女性
50.0%
108066
接触率
11745 10代男性
50.0%
9392 20代男性
20.0%
9895 30代男性
23.1%
0 40代男性
0.0%
4647 50代男性
7.7%
0
60代以上男性
0.0%
ほっとこうち
12792 10代女性
57.1%
13504 20代女性
28.6%
0 30代女性
0.0%
0 40代女性
0.0%
4879 50代女性
7.7%
0 60代以上女性
0.0%
66853
雑誌
広報誌
接触率
5872 10代男性
25.0%
6261 20代男性
13.3%
0 30代男性
0.0%
20122 40代男性
38.5%
27879 50代男性
46.2%
52907 60代以上男性
52.9%
さんSUNこうち
3198 10代女性
14.3%
20256 20代女性
42.9%
31678 30代女性
69.2%
41131 40代女性
76.9%
34153 50代女性
53.8%
7146 60代以上女性
50.0%
250603
接触率
2511 10代男性
25.0%
3064 20代男性
13.3%
3084 30代男性
15.4%
12915 40代男性
61.5%
12925 50代男性
53.8%
14987 60代以上男性
47.1%
あかるいまち
4479 10代女性
42.9%
14130 20代女性
57.1%
16877 30代女性
76.9%
17338 40代女性
76.9%
15967 50代女性
61.5%
23283 60代以上女性
50.0%
141561
項目
63
公称データ
データ出典
発行部数50,000部
23489 (定期購読38,001部)
46959
42877
52318
60405
99935
22386
47265
45757
53470
63427
14291
発行所HP
人口
23489
46959
42877
52318
60405
99935
22386
47265
45757
53470
63427
14291
発行部数20,000部
男性42%・女性58%
男性 8,400部・女性11,600部
18歳未満 12.5%
2,500部
18∼24歳 42.2%
8,440部
25∼29歳 28.3%
5,660部
30∼35歳 10.5%
2,100部
36歳以上 6.5%
1,300部
世帯数 321,140世帯
23489 人口(=読者数)813,949人
46959
42877
52318
60405
99935
22386
47265 接触率 87%
45757 読者数 498143人
53470
63427
14291
572579
世帯数 139,997人
10045 人口(=読者数)330,654人
22982
20046
20987
24004
31848
10450
24727
21940
22540
25946
46566
282081
月刊メディア・データ
2003
タウンガイド誌
四国地方
平成12年 国勢調査
時事通信社
(2003.6調べ)
平成12年 国勢調査
6−1−2 伝達媒体ごとの情報到達試算結果の考察
①新聞
新聞媒体に関しては、接触率から読者数を試算した結果、公称データとほぼ同じ読者数を算
出することができた。よって、新聞媒体に関しては、アンケート調査による接触率を用いて算出が
可能であることが分かった。しかし、若干の上下差がある。これは、より多くのサンプルを回収すれ
ば、より正確な読者数が算出できると考えられる。
②テレビ
テレビ媒体に関しては、視聴率の算出方法と違い、見ているか見ていないかの大雑把な設問
であったため、完全な比較にはなっていない。
また、調査データの算出結果は公称データであるビデオリサーチの視聴率とは大きく違ってい
たため、的確な時間帯および番組の選択を行う際には、WEBアンケート調査結果よりも視聴率デ
ータを加味したほうがよいと考えられる(参照:図 6.1)。
しかし、高知県の視聴率データも対象者の日記式によるアンケート調査から算出している値な
ので、実際の視聴の度合いに関しては、WEBアンケート調査でも、設問設計をより詳細化したア
ンケートを複数回重ね、精度を上げたものを使用すれば、より正確な視聴を確認することができる
と考えられる。今回、行政広報番組に関しての調査をしなかったため、今後は県・市のテレビ媒体
の調査が必要である。
図 6.1 テレビ視聴率の試算結果比較
NHKとさ情報市
(17:05∼19:00)
KUTV
イブニングKOCHI
(18:09∼18:50)
RKCこうちNOW
(17:50∼19:00)
KSS
SUNSUN
スーパーニュース
(17:54∼18:55) 0
公称 43,748人
調査 175,525人
公称 12,850人
調査 175,525人
公称 43,748人
調査 191,033人
50000
100000
150000
公称 43,748人
調査 188,301人
200000
③雑誌
雑誌媒体の調査を行ったことで、年代別性別の接触状況を知ることができた。一般雑誌の調査
対象として用いた、「タウン情報こうち」は、ケーブル加入世帯には定期購読で配達されるため、高
年齢にも比較的到達していた。広報誌は概ね女性の読者が多く、全体では、高知県広報誌は約
43%の人が市町村広報誌は約50%の人が接触しているだけで、半数の人は手にとっていない
ことが分かった。
また、本調査から得られた、読者数は公称データである実際の発行部数を大きく上回るもので
あった。これは、雑誌に対する設問の際に、購読するかではなく、読むかという質問であったため、
63
立ち読みや、家族友人との回読が含まれ、読者数に大きく寄与したものと考える。また、広報誌に
関しては、県の広報誌の調査結果である時事通信社の公称データは、ときどき読むの回答者が
半数以上にあたるが、それを読む層として試算しているので、非常に高い接触率となっている。ま
た本調査の算出方法も「毎号欠かさず見る」と「だいたい目を通す」を合算し、接触率を算出して
いるため、完全に試算できているとはいい難い。
また、世帯への配布になるため回読数から算出するほうが望ましいと考えられる。よって、広報
誌・雑誌に関しては接触の状況に関しての設問も行う必要がある。
広報誌に関しては、時事通信社と内訳の比較をすると、世代性別に関していえば、40代以上の
女性が最も接触率が高いという点では一致しているため、この調査結果に関しては信憑性が高い
と考えられる(参照:図 6.2)。
図 6.2:情報誌・広報誌の到達試算結果比較
公称 50,000人
調査 108,066人
タウン情報こうち
公称 20,000人
調査 66,853人
ほっとこうち
公称 813,949人
公称 498,143人(時事通信社)
調査 250,603人
公称 139,997人
調査 289,588人
高知県広報誌
さんSUNこうち
高知市広報誌
あかるいまち
0
200000
400000
600000
800000
1000000
④総括
WEB調査では割付を行い実施したため、世代・年齢では偏りは少ないが、回答者の特性が特
徴的であった可能性も加味して考える必要がある。
媒体によって、到達する人数が違う。どの世代・性別に、どの媒体による情報伝達量が多いかを
把握することができた。と同時に、どのような目的であればどの媒体を用いればよいかを確認する
ことができた。WEBアンケート調査から算出する到達量で判断が可能なものとそうでないものを把
握することができた。充分ではないので、公称データを用いたものがよい媒体もある。しかし、充分
ではないので、今後詳細なアンケート設計を行い、各媒体により正確な接触状況が把握できる設
問を工夫しなければならない。
64
6−2 情報伝達媒体のポジショニング
本研究では、前述のアンケート調査で<問.34>で媒体に対するイメージを聞いた。新聞、テ
レビ(NHK)、テレビ(民放)、ラジオ、雑誌、インターネットおよび広報誌に関しての、それぞれのイ
メージ・評価をマルチアンサーで答えてもらった。
ここでは、その調査データに対して SPSS を用いてコレスポンデンス分析を行った結果について
報告する。
表 6.2:カイ 2 乗検定
カイ2乗検定
値
1606.623a
1611.599
54.978
5287
自由度
170
170
1
漸近有意確
率 (両側)
.000
.000
.000
Pearson のカイ2乗
尤度比
線型と線型による連関
有効なケースの数
a. 1 セル (.5%) は期待度数が 5 未満です。最小期待度数は 4.
54 です。
有意確率の値を見ると 0.000 となっており、0.05 より小さいので、行と列は独立ではない(媒体と
媒体イメージには関係がある)と判定する。
表 6.3:コレスポンデンス分析の要約
要約
イナーシャの寄与率
次元
特異値
1
.382
2
.255
3
.188
4
.164
5
.111
6
.089
7
.079
8
.044
9
.031
10
.015
要約合計
a. 自由度170
要約イナーシャ
.146
.065
.036
.027
.012
.008
.006
.002
.001
.000
.303
カイ2乗
1592.358
有意確率
.000a
説明
.482
.214
.117
.089
.041
.026
.021
.007
.003
.001
1.000
累積
.482
.696
.813
.902
.942
.969
.990
.996
.999
1.000
1.000
信頼特異値
相関
標準偏差
2
.012
.001
.012
上記の表 6.3 では、特異値、要約イナーシャ、イナーシャの寄与率、標準偏差、相関が算出さ
れている。
ここでは、イナーシャの寄与率(次元1と次元 2 でもとのデータ<クロス集計表>の情報の何パ
ーセントを説明しているかを示したもの)から、この後に示す媒体とイメージの布置図をどの程度
表現しているかを確認する。本分析では、イナーシャの寄与率、2 次元までの累積を見ると 69.6%
を示しているため、この布置図は、下表(参照:表 6.4)のデータの約70%を集約していることが分
かる。
65
そこで、集約できていない分を補うために、調整済み残差を確認することにした。調整済み残
差を見ると、どの組合せにどのような特徴があるかを細分化してみることが出来る(参考文献:すぐ
わかるSPSSによるアンケートの多変量解析p164)。調整残差が絶対値で 2 以上のセルは特徴的
なセルと考えることができる。 例えば、「高知新聞」の「地域や地元のことがよく分かる」のイメージ
の調整済み残の値は 6.3 である。よって、符号がプラスであるから、高知新聞の地域や地元のこと
がよく分かると言うイメージは強いことが分かる。また、「インターネット」の「いかがわしい」の調整
済み残差は 6.5 である。よってインターネットに対するいかがわしいと言うイメージは高いと言える。
逆に符号がマイナスであれば、そのイメージは低いことを表している。
66
表 6.4:媒体とイメージのクロス表(調整済み残差)
媒体
NHK
民放
ラジオ
高知新
聞
朝日新
聞
読売新
聞
毎日新
聞
日経新
聞
自治体
広報誌
市販
タウン誌
インター
ネット
合計
イメージ こ 地
と域
がや
よ地
く元
分の
か
る
度数
44
調整済み残差-2.34
度数
53
調整済み残差-0.23
度数
27
調整済み残差 0.89
度数
101
調整済み残差 6.25
度数
2
調整済み残差-3.18
度数
2
調整済み残差-2.65
度数
1
調整済み残差-2.65
度数
1
調整済み残差-3.74
度数
52
調整済み残差 6.05
度数
44
調整済み残差 6.81
度数
29
調整済み残差-5.95
度数
356
記
憶
に
残
る
欠情
か報
せ源
なと
いし
て
信情
頼報
で内
き容
るが
影社
響会
力に
が対
あす
るる
57
0.89
54
1.19
23
0.78
65
2.34
8
-0.94
4
-1.62
2
-1.99
9
-1.02
27
1.46
22
1.97
34
-4.14
305
54
-0.87
64
1.44
25
0.44
72
1.96
6
-2.00
5
-1.65
4
-1.56
14
-0.13
18
-1.36
16
-0.33
78
0.72
356
91
4.96
41
-1.79
26
0.87
63
0.97
14
0.50
11
0.47
7
-0.36
22
2.28
44
4.58
7
-2.51
17
-7.35
343
95
2.34
74
0.52
25
-0.92
66
-1.26
35
4.87
31
5.39
26
4.98
28
2.32
26
-1.01
9
-3.02
43
-6.13
458
幅世
広の
く中
捉の
え動
てき
いを
る
61
1.49
46
-0.14
19
-0.19
41
-1.50
26
4.75
16
2.65
12
1.91
21
2.55
8
-3.00
5
-2.70
51
-1.68
306
い
か
が
わ
し
い
情
報
量
が
多
い
5
-5.43
27
-0.58
6
-1.96
8
-4.75
6
-0.40
6
0.24
4
-0.26
6
-0.71
4
-2.69
47
12.73
76
6.55
195
28
-3.12
43
0.04
11
-1.76
36
-1.66
14
1.31
12
1.56
11
1.84
15
1.14
4
-3.66
10
-1.02
95
5.80
279
情
報
を
信
頼
で
き
る
91
4.93
36
-2.59
20
-0.51
56
-0.11
22
2.89
18
2.83
16
2.96
30
4.52
34
2.34
4
-3.30
17
-7.37
344
67
改必
め要
てな
確情
認報
でを
き
る
15
-5.55
16
-4.86
40
5.10
53
0.70
15
1.42
13
1.72
12
2.04
13
0.30
22
0.46
8
-1.77
88
4.12
295
内
容
が
公
平
・
正
確
93
8.59
23
-2.86
16
-0.13
45
0.51
13
1.32
9
0.72
9
1.31
10
-0.12
20
0.67
1
-3.40
16
-5.75
255
や情
す報
くが
伝分
わか
るり
み注
る意
こし
とて
が
多
い
情
報
収
集
が
簡
単
仕
事
に
役
に
立
つ
コ
ス
ト
が
安
い
親
し
み
や
す
い
楽
し
い
合
計
70
3.62
69
4.32
19
0.16
50
0.52
9
-0.40
5
-1.09
3
-1.46
4
-2.33
11
-2.02
7
-1.93
37
-3.18
284
41
-0.19
35
-0.59
2
-3.73
62
3.63
9
0.01
5
-0.78
4
-0.78
12
0.60
24
1.79
10
-0.65
46
-0.81
250
24
-2.73
26
-1.80
6
-2.47
29
-1.70
3
-1.93
4
-1.02
3
-1.08
2
-2.54
11
-1.29
14
0.83
111
10.54
233
28
-2.73
26
-2.49
11
-1.53
52
1.50
5
-1.50
5
-0.90
2
-1.72
24
4.28
12
-1.47
8
-1.40
89
5.58
262
29
-1.80
44
1.58
25
2.73
9
-5.29
1
-2.65
0
-2.64
2
-1.51
0
-3.21
24
2.19
6
-1.65
92
7.43
232
37
-1.51
63
3.62
23
1.33
45
-0.03
2
-2.62
1
-2.51
4
-0.98
2
-2.87
13
-1.39
17
1.06
67
1.70
274
27
-2.85
70
5.33
18
0.31
19
-4.09
0
-3.19
1
-2.42
1
-2.13
2
-2.76
6
-2.95
22
2.77
94
6.45
260
890
810
342
872
190
148
123
215
360
257
1080
5287
全国︿
グローバル﹀
1.5
イメージ
媒体
2
毎日新聞 読売新聞
朝日新聞
1.0
日経新聞
情報量が多い
世の中の動きを幅広く
0.5
インターネット
情報収集が簡単
4
次
元
必要な情報を改めて確
仕事に役に立つ 社会に対する影響力が
3 情報を信頼できる
コストが安い
内容が公平・正確
NHK
楽しい
いかがわしい
ラジオ
情報源として欠かせな 民放
情報が分かりやすく伝
注意してみることが多
親しみやすい情報内容が信頼できる
1 高知新聞
0.0
2
-0.5
記憶に残る
自治体広報誌
地元︿
ローカル﹀
市販タウン誌
-1.0
地域や地元のことがよ
-1.5
-1.5
-1.0
-0.5
0.0
0.5
1.0
次元 1
個人的
社会的
図 6.3:コレスポンデンス分析による媒体とイメージの同時布置図
A
B
C
D
E
F
G
H
I
地域や地元のことがよく分かる
読んだ・見た・聞いたことが記憶に残る
情報源として欠かせない
情報内容が信頼できる
社会に対する影響力がある
世の中の動きを幅広く捉えている
いかがわしい
情報量が多い
情報を信頼できる
J
K
L
M
N
O
P
Q
R
68
必要な情報を改めて確認できる
内容が公平・正確
情報が分かりやすく伝わる
注意してみることが多い
情報収集が簡単
仕事に役に立つ
コストが安い
親しみやすい
楽しい
<コレスポンデンス分析の考察>
布置図についての考察をする。まず、全体的な布置を見ることで、縦軸と横軸の考察を行う。特
徴的なイメージを拾い上げてみると、縦軸は値が大きくなるほど全国的(グローバル)で、値が下が
るほど地元(ローカル)色の媒体が集まっている。そこで縦軸を地域の帰属と解釈した。そして、横
軸は値が大きくなるほど公的なものが多く、値が小さくなるほど身近な情報や住んでいる地域の情
報となっているため指摘である。よって、横軸を情報伝達媒体の公私の性質とした。
次に図 6.3 で布置図に落とした丸で囲んだ番号をつけた媒体について特筆すると以下のような
点が分かった。
1:高知新聞は情報が信頼できる、情報が分かりやすいイメージがある。この布置図では全体を表
現するために、高知新聞で高い値が得られた地域地元のことがよく分かるという尺度は図から読み
取ることは出来なかった。
2:NHK は情報が信頼できる、内容が公平・正確というイメージに集約された。
3:高知新聞以外の新聞は、世の中の動きを幅広く捉えているというイメージに集中した。これは
高知新聞の地元や地域に特化したイメージとは違い、全国紙に対しては、社会全体の情報を把握
していると思っている人が多いと言える。
4:インターネットは、情報収集が簡単、コストが安いというイメージがあることが確認できた。しかし
本データでは WEB 調査によって得られており、一般の人よりはインターネットへの接触が高い可
能性があるので、このようなより認識がより強く持たれていると考えられる。一方、インターネットや
市販タウン誌に対してはいかがわしいというイメージを持っている人が多い。これは、布置図から
は完全には読み取れず、前述のクロス表の調査済み残差から確認できた。
高知新聞の普及率が高い高知県では、高知新聞とそれ以外の新聞で同じ新聞と言う媒体でも
イメージには差があった。地域特性により、媒体のポジショニングに違いが出ると考えられる。
図 6.4:メディアと印象/評価のポジショニング(コレスポンデンス分析)
(出典)日本新聞協会:新聞のポジショニングと新聞広告の役割
69
6−3 情報到達率の試算とその考察
本研究ではアンケート調査結果から得られた新聞への設問から、1.イオン高知シネコン問題、2.
四国横断自動車道、3.あかるいまち「土佐橋地区」の3事業に関して、新聞と広報誌媒体の、閲読
率、記事閲読率、記事精読率を試算し、考察を行った。
新聞閲読率:特定新聞 の購読者に対してその 新聞を読んだ人の比率
新聞閲読率=
その新聞を読んだ人
B
×100(%)=
×100(%)
特定新聞が到達してい る人
A
新聞記事閲読率:新聞閲読者の中で、当該記事を「読んだ」と答えた人の比率
当該記事を「読んだ」人
1
新聞記事閲読率=
×100(%)= ×100(%)
特定新聞を読んだ人
B
新聞記事精読率:当該 記事を「読んだ」人に 、さらに「詳しく読ん だ」
「ざ っと読んだ」の別の質 問をし、新聞閲読率に 対して
「詳 しく読んだ」と答えた 人の比率
当該記事を「詳しく読 んだ」人
×100(%)
特定新聞を読んだ人
K
=
×100(%)
B
(1)イオン高知シネコン記事の試算
新聞記事精読率=
•
新聞閲読率=98/137×100=71.5%
•
新聞記事閲読率=80/98×100=81.6%
•
•
=80/137×100=58.4%(母数を全回答数137とした場合)
新聞記事精読率=27/80×100=33.8%
•
=27/137×100=19.7%(母数を全回答数137とした場合)
<考察>
シネコン問題は話題性があり、市民の関心が高いため比較的高い閲読率が得られたと考えられ
る。やはり、話題性のある事業で計画が前進した内容であると記憶に残っている人も多い。
(2)四国横断自動車道記事の試算
•
新聞閲読率=95/137×100=69.3%
•
新聞記事閲読率=64/95×100=67.4%
•
•
=64/137×100=46.7%(母数を全回答数137とした場合)
新聞記事精読率=27/64×100=42.2%
•
=27/137×100=19.7%(母数を全回答数137とした場合)
<考察>
閲読率はシネコン記事よりも下がるが、大きな道路事業であり、高知県の将来にも関与してくる
話題であったため、読んだ人の中での精読率はシネコン記事よりも高かった。
70
しかし、詳しく読んだ理由が、内容が分かりにくかったためとも考えられる。それはこの記事に対
する感想でもっと詳しく知りたいという声が36%と高かったことからもいえる。
(3)あかるいまち「土佐橋地区」記事の試算
•
新聞閲読率=67/137×100=48.9%
•
新聞記事閲読率=39/67×100=58.2%
•
•
=39/137×100=28.5%(母数を全回答数137とした場合)
新聞記事精読=7/39×100=17.9%
•
=7/137×100=5.1%(母数を全回答数137とした場合)
<考察>
新聞に比べると、かなり低い閲読率であったが、「土佐橋地区」の記事内容に関しては、興味・関
心があるため記事の閲読率はそれほど低くはない。しかし、精読率に関しては非常に低く、市民が
欲しいと思っている情報でない場合、低い精読率につながっているといえる。
情報到達率の試算は既存の広告効果論のために用いられている接触率、閲読率から算出する
ことが出来た。しかし、その媒体の露出量を測る GRP に関しては到達率とその情報が流れた頻度
が必要であるため、同様の手法での効果の算出は難しく、今後、算出方法に工夫が必要であると
考えられる。
6−4
世代別の情報到達の比較
6−4−1 世代別の記事別接触率
100%
新聞―シネコン
90%
80%
70%
60%
新聞―四国横断自動車道
50%
40%
30%
広報誌―土佐橋
20%
10%
6 0代
5 0代
4 0代
3 0代
2 0代
1 0代
0%
図 6.5:世代別の記事接触率
新聞は、回読により部数あたりの読者数は他の媒体よりも多い。
年代が上がるにつれ、接触率が上がっている。20 代は記事内容に関わらず、接触率が低い。
広報誌は比較的40 代に多く読まれている。
71
6−4−2 世代別の記事精読率
100%
90%
80%
70%
60%
新聞―シネコン
50%
40%
新聞―四国横断自動車道
30%
20%
広報誌―土佐橋
10%
6 0代
5 0代
4 0代
3 0代
2 0代
1 0代
0%
図 6.6:世代別の記事精読率
記事内容や世代に関わらず、紙面の精読率が低い。
道路事業記事の精読率がシネコン記事よりも高い世代がある。
6−4−3 世代別・媒体別の接触率の違い
100%
90%
80%
70%
60%
50%
40%
30%
20%
10%
0%
10代
20代
30代
40代
50代
60代
図 6.7:世代別・媒体別の接触率の違い
一般タウン誌は、若年層の読者数が多く、新聞から隔たっている、若年層への情報伝達に有効
であると言える。また、月刊雑誌は一ヶ月は保存してある可能性が高いため、後で読み返すことが
可能である。よって、記憶に残る情報であれば、有効な媒体といえる。
72
6−4−5 媒体別の有効性
インターネット
情報収集が簡単
テレビ
情報が分かりやすく伝わる
必要な情報を改めて確認できる
記憶に残る
-10.00
-5.00
0.00
5.00
10.00
15.00
図 6.8:媒体別の有効性
① テレビは、幅広い世代に多く情報伝達をすることが出来る。しかし、受動的に情報が到達される
ので、説明会、シンポジウム、問い合わせなどの実際の行動につながることは少ない。
② インターネットは、能動的に情報に到達するので、説明会、シンポジウム開催などの情報の
周知などには向かない。しかし、計画を認知した人がより理解したいと接触してくる可能性がある。
73
第 7 章 結論
7−1 研究の成果
本研究では高知県内の事業事例と情報伝達媒体をもとに、以下のことを検討した。
1.公称データと調査データの比較分析
2.情報伝達媒体のポジショニング
3.既存の広告効果論による試算の可能性
既存のメディアデータ測定方法を用いて、公称データを得、現在の情報伝達活動の定量化を行
う。と同時にその裏付けを取るため、また既存の情報に対する接触率、閲読率の効果測定が援用
できるかを実証するため、アンケート調査を実施した。その結果、以下のことが分かった。
(1)情報伝達活動の評価手法としてWeb調査を用いることの妥当性
WEBアンケート調査結果から、各媒体の接触者数を算出し、公称データと比較するこ
とで、情報伝達活動の評価手法として、Web調査を用いることの妥当性を検討した。
その結果、
①
WEBアンケートから得られる新聞の読者数はほぼ日本ABC協会から得られた公称
データと等しく、Webアンケート調査により試算が可能であることが分かった。
②
テレビ視聴率はビデオリサーチの公称データとは著しく違い、WEBアンケート結果」
よりもビデオリサーチのデータを用いる方が有効である。
②
雑誌は、調査データでは購読に限っていないため、公称データの方が適切である。
また、広報誌は、時事通信社が報告している公称データはやや読むに傾倒するように設問
が設計されており、信頼にかける点がある。そのため、検証は難しいが調査データでは得
られた結果が、予想される接触率に
近いため妥当だと考えられる。
(2)社会基盤整備計画PIにおける情報伝達活動のメディア別特性
社会基盤整備計画における情報伝達の到達度を世代・年代により分析することで、情報
伝達をしたいターゲットとレベルに応じて、どのメディアが有効であるかを検討した。
その結果
③
新聞は、回読が考えられるので、部数あたりの読者数は他の媒体よりも多く得られる。
しかし、若年層の精読率は記事内容に関わらず低く、幅広い世代に理解や関心を促す媒体
とは言えない。
④
テレビは、幅広い世代に多く情報伝達をすることが出来る。しかし、受動的に情報が
到達されるので、説明会、シンポジウム、問い合わせなどの実際の行動につながることは
少ない。
③ 一般タウン誌は、若年層の読者数が多く、新聞から隔たっている若年層への情報伝達に
有効であると言える。読み返すことができるため、記憶に残る情報であれば、有効な媒体
といえる。
⑤
広報誌は、男性よりも女性の読者が多く、特に40代以降の女性にはよく到達してい
る。また、全戸配布なのでよく広がるが、精読率は低く、読み返されている可能性は低い。
74
⑥
インターネットは、能動的に情報に到達するので、説明会、シンポジウム開催などの
情報の周知などには向かない。しかし、計画を認知した人がより理解したいと接触してく
る可能性がある(参照:コレスポンデンス分析)。
これらの考察結果から、既存のメディアによる広告効果算出方法の PI のための「情報伝達」活動
への起用の可能性、およびその問題点を探ることが出来た。
そして、今後は効果測定手法の確立のための検討を行う。社会基盤整備計画 PI における情報
伝達の効果測定の導入に向けた、手法の検討の第一歩とすることができたと考えられる。また、本
研究では民間の情報伝達媒体も含んだ調査を行った。これらの調査から民間の情報伝達によって
市民が社会基盤整備計画に関しての情報を得ていることが確認できた。今後は、このような民間の
媒体も含んだ効果評価が重要であることを明確にすることが出来た。
7−2 今後の課題
本研究は、情報伝達の効果計測手法を開発し、その計測結果をフィードバックすることで効率的
効果的な情報伝達展開を図っていくことが望まれるという視点に立ち、調査を行った。
事業内容や情報伝達の目的(段階)に応じた手法を用いることで、社会基盤整備計画 PI におけ
る「情報伝達」が行政側に自己満足ではないか、税金の無駄遣いであるといった批判の声にも答
え、効果的な「情報伝達」により、市民の計画に対する意識が変容しやすいと考えられる。よって、
社会基盤整備計画 PI における情報伝達の効果測定の導入は望まれていると考えられる。
下図(参照:表 7.1)のように段階別に対象者を選定して情報伝達を促す場合もある。例えば、
「周知」段階から「認知」、「理解」、「参画」といった段階に至る態度変容に関する社会心理学的な
測定理論を援用し、情報伝達活動の手法を確立する必要がある。
今後は新聞の推定読者数の算出方法などを用いて、県・市の広報誌の試算も行う必要がある。
そうすれば、1 世帯でどのくらいの人に読まれているかを把握することができ、発行部数以上にと到
達率が高い可能性も考えられる。様々な試算方法を工夫して取り入れ実証実験を行い、情報伝達
活動の評価手法が確立されることが、本来の意味の PI を可能とし、今後の社会基盤整備計画 PI
の発展に寄与するものと考える。
表 7.1:社会基盤整備計画 PI のための情報伝達活動の目標
段階
情報伝達活動の目標
内容
1
未知
事業を知っているか
2
認知
計画を知っているか
3
理解
内容を知っているか
4
確信
意思や関心があるか
5
行為
参画しようと思うか
75
謝辞
本研究において最後まで忍耐強くご指導いただいた主査、寺部慎太郎助教授に深くお礼申し上げます。
そして、本研究に御協力いただいた副査、大谷英人教授、那須清吾教授ならびに高知工科大学社会システ
ム工学コースの先生方に深くお礼申し上げます。
また、高知市都市計画課、同市建築指導課、国土交通省四国地方整備局高知河川国道事務所、日本道路
公団四国支社地域広報課相馬課長代理、同公団高知工事事務所、国土交通省関東地方整備局大宮国道事
務所交通対策課松川智子様、同整備局東京外かく環状道路調査事務所西川調査課長よりご支援をいただきま
した。また、高知県広報課中村祐介様、高知市秘書広報課、株式会社サーベイリサーチセンター、ビデオリサ
ーチ株式会社、日本新聞協会からご協力をいただきました。感謝の意を表します。
本研究を進めるにあたり、大学生活を送り共に切磋琢磨した、同研究室所属の松本恭太郎様、サラッチャイ・
オンパサート様、寺部研究室、轟研究室、計画研究室の皆様ならびに米田大樹様に心より御礼申し上げます。
そして、共に実りある学生生活を送った友人と、それを支えてくれた家族に感謝申し上げます。休息と平穏が訪
れますように。
最後になりましたが、これまで未熟な私をご指導いただきました轟朝幸先生に深く御礼と感謝を申し上げます。
平 成 16年 1月 吉 日
高知工科大学
大学院
工学研究科 基盤工学専攻
社 会 システム工 学 コース
河添 典子
76
参考文献
【論文】
・屋井鉄雄、寺部慎太郎、最首恵「都市市民の意識分析によるパブリック・インボルブメントの考察
-米国の 2 都市を例に-」(1998)第 33 回日本都市計画学学術研究論文集 P583-588
・屋井鉄雄、寺部慎太郎「米国における交通計画へのパブリックインボルブメント」(1996)
1996 年度都市計画学研究発表会論文集 P
・山中英生、山口行一、奥平詠太「公共事業計画への意向形成における報道情報の影響分析」(1999)
第 34 回日本都市計画学会学術研究論文集 P919-924
・小島康太郎、三浦聖樹、杉崎和久、小島秀樹「市民の自律的まちづくり提案活動支援する情報提供
に関する研究-深谷市都市マスタープランまちづくり協議会の活動を事例として-」(2002)
第 37 回日本都市計画学会学術研究論文集 P841-846
・松田和香、石田東生「我が国の広域道路事業計画における PI の現状と課題」(2003)
第 28 回土木計画学研究発表会
【報告書】
・長澤光太郎、宮崎俊哉、松浦正浩、「公共政策における新しい合意形成のあり方」(2000)
三菱総合研究所/所報、三菱総合研究所、NO.37、P50-65
・飯塚浩一、<参加と交流>の場としての行政広報―目的達成のための対内広報体制の充実に向けて―
2000.5.22 神奈川県平塚市役所広報員研修会講演
【Web・ホームページ】
・国土交通省道路局 道路局、(2002.8)「市民参画型道路計画プロセスのガイドライン」
http://www.mlit.go.jp/road/current/simin/020816/guideline.pdf、情報入手日 2003.5.10
・国土交通省 道路局、(2003.4)、道路政策のポイント
「道路行政の改革事業の透明性・アカウンタビリティの向上、既存制度の見直し」
http://www.mlit.go.jp/road/road/h15poimt/sesaku03.html、情報入手日 2003.4.20
・野村総合研究所、岩瀬広、「行政広報に効果測定の導入を望む」
http://www.mri.co.jp/COLUMN/TODAY/IWASE/2003/0613IH.htm、情報入手日 2003.10.5
・広報研究ノート広報技術、本田弘「行政広報理論∼行政広報とパブリシティの関連を中心に」
http://www.koho.or.jp/contents/note/ronbun/02.htm、情報入手日 2003.10.5
・三井情報開発株式会社、三浦 裕志、「PI(パブリック・インボルブメント)」
http://research.mki.co.jp/eco/keyword/pi.htm、情報入手日 2003.4.19
・株式会社 ビデオリサーチ、「TV RATING GUIDE BOOK」
http://www.videor.co.jp/index.htm、情報入手日 2003.10.20
・国土交通省四国地方整備局建設局企画部「広報モニター制度」
http://www.skr.mlit.go.jp、情報入手日 2003.12.29
・読売新聞社「読売ADリポート:新聞のデータとは何か」
http://adv.yomiuri.co.jp/ojo/02number/200305/index.html、情報入手日 2003.10.20
1
・読売新聞社「メディアデータ」
http://adv.yomiuri.co.jp/m-data/ 、情報入手日 2003.5.10
・日本新聞協会「新聞データアーカイブ」
http://adv.yomiuri.co.jp/m-data/、情報入手日 2003.4.20
・朝日新聞社「朝日の読者 DATE Web 2003」
http://adv.asahi.com/2003/rs-page/、情報入手日 2003.5.10
【文献】
・朝日新聞社広告局編「新版新聞広告読本」(1996.4.10)朝日新聞社
・本田弘、「行政広報」(1995.6)、サンワ・コーポレーション
・加固三郎、
「行政パブリシティの課題」日本広報協会編「行政広報の諸問題」
(日本広報協会 1978.10)
・仁科貞文監修、田中洋・丸岡吉人著「新広告心理」(1998.5.20)株式会社 電通
・仁科貞文「広告効果論−情報処理パラダイムからのアプローチ−」
(2001.3.5)株式会社
電通
・神戸都市問題研究会、
「広報広聴の理論と実践」(1980)、頸草書房
・地方行政研究会監修、
「広報広聴課」(1992)、ぎょうせい
・チャールズ・ヤン著、
「広告の科学
その発想と戦略」(1973.2)、中公新書
・朝野熙彦・上田隆穂著、「マーケティング&リサーチ通論」(2000.3)、講談社サイエンティフィク
・大広サークル 21、「広告の基本―企画から広告効果測定まで」(1984.01 )、日本能率協会
・井出嘉憲、
「行政広報論(1967)」頸草書房
・涌井良美、涌井貞見、
「図解でわかる多変量解析―データの山から本質を見抜く科学的分析ツール―」
(2001.1.25) 日本実業出版社
・内田治、「すぐわかるSPSSによるアンケートの多変量解析」(2003.2.5)東京図書
【資料】
株式会社ビデオリサーチ
・テレビ個人視聴状況報告書 2000.4/17∼4/23
・テレビ個人視聴状況報告書 2000.10/16∼10/22
・テレビ個人視聴状況報告書 2001.4/16∼4/22
・テレビ個人視聴状況報告書 2001.10/15∼10/21
・テレビ個人視聴状況報告書 2001.4/15∼4/21
・テレビ個人視聴状況報告書 2002.10/21∼10/27
・テレビ個人視聴状況報告書 2003.4/21∼4/27
・テレビ個人視聴状況報告書 2003.10/20∼10/26
・テレビ視聴率速報 2003
1/16 ∼ 1/12 , 1/13 ∼ 1/19 , 2/3 ∼ 2/9 , 2/10 ∼ 2/16 , 3/3 ∼ 3/9 , 3/10 ∼ 3/16 ,
4/14∼4/20,5/5∼5/11,5/12∼5/18,6/2∼6/8,6/9∼6/15,7/7∼7/13, 7/14∼7/20,
8/4∼8/10,8/11∼8/17,9/1∼9/7,9/8∼9/14,10/13∼10/19,10/20∼10/26,11/3∼
11/9,11/10∼11/16,12/1∼12/7,12/8∼12/14
2
・発行:日本経済新聞社 製作:広告局 マーケティング調査部 2003 MEDIA DATA
日本経済新聞メディアデータ
・発行:日本経済新聞社 製作:広告局 マーケティング調査部 日経産業新聞 メディアデータ
・発行:読売新聞 製作:読売新聞東京本社広告局マーケティング 2003.3.15
読売新 MARKETING BOOK2003
・発行:朝日新聞社 製作:東京本社広告局、大阪本社広告局、西部本社広告第一部(福岡本部)、
西部本社広告第二部、名古屋本社広告部、北海道支社広告部 朝日の読者 DARA BOOK 2003
・発行:毎日新聞社 広告事業部 製作:毎日新聞社 広告局 マーケティング部
2003.4
毎日新聞 NOW Media Data Book 2003∼2004
・社団法人日本新聞協会
広告委員会
「新聞のポジショニングと新聞広告の役割―2001 年
全国メディア接触・評価調査―報告書」(2002.4)
・社団法人日本新聞協会
・株式会社ビデオリサーチ
「広告調査分類基準(日本新聞協会方式)
」(2003.10)
「データ内容・分析事例のご紹介」
3
資料:付録
1−1.土佐橋地区に関する新聞記事
1
1−2.マスタープランに関する新聞記事
1
1−3.シネコンに関する新聞記事
2
1−4.国道 56 号に関する新聞記事
3
1−5.高知自動車道(伊野IC∼須崎東)に関する新聞記事
4
1−6.WEB アンケート調査画面
8
- 1 -資料
1−1.土佐橋地区に関する新聞記事
NO
タイトル
媒体名
日付
面
ページ
文字数
朝刊
2003.10.25
社3
031 頁
全 338 字
朝刊
2003.10.09
社2
028 頁
全 604 字
朝刊
2003.08.28
社3
027 頁
全 525 字
夕刊
2003.08.27
夕2
002 頁
全 974 字
5 高知市でサマーレビュー始まる3年間の重要施策検討
朝刊
2003.08.22
内政
003 頁
全 329 字
6 高架遊歩道でフォーラム「地元協議を十分に」高知市
朝刊
2003.07.30
社3
025 頁
全 492 字
7 高架遊歩道で 29 日フォーラム
朝刊
2003.07.24
社3
027 頁
全 347 字
8 「漫画」
「花と緑」「イベント」高架遊歩道で 3 案提示
朝刊
2003.07.18
社3
025 頁
全 581 字
9 高知市、空中遊歩道建設へはりまや橋公園−かるぽーと間
大阪
2003.06.18
高知版
28 頁
全 670 字
朝刊
2003.06.18
地域1
022 頁
全 568 字
朝刊
2003.03.25
2面
002 頁
全 516 字
朝刊
2003.03.18
2面
002 頁
全 1757 字
夕刊
2003.02.28
夕2
003 頁
全 2360 字
朝刊
2002.12.13
2面
002 頁
全 558 字
夕刊
2002.11.27
夕社
006 頁
全 755 字
朝刊
2000.09.05
内政
003 頁
全 780 字
朝刊
2000.03.25
内政
003 頁
全 371 字
朝刊
2000.03.01
社2
030 頁
全 905 字
夕刊
1999.03.02
夕社2
006 頁
全 1085 字
媒体名
日付
面
ページ
文字数
朝刊
2003.05.21
内政
003 頁
全 546 字
朝刊
2003.03.27
内政
003 頁
全 620 字
朝刊
2002.12.27
内政
003 頁
全 643 字
朝刊
2002.02.16
内政
003 頁
全 378 字
朝刊
2002.01.22
地域1
024 頁
全 634 字
朝刊
2001.12.08
内政
003 頁
全 586 字
朝刊
2001.05.15
政特
004 頁
全 3028 字
朝刊
2001.05.09
2面
002 頁
全 788 字
朝刊
1999.01.08
内政1
003 頁
全 837 次
1 高架遊歩道の施設内容答申高知市検討委
2
土佐橋地区の高架遊歩道植栽
主体で簡素に高知市検討委に最終案
3 遊歩道壁柱が特徴土佐橋地区整備案提示「町の桟橋」イメージ
4
来年度概算要求四国地方整備局南海地震対策に重点
中村宿毛道路追い越し車線整備
10 高知市高架遊歩道で検討委を設置実施設計に反映へ
11
12
高架遊歩道実施設計費凍結の修正案否決
同数で委員長裁決
高知市議会委
『高知市議会』松尾市長高架遊歩道実施が
前提 15 年度に資料作成し説得
高知市 15 年度当初予算案 (概要)
13 「まちなか観光」推進都市美形成で顔づくり
構想
14
15
16
貸自転車 100 台配置
『高知市議会』ハードはソフトの補完龍馬 関連施設
土佐橋遊歩道は継続市長
かるぽーと接続構想の高架道提案方式で
デザイン募集 高知市総事業費圧縮へ
高知市の中心街活性化土佐橋線
原案通り決定都計審地権者配慮の意見書も
17 道路関連「土佐橋交通広場」を採択
18
19
交通結節点改善事業で
高知市土佐橋地区街なか再生「連結歩道橋」で整備へ 12 年度予算に一
部用地費 15 年度完成目指す中心商店街振興に期待
「連結歩道橋」
「漫画通り」も高知市が九反田地区再生計画
はりまや橋公園−文化プラザ 11 年度中に事業策定へ
1−2.マスタープランに関する新聞記事
NO
タイトル
1 高知市都計審各事業に優先順位マスタープラン答申
2
3
高知市都市計画マスタープラン拡大から質充実へ転換策定委 11 地域別
整備方針も提示
高知市マスタープラン素案提示
都市と自然の調和目指す
線引きは現状堅持策定委
4 県が都市計画審委員など募集
5
高知市合併構想も説明あすから「まちづくりトーク」
都市計画に民意反映へ来月末まで 15 カ所
6 「市街地線引き必要」改正都計法検討委高知市長らの見解報告
『くろーずあっぷ2001高知』
(19)
7 都市計画に民意反映マスタープラン作成へ 7 月から 11 地区初の
「地元協議」本年度
市民委立ち上げ原案策定目指す
8 高知市都市計画に市民参加マスタープランで方針
9
中心部に住宅供給もマスタープラン
策定委が初会合高知市 11 年度に報告書
1
- 2 -資料
1−3.シネコンに関する新聞記事
NO
タイトル
1 シネコン公聴会わずか 18 分で終了
2
イオンモール・川戸社長が来高「シネコン 一日も早く」
次は増床、リニューアルも磋琢磨で街の活性化を
3 20 日シネコン公聴会
媒体名
日付
面
ページ
文字数
朝刊
2003.11.21
社3
025 頁
全 371 字
朝刊
2003.11.15
経済
006 頁
全 1124 字
朝刊
2003.11.16
社3
029 頁
全 276 字
4 シネコン訴訟費用松尾前市長らは返還をオンブズマンが監査請求
朝刊
2003.11.13
社2
028 頁
全 424 字
5 シキボウシネコン 10 館で再申請イオン高知来年 6 月末開館目指す
朝刊
2003.11.01
社3
032 頁
全 537 字
朝刊
2003.10.16
社3
029 頁
全 1025 字
朝刊
2003.10.04
社2
030 頁
全 1309 字
6
7
高知市中心商店街通行量減少に歯止め県など調査
関係者「実感わかない」
シネコン申請あれば許可へ控訴断念で
松尾高知市長 中心街重視を強調
8 シネコン訴訟高知市が控訴断念松尾市長「全面敗訴」受け決断
夕刊
2003.10.03
夕1
001 頁
全 680 字
9 シネコン訴訟高知市が全面敗訴建築の公益性認定地裁判決
朝刊
2003.10.01
1面
001 頁
全 1126 字
朝刊
2003.10.01
社2
030 頁
全 2138 字
朝刊
2003.08.21
社3
031 頁
全 558 字
朝刊
2003.06.19
社3
029 頁
全 408 字
朝刊
2003.05.21
社1
027 頁
全 1329 字
朝刊
2003.05.21
社1
027 頁
全 643 字
朝刊
2003.03.15
2面
002 頁
全 879 字
朝刊
2002.12.25
社1
031 頁
全 393 字
朝刊
2002.12.11
社3
023 頁
全 586 字
夕刊
2002.10.22
夕社
007 頁
全 818 字
朝刊
2002.09.05
社2
030 頁
全 1612 字
朝刊
2002.07.06
社2
026 頁
全 425 字
朝刊
2002.06.08
社2
032 頁
全 1822 字
10 シネコン訴訟高知市が全面敗訴シネコン前進へ
11
高知市イオン周辺「近隣商業」に都計審決定 10 月にも
用途地域変更
12 イオン周辺の用途変更高知市が公聴会中止公述の申し出なし
13
シネコン論議再燃かイオン周辺「近隣商業」に高知市が用途変更案
「市長判断」余地残す
14 シネコン訴訟結審「公益性」の存否陳述 9 月 30 日に判決
15
『高知市議会』イオン周辺商業系か
住居系にシネコン建設予定地用途地域見直しへ
16 高知市シネコン訴訟公益性めぐり双方が主張
17
18
19
20
21
西武撤退後のシネコン構想黒原ゼネラルマネジャーに聞く
「2 館では採算厳しい」イオン高知の反応
シネコン訴訟市側は請求却下求める
「訴えは不適法」高知地裁第1回口頭弁論
イオン側 3 社「シネコン不許可は違法」
取り消し求め高知市を提訴
シネコン問題再審査請求を断念
イオン高知建設意向は変わらず
シネコン審査請求棄却高知市建築審
行政裁量権で意見分かれる最後は多数決【解説】
22 シネコン不許可変わらず高知市建築審審査請求を棄却
夕刊
2002.06.07
夕1
001 頁
全 919 字
23 高知市建築審査会シネコン結論 7 日公表
夕刊
2002.05.31
夕社
010 頁
全 591 字
次回会合で裁決書確認
24 シネコン結論月末以降に高知市建築審裁決書の作成着手
朝刊
2002.05.14
社2
026 頁
全 399 字
25 13 日にもシネコン裁決書高知市建築審
朝刊
2002.05.02
社2
028 頁
全 399 字
朝刊
2002.04.05
社3
027 頁
全 361 字
朝刊
2002.03.29
社2
028 頁
全 1004 字
28 シネコン問題 28 日に公開口頭審査高知市建築審市長やシキボウ陳述
朝刊
2002.03.20
社2
028 頁
全 457 字
29 シネコン不許可問題弁明書など提出要請へ高知市建築審査会が初会合
朝刊
2001.12.29
社2
022 頁
全 507 字
30 シネコン問題「判断基準の明示を」設置者側会見早期建設へ意欲強調
朝刊
2001.12.21
社2
028 頁
全 748 字
31 シネコン不許可シキボウ不服申し立て高知市建築審 1 カ月以内に裁決
夕刊
2001.12.20
夕社
007 頁
全 548 字
朝刊
2001.12.15
社1
027 頁
全 797 字
33 賛成・反対の意見聞くシネコンで公聴会
朝刊
2001.10.30
地域1
024 頁
全 592 字
34 シキボウシネコン建築再申請 12 月上旬 までに結論
朝刊
2001.10.06
社2
032 頁
全 556 字
35 シネコン要望署名 10 万人企業側
朝刊
2001.09.28
社3
025 頁
全 640 字
朝刊
2001.09.15
地域1
024 頁
全 492 字
朝刊
2001.09.05
特集
024 頁
全 5028 字
26 シネコン問題を審議高知市建築審査会行政裁量権で質疑も
27
32
高知市建築審シネコンで口頭審査用途
地域・公益性で陳述
シキボウ側「裁量権の逸脱」松尾市長「総合的に判断」
高知市長のシネコン不許可シキボウ不服
申し立てへ「市民合意なし」の基準問う
高知市長に提出
36 シネコン再申請時に総合判断松尾市長経緯こだわらない姿勢
37
イオン高知のシネコンできる? できない?8 スクリーン、
総席数 1608「ゆったり設備」「立ち見はなし」
2
- 3 -資料
38 高知東宝市映画館協議会を脱会シネコンめぐり行き違い
39
40
シネコン実現へ署名活動イオン高知
きょうから店内で
来月まで再申請へ「10 万人超目指す」
シキボウシネコン一時取り下げ高知市長の不許可確実
再申請へ署名活動「政治判断が入って残念」
41 シネコン決着週明けへシキボウなど態度表明延期を要請
42
43
高知市中心街、既存映画館街を見直すチャンス
シネコン建築阻止へ初会合バリアフリー対応考える
環境、障害者に優しさを高校生らが
街づくり談義「シネコン」も市長に質問
夕刊
2001.08.29
夕社
006 頁
全 917 字
朝刊
2001.08.18
社2
026 頁
全 632 字
朝刊
2001.08.14
社2
026 頁
全 1753 字
朝刊
2001.08.11
社2
026 頁
全 713 字
朝刊
2001.08.08
社3
027 頁
全 792 字
朝刊
2001.08.06
地域1
025 頁
全 687 字
44 障害者がシネコン要望「映画見る機会つくって」高知市
朝刊
2001.08.04
社3
025 頁
全 690 字
45 高知市議会シネコン本会議も反対不許可請願 20 対 16 で採択
朝刊
2001.08.03
社2
028 頁
全 2156 字
朝刊
2001.08.01
2面
002 頁
全 1316 字
全 628 字
46
高知市議会建設委シネコンに「ノー」可否同数で
委員長裁決あすの本会議は微妙
47 松尾市長シネコン結論来月に請願・陳情の採決
朝刊
2001.07.10
2面
002 頁
48 シネコン結論先送り「県外の視察後に」高知市議会建設委
朝刊
2001.06.27
2面
002 頁
全 796 字
49 シネコンめぐり公聴会高知市住民らが賛否意見
朝刊
2001.06.14
社2
028 頁
全 850 字
朝刊
2001.03.20
2面
002 頁
全 1507 字
51 シキボウジャスコ建築確認申請高知工場跡来月中旬にも着工
朝刊
2000.04.25
経済
010 頁
全 688 字
52 シネコン判決、高知市が控訴断念
大阪
2003.10.04
高知版
24 頁
全 633 字
53 高知市の不許可処分取り消しシネコン訴訟で地裁判決
大阪
2003.10.01
高知版
28 頁
全 1289 字
54 イオン高知周辺の用途、近隣商業地域に変更都計審議決
大阪
2003.08.21
高知版
26 頁
全 576 字
55 市、
「工業地域」変更へイオン高知のシネコン訴訟結審
大阪
2003.05.21
高知版
24 頁
全 692 字
大阪
2003.03.15
高知版
28 頁
全 485 字
57 高知西武の跡地、商業施設の集中化やシネコン設置を提言
大阪
2003.01.09
高知版
21 頁
全 416 字
58 高知市、訴えの却下求めるシネコン訴訟、初の口頭弁論
大阪
2002.10.23
高知版
28 頁
全 647 字
59 シネコンと街づくり(焦点+高知市長選を前に:中)
大阪
2002.10.10
高知版
28 頁
全 3459 字
60 シネコン不許可取り消しを 3 社高知市長を提訴
大阪
2002.09.05
高知版
24 頁
全 506 字
61 イオン側請求棄却シネコン設置問題高知市建築審査会
大阪
2002.06.08
高知版
32 頁
全 856 字
62 イオンの主張、高知市と平行線シネコン問題
大阪
2002.03.29
高知版
28 頁
全 435 字
63 「シネコン」不許可に松尾高知市長「公益性ない」と判断
大阪
2001.11.29
高知版
29 頁
全 906 字
64 公聴会に 250 人、賛否両論展開イオン高知のシネコン
大阪
2001.10.30
高知版
33 頁
全 518 字
65 建築許可申請取り下げイオン高知のシネコン設置問題
大阪
2001.08.14
高知版
27 頁
全 641 字
66 イオン高知SCのシネコン設置計画、市議会は「ノー」
大阪
2001.08.03
高知版
21 頁
全 438 字
67 イオンSCの複合映画館、建築反対の請願採択
大阪
2001.08.01
高知版
21 頁
全 543 字
媒体名
日付
面
ページ
文字数
朝刊
2003.09.13
内政
003 頁
全 453 字
夕刊
2003.08.27
夕社
006 頁
全 670 字
夕刊
2002.11.11
夕社
007 頁
全 926 字
朝刊
2002.09.17
政特
005 頁
全 2769 字
5 国道56号土佐道路が全線開通/高知
大阪
2002.09.08
高知版
034 頁
全 136 字
6 土佐道路きょう全通主要幹線ほぼ整備
朝刊
2002.09.07
1面
001 頁
全 553 字
50
56
延期市議会建設委
来月中旬ごろ決定
『高知市議会』ジャスコ出店の影響調査
1000 事業所で 4,11 月実施執行部方針
イオン高知ショッピングセンター(高知市)「商業」に変更を
検討イオン高知周辺工業地域指定
高知市議会
1−4.国道 56 号に関する新聞記事
NO
タイトル
1 潮江西部区画整理3年間事業延長へ高知市「財政状況厳しい」
2
土佐道路の河ノ瀬交差点東西を高架化へ
国交省と高知市初の住民説明会
“紅葉ロード”姿消す高知市土佐道路のアメリカフウ
3 国道工事事務所が剪定枯れ葉の苦情対応だが…
「シーズン終わるまで待てんろうか」の声も
4
『くろーずあっぷ2002高知』
(36)高知市内主要道路網整備
ほぼ完了増え続ける交通量問われるまちづくり質的改良必要に
7 土佐道路が全線開通着手から31年総事業費580億円
夕刊
2002.09.07
夕1
001 頁
全 676 字
8 『ここはどこ?私は誰?』高知市の土佐道路
夕刊
2002.09.06
夕2
001 頁
全 40 字
夕刊
2002.09.06
夕社
006 頁
全 659 字
9
『ここはどこ?私は誰?』
正解は高知市の土佐道路昭和 55 年、まず7700 メートル開通
3
- 4 -資料
10 交通弱者の視点生かせ高知市国交省段差や点字ブロック点検
朝刊
2002.08.27
地域1
024 頁
全 462 字
11 着工 31 年土佐道路全通へ高知市潮江最終区間来月 7 日開通
朝刊
2002.08.23
社2
030 頁
全 734 字
朝刊
2002.05.02
社2
028 頁
全 676 字
夕刊
2002.03.29
夕社
010 頁
全 569 字
朝刊
2002.03.22
社2
026 頁
全 644 字
朝刊
2001.08.30
2面
002 頁
全 854 字
朝刊
2001.03.31
内政
003 頁
全 1026 字
朝刊
2001.02.01
内政
003 頁
全 787 字
朝刊
2001.01.19
内政
003 頁
全 633 字
朝刊
2000.12.09
内政
003 頁
全 544 字
朝刊
2000.08.26
内政
003 頁
全 926 字
21 四国地建の予備費計画土佐道路 1.1 キロに着手仁淀川にポンプ操作機
朝刊
2000.07.26
2面
002 頁
全 637 字
22 特定財源制度堅持を道路整備促進県協議会特別決議を採択
朝刊
2000.07.19
内政
003 頁
全 442 字
23 高知市潮江西部の区画整理仮換地案の縦覧開始 14 日まで
夕刊
1999.11.01
夕社
006 頁
全 687 字
夕刊
1999.09.03
夕社1
007 頁
全 1209 字
朝刊
1999.05.25
政治2
002 頁
全 806 字
夕刊
1998.10.03
夕社1
007 頁
全 1023 字
夕刊
1998.07.09
夕社2
006 頁
全 651 字
朝刊
1998.05.29
政治2
002 頁
全 496 字
夕刊
1998.04.14
夕社1
007 頁
全 899 字
夕刊
1998.02.04
夕社2
006 頁
全 682 字
朝刊
1998.01.08
社2
030 頁
全 1085 字
12
長浜バイパス開通 1 カ月桂浜道路通行 1 割増GW前半 3 割増
渋滞緩和に効果
13 長浜バイパス開通南北交通の渋滞緩和へ
14
15
潮江地区の土佐道路暫定2車線で26日開通電車通りと
桂浜道路直結春野方面へ
交通円滑化
概算要求本県関係分臨港、土佐道路が全通波介川事業で
用地取得 四国地方整備局
16 01 年度予算四国整備局は 4912 億円「須崎道路」が一部完成
17
潮江西部の区画整理事業高知市が仮換地指定地権者に通知
13 年度着工へ
18 本県 4 車線化は四国最低路上駐車全国の半分道路交通センサス
19
20
24
25
26
27
高知市の潮江西部区画整理仮換地計画を修正 13 日から再縦覧
指定来月末を目標
来年度予算概算要求本県関係分高知国体の輸送路整備 56 号
春野拡幅など完成四国地建
屋外広告無許可物件が 8 割超花海道、南国バイパス、土佐道路 10 年度
高知市の実態調査 11 年度も 43 キロ調査へ
高知市議会建設委潮江西部の区画整理
仮換地案を来月から縦覧弥右衛門地区完了3年延長
国道 56 号西の動脈仮復旧現道わきに
仮設道路南国の 32 号はあすから
荒倉トンネル拡幅へ高知市、春野町高知国体にらみ
2 車線化 21 日から 2 年半通行止め「新荒倉」が対面通行に
28 潮江西部の都市整備事業土地の縦覧始まる
29
高知市の河ノ瀬交差点改良で人身事故激減半年間で 18 件→
8 件関係者も驚く抑止効果最大要因植栽除去か
30 月の瀬橋で完成式典高知市市長らが渡り初め
31
南国−伊野間高知ICアクセス知寄町
薊野線が幹線 伊野ICは西バイパス連結
1−5.高知自動車道(伊野IC∼須崎東)に関する新聞記事
NO
タイトル
媒体名
日付
面
ページ
文字数
朝刊
2003.09.13
地域1
028 頁
全 682 字
朝刊
2003.08.30
社3
027 頁
全 335 字
夕刊
2003.08.27
夕2
002 頁
全 479 字
朝刊
2003.08.19
社3
025 頁
全 519 字
朝刊
2003.08.16
1面
001 頁
全 1263 字
朝刊
2003.07.18
社3
025 頁
全 451 字
7 高速でどう、もうける? 「道の開延隊」活用策検討須崎市
朝刊
2003.02.15
地域2
023 頁
全 584 字
8 “8の字”開通目指す四国地方整備局南部局長着任会見
朝刊
2003.01.11
内政
003 頁
全 654 字
9 『’02高知この1年』(5)新たな高速道時代へ伊野―須崎東待望の開通
朝刊
2002.12.22
社2
026 頁
全 986 字
朝刊
2002.12.21
2面
002 頁
全 586 字
朝刊
2002.12.07
1面
001 頁
全 594 字
1
高知自動車道・伊野―須崎東開通 1 年の交通量 1 日 6395 台
予想の 1.5 倍時間短縮や渋滞回避効果隣接区間も大幅増
2 高知自動車道の都計変更案縦覧を 16 日まで意見受け付け
3
4
5
6
10
11
来年度概算要求道路公団四国支社 個別路線の公表なし
総枠は 03 年度並み「高速道見直し」影響
お盆中の四国の交通状況高速道 高知 36%増 46 万台
四国内も最高 275 万台
国交省方針窪川―佐賀は完成 2 車線国道 56 号の
バイパス自動車専用道で延伸来年度都計決定目指す
お盆の高知道渋滞予測 9 件交通量ピーク下り 14 日、
上り 17 日道路公団四国支社
高知自動車道・窪川―中村間新方式で早期整備を知事
要望 「県も準備する」
高速道建設に歯止め民営化委が最終報告提出県西部
延伸に影響必至須崎新荘―窪川は微妙窪川―中村は直轄視野
4
- 5 -資料
12 道路民営化委最終報告県「建設要望は不変」 来年度予算情報収集急ぐ
朝刊
2002.12.07
特集
005 頁
全 2451 字
13 中村―高知空港に高速バス 20 日から 1 日1往復 高知西南交通
朝刊
2002.11.16
地域3
026 頁
全 533 字
朝刊
2002.11.13
内政
003 頁
全 622 字
15 南国SAなどで「感謝デー」開催きょう、あす
朝刊
2002.11.02
地域3
026 頁
全 254 字
16 1 日利用、7000 台超高知道の伊野−須崎東間
大阪
2002.10.17
高知版
24 頁
全 408 字
朝刊
2002.10.16
社2
028 頁
全 821 字
18 黒潮本陣:中土佐町 入浴は高速道利用がお得レシート持参で200円引
朝刊
2002.09.24
地域1
022 頁
全 558 字
19 伊野―須崎東間が開通高知道県中西部へ全国の高速道7000キロ突破
朝刊
2002.09.17
1面
001 頁
全 1263 字
20 高知道伊野―須崎東開通気持ちに一つの区切り
朝刊
2002.09.17
社2
022 頁
全 678 字
朝刊
2002.09.17
社2
022 頁
全 1039 字
朝刊
2002.09.17
社2
022 頁
全 842 字
朝刊
2002.09.17
社1
023 頁
全 1924 字
夕刊
2002.09.17
夕社
008 頁
全 811 字
大阪
2002.09.17
高知版
30 頁
全 993 字
朝刊
2002.09.16
1面
001 頁
全 430 字
朝刊
2002.09.16
特集
013 頁
全 760 字
朝刊
2002.09.16
特集
014 頁
全 1737 字
朝刊
2002.09.16
特集
016 頁
全 1047 字
朝刊
2002.09.16
社2
026 頁
全 796 字
朝刊
2002.09.15
1面
001 頁
全 686 字
朝刊
2002.09.13
社2
030 頁
全 1269 次
朝刊
2002.09.11
社2
026 頁
全 1192 字
朝刊
2002.09.09
社2
022 頁
全 1211 字
朝刊
2002.09.08
社2
030 頁
全 1206 字
朝刊
2002.08.30
社2
030 頁
全 653 字
朝刊
2002.08.25
社2
030 頁
全 719 字
38 2000 人が高知自動車道を歩く開通前イベント
大阪
2002.08.25
高知版
26 頁
全 191 字
39 高速道伊野―須崎東あす開通イベント土佐 ICウォーキングクイズも
朝刊
2002.08.23
社2
030 頁
全 411 字
朝刊
2002.08.08
1面
001 頁
全 894 字
41 高知道須崎延伸でポスター 「太平洋近くなる」“ハマちゃん”が沿線PR
朝刊
2002.08.08
社2
034 頁
全 502 字
42 伊野−須崎東、来月 16 日に開通高知自動車道
大阪
2002.08.08
高知版
28 頁
全 470 字
朝刊
2002.08.05
1面
001 頁
全 763 字
大阪
2002.07.16
高知版
32 頁
全 408 字
朝刊
2002.07.05
地域2
027 頁
全 552 字
46 高速道見学会参加者を募集 30 日道路公団四国支社
朝刊
2002.07.02
社3
027 頁
全 326 字
47 須崎道路影響、市街地の交通量減夜間騒音、振動も緩和
大阪
2002.05.21
高知版
24 頁
全 489 字
48 県土地開発公社高知自動車道新荘―中土佐用地事務所開設へ
朝刊
2002.04.04
内政
003 頁
全 436 字
14
17
21
22
高知道・須崎新荘―中土佐間全区間で設計協議合意
須崎市角谷地区と調印
高知道・伊野―須崎東開通1カ月1日交通量7000台超す当初予想
大きく上回る 国道56号は24%減
高知道伊野―須崎東開通難工事 6 年感無量
伊野町八田―土佐市戸波軟弱地盤を克服
高知道伊野―須崎東開通幡多へ早期
延伸を須崎市祝賀式に 430 人
23 高知道伊野―須崎東開通初乗り渋滞 10 キロ逆風高速に期待の波
24
国道 56 号高速道効果で 2 割減?
土佐・須崎市街地流れ順調
25 高知市内へ 20 分接近須崎東まで高知自動車道開通
26
27
28
29
30
高知自動車道伊野―須崎東きょう開通
一般通行は午後 3 時から
高知自動車道・伊野―須崎東きょう開通仁淀川越え
目指せ幡多路県中西部にも高速時代潮の香運ぶ 23.9 キロ
高知自動車道・伊野―須崎東きょう開通県中西部 身近に見どころ、
味どころ多彩 海に山に、大人も子供も満足
高知自動車道・伊野―須崎東きょう開通
速さ実感田園地帯を駆け抜けるそう快ドライブ
「伊野―須崎東」高速道開通記念行事メジカ刺し身大好評
8000 人訪れ 1300 匹完売須崎市できょうも
31 高知自動車道伊野―須崎東間あす開通
32
33
34
35
『西へハイウエー伊野―須崎東16日開通』(5−終)
揺れる延伸 2 車線整備を提案
『西へハイウエー伊野―須崎東16日開通』(4)
須崎市以西遠いほど利用意欲
『西へハイウエー伊野―須崎東16日開通』(2)
物流「時間」優先組は利用
『西へハイウエー伊野―須崎東16日開通』(1)
地域活性化戦略観光に新しい潮流
36 高知道・伊野―須崎東開通控え 防災訓練土佐市
37
40
43
来月開通の高知道・伊野―須崎東記念行事に 4000 人
駅伝やウオーキング楽しむ 土佐市
高知自動車道伊野―須崎東 来月 16 日午後 3 時
開通道路公団正式決定普通車は 750 円
高知自動車道伊野―須崎東 来月 16 日開通へ
県西部に延伸全国延長 7000 キロ突破
44 建設費にびっくり高知道、伊野町の児童ら工事見学
45
12 日から須崎まつり高速道延伸で規模
拡大 2 尺玉 3 発/帆船入港
5
- 6 -資料
49
高知自動車道伊野―須崎東が開通へ
朝刊
道路公団四国支社 14 年度計画を発表
2002.04.02
内政
003 頁
全 741 字
50 須崎道路、混雑解消へ開通秋までに高知自動車道に接続
大阪
2002.03.24
高知版
34 頁
全 433 字
51 須崎道路が暫定開通混雑解消に威力
夕刊
2002.03.23
夕1
001 頁
全 600 字
全 270 字
52 道に絵描き開通を祝う須崎道路
大阪
2002.03.18
高知版
26 頁
53 バイパス開通、23 日から須崎
大阪
2002.03.05
高知版
24 頁
全 518 字
54 高知道・須崎新荘―中土佐安和で設計 協議合意県庁で調印式
朝刊
2002.02.28
社3
029 頁
全 517 字
朝刊
2002.02.24
地域1
032 頁
全 512 字
56 須崎道路来月 23 日暫定開通 56 号混雑解消に期待
夕刊
2002.02.22
夕1
001 頁
全 800 字
57 高知自動車道ドライバーの夢間近(鳥の目虫の目)
大阪
2002.02.11
高知版
31 頁
全 452 字
58 高速道須崎延伸沿線住民で活用を促進へ 「道の開延隊」設立
朝刊
2002.02.06
地域2
019 頁
全 494 字
59 高知道・伊野―須崎仕上げの舗装作業へ 土佐PAで火入れ式
夕刊
2002.02.05
夕1
001 頁
全 679 字
60 年度内発注見通し高知道関係は 8 件道路公団四国支社
朝刊
2002.01.26
内政
003 頁
全 149 字
朝刊
2002.01.01
021 頁
全 1057 字
大阪
2001.12.21
高知版
25 頁
全 538 字
朝刊
2001.12.01
地域2
027 頁
全 1245 字
朝刊
2001.10.06
内政
003 頁
全 581 字
朝刊
2001.08.30
2面
002 頁
全 834 字
66 高知自動車道・伊野−須崎間最後のトンネル貫通伊野町八田
夕刊
2001.07.05
夕社
006 頁
全 497 字
67 高速道路の収支が年々悪化道路公団四国管内
大阪
2001.06.27
高知版
29 頁
全 1163 字
68 県、16 年ぶり代執行土佐の高知道延伸予定地
大阪
2001.05.22
高知版
25 頁
全 598 字
朝刊
2001.04.05
内政
003 頁
全 535 字
70 『高知県議会』高速道須崎−窪川間 19 年度 完成目標
夕刊
2001.03.08
夕1
001 頁
全 675 字
71 高知道市野々トンネル貫通伊野−須崎間 最長の 2079 メートル
朝刊
2001.03.01
地域2
025 頁
全 674 字
朝刊
2000.08.26
内政
003 頁
全 542 字
朝刊
2000.06.03
地域2
025 頁
全 418 字
朝刊
2000.04.27
特集
019 頁
全 3700 字
75 須崎ICで安全祈願祭高知道伊野−須崎間
夕刊
2000.02.29
夕社
006 頁
全 494 字
76 高知自動車道針木第2トンネル貫通
夕刊
2000.02.15
夕社
006 頁
全 643 字
朝刊
2000.01.18
社2
024 頁
全 554 字
朝刊
1999.08.27
内政1
003 頁
全 713 字
朝刊
1999.08.27
地域1
026 頁
全 589 字
朝刊
1999.08.09
地域1
025 頁
全 1302 字
55
61
八田トンネルにトトロ、ネコバス
高知自動車道伊野―須崎間児童ら 430 人夢の壁画
広がる高知の交通網高速道西へ伊野−須崎 23.9 キロ
国体前の開通に総力県都と須崎市 30 分弱に
62 高知自動車道の伊野−須崎、02 年度完成へ財務省原案
63
住民参加で橋造ろう須崎市の跨線橋県ワークショップを
開始 名称、色合い、橋脚形状…
64 「8の字ルート」骨格四国地方整備局西田新局長が会見
65
69
72
概算要求本県関係分高知道の伊野―須崎間来秋の開通見込む
道路公団四国支社
道路公団四国支社事業計画ピーク超え 1000 億円割れ
高知道 4 車線化率 27.2%に
来年度予算概算要求本県関係分
高知道 4 車線化 27%に道路公団四国支社
73 高知自動車道伊野−須崎間 須崎トンネル貫通完成は来年 3 月
74
77
78
『高知20世紀10大ニュース』(8)高知自動車道開通
1987 年 10 月 8 日高速道時代の幕開け 速度規制で直前に大混乱
仁淀川橋ほぼ完成四国最長 908 メートル
コンクリート最終打設へ高知道・伊野−須崎
来年度予算概算要求道路公団四国支社
縦貫道来年度に全通伊野−須崎間は全面工事
79 高速道路の安全対策学ぶ高知道で見学会
80
土佐市高田集落住民ら高速道「盛り土」に反対排水対策に不安訴え
公団に「高架化」求める
81 須崎トンネル着工安全工事を 60 人が祈願高知道
夕刊
1999.08.05
夕社1
007 頁
全 589 字
82 高速道伊野−須崎間 14 年開通へ 本格工事土佐ICで祈願祭
夕刊
1999.06.17
夕社1
007 頁
全 713 字
83 高知自動車道「北原中工事」本格化へ 安全祈願土佐市の 2.36 キロ区間
朝刊
1999.06.04
地域2
025 頁
全 558 字
夕刊
1999.05.25
夕社2
006 頁
全 713 字
朝刊
1999.04.02
内政1
003 頁
全 775 字
朝刊
1999.02.25
地域2
025 頁
全 558 字
朝刊
1999.01.12
内政1
003 頁
全 713 字
夕刊
1998.12.25
夕政1
001 頁
全 1829 字
84
85
86
87
88
針木第 2 トンネルで祈願祭
高知道伊野−須崎間 378 メートル、来年 5 月完成へ
道路公団四国支社が事業計画「伊野−須崎」全面展開へ
高知道の 4 車線化率 23%に
市野々トンネル着工高知自動車道
伊野−須崎 13 年 8 月完成へ関係者ら安全祈願
高知自動車道新「笹ケ峰トンネル」発注へ
道路公団 4 車線化へ措置
四国横断自動車道中土佐−窪川に施行命令
川之江−高知全線 4 車線へ国幹審決定経済効果を優先
6
- 7 -資料
89
高速道路で 25 日、国幹審整備計画格上げ 200 キロ以上
朝刊
中土佐−窪川間に注目
1998.12.20
内政1
003 頁
全 1612 字
90 高知自動車道の北原西工区 12 年完成へ安全祈願土佐市
朝刊
1998.09.08
地域2
019 頁
全 372 字
91 高知自動車道針木第一トンネル貫通伊野−須崎間で初
夕刊
1998.07.28
夕社2
006 頁
全 806 字
92 98 年度補正が成立須崎道路に 7 億円
朝刊
1998.06.18
政治2
002 頁
全 341 字
朝刊
1998.05.28
政治1
001 頁
全 1550 字
朝刊
1998.04.10
内政1
003 頁
全 713 字
朝刊
1998.04.09
政治2
002 頁
全 930 字
朝刊
1998.03.21
社1
031 頁
全 2387 字
夕刊
1998.03.20
夕政1
001 頁
全 1953 字
朝刊
1998.03.02
社総2
024 頁
全 2015 字
朝刊
1998.01.08
社2
030 頁
全 1085 字
朝刊
1998.01.01
新年1
053 頁
全 1426 字
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新道路 5 カ年計画高知自動車道伊野−須崎新荘
14 年度までに開通高知南国、中村宿毛道も地域高規格道も 2 区間
『横顔』道路公団高知工事事務所長坂井秋男氏(46)
須崎延伸へ全力
98 年度予算成立道路公団四国支社高知道24%4車線化
徳島道美馬−井川池田間開通
高知自動車道南国−伊野開通「開通の日」
実感やっと県都へ…早うなったねぇ」
春県都へ高速の風高知自動車道
南国−伊野間待望の開通交流軸新時代へ
98 南国−伊野間「開道祭」歩いた、触れた 高速道各ICで多彩なイベント
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南国−伊野間高知ICアクセス知寄町
薊野線が幹線 伊野ICは西バイパス連結
幕開け四国新時代―高速道、新港、明石大橋太平洋に出合う“夢ロード”
高知自動車道 南国−伊野間が3月開通
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