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治療概要 命を育む F&P 小児レスピラトリーケア・コンティニュアムTM 生まれたばかりの繊細な乳幼児は病院から自宅への移動時に 援助を必要とする場合があります。 Fisher & Paykel Healthcareでは、会社の目標としてこの移動時 の各段階においてケア担当者に対する連続した加湿・呼吸ケア ソリューションの提供を掲げています。 各段階では、気道障害を防ぐこと、発育ケアの促進、乳幼児の 転帰の最適化を安全かつ効果的に行うことを重視します。 これ らの転帰の最適化を達成するために不可欠なことは、健全な呼 吸システムのナチュラルバランスを再現する湿度の供給です。 この生理的な調和のとれた自然な状態の中で、初めて乳幼児は 必要不可欠な成長と発育にその貴重なエネルギーを注ぐことが できるのです。 創立以来、一連の呼吸療法を通してFisher & Paykel Healthcare は命を育むために特別に考案された一連の治療ソリューション を開発してきました。 命を育む F&P 小児レスピラトリー ケア・コンティニュアムTM 小さな新しい命には可能な限り最高の スタートを切る価値があります。最初に 呼吸した時から、F&Pの小児 レスピラト リーケア・コンティニュアム(F&Pが提案 する小児呼吸療法の連続ケア) は、そ の未熟で補助が必要な肺機能から自 立した呼吸に移行する手助けを行って います。 連続ケアの各ポイントにおいて、加湿ソ リューションは健康で成熟した肺の中の 自然な生理的バランスを再現するため の支援を行います。 乳幼児のニーズの 変化とともに、治療システムの構成も変 化してきました。 その結果、ケア担当者 は最も効率的な方法で提供される最良 の治療ソリューションを使って、自信を 持って命を育てることができます。 加湿による主な3つの利点 1 2 3 気道内の自然な保護メカニズムをサポート 効率的なガス交換と換気の促進 患者の快適性と治療許容度の向上 Tピース 蘇生 安全、確実、最適な 蘇生 乳幼児が極めて重要な最初の 呼吸に失敗した場合、小児Tピ ース蘇生は肺を損傷から保護 しつつ最適な酸素供給を促進 します。 侵襲的 換気 気道防御と換気を 最適化 最適加湿での侵襲的換気 が、気道防御機能と換気を 支える最高の方法です。 CPAP 治療 肺の保護と呼吸補助 を最大化 CPAPは呼吸補助と発達中の 肺の保護を促進します。 ネーザル ハイフロー 低流量 酸素 快適で効果的な酸素 供給 最適加湿と鼻カニューレの 組み合わせは、これまでの方 法に比べて快適で効果的によ り多くの酸素を提供します。 低流量で やさしくケア 従来の低流量酸素治療に最適加湿を 加えたことで、粘膜毛様体クリアラン スを最適化しながら乳幼児の快適性 を向上させることができました。 F&P 小児レスピラトリーケア・コンティニュアムの中核は、最適加湿です。 最適加湿 – 37 ° C、44 mg/L、100% 相対湿度 * 通常の吸気では、人間の気道は吸気の温度と湿度を体温に合わせて調節します (絶対湿度 44 mg/L、相対湿度100%) 。 患者の快適性を維持しながら、気道防御とガス交換の最適化に 必要な温度と湿度の生理的バランスを維持するために、肺はこれらの条件に依存しています。 optimal humidity *相対湿度の定義については、 この文書 の最後の「湿度に関するクイックガイ ド」を参照してください。 乳幼児の呼吸システムは湿度に依存した不安定なメカニズムです。その ため、湿度を供給する生理的バランスを理解することが必要です。 乳幼児の粘膜線毛輸送系は本質的に危険にさらされています。粘 膜層に効果的に届くには線毛が短すぎてぎごちないケースが頻繁 に起こります。呼吸補助と低湿度のガス供給によって、粘液線毛ク リアランスを著しく危険にさらす可能性があり、未発達の乳幼児の 場合はさらに深刻です。 50 絶対湿度 (mg/L) 乳幼児の気道障害 40 30 乳幼児の気 道からの湿 度の損失 乳幼児の気 道からの湿 度の損失 湿度の供給 医療 ガス 低温バブルス ルー 加温 加湿器 20 10 0 主な2つの肺機能 生理学的に正常 > 乳幼児の気道 医療ガス これらのガスは冷たく非常に乾燥しています。 それらを呼吸ケアーで使用するということは 低湿度のガスが乳幼児に供給されることを意味する場合があります。 これは重大な影響を及ぼす可 上のグラフは肺の生理学的に正常な状態 気道防御 能性があります。 以下の表は、病院で乳幼児に供給される加湿ガスのさまざまな形を示しています。 (37 ºC, 44 mg/L) に対する、様々な呼吸干 気道の一次的防御機能は、くしゃみ、咳、嘔吐などの反射作用と、鼻毛や上気道による自然フィ バイパスされた気道 気管内挿管や気管切開チューブは上気道をバイパスし、そこでは通常、熱と 渉の中で供給可能な湿度の水準を示して 湿度の大半が吸気の間に加えられます。 このプロセスでは、上気道のフィルター機能もバイパスされ います。 貴重なエネルギー保存の著しい ます。 消費のため、不足分は乳幼児の気道で補 二次防御機能は、吸引した(粘液内の)不純物を捕らえ、無毒化し、気道外に運ぶ粘膜線毛輸送 吸気流量 医療ガス流量が「低」と分類されたとしても、それらはまだ割合が非常に高かったり乳幼児 われる必要があります。 系です。 これは感染源から肺を守ります。 この機能の効率性は、乳幼児の年齢と吸気の温度、湿 の分時換気量を超過していたりして、気道粘膜から熱と湿度が奪われている可能性があります。 ルターです。 乳幼児の気道において、これらのメカニズムはまだ十分に発達しておらず、作用し ていないか、作用していても不十分かのどちらかです。 22 ºC、 7 mg/L 37 ºC、 44 mg/L 度に大きく依存しています。 温度 絶対湿度 医療ガス (挿管による酸素) 15 ° C 0.3 mg/L 熱と湿度が自然に添加されることで、きれいで開いた気道で空気のスムーズな流れが実現しま 低温バブルスルー型加湿器 外気 16.0 mg/L す。 これは粘膜線毛クリアランスの最適化、肺コンプライアンスの改善、気道が冷えて起こる気管 加温加湿器 37 ° C 44.0 mg/L ガス交換 肺胞への空気の流れはガス交換を起こすために必要です。 吸気時にガスが気道を通過する際、 支収縮の抑制によって実現します。 エネルギー保存の脅威 乳幼児の気道は成長後と比較すると高い比率で粘液を生産しますが、それを同等にクリアする能 力は持っていません。 これは開いた気道の維持に影響を与え、ガス交換を阻害する可能性があ ります。 3 5 2 4 1 6 発育中の乳幼児には成長と発育のためのエネルギーが必要で す。気道から熱と湿度が失われると、 これらの限られたエネルギ ー保存に下記の悪影響を与える可能性があります。 感染症のリスクの増加 粘膜線毛輸送系 低湿度ガスは、粘膜線毛輸送系に負担をかけることにより感染症のリスクを高め、その効率と感染 症を引き起こす汚染物質の排除機能を低下させてしまいます。 上下気道の上皮を覆う数百万の線毛 (毛のような構造) が 房水層で振動し、汚れとともに粘液を気道外に運びます。 呼吸機能の低下 この保護機能の効果は、ガス交換を最適化しながら呼吸器 呼吸仕事量は、気道内腔が挿管、分泌物蓄積、 気管支収縮および肺コンプライアンスの低下によっ の感染の発生を減らすために必要不可欠です。 これは、 て減少した場合に、著しく増加する可能性があります。 線毛の振動数と粘液の粘着性に依存します。言い換えれ 蒸発による損失 ば、粘膜が含む湿度レベルに大きく影響されるということに 湿度が不十分なレベルで吸入した場合、吸気が 37 ° C、44 mg/L に達するまでに水蒸気が気道粘 なります。 気道の表面は、37 ºC、 44 mg/L になるまで吸気に熱と湿 度を与えています。この温度と湿度が低い場合には、より多 くの熱と湿度が気道から奪われることになります。 粘膜線毛輸送系 1 粘液 2 房水層 3 線毛 4 上皮細胞層 5 粘膜下腺 6 杯細胞 命を育むナチュラルバランス を回復 乳幼児の気道は、2歳になるまでは 生理的に未成熟です。 湿度を含ま ない呼吸干渉は、乳幼児の発達を 妨げ、関連するリスクを悪化させ ます。 未成熟な気道は温度と湿度 の微妙なバランスに依存します。 一連の呼吸療法の各ステップにおける加湿 治療の利点について詳細を学習するには、 以下の治療ページをご覧ください。 膜から奪われてしまいます。粘膜から奪われた水分のグラム当たりの乳幼児に対するエネルギーコ ストは 0.58 kCal (2.4 kJ)2 です。 出典: Williams et al. (1996)1 4 命を育む 命を育む 5 Tピース蘇生 小児Tピース蘇生は乳幼児に安全、確実で最高の蘇生を提供するために 設計されています。それは傷害から肺を保護しながら最適な酸素を供給 します。 最高の蘇生とは、 陽圧の適用により肺を膨張させ、 さらなる損傷を起こすこと なく最大限に肺胞を回復すること (機能残気量 (FRC) を確立しながら) です。 患者には最適な転帰が必要です。 す。 Tピース蘇生を使用した FRC の確立は、 すが、未熟児のような要因や、呼吸窮迫症候 未熟な乳幼児の肺の保護を促進する効果的な 群 (RDS) のような疾病はその要件をさらに複 戦略となることがわかっています。1 雑にする可能性があります。 発育途上かつ/ 3. 理想的な呼吸数 ことは必要不可欠です。 Tピース蘇生は、臨 NRP により、1分当たり 40 回から 60 回の呼 床医が呼吸を供給する際に片手でマスクを所 要があります。 安全、安定、最高の蘇生率を提供するため、 乳幼児は6つの要因を必要とします (そのすべ ては小児Tピース蘇生で対応)。 optimal humidity 最高の蘇生率を実現するには、自然なレベルの湿度にガスフロ 5. 理想的なシール 蘇生が必要な乳幼児は酸素が必要不可欠で または弱っている呼吸システムを保護する必 小児Tピース蘇生 命を育むTピース蘇生 過度な空気漏れは不十分な換気を招くため、 蘇生のために理想的な密閉状態を実現する 吸が 提案されていますが、それはTピース蘇 定の位置に押さえながら、もう片方の手で適 生で供給が可能です。 切な位置調整を行うことができます。 4. 必要な O2 (21-100%) の供給 6. 界面活性剤とPEEP 小児Tピース蘇生は、蘇生中に 界面活性剤の主な役割は、肺の中の表面張 21 ー 100% の酸素を供給できます。8 病院の 力の低減と肺の衰弱傾向の抑制です。 Tピー ーを調節することによって最適加湿 (37 ºC、44 mg/L) を活用で 1. 安全で制御された PIP きます。 これはナチュラルバランスを回復し、気道に通常見られ PIP は最大吸気圧力です。 PIP 供給の主な 規定またはガイドラインでは適切な要件が提 ス蘇生は、PEEPを提供しながら界面活性剤を るある水準の湿度を提供します。 目的は、肺胞を膨らませ回復することででき 示されます。 供給することができます。 るだけ最低の圧力でガス交換を可能にする ことです。 PIP レベルは妊娠期間、体の大き 安全、 確実、 最高の蘇生 さ、肺の状態などの要因により、乳幼児によ 調整圧力の保護 ってさまざまです。 小児Tピース蘇生には、気管支肺異形成症 (BPD) を引き起こす圧外傷など、さらなる傷害を招く可能性 がある肺の過膨張を防ぐために有効な調整圧力を提供する利点があります。 そのような圧力は、制御 された正確な最大吸気圧 (PIP)に加え、一貫して正確な呼吸終末陽圧 (PEEP) と定義されています。1 自動膨張式バッグと比較すると、これらの制御された圧力の方がより正確に供給されます。2 3 さらに、安定した圧力は、小児Tピース蘇生で提供できます。 安定した圧力は蘇生が必要な満期産児 の肺の量を確立するために論証されてきました。4 れるように、小児Tピース蘇生によって一貫し 圧力 て供給が可能です。 四角の波形は、肺を開 き、ガス交換能を高めるために、ピーク圧時間 一定の最高 気道内圧 最高気道内圧 (PIP) を維持できるように制御されています。 2. 一貫し、正確な PEEP 国際的ベンチマーク 一定の呼気 終末陽圧 PEEP は呼気の終了時における肺の中の圧 世界中の主要な蘇生ガイドラインのすべては小児Tピース蘇生の使用を推奨しています。たとえば、国 5 6 際蘇生法連絡委員会 (ILCOR) 、米国心臓学会 (AHA)/新生児蘇生プログラム (NRP) などです。 正常 安全で制御された PIP は、対照グラフに見ら 力です。 一貫した PEEP は、呼気の後でガ スが肺の内部に残り、FRCの確立に役立ちま 呼気終末陽圧 (PEEP) 吸気相 呼気相 時間 過膨張 Tピース蘇生の利点 乳幼児 臨床医 制御された圧力で安全に乳幼児の肺を膨張させる オペレータの経験、訓練、集中力、疲労レベルが、供給される圧力に影響を与えな い。この点は臨床医にとって大きな安心感を与える27 酸素濃度 21 ー 100% で供給可能である8 界面活性剤を供給中に PEEP を使用可能である 加湿蘇生は気道での熱と湿度の損失の減少に役立つ 輸送または人工呼吸器の回路交換時に一貫した PEEP を供給可能である 一貫した PEEP は肺のコンプライアンスを改善可能である 肺容量を増やす目的で、安定した圧力供給が可能である 最適加湿の小児Tピース蘇生 最適加湿 (37 ° C、44 mg/L) の小児Tピース蘇生は、蘇生中に乳幼児に加湿ガスを供給するよう設計されて います。 最適加湿 (加熱および加湿ガス) は、肺上皮の保護、出生後の温度9 と湿度の損失の減少 (特に蘇生が長期化した場合) に役立ちます。 冷たく乾燥したガスと飽和水蒸気を体温に合わせて調節することは、乳幼児の気道で乾燥によって発生する 炎症反応のリスクの減少に役立ちます。10 理想的な吸気/呼気比の供給維持– ガス交換が向上する 6 命を育む 命を育む 7 侵襲的換気 命を育むための侵襲的換気 最適な転帰 患者の転帰は、最適加湿の提供で最適化できます。 最適加湿が (RTF) 、および呼吸仕事量 (WOB) を減らします。6 下のグラフが示す 気道防御と換気を、最適化し乳幼児が限られた蓄積エネルギーを ように、気管内チューブを経由して肺へ室内空気 (低湿度) をわずか 成長と発育に使えることが非常に重要です。 10 分供給するだけで、WOBに著しい増加が見られます。 安定している状態で挿管された早産児に直前まで加湿した送気を行った後、10 分間 の室内空気を供給した場合の影響 humidity optimal humidity ベルのことです。 最適条件でガス供給することにより、気道の湿度の喪失 換気を最適化 を防止し、粘液クリアランスを維持します。 気道粘膜が最適加湿を下回る 湿度にさらされると、粘膜線毛輸送系に障害が起こります。 下のグラフが示すように、低湿度の露出が エネルギーは乳幼児の成長 と発育に向けられます。 長引くと細胞の死を招く結果となります。 供給湿度が低くその期間が長いと、機能障害が早期に発生し 1 ます。 供給後 P値 1.12 0.94 P<0.005 RTF cm H2O/L/kg 37 71 P<0.005 WOB gm-cm/kg 12 19 P<0.005 コンプライアンス mL/cm H2O/kg 最適加湿 (37 ° C、44 mg/L) とは粘膜線毛輸送機能が維持される湿度レ 最適な気道防御 基準値 呼吸仕事量 19 +– 3 20 15 12 +– 3 10 5 0 加温加湿基 準値 侵襲的換気 optimal 呼吸仕事量 (gm-cm/kg) 挿管された乳幼児に最適 加湿を提供することは、成長と発育に不可欠で す。吸気の状態を体温の 37 ° C、飽和水蒸気量 44 mg/L に調節すること で、気道の自然な生理学的状態を擬似的に再現します。この最適なレベ ルの加湿は、乳幼児の気道防御、気道開通性、肺機能、および呼吸運動を 最適化します。 10 分 室内空気 出典: Greenspan et al. (1991)6 最適加湿の供給により、乳幼児の気道へ生理的にバランスのとれた 最適加湿が 気道防御と換気を最適化 状態でガスを提供します。 最適加湿は以下を提供します。 湿度と露出の相互関係マップ 37 ° C、44 mg/L 最適加湿 最大クリアランス 絶対湿度 optimal humidity 露出時間 肺機能の改善 気道防御の最適化 肺機能は最適加湿の供給を改善します。 湿度の低下によって気胸 効果的な分泌物クリアランスは病原体を排除し、病原体が再現するス 4 最 ス ラン リア ク 大 痰 粘稠 止 ス停 ラン ア クリ 運 線毛 動停 止 傷 細胞 害 低湿度 の発生率と酸素補給の必要性は増加します。7 ペースを減らします。 病原体の除去により感染リスクが低下します。 呼吸の保温作業の低減 換気の最適化 各呼吸が最適加湿に調整されると、乳幼児は吸気の調整のために 気道のクリアと呼吸運動量の削減 エネルギーを消費する必要がありません。 エネルギーはその代わ り、成長と発育のために保存できます。3 最適加湿の供給による効果的な分泌物クリアランスは、気管内チ ューブ閉塞および気道内の分泌物の遮断のリスクを減らします。5 気道防御を 最適化 湿度と露出の相互関係マップ:吸気湿度により時間とともにどのように粘膜機能が 変化するかを示しています。 出典: Williams et al. (1996)1 換気を最適化 気道の乾燥を抑えることも乳幼児の肺コンプライアンス、気道抵抗 患者のニーズ 気道防御 換気 肺機能 肺機能不全の発生を防ぐことが極めて重 最適加湿での侵襲的換気の利点 気管内チューブは体の自然な加湿行 気道のクリアと最小の呼吸仕事量 挿管された乳 要です。 気胸の回避と酸素需要の期間延長 (例: 乳幼児 程をバイパスするだけでなく、咳、嘔 幼児にとって、効果的な換気は必要不可欠です。 慢性肺疾患) によって乳幼児の転帰を改善するこ 吐、くしゃみ、粒子除去などの機構的 最も重要なのは、きれいで障害のない気管内チュ とができます。 クリアランスを妨げます。 粘膜線毛輸 ーブが患者の換気を最適化できることです。 乳幼 呼吸の保温機能 ひとつひとつの呼吸に対して、 送系が気道に残された唯一の保護方 児は成長後に生産する量と比較すると、その気道 吸気を体温と飽和 (37 ºC、44 mg/L) に調整す 法となります。 粘膜線毛輸送系と乳 の大きさに比例して粘液の生産を増加させます。 幼児の未熟な免疫系はすでに非効率 臨床医 気道保護が増し、呼吸器感染症の危険が減少する 患者ケアの最適レベルを提供する 気管内チュ―ブの開通性が増す5 生理食塩水エアロゾル療法と点滴注入の 必要性の軽減が可能である る必要があります。 そのため乳幼児のエネルギ 唾液クリアランスが向上する1 吸引がより効果的になる そのため、分泌物クリアランスでは、気管内チュー ーの大部分は、これらの吸気の調節に使われま なため、この粘膜線毛輸送系の保護 ブから肺胞へガスが送気できるよう気道のクリアと す。3 乳幼児が限られた蓄積エネルギーを成長と 気道の乾燥防止 効果的な患者ケアで施設コストが減少する は極めて重要です。2 開放が可能な状態を維持することが必要です。 効 発育にまわせるように、気体の加温加湿に消費さ 肺コンプライアンスの改善6 果的な換気、コンプライアンス、および肺の気道抵 れるエネルギーを減らすことが重要です。 肺抵抗の減少6 抗を維持するには、乳幼児の呼吸運動の低減を維 持する必要があります。 4 1 呼吸仕事量の減少6 肺機能不全の減少7 体温調節に寄与3 8 命を育む 命を育む 9 CPAP治療 命を育むCPAP治療 持続的気道陽圧法 (CPAP) は、呼吸サイクルを通じて呼吸補助を提供す ることで乳幼児の呼吸を育み、支援します。CPAPの適用によって気道の 閉塞の防止を助け、乳幼児の残った機能的残気量を維持します。CPAP は肺胞内のガス交換を促進し、1 それが気道開通性を高める役割を果 たし、2 肺気量の回復を進め、2 そして気管内挿管に関連する合併症をと もなわずに乳幼児のエネルギー保存を維持します。3 最適加湿のバブル式CPAP 最適な転帰 optimal humidity optimal humidity CPAP バブル式CPAPは独特な形式のCPAP治 気道の 乾燥の最小化 気道狭窄の抑制 分泌物の排出の 改善 療です。 バブル式CPAP中の乳幼児は 高頻度人工換気法 (HFV) に似た胸壁 振動があると報告されています。2 乳幼児の胸で発生する小刻みな振動 呼吸仕事量の減少 (15 ー 30 Hzの振動数) が、CO2の分圧 は増加せずに、促進拡散、呼吸数・分時 換気量の両方の減少を通じてガス交換 humidity CPAPでの最適加湿 (37 ° C、44 mg/L) は乳幼児の呼吸をを補助し、 CPAPでの最適加湿は、呼吸運動の軽減によって乳幼児の呼吸を手助けします。 これは以下 の速度が増す可能性があることを示す 肺の発育を保護するために不可欠です。 医療ガスを加湿することで、必 によって肺の発達を守り、乳幼児の転帰を最適化します。 証拠があります。20 バブル式CPAP中の 要な呼吸が確実に最小限の努力で済み、その結果、乳幼児が貴重なエ 4 ネルギーを節約することができます。 調節された吸気は、乳幼児の肺を保護するために不可欠です。 最適加湿は、乳幼児の気道で温度と 湿度のナチュラルバランスを維持し、粘液と病原体などの汚染粒子が気道から除去できるよう粘膜線 毛輸送機能を維持します。5 6 これは粘液による気道の閉鎖を防ぎ、7 感染率の減少に役立ちます。 米国呼吸療法学会 (AARC) のガイドラインでは、小児鼻CPAPで高温加湿の使用を推奨しています。 乳幼児は、分娩室の挿管の減少、機械 気道の乾燥の最小化 これらの効果が結集して呼吸運動量を CPAPでの最適加湿の供給により、 気道は湿度 軽減。 を保ちながら粘膜の乾燥による炎症を防ぐこと ができます。12 気道狭窄の軽減 気道の乾燥は、一部の乳幼児に気道収縮ある いは気管支収縮を引き起こす可能性がありま す。 高温加湿によって、こうした発症から保護 することができます。13 分泌物クリアランスの改善 患者のニーズ 虚弱、胸壁コンプライアンス、気道虚脱、無 速い呼吸数 口呼吸 気肺、不均衡肺胞換気、呼吸運動量の増加 乳幼児は呼吸数が速く、それは呼吸困難によ 年長の幼児は、抵抗が少ないため口で呼吸し など、未熟な肺にともなう問題は数多くあり って悪化します。 その小さな肺容量は、深い ようとします。 口呼吸は鼻呼吸よりも空気の ます。 呼吸ができないことを意味します。 呼吸数が 湿度が少なく、それは鼻を通じて呼吸した空 さらに速くなると、乳幼児は気道から熱が奪わ 気と比べると、上気道の空気がさらに冷たく乾 れるためさらに努力が必要となります。9 燥していることを意味します。11 正常で健康な乳幼児はその気道を通じて吸 気に熱と湿度を添加する能力を持っていま す。 しかし早産児または病気の乳幼児にとっ 液体枯渇 て、このプロセスは肺に害を及ぼし、エネルギ CPAP中の乳幼児は呼吸困難のため脱水症 ー保存を低下させる可能性があります。4 状になる可能性があります。 潜在的な呼吸不 気道にナチュラルバランスの温度と湿度を維 持する呼吸補助を提供することは、肺が成長 を続けながら損傷の進行を防止するのに役立 ちます。1 最適加湿の効果を得られるCPAPに ともなう要因には次のようなものがあります。 最適加湿は、粘膜線毛運搬系での液体水準の 回復によって肺の保護に役立ち、分泌物クリア ランスを改善し正常レベルでの呼吸仕事量を維 持します。 これは乾燥および粘液と分泌物の蓄 積から保護し、気道がクリアで開いた状態に保 つよう促します。また、正常レベルでの呼吸仕 事量の維持を助けます。14 湿度を除いた医療ガスの適用は気道の乾燥を 招き、粘液分泌物の粘性が高まり結果として気 道に蓄積します。. これは気道径を狭くし、気流 抵抗を増加させる可能性があります。7 当社はま た、乳幼児の呼吸仕事量の増加、15 呼吸不全の リスクの増加を確認しました。4 これは乳幼児に さらにエネルギー保存を消費させる結果となる可 能性があります。 CPAP中の高温加湿は、呼吸 補助を提供することで鼻孔の気道抵抗を低下さ せ、16一回換気量を増加させ、17 下気道への圧 力供給をもたらします。18 合併症の増加がないことが指摘されて います。19 21 バブル式CPAPでの湿度の適用は、治 療の有効性を高め、呼吸の転帰の改善 をもたらします。 最適加湿は乳幼児の 気道のナチュラルバランスを維持しま す。 ガス交換が最適化され、繊細な乳 幼児の肺をさらなる損傷から保護しま す。 乳幼児の肺が出生後に成長を続け る一方で、治療は乳幼児が自分で呼吸 進します。 最適加湿と自然な圧力の振動の組み 合わせとともに、バブル式CPAPは保 護、安全、および新生児の自発呼吸を 助ける呼吸補助の効果的な方法を提 供します。 最適加湿での CPAP の利点 臨床医 全のため乳幼児に分泌物除去の低下が生じ 気道乾燥と炎症を最小化する CPAP への臨床医の信頼性が増す やすくなると、気道の障害物の原因となる分 うっ血と気管支収縮が減少する 鼻の洗浄と維持作業を減らす 分泌物の排出を改善する 挿管の必要低下が可能である19 呼吸仕事量を改善する 入院期間が短縮化する21 可能性があります。10 イドの使用の減少、生後の体重増加、 ができるまで正常な発育プロセスを促 乳幼児 泌物のうっ滞を気道の乾燥によって助長する 的人工換気の日数の減少、生後ステロ CPAP治療 肺の保護と 呼吸補助を 最大化 optimal 換気の改善 10 命を育む 命を育む 11 ネーザルハイフロー 命を育むネーザルハイフロー ネーザルハイフロー (NHF™) は、呼吸困難な乳幼児に酸素を供給する快 適で効果的な手段です。1 低流量酸素治療とCPAP治療との間に革命的な 橋を渡し、一部の臨床シナリオにおいてCPAPと挿管の要件を減らすこと ができます。2 3 4 NHFは、軽量でかさばらない鼻カニューレシステム (乳幼児の顔の上や周 りに過剰な装備が必要な場合がある他の治療法と比較) の採用によって 酸素を効率的に供給します。これは乳幼児の快適性を向上させながら、 親子の交流、 カンガルーケア、および授乳が簡単にできるようにします。5 最適な転帰 臨床医は、通常は可能な限り侵襲を最小限に この原因として2つの要因があることがわかっ 抑え、最も安全で優しい方法で乳幼児に効果 ています。 的な呼吸補助を行うことを目標としています。 NHFは臨床医が乳幼児に快適で効果的な方 法で呼吸補助を行えるよう努力しています。 快適な酸素供給 optimal humidity 従来は、加湿 10 2 • 細気管支炎 希釈が最小化される。 • 未熟児の無呼吸11 2.ひとつひとつの呼吸で使用可能な高いガス フローの結果として、新鮮で酸素を多く含む 途切れない酸素供給が必要な場合に最も重 空気が上気道で新たに生成された。 適加湿の組み合わせで乳幼児の快適性と許 呼吸仕事量 容度を改善します。 同様な圧力と呼吸運動のパラメーターが、NHF 効果的な酸素供給 • 呼吸困難5 13 む必要がないものとして、送られた流量の 快適で許容度の高い酸素フローは、継続的で 要です。 NHFは、目立たない鼻カニューレと最 快適で効果的な 酸素供給 1.乳幼児が吸気要求に合う室内空気を取り込 NHFが効果的な治療オプションであると 示す主な患者グループ: 12 10 • 慢性肺疾患 11 10 • 加湿を通じて粘膜構造の維持をしている、 鼻腔外傷に敏感な乳幼児 8 • 侵襲的換気およびCPAPから離脱している 乳幼児 3 4 14 の供給とCPAPとを直接比較した場合に見つ かっています。11 NHFによって生成された圧力 酸素供給の制御と柔軟性は、酸素の過剰暴 のレベルは、流量、鼻カニューレの構造と重 露に非常に弱い患者グループを介護する場合 量、乳幼児の鼻の構造などの多くの要因に依 に極めて重要です。 NHFは、広範囲の流量と 存します。12 10 酸素濃度を供給する、快適で効果的な酸素治 されていない 療の形態です。 これは低流量酸素治療と違っ 酸素は許容度の問題と上気道の外傷のため て、送られた流量がこの吸気要求に合ってい 2 ー 4 L/min6 5 に制限されていました。7 8 最 ても、あるいは超えた場合でも、この吸気要求 適加湿でガスフローを補完すると、これらの の変動にかかわらず乳幼児の FiO2 の処方が 問題の制限は 37 ° C / 44 mg/L となり、さら NHFで供給される圧力の量が変化することに 注意することは非常に重要です。 指定された 圧力が表示されていたら、圧力制御システム を活用するべきです。 維持できることを意味します。1 に高い流量のガス供給が可能です。 乳幼児 臨床医 快適性 酸素供給 呼吸仕事量 他の呼吸療法よりも快適で苦痛が少ない CPAP の要件を減らす4 自然な呼吸をともなう乳幼児のどんな呼吸治 従来の酸素治療において乳幼児に送られる 呼吸困難な乳幼児の治療では、呼吸運動量 療でも、乳幼児が苦しみながら我慢しなければ 酸素の量が制御しにくく、乳幼児の吸気フロ の軽減をねらいとする場合が多くなります。 より正確な酸素レベルを受ける 挿管の必要が低下する2 3 ならない場合、効果的に提供することは困難で ー (AARC ガイドライン) の変化によって異な これはCPAPの供給を通じて提供可能です。 呼吸仕事量の減少 設置と維持が簡単 親や臨床医との交流拡大 (発育ケアに寄与する) FiO2 供給への制御強化と融通性 途切れない酸素供給を受ける可能性が高くなる 乳児の抱きしめが楽になる 上気道の外傷リスクが減る 快適性の向上による鎮静剤の減少 授乳が簡単になる 入院日数の短縮 6 す。 不快感と抵抗感は、鎮静剤の増加と呼吸 ることは一般的に理解されています。 NHFの しかし、このインターフェースがかさばって適 補助の深刻化が避けられない結果となる場合 導入は、現在臨床医がより正確な吸気酸素 用が難しいことがあります。 本質的にNHFで があります。 酸素治療中の乳幼児は、これら の比率 (FiO2) (Sim,9 AARC ガイドライン6) で は、シンプルな鼻カニューレでさまざまなレベ の呼吸補助のさらに高いレベルよりも激しい場 送気する能力があることを意味します。 ルの気道陽圧が提供されます。8 10 合があり、快適で許容度の高い治療の必要性 が増加しています。 NHFは、これらの乳幼児に ネーザルハイフロー 最適加湿での NHF の利点 患者のニーズ 快適で許容度の高い治療オプションであること を証明しています。5 2 12 命を育む 命を育む 13 低流量治療 命を育む低流量治療 鼻カニューレによる酸素の供給は、以前は加湿が不十分でした。たとえ低 流量であってもほとんどの乳幼児の分時換気量をまかなうことができた ため、特に長期間の使用の場合は、加湿しない酸素を使用すると著しい 乾燥、不快感、合併症を招く可能性がありました。 optimal humidity 最適加湿 (37 ° C、44 mg/L) で生理学的に正常になるようガスを調節す ると、発育中の気道を乾燥から保護し、このような治療にともなう従来的 な健康への悪影響の多くの予防に役立ちます。 命を育む私たちのソリューショングループ Fisher & Paykel Healthcareは、命を育む幅広い製品群で、加湿治療装置の世界的なリーダーとして進歩し続けて います。 F&P 小児レスピラトリーケア・コンティニュアムのどの局面においても、効率的で最適なケア をさまざまな構成を通じて提供しています。 •加湿ケアのプラットフォーム •供給システム •患者のインターフェース 各治療システムは、NICUの発育ケア戦略の育成も行うために作られており、乳幼児のナチュラルバランス –成熟 した健康な肺に見られる生理的平衡の状態への旅を支援します。 患者のニーズ 低流量で やさしくケア 酸素治療が必要な乳幼児は分泌物の問題もかかえる可能性があります。 分泌物クリアランス Tピース 蘇生 の問題は、細気管支炎などのように病原体を増殖する媒体を提供することで、肺の中の粘液の滞 侵襲的 換気 ネーザル ハイフロー CPAP 治療 低流量 酸素 留を引き起こす可能性があります。 最適加湿の供給によって、この粘膜線毛クリアランスシステム 最適な転帰 酸素の使用による乾燥は、粘膜線毛クリアランスを阻害し、発育中の気 によって気道の乾燥を防ぎ、これらの副作用から気道を保護し、ケアに 道の繊細な粘膜を損傷する原因となり、大部分の臨床医が気づくように ともなう時間を減らします。 乳幼児の不安定な状態を招く可能性があります。 最適加湿はこれらの 粘膜線毛クリアランスの維持とクリアで開いた気道 ことができます。 合併症の低下とケア時間 乳幼児の発育プロセスからエネルギーを奪うだけでなく、これらの副作 最適加湿は健康な肺の温度と湿度のバランスを再現します。 これは分 泌物の問題を持つ患者に特に重要です。 最適加湿を提供することで、 効果的にきれいにし、呼吸器の感染リスクが減ります。 用への対応によってケア担当者がケアに費やす時間の増加につながる 可能性があります。 生理学的に正常な空気 37 ° C / 44 mg/L の供給 最適加湿での低流量治療の利点 鼻と粘膜の損傷を減らす カニューレを付け直すために点検に行く回数が減る 熱と湿度の損失が減少する 処置の連続性が改善される、治療の成功に有益 気道内の分泌物の流動性が維持される 気道内の分泌物の流動性が維持される 低流量治療 臨床医 14 命を育む MR850 MR850 • Tピース蘇生システム • MR290 自動給水 加湿チャンバー • RTシリーズ 呼吸回路 •M R290 自動給水 加湿チャンバー • RTシリーズ/BCシリーズ 呼吸回路 MR850 •M R290 自動給水 加湿チャンバー • RTシリーズ 呼吸回路 MR850 •M R290 自動給水 加湿チャンバー • RTシリーズ 呼吸回路 • FlexiTrunk* • 鼻プロング* • 経鼻マスク* • 蘇生マスク* •B Cシリーズ カニュ ーレ* •B Cシリーズカニューレ* RTシリーズカニューレ* * 一部製品は日本では販売を行っておりません。詳細はお問い合わせください。 乳幼児 処置の連続性が改善される、治療の成功に有益 MR850 Neopuff™* 気道の乾燥は減少し、粘膜線毛輸送系の機能を維持し、分泌物をより 患者のインターフ ェース* 合併症を減らすとともに、不安定な乳幼児のケアに費やす時間を減らす 供給システム プラット フォーム の維持を支援し、呼吸器感染の撃退を手助けします。 120 カ国を超えて命を育む 1971年にユニークな加湿システムデザインでヘ 家の技量の進歩に貢献しています。 大切な新し 乳幼児の転帰を最適化する独自の技術を創造 ルスケア市場に参入してから、Fisher & Paykel い命を扱うとき、すべてのソリューションが40年間 し、ケア担当者の効率を改善し、ケアコストを軽 Healthcareは最先端の治療ソリューションで名声 の臨床研究の集大成であることをご理解いただ 減します。 を確立してきました。 そのパイオニア的呼吸ソリ き、安心していただけます。 革新的なデザインカ ューションは、世界120ヶ国のヘルスケアの専門 ルチャーとヘルスケアのプロとの密接な関係は、 命を育む 15 01 絶対湿度 (AH) 参考文献 乳幼児の気道 1. Williams R, Rankin N, Smith T, Galler D, Seakins P. Relationship between the humidity and temperature of inspired gas and the function of the airway mucosa. Critical Care Medicine 1996;24(11):1920-1929. 2. Pollett H, Reid W. Prevention of obstruction of nasopharyngeal CPAP tubes by adequate humidification of inspired gases. Canadian Anaesthetists’ Society Journal, 1977 24(5):615-7. Tピース蘇生 1. Te Pas, A.B. and F.J. Walther, Ventilation of very preterm infants in the delivery room. Current Pediatric Reviews, 2006. 2(3): p. 187-197. 2. Roehr, C.C., et al., Equipment and Operator Training Denote Manual Ventilation Performance in Neonatal Resuscitation. Am J Perinatol, 2010. 3. Hussey, S.G., C.A. Ryan, and B.P. Murphy, Comparison of three manual ventilation devices using an intubated mannequin. Arch Dis Child Fetal Neonatal Ed, 2004. 89(6): p. F490-3. 4. Te Pas, A.B. and F.J. Walther, A randomized, controlled trial of delivery-room respiratory management in very preterm infants. 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J Perinatol 2006;26(8):481-5. 100% RH - 同じ容量の気体が水蒸気を 44 mg含むと、水蒸気は飽和状態となりま す。 ですから、相対湿度は44 mg / 44 mgで100% RHとなります。 44 mg/L AH 32 mg/L AH 7 mg/L AH 0.3 mg/L AH 15 ºC、 2% RH 22 ºC、 35% RH 31 ºC、 100% RH 37 ºC、 100% RH 04 粒子サイズ 水滴(エアゾール)は、細菌やウイルスを運ぶことができ るほどの大きさです。 水蒸気の分子はさらに小さく、病原 菌は水蒸気と一緒に運ばれることはありません。 水蒸気 ウイルス バクテリア ネブライザー 水滴 0.0001 ミクロン 0.017 – 0.3 ミクロン 0.2 – 10 ミクロン 1 – 40 ミクロン 湿度に関する クイックガイド 湿度は気体に含まれる 水蒸気の形態です。 絶対湿度 与えられた気体容量に 含まれる水蒸気の総質 量の計測値。 相対湿度 最大含有量に対し気体にどれ くらい水蒸気が含まれているか の比較値。 AH RH 気体温度が高いほうが、低いと きに比べて水蒸気を多く含むこ とができます。 サイズが問題 水蒸気は細菌やウイルスを運 べません。 °C 185034255 REVB JA © 2011 Fisher & Paykel Healthcare Limited 温度は湿度に影響する www.fphcare.com