Comments
Description
Transcript
X線管の焦点の形状が透過度計に及ぼす影響しこついて
生 産 研 究 268 叫“1伽II悶 川1旧i】II川III[1川1川11111[iiil川II川1旧II・1川Llll睦ll川+”LL旧川田IIIIII]1)1川μ川1川脳旧il川1[llll川旧lll[U[[III01・II・1目11Li・Ill圃III・1・IIIIUIIIIil川1・ll川1°1」ll川11Llll 1[LllLllll,:110.II旧Illll1[IIII[1111川1[1−U]111LM X線管の焦点の形状が透過度計に及ぼす影響について 一色貞文・仙田富男・丸山 X線透過一7真においてその欠陥判別能力に及ぼす因子 としてはX線フィノレム,増感紙露出条件,焦点の大き さなど数多くあるが,優れた写真をとる九めにはそれら を適当な条件の下に選択する必要があり,かなり複雑で ある,そこでそれらの多くの因子のうち,特に幾何学的 な因子である焦点の形状および大きさと,焦点一被写体 一フィルム聞の相互距離の変化に基づく影響をしらべる ために,透過度計を用いて実験した結果の一部を報告す る,欠陥判別能力を示す基準として種々の型式の透過度 計が考えられているが,わガ国ではJIS規格案として線 温 距離である.また透過度計をCDに平行においた場合で は,楕円kUの場餓分離がおこ6th:角焦taの腸含では 像がぼけるだけで分離はおこらない.第3図におい(恥 のブイILターを用いたときと用いない2きとで異なるの は散乱による影響である.第4図に分離した状態O写翼 を示す.この実験においてはアィ]V・“t7ジ工業用X醸 型のものが採用されている. ’f’験に当ワてはX線管として,角型および楕円型の焦 点のものを用い,まずその焦点の形状を調べるために, 薄い鉛板のピソ _ ホールで焦点の ル 写真をとり(第 1図)1),各方向 [9」鶉喬餐点 ’D I 熱華 点の大きさを測 暴 定した,第2図 @4。 @A P゜ はその結果を示 楕「口焦点 Hih==3.3 .角焦点 王暉翫=B.3 第4図 フaJLム80(コントラスト最高〉を用い,増感紙なし で行ったのであるが,そa)場合9mmのFeアィルダー を用いtときの欠陥判別能力をあらおす一例を第5図に 示す.これは透 口.] 過度計をGDに す.透過度計を 平行に置いた場 被写体とし,そ れをフィルムに 死に平行 で万に平行 ABに平行 C]〉に平行 皿志% 合であウ,図中 第1図 一 一 り τ の数字は曲線に 囲まれた範囲内 一}∼O 口 ←120・1!9 0 +12噸 一引 あk. e.9m’PtFeおjレヌ−ほff m ロほgm フィ レ9−th 一d に言δける透過度 掲 ,。−2°° u・+2面卵卸t?°° (a) 第 5 図 (b) 計の出現本数を 示すもので斜線内」)tw字も同様であるが出現本数O>ち 一番細いものが非常にぼけていることをます.したがり てこれら各区域の境には劃然とした線を引(こ2は困難 であv,そ噸向を示すものである・第5図(a)は角 第2図 焦点,(h)は楕円焦点によるig 7)で, fi者 a)差異は第1 密着した状態から次第に距離を変化させながら写真をと ると透過度計の像は次第に大きくなウ,遂にその豫は2 本に分離しはじめる.これは真影がなくなり半影のみと 図における有効焦点の形状ヒ大終の差異力:い乃照判別 能力の上に影響するかを云している・h!Hを大きくして 行けば,透過度計の像もそれにつれて大き(なり、透過 なるときでもある,透過度計を第1図のABに平行にお いた場含と而に平行においた場合とでは,焦点の形状 度計の太さとての像む幅 および大きさが異なるので,分離の状態も異なる.一一・例 単な式で興えられるが,h.且 として角焦点で透過度計を 曹\驚齢議錨繍讐認 図のようになる・横軸には透 過度計の太さを,縦軸には分 (半影を含む)との比四は簡 をパラメーターとして,αt− mの関係曲線を求めた結果 を第C図に示す.笑験値と が見られる.(1954.9.17) マ緊の無♂3旨’°ある.Hは焦点フaルム間距 第3図 離hは透過度計フ・・レム間 交 1)一色貞丈,仙日富男.三好滋,生産研究,E醤,第1号, S7 、川1mlli。111111111、(lt[、IIIIIm1…111[1[・11・[11i111・・IIII・・[111・・III[111[1・1111川1[1”1111111111[[1H]・1・lll[[1111i[111・111・[II1・IIllll”・II・111111111111111111111[1[1[11111[IL[ll]1[111Lllllllllll 22 _12 −8−4 D l B I∼ −ぱ P弓1}.ユrm2湯合 第 6図 離の始まるH.thの値をとって α2 L−.一一一一{一_._一一 計算値との間には良い一致 1111i111111111Tllllll1.IIIIi此111‘1,1/111/11111111111111Ll」II川III