...

2014フコク生命 上半期REPORT

by user

on
Category: Documents
1

views

Report

Comments

Transcript

2014フコク生命 上半期REPORT
ご あいさつ
ご契約者の皆さまには、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
昨年を振り返ると、日本経済は、消費税率引上げにともなう駆け込み需要の反動減による落ち込
みの後、徐々に持ち直したものの、総じて力強さを欠く動きとなりました。
こうした中、弊社では経営や業務遂行にあたり、役職員一人ひとりが「もし自分がお客さまだっ
たら」を常に想像しながらサービスをご提供していくという「お客さま基点」をあらゆる発想や行
動の原点とするよう努めております。また、今後の人材開発に関する基本方針である「人づくり基
本方針」にもとづき、
「お客さま基点」を実践しうる人材の育成に取り組んでおります。
「お客さま
基点」の実践は非常に高い目標と認識しておりますが、
「お客さまから最も評価される会社」を目
指し、今後も努力してまいります。
保険販売面では、平成26年4月より、主力商品である「未来のとびら」
(特約組立型総合保険)
に付加する新たな特約として「収入保障特約<逓減型>」を発売しました。この特約は、万一の場
合に受け取れる年金の総額が保険期間の経過とともに逓減する仕組みにより、必要保障額の推移に
沿った死亡保障の準備を可能とするものです。これにあわせてご提案ツールである「ライフコンパ
ス」もより分かりやすく改良し、
これらを活用することでお客さま一人ひとりのライフプランに沿っ
たきめ細やかなコンサルティングセールスの向上を進めた結果、大変ご好評をいただいております。
今後とも、フコク生命のお客さまアドバイザーによる Face to Face での販売と、フコクしんらい
生命による金融機関窓口販売を販売チャネルの二本柱として、お客さまのニーズに合致した商品の
提供とアフターサービスの充実に努めてまいります。
資産運用面では、お客さまからお預かりしている資産の安全性および流動性を維持するべく、公
社債・貸付などの円金利資産を柱に据えるとともに、収益性の向上を図るために、許容されるリス
クの範囲内で外国証券や株式、不動産といった資産への分散投資を行っております。
また、健全性の向上につきましては、自己資本の更なる充実を目的に、平成26年8月に基金の
追加募集100億円を実施しました。今後とも、諸準備金などの内部留保の積増しを行うとともに、
リスク管理のさらなる高度化を図り、経営の健全性の確保に努めてまいります。
今後とも変わらぬご支援・ご愛顧を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
代表取締役社長
1
フコク生命の経営理念体系
価 値 観
“お客さま基点”とは、当社の役職員一人ひとりが「もし自分がお客さまだったら」を常に
お客さま
基点
想像しながら、お客さまが心から安心できるであろう、フコク生命ならではのサービスや
経験を創り出し、提供していくことです。
当社は“お客さま基点”という価値観を、最も大切にしなければならない、あらゆる企業
活動の「原点」としてまいります。
経 営 理 念
当社は、創業以来変わらぬ経営理念でご契約者の利益をお守りし、社会に貢献し続けるとともに、役職員一人
ひとりが働きがいを持てるよう、自己実現の場を提供してまいります。
ご契約者の利益擁護
社会への貢献
働く職員の自己実現
経営理念
価値観
行動原則
行 動 原 則
当社で働く役職員が日常業務に取り組む姿勢や態
度を表したものが、行動原則「私たちの“お客さ
ま基点”」です。
私たちの“お客さま基点”
一、私たちは、チームワークを大切にします
一、私たちは、一人ひとりのお客さまの信頼に応えます
一、私たちは、情熱と誇りをもって働きます
経営方針
経 営 方 針
1“お客さま基点”での人材育成
お客さま一人ひとりに安心をご提供するために、自
信と誇りを持って“お客さま基点”を実践できる人
材を育ててまいります。
2 営業職員体制の強化
お客さま一人ひとりにきめ細かなサービスをご提供
するために、営業職員による対面販売の体制を強化
してまいります。
3 お客さま純増の実現
一、私たちは、生命保険の大切さを訴えつづけます
ひとりでも多くのお客さまに信頼していただけるよ
う、お客さまのニーズにあった保険の設計・提供と
アフターサービスを徹底してまいります。
一、私たちは、あらゆる困難を乗り越えます
4 業務運営の効率化
一、私たちは、明るい職場づくりを目指します
事業の安定した継続と発展のために、幅広く業務運
営の効率化を実践してまいります。
一、私たちは、良識をもって正しく行動します
2
相互会社運営
フコク生命は開かれた経営に努めております。
● 相互会社の仕組み 生命保険会社の会社形態には「相互会社」と「株式会社」
の2つがあり、フコク生命は相互会社です。どちらの会社形
態であっても、契約者さまの保険契約上の権利義務に違いは
ありませんが、相互会社は、相互扶助の仕組みによって成り
立つ公共性の高い保険事業を営む保険会社だけに認められ
ている会社形態です。
相互会社には「株主」は存在せず、契約者さまが原則「社
員※」となり、株式会社における「株主」のように、会社の構
成員として会社運営に参加することができます。また、社員
である契約者さまへの利益還元としまして、毎年の決算にお
ける剰余金に応じ社員配当金の分配が行われます。
当社では、相互扶助の精神にもとづく、公共性の高い生命
保険事業を相互会社形態で行うことで、経営理念である「ご
契約者の利益擁護」を実現してまいります。
※剰余金の分配のない保険契約のみの契約者さまは、当社定款の
定めにより社員とはなりません。
総代会制度について
相互会社の最高意思決定機関は、
「社員総会」またはこれ
るため、社員から書面で提出された会社経営に関する事項を
必要に応じて審議しております。
総代候補者選考委員会
推薦
ご契約者懇談会
諮問
意見
事業報告
重要事項
の決定
報告
(開催結果)
報告
(審議結果)
総 代 会
評議員会
選任
書面によるご意見
選任
事務局
社員投票
(総代選出)
社員
(契約者さま)
事業報告
当社では、社員に会社経営に対するご理解を一層深めてい
ただくため、 総代会の傍聴希望者を公募する制度を実施して
おります。
総代会の議事録や主な質疑応答の要旨は、本社および各支
社に備え置いてありますので、社員は閲覧することができま
す。また、当社のホームページにも掲載しております。
評議員会について
評議員会は、会社から諮問を受けた事項または経営上の重
要事項について意見を述べるほか、社員のご意思を反映させ
ご意見・ご要望
の変更、取締役や監査役の選任などの重要事項を審議・決議
しております。
総代が選出されております。総代の任期は4年(重任限度2
期8年)です。
総代の選出は、総代候補者選考委員会が総代候補者を推薦
し、この総代候補者に対して全社員による社員投票(信任投
票)を行い確定する方法を採用しております。なお、当社で
は社員が総代に立候補する制度は採用しておりません。
当社の社員数は約174万人であり、総代の定数120名は、
事業活動の報告や議案の内容を審議・決議するには適正な
人数であると考えております。
ご出席
に代わるべき「総代会」です。社員に会社の運営に直接参加
していただくためには社員総会を開催しなければなりませ
んが、社員数が非常に多く、社員総会の開催は事実上困難で
す。そこで、社員の中から選出された「総代」により構成さ
れる総代会において、事業活動の報告や剰余金の処分、定款
総代の選出について
総代の定数は120名です。総代は幅広い社員のご意思が経
営に反映されるよう、各都道府県から原則として最低1名が
選出され、また、各都道府県の社員数などに応じて、複数の
報告
(開催結果)
会 社
● ご契約者懇談会 ご契約者懇談会は、ご契約者の皆さまのご意見を直接
お伺いして経営に役立てると同時に、生命保険や当社の
経営内容などを分かりやすくお伝えし、当社への理解を
深めていただくためのものです。そのため、いただいた
ご意見・ご質問などを総代会に反映させることができる
よう総代会前の平成26年1月から2月にかけて、61支
社で開催しました。天候の都合により、1支社において
平成26年4月開催となりましたが全国62支社すべてで
開催し、平成25年度は合計1,263名のご契約者の皆さま
にご出席いただきました。
また、ご契約者懇談会でのご意見・ご質問は、評議員
会や総代会にも報告をしておりますが、直接お客さまの
お声をお伺いし、それらをより経営に反映させることが
できるよう、平成25年度のご契約者懇談会には、全国で
77名の総代が出席しております。
ご出席者の
職業別内訳
その他13.5%
弁護士・医師
0.1%
大学教授0.4%
主婦27.7%
職業別
公務員10.0%
自営業者
10.8%
会社役員10.4%
ご意見・
ご質問の内訳
商品関係
25.6%
その他18.3%
経営関係
16.1%
計
909件
保全・サービス関係
17.6%
相互会社の仕組みと運営に関するご意見については、下記までお送りください。
3
会社員
27.1%
〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命保険相互会社 総務部総務グループ宛
販売・お客さま
アドバイザー関係
22.4%
お客さま基点
フコク生命は「お客さま基点」で最優のサービスを提供してまいります。
当社は、お客さまのご意見・ご要望などを幅広くお伺いし、お客さまの「声」を経営改善に活かしてまいります。
1 お客さまの「声」を活かす仕組み
お客さまの「 声」を
お客さまの「 声」による
本 社
各部門
お客さまセンターでの
回答範囲拡大
…
苦情対策協議委員会
営業所
検討
一元管理
ご不満の声
お客さまデータベース
(窓口・電話・HP)
経 営 層
支 社
お客さま 相談室
アンケート調査
アフターサービス活動
の充実
改善の提言
窓口アンケート
ご意見
ご要望
収集
お客さまの「 声 」
お客さま
ご意見・ご要望・ご不満の「 声 」
ご契約者懇談会
経営改善
お客さまサービス企画室
全役職員で共有
『フコク生命だより※ 』
の分かりやすさ向上
最優のサービス
2 お客さまの「声」をお伺いする主な取組み
No.
項 目
内 容
1
ご契約者懇談会
全支社で「ご契約者懇談会」を毎年開催し、フコク生命の経営状況などをお知らせするとともに、契
約者さまのご意見・ご要望をお伺いしております。
2
窓口アンケート
本社・支社・営業所の窓口に、
「ご意見箱」
「お客さま窓口アンケートはがき」を常設し、窓口に来社
されたお客さまからご意見・ご要望などをお伺いできるようにしております。
3
アンケート調査
4
お客さまデータベース
全契約の中から無作為に抽出した約15,000名の契約者さまに対し「ご契約者アンケート」を実施
し、お客さまの声を収集しております。また、
「フコク生命だより※」のアンケートでも、お客さま
の声をお伺いしております。
お客さまからのお申出は「お客さまデータベース」で一元管理しており、お申出に対して速やかに
対応できる体制を構築しております。また、
「お客さまデータベース」は改善課題の抽出にも役立て
ております。
3 お客さまの「声」を経営改善に活かした主な取組み(平成26年度上期)
No.
項 目
内 容
1
アフターサービス活動の
充実
担当のお客さまアドバイザーが退職した場合に、アフターサービスを専門に担当する職員による対
応に加え、後任のお客さまアドバイザーを担当として配置する取組みである担当者引継制度の推進
と、平成25年度にリニューアルを行った定期訪問活動「初年度3訪三年5訪」活動の徹底により、
アフターサービスのさらなる充実を図りました。
2
お客さまセンターでの
回答範囲拡大
お客さまセンター(フリーダイヤルのコールセンター)に寄せられるお客さまからのお問合わせに
対し、担当者からの対応に代えその場で回答差し上げる範囲を拡大し、より多くのご照会にスムー
ズなご案内が行えるよう努めました。
3
「フコク生命だより」について、レイアウトの見直しを図り、より分かりやすく契約内容をご案内す
「フコク生命だより※」
ることで、保険金・給付金、その他各種お手続きについて、もれなくご請求を行っていただけるよ
の分かりやすさ向上
うに努めました。
※フコク生命だより…毎年8月頃に契約者さまあてに送付している契約内容をお知らせする通知
4
当社の健全性・収益性
健全性・収益性の維持・向上に努め「安心」をお届けします。
格付け
当社は、お客さまに保険金支払能力を客観的にご判断していただくために、中立・公平な格付機関に依頼し、4社より下記の
格付けを取得しております。
これは、当社の健全性や収益性などが高く評価されたものと考えております。今後も、これらの高水準の格付けの維持とさら
なる向上を目指して、経営努力を行ってまいります。
生命保険会社の
格付けとは?
独立した第三
者である格付機
関が、
保険金や給
付金が 契約どお
り支 払 われる確
実性
(保険金支払
能力)
の程度を評
価したものです。
格付投資情報センター
スタンダード & プアーズ
(保険金支払能力格付) (保険財務力格付け)
AA-
保険金支払能力は極め
て高く、優れた要素が
ある。
AAA
AA
A-
保険契約債務を履行
する能力は高いが、上
位2つの格付け
(
「AA
A」
「
、AA」)に比べ、事
業環境が悪化した場
合、その影響をやや受
けやすい。
A
BBB
フィッチ・レーティングス
(国内保険会社財務格付)
ムーディーズ
(保険財務格付)
業 界 及び 債 務 の 種 類 全 体を 通し
て、当該国における他の全ての債
務・発行体と比較して、契約者債務
に対する支払能力は高い。
しかしな
がら、
事業環境・経済情勢の変化が、
支払履行能力に悪影響を与える可
能性は上位格付の場合よりも高い。
中級の上位と判断
され、信用リスクが
低い債務に対する
格付。
A
BB
B
CCC
A2
CC
C
(注)1.記載の格付けは平成26年11月1日現在のものです。
2.記載の格付けは、当社が格付投資情報センター、スタンダード&プアーズ、フィッチ・レーティングス、ムーディーズに依頼して
取得したものです。
3.格付けは、あくまでも格付機関の意見であり、保険金の支払いなどについて保証を行うものではありません。また、格付機関が継
続的に格付けを監視するものであり、将来的には変更される可能性があります。
4.格付投資情報センター、スタンダード&プアーズ、フィッチ・レーティングス、ムーディーズは、金融商品取引法に定められてい
る信用格付業者です。
ソルベンシー・マージン比率
1,129.2%
ソルベンシー・マージン比率は、前年度末比29.3ポイント上昇
の1,129.2%となり、健全性のひとつの基準である200%を大き
く上回っております。
ソルベンシー・マージン比率=
ソルベンシー・マージン総額
(1/2)×リスクの合計額
自己資本は、前年度末比136億円増加の5,490億
円となりました。
自己資本比率(自己資本÷総資産)は8.63%とな
り、ソルベンシー・マージン比率のうち、自己資本の
みで505.7%を確保しております。
劣後性債務、価格変動準備金、
自己資本 = 基金等、
危険準備金など
自己資本とは?
当社では自己資本として、ソルベンシー・マージン
総額のうち、有価証券や土地の含み損益などを除いた
部分を重視しており、内部留保の積み増しや外部調達
などを行い、その充実を図っております。
5
1,099.9%
970.8%
生命保険会社は将来の保険金などの支払いに備えて責任準備金を
積み立てており、通常予測できる範囲のリスクについては責任準備
金の範囲内で対応できます。しかし、大幅な環境変化によって予想
もしない出来事が起こる場合があります。例えば大災害や株価の大
暴落など、通常の予測を超えて発生するリスクに対応できる「支払
余力」を有しているかどうかを判断するための行政監督上の指標の
ひとつがソルベンシー・マージン比率です。
5,490 億円
ソルベンシー・マージン総額 ソルベンシー・マージン比率
×100
ソルベンシー・マージン比率とは?
自己資本
ソルベンシー・マージン比率(単位:億円)
11,090
リスクの合計額
1,129.2%
12,261
9,194
1,894
平成 24 年度末
2,016
平成 25 年度末
2,171
平成 26 年度
上半期末
自己資本(単位:億円)
基金・基金償却積立金 任意積立金等 劣後性債務
価格変動準備金
危険準備金・追加責任準備金
8.63%
8.61%
自己資本比率
その他 7.28%
5,490億円
5,354億円
6.57%
6.54%
4,376億円
1,662
1,689
3,730億円
3,729億円
452
1,487
440
1,460
1,461
1,215
416
1,223
354
334
661
328
352
956
908
726
503
702
1,160
1,060
1,060
1,060
860
※平成24年度末において、危険準備金の一部を取り崩し、
追加責任準備金を積み立てました。
平成22年度末 平成23年度末 平成24年度末 平成25年度末 平成26年度
上半期末
実質純資産額
13,497億円
実質純資産額は、有価証券の含み益が増加したことに
より、前年度末比11.4%増の13,497億円となりました。
また、一般勘定資産に対する比率(実質純資産比率)は前
年度末比1.7ポイント上昇し、21.5%となりました。
実質純資産額(単位:億円)
実質純資産額 18.0%
実質純資産額とは?
ソルベンシー・マージン比率のほかに、監督当局が生
命保険会社の健全性を判断する指標のひとつです。これ
は、時価ベースの資産の合計から、負債(価格変動準備金
や危険準備金などの資本性の高いものを除く)を差し引
いて算出するものです。この金額がマイナスになると、実
質的な債務超過と判断され、業務停止命令などの対象と
なることがあります。
有価証券・不動産の含み益
10.3%
5,789
19.8%
21.5%
12.6%
10,685
7,067
12,114
13,497
平成22年度末 平成23年度末 平成24年度末 平成25年度末 平成26年度
上半期末
7,623億円
有価証券の含み益は、株価の上昇、金利の低下により株
式や公社債の含み益が増加したことを主な要因として、
前年度末比1,326億円増加し、6,717億円となりました。
また、不動産の含み益は、前年度末比3億円増加し、905
億円となりました。
有価証券の含み益と不動産の含み益の合計額は、前年
度末比1,330億円増加し、7,623億円となりました。
含み損益とは?
保有している資産の時価と帳簿価額の差額のことをい
います。その値が、プラスの場合を含み益、マイナスの場
合を含み損といいます。時価が帳簿価額を上回る場合に
資産を時価で売却すれば売却益が得られることから、有
価証券と不動産の含み益は、さまざまなリスクに対する
備えの機能を持つといえ、その一部は、ソルベンシー・
マージン総額に算入されます。
有価証券・不動産の含み益の内訳(単位:億円)
区 分
平成24年度末 平成25年度末
差損益
差損益
平成26年度
上半期末
差損益
有価証券合計
4,762
5,391
6,717
うち公社債
2,659
2,329
2,746
うち株式
1,189
1,693
2,296
832
1,256
1,527
684
901
905
5,447
6,293
7,623
うち外国証券
不動産
(土地・借地権)
合 計
436億円
基礎利益
基礎利益は、売買目的有価証券分を含む利息及び配当
金等収入が増加し、利差が増加したことなどにより、前年
同期比10.2%増の436億円となりました。
基礎利益(単位:億円)
334
対一般勘定資産比率
361
基礎利益の内訳(単位:億円)
平成24年度
上半期
基礎利益 ①
360
395
436
平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度
上半期
上半期
上半期
上半期
上半期
基礎利益とは?
保険料収入や保険金・事業費支払等の保険関係の収支と、
利息及び配当金等収入を中心とした運用関係の収支からな
る、生命保険会社の基礎的な期間損益の状況を表す指標です。
平成25年度
上半期
平成26年度
上半期
360
395
436
費 差※1
3
△3
△15
危険差※2
384
365
365
利 差※3
△27
33
86
キャピタル損益 ②
△90
155
72
臨時損益 ③
△1
△2
△0
経常利益 ①+②+③
268
548
507
※1.費差とは、保険料算出時に想定した事業費率にもとづく事業
費支出予定額と実際の事業費支出額との差額のことです。
※2.危険差とは、保険料算出時に想定した保険事故発生率にもと
づく保険金・給付金等支払予定額と実際の保険金・給付金等
支払額との差額のことです。
※3.利差とは、保険料算出時に想定した利率にもとづく予定運用
収益と実際の運用収益との差額のことです。
6
上半期業績のお知らせ
フコク生命グループの個人保険の業績概況(個人保険+個人年金保険)
[フコク生命・フコクしんらい生命合算値]
フコク生命グループとお客さまとのつながり
お客さまアドバイザーによる
対面販売
お客さま
金融機関による窓口販売
●保険料ベースの指標 新契約年換算保険料
173億円
新契約年換算保険料は、2社合算で前年同期比21.9%
増加しました。
この主な要因は、フコクしんらい生命の金融機関窓口
新契約年換算保険料(単位:億円)
個人保険 個人年金保険 うち医療保障・生前給付保障など
販売で一時払終身保険などの販売が増加したことです。
211億円
フコク生命単体
89
新契約年換算保険料 103億円(前年同期比 2.8%減)
個人保険
89億円(前年同期比 5.9%減)
個人年金保険
14億円(前年同期比 23.2%増)
うち医療保障・生前給付保障など
34億円(前年同期比 10.7%減)
142億円
173億円
70
35
24
97
11
14
95
89
41
平成24年度
上半期
保有契約年換算保険料
フコクしんらい生命
フコク生命単体
103億円
35
39
平成25年度
上半期
平成26年度
上半期
5,591億円
保有契約年換算保険料は、前年度末比0.5%増加しま
した。
フコク生命の第三分野保険が堅調に推移したほか、フ
コクしんらい生命も順調に増加しました。
フコク生命単体
保有契約年換算保険料 4,060億円(前年度末比0.4%減)
個人保険
2,737億円(前年度末比0.5%減)
個人年金保険
1,323億円(前年度末比0.2%減)
うち医療保障・生前給付保障など
1,062億円(前年度末比0.1%増)
保有契約年換算保険料(単位:億円)
個人保険 個人年金保険 うち医療保障・生前給付保障など
フコクしんらい生命
5,529億円
5,565億円
5,591億円
1,423
1,487
1,530
1,335
1,326
1,323
2,770
1,070
平成24年度末
2,750
1,078
平成25年度末
2,737
フコク生命単体
4,060億円
1,079
平成26年度
上半期末
年換算保険料とは?
保険料の月払、年払、一時払などの「支払方法」や「払込期間」の違いを調整し、保険料を契約期間中に平均して支払うと仮定した場
合に、生命保険会社が保険契約から1年間にどれだけの保険料収入を得ているかを示す指標です。
7
●保険金ベースの指標 新契約高
9,187億円
新たにご契約いただいた保険金額の合計額である新契
約高は、前年同期比3.0%増加しました。増加の主な要
因は、フコクしんらい生命の金融機関窓口販売で一時払
終身保険などの販売が増加したためです。
フコク生命単体
新契約高 7,976億円%(前年同期比 3.2%減)
個人保険 7,641億円%(前年同期比% 4.3%減)
個人年金保険 334億円%
(前年同期比 33.3%増)
解約 ・ 失効率
2.63%
生命保険契約は、長期にわたる契約が前提の商品であ
り、契約しているお客さまと生命保険会社・職員との信
頼関係にもとづいております。
解約・失効高は、前年同期比4.4%減少しました。ま
た、年度始の保有契約高に対する解約・失効高の比率で
ある解約・失効率は、前年同期比0.07ポイント改善し、
2.63%となりました。
フコク生命単体
新契約高(単位:億円)
個人保険 個人年金保険 8,085億円
1,263
570
8,922億円
9,187億円
683
251
1,211
334
7,988
7,641
6,251
平成24年度
上半期
フコクしんらい生命
平成25年度
上半期
フコク生命単体
7,976億円
平成26年度
上半期
解約・失効高および解約・失効率(単位:億円)
フコク生命 解約・失効率
フコクしんらい生命 2.70%
2.70%
2.63%
8,350億円
8,115億円
7,755億円
293
338
8,056
7,777
平成24年度
上半期
平成25年度
上半期
394
7,360
解約・失効高 7,360億円(前年同期比 5.4%減)
解約・失効率 2.71%(前年同期比 0.08ポイント改善)
平成26年度
上半期
(注)解約・失効率=解約・失効高÷年度始保有契約高
保有契約高
29兆1,630億円
個々のお客さまに対して保障する金額の合計額である
保有契約高は、前年度末比0.9%減少しました。
解約・失効や満期の到来による減少契約高が、新契約
高を上回っていることが減少の要因です。
保有契約高(単位:億円)
個人保険 個人年金保険 フコクしんらい生命
30兆1,029億円
29兆4,372億円
29兆1,630億円
21,836
30,341
22,800
29,487
23,466
29,072
248,851
242,084
平成24年度末
平成25年度末
フコク生命単体
保有契約高
26兆8,163億円(前年度末比 1.3%減)
個人保険
23兆9,090億円(前年度末比 1.2%減)
個人年金保険 2兆9,072億円(前年度末比 1.4%減)
フコク生命単体
239,090 26兆8,163億円
平成26年度
上半期末
8
上半期業績のお知らせ
●企業保険の業績概況(団体保険、団体年金保険)
[フコク生命単体]
団体保険の保有契約高は前年度末比0.8%増となり、団体年金保険の保有契約高は前年度末比1.0%増となりました。
企業保険分野においては、さまざまな企業向け商品および各種プランの提案を通じて、企業の福利厚生制度のメインパート
ナーとしてお客さまを総合的にサポートしてまいりました。
団体保険の保有契約高
団体年金保険の保有契約高(責任準備金)
16兆3,902億円
16兆5,468億円
16兆6,863億円
1兆9,946億円
2兆305億円
2兆499億円
平成24年度末
平成25年度末
平成26年度
上半期末
平成24年度末
平成25年度末
平成26年度
上半期末
●保険料等収入[フコク生命・フコクしんらい生命合算値]
保険料等収入は、前年同期比4.1%増加となりました。
フコク生命の団体年金保険が減少したものの、フコク
しんらい生命の金融機関窓口販売が増加したため、前年
同期比で増加しました。
保険料等収入(単位:億円)
個人保険 団体年金保険 4,670億円
フコク生命単体
保険料等収入 3,027億円(前年同期比 8.0%減)
フコクしんらい生命のご紹介
個人年金保険 その他 団体保険
フコクしんらい生命
3,633億円
3,781億円
342
753
1,345
1,013
251
375
254
317
261
325
1,376
1,350
1,403
平成24年度
上半期
平成25年度
上半期
平成26年度
上半期
1,071
1,568
フコク生命単体
3,027億円
フコクしんらい生命保険株式会社について
本 社:〒160-6132 東京都新宿区西新宿8-17-1
■■■
一翼をになう存在をめざして
お客さまとの長いおつきあいがあればこそ提供できる
保険商品やサービスの開発を通して
お客さま一人ひとりの生活の一翼をになう存在をめざします。
株 主:富国生命保険相互会社(87.7%)
共栄火災海上保険株式会社(9.7%)
信金中央金庫(2.5%)
代表取締役社長:山本 幹男
資本金:204億円
フコクしんらい生命は信用金庫※を中心とした金融機関で窓口販売を行っております。
■ 信用金庫でのお取扱い
※信用金庫によってはフコクしんらい生命の商品をお取扱いしていない場合がございます。
■ そのほかの主な取扱金融機関
・株式会社みずほ銀行 ・株式会社山梨中央銀行 ・株式会社池田泉州銀行 ・株式会社八千代銀行 ・株式会社東北銀行 ・第一勧業信用組合
9
中間貸借対照表
中間貸借対照表
資 産(単位:億円)
負債及び純資産(単位:億円)
平成25年度
上半期末
資 産
現金及び預貯金
コールローン
289
347
319
1,487
1,281
10
10
9
310
319
333
48,127
48,771
29,276
29,087
金銭の信託
うち公社債
平成26年度
上半期末
1,093
買入金銭債権
有価証券
平成25年度
末
うち株式
1,215
614
50,902
退職給付引当金
440
431
470
29,139
価格変動準備金
428
440
452
繰延税金負債
207
292
583
再評価に係る繰延税金負債
159
159
159
5,751
8,566
8,358
7,772
661
652
645
一般貸付
7,905
7,706
有形固定資産
2,322
無形固定資産
109
56,916
57,208
58,025
基 金
350
350
300
7,126
基金償却積立金
710
710
860
2,321
2,293
再評価積立金
1
1
1
108
100
剰余金
1,099
1,247
1,132
基金等合計
2,160
2,308
2,293
2,279
2,598
3,283
その他資産
579
446
643
貸倒引当金
△19
△22
△20
61,387
62,147
63,634
負債の部合計
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
土地再評価差額金
一般勘定※資産の状況 一般勘定資産の構成比
5.3%
4.2%
5.0%
15.4%
6.3%
20.4%
43.4%
貸付金 株式 現預金・コールローン 3.4%
1.7%
4.9%
2.8%
1.7%
4.5%
16.5%
18.3%
6.3%
7.3%
18.5%
15.3%
48.7%
50.1%
外国証券
その他
2.6%
3.0%
3.7%
2.9%
2.5%
3.6%
22.3%
23.9%
7.9%
8.8%
13.6%
12.4%
46.9%
45.9%
0
0
0
31
31
31
評価・換算差額等合計
2,311
2,630
3,315
純資産の部合計
4,471
4,939
5,609
61,387
62,147
63,634
負債及び純資産の部合計
当社では、生命保険という商品の負債特性を踏まえながら、
安全かつ有利の原則に従い、将来にわたって高水準の運用収
益を確保していくことを資産運用の基本方針としております。
この方針のもと、時代の変化に即応できるポートフォリオ
を構築すべく、資産の流動性を確保しつつ、中長期的な視点
から資金を配分しております。具体的には、公社債・貸付な
どの円金利資産を運用の柱に据え、収益性の向上を図るため
に、許容されるリスクの範囲内で外国証券や株式、不動産と
いった資産への分散投資を行っております。
公社債 不動産 54,530
53,681
536
15,274
資産の部合計
54,126
53,385
1,223
5,044
社 債
53,980
53,115
506
13,892
保険約款貸付
うち責任準備金
1,194
4,988
貸付金
保険契約準備金
平成25年度 平成25年度 平成26年度
上半期末
末
上半期末
その他負債
13,104
うち外国証券
負債及び純資産
責任準備金 責任準備金は、生命保険会社が将来の保険金などの支払いを
確実に行うために、保険料や運用収益などを財源として積み立
てる準備金のことで、保険業法により積立てが義務付けられて
おります。
責任準備金の積立方式にはさまざまな方法がありますが、当
社は手厚い積立方式である平準純保険料式で積み立て、お客さ
まへの保険金などの支払いに対して万全の備えをしております。
当社の平成26年度上半期末の責任準備金は、5兆3,681億円
となりました。なお、この責任準備金には将来発生が見込まれ
るリスクに備えて積み立てている危険準備金1,103億円が含
まれております。
価格変動準備金 価格変動準備金とは、株式などの価格変動の著しい資産につ
いて、その価格が将来下落した時に生じる損失に備えることを
目的に保険業法にもとづいて積み立てるものです。
当社の平成26年度上半期末の価格変動準備金は、452億円
となりました。
基 金 相互会社において株式会社の資本金にあたるものが基金です。
平成26年8月に100億円追加募集したことにより、平成26
年度上半期末における、当社の基金償却積立金を含めた基金の
総額は1,160億円となりました。
※一般勘定と特別勘定
平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度
上半期末
末
末
末
末
特別勘定とは、一部の団体年金保険や変額個人年金保険などで、そ
の運用実績を直接保険金 ・ 年金などに反映する事を目的として、他の
勘定と分離して運用する勘定です。一般勘定は、特別勘定を除いた資
産を運用管理する勘定です。
10
上半期業績のお知らせ
中間損益計算書
中間損益計算書
(単位:億円)
科 目
経常収益
平成25年度 平成26年度
上半期
上半期
平成25年度
ご契約者からお支払いいただいた保険料や再保険収入の合
計額である保険料等収入は前年同期比8.0%減の3,027億円
となりました。そのうち、個人保険分野は前年同期比3.6%増
となり、団体保険分野は前年同期比20.2%減となりました。
一方、保険金、年金、給付金、返戻金など保険契約上の支払
いの合計額である保険金等支払金は、前年同期比4.9%減の
2,528億円となりました。
4,397
4,060
8,023
3,291
3,027
5,983
うち個人保険分野
1,668
1,728
3,352
うち団体保険分野
1,599
1,275
2,582
1,033
945
1,930
602
664
1,265
42
161
194
1,345
1,013
317
49
334
254
317
261
325
63
47
104
1,350
1,403
72
87
109
3,848
3,552
7,304
平成25年度上半期
平成26年度上半期
2,657
2,528
5,037
責任準備金等繰入額
428
296
702
2,657億円
うち責任準備金
繰入額
427
296
697
120
384
230
184
500
626
うち有価証券
売却損
52
1
92
636
うち金融派生
商品費用
110
110
251
890
664
事業費
431
433
862
平成25年度上半期
平成26年度上半期
その他経常費用
100
109
202
経常利益
548
507
719
特別利益
20
0
20
20
0
20
98
13
114
固定資産等処分損
70
0
73
減損損失
16
0
17
価格変動準備金
繰入額
11
12
23
税引前中間純剰余
469
494
624
法人税及び住民税
128
102
192
△16
1
△74
法人税等合計
111
103
118
中間純剰余
357
390
506
保険料等収入
資産運用収益
うち利息及び
配当金等収入
うち売買目的
有価証券運用益
うち有価証券
売却益
うち特別勘定資産
運用益
その他経常収益
経常費用
保険金等支払金
資産運用費用
固定資産等処分益
特別損失
法人税等調整額
(注)1.平
成25年度の税引前中間純剰余、中間純剰余の欄にはそ
れぞれ税引前当期純剰余、当期純剰余を記載しております。
2.保険料等収入の個人保険分野は個人保険と個人年金保険、
団体保険分野は団体保険と団体年金保険の合計額を記載
しております。
11
保険関係収支 保険料等収入の内訳(単位:億円)
3,291億円
3,027億円
23
23
その他
団体年金保険
団体保険
個人年金保険
個人保険
保険金等支払金の内訳(単位:億円)
2,528億円
142
381
576
その他
解約返戻金
給付金
年金
保険金
764
資産運用関係収支(一般勘定)
資産運用収益は、前年同期比7.4%減の897億円となりま
した。売買目的有価証券分を含めた利息及び配当金等収入は
前年同期比9.8%増の708億円となったものの、有価証券売
却益が前年同期比84.3%減の49億円と減少したためです。
一方、資産運用費用は、前年同期比20.0%減の184億円とな
りました。有価証券売却損が前年同期比96.8%減の1億円
と減少したためです。その結果、平成26年度上半期の資産運
用収益から資産運用費用を差し引いた資産運用関係収支は、
前年同期比3.4%減の713億円となりました。
資産運用収益・資産運用費用(単位:億円)
資産運用収益
うち利息及び配当金等収入(売買目的有価証券分を含む)
資産運用費用
資産運用関係収支
(一般勘定)
969
897
738
利息及び配当金等収入
645
(売買目的有価証券分を含む)
713
708
230
平成25年度
上半期
184
平成26年度
上半期
CSR 活動
社会貢献活動・環境保護への取組み
よりよい社会づくりのため、さまざまな活動に取り組んでおります。
● 社会貢献活動 生命保険事業の高い公共性を踏まえ、当社では、まず本業である生命保険事業の健全な運営を行っていくことこそが、企業の
社会的責任(CSR)を果たしていくうえで最も重要であり、その上で、よりよい社会づくりのため、さまざまな社会貢献活動
に取り組んでいくべきだと考えております。
「フコク生命 訪問&チャリティコンサート」
「被災地訪問コンサート」
「フコク生命 訪問&チャリティコンサート」は、普段コン
サート会場に足を運ぶ機会の少ない特別支援(養護)学校や
障がい者施設などの方々のところへ、プロの音楽家による
「本物のクラシック音楽の演奏」をお届けする「訪問コンサ
ート」とコンサートホールでの「チャリティコンサート」を
あわせて行う活動です。
「訪問コンサート」では、聴覚障がい
▲聴 覚障がい者向けプログラム「タッチ・
ザ・ミュージック!」の様子
▲チャリティコンサート
のある方向けに、直接ピアノに触れてもらうなど、楽器の振
動を身体に感じていただくプログラム「タッチ・ザ・ミュー
ジック!」も行っております。
また、東日本大震災被災地応援活動として、被災地の特別
支援(養護)学校での「被災地訪問コンサート」を行ってお
ります。
▲被災地訪問コンサート
「ハローキティ」の病院訪問活動 当社イメージキャラクターである「ハローキティ」が、小
児病棟などを訪問し、入院中のお子さまやそのご家族を応援
する活動です。
キティちゃんとの記念写真を、オリジナルフォトフォルダー
に入れてプレゼントしております。
このほか、東日本大震災被災地特産品販売会、METライ
ブビューイングへの協賛、ピンクリボン運動・Hellosmile
(ハロースマイル)への協力、特別支援(養護)学校児童生徒
の絵画展など、さまざまな社会貢献活動を行っております。
● 環境保護への取組み 環境保護への取組みは、わたしたちが健康で豊かな生活を営む上で重要なものとなってきております。当社では、役職員一人
ひとりがしっかりと環境への意識を持ち、行動していくことが大切だと考えております。
「フコク生命(いのち)の森」プロジェクト 当社役職員が環境問題への意識を高めていくため、実際に
環境保全活動に参加・体験することのできる場として、
「竹
害対策」を主とした、
「フコク生命(いのち)の森」プロジェ
クトを当社役職員の手により行っております。
このほか、ペットボトルキャップ回収活動、千葉ニュータ
ウン中央駅駅前清掃活動などを行っております。
▲「フコク生命(いのち)の森」
プロジェクト
▲千葉ニュータウン中央駅
駅前清掃活動
12
保険金等支払管理態勢
お客さま基点での適切な保険金などのお支払いに努めます。
生命保険は、生活の中に潜むさまざまなリスク(死亡・病気・けが・介護など)により、経済的に生活が困難になったり、思
い描いていた生活ができなくなることへの備えです。当社では、1年間に約3,928億円(平成25年度実績)の保険金、年金およ
び給付金をお支払いしております。これは、多くの人々がご自身やその家族の生活を守る生活保障の手段として当社の生命保
険をご利用いただいた結果です。
今後も、お客さまの生活を守るという公共性の高い生命保険事業を行う企業として、お客さまの信頼に応えるために、保険金
等支払管理態勢の整備・強化を行い、お客さま基点での適切な保険金などのお支払いを行うよう努めてまいります。
● 基本方針 当社では、保険金・給付金のお支払いが生命保険事業の基本的かつ最も重要な機能であることを役職員に十分に認識させる
ことおよび保険金・給付金のお支払いを適時・適切に行うことを目的として、平成18年8月に「保険金等支払管理態勢の構築
に係る基本方針」を取締役会の決議により制定しました。
当社は、この方針にもとづき組織整備、各種規程などの整備、人材の育成などに取り組み、従来以上に適切な保険金等支払管
理態勢の整備を行っております。
● 組織体制 検証体制の充実
支払査定部門から独立した組織である「支払監査室」を設置し、保険金等の支払・支払非該当に関する検証を行っており
ます。また、外部専門家(学識経験者・弁護士など)を含めたメンバーにより構成される「支払審議委員会」を設置し、外部
専門家の視点、さらにはお客さまの視点から当社の保険金・給付金の支払査定の適切性を審議し、保険金等支払管理態勢の
充実を図っております。
■保険金等の支払・支払非該当に関するお客さまからのご照会・お申出への対応
契約医務部
コンプライアンス統括部
弁護士
支払審議委員会
情報提供の充実
保険金等の請求手続の流れや、お支払いする場合・お支払いで
きない場合の事例を詳しく説明した小冊子「保険金 ・ 給付金のご
請求のまえに」について、平成26年4月に、さらにわかりやすい内
容への改訂を行いました。
本冊子は、保険金などのご請求があった場合にお渡しするだけ
でなく、契約ご加入時に契約者さまにお渡しするほか、当社ホー
ムページでもご覧いただけるようにするなどお支払いに関する基
本的なことがらについて、より早い段階でご理解を得られるよう
情報提供に努めております。
13
お客 さま
再査定結果
の連絡
見解
検証
検証
審議
支払監査室
団体保険支払サービスグループ
申出内容
の伝達
(再査定)
ご照会
お申出
支払部門 保 険 金 グ ル ー プ
支払審査グループ
(照会・申出の受付)
お客さまセンター
支払・支払非該当
の連絡
お客 さま
団体保険支払サービスグループ
見解
契約医務部
コンプライアンス統括部
弁護士
(保険金等の査定・支払処理) 検証
支払部門 保 険 金 グ ル ー プ
支払審査グループ
お客 さま
ご請求
ホームページ URL:http://www.fukoku-life.co.jp/
商品・サービス
安心をお届けする商品・サービス
お客さま一人ひとりのニーズにあった保険を提案します。
ライフスタイルにあわせて
必要な保障を選んで組み立てる保険
必要な保障を自由に選べます
幅広い商品ラインアップから必要な特約を選んで保障を
組み立てる仕組みの保険です。加入が必須の「主契約」が
ないため、必要な保障を必要な分だけご準備いただけます。
※特約の組合わせには、当社所定の制限があります。
収入保障特約<逓減型>の新発売
平成26年
4月発売
幅広い商品ラインアップ
死亡保障
定期保険特約
終身保険特約
ニーズにあった特約を
選択して自由に保障を
など
組み立てる
介護保障特約<有期型>
介護保障 介護保障特約<終身型>
など
就業不能
保障
【ご契約の組立例】
定期保険特約
介護保障特約<有期型>
就業不能保障特約
就業不能保障特約
万一のとき特約の保険期間満了時まで年金
をお支払いする「収入保障特約<逓減型>」が新たに商品
ラインアップに加わりました。
保障額が1年ごとに減少していく仕組みにより、さらに
お客さま一人ひとりのライフプランに沿った保障の設計が
可能となりました。
障害保障
重度障害保障特約
重度障害保障特約
※ここに記載の商品の名称は、一部、略称を記載しております。
上記は当社が販売している個人向け商品の概要を説明しております。ご検討にあたっては、
「保険設計書(契約概要)
」
「特に重要な事項の
お知らせ(注意喚起情報)」
「ご契約のしおり-定款・約款」を必ずご確認ください。お客さまのさまざまなニーズにあわせて、この他にも
商品ラインアップを用意しております。
登 B─26─73(H26.12.19)
○
退職金・退職年金制度の見直しに多様なプランを提案します。
フコク生命は、確定給付企業年金制度や確定拠出年金制度向けの商品を用意しております。
また、退職金・退職年金制度の見直しを検討されているお客さまからのご相談をお受けしております。
確定給付企業年金
企業型確定拠出年金
確定給付企業年金は退職給付の支給を目的とした制度で
‌
あり年金給付を行います。また、固定的な給付方式だけで
なくキャッシュバランスプランを実施することもできます。
当社はお客さまの実情に対応した制度を提案いたします。
確定給付企業年金保険
一般勘定
特別勘定
‌制度導入にかかわるすべてのステージで総合的なコンサ
ルティングをしながら運営管理機関の業務を受託いたし
ます。
‌商品提供機関として、元本確保型商品のフコク DC 積立年
金(有期利率保証型確定拠出年金保険)や、リスク許容度
を考慮した多数の投資信託商品を販売しております。
‌各種投資教育ツールの提供や加入者セミナーを実施して
おります。
フコク生命をよりご理解いただくため、
さまざまな広告・広報活動を行っております。
当社イメージキャラクター「ハローキティ」
今年度より、フコク生命を今
まで以上にお客さまに身近に
感じてもらうため、全国62支
社オリジナルのご当地キティ
を作成しました。
下期にはご当地キティを活
用し、東京スカイツリー ® 展望
台での展示広告、富国生命ビル
1階でのご当地キティミュー
ジアムを開催する予定です。
東京スカイツリーⓇ
東京ドーム
平成24年5月22日に開業し
た、東 京 ス カ イ ツ リ ー ® の オ
フィシャルパートナーです。
東京ドームレフト側のフェ
ンスにフコク生命の社名広告
を掲載しております。
14
フコク生命のホームページでは
幅広い情報を発信しております。
当社では契約者さまをはじめ、多くの方々に「フコク生命」をもっ
と身近に感じていただくために、インターネットのホームページを
活用して、幅広い情報を発信しております。
フコク生命
検索
または
http://www.fukoku-life.co.jp/
フコク生命ホームページトップ
主な内容 契約者さま向けコンテンツ
フコク生命について
保険をご検討中のお客さまへ
店舗案内
お客さまから選ばれるために
契約者さま専用インターネットサービス
お役立ちコンテンツ
よくあるご質問・お問合わせ
YouTube フコク生命公式チャンネル
当社のことを身近に感じていただけるよう、当社 CM や関連動画
(OL キティ「シークレットライブ」)などをご用意しております。
YouTube
フコク生命
公式チャンネル
http://www.youtube.com/user/fukokuseimeihoken/
住所変更・生命保険料控除証明書の発行は、
フコク生命お客さまセンター
生命保険のお手続きやご契約に関する
以下の時間帯も承ります。
ご照会につきましては、当社最寄りの支社または
平日9:00〜17:00以外、および土日・祝日終日
「フコク生命 お客さまセンター」へご連絡ください。
(自動音声でご案内します。
)
受付時間/平日 9:00 〜 17:00(12/30 〜 1/3 を除く)
本 社
千葉ニュータウン本社
〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-2-2
TEL.03-3508-1101(大代表)
〒270-1352 千葉県印西市大塚2-10
TEL.0476-47-5111
(代表)
本社窓口
お客さま窓口
(本社ビル24F)〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-2-2
(本社24Fお客さま窓口)
TEL.0120-259-817
(お客さまセンター)
お客さま窓口
(大阪富国生命ビル4F)〒530-0018 大阪府大阪市北区小松原町2-4 大阪富国生命ビル4F TEL.0120-259-817
(お客さまセンター)
全国各地にご相談窓口を設置しております(平成26年12月末現在)※大阪北支社を除く
旭 川
札 幌
函 館
帯 広
北 見
青 森
盛 岡
仙 台
秋 田
山 形
福 島
水 戸
宇都宮
0166-26-2468
011-221-1373
0138-53-5570
0155-23-4738
0157-24-8111
017-776-2194
019-623-5345
022-222-0718
018-832-2076
023-631-3583
024-932-2888
029-221-2384
028-622-0614
前 橋
埼 玉
千 葉
横 浜
京 浜
湘 南
甲 府
東 京
新 宿
東京東
池 袋
東京湾岸
立 川
027-224-3783
048-641-0761
043-441-7575
045-641-5851
044-245-1161
0466-26-5611
055-235-7281
03-3277-3100
03-5323-5580
03-3870-8011
03-3984-2684
03-5632-6720
042-526-5300
町 田
新 潟
富 山
金 沢
福 井
松 本
岐 阜
静 岡
浜 松
名古屋
三 重
大 津
京 都
042-726-1720
025-222-4166
076-432-2750
076-263-8851
0776-24-2322
0263-32-1963
058-264-4108
054-255-3331
053-454-9466
052-231-8791
059-226-1966
077-522-0083
075-221-7231
大阪北
大阪南
神 戸
奈 良
和歌山
鳥 取
松 江
岡 山
広 島
山 口
徳 島
高 松
松 山
06-6343-9333
06-6649-8153
078-261-0445
0742-21-7080
073-431-3291
0857-23-2041
0852-21-4063
086-225-2571
082-247-2590
0835-22-4875
088-623-0211
087-851-2062
089-921-6893
支社へ直接ご用件のある方は音声ガイドにしたがって、8番を押してください。
高 知
北九州
福 岡
佐 賀
長 崎
熊 本
大 分
宮 崎
鹿児島
沖 縄
088-873-2111
093-551-0412
092-291-4151
0952-24-6291
095-822-3444
096-354-9090
097-532-3729
0985-24-2603
099-226-8555
098-866-1047
Fly UP