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ページ2 - お母さん大学
30 一人ひとりの共感を力に! 南アルプス支部・河口緩美 横浜市港北区日吉に本社を構 える食品メーカー、トオカツフー を食べている計算になります。 要になってきます。このライン るパートや派遣社員の働きが重 め、事業所の生産ラインを支え 第一に、お母さんは真面目で働 ﹁お母さ この﹁人﹂の部分が、 ん力﹂を最大に生かせるところ。 るかがポイントです﹂ 。 げ、生産性や質の向上につなげ ﹁商品の製造時間が限定されて いるため、ラインをフル稼働さ んにとっても子どもにとっても、 大きな安心になっています﹂ 。 そのほか現状としては、こん な課題もあるそうです。 と榎本さん。 が働いていますが、日によって 200∼700人のパートさん ほか。当然、商品の安心・安全 加減な仕事をするなどもっての から人に迷惑をかけたり、いい し か も、 そ の 根 本 の 目 的 は、 子どもの﹁未来﹂のため。です ないでしょうか。 アリング﹂での対応も可能では いるし、母親同士の﹁ワークシェ 親に子どもを見てもらえる人も ません。けれども、中には夫や 地下鉄ブルーライン 「北新横浜駅」下車徒歩5分 地下鉄お仕事体験など、この日限りのイベ どものこと。ましてや未就学児 こそが﹁お母さん力﹂を発揮す き者です。365日、子どもや さまざまな人たちと日々コミュ 出勤人数も食数も違うため、判 には気を配るでしょう。もちろ また、季節の行事など、職場 を楽しくするイベントを、お母 はまりんフェスタ in 新羽 開催! の場合、病気やケガなど、いざ 成長を遂げ、かつ今後も、さら ざまな時代背景とともに著しい るにふさわしい仕事。というこ 家族のために、ごはんの支度を 他業態や新ジャンルにもビジネ 時︶に、戦力である ニケーションしています。 時∼ ラインごとに生産スケジュール で押したようにはいきません。 ん、納品先のコンビニや、そこ お問合せ 横浜市交通局総務課 TEL045-326-3826 http://www.city.yokohama.lg.jp/koutuu/ という時にどうするかが、一番 の課題になってきます。 ﹁その点、トオカツフーズの場 合は心配無用です。なぜなら当 社は、 年以上も前から社内に 託児所を設け、専門スタッフが 従業員の子どもたちを見ている からです。工場に託児所を併設 しているところ、託児所から複 なる発展が期待、いえ、約束さ とで、トオカツフーズ株式会社 せなければならない夕方の時間 数の事業所へ送迎バスを出して れている分野でもあります。 人事総務部次長の榎本一之さん はじめ家事全般をそつなくこな お母さんが手薄になることです﹂ ︵ こ れ ら は﹁ 中 食 ﹂ と い っ て、 少子高齢化をはじめとするさま 先頃は、中国の食品加工会社 るフレッシュ惣菜事業を基盤に、 における衛生問題の惨状が取り けに商品を開発・製造・販売す 沙汰されるなど、何かとお騒が ︵右︶に話を聞きました。 しています。さらに、家族や親 いるところがあり、働くお母さ スを展開する同社は、ファミリー せな食品業界だからこそ、安心・ 戚、学校関係者や地域住民など、 調理パンやおにぎり、お弁当 など、コンビニエンスストア向 マートやミニストップなどに、 ﹁毎日たくさんの種類の商品を 時間内に納品するために、製造 ズ株式会社︵反田英樹代表︶に 64 安全な食品を消費者に届けるた おじゃましました。 15 おにぎりやサンドイッチ、お弁 及び人員管理、技術指導が行わ また当社は、ラインといっても、 で商品を買う人々にまで思いを お母さんと子どもの日常を考 えれば、なるほどそうかもしれ すべてを機械で行うのではなく、 さんに任せてみてはどうでしょ れています。各事業所には1日 人の手を使った工程も多いため、 う。通常のお金のためだけの仕 事ではなく、楽しさややりがい 馳せることができるのです。そ が加わった時にはじめて﹁お母 れらはすべて、仕事という責任 感の領域を超えた、母性とも人 さん力﹂が上がり、結果として 類愛ともいえる、やさしさや思 いい仕事につながるのだと思い ます。 これからも、さまざまなカタ チでお母さん力を生かした企業 「はまりん」に会いに来てくださいね! 止 荒天中 応募方法●「映画観賞券希望」とタイトルし、以下をメー ルに書いて [email protected] まで送ってください。 ①氏名(ふりがな)、②〒住所、③ケータイ番号、④メー ルアドレス、⑤お母さん業界新聞定期購読者か否か。 ※ペア観賞券は大人も子どもも使えます。 ※締切 9 月 15 日(当選者にメール後、発送します)。 いやりにほかなりません。 そして、お母さんのモチベー ションがマックスになるのは、 をレポートしていきます。問い 仕事のノルマを達成した時、あ るいはそれ以上の成果を生み出 合 わ せ は、 ﹁お母さん大学 母 ジョブ﹂サイトか、編集部まで。 ︵打海可奈子・青柳真美︶ ントがいっぱい!キャラクターステージで 施 雨天実 開業当時の地下鉄車両やバスの展示のほか、 料 入場無 賞券 ペア観 0 名様 2 組 0 1 ント プレゼ トオカツフーズ株式会社● http://www.tokatsu.co.jp/ 横浜市港北区日吉 7-15-14 TEL045-564-5100 新羽車両基地 場所 日時 当などを1日3回、365日フ この夏、お母さん大学は、職業紹介・人材派遣会社 FUN to FUN ル稼働で製造・出荷しています。 と共同で、子育てをしながら自分らしく輝きたい、社会とつなが りたい、もっと子育てを楽しみたい、こんな働き方をしたい、地 同 社 が 生 産 す る こ れ ら の 食 数 は、 年 間 で な ん と、 約 域で仕事がしたい⋮そんなお母さんの夢を叶え、子どもたちが生 きる 年後の未来を意識した﹁仕事プロジェクト﹂をスタート。 3億1700万食! グループ ここでは、お母さんを単なる﹁労働力﹂としてとらえるのではな 全体では5億食を超え、日本の く、日々の﹁お母さん業﹂を称え、なおかつ、そこで培われる﹁お ∼ 歳人口約8200万人に 母さん力﹂を生かした仕事、 ﹁お母さん力﹂をさらにアップする 対し、1人当たり平均1年間に 仕事を実践している企業をレポートしていきます。 2食はトオカツフーズのお弁当 南アルプス講演会への道② 20 19 したり、やりがいを見出したり した時。 そ れ に は、 同 僚 は も と よ り、 上司を含む職場の人間関係、一 方、働く環境をつくるという意 味で、家族をはじめ、保育スタッ フなど、周囲の人間関係すべて が良好であればこそ。 c 2014 ぼくらは動物探険隊 ○ 18 いかにしてスタッフの意識を上 講演会「お母さんはスゴいんだ!」藤本裕子/参加費 500 円 10 月 15 日(水)10 時∼/南アルプス市市民活動センター 申込み [email protected] 090-2230-6116(河口) 横浜市営交通お客様感謝祭 日本一の名山、富士のふもとに広が るサファリパークを舞台に、ワクワク、 ドキドキ大冒険! ぼくらの探険隊 は、トラバスに乗って出発するぞ。 ちょっと恐がりのレオンと、しっか り者のウサコと一緒に、出てくる動物 たちをよーく見て、動物マップを完成 させるんだ。動物のヒミツがたくさん の「なぞなぞタイム」 、ミニチュアホー スが競争する「サファリダービー」 、 君は当てることができるかな? 一度は行ってみたい、富士サファリ パークが全面協力。動物たちとふれあ う「なかよしゾーン」 、夜の動物を観 察する「ナイトサファリ」 、動物の赤 ちゃんたち、大好きな動物たちの「こ んなの見たことない」映像が盛りだく さん。大きなスクリーンで、みんな楽 しく、動物探険の冒険に出よう! この秋は、動物探険隊に入隊だ! 声の出演:瑞木にょこ・鈴木大輔 特別協力:富士サファリパーク http://www.tankensafari.com どんな映画? 9 月 20 日(土)より全国のイオンシネマにて独占上映! トオカツフーズ株式会社 人事総務部 次長 榎本一之さん ただでさえ、お母さんが外で 働く時の一番の気がかりは、子 打海可奈子 お母さんも安心して働ける 託児所付きのトオカツフーズ 子どもは 3 人、ごくフツーのお母さんである私 が「お母さん業界新聞南アルプス版」を始めて半年になります。 1 月のこと。子育て支援センターの先生方に、 「お母さん業界 新聞」を見せました。 「お母さんはスゴい!を伝え、お母さんた ちが意識したら子育て支援の形が変わります!」偉そうに熱弁 し、藤本裕子さんの講演会をしたいと伝えました。子育て支援 センターの先生に言うなんて、ケンカを売ってるみたいですね。 でも、子育てをしているお母さんはスゴイ。子育ては未来を つくる大事業…この本質を理解してくださった先生方。私に とっては心強い味方であり、同時に、たくさんのお母さんを本 当の意味でサポートしてくれる、最強の応援団になりました。 とはいえ、次は、何をどうすればいいのかわからないまま、 ココ!と思う所へ行き、たくさんの人に講演会のことを話して います。何度もいうけど、フツーのお母さんでしかない私。テ リトリーは子連れで行ける範囲内だし、 「応援するよ」と言われ ても、 私が行動しなきゃ誰も動いてくれない。人とつながるのっ て、社会とのつながりを意識するのって、意外と難しい。 それでも少しずつですが、毎月、新聞でつながりをつくって います。何より大切なのが共(響)感。共感しなきゃ人は動か ない。そうですよね。自分に置き換えてみれば、すぐにわかる。 特にしゃべりが得意ではない私が伝えるのって至難の業。 言葉足らずですが、私の説明と「お母さん業界新聞」を読む ことで、一緒に動いてくれる仲間ができました。巻き込まれた とでもいうのでしょうか。純粋な思いに共感すると言ってくれ る志乃さん。自分にとっても学びだよと言ってくれる葉子さん。 がんばっている人を応援したいと言ってくれる珠貴さん。 「スゴ いね∼」といつも新聞を読んでくれる万里子さん…。 毎月新聞を読み、あたたかさを共に伝えてくれている方がい ます。新聞を置いてくれている場所があります。そこは子育て を応援し、地域のつながりをつくる場所。そこからあたたかい お母さんの心が広まっていく…。私は、お母さんの心で溢れる 地域をつくり、子どもたちに残したいのです。 講演会では、藤本さんの言葉でお母さんはスゴいを伝え、お 母さんたちを笑顔に元気にします。そして、つながります! 子 どもたちをあたたかく見つめる地域を一緒につくりませんか? 2014 年(平成 26 年)9 月号 < 2 > お母さん業界新聞