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La mujer en la posguerra civil española

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La mujer en la posguerra civil española
Alejandro Cremades Rocamora
[email protected]
スペイン内戦後の女性
La mujer en la
posguerra civil española
今日のお話は1939年から1975年までスペインにあった独裁政治の下での女性
についてです。スペインの状況、特に女性の立場、当時の日本との共通点と違
いについて皆さんとお話ししたいと思います。
スペイン内戦以前の出来事
Antecedentes de la guerra civil española
今日お話しするテーマはスペイン内戦ではないが、戦後のお話をするのに内戦
を大まかに把握していただきたい。
スペインは二回も共和国になったことがあるが、二回ともクーデターによって
独裁になった。第二共和政はある独裁の後から始まり、その次にまた独裁に
なった。
期間
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政治/出来事
1902∼1931
アルフォンソ13世(ボルボン王家)
Alfonso XIII (Casa Real de Borbón)
(1923∼1931)
(上記と同時に軍人独裁)
1931∼1939
スペイン第二共和政
Segunda República Española
(1936∼1939)
(スペイン内戦)
1939∼1975
フランシスコ・フランコの独裁政治
Dictadura de Francisco Franco
1975∼現在
フアン・カルロス1世(ボルボン王家)
Juan Carlos I (Casa Real de Borbón)
La Academia, 20 de mayo de 2012
Alejandro Cremades Rocamora
[email protected]
スペイン内戦
La guerra civil española
1936年、スペインの第二共和政を終えるはずだったのクーデターが中途半端に
終わってしまい、スペインが二つの宗派に分かれた。反乱軍と共和宗派が次の3
年間戦い続けた。同じスペイン人の間の、いろんな面で残酷な争いであった。
反乱軍が勝ち、フランシスコ・フランコ将軍(Francisco Franco)が独裁政権を
確立した。
圧力
Represión
この独裁では、ヒットラーのドイツやムッソリーニのイタリアのように国民に
対しての圧力が強かった。決まりが多く、自由が少なく、特に共和国宗派の生
き残り、共産主義者などには特に厳しかった。男女両方とも圧力を受けていま
したが、その圧力が性別で異なったりして、今では女性差別と見られる決まり
等が多くあった。
圧力をかけていた宗派の中には、ファランへ(la Falange)、警察、軍隊とカト
リック教会が数えられる。
女性の権利
Los derechos de la mujer
第二共和政では、女性の社会的地位が良くなっていました。女性が投票できる
ようになり、教会に通わずに婚姻も離婚もできるようになりましたが、フラン
コと手を組んでいたカトリック教会の影響で女性がいろんな権利を取り消され
ました。
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できなくなった仕事:国の弁護士、税関の仕事、裁判官、行政書士など。
勤めやすいとされた仕事は学校の先生や召使いでありました。
幼稚園や老人ホームを増やしたのも女性に仕事を与えるためでもあった。
女子と男子が一緒に教育を受ける学校がほとんどなくなった。女子に女性
の教員、男子に男性の教員が教える方も有線とされた。
25未満の女性が無断に家を出ることを禁止された。
結婚はカトリック教会でしかできなかった。離婚は認められなかった。
未亡人になった女性が1年間経ってからしか再婚できなかった。
これは妊娠の有無を確かめるためでもあった。
避妊薬と避妊法が禁止された。
どんな手続きにも、例えば仕事を始めるのに、女性は夫の許可を貰わない
といけなかった。
女性は住宅ローンを組んだり、遺産を貰ったりできなかった。
女性による浮気は犯罪だったが、男性による浮気はほとんどの場合許され
ていた。
La Academia, 20 de mayo de 2012
Alejandro Cremades Rocamora
[email protected]
ファランヘ党と女子部
La Falange y su Sección Femenina
ファランヘ党はスペインのファシスト政党でした。フランコの下で国の機関み
たいな扱いになりました。右翼でありながら労働者の福祉など社会に配慮を
持って行動していたが、党の考え方と離れたことをした人には厳しかった。
ファランヘ党は社会的な指導、私生活の指導までしたりしました。党の女子部
はスペインの女性の鏡とされていました。
カトリック教会
La Iglesia Católica
共和政での立場から逆転し、神父、修道女などは公務員みたいなステータスを
受けました。教会は国から支援を貰いながら税金を払っていなかった。
日本の神道と仏教と違って、フランコ独裁のカトリック教会は国民に対して具
体的な力を持ち、社会と家族のあり方について指導していました。
当時の精神と道徳:家庭の天使としての女性
La mentalidad y moralidad de la época: la mujer como el ángel del hogar
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ファランヘ党とカトリック教会が指導するように、家庭での女性の役割は
夫と神が求めるように家庭がちゃんとしているように努力することであ
る。
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結婚とは男女の間での不公平な契約で、愛が存在しないと問題なかった。
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女性は自立することなく、父の下から夫の下へと写るのみだった。
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社会の中で自分の場所を見つけるためではなく、女性が教育を受けた第一
の目的は男性に好かれるためだった。いい夫を見つけるのは最優先だっ
た。
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結婚できない女性、シングルマザー等は修道院に送られることが多かっ
た。
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パスポートや資格を持ったりしたい女性は、ファランヘ党の女子部に入部
し、家庭科、歌などを習わないといけなかった。
女性が道徳を守りながら運動ができるように、女子部がポロロ(pololo)
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を開発しました。
女子部の三つの教え:従う、絶える、信じる。
服装に関しては、腹巻きは欠かせなかった。
髪は結んでないといけなかった。
La Academia, 20 de mayo de 2012
Alejandro Cremades Rocamora
[email protected]
参考書等
Material recomendado
Amar en tiempos revueltos (TVEドラマ)
•
インターネットを通じて無料で鑑賞可能:
http://www.rtve.es/television/amar/videosprimera/
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Martín Gaite, Carmen. Usos amorosos de la postguerra española, Ed. Anagrama,
Barcelona, 1987
添付画像
Imágenes adjuntas
フランシスコ・フランコ
Francisco Franco
ファランヘ党の女子部
Sección Femenina de la Falange
修道女
Monjas
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La Academia, 20 de mayo de 2012
Alejandro Cremades Rocamora
[email protected]
ポロロ
Pololos
彼のために
料理して、
靴下を繕って、
幸せになれるわ
そうですね、
姉上。幸せとは
それに限ります
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La Academia, 20 de mayo de 2012
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