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空気について調べよう -酸素と二酸化炭素
(様式2) 実施時期 7月13日 教科・領域等 理科 学年 6年 分類 題名 空気について調べよう -酸素と二酸化炭素― 水・空気・土 時期 7月 学習活動 支援方法等 ① 予備実験 火のついたローソクを集気ビンの中に入れ、火が消え るまでの時間を測定する。 ② 集気ビンに水を一杯 入れ、ビンの中の空気 を入れ替えた後、火の ついたローソクを入 れ、火が消えるまでの 時間を測定する。(3 回繰り返す) ③ 火のついたローソクを集気ビンの中に入れ、すぐに火が ・既習の事項より、集気びんの中 消えてしまう理由を の気体の変化に着目させる。 考える。 ④ 集気ビンにストロー で呼気を吹き込ん で、ビンの中の空気 を入れ替えた後、火 のついたローソクを入れ、火が消えるまでの時間を測定 す る 。( 3 回 繰 り 返 す) ⑤ 空気を水で入れ替え ・火が消える場合の閉じ込められ るより、呼気で入れ た容器の中の気体の様子より、呼 替える方がローソク 気に含まれる気体の内容を類推 の火が消える時間が させる。 速くなった理由を考える。 児童生徒の反応、様子及び感想等 (児童の感想) ・呼気で中の空気を入れ替える方が、早くろうそくが消えた。 ・二酸化炭素が多くなると、ものは燃えないということが分かった。 ・人の息は二酸化炭素が多くて、新しい空気は酸素が多いので、つ まり酸素が多いほどよく燃えるということが分かった。 ・人のはく息の方が早く消えたので、人間はよく消費していると思 った。 ・火が燃え続けるためには酸素が必要。二酸化炭素の多い呼気の中では、火はすぐに消える。 ・呼気の方はすぐに火が消えたので、ビックリした。 考 察 理科の授業で、ものが燃える単元と、人の呼吸の学習は行っており、おおよその予想はつけることが できていた。しかし、実際に時間を計測したことはなかったので、二つの違いには驚きの感想を持った 児童もいた。 明らかな差(タイムの平均値)が出たこともあり、興味深い実験だったように感じる。人が消費して いる酸素についても考えることができた。なぜ呼気の方が早いのかということも、既習事項を踏まえて 考えていくことができた。 実験方法については簡単であり、同様な実験をすでに行っているので、それぞれのグループで順序よ く進めることができていた。