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平成 年分 農業所得計算ノート

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平成 年分 農業所得計算ノート
平成
年分
農業所得計算ノート
住所 美郷町
氏名
― 目 次 ―
「農業所得計算ノート」の記載に当たって・・・・・・・・・・・・
1
農業経営の概況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
「貯金年間取引実績表」の例示・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
収入の部 ◎収入金額集計表・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6
①販売金額(1)期中入金額・・・・・・・・・・・・・・・・
8
②販売金額(2)期末売掛金(未収入金)の内訳書・・・・・・ 10
②家事消費・事業用消費・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12
③雑収入・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12
⑤・⑥農産物の棚卸高(期首・期末)・・・・・・・・・・・・ 14
必要経費の部 ◎必要経費集計表・・・・・・・・・・・・・・・・
16
必要経費科目一覧表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17
青色申告のすすめ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18
⑧雇人費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20
⑨小作料・賃借料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20
⑫利子割引料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22
イ 租税公課・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
22
ロ 種苗費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
24
ニ 肥料費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
24
ヘ 農具費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
26
ト 農薬費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
26
チ 諸材料費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
28
リ 修繕費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
28
ヌ 動力光熱費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
30
ル 作業用衣料費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
32
ヲ 農業共済掛金・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
32
ワ 荷造運賃・手数料・・・・・・・・・・・・・・・・・・
34
カ 土地改良費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
34
ツ 雑費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
36
ハ 素畜費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
38
ホ 飼料費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
38
ナ 農産物以外の棚卸高・・・・・・・・・・・・・・・・・
40
ラ 果樹・牛馬等の育成費用の計算・・・・・・・・・・・・
42
⑩減価償却費の計算(控用)・・・・・・・・・・・・・・・・ 44
減価償却資産の耐用年数表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
45
⑩減価償却費の計算(提出用)・・・・・・・・・・・・・・・ 46
(注)記載例の頁は省略しています。
「農業所得計算ノート」の記載に当たって
1 「計算ノート」は、白色申告の方が収支計算により農業所得を算出する際に収入と
支出(経費)をまとめ計算する「収支内訳書」の作成を容易にするためのものです。
2 「計算ノート」の記帳方法
(1)収入及び経費の各欄は、農業所得に係る現金及び預金の出し入れがあった際に
科目別に記帳します。(各項目の左側に記載例がありますので参考にして下さい)
なお、必要経費の計算に当たって買掛(未払)金、前払金、貯蔵品(未使用の種
苗や農薬等)がある場合には、それぞれP13の「必要経費の部」及びP35「農
産物以外の棚卸表」への記載が必要になります。
農協の営農口座により取引されている場合は、「購買年間取引実績表」等から項
目ごとにその合計金額を「農協取扱分」に転記して下さい。
(2)経費のうち家事消費分と按分が必要な項目は年末で一括記帳(補正)してもかま
いません。(例えば、ィ 租税公課の固定資産税の家事消費分との按分など)
(3)減価償却資産(取得価格が10万円以上の建物・機械・器具等)を取得した場合
は、「⑩減価償却費の計算」に記入して下さい。
(4)該当する項目がない場合は、ッ 雑費に記入して下さい。(例えば書籍など)
(5)計算ノートの記号番号(① ② ・・、ィ ロ ・・)は収支内訳書(農業所得用-
その1)の記号番号と同じになっています。
3 青色申告へのおすすめ
所得税法では、一定の帳簿を備付けて取引を記録し申告する方に対し税金面でさまざ
まな特典が認められています。
なお、青色申告をする場合には、事前に税務署への申請が必要です。
4 その他
申告に使用した帳簿及び書類(計算ノートを含む)は、領収書と一緒に7年間保存
して下さい。
記帳について不明な点がありましたら、税務署個人課税担当又は町税務課担当まで
お尋ね下さい。
-1-
《農業経営の概況》
(1)家族の状況
a
家族人員総数
b
c
aの内農業従事者 bの内農業従事者
人
人
d aの内農業
以外の事業専従者
人
人
(注)dの事業専従者の欄は、農業以外の事業を行っている場合、その事業
に従事している人数を記入します。
(2)田の所有面積・作付面積等の状況
所 有 面 積借
a
入
面
積作
a
付
面
積転
a
作
面
積 貸 付 面 積 共済引受面積
a
a
a
(3)畑の耕作状況
作 付 品 目
面 積
普通畑(自家用野菜)
作 付 品 目
成 木
a
未成木
専
用
(
果
樹
園
販
売
用
)
野
菜
畑
成 木
未成木
成 木
未成木
成 木
未成木
加 温
無加温
加 温
無加温
施
設
加 温
無加温
加 温
無加温
そ
の
他
(4)副 業(畜産)
区 分
副
業
( )牛
( )豚
お す
め す
未成育
(注)( )内には肉、繁殖等の区分を記載してください。
-2-
面 積
a
「貯金取引年間実績表」の収入の部の例示
※ 「貯金取引年間実績表」の金額を《記載例》の各項目欄へ転記します。(ここでは
収入の部のみ示していますので支出の部はP4を参照してください。)
なお、下表で農業経営に直接かかわるものを下線表示しています。
貯金取引年間実績表
(平成○年1月1日~12月31日)
支 出
摘 要
現 金
近 代 化 資 金
小 計
生 命 共 済
自 動 車 共 済
水 稲 共 済
農 薬
農 具
資 材
修 理
種 苗
石 油 類
生 活 資 材
小 計
N H K
電 気 料
水 道 料
住 民 税
所 得 税
固 定 資 産 税
国民健康保険税
農 業 者 年 金
J A 組 合 費
土 地 改 良 費
小 計
金 額
省
略
項目
JA○○
収 入
摘 要
金 額
現 金
小 計
1,790,200
1,790,200
果 樹 (リンゴ)
肉
牛
自 主 流 通 米
く
ず
米
米 前 渡 金
野
菜
小 計
900,000
850,000
2,400,000
51,900
1,000,000
708,000
5,909,900
米 清 算 金
共済無事戻し金
と も 補 償
産地確立交付金
戸別所得補償
小 計
53,000
2,580
10,648
30,000
20,000
116,228
項目
4,054,916
省
略
1,290,592
省
略
1,143,235
支 出 合 計
6,488,743
(注)税込み金額である。
収 入 合 計
-3-
7,730,100
①
P7記載例
のA欄へ
③ P11記載例
の各欄へ
「貯金取引年間実績表」の支出の部の例示
※ 「貯金取引年間実績表」の金額を《記載例》の各項目欄へ転記します。(ここでは
支出の部のみ示していますので収入の部はP3を参照してください。)
なお、下表で農業経営に直接かかわるものを下線表示しています。
貯金取引年間実績表
(平成○年1月1日~12月31日)
JA○○
支 出
摘 要
金 額
現 金
近 代 化 資 金
小 計
1,516,000
2,538,916
4,054,916
生 命 共 済
自 動 車 共 済
水 稲 共 済
農 薬
農 具
資 材
修 理
種 苗
灯 油
軽 油
ガ ソ リ ン
生 活 資 材
小 計
383,760
10,450
67,890
194,600
100,000
66,400
44,200
130,000
14,311
20,562
27,019
231,400
1,290,592
N H K
電気料(動力)
電気料(一般)
水 道 料
住 民 税
所 得 税
固 定 資 産 税
国民健康保険税
農 業 者 年 金
J A 組 合 費
土 地 改 良 費
小 計
33,431
30,321
25,145
168,800
200,000
147,408
250,000
153,770
25,000
109,360
1,143,235
項目
→P21⑫の「A」欄へ記載するの
は利息のみ(返済計画書等から集計)
ヲ
ヲ
ト
ヘ
チ
リ
ロ
ヌ
ヌ
ヌ
→P31 ヲ の「自動車共済」の「支払金額」欄へ
→P31 ヲ の「水稲共済」の「支払金額」欄へ
→P25 ト の「A」欄へ
→P25 ヘ の「A」欄へ
→P27 チ の「A」欄へ
→P27 リ の「A」欄へ
→P23 ロ の「A」欄へ
→
→ P29 ヌ の各欄へ
→
ヌ
ヌ
ヌ
→
→ P29 ヌ の各欄へ
→
イ
→P21 イ の欄は「固定資産税課税明細書」等
から記入
イ
カ
→P21 イ の「C」欄へ
→P33 カ の「支払金額」へ
支 出 合 計
6,488,743
(注)税込み金額である。
-4-
記
載
例
収 入 の 部
◎収入金額集計表(P8~P14の各合計金額を移記します。)
金 額
科 目
収
入
金
額
販
売
金
額
①
6,524,900
家
事
事
消
費
費
②
256,936
入
③
297,228
④
7,079,064
期首
⑤
320,000
期末
⑥
369,000
⑦
7,128,064
雑
業
用
消
収
小計 (①+②+③)
農 産 物
棚 卸 高
計 (④―⑤+⑥)
(注)このまま収支内訳書(農業所得その-1)に転記してください。
-5-
収 入 の 部
◎収入金額集計表(P8~P14の各合計金額を移記します。)
科 目
収
入
金
額
金 額
販
売
金
額
①
家
事
事
消
費
費
②
入
③
雑
業
用
消
収
小計 (①+②+③)
農 産 物
棚 卸 高
計 (④―⑤+⑥)
④
期首
⑤
期末
⑥
⑦
(注)このまま収支内訳書(農業所得その-1)に転記してください。
-6-
記
載
①販売金額
例
6,524,900 (C~FはP10の欄)
合計A+B-C-D+E+F
(1)期中入金額(1/1~12/31)
農
月日
協
取
扱
分
品 名 等 売上金額(円)
農
月日
協
取
扱
品名・数量
以
売上金額
外
売上先(氏名)
5/10 ほうれん草
360,000 美郷直売
12/5 大根
200,000 美郷直売
12/31 きゅうり・大根
50,000 庭先販売分
12/31 くず米
5,000 ㈱美郷食品
取引例
○販売野菜として5月10日360,000円及び12月5日
200,000円が美郷直売から振り込まれた。
○庭先販売分が現金で50,000円あった。
○自家精米分のくず米を㈱美郷食品に5,000円で販売した。
「貯金取引年間実績表」より
計
A
5,909,900
計
-7-
分
B
615,000
①販売金額
合計A+B-C-D+E+F
(C~FはP10の欄)
(1)期中入金額(1/1~12/31)
農
月日
協
取
扱
分
品 名 等 売上金額(円)
計
A
農
月日
協
取
扱
品名・数量
計
-8-
以
売上金額
B
外
分
売上先(氏名)
記
載
例
(2)期末売掛金(未収入金)の内訳書
農
月日
協
品名等
前年繰越残高
本年分残高計
取
扱
分
農
売掛(未収)金 月日
C
E
円
協
取
品名・数量
前年繰越残高
本年分残高計
扱
以
外
分
売掛(未収)金 売上先(氏名)
D
円
F
(記載上の注意事項)
「前年繰越残高」は、前年作成した「期末売掛金(未収入金)の内訳書」の「本年分残高計
」から転記してください。
-9-
(2)期末売掛金(未収入金)の内訳書
農
月日
協
品名等
前年繰越残高
本年分残高計
取
扱
分
農
売掛(未収)金 月日
C
E
円
協
取
品名・数量
前年繰越残高
本年分残高計
扱
以
売掛(未収)金
D
外
分
売上先(氏名)
円
F
(記載上の注意事項)
「前年繰越残高」は、前年作成した「期末売掛金(未収入金)の内訳書」の「本年分残高計
」から転記してください。
-10-
記
載
例
合計 A + B
②家事消費・事業用消費
○事業用消費
○家事消費・贈答用(兄弟・親戚等へ)
数量
単価
金額
数量
米
205 円 123,000 円
120 ㎏
米
600 ㎏
円/a
10,933.6
109,336 円 野菜
野菜
10 a
a
果樹
円 果樹
円
小 計
232,336
A
円
小 計
256,936
単価
205 円
金額
24,600 円
円
円
円
24,600 円
B
(記載上の注意)
事業消費用は、例えば米を種苗用や小作料の決済に使用した場合に記載します。この際、
事業用消費の金額と同額が経費(小作料等)に算入されます。
米・野菜の単価は販売単価などを使用します。
③雑収入
農
項
協
合 計 A + B
(単位:円)
取
目
扱
月日
分
収入金額
農
協
取
以
外
月日
収入金額
農 作 業 受 託 収 入 11/20
160,000
項
目
H○○年産米本精算金
50,000 H○○年産米本精算金
H○○年産米最終精算金
3,000 H○○年産米最終精算金
産地確立交付金
扱
297,228
相手方
30,000 地 域 と も 補 償 金
水田経営所得安定
対 策 交 付 金
中山間地域等直接支
払
交
付
金
農地・水・環境保全
2,580
向 上 対 策 交 付 金
受 取 共 済 金
共済無事戻し金
地域とも補償金
10,648
戸 別 所 得 補 償
20,000
21,000
「貯金取引年間実績表」より
計
分
A
116,228
計
(記載上の注意)
農協等からの「各種証明書」から転記して下さい。
-11-
B
181,000
領収書のとおり
②家事消費・事業用消費
合計 A+B
○事業消費
○家事消費・贈答用(兄弟・親戚等へ)
数量
単価
金額
数量
㎏
米
米
円
円
野菜
円 野菜
果樹
円 果樹
円
小 計
A
円
③雑収入
農
項
H
協
目
扱
月日
年産米本精算金
分
協
項
H
取
目
H 年産米最終精算金
産地確立交付金
地域とも補償金
水田経営所得安定
対 策 交 付 金
農作業受託収入
扱
月日
中山間地域等直接
支 払 交 付 金
農地・水・環境保
全向上対策交付金
共済無事戻し金
地域とも補償金
計
A
円
円
円
円
円
B
年産米本精算金
H 年産米最終精算金
受 取 共 済 金
金額
円
合 計 A + B
農
収入金額
㎏
小 計
(単位:円)
取
単価
計
-12-
B
以
収入金額
外
分
相手方
記
載
⑤農産物の棚卸高(期首)
例
(平成○○年1月1日)
⑥農産物の棚卸高(期末)
種
類
ひとめぼれ
数
量
合
320,000
(平成○○年12月31日)
単 価
60 袋
合計
円
金 額
6,150
計
円
369,000
摘
要
うるち一等米価格により計上
369,000
(記載上の注意事項)
1 棚卸とは、12月31日現在で収穫済農産物について在庫数量等の確認を行い、それ
ぞれ評価することです。
2 野菜等の生鮮な農産物については、収穫から販売まで又は消費までの期間が短いこと
から、棚卸を省略して差し支えありません。また、穀類以外の農産物で数量が僅少なも
のも省略して差し支えありません。
3 棚卸金額の計算は次のようになります。
(1)収穫した時の生産者販売価格により評価します。
(2)「単価」欄には、米については玄米30kg当たり(籾で保有している場合は玄米
に換算して下さい)
4 ⑤農産物の棚卸高(期首)については、前年の棚卸高(12月31日)から移記して
下さい。
-13-
⑤農産物の棚卸高(期首)
(平成 年1月1日)
⑥農産物の棚卸高(期末)
種
類
合
数
量
単 価
合計
(平成 年12月31日)
円
金 額
計
-14-
円
摘
要
記
必
要
載
経
例
費
の
部
◎必要経費集計表(P20~P46の科目の合計金額を移記します。)
科
目
(a)合計金額
雇人費
⑧
400,000
小作料・賃借料
⑨
180,000
減価償却費
⑩
1,311,930
利子割引料
⑫
85,070
租税公課費
イ
86,965
種苗費
ロ
151,000
素畜費
ハ
350,000
肥料費
ニ
301,400
飼料費
ホ
219,000
農具費
ヘ
235,000
農薬費・衛生費
ト
194,600
諸材料費
チ
583,160
修繕費
リ
143,450
動力光熱費
ヌ
69,168
作業衣料費
ル
72,200
農業共済掛金
ヲ
114,955
荷造運賃・手数料
ワ
10,860
土地改良費
カ
105,316
雑費
ツ
72,912
小計
期
首
期
末
(b)前払金 (c)未払金 (d)前払金 (e)未払金
差
引
(a)+(b)-(c)-(d)+(e)
4,686,986
農産物以外の ナ
棚
卸
高
240,000
経費等から差引
く果樹・牛馬 ラ
等の育成費用
100,000
注 ハ「素畜費」及び ホ「飼料費」の記載ペ-ジは、便宜上「雑費」の次としています。
(記載上の注意事項)
前払金及び未払金がない場合は、二重線枠内だけの記載になります。
-15-
必
要
経
費
の
部
◎必要経費集計表(P20~P46の科目の合計金額を移記します。)
科
目
(a)合計金額
雇人費
⑧
小作料・賃借料
⑨
減価償却費
⑩
利子割引料
⑫
租税公課費
イ
種苗費
ロ
素畜費
ハ
肥料費
ニ
飼料費
ホ
農具費
ヘ
農薬費・衛生費
ト
諸材料費
チ
修繕費
リ
動力光熱費
ヌ
作業衣料費
ル
農業共済掛金
ヲ
荷造運賃・手数料
ワ
土地改良費
カ
雑費
ツ
期
首
期
末
(b)前払金 (c)未払金 (d)前払金 (e)未払金
差
引
(a)+(b)-(c)-(d)+(e)
小計
農産物以外の ナ
棚
卸
高
経費等から差引
く牛馬・果樹 ラ
等の育成費用
注 ハ「素畜費」及び ホ「飼料費」の記載ペ-ジは、便宜上「雑費」の次としています。
-16-
必要経費科目一覧表
(科目記号番号順)
経費科目
頁
経費の内訳
15
⑧ 雇人費
作業委託料、農作業等に従事した雇人の給料等
15
⑨ 小作料・賃借料
小作料の支払費、農業用の土地・機械の賃借料・共同施設等の使用料
39
⑩ 減価償却費
農業用の施設・機械・車輌等の償却費
17
⑫ 利子割引料
農業用のために借り入れた資金の支払利息等
17
イ
租税公課
固定資産税・自動車税・農協等組合費
19
ロ
種苗費
種子・苗木等購入代
33
ハ
素畜費
子牛・子豚・雛等の取得費及び種付料等
19
ニ
肥料費
化学肥料・化成肥料・たい肥等の購入費用
33
ホ
飼料費
家畜飼料の購入代
21
ヘ
農具費
購入価格が10万円未満の機械・農具の購入費用
21
ト
農薬費
農薬等の購入費用・共同防除の負担金等
23
チ
諸材料費
ビニール・縄・資材等の購入費用
23
リ
修繕費
農業用の施設・農機具・車輌等の修理代
25
ヌ
動力光熱費
農業用に使用した水道・電気・ガソリン等の購入費用
27
ル
作業用衣料費
農作業に必要な衣類・長靴・手袋等
27
ヲ
農業共済掛金
水稲・園芸・果樹等の掛金、農業用資産に対する掛金等
29
ワ
荷造運賃・手数料 水稲等出荷手数料、家畜出荷運賃及び手数料
29
カ
土地改良費
土地改良費等
31
ツ
雑費
上記以外の費用で農業経営上必要な経費
(注)1 ワ「荷造運賃手数料」は、収入金額を手数料控除前で計上している場合に経費
計上することができます。
2 上記以外の科目で特別なものは、適宜分かりやすい科目名を付けて整理しても
かまいません。
-17-
*** 青色申告のおすすめ ***
■青色申告をした場合の節税の事例
★下の図は、農業の収入金額から必要経費を差し引いた残額(所得)500万円の場合の、白色申告者
と青色申告者の世帯の税金(所得税)を比べたものです。(減税は加味していません。)
<例>
【家族構成】
【控除等】
【青色申告特別控除】
本人
妻 (青色専従者給与103万/白色の場合は86万)
長男(青色専従者給与103万/白色の場合は50万)
長女(高校生/17歳)
社会保険料控除
60万(国民健康保険税 30万、国民年金 30万)
生命保険料控除
10万(生命保険料 15万、個人年金 12万)
損害保険料控除
1.5万(建更 5万)
扶養控除
63万(長女/特定扶養)
基礎控除
38万
65万(10万)
※正規の簿記の原則に従って記帳してるい場合は65万。その他は10万。
白色申告
青色申告
農業所得
229万
500万
農業所得
364万
専従者控除
136万
所得控除
172.5万
所得税
専従者給与
206万
青色申告による特典
(206万+65万)-136万=135万
135万
青色申告
特別控除
65万
所得控除
172.5万
95,700円
28,200円
※所得税=(所得-控除)×税率(5%)
差額
67,500円
■青色申告の主な特典
①青色事業専従者給与・・・青色事業専従者に支払った給与については、一定の条件のもとに
必要経費が算入されます。
②青色申告特別控除・・・・一定の要件を満たす人については、青色申告特別控除額として
65万円を所得金額から控除できます。
③純損失の繰越控除・・・・その年に農業の赤字が生じた場合には、その年の翌年から3年間
にわたって、赤字を繰越控除できます。
■手続き
青色申告を始めようとする年の3月15日までに「青色申告承認申請書」を税務署に提出して
ください。
-18-
記
載
例
⑧雇人費 (作業委託料を含む)
住
所
美郷町土崎○○1
氏
名
従事期間 延 従 事 月 数
美郷 太郎
美郷町土崎○○12 美郷 三郎
支払金額
備
考
9月
1
200,000 稲刈・運搬
10月
1
200,000 稲刈・運搬
取引例
○知人2人に稲刈り・運搬費用としてそれぞれ20万円を
支払った。
合 計
400,000
⑨小作料・賃借料
月 日
支払先の住所
11/30 美郷町土崎○○22
12/5
氏
名
支払金額(円)
備 考
六郷 一郎
120,000 小作料(60a)
美郷カントリー
60,000 乾燥・調整費
取引例
○11月30日に小作料として現金12万円を支払った。
○乾燥・調整を一部カントリーに頼み6万円を支払った。
合 計
180,000
(記載上の注意事項)
この科目は、小作料の他、カントリーエレベーター・ライスセンター等利用料、農業機械
の賃借料を記載します。
-19-
⑧雇人費 (作業委託料を含む)
住
所
氏
名
従事期間 延 従 事 月 数
支払金額
備
合 計
⑨小作料・賃借料
月 日
支払先の住所
氏
名
支払金額(円)
合 計
-20-
備 考
考
記
載
例
⑫利子割引料
農
協
取
資金等名称
扱
イ
分
農
金額(円)
月
協
取
借入先等
扱
金額(円)
○◆銀行
73,618
農業近代化資金
計
合計 A+B
分
以
外
借入先等
月
金額(円)
11,452
73,618
A
85,070
計
租税公課
11,452
B
合計 A+B+C+D
86,965
○固定資産税
①課税標準額
種目
②税率
%
④事業割合
③税額
①×②
必
要
経
費
③×④
%
田
2,126,708
1.4
29,774
100
29,774
畑
146,827
1.4
2,056
100
2,056
宅地
6,815,247
1.4
95,414
5
4,771
作業場
1,440,228
1.4
20,164
100
20,164
計
56,765
A
※ ④事業割合を耕作面積によって計算する場合、休耕田等の耕作放棄農地・生産調整に係る調整水田等を除いてください。
※ 課税標準額は、町税務課から送付される「固定資産税課税明細書」から記入して下さい。
○自動車税
必要経費
①×②
2,000
軽トラック
4,000
②事業割合
%
50
トラクター
1,600
100
1,600
コンバイン
1,600
100
1,600
①税金
種目
摘
要
家事用にも使用
計
5,200
B
※ 車輌の事業割合は、実際に農業に使用している割合を記入して下さい。
○その他
農 協 取 扱 分
月
項
目
4/10 農業組合費
計
C
金
額
農
月
協
取
項
目
扱
分
金
25,000
25,000
計
-21-
D
以
額
外
相
分
手
先
⑫利子割引料
農
協
取
資金等名称
計
イ
扱
合計 A+B
農
分
金額(円)
月
協
取
借入先等
扱
金額(円)
分
以
借入先等
月
計
A
租税公課
外
金額(円)
B
合計 A+B+C+D
○固定資産税
①課税標準額
種目
②税率
%
田
1.4
畑
1.4
宅地
1.4
③税額
必
④事業割合
%
①×②
要
経
費
③×④
1.4
計
A
○自動車税
種
②事業割合
%
①税金
目
必要経費
①×②
摘
要
外
分
軽トラック
トラクター
コンバイン
計
○その他
農 協 取 扱 分
月
項
計
目
C
金
額
農
月
B
協
取
項
目
計
-22-
扱
分
金
D
以
額
相
手
先
記
ロ
種苗費
農 協
月日
品
載
例
合計 A+B
取
名
扱
等
分
金額(円)
11/10 あきたこまち稚苗
130,000
農
月日
3/25
協
取
品 名
等
扱
151,000
分
以
金額(円)
相
外
手
先
21,000 美郷種苗店
めんこいな(種もみ)
取引例
○農協から苗を200箱買い、130,000円支払った。
○美郷種苗店から種もみ代21,000円を支払った。
計
130,000
A
計
合計 A+B
ニ 肥料費
農
月日
協
品
21,000
B
取
名
扱
等
分
金額(円)
11/10 てまいらず 他
289,000
農
月日
協
品
取
名
等
6/15 化学肥料
扱
分
以
金額(円)
相
A
289,000
計
-23-
外
手
12,400 ㈱コマリ
取引例
○農協取引分で、年間289,000円支払った。
○㈱コマリから化学肥料代12,400円を現金で支払った。
計
301,400
B
12,400
先
ロ
種苗費
農 協
月日
品
合計 A+B
取
名
扱
等
計
分
金額(円)
農
月日
協
取
品 名
等
計
A
月日
計
以
金額(円)
相
外
手
先
合計 A+B
協
品
分
B
ニ 肥料費
農
扱
取
名
扱
等
分
金額(円)
A
農
月日
協
品
計
-24-
名
取
等
B
扱
分
以
金額(円)
相
外
手
先
記
へ
載
例
農具費
農
協
月日
取
扱
品名等
分
金額(円)
11/10 農具
100,000
農
協
月日
取
品名等
合計 A+B
扱 分 以
金額(円)
235,000
外
相 手 先
3/24 ポンプ機
62,000 美郷農機㈲
4/20 草刈機
73,000 美郷農機㈲
取引例
○農協の年間取引で100,000円を支払った。
○3月24日にポンプ機を62,000円で購入した。
○4月20日に草刈機を73,000円で購入した。
計
ト
計
100,000
A
B
農薬費
農
月 日
協
取
扱
品 名 等
分
金額(円)
11/10 農薬
農
月 日
協
取
135,000
合計 A+B
扱 分 以
金額(円)
品 名 等
194,600
取引例
○農協農薬の年間取引で194,600円支払いした。
計
A
194,600
計
-25-
B
194,600
外
相 手 先
へ
農具費
農
月日
合計 A+B
協
品
取
名
等
計
ト
扱
分
金額(円)
農
月日
協
品
名
取
等
計
A
月日
協
金額(円)
以
外
相 手 先
合計 A+B
取
扱
品 名 等
計
分
B
農薬費
農
扱
分
金額(円)
A
農
月日
協
取
品 名 等
計
-26-
扱
分
金額(円)
B
以
外
相 手 先
記
チ
載
例
諸材料費
農
月日
協
取
扱
品 名 等
分
金額(円)
11/10 諸材料
466,400
協
合計 A+B
取
扱
分
品 名 等
金額(円)
農
月日
583,160
以
外
相 手 先
2/27 ビニール
96,000 仙南商店
9/17 米袋
20,760 仙南商店
取引例
○2月27日にハウス用ビニール代96,000円を支払った。
○9月17日に米袋代20,760円支払った。
○農協の年間取引で466,400円を支払った。
計
リ
466,400
A
計
B
修繕費
農
月日
協
取
扱
品 名 等
分
金額(円)
11/10 修繕
44,200
協
合計 A+B
取
扱
分
品 名 等
金額(円)
農
月日
116,760
143,450
以
相 手 先
5/8 トラクター修理
58,800 美郷農機㈲
6/10 軽トラ車検代
40,450 事業割合50%
取引例
○5月8日にトラクターを修理し、58,800円を支払った。
○6月10日に軽トラの車検代に80,900円支払った(事業割合50%)
○農協の年間取引で44,200円を支払った。
計
A
44,200
計
-27-
B
99,250
外
チ
諸材料費
農
月日
協
合計 A+B
取
品 名 等
計
リ
扱
分
金額(円)
農
月日
協
取
品 名 等
計
A
月日
協
以
外
相 手 先
B
合計 A+B
取
扱
品 名 等
計
分
金額(円)
修繕費
農
扱
分
金額(円)
A
農
月日
協
取
品 名 等
計
-28-
扱
金額(円)
B
分
以
外
相 手 先
記
載
例
動力光熱費
ヌ
月
水道料
電気料
(動力)
1
2,314
2
2,314
3
2,454
(単位:円)
電気料
(一般)
ガソリン
3,458
4
5,141
2,687
5,699
6,578
5
5,812
2,555
5,214
4,510
6
2,314
1,260
7
2,314
2,100
8
2,314
2,678
軽油
灯油
6,089
9
5,645
2,641
5,518
1,489
10,789
7,412
10
4,230
3,890
6,089
3,068
3,684
6,899
11
4,317
4,680
7,801
1,878
12
合計
事
割
業
合
必 要
経 費
算入額
2,954
25,145
33,431
30,321
27,019
20,562
14,311
5%
100%
5%
30%
100%
30%
合計
1,258
33,431
1,517
8,106
20,562
4,294
69,168
摘要
(記載上の注意)
1 月ごとにそれぞれ記載し、年間の合計額を算出して事業使用割合を乗じて、必要経
費算入額を求めることもできます。
2 事業割合については、著しい割合にならないよう科目ごとに使途及び走行距離等か
ら適切に算定して下さい。
-29-
動力光熱費
ヌ
月
水道料
電気料
(動力)
(単位:円)
電気料
(一般)
ガソリン
軽油
灯油
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
合計
事
割
業
合
合計
必 要
経 費
算入額
摘要
-30-
記
ル
載
例
合計 A+B
作業衣料費
農
協
月日
取
扱
品 名 等
分
金額(円)
11/10 作業衣料
66,400
農
月日
協
取
品 名 等
3/27 長靴等
扱
72,200
分
金額(円)
以
外
相 手 先
5,800 ㈱コマリ
取引例
○3月27日に長靴及び合羽等を5,800円で購入した。
計
ヲ
66,400
A
計
B
5,800
農業共済掛金
種 類
支 払 先
支払金額
(円)
事業割合
(%)
必要経費
(円)
備 考
水稲共済
美郷農業共済
67,890
100%
67,890
農機具共済
美郷農業共済
30,380
100%
30,380
園芸共済
美郷農業共済
2,480
100%
2,480
建物共済
美郷農業共済
8,980
100%
8,980 作業場
自動車共済
美郷っこ農協
10,450
50%
5,225 軽トラック
合 計
114,955
(記載上の注意事項)
建物更生共済(建更)については、作業場等の農業用部分のみが必要経費の対象となります。
(満期返戻金に係る積立金部分は除く)
-31-
ル
農
協
月日
取
扱
品 名 等
計
ヲ
合計 A+B
作業衣料費
分
金額(円)
農
月日
協
品 名 等
計
A
取
扱
分
金額(円)
以
外
相 手 先
B
農業共済掛金
種 類
支 払 先
支払金額
(円)
水稲共済
農機具共済
園芸共済
建物共済
自動車共済
合 計
-32-
事業割合
(%)
必要経費
(円)
備 考
記
載
例
合計 A+B
荷造運賃・手数料
農 協 取 扱 分
ワ
内容
月日
農
金額(円)
検査手数料
協
取
支払先
月日
扱
分
10,860
以
金額(円)
外
内容
10,860
取引例
○農協へ出荷し、検査手数料として10,860円支払った。
計
カ
月日
A
10,860
計
B
認容割合
(%)
左の内経費算入額
(円)
土地改良費
支払金額
(円)
支払先
美郷南土地改良
103,680
96.1%
99,636
千畑水利負担金
5,680
100%
5,680
備考
取引例
○栗駒南土地改良費として103,680円支払った。
○千畑水利利用組合負担金として5,680円支払った。
合
計
105,316
(記載上の注意)
土地改良費のなかには、全額が経費対象にならないものもあり認容割合が適用される場
合があります。割合については、税務署、町、各土地改良区に確認して下さい。
-33-
ワ
農
協
取
扱
内容
月日
月日
分
金額(円)
計
カ
合計 A+B
荷造運賃・手数料
A
農
協
取
支払先
月日
扱
分
金額(円)
計
B
認容割合
(%)
左の内経費算入額
(円)
以
外
内容
土地改良費
支払金額
(円)
支払先
合
計
-34-
備考
記
ツ
載
例
合計 A+B
雑費
農
月日
協
取
扱
分
品 名 等
金額(円)
6/20 地域とも補償等
67,912
農
月日
協
取
扱
品 名 等
72,912
分
金額(円)
7/10 農業用雑誌
以
外
相 手 先
5,000
取引例
○7月10日に農業用雑誌を購読し、年間5,000円支払った。
○6月20日に各種証明書から地域とも補償等67,912円支払った。
計
A
67,912
計
B
5,000
(記載上の注意)
農業に関する支払いで、これまでの各項目に該当しないものを記載して下さい。
農協等からの各種証明書にかかる経費分は雑費に計上して下さい。
-35-
ツ
合計 A+B
雑費
農
月日
協
取
扱
品 名 等
計
分
金額(円)
A
農
月日
協
取
扱
品 名 等
計
-36-
分
金額(円)
B
以
外
相 手 先
記
素畜費
農 協 取
載
例
ハ
扱
品名等
月日
分
金額(円)
農
協
合計 A+B
取 扱 分
品名等
月日
350,000
以
金額(円)
12/20 子牛購入
外
相手先
350,000 伊藤ファーム
取引例
○12月20日、販売用子牛1頭を350,000円で購入し代金を現金で支
払った。
計
計
A
飼料費
農 協 取
B
ホ
扱
品名等
月日
計
分
金額(円)
A
農
協
合計 A+B
取 扱 分
品名等
月日
350,000
金額(円)
219,000
以
外
相手先
2/10 牛用飼料
40,000 ㈱美郷商事
4/10 〃
30,000 〃
6/10 〃
50,500 〃
8/10 〃
33,000 〃
10/10 〃
25,000 〃
12/10 〃
40,500 〃
計
-37-
B
219,000
ハ
合計 A+B
素畜費
農
協
取
品名等
月日
計
ホ
扱
分
金額(円)
農
協
品名等
月日
計
A
取
協
計
以
外
相手先
B
合計 A+B
取
扱
品名等
月日
分
金額(円)
飼料費
農
扱
分
金額(円)
A
農
協
取
品名等
月日
計
-38-
扱
分
金額(円)
B
以
外
内容
記
ナ
載
例
農産物以外の棚卸高
科
目
期末棚卸(12/31現在)
期首棚卸高(1/1現在)
数
量
金額(円)
数
量
金額(円)
種
苗
費 ロ
肥
料
費 ニ
農
薬
費 ヘ
60,000
20,000
諸 材 費 費 ト
20,000
42,000
72,000
78,000
雑
22袋(20㎏)
80,000
費 チ
販売用動物
ツ
( 肉 牛 等 )
そ
100,000
20袋(20㎏)
の
合
他
計
ネ
232,000
ナ
240,000
(記載上の注意事項)
1 未使用の種苗、肥料、農薬等については、その購入価格により棚卸高を計算します。
ただし、毎年同程度の数量を繰り越す場合は、棚卸を省略して差し支えありません。
2 販売用動物の具体的計算方法は、税務署に確認して下さい。
3 期首棚卸高(1/1現在)は、前年の年末棚卸表から転記して下さい。
-39-
ナ
農産物以外の棚卸高
科
目
種
苗
費 ロ
肥
料
費 ニ
農
薬
費 ヘ
期首棚卸高(1/1現在)
数
量
金額(円)
期末棚卸(12/31現在)
数
量
金額(円)
諸 材 費 費 ト
雑
費 チ
販売用動物
ツ
( 肉 牛 等 )
そ
の
合
他
計
ネ
ナ
-40-
記
ラ
果樹・牛馬等の育成費用の計算
育
イ
載
例
(販売用の牛馬、JA以外から受託した牛馬は除きます。)
成
費
用
の
明
細
ト
取得・生産
ニ
ホ
へ
果樹・牛馬
ロ
ハ
本年中に成
定 植 等 の 前年からの
等の名称
育 成 中 の 果 樹 本年に取得価格 熟したもの
本
年
中
の
肥
料
年 月 日 繰 越 額 本年中の種苗
小 計
農 薬 等 投 下
等 か ら 生 じ た 額 に 加 算 す る 取得価格額
種付料素筑肥
費
用 ( ロ + ハ ) 収 入 金 額金額(ニ-ホ)
275,000
計
275,000
100,000
次年分へ
の繰越額
(イ+ヘ-ト)
100,000
40,000
60,000
335,000
ラ 100,000
40,000
60,000
335,000
-41-
リンゴ樹20a 7・11
チ
前年以前から引き続き育成
している果樹・牛馬等に係
る取得費と育成費用の前年
末の合計額を記入します。
このほか、苗木 飼料費・肥料費・農薬費の
の定植費用を含 みを育成費用としても差し
めて記入します。 支えありません。
なお、この場合の育成費用
は税務署が定めている「基
準金額」によっても差し支
えありません。
育成中の果樹から収穫した果実の収入金額は、果
樹の育成費用から差し引きます。
なお、この場合の育成費用は税務署が定めてい
る「基準金額」によっても差し支えありません。
ただし、毎年継続して販売金額に含めて申告す
る方法をとっている場合には、差し引く必要はあ
りません。
ラ
果樹・牛馬等の育成費用の計算
(販売用の牛馬、JA以外から受託した牛馬は除きます。)
イ
育
成
費
用
の
明
細
取得・生産
ニ
ホ
へ
果樹・牛馬
ロ
ハ
定 植 等 の 前年からの
等の名称
育 成 中 の 果 樹 本年に取得価格
年 月 日 繰 越 額 本年中の種苗 本年中の肥料
小 計
等から生じた 額に加算する
農 薬 等 投 下
種付料素筑肥
費
用 ( ロ + ハ ) 収 入 金 額金額(ニ-ホ)
-42-
計
ラ
ト
本年中に成
熟したもの
取得価格額
チ
次年分へ
の繰越額
(イ+ヘ-ト)
記
載
例
⑩減価償却費の計算
減価償却資産の名称 取得年月
作業場
S50.2
②償却の基礎 耐用年数 ③償却率 ④償却期間
になる金額
4,000,000
―
200,000
―
12 / 12
①取得価格
農機具等車庫
⑤償却費
⑥農業使用 ⑦本年償却費
(②×③×④) 割合 %
(⑤*⑥)
40,000
100%
40,000
未償却残
(前年未償却残-⑤)
摘 要
120,000 均等償却
/ 12
ビニールハウス
7
0.1
/ 12
/ 12
-43-
トラクター
H17.3
2,600,000
2,340,000
7
0.142
12 / 12
332,280
100%
332,280
田植機
H13.3
1,200,000
60,000
―
―
12 / 12
12,000
100%
12,000
コンバイン
H19.9
4,800,000
4,800,000
7
0.143
12 / 12
686,400
100%
686,400
乾燥機
H10.9
2,600,000
130,000
―
―
12 / 12
26,000
100%
26,000
7
0.143
/ 12
籾摺り機
1,146,470
36,000 均等償却
2,833,600
78,000 均等償却
管理機
H21.4
1,000,000
1,000,000
7
0.143
9 / 12
107,250
100%
107,250
軽トラック
H13.5
800,000
40,000
―
―
12 / 12
8,000
50%
4,000
24,000 均等償却
除草機
H20.3
120,000
1 / 3
40,000
40,000
40,000 一括償却
噴霧器
H21.6
180,000
1 / 3
60,000
60,000
120,000 一括償却
1,311,930
1,307,930
合
計
892,750
5,290,820
(記載上の注意)
1 減価償却の対象となる資産は、取得価額が10万円以上(平成10年以前に取得したものは20万円以上)で農業に使用するものに限られます。
2 取得価額が10万円以上20万円未満の資産については、減価償却をしないでその使用した年分以後3年間の各年分において、その減価償却資
産の全部又は一部を一括し、一括した償却資産の取得価額の合計額の3分の1の金額を必要経費にすることができます。
(上記では、噴霧器(平成20年4月に18万円で取得)及び除草機(平成19年8月に12万円で取得)について、一括償却資産の必要経費算
入額の適用を受ける場合を記載しています。)
3 上記の償却方法は定額法の場合です。定率法による場合は届出が必要です。なお、平成10年4月以降に取得した建物の償却方法は定額法のみ
となります。
4 平成19年3月31日以前に取得した減価償却資産のうち、「⑦本年償却費」の累計額が取得価格の95%相当額(生物については、残存価額)
に達した場合、その達した年分の翌年以降、5年間で未償却残高が1円となるまで償却することになります。
5 中古資産を取得した場合は、上記の耐用年数と異なる場合がありますので税務署等にご確認下さい。
⑩減価償却費の計算(控用)
減価償却資産の名称 取得年月
①取得価格
②償却の基礎
になる金額
耐用年数
③償却率 ④償却期間
作業場
/ 12
農機具等車庫
/ 12
ビニールハウス
7
0.143
/ 12
/ 12
/ 12
/ 12
-44-
トラクター
7
0.143
/ 12
田植機
7
0.143
/ 12
コンバイン
7
0.143
/ 12
乾燥機
7
0.143
/ 12
籾摺り機
7
0.143
/ 12
管理機
7
0.143
/ 12
軽トラック
4
0.25
/ 12
トラック
5
0.2
/ 12
/ 12
/ 12
/ 12
/ 12
/ 12
合
計
⑤償却費
⑥農業使用
(②×③×④) 割合 %
⑦本年償却費
(⑤*⑥)
未償却残
(前年未償却残-⑤)
摘 要
減価償却資産の耐用年数表
耐用年数が昨年と一部変わっていますのでご注意ください。
(1)建物
構造又は用途
木造のもの
木骨モルタル造
のもの
レンガ造・石造
又はブロック造
のもの
下線部は新償却率(平成19年4月1日以降に取得したもの)
耐用年数 償却率
細
目
(年) (定額)
0.066
倉庫用・作業場用のもの
15
0.067
店舗用・住宅用のもの
22
0.046
事務所用のもの
24
0.042
0.071
14
倉庫用・作業場用のもの
0.072
店舗用・住宅用のもの
20
0.050
事務所用のもの
22
0.046
倉庫用・作業場用のもの
34
0.030
店舗用・住宅用のもの
38
0.027
事務所用のもの
41
0.025
(2)車輌・運搬具
構造又は用途
一般用のもの
細
目
耐用年数 償却率
(年) (定額)
4
0.250
4
0.250
5
0.200
4
0.250
0.333
3
0.334
4
0.250
目
耐用年数 償却率
(年) (定額)
軽自動車
軽トラック
普通貨物車
普通ダンプ式貨物車
二輪自動車
フォークリフト
(3)農業用減価償却資産
構造又は用途
細
レンガ造・石造
又はブロック造 用排水路・農用井戸・サイロ
の構築物
トラクター
乗用型トラクター
耕運機・管理機・ロータリー・ハロー
耕運整地用機具
うねたて機
たい肥散布機・田植機・育苗機
栽培用管理機具
スプリンクラー・暖房機
防除用機具
スピードスプレーヤ・噴霧器・土壌消毒機
コンバイン・バインダー・野菜洗浄機・掘取機
収穫調整用機具
籾摺り機・乾燥機
コンテナ・ライスグレーダー
温室・ビニールハウス
その他
きのこ栽培用ほだ木(生しいたけ用)
(注)生物(牛・豚・樹木)等は、税務署等にご確認下さい。
-45-
17
0.058
0.059
7
0.142
0.143
7
3
0.142
0.143
0.333
0.334
⑩減価償却費の計算(提出用)
減価償却資産の名称 取得年月
①取得価格
②償却の基礎
になる金額
耐用年数
③償却率 ④償却期間
作業場
/ 12
農機具等車庫
/ 12
ビニールハウス
7
0.143
/ 12
/ 12
/ 12
/ 12
-46-
トラクター
7
0.143
/ 12
田植機
7
0.143
/ 12
コンバイン
7
0.143
/ 12
乾燥機
7
0.143
/ 12
籾摺り機
7
0.143
/ 12
管理機
7
0.143
/ 12
軽トラック
4
0.25
/ 12
トラック
5
0.2
/ 12
/ 12
/ 12
/ 12
/ 12
/ 12
合
計
⑤償却費
⑥農業使用
(②×③×④) 割合 %
⑦本年償却費
(⑤*⑥)
未償却残
(前年未償却残-⑤)
摘 要
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