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(吸収合併)(ニッコーエムイー株式会社)

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(吸収合併)(ニッコーエムイー株式会社)
吸収合併に係る事後開示書面
( 会社法第 801 条第 1項 および 会社 法施行 規則第 200 条に 基づく 書面 )
( 簡易吸 収合 併)
平成 28 年7月 4日
ニッコー株式会社
平成 28 年7月 4日
ニ ッコー 株式 会社
代 表取締 役社 長
三谷
明子
当 社は 、平成 28 年4月 21 日付でニ ッコー エム イー株 式会 社( 以下、「 ニッコー エムイ ー」と
い い ま す 。 ) と の 間 で 締 結 し た 吸 収 合 併 契 約 書 に 基 づ き 、 平 成 28 年 7 月 1 日 を 効 力 発 生 日 と
し て、 当社を 吸収 合併存 続会 社、ニ ッコ ーエム イー を吸収 合併 消滅会 社と する吸 収合 併(以 下、
「 本吸収 合併 」と いいま す。)を行 いまし た。本吸 収合併 に関し 、会 社法第 801 条第1 項お よび
同 法施行 規則第 200 条に 定める 事項 は下記 のと おりで す。
記
1 . 吸 収合併 が効 力を生 じた 日 ( 会 社 法 施 行 規 則 第
200 条 第 1 号 )
平成 28 年7月 1日
2 . 吸 収合併 消滅 会社に おけ る会社 法第 784 条の2 、第 785 条 および第 787 条の 規定 ならび に
会 社法第 789 条の規 定に よる手 続の 経過 ( 会 社 法 施 行 規 則 第
200 条 第 2 号 )
( 1) 吸収合併 をやめ るこ との請 求
ニ ッコ ーエム イー では、 会社 法第 784 条 の2の 規定 に基づ く株 主から の本 吸収合 併
を やめる こと の請求 はあ りませ んで した。
( 2) 反対株主 の株式 買取 請求
ニ ッコ ーエム イー が発行 する 全株式 を当 社が保 有し ている ため 、会社 法第 785 条 第
1 項の規 定に 基づく 株主 からの 株式 買取請 求に ついて 、該 当事項 はあ りませ ん。
( 3) 新株予約 権買取 請求
ニッコーエムイーは、新株予約権および新株予約権付社債を発行していなかった
た め、該 当事 項はあ りま せん。
( 4) 債権者の 異議
ニ ッコー エム イーは 、会 社法 第 789 条 第2項お よび第 3項 の規定 に基 づき、 平成 28
年 4月 22 日付 の官報 へ合 併公告 を掲 載する とと もに、 知れ ている 債権 者に対し各別
の催告を行いましたが、異議申述期限までに異議を述べた債権者はありませんでし
た。
3 . 吸 収合併 存続 会社に おけ る会社 法第 796 条の2 および第 797 条な らび に第 799 条 の規定 に
よ る手続 の経 過 ( 会 社 法 施 行 規 則 第
200 条 第 3 号 )
( 1) 吸収合併 をやめ るこ との請 求
本 吸収合 併は、会社法第 796 条 第2 項本文 に規 定する 場合 に該当 する ため、当社 の株
主 は、本 吸収 合併を やめ ること は請 求でき ませ ん。
( 2) 反対株主 の株式 買取 請求
本 吸収合 併は、会社法第 796 条 第2 項本文 に規 定する 場合 に該当 する ため、当社 の株
主 は、同 法第 797 条 第1 項の規 定に よる株 式の 買取請 求を するこ とは できま せん 。
( 3) 債権者の 異議
当 社は、 会社 法第 799 条 第2項 およ び第3 項の 規定に 基づ き、平成 28 年 4月 22 日
付 の官報 へ合 併公告 を掲 載する とと もに、同日 付で電 子公 告を行 いま したが、異 議申
述 期限ま でに 異議を 述べ た債権 者は ありま せん でした 。
4. 吸収合併により吸収合併存続会社が吸収合併消滅会社から承継した重要な権利義務に関す
る 事項 ( 会 社 法 施 行 規 則 第
200 条 第 4 号 )
当 社は、 ニッ コーエ ムイ ーの資 産・ 負債お よび その他 の権 利義務 一切 を承継 しま した。
5 . 会 社法第 782 条第 1項の 規定 により 吸収 合併消 滅会 社が備 え置 いた書 面ま たは電 磁的 記録
に 記載ま たは 記録が され た事項 ( 会 社 法 施 行 規 則 第
200 条 第 5 号 )
別 添のと おり です。
6 . 会 社法第 921 条の変 更の 登記を した 日 ( 会 社 法 施 行 規 則 第
200 条 第 6 号 )
平成 28 年7月 8日( 予定 )
7 . 前 各号に 掲げ るもの のほ か、本 吸収 合併に 関す る重要 事項 ( 会 社 法 施 行 規 則 第
200 条 第 7 号 )
該 当事項 はあ りませ ん。
以
上
別添
吸収合併に係る事前開示書面
( 会社法第 782 条第 1項 および 会社 法施行 規則第 182 条に 基づく 書面 )
( 略式吸 収合 併)
平成 28 年4月 22 日
ニッコーエムイー株式会社
平成 28 年4月 21 日
ニ ッコー エム イー株 式会 社
代 表取締 役社 長
織田
信康
当 社は 、平成 28 年4月 21 日付でニ ッコー 株式 会社(以下 、「ニッコ ー」といい ます 。)と の
間 で締結 した 吸収合 併契 約書に 基づ き、平 成 28 年7 月1日 を効力 発生 日とし て、 当社を 吸収合
併 消滅会 社、ニ ッコーを 吸収合 併存 続会社 とす る吸収 合併( 以下、「本 吸収合 併」と いいます。)
を 行うこ とと しまし た。本 吸収合併 に関し、会 社法第 782 条第1 項お よび同 法施 行規則第 182 条
に 定める 事項 は下記 のと おりで す。
記
1 . 吸 収合併 契約 の内容 ( 会 社 法 第
782 条 第 1 項 )
平 成 28 年4月 21 日 付で当 社とニ ッコ ーが締 結し た吸収 合併 契約書 は別 紙1の とお りです。
2 . 合 併対価 の相 当性に 関す る事項 ( 会 社 法 施 行 規 則 第
182 条 第 1 項 第 1 号 )
当社がニッコーの完全子会社であることから、本吸収合併に際して株式その他の金銭等の
交 付は行 いま せん。
3 . 合 併対価 につ いて参 考と なるべ き事 項 ( 会 社 法 施 行 規 則 第
182 条 第 1 項 第 2 号 )
該 当事項 はあ りませ ん。
4 . 吸 収合併 に係 る新株 予約 権の定 めの 相当性 に関 する事 項 ( 会 社 法 施 行 規 則 第
182 条 第 1 項 第 3 号 )
該 当事項 はあ りませ ん。
5 . 計 算書類 等に 関する 事項 ( 会 社 法 施 行 規 則 第
182 条 第 1 項 第 4 号 )
( 1) 吸収合併 存続会 社
① 最終事 業年 度に係 る計 算書類 等
ニ ッコー の最 終事業 年度 に係る 計算 書類等 は別 紙2の とお りです 。
② 最終事 業年 度の末 日後 に生じ た重 要な後 発事 象
・ 代表取 締役 の異動 (辞 任・就 任)
代 表取締 役社 長であ る二 俣一登 氏よ り、平成 27 年 11 月9 日付で 代表 取締役
お よび取 締役 を辞任 した いとの 申出 があり、こ れを受 理し ました。こ れを受 け
て、同日開催 の取締 役会 におい て、取 締役会長 である 三谷 充氏を 後継 の代表 取
締 役とす るこ とを決 議し ていま す。
・ 希望退 職者 の募集 およ びその 結果
平成 27 年 11 月 9日開催 の取締 役会 におい て、 陶磁器 事業 の収益 構造 の再構
築 には、抜本 的な合 理化 が必要 であ り、かつ、事 業規模に 応じた 管理 部門体 制
の 再構築 が必 要であ ると 判断し、適 正な人 員を 見直し た結 果、次のと おり希 望
退 職者の 募集 を行う こと を決定 しま した。
( 1)対
象
者: 勤 続年 数1年 以上 で、 40 歳以 上の陶 磁器 事業社 員お よび
50 歳 以上の本 社部門 社員
( 2) 募集人員 数: 130 名程 度
( 3)募 集 期 間: 平成 27 年 12 月1日 から 平成 27 年 12 月 10 日 まで
( 4) 退職予定 日: 平成 27 年 12 月 28 日
( 5)そ
の
他: 退 職者に 特別 加算金 を支 給する。ま た、希望者 に対し ては
就 職支援 会社 を通じ て再 就職支 援を 行う。
募 集の結 果は 、次の とお りとな りま した。
( 1)退 職 人 員: 112 名
( 2)退
職
日: 平成 27 年 12 月 28 日
ま た、希望退 職者募 集の 結果に 伴い、退職者へ の特別 加算 金や再 就職 支援費 用
等 により 事業 構造改 善費 用とし て、 平成 28 年3 月期の 個別 計算書 類に 133 百
万 円を特 別損 失とし て計 上しま す。
な お、今 回の 希望退 職者 募集の 実施 による 平成 29 年3 月期 以降の 業績に与え
る 影響額 は、 売上原 価が 年間約 2億 32 百万 円、 販売費 及び 一般管 理費が年間
約 2億 20 百万 円削減 され ると見 込ん でいま す。
・ 代表取 締役 の異動 (社 長交代 )
平成 28 年4月 21 日開催の取締役会において、平成 29 年3月期を初年度とする
中 期経営 計画 の策定 を踏 まえ、経営 体制の 刷新 を図り、当 該計画 の着 実な遂 行
お よび目 標達 成を図 るた め、常務 取締 役であ る三 谷明子 氏を 後継の 代表取締役
と するこ とを 決議し てい ます。
なお、当該人事は、平成 28 年6月 24 日開催予定の第 91 回定時株主総会および
同 総会終 結後 の取締 役会 にて正 式決 定の予 定で す。
( 2) 吸収合併 消滅会 社に おける 最終 事業年 度の 末日後 に生 じた重 要な 後発事 象
最終事業年度の末日後に重要な財産の処分、重大な債務の負担その他の会社財産の
状 況に重 要な 影響を 与え る事象 は生 じてい ませ ん。
6. 吸収合併が効力を生ずる日以後における吸収合併存続会社の債務の履行の見込みに関する
事項(会社法施行規則第
182 条 第 1 項 第 5 号 )
本吸収合併効力発生後のニッコーの資産の額は、負債の額を十分に上回ることが見込まれ
ま す。また 、本 吸収合 併後 のニッ コー の収益 状況 および キャ ッシュ・フロ ーの状 況に ついて、
ニ ッコー の債 務の履 行に 支障を 及ぼ すよう な事 態は、 現在 のとこ ろ推 測され てい ません 。
従って、本吸収合併後におけるニッコーの債務の履行について履行の見込みがあると判断
し ていま す。
以
上
別 紙1
合 併契約 書
別 紙2
ニ ッコー 株式 会社の 計算 書類等
( 貸借対 照表 ・損益 計算 書・株 主資 本等変 動計 算書・ 個別 注記表 )
計
算
書
類
自 平成26年4月 1日
第90期
至 平成27年3月31日
ニッコー株式会社
〆≠●0
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12/24
貸 借 対 照 表
(平成27年3月31日現在)
資
科
産
の
目
部
金
流
動 資 産
現 金 及 び 預 金
受
取
手
形
売
掛
金
商 品 及 び 製 品
仕
掛
品
未 成 工 事 支 出 金
原材料及び貯蔵品
そ
の
他
貸 倒 引 当 金
固 定 資 産
有形固定資産
建
物
構
築
物
機 械 及 び 装 置
車 両 及 び 運 搬 具
工具器具及び備品
土
地
リ ー ス 資 産
建 設 仮 勘 定
無形固定資産
電 話 加 入 権
ソ フ ト ウ ェ ア
リ ー ス 資 産
投資その他の資産
投 資 有 価 証 券
関 係 会 社 株 式
出
資
金
関係会社長期貸付金
そ
の
他
貸 倒 引 当 金
額
千円
6,225,483
1,252,332
170,791
2,260,503
1,355,227
582,227
224,544
259,011
131,844
△11,000
5,579,614
3,408,753
2,030,844
36,252
217,571
2,268
59,929
854,672
144,415
62,798
84,161
17,518
62,174
4,469
2,086,699
102,934
66,544
2,210
1,796,444
608,187
△489,620
負
科
産
合
計
11,805,097
の
部
目
金
額
千円
6,660,506
375,042
2,321,429
1,765,000
300,000
79,336
454,121
108,406
45,234
59,389
679,984
48,770
276,427
147,364
3,954,971
775,000
77,103
1,377,822
37,973
1,536,200
8,217
142,654
流
動 負 債
支
払
手
形
買
掛
金
短 期 借 入 金
1年内返済予定の長期借入金
リ ー ス 債 務
未
払
金
未
払
費
用
未 払 法 人 税 等
未 成 工 事 受 入 金
預
り
金
賞 与 引 当 金
製 品 保 証 引 当 金
そ
の
他
固 定 負 債
長 期 借 入 金
リ ー ス 債 務
退 職 給 付 引 当 金
役員退職慰労引当金
関係会社事業損失引当金
繰 延 税 金 負 債
そ
負
の
債
純
他
合
資
計
産
株 主 資 本
資
本
金
資 本 剰 余 金
資 本 準 備 金
その他資本剰余金
利 益 剰 余 金
その他利益剰余金
繰越利益剰余金
自 己 株 式
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
純
資
債
資
産
合
10,615,477
の
部
1,188,235
3,470,000
1,584,844
1,063,600
521,244
△3,530,042
△3,530,042
△3,530,042
△336,566
1,384
1,384
計
1,189,620
負債及び純資産合計
11,805,097
〆≠●0
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13/24
損 益 計 算 書
(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)
科
目
金
額
千円
売
売
上
千円
高
価
14,707,413
10,723,824
益
3,983,589
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費
4,241,000
上
売
上
営
原
総
業
営
業
受
受
為
そ
営
損
収
失
利
手
数
替
差
の
外
費
利
売
上
却
割
の
経
息
料
益
他
3,527
63,079
84,130
81,169
231,907
息
損
引
他
35,686
8,141
10,792
12,885
67,506
用
払
形
257,411
益
取
取
業
支
手
売
そ
外
利
常
損
失
別
利
益
定
資
産
売
却
益
係
会
社
清
算
益
対 策 費 用 戻 入 益
特
別
損
失
固
定
資
産
売
却
損
固
定
資
産
除
却
損
投 資 有 価 証 券 売 却 損
関 係 会 社 株 式 評 価 損
関係会社事業損失引当金繰入額
税 引 前 当 期 純 損 失
法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税
法
人
税
等
調
整
額
93,010
特
固
関
鉛
当
期
純
損
失
2,152
7,800
36,220
8,728
6,431
123,794
31,901
42,600
8,313
7,564
46,173
213,456
260,293
15,878
276,172
〆≠●0
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14/24
株主資本等変動計算書
(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)
株
主
資
本
資本剰余金
資本金
当 期 首 残 高
事業年度中の変動額
当 期 純 損 失
自己株式の取得
新 株 の 発 行
株主資本以外の項目の
事業年度中の変動額(純額)
事業年度中の変動額合計
当 期 末 残 高
その他
資本剰余金
資本準備金
その他利益剰余金
繰越利益剰余金
千円
千円
千円
千円
3,200,000
800,000
521,244
△3,253,870
△276,172
270,000
263,600
270,000
3,470,000
263,600
1,063,600
株
自
当 期 首 残 高
事業年度中の変動額
当 期 純 損 失
自己株式の取得
新 株 の 発 行
株主資本以外の項目の
事業年度中の変動額(純額)
事業年度中の変動額合計
当 期 末 残 高
利 益 剰 余 金
主
己
株
資
式
―
521,244
△276,172
△3,530,042
本 評価・換算差額等
株 主 資 本 合 計
その他有価証券 純 資 産 合 計
評 価 差 額 金
千円
千円
千円
千円
△335,925
931,449
△86,389
845,059
△641
△276,172
△641
533,600
△641
△336,566
256,786
1,188,235
△276,172
△641
533,600
87,773
87,773
87,773
1,384
344,560
1,189,620
個別注記表
貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書および以下の個別注記表の記載金額は、表示単位未満を切捨
てて表示しております。
継続企業の前提に関する注記
当社は、平成18年10月期以降、売上高の減少傾向(平成26年3月期を除きます。)および営業損失(平成24
年3月期を除きます。)を計上する状況が続いております。
当事業年度における営業損益は、黒字化には至りませんでしたが、平成26年3月期以降、赤字幅を2期連続
縮小し、確実に改善しております。また、当事業年度の営業キャッシュ・フローは大幅なプラスに好転いたし
ました。
しかしながら、前事業年度に引き続き、継続的に営業キャッシュ・フローを確保する体質への転換途上であ
るため、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。
当社では、次の施策によって当該状況を解消し、収益力の向上および財務体質の強化を図ってまいります。
(1)収益構造の改革に向けた対応策
当社は、当該状況を解消するため、平成26年3月期を初年度とする3ヶ年中期経営計画を策定しております。
3ヶ年中期経営計画の最終年度である平成28年3月期の主な施策は、次のとおりであります。
〔住設環境機器事業〕
「より良い住環境をお客さまに提案する事業部になる」をビジョンとして、次の施策を行います。
大型・中型浄化槽は、営業担当を増員し、引き続き大手デベロッパーやゼネコン、建築設計事務所への積
極的な受注活動に注力いたします。加えて市場競争力のある商品開発に取り組んでまいります。
小型浄化槽は、『浄化王NEXT』を中心に拡販し、マーケットシェアの回復を図ってまいります。
メンテサービスは、自社納入品に対する契約率アップと既存顧客向けに積極的に改修工事を提案すること
により売上を拡大いたします。
システムバスルームは、引き続き、東京、大阪、名古屋を拠点としたショールーム展開によりオリジナリ
ティあふれるライフスタイル提案を行い、ゼネコン、ハウスメーカー、建築設計事務所などへの積極的な営
業活動を行います。
建材用途として防臭・調湿効果の高い『ムッシュ®』は、大手代理店を通じた販売先の確保とともに高齢
者福祉施設を中心に大手事業主を対象とした需要創造活動を行い、商品の浸透を図ってまいります。
除臭・調湿効果に優れた『ジョッシュ®』は、量販店や大手ネットショッピングサイト等における販売を
展開いたします。開発面では、すでに商品化した車載用および靴用に続き、寝具用途の『ジョッシュ®』の
商品化を実行いたします。
〔陶磁器事業〕
「陶磁器メーカーとして、世界に認知されるブランドになる」をビジョンとして、次の施策を行います。
今後も引き続き、当社の強みであるボーンチャイナに特化し、硬質陶器はアーカイブ的商品として、パー
セプションチャイナは商品群の一部として残してまいります。また、世界のトレンドや情報を積極的に収集
し、新商品の開発を積極的に進めてまいります。
営業面では、国内営業として業務店との繋がりを強め、よりきめ細やかな市場へのニーズに対応するとと
もに、原料加工から出荷までを一貫して行う自社工場を積極的に案内することで新たな受注の獲得に繋げま
す。また、海外営業では、代理店を増やし販路をさらに広めてまいります。
同時に、既知の情報だけではなくその背景に潜在する欲求を的確に捉える多様な感受性を有する優れた営
業担当を育てることによって、顧客がいまだ感じていないニーズをいち早く発見し、タイムリーに提案する
ことで、新しい市場そのものを「創造」してまいります。
また、出展した展示会の積極的活用、マーケティング理論に基づいた合理的かつ効果的な広告媒体の活用
ならびに当社ショールームの活用を行うことで、ブランド構築と顧客への当社商品の認知度を高めてまいり
ます。
生産体制においては、合格率の改善策として、さらなる5S活動の推進に取り組み、工場内の整備に着手
するとともに、成形ラインを新設し、商品構成の変更にも柔軟に対応を行います。
また、今後も引き続き、国内自社工場において原料加工・生産・出荷までを一貫して行い、商品の安全、
安心、高品質を維持してまいります。
〔機能性セラミック商品事業〕
「特長のある新商品を提供し、競争力のある誇れる価値創造型事業部になる」をビジョンとして、次の施
策を行います。
売上高における新商品の構成比率の上昇を実現すべく、特定の市場と用途を狙った特長あるセラミック商
品を展開してまいります。
平成28年3月期には新商品の売上高構成比率30%以上の実現を図り、既存取引先への積極的な提案を行う
とともに、従来アプローチしてきた業態とは異なる新たな取引先を開拓する足がかりといたします。また、
新商品の継続的な市場投入活動によって、売上の拡大をしてまいります。
同時に、新商品の商標登録活動を通じて、当社商品を市場に浸透させるとともに高い技術力を認知させて
まいります。また、最終製品製造メーカーとの共同による商品開発とともに、開発から商品販売まで当社一
貫で行った業界初のオリジナル商品の開発を進めてまいります。
また、引き続き、ムリ・ムラ・ムダをなくす工程改善を行うことでさらに合格率を向上させ、売上原価率
を低減いたします。
メーカーとして誇り高い人材を継続して育てるとともに、既存商品を生産販売することを維持した守る体
制から脱却し、新商品開発と市場用途までを目論む「攻める体制」の構築を図ってまいります。
(2)キャッシュ・フローの確保に向けた対応策
事業再構築の観点から、人員再配置、売上原価の低減、営業費の見直し、資産圧縮など、健全な利益体質を
実現する体制を構築中であり、上記施策の遂行によって中期経営計画の達成に努め、キャッシュ・フローの確
保を図ってまいります。
その一環として、平成26年9月11日開催の取締役会において、払込金額5億33百万円の第三者割当による新
株式発行を決議し、平成26年9月30日に払込が完了いたしました。
また、資金繰りは、密接な関係を維持している取引金融機関に対して、毎月業況の説明を行い、資金計画を
提示しております。そのなかで、必要資金の確保のために継続して協議を行い、平成26年12月22日付で取引先
金融機関より総額5億円の資金を長期借入金として調達いたしました。
今後も上記施策を推進し、収益力の向上と財務体質の強化に取り組んでまいりますが、これらの改善策なら
びに対応策は実施途上にあり、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。
なお、当社の計算書類は継続企業を前提として作成し、継続企業の前提に関する重要な不確実性の影響を計
算書類に反映しておりません。
重要な会計方針に係る事項に関する注記
1.
資産の評価基準および評価方法
有 価 証 券 子会社株式および関連会社株式
満期保有目的の債券
その他有価証券
時価のあるもの
時価のないもの
たな卸資産
決算末日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は全部純資産直入法により処理し、
売却原価は移動平均法により算定)
移動平均法による原価法
製品・仕掛品
商品・原材料・貯蔵品
未成工事支出金
2.
移動平均法による原価法
原価法
総平均法による原価法
(貸借対照表価額については収益性の
低下に基づく簿価切下げの方法)
移動平均法による原価法
(貸借対照表価額については収益性の
低下に基づく簿価切下げの方法)
個別法による原価法
(貸借対照表価額については収益性の
低下に基づく簿価切下げの方法)
固定資産の減価償却の方法
有形固定資産(リース資産を除く)
建物
定額法
建物以外の有形固定資産
定率法
なお、耐用年数および残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっております。
一部の有形固定資産については、経済的耐用年数によっております。
無形固定資産(リース資産を除く)
定額法
3.
4.
5.
なお、ソフトウェア(自社利用)については、社内利用期間(5年)に基づく定額法によっております。
リース資産(所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産)
リース期間を耐用年数とし、残存価額については、リース契約上の残価保証の取決めがあるものは当該
残価保証額とし、それ以外のものは零とする定額法を採用しております。
なお、リース取引開始日が平成20年10月31日以前の所有権移転外ファイナンス・リース取引については、
引き続き通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。
重要な引当金の計上基準
貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については
貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個
別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しておりま
す。
賞与引当金
使用人および使用人兼務役員に対して支給する賞与にあてる
ため、支給見込額のうち、当事業年度の負担に属する金額を
計上しております。
製品保証引当金 製品のクレーム費用の支出に備えるため、過去の実績を基礎
としたクレーム費用の発生見込額を計上しております。
退職給付引当金 従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職
給付債務の見込額に基づき、当事業年度末に発生していると
認められる額を計上しております。
なお、会計基準変更時差異(962,546千円)については、15年
による按分額を費用計上しております。また、数理計算上の
差異については、各事業年度の発生時における従業員の平均
残存勤務期間以内の一定の年数(12年)による按分額を発生の
翌事業年度より費用処理しております。
役員退職慰労引当金
役員および執行役員の退職により支給する退職慰労金にあて
るため、内規に基づく期末要支給額を計上しております。
関係会社事業損失引当金
債務超過の解消に長期間を要すると判断される関係会社の損
失に備えるため、当該関係会社の債務超過相当額を計上して
おります。
ヘッジ会計の方法
外貨建金銭債権のうち為替予約を付するものについては振当処理を行っております。
その他計算書類作成のための基本となる重要な事項
(消費税等の会計処理)
消費税等の会計処理は、税抜き方式によっております。
(連結納税制度の適用)
連結納税制度を適用しております。
(退職給付に係る会計処理)
退職給付に係る未認識数理計算上の差異および未認識会計基準変更時差異の会計処理方法は、連結計算書類
におけるこれらの会計処理の方法と異なっております。
(表示方法の変更)
(損益計算書)
前事業年度において、区分掲記して表示していた「屑廃材売却益」(当事業年度は20,991千円)は、重
要性が乏しくなったため、当事業年度より、営業外収益の「その他」に含めて表示しております。
貸借対照表に関する注記
1.
2.
関係会社に対する短期金銭債権
短期金銭債務
有形固定資産の減価償却累計額
116,579千円
732,113千円
10,333,489千円
3.
4.
担保提供資産および担保付債務
(1)銀行の担保に供している資産は次のとおりであります。
有形固定資産
2,393,849千円
(2)上記に対応する債務は次のとおりであります。
長期借入金
955,000千円
(1年内返済予定を含む)
短期借入金
1,300,000千円
割引手形
172,500千円
圧縮記帳
国庫補助金による有形固定資産の圧縮記帳累計額は、建物1,391千円、機械及び装置7,249千円であります。
受取手形割引残高
499,044千円
保証債務
下記の関係会社の信用状(L/C)に対する保証債務
N&I ASIA PTE LTD.
34,940千円
5.
6.
損益計算書に関する注記
関係会社との取引高
営業収益
営業費用
営業取引以外の取引高
273,783千円
1,052,162千円
95,358千円
株主資本等変動計算書に関する注記
自己株式の種類および株式数に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
株式数
当事業年度
増加株式数
株
当事業年度
減少株式数
株
当事業年度末
株式数
株
株
普通株式
845,323
5,176
―
850,499
合計
845,323
5,176
―
850,499
税効果会計に関する注記
繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
賞与引当金
16,011千円
製品保証引当金
90,751千円
会員権評価損
8,495千円
減損損失
71,402千円
退職給付引当金
441,730千円
貸倒引当金
149,811千円
役員退職慰労引当金
12,174千円
資産除去債務
22,380千円
繰越欠損金
2,292,347千円
関係会社株式評価損
277,072千円
関係会社事業損失引当金
492,505千円
その他
29,383千円
小計
3,904,065千円
評価性引当額
△3,904,065千円
繰延税金資産の合計
―千円
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
建物(資産除去債務)
繰延税金負債の合計
繰延税金負債の純額
653千円
7,564千円
8,217千円
8,217千円
リースにより使用する固定資産に関する注記
所有権移転外ファイナンス・リース取引
1. リース資産の内容
(ア)有形固定資産
主に生産設備(機械及び装置)であります。
(イ)無形固定資産
主にソフトウェアであります。
2. リース資産の減価償却の方法
重要な会計方針に係る事項に関する注記「2.固定資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。
なお、所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、リース取引開始日が平成20年10月31日以前の所
有権移転外ファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理を引き
続き採用しております。
関連当事者との取引に関する注記
1.
親会社および法人主要株主等
種
会社等
の名称
類
主要
株主
(法人)
(注)1.
2.
3.
4.
2.
三谷産業
株式会社
資本金
所在地 または
出資金
事 業
の内容
議決権等
の所有
(被所有)
割合
関連当事者
との関係
製品の販売、原材
被所有
情報機器・化学
料の仕入等
石川県 3,832
直接
品・建設資材等
金沢市 百万円
12.72%
の販売
[35.10%]
役員の兼任
取引の
内容
取引金額 科
目 期末残高
千円
原材料
の仕入
千円
339,947 買掛金
143,903
製品の販売価格の決定方法は、経済合理性に基づき市場価格および当社の生産技術などを勘案して見
積書を作成し、価格交渉を行い決定しております。
材料の購入については、市場価格を参考に価格交渉のうえ、一般取引条件と同様に決定しております。
議決権等の被所有割合の[ ]内は緊密な者の所有割合で外数であります。
取引金額は消費税等抜き、期末残高は消費税等を含めて記載しております。
子会社等
種
類
子会社
子会社
(注)1.
2.
3.
会社等
の名称
ニッコー
ロジステ
ィクス
株式会社
ニッコー
エムイー
株式会社
資本金
所在地 または
出資金
事 業
の内容
石川県 470
当社物流業務
白山市 百万円
議決権等
の所有
(被所有)
割合
関連当事者
との関係
取引の
内容
所有
直接
99.78%
資金の援助
役員の兼任
受取
利息
所有
埼玉県 30
浄化槽のメンテ
直接
行田市 百万円 ナンス
100.00%
取引金額 科
目 期末残高
千円
受取
手数料
業務委託
役員の兼任
メンテ
ナンス
業務等
の委託
千円
関係会
1,196 社長期 1,720,000
貸付金
50,157
未収
入金
430,616 預り金
2,478
401,343
ニッコーロジスティクス株式会社に対する資金の貸付については、同社の財政状態および利益水準を
勘案して利率を決定しております。なお、担保は受け入れておりません。
ニッコーエムイー株式会社に対するメンテナンス業務等の委託および受取手数料については、同社の
財政状態および利益水準を勘案して取引条件を決定しております。
ニッコーエムイー株式会社については、取引金額は消費税等抜き、期末残高は消費税等を含めて記載
しております。
3.
役員等
種
類
役員
役員および
その近親者
が議決権の
過半数を所
有している
会社等
役員および
その近親者
が議決権の
過半数を所
有している
会社等
議決権等
の所有
(被所有)
割合
関連当事者
との関係
取引の
内容
被所有
当社取締役会長 直接
20.93%
増資の引受
第三者
割当増資
493,000
被所有
直接
2.57%
増資の引受
第三者
割当増資
24,360
被所有
3
損害保険代理業 直接
百万円
0.61%
増資の引受
第三者
割当増資
16,240
会社等
の名称
所在地
資本金
または
出資金
三谷充
―
―
事 業
の内容
東京都 10
不動産管理業
千代田区 百万円
三谷株式会社
有限会社
北都代行社
石川県
金沢市
千円
1株当たり純資産額
1株当たり当期純損失
重要な後発事象に関する注記
該当事項はありません。
千円
―
―
―
―
―
―
千円
千円
千円
1株当たり情報に関する注記
1.
2.
取引金額 科 目 期末残高
51円01銭
13円13銭
千円
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