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第2号 - 府中町

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第2号 - 府中町
平成21年第7回府中町議会定例会
会
議
録(第2号)
1.開
会
年
月
日
平成21年12月11日(金)
2.招
集
の
場
所
府中町議会議事堂
3.開
議
年
月
日
平成21年12月14日(月)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~○~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
4.出席議員(17名)
副議長
梶
川
三樹夫
君
1番
慶
徳
宏
昭
君
2番
岩
竹
博
明
君
4番
木
田
圭
司
君
5番
益
田
芳
子
君
6番
吉
田
美江子
君
7番
中
井
元
信
君
8番
小
菅
巻
子
君
10番
繁
政
秀
子
君
11番
山
口
晃
司
君
12番
林
君
13番
山
西
忠
次
君
14番
中
光
雄
君
16番
西
18番
加
淳
村
島
武
弘
君
15番
西
山
友
幸
君
17番
上
原
久
行
君
貢
君
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~○~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
5.欠席議員(1名)
議長
中
村
勤
君
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~○~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
6.付議事件
1
会議録署名議員の指名
2
一般質問
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~○~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
7.説明のため会議に出席した者
町
長
和多利
義
之
君
副
町
長
難
波
禎
祥
君
教
育
長
土
居
進一郎
君
長
佐
藤
信
君
総
務
部
- 1 -
治
企
画
財
政
部
長
河
本
裕
治
君
生
活
環
境
部
長
花
田
智
史
君
福
祉
保
健
部
長
権
現
通
洋
君
長
佐々木
久
氏
君
向洋駅周辺区画整理事務所長
森
島
正
二
君
消
長
川
上
孝
之
君
長
坪
倉
崇
二
君
総 務部次 長兼総 務課 長
林
健
三
君
建
設
部
防
教
育
部
生活環境部次長兼町民生活課長
建設部次長兼監理課長
教 育 次 長 兼 総 務 課 長 (教 委 )
中
村
克
司
君
寺
尾
光
司
君
和多利
隆
君
企
画
課
長
土
手
澄
治
君
財
政
課
長
立
石
佳
之
君
職
員
課
長
小
川
博
文
君
税
務
課
長
高
石
寛
智
君
環
境
課
長
矢
野
敏
幸
君
長
末
釜
由紀夫
君
長
三
浦
和
治
君
高
齢
建
介
設
護
課
課
社
会
教
育
課
長
木
谷
賢
二
君
学
校
教
育
課
長
金
藤
賢
二
君
長
中
川
和
幸
君
消
防
課
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~○~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
8.職務のために会議に出席した者
議
会
事
務
局
長
井
口
猛
君
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~○~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
9.議事の内容
(開議
○副議長(梶川三樹夫君)
午前
9時30分)
皆さん、おはようございます。本日は議長が体調不良のた
め、議長の職を務めさせていただきます。
また、議会開会前ですが、お知らせをしておきます。本日は撮影の申し出がござい
- 2 -
ましたので、これを許可しております。
ただいまの出席議員17名で定足数に達しておりますので、議会は成立いたしてお
ります。よって、平成21年第7回府中町議会定例会第2日目の会議を開きます。直
ちに本日の会議を開きます。
本日の議事日程でございますが、お手元に配付いたしております日程で会議を進め
てまいりたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(梶川三樹夫君)
ご異議なしと認めます。よって、議事日程のとおり会議を
進めることと決定をいたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~○~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(梶川三樹夫君)
本日は10番
日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
繁政議員、11番
山口議員を指名をいたします。よろしくお願い
いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~○~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(梶川三樹夫君)
日程第2、一般質問を議題に供します。
一般質問は、慣例に従って総務文教関係から順を追って進めてまいります。
総務文教関係、第1項、学校給食の「調理委託」の是非について、12番林議員の
質問を行います。
12番林議員。
○12番(林
淳君)
皆さん、おはようございます。学校給食の調理委託、その是
非についてということで、一般質問を行います。
私はこの件について、5点にわたって質問いたします。
まず第1ですが、調理委託の提案がされてまだ3か月ほどです。しかし、既にプロ
ポーザル方式で、12月には業者選定の段取りまで計画が進んでいると聞いています。
PTA連合会は毎年のように、この学校給食については自校方式を守ってほしいとい
う要望書を教育委員会に提出しています。また、今年3月の定例議会では、学校給食
についての質問がありました。その際、学校教育課長は次のように答弁しています。
ちょっと長いんですが、引用します。
町内すべての小・中学校は、食に関する全体計画を作成し、各教科、道徳、特別活
動、総合的な学習時間など、学校教育活動全体を通して、食に関する指導を計画的に
- 3 -
行っていること、また各校独自の給食を実施し、地域の食文化に触れる献立や、季節
にちなんだ献立など、工夫を凝らしています。さらに、その日の給食についても、給
食室と手紙のやりとり、あるいは栄養のバランスや食物について給食クイズを実施し
たり、さらに栄養士は献立の作成だけではなくて、各教室を回っての指導、あるいは
保護者にも給食試食会の実施、給食だよりでは、生活アンケートの結果をもとに、家
庭における食事のあり方にも指導するなど、こんな取り組みを進めています。なお、
学校給食体制は今後も自校方式を行う、こんなふうに答弁をしています。
これらを通じて感ずるのは、生徒・児童はもとより、給食にかかわるすべての人々
の府中町の学校給食への愛着と熱意です。当然のことのように、この答弁もまさに自
信を持って誇りのある答弁だというふうに感じました。
お尋ねしたいのは、これら関係者に調理委託について周知し理解を得たと、どのよ
うに認識されたのか、というふうにお伺いします。
第2の質問です。ずばり調理委託の理由は何でしょう。これによって学校給食事業
費が約1億円ほど削減できるというふうに言われています。質問の趣旨は、それは、
というのは1億円削減という意味ですが、いつからいつまでの期間で削減できる、あ
るいはしたというふうにおっしゃるのかという点です。また、その根拠を示していた
だきたいと思います。
第3の質問です。平成17年食育基本法が制定されました。その前文は日本国憲法
の前文、極めて有名ですけれども、それにも似たように格調高いものなんです。簡単
に言いますと、食育とは生きる上の基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となる
べきものと位置づけている点です。学校給食をより充実させることを強調しています。
要するに、教育というのはこれまでと違って、というのは、これまでは知育、徳育、
体育というふうに言ってたけれども、実はその一番根本にあるのが食育だという位置
づけなんです。いかに食育を重視しているかということがこの前文で明らかにされて
るわけです。
府中町の学校給食はおよそ50年の歴史があります。この間営々として、恐らく大
ざっぱに計算しますと、3,000万食から4,000万食つくってるんです、
50年間に、学校給食は。このようにして栄養士、調理員は心を一つに、そこから工
夫がなされ、技術を磨き、自信と誇りが生まれたというふうに思います。だからこそ
府中町は文部科学省の賞を受賞しているんですね、これはたしか府中小学校だったと
- 4 -
思いますけれども。子どもたちからは調理の人たちがどういうふうに呼ばれているか
というと、給食の先生というふうに呼んでるんです。このように親しまれています。
卒業写真には生徒と先生と、そして給食の先生も一緒に並んで記念撮影をしておりま
す。また、学校のニュースなどでも、先生紹介ということで、栄養士、調理員の人た
ちが紹介されてるんです。
調理委託という今回の提案は、積み重ねた50年の歴史をほんの短時間の間に覆す
ということになるのではないでしょうか。教育委員会は、自校方式は変わらないし、
調理のプロがつくるので質は低下しないと言っています。本当にそうなるんでしょう
か。調理委託の町の思惑が経費削減にあるというふうに思います。これを請け負う業
者も利益を目的とする以上、プロと言われる調理員が本当に確保できるんでしょうか。
また、調理委託となると、栄養士が調理員と一緒に働くことも指導することもできま
せん。法律的に違法になるわけです。今までは栄養士の方が調理場で一緒に指導して、
ここがまずい、こうしたらよい、そういうことに当たってたわけですが、それができ
なくなります。要するに、府中町の学校給食のかなめになっていたのは、栄養士と調
理員が心を一つに、協働、一緒に働く、そういった50年の積み重ねにあったと私は
思っています。
質問します。府中町の学校給食をこれまでどおりに維持し、これまでもそうであっ
たように発展させていくということを、どんな方法で担保できるというふうにお考え
なのか聞かせてください。
第4の質問です。教育委員会はプロポーザル方式で業者の選定を行うとしています。
それにはどんな条件をつけ、その決定はいつ、だれが行うのか、また
ているのかどうなのか。
採用基準は決め
仮 に 適 格 業 者 が い な い と い う ふ う に 判断 さ れ た 場 合 は い か が
するのか、お聞かせください。
最後の質問です。これは町長にお尋ねします。町職員の定員適正化計画5か年計画
は 本 年 度 で 終了 し ま す 、 1 7 年 か ら 2 1 年 で し た か ら 。 目 標 は 2 5 名 を 削 減 す る と し
ていましたが、既にそれが達成されるのが350名ですけれども、もうそれを下回っ
てる、要するに達成をしたというふうに言われています。実は、この職員削減計画が
因にもなっていると考えています。
府 中 町 の 行 政 改革 大 綱 に は 、 具 体 的 に 読 ん で み ま す と 、 南 保 育 所 の 民 間 委 託 を 検討
今回の調理委託の原
するということは明記されていますが、この学校給食の調理を委託するということに
- 5 -
抽象 的 に 触 れ て い る 部 分 は あ り ま す 。 と い う の は 、 そ う
いった業務を、現業のことなんですけども、民間委託をしていくこと、ということは
1 項 目 あ り ま す け れ ど も 、 具 体 的 に 学 校 給 食 と い う 名 称 は 挙 が っ て お り ま せ ん 、 対象
に は な っ て い ま せ ん で し た 。 定 員 削 減 、 民 営 化 は 、 特 に 教 育 や 福 祉 、 医療 に つ い て は 、
町民の思いや要望に特段の配慮が必要ではないかというふうに思っています。もちろ
ん、今回の一般質問のテーマになっております学校給食の調理委託もその中に含んで
は触れておりません。ただ、
います。
改革 大 綱 が 終了 し た 今 、 今 後 の 定 員 に つ い て ど の よ う な お 考
え で い ら っ し ゃ る の か 。 要 す る に 、 今 年 で 、 本 年 度 で 行 政 改革 大 綱 は 終了 す る わ け で
すから、新たに来年度からどのようなお考えで臨まれるのか、そのことについてお尋
お尋ねしますが、行政
ねいたします。よろしくご答弁お願いします。
○副議長(梶川三樹夫君)
答弁。
教育次長。
○教育次長(和多利
隆君)
12番林議員の質問に答弁させていただきます。
ご質問にもありましたように、
来年4月から中学校の学校給食調理業務の委託に向
準備 を 進 め て お る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 委 託 業 者 の 選 定 は 、 府 中 町 の 学 校 給 食 に
最 も ふ さ わ し い 業 者 を 選 定 す る た め 、 金 額 の 安 さ を 競 う 入札 で は な く 、 公募型 企 画 提
案方式、つまりプロポーザル方式で行います。11月16日に業者募集をし、11月
2 5 日 に 説 明 会 を 開 催 し て お り ま す 。 1 2 月 9 日 が 参 加 表 明 、 い わ ゆ る 応募 の 締 め 切
り 日 で し た が 、 7 社 の 応募 が ご ざ い ま し た 。 業 者 選 定 に 当 た っ て は 選 定 委 員 会 を 設 置
しております。この19日に開催し、委託業者を決定する運びにしております。
この選定委員会には、それぞれの中学校から選定過程の透明性を保持すると、それ
と 保 護 者 の 代表 と い う こ と で 、 P T A の 代表 の 方 、 そ れ ぞ れ の 中 学 校 か ら 2 名 、 毎 日
の 献 立 を 検 食 す る 、 検 食 と い う の は 、 給 食 を 出 す 前 に 校 長 が 検査 し て 試 食 す る と い う
検 食 で す が 、 こ れ を す る 校 長 、 そ れ ぞ れ の 校 長 、 そ れ と 校 長 が 学 校 で の 給 食 の 責任 者
ということで、中学校のそれぞれの校長を、それと献立の作成、調理業務の指示を出
す、直接給食の業務にかかわる学校栄養士、それぞれ2名を委員になってもらってい
ま す 。 ま た 、 学 校 給 食 に 何 か あ っ た と き に は 、 責任 を 持 っ て 問 題 解 決 に 当 た る べ き 教
育委員会からは、教育長と教育部長を委員としております。計8名で構成しておりま
けて
す。
-
6-
さて、1番目のPTAなどの関係者から委託の
了解を得たと認識しているかとのご
質問ですが、PTAなど関係者への説明に先立ち、まず議会への説明ということで、
この委託について、9月1日に全員協議会にお示しし、協議していただきました。そ
緑ケ丘中学校のPTA役員会、9月9日、府中中学校PTA役員会、
10月7日、府中7校の学校栄養士、10月24日、府中町PTA連絡協議会、これ
は 安芸 府 中 高 校 と 町 内 7 校 の P T A も 含 め て の 連 絡 協 議 会 で す が 、 そ ち ら に 出 向 い て
説 明 も 行 っ て お り ま す 。 1 1 月 2 5 日 に は 、 両 中 学 校 の 保 護 者 全 員 へ パ ン フレッ ト の
配布を行って、この委託事業についてのご理解をお願いしております。
こ の パ ン フレッ ト に は 、 問 い 合 わ せ 先 と し て 、 私 ど も 教 育 委 員 会 総 務 課 の 電話 番 号
を記載しておりましたけども、これまで保護者からご意見、要望は受けておりません。
ま た 、 両 中 学 校 の P T A か ら 委 託 業 者 選 定 委 員 会 の 委 員 と し て 代表 者 を 出 し て い た
だいており、このプロポーザルへの参加、出席していただけることから、少なくとも
両中学校のPTAとしての了解はいただいているものと考えています。
の後、9月4日、
また、7校の学校栄養士は、今回の委託に当たり、業者に委託業務内容を指示する
等 委 託 業 務 要 求水準 の 作 成 に 積 極 的 、 協 力 的 に 参 加 し て く れ て お り ま す 。 ま た 、
技 能労 務 職 員 で あ る 給 食 調 理 員 も 職 員 団 体 を 通 じ 、 正 規 1 人 体 制 の 困 難 性 な ど か ら 、
委託の了解は得ており、むしろ委託できない場合のことを心配していると感じており
調理
ます。
なお、11月26日に、府中町の学校給食を考える会から町長へ、学校給食調理業
民間委託についての要望書の提出がありました。町長は、このメンバーの方へ、
町行政施策全体のバランスの視点でこの学校給食調理業務委託を考えていただくよう
申し上げられた次第でございます。
務の
2番目の調理委託の理由は何か、また、1億円削減の根拠ですが、9月1日の全員
規職員23人でしたが、現在
正規職員は12人で、22年度には9人、23年度には7人となります。嘱託職員等
を配置するとはいえ、1校、正規職員1名で、衛生管理と食の安全性を担保した給食
調 理 業 務 を 継続 し て 行 う こ と は 困 難 と 考 え ま す 。 食 の 質 の 維 持 及 び 向 上 を 図 り な が ら 、
将来 に わ た っ て 安 定 し た 学 校 給 食 を 児 童 ・ 生 徒 に 提 供 す る た め の 方 策 と し て 、 給 食 調
理 業 務 を 委 託 す べ き と 判断 し ま し た 。
次 に 、 経 費 1 億 円 削 減 の 根 拠 で す が 、 参 考 資料 、 学 校 給 食 事 業 経 費 比較 に よ り 説 明
- 7 協議会で説明いたしましたように、平成17年当時、正
します。
表は、平成17年度の給食調理員、これは正規、嘱託、臨時の人件費の合計で
す が 、 実 績額 で す 。 1 億 9 , 2 7 7 万 8 , 0 0 0 円 で す 。 下 の 表 は 、 小 ・ 中 全 7 校 の
調理業務を委託した場合の推計ですが、小学校の委託費の推計に当たっては、緑ケ丘
中学校の1食当たりの単価を基準にして計算をしております。委託費合計が1億
1,046万3,000円です。その差は8,231万6,000円となります。
なお、ここの備考、(注)にありますように、なお、人件費には正規職員の退職積
立金相当額が入っておりませんが、これを加えれば、その差は1億円を超すと思われ
上の
ます。
伝統 あ る 府 中 町 の 学 校 給 食 を 維 持 、 発 展 で き る か ど う か 、 そ の 考 え
を聞くとのご質問ですが、委託しても学校給食の質や安全に十分配慮した、これまで
3番目の誇りと
と変らない手づくりの給食を提供できるものと確信しております。
給食調理の方式は今までどおり、学校の調理室で行う自校調理方式です。委託する
のは、調理とそれに
伴 う 業 務 で 、 献 立 の 作 成 、 食 材 の 発 注 、 検品 は 、 こ れ ま で ど お り
学校栄養士が行います。そして、学校栄養士は委託することによって、例えば調理員
休 ん だ と き の 代替 の 調 理 員 の 手 配 な ど 、 人 事 に 係 る 事 務 や 、 直 接 の 管 理 指 導 が な く
なるので、さらに食教育に力が入れられることが可能となります。衛生管理と安全対
策にも万全を期していきます。仮に何か問題が生じたとしても、これまでどおり教育
委 員 会 が 責任 を 持 っ て 問 題 解 決 に 当 た り ま す 。 食 物 ア レ ル ギ ー の あ る 生 徒 へ の 対応 も
が
これまでと変わりません。
このように、学校給食の内容については何らこれまでと変わることがなく、維持に
ついては問題ないと思われます。さらに、委託校には学校、保護者、委託会社及び教
構 成 す る 協 議 機 関 を 設 置 し 、 委 託 内 容 の チェッ ク と 改善 に つ い て 協 議 し 、
こ れ を 給 食 に 反映 し て い き ま す 。 こ の こ と に よ り 、 給 食 の 質 の 向 上 、 発 展 が 期 待 で き
育委員会で
るものと考えます。
4番目のプロポーザルによる委託について、どんな条件をつけ、決定はいつ、だれ
適切 な 業 者 が い な い 場 合 は ど う す る か の 質 問 で す が 、 ま ず プ ロ ポ ー ザ ル
の 条 件 で す が 、 今 回 の プ ロ ポ ー ザ ル は 、 参 考 資料 、 プ ロ ポ ー ザ ル の 提 案 項 目 に あ り ま
すように、給食調理業務について、学校給食に対する基本的な考え方、調理業務実施
体 制 、 衛 生 管 理 、 危機管 理 な ど の 項 目 に つ い て 、 応募 者 か ら 提 案 を 受 け ま す 。 こ の 提
- 8 が行うのか、
評価 項 目 、 つ ま り プ ロ ポ ー ザ ル の 条 件 に な ろ う か と 思 い ま す 。 そ し て 、
選 定 委 員 会 は 1 2 月 1 9 日 に プ レゼ ン テ ー ショ ン を 行 い 、 そ れ ぞ れ の 提 案 書 を 審査 す
る と と も に 、 ヒ ア リ ン グ を 行 い ま す 。 各 委 員 が 同 じ 持 ち 点 で 審査 、 評価 し 、 応募 者 ご
と に 採 点 し 、 合 計 得 点 の 高 い 応募 者 を 契 約 交渉 の 対象 と し ま す 。 つ ま り 、 こ の 1 9 日
に 選 定 委 員 会 で 業 者 を 決 定 す る こ と に な り ま す 。 適切 業 者 が い な い 場 合 に は 、 適切 業
者 な し と し て 再募 集 す る こ と と し て お り ま す 。
このように、来年4月から中学校の給食調理業務を委託しても、これまでと変らな
い 安 全 で お い し い 手 づ く り の 給 食 を 提 供 で き る よ う 準備 し て い る と こ ろ で す 。 ご 理 解
とご協力をお願いします。
案内容が選定の
○副議長(梶川三樹夫君)
職員課長。
○職員課長(小川博文君)
12番林議員さんの職員の今後の定員
管理に係るご質問に
ついてお答えさせていただきます。
まず、定員
適正化計画についてでございますが、町におきましては、平成17年
4月1日における職員数375人を5年間かけて削減し、平成22年4月1日には
適正化計画を作成しており、議員さんご指摘のように、
平成21年4月1日現在の職員数は348人となり、その目標は既に達成しておると
350人体制とする旨の定員
ころでございます。
度から年2%、5年間で
1 0 % の 削 減 を 打 ち 出 し て お り 、 地 方 公共団 体 へ は そ れ に 準 じ た 方 策 を と る よ う 通 知
先般、国におきましては、その職員数について、今年
されておるところでございます。しかし、当町におきましては、国が示すような一律
的な職員削減は考えておりません。たとえ経費削減のためであっても、職員数を
必要
無 理 に 削 減 す る と い う よ う な こ と は 、 職 員 に 過剰 な 負 担 を 強 い る こ と に な り 、
ひいてはサービスの低下につながることは言うまでもないところでございます。した
がって、当町におきましては、今後も実情に応じた適正な定員管理を行っていきたい
以上に
と考えております。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○副議長(梶川三樹夫君)
○町長(和多利義之君)
町長。
基本的には今、職員課長がお答えをしたとおりでございます
若干 私 が 指 名 を い た だ い て お り ま す の で 、 何 ら か の お 答 え は せ に ゃ あ い か ん だ ろ
う と 、 こ う い う 責任 感 で 出 て ま い っ た と 、 こ う い う こ と で ご ざ い ま す が 。
- 9 が、
則、業務は民間委託をしたいと、
さ ら に 軽易 な 作 業 に つ い て は 嘱 託 化 を し て い き た い と 、 こ う い う 中 で 、 私 が 就任 当 初
特に、定数の削減ということにつきましては、原
から基本的な考え方を示してきていると、こういうことがございますが。特に、私も
就任 を い た し ま し た け れ ど も 、 当 時 は 大 変 バ ブ ル 経
済崩壊 以 来 、 大 変 な 時 代 、 国 の 減 税 と か 経 済 の 停滞 で 、 特 に 振 り 返 っ て み ま す と 、 予
算 を 組 む と き に か な り 歳入 を セ ー ブ し て や っ て 組 ん で き た と い う こ と で ご ざ い ま す が 、
さらに年間に大幅に減額になったと、こういう先行きどうなるのかと、こういう思い
ちょうど平成12年6月4日から
で本当に私も自信がなかった。
与えていただいた以上は何とかしなきゃあいかんという決意のもと
に 、 当 時 の 部 長 に 7 項 目 に わ た っ て メリッ ト 計 算 を 出 さ せ た わ け で す 。 そ の ね ら い で
す が 、 ほ と ん ど 1 億 円 前 後 メリッ ト が 出 た と い う こ と で ご ざ い ま し て 、 こ れ を 進 め て
い け ば 、 何 と か こ れ か ら の 時 代 に 対応 し て い け る の で は な い か と 、 こ う い う こ と で 、
これだけじゃないんですが、人員削減だけじゃないんですが、事業の見直しから、さ
ら に 残予 算 の 管 理 と か 、 あ る い は 管 理 費 の 削 減 と か 、 あ ら ゆ る も の に チャレ ン ジ を し
てきた。これも皆さん方のご協力をいただいて、ちょうど振り返ってみますと、
1 6 年 に ソレ イ ユ が 、 キリ ン ビ ー ル が 1 0 年 に 撤退 し て 再 進 出 し て き た と 、 ひ ょ っ と
し た ら 1 7 年 度ぐ ら い か ら 何 と か 固 定 資産 税 と か 法 人 税 を い た だ け る ん じ ゃ な い か と 、
こう想定をしておりましたが、まさにいただいたということで、もうこの前年度では
かなりの見通しがあった。そして、17年度そうした新たな税収をいただいたことで、
ご承知のように、1億4,000万円余りの剰余金を出した。そして、18年、
1 9 年 、 若干 短 い 期 間 で し た け れ ど も 、 景気 が よ く な り ま し て 、 町 内 の 法 人 企 業 を 中
しかし、立場を
心にたくさんの税金をいただいた。
就任 し た と き に は 財 調 も 3 億 5 , 0 0 0 万 円 、 広 島 県 内 で 一 番 貧乏 人 。 こ れ は
も う 運 営 資 金 が な い 。 1 0 年 、 1 3 年 、 2 0 億 円 ぐ ら い 一 時 借入 金 も し た 。 限度 い っ
ぱいぐらいした。ほいじゃけここ2、3年前は一文も借らん。おかげでその間積み立
て を さ せ て い た だ い た と い う こ と で あ る わ け で ご ざ い ま す が 、 今 は 何 と か 一 応世 間 並
みの体制を築かせていただいたということでございますが、そうは言いながらも今、
昨 年 暮 れ か ら の ア メリカ の リ ー マ ン ブ ラ ザ ー ズ の 破綻等 、 今 、 国 内 経 済 は 非 常 に 停滞
を し て お る と 、 何 が 起 き る か わ か ら な い と 、 ど う い う 時 代 に も 対応 で き る 体 制 を 構築
し て い か な け れ ば い け な い と い う ふ う に 今 も 思 っ て る 。 今 が よ い か ら 、 か な り 、 若干
- 10 私が
よいからこれでいいと思ってない。
度 は 第 4 次 行 政 改革 大 綱 と い う も の を 立 て
ていかなければいけないと、国の言われるとおりはしませんけれども、国は今遅い、
私 の 方 が よ っ ぽ ど 早 い 、 対応 が 。 私 は こ う い う 確 信 を 持 っ て お る 。 だ か ら 、 こ れ か ら
も 国 の 2 % に 左右 さ れ る こ と な く 、 こ れ か ら も で き る だ け カッ ト で き る も の は カッ ト 、
そ し て バ ラ ン ス よ い ま ち づ く り 、 ハ ー ド 、 ソフ ト 、 そ れ が 展 開 で き る 、 よ り 健 全 な 体
制 の た め に 、 今 後 も そ う い う 努力 を し て い き た い と 、 こ の よ う に 考 え て お り ま す の で 、
議 員 の 皆 さ ん 方 、 町 民 の 皆 さ ん 方 に も 大 い に 改革 を す る と し て も い ろ い ろ 問 題 が あ る
んですが、どうしても協力をしていただきながら、ともにやっぱり明日を開いていか
んとこれからの時代は開けないということで、ひとつそういう考え方を持っておると
いうことをお示しをして、今後、一層皆さん方のご協力をいただくようお願いをいた
先ほど職員課長が言いましたように、今
しまして、お答えにかえさせていただきたいと、このように思います。
以上です。
○副議長(梶川三樹夫君)
再質問。
12番林議員。
○12番(林
淳君)
プロによる調理だからということで、何ら心配はないという
若干 こ の こ と の つ い て 私 の 意 見 を 申 し 上 げ ま す と 、 例 え ば 、 先 ほ ど プ
ロ ポ ー ザ ル 方 式 と い う 話 が あ り ま し た 。 実 は 練馬 区 で 、 こ れ は 給 食 で は な い ん で す け
ど、やっぱりプロポーザル方式で保育園の民間委託をやったんです。そのとき先ほど
ご答弁でした。
ありましたように選定委員会というのがつくられました。これはもちろん保護者です
側が出てやったんです。ところが、ここの場合には、選定委員会
が 業 者 を 呼 ん で プ ロ ポ ー ザ ル 方 式 で や っ た と こ ろ 、 適 格 者 が い な い と い う 判断 を 下 し
とか、それから行政
たんです。いなかったんです、要するに。ところが、そのときにどういうふうになっ
側の方は行政側の選定委員だけを集めて決定しちゃうんです。
入 っ て き た の は ピジョ ン と い う 、 い わ ゆ る 育 児 用 品 な ど で 有 名 な メ ー カ ー で す 。 そ れ
が や っ ぱ り そ う い う 保 育 ま で 手 を 出 し て る ん で す 。 当 時 、 そ こ の 練馬 区 の 保 育 園 は
50人の正規の職員がおりました、保育士さんが。ところが、2年4か月の間に全員
やめました。全員やめたんです。なぜかといったら、単価1,000円で要するにピ
ジョ ン は 再雇 用 す る と い う よ う な こ と で す か ら 、 初 め は 我慢 で き て も 、 で き な く な っ
ちゃって、結局50人いた保育士さんが全員かわりました。今では850円ぐらいで
たかといいますと、行政
- 11 -
保育士さんに、そういう850円の
パートタイマーみたいなもんです、いう形に変わ
ったんです。
広島市の場合には、ご存じのように、センター方式をやってるところがあります。
そこも業者に委託しました。これは給食です。ところが、2学期から3学期にかけて
35人働いていた人のうち10人がやめたというんです。そうすると、この委託を受
けた、請け負いをした業者がす
ぐ に 広告 を し て 雇 い ま す 。 8 5 0 円 か ら 9 0 0 円 ぐ ら
好でやるんです。
学 校 給 食 と い う の は 、 あ る 人 の 話 で は 、 例 え ば ホテ ル の シェフ 、 で き な い 。 有 名 な
料理店の料理人、調理員というんでしょうか、もできないくらい、やっぱり特別な大
き な 五右衛門 ぶ ろ の よ う な 大 き な か ま の 中 で い ろ い ろ つ く る わ け で す が 、 そ の 熱 の か
げんだとか塩かげん、非常に難しいんだそうです。だから、まさに栄養士とそういう
調理員の人たちが一緒になって働く。そういうふうに常識的に考えてみてプロが育た
ないのは当たり前です。町の方は一口に任した、業者、そこはプロの集団だからって
いうけども、そんなことはだれも信用してないです。そら皆さん方よくご存じのよう
に、いろんなところでそういう募集をしているのは、例えば学校給食じゃなくて弁当
をつくってるとかなんとかというのは、時給それぐらいで働いてるのが、どうしてプ
いです、というような格
ロとして育つんですか。
広島市の場合、さっき言いましたように、35人ほどいた人たちがわずか2学期、
3学期で10人やめていった。そこで食べてるある中学校の子どもたちに、児童です
%が「味が落ちた」。もちろんこの問題は味だけの
問題ではありませんから、学校給食は、僕がさっき言ってるように、そういうもので
は味だけの問題ではないんだけど、アンケートの答えの中では33%が「落ちた」。
そ の よ う な 状態 の 中 で チェッ ク で き る ん で す か 。 プ ロ が 来 て ち ゃ ん と つ く っ て る 。 し
が、アンケートをとったら、33
かし、それはやみの中じゃないですか、業者の問題ですから。業者はとにかく栄養士
メニューをつくればいいだけですから、やめていこうと、プロとして定着
し て い こ う と 、 関 係 な い 話 で 、 例 え ば 教 育 委 員 会 が そ う い う の を チェッ ク で き る 機能
なんかないですよね。もともと町の方も安上がりにしよう、業者の方も仕事を受けて
利益を得ようというときに、これまで1億7、8,000万円かかったものを半分に
する、1億円は安くしようっていうような、言ってみれば初めから低賃金で雇わざる
がつくった
を得ないという条件、その上業者の場合はそこから利益を出そうというんだから、も
- 12 -
っと
悪くなる。
見 て み ま す と 、 そ の 東京都 な ん か の 場 合 で
言うと、単価1,800円ぐらいで大体計算して出すんです。ところが、本人に渡る
のは6割です。4割は業者によってピンはねされてるんです。そういうことが実際に
大体そのプロポーザルで出しているのを
行われるっていうのは、当然お考えだと思うんだけども、その中でどうしてプロがち
栄養士が入ってい
って直接指導する、注文するというようなことができない、法的な制限がある中
で。そのことについてどのようにお考えなのか、僕はお尋ねしたい。それができ
るという、どうやってするのかということをお尋ねしたい。
それからもう一つは、定員の問題に関係する、要するに公務員の削減だけど、ご存
じ の よ う に 、 有 名 に な っ た の が 、 オリッ ク ス で す か 、 宮 内 さ ん っ て い う 方 が 、 推 進 協
議会というのができましたよね、要するに民営化を進めていく、規制緩和といいまし
た。今はちょっと名称は変ってますけども、当時規制緩和推進協議会っていうのをつ
く り ま し た 。 こ れ は 小 泉首相 の 肝 い り で で き た ん で す ね 。 そ し て 、 ご 存 じ の よ う に 、
厚 生 省 が つ く っ た 施 設 を ば ん ば ん 大 安売 り し た ん で 有 名 に な っ た で し ょ う 。 そ こ が 計
算したんがこういうことだったんですよ。今、公務員の仕事は恐らくその当時
400万人ぐらいの公務員、国家公務員、地方公務員合わせてそうなんですが、
185万人の仕事は民営化できるって言ったんです。半分近くのできるって言ったん
です。そして、ばんばん民営化を進めました。
志 木 市 っ て い う の を 以 前 、 町 の 職 員 と 議 員 で 一 緒 に 研修 に 行 き ま し た 。 志 木 市 っ て
い う の は た し か 6 万 6 , 0 0 0 人 ぐ ら い の 規模 で す か ら 、 府 中 町 と 変 り ま せ ん 。 そ こ
の 方 針 は こ う な ん で す 。 そ の 当 時 6 0 0 人 ぐ ら い い た ん か な 、 職 員 は 。 最終 的 に こ う
いうんです。職員は50人でいい、あと5百数十人は行政サポーターという名前で
1 時 間 8 0 0 円 で や ら す 、 そ う い う 方 針 を 進 め て ま す 、 最終 的 に は 、 っ て 言 っ て る ん
ゃんとした食事をつくるということが言えるんですか。まして、
ですけども、30人から50人と文書はなってますけど、の職員だけでやる、あとは
民間に。そういう方針を持ってるところがあるんです。だから、これ
はとめどがないんです。だから、町の職員、町長はもちろんですが、公務員っていう
のは一体どういうことなんだと、どういう仕事をするんだということを考えないと、
民営化するというたら切りがないわけです。
しかも、今、日本で185万人民営化するって言ってるけど、じゃあ現在どうかっ
全部出します、
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公務員、地方公務員を
含めて。ところが、国民1人当たり公務員が何人かっていうのを見ますと、フランス
は 8 8 人 で す 。 1 , 0 0 0 人 に 対 し て 8 8 人 で す 。 ア メリカ も 多 い ん で す 、 結 構 。 住
民1,000人当たり、国民1,000人当たり78人おります。ドイツが53人、
日本は何人です、今、32人ですよ、1,000人に対して。府中町は今348人だ
というふうにおっしゃったけど、もちろん公務員ですから、この5万1,700人の
町の中には、学校の先生だとか、県に勤めてる方だとか、あるいは国家機関に勤めて
る人もいます。しかし、それでも全部合わせて32人、1,000人当たり。フラン
スなんか88人。その半分を減らそうっていうのがあれですよ、さっき言った、要す
るに推進会議、規制緩和、推進会議の目的ですから、今でもそんなに少ない公務員労
働をもっと進める、20人ぐらいにしちゃうというわけです、1,000人当たり。
ていうのを考えてください。今、大体380万人ですよ、国家
そういうことを考えないと。
僕は教育長なんかに言いたいのは、国が今度の予算で、今どうなるかわかり
ませんけども、出した予算を見ますと、新しい教職員を5,500人増やすって言っ
て る け ど も 、 一 方 で 、 非 常 勤 講師 を 3 万 数 千 人 と い う の が 出 て る で し ょ う 。 そ う い う
ふ う に 国 を 挙げ て 慣 性ワ ー キ ン グ プ ア を つ く ろ う っ て い う 考 え な ん で す 。 そ の 一 つ が
今回の学校給食の問題です。それで公務員労働者はいいのか。特に前に座ってる私た
ちも公務の一部をかかわってるわけだけども、本当に公務員の労働っていうのは、ど
ういう労働なんだということを考えないと、国がやってるようなやり方をそのまま、
町長は先ほどそのままやる気はないというふうにおっしゃったけども、大変なことに
なる。それどういうことかって簡単に言えば、税金が払えなくなりますよ。年金の保
険金を払えなくなりますよ。当たり前でしょう、200万円以下の労働者が
1,000万人を超えてるみたいな事態を今つくり出してる。もっと下げようという
こ と で す か ら 。 年 金 は 崩壊 し ま す 。 国 民 健 康 保 険 あ る い は 健 康 保 険 制 度 そ の も の も 崩
壊します。そういう問題だというふうにとらえた方がいいと思います。たまたま今は
特に、
学校給食の調理員の問題だけども、日本の国のあり方、基本にかかわる問題だという
ふうに思います、その中の一
端ではあるけれども。
だから、私、町長は、確かに先ほど言いましたように、国の方から三位一体なんか
典型 で し た が 、 そ れ ま で さ ん ざ ん 苦 し ん で い る 上 に 、 三 位 一 体 の 財 政 改革 と い う こ
と で 、 地 方 自 治 体 に 対 す る 財 政 の 厳 し い の が あ り ま し た 。 大 変 苦労 さ れ た の は 知 っ て
が
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ぐ ら い 日 本 の 国 民 が 貧困 化 し 、 さ ま ざ ま な 分 野 で 、 と り わ け
教 育 、 福 祉 、 医療 、 大 変 困 っ て い る 中 で 、 今 ま で の よ う な 発 想 と は 変 え る 必 要 が あ る
と 、 ソフ ト を 大 事 に し て い く 、 と り わ け 分 野 と し て は 、 今 言 っ た 3 つ の 分 野 に 対 し て
手厚く保護していく。それなしに、やっぱり町長がおっしゃってるように、本当に住
ます。しかし一方で、今
んでいてよかった府中町っていうのが町長のまちづくりの基本にあるというふうに私
頼 し て お り ま す け れ ど も 、 今 は ち ょ っ と 違 う ん じ ゃ な い か と 、 情勢 が 。 そ う い う
意味で、見直しについては、やはり町民を本当に大事にするということは、どこに視
点を置いて、例えば定員計画のことをおっしゃいました、むちゃなことはしない、バ
ラ ン ス を と っ て と い う 、 バ ラ ン ス の 中 身 の 問 題 で 言 う と 、 教 育 、 福 祉 、 医療 っ て い う
と こ ろ に ウエ ー ト を 置 い た 定 員 計 画 を や っ て も ら い た い 。
それからもう一つ、これが最後ですが、要望したいのは。今度の学校給食のことに
つ い て 、 や は り も う ち ょ っ と 検討 す る 必 要 が あ る ん じ ゃ な い か と 思 う の は 、 協 働 と い
う、一緒に働く、栄養士さんと調理師さんが一緒に働く、心を通わせながら、卒業写
真 に も 載 っ た り し な が ら 、 そ う い う 状態 を つ く れ な い か 。 金 の 問 題 は も ち ろ ん 今 の よ
うに正規の職員ということにならなくても、そういう心が通った、子どもとも栄養士、
は信
保育士、調理員、そういう人たちが一緒になっていいものをつくろうというような条
接雇 用 だ と 思 う ん で す 。 僕 は 多 少 の 労 働 条 件 が 下 が る こ と
は あ っ て も 、 直 接雇 用 、 夏休 み が あ っ た り 、 1 回 の 食 事 を つ く る の に 8 時 間 と い う の
は大体無理があるんだけど、その中で格差がない、正規の職員、嘱託職員、臨時職員
っ て 何 倍 も 報酬 が 違 う よ う な 人 た ち が 一 緒 に 働 く っ て い う の は 困 難 で す 、 も と も と 。
そ れ を こ の 際 や っ ぱ り 考 え て い た だ き た い 、 研究 し て い た だ き た い 、 と い う こ と を 要
件というのは、やっぱり直
望します。
質問もありますし、意
見 も あ り ま し た が 、 適宜 よ り 分 け て い た だ い て ご 答 弁 で き る
ところはご答弁をお願いしたいというふうに思います。
以上です。
○副議長(梶川三樹夫君) 答弁ありますか。
教育次長。
○教育次長(和多利
隆君)
1番目のご質問ですが、どういうふうに質を担保して給
食をこれまでどおりの給食をやっていくのか、教育委員会の
べきかというふうにとらえてよろしいのでしょうか。
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チェッ ク 機能 は ど う あ る
給食を委託するということは、給食の調理業務の部分だけを委託するわけです。あ
との献立の作成、それといわ
ゆ る 給 食 の 資材 の 購入 に つ い て は 、 栄 養 士 の 方 が 行 っ て
まいります。今まで給食の調理業務全体を直営の方式でやっておったわけですけども、
今
度お願いするのは、その部分の調理の部分だけ、いわゆる調理場で調理をするとこ
ろだけを委託するわけでございます。
チェッ ク 機能 を ど う い う ふ う に そ こ で 果 た す か と い う こ と で ご ざ い ま
すが、学校栄養士がその作業の指示を出すわけでございます。それに従って、今度委
託 す る と い う こ と に な れ ば 、 調 理 場 で そ れ ぞ れ の 責任 者 が そ れ を 受 け て 調 理 を し て ま
いります。これまで昭和57年当事30人の調理員がいるときであれば、今嘱託も臨
時もいない正規の職員だけでやっておった時代もございますが、その時代であれば、
調理員と栄養士が一つになって調理場の中に入ってするとかいうようなことをしてお
りましたけれども、現在、府中中学校では正規の職員2名、緑ケ丘中学校では1名、
あ と は 嘱 託 と 臨 時 で 対応 し て お り ま す 。 こ れ は で き る だ け こ れ ま で の 府 中 町 の 学 校 給
食 の 伝統 を 守 っ て い こ う と い う こ と で 、 こ れ ま で 我慢 と い う か 頑張 っ て き た わ け で す
けども、もはや緑ケ丘小学校では正規職員1名、府中中学校では正規職員2名でやっ
て お り ま す 。 先 ほ ど お 話 し ま し た よ う に 、 来 年 に は 9 名 、 再来 年 に は 7 人 と い う こ と
になりますので、これで学校給食をやっていくということは困難になっております。
その困難な理由というのは、今まで何人かで順番にやっていた作業をずっと1人で
や り 続 け な け れ ば な ら な い で す し 、 そ の 正 規 の 職 員 が 休 ん だ と き の 対応等 、 苦慮 す る
ところがあります。それと、正規職員に負担がかかるだけじゃなくて、これまで嘱託
と か 臨 時 と か と い う 職 員 は サブ 、 い わ ゆ る 洗 い 場 と か 調 理 に 直 接 か か わ る よ う な 業 務
で は な く て 、 洗 い 、 そ れ と 若干 の 調 理 業 務 、 基 本 的 な と こ ろ は 正 規 の 職 員 が や っ て い
る こ と の 伝統 の 中 で 今 ま で や っ て お っ た わ け で す け ど も 、 正 規 職 員 が 昭 和 1 7 年 、
教育委員会が
23人、先ほど言いましたように、57年当時は30人だったのですが、だんだん減
来 年 に は 9 人 の 状況 に な り ま す 。 こ の 中 で 食 の 安 全 性等 を 維 持 す る と
い う こ と に な り ま す と 、 と て も そ の レベ ル に 達 す る こ と が で き な い 状況 で す 。 そ れ で
委 託 を す る と い う 決 断 に 至 っ た わ け で す が 、 ま た 直 接雇 用 を こ れ か ら し て い く と い う
ふ う に は も う 変 え る こ と は で き な い 状況 の 中 で 、 こ の 給 食 の 質 を 維 持 し て い く 方 向 、
こ れ を 研究 し ま し た 。 他 の 市 町 の 状況 も つ ぶ さ に 見 て ま い り ま し た 。 そ の 方 法 と い う
のは、ある程度一定の条件をつけて委託の業務をすれば、その質の確保はできるとい
- 16 ってきて、もう
うふうに考えております。それが今から行おうとする給食のいわ
ゆるプロポーザルと
いう、業者選定がいかにやるかということで、今後の給食の質がどうなるかというこ
とになろうかと思います。
また、今行おうしている調理業務の委託ですが、もししなければ、今、
来年にはも
規職員は9人になるということです。先ほども言いましたように、調理現場の方
で こ の 状態 、 一 つ の 学 校 1 人 で 調 理 員 が や っ て い く と い う の は 、 精神 的 に も か な り の
負 担 を 感 じ て お り ま す 。 今 、 既 に 小 学 校 1 校 、 中 学 校 1 校 、 正 規 職 員 1 人 で 頑張 っ て
も ら っ て お り ま す け れ ど も 、 も う こ の 状態 を 続 け る こ と が で き な い 、 休む こ と も で き
な い よ う な 状況 も あ り ま す 。 ず っ と 嘱 託 等 を 訓練 し て お れ ば と い う よ う な 話 も ご ざ い
ま す け れ ど も 、 や は り 嘱 託 と 正 規 の 職 員 と い う の は 、 今 ま で の 伝統 も あ り ま す け ど も 、
昨年、その前ぐらいから積極的に嘱託にも調理業務に入ってもらっておりますけども、
それはやっぱり正規の職員と嘱託との思いの違いというのはあります。そこらもあっ
て 、 調 理 現 場 全 体 を 考 え る と 、 も は や 委 託 せ ざ る を 得 な い 状況 と い う の が 今 あ り ま す 。
また、これを正規の職員に返すということになると、正規の職員を今から入れたに
し て も 、 や は り 数 年 ま た か か り ま す 。 数 年 か か っ て や っ と 一 人 前 に な る と い う 状況 も
ございますので、そうであるならば、民間の委託にして、ただ民間の委託をすること
によって、先ほどの話にもありましたように、職員が、その会社の中でアルバイト的
な作業の意識をもって雇用されてくるんではないかというようなことではございます
が、会社の中ではいろんな雇用をして、職員教育のしっかりしたところもございます。
そ れ は 一 番 初 め に は あ る 程 度ベテ ラ ン を 入 れ て 、 順 繰 り に 職 員 を そ の 中 で 指 導 し な が
う正
ら変えていくというような会社もございますし、大きな会社というか、それにたけて
るところもいろいろな方法でこれまでやっているのをつぶさに
託するのもこれは可
能 で あ る と 判断 し て お り ま す 。
見てまいりますと、委
以上です。
○副議長(梶川三樹夫君)
○町長(和多利義之君)
町長。
12番林議員の答えはよかったんじゃなかろうかなという
気
若干 定 数 の 関 係 で ご ざ い ま す が 、 お っ し ゃ る よ う に 、 社 会
の 構造 を 崩壊 さ す よ う な 定 数 削 減 を す る つ も り は 毛頭 な い と 。 先 ほ ど 申 し 上 げ た の が 、
もともと基本なんですけれども、先ほどご視察に行かれたら大きな市が職員が50人、
持ちは持っとるんですが、
あと500人、こんなようなことはもう考えてもおりませんし、そんなことはやっち
7
- 1 -
諸外 国
の公務員の数ですが、日本は32人、フランスは88人、1,000人対して、アメ
リカ が 7 8 人 、 ド イ ツ が 5 3 人 、 中 身 が ど う か わ か ら ん も ん で す か ら 、 ど う し て る ん
だ ろ う か な と 。 何 か ボ ラ ン ティ ア な ん か で 公 務 員 を し と る 北欧 の よ う な 形 に な っ と る
んかなと、今、気がする、ようわからん。ほいじゃが実際に私が今、定数削減を進め
て き て 、 私 は た だ 単 に 人 を 削 減 し と ら ん 。 国 は い や 応 な し に 2 %カッ ト せ い 、 こ う 言
いよる。私の手法は、先ほど言いましたように、民営化をしていく。この義務的経費
ゃあいかんと私も思います。それとか、1つ林議員がおっしゃるように、先進
が一般経費になって委託費で一般経費になる。それで、その利ざやが出てくるわけ、
民間でできるものは民間でやってもらうと。先ほど林議員の話に
もありましたように、公務員とは何ぞやと、何をするんが公務員かと。そらまあ細か
それを目指しとる。
いことは言いませんが、そこらを私も日ごろ考えとる。
詳しくは言いませんが、給食については年間2か月仕事
が な い 。 ま し て や 8 千 数 百 万 円 の メリッ ト の 中 に ま だ 退 職 金 を 入 れ と ら ん 。 相 当 な 歳
出になるんです。そこまで言うて中身は言いませんが、やっぱりこれは民間に任せに
ゃあいかんという基本的に私は感じておる。おっしゃる気持ち、できりゃあもう町で
例えば、先ほどもちょっと
やりゃあ一番ええですよ、50年の歴史があるんですから、おっしゃるように。やっ
代をどう追求していくのかということを考えたときには、私は皆さん
からご理解をいただかなきゃあいかんし、いただけるということの中で、今ご無理を
申 し 上 げ て お る 。 そ し て 、 今 こ れ か ら の 時 代 、 ハ ー ド 、 ソフ ト 、 バ ラ ン ス の よ い 体 制
を築く。ただ、これは地方だけの問題じゃない。雇用とかなんとかいうのは、国なん
か も っ と や っ て も ら い た い 。 公 務 員 改革 な ん か も や る 、 や る い う て 、 実 際 ア ド バ ル ー
ンを上げただけで、何をやっとるんかと私は言いたい、実際に。
市 町 村 合 併 の と き に も 、 中 山 間 地 が 衰退 す る の は だ れ が 見 て も わ か っ た じ ゃ な い 。
に も か か わ ら ず 農 林 改革 も 施 さ ず 、 あ あ い う よ う な も の を 一 体 化 し て 、 中 山 間 地 で も
生 き れ る 改革 を す る の が 私 は 本 来 の 形 や な い か と 思 い ま す が 、 何 せ こ の 府 中 町 の 町 長
ぐらいじゃあ何ぼ言うても響かんというのも情けない気持ちもするんですが、本来な
ら そ う す べ き で す 。 何 で あ れ だ け 全 国 に 、 何 万 の 何 十 万 で す か 、 崩壊 集 落 で き る ん か 。
初めからわかっとる、わかっとった。
で す か ら 、 国 も 頑張 っ て い た だ い て 、 地 方 は 地 方 都市 で や っ ぱ り や る べ き こ と を や
っていくと、それが一体化になって21世紀の暮らしよい国づくり、地域づくりが私
- 18 ぱり先行きの時
むちゃくちゃなことは要するにやるつもりはないという
こ と を ご 理 解 を い た だ い て 、 ま し て や 何 事 も 隠 す こ と な く 、 あ け っ 広げ に し て か ら 、
皆さんと一緒に論議をしてこれからの時代を追求していこうということは、いささか
も 、 私 も 就任 し て 1 0 年 な り ま す が 、 変 っ ち ゃ あ い な い と 。 い や い や た っ た こ の 間
3 か 月 前 か ら や っ て か ら 、 そ ら ち ょ っ と 言 い 過ぎ じ ゃ い う て 言 わ れ る か も わ か り ま せ
ん が 、 改革 と い う 形 の 中 で 、 や っ ぱ り 手 法 と し た ら こ う が よ か ろ う と い う こ と で 手 続
を展開してきたということもご理解をいただいて、さらにそういう形の中で皆さん方
のご協力をいただいて明日を追求をしていきたいと、こういうふうに思いますので、
ご協力をいただきますようにお願いして、お答えにかえさせていただきたいと、この
はできるんだということで、
ように思います。
以上でございます。
○副議長(梶川三樹夫君)
再々質問。
12番林議員。
苦渋 に 満 ち た 答 弁 、 あ り が と う ご ざ い ま し た 。 恐 ら く
大変口にできないようなこともあるんだろうし、その中で言葉を選びながらいろいろ
苦労 さ れ た 答 弁 だ と 思 い ま す け ど 、 た だ 1 つ だ け 指 摘 し た い と 思 う の は 、 も ち ろ ん 次
長自身がもうお気づきだと思うんだけども、今は10人になって、来年は9人なって、
今 で は 1 つ の 学 校 の 給 食 に い わ ば 専門 的 で あ り ま す 正 規 の 社 員 は 1 人 な っ て る と こ ろ
もあるんだとみたいなお話しされたですけど、それはあなたたちがそうしてきたんで
すよね。やっぱりきちんとした雇用体系をつくって、ふさわしい、例えば1日6時間
な ら 6 時 間 、 夏休 み が あ る 、 長 期 間 休む 、 要 す る に 大 体 小 ・ 中 学 生 、 大 体 全 国 の 平 均
を見ても、年間190食なんです、食べてるの。そうするとそれにかかわるわけです
から、当然労働時間はそれにふさわしい労働時間になってるわけです。その辺のとこ
ろ を 差 別 が な く て 、 な お か つ 直 営 す る と い う こ と を 検討 し な か っ た 。 確 か に 同 じ よ う
に正規職員とずっと同じように入れる、8時間勤務の、というふうにはいってないわ
けです。その辺のやっぱり知恵をやってたら、今のようにあなたは後戻りできないと
おっしゃったけども、後戻りしなくてもよかったわけです。だから、その辺のところ
がやっぱり不十分である。そして、今後戻りできない、本当に苦しい、維持しようと
○12番(林
淳君)
次長の
思ったら調理しかできないっていうのは、あなたたちがそういう体制をつくってきた
んです。そのことは恐らくわかってるんですが、あえて申し上
9
- 1 -
げたいと思うんです。
それは給食の問題だけではなくて、今後いろいろ
ず出てくる問題だから、いわば
民営化等の問題が起きたときには必
他山の石にするといいますか、またそこから学ぶべき
ことが多くあるんじゃないかと思ってあえて発言しました。
注文ですが、例えばさっき僕はなぜ例に引いた
か っ て 言 い ま す と 、 練馬 区 の 保 育 園 が ピジョ ン と い う の が 結 局 引 き 受 け て 、 請 け 負 っ
た。50人の正規の保育士が全部2年4か月の間いなくなった。そういうことは一体
そうすると、もちろん保育はもうどんどん悪くなります。だから、そういうことを考
えながらやっていくっていうと、例えばこの場合でもプロポーザルという様式があっ
て、しかも一たんは不適格、だれもおらん、業者が。少なくとももうけとったね。と
こ ろ が 、 P T A な ん か の 選 定 委 員 を 排除 し て 、 い わ ゆ る 教 育 委 員 会 、 行 政 側 の 人 間 だ
けで選定しちゃった。今回のを見ると、こう言ってるんですね、プロポーザル方式に
よ っ て 得 点 の 一 番 多 い と こ ろ と 交渉 す る 。 こ れ 以 上 で な い と だ め っ て い う ラ イ ン を 引
いてないでしょう。当然ながら後戻りできないあなたとしたら、その中で一番得点の
いいのを採用するしかないわけです。
それからもう一つ、やっぱりこれは
だから、そういうふうなプロポーザル方式もいいけども、そういうようなものを引
いて、
幾ら選定委員会、もちろん一番いいのが一番いい得点を取るんだろうけど、結
局それが本当に学校給食をちゃんと担保できるか、これまでどおり維持できるかって
吹 っ 飛 ん で る と 思 う ん で す 。 僕 は そ の 辺 の と こ ろ も 本 当 は 検討 す
る必要があると思うんです。これ以下だったら採点がどういうふうになってるか知ら
んけど、8割、80点以上でなかったらだめというような、それは難しいのかしれな
い け ど 、 そ う い う よ う な や っ ぱ り 少 な く と も シビ ア な 検討 し て も ら い た か っ た と 、 で
きるなら今からでもやってもらいたいけど、やっぱりそれぐらいやってもらいたい。
それで、最後に一言、僕はこういう問題というのは、少なくとも1年はかけてもら
いうのは、やっぱり
いたいと思う、1年は。しかも、それはいろいろ先ほどの答弁の中で、PTAあるい
最終 的 に は 保 護 者 に 今 度 の 学 校 給 食 の 委 託
に つ い て ち ゃ ん と パ ン フレッ ト を 渡 し た と 言 う け れ ど も 、 そ れ に し て も 短 過ぎ る 。 ま
し て や 意 見 は 電話 も 書 い と っ た け ど も 、 一 件 も な い っ て 言 う け ど 、 学 校 、 子 ど も を 預
け て る 親 が 学 校 に 対 し て 正 面切 っ て 文 句 な ん か よ う 言 わ な い で す よ 、 行 政 は 権 力 で す
か ら 。 そ う い う 立 場 だ か ら ま す ま す 辛抱 、 遠慮 と い う か 、 十 分 時 間 を か け て 町 民 の 意
見を聞く、議員も意見も聞くみたいなことをやらないと、やっぱり力でごり押しした
- 20 はPTA連合会あるいは栄養士の人たち、
と言われると思うんです。
最後に、町長の方から非常にうれしい言葉をもらったのは、町民と一緒に話をして
いくということを言われました。そのことを本当に守ってもらいたい。何か大きなこ
とを実施するときには、
十 分 町 民 の 意 見 を 酌 ん で 判断 し て い た だ き た い と い う こ と を
最後に要望して終わります。ありがとうございました。
○副議長(梶川三樹夫君)
以上で、第1項、学校給食の調理委託の是非について、
終わります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○ ~~~~~~~~~~~~~~~~~
○ 副 議 長 ( 梶 川 三 樹 夫 君 ) こ こ で し ば ら く 休憩 し ま す 。
再開は11時からといたします。
( 休憩 午 前 1 0 時 4 2 分 )
12番林議員の質問を
再開 午前11時00分)
休憩 中 の 議 会 を 再 開 い た し ま す 。
(
○副議長(梶川三樹夫君)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~○~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(梶川三樹夫君)
ン
続 い て 、 総 務 文 教 関 係 、 第 2 項 、 ( 仮称 ) 北 部 総 合 福 祉 セ
ターについて、16番西議員の質問を行います。
16番西議員。
北部総合福祉センター
と い う 題 名 で 質 問 さ せ て い た だ き ま す が 、 本 来 は さ ま ざ ま な こ と で 民 間 企 業 の ノウハ
ウ を 学 び 、 行 政 サ イ ド に も も っ と 努力 す る 点 は な い の か と い う 質 問 を さ せ て い た だ き
○16番(西
友幸君)
皆さん、おはようございます。今日は
ます。
入らせていただきます。
( 仮称 ) 北 部 総 合 福 祉 セ ン タ ー に つ い て 。
さ き の 全 員 協 議 会 に お い て 、 ( 仮称 ) 北 部 総 合 福 祉 セ ン タ ー の 建 設 の 中 で 、 3 階 か
ら 5 階 部 分 を 町 営 住宅 に す る 計 画 が 示 さ れ た 。 こ れ を 全 面否 定 す る も の で は あ り ま せ
ん が 、 し か し 、 町 内 で は か な り の 戸 数 の 家 、 マ ン ショ ン 、 ア パ ー ト が 空 き 家 と な っ て
それでは、質問に
います。
民間借り上げも視野に入れた計画もなされていることか
ら 、 そ れ を 活 用 し 、 町 の 投資 的 経 費 を 抑 え 、 住民サ ー ビ ス を 行 う と い う こ と も 考 え る
第3次総合計画の中では、
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時期に
来ていると思いますが、町当局のお考えをお伺いします。
○副議長(梶川三樹夫君)
答弁。
企画財政部長。
○企画財政部長(河本裕治君)
16番西議員さんのご質問にお答えをさせていただき
ます。
ご質問の趣旨は、財政
状況 の 厳 し い 中 、 民 間 住宅 の 借 り 上 げ に よ る 町 営 住宅 の 整 備
図るべきではないかとのご質問だと思っております。
ま ず 、 公 営 住宅 制 度 の 位 置 づ け に つ い て ご 説 明 を さ せ て い た だ き ま す 。
現 在 、 当 町 の 人 口 は 微増 と い う 傾 向 を 維 持 し て お り ま す 。 し か し な が ら 、 長 期 的 な
視野で考えるとき、自然増は期待できないという現状から、現在の活力、あるいはさ
ら な る 発 展 を 維 持 す る た め に は 、 出 生 か ら 人 生 の 終 え ん ま で を 見 通 し た 各 世代 の ニ ー
ズ に こ た え 、 魅力 あ る 地 域 づ く り を 行 い 、 定 住 を 促 進 す る こ と が 肝 要 と い う ふ う に 考
えております。このことは第4次の総合計画策定に向けての課題ではございますが、
こ の 定 住促 進 の 一 環 と し て 公 営 住宅 施 策 は 位 置 づ け ら れ る も の と 考 え て お り ま す 。
と こ ろ で 、 国 の 住宅 制 度 で ご ざ い ま す が 、 平 成 1 8 年 6 月 制 定 の 住 生 活 基 本 法 の 制
定 に よ り 一 変 を し て お り ま す 。 従 来 の 住宅 政 策 は 、 住宅 不 足 の 解 消 と 国 民 の 住宅水準
の 向 上 を 目 的 と し た も の で ご ざ い ま し た が 、 人 口 、 世帯 減 少 社 会 の 到来 に よ る 住宅需
要 の 停滞 、 減 少 、 あ る い は 住宅 の ニ ー ズ と ス ト ッ ク の ミ ス マッチ 、 あ る い は 家 族形態
の 変 化 な ど と い っ た 、 住宅 を 取 り 巻 く 環 境 の 変 化 に よ り ま し て 、 現 在 で は 質 の 向 上 と
ス ト ッ ク 重 視 へ と 大 き く 転換 を し て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。
こ の 中 で 公 営 住宅 制 度 に つ い て も 、 住宅 の セ ー フティネッ ト の 核 で あ る と と も に 、
社 会 、 経 済情勢 に 応 じ た 柔軟 か つ 公 平 な も の と な る こ と が 強 く 求 め ら れ て お り ま す 。
あ わ せ て 供 給 、 管 理 を 行 う 事 業 主 体 で あ る 地 方 公共団 体 に と っ て も 、 大 量 の 建 て か え
の 時 期 を 迎 え る 一 方 で 、 厳 し い 財 政 状況 に あ り 、 地 域 住宅 制 度 の あ り 方 が 大 き な 課 題
と な っ て き て お り ま す 。 当 町 に お い て も 、 山 田 ブ ロ ッ ク 、 五反 田 、 鶴 江 、 鶴 江 ブ ロ ッ
ク 、 桃 山 、 青崎東 の 町 営 住宅 が ご ざ い ま す が 、 青崎東 町 営 住宅 を 除 き 、 す べ て 昭 和
2 0 年 代 か ら 3 0 年 代 に 建 設 さ れ た も の で 、 改修 あ る い は 改築 の 必 要 に 迫 ら れ て お り
を
ます。
住宅 の 考 え 方 で す が 、 こ う し た 国 の 住宅 施 策 の 転換 を 踏 ま え 、 入 居 対
象 と な る 住宅困窮 者 の 把握 が ま ず 必 要 と な り ま す 。 そ の 上 で 住 居 面 積 、 設 備 と い っ た
そこで、町営
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備水準 や 公 営 住宅 と し て 用 意 す べ き 戸 数 を 確 定 さ せ る 必 要 が ご ざ い ま す 。 今 年 度住
宅マ ス タ ー プ ラ ン 策 定 の 業 務 委 託 を 発 注 し て お り ま す の で 、 こ の 中 で 想 定 さ れ る 必 要
戸 数 あ る い は 整 備水準 の た た き 台 は 示 さ れ る も の と 考 え て お り ま す が 、 一 方 で は 、 本
年 1 0 月 7 日 の 地 方 分 権 改革推 進 委 員 会 第 3 次 改革勧告 に お き ま し て 、 公 営 住宅 に 係
る 整 備水準 や 入 居 者 資 格 に つ い て の 義 務 づ け の 廃止 が 勧告 さ れ て お り 、 今 後 の 国 の 動
向 も 注 視 し な が ら 、 具 体 的 な 整 備 方 向 、 整 備 手 法 を 検討 し 明 ら か に し て い き た い と 考
整
えております。
借 り 上 げ 制 度 の 状況 で ご ざ い ま す が 、 平 成 8 年 に
法律改正により制定されております借り上げ制度につきましては、国が示す一定の水
準 に 達 し た 新築住宅 1 棟 を 一 括 2 0 年 間 借 り 上 げ る と い う も の が 主 で ご ざ い ま し て 、
条件的に非常に厳しく、一部を除き、制度としては定着しておりません。
そ こ で 、 国 に お き ま し て は 、 本 年 5 月 に 公 営 住宅 と し て 既 存 の 民 間 住宅 の 活 用 に つ
い て の ガ イ ド ラ イ ン 策 定 の 検討 に 着 手 い た し て お り ま す 。 こ の 、 国 の ガ イ ド ラ イ ン の
策 定 状況 を 踏 ま え な が ら 、 町 営 住宅 の 整 備 手 法 の 一 つ と し て 、 議 員 か ら ご 提 案 が ご ざ
い ま し た 既 存民 間 住宅 の 借 り 上 げ 制 度 の 活 用 に つ い て の 是 非 に つ い て 検討 す る こ と に
なお、議員ご質問のございました
なると考えております。
なお、
最 後 で ご ざ い ま す け ど も 、 ( 仮称 ) 北 部 交流セ ン タ ー に つ い て ご 説 明 を さ せ
ていただきます。
議員のご質問の中にございましたが、第3次総合計画の第3
編、部門別計画の中に、
公 的 住宅 の 整 備 を 掲げ て お り ま す 。 記 載 内 容 と し て は 2 点 ご ざ い ま し て 、 1 点 は 、 町
営 住宅 の 建 て か え 、 も う 1 点 は 、 民 間 借 り 上 げ等 に よ る 公 営 住宅 の 確 保 の 検討 を 掲げ
て お り ま す 。 ( 仮称 ) 北 部 交流セ ン タ ー に つ い て は 、 児 童 セ ン タ ー の 設 置 に 当 た り 限
ら れ た 土 地 の 有 効 利 用 と あ わ せ て 、 財 政 的 に 有 利 な 補助 制 度 と し て 、 地 域 住宅交 付 金
を 活 用 し 、 近接 す る 老朽 化 し た 老 人 住宅等 を あ わ せ 、 昭 和 2 7 年 、 2 8 年 建 設 の 大 樋
の 口 町 営 住宅 、 鶴 江 町 営 住宅 の 合 わ せ て 2 0 戸 の 更新 を 図 ろ う と す る も の で ご ざ い ま
す。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○副議長(梶川三樹夫君)
再質問。
16番西議員。
○16番(西
友幸君)
私はこれな
ぜ 説 明 さ せ て い た だ く か と い う と 、 町 営 住宅 に 関
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主さんがせっかくつくられておるアパート等がかなり府中町でも数百
戸あると思うんですが、空き家ですね。それをまず決めることによって、町の税収に
も関係してくると思うんです、税収アップにもつながると私は考えておるんですが、
そういったことから、どういうか、町の税制の一部の助成にもなると思っております
の で 、 こ の 点 に つ い て は 要 望 し て お き ま す 。 ぜひ い ろ ん な 点 が 法 律 上 あ る と 思 う ん で
すが、これをクリアして、先ほど町長が言われた、地方には地方の行政のやり方があ
る と い う こ と で 、 府 中 町 も ぜひ そ う い っ た と こ ろ を ク リ ア し て 、 国 の 政 策 に と ら わ れ
ず や っ て い た だ き た い と 思 っ て お り ま す 。 よ ろ し く お 願 い い た し ま す 。 ぜひ そ う い う
して言えば、地
ことをやっていただきたいということです、いうことを要望でお願いします。
○副議長(梶川三樹夫君)
○16番(西
友幸君)
はい。
○副議長(梶川三樹夫君)
16番西議員の質問を
要望でよろしいですか。
以上で第2項、(
終わります。
仮称 ) 北 部 総 合 福 祉 セ ン タ ー に つ い て 、
続 い て 、 総 務 文 教 関 係 、 第 3 項 、 広 島 市 の 2 0 2 0 年 夏 季 五輪 招 致 活 動 の 影 響 に つ
いて、17番上原議員の質問を行います。
17番上原議員。
オリ ン ピッ ク に 関 し ま し て は 、 中 国 新 聞 等
で報道がなされております。そこで、私は府中町としても無関係でいるわけでは多分
いかないだろうということで質問、その影響について質問してみたいと思います。
広 島 市 の 2 0 2 0 年 夏 季 オリ ン ピッ ク 招 致 活 動 の 影 響 に つ い て 。
広 島 市 は 、 秋葉市 長 が 2 0 2 0 年 夏 季 の オリ ン ピッ ク を 長 崎市 と 共催 で 招 致 し た い
と 表 明 さ れ 、 県 内 外 の 自 治 体 や 体 育 協 会 に 対 し て 支援 活 動 を 展 開 し て お ら れ ま す 。 皆
さんご存じのとおりでございます。人事でも先日の新聞の記事によりますと、局長級
の オリ ン ピッ ク 招 致検討 担 当 の ポ ス ト を 新 設 さ れ た と い う よ う な 報 道 が さ れ て お り ま
す。かなり本気でやられるんだなというふうに感じております。さらに、大阪府の橋
下 知 事 や 廿 日 市市 、 三 原 市 、 尾 道 市 な ど も 、 各 そ れ ぞ れ 協 力 を 表 明 し て い る と い う よ
うな報道がなされております。
し か し な が ら 、 一 方 、 IOC ( 国 際 オリ ン ピッ ク 委 員 会 ) の 規 定 に は 、 1 都市 開 催
という原則がありまして、これについてかなりの懸念がなされております。本当に広
島 市 と 長 崎市 の 共催 可 能 で あ る か と 、 こ れ を 崩 せ る だ け の 力 が あ る ん だ ろ う か と 、 た
○17番(上原
貢君)
毎日、連日、この
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広 島 市 、 長 崎市 だ け で な く 、 日 本 国 が 動 い て も こ の 原 則 は 崩 せ な い ん じ ゃ な
いかと、非常に大変なことです、このことは、そういう懸念がされておる。さらに、
2 0 2 0 年 度東京都 も 再度 立 候補 す る と い う ふ う に 表 明 さ れ て ま す 、 新 聞 、 テレビ な
んかを見ますとやられております。
こ う い っ た 今 年 は 2 0 1 6 年 度 、 東京 の 開 催 が 落 選 し た わ け で す 。 そ れ に 大 変 な 何
百億円とお金をかけた招致活動で、ほんの5分の映画で5億円使ったとか載ってまし
た け ど 、 そ ん な 大 金 を 使 っ て 相 当 の こ と を や り な が ら 、 東京 は 落 選 し た わ け で す 。 そ
う い う 状況 で 、 思 い つ き の よ う な 感 じ で 広 島 市 と 長 崎市 の 共催 で 招 致 活 動 を す る ん だ
と、こんなことで本当に実現できるんだろうかという懸念があちこちでされておりま
す 。 当 然 マ ス コミ で も 報 道 さ れ て い ま す 。 新 聞 に 出 て る の は 、 必 ず こ の 後 の 懸 念 が 書
だ単に、
いてあります。費用も当然かかります。
状況 で 、 本 当 に 広 島 市 で オリ ン ピッ ク が 開 催 、 長 崎 と 共催 と い う こ と に
なりますと、府中町は広島市の中にあるわけでございまして、影響がないということ
は 絶対 あ り 得 な い わ け で 、 何 ら か の 影 響 を 受 け る わ け で ご ざ い ま す 。 そ う い っ た と き
のことの話が広島市の側から府中町に対してあったんだろうか、なかったんだろうか
こういった
というご質問をしたいと思います。
曜 日 の 中 国 新 聞 に よ り ま す と 、 招 致検討 委 員 会 参 加 リ ス ト も あ り ま し た 。
その中に府中町は書いてありまして、書いてあるのを見たんですけど、行かれたんで
しょうか、12日に。そういう行かれたときの内容についてもお話し願いたいと思っ
それと、金
ております。
広島市は当然のように23県内市町の自治体に対して協力を求めてく
ると思われます。そういうふうに報道されておりますが、その場合、協力を求められ
た 場 合 、 府 中 町 は ど の よ う な 対応 を 考 え て お ら れ る の か 、 お 金 の 面 も 含 め て 考 え て お
また、今後、
られるのか、お聞かせ願いたいと思います。
以上です。
○副議長(梶川三樹夫君)
答弁。
企画課長。
○企画課長(土手澄治君)
17番上原議員の質問にお答えします。
夏 季 五輪 の 招 致 に 関 し ま し て は 、 2 0 1 6 年 開 催都市 の 決 定 が こ の 1 0 月 3 日 に あ
り ま し て 、 ま だ 記 憶 に 新 し い ん で す け れ ど も 、 2 0 1 6 年 は ブ ラ ジ ル の リオデジャネ
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イロ開
催 と い う こ と で 、 東京 開 催 は 惜 し く も 希 望 は か な え ら れ な い と い う 状況 に な っ
ております。
五輪 開 催 の 都市 に 関 し て の 招 致 活 動 に つ い て で ご ざ い ま す け れ
ど も 、 ま ず 、 こ の 五輪 開 催 の 都市 決 定 ま で の 手 順 と い う も の が ご ざ い ま し て 、 日 本 オ
リ ン ピッ ク 委 員 会 の 資料 に よ り ま す と 、 開 催 1 0 年 前 ま で に 日 本 オリ ン ピッ ク 委 員 会
に よ り 国 内 候補 の 都市 が 決 定 さ れ ま し て 、 開 催 8 年 前 ま で に 国 際 オリ ン ピッ ク 理 事 会
に よ り 、 夏 季 開 催 で は 、 5 都市 程 度 に 絞 り 込 ま れ ま し て 、 開 催 7 年 前 ま で に 国 際 オリ
ン ピッ ク 総 会 に お き ま し て 立 候補都市 の プ レゼ ン テ ー ショ ン 、 そ の 後 、 1 0 0 名 余 り
の 出 席 委 員 の 投票 に よ り ま し て 開 催都市 が 決 定 と い う 手 順 と な っ て い る そ う で す 。 こ
れ を 2 0 2 0 年 の 五輪 開 催 に 当 て は め ま す と 、 来 年 の 夏 に は 国 内 の 候補都市 が 決 定 さ
今回は2020年の
れるというふうに聞いております。
広 島 市 に お け る 2 0 2 0 年 五輪 招 致 活 動 で ご ざ い
ま す け れ ど も 、 1 0 月 3 1 日 に 2 0 2 0 年 オリ ン ピッ ク 招 致検討 委 員 会 が 設 立 さ れ て
お り ま す 。 こ れ は 被爆 地 で あ り ま す 広 島 市 と 長 崎市 が 、 2 0 2 0 年 ま で に 核兵器 の 廃
絶 を 実 現 し 、 さ ら に そ の こ と を 全 世界 、 人 類 を 挙げ て 祈 念 す る た め の オリ ン ピッ ク を
2 0 2 0 年 に 開 催 し た い と い う 夢 を お 持 ち で ご ざ い ま す 。 こ の た め 、 広 島 、 長 崎両市
と 他 の 複 数 都市 と と も に オリ ン ピッ ク 招 致 、 開 催 の 実 現 可 能性 に つ い て 検討 す る と い
さて、質問にもありますように、
うことを目的とされております。
致に関しての企画書を作成することや、資金の調達方法、
施 設 の 整 備 に 関 す る 意 見交換 が 行 わ れ ま し て 、 検討 委 員 会 の 輪 を 拡 大 す る と い っ た こ
とも申し合わされております。その中で、広島市長は、来年3月の広島市議会での招
致に対する承認を得ることが理想であるということも発言されておられます。12月
4 日 現 在 、 こ の 検討 委 員 会 へ 参 加 し て い る 自 治 体 は 、 県 内 で は 呉市 、 東広 島 市 、 廿 日
市市 、 尾 道 市 、 そ し て 県外 で は 大 阪 府 、 大 阪市 、 北九州市 、 大 村 市 と い う こ と で 、 広
島 市 と 長 崎市 を 加 え ま す と 1 0 の 団 体 と な っ て お り ま す 。
質問であります府中町へのこの件に関しての話があったのかということでございま
す け れ ど も 、 1 2 月 1 日 に 行 わ れ ま し た 県市 町 行 政 懇談 会 に お い て 、 広 島 市 長 よ り 、
各 自 治 体 の 首 長 に 対 し 、 検討 委 員 会 へ の 参 加 要 請 が 口 頭 で 行 わ れ て お り ま す 。 そ し て 、
1 2 月 7 日 に は 、 2 0 2 0 年 オリ ン ピッ ク 招 致検討 委 員 会 へ の 参 加 に つ い て の お 願 い
文といったものが送付されまして、受理しております。
- 26 第1回目の委員会では、招
検討 委 員 会 へ の 参 加 要 請 と 、 1 2 日 、 今 ご 質 問 が あ り ま し た け
れ ど も 、 1 2 日 土 曜 日 に 開 催予 定 の 第 2 回 検討 委 員 会 へ の 出 席 の 要 請 と い う も の で ご
ざ い ま し た 。 ま だ 検討 委 員 会 と い う 段 階 の も の で 、 内 容 は こ れ か ら 詰 め て い く こ と が
必 要 と 思 わ れ ま す け れ ど も 、 被爆 地 広 島 、 長 崎 か ら 全 世界 に 対 し て 核兵器 の 廃絶 を 掲
げ 、 平 和 の メッセ ー ジ を 発 信 す る と と も に 、 平 和 の 祭典 を 行 う と い う こ と は 、 大 変 有
意 義 な も の で あ る と 感 じ て お り ま す 。 広 島 県 や 安芸郡 3 町 の 委 員 会 の 対応 を 確 認 し ま
して、今回の参加要請を受けることとしまして、12日土曜日にありました第2回の
検討 委 員 会 へ 町 長 は 出 席 さ れ て お り ま し て 、 私 も 随 行 と し て 出 席 し て お り ま す 。
1 2 日 の 土 曜 日 の 委 員 会 で は 、 オリ ン ピッ ク 開 催 に 向 け ま し て 理 念 の 内 容 を 検討 し 、
あ わ せ て 競 技 施 設 の 考 え 方 に つ い て 意 見交換 が 行 わ れ ま し た 。 こ の 委 員 会 の 参 加 自 治
体 も 、 新 た に 宝塚市 、 広 島 県 、 三 原 市 、 三 次 市 、 竹 原 市 、 安芸 高 田 市 、 江 田 島 市 、 海
田 町 、 熊 野 町 、 安芸太 田 町 、 北広 島 町 に 府 中 町 が 加 わ り 、 全 体 で 2 2 の 市 町 に よ る 委
員会組織となっております。
具 体 的 に 、 府 中 町 は こ の オリ ン ピッ ク に 対 し て ど の よ う な 協 力 が で き る の か と い う
こ と を 考 え て み ま す と 、 財 政 的 な 出 動 は 考 え て お り ま せ ん け れ ど も 、 揚 倉 山 健 康運 動
公園 の 活 用 や 海外 か ら の 選 手 や 観 光 客 に 対 し て の 案 内 、 そ し て 地 元 産品 の 紹 介 や イ ベ
ントの開催といったことでおもてなしができたらなというふうに思っております。今
後 、 広 島 市 議 会 や 日 本 オリ ン ピッ ク 委 員 会 の 動 向 を 注 視 し ま し て 、 適切 な 対応 を 行 っ
内容としましては、
てまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
○副議長(梶川三樹夫君)
再質問。
17番上原議員。
再質問を行います。
こ の オリ ン ピッ ク 招 致 の 件 な ん で す が 、 余 り 我 々 は 本 当 唐突 な 感 じ を 受 け る わ け で
す 。 市民レベ ル で ど ん な ア ン ケ ー ト を 行 わ れ た の か わ か り ま せ ん け ど 、 そ う い う ア ン
ケートを行ったようなことも伺っておりませんし、どこから盛り上がってきたのかと
い う の も わ か ら な い と い う 状況 で 、 本 当 に 唐突 な と い う 感 じ を 受 け る わ け で ご ざ い ま
す。いわゆる本当に招致できるかと非常に疑問な面がございまして、この招致活動自
○17番(上原
貢君)
体が何か目的じゃないかというふうに考えるんです。そういうふうに考えざるを得な
いというような
面 が ご ざ い ま し て 、 い わ ゆ る 招 致 活 動 あ る い は 五輪 の 招 致 の 本 当 の 真
- 27 -
の目的は何だろうかというふうに思うわけです。会議に和多利町長は出られておりま
すので、和多利町長の思いをそのあたりをお聞かせ願えればと思っております。
致活動をやるときに負担金が出るんじゃないかと思うんですね、
ただはないんじゃないかというような気も受けるわけでございまして、招致活動自体
の 負 担 金 が 生 じ た 場 合 に 、 町 と し て ど う い う ふ う な 対応 さ れ る で あ ろ う か と い う こ と
それと、やっぱり招
について、お答え願いたいと思います。
○副議長(梶川三樹夫君)
答弁。
町長。
若干 担 当 者 が お 答 え を し て 、 私 が と 思 っ た ん で す が 、 こ こ に
参加をさせていただいたということについて、隣の自治体ですから、大変難しいとは
私 も 思 う と る 。 IOC の 基 準 が そ れ を 分 散 さ せ て 本 当 に で き る ん か 。 広 島 の 西 空港 を
ジェッ ト 機 を チャ ー タ ー し て 、 大 阪 か ら 伊丹 、 大 村 空港 へ 持 っ て い っ て ピ ス ト ン 輸送 、
選手やら役員するかいうて、そらなかなか至難のわざだというふうに私は思ってるん
です。ほいじゃが、まあ隣の自治体がやるとおっしゃるんだから、逆らうことはない
と、協力していただきたいということですから協力をしていこうと、こういうことに
し た ん で す が 、 こ の 広 島 市 さ ん 、 長 崎市 さ ん の 目 的 と い う の は 、 や っ ぱ り ど う な ん で
しょうね。オバマさんの核のない、あるという地球上ということがあった、これが発
端 に な っ た よ う な 気 も す る ん で す が 、 要 す る に オリ ン ピッ ク は 平 和 の 祭典 で あ り ま す
か ら 、 両市 も よ り 世界 に こ う い う 機 会 を 通 じ て ア ピ ー ル し よ う と 、 こ う い う こ と で す
から、目的については何ら疑うところもない、よろしいんじゃなかろうかと。大変難
し い が 、 い ず れ に し て も 負 担 金 の 問 題 な ん か あ り ま す が 、 検討 す る 間 、 あ る い は 施 設
整 備 と 、 い ろ ん な 今 後 あ る と は 思 う ん で す が 、 検討 し て い く 上 の 中 で の 項 目 は あ る と
いうことですが、心で協力はしますが、びた一文も金は出すつもりは持ってない。そ
ういうことで当初から参加をしておるということですが。
先 ほ ど 企 画 課 長 が 役割 的 な も の を 申 し て お り ま し た が 、 恐 ら く 検討 委 員 会 の 中 で 話
もあったんですが、施設を使わせてもらうようなところはあるかないかとかいうよう
な こ と は あ り ま し た が 、 先 ほ ど 企 画 課 長 は 揚 倉 の サッカ ー 場 が あ る と 言 い ま し た が 、
恐 ら く 規 格 に は 合 う と ろ う が 、 い わ ゆ る オリ ン ピッ ク で 活 用 す る と い う よ り は 、 練 習
場で使わせてくれ、この分はびた一文も出さんと言いながら使っていただきたいと、
こういう気持ちを持っておるということでございまして、大変おっしゃるように難し
- 28 -
○町長(和多利義之君)
力はしていきたいと、今後も見守りながら、でき
ることは私はやっていきたいと、金だけは使わんようにするつもりでおりますから、
余り心配されんようにしていただきたいと、こういうことでよろしいございますか。
いとは思いますが、大いに心での協
そういうことでお答えにかえたいと、このように思います。
以上です。
○副議長(梶川三樹夫君)
再々質問。
17番上原議員。
○17番(上原
貢君)
これは何か心強いご回答をいただきまして、ありがとうござ
同感でございます。
最後に、要望といいますか、気持ちをお伝え願いたいと思うわけですが、あるいは
こ う い う 招 致 委 員 会 な ん か が 今 か ら も 再 々 開 か れ る わ け で 、 本 当 に 反対 を 言 い に く い 、
確 か に 言 い に く い で す よ 、 本 当 。 言 い に く い と 思 い ま す 、 確 か に 。 た だ 、 町 民レベ ル
で 、 市民レベ ル で 考 え て 、 や は り 問 題 が 多 い 招 致 活 動 だ ろ う と は 私 は 思 い ま す 、 本 当
に 。 一 般 の 市民 も 思 っ て ま す よ 、 町 民 も 。 も う 私 も い ろ い ろ 人 に 伺 い ま す け ど 、 ほ ん
まかいなという話が多い話なんで、私は最後に要望としても申し上げたいのは、やは
り 招 致 委 員 会 に お い て 、 町 長 ほ か 代表 が 行 か れ る わ け で ご ざ い ま す が 、 や は り そ う い
います。私も
う問題点があるよということは、やっぱり言うべきだろうと思うんです。何でもいい
よ、いいよというのは、だれでも言いやすいことで、本当に
耳にいいことですから言
いやすいんですけど、やはりその中でもこんな問題があるよ、こういう問題がある、
市民レベ ル で は 盛 り 上 が っ て な い よ と 、 お 金 の 問 題 は ど う す る と い う よ う な こ と を や
はり招致委員会で問題はちゃんと言わないと、何でもいいよ、いいよでは、だれも問
題点を発しないような変な招致委員会で、最後にそのお金はだれが払うんかという、
国 の 金 も 投入 し ま す か ら 、 い う こ と も 考 え て 、 や は り 招 致 委 員 会 に は や は り 苦 言 を も
って、苦言をだれか言う人がいないといけないと思うんですよ。だれもオーケー、オ
ーケーじゃなしに、やはりそういう注意点を言う人がいないと、どんどんこれをエス
カレ ー ト し て い っ て 、 本 当 に 問 題 点 を 解 決 さ れ な い ま ま 国 の レベ ル に な っ て し ま う と
い う 危険性 が ご ざ い ま す の で 、 そ う い う 点 を ぜひ 町 長 に お 願 い い た し ま し て 、 質 問 を
終わりたいと思います。
以上です。
○副議長(梶川三樹夫君)
以上で第3項、
9
広 島 市 の 2 0 2 0 年 夏 季 五輪 招 致 活 動 の 影
- 2 -
響について、17番上原議員の質問を終わります。
続 い て 、 総 務 文 教 関 係 、 第 4 項 、 救急医療情報キッ ト に つ い て 、 8 番 小 菅 議 員 の 質
問を行います。
8番小菅議員。
救急医療情報キッ ト に つ い て お 尋 ね を い た し ま す 。
今 日 、 高 齢 化 が 進 む 中 、 特 に 高 齢 者 単 身世帯 や 高 齢 者 夫 婦世帯 に お け る 救急搬送 時
に 見 受 け ら れ る の が 、 患 者 の 容 体 状況把握 の 必 要 性 か ら 、 短 い 時 間 で は あ る が 、 か か
り つ け の 病院 、 名 前 や 生 年 月 日 、 治 療 中 の 病気 な ど を 受 け 入 れ 先 の 病院 に 伝 え な け れ
ば な ら な い た め 、 即 時 に 搬送 で き な い と い う こ と も あ る と 聞 い て お り ま す 。
救急患 者 の 救急救命 の 取 り 組 み と し て 、 救急医療情報キッ ト 、 名 前 、 生 年 月 日 、 保
険証 、 薬 手 帳 、 持 病 、 か か り つ け 病院等 の 情報 を 冷蔵庫 の ポ ケ ッ ト に 置 く と い う こ と
で 、 即 時 の 救急搬送 の 体 制 が 整 備 さ れ て い る 自 治 体 も 増 え て き て お り ま す 。 高 齢 化 が
進 む 府 中 町 に お い て も 、 早急 に こ う し た 取 り 組 み を 実 施 し 、 救急救命 が 迅速 に 対応 で
きるよう取り組むべきだと思います。行政、関係部署との連携も必要であると思いま
○8番(小菅巻子君)
すが、消防本部としての考えをお伺いいたします。
○副議長(梶川三樹夫君)
答弁。
消防課長。
○消防課長(中川和幸君)
8番小菅議員さんのご質問にお答えしたいと思います。
救急医療情報キッ ト と は ど の よ う な も の
な の か と い う こ と に つ い て で す が 、 こ れ は 東京都 の 港 区 で 高 齢 者 や 障害 者 の 方 が 、 自
宅 で ぐ あ い が 悪 く な っ て 救急車 を 呼 ぶ 、 い わ ゆ る も し も の と き の 安 全 と 安 心 を 守 る 取
り 組 み と し て 、 平 成 2 0 年 5 月 か ら 港 区 と 東京 消 防 庁 と が 連 携 し 、 救急情報 の 活 用 支
援事業として全国に先駆けてスタートされたものです。
具 体 的 に は 、 議 員 さ ん が お っ し ゃ っ た よ う に 、 本 人 の 氏 名 、 生 年 月 日 、 住 所 、 緊急
連 絡 先 、 服薬 内 容 、 薬 で す ね 、 そ れ か ら 持 病 、 か か り つ け 医療機 関 等 を 記 入 し た 救急
情報シ ー ト と 、 さ ら に 本 人 の 写 真 、 健 康 保 険証 の 写 し 、 診察券 の 写 し 、 薬剤情報 提 供
証 、 ま た は お 薬 手 帳 の 写 し な ど を 容 器 の 中 に 入 れ て 、 こ れ を 救急医療情報キッ ト と 呼
ば れ て い る ん で す が 、 こ の キッ ト を 冷蔵庫 の 中 に 保 管 し て お く と 、 そ し て そ の お 宅 の
玄 関 ド ア の 内 側 に 所 定 の ス テッカ ー を 張 っ て お く 、 そ し て 救急車 が 駆 け つ け て そ の ス
テッカ ー を 見 て 、 あ っ 、 こ の 家 に は こ う い っ た キッ ト が 備 え ら れ と る ん だ な と い う こ
- 30 まず、質問の中にもありましたけど、この
ひとり暮しの高齢者などの同居者のいな
い 世帯 で 、 本 人 の 意 識 が な く 症状等 が 説 明 で き な い よ う な 状態 に あ っ て も 、 こ の キッ
ト に よ り 救急隊 員 や 医療機 関 が 必 要 と す る 情報 を 簡 単 に 入 手 す る こ と が で き 、 一 刻 を
争 う 状況 に お い て は 大 変 役 立 つ も の で ご ざ い ま す 。
さ て 、 府 中 町 に は こ の 6 5 歳 以 上 の ひ と り 暮 し の 世帯 、 こ れ が 約 1 , 1 0 0 世帯 、
さ ら に 6 5 歳 以 上 の ご 夫 婦 の 方 の 世帯 、 2 人 の 世帯 が 約 1 , 2 0 0 世帯 あ り ま す 。 ま
た 、 昨 年 、 平 成 2 0 年 中 に 救急搬送 し た 患 者 さ ん が 1 , 6 2 0 人 い ら っ し ゃ い ま し た
が、そのうちで65歳以上の高齢者の方は789人に及んでおります。約半数の方が
高齢者であるという現実。さらに高齢者以外にあっても、やはり健康に不安を持って
おられるひとり暮らしの方も実際にはいらっしゃるというふうに思われます。
一つの事例なんですが、このような中、11月の下旬、つい先日になりますけど、
応答のない119番通報というものがありました。幾らこちらが呼びかけても返事が
ないんです。ところが、かすかに何かうめき声みたいなものが聞こえました。それで、
す ぐ 通 信 事 業 者 に 契 約 者 情報 の 照 会 を 行 い ま し て 、 そ の 結 果 、 住 所 、 氏 名 が わ か っ た 。
す ぐ救急車 を 出 動 さ せ ま し た が 、 既 に 心 停止 、 呼 吸停止 の 状態 で あ っ た 。 そ の よ う な
状況 で 家 族 は お ら れ ま せ ん で し た の で 、 通 報 に 至 る ま で の い き さ つ で あ る と か 、 あ る
い は 傷病 者 の 状況 で す ね 、 そ う い う の が 全 く わ か ら な か っ た よ う な 事 例 が ご ざ い ま し
た。このような事例はまれであり、そうあるわけではありませんが、やはり軽い意識
障害 が あ っ た り 、 あ る い は 認 知 症 が あ っ た り す る 場 合 は 、 聞 き 取 り と か 、 搬送 先 の 病
院 の 選 定 に 苦慮 し て い る の が 実 情 で ご ざ い ま す 。 や は り 当 町 に お い て も こ の よ う な キ
ッ ト が あ れ ば 、 迅速 な 救急搬送 が で き る ケ ー ス は 、 年 間 数 件 は あ る ん じ ゃ な い か と い
とを知るということでございます。そして、
うふうに思われます。
キッ ト を 活 用 す る こ と の メリッ ト は 大 な る も の が あ り ま す が 、
一 方 で は 、 や は り 個 人 情報 の 保 管 場 所 を 一 般 に 公 開 し て い る こ と に も ほ か な ら な い の
で 、 若干 の リ ス ク も あ る と い う こ と を 理 解 し た 上 で 、 キッ ト に よ る 情報 を 必 要 最 小 限
するとかの運用が必要ではないかなというふうに思っております。
以上のとおり、この
じゃあこの当町においてこのような取り組みを行うかということについてなんです
研究 の 途 に つ こ う と し て い る 段 階 な の で な ん で す が 、 で も 消 防 サ イ ド と
し て は 、 や は り 救急 活 動 上 の メリッ ト が あ る の で 、 町 内 会 、 あ る い は 民 生 委 員 さ ん 、
さ ら に は 老 人 会 な ど と 十 分 な 相談 を 行 い 、 ど の 程 度 そ の 需 要 が あ る だ ろ う か と か 、 あ
が、今まさに
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携をしていってこれを進めていくかということを、これからでは
ご ざ い ま す が 、 調 査研究 し て い き た い と い う ふ う に 考 え て お り ま す 。 よ ろ し く お 願 い
るいはどのような連
します。
○副議長(梶川三樹夫君)
再質問。
8番小菅議員。
査研究 を し て い き た い と い う こ と だ っ た ん で す け ど 、 私 の 近
くに住んでおられるひとり暮しの方は、夜、隣に明かりがついてるとすごく安心して
生活ができる。隣の明かりが消えると不安を感じるというひとり暮しの方がお見えに
な り ま す 。 そ の 方 た ち は 薬デ ー タ 、 病院 か ら も ら っ て る デ ー タ 、 薬 、 保 険証 な ん か を
一つのバックに入れて、それでここに置いてあるから、自分に何かあったときにはこ
れを一緒に持って出てくれというふうに話をしておられます。ひとり暮らしの人、ま
た 夫 婦世帯 、 高 齢 者 の 夫 婦世帯 の 方 っ て い う の は 、 す ご く 病気 に 対 し て 敏 感 な 面 も 持
ってますけど、また不安な面もすごく強く持っておられます。
先 ほ ど も 話 が あ り ま し た け ど 、 そ の 医療キッ ト っ て い う は 、 自 治 体 に よ っ て も 、 夕
張 な ん か は も う 冷蔵庫 の ド ア に 、 こ こ に 入 っ て ま す よ と い う 印 を し て あ り ま す 。 夕張
な ん か は グリ ー ン の 赤十字 み た い な 十 文 字 で す 、 あ あ い う の を 張 っ て あ り ま す し 、 東
京なんかは赤の日赤のマークですよね、島根なんかはそこの自治体によっていろいろ
と 考 え ら れ た も の を 区 長 さ ん た ち が 積 極 的 に 取 り 組 ん で お ら れ る と い う 状態 な ん で す
けど、命あってのものですし、そういう高齢者の方が少しでも安心して生活ができる
こ と が 一 番 の 対策 じ ゃ な い か と い う ふ う に 思 い ま す 。
そ う い う の が 何 で 必 要 か と い う と 、 や っ ぱ り か か り つ け の 病院 が あ る と い う こ と は 、
そ れ を 見 れ ば わ か り ま す よ ね 。 で も 、 搬送 し て も 輪 番 が あ り ま す よ ね 。 輪 番 の と き に
は ど う し て も か か り つ け の 医 者 じ ゃ な い と こ ろ に も 搬送 し な く ち ゃ あ い け な い っ て い
うときもありますよね。輪番いうたらちょっと当番医のことですけど、だけど輪番に
回 っ た 場 合 、 そ の 患 者 さ ん が 何 の 病気 か わ か ら ん と き に は 、 や っ ぱ り 最初 か ら 診察 し
な く ち ゃ あ い け な い 、 検査 し な く ち ゃ あ い け な い で す よ ね 。 で も そ う い う デ ー タ が あ
れば、別にそれをドクターに渡せば、それでもってドクターがある程度の理解ができ
る わ け で す 。 だ か ら 、 そ う い う 医療 の 手 間 っ て い う ん で す か 、 そ う い う 面 に お い て も 、
早 い こ と そ の 人 に 対応 が で き る と い う ふ う に 思 う ん で す 。 だ か ら 、 い ろ ん な 形 で も っ
て 取 り 組 む 、 研究 を す る と い う こ と も 大 切 な ん で し ょ う け ど 、 ま ず は よ く 消 防 は 、 財
○8番(小菅巻子君)
調
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産 と 人 命 は 一 番 の 目 的 だ と い う ふ う に お っ し ゃ っ て ま す け ど 、 そ の 辺 で も っ て 迅速 な
対応 が で き な い の か と い う よ う な と こ ろ で 、 も う 少 し 意 見 を 聞 か せ て い た だ き た い と
思いますけど、いかがですか。
○副議長(梶川三樹夫君)
答弁。
消防長。
○消防長(川上孝之君)
消防長でございます。先ほど消防課長の方からお
話しました
キッ ト と い う の は 、 大 変 救急隊 員 に と り ま し て 貴 重 な 情報 を も た ら す も
の で ご ざ い ま す 。 私 の 方 は 積 極 的 に 実 施 す る と い う ふ う な 方 向 の 中 で こ れ か ら 研究 、
調査してまいりたいというふうなことをお約束させていただきます。
ように、この
以上でございます。
○副議長(梶川三樹夫君)
○8番(小菅巻子君)
とか、それとか健
8番小菅議員。
ありがとうございます。私も所
属は民生ですので、高齢課の方
康 課 と か 、 ま た 委 員 会 で も ぜひ 取 り 組 ん で い た だ く よ う に 、 委 員 会
での取り組みもさせていただきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いい
たします。
○副議長(梶川三樹夫君)
○8番(小菅巻子君)
はい。
○副議長(梶川三樹夫君)
員の質問を
よろしいですか。
以上で第4項、
終わります。
救急情報医療キッ ト に つ い て 、 8 番 小 菅 議
~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(梶川三樹夫君)
ここで
昼 食 休憩 に 入 り た い と 思 い ま す 。 再 開 は 午 後 1 時 か
らということで、よろしくお願いいたします。
(
休憩
午前11時43分)
再開 午後 1時00分)
休憩 中 の 議 会 を 再 開 い た し ま す 。
(
○副議長(梶川三樹夫君)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(梶川三樹夫君)
ける意
続 い て 、 総 務 文 教 関 係 、 第 5 項 、 議 会 の 決 算 審査過 程 に お
見 の 対応 に つ い て 、 1 0 番 繁 政 議 員 の 質 問 を 行 い ま す 。
10番繁政議員。
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○10番(繁政秀子君)
議会の決算
審査 の 過 程 に お け る 意 見 の 対応 に つ い て の 質 問 を
させていただきます。
階 の 方 で は 新型 イ ン フ ル エ ン ザ が は や っ と る そ う で す の で 、 マ ス ク を か け と
る人がもう帰られました。本当にはやってるそうですから、皆さん気をつけて、明日
1 日 で す か ら 頑張 り ま し ょ う 。
今、4
それでは、質問させていただきます。
審査 の 着 目 点 と い う か 眼 点 は 、 決 算 審査 に 当 た っ て 最 も 力 点 を 置 か な け れ ば な
らないことは、予算が議決した趣旨と目的に沿って適正に、そして効果的に執行され
ているかどうかということ、これは皆さんよくご存じだと思います。それによってど
のような行政効果が発揮できたか、それを見て今後の行政運営に対する見方をどのよ
う に 改善 し て 工 夫 さ れ て お る か と い う こ と を 決 算 審査 で 審査 を す る こ と は 、 皆 さ ん よ
く ご 存 じ だ と 思 い ま す 。 そ の と き に 監査 委 員 さ ん か ら の 意 見 書 も あ り ま し て 、 監査 委
員 さ ん は 詳細 に わ た っ て そ の 決 算 に つ い て の 審査 を さ れ て お り ま す の で 、 監査 委 員 さ
ん の 意 見 も し っ か り 受 け と め て 決 算 審査 を し な く て は な ら な い と い う こ と は 、 よ く ご
存 じ だ と 思 い ま す が 、 そ の 審査 を 受 け て ど の よ う に さ れ る か と い う ご 質 問 を し た い と
決算
思います。
審査過 程 に お け る 意 見 を 次 年 度 の 予 算 編 成 の 参 考 に す べ き と 審査 時 期 を
早 め た 経 緯 が あ り ま す 。 先 ほ ど 町 長 は 午 前 中 に 、 1 2 年 6 月 に 町 長 に 就任 し た と お っ
し ゃ い ま し た が 、 そ の 前 に 議 長 の と き に 、 決 算 審査 を 早 く し て 、 そ の 審査 で 出 た 意 見
を生かして予算を組みたいと、こういうような議員からの話がありまして、議長とし
て そ れ を 採 決 を と ら れ て 、 そ れ か ら 審査 時 期 を 早 め た 経 緯 が ご ざ い ま す 。 今 町 長 に な
っておられますからよくご存じだと思いますが、現在、平成22年度の予算編成に取
り組んでおられると思いますが、議会としての意見を予算編成に向けてどのような検
討の場を設けて、どのような編成作業を進めておられるのか。今まで議会では、今朝
も あ り ま し た が 、 た く さ ん の 意 見 や 委 員 会 で の 意 見 、 そ し て 審査 で の 意 見 、 た く さ ん
出 て お り ま す が 、 特 に 決 算 審査 に お け る 意 見 の 対応 、 書 類 、 手 順 等 、 ど の よ う に 対処
し 、 予 算 に 反映 さ れ て い る の か 、 伺 い ま す 。
私 も 決 算 審査 委 員 で し た か ら 、 決 算 審査 の と き に た く さ ん の 意 見 を 言 わ せ て い た だ
き ま し た 。 ま た 、 1 9 年 、 2 0 年 、 続 け て 審査 の 意 見 が 出 さ れ て い る の も あ り ま す が 、
そ の 結 果 、 ど の よ う に 改善 さ れ た の か 、 ど の よ う に 対応 さ れ て い る の か 、 よ く わ か り
議会の決算
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見が出たときに、それをこのよ
う に 改善 を さ せ て も ら い ま し た と か 、 建 設 に 対 す る 意 見 が 出 た ら 、 建 設 に 対 す る 、 今
生 活 道 路 の 問 題 な ん か 出 て お り ま す が 、 そ う い う よ う な 問 題 は 今 回 は こ の よ う に 改善
していこうと思いますとかいうのを、例えば建設委員会でそのような話をされたこと
ません。例えば委員会の、例えば総務文教委員会に意
があるのか、総務文教では一回も私は聞いたことがないように思いますので、今回あ
えて出させてもらいました。それまでの手順、それから作業、だれがどのようにやっ
度の予算に生かされようとされているのか、私たちがわかるようにしっかりと
答弁を求めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
て、今
以上です。
○副議長(梶川三樹夫君)
答弁。
財政課長。
○財政課長(立石佳之君)
10番繁政議員のご質問について答弁いたします。
度決算認定の際には議会のご意見をいただいているところでございますが、係
る 意 見 の 予 算 編 成 の 反映 を ど の よ う に 行 っ て い る か と い う ご 質 問 で ご ざ い ま し た 。
従来の、議員さんも言われましたように、決算認定では、9月議会で提案して、
12月議会で認定するという方針から、平成6年9月議会から現行の9月認定という
こ と に な り 、 審査過 程 に お け る 意 見 を 次 年 度予 算 へ 反映 し て い く こ と が 町 と し て も 可
能となりました。
具 体 的 に は 、 ま ず ご 意 見 を い た だ い た 内 容 に つ い て 、 担 当 課 に お い て 状況 を 把握 し 、
精査 し 、 そ の 実 現 の 有 効 的 な 手 法 、 ま た 費 用 や 職 員 配 置 が ど れ ぐ ら い 必 要 か な ど に つ
い て 検討 を 行 い ま す 。 次 の 段 階 に お い て 、 担 当 課 は 翌 年 度予 算 の 要 求 を 行 い ま す 。 そ
の要求を受けて、企画財政部では査定の場を設け、12月からは担当者ヒアリング、
1月からは担当課長と、また2月には担当各部長さん等を含め議論を重ね、当案件に
係 る 財 源 の 確 保 を も た ら す 影 響等 に つ い て 、 町 全 体 の バ ラ ン ス を 考 慮 し な が ら 、 予 算
計 上 の 可 能性 を 探 り ま す 。 最終 的 に は 、 町 長 、 副 町 長 の 査 定 を 経 て 予 算 案 が 策 定 さ れ
ていきます。また、次年度以降も予算措置が必要な事業については、実施計画の策定
に お い て 、 各 年 度 の 事 業 規模 や 費 用 を 計 上 し て い く こ と と な り ま す 。
平成19年度決算認定の際のご意見を例にしますと、さらなる推進を求められまし
た 清掃 業 務 の 民 間 委 託 に つ き ま し て は 、 平 成 2 1 年 度 当 初予 算 に お い て 、 前 年 度 当 初
予算比と比べ、有価物収集委託において、プラス1作業区の民間委託を進めました。
毎年
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求められました生活道路環境の整備につきましては、平成
21年度当初予算において、前年比、対予算ですが、道路補修等事業において
また、積極的な取り組みを
2,900万円から3,000万円と、100万円の上積み計上を行ったという事例
度と言われる不況の中、当町の財政環境
は 一 変 し て お り 、 大 幅 な 歳入 の 減 少 に 対応 し な が ら 、 来 年 度 の 予 算 編 成 を 行 っ て い く
もございます。しかしながら、100年に1
こととなります。
度決算でのご意見につきまし
ても、これから各担当課と協議を進め、限られた財源の中で、可能な限り平成22年
度 の 予 算 編 成 に 反映 を し て ま い り た い と 考 え て お り ま す 。
今年9月議会において認定いただきました平成20年
以上でございます。
○副議長(梶川三樹夫君)
再質問。
10番繁政議員。
○10番(繁政秀子君)
私が質問の中で特に聞きたいのは、例えば19年
度に出た公
共施設の維持管理について、予算も含めた長期計画を立て、それに基づき行われたい
と い う 意 見 が 出 と る ん で す が 、 こ れ は 公共 施 設 の 維 持 管 理 で す か ら 、 各 課 に 当 て は ま
っ と る ん じ ゃ な い か と 思 う ん で す 。 公共 施 設 を 持 っ と る と こ ろ 。 例 え ば 公民館 は 公民
館 の 公共 施 設 で 維 持 管 理 を ど う す る か 、 そ れ か ら 今 度 は 、 総 務 だ っ た ら 各 地 区 セ ン タ
ーがあるじゃないですか、そういうところはどういうようにするか。そういうような
話し合いをされるのかなと思ったから、どういうような手順でどういうようにされる
んか、各担当課がこれをもらったら、こんなんが出とるからという話じゃなくて、担
当課でそういう自分ところにかかわっとることはこうやってほしいとかいうのを出し
て、それをまとめて
予算を含めた長期計画の中に持っていくんであろうと思うんです
が、その辺はどうなんですか。
そこで、ちょっとお尋ねしたいのは、19年
度 の 公共 施 設 の 維 持 管 理 、 要 す る に こ
空城 の 維 持 管 理 の こ と を 一 般 質 問 で 出 て 、 そ の 後 に こ れ が 決 算 で 出 て き た ん で は
な い か と 思 う ん で す 。 あ っ こ だ け じ ゃ な い ん で す 、 ほ か に 公共 施 設 の 維 持 管 理 は 全 体
的 に 検討 し て も ら い た い 。
れは
今、一番問題になってるのは、ここで言うとかなくちゃあ言うところがないけ言う
南交流セ ン タ ー が で き た じ ゃ な い で す か 、 交流 が 新 し く で き て き た 、
地 区 セ ン タ ー が で き た じ ゃ な い で す か 、 こ れ も 公共 施 設 で す か ら 、 そ こ の 維 持 管 理 と 、
- 36 んですが、例えば
運営方法、そこを利用する人たちが随分難しがっていらっしゃる。その辺も
こ の 中 に 決 算 審査 の 中 で そ う い う 意 見 は ど う だ っ た か 、 こ れ は 詳 し く は 聞 い と り ま せ
ん が 、 本 来 は そ こ を 利 用 す る 、 例 え ば 公民館 を 利 用 し と る 人 た ち が 定 期 的 に 利 用 し よ
る人は定期的に1年前に、だから、今ぼつぼつ半年分を出してくださいとか、何か月
分を出してください、要するに、登録をした利用者は優先的に使えるというようなこ
と に な っ と る 、 今 。 そ し た ら 、 今 度南交流セ ン タ ー が で き た ら 、 南交流セ ン タ ー の も
と も と 白寿館 の 代替 み た い な ん じ ゃ な い で す が 、 白寿館 が な く な っ た か ら そ こ を 使 っ
て も ら お う と い う こ と に な っ と る の で 、 白寿館 を 使 い よ る 人 は 、 要 す る に あ そ こ の 老
人 ク ラ ブ の 人 が 優 先 だ と い う よ う な 話 が 今 来 よ る わ け よ ね 。 こ う い う と こ ろ の 公共 施
設の維持管理、管理よね、その辺は今後どう考えとるんか、ちょっと聞いといてくだ
それから
さいということじゃった。
ぜ か 言 う と 、 今 使 い た い と 言 っ た ら 、 も う ず っ と 今 ま で 白寿館 を 使 っ と っ た 人 た
ちが優先的に使えるようになっとるので、今言ってこられても3か月、3月と言っち
ゃったかな、3月まではいっぱいだと、そういうような話が町民の間では回りよるわ
け よ 。 私 ら は 公民館 を ず っ と 使 わ せ て も ら っ て る け ど 、 公民館 は も し 使 わ せ て く だ さ
い て 来 ら れ た ら 、 自 分 た ち は ず っ と 継続 で そ こ を 利 用 し よ り ま せ ん が 、 今 た ち ま ち 施
設、ここを利用してこうなことをしたいと言われたら、そういう人を優先に、同じよ
うに税金を払ってもらいよるんだから、そういう人を優先的に利用できるようにしよ
う と い う ん で 、 公民館 は そ う い う よ う な 方 向 に な っ て い っ て る ん で す が 、 今 回 、 白寿
館 、 そ の 話 が 来 と り ま す の で 、 こ こ の 維 持 管 理 の こ と に つ い て 、 ち ょ っ と 決 算 審査 で
出た意見を大事にすると、そういうときはこの考え方はどうなるのかなというのを聞
い と き た い と 思 う ん で す が 、 決 算 審査 で 1 9 年 度 に は そ う い う こ と も 出 と る 。 予 算 も
含めて長期計画を立ててくれ、長期計画を立てたら、そこも利用者が決まった人がず
っと使えるようになっとる、今まで。その辺はこれから意見を踏まえてどう考えてい
な
かれるのか、そこは1点どうしても聞いてといてくれいうことですから聞いておきた
いと思いますので、ちゃんとした答弁をしてください。
度の今から予算を組んでいかれるんですが、商工会の問題で
も、どこで、だれがどういうような話ししよってんか、今の答弁では商工会の意見書
が出てきた、見直しを出してください。それをどこがどういうようにひねって、予算
的には今回は例えば50を割ったら、予算は今のところ半分しか出せないとか、いい
- 37 それから、この20年
改善 し て こ う い う よ う に で き る と か い う よ う な 話 し 合 い が 持 た れ
とると思うんだけど、それがどこでどういうように話し合いをされて、結果的にはあ
そこの財政で言われて、それで企画へ持っていって、企画が今度の予算で削ってくだ
さい、どうしてくださいじゃなくて、それぞれの担当が話をされたところをちょっと
計画案が出てきたら
聞かせてもらいたいわけよ。
今のように何でもないのを、それはわかっとることじゃけん。私らも長いこと議員
させてもらっとるけ、それわかっとる。そうじゃなくて、そこまで行くまでの作業手
順というか、それをどこで、だれが、どういうように組んで、
最終 的 に は 町 長 が 決 裁
される、これもわかっとります。ですが、そこまで持っていくのに皆さんに理解がい
最初 言 う た よ う に 決 算 審査 で す か ら 、 決 算 審査 で 議 決
をして予算を認めて、その予算がさっき言うたように、有効的に町民のために役に立
つような使い方をされてるかということで、そうじゃないじゃないですか、こういう
けるような、そのためのさっき
ことがあるじゃないですか、これもこういうようにしてくださいよというて出とるん
審査 の 主 な 意 見 で す か ら 、 そ の 今 の 商 工 会 の 問 題 も そ う で す し 、 今 度予 算 で ど
う い う よ う な 審査 を し て 、 ど う い う よ う な 予 算 の 組 み 方 に 持 っ て い こ う と さ れ る と か 、
生活道路の問題もさっきおっしゃったが、2,900万円が3,000万円になりま
が決算
した。100万円上がったけええでしょう。そうじゃない。これは19、20、ずっ
と議員さんが言ってきとる。言ってきて100万円ほど上がったけ、ええじゃない。
そうじゃない。たちまた皆さんが生活道
路は困っていらっしゃるんよ。歩いてみてく
浜田のスパークがあるじゃないですか。あこの信号がありま
す。信号のところをこっちの、のん美容院の角、あっこら辺ね、ポケットパークいう
ん か 、 小 さ い 公園 を つ く っ て 、 反対側 が 坂 に な っ て 、 こ う や っ て 、 歩 か り ゃ あ せ ん 、
自 転車 も 乗 ら り ゃ あ せ ん 、 あ ん な と こ ろ が た く さ ん あ る ん よ ね 。 じ ゃ け 一 回 や っ ぱ り
皆さん歩いてもらわにゃあいけん。こういうところが出たら、どうしてこうな維持管
理、維持管理言うてんかいねって、1回担当は歩いてみて、全くこれは100万円じ
ゃあ、何m、10mもやらんでしょう、100万円で何mできるんか知りませんが。
1 0 0 万 円 で 私 ら こ う 努力 し た ん で す よ 、 じ ゃ な く て 、 も っ と ほ か に 削 ら れ る と こ ろ
が あ る か な い か と い う の を こ の 前 か ら 言 い よ る ん で す が 、 そ れ は 敬老 年 金 じ ゃ 言 う た
ら ま た 怒 ら れ る ん で す が 、 そ れ も あ る し 、 い ろ い ろ 無駄 な 、 無駄 じ ゃ あ 言 う ち ゃ あ い
け ま せ ん が 、 例 え ば こ こ で 言 っ た ら あ れ で す が 、 町 内 会 の 補助 金 な ん か で も 見 直 し た
- 38 ださい、1回。あそこの
面もあるんです。なぜかいうたら、物すごくお金を持
っとる町内会もあるし、全然お金がないところがあるかどうかわかりませんが、大概
町 内 会 の お 金 を 持 っ て い ら っ し ゃ い ま す よ 。 そ こ へ 毎 年 毎 年 人 数 に 、 そ こ の 世帯 数 に
合 わ せ て 、 1 世帯 8 0 0 円 出 し よ る よ ね 。 3 0 0 世帯 あ っ た ら 3 、 8 、 2 4 、 2 4 万
円毎年出しよるんじゃないですか。それを69かぐらいの町内会があるんですから、
1 回 ほ ど 8 0 0 円 の 事 務 費 は や め て 、 広報 を 配 っ て も ら う 3 1 円 7 0 銭 か い ね 、 あ れ
だけに変えてみるのも、そして皆さんが住んでいらっしゃる道路をきれいにさせても
方がいいんじゃないかなと思う
らいたいと思うからという方法もとったら、私は皆さん理解してくださると思うんで
路が本当にみんなが生活をする上で本当に不便で便利が悪いんですから、
それをいいぐあいにしてもらうんだったら、そんなに文句は出んと思いますが、その
辺の考え方、これはどこがどういうような話をして、どうしてこれが100万円しか
上がらんのか。そら建設部長が弱いけ100万円しかよう取らんのか知りませんが、
私はやっぱりしっかり町民の声を言わにゃあいけんと思います。どこがこういうこと
についてどういう話をされとるんか。
今回、国民健康保険の問題についても、林議員がおっしゃったように、やっぱり絶
対払 え な い 人 か ら も 取 ら に ゃ あ い か ん と い う 考 え じ ゃ な く て 、 そ う い う 人 は 減 免措 置
がとれるようにしてくださいというのが出とりますが、そうなんも何人ぐらいそうい
う 対象 者 が い ら っ し ゃ っ て 、 今 年 は こ う い う よ う に す る と か い う 考 え を さ れ た の か 、
すよ。生活道
されないのか。
度の決算についての話をしておりますが、つばき祭りは今いろんな、つば
き祭りもそうですね、つばき祭りもいろいろ出とりましたが、これもどういうように
されるのか。今それはどこが担当して、来年はやめるようにしたとか、またするよう
にする考えになっとるか、あの辺もやっぱり早くしたんですから早くした意味を考え
て、もう少し予算に生かす方法に考えを変えてもらわにゃあいけんと思うんですが、
各担当課からその中の内容について話を聞かせてもらいたいと思いますので、議長、
今20年
よろしくお願いします。
○副議長(梶川三樹夫君)
答弁。
生活環境部長。
新型 イ ン フ ル エ ン ザ が は や っ て
る の で 、 あ れ な ん で す が 。 一 つ 、 決 算 審査 特 別 委 員 会 の 意 見 の 対応 と い う こ と で す が 、
- 39 -
○生活環境部長(花田智史君)
ちょっと今うちの方で
個々に出たので、個々に出た分の担当は私の方で答弁させてもらいます。
ま ず 、 団 体 と か 公共 施 設 の 利 用 に つ き ま し て は 、 確 か に 団 体 登 録 、 団 体 登 録 制 度 に
よ っ て 、 こ れ は 南交流セ ン タ ー に し て も 、 福 寿館 に し て も 、 団 体 登 録 制 度 に よ っ て 年
間を通じての施設予約、この団体が多いということ、中身はほとんどが生涯スポーツ
とか生涯学習的なそういう定期的な活動の場ということで利用回数が多いと。実際に
空き施設が少ないというのも、よく我々も現状を見ております。
ただ、町民の活動の場としてそれを否定するもんじゃないんですが、やはり結果的
には、今言われたように、事前に団体登録をしてない、年に1回か2回の利用者がな
かなか活動できないんじゃないんかという意見だと思いますけど、やはり運営委員会
が ご ざ い ま す の で 、 こ の 中 で 各 担 当 の 、 我 々 の 担 当 で は 交流セ ン タ ー と か 地 区 セ ン タ
ー と か あ り ま す け ど 、 運 営 委 員 会 の 中 で や は り 譲 り 合 い の 精神 が ど う し て も 必 要 だ と
いうことをこれから植えつけていかなければいけないんかなというふうに思ってます。
それは議会のこのたびの意見でもありますので、これは強くそういった譲り合いの気
持ちを持って運営に当たっていただくよう各施設に伝えておきたいというふうに思っ
今
ております。
それから、町内会の
補助 金 に つ き ま し て は 、 決 し て 私 た ち も 削 減 を や ら な い と い う
ものではございません。このたびも財政的な担当から、できるだけ削減をお願いした
切り込んでおります。この結果については、これからど
ういうふうな形になるかというのは、もう少し時間をいただきたいと。
いということで、町内会にも
ただ、私がこの場で言っておきたいのは、町内会の活動につきましては、いろんな
ボ ラ ン ティ ア 団 体 、 地 域 の 見 守 り 隊 と か 、 安 全 ・ 安 心 、 特 に 防 犯灯 の チェッ ク な ど は 、
行政が夜やったら、たまったもんじゃあございません。これ全部町内会の力によって
対応 し て い た だ い て お り ま す の で 、 金 額 だ け で な く っ て 、 そ う い う 活 動 内 容 を 見 な が
ら 対応 し て い き た い と 。 だ か ら 、 こ こ で 削 減 す る と か し な い と か い う 答 弁 は ち ょ っ と
控 え さ せ て い た だ き ま す け ど 、 そ う い う 取 り 組 み の 内 容 に よ っ て 対応 し て い き た い と
思います。
祭りのあり方につきましては、これは予算計上の担当課
と実行する担当課が違うじゃないかということがございまして、これ決算の中でも来
年 度 は 検討 し て 見 直 し た い と い う 話 は 出 し て お り ま す の で 、 だ か ら そ う い う 方 向 で は
い か せ て も ら い ま す が 、 た だ 、 ち ょ っ と 心 配 な の が 、 監査 の 中 で 予 算 計 上 す る 担 当 と
- 40 それからもう一つ、つばき
同じであったらどうなのかというような意見も出ておりますが、やはり
監査 を き ち っ と 、 検査機 関 を き ち っ と し て お け ば 、 そ れ は 同 じ と こ ろ で 持 っ て も い い
んじゃないかと思いますので、今の段階では一本化したいと。ということでございま
実行の担当が
す。
先ほど言ったように、決算の意
見については、また担当部の方から答弁あると思い
ますので、今、特に施設の利用についてはそういうことで、すべての施設、そういっ
譲り合いの気持ちを持っていただくよう、町としてはお願いしていくべきじゃない
かと思ってますので、もう少し時間をいただきたいと思います。
た
以上です。
○副議長(梶川三樹夫君)
教育部長。
掌している関係の施設の維持管理、運営の
ことでございますけども、この維持管理、運営が、先ほど繁政議員からは特に例を出
さ れ て 、 公民館 の い わ ゆ る 利 用 調 整 の こ と を 言 わ れ ま し た け ど も 、 従 来 こ う い っ た よ
うな利用の場合には、どういいますか、いわゆる従来から使ってる団体がずっと使う
ということが多いわけでございますけども、それぞれの団体の使用目的なり、それか
ら 使 用 人 数 等 も あ る か と 思 い ま す の で 、 先 ほ ど 言 っ て い た だ い た よ う な 既 得 権 を 主張
するんじゃなくて、真に必要のある団体について利用できないかというふうなことで
○教育部長(坪倉崇二君)
教育委員会の所
実際やっているところでございます。
度 の 関 係 で は 、 特 に 中 学 校 の ク ラ ブ助 成 、 ク ラ ブ 充 実 の ご 意 見 を い
た だ き ま し た け ど も 、 最終 的 に ど う な る か わ か り ま せ ん け ど も 、 我 々 の 方 と し て は 何
らかの形でできるように、ほかとの調整もありますので、はっきりしたことは申し上
げられませんけども、そういった方向をとれないかなということで、担当の課長には
そういうことを申し上げております。
それから、今年
○副議長(梶川三樹夫君)
企画財政部長。
○企画財政部長(河本裕治君)
繁政議員さんのご質問でございます。本
先に答えんといかんかった部分があると思います。全体の
来、私の方が
予算査定の考え方というと
ころで、ちょっとおくれましたけどもご説明をさせていただきたいと思います。
議員さんおっしゃるとおり、まさに私どもが考えんといかんのは、こういう経
済情
勢 の 中 で 、 従 来 や っ て た 事 業 、 こ れ を 1 0 0 年 同 じ よ う な 状況 で や っ て い く の が 正 し
い の か ど う な の か と い う よ う な こ と も 、 一 応査 定 の 原 点 に 立 ち 戻 っ て 、 各 課 と 新規 事
- 41 -
存事業についても、本当に事業の目的が今の時代に合致しているの
か 、 あ る い は 対象 者 と か 、 対象 者 数 が そ の 事 業 費 に 合 致 し て い る も の か ど う な の か 、
それらを勘案しながら、それとあわせて財源の有無、これらを考慮して、担当課、担
当 部 か ら 聞 き 取 り を し て 、 無駄 の な い 予 算 編 成 を し て い き た い と い う ふ う に 考 え て お
業はもちろん、既
ります。
それからもう一点、今日、先ほどの繁政議員さんのご質問の中でちょっとふと
ついたといいますか、思ったんですけども、確かに決算
気が
審査 の 過 程 で 出 さ れ ま し た 意
見がまとめて庁内で議論する場は、各部と、あるいは企画財政部、あるいは各課と財
政課の査定の中でしか出てきておりません。ということになりますので、これ私の今
の思いという形ですけども、決算のこの出された意見については、部間調整といいま
す か 、 各 部 長 あ る い は 各 課 長 を 集 め て の 対応策 を 検討 す る 場 が 必 要 じ ゃ な か ろ う か な
と 、 こ れ は ち ょ っ と 個 人 的 な 思 い で ご ざ い ま す 。 そ の 調 整 す る 機能 を 企 画 財 政 部 が 持
てばいいのかなというふうに思っておりますので、それは各部長あるいは各課長と相
談して方向性は定めたいと思います。よろしくお願いいたします。
○副議長(梶川三樹夫君)
○建設部次長(寺尾光司君)
建設部次長。
私の方からは生活道
路 の 関 係 で 、 若干 そ の 後 ど う 扱 っ て
るかということでご説明したいと思います。
若干 触 れ さ せ て い た だ き ま し た け れ ど 、 先 ほ ど 財 政 課 長 の 方
からありました2,900万円の予算を3,000万円と100万円増やしていただ
いたと、これは維持管理を担当している事業課として非常にありがたい数字、少ない
んですけど、有効に使っていきたいというふうに思ってます。
また、20年度の予算で言えば、執行残の流用をして維持管理費の方へ一部利用さ
せて執行させていただいたというのもあります。それと、21年度、今年度について
は 、 予 算 的 に は 対応 は ち ょ っ と そ の 1 0 0 万 円 だ け だ っ た ん で す け ど 、 実 際 の と こ ろ 、
そ の 人 、 組 織 で 、 建 設 課 の 中 へ 維 持 係 と い う 係 を 新 た に 機構改革 の 中 で 設 置 し て い た
決算委員会の席上でも
だきまして、人的な体制を整えていただいたというのがあります。
管理費を増やして
い く と い う こ と と し て 、 担 当 課 レベ ル で 知 恵 を 絞 っ て い る の は 、 一 般 財 源 じ ゃ な く て
特定財源、国とか県のお金を有効にもらってきて、それを維持管理費の中へ使ってい
き た い と い う こ と で 、 今 年 度 は そ う い う 景気浮揚 の 対策等 も あ り ま し て 、 県 の 元 気 づ
あと、実際は町の財政がこういう大きく変動している中で、維持
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交 付 金 と か 、 緊急雇 用 の お 金 と か 、 い ろ い ろ 補 正 を さ せ て い た だ い て お り ま す 。
6 月 補 正 で 言 え ば 、 道 路管 理 事 業 と い う こ と で 、 パ ト ロ ー ル を 4 名 ほ ど 緊急雇 用 の
方で雇用させていただくということで補正をさせていただいております。それと、道
路新 設 改 良 事 業 と い う こ と で 7 0 0 万 円 強 な ん で す け れ ど 、 み く ま り 1 3 号 線 、 城 ケ
丘みくまり線の改良についても、これ県のお金を充てて改良していくというのをやっ
ております。また、8月補正では、調整池の維持管理事業ということで、山田とか瀬
戸ハ イ ム 、 浜 田 ニ ュ ー タウ ン の 調 整 池 の し ゅ ん せ つ に つ い て も 、 や っ ぱ り 補 正 で 対応
さ せ て い た だ い て お り ま す 。 そ れ と 、 1 2 月 、 今 回 で は パ ト ロ ー ル 車 の 更新 を お 願 い
したというのがあります。そういった面で特定財源を活用して維持管理費ができるも
のについては、そういうふうに財源を充てているということであります。
また、20年度の決算での意見を踏まえて、この10月にお示しした実施計画では、
道路の新設改良費が、これ通常は去年の実施計画で言うと、4,500万円平均で毎
年 上 げ て い る ん で す け れ ど 、 2 2 年 度 に つ い て は 、 地 域 活 力 基 盤創造交 付 金 と い う 国
の交付金が充当できるということで、1,540万円を上乗せした実施計画になって
いるということで、なかなか一般財源の厳しい中なんですけれど、そういった特定財
源等 を 知 恵 を 出 し て 、 国 か ら 、 県 の 方 か ら も ら っ て き て 、 そ れ を も と に そ う い っ た 生
活 道 路等 の 改 良 な ど に 使 っ て い き た い と い う ふ う に 、 担 当 課 と し て は 知 恵 を 出 し て い
くりの
るというところです。
青崎池尻線 と 土 橋船越線 の 交差 点 、 上 縄交差 点 の と こ ろ だ と
思 う ん で す け ど 、 あ の 部 分 は 従 前 か ら 交差 点 の 歩 道 が 狭 く て 急 だ と い う こ と で ご 指 摘
が あ っ て 、 い ろ い ろ 建 設 の 内 部 で も 検討 は し て い る ん で す が 、 や は り 歩 道 幅 員 が 狭 い
の と 、 あ と そ れ を 下 げ た ら 、 要 は 隣接 の 宅 地 に 段 差 が で き る と い う こ と で 、 な か な か
知恵が出てきてないというふうに伺っています。今後どういう方法がいいのかという
の を 県 道 部 分 も あ り ま す の で 、 い ろ い ろ 県 の 方 と も 担 当 者 の 知 恵 を か り な が ら 検討 し
それと、ご質問の中に
ていきたいというふうに思っております。
以上です。
○副議長(梶川三樹夫君)
生活環境部次長。
商 工 会 の 補助 金 に つ い て の お 尋 ね が あ っ た か と 思 う
んですけども、これ、今商工会から22年度の申請が上がってきております。それで、
今 ぱ っ と 見 で す け ど も 、 4 % 程 度 の カッ ト は し て あ る ん で す け ど も 、 こ れ か ら う ち が
○生活環境部次長(中村克司君)
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ヒアリングを受けるまでに、商工会に対してヒアリングを実施して、もっと、
ど う い う ん で す か 、 今 組 織率 の 改善 と い う こ と が 一 番 大 き な テ ー マ に な っ て お り ま す
から、そちらに向けた配分ができないものかというようなところを、ちょっともう少
し 会 員 さ ん 全 般 に メリッ ト が あ る と い う か 、 そ う い っ た 方 向 に 向 い て も ら え ん か な と
い う ふ う に 感 じ て お り ま す の で 、 そ こ ら 辺 の と こ ろ を ヒ ア リ ン グ等 で 相談 し て み た い
財政との
と思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○副議長(梶川三樹夫君)
税務課長。
民 健 康 保 険 税 に つ い て 、 絶対無収入 者 か ら の 徴収 は 困 難
で あ る と 思 わ れ る の で 、 減 免措 置 を 検討 さ れ た い と い う ご 意 見 に つ き ま し て 、 町 と し
○税務課長(立石寛智君)
国
ての考え方を整理しておりますので、説明させていただきます。
具 体 的 に 申 し ま す と 、 無収入 、 無 財 産 の 被 保 険 者 は 、 納 付 能力 が な い の だ か
ら 、 府 中 町 独 自 の 救済策 と し て 、 町 長 の 裁量 権 で 減 免 し て も よ い の で は な い か と 、 こ
ういうご意見でした。
こ れ に つ き ま し て 結 論 か ら 申 し ま す と 、 国 民 健 康 保 険 の 制 度 上 、 被 保 険 者 世帯 の 税
額 を ゼ ロ と す る 新 た な 減 免措 置 は 講 ず る べ き で は な い と い た し ま し た 。 理 由 と し ま し
て は 、 国 民 健 康 保 険 は 相互扶助 の 精神 に の っ と っ た 制 度 で あ り 、 そ の 税 は 目 的 税 で あ
っ て 、 低 所 得 世帯 で あ っ て も 応 益 原 則 に よ り 、 そ の 応 益 負 担 分 と し て 均等割 と 世帯割 、
平 等割 が 課 税 さ れ ま す 。 た だ し 、 低 所 得 に よ る 負 担 軽 減 の 措 置 と し ま し て 、 最 大 で
7 割 減 額 の 措 置 が 適 用 さ れ て お り ま す 。 つ ま り 無収入世帯 に つ き ま し て は 、 制 度 上
7割減額の措置が適用されております。
そ れ か ら 、 絶対 的 無収入 で あ る こ と に つ い て の 事 実 確 認 が 困 難 で あ る と い う の が 理
由 の 一 つ に な り ま す 。 つ ま り 課 税 所 得 以 外 の 非 課 税 所 得 を 含 め た 絶対 的 無収入 、 例 え
ば 課 税 所 得 で は な い 遺族 年 金 収入 で あ る と か 、 障害 年 金 収入 で あ る と か 、 親 族等 か ら
の 仕送 り が あ る 、 な い で あ る と か 、 そ の ほ か に ど な た か に 生 活 の 援助 、 扶 養 さ れ て い
る と か 、 財 産面 に つ き ま し て は 、 預貯 金 が 全 く な い こ と 、 そ う い っ た こ と の 事 実 確 認
が困難であるということです。
そ れ か ら 、 減 免措 置 を 講 じ た 場 合 の 影 響額 が 大 き い こ と が 言 え ま す 。 具 体 的 に は 、
平 成 2 1 年 度 の 課 税 資料等 か ら 7 割軽 減 世帯 を 調 べ ま す と 、 7 割軽 減 世帯 の 対象 が 約
1,500世帯あります。この7割軽減世帯に対しての税額の軽減額が約
7 , 5 0 0 万 円 で す 。 こ の 7 割軽 減 世帯 と い う の は 、 無収入世帯 だ け で は な く て 、 課
もっと
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世帯 が 対象 と な っ て お り ま す の で 、 林 議 員 の ご 意 見 に あ り ま
し た 絶対 的 無収入世帯 に 限 定 し ま す と 、 こ れ は す べ て 抽 出 で き た わ け で は あ り ま せ ん
が 、 こ の 7 割軽 減 世帯 の う ち 、 課 税 所 得 が な い 世帯 、 つ ま り 年 金 収入 が ゼ ロ 、 給 与収
入 も ゼ ロ 、 そ れ か ら そ の 他 の 所 得 も ゼ ロ 、 ま た 固 定 資産 も な い と い う 絞 り 込 み を し ま
し た ら 、 こ の 1 , 5 0 0 世帯 が 2 3 0 世帯 と な り ま す 。 こ の 2 3 0 世帯 が 町 で 把握 で
き る 範囲 で の 無収入 、 無 所 得 の 世帯 と い う こ と に な り ま す 。 こ の 2 3 0 世帯 に 対 し て
7 割軽 減 さ れ た 後 の 、 つ ま り 負 担 す べ き 残 り の 3 割相 当 の 税 額 が 5 0 0 万 円 強 と な り
ま す 。 で す か ら 、 こ の 絶対 的 無収入世帯 2 3 0 世帯 、 す べ て が 減 免 を 受 け た 場 合 は 、
年間で500万円強の税額が減少するという影響が出てきます。
そ れ か ら 、 こ の 減 免措 置 を 講 ず る こ と に よ る 税 額 の 減 収 分 の 補 て ん に つ い て は 、 二
通りの方法しかその方策がございません。
1つが、一般会計からの繰り入れによること、それからもう一つが、国民健康保険
の他の被保険者に負担増を求めること、つまり保険税の税率を上げて、この500万
税所得が33万円以下の
円を確保すること、この二通りの方法しか考えられませんが、いずれも理解を得るこ
困難ではないかと思われます。
そ れ と 、 減 免措 置 と い う の は 、 林 議 員 が お っ し ゃ る よ う に 、 市 町 村 長 の 裁量 権 で 行
う こ と が で き る こ と と さ れ て お り ま す が 、 国 民 健 康 保 険 制 度 を 逸脱 す る と 認 め ら れ る
よ う な 裁量 権 の 行 使 は 、 裁量 権 の 乱 用 に 当 た る の で は な い か と い う ふ う に 考 え ら れ ま
とが
す。
困窮 者 の 生 活 支援 を 国 民 健 康 保 険 制 度 だ け で 行 う べ き で は
ないのではないか。つまり他の制度、生活保護法による生活保護という制度があるわ
けですから、国民健康保険制度だけに特化して行うべきではないというふうに考えて
それからもう一点、生活
おります。
最 後 に 、 広 島 県 内 に 生 活 困窮世帯 に 対 す る 減 免措 置 を 講 じ て い る 団 体 、 つ ま り 税 額
を ゼ ロ と す る 、 低 所 得 世帯 の 税 額ゼ ロ と す る 減 免措 置 を 講 じ て い る 団 体 を 調 べ ま し た
ら、ございませんでした。
以上のような理由から、
新 た な 減 免措 置 を 講 じ る べ き で は な い と い う 結 論 と い た し
ました。よろしくお願いいたします。
○副議長(梶川三樹夫君)
再々質問。
10番繁政議員。
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査をされたり、よくそれぞれの担当課でしっかりと検
討されとるというのがよくわかりました。最後には、河本企画財政部長の方から、
1 回 、 課 、 部 長 た ち が み ん な で 集 ま っ て 、 そ れ ぞ れ 予 算 審査 で 出 た 意 見 を 1 回 み ん な
で話し合ってみて、それぞれで調整をしたり、調査をしたりするのもいいのではない
か な と お っ し ゃ い ま し た の で 、 私 は そ れ は 一 番 い い こ と だ と 思 い ま す 。 決 算 審査 で 出
た 、 そ こ の 担 当 の 人 た ち は 、 こ の 決 算 審査 の 中 の 雰囲気 か ら 状況 が よ く わ か り ま す が 、
そ れ ぞ れ が 別 々 に 審査 に 出 て き て い ら っ し ゃ る の で 、 で き れ ば そ の よ う な 方 向 を と っ
て も ら う と 、 よ り 決 算 審査 の 意 見 が 反映 さ れ る よ う な 気 が し ま す の で 、 そ れ は ぜひ 実
○10番(繁政秀子君)
よく調
行してもらいたいと思いますが、その考え方、さっきおっしゃったから、それは多分
検討 し て ほ し い と 思 い ま す 。
また、国民健康保険のことについては、よく調査をされました。なかなかこれは難
しかったと思いますが、広島県内にはないと、そこまで調査をされて、こういうとこ
ろ で 答 弁 し て く だ さ っ て 、 ご 苦労 で ご ざ い ま し た 。
してくださると思いますので、
それから、施設の問題については、やはり部長がおっしゃったように、思いやりの
精神 で そ れ ぞ れ が 使 い や す い よ う に 、 ま た 府 中 町 民 全 体 が 、 皆 さ ん が お っ し ゃ る の に
は、働きよる人はほとんど登録ができないので、たまに働きよる者が何かで使いたい
といったときに、登録がしてないからだめだというような声が出とるから、その辺は
何 と か し て く だ さ い と い う 。 働 き よ る 人 が 働 い て 税 金 を 納 め て 頑張 っ と る ん じ ゃ け ど 、
働いてない言うちゃあいけませんが、夫かだれかが働いて税金を納めてんですが、や
は り で き れ ば 一 生 懸命 府 中 町 の た め 、 皆 さ ん の た め に 頑張 っ て 働 き よ る 人 た ち が 使 い
たいと来られたときぐらいは優先ができるような思いやりの心を育てていってもらい
たいと思います。
度商 工 会 の 問 題 な ん で す が 、 商 工 会 の 問 題 は 私 た ち の 方 に も よ ろ し ゅ
うお願いします、よろしゅうお願いしますと言われるんだけど、何をよろしゅうした
げたらええんかようわからんのよね。だから、商工会員が増えるようにしたげるよう
に す る ん が い い の か 、 そ れ と も 予 算 を カッ ト せ ん よ う に し て く れ い う て 言 わ れ る の か 、
その辺がちょっとよくわかりません。今回意見書が出ておりますよね、付託をして、
どこがするんだったかな、総務文教かな、厚生で付託をするようになっておりますが、
なかなかこれもやっぱり両方の話をよう聞いてみんとようわかりませんので、この辺
それから、今
は付託した委員会がしっかりやられると思いますが、やっぱり行政が指導権を持って
6
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性をしっかり見つけて、そして府中町商工会の発展のためにはこうあるべきだと
いう指導権を持ってリードをして指導していく方向をとらんと、今の商工会はなかな
方向
か難しいんじゃないかと思いますので、その辺は強く要望しておきたいと思います。
それから、先ほどたくさんいろんな
運営委員会で話し合いをするから、そのときに
していこうとか、町内会の方にもやっぱり、町内会は本当によくやってもらっとるの
路を、生活しよる
と こ ろ を き れ い に し て く れ い う 要 望 は さ れ る け ど 、 今 の よ う に 8 0 0 円 か 、 年 間 補助
金を出しよるの、1回400円にしたらどのぐらい浮くか知りませんが、
3,000万円が4,000万円ぐらいになれば、1,000万円増えれば、生活道
路が少しはいいぐあいになっていくんじゃないかと思いますから、やはり少しずつ発
想 の 転換 を し て 、 変 え て 、 考 え 方 を 。 ず う っ と こ れ は こ う だ 、 こ れ は こ う だ と 決 め ず
はよくわかるんですが、1回今のように、自分たちが生活しよる道
に、今からはどんどんやっぱりそのときそのときで変えていかれた方がいいと思いま
す。
どっかでやっとったね。どっかでやっておりましたが、おもしろい発
想転換 を し て 、
住民 の 皆 さ ん か ら 理 解 を も ら っ て 、 そ ん な の は 税 金 を ど ん ど ん 出 し て も い い じ ゃ な い
かなというような発想したりしとるところがあります。だから、みんないろいろ知恵
を出して、これから町長がいつも言うように、知恵を出さにゃあ金を出さんでいうて、
さっきも何しても金は出さん言うんですから、知恵を出すためには、私らも知恵を出
す よ う に 、 よ そ の 人 の 話 も よ く 聞 い た り 、 ま た よ そ に 研修 に 行 っ た ら 、 そ の 話 も い た
し ま す が 、 ま ず 一 番 は 、 私 ら が 一 生 懸命 決 算 審査 で し っ か り 言 っ て お り ま す か ら 、 そ
れ を 聞 か れ と る 人 は 心 に 持 っ て 頑張 っ て こ の 意 見 を 生 か し て 、 2 2 年 度 の 今 度 は 予 算
審査 が あ り ま す か ら 、 こ れ が 生 き と る か 生 き と ら ん か と い う の は 、 決 算 を や っ て 、 こ
れ を ど う い う よ う に 生 か し と っ て か い う の は 、 今 度予 算 の と き に し っ か り 私 ら が 見 え
ますし、言えますので、ですから、どうぞ今勉強されて、それぞれがすばらしい答え
をいただいたんですが、それを生かして、予算の中でそれが見えるようにしてもらい
た い の と 、 先 ほ ど 何 遍 も 言 い ま す が 、 や は り 住民 の 皆 さ ん が 利 用 す る 場 、 利 用 す る と
こ ろ は 住民 の 皆 さ ん が 公 平 に 利 用 で き る よ う に 考 え て も ら う と い う こ と を 強 く 要 望 し
て、部長の決意だけ聞いて終わりたいと思います。
○副議長(梶川三樹夫君)
企画財政部長。
○企画財政部長(河本裕治君)
ただいま繁政議員さんの、ある意味では
7
- 4 -
激励 と い う ふ
度の予算編成に向けて、先ほど申しました
ように、既存の概念にとらわれないような考え方の中で、本当に必要な事業を優先的
に や っ て い く と い う 考 え 方 で 頑張 っ て み た い と 思 い ま す 。 よ ろ し く お 願 い を い た し ま
うにも聞き取れたんですけれども、22年
す。
○副議長(梶川三樹夫君)
以上で第5項、議会決算
審査過 程 に お け る 意 見 の 対応 に つ
終わります。
続 い て 、 総 務 文 教 関 係 、 第 6 項 、 図 書 館図 書 の 紛失 、 汚破損 本 の 対策 と 図 書 管 理 の
いて、10番繁政議員の質問を
今後について、7番中井議員の質問を行います。
7番中井議員。
○7番(中井元信君)
7番中井です。よろしくお願いします。
図 書 館図 書 の 紛失 、 汚
破損 本 の 対策 と 図 書 管 理 の 今 後 に つ い て と い う こ と で 質 問 を さ せ て い た だ き ま す 。
近 年 、 公 立 図 書 館 の 汚破損 本 被害 の 実 態 が 問 題 と な っ て い ま す 。 報 道 資料 に よ り ま
す と 、 1 日 に 約 9 , 0 0 0 冊 の 貸 出 数 の あ る 大 阪 府 立 中 央図 書 館 で は 、 女性雑誌 の
1 0 数 ペ ー ジ が 切 り 取 ら れ 、 3 分 の 1 程 度 の 薄 さ に な っ た ケ ー ス も 報告 さ れ て お り ま
す 。 担 当 者 の 話 で は 、 1 日 に 5 、 6 冊 も 利 用 者 か ら の 破損被害 が 届 け ら れ る こ と も あ
る と い い ま す 。 横浜市 立 図 書 館 で は 、 全 1 8 館 あ る そ う で す が 、 破損 本 に 関 す る 統 計
を と っ て お り 、 2 0 0 8 年 だ け で 図 書 1 , 8 5 6 冊 、 雑誌 1 0 7 冊 の 計 1 , 9 6 3 冊
の 図 書 に 被害 を 受 け 、 こ れ ら を 破棄 し て お り ま す 。 規模 の 違 い こ そ あ れ 、 今 後 本 町 で
も 図 書 の 整 備 を 進 め 、 充 実 を 図 り 、 町 民共 有 の 知 的 財 産 で あ り ま す 図 書 を 守 る た め に 、
何 ら か の 対策 が 必 要 と な る と 思 い ま す が 、 い か が で し ょ う か 。
ま た 、 今 後 の 課 題 と し て 、 町 内 各 地 域 の 図 書 館相互 の 利 便性 を 図 る た め に 、 イ ン タ
ー ネッ ト 環 境 の 整 備 や 、 人 材 の 配 置 等必 要 と 思 わ れ ま す が 、 い か が で し ょ う か 。
以上でございます。
○副議長(梶川三樹夫君)
答弁。
社会教育課長。
○社会教育課長(木谷賢二君)
中井議員の
図 書 館図 書 の 紛失 、 汚破損 本 の 対策 と 、 図
管理の今後についてというご質問でございますが、お答えさせていただきます。
まず、府中町立図書館の現状でございますが、平成19年5月13日の開館以来、
町 民待 望 の 図 書 館 と し て 大 変 親 し ま れ て 、 多 く の 方 々 に ご 利 用 い た だ い て お り ま す 。
平 成 2 0 年 度 の 年 間 入館 者 数 は 2 6 万 1 , 0 0 0 人 、 貸 出 冊 数 は 2 9 万 冊 と な り ま し
- 48 書
民 1 人 当 た り 5 . 1 回 の 来館 を い た だ き 、 5 . 6 冊 の 貸 し 出 し と な り ま
す 。 1 日 当 た り の 平 均来館 者 数 は 8 9 9 人 、 貸 出 数 は 9 9 4 冊 と な り 、 特 に 土 曜 日 、
日 曜 日 な ど は 入館 者 数 、 貸 出 者 数 と も に 1 , 0 0 0 を 超 え 、 非 常 に に ぎ わ っ て お り 、
町民の皆様の読書意欲、学習意欲の高さを改めて実感しているところでございます。
さて、府中町立図書館では、町民の貴重な財産である図書を守るため、図書の管理
方 式 と し て 、 ICタグ 方 式 を 採 用 し て い ま す 。 小 さ な コ ン ピ ュ ー タ ー チッ プ を 内 蔵 し
た ICタグ を 、 従 来 の バ ー コ ー ド に か わ り 図 書 に 張 る こ と に よ り 、 貸 し 出 し 手 続 を せ
ず に 図 書 館 か ら 持 ち 出 し た 図 書 に つ い て は 、 図 書 館入 り 口 の セキ ュ リティ ー ガ ー ド の
警告音 が 鳴 る よ う に な っ て お り ま す 。 こ れ に よ り 図 書 の 無断 持 ち 出 し を 防 止 し て お り
た。これは町
ます。
破損資料 、 不 明 資料 で ご ざ い ま す が 、 府 中 町 立 図 書 館 で は 、 毎
年 2 月 に 本 の 全 点 検査 、 い わ ゆ る 蔵 書 の 点 検 を 行 っ て お り ま す 。 こ の と き 所 在 不 明 だ
っ た 不 明 資料 は 、 平 成 1 9 年 度 で 1 0 冊 、 2 0 年 度 で は 2 3 冊 あ り 、 累 計 が 3 3 冊 と
な っ て お り ま す 。 ま た 、 破損 し た た め 廃棄扱 い と し た 資料 は 、 平 成 1 9 年 度 で 4 冊 、
2 0 年 度 で 1 1 冊 、 累 計 1 5 冊 と な っ て お り ま す 。 図 書 館 と し て は 、 破損資料 、 不 明
資料 が 一 冊 で も 少 な く な る よ う 引 き 続 き 努力 は し て い き た い と 思 っ て お り ま す が 、 特
に カウ ン タ ー で は 利 用 者 に 対 し 、 親 切 か つ 温 か い 対応 を 心 が け 、 館 内 全 体 の 雰囲気 を
和 や か に 保 つ こ と に よ り 、 図 書 館資料 も よ り 一 層丁寧 に 扱 っ て い た だ け る も の と 努 め
お尋ねのありました
ております。
他 施 設 と の 連 携 で ご ざ い ま す が 、 現 在 の と こ ろ 公民館図 書 室 と の 連 携 に
つ い て は 、 特 に 行 っ て お り ま せ ん 。 将来 的 に は 両公民館 で も 貸 し 出 し 、 返却 が 可 能 に
なることが理想ではありますが、町立図書館の蔵書冊数は、県内でも後発図書館でも
ご ざ い ま し て 、 町 民 1 人 当 た り 約 1 冊 と 十 分 で は あ り ま せ ん 。 蔵 書 目 標冊 数 は 町 民
1 当 た り 約 2 冊 の 1 0 万 冊 を 望 ん で お り ま す 。 こ れ 貸 出 冊 数 、 閉架 を 含 め て で ご ざ い
ま す が 、 1 0 万 冊 を 見込 ん で お り ま す 。 現 状 で は 、 年 間 3 , 0 0 0 冊 の 基 礎 資料 を 見
込んでも、目標達成には平成29年度以降になります。まずは町立図書館の充実をさ
せ る こ と が 最優 先 す べ き も の と 考 え て お り ま す の で 、 ご 理 解 の ほ ど よ ろ し く お 願 い い
次に、町内
たします。
県 内 の 他 の 図 書 館 と の 連 携 に つ き ま し て は 、 協 力 し て 相互貸借 を 行 う 申 し 合
わせができております。リクエストがあった本で府中町立図書館に所蔵していない本
- 49 なお、
他の図書館にあれば取り寄せ、府中町立図書館で貸し出しをすることができま
す 。 ま た 、 来 年 3 月 2 7 日 か ら は 広 島 県 立 図 書 館 の 図 書 を イ ン タ ー ネッ ト を 利 用 し て
予 約 で き る よ う に な り ま す が 、 こ の 図 書 の 受 け 取 り 、 返却 が 府 中 町 立 図 書 館 で で き る
でも、
ようになります。
このように、現段
階 で は 、 県 内 の 図 書 館網 の 中 で 府 中 町 立 図 書 館 と し て の 役割 を 果
たしていきたいと思っております。
以上でございます。
○副議長(梶川三樹夫君)
○7番(中井元信君)
7番中井議員。
ご答弁ありがとうございます。また、
資料 提 出 、 あ り が と う ご
ざいます。
汚破損 本 の 被害届 と い い ま す か 、 そ の 記 録 を と っ て い く と い う こ と は 、 や は り ど う
い っ た 本 が 被害 に 遭 い や す い か と か 、 い ろ い ろ そ の 実 態 を 知 る 上 で も 、 ま た 、 今 後 そ
ういったことがないように、皆さんに注意をしていただく上でも、そうやって記録を
とっていくということをされているということは、大変に町民にとってはありがたい
こ と だ と 、 こ う い っ た 図 書 の 紛失 な り 汚破損 本 の 記 録 を と っ て な い 図 書 館 も あ る み た
い に 聞 い て お り ま す 。 や は り そ う し た こ と も 継続 し て い た だ き な が ら 、 ど う い っ た 本
が そ う い っ た 被害 に 遭 い や す い か と い う こ と も 研究 し て い た だ き た い と 思 い ま す 。
こ う や っ て 資料 を 見 さ せ て い た だ き ま す と 、 手 元 の 資料 に よ り ま す と 、 平 成 1 9 年
度 に 不 明 資料 と い う の が ご ざ い ま す が 、 こ れ は 1 0 冊 が 冊 で 数 え て い い の か 、 こ れ が
平成20年度には33というふうに書いてあります。やはり3倍強というか3倍にな
っ て ま す 。 ま た 、 破損 本 と い う の が 平 成 1 9 年 、 開 館 当 初 の 年 で す け ど も 、 そ れ が
4 冊 が 平 成 2 0 年 度 に は 1 5 冊 と 、 や は り こ れ は 4 倍近 い 数 に な っ て お る わ け で 、 ト
ータルしても約3倍以上伸びていると、こういう実態があるわけです。現在のどうい
い ま す か 、 社 会 状況 と い う の を 考 え て み ま す と 、 や は り 何 か に 当 た っ て し ま う と か 、
貴 重 な 公共 施 設 、 公共 の も の で あ っ て も 、 自 分 の 何 か の 跡 を 残 し た い と 、 そ う い っ た
よ う な 風潮 も あ る よ う で す の で 、 今 後 減 っ て い く と い う 傾 向 に は な い と 思 い ま す 、 類
推するわけですけども。そうした中で、やはり貴重な町民全体の財産である本をやは
り守っていくっていう意識を持っていただくためにも、やはり何らかの啓発活動はせ
めて必要ではないかと思います。
忙 し い 中 で 図 書 館 の 手 引 き と い う よ う な 形 で 、 2 種類 、 大 人 用 と 子 ど も 用 と 、 こ う
- 50 -
いったものを発行していただいとるんですが、大変
読みやすくて、わかりやすいわけ
余り明記されてないように思うんです。本を大
切 に し ま し ょ う と い う ふ う な 、 何 よ り 好 き な 本 と い う ふ う に 、 本 が 好 き な 人 を 対象 に
し て い る わ け で 、 そ れ で 全 体 の 本 を 大 切 に し て い く と い う 雰囲気 は 醸 し 出 て る わ け で
すけども、できれば、中にはこういった事例もありますから、本は大切に読みましょ
う と い っ た よ う な 、 そ う い っ た 啓蒙 も し て い た だ き た い な と 、 そ う い う ふ う に 思 い ま
ですが、この中にはそういったことが
す。
都市 に お い て は 大 変 被害 が 出 て る わ け で 、 そ う し た 中 に は 、 展 示 コ ー ナ
ー を 設 け て 、 こ う い っ た 被害 が 出 て い ま す と か 、 そ う い っ た コ ー ナ ー も わ ざ わ ざ 設 け
てみんなに見ていただいておると、そういったことも聞いております。
そ れ と 、 セキ ュ リティ ー シ ス テム を 完 全 に さ れ て 、 持 っ て 出 る と い う こ と は 事 実 上
不可能であるということはわかりました。ただ、何らかの形で借りた方がなくしてし
まうとか、借りてしまったけども、どこへ行ったんだろうか、5冊も借りた、4、
5 冊借 り た け ど も 、 そ の う ち 1 冊 が 見 当 た ら な い と 、 こ れ は も う あ っ て は い け な い ん
それと、大
ですが、あるかもしれないことだと思います。そうしたそのこと、これはもういたし
故意に本を傷つけたり、線を引いたり、中には先ほどの例に
もありましたように、ページを丸ごと切り裂いてというか切り取ってしまうというよ
う な 悪 質 な 例 も あ る よ う で す 。 そ う い っ た こ と に 対応 す る た め に 、 あ る 図 書 館 で は 開
架 式 と い う こ と で は な く て 、 閉架 式 と い う ん で す か 、 カウ ン タ ー を 通 し て 借 り な い と
そ の 本 が 取 れ な い よ う な 、 そ う い っ た シ ス テム を と っ て る と こ ろ も あ る と 聞 い て お り
ま す 。 だ か ら 、 カウ ン タ ー の 係 の 方 に 、 あ の 本 が 借 り た い ん で す が 、 み た い な 形 で 、
貴重な本、あるいは大変どういうんですか、高価な本、そういったものについては貸
し 出 し を し て い る と い う ふ う に も 聞 い て お り ま す 。 だ か ら 、 い ろ ん な 角度 で そ う い っ
た 対応 で き る の で は な い か と い う よ う に 思 い ま す が 、 そ の 辺 、 高 価 な 本 も 我 が 府 中 町
の 図 書 館 に も あ る と 思 う ん で す が 、 そ の 辺 の 対応 は ど う い う ふ う に さ れ て い る の か な
方ないわけですけども、
というふうなことと。
借 り て 読む こ と が 楽 し い と い う 人 が 集 ま る 場 所 な ん で す が 、
基本的に自分の本を何をしようが、それこそ記憶したから食べてしまうと、どういう
ふうな扱いをしても自分の所有物であれば構わないわけですけども、そうしたことを
ちゃんと守っていただくということと、本当に本が好きな方が安心して楽しく本が借
それともう一点、本を
- 51 -
犯人捜しが目的ではないわけであ
り ま す 。 そ う し た こ と も あ り ま す の で 、 そ の 本 を 読む 心 を 大 切 に し な が ら 、 本 を 大 切
に し て い く と い う 、 そ う い う シ ス テム づ く り と い う も の を 研究 し て い た だ き た い と 、
りれるという、そういうことがまず第一であって、
そういうふうに思いますが、その点について何かあれば、よろしくお願いします。
○副議長(梶川三樹夫君)
答弁。
社会教育課長。
見ありがとうございました。今後とも
そ う い っ た 汚破損 が な く な る よ う に 、 啓 発 を 図 書 館 の 利 用 者 の 方 に し て い き た い と 思
○社会教育課長(木谷賢二君)
さまざまなご意
っております。
げましたように、後発図書館でございます。他の
図書館のいいところをいろいろ参考にさせていただきながら、今後の運営もさせてい
それと、先ほどもちょっと申し上
ただきたいと思っております。
繰 り 返 し に な っ て し ま う ん で す が 、 カウ ン タ ー で は 大 変 親 切 な 応
対 と 、 レファレ ン ス と い い ま す か 、 照 会 も さ せ て い た だ い て お り ま す 。 そ う い っ た も
の で 、 も し 、 ち ょ っ と で も 壊 れ て も 相談 し て い た だ け れ ば 、 直 し て 修 理 し て 、 ま た 貸
し出しが可能にするとか、そういった方法もいろいろやっております。皆さんにご負
担がかからんように、大丈夫ですよという形で何とかしたいと思っておりますので、
今度とも図書館の運営にご協力、またご指導いただきたいと思います。
○副議長(梶川三樹夫君) 再々質問。
それと、先ほどの
7番中井議員。
○7番(中井元信君)
ご答弁ありがとうございます。
図 書 に 取 り 組 む 本 当 に 姿勢 と い
いますか、そういうものも感じられてありがたく思います。
図 書 館図 書 の 図 書 司 書 、 図 書 館 司 書 と い う 方 自 体 が 全 国 的 に 配 置 が 少 な い と い う 現
実 が あ る と 思 い ま す 。 府 中 町 に も 各 所 に 図 書 館 が あ っ て 、 代表 的 な の は こ の 新 し く で
き た 図 書 館 で あ り ま す け ど も 、 ど う し て も カウ ン タ ー に 立 た れ る 方 の 数 が 制 限 さ れ て
しまう。そうした中で、ある一つの試みですけども、これも次の質問と関連するよう
ボ ラ ン ティ ア の 方 を 、 本 好 き の と い い ま す か 、 本 に 関 心 が あ
って、自分はもう1日じゅうでも図書館の中にいたいというような、そういう本に対
す る 思 い の 熱 い 方 っ て い い ま す か 、 そ う い う 方 を ボ ラ ン ティ ア で 募 集 し て 、 何 ら か の
カウ ン タ ー 業 務 な り 図 書 の 整 理 な り 、 そ う し た こ と に 携 わ っ て い た だ く と い う 、 そ う
な部分もあるんですが、
- 52 -
いう取り組みがされておるそうです。そうした
新しいタイプの取り組み方として、ボ
ティ ア の 方 を ど ん ど ん 活 用 し て い く と 、 そ う い っ た 思 い が あ る の で し ょ う か と い
う こ と と 、 も し 、 そ う い っ た 計 画 が あ る の で あ れ ば 、 そ う い う ボ ラ ン ティ ア を 活 用 し
た 上 で 図 書 館運 営 を ス ム ー ズ に し て い く 、 い ろ ん な と こ ろ に 目 が 通 る し 、 目 が 行 き 渡
り ま す し 、 汚破損 本 の 被害 も そ れ な り に 防 げ る ん で は な い か と 、 そ う い う ふ う に 思 う
ラン
わけですが、その点については要望とともに、もしお答えがあればお答えしていただ
きたいなと、そういうふうに思います。よろしくお願いします。
○副議長(梶川三樹夫君)
答弁。
社会教育課長。
ボ ラ ン ティ ア の 方 も 公民館図
書 室 は 当 然 ご ざ い ま し た 。 図 書 館 に お い て も ボ ラ ン ティ ア の 方 を 参 加 い た だ い て 現 在
や っ て お り ま す が 、 ま だ ま だ 数 が ボ ラ ン ティ ア の 方 の 人 数 が 少 な い か も わ か り ま せ ん
が、まずは自分の意思で来ていただくので、今日、何時から何時までという形ではご
ざいませんので、そういった方の募集もまた声がけをしていきたいと思っております。
○社会教育課長(木谷賢二君)
ありがとうございます。
ありがとうございました。
図 書 館図 書 の 紛失 、 汚破損 本 の 対策 と 図 書
管理の今後について、7番中井議員の質問を終わります。
○副議長(梶川三樹夫君)
以上で第6項、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(梶川三樹夫君)
します。
ここでしばらく
休憩 。
(
休憩
午後
休憩 し ま す 。 再 開 は 2 時 1 5 分 か ら と い た
2時05分)
再開 午後 2時15分)
休憩 中 の 議 会 を 再 開 い た し ま す 。
(
○副議長(梶川三樹夫君)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(梶川三樹夫君)
続 い て 、 総 務 文 教 関 係 、 第 7 項 、 広告料 を 財 源 と し た 町 民 、
企業、行政による協働のまちづくりについて、7番中井議員の質問を行います。
7番中井議員。
休憩 を と り ま し て 、 の ど の 渇 き を ち ょ っ と い や
させていただきましたけども、引き続きまして質問に移らさせていただきます。あり
○7番(中井元信君)
7番中井です。
- 53 -
がとうございます。
広告料 を 財 源 と し た 町 民 、 企 業 、 行 政 に よ る 協 働 の ま ち づ く り に つ い て 、 質 問 を さ
せていただきます。
改革 に よ る 事 務 事 業 の 効率 化 、 費 用 対効 果 に よ る 事 業 の 見 直 し 作 業 が 地 方 に
も 迫 ら れ て い る 今 、 広告料 を 財 源 と し た 地 域 の 活 性 化 、 魅力 あ る ま ち づ く り を 目 指 す
た め の 補助 金 制 度 の 創 設 を 図 る 自 治 体 が 増 え 始 め て お り ま す 。 茨城県 の 高 萩市 で は 、
財 政 改革 を 進 め る 中 で 、 新 た な 補助 金 制 度 を 創 設 す る こ と は 難 し い と 、 困 難 だ と し て 、
市 が 発 行 す る 広報 紙 に 有 料広告 を 掲載 し 、 そ の 広告料 を 新 た な 財 源 と し て い ま す 。
府 中 町 で は 、 既 に 広報 紙 等 に 広告枠 を つ く っ て 財 源 化 し て お り ま す け ど も 、 町 内 の
各 種公 益 的 団 体 の 中 に は 、 運 営 資 金 が 足 り ず 、 そ の 運 営 が 大 変 に 苦 し い 状況 に あ る も
の も あ り ま す 。 今 後 、 さ ら に 町 の ホ ー ムペ ー ジ を 活 用 し て そ の 広告収入 を 財 源 と し て 、
こ れ を で き れ ば 基 金 化 を し て 、 地 域 活 性 化 の た め の 財 政 支援 を し て は い か が で し ょ う
行財政
か。
以上でございます。
○副議長(梶川三樹夫君)
答弁。
総務部次長。
○総務部次長(林
健三君)
7番中井議員さんの、
広告料 を 財 源 と し た 町 民 、 企 業 、
行政による協働のまちづくりについてのご質問にお答えさせていただきたいと思いま
す。
広告 に つ き ま し て は 、 町 か ら 発 信 い た し ま す 媒 体 を 通 じ て 行 う も の で あ り ま す の で 、
適 正 か つ 社 会 的 に 信 用 度 の 高 い 情報 で な け れ ば な り ま せ ん 。 こ の た め 、 広告審査等 委
員 会 を 設 置 し て お り ま す が 、 こ の 審査 委 員 会 の 所 掌 事 務 を 総 務 部 総 務 課 の 方 で 所 管 し
ておりますので、このご質問に対しまして、総務課よりご答弁させていただきたいと
思います。
性 化 、 魅力 あ る ま ち づ く り を 目 指 す た め 、 運 営 資
金 に 苦慮 さ れ て い る 町 内 公 益 的 団 体 へ の 財 政 支援 の た め に 、 町 の 広報媒 体 に よ る 広告
料 を 基 金 化 し て 団 体 へ の 財 政 支援 を 行 っ て は ど う か と い う 内 容 と 思 わ れ ま す 。
ま ず 、 広告料 の 現 状 で ご ざ い ま す が 、 既 に ご 承 知 か と 思 い ま す が 、 広報 ふ ち ゅ う の
広告掲載 に つ き ま し て は 、 平 成 1 8 年 1 2 月 号 か ら 実 施 し て お り ま す 。 広告料収入 の
実績で申しますと、平成18年度が4社で15万7,000円、19年度が7社で
質問内容としましては、地域の活
- 54 -
度が9社で84万2,000円、今年度、平成
2 1 年 度 は 1 1 月 末 現 在 で す が 、 5 社 で 7 3 万 円 と な っ て お り ま す 。 こ の 広告料収入
に つ き ま し て は 、 年 間 7 0 0 万 円 か ら 8 0 0 万 円 程 度 か か り ま す 広報 の 印刷製 本 費 に
財 源 充 当 し て お り ま す 。 多 く の 広告主 の 方 か ら 有 料広告 を い た だ き た い と 思 っ と る わ
け で す け ど も 、 反面 、 有 料広告 の 増 加 は 、 広報 の 本 来 の 目 的 で あ り ま す 町 か ら の 情報
提 供 の 減 少 と い う 側面 も 持 ち 合 わ せ て お り ま す 。
広報 以 外 の 広告料 と し ま し て は 、 こ の 4 月 、 町 の 組 織 変 更 を 行 い ま し た け ど も 、 そ
の 組 織 変 更 に 伴 い ま し て 、 今 年 3 月 に 全 戸 配 布 い た し ま し た 役 場 電話 番 号 一 覧表 、 さ
ら に 、 今 年 環 境 セ ン タ ー が 作 成 い た し ま し た ご み の 出 し 方 辞典 、 さ ら に つ ば き バ ス の
車 内 広告等 を 行 っ て お り ま す が 、 広告 で 得 ま し た 収入 は す べ て 当 該 事 業 に 充 当 い た し
55万6,000円、平成20年
ております。
公 式 ホ ー ムペ ー ジ に よ る バ ナ ー 広告 に つ い て
で す が 、 町 ホ ー ムペ ー ジ に つ き ま し て は 、 町 の 主 要 シ ス テム で あ り ま す 総 合 行 政 情報
ネッ ト ワ ー ク シ ス テム の 構築 と 同 じ く し て 開 設 し て お り ま す 。 年 度 で い き ま す と 、 平
成 1 4 年 度 に 町 の 公 式 ホ ー ムペ ー ジ は 開 設 い た し て お り ま す け ど も 、 開 設 以 来 、 リ ニ
ュ ー ア ル と い う も の は 行 っ て お り ま せ ん 。 現 在 8 年 目 を 迎 え る 町 の 公 式 ホ ー ムペ ー ジ
で す け ど も 、 現 ホ ー ムペ ー ジ の ソフ ト で は 有 料広告 と し て の バ ナ ー を 設 置 す る こ と が
で き な い 仕 組 み に な っ て お り ま す 。 町 と い た し ま し て も 、 こ の よ う な 状況 の 中 、 平 成
2 3 年 度 中 に は 町 ホ ー ムペ ー ジ の リ ニ ュ ー ア ル を 予 定 し 、 実 施 計 画 に お い て も 計 上 を
さ せ て い た だ い て る と こ ろ で す 。 も ち ろ ん リ ニ ュ ー ア ル の 際 に は バ ナ ー 広告 の 登載 も
検討 し て い く 予 定 に い た し て お り ま す 。
広告収入 は 、 各 部 署 に お い て そ の 取 り 組 み を 行 う こ と と い た し て お り 、 厳 し い 財 政
状況 が 続 く 中 、 各 部 署 と も 一 般 財 源 を 削 減 す る た め に 、 財 源 を 捻 出 す る よ う 努力 し て
議員のご質問にありましたように、町
いるところです。
広告収入 を 基 金 化 し 、 地 域 の 活 性 化 、 魅力 あ る ま ち づ く り の た め の 事
業 や 団 体 の 運 営 補助 に 充 て た 場 合 、 町 が 行 う 、 先 ほ ど 申 し ま し た よ う な 各 事 業 実 施 の
た め の 一 般 財 源 が 別 に 必 要 に な る こ と に な り ま す の で 、 有 料広告料 を 他 の 財 源 と し て
活 用 す る 予 定 は ご ざ い ま せ ん 。 町 内 各 種団 体 に お い て も 、 自 己 財 源 の 確 保 を 基 本 と し
て 自 助努力 を お 願 い し て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 限 ら れ た 予 算 の 中 で 積 極 的 な 財 源
確 保 の 方 策 と し て 、 今 後 に お い て も 広告収入 に 努 め て ま い り た い と 思 っ て お り ま す 。
議員ご質問の
- 55 -
よろしくお願いいたします。
以上でございます。
○副議長(梶川三樹夫君)
再質問。
7番中井議員。
○7番(中井元信君)
ご答弁ありがとうございます。
度を目途にでしたか、22年度、23年度ですよね、23年度を目標にして
新 し い ホ ー ムペ ー ジ の 開 設 と と も に 、 そ う い っ た 形 で の 広告収入 が 得 ら れ る よ う な 、
そ う い っ た 体 制 づ く り に 努 め て い き た い と い う こ と で し た の で 、 前 向 き な 検討 と い う
か 、 ホ ー ムペ ー ジ の 立 ち 上 げ に つ い て さ れ て る ん だ な と い う こ と を 伺 っ て 安 心 は し た
ん で す が 、 今 後 と も 当 事 業 に お け る そ の 収入 は 、 そ の 事 業 に 本 体 に 還 元 さ せ て い く と
い う 、 そ う い う 姿勢 っ て い う の は 、 こ の ホ ー ムペ ー ジ に お い て も 行 わ れ る と い う こ と
で す か 。 ホ ー ムペ ー ジ 開 設 に 当 た っ て も そ の 運 営 費 に 充 て て い く と い う お 考 え で す か 。
で き れ ば 、 そ う い っ た な か な か 収入 が 得 ら れ な い と い う 状況 の 中 で 、 唯 一 広告料 と
い う 形 で の そ う い う 収入 が あ る わ け で あ り ま し て 、 ほ か に も 事 務 処 理 費 と か 、 い ろ ん
な書類をつくっていく上でそういった税収の形では入ってくるわけですけども、やは
り 町 民 に 開 い た 形 で そ の 収入 を 生 か し て い く っ て い う の は 、 一 つ の 新 し い 町 の 取 り 組
み の 一 つ で は な い か と 思 う ん で す が 、 絶対 変 え な い と い う こ と で す か 。
そ れ は 何 ら か の 形 で 税 金 と い う か 、 得 た 収入 が 町 に 還 元 さ れ る と い う こ と で 言 え ば 、
正 し い 行 き 方 で は あ る と 思 い ま す け ど も 、 で き れ ば 新 し い 補助 金 が つ け ら れ な い と い
う 、 そ う い う 状況 の 中 で 、 そ う し た も の が ち ゃ ん と 町 民 に 還 元 さ れ て 、 目 に 見 え る 形
で な っ て い く と い う こ と は 、 僕 は 町 と 住民 と 、 そ う い っ た 企 業 の 新 し い 、 こ こ に も あ
23年
りましたけども、協働のあり方というものを位置づけるものではないかと、そういう
ふうに思うわけです。
僕 が 最近 感 じ る の は 、 さ ま ざ ま な 補助 金 団 体 も あ る ん で す け ど も 、 N P O 的
な そ う い っ た ボ ラ ン ティ ア 団 体 に も 、 府 中 町 と し て は 何 ら か の 補助 金 活 動 も さ れ て い
ると思いますが、特に近年感じるのは、さきの議会でもある議員さんも質問されてお
り ま し た け ど も 、 鳥獣被害 で す よ ね 、 そ の 鳥獣被害 に 遭 わ れ て い る 住民 の 方 、 ま た 田
畑 を 持 っ て お ら れ る 方 、 そ う い っ た 方 の 被害 が 大 変 多 く 聞 こ え る と 。 そ れ に 対 し て 猟
友 会 の 方 が 頑張 っ て く だ さ っ て 、 ま た 関 係 各 部 と い い ま す か 、 環 境 の 方 で も い ろ い ろ
と手を打ってくださってるんですけども、何せお金が少ない、足らない、だからなか
- 56 特に、
猟 友 会 の 皆 さ ん も 活 動 資 金 に 困 っ て い る 状況 が あ る ん だ と い う ふ う に 聞 い て お り
ま す 。 私 も 若 い 猟 友 会 の メ ン バ ー の 方 に い ろ い ろ 相談 を 受 け ま し て 話 を 伺 っ た こ と が
あるんですが、特に猟友会の皆さん、現在11人だったろうと思いますけども、退職
をされた方がほとんどで、現役でちゃんと生活をされてる方が少ないという実態があ
る そ う で す 。 そ の 中 で 月 に 何 回 も 有 害鳥獣 の 捕獲 に 出 て い く と い う の は 、 大 変 な 経 済
なか
的に負担があるんだというふうなことをお聞きしております。できれば、そういった
この
鳥獣被害 に 対 し て は 、 一 遍 町 の 職 員 さ ん も 本 当 に 現 場 を 見 て ほ し い と い う ふ う な
声も聞いております。
沢 に 入 っ て も 、 谷 に 入 っ て も 、 す ご い シカ や
イ ノシシ や そ う い っ た も の の 被害 で 沢 が 荒放 題 に 荒 れ て い る と 、 こ う い う ふ う に 聞 い
ております。僕も実際そこを足を踏み入れたわけでないので、本当に申しわけないん
で す が 、 そ の 実 態 を 知 ら な い ん で す け ど も 、 本 当 に こ の ま ま 放 置 し て お く と 、 水害 と
か何かあったときに沢が崩れてしまうと、そういったことも懸念をしておられました。
だ か ら 、 や は り そ う し た 意 味 で も 、 自 然 災害 や そ う い っ た こ と か ら も 守 っ て い く た め
に も 、 や は り 有 害鳥獣 の そ う い っ た 被害 に つ い て 目 を 向 け つ つ 、 そ う い っ た 猟 友 会 の
活 動 資 金 、 そ れ 相応 の 活 動 支援 に 振 り 向 け て い た だ き た い な と 、 そ う い う 思 い が 個 人
どういったことがあるのかというと、
的にはあります。
団体がありますので、ここでどうこう言って、ここに予算が欲しい
なんていうは、ちょっと場所が違うと思いますけども、そういったふうにまだまだ予
算の足らない部分というのがあるんじゃないかと、そういったところに予算をつけて
い た だ き た い と 思 う 次 第 で す 。 そ の 辺 の 判断 と い う か 決 裁 は 町 長 が お 決 め に な る こ と
いろんな町には
だと思うんですが、ここで町長にお伺いしてもどうかと思うんですが、もし、町長が
度 の 事 業 に つ き ま し て は 、 2 3 年 か ら 始 ま る そ う い っ た ホ ー ムペ ー ジ へ の 広告掲載 、
そ の 収入 を そ う し た こ と に 何 か 思 い が あ れ ば 、 ち ょ っ と お 聞 き し て お き た い と 、 そ う
いうふうに思いますけども、いかがでございましょうか。余り総務部長の方に聞いて
もやはり信念があって、なかなか変えられない、頑としてお答えにならないみたいで
今
すので、町長の思いがどうなのかなというふうに、ちょっと質問します。
○副議長(梶川三樹夫君)
答弁。
総務部長。
○総務部長(佐藤信治君)
非
常に硬直した考えを持ってるというご指摘をいただきま
- 57 -
広告料 と い う の が 別 の ス キ ー ム で 、 例 え ば ボ ラ ン ティ ア 活 動 の 資 金 に 充 て る
か ら こ う い っ た 活 動 と か 、 こ う い う 寄附 金 と か 、 そ う い っ た 仕 組 み が あ れ ば 、 ご 提 案
のような基金化をしてというのはあり得るのかもわかりませんが、現在、私どもが出
発 し て い る 町 の い ろ ん な 印刷 物 等 の こ れ が 広告媒 体 と し て 使 え る も の を で き る だ け 活
用 し て 、 町 の 収入 を 確 保 し て い き た い と い う こ と で ご ざ い ま す の で 、 そ れ と 、 町 内 の
各 種公 益 的 な 団 体 の 活 動 資 金 の 確 保 と は 直 接 つ な が る も の で は な い と い う ふ う に は 今
したが、
考えております。
ぞ れ の 事 業 が そ れ ぞ れ の 財 源 確 保 と し て 努力 を 各 所 管 の 方 で し て い
く と い う 今 ス キ ー ム の 中 で 有 料広告 を 進 め て お り ま す の で 、 そ う い っ た 方 向 で 今 考 え
ですから、それ
ておるというところでございます。
ホ ー ムペ ー ジ も リ ニ ュ ー ア ル を 計 画 し て お り ま す が 、 次 長 の 方 か ら 申 し 上 げ ま し た
よ う に 、 現 在 の ホ ー ムペ ー ジ で は そ う い っ た 広告 、 バ ナ ー 広告 が で き ま せ ん の で 、 リ
ニ ュ ー ア ル の 際 に は そ れ は 導 入 し て い き た い と い う ふ う に 考 え て ま す が 、 有 料広告 の
仕組み自体についてを変えるというふうには今は考えていないということでございま
す。まずは私の方の考えを答弁させていただきまして、町長の方から。
○副議長(梶川三樹夫君)
○町長(和多利義之君)
町長。
ご指名があったんで、何か一言だけはいわにゃあいけんのん
度 か ら 新 し い ホ ー ムペ ー ジ を
つ く っ て 、 ま た 努力 を す る と い う こ と の 中 で 、 た く さ ん 入 る と い う こ と に な り ま す と 、
原 則 は 今 総 務 部 長 が お っ し ゃ る よ う に 、 バ ス で 言 や あ バ ス に 出 す 、 広報 で 言 え ば 広報
に生かすと、こういうことになるんですが、原則的にはそうですけども、多くあれば、
また配分を考えるということにもなろうと思います。ご意見としてひとつ伺って、今
後 の そ う い う 事 業 の 展 開 に よ っ て 検討 さ せ て い た だ き た い と 、 こ の よ う に 思 い ま す 。
じゃないかなというふうには思っとるんですが、23年
以上でございます。
○副議長(梶川三樹夫君)
再々質問。
7番中井議員。
ぜひ と も 、 今 町 長 が お っ し ゃ っ た よ う な 方 向 で 努力 を し て い た
だきたいなと、そのようにお願いをして、再々質問を終わらせていただきます。あり
○7番(中井元信君)
がとうございました。
○副議長(梶川三樹夫君)
以上で第7項、
8
広告料 を 財 源 と し た 町 民 、 企 業 、 行 政 に よ
- 5 -
る協働のまちづくりについて、7番中井議員の質問を
終わります。
続いて、文教総務関係、第8項、交通教育と交通施設について、5番益田議員の質
問を行います。
5番益田議員。
交通教育と交通施設について質問いたします。
質問趣旨、教育現場における通学の安全確保について質問いたします。
1 、 地 域 と 学 校 の 連 帯 は 、 通 学 路 に 見 え る よ う に 、 毎 日 ラ ン ドセ ル を 背 負 っ て 元 気
に 通 学 し て い る 子 ど も た ち は 、 地 域 の 日 常 的 な 光 景 で あ り 、 平 穏 な 生 活 の 象徴 で す 。
また、地域の安全は、子どもの成育を支える環境の中で最も基本的に保障されてい
る こ と が 求 め ら れ て い ま す 。 教 育 現 場 に お い て は 、 交 通 事 故 防 止対策 、 不 審 者 等 の 防
犯対策 が 課 題 と な っ て い ま す が 、 ど の 対策 に も 地 域 に あ る 諸機 関 、 団 体 等 の 協 力 が 不
可 欠 で す が 、 年 間 を 通 じ て 交 通 安 全 教 室 、 防 犯 教 室 、 避 難 訓練 な ど の 安 全 指 導 は 、 ど
○5番(益田芳子君)
のように実施をされているのか。
交通安全策として、交通安全教室が主ですが、それ以外に、1972年に始ま
った、文部省(現、文部科学省)の作成した計画にスクールゾーンという政策ありま
す。これは歩道の整備と交通安全施設の設置の2つからなっています。交通事故をガ
ー ドレ ー ル や 標 識 の 設 置 に よ っ て 分 離 す る こ と で 、 交 通 事 故 の 発 生 を 抑 え よ う と し て
い ま す が 、 交差 点 付 近 で は ド ラ イ バ ー に ス ピ ー ド を 落 と さ せ る 政 策 に は つ な が っ て い
ません。スクールゾーンを具体的にどのようなものにするかは学校に任されており、
車 の 規 制 や 歩 道 と 車 道 の 完 全 分 離 な ど の 整 備 が 意 図 さ れ ず 、 車優 先 の 道 路 認 識 が 目 立
っ て い ま す 。 今 後 、 道 路 の 分 化 、 舗装デ ザ イ ン を 施 す 考 え は な い で し ょ う か 。
2、
以上です。
○副議長(梶川三樹夫君)
答弁。
学校教育課長。
○学校教育課長(金藤賢二君)
学校教育課長です。5番益田議員の
交通教育と交通施
設のご質問にお答えします。
登下校を中心に、安全につきまして
交通安全推進隊、PTA、見守り隊など、地域の皆様の献身的なご協力の上に成り立
っているわけでございます。この場をおかりしてお礼を申し上げます。
また、学校におきましては、学校保健安全法に基づき学校安全計画を策定しており
- 59 1点目の質問にお答えする前に、児童・生徒の
交 通 安 全 指 導 を 含む 学 校 内 外 で の 児 童 ・ 生 徒 の 安 全 に 係 る さ ま ざ ま な 対策 を
講じてます。以下、質問にございました安全指導について、順に説明させていただき
ますが、
ます。
交 通 安 全 教 室 で す 。 例 え ば 、 小 学 校 で は 心 身 の 発 達 状態 や 地 域 の 事 情
に 応 じ て 、 歩 行 者 及 び 自 転車 の 利 用 者 と し て の 必 要 な 知 識 を 修 得 さ せ る と と も に 、 安
全 に 道 路 を 運 行 す る た め 、 道 路 に お け る 危険 を 予測 し 、 こ れ を 介 し て 安 全 に 通 行 す る
意 識 及 び 能力 を 高 め る た め に 行 っ て い ま す 。 本 町 で は す べ て の 小 学 校 に お き ま し て 、
東警察 署 、 交 通 安 全 協 会 な ど の 協 力 を 得 て 、 交 通 安 全 教 室 を 開 催 し て い ま す 。 ま た 、
新 小 学 1 年 生 に 町 よ り 黄色 の ラ ン ドセ ル カ バ ー を 配 布 し て ド ラ イ バ ー に 注 意 を 喚起 し
まず1点目、
ております。
犯 教 室 で す 。 小 学 校 に お い て は 、 不 審 者 対応 に 対 す る 内 容 で 全 校 放送 な
どを利用して実施しております。中学校では、問題行動に関する内容を体育館で全校
生 徒 を 対象 に 設 置 し て お り ま す 。
3 点 目 で す 。 避 難 訓練 で す 。 消 防 法 に 基 づ い て 学 校 で 定 め 等 が あ り ま す 。 火災 あ る
い は 地 震 や 地 震 と と も に 発 生 し た 火災 を 想 定 し 、 小 ・ 中 学 校 で 年 間 1 回 程 度 実 施 す る
2点目、防
こととしております。
機関、団体等、連携、協力
を得ながら、小学校では体育、中学校では保健体育などの時間で交通安全教育を実施
し て お り ま す 。 回 数 な ど に つ き ま し て は 、 参 考 資料 を ご ら ん く だ さ い 。
2 点 目 の 質 問 で す 。 教 育 委 員 会 、 小 学 校 に お い て は 、 道 路管 理 者 、 警察 と の 協 力 を
得 て 、 小 学 校 を 中 心 に 周 囲 5 0 0 m を 範囲 す る ス ク ー ル ゾ ー ン の 設 定 が 行 わ れ る こ と
と な っ て お り ま す 。 交 通 安 全 対策 基 本 法 に 基 づ き ま し て 文 部 科 学 省 が 策 定 し た 交 通 安
全 業 務 計 画 で 定 め て い ま す 。 標 識 の 設 置 、 道 路 の 改 良 に つ き ま し て は 、 道 路管 理 者 や
警察 の 協 議 の 上 、 道 路管 理 者 で の 施 工 に な り ま す 。 ス ク ー ル ゾ ー ン は 一 般 的 に 交 通 規
制 等 を 伴 う た め 、 地 域 住民 の 協 力 が 必 要 に な っ て き ま す 。 現 在 、 府 中 町 で は ス ク ー ル
ゾーンの設定はありませんが、学校より要望があったとき、地域、関係行政機関とと
も に 協 議 の 上 、 検討 し た い と 思 っ て い ま す 。
以下、3点のほかに、学校におきましては、家庭や関係
以上です。
○副議長(梶川三樹夫君)
再質問ございますか。
5番益田議員。
-
60 -
○5番(益田芳子君)
答弁ありがとうございました。
週 に 2 回 交差 点 付 近 に 立 っ て お り ま す 。 大 変 毎 日 子 ど も さ ん
の登校、下校に関しては、大変危なっかしいものがありまして、いつもはらはら、ど
きどきしております。子どもたちの安全を取り巻く環境というのは、年々交通量も多
く な り つ つ あ っ て 厳 し く な っ て い ま す 。 特 に 、 登 校 、 下 校 の 時 間 帯 、 ま た は 天気 、 そ
れから曜日、月、地域、また小学校区によっても大変格差があります。他の先進国な
ど と 比 べ ま す と 、 日 本 の 子 ど も の 交 通 事 故 は 歩 行 中 が 大 変 多 く て 、 1 5 歳未満 の 交 通
事 故 は 4 3 % が 歩 行 中 で 、 2 5 % が 自 転車乗 用 し て い る と き 、 2 6 % が 自 動 車 の 同乗
私も議員になりまして
中となっています。
参 考 資料 を い た だ き ま し た 、 交 通 安 全 教 室 な ん で す け ど も 、 こ こ に 書 い て
あ る の は 、 主 に 自 転車 に 乗 っ た と き を 想 定 す る 教 室 な の で し ょ う か 。 通 学 路 に お い て
の歩行等の指導というものがないのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
それから、中学校に関しては、安全教室がこれ行われていないと思うんですけども、
た だ 単 に 交 通 安 全 と い う 意 味 か ら で な く っ て 、 道 徳 的 に も 、 ま た 危険 を 察 知 さ せ る 力
を 育 成 す る た め に も 、 ぜひ 中 学 校 等 で も 行 っ て ほ し い と 思 い ま す 。 登 校 下 校 に 関 し て
も 、 月 に 2 回 、 1 回 程 度 あ り ま す け ど も 、 先 ほ ど も 言 い ま し た よ う に 、 毎 日 状況 が 変
っております。毎朝でも、下校に際するときでも、これは常に心がけてそういったこ
ここに今
とを行ってほしいと思います。
避 難 訓練 、 ま た 防 犯 教 室 で す け ど も 、 子 ど も さ ん た ち の 通 学 路 に は 子 ど
も110番といいまして、各ご家庭にご協力をいただいて、子どもたちに何かあれば、
そ の 家 に 入 っ て く る 、 助 け を 求 め て く る と い う ふ う な 状況 に な っ て い ま す が 、 な か な
か 通 学 路 に 関 し て 子 ど も た ち と 設 置 す る こ と が 大 変 今 厳 し い 状況 に な っ て い る 中 で 、
こ う い っ た 避 難 訓練 が あ っ た と き 、 防 犯 教 室 が あ っ た と き に 、 そ の 地 域 の 人 も か ら め
それから、
て一緒にそういった指導を受けられないものか、そういった点をもう一回質問させて
いただきます。
○副議長(梶川三樹夫君)
答弁。
学校教育課長。
○学校教育課長(金藤賢二君)
まず、
交 通 安 全 教 室 の 関 係 で す け れ ど 、 自 転車 に 関 す
交通安全教室としますと、今、例えば府中小学校でいきますと、3年生、4年生と
いう形で行っております。1年生におきましては、通学路の確認とか、例えば安全な
- 61 る
登下校の仕方とかいうことを中心に行っております。
それで、子ども110番の家のことにつきましても、やはりこの学校
に位置づけておりまして、各学校におきましては、学
安全計画の中
級活動の位置づけとしてこうい
うものだというのを学習しております。
避 難 訓練 と か 防 犯 教 室 に つ き ま し て 、 地 域 の 方 と 参 加 し た い と い う こ と で
す の で 、 ち ょ っ と こ の 場 で す ぐ即 答 は で き ま せ ん の で 、 ま た そ れ に つ い て は 、 ま た 検
討させてください。よろしくお願いしたいと思います。
○副議長(梶川三樹夫君) 再々質問。
それで、
5番益田議員。
交 通 安 全 の ル ー ル 、 マナ ー に つ い
ても、大変、今、子どもだけがそういった安全面を自分たちが確保しても、外からの
そ う い っ た も の に 関 し て 、 交 通 が 大 変 厳 し い 状況 に な っ て お り ま す け ど も 、 子 ど も た
ち の 視 野 っ て い う の は 大 人 の 視 界 に 比 べ て 大 変 悪 く て 、 大 人 が 左右 1 5 0 度 、 上 下
1 2 0 度 に あ る の に 対 し て 、 幼 児 で す か 、 視 界 は 左右 1 2 0 度 、 上 下 7 0 度 っ て い う
視 界 に し か あ り ま せ ん 。 こ う い っ た こ と も 踏 ま え て 、 あ る 自 治 体 で チャ イ ル ドビジョ
ンといいまして、幼児視界体験めがねっていうことがありまして、各小学校に備えて、
保護者にもそういったことで、いかに子どもたちの視野が狭いっていうことを保護者
に訴えてるというか、お知らせをしているというところもあります。そういった観点
から、子どもだけにそういった交通安全教室をするんでなくって、保護者等も、また
地 域 を 含 め て 、 そ う い っ た ポ ス タ ー と か 標語 と か 、 そ う い っ た も の も あ わ せ て 交 通 防
止対策 を 呼 び か け て い た だ き た い と 思 い ま す 。
全国では大変多い通学路があると思いますけども、府中町に関しても子どもたちが
本 当 に 通 学 す る 環 境 の 中 で 、 こ の 通 学 路 は 本 当 に 楽 し い 、 そ う い う 思 い で 、 一 歩外 へ
出て学校に行くのが嫌だなと思っても、この通学路を渡っていって、地域の人に声を
かけてもらう、そういう中で子どもたちが元気に登校していく、そういう姿を本当に
地 域 住民 が 一 緒 に な っ て 交 通 安 全 、 ま た 先 ほ ど よ り 歩 道 整 備 と い う こ と が 挙げ ら れ て
ますけども、子どもたちの通学路イコール生活道路でもありますので、しっかりその
点は道路整備にも極力お願いをしたいと思います。
そ れ か ら 、 ス ク ー ル ゾ ー ン な ん で す け ど も 、 先 ほ ど も 学 校 周 辺 半径 5 0 0 m を 区 域
として、交通施設、また重点的に整備をということですけども、先ほども言いました
- 62 -
○5番(益田芳子君)
子どもたちだけでなく、今の
交差 点 付 近 、 ま た 横断路 付 近 は 大 変 ス ピ ー ド を 出 し て 、 な か な か た く さ ん の
補導員の方がいらっしゃらなかったら大変危なっかしい道路もたくさんあります。通
行 禁止 と か っ て い う こ と に な り ま す と 、 先 ほ ど 言 わ れ ま し た よ う に 、 い ろ ん な 問 題 等
が あ る か と は 思 い ま す が 、 CO 2 、 2 5 % 削 減 と い う そ う い う 環 境 面 か ら も 、 そ れ か
ら子どもたちはやはり背が低いですから、そういった環境面においても、そういった
ように、
ことも心がけていただきたいと思います。
最初 に 言 い ま し た け ど も 、 た だ 単 に 交 通 安 全 指 導 と い う こ と で な く っ て 、 危
険を避ける力を育成してほしい、そういったこともあわせて勉強させていただきたい
のと、それから通学路は成育していくための環境の一つとして整備をしてほしい、そ
れ か ら 、 命 を 守 る マナ ー も し っ か り 教 え て い た だ き た い 、 そ う い う 思 い で 今 回 質 問 を
先ほど
させていただきましたので、要望としてよろしくお願いいたします。
以上です。
○副議長(梶川三樹夫君)
要望ということでよろしいですか。
交通教育と交通施設について、5番益田議員の質問を終わります。
以上で総務文教関係の質問、全部を終わります。
ここでお諮りいたします。
本日はこれをもって延会とし、12月15日午前9時30分から会議を開くことに
以上で第8項、
いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(梶川三樹夫君)
ご異議ないものと認めます。よって、本日は
12月15日午前9時30分から会議を開くことと決し、これをもって
ます。どうもありがとうございました。
(
延会
午後
2時48分)
6
- 3 -
延会とし、
延会といたし
上記記録の内容が正確であることを
府中町議会
6
- 4 -
証するため署名する。
副議長
梶川
三樹夫
議
員
繁
政
秀
子
議
員
山
口
晃
司
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