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報告書
16.長崎市科学館
「 太陽観察ライブカメラ 」
ふりがな:ながさきしかがくかん
科 学 館 名
科学館代表者
長崎市科学館
氏名: 小森 貞次
役職: 館長
〒852−8035
長崎県長崎市油木町7番2号
TEL: 095 - 842 - 0505
科学館住所・
連絡先等
FAX: 095 - 842 - 2082
e-mail: [email protected]
URL: http://www.nagasaki-city.ed.jp/starship
氏名: 渡邊 荘太郎
所属部署: 長崎市科学館
役職: 指導主事
担 当 者 1
担当者TEL: 095 - 842 - 0505
担当者FAX: 095 - 842 - 2082
担当者e-mail:
氏名: 田原 真治
所属部署: 長崎市科学館
役職: 指導主事
担 当 者 2
担当者TEL: 095 - 842 - 0505
担当者FAX: 095 - 842 - 2082
担当者e-mail:
企画概要
企 画 名 称
企画種別等
太陽観察ライブカメラ
実施形態
学習課目
導入物等
実験学習指導
理科総合
野外観察・調査
物理
実験・実習機器装置
観察・調査機器装置
出前演示授業
化学
学習・演示機器装置
実験観察装置巡回
生物
教本・教材
科学展巡回
地学
模型・標本
その他(観察装置)
数学
その他( )
対 象 学 年
小学校:1 2 3 ④ ⑤ 6 (年) 中学校:1 2 ③ (年) 高校:1 2 3 (年)
企 画 概 要
科学館の天文台にある太陽観察用の望遠鏡で見られる太陽の画像(黒点、Hα光に
よるプロミネンス等)をインターネットで配信することで、子どもたちが学校にいながら
にして太陽の観察をリアルタイムにできる。その際、子どもは情報を受けるだけでな
く、ネットを通して科学館の望遠鏡を操作し、太陽を詳細に観察できる。
目的 ・ ねらい
太陽の詳細な観察には特別な機器を必要とし危険性も伴うため、学校において詳細
な太陽の観察をすることが難しい。そこで、児童・生徒にリアルタイムでしかも安全に
太陽の画像を観察できる機会を与えることで、太陽についての理解を深め、宇宙に対
する興味・関心を高める。
期待される学習効果
天体分野は、資料を使った学習が多く、しかも過去のデータを使った指導になりがち
である。黒点の場所や形が、日々変化していることやプロミネンスの形が時々刻々と
変わっていく様子など、生きている現在の太陽の姿を観察させることで、児童・生徒に
大きなインパクトを与え、天体分野の学習に対する興味・関心・意欲の高まりが期待
できる。
活 動 回 数
授業:2
一般:
教育関係:11
実施内容
1 科学館のミッション
「太陽観察ライブカメラ」は、2本
の望遠鏡を設置しており、白色光と
Hα光での観察が可能である。
白色光望遠鏡では黒点を、Hα光
望遠鏡は、特殊な光のみを通すフィ
ルターを通してプロミネンスなどを観
察できる。また、上の2本の望遠鏡に
ビデオカメラを装着しており、その映
像をサーバーを通してインターネット
上に配信し、「現在の太陽」を観察す
ることができる。学校では、パソコンの
クリック操作により、白色光、Hα光の
映像の切り替えや、観察する対象の
移動、拡大といった遠隔操作もできる。
教師だけでなく児童・生徒でも簡単
に操作できる(ただし、パスワードを入
力したPCのみ)。
さらに、ライブラリーもあり、過去の
太陽(黒点・プロミネンスなど)の画像
をダウンロードし、教材として利用できる。ライブラリーだけでなく、ライブの映像も画像としてユーザーのPCに
保存することができる。この「太陽観察ライブカメラ」を学校現場で利用してもらうことにより、児童・生徒の太陽
をはじめとする天体や天文分野への興味・関心を高め、天文教育、環境・エネルギー教育などに寄与できると
考えている。
2 企画に至る背景
太陽は生命活動の源であり、太陽と私たちの関わりについて理解することは、天文教育はもとより環境や
エネルギーの教育の上でも重要なことである。小・中学校においても学習活動の中に太陽の観察が位置
づけられている。太陽は昼間に観察することができる天体の代表格として教材性の高い天体であるが、その
詳細な観察には専門の観測機器が必要な上、危険性が伴うため資料による学習で済まされることが多く
なってしまう。宇宙に対する潜在的な興味は持っていても表面的な学習のために、その興味を失っていく
場合が多い。そこで、科学館にある太陽観察用望遠鏡からインターネットを通して映像を配信し、学校から
リアルタイムで太陽観察ができる本システムを構築した。
3 実施に関わる体制、検討内容
(1)開発(企画・設計・制作)に係る体制
科学館
小・中学校
児童・生徒
開発企業
・とみた
・ITスペース
・扇精光
・メニー
① 長崎市科学館
・ 実施校との連絡調整(日時、指導内容、分担等)
・ 児童・生徒の学習内容の検討
・ 授業の実施
・ 授業の評価
・ 企業との連絡調整
② 有限会社とみた
・ 望遠鏡自動導入機能付き太陽観察システム
③ 有限会社MENY
・ 遠隔操作支援システム
④ 扇精光株式会社
・ 教育研究所及び科学館のLAN構築及びブラウザの作製
⑤ アイティースペース
・ 画像処理及びソフトウェア
(2) 活動(実施・運用・指導)に係る体制
小・中学校
科学館
児童・生徒
開発企業
・とみた
・ITスペース
・扇精光
・メニー
①長崎市科学館
・学習指導案の作成
小学校・中学校で授業を実施するための学習指導案を作成し、学校の実情等を現場の先生方と相談
しつつ、公開授業に臨んだ。
・アンケートの作成・実施
協力校にアンケートを配布し、「太陽観察ライブカメラ」のニーズ、使用時期の調査を行った。また、公開
授業を実施した学校に対しては、児童・生徒に対してもアンケートを実施した。
・ 「太陽観察ライブカメラ」の開発を周知するため、ポスター及びチラシを長崎県下の小・中学校へ配布
した。
②協力校
・公開授業
公開授業を実施する学校においては、授業者の選出及び公開授業を行う。
・アンケート
○児童・生徒用アンケート
「太陽観察ライブカメラ」を使っての授業を終えて、感想等のアンケートを実施する。
・教師用アンケート
○指導者の立場で、「太陽観察ライブカメラ」の利用・運用に関するアンケートを実施する。
4 プログラム内容
(1)実施校
①児童・生徒及び教師に対するアンケート調査校
中 学 校
小 学 校
長崎市立淵中学校・・・公開授業校
東彼杵町立大楠小学校
長崎市立茂木中学校
五島市立本山小学校
五島市立翁頭中学校
新上五島町立若松中央小学校
新上五島町立青方小学校
対馬市立豆酘小学校
対馬市立金田小学校・・・公開授業校
対馬市立仁田小学校
長崎市立矢上小学校
②公開授業実施校
中 学 校
小 学 校
長崎市立淵中学校
対馬市立金田小学校
期 日:平成19年1月25日(木)
期 日:平成19年1月31日(水)
時 間:14:00∼14:50
時 間:10:35∼11:20
*5校時
*3校時
場 所:パソコン室
場 所: パソコン室
対 象:3年生
対 象: 4年生、5年生
教科名:選択理科
教科名: 理科
③活動実施詳細
西 暦
2006年
2007年
月
事 業 内 容
5月
地域科学館連携支援事業の決定
6月
合意書の締結
8月
開発機材等仕様の決定
8月∼12月
機材の開発
1月
公開授業・アンケート調査
2月
アンケート調査
3月
評価・報告書の作成
④活動プログラムの実施校の募集方法
協力校の選出には、長崎市教育研究所の協力を得た。教育研究所の管轄下において、長崎市の教育
関係機関のネットワークが構築されているため、回線の状況において良好であると判断された学校(小
学校8校、中学校3校)を選出した。また、長崎の立地の特徴として離島が非常に多いことがある。その
ため、科学館にある特殊な望遠鏡等を活用して学習をする機会が少ないのが現状であり、離島の学校
を視野に入れて選出した。
*課題 : 実際にライブ画像を送信した時点で、インターネットセキュリティー等の原因で遠隔操作が
できない学校があったが、ライブラリーの閲覧は可能だった。
⑤活動プログラム実施状況の概要
・学校教育への利用
太陽については、小・中学校においても学習活動の中に太陽の観察が位置づけられており、太陽は
昼間に観察することができる天体の代表格として教材性が高い天体である。
今回「太陽観察ライブカメラ」を活用した授業を中学校、小学校各1校で実施した。
中学校においては、選択理科を履修している3年生の生徒を対象に授業を実施した。それまでに
学習しているエネルギーの保存や変換、生態系におけるエネルギーの移動などの学習をふまえ、
発展的な内容として莫大なエネルギーを放出している「太陽」への関心を高めることをねらいとした。
生徒は、黒点の移動やプロミネンスの様子を観察し、太陽の活動への関心を高めていた。
小学校においては、理科の学習において授業を実施した。まず、遮光板を用いて太陽の観察を行い、
太陽についての疑問や調べたいことを話し合った。それを確かめるためにライブカメラを用いて黒点や
プロミネンスの観察を行った。児童は、太陽についての疑問や知りたいことをたくさん表出させ、
太陽についての興味・関心が高まったことを伺わせた。
⑥学習指導案
「太陽観察ライブカメラ」を活用した学習指導案(小学校理科)
1
テーマ
2
本時の目標
「太陽の真の姿を見てみよう」
太陽観察ライブカメラを活用することにより、太陽表面の様子や太陽の活動の様子を観察し、太陽からの光や熱が遠く離れた地
球まで届いていることを実感することを通して、最も身近な天体である太陽に対する興味・関心を高める。
3
本時の学習
時間
0
学習活動
1
教師の支援
太陽について学習することを
○
身近な生活場面やこれまでの学習の中から太陽とのかか
備考
《運動場》
わりにふれるようにする。
知る。
めあて
太陽の真の姿を観察しよう。
2
遮光板を用い、実際の太陽を観察す
る。
○
太陽を直に見てはいけないことを押さえる。
○
遮光板を用いて太陽の観察を行わせ、スケッチをさせる。 ・遮光板
《運動場》
【観察の視点】
・プリント
・
太陽の形はどうなっているかな?
・バインダー
・
太陽の表面はどうなっているかな?
・
太陽から熱などのエネルギーが出ていることが見え
るかな?
10
3
太陽についてもっと調べてみたい
ことを話し合う。
○
太陽を観察して、もっと調べてみたいことを話し合う。
《PC室》
【児童が使用するプリント様式】
・太陽の色はどんな色か、調べてみた
《遮光板でのスケッチ》
《もっと知りたい》
いな。
・太陽の表面の様子を調べてみたい
な。
《太陽観察ライブカメラでのスケッチ》
・太陽から炎が上がっていると聞くけ
ど、本当か調べてみたいな。
・
「黒点」があると聞いたことがある
学習のまとめ・感想
けれど、どんな様子か調べてみたい
な。
20
4 「太陽観察ライブカメラ」で太陽を
見て話し合う。
・太陽って、激しく燃えているんだね。
・プロミネンスの大きさは、地球の○
個分もあるんだね。
・この光や熱が、地球まで届いている
んだね。
40
5
学習のまとめをする。
○
科学館の望遠鏡について簡単に紹介する。
《PC室》
○
映像を動かしたり拡大させたりして、太陽の様子を観察
・説明資料
できるようにする。
○
白色光の映像を先に見せ、太陽の全体像や黒点の存在を
・プリント
・バインダー
つかめるようにする(黒点の大きさと地球の比較等)
。
○
児童の実態に応じて、代表の児童にマウスを操作させ、
パソコンの操作にも関心を持てるようにする。
○
太陽を観察して感じたことを、子どもの言葉を用いてま
とめる。
太陽の表面は、はげしく燃えていて、黒点とよばれる部分があることがわかったよ。
太陽からの熱や光が地球まで届いているんだね。
太陽と地球がどれくらい離れているか、もし太陽がなかったら地球はどうなるか、
太陽の中はどうなっているかなども調べてみたいな。
45
4
評価
太陽が燃えていることや太陽からの光や熱が地球まで届いていることを感じ、太陽についての興味・関心を高めることがで
きたか。
協力者・実施体制
所 属
氏 名
役 職
冨 田 宜 邦
有限会社 とみた
取締役
原 田 康 英
長崎純心大学人文学部
講 師
企画および
実施協力者
役 職
所 属
氏 名
委員会構成
メ ン バ ー
氏 名
所 属
役 職
神尾 健治
長崎市科学館
参
事
松本 結花
長崎市科学館
指導主事
館内共同担当者
長崎市委員会
教育研究所
実施体制図
小・中学校
科 学 館
児童・生徒
開発企業
・とみた
・ITスペース
・扇精光
・メニー
E-Mail
連携活動記録
実施日 ・ 時期
2007/1/25
実施会場・場所
(学校名・科学館名・施設名)
実施プログラム内容 太陽観察ライブカメラで太陽を観察する
参加人数
実施対象名称
長崎市立淵中学校 3年生選択理科
実施対象学年
3年選択理科
実施時間数
(学校・学級・その他一般)
実施教科名
指導担当者氏名 藤尾和朗
1
長崎市立淵中学校
(
学年・年齢等
29名
)
3年
1時間
実施対象先担当者氏名 藤尾和朗
評価
【感想:生徒】
○長崎からカメラで太陽を見ることができたことに感動し、太陽の有り難みを実感した。これから
もっとたくさんの人が宇宙を観察できると楽しいだろうし、科学について学べると思います。
○とてもすごい技術だと思いました。あんなに遠い太陽があそこまでくっきりと見えるというのが
すごいと感じた。
○今までやったことのない授業だったのでとてもおもしろかったです。内容もとても分かりやすく
今後こういう授業を取り入れてもらいたいと思いました。
○黒点は見られなかったけどプロミネンスを見ることができてよかった。違う場所にいながら望遠鏡で
太陽を見られてすごいと思った。今までにない経験をすることができた。
○学校のパソコンから操作して太陽の様子が見えるなんて思いませんでした。黒点やプロミネンス
までちゃんと見えていてすごく驚きました。とても貴重な経験ができてよかったです。
【まとめ】
公開授業日が晴天に恵まれ、太陽を観察することができた。また、黒点が出ていなかったもののプロ
ミネンスと地球の大きさを比較することができて非常によかった。ブラウザ上に太陽画像のライブラリー
を作成し黒点の移動について学習できるようにしていたので授業の中で活用することができた。
今後はより一層ライブラリーの充実を図っていきたい。
活動記録写真番号 16-01∼16-02
実施日 ・ 時期
2007/1/31
実施会場・場所
(学校名・科学館名・施設名)
実施プログラム内容 太陽観察ライブカメラで太陽を観察する
参加人数
実施対象名称
対馬市立金田小学校
実施対象学年
理科
実施時間数
(学校・学級・その他一般)
実施教科名
指導担当者氏名 木下和敏
2
対馬市立金田小学校
(
学年・年齢等
16名
)
4年生
5年生
1時間
実施対象先担当者氏名 木下和敏
評価
【感想:生徒】
○とても太陽がきれいに見えて、その日の太陽のようすがくわしく見えるから便利な機械だと思います。
○太陽のことがよく分かりました。プロミネンスや黒点というものが太陽にあることが分かりました。
太陽の大きさが地球の何倍もあることや太陽の熱が何千度もあることが分かりました。
○太陽の様子がわかったのでとても勉強になりました。プロミネンスや黒点を見ることができたので
うれしかった。
○いつも遠くにある太陽をこんなに近くで見ることができると知ったときは嬉しかったです。
○ふつうの目では見ることができないのでパソコン見ることができて、もっと見てみたいと思った。
それと、望遠鏡とパソコンをつないで見ることがすごいと思った。
【まとめ】
離島で学習する児童が、長崎市にある天体望遠鏡を遠隔操作するという目的を達成することができた。
公開授業当日は、遮光板を用いて太陽を観察し、その後太陽観察ライブカメラを用いて詳細に太陽を
観察することで、児童の科学的な興味・関心を高めることができた。
活動記録写真番号 16-03∼16-05
実施日 ・ 時期
2007/2/15
実施会場・場所
(学校名・科学館名・施設名)
五島市立翁頭中学校
実施プログラム内容 協力校による体験操作
参加人数
実施対象名称
実施対象学年
(学校・学級・その他一般)
五島市立翁頭中学校
(
学年・年齢等
1名
)
実施時間数
実施教科名
教員
1時間
実施対象先担当者氏名 森樹実人
指導担当者氏名
評価
インターネットセキュリティーの都合上、遠隔操作ができなかったため、ライブラリーの閲覧のみとなった。
3
活動記録写真番号
実施日 ・ 時期
2007/2/16
実施会場・場所
(学校名・科学館名・施設名)
長崎市立茂木中学校
実施プログラム内容 協力校による体験操作
参加人数
実施対象名称
実施対象学年
(学校・学級・その他一般)
長崎市立茂木中学校
(
実施時間数
実施教科名
指導担当者氏名
4
学年・年齢等
1名
)
教員
1時間
実施対象先担当者氏名 石原史尋
評価
【感想:教師】
ダイレクト操作が、一人分しかできないところを改善すべきだと思います。「地球と宇宙」の分野のときに
アクセスが集中すると思います。生画像だけでも多数の人が見られるようにプログラムすべきだと
思います。
【太陽観察ライブカメラの活用範囲について】
理科(中3):「10月∼11月上旬」・・・単元「地球と宇宙」
【まとめ】
「太陽観察ライブカメラ」は、運営上、複数のPCから操作することはできない。他校との競合については、
予約システムにて管理をしていく。
活動記録写真番号
実施日 ・ 時期
2007/2/16
実施会場・場所
(学校名・科学館名・施設名)
対馬市立豆酘小学校
実施プログラム内容 協力校による体験操作
参加人数
実施対象名称
実施対象学年
(学校・学級・その他一般)
対馬市立豆酘小学校
(
学年・年齢等
1名
)
実施時間数
実施教科名
教員
1時間
実施対象先担当者氏名 村上尚道
指導担当者氏名
評価
天候不良のため、ライブラリーの閲覧のみとなりました。
5
【太陽観察ライブカメラの活用範囲について】
理科(小3):「9月下旬」・・・単元「太陽のうごきをしらべよう」で太陽の形や姿について知る。
活動記録写真番号
実施日 ・ 時期
2007/2/20
実施会場・場所
(学校名・科学館名・施設名)
実施プログラム内容 協力校による体験操作
実施対象名称
(学校・学級・その他一般)
参加人数
(
学年・年齢等
実施時間数
実施教科名
6
1名
実施対象学年
対馬市立仁田小学校
指導担当者氏名
対馬市立仁田小学校
)
教員
1時間
実施対象先担当者氏名 神田学
評価
授業等での活用ということであれば、どなたも思いつくことでしょうが、小3理科「太陽のうごきを調べ
よう」の学習では太陽を直接見ることができないので遮光板を使いますが、その際、実際に見ることが
できない太陽を見せたり、小4理科「星の明るさや色を調べよう」の学習において太陽の色を見せたり
といった活用に大変有効だと考えました。
実際に操作して、拡大させてみると、私が上手くできなかったせいかもしれませんが、拡大させると
ピントがぼやけてしまい、プロミネンス等がわかりにくかったのが残念でした。
【太陽観察ライブカメラの活用範囲について】
理科(小3):「9月」・・・太陽のうごきをしらべよう
理科(小4):「7月」・・・星の明るさや色を調べよう
【まとめ】
拡大・縮小が、ビデオカメラのズーミング機能に依存しているため微調整(オートフォーカス)が
難しい。光量やアイピースの調整を更に進めたい。
活動記録写真番号
実施日 ・ 時期
2007/2/21
実施会場・場所
(学校名・科学館名・施設名)
新上五島町立若松中央小学校
実施プログラム内容 協力校による体験操作
参加人数
実施対象名称
実施対象学年
(学校・学級・その他一般)
新上五島町立若松中央小学校
(
学年・年齢等
1名
)
実施時間数
実施教科名
教員
1時間
実施対象先担当者氏名 古館勝美
指導担当者氏名
評価
インターネットセキュリティーの都合上、遠隔操作ができなかったため、ライブラリーの閲覧のみとなった。
7
活動記録写真番号
実施日 ・ 時期
2007/2/23
実施会場・場所
(学校名・科学館名・施設名)
東彼杵町立大楠小学校
実施プログラム内容 協力校による体験操作
参加人数
実施対象名称
実施対象学年
(学校・学級・その他一般)
東彼杵町立大楠小学校
実施教科名
指導担当者氏名
(
学年・年齢等
実施時間数
1名
)
教員
1時間
実施対象先担当者氏名 森直孝
評価
インターネットセキュリティーの都合上、遠隔操作ができなかったため、ライブラリーの閲覧のみとなった。
8
【太陽観察ライブカメラの活用範囲について】
理科:「10月」・・・天体の学習の一部として
総合:自由研究の一部として
活動記録写真番号
実施日 ・ 時期
2007/2/27
実施会場・場所
(学校名・科学館名・施設名)
新上五島町立青方小学校
実施プログラム内容 協力校による体験操作
参加人数
実施対象名称
実施対象学年
(学校・学級・その他一般)
新上五島町立青方小学校
(
学年・年齢等
1名
)
実施時間数
実施教科名
教員
1時間
実施対象先担当者氏名 丸山仁子
指導担当者氏名
評価
インターネットセキュリティーの都合上、遠隔操作ができなかったため、ライブラリーの閲覧のみとなった。
9
【太陽観察ライブカメラの活用範囲について】
理科(小3):「9月下旬」・・・遮光板で太陽を見た後に、望遠鏡でみる宇宙の太陽として見せることが
できたと思う。
活動記録写真番号
実施日 ・ 時期
2007/3/1
実施会場・場所
(学校名・科学館名・施設名)
長崎市市立矢上小学校
実施プログラム内容 協力校による体験操作
実施対象名称
(学校・学級・その他一般)
参加人数
実施対象学年
長崎市市立矢上小学校
(
10
学年・年齢等
実施時間数
実施教科名
指導担当者氏名
1名
)
教員
1時間
実施対象先担当者氏名 藤田祐利
評価
・操作が簡単で使いやすかった。
・拡大を途中で止めたかった。
【太陽観察ライブカメラの活用範囲について】
社会科:環境・温暖化の導入
道 徳:自然を大切に環境導入
理科(小4):「7月」・・・星の明るさや色を調べよう。
現段階のシステムでは、拡大・縮小を途中でとめることができない。今後の検討課題である。
活動記録写真番号
実施日 ・ 時期
2007/3/9
実施会場・場所
(学校名・科学館名・施設名)
五島市立本山小学校
実施プログラム内容 協力校による体験操作
参加人数
実施対象名称
実施対象学年
(学校・学級・その他一般)
五島市立本山小学校
(
学年・年齢等
1名
)
実施時間数
実施教科名
教員
1時間
実施対象先担当者氏名 森武彦
指導担当者氏名
評価
Webページ上の操作についてレスポンスが良かったように思う。
11
【太陽観察ライブカメラの活用範囲について】
理科(小3):「10月下旬」・・・「太陽の光のはたらきを調べよう」という単元で太陽が燃え続けている
ことを実感させたい。
理科(小5):「6月下旬」・・・・「植物の成長と肥料 日光」という単元でプロミネンスの観察等を通して
燃えることによるエネルギーが日光にあることを気づかせる。
活動記録写真番号
実施日 ・ 時期
2007/1/18
実施会場・場所
(学校名・科学館名・施設名)
長崎市科学館
実施プログラム内容 長崎市小学校理科部会における広報
参加人数
実施対象名称
実施対象学年
(学校・学級・その他一般)
長崎市小学校理科部会
実施教科名
指導担当者氏名
(
学年・年齢等
実施時間数
約30名
)
教員
10分程度
実施対象先担当者氏名 田原真治
評価
A4サイズの広報用ペーパーを作成し、標記部会に所属する先生方に広報を行った。先生方から
「すぐに使えるのか?」「学校のパソコン室から見ることができるのか?」などの反応があった。
12 19年度からの本格運用では、利用校が増えると思われるので、周知、広報を行っていきたい。
活動記録写真番号
実施日 ・ 時期
2007/1/27
実施会場・場所
(学校名・科学館名・施設名)
長崎大学教育学部
実施プログラム内容 長崎県内の先生方への広報
参加人数
実施対象名称
実施対象学年
(学校・学級・その他一般)
(
実施教科名
実施時間数
指導担当者氏名
学年・年齢等
約30名
)
教員
30分程度
実施対象先担当者氏名 田原真治
評価
長崎大学教育学部主催の「分かる授業実現のための教員の教科指導力向上のプログラム」に参加し、
県内の小学校の先生方約30名に紹介した。黒点、プロミネンスの映像にはみんな興味深く見入って
13 いた。学習指導案について質問があり、学校での利用に期待を持つことができた。
活動記録写真番号 16-06
スケジュール
2006年
4月 5月
内 容
6月
7月
8月
2007年
9月 10月 11月 12月 1月 2月
3月
実施計画の確認調整
連携先との打合せ
製作物等の仕様確定
調達・開発
連携活動の実施
評価・報告書の作成
委員会開催記録
日 時
場 所
内 容
今後の自主的な活動予定
長崎市内小・中学校に「太陽観察ライブカメラ」の使用方法を広報する。
長崎市科学館のHPに「太陽観察ライブカメラ」へのリンクをはり、予約情報を掲載することを計画している。
活動記録写真
16 - 01
16 - 02
↑館No.はシート1のA1(ここ)
を変えると全コマ全シート
変わります。
みほん
(消してください)
長崎市淵中学校公開授業 授業風景 (全体像)
16 - 03
対馬市立金田小学校公開授業
授業風景 (遮光板にて太陽観察)
16 - 05
対馬市立金田小学校公開授業
授業風景 (全体像)
長崎市淵中学校公開授業
授業風景 (ブラウザ上の太陽画像)
16 - 04
対馬市立金田小学校公開授業
授業風景 (全体像)
16 - 06
分かる授業実現のための教員の
教科指導力向上のプログラム 説明風景
調達・製作物等一覧
品名・仕様
ビデオカメラ ×2
・高画質・・・総画素数:331
万画素相当
・動画:有効205万画素相当
・イメージセンサ:1/3型原色
フィルタCCD
F値 F1.8∼2.9、 f=5.1∼
51mm
光学10倍(デジタルズーム
120倍)
S映像入出力端子装備
テレビ会議システム
×1
望遠鏡の画像と同時に相互
に指導、インターネット公開用
パッケージと連動
望遠鏡制御/画像取
込PC ×1
・OS:Windows XP
Professional Service Pack
(正規版)日本語版
・CPU:インテル(R)Pentium(R)4
650(2MB L2キャッシュ、
3.4GHz、800MHz FSB)
・チップセット:インテル945G
Expressチップセット
・メモリ:1GB(512MB*2)
・HDD:80GB
SATA3.0Gb/sHDD(7200回
転)
・3.5インチFDドライブ、
DVD+/-RWドライブ装備
・モニタ:E156FP 15インチTFT
液晶モニタ
・筐体タイプ:ミニタワー
インターネットストリー
ミングサーバPC ×1
・CPU:64ビット インテル®
Xeon® プロセッサ3.20 GHz
(二次キャッシュ 2MB)
・メモリ:標準1GB 以上
・内蔵HDD:標準73.2GB
×3(Ultra320 SCSI、
10,000rpm)以上、ホットプラ
グ対応
・消費電力:600W相当
・OS:Microsoft Windows
Server 2003、Standard
Edition(5クライアントライセ
ンス付)
・添付ソフト:
StreamPro®/WM9S-Plus
(Ver1.0)
・筐体:2Uラック
写 真
品名・仕様
WEBページ作成用プログ
ラム ×1
・以下のサーバPCに対応
・CPU:Intel Pentium 4、
1.5GHz以上
・メモリ:512GB以上
・HDD:20GB以上
・OS:Microsoft Windows
2000 Server以上
ビデオカメラ接続装置
×2
望遠鏡接眼部にビデオカメ
ラを固定する装置
ビデオカメラズーミン
グ遠隔操作システム
×1
パソコンからの指令によっ
て市販ビデオカメラのズー
ム機能を操作するためのイ
ンターフェイス
白色光観測用太陽望
遠鏡 ×1
白色光観測用
レンズは球面収差等の補正
が良好になされており、ま
た、接眼部は種々の機器装
着に対応できるよう丈夫で
ある(望遠鏡自動導入機能
付き太陽観察システムに組
み込まれる)
金属太陽フィルター
×1
望遠鏡の対物レンズ側に取
り付け、安全に観測できるよ
うにする(望遠鏡自動導入
機能付き太陽観察システム
に組み込まれる)
フィルター可動装置
×1
太陽から他の星を観察する
場合の切替装置(望遠鏡自
動導入機能付き太陽観察シ
ステムに組み込まれる)
写 真
品名・仕様
アイピース ×2
写 真
品名・仕様
AVケーブル ×2
太陽観察用アイピース(望
遠鏡自動導入機能付き太
陽観察システムに組み込ま
れる)
SONY DCR-HC96に対応
・ケーブル長:3m以上
・金メッキプラグ使用
・撮影された映像をS映像端
子に伝搬できること
微動架台 ×2
リモートコマンダー
×2
白色光及びHα光観測用望
遠鏡をメイン望遠鏡に取り
付けたプレートに設置する
装置(望遠鏡自動導入機能
付き太陽観察システムに組
み込まれる)
アリ型プレート ×2
白色光及びHα光観測用望
遠鏡をメイン望遠鏡に取り
付けて、アリ溝装置と組み
合わせて前後のバランスを
とる装置(望遠鏡自動導入
機能付き太陽観察システム
に組み込まれる)
アリ溝装置 ×2
上記微動架台に取り付け、
アリ型プレートを前後に動か
し、固定する装置(望遠鏡自
動導入機能付き太陽観察シ
ステムに組み込まれる)
望遠鏡同架プレート
×2
組み立てられた2台の太陽
観測用望遠鏡を
W200mm×D90mm×t12mm
のプレートに取り付け、メイ
ン望遠鏡に取り付けるプ
レート及び脚(望遠鏡自動
導入機能付き太陽観察シス
テムに組み込まれる)
SONY DCR-HC96に対応
・コード長:約1500mm
・対応三脚パン棒:直径516mm/シャフト長さ40mm
以上
・ポーチ付属
Hα光観測用太陽望
遠鏡 ×1
Hαフィルターの性能を最
大限に引き出し、656nm近
辺の球面収差を最小化し、
同波長のコート透過率を最
大化し、太陽面のプロミネン
スやフレアー等をリアルタイ
ムに安全かつ容易に観測す
る装置(望遠鏡自動導入機
能付き太陽観察システムに
組み込まれる)
望遠鏡自動導入機能
付き太陽観察システ
ム ×1
望遠鏡の既存の追尾システ
ムを天体自動導入仕様へ
改造
写 真
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