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SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000サーバ
SPARC® Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サーバ XSCF リファレンスマニュアル XSCF Control Package (XCP) 107x マニュアル番号 C120-E333-06 Part No. 819-7891-13 2008 年 4 月 , Revision A Copyright 2007-2008 Sun Microsystems, Inc., 4150 Network Circle, Santa Clara, California 95054, U.S.A. お よ び富士通株式会社 〒 211-8588 神奈川県川崎市中原区上小田中 4-1-1 , Japan. All rights reserved. Sun Microsystems, Inc. お よ び富士通株式会社は、 それぞれ本書に記述 さ れてい る 製品お よ び技術に関す る 知的所有権を所有ま たは管理 し て い ます。 こ れ ら の製品、 技術、 お よ び本書は、 著作権法、 特許権な ど の知的所有権に関す る 法律お よ び国際条約に よ り 保護 さ れてい ます。 こ れ ら の製品、 技術、 お よ び本書に対 し て Sun Microsystems, Inc. お よ び富士通株式会社が有す る 知的所有権には、 http://www.sun.com/patents に掲載 さ れてい る ひ と つま たは複数の米国特許、 お よ び米国な ら びにその他の国におけ る ひ と つま たは複数 の特許ま たは出願中の特許が含まれてい ます。 本書お よ びそれに付属す る 製品お よ び技術は、 その使用、 複製、 頒布お よ び逆 コ ンパ イ ルを制限す る ラ イ セ ン ス の も と において頒布 さ れま す。 富士通株式会社 と Sun Microsystems, Inc. お よ びその ラ イ セ ンサーの書面に よ る 事前の許可な く 、 こ の よ う な製品ま たは技術お よ び本 書のいかな る 部分 も 、 いかな る 方法に よ っ て も 複製す る こ と が禁 じ ら れます。 本書の提供は、 明示的であ る か黙示的であ る か を問わず、 本 製品ま たはそれに付随す る 技術に関す る いかな る 権利ま たは ラ イ セ ン ス を付与す る も ので も あ り ません。 本書は、 富士通株式会社ま たは Sun Microsystems, Inc. の一部、 あ る いはそのいずれかの関連会社のいかな る 種類の義務を含む も ので も 示す も ので も あ り ません。 本書お よ び本書に記述 さ れてい る 製品お よ び技術には、 ソ フ ト ウ ェ アお よ びフ ォ ン ト 技術を含む第三者の知的財産が含ま れてい る 場合があ り ます。 こ れ ら の知的財産は、 著作権法に よ り 保護 さ れてい る か、 ま たは提供者か ら 富士通株式会社お よ び / ま たは Sun Microsystems, Inc. へ ラ イ セ ン ス が付与 さ れてい る か、 あ る いはその両方です。 GPL ま たは LGPL が適用 さ れた ソ ース コ ー ド の複製は、 GPL ま たは LGPL の規約に従い、 該当す る 場合に、 お客様か ら のお申 し 込みに応 じ て入手可能です。 富士通株式会社ま たは Sun Microsystems, Inc. にお問い合わせ く だ さ い。 こ の配布には、 第三者が開発 し た構成要素が含まれてい る 可能性があ り ます。 本製品の一部は、 カ リ フ ォ ルニア大学か ら ラ イ セ ン ス さ れてい る Berkeley BSD シ ス テ ムに由来 し てい ます。 UNIX は、 X/Open Company Limited が独占的に ラ イ セ ン ス し てい る 米国な ら びに他の国におけ る 登録商標です。 Sun、 Sun Microsystems、 Sun の ロ ゴ、 Java、 Netra、 Solaris、 Sun Ray、 Answerbook2、 docs.sun.com、 OpenBoot、 お よ び Sun Fire は、 米国お よ びその他の国におけ る Sun Microsystems, Inc. の商標ま たは登録商標です。 富士通お よ び富士通の ロ ゴ マー ク は、 富士通株式会社の登録商標です。 すべての SPARC 商標は、SPARC International, Inc. の ラ イ セ ン ス を受けて使用 し てい る 同社の米国お よ びその他の国におけ る 登録商標です。 SPARC 商標が付いた製品は、 Sun Microsystems, Inc. が開発 し た アーキ テ ク チ ャ ーに基づ く も のです。 SPARC64 は、 Fujitsu Microelectronics, Inc. お よ び富士通株式会社が SPARC International, Inc. の ラ イ セ ン ス を受けて使用 し てい る 同社の商 標です。 OPEN LOOK お よ び SunTM Graphical User Interface は、 Sun Microsystems, Inc. が自社のユーザーお よ び ラ イ セ ン ス実施権者向けに開発 し ま し た。 Sun Microsystems, Inc. は、 コ ン ピ ュ ー タ 産業用のビ ジ ュ アルま たは グ ラ フ ィ カル ・ ユーザー イ ン タ ーフ ェース の概念の研究開発 におけ る Xerox 社の先駆者 と し ての成果を認め る も のです。 Sun Microsystems, Inc. は Xerox 社か ら Xerox Graphical User Interface の非独占 的 ラ イ セ ン ス を取得 し てお り 、 こ の ラ イ セ ン スは、 OPEN LOOK GUI を実装 し てい る か ま たは Sun の書面に よ る ラ イ セ ン ス契約を満たす Sun Microsystems, Inc. の ラ イ セ ン ス実施権者に も 適用 さ れます。 United States Government Rights - Commercial use. U.S. Government users are subject to the standard government user license agreements of Sun Microsystems, Inc. and Fujitsu Limited and the applicable provisions of the FAR and its supplements. Please Recycle 免責条項 : 本書ま たは本書に記述 さ れてい る 製品や技術に関 し て富士通株式会社、 Sun Microsystems, Inc. ま たはそのいずれかの関連会社が 行 う 保証は、 製品ま たは技術の提供に適用 さ れ る ラ イ セ ン ス契約で明示的に規定 さ れてい る 保証に限 り ます。 こ の よ う な契約で明示的に規 定 さ れた保証を除 き 、 富士通株式会社、 Sun Microsystems, Inc. お よ びそのいずれかの関連会社は、 製品、 技術、 ま たは本書に関 し て、 明 示、 黙示を問わず、 いかな る 種類の保証 も 行い ません。 こ れ ら の製品、 技術、 ま たは本書は、 現状の ま ま提供 さ れ、 商品性、 特定目的への 適合性ま たは第三者の権利の非侵害の黙示の保証を含みそれに限定 さ れない、 明示的であ る か黙示的であ る か を問わない、 なん ら の保証 も 、 かか る 免責が法的に無効 と さ れた場合を除 き 、 行われない も の と し ます。 こ の よ う な契約で明示的に規定 さ れていないかぎ り 、 富士通 株式会社、 Sun Microsystems, Inc. ま たはそのいずれかの関連会社は、 いかな る 法理論の も と の第三者に対 し て も 、 その収益の損失、 有用性 ま たはデー タ に関す る 損失、 あ る いは業務の中断について、 あ る いは間接的損害、 特別損害、 付随的損害、 ま たは結果的損害について、 そ の よ う な損害の可能性が示唆 さ れていた場合であ っ て も 、 適用 さ れ る 法律が許容す る 範囲内で、 いかな る 責任 も 負い ません。 本書は、 「現状の ま ま」 提供 さ れ、 商品性、 特定目的への適合性ま たは第三者の権利の非侵害の黙示の保証を含みそれに限定 さ れない、 明 示的であ る か黙示的であ る かを問わない、 なん ら の保証 も 、 かか る 免責が法的に無効 と さ れた場合を除 き 、 行われない も の と し ます。 目 次 は じ めに v Intro, intro 1 addboard 7 addcodlicense addfru 11 13 adduser 15 applynetwork cfgdevice 21 clockboard console 17 27 29 deleteboard 31 deletecodlicense deletefru 37 deleteuser 39 disableuser 41 enableuser 43 exit 35 45 flashupdate fmadm 51 fmdump fmstat 53 61 getflashimage ioxadm 47 65 69 目 次 i man 79 moveboard 81 nslookup 85 password 87 poweroff 91 poweron 95 prtfru 99 rebootxscf 103 replacefru 105 reset 107 resetdateoffset 111 sendbreak 113 setaltitude 115 setarchiving setaudit 117 121 setautologout setcod 129 setdate setdcl 127 133 137 setdomainmode setdomparam setdscp 141 147 149 setdualpowerfeed setemailreport sethostname 155 159 sethttps 161 setldap 165 setlocale 169 setlocator 171 setlookup 173 setnameserver setnetwork setntp 175 177 183 setpasswordpolicy ii 153 187 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン スマニ ュ アル • 2008 年 4 月 setpowerupdelay setprivileges setroute 191 193 197 setshutdowndelay setsmtp 203 setsnmp 207 setsnmpusm 213 setsnmpvacm setssh 201 217 221 settelnet 225 settimezone setupfru 227 233 setupplatform 235 showaltitude 239 showarchiving showaudit 241 245 showautologout showboards showcod 249 251 257 showcodlicense 259 showcodusage 261 showconsolepath showdate showdcl 267 269 271 showdevices 277 showdomainmode 283 showdomainstatus 285 showdscp 287 showdualpowerfeed showemailreport 293 showenvironment showfru 291 295 299 showhardconf showhostname 301 307 目 次 iii showhttps 309 showldap 311 showlocale 313 showlocator showlogs 315 317 showlookup 329 showmonitorlog 331 shownameserver 333 shownetwork shownotice showntp 335 341 343 showpasswordpolicy 345 showpowerupdelay showresult 349 showroute 351 347 showshutdowndelay showsmtp 357 showsnmp 359 showsnmpusm 361 showsnmpvacm showssh 363 365 showstatus 369 showtelnet 371 showtimezone showuser 373 377 snapshot 379 switchscf 389 testsb 391 unlockmaintenance version iv 397 399 viewaudit who 355 403 409 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン スマニ ュ アル • 2008 年 4 月 は じ めに 本書は、 SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サーバの eXtended System Control Facility( 以降、 XSCF) 環境で実行で き る シ ェ ル コ マ ン ド ( 以降、 XSCF シ ェ ル コ マ ン ド ) の使いかたについて書かれた も のです。 XSCF は、 SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サーバの本体装置お よ び ド メ イ ン の監視や制御、 運用、 保守な ど を行 う ためのシ ス テ ム監視機構です。 シ ス テ ム のプ ロ セ ッ サ と は独立 し たサービ ス プ ロ セ ッ サ上に、 フ ァ ーム ウ ェ ア と し て搭載 さ れてい ます。 本書では、 XSCF 環境で使用で き る XSCF シ ェ ル コ マ ン ド の使いかたや実 行例な ど が、 コ マ ン ド ご と に説明 さ れてい ます。 本書は、 XSCF シ ェ ル コ マ ン ド を使用す る 上で、 わか ら ない点や確認 し たい内容を調べ る ための手引 き と し て用意 さ れてい る マニ ュ アルです。 チ ュ ー ト リ アルの よ う に最初 か ら 読み進め る のではな く 、 確認 し たい内容が出て き た場合に、 適宜、 お使いにな る こ と をお勧めいた し ます。 なお、 本書に書かれてい る XSCF シ ェ ル コ マ ン ド の説明は、 XSCF 環境で man コ マ ン ド を実行 し た場合に表示 さ れ る マニ ュ アルページ と 同 じ も のです。 マニ ュ アルページ を表示 さ せ る man コ マ ン ド の使いかたについては、 本書内の man(1) の項目を参照 し て く だ さ い。 ま た、 XSCF の詳 し い内容については、 『 SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/ M9000 サーバ XSCF ユーザーズガ イ ド 』 を参照 し て く だ さ い。 ここでは、以下の項目について説明しています。 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 対象読者 本書の表記について SPARC Enterprise Mx000 サーバ関連マニ ュ アル 用語集について 本書内での他マニ ュ アルの表記について モデル名について プ ロ ン プ ト の表記について ソ フ ト ウ ェ ア ラ イ セ ン ス について は じ めに v 対象読者 本書は、 SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サーバを管理す る ユーザー ( 以降、 XSCF ユーザー ) を対象に し て書かれてい ます。 XSCF ユーザーには、 以下の知 識があ る こ と を前提 と し てい ます。 ■ ■ SolarisTM オペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム、 お よ び UNIX コ マ ン ド SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サーバ、お よ び XSCF の基本的な知 識 本書の表記について こ こ では、 本書で使用 さ れてい る 表記について説明 し ます。 Intro(8) には、 XSCF シ ェ ル コ マ ン ド と その概要がアルフ ァ ベ ッ ト 順に書かれてい ま す。 vi SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン スマニ ュ アル • 2008 年 4 月 各 XSCF シ ェ ル コ マ ン ド は、 以下の項目順で説明 さ れてい ます。 なお、 項目に対 し て 該当す る 説明がない場合は、 項目自体が省略 さ れてい ます。 項目 説明 名前 XSCF シ ェ ル コ マ ン ド 名 と コ マ ン ド の概要が書かれてい ます。 形式 コ マ ン ド の構文が書かれてい ます。 字体は以下の規則に基づいて使い分け ら れてい ます。 bold コマンド名や定数など、表示されているとおりに入力しま す。 ltalic 変数な ど、 コ マ ン ド 実行時に適切な値に置 き 換え ます。 括弧などの記号は以下の規則に基づいて使い分けられています。 [] こ の括弧で囲 ま れてい る オプシ ョ ンやオペ ラ ン ド は省略で き ます。 囲 ま れていない も のは省略で き ません。 {} こ の括弧で囲 ま れてい る オプシ ョ ンやオペ ラ ン ド は 1 組 と し て扱われ ます。 | "|" で区切 ら れてい る オプシ ョ ン ま たはオペ ラ ン ド か ら 1 つ だけ指定 し ます。 ... 直前のオプシ ョ ン ま たはオペ ラ ン ド を複数指定で き ます。 説明 コ マ ン ド の機能な ど、 詳 し い説明が書かれてい ます。 コ マ ン ド を実 行 し た と き の動作や表示 さ れ る 内容について説明 さ れ ます。 オプシ ョ ンやオペ ラ ン ド の指定の し かた な ど は説明 さ れ ません。 ユーザー権限 コ マ ン ド を実行す る ために必要な権限について書かれてい ます。 ユ ーザー権限に よ っ て実行で き る 内容に違いがあ る 場合は、 こ こ で説 明 さ れ ます。 オプシ ョ ン オプシ ョ ン の意味や指定の し かたについて書かれてい ます。 オプシ ョ ン にオペ ラ ン ド が必要な場合は、 こ こ で説明 さ れ ます。 1 文字だけのオプションを複数指定する場合は、最初に指定したオ プションのあとに、オプションのアルファベット部分だけを続けて 指定することもできます。 例 ) fmadm -a -i fmadm -ai オペ ラ ン ド オペ ラ ン ド の意味や指定の し かたについて書かれてい ます。 オプシ ョ ン のあ と に続 く オペ ラ ン ド は 「 オプシ ョ ン 」 で説明 さ れ ます。 詳細説明 「 説明 」 で書かれてい る 内容の他に、 補足的な説明が必要な場合は こ こ で説明 さ れ ます。 「 説明 」 の内容が長 く な る よ う な場合に説明 を分割す る と き に も 使用 さ れ ます。 は じ めに vii 項目 説明 使用例 コ マ ン ド の実行例が書かれてい ます。 実行例の説明、 実行 コ マ ン ド 、 お よ び実行 し た結果シ ス テ ム か ら 表示 さ れ る メ ッ セージが書か れてい ます。 終了 ス テー タ ス 実行 し た コ マ ン ド が正常に終了 し たか ど う か を表す ス テー タ ス につ いて書かれてい ます。 正常に終了 し た場合は "0"、 異常終了 し た場 合は ">0" で表 さ れ ます。 関連項目 関連す る コ マ ン ド 名が書かれてい ます。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ関連マニ ュ アル 本書の関連マニ ュ アル と し て、 以下のマニ ュ アルが用意 さ れてい ます。 タイトル マニュアル番号 SPARC Enterprise M4000/M5000 サーバ 設置計画マニ ュ アル C120-H015 SPARC Enterprise M8000/M9000 サーバ 設置計画マニ ュ アル C120-H014 SPARC Enterprise 19 イ ンチ ラ ッ ク 搭載ガ イ ド C120-H016 SPARC Enterprise M4000/M5000 サーバ は じ めにお読み く だ さ い C120-E345 SPARC Enterprise M8000/M9000 サーバ は じ めにお読み く だ さ い C120-E323 SPARC Enterprise M4000/M5000 サーバ 製品概要 C120-E346 SPARC Enterprise M8000/M9000 サーバ 製品概要 C120-E324 Important Safety Information for Hardware Systems C120-E391 SPARC Enterprise M4000/M5000 Servers Safety and Compliance Guide/ 安全に使用 し ていただ く ために C120-E348 SPARC Enterprise M8000/M9000 Servers Safety and Compliance Guide/ 安全に使用 し ていただ く ために C120-E326 External I/O Expansion Unit Safety and Compliance Guide / 安全 C120-E457 に使用 し ていただ く ために viii SPARC Enterprise M4000 Server Unpacking Guide/ 開梱の手引 き C120-E349 SPARC Enterprise M5000 Server Unpacking Guide/ 開梱の手引 き C120-E350 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン スマニ ュ アル • 2008 年 4 月 タイトル マニュアル番号 SPARC Enterprise M8000/M9000 Servers Unpacking Guide/ 開梱 の手引 き C120-E327 SPARC Enterprise M4000/M5000 サーバ イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド C120-E351 SPARC Enterprise M8000/M9000 サーバ イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド C120-E328 SPARC Enterprise M4000/M5000 サーバ サービ ス マニ ュ アル C120-E352 SPARC Enterprise M8000/M9000 サーバ サービ ス マニ ュ アル C120-E330 PCI ボ ッ ク ス イ ン ス ト レーシ ョ ン ・ サービ ス マニ ュ アル C120-E329 SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サーバ RCI 構築手 C120-E361 順書 SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サーバ ア ド ミ ニ ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド C120-E331 SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サーバ XSCF ユー C120-E332 ザーズガ イ ド SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サーバ XSCF リ フ C120-E333 ァ レ ン ス マニ ュ アル SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サーバ Dynamic Reconfiguration (DR) ユーザーズガ イ ド C120-E335 SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サーバ Capacity on Demand (COD) ユーザーズガ イ ド C120-E336 SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サーバ RCI ユーザ C120-E360 ーズガ イ ド SPARC Enterprise M4000/M5000 サーバ プ ロ ダ ク ト ノ ー ト ウ ェ ブサ イ ト 参照 SPARC Enterprise M8000/M9000 サーバ プ ロ ダ ク ト ノ ー ト ウ ェ ブサ イ ト 参照 PCI ボ ッ ク ス プ ロ ダ ク ト ノ ー ト C120-E456 SPARC Enterprise サーバ UPC コ ネ ク タ ー補足資料 C120-E455 SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サーバ 用語集 C120-E514 1. マニ ュ アル公開 ウ ェ ブサ イ ト SPARC Enterprise シ リ ーズのすべての最新マニ ュ アルを以下の ウ ェ ブサ イ ト で入手 で き ます。 国内サイト http://primeserver.fujitsu.com/sparcenterprise/manual/ 海外サイト http://www.fujitsu.com/sparcenterprise/manual/ は じ めに ix 注 ) 『 SPARC Enterprise M4000/M5000 サーバ プ ロ ダ ク ト ノ ー ト 』 、 『 SPARC Enterprise M8000/M9000 サーバ プ ロ ダ ク ト ノ ー ト 』 、および『 PCI ボ ッ ク ス プ ロ ダ ク ト ノ ー ト 』は、 は ウ ェ ブサ イ ト でのみ公開 し てい ます。 本製品の最新情報を確 認 し て く だ さ い。 2. Documentation CD Documentation CD については、 営業担当者にお問い合わせ く だ さ い。 ■ ■ SPARC Enterprise M4000/M5000 Servers Documentation CD (C120-E365) SPARC Enterprise M8000/M9000 Servers Documentation CD (C120-E364) 3. 『 Enhanced Support Facility x.x 』 CD-ROM で提供 さ れ る マニ ュ アル ■ リ モー ト 保守サービ ス タイトル マニュアル番号 Enhanced Support Facility ユーザーズガ イ ド REMCS 編 C112-B067 4. 本体装置内で提供 さ れ る マニ ュ アル XSCF のマニ ュ アルページ ( 本書 と 同 じ 内容です。 ) 5. ウ ェ ブサ イ ト で提供 さ れ る ド キ ュ メ ン ト お よ びサポー ト ご使用のサーバの、 そのほかの ド キ ュ メ ン ト お よ びサポー ト に関す る 最新情報が、 以下の ウ ェ ブサ イ ト で提供 さ れてい ます。 a. メ ッ セージ 国内サ イ ト http://primeserver.fujitsu.com/sparcenterprise/msg/ 海外サ イ ト http://www.fujitsu.com/sparcenterprise/msg/ b. フ ァ ーム ウ ェ ア フ ァ ーム ウ ェ アの最新フ ァ イ ルは以下の ウ ェ ブサ イ ト か ら 入手で き ます。 国内サイト http://primeserver.fujitsu.com/sparcenterprise/download/ firmware/ 海外サイト http://www.fujitsu.com/sparcenterprise/firmware/ 以下の フ ァ イ ルお よ び ド キ ュ メ ン ト が公開 さ れ ます。 i. フ ァ ーム ウ ェ アプ ロ グ ラ ム フ ァ イ ル (XSCF Control Package (XCP) フ ァ イ ル ) ii. XSCF 拡張 MIB 定義フ ァ イ ル x SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン スマニ ュ アル • 2008 年 4 月 注 ) XSCF Control Package(XCP): XCP と は計算機シ ス テ ム を構成す る ハー ド ウ ェ アの制御プ ロ グ ラ ム をパ ッ ケージ化 し た も のです。 XCP フ ァ イ ルには XSCF フ ァ ーム ウ ェ ア と OpenBoot PROM フ ァ ーム ウ ェ アが含 ま れ ます。 c. Fault Management MIB (SUN-FM-MIB) 定義フ ァ イ ル http://src.opensolaris.org/source/xref/innv/onnv-gate/usr/ src/lib/fm/libfmd_snmp/mibs/ 6. Solaris OS 関連マニ ュ アル http://docs.sun.com 7. フ ァ ーム ウ ェ アプ ロ グ ラ ム CD 内で提供 さ れ る も の ( 保守作業員用 ) a. フ ァ ーム ウ ェ アプ ロ グ ラ ム フ ァ イ ル (XCP フ ァ イ ル ) b. XSCF 拡張 MIB 定義フ ァ イ ル 8. RCI 機能を ご使用の場合 RCI 構築手順は本文には記載 さ れてお り ません。 RCI 機能を ご使用の場合は、 マニ ュ アル公開 ウ ェ ブサ イ ト で提供 さ れ る 『 SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/ M9000 サーバ RCI 構築手順書 』 お よ び 『 SPARC Enterprise M4000/M5000/ M8000/M9000 サーバ RCI ユーザーズガ イ ド 』 を参照 し て く だ さ い。 用語集について SPARC Enterprise Mx000 サーバ関連マニ ュ アルで使用 し てい る 用語については、 『 SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サーバ 用語集 』 を参照 し て く だ さ い。 は じ めに xi 本書内での他マニ ュ アルの表記について 本書では、 関連マニ ュ アルについて以下の よ う な表記をす る 場合が あ り ます。 以下の よ う な表記が さ れてい る 場合、 対応す る 関連マニ ュ アルを参照 し て く だ さ い。 関連マニュアルの名称 本書内の表現 SPARC Enterprise M4000/M5000 サーバ 製品概要 SPARC Enterprise M8000/M9000 サーバ 製品概要 製品概要 SPARC Enterprise M4000/M5000 サーバ サービ ス マ サービ ス マニ ュ アル ニ ュ アル SPARC Enterprise M8000/M9000 サーバ サービ ス マ ニ ュ アル SPARC Enterprise M4000/M5000 サーバ イ ン ス ト レ イ ン ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド ーシ ョ ン ガ イ ド SPARC Enterprise M8000/M9000 サーバ イ ン ス ト レ ーシ ョ ン ガ イ ド SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サ ア ド ミ ニ ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド ーバ ア ド ミ ニ ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サ XSCF ユーザーズガ イ ド ーバ XSCF ユーザーズガ イ ド SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル ーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サ Dynamic Reconfiguraion ユーザ ーバ Dynamic Reconfiguration (DR) ユーザーズ ガ イ ーズガ イ ド ド ま たは DR ユーザーズガ イ ド SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サ COD ユーザーズガ イ ド ーバ Capacity on Demand (COD) ユーザーズガ イ ド SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サ 用語集 ーバ 用語集 xii SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2008 年 4 月 モデル名について 本書のモデル名表記は以下の よ う にな っ てい ます。 サーバクラス モデル名 ハイ エン ド SPARC Enterprise M8000 SPARC Enterprise M9000 ミ ッ ド レンジ SPARC Enterprise M4000 SPARC Enterprise M5000 プ ロ ン プ ト の表記について 本書のプ ロ ン プ ト 表記は以下の よ う にな っ てい ます。 シェル プロンプト表記 XSCF XSCF> C シ ェル machine-name% C シ ェ ル スーパーユーザー machine-name# Bourne シ ェ ルお よ び Korn シ ェ ル $ Bourne シ ェ ルお よ び Korn シ ェ ル スーパーユーザー # OpenBoot PROM ok ソ フ ト ウ ェ ア ラ イ セ ン ス について 本書で使用している機能は、GPL、LGPL 等のソフトウェアを使用しています。ライセ ンス情報については、『 SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サーバ XSCF ユーザーズガ イ ド 』「付録 E ソ フ ト ウ ェ ア ラ イ セ ン ス使用許諾条件」を参照し てください。 は じ めに xiii マニ ュ アルへの コ メ ン ト 本書に関す る ご意見、 ご要望 ま たは内容に不明瞭な部分が ご ざい ま し た ら 、 下記内容を 具体的に ご記入の上、 担当 SE、 販売員 ま たは担当講師にお渡 し く だ さ い。 xiv SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2008 年 4 月 Intro, intro(8) 名前 Intro, intro - eXtended System Control Facility (XSCF) コ マ ン ド 一覧 説明 ここでは、SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サーバの XSCF で実行 で き る コ マ ン ド について説明 し ます。 コ マ ン ド 一覧 XSCF では、 以下の コ マ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 addboard シ ス テ ム ボー ド (XSB; eXtended System Board) を ド メ イ ン構成に組み込み、 ま たは割 り 当て ます。 addcodlicense Capacity on Demand (COD; キ ャ パシ テ ィ オ ンデマ ン ド ) Right-To-Use (RTU) ラ イ セ ン ス キーを COD ラ イ セ ン ス デー タ ベー ス に追加 し ます。 addfru FRU(Field Replaceable Unit) を増設 し ます。 adduser XSCF ユーザーア カ ウ ン ト を作成 し ます。 applynetwork XSCF ネ ッ ト ワ ー ク に設定 さ れた内容を反映す る ために、 XSCF を リ セ ッ ト し ます。 cfgdevice DVD/ テープ ド ラ イ ブのポー ト への接続、 切 り 離 し 、 お よ び状態の表示を行い ます。 clockboard シ ス テ ム起動時に使用 さ れ る ク ロ ッ ク コ ン ト ロ ールユニ ッ ト を設定 ま たは表示 し ます。 console ド メ イ ン コ ン ソ ールに接続 し ます。 deleteboard シ ス テ ム ボー ド (XSB; eXtended System Board) を ド メ イ ン構成か ら 切 り 離 し ます。 deletecodlicense Capacity on Demand (COD; キ ャ パシ テ ィ オ ンデマ ン ド ) Right-To-Use (RTU) ラ イ セ ン ス キーを COD ラ イ セ ン ス デー タ ベー ス か ら 削除 し ます。 deletefru FRU(Field Replaceable Unit) を減設 し ます。 deleteuser XSCF ユーザーア カ ウ ン ト を削除 し ます。 disableuser XSCF ユーザーア カ ウ ン ト を無効に し ます。 enableuser XSCF ユーザーア カ ウ ン ト を有効に し ます。 exit XSCF シ ェ ルを終了 し ます。 flashupdate フ ァ ーム ウ ェ ア を ア ッ プデー ト し ます。 fmadm 故障管理に関連す る シ ス テ ム構成パ ラ メ ー タ を表示 し ま す。 fmdump 故障管理に関連す る ロ グ を表示 し ます。 fmstat 故障管理モジ ュ ールの統計情報を レ ポー ト し ます。 getflashimage フ ァ ーム ウ ェ ア イ メ ージ フ ァ イ ルを ダ ウ ン ロ ー ド し ます。 System Administration 1 Intro, intro(8) 2 ioxadm PCI ボ ッ ク ス を管理 し ます。 man XSCF シ ェ ル コ マ ン ド のマニ ュ アルページ を表示 し ます。 moveboard 現在組み込 ま れてい る ド メ イ ン か ら 別の ド メ イ ンへ、 シ ス テ ム ボー ド (XSB; eXtended System Board) を移動 し ます。 nslookup ホ ス ト 名を Domain Name Server(DNS) サーバに照会 し ま す。 password XSCF ユーザーア カ ウ ン ト のパ ス ワ ー ド と 有効期限を設定 し ます。 poweroff ド メ イ ン の電源を切断 し ます。 poweron ド メ イ ン の電源を投入 し ます。 prtfru シ ス テ ムお よ び PCI ボ ッ ク ス に FRUID デー タ を表示 し ま す。 rebootxscf XSCF を リ セ ッ ト し ます。 replacefru FRU(Field Replaceable Unit) を交換 し ます。 reset 指定 し た ド メ イ ン を リ セ ッ ト し ます。 resetdateoffset XSCF と ド メ イ ン間の時刻の差分を リ セ ッ ト し ます。 sendbreak 指定 し た ド メ イ ン にブ レー ク 信号を送 り ます。 setaltitude 本体装置の高度 ま たはエア フ ィ ル タ ーの搭載状況を設定 し ます。 setarchiving ロ グのアーカ イ ブ機能を設定 し ます。 setaudit シ ス テ ム の監査機能を管理 し ます。 setautologout XSCF コ マ ン ド シ ェ ルのセ ッ シ ョ ン タ イ ム ア ウ ト 時間を設 定 し ます。 setcod ド メ イ ン で使用 さ れ る キ ャ パシ テ ィ オ ンデマ ン ド (COD; Capacity on Demand) リ ソ ー ス を設定 し ます。 setdate XSCF の時計の日付、 時刻を設定 し ます。 setdcl ド メ イ ン構成情報 (DCL; Domain Component List) を設定 し ます。 setdomainmode ド メ イ ン モー ド を設定 し ます。 setdomparam OpenBoot PROM 環境変数を強制的に書 き 換え ます。 setdscp ド メ イ ン / サービ ス プ ロ セ ッ サ間通信プ ロ ト コ ル (DSCP) の IP ア ド レ ス割 り 当て を設定 し ます。 setdualpowerfeed 二系統受電モー ド を有効/無効に し ます。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2008 年 3 月改版 Intro, intro(8) setemailreport 電子 メ ール レ ポー ト の設定デー タ を セ ッ ト ア ッ プ し ます。 sethostname XSCF ユニ ッ ト のホ ス ト 名お よ び ド メ イ ン名を設定 し ま す。 sethttps XSCF ネ ッ ト ワ ー ク で使用す る HTTPS サービ ス の開始 と 停止を設定 し ます。 ま た、 認証関連の設定を行い ます。 setldap XSCF を Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) ク ラ イ ア ン ト と し て設定 し ます。 setlocale XSCF のデフ ォ ル ト の ロ ケールを設定 し ます。 setlocator オペ レー タ ーパネルの、 CHECK LED の点滅状態を設定 し ます。 setlookup 認証 と ユーザー権限の関す る 参照先を設定 し ます。 setnameserver XSCF ネ ッ ト ワ ー ク で使用 さ れ る Domain Name System (DNS) サーバを設定 し ます。 setnetwork XSCF で使用 さ れ る ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス を設定 し ます。 setntp XSCF ネ ッ ト ワ ー ク で使用 さ れ る NTP サーバを設定 し ま す。 setpasswordpolicy シ ス テ ム のパ ス ワ ー ド ポ リ シーを管理 し ます。 setpowerupdelay シ ス テ ム の暖機運転時間お よ び起動 ま での待ち時間を設定 し ます。 setprivileges ユーザー権限を割 り 当て ます。 setroute XSCF ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス のルーテ ィ ン グ情報 を設定 し ます。 setshutdowndelay UPS(Uninterruptible Power Supply) 停電通知時のシ ャ ッ ト ダ ウ ン待ち時間を設定 し ます。 setsmtp SMTP サービ ス を設定 し ます。 setsnmp SNMP エージ ェ ン ト を管理 し ます。 setsnmpusm SNMPv3 エージ ェ ン ト の User-based Security Model (USM) 設定 し ます。 setsnmpvacm SNMPv3 エージ ェ ン ト の View-based Access Control Model (VACM) 設定を変更 し ます。 setssh XSCF ネ ッ ト ワ ー ク で使用す る SSH サービ ス を開始 ま た は停止 し ます。 ま た、 SSH サービ ス に必要な ホ ス ト 公開 鍵の生成やユーザー公開鍵の登録、 削除を行い ます。 settelnet XSCF ネ ッ ト ワ ー ク で使用す る Telnet サービ ス を開始 ま た は停止 し ます。 System Administration 3 Intro, intro(8) 4 settimezone XSCF の タ イ ム ゾーンお よ びサマー タ イ ム (Daylight Saving Time) を設定 し ます。 setupfru デバ イ ス のハー ド ウ ェ アに関す る 設定を行い ます。 setupplatform プ ラ ッ ト フ ォ ーム固有の設定を行い ます。 showaltitude 本体装置の高度お よ びエア フ ィ ル タ ーの搭載状況を表示 し ます。 showarchiving ロ グ アーカ イ ブの設定状態を表示 し ます。 showaudit 監査シ ス テ ム の現在の状態を表示 し ます。 showautologout XSCF コ マ ン ド シ ェ ルのセ ッ シ ョ ン タ イ ム ア ウ ト 時間を表 示 し ます。 showboards シ ス テ ム ボー ド (XSB; eXtended System Board) の情報を 表示 し ます。 showcod ド メ イ ン で設定 さ れてい る Capacity on Demand (COD; キ ャ パシ テ ィ オ ンデマ ン ド ) に関す る 情報を表示 し ます。 showcodlicense COD ラ イ セ ン スデー タ ベー ス に格納 さ れてい る 現在の Capacity on Demand (COD; キ ャ パシ テ ィ オ ンデマ ン ド ) Right-To-Use (RTU) ラ イ セ ン ス キーを表示 し ます。 showcodusage Capacity on Demand (COD; キ ャ パシ テ ィ オ ンデマ ン ド ) リ ソ ー ス の使用状況を表示 し ます。 showconsolepath 現在接続 さ れてい る ド メ イ ン コ ン ソ ールの情報を表示 し ま す。 showdate XSCF の時計の日付、 時刻を表示 し ます。 showdcl 現在設定 さ れてい る ド メ イ ン構成情報 (DCL; Domain Component List) を表示 し ます。 showdevices シ ス テ ム ボー ド (XSB; eXtended System Board) のデバ イ ス と 、 リ ソ ー ス の使用状況を表示 し ます。 showdomainmode 現在設定 さ れてい る ド メ イ ン モー ド を表示 し ます。 showdomainstatus 現在の ド メ イ ン の状態を表示 し ます。 showdscp DSCP に割 り 当て ら れてい る IP ア ド レ ス を表示 し ます。 showdualpowerfeed 二系統受電モー ド の現在の状態を表示 し ます。 showemailreport 電子 メ ール レ ポー ト の設定デー タ を表示 し ます。 showenvironment 本体装置の吸気温度 と 湿度、 温度セ ン サー情報、 電圧セ ン サー情報、 FAN 回転情報を表示 し ます。 showfru デバ イ ス のハー ド ウ ェ アに関す る 設定内容を表示 し ます。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2008 年 3 月改版 Intro, intro(8) showhardconf 本体装置に搭載 さ れてい る FRU(Field Replaceable Unit) の情報を表示 し ます。 showhostname XSCF ユニ ッ ト に設定 さ れてい る ホ ス ト 名を表示 し ます。 showhttps XSCF ネ ッ ト ワ ー ク に設定 さ れてい る HTTPS サービ ス の 状態を表示 し ます。 showldap サービ ス プ ロ セ ッ サの LDAP 設定を表示 し ます。 showlocale 設定 さ れてい る XSCF の ロ ケールを表示 し ます。 showlocator オペ レー タ ーパネルの CHECK LED の状態を表示 し ます。 showlogs 指定 し た ロ グ を表示 し ます。 showlookup 認証 と ユーザー権限のル ッ ク ア ッ プに関す る 設定を表示 し ます。 showmonitorlog 監視 メ ッ セージ ロ グの内容を リ アル タ イ ム に表示 し ます。 shownameserver XSCF ネ ッ ト ワ ー ク に設定 さ れてい る Domain Name System (DNS) サーバを表示 し ます。 shownetwork XSCF に設定 さ れてい る ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス の 情報を表示 し ます。 shownotice eXtended System Control Facility(XSCF) Control Package (XCP) の著作権お よ び著作権に関す る ラ イ セ ン ス情報を表 示 し ます。 showntp XSCF ネ ッ ト ワ ー ク に設定 さ れてい る NTP サーバを表示 し ます。 showpasswordpolicy 現在のパ ス ワ ー ド ポ リ シーの設定を表示 し ます。 showpowerupdelay 現在設定 さ れてい る シ ス テ ム の暖機運転時間 と 起動 ま での 待ち時間を表示 し ます。 showresult 直前に実行 し た コ マ ン ド の終了 ス テー タ ス を表示 し ます。 showroute XSCF ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス に設定 さ れてい る ルーテ ィ ン グ情報を表示 し ます。 showshutdowndelay UPS(Uninterruptible Power Supply) 停電通知時のシ ャ ッ ト ダ ウ ン待ち時間を表示 し ます。 showsmtp SMTP の設定情報を表示 し ます。 showsnmp SNMP エージ ェ ン ト の設定情報 と 現在の ス テー タ ス を表 示 し ます。 showsnmpusm SNMP エージ ェ ン ト に関す る 現在の User-based Security Model (USM) 情報を表示 し ます。 System Administration 5 Intro, intro(8) 6 showsnmpvacm SNMP エージ ェ ン ト に関す る 現在の View-based Control Access (VACM) 情報を表示 し ます。 showssh XSCF ネ ッ ト ワ ー ク に設定 さ れてい る SSH サービ ス の状 態、 ホ ス ト 公開鍵、 フ ィ ン ガープ リ ン ト 、 ま たはユーザー 公開鍵を表示 し ます。 showstatus 縮退 さ れた FRU(Field Replaceable Unit) を表示 し ます。 showtelnet XSCF ネ ッ ト ワ ー ク に設定 さ れてい る Telnet サービ ス の状 態を表示 し ます。 showtimezone 現在設定 さ れてい る XSCF の タ イ ム ゾーン と サマー タ イ ム 情報を表示 し ます。 showuser ユーザーア カ ウ ン ト 情報を表示 し ます。 snapshot 環境、 ロ グ、 エ ラ ー、 お よ び FRUID に関す る デー タ の収 集 と 転送を行い ます。 switchscf XSCF ユニ ッ ト のア ク テ ィ ブ、 ス タ ンバ イ 状態を切 り 替え ます。 testsb 指定 し た物理シ ス テ ム ボー ド (PSB; Physical System Board) に初期診断を行い ます。 unlockmaintenance XSCF の ロ ッ ク 状態を強制的に解除 し ます。 version フ ァ ーム ウ ェ アの版数を表示 し ます。 viewaudit 監査 レ コ ー ド を表示 し ます。 who XSCF に ロ グ イ ン し てい る ユーザーア カ ウ ン ト を一覧表示 し ます。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2008 年 3 月改版 addboard(8) 名前 addboard - シ ス テ ム ボー ド (XSB; eXtended System Board) を ド メ イ ン構成に組み込 み、 ま たは割 り 当て ます。 形式 addboard [ [-q] -{y|n}] [-f] [-v] [-c configure] -d domain_id xsb [ xsb...] addboard [ [-q] -{y|n}] [-f] [-v] -c assign -d domain_id xsb [ xsb...] addboard [ [-q] -{y|n}] [-f] [-v] -c reserve -d domain_id xsb [ xsb...] addboard -h 説明 addboard(8) は、 ド メ イ ン構成情報 (DCL; Domain Component List) に基づいて、 XSB を ド メ イ ン構成に組み込む、 ま たは割 り 当て る コ マ ン ド です。 以下のいずれかの組み込み手段が指定で き ます。 ユーザー権限 configure 指定 し た ド メ イ ン構成に XSB を組み込み ます。 組み込 ま れた XSB は、 オペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム か ら ア ク セ ス で き る よ う にな り ます。 assign 指定 し た ド メ イ ン に XSB を割 り 当て ます。 割 り 当て ら れた XSB は、 指定 し た ド メ イ ン に予約 さ れ、 他の ド メ イ ン か ら は組み込 み、 割 り 当てがで き な く な り ます。 割 り 当て ら れた あ と は、 リ ブー ト す る か addboard(8) コ マ ン ド を "-c configure" で実行 し た場合に、 ド メ イ ン に組み込 ま れ ます。 reserve 指定 し た ド メ イ ン に XSB の組み込みを予約 し ます。 動作は assign と 同 じ です。 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 platadm すべての ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 domainadm 管理権限を持つ ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -c assign XSB を ド メ イ ン構成に割 り 当て ます。-c オプシ ョ ン を省略 し た場 合は、 "-c configure" が指定 さ れた と みな さ れ ます。 -c configure XSB を ド メ イ ン構成に組み込み ます。-c オプシ ョ ン を省略 し た場 合は、 "-c configure" が指定 さ れた と みな さ れ ます。 -c reserve ド メ イ ン構成に XSB の組み込みを予約 し ます。-c オプシ ョ ン を 省略 し た場合は、 "-c configure" が指定 さ れた と みな さ れ ま す。 System Administration 7 addboard(8) -d domain_id XSB を組み込む、 ま たは割 り 当て る ド メ イ ン ID を指定 し ます。 domain_id はシ ス テ ム構成に よ っ て、 0 か ら 23 ま での整数で指定 で き ます。 -f XSB を、 強制的に ド メ イ ンへ組み込み ます。 注 – -f オプシ ョ ン に よ り 強制的に ド メ イ ンへシ ス テ ム ボー ド を 追加 し た場合、 追加 し たすべてのハー ド ウ ェ ア リ ソ ー ス は正常に 動作 し ない可能性があ り ます。 そのため、-f オプシ ョ ンは通常の 運用では使用 し ない こ と をお勧め し ます。-f オプシ ョ ン を指定 し た場合は、 必ず、 追加 し た シ ス テ ム ボー ド やデバ イ ス の状態を確 認 し て く だ さ い。 オペ ラ ン ド -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -n プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "n" (no) と 応答 し ます。 -q プ ロ ン プ ト を含む、 標準出力への メ ッ セージ を表示 し ない よ う に し ます。 -v 詳細な情報を表示 し ます。-q オプシ ョ ン と 一緒に指定 し た場合 は-v は無効 と な り ます。 -y プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "y" (yes) と 応答 し ます。 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 xsb 組み込む、 ま たは割 り 当て る XSB 番号を指定 し ます。 スペー ス で区切っ て複数指定で き ます。 以下の形式で指定 し ます。 x-y x y 詳細説明 8 00 か ら 15 ま での整数で指定 し ます。 0 か ら 3 ま での整数で指定 し ます。 ■ コ マ ン ド を実行す る と 、 指定 し た内容で実行 し て よ いか を確認す る ためのプ ロ ン プ ト が表示 さ れ ます。 実行す る 場合は "y"、 中断す る 場合は "n" を入力 し ます。 ■ "-c configure" を指定 し た場合に、 ド メ イ ン の電源が切断 さ れてい る 、 ま たは オペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム が稼働 し ていない と き は、 エ ラ ー と な り ます。 ■ "-c configure" を指定 し た場合は、 シ ス テ ム ボー ド に対 し てハー ド ウ ェ ア診断 が行われてか ら 、 ド メ イ ン に組み込 ま れ ます。 そのため、 コ マ ン ド の実行に時間 がかか る こ と があ り ます。 ■ addboard(8) コ マ ン ド でシ ス テ ム ボー ド を割 り 当て た り 、 組み込んだ り す る には、 あ ら か じ め、 setdcl(8) コ マ ン ド を使用 し て、 DCL を設定 し てお く 必要があ り ま す。 ■ DCL については setdcl(8), showdcl(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 addboard(8) 対象の ド メ イ ン が電源投入処理中、 ま たは切断処理中に コ マ ン ド が実行 さ れた場 合は、 ビ ジー状態 と な り ます。 ド メ イ ン の処理が終了 し た あ と で、 再度実行 し て く だ さ い。 ■ 使用例 使用例 1 ド メ イ ン ID 0 に対 し て、 XSB#00-0, #01-0, #02-0, #03-0 を割 り 当て ます。 XSCF> addboard -y -c assign -d 0 00-0 01-0 02-0 03-0 使用例 2 ド メ イ ン ID 2 に対 し て、 XSB#00-0, #01-0, #02-0, #03-0 を強制的に組み込みま す。 XSCF> addboard -f -d 2 00-0 01-0 02-0 03-0 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 deleteboard(8), moveboard(8), replacefru(8), setdcl(8), setdomainmode(8), setupfru(8), showboards(8), showdomainstatus(8), showdcl(8), showdevices(8), showfru(8), testsb(8) System Administration 9 addboard(8) 10 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 addcodlicense(8) 名前 addcodlicense - Capacity on Demand (COD; キ ャ パシ テ ィ オ ンデマ ン ド ) Right-ToUse (RTU) ラ イ セ ン ス キーを COD ラ イ セ ン スデー タ ベー ス に追加 し ます。 形式 addcodlicense license-signature addcodlicense -h 説明 addcodlicense(8) は、 指定 さ れた COD RTU ラ イ セ ン ス キーを、 サービ ス プ ロ セ ッ サ上の COD ラ イ セ ン スデー タ ベー ス に追加す る コ マ ン ド です。 COD ラ イ セ ン ス キーが追加 さ れ る と 、 ヘ ッ ド ルーム の数は ラ イ セ ン ス キーが提供 さ れた数だけ減 り ます。 ヘ ッ ド ルーム数はゼ ロ よ り 小 さ く な る こ と はあ り ません。 注 – こ の コ マ ン ド を実行す る 前に、 COD ラ イ セ ン ス キーを取得す る 必要が あ り ま す。 ラ イ セ ン ス キーを取得す る には、 営業担当員にお問い合わせ く だ さ い。 COD RTU ラ イ セ ン ス キーの詳細については、 シ ス テ ム に付属 さ れてい る 『COD ド キ ュ メ ン ト 』 を参照 し て く だ さ い。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -h オペ ラ ン ド 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 license-signature 使用例 使用例 1 COD ラ イ セ ン スデー タ ベー ス に追加す る COD RTU ラ イ セ ン ス キーを指定 し ます。 COD RTU ラ イ セ ン ス キーを追加 し ます。 XSCF> addcodlicense \ 01:84000000:104:0301010100:3:00000000:xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 deletecodlicense(8), setcod(8), showcod(8), showcodlicense(8), showcodusage(8) System Administration 11 addcodlicense(8) 12 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 addfru(8) 名前 addfru - FRU(Field Replaceable Unit) を増設 し ます。 形式 addfru addfru -h 説明 addfru(8) は、 FRU を増設す る コ マ ン ド です。 FRU の増設に必要な FRU の選択、 確認、 取 り つけ な ど の設定を、 メ ニ ュ ー形式で 対話的に行 う こ と がで き ます。 addfru(8) コ マ ン ド では、 以下の FRU を増設で き ます。 ユーザー権限 ■ CPU / メ モ リ ボー ド ユニ ッ ト (CMU; CPU Memory Board Unit) ■ I/O ユニ ッ ト (IOU; I/O Unit) ■ フ ァ ン ユニ ッ ト (FANU; FAN Unit) ■ 電源ユニ ッ ト (PSU; Power Supply Unit) このコマンドを実行するには、fieldeng 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 終了ス テー タ ス 関連項目 使用方法を表示 し ます。 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 deletefru(8), replacefru(8), setupfru(8), showfru(8), showhardconf(8), testsb(8), unlockmaintenance(8) System Administration 13 addfru(8) 14 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2008 年 3 月改版 adduser(8) 名前 adduser - XSCF ユーザーア カ ウ ン ト を作成 し ます。 形式 adduser [-u UID] user adduser -h 説明 adduser(8) は、 新 し い XSCF ユーザーア カ ウ ン ト を作成す る コ マ ン ド です。 XSCF ユーザーア カ ウ ン ト は、 XSCF の設定、 操作、 管理、 お よ び運用に使用 さ れ ま す。 新 し く 作成 し たユーザーア カ ウ ン ト には、 パ ス ワ ー ド が設定 さ れてい ません。 し たが っ て、 password(8) コ マ ン ド でパ ス ワ ー ド を設定す る か、 Secure Shell (SSH; セ キ ュ ア シ ェ ル ) に よ る 公開鍵を ユーザー用に設定す る ま で、 ロ グ イ ン に使用で き ません。 作成 さ れたユーザーア カ ウ ン ト は ロ ッ ク さ れ ますが、 無効にな っ てい る わ けではあ り ません。 指定で き る ユーザーア カ ウ ン ト 数は、 1 ユーザーア カ ウ ン ト あ た り 平均 10 文字 と す る と 、 100 ユーザーア カ ウ ン ト ま でです。 -u オプシ ョ ン を省略 し て adduser(8) コ マ ン ド を実行す る と 、 自動的にユーザー識 別子がユーザーア カ ウ ン ト に割 り 当て ら れ ます。-u オプシ ョ ン を指定 し て adduser(8) コ マ ン ド を実行す る と 、 指定 し たユーザー識別子がア カ ウ ン ト に割 り 当 て ら れ ます。 自動的に割 り 当て ら れ る ユーザー識別子は 100 か ら 始 ま り ます。 ユーザーア カ ウ ン ト デー タ に Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) を使用 す る よ う に XSCF で設定 さ れてい る 場合、 ユーザーア カ ウ ン ト 名 と ユーザー識別子 は、 XSCF ま たは LDAP で未使用の も のでな ければな り ません。 ユーザーア カ ウ ン ト を作成す る と 、 現在のパ ス ワ ー ド ポ リ シーの値が、 作成 さ れた ユーザーア カ ウ ン ト 用の フ ァ イ ルに保存 さ れ ます。 パ ス ワ ー ド ポ リ シーの詳細につ いては、 setpasswordpolicy(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 useradm 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -u UID ユーザー識別子を指定 し ます。 指定 さ れた識別子 (UID) で新 し い ユーザーを作成 し ます。 ユーザー識別子の指定はオプシ ョ ン です。 UID を指定す る 場合は、 100 以上の整数にす る 必要があ り ます。 た だ し 、 65534 と 65535 は指定で き ません。-u オプシ ョ ン を省略 し た 場合は、 ユーザー識別子は 100 以上の整数で自動的に割 り 当て ら れ ます。 System Administration 15 adduser(8) オペ ラ ン ド 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 user 作成す る XSCF ユーザーア カ ウ ン ト 名を指定 し ます。 ユーザーア カ ウ ン ト 名は、 英数字、 ハ イ フ ン (-)、 ア ン ダー ス コ ア (_) を組み 合わせて、 32 文字以内で指定 し ます。 大文字、 小文字は区別 さ れ ます。 先頭文字は英字で指定 し て く だ さ い。 以下に例を示 し ま す。 「jsmith」、 「j_smith」、 「j_smith-0123」、 「J_Smith-0123」 使用例 使用例 1 新 し いユーザーを作成 し ます。 XSCF> adduser -u 359 jsmith 終了ス テー タ ス 関連項目 16 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 deleteuser(8), disableuser(8), enableuser(8), password(8), setldap(8), setpasswordpolicy(8), showldap(8), showpasswordpolicy(8), showuser(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 11 月改版 applynetwork(8) 名前 applynetwork - XSCF ネ ッ ト ワ ー ク に設定 さ れた内容を反映 し ます。 形式 applynetwork [ [-q] -{y|n}] [-M] applynetwork -h 説明 applynetwork(8) は、 XSCF ネ ッ ト ワ ー ク に設定 さ れた内容を XSCF に反映す る コ マ ン ド です。 XSCF ネ ッ ト ワ ー ク の以下の内容を設定 し た場合は、 applynetwork(8) コ マ ン ド を 実行 し て、 設定内容を XSCF に反映す る 必要があ り ます。 ■ XSCF ホ ス ト 名 ■ DNS ド メ イ ン名 ■ IP ア ド レ ス ■ ネ ッ ト マス ク ■ ルーテ ィ ン グ applynetwork(8) コ マ ン ド 実行時には、 XSCF ホ ス ト 名、 DNS ド メ イ ン名、 ネーム サーバ、 IP ア ド レ ス、 ネ ッ ト マ ス ク 、 ルーテ ィ ン グに設定 さ れてい る 内容が表示 さ れ ます。 applynetwork(8) コ マ ン ド で XSCF ネ ッ ト ワ ー ク の設定内容を反映 し た ら 、 rebootxscf(8) コ マ ン ド を使用 し て XSCF を リ セ ッ ト す る と 、 設定が完了 し ま す。 注 – applynetwork(8) コ マ ン ド を実行 し ないで XSCF を リ セ ッ ト し た場合は、 設 定 し た ネ ッ ト ワ ー ク の内容が XSCF に反映 さ れ ません。 ま た、 設定 し た内容自体が 消去 さ れて し ま い ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 詳細説明 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -M テ キ ス ト を 1 画面ずつ表示 し ます。 more コ マ ン ド と 同様です。 -n プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "n" (no) と 応答 し ます。 -q プ ロ ン プ ト を含む、 標準出力への メ ッ セージ を表示 し ない よ う に し ます。 -y プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "y" (yes) と 応答 し ます。 ■ コ マ ン ド を実行す る と 、 指定 し た内容で実行 し て よ いか を確認す る ためのプ ロ ン プ ト が表示 さ れ ます。 実行す る 場合は "y"、 中断す る 場合は "n" を入力 し ます。 System Administration 17 applynetwork(8) 使用例 ■ ホ ス ト 名、 DNS ド メ イ ン名、 IP ア ド レ ス、 ネ ッ ト マ ス ク 、 ルーテ ィ ン グのすべて が設定 さ れていない場合はエ ラ ー と な り ます。 sethostname(8)、 setnetwork(8)、 setroute(8) コ マ ン ド を実行 し てすべての項目を設定 し てか ら 、 再度、 applynetwork(8) コ マ ン ド を実行 し て く だ さ い。 ■ 複数の イ ン タ ーフ ェ ー ス に対 し て設定す る 場合は、 すべての イ ン タ ーフ ェ ー ス に、 ホ ス ト 名、 DNS ド メ イ ン名、 IP ア ド レ ス、 ネ ッ ト マ ス ク 、 ルーテ ィ ン グの すべてが設定 さ れてい る 必要が あ り ます。 すべての イ ン タ ーフ ェ ー ス に、 1 つで も 設定 さ れていない項目があ る 場合はエ ラ ー と な り ます。 ■ ホ ス ト 名を設定す る 場合は sethostname(8)、 IP ア ド レ ス、 ネ ッ ト マ ス ク を設定 す る 場合は setnetwork(8)、 ルーテ ィ ン グ を設定す る 場合は setroute(8) コ マ ン ド を使用 し ます。 使用例 1 XSCF ネ ッ ト ワ ー ク の設定を反映 し ます。 ミ ッ ド レ ン ジサーバの場合 XSCF> applynetwork The following network settings will be applied: xscf#0 hostname :hostname-0 DNS domain name :example.com nameserver :10.23.4.3 interface status IP address netmask route :xscf#0-lan#0 :up :10.24.144.214 :255.255.255.0 :-n 0.0.0.0 -m 0.0.0.0 -g 10.24.144.1 interface status IP address netmask route :xscf#0-lan#1 :down : : : Continue? [y|n] :y ハ イ エ ン ド サーバの場合 The case of high-end server. XSCF> applynetwork The following network settings will be applied: xscf#0 hostname :hostname-0 xscf#1 hostname :hostname-1 DNS domain name :example.com nameserver :10.23.4.3 interface status IP address 18 :xscf#0-lan#0 :up :10.24.144.214 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2008 年 3 月改版 applynetwork(8) netmask route :255.255.255.0 : -n 0.0.0.0 -m 0.0.0.0 -g 10.24.144.1 interface status IP address netmask route :xscf#0-lan#1 :down : : : interface status IP address netmask :xscf#0-if :down :10.24.100.1 :255.255.255.0 interface status IP address netmask :lan#0 :down : : interface status IP address netmask route :xscf#1-lan#0 :up :10.24.144.215 :255.255.255.0 : -n 0.0.0.0 -m 0.0.0.0 -g 10.24.144.1 interface status IP address netmask route :xscf#1-lan#1 :down : : : interface status IP address netmask :xscf#1-if :down :10.24.100.2 :255.255.255.0 interface status IP address netmask :lan#1 :down : : Continue? [y|n] :y 使用例 2 ミ ッ ド レ ン ジサーバで XSCF ネ ッ ト ワー ク の設定を反映 し ます。 プ ロ ンプ ト には自動的に "y" と 応答 し ます。 XSCF> applynetwork -y The following network settings will be applied: xscf#0 hostname :hostname-0 DNS domain name :example.com nameserver :10.23.4.3 interface :xscf#0-lan#0 System Administration 19 applynetwork(8) status IP address netmask route :up :10.24.144.214 :255.255.255.0 :-n 0.0.0.0 -m 0.0.0.0 -g 10.24.144.1 interface status IP address netmask route :xscf#0-lan#1 :down : : : Continue? [y|n] :y Please reset the XSCF by rebootxscf to apply the network settings. Please confirm that the settings have been applied by executing showhostname, shownetwork, showroute and shownameserver after rebooting the XSCF. 使用例 3 XSCF ネ ッ ト ワ ー ク の設定を反映 し ます。 メ ッ セージは非表示に し て、 プ ロ ンプ ト には自動的に "y" と 応答 し ます。 XSCF> applynetwork -q -y 終了ス テー タ ス 関連項目 20 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 rebootxscf(8), sethostname(8), setnameserver(8), setnetwork(8), setroute(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2008 年 3 月改版 cfgdevice(8) 名前 cfgdevice - CD-RW/DVD-RW ド ラ イ ブユニ ッ ト お よ びテープ ド ラ イ ブユニ ッ ト の ポー ト への接続、 切 り 離 し 、 お よ び状態の表示を行い ます。 形式 cfgdevice [ [-q] -{y|n}] -c attach -p port_no cfgdevice [ [-q] -{y|n}] -c detach -p port_no cfgdevice -l [-M] cfgdevice -h 説明 cfgdevice(8) は指定 し た ポー ト に対 し て、 CD-RW/DVD-RW ド ラ イ ブユニ ッ ト お よ びテープ ド ラ イ ブユニ ッ ト ( 以降、 DVD ド ラ イ ブ / テープ ド ラ イ ブユニ ッ ト ) を 接続 し た り 、 切 り 離 し た り 、 DVD ド ラ イ ブ / テープ ド ラ イ ブユニ ッ ト の現在の状態 を表示 し た り す る コ マ ン ド です。 DVD ド ラ イ ブ / テープ ド ラ イ ブユニ ッ ト を接続す る には、 IOU Onboard Device Card_A(IOUA) が搭載 さ れてい る I/O ユニ ッ ト 上の PCI ス ロ ッ ト 番号を、 ポー ト 番 号 と し て指定す る 必要が あ り ます。 cfgdevice(8) コ マ ン ド を実行す る と 、 シ ス テ ム に内蔵 さ れてい る ド ラ イ ブ切 り 替え装置に よ っ て、 指定 さ れた ポー ト へ DVD ド ラ イ ブ / テープ ド ラ イ ブユニ ッ ト が切 り 替え ら れ ます。 現在の状態を表示 し た場合は、 以下の内容が表示 さ れ ます。 port_no IOUA が搭載 さ れていて、 DVD ド ラ イ ブ / テープ ド ラ イ ブユ ニ ッ ト を接続で き る ポー ト 番号 "IOU 番号 -PCI スロット番号 " で表示されます。 IOU/SAS-status IOUA と 切 り 替え装置間の接続状態。 "-c attach", "-c detach" に よ っ て切 り 替わ り ます。 SAS-status ■ enable/disable:cfgdevice(8) コ マ ン ド での設定状態 enable: "-c attach" に よ っ て接続 さ れた状態 disable: 接続な し ■ up/down: IOUA と 切 り 替え装置間の論理的な接続状態。 up: 接続が確立 さ れてい る 状態 down: 接続 さ れていない状態 I/O ユニ ッ ト と 本体装置間の接続状態 ■ enable/disable:I/O ユニ ッ ト と 本体装置間の接続設定。 通常は enable が表示 さ れます。 I/O ユニ ッ ト な し で ド メ イ ン を起動 し た場合な ど に disable と な り ます。 ■ up/down: I/O ユニ ッ ト と 本体装置間の論理的な接続状態 up: 接続が確立 さ れてい る 状態 down: 接続 さ れていない状態 cfgdevice(8) コ マ ン ド は、 ハ イ エ ン ド サーバにだけ有効な コ マ ン ド です。 System Administration 21 cfgdevice(8) ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 ■ 接続および切り離し platadm, fieldeng ■ 状態の表示 platadm, fieldeng ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 詳細説明 22 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -c attach 指定 し た ポー ト に DVD ド ラ イ ブ / テープ ド ラ イ ブユニ ッ ト を接 続 し ます。 -c detach 指定 し た ポー ト に接続 さ れてい る DVD ド ラ イ ブ / テープ ド ラ イ ブユニ ッ ト を切 り 離 し ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -l 現在設定 さ れてい る DVD ド ラ イ ブ / テープ ド ラ イ ブユニ ッ ト の 状態を表示 し ます。 -M テ キ ス ト を 1 画面ずつ表示 し ます。 more コ マ ン ド と 同様です。 -n プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "n" (no) と 応答 し ます。 -p port_no 指定 し た ド メ イ ン上で DVD ド ラ イ ブ / テープ ド ラ イ ブユニ ッ ト を接続す る ポー ト 番号を指定 し ます。 port_no は 「IOU 番号 -PCI ス ロ ッ ト 番号」 の形式で指定で き ます。-p オプシ ョ ンは省略で き ません。 -q プ ロ ン プ ト を含む、 標準出力への メ ッ セージ を表示 し ない よ う に し ます。 -y プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "y" (yes) と 応答 し ます。 ■ 接続 ま たは切 り 離 し の場合は、 指定 し た内容で実行 し て よ いか を確認す る ための プ ロ ン プ ト が表示 さ れ ます。 実行す る 場合は "y"、 中断す る 場合は "n" を入力 し ま す。 ■ シ ス テ ム の電源が投入 さ れてい る 場合に接続お よ び切 り 離 し を行 う と 、 cfgdevice(8) コ マ ン ド 実行後す ぐ に設定 さ れます。 シ ス テ ムの電源が切断 さ れて い る 場合は、 接続お よ び切 り 離 し が予約 さ れ、 電源が投入後に設定 さ れます。 ■ DVD ド ラ イ ブ / テープ ド ラ イ ブユニ ッ ト が接続 さ れた状態で、 ド メ イ ン構成を変 更 し た り 、 CPU / メ モ リ ボー ド ユニ ッ ト (CMU; CPU Memory Board Unit) や I/ O ユニ ッ ト (IOU; I/O Unit) を交換 し た り し て も 、 DVD ド ラ イ ブ / テープ ド ラ イ ブユニ ッ ト の接続状態は保持 さ れ ます。 ■ ド メ イ ン の電源を切断 し た り 、 リ ブー ト し た り し て も 、 DVD ド ラ イ ブ / テープ ド ラ イ ブユニ ッ ト の接続状態は保持 さ れ ます。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2008 年 3 月改版 cfgdevice(8) ■ 拡張筐体つ き ハ イ エ ン ド サーバの場合は、 基本筐体、 拡張筐体に 1 台ずつ DVD ド ラ イ ブ / テープ ド ラ イ ブユニ ッ ト が搭載 さ れ ます。 こ の と き 、 各 DVD ド ラ イ ブ / テープ ド ラ イ ブユニ ッ ト は同一筐体内でのみ接続で き ます。 ま た、 接続の設定 は基本、 拡張筐体ご と に行 う 必要が あ り ます。 XSCF> cfgdevice -l Current connection for DVD/DAT: Main chassis: port 0-0 Expansion chassis: port 8-0 Expander status Port No. IOU/SAS-status SAS-status ----------------------------------0-0 enable up enable up 0-2 disable down enable up 0-4 disable down enable up 0-6 disable down enable up 1-0 disable down enable up 1-2 disable down enable up 1-4 disable down enable up 1-6 disable down enable up 2-0 disable down enable up 2-2 disable down enable up 2-4 disable down enable up 2-6 disable down enable up 8-0 enable up enable up 8-2 disable down enable up 8-4 disable down enable up 8-6 disable down enable up 使用例 使用例 1 シ ス テ ムの電源が切断 さ れてい る と き に、 DVD ド ラ イ ブ / テープ ド ラ イ ブ ユニ ッ ト を ポー ト 番号 0-0 に接続予約 し ます。 XSCF> cfgdevice -c attach -p 0-0 Are you sure you want to attach the device [y|n] :y Completed.( Reservation ) 使用例 2 シ ス テ ムの電源が投入 さ れてい る と き に、 DVD ド ラ イ ブ / テープ ド ラ イ ブ ユニ ッ ト を ポー ト 番号 0-0 に接続 し ます。 XSCF> cfgdevice -c attach -p 0-0 Are you sure you want to attach the device [y|n] :y Completed. 使用例 3 DVD/ テープ ド ラ イ ブ を ポー ト 番号 0-0 か ら 切 り 離 し ます。 XSCF> cfgdevice -f -c detach -p 0-0 Are you sure you want to detach the device [y|n] :y Completed. 使用例 4 現在設定 さ れてい る DVD ド ラ イ ブ / テープ ド ラ イ ブユニ ッ ト の状態を表 System Administration 23 cfgdevice(8) 示 し ます ( 拡張筐体な し の場合 )。 XSCF> cfgdevice -l Current connection for DVD/DAT: port 0-0 Expander status Port No. IOU/SAS-status SAS-status ----------------------------------0-0 enable up enable up 0-2 disable down enable up 使用例 5 現在設定 さ れてい る DVD ド ラ イ ブ / テープ ド ラ イ ブユニ ッ ト の状態を表 示 し ます ( 拡張筐体あ り の場合 )。 XSCF> cfgdevice -l Current connection for DVD/DAT: port 0-0 Expander status Port No. IOU/SAS-status SAS-status ----------------------------------0-0 enable up enable up 0-2 disable down enable up 0-4 disable down enable up 0-6 disable down enable up 1-0 disable down enable up 1-2 disable down enable up 1-4 disable down enable up 1-6 disable down enable up 2-0 disable down enable up 2-2 disable down enable up 2-4 disable down enable up 2-6 disable down enable up 8-0 enable up enable up 8-2 disable down enable up 8-4 disable down enable up 8-6 disable down enable up 使用例 6 シ ス テ ムの電源が投入 さ れてい る と き に、 DVD ド ラ イ ブ / テープ ド ラ イ ブ ユニ ッ ト を ポー ト 番号 0-0 に接続 し ます。 プ ロ ンプ ト には自動的に "y" と 応 答 し ます。 XSCF> cfgdevice -y -c attach -p 0-0 Are you sure you want to attach the device [y|n] :y Completed. 使用例 7 シ ス テ ムの電源が投入 さ れてい る と き に、 DVD ド ラ イ ブ / テープ ド ラ イ ブ ユニ ッ ト を ポー ト 番号 0-0 に接続 し ます。 メ ッ セージは非表示に し て、 プ ロ ンプ ト には自動的に "y" と 応答 し ます。 XSCF> cfgdevice -q -y -c attach -p 0-0 24 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2008 年 3 月改版 cfgdevice(8) 終了ス テー タ ス 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 System Administration 25 cfgdevice(8) 26 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2008 年 3 月改版 clockboard(8) 名前 clockboard - シ ス テ ム起動時に使用 さ れ る ク ロ ッ ク コ ン ト ロ ールユニ ッ ト を設定 ま たは表示 し ます。 形式 clockboard clockboard -s CLKU_B-number clockboard -h 説明 clockboard(8) は、 次回シ ス テ ム起動時に使用 さ れ る ク ロ ッ ク コ ン ト ロ ールユニ ッ ト を設定す る 、 ま たは現在使用 さ れてい る ク ロ ッ ク コ ン ト ロ ールユニ ッ ト と 次回シ ス テ ム起動時に使用 さ れ る ク ロ ッ ク コ ン ト ロ ールユニ ッ ト を表示す る コ マ ン ド です。 ク ロ ッ ク コ ン ト ロ ールユニ ッ ト は 0 ま たは 1 の番号で設定 ま たは表示 さ れ ます。 何 も 指定 し ないで clockboard(8) コ マ ン ド を実行 し た場合は、 現在動作 し てい る ク ロ ッ ク ボー ド 番号、 お よ び次回シ ス テ ム起動時に使用 さ れ る ク ロ ッ ク ボー ド 番号が 表示 さ れ ます。 こ の コ マ ン ド はハ イ エ ン ド サーバにだけ使用で き ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 fieldeng 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 使用例 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒 に指定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -s CLKU_B-number 次回シ ス テ ム の電源を投入 し た と き に使用 さ れ る ク ロ ッ ク コ ン ト ロ ールユニ ッ ト 番号を指定 し ます。 CLKU_B-number には 0 ま たは 1 の ど ち ら か を指定で き ます。 使用例 1 現在使用 さ れてい る ク ロ ッ ク コ ン ト ロ ールユニ ッ ト と 次回シ ス テ ム起動時に 使用 さ れ る ク ロ ッ ク コ ン ト ロ ールユニ ッ ト を表示 し ます。 XSCF> clockboard current CLKU_B number :0 next CLKU_B number :1 使用例 2 次回シ ス テ ム起動時に使用 さ れ る ク ロ ッ ク コ ン ト ロ ールユニ ッ ト を設定 し ま す。 XSCF> clockboard -s 1 System Administration 27 clockboard(8) 終了ス テー タ ス 28 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 console(8) 名前 console - ド メ イ ン コ ン ソ ールに接続 し ます。 形式 console [ [-q] -{y|n}] -d domain_id [-f | -r] [-s escapeChar] console -h 説明 console(8) は、 XSCF シ ェ ル コ ン ソ ールか ら 、 指定 し た ド メ イ ン の コ ン ソ ール ( ド メ イ ン コ ン ソ ール ) に接続す る コ マ ン ド です。 ド メ イ ン コ ン ソ ールには、 書 き 込み可能 コ ン ソ ール と 読み取 り 専用 コ ン ソ ールが あ り ます。 1 つの ド メ イ ン に対 し て、 書 き 込み可能 コ ン ソ ールは 1 つだけ、 読み取 り 専用 コ ン ソ ールは複数接続で き ます。 すでに書 き 込み可能 コ ン ソ ールが接続 さ れて い る 場合に、 書 き 込み可能 コ ン ソ ールに接続 し よ う と す る と エ ラ ーにな り ます。 こ の場合で も 、 platadm ま たは domainadm 権限を持つユーザーであれば、 強制的に 書 き 込み可能 コ ン ソ ールに接続で き ます。 こ の と き 、 現在接続 さ れてい る 書 き 込み 可能 コ ン ソ ールは切断 さ れ ます。 ド メ イ ン コ ン ソ ールを終了 し て XSCF シ ェ ル コ ン ソ ールに戻 る 場合は、 Enter キー を押 し てか ら 、 "#." を入力 し ます。 注 – ド メ イ ン コ ン ソ ールは自動的に閉 じ ません。 exit(8) コ マ ン ド で XSCF シ ェ ル コ ン ソ ールを閉 じ る 前に、 ド メ イ ン コ ン ソ ールを終了 し て く だ さ い。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 platadm, platop, fieldeng すべての ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 domainadm, domainmgr, domainop ア ク セ ス権限を持つ ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -d domain_id 接続す る ド メ イ ン ID を指定 し ます。 domain_id はシ ス テ ム構成 に よ っ て、 0 か ら 23 ま での整数で 1 つだけ指定で き ます。 -f 強制的に書 き 込み可能 コ ン ソ ールに接続 し ます。 現在接続 さ れて い る 書 き 込み可能 コ ン ソ ールは切断 さ れ ます。 platadm ま たは 対象 ド メ イ ン の domainadm 権限を持つユーザーだけが指定で き ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -n プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "n" (no) と 応答 し ます。 -q プ ロ ン プ ト を含む、 標準出力への メ ッ セージ を表示 し ない よ う に し ます。 System Administration 29 console(8) -r 読み取 り 専用 コ ン ソ ールに接続 し ます。 -s escapeChar エ ス ケープ記号を指定 し ます。 デフ ォ ル ト はシ ャ ープ (#) です。 escapeChar と し て、 以下の文字を指定で き ます。 escapeChar は二 重引用符 ("") で囲んで指定 し ます。 "#", "@", "^", "&", "?", "*", "=", ".", "|" 指定したエスケープ記号は console(8) コマンドを実行したセッ ションにだけ有効です。 -y 詳細説明 終了ス テー タ ス 関連項目 30 プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "y" (yes) と 応答 し ます。 ■ コ マ ン ド を実行す る と 、 指定 し た内容で実行 し て よ いか を確認す る ためのプ ロ ン プ ト が表示 さ れ ます。 実行す る 場合は "y"、 中断す る 場合は "n" を入力 し ます。 ■ ド メ イ ン コ ン ソ ールでは、 行頭文字で使用 さ れ る "#" はエ ス ケープ記号 と みな さ れ ます。 エ ス ケープ記号は、 コ ン ソ ールに対 し て特別な処理を さ せ る 場合に指定 し ます。 "#" と の組み合わせで指定で き る 処理の例は、 以下の と お り です。 #? ス テー タ ス メ ッ セージ を出力 し ます。 #. コ ン ソ ールを切断 し ます。 ■ 行頭で コ ン ソ ールに "#" を入力す る 場合は、 "#" を 2 回入力 し ます。 ■ 現在接続 さ れてい る ド メ イ ン コ ン ソ ールの情報を表示す る 場合は、 showconsolepath(8) コ マ ン ド を使用 し ます。 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 sendbreak(8), showconsolepath(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 deleteboard(8) 名前 deleteboard - シ ス テ ム ボー ド (XSB; eXtended System Board) を ド メ イ ン構成か ら 切 り 離 し ます。 形式 deleteboard [ [-q] -{y|n}] [-f] [-v] [-c disconnect] xsb [ xsb...] deleteboard [ [-q] -{y|n}] [-f] [-v] -c unassign xsb [ xsb...] deleteboard [ [-q] -{y|n}] [-f] [-v] -c reserve xsb [ xsb...] deleteboard -h 説明 deleteboard(8) は、 現在組み込 ま れてい る ド メ イ ン構成か ら XSB を切 り 離す コ マ ン ド です。 以下のいずれかの切 り 離 し 手段が指定で き ます。 ユーザー権限 disconnect XSB を ド メ イ ン構成か ら 切 り 離 し て、 割 り 当て状態に し ます。 XSB は ド メ イ ン構成に割 り 当て ら れた ま ま のため、 ド メ イ ン を リ ブー ト す る か addboard(8) コ マ ン ド を実行す る こ と で、 再び ド メ イ ン に組み込む こ と がで き ます。 unassign XSB を ド メ イ ン構成か ら 完全に切 り 離 し て、 シ ス テ ム ボー ド プー ルに し ます。 シ ス テ ム ボー ド プール と な っ た XSB は、 他の ド メ イ ン構成に組み込んだ り 、 割 り 当て た り で き る よ う にな り ます。 reserve XSB を ド メ イ ン構成か ら す ぐ に切 り 離 さ ず、 切 り 離 し の予約だけ を行い ます。 予約 さ れた あ と は、 指定 し た ド メ イ ン の電源が切断 さ れた と き に、 ド メ イ ン構成か ら XSB が切 り 離 さ れ、 シ ス テ ム ボー ド プールにな り ます。 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 platadm すべての ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 domainadm 管理権限を持つ ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 System Administration 31 deleteboard(8) オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -c disconnect XSB を ド メ イ ン構成か ら 切 り 離 し て、 割 り 当て状態に し ます。-c オプシ ョ ン を省略 し た場合は、 "-c disconnect" が指定 さ れた と みな さ れ ます。 -c reserve XSB の切 り 離 し を予約 し ます。-c オプシ ョ ン を省略 し た場合は、 "-c disconnect" が指定 さ れた と みな さ れ ます。 -c unassign XSB を ド メ イ ン構成か ら 完全に切 り 離 し て、 シ ス テ ム ボー ド プー ルに し ます。-c オプシ ョ ン を省略 し た場合は、 "-c disconnect" が指定 さ れた と みな さ れ ます。 -f 指定 し た XSB を、 強制的に切 り 離 し ます。 注 – -f オプシ ョ ン に よ り 強制的に ド メ イ ン か ら XSB を切 り 離す 場合、 CPU バ イ ン ド し てい る プ ロ セ スや、 デバ イ ス を ア ク セ ス し てい る プ ロ セ ス に対 し 、 重要な問題が発生す る 可能性があ り ま す。 そのため、-f オプシ ョ ンは通常の 運用では使用 し ない こ と を推奨 し ます。-f オプシ ョ ン を指定 し た場合は、 必ず ド メ イ ン の 状態や業務プ ロ セ ス の状態を確認 し て く だ さ い。 オペ ラ ン ド -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -n プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "n" (no) と 応答 し ます。 -q プ ロ ン プ ト を含む、 標準出力への メ ッ セージ を表示 し ない よ う に し ます。 -v 詳細な メ ッ セージ を表示 し ます。-q オプシ ョ ン と 一緒に指定 し た 場合は-v は無効 と な り ます。 -y プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "y" (yes) と 応答 し ます。 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れ ます。 xsb 切 り 離すシ ス テ ム ボー ド の XSB 番号を指定 し ます。 スペー ス で 区切っ て複数指定で き ます。 以下の形式で指定 し ます。 x-y x y 詳細説明 32 00 か ら 15 ま での整数で指定 し ます。 0 か ら 3 ま での整数で指定 し ます。 ■ コ マ ン ド を実行す る と 、 指定 し た内容で実行 し て よ いか を確認す る ためのプ ロ ン プ ト が表示 さ れ ます。 実行す る 場合は "y"、 中断す る 場合は "n" を入力 し ます。 ■ "-c disconnect" を指定 し た場合に、 ド メ イ ン の電源が切断 さ れてい る 、 ま たは すでに XSB が ド メ イ ン構成か ら 切 り 離 さ れてい る と き は、 何 も 実行 さ れ ません。 ド メ イ ン の電源が投入処理中や切断処理中の場合はエ ラ ー と な り ます。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 deleteboard(8) 使用例 ■ "-c unassign" を指定 し た場合に、 ド メ イ ン の電源が切断 さ れてい る 、 ま たはす でに XSB が ド メ イ ン構成か ら 切 り 離 さ れてい る と き で も 、 XSB は割 り 当て状態か ら シ ス テ ム ボー ド プールに切 り 替え ら れ ます。 XSB がすでにシ ス テ ム ボー ド プー ルの と き は、 何 も 実行 さ れ ません。 ■ "-c reserve" を指定 し た場合に、 ド メ イ ン の電源が切断 さ れてい る 、 ま たはすで に XSB が ド メ イ ン構成か ら 切 り 離 さ れてい る と き は、 ただちに、 割 り 当て状態か ら シ ス テ ム ボー ド プールへ切 り 替え ら れ ます。 XSB がすでにシ ス テ ム ボー ド プー ルの と き は、 何 も 実行 さ れ ません。 ド メ イ ン の電源が投入処理中や切断処理中の 場合はエ ラ ー と な り ます。 ■ XSB を切 り 離す場合には、 XSB 上のハー ド ウ ェ ア リ ソ ー ス がオペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム か ら 切 り 離 さ れ ます。 し たが っ て、 コ マ ン ド の実行に時間がかか る こ と が あ り ます。 ■ XSB が割 り 当て ら れた状態 と は、 指定 し た ド メ イ ンへの組み込みが予約 さ れた状 態の こ と です。 ド メ イ ン を リ ブー ト す る か addboard(8) コ マ ン ド を実行す る こ と で組み込 ま れ ます。 すでに割 り 当て ら れてい る XSB を、 他の ド メ イ ン か ら 、 組み 込み、 割 り 当ての対象 と し て指定す る こ と はで き ません。 ■ シ ス テ ム ボー ド プール と は、 ど の ド メ イ ン に も 属 し ていない状態の こ と です。 シ ス テ ム ボー ド プールの XSB は ど の ド メ イ ン に も 属 し ていないため、 自由に、 割 り 当て た り 組み込んだ り で き ます。 使用例 1 XSB#00-0, #01-0, #02-0, #03-0 を シ ス テ ム ボー ド プールに し ます。 XSCF> deleteboard -c unassign 00-0 01-0 02-0 03-0 使用例 2 XSB#00-0, #01-0, #02-0, #03-0 の切 り 離 し を予約 し ます。 XSCF> deleteboard -c reserve 00-0 01-0 02-0 03-0 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 addboard(8), moveboard(8), replacefru(8), setdcl(8), setupfru(8), showboards(8), showdcl(8), showdevices(8), showdomainstatus(8), showfru(8) System Administration 33 deleteboard(8) 34 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 deletecodlicense(8) 名前 deletecodlicense - Capacity on Demand (COD; キ ャ パシ テ ィ オ ンデマ ン ド ) RightTo-Use (RTU) ラ イ セ ン ス キーを COD ラ イ セ ン スデー タ ベー ス か ら 削除 し ます。 形式 deletecodlicense [-f] license-signature deletecodlicense -h 説明 deletecodlicense(8) コ マ ン ド は、 指定 さ れた COD RTU ラ イ セ ン ス キーを サー ビ ス プ ロ セ ッ サ上の COD ラ イ セ ン スデー タ ベー ス か ら 削除す る コ マ ン ド です。 COD RTU ラ イ セ ン ス キーの詳細については、 『SPARC Enterprise M4000/M5000/ M8000/M9000 サーバ ア ド ミ ニ ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド 』 を参照 し て く だ さ い。 COD RTU ラ イ セ ン ス の数 と 使用中の COD CPU の数がシ ス テ ム に よ っ て確認 さ れ ます。 COD RTU ラ イ セ ン ス を削除す る と ラ イ セ ン ス の数が使用中の CPU の数を下 回 る 場合、 ラ イ セ ン ス キーは COD RTU ラ イ セ ン スデー タ ベー ス か ら 削除 さ れ ませ ん。 こ の場合、 COD RTU ラ イ セ ン ス キーを削除す る には、 使用中の COD CPU の 数を減 ら す必要があ り ます。 適切な数の ド メ イ ン を電源を切断す る か、 Dynamic Reconfiguration (DR) 操作に よ っ て適切な数のボー ド を切断 し ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン オペ ラ ン ド 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -f 指定 さ れた COD RTU ラ イ セ ン ス キーを COD ラ イ セ ン スデー タ ベー ス か ら 強制的に削除 し ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 license-signature 使用例 使用例 1 COD ラ イ セ ン スデー タ ベー ス か ら 削除す る COD RTU ラ イ セ ン ス キーを指定 し ます。 COD RTU ラ イ セ ン ス キーを削除 し ます。 XSCF> deletecodlicense\ 01:84000000:104:0301010100:3:00000000:xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 終了ス テー タ ス 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 System Administration 35 deletecodlicense(8) 関連項目 36 addcodlicense(8), setcod(8), showcod(8), showcodlicense(8), showcodusage(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 deletefru(8) 名前 deletefru - FRU(Field Replaceable Unit) を減設 し ます。 形式 deletefru deletefru -h 説明 deletefru(8) は、 FRU を減設す る コ マ ン ド です。 FRU の減設に必要な FRU の選択、 確認、 取 り 外 し な ど の設定を、 メ ニ ュ ー形式で 対話的に行 う こ と がで き ます。 deletefru(8) コ マ ン ド では、 以下の FRU を減設で き ます。 ユーザー権限 ■ CPU / メ モ リ ボー ド ユニ ッ ト (CMU; CPU Memory Board Unit) ■ I/O ユニ ッ ト (IOU; I/O Unit) こ の コ マ ン ド を実行す る には、 fieldeng 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 . -h 終了ス テー タ ス 関連項目 使用方法を表示 し ます。 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 addfru(8), deleteboard(8), replacefru(8), setupfru(8), showdomainstatus(8), showfru(8), showhardconf(8), unlockmaintenance(8) System Administration 37 deletefru(8) 38 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2008 年 3 月改版 deleteuser(8) 名前 deleteuser - XSCF ユーザーア カ ウ ン ト を削除 し ます。 形式 deleteuser user deleteuser -h 説明 deleteuser(8) は、 XSCF ユーザーア カ ウ ン ト を削除す る コ マ ン ド です。 deleteuser(8) コ マ ン ド を実行す る と 、 XSCF ユーザーア カ ウ ン ト 、 お よ びパ ス ワ ー ド や Secure Shell (SSH; セ キ ュ ア シ ェ ル ) 用の公開鍵な ど、 ユーザーア カ ウ ン ト に関 連づけ ら れてい る すべてのデー タ が削除 さ れ ます。 ユーザーア カ ウ ン ト を削除す る と 、 削除 し たユーザーア カ ウ ン ト で実行 し てい る XSCF シ ェ ルや XSCF Web のセ ッ シ ョ ン が同時に終了 し ます。 ユーザーア カ ウ ン ト がシ ス テ ム か ら 削除 さ れ る ので、 そのユーザーア カ ウ ン ト では ロ グ イ ン で き な く な り ます。 自分のア カ ウ ン ト を削除す る こ と はで き ません。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 useradm 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h オペ ラ ン ド 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 user 使用例 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 使用例 1 削除す る XSCF ユーザーア カ ウ ン ト を指定 し ます。 ユーザーを削除 し ます。 XSCF> deleteuser jsmith 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 adduser(8), disableuser(8), enableuser(8) System Administration 39 deleteuser(8) 40 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 disableuser(8) 名前 disableuser - XSCF ユーザーア カ ウ ン ト を無効に し ます。 形式 disableuser user disableuser -h 説明 disableuser(8) は、 次回以降の ロ グ イ ン で XSCF ユーザーア カ ウ ン ト を無効にす る コ マ ン ド です。 現在 ロ グ イ ン中のセ ッ シ ョ ン には影響を与え ません。 無効に し たユーザーア カ ウ ン ト は、 ロ グ イ ン に使用で き な く な り ます。 こ の設定は、 セ キ ュ ア シ ェ ル (SSH) だけ でな く シ リ アル接続 さ れた コ ン ソ ールや Telnet 接続に も 適用 さ れ ます。 XSCF Web ロ グ イ ン も 無効にな り ます。 ユーザーア カ ウ ン ト に関連づけ ら れてい る すべての デー タ は XSCF 内に保存 さ れてい ます。 デー タ にはパ ス ワ ー ド と SSH キー も 含 ま れ ます。 enableuser(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 無効にな っ てい る ユーザーア カ ウ ン ト を再び有効にで き ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 useradm 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h オペ ラ ン ド 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 user 使用例 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 使用例 1 無効にす る XSCF ユーザーア カ ウ ン ト を指定 し ます。 ユーザーア カ ウ ン ト を無効に し ます。 XSCF> disableuser jsmith 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 adduser(8), deleteuser(8), enableuser(8), showuser(8) System Administration 41 disableuser(8) 42 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 enableuser(8) 名前 enableuser - XSCF ユーザーア カ ウ ン ト を有効に し ます。 形式 enableuser user enableuser -h 説明 enableuser(8) は、 無効にな っ てい る XSCF ユーザーア カ ウ ン ト を有効にす る コ マ ン ド です。 有効にな っ たユーザーア カ ウ ン ト は、 Secure Shell (SSH; セ キ ュ ア シ ェ ル ) を使用 し て、 コ ン ソ ールでの ロ グ イ ン に使用で き る よ う にな り ます。 enableuser(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 disableuser(8) コ マ ン ド で無効に し た ア カ ウ ン ト を再び有効に す る こ と がで き ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 useradm 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れ ます。 -h オペ ラ ン ド 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 user 使用例 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 使用例 1 有効にす る XSCF ユーザーア カ ウ ン ト を指定 し ます。 ユーザーア カ ウ ン ト を有効に し ます。 XSCF> enableuser jsmith 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 adduser(8), deleteuser(8), disableuser(8), showuser(8) System Administration 43 enableuser(8) 44 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 exit(1) 名前 exit - XSCF シ ェ ルを終了 し ます。 形式 exit 説明 exit(1) は、 XSCF シ ェ ルを終了 し て閉 じ る コ マ ン ド です。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る のに必要な権限はあ り ません。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 System Administration 45 exit(1) 46 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 flashupdate(8) 名前 flashupdate - フ ァ ーム ウ ェ ア を ア ッ プデー ト し ます。 形式 flashupdate -c check -m xcp -s version flashupdate [ [-q] -{y|n}] -c update -m xcp -s version flashupdate -c sync flashupdate -h 説明 flashupdate(8) は SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サーバで提供 さ れてい る フ ァ ーム ウ ェ ア を ア ッ プデー ト す る コ マ ン ド です。 以下の フ ァ ーム ウ ェ ア全体を ア ッ プデー ト し ます。 ア ッ プデー ト す る 場合には、 ア ッ プデー ト が可能か ど う か を事前に確認す る こ と がで き ます。 ■ ユーザー権限 フ ァ ーム ウ ェ ア全体 (XSCF, OpenBoot PROM) のア ッ プデー ト (xcp) こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm ま たは fieldeng 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 . -c check 指定 し た フ ァ ーム ウ ェ アのア ッ プデー ト が可能か ど う か を確認 し ます。 -c update 指定 し た フ ァ ーム ウ ェ ア を ア ッ プデー ト し ます。 XSCF ユニ ッ ト が二重化構成の場合は、 両方の XSCF ユニ ッ ト の フ ァ ーム ウ ェ ア がア ッ プデー ト さ れ ます。 -c sync XSCF ユニ ッ ト が二重化構成の場合に、 XSCF ユニ ッ ト 間の フ ァ ーム ウ ェ アの版数を合わせ ます。 XSCF ユニ ッ ト を交換 し た 場合な ど に使用 し ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -m xcp フ ァ ーム ウ ェ ア全体を対象に し ます。 -n プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "n" (no) と 応答 し ます。 System Administration 47 flashupdate(8) -q プ ロ ン プ ト を含む、 標準出力への メ ッ セージ を表示 し ない よ う に し ます。 -s version XCP 総合版数を指定 し ます。 version には メ ジ ャ ー版数、 マ イ ナー版数、 マ イ ク ロ 版数を続け て指定 し ます。 XCP の版数は 「xyyz」 の よ う に 4 桁で表 さ れ ます。 各番号の意 味は以下の と お り です。 x yy z プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "y" (yes) と 応答 し ます。 -y 詳細説明 使用例 メ ジ ャ ー リ リ ー ス番号 マ イ ナー リ リ ー ス番号 マ イ ク ロ リ リ ー ス番号 ■ コ マ ン ド を実行す る と 、 指定 し た内容で実行 し て よ いか を確認す る ためのプ ロ ン プ ト が表示 さ れ ます。 実行す る 場合は "y"、 中断す る 場合は "n" を入力 し ます。 ■ フ ァ ーム ウ ェ ア を ア ッ プデー ト す る 場合、 XSCF ユニ ッ ト が リ セ ッ ト さ れ ます。 そのため、 XSCF に LAN 接続 し てい る 場合には、 い っ たん接続が切断 さ れ ます。 ■ 故障 し てい る FRU が あ る 場合は、 フ ァ ーム ウ ェ アはア ッ プデー ト で き ません。 FRU の故障を解消 し てか ら ア ッ プデー ト し て く だ さ い。 使用例 1 フ ァ ーム ウ ェ ア全体を 1020 版にア ッ プデー ト 可能か ど う か を確認 し ます。 XSCF> flashupdate -c check -m xcp -s 1020 使用例 2 フ ァ ーム ウ ェ ア全体を 1010 版か ら 1020 版にア ッ プデー ト し ます。 XSCF> flashupdate -c update -m xcp -s 1020 The XSCF will be reset. Continue? [y|n] :y XCP update is started (XCP version=1020:last version=1010) OpenBoot PROM update is started OpenBoot PROM update has been completed (OpenBoot PROM version=01010001) XSCF update is started (SCF=0, bank=1, XCP version=1020:last version=1010) XSCF download is started (SCF=0, bank=1, XCP version=1020:last version=1010, Firmware Element ID=00:version=01010002:last version=01010001) XSCF download has been completed (SCF=0, bank=1, XCP version=1020:last version=1010, Firmware Element ID=00:version=01010002:last version=01010001) : : XSCF download is started (SCF=0, bank=1, XCP version=1020:last version=1010, Firmware Element ID=07:version=01010002:last version=01010001) XSCF download has been completed (SCF=0, bank=1, XCP version=1020:last version=1010, Firmware Element ID=07:version=01010002:last version=01010001) XSCF update has been completed (SCF=0, bank=1, XCP version=1020:last version=1010) 48 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 flashupdate(8) XSCF update is started (SCF=0, bank=0, XCP version=1020:last version=1010) XSCF download is started (SCF=0, bank=0, XCP version=1020:last version=1010, Firmware Element ID=00:version=01010002:last version=01010001) XSCF download has been completed (SCF=0, bank=0, XCP version=1020:last version=1010, Firmware Element ID=00:version=01010002:last version=01010001) : : XSCF download is started (SCF=0, bank=0, XCP version=1020:last version=1010, Firmware Element ID=07:version=01010002:last version=01010001) XSCF download has been completed (SCF=0, bank=0, XCP version=1020:last version=1010, Firmware Element ID=07:version=01010002:last version=01010001) XSCF is rebooting to update the reserve bank 使用例 3 XSCF ユニ ッ ト が二重化構成の場合、 XSCF ユニ ッ ト 交換後に フ ァ ーム ウ ェ ア の版数を合わせます。 XSCF> flashupdate -c sync 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 version(8) System Administration 49 flashupdate(8) 50 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 fmadm(8) 名前 fmadm - 故障管理に関連す る シ ス テ ム構成パ ラ メ ー タ を表示 し ます。 形式 fmadm [-q] config fmadm -h 説明 fmadm(8) は、 故障管理に関連す る シ ス テ ム構成パ ラ メ ー タ を表示す る コ マ ン ド で す。 fmadm(8) を使用 し て、 以下の こ と がで き ます。 ■ 現在、 故障管理に関与 し てい る 診断エ ン ジ ン と 診断エージ ェ ン ト のセ ッ ト を表示 する ■ 故障が あ る と 診断 さ れた シ ス テ ム コ ン ポーネ ン ト の リ ス ト を表示す る Fault Manager と 呼ばれ る モジ ュ ールに よ り 、 可能な ア ク テ ィ ビ テ ィ は自動化 さ れ てい る ため、 通常は fmadm(8) コ マ ン ド を使用す る 必要はあ り ません。 管理者 ま たは サービ ス担当員の支援が必要にな る と 、 Fault Manager はその旨を示す メ ッ セージ を表示 し ます。 ま た、 関連す る 情報記事が記載 さ れてい る URL を参照す る よ う に指 示 し ます。 こ の ウ ェ ブサ イ ト で、 fmadm(8) コ マ ン ド ま たは別の故障管理ユーテ ィ リ テ ィ を使用 し て よ り 多 く の情報を収集す る か、 追加 タ ス ク を実行す る よ う 指示 さ れ る こ と があ り ます。 fmdump(8) コ マ ン ド のマニ ュ アルに、 故障管理ア ク テ ィ ビ テ ィ を監視す る ツールの詳細が説明 さ れてい ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 platop, platadm, fieldeng ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン オペ ラ ン ド 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -q プ ロ ン プ ト を含む、 標準出力への メ ッ セージ を表示 し ない よ う に し ます。 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 config Fault Manager の構成を表示 し ます。 具体的には、 モジ ュ ール 名、 バージ ョ ン、 各 コ ン ポーネ ン ト モジ ュ ールの説明な ど を表示 し ます。 Fault Manager のモジ ュ ールは各種サービ ス ( 自動診断、 自己修復、 シ ス テ ム上のハー ド ウ ェ ア と ソ フ ト ウ ェ アの メ ッ セー ジ機能な ど ) を提供 し ます。 System Administration 51 fmadm(8) 使用例 使用例 1 Fault Manager の設定を表示 し ます。 XSCF> fmadm config MODULE VERSION STATUS DESCRIPTION case-close 1.0 active Case-Close Agent fmd-self-diagnosis 1.0 active Fault Manager Self-Diagnosis sysevent-transport 1.0 active SysEvent Transport Agent syslog-msgs 1.0 active Syslog Messaging Agent 終了ス テー タ ス 関連項目 52 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 fmdump(8), fmstat(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 fmdump(8) 名前 fmdump - 故障管理に関連す る ロ グ を表示 し ます。 形式 fmdump fmdump [-e] [-f] [-M] [-v] [-V] [-c class] [-t time] [-T time] [-u uuid] fmdump -m [-M] [-t time] [-T time] fmdump -h 説明 fmdump(8) は、 Fault Manager と 呼ばれ る モジ ュ ールで管理 さ れてい る ロ グの内容 を表示す る コ マ ン ド です。 Fault Manager は、 シ ス テ ム のバ ッ ク グ ラ ウ ン ド で動作 し ます。 XSCF に よ っ て検出 さ れた故障を エ ラ ー ロ グに記録 し 、 故障のあ る コ マ ン ド を無効にす る な ど の自己修 復を行い ます。 Fault Manager では、 以下の 2 つの ロ グが管理 さ れてい ます。 こ れ ら の ロ グは、 管 理者 と サービ ス要員に よ っ て使用 さ れ ます。 エ ラーロ グ シ ス テ ム に よ っ て検出 さ れた問題の症状を表すエ ラ ーが記録 さ れ ます。 フ ォ ール ト ロ グ それ ら の症状を解明す る と 考え ら れ る 、 問題の故障診断情報が記 録 さ れ ます。 fmdump(8) コ マ ン ド は、 デフ ォ ル ト で フ ォ ール ト ロ グの内容を表示 し ます。 フ ォール ト ロ グには、 Fault Manager ま たはその コ ン ポーネ ン ト モジ ュ ールのいずれかで行われた各診断 の結果が記録 さ れ ます。 フ ォ ール ト ロ グに記録 さ れた各問題は、 以下の項目に よ っ て識別 さ れ ます。 ■ 問題が診断 さ れた時刻 ■ 任意のシ ス テ ム内で、 問題を一意に識別す る ために使用で き る Universal Unique Identifier (UUID) ■ 指定 さ れた ウ ェ ブサ イ ト に掲載 さ れてい る 、 関連記事にア ク セ スす る ために使用 で き る メ ッ セージ識別子 (MSG-ID) 管理者やサービ ス技術者に よ る 作業が必要 と な っ た り 、 シ ス テ ム の動作に影響を及 ぼ し た り す る よ う な問題の場合は、 Fault Manager か ら 、 メ ッ セージが出力 さ れ ま す。 出力 さ れた メ ッ セージには、 問題の概要 と 、 指定 さ れた ウ ェ ブサ イ ト 上にあ る 関連 情報への参照先が含 ま れてい ます。 -v オプシ ョ ンお よ び-V オプシ ョ ン を使用す る と 、 1 行の概要ではな く 、 ロ グに記録 さ れた イ ベン ト ご と に詳細を表示で き ます。-M オプシ ョ ン を使用す る と 、 1 画面ずつ 表示で き ます。-c、-t、-T、 お よ び-u の各オプシ ョ ンは、 指定 し た class、 時刻の範 囲、 ま たは uuid に一致す る イ ベン ト だけ を選択 し て、 出力で き ます。 異な る フ ィ ル タ オプシ ョ ン を複数指定 し た場合は、 それ ら のオプシ ョ ン の論理和で選択 さ れた イ System Administration 53 fmdump(8) ベン ト だけが表示 さ れ ます。 同 じ フ ィ ル タ オプシ ョ ン を複数指定 し た場合は、 それ ら のオプシ ョ ン の論理積で選択 さ れた イ ベン ト がすべて表示 さ れ ます。 -m オプシ ョ ン を使用す る と Fault Manager syslog の内容を表示で き ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 platadm, platop, fieldeng ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -c class 指定 さ れた ク ラ ス に一致す る イ ベン ト を出力 し ます。 class には一 般的な ワ イ ル ド カー ド が使用で き ます。 こ れは、 一般的な フ ァ イ ルのパ タ ーン マ ッ チン グに似てい ます。 た と えば、 xyz.* は xyz.sxc お よ び xyz.pdf と 一致 し ます。 class は、 テ レ メ ト リ イ ベン ト の タ イ プ を示す階層的な分類を表 し ます。 -e フ ォ ール ト ロ グではな く 、 エ ラ ー ロ グか ら イ ベン ト を表示 し ます。 エ ラ ー ロ グには、 XSCF の自動診断 ソ フ ト ウ ェ アで使用 さ れ る Private テ レ メ ト リ 情報が含 ま れてい ます。 こ の情報は、 問題や イ ベン ト の再現について事後分析を容易にす る ために記録 さ れ ます。 そのため、 エ ラ ー ロ グの内容を ス ク リ プ ト やその他の ツールを開 発す る 目的で、 解析お よ び使用す る こ と はで き ません。 54 -f コ マ ン ド 実行後に、 ダ ン プ フ ァ イ ルに追加 さ れた行だけ を表示 し ます。 Ctrl-C コ マ ン ド で割 り 込みが発生す る ま で出力 さ れ ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -m Fault Manager の syslog メ ッ セージの内容を表示 し ます。 -M テ キ ス ト を 1 画面ずつ表示 し ます。 more コ マ ン ド と 同様です。 -t time 時刻を指定 し て イ ベン ト を表示す る 場合の、 開始時刻を指定 し ま す。 time には、 こ の項のあ と に記載 さ れてい る 形式で指定で き ま す。 -T オプシ ョ ン と 一緒に使用す る と 、 範囲を指定で き ます。 -T time 時刻を指定 し て イ ベン ト を表示す る 場合の、 終了時刻を指定 し ま す。 time には、-t オプシ ョ ン と 同 じ 形式を使用で き ます。-t オプ シ ョ ン と 一緒に使用す る と 、 範囲を指定で き ます。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 fmdump(8) -u uuid 故障診断 イ ベン ト の内容を Universal Unique Identifier (UUID) に よ っ て フ ィ ル タ リ ン グ し ます。 各診断は、 識別のために Universal Unique Identifier (UUID) に関連づけ ら れてい ます。-u オプシ ョ ン は、-v な ど、 他のオプシ ョ ン と 組み合わせ る こ と で、 特定の診断に 関連づけ ら れてい る 詳細情報をすべて表示で き ます。 -e オプシ ョ ン と -u オプシ ョ ン を同時に指定す る と 、 関連す る エ ラ ー イ ベン ト を表示で き ます。 -v 詳細な イ ベン ト 情報を表示 し ます。 選択 さ れた イ ベン ト に含 ま れ る 他の情報を表示す る ために、 イ ベン ト の表示が拡大 さ れ ます。 -V よ り 詳細な イ ベン ト 情報を表示 し ます。 各 イ ベン ト に関連づけ ら れてい る 値 と 、 名前の対応 リ ス ト に含 ま れ る 情報をすべて表示す る ために、 イ ベン ト の表示が拡大 さ れ ます。 さ ら に、 フ ォ ール ト ロ グの場合は、 診断に関連づけ ら れた、 対応す る エ ラ ーへの相互 参照の リ ス ト が イ ベン ト の表示に追加 さ れ ます。 時刻の形式は、 以下の と お り です。 時刻の形式 説明 "mm/dd/yy hh:mm:ss" 月、 日、 年を ス ラ ッ シ ュ (/) で、 時 (24 時間制 )、 分、 秒を コ ロ ン (:) で区切っ て指定 し ます。 日付 と 時刻の 間は スペー ス で区切 り ます。 全体は引用符で囲み ま す。 "mm/dd/yy hh:mm" 月、 日、 年を ス ラ ッ シ ュ (/) で、 時 (24 時間制 )、 分 を コ ロ ン (:) で区切っ て指定 し ます。 日付 と 時刻の間 は スペー ス で区切 り ます。 全体は引用符で囲み ます。 mm/dd/yy 月、 日、 年を ス ラ ッ シ ュ (/) で区切っ て指定 し ます。 時刻は午前 12 時 00 分 00 秒 と みな さ れ ます。 "ddMonyy hh:mm:ss" 日、 月の名称、 年 と 、 時 (24 時間制 )、 分、 秒を コ ロ ン (:) で区切っ て指定 し ます。 日付 と 時刻の間は ス ペー ス で区切 り ます。 全体は引用符で囲み ます。 "Mon dd hh:mm:ss" 月の名称、 日を スペー ス で、 時 (24 時間制 )、 分、 秒 を コ ロ ン (:) で区切っ て指定 し ます。 年は本年 と みな さ れ ます。 日付 と 時刻の間は スペー ス で区切 り ます。 全体は引用符で囲み ます。 "yyyy-mm-dd [T hh:mm[:ss]]" 年、 月、 日をハ イ フ ン (-) で、 時 (24 時間制 )、 分、 秒を コ ロ ン (:) で指定 し ます。 T は 10 進数表記の整数 値です。 秒、 ま たは時、 分、 お よ び秒は、 オプシ ョ ン で省略可能です。 日付 と 時刻の間は スペー ス で区 切 り ます。 日付 と 時刻を指定 し た場合は、 全体を引 用符で囲み ます。 System Administration 55 fmdump(8) ddMonyy 日、 月の名称、 年を指定 し ます。 時刻は午前 12 時 00 分 00 秒 と みな さ れ ます。 hh:mm:ss 時 (24 時間制 )、 分、 秒を コ ロ ン (:) で区切っ て指定 し ます。 日付は本日 と みな さ れ ます。 hh:mm 時 (24 時間制 )、 分を コ ロ ン (:) で区切っ て指定 し ま す。 日付は本日 と みな さ れ ます。 Tns | Tnsec T ナ ノ 秒前。 T は 10 進数表記の整数値で指定 し ます。 Tus | Tusec T マ イ ク ロ 秒前。 T は 10 進数表記の整数値で指定 し ます。 Tms | Tmsec T ミ リ 秒前。 T は 10 進数表記の整数値で指定 し ます。 Ts | Tsec T 秒前。 T は 10 進数表記の整数値で指定 し ます。 Tm | Tmin T 分前。 T は 10 進数表記の整数値で指定 し ます。 Th | Thour T 時間前。 T は 10 進数表記の整数値で指定 し ます。 Td | Tday T 日前。 T は 10 進数表記の整数値で指定 し ます。 .n と い う 形式の小数部を-t オプシ ョ ン の引数に付加 し て、 指定時刻の秒以下の小 数を表す こ と がで き ます。 使用例 使用例 1 フ ォール ト ロ グ を表示 し ます。 XSCF> fmdump TIME Aug 12 16:12:13.2811 Aug 12 16:12:13.2985 Sep 01 16:06:57.5839 Sep 01 16:06:57.6278 Sep 06 09:37:05.0983 Sep 06 09:38:10.8584 Sep 06 09:57:44.6502 Sep 06 12:40:59.2801 Sep 06 12:41:10.1076 Sep 06 13:01:49.1462 Sep 06 15:42:56.6132 Sep 06 16:07:14.4652 Sep 06 16:08:16.3755 Sep 29 14:49:27.8452 Sep 29 15:02:00.3039 Sep 29 15:09:25.4335 Sep 29 15:10:09.6151 56 UUID 7868c1cc-23d4-c575-8659-85cdbe61842e 7868c1cc-23d4-c575-8659-85cdbe61842e 3ceca439-b0b2-4db1-9123-c8ace3f2b371 3ceca439-b0b2-4db1-9123-c8ace3f2b371 6485b42b-6638-4c5d-b652-bec485290788 77435994-5b99-4db8-bdcd-985c7d3ae3e4 0087d58c-e5b9-415d-91bc-adf7c41dd316 97de2cef-8ea1-407a-8a53-c7a67e61987a fa7304f9-c9e8-4cd1-9ca5-e35f57d53b2c ce550611-4308-4336-8a9a-19676f828515 0f4b429f-c048-47cd-9d9f-a2f7b6d4c957 7d5fb282-e01b-476a-b7e1-1a0f8de80758 41379237-9750-4fd6-bce3-b5131d864d34 0455ceaa-e226-424a-9b34-27603ca603f1 fb550ebc-80e9-41c8-8afc-ac680b9eb613 8cec9a83-e2a3-4dc3-a7cd-de01caef5c63 5f88d7d5-a107-4435-99c9-7c59479d22ed SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 MSG-ID FMD-8000-77 FMD-8000-77 FMD-8000-77 FMD-8000-77 LINUX-8000-1N LINUX-8000-1N LINUX-8000-1N LINUX-8000-1N LINUX-8000-1N LINUX-8000-1N LINUX-8000-1N LINUX-8000-1N LINUX-8000-1N FMD-8000-58 FMD-8000-58 FMD-8000-4M FMD-8000-58 fmdump(8) 使用例 2 フ ォール ト ロ グの詳細な情報を表示 し ます。 XSCF> fmdump -v TIME UUID MSG-ID Nov 30 20:44:55.1283 9f773e33-e46f-466c-be86-fd3fcc449935 FMD-8000-0W 100% defect.sunos.fmd.nosub : 使用例 3 最後の UUID に対する エ ラ ー ロ グのすべての情報を表示 し ます。 XSCF> fmdump -e -V -u 5f88d7d5-a107-4435-99c9-7c59479d22ed TIME CLASS Sep 29 2005 15:10:09.565220864 ereport.io.iox.cp.seeprom0.nresp nvlist version: 0 detector = (embedded nvlist) nvlist version: 0 scheme = hc version = 0 hc-root = / hc-list_sz = 0x1 hc-list = (array of embedded nvlists) (start hc-list[0]) nvlist version: 0 scheme = hc hc-name = iox hc-id = 0 (end hc-list[0]) (end detector) IOXserial_no = 123456 class = ereport.io.iox.cp.seeprom0.nresp ena = 0x921b650000000001 使用例 4 最後の UUID に対す る フ ォール ト ロ グの、 すべての情報を表示 し ます。 XSCF> fmdump -V -u 5f88d7d5-a107-4435-99c9-7c59479d22ed TIME UUID MSG-ID Sep 29 15:10:09.6151 5f88d7d5-a107-4435-99c9-7c59479d22ed FMD-8000-58 TIME CLASS ENA Sep 29 15:10:09.5652 ereport.io.iox.cp.seeprom0.nresp 0x921b650000000001 nvlist version: 0 version = 0x0 class = list.suspect uuid = 5f88d7d5-a107-4435-99c9-7c59479d22ed code = FMD-8000-58 diag-time = 1128021009 615016 de = (embedded nvlist) nvlist version: 0 version = 0x0 scheme = fmd authority = (embedded nvlist) nvlist version: 0 version = 0x0 System Administration 57 fmdump(8) product-id = SUNW,SPARC-Enterprise chassis-id = BF0000001V server-id = localhost (end authority) mod-name = sde mod-version = 1.13 (end de) fault-list-sz = 0x1 fault-list = (array of embedded nvlists) (start fault-list[0]) nvlist version: 0 version = 0x0 class = fault.io.iox.cp.seeprom certainty = 0x64 fru = (embedded nvlist) nvlist version: 0 scheme = hc version = 0x0 hc-root = hc-list-sz = 0x1 hc-list = (array of embedded nvlists) (start hc-list[0]) nvlist version: 0 hc-name = iox hc-id = 0 (end hc-list[0]) (end fru) (end fault-list[0]) 使用例 5 Fault Manager syslog メ ッ セージの内容を表示 し ます。 XSCF> fmdump -m -M MSG-ID: FMD-8000-11, TYPE: Defect, VER: 1, SEVERITY: Minor EVENT-TIME: Tue Nov 7 07:01:44 PST 2006 PLATFORM: SUNW,SPARC-Enterprise, CSN: 7860000764, HOSTNAME: san-ff2-20-0 SOURCE: sde, REV: 1.5 EVENT-ID: 2daddee0-2f42-47ee-b5b2-57ae6a41bfc0 DESC: A Solaris Fault Manager component generated a diagnosis for which no message summary exists. Refer to http://www.sun.com/msg/FMD-8000-11 for more information. AUTO-RESPONSE: The diagnosis has been saved in the fault log for examination by Sun. IMPACT: The fault log will need to be manually examined using fmdump(1M) in order to determine if any human response is required. MSG-ID: FMD-8000-11, TYPE: Defect, VER: 1, SEVERITY: Minor EVENT-TIME: Tue Nov 7 07:03:25 PST 2006 PLATFORM: SUNW,SPARC-Enterprise, CSN: 7860000764, HOSTNAME: san-ff2-20-0 SOURCE: sde, REV: 1.5 EVENT-ID: 2b03ab60-96db-439d-a13a-2f420a1b73c7 58 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 fmdump(8) DESC: A Solaris Fault Manager component generated a diagnosis for which no message summary exists. Refer to http://www.sun.com/msg/FMD-8000-11 for more information. AUTO-RESPONSE: The diagnosis has been saved in the fault log for examination by Sun. IMPACT: The fault log will need to be manually examined using fmdump(1M) in order to determine if any human response is required. 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 ロ グ フ ァ イ ル内のすべての レ コ ー ド に対す る が調査が正常に終了 さ れてい ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 fmadm(8), fmstat(8) System Administration 59 fmdump(8) 60 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 fmstat(8) 名前 fmstat - 故障管理モジ ュ ールの統計情報を レ ポー ト し ます。 形式 fmstat [-a] [-s] [-z] [-m module] [ interval] [ count] fmstat -h 説明 fmstat(8) コ マ ン ド は、 管理者 と サービ ス要員が使用で き 、 Fault Manager と 呼ば れ る モジ ュ ールに関連づけ ら れてい る 統計情報 と モジ ュ ールのセ ッ ト を レ ポー ト し ます。 Fault Manager は、 各シ ス テ ム のバ ッ ク グ ラ ウ ン ド で動作 し ます。 XSCF に よ っ て検 出 さ れた テ レ メ ト リ 情報を取得 し 、 こ れ ら の問題を診断 し て、 予測的自己修復ア ク テ ィ ビ テ ィ ( 故障のあ る コ ン ポーネ ン ト の無効化な ど ) を開始 し ます。 fmstat(8) コ マ ン ド を使用 し て、 現在故障管理に関与 し てい る 診断エ ン ジ ン と 診断 エージ ェ ン ト に関す る 統計情報を表示で き ます。 fmadm(8) コ マ ン ド お よ び fmdump(8) コ マ ン ド のマニ ュ アルページに、 故障管理ア ク テ ィ ビ テ ィ を監視す る ツールの詳細が説明 さ れてい ます。 -m オプシ ョ ン を指定 し て fmstat(8) コ マ ン ド を実行す る と 、 指定 し た故障管理モ ジ ュ ールに よ っ て保持 さ れてい る 統計情報が レ ポー ト さ れ ます。 モジ ュ ールの リ ス ト は、 fmadm config を使用 し て取得で き ます。 -m オプシ ョ ン を指定せずに fmstat(8) コ マ ン ド を実行す る と 、 その ク ラ イ ア ン ト モ ジ ュ ールご と に、 以下の統計情報が レ ポー ト さ れ ます。 module fmadm config が レ ポー ト し た故障管理モジ ュ ールの名前 ev_recv モジ ュ ールが取得 し た テ レ メ ト リ イ ベン ト 数 ev_acpt 診断関連 と し てモジ ュ ールが取得 し た イ ベン ト 数 wait モジ ュ ールに よ る 検査を待機 し ていた テ レ メ ト リ イ ベン ト の平均 数 svc_t モジ ュ ールが取得 し た テ レ メ ト リ イ ベン ト の平均サービ ス時間 ( ミ リ秒) %w テ レ メ ト リ イ ベン ト がモジ ュ ールに よ る 検査を待機 し ていた時間 のパーセ ン テージ %b モジ ュ ールがテ レ メ ト リ イ ベン ト を処理 し ていた時間のパーセ ン テージ open モジ ュ ールが現在担当 し てい る 問題 ( 未解決の問題の調査 ) の数 solve こ のモジ ュ ールが ロ ー ド さ れた あ と に解決 し た問題の総数 memsz こ のモジ ュ ールが現在割 り 当て てい る ダ イ ナ ミ ッ ク メ モ リ の容量 bufsz こ のモジ ュ ールが現在割 り 当て てい る 固定バ ッ フ ァ の容量 System Administration 61 fmstat(8) ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 platadm, platop, fieldeng ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -a Fault Manager ま たはモジ ュ ールに関す る すべての統計情報を表示 し ます。 -m オプシ ョ ン を一緒に指定 し ない場合は Fault Manager に関す る すべての統計情報が表示 さ れ、-m オプシ ョ ン を一緒に指定 し た場合 は指定 し たモジ ュ ールに関す る すべての統計情報が表示 さ れ ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -m module すべての統計情報の レ ポー ト ではな く 、 指定 さ れた故障管理モ ジ ュ ールに関連づけ ら れてい る 統計情報の レ ポー ト を出力 し ます。 モジ ュ ールは任意の統計情報を発行 し て、 故障管理 ソ フ ト ウ ェ ア 自体のサービ ス を支援す る こ と がで き ます。 -a オプシ ョ ン を一緒に指定 し ない場合はモジ ュ ールに保持 さ れて い る 統計情報だけが表示 さ れ、-a オプシ ョ ン を一緒に指定 し た場合 はモジ ュ ールに保持 さ れてい る 統計情報 と モジ ュ ールに関連づけ ら れてい る すべての統計情報が表示 さ れ ます。 オペ ラ ン ド -s デフ ォ ル ト の統計情報の レ ポー ト ではな く 、 モジ ュ ールに関連づ け ら れてい る Soft Error Rate Discrimination (SERD) エ ン ジ ン の レ ポー ト を出力 し ます。 SERD エ ン ジ ンは、 故障管理 ソ フ ト ウ ェ アが 使用 し て、 任意の時間 T の N イ ベン ト の統計情報 し き い値が超過 し たか ど う か を判定す る ために設計 さ れてい ます。-s オプシ ョ ン と 組み合わせて使用で き る のは、-m オプシ ョ ン のみです。 -z 指定 さ れた故障管理モジ ュ ールに関連づけ ら れてい る レ ポー ト か ら 、 値がゼ ロ の統計情報を除外 し ます。-z オプシ ョ ン と 組み合わせ て使用で き る のは、-m オプシ ョ ン のみです。 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 count count の レ ポー ト だけ を出力 し て終了 し ます。 interval interval 秒ご と に新 し い レ ポー ト を出力 し ます。 count も interval も 指定 し ない と 、 1 つの レ ポー ト が出力 さ れた あ と 、 fmstat(8) コ マ ン ド は終了 し ます。 62 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 fmstat(8) interval を指定 し 、 count を指定せずに fmstat(8) コ マ ン ド を実行す る と 、 Control+C キーに よ っ て こ の コ マ ン ド への割 り 込みが発生 し ない限 り 、 interval 秒ご と に レ ポー ト が出力 さ れ続け ます。 使用例 使用例 1 syslog モジ ュ ールに関する Fault Manager 統計情報を表示 し ます。 XSCF> fmstat -a -m syslog-msgs NAME VALUE DESCRIPTION bad_code 0 event code has no dictionary name bad_fmri 0 event fmri is missing or invalid bad_time 0 event time is not properly encoded bad_vers 0 event version is missing or invalid fmd.accepted 0 total events accepted by module fmd.buflimit 10M limit on total buffer space fmd.buftotal 0 total buffer space used by module fmd.caseclosed 0 total cases closed by module fmd.caseopen 0 cases currently open by module fmd.casesolved 0 total cases solved by module fmd.ckptcnt 0 number of checkpoints taken fmd.ckptrestore true restore checkpoints for module fmd.ckptsave true save checkpoints for module fmd.ckpttime 0d total checkpoint time fmd.ckptzero false zeroed checkpoint at startup fmd.debugdrop 4 dropped debug messages fmd.dequeued 1 total events dequeued by module fmd.dispatched 1 total events dispatched to module fmd.dlastupdate 1144424838299131us hrtime of last event dequeue completion fmd.dropped 0 total events dropped on queue overflow fmd.dtime 0d total processing time after dequeue fmd.loadtime 1144424251692484us hrtime at which module was loaded fmd.memlimit 10M limit on total memory allocated fmd.memtotal 97b total memory allocated by module fmd.prdequeued 0 protocol events dequeued by module fmd.snaptime 1144424838299148us hrtime of last statistics snapshot fmd.thrlimit 8 limit on number of auxiliary threads fmd.thrtotal 0 total number of auxiliary threads fmd.wcnt 0 count of events waiting on queue fmd.wlastupdate 1144424838299131us hrtime of last wait queue update fmd.wlentime 30us total wait length * time product fmd.wtime 30us total wait time on queue fmd.xprtlimit 256 limit on number of open transports fmd.xprtopen 0 total number of open transports fmd.xprtqlimit 256 limit on transport event queue length log_err 0 failed to log message to log(7D) msg_err 0 failed to log message to sysmsg(7D) no_msg 0 message logging suppressed XSCF> fmstat module case-close ev_recv ev_acpt wait svc_t %w %b open solve memsz bufsz 0 0 0.0 0.0 0 0 0 0 0 0 System Administration 63 fmstat(8) fmd-self-diagnosis sysevent-transport syslog-msgs 使用例 2 1 0 0 1 0 0 0.0 0.0 0.0 0.2 573.2 0.0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 27b 0 97b FMD 自己診断モジ ュ ールに関する Fault Manager 統計情報を表示 し ます。 XSCF> fmstat -z -m fmd-self-diagnosis NAME VALUE DESCRIPTION module 1 error events received from fmd modules 終了ス テー タ ス 関連項目 64 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 fmadm(8), fmdump(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 0 0 0 getflashimage(8) 名前 getflashimage - フ ァ ーム ウ ェ ア イ メ ージ フ ァ イ ルを ダ ウ ン ロ ー ド し ます。 形式 getflashimage [-v] [ [-q] -{y|n}] [-u user] [-p proxy [-t proxy_type]] url getflashimage -l getflashimage [ [-q] -{y|n}] [-d] getflashimage -h 説明 getflashimage(8) は flashupdate(8) コ マ ン ド で使用す る フ ァ ーム ウ ェ ア イ メ ー ジ フ ァ イ ルを ダ ウ ン ロ ー ド す る コ マ ン ド です。 現在、 XSCF ユニ ッ ト 上に旧バージ ョ ン の フ ァ ーム ウ ェ ア イ メ ージ フ ァ イ ルがあ る 場 合は、 新 し いバージ ョ ン の フ ァ ーム ウ ェ ア イ メ ージ フ ァ イ ルがダ ウ ン ロ ー ド さ れ る 前に削除 さ れ ます。 ダ ウ ン ロ ー ド が成功 し た あ と は、 イ メ ージ フ ァ イ ルが正 し いか ど う かがチ ェ ッ ク さ れ、 MD5 チ ェ ッ ク サ ム が表示 さ れ ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm ま たは fieldeng 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 . -d XSCF ユニ ッ ト 上にあ る 、 旧バージ ョ ン の フ ァ ーム ウ ェ ア イ メ ー ジ フ ァ イ ルをすべて削除 し ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -l XSCF ユニ ッ ト 上にあ る 、 フ ァ ーム ウ ェ ア イ メ ージ フ ァ イ ルの一 覧を表示 し ます。 -n プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "n" (no) と 応答 し ます。 -p proxy 転送に使用す る プ ロ キ シサーバを指定 し ます。 "-t proxy_type" を 指定 し ない場合、 デフ ォ ル ト のプ ロ キ シの種類は http です。 proxy は servername:port の形式で指定 し ます ( 使用例 3 を参照 )。 -q プ ロ ン プ ト を含む、 標準出力への メ ッ セージ を表示 し ない よ う に し ます。 -t proxy_type プ ロ キ シの種類を指定 し ます。-p オプシ ョ ン と 一緒に指定 し ま す。 http、 socks4、 socks5 のいずれか を指定で き ます。 デ フ ォ ル ト は http です。 System Administration 65 getflashimage(8) オペ ラ ン ド -u user 認証が必要 と な る リ モー ト FTP ま たは HTTP サーバに ロ グ イ ン す る 場合の、 ユーザー名を指定 し ます。 パ ス ワ ー ド を入力す る た めのプ ロ ン プ ト が表示 さ れ ます。 -v 詳細な情報を表示 し ます。 ネ ッ ト ワ ー ク やサーバの問題を診断す る 場合に使用 さ れ ます。 -y プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "y" (yes) と 応答 し ます。 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 . url フ ァ ーム ウ ェ ア イ メ ージ を ダ ウ ン ロ ー ド す る URL を指定 し ます。 以下の よ う な形式がサポー ト さ れてい ます。 http://server[:port]/path/file https://server[:port]/path/file ftp://server[:port]/path/file file:///media/usb_msd/path/file file は以下のいずれかの値 と な り ます。 XCPvvvv.tar.gz FFXCPvvvv.tar.gz DCXCPvvvv.tar.gz ま た、 vvvv には 4 文字のバージ ョ ン番号が入 り ます。 詳細説明 使用例 コ マ ン ド を実行す る と 、 指定 し た内容で実行 し て よ いか を確認す る ためのプ ロ ン プ ト が表示 さ れ ます。 実行す る 場合は "y"、 中断す る 場合は "n" を入力 し ます。 使用例 1 HTTP サーバか ら イ メ ージ フ ァ イ ルを ダ ウ ン ロ ー ド し ます。 XSCF> getflashimage http://imageserver/images/FFXCP1041.tar.gz Existing versions: Version Size Date FFXCP1040.tar.gz 46827123 Wed Mar 14 19:11:40 2007 Warning: About to delete existing versions. Continue? [y|n]: y Removing FFXCP1040.tar.gz. 0MB received 1MB received 2MB received ... 43MB received 44MB received 45MB received Download successful: 46827KB at 1016.857KB/s Checking file... MD5: e619e6dd367c888507427e58cdb8e0a0 66 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 getflashimage(8) 使用例 2 FTP サーバか ら イ メ ージ フ ァ イ ルを ダ ウ ン ロ ー ド し ます。 XSCF> getflashimage ftp://imageserver/images/FFXCP1041.tar.gz Existing versions: Version Size Date FFXCP1040.tar.gz 46827123 Wed Mar 14 19:11:40 2007 Warning: About to delete existing versions. Continue? [y|n]: y Removing FFXCP1040.tar.gz. 0MB received 1MB received 2MB received ... 43MB received 44MB received 45MB received Download successful: 46827KB at 1016.857KB/s Checking file... MD5: e619e6dd367c888507427e58cdb8e0a1 使用例 3 ポー ト 番号 8080 の HTTP プ ロ キ シサーバを使用 し て、 イ メ ージ フ ァ イ ルを ダ ウ ン ロ ー ド し ます。 XSCF> getflashimage -p webproxy.sun.com:8080 \ http://imageserver/images/FFXCP1041.tar.gz Existing versions: Version Size Date FFXCP1040.tar.gz 46827123 Wed Mar 14 19:11:40 2007 Warning: About to delete existing versions. Continue? [y|n]: y Removing FFXCP1040.tar.gz. 0MB received 1MB received 2MB received ... 43MB received 44MB received 45MB received Download successful: 46827KB at 1016.857KB/s Checking file... MD5: e619e6dd367c888507427e58cdb8e0a2 System Administration 67 getflashimage(8) 使用例 4 ユーザー名 と パ ス ワー ド を使用 し て、 イ メ ージ フ ァ イ ルを ダ ウ ン ロ ー ド し ま す。 XSCF> getflashimage -u jsmith \ http://imageserver/images/FFXCP1041.tar.gz Existing versions: Version Size Date FFXCP1040.tar.gz 46827123 Wed Mar 14 19:11:40 2007 Warning: About to delete existing versions. Continue? [y|n]: y Removing FFXCP1040.tar.gz. Password: [not echoed] 0MB received 1MB received 2MB received ... 43MB received 44MB received 45MB received Download successful: 46827KB at 1016.857KB/s Checking file... MD5: e619e6dd367c888507427e58cdb8e0a3 使用例 5 USB メ モ リ ス テ ィ ッ ク か ら イ メ ージ フ ァ イ ルを ダ ウ ン ロ ー ド し ます。 XSCF> getflashimage file:///media/usb_msd/images/FFXCP1041.tar.gz Existing versions: Version Size Date FFXCP1040.tar.gz 46827123 Wed Mar 14 19:11:40 2007 Warning: About to delete existing versions. Continue? [y|n]: y Removing FFXCP1040.tar.gz. Mounted USB device 0MB received 1MB received ... 44MB received 45MB received Download successful: 46827 Kbytes in 109 secs (430.094 Kbytes/sec) Checking file... MD5: e619e6dd367c888507427e58cdb8e0a4 終了ス テー タ ス 関連項目 68 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 flashupdate(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 ioxadm(8) 名前 ioxadm - PCI ボ ッ ク ス を管理 し ます。 形式 ioxadm [-f] [-p] [-v] [-M] env [-e] [-l] [-t] [ target [ sensor]] ioxadm [-f] [-p] [-v] [-M] list [ target] ioxadm [-f] [-p] [-v] [-M] locator [on|off] [ target] ioxadm [-f] [-p] [-v] [-M] poweroff target ioxadm [-f] [-p] [-v] [-M] poweron target ioxadm [-f] [-p] [-v] [-M] reset target ioxadm [-f] [-p] [-v] [-M] setled [on|off|slow|fast] target led_type ioxadm -h 説明 ioxadm(8) は、 シ ス テ ム に接続 さ れた PCI ボ ッ ク ス と リ ン ク カー ド を管理す る コ マ ン ド です。 ioxadm(8) コ マ ン ド には、 パ ラ メ ー タ を持つオペ ラ ン ド お よ び対象のデバ イ ス を指 定す る 必要があ り ます。 対象のデバ イ ス に指定で き る のは、 ホ ス ト シ ス テ ム の組み 込み PCI ス ロ ッ ト に装着 さ れてい る ダ ウ ン リ ン ク カー ド 、 PCI ボ ッ ク ス、 ま たは PCI ボ ッ ク ス内部の FRU(Field Replaceable Unit) です。 ダ ウ ン リ ン ク カー ド は、 カー ド へのホ ス ト パ ス を識別す る 文字列で識別 さ れ ます。 ア ッ プ リ ン ク カー ド は、 I/O ボー ト 内部の FRU です。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 ユーザー権限 オペ ラ ン ド platop env, list platadm env, list, locator, poweroff, poweron fieldeng すべてのオペ ラ ン ド ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -f 警告を無視 し て、 強制的に コ マ ン ド を実行 し ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 System Administration 69 ioxadm(8) オペ ラ ン ド -M テ キ ス ト を 1 画面ずつ表示 し ます。 more コ マ ン ド と 同様です。 -p 解析可能な出力に し ます。 表示出力のヘ ッ ダ を非表示に し ます。 フ ィ ール ド は 1 つの タ ブに よ っ て区切 ら れ ます。 -v 詳細な情報を表示 し ます。 詳細については、 個々のオペ ラ ン ド を 参照 し て く だ さ い。 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 env [-e] [-l] [-t] [target [sensor]] PCI ボ ッ ク ス ま たは リ ン ク カー ド の環境状態の要約を表示 し ます。 ■ -e 電気に関す る 状態 ( 電流お よ び電圧の測定値、 フ ァ ン の回転速度、 ス イ ッ チの設定 ) を表示 し ます。 ■ -l LED の状態を表示 し ます。 -t 温度セ ン サーの測定値を表示 し ます。 ■ target を指定 し ない場合、 env はすべての PCI ボ ッ ク ス に対す る すべてのセ ン サーの リ ス ト を表示 し ます。 target に box_id を指定 し た場合、 env は指定 さ れた PCI ボ ッ ク ス内部のすべ ての FRU お よ び取 り つけ ら れてい る ダ ウ ン リ ン ク カー ド に対す る セ ン サーの 測定値の リ ス ト を表示 し ます。 box_id の あ と に fru が続 く 形式で target を指定 し た場合は、 その FRU の環境 状態だけが出力 さ れ ます。 オプシ ョ ン の sensor を指定す る と 、 その タ イ プの セ ン サーだけが表示 さ れ ます。 こ れ ら のオプシ ョ ンは同時に使用で き ます。 target を host path の形式で指定 し た場合は、 ダ ウ ン リ ン ク カー ド の情報だけ が出力 さ れ ます。 使用例 2 を参照 し て く だ さ い。 結果は表形式で表示 さ れ ます。 各 FRU セ ン サーは 1 列目に表示 さ れ ます。 次 の列はセ ン サー名です。 周囲温度の場合は T_AMBIENT、 12V レールの電圧測 定値は V_12V_0V の よ う に表示 さ れ ます。 3 列目、 4 列目、 5 列目はそれぞれ セ ン サー測定値 (Value)、 セ ンサー分解能 (Res)、 単位 (Unit) が表示 さ れ ます。 使用例 1 を参照 し て く だ さ い。 各 FRU には さ ま ざ ま なセ ン サーが含 ま れ ます。 sensor に複数の値を指定す る 場合は、 値を スペー ス で区切っ て指定 し ます。 sensor に指定で き る 値は、 使用 例 1 の Sensor カ ラ ム に示 さ れてい ます。 Units には、 摂氏温度、 電圧、 ア ン ペア、 SWITCH、 お よ び RPM が表示 さ れ ます。 70 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 ioxadm(8) ( 続き ) sensor の名前は FRU 依存であ り 、 FRU の タ イ プに よ っ て異な り ます。 場合に よ っ ては、 個々の FRU 間で も 異な る こ と が あ り ます。 - v オプシ ョ ン を指定 し た場合は、 詳細な情報が出力 さ れ ます。 通常の出力に 加え て、 セ ン サーでサポー ト さ れ る 最大値 と 最小値 (Max, Min) が、 上下の警 告 し き い値 (Min Alarm, Max Alarm) と と も に出力に含 ま れ ます。 LED イ ン ジ ケー タ は、 こ れ ら の フ ィ ール ド を サポー ト し てい ません。 「-」 を含んでい る フ ィ ール ド は、 サポー ト さ れない設定で あ る こ と を示 し ま す。 た と えば、 温度の下限値に関す る 警告 し き い値は存在 し ません。 led_type XSCF で制御で き る FRU LED を指定 し ます。 setled オペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し ます。 以下の表は setled オペ ラ ン ド の off, on, fast, slow の値で制御 で き る LED の状態を示 し てい ます。 Y(yes) は制御で き る LED、 N(no) は制御 で き ない LED を表 し ます。 LED ACTIVE LOCATE SERVICE RDY2RM OVERTEMP DCOK POWER DATA MGMT Name Power/OK Locate Fault/Locate Ready to remove Overtemp DC Power AC Power Data Management off Y Y Y Y * N N N N on Y N Y Y * N N N N fast Y Y Y Y * N N N N slow Y N Y Y * N N N N * OVERTEMP LED と 筐体の ACTIVE LED はすべての LED 状態を設定す る こ と はで き ます。 し か し 、 LED の状態はハー ド ウ ェ アに よ っ て頻繁に更新 さ れ る ため、 変更 さ れた LED 状態は表示 さ れない場合があ り ます。 注 – こ の他の LED は、 ソ フ ト ウ ェ アでは制御 さ れ ません。 シ ス テ ム が備え て い る LED の リ ス ト は、 "env -l" オペ ラ ン ド を使用す る こ と で表示で き ます。 list [target] System Administration 71 ioxadm(8) シ ス テ ム が管理す る PCI ボ ッ ク ス を一覧表示 し ます。 target を指定せずに list を実行す る と 、 PCI ボ ッ ク ス の リ ス ト が表示 さ れ ま す (1 行に 1 つの PCI ボ ッ ク ス が表示 さ れ ます )。 各行には、 その PCI ボ ッ ク ス固有の識別子、 お よ びそのダ ウ ン リ ン ク カー ド の ホ ス ト 固有の名前が含 ま れ ます。 使用例 3 を参照 し て く だ さ い。 PCI ボ ッ ク ス の引数 ま たはダ ウ ン リ ン ク カー ド パ ス を指定 し て コ マ ン ド を実 行す る と 、 指定の FRU が含 ま れ る 単一の行が表示 さ れ ます。 host path を指定 し た場合は、 そのダ ウ ン リ ン ク カー ド の情報だけが表示 さ れ ます。 使用例 4 お よ び使用例 6 を参照 し て く だ さ い。 詳細のオプシ ョ ン ’-v’ を設定 し た場合は、 出力に FRU の詳細情報が含 ま れ ま す。 使用例 5 を参照 し て く だ さ い。 locator [on |off] [target] オプシ ョ ン を指定せずに locator を実行す る と 、 指定の FRU に関す る LED の現在の状態が レ ポー ト さ れ ます。 target を指定せずに locator を実行す る と 、 すべての ロ ケー タ LED の現在の 状態が返 さ れ ます。 オプシ ョ ン の フ ィ ール ド を使用す る 場合、 target 引数は必須です。 ■ on LED を オ ン に し ます。 ■ off LED を オ フ に し ます。 シ ャ ーシ ロ ケー タ は白色の LED です。 FRU を指定す る と 、 FRU の黄色の サービ ス LED がシ ャ ーシ ( ロ ケー タ )LED と 一緒に使用 さ れ ます。 PCI ボ ッ ク ス のシ ャ ーシで同時に ロ ケーシ ョ ン イ ン ジ ケー タ を有効にで き る FRU は、 1 つだけです。 シ ャ ーシ ( ロ ケー タ )LED を オ フ にす る と 、 ( サービ ス )FRU LED も 点滅 し な く な り ます。 poweroff target 指定の FRU を停止 し 、 該当の LED を点灯 さ せて、 FRU の取 り 外 し が可能に な っ た こ と を示 し ます。-f オプシ ョ ン と 一緒に使用 し て く だ さ い。-f を使用 す る と 、 ド メ イ ン が ク ラ ッ シ ュ す る 場合があ る こ と に注意 し て く だ さ い。 同一の PCI ボ ッ ク ス に あ る 2 つの power supply uint (PSU; 電源ユニ ッ ト ) を 両方 と も 取 り 外 さ ないで く だ さ い。 こ の よ う に 2 つの PSU を停止す る と 、 コ マ ン ド ラ イ ン か ら PCI ボ ッ ク ス の電源を再投入で き な く な り ます。 PCI ボ ッ ク ス の電源を物理的に投入す る 必要があ り ます。 注 – LED と フ ァ ンは、 2 つの電源ユニ ッ ト か ら 電力の供給を受け てい る ため、 1 つの電源ユニ ッ ト を停止 し て も 動作す る 場合があ り ます。 72 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 ioxadm(8) poweron target I/O ボー ト への全電源供給を復旧 し ます。 ま たは、 すでに取 り 外 し 可能に な っ てい る 電源 (PS) か ら の供給を再び有効に し ます。 PSU を新規に イ ン ス ト ール し て電源 ス イ ッ チ を オ ン の位置にす る か、 ま たは電源つ き の リ ン ク カー ド にボー ト を接続す る と 、 それ ら の電源は自動的に投入 さ れ ます。 ただ し 、 取 り 外 し のためにすでに電源を切断 し てい る PSU ま たは I/O ボー ト の場 合は、 電源 ス イ ッ チがオ ン の位置にな っ てい る 場合に限 り 、 それ ら の電源を 再投入す る ために、 こ の コ マ ン ド を使用で き ます。 reset target PCI ボ ッ ク ス環境を監視す る ために使用 さ れた FRU コ ン ポーネ ン ト を再度初 期化 し ます。 ボー ト ま たは リ ン ク カー ド を指定す る と 、 リ ン ク カー ド のブ リ ッ ジ コ ン ト ロ ー ラ は リ セ ッ ト さ れて再度初期化 さ れ ます。 PCI ボ ッ ク ス を 指定す る と 、 PCI ボ ッ ク ス に関連づけ ら れてい る ブ リ ッ ジ コ ン ト ロ ー ラ と と も に、 PCI ボ ッ ク ス の フ ァ ン コ ン ト ロ ー ラ と デマルチプ レ ク サが リ セ ッ ト さ れて再度初期化 さ れ ます。 setled [on|off|slow|fast] target led_type LED 状態を設定 し ます。 off on fast slow オ フ に し ます。 オ ン に し ます。 高速点滅。 低速点滅。 target System Administration 73 ioxadm(8) 対象のデバ イ ス を指定 し ます。 指定で き る のは、 ホ ス ト ス ロ ッ ト のダ ウ ン リ ン ク カー ド 、 PCI ボ ッ ク ス、 ま たは PCI ボ ッ ク ス内部の FRU です。 ダ ウ ン リ ン ク カー ド は、 カー ド への hostpath に よ っ て識別 さ れ ます。 ■ hostpath はプ ラ ッ ト フ ォーム に依存 し ます。 ダ ウ ン リ ン ク カー ド を持つホ ス ト シ ス テ ム の ス ロ ッ ト へのパ ス を示 し ます。 SPARC Enterprise M4000/ M5000/M8000/M9000 サーバでは、 hostpath は以下の形式にな り ます。 IOU#0-PCI#0 IO Board 0, PCI-E slot0 PCI ボ ッ ク ス (box_id) は、 シ リ アル番号に よ っ て識別 さ れ ます。 ■ シ リ アル番号で参照す る には、 「iox@nnnn」 を使用 し ます。 「nnnn」 は PCI ボ ッ ク ス のシ リ アル番号の下 4 桁です。 コ マ ン ド に よ っ ては、 PCI ボ ッ ク ス シ ス テ ム の 1 つの コ ン ポーネ ン ト だけ に作用す る 場合があ り ます。 た と えば、 個々のボー ト と 電源ユニ ッ ト はそ れぞれ独立 し て電源の投入 と 切断が行われ る 場合があ り ます。 PCI ボ ッ ク ス内部の FRU(fru) は、 以下の よ う に識別 さ れ ます。 使用例 使用例 1 ■ iox@nnnn/iob0 – 左の ト レ イ に あ る I/O ボー ト ( 背面 ) ■ iox@nnnn/iob1 – 右の ト レ イ に あ る I/O ボー ト ( 背面 ) ■ iox@nnnn/iob0/link – ボー ト 0 にあ る ア ッ プ リ ン ク カー ド ■ iox@nnnn/iob1/link – ボー ト 1 にあ る ア ッ プ リ ン ク カー ド ■ iox@nnnn/ps0 – 左のベ イ にあ る 電源 ( 前面 ) ■ iox@nnnn/ps1 – 右のベ イ にあ る 電源 ( 前面 ) 温度、 電圧、 電流、 フ ァ ン回転速度セ ンサーの測定値を表示 し ます。 XSCF> ioxadm env -te iox@A3B5 Location Sensor IOX@A3B5/PS0 T_AMBIENT IOX@A3B5/PS0 T_CHIP IOX@A3B5/PS0 T_HOTSPOT IOX@A3B5/PS0 SWITCH IOX@A3B5/PS0 V_12V_ANODE IOX@A3B5/PS0 V_12V_CATHODE IOX@A3B5/PS0 V_ISHARE IOX@A3B5/PS0 I_DC IOX@A3B5/PS0 S_FAN_ACTUAL IOX@A3B5/PS0 S_FAN_SET IOX@A3B5/PS1 T_AMBIENT IOX@A3B5/PS1 T_CHIP IOX@A3B5/PS1 T_HOTSPOT IOX@A3B5/PS1 SWITCH IOX@A3B5/PS1 V_12V_ANODE IOX@A3B5/PS1 V_12V_CATHODE IOX@A3B5/PS1 V_ISHARE 74 Value 28.000 28.000 31.000 On 11.703 11.703 0.632 2.316 3708.791 4500.000 28.000 29.000 31.000 On 11.762 11.762 0.672 Res 1.000 1.000 1.000 0.059 0.059 0.040 0.289 40.313 300.000 1.000 1.000 1.000 0.059 0.059 0.040 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 Units C C C SWITCH V V V A RPM RPM C C C SWITCH V V V ioxadm(8) IOX@A3B5/PS1 IOX@A3B5/PS1 IOX@A3B5/PS1 IOX@A3B5/IOB0 IOX@A3B5/IOB0 IOX@A3B5/IOB1 IOX@A3B5/IOB1 IOX@A3B5/IOB1 IOX@A3B5/IOB1 IOX@A3B5/IOB1 IOX@A3B5/IOB1 IOX@A3B5/IOB1 IOX@A3B5/IOB1 IOX@A3B5/IOB1 IOX@A3B5/IOB1/LINK IOX@A3B5/IOB1/LINK IOU#1-PCI#1 IOU#1-PCI#1 使用例 2 I_DC S_FAN_ACTUAL S_FAN_SET T_CHIP T_HOTSPOT T_CHIP T_HOTSPOT V_12_0V V_12V_MAIN V_1_0V V_1_5V V_3_3V V_3_3AUX I_DC T_SIGCON0 T_SIGCON1 T_SIGCON0 T_SIGCON1 5.211 4115.854 4500.000 32.000 35.000 33.000 36.000 12.052 12.000 1.030 1.496 3.291 3.308 8.600 45.000 45.000 45.000 45.000 A RPM RPM C C C C V V V V V V A C C C C 1 つの リ ン ク に関す る すべてのセ ンサー測定値を表示 し ます ( ヘ ッ ダは非表示 )。 XSCF> ioxadm -p env iou#1-pci#1 IOU#1-PCI#1 T_SIGCON0 45.000 40.000 IOU#1-PCI#1 T_SIGCON1 45.000 40.000 IOU#1-PCI#1 DATA On IOU#1-PCI#1 MGMT Flash 使用例 3 0.289 49.588 300.000 1.000 1.000 1.000 1.000 0.005 0.400 0.001 0.001 0.002 0.002 0.200 40.000 40.000 40.000 40.000 C C LED LED すべての PCI ボ ッ ク ス ま たはダ ウ ン リ ン ク カー ド パ ス を表示 し ます。 XSCF> ioxadm IOX IOX@0033 IOX@12B4 - list Link 0 IOU#1-PCI#4 IOU#2-PCI#1 Link 1 IOU#1-PCI#1 IOU#1-PCI#2 使用例 3 では、 PCI ボ ッ ク ス と ホ ス ト 内部のダ ウ ン リ ン ク カー ド 間の接続を、 list コ マ ン ド で表示 し てい ます。 (I/O ボー ト 、 ア ッ プ リ ン ク カー ド 、 お よ び電源を備え てい る )IOX@0033 は、 2 枚のダ ウ ン リ ン ク カー ド を介 し て ホ ス ト に接続 さ れてい ま す。 Link 0 は、 ど の ホ ス ト ダ ウ ン リ ン ク カー ド が I/O ボー ト 0 に接続 さ れてい る か を示 し ます。 Link 1 は、 ど のホ ス ト ダ ウ ン リ ン ク カー ド が I/O ボー ト 1 に接続 さ れてい る か を示 し ます。 IOX@12B4 は、 1 枚のダ ウ ン リ ン ク カー ド を介 し て ホ ス ト に接続 さ れてい ます。 こ の カー ド は、 I/O ボー ト 1 に接続 さ れてい ます。 「-」 は、 PCI ボ ッ ク スへのホ ス ト リ ン ク 接続がない こ と を示 し ます。 ベ イ に I/O ボー ト と ア ッ プ リ ン ク カー ド が装着 さ れてい る か、 ベ イ が空 き 状態にな っ てい る 可能性が あ り ます。 I/O ボー ト が装着 さ れてい る 場合は、 I/O ボー ト がホ ス ト に接続 さ れてい ないか、 ホ ス ト ダ ウ ン リ ン ク カー ド ス ロ ッ ト の電源が投入 さ れてい ません。 System Administration 75 ioxadm(8) 使用例 4 単一の PCI ボ ッ ク ス を表示 し ます。 XSCF> ioxadm list iox@12B4 IOX Link 0 IOX@12B4 使用例 5 Link 1 IOU#1-PCI#2 詳細な出力を使用 し た単一の PCI ボ ッ ク ス を表示 し ます。 XSCF> ioxadm -v list IOU#1-PCI#1 Location Type FW Ver IOX@A3B5 IOX 1.4 IOX@A3B5/PS0 A195 IOX@A3B5/PS1 A195 IOX@A3B5/IOB1 PCIE IOX@A3B5/IOB1/LINK CU 1.2 IOU#1-PCI#1 CU 1.2 使用例 6 Serial Num Part Num State CP0001 5016937-01 On PS0001 3001701-02 On PS0001 3001701-02 On PCIE01 5016939-01 On CU0001 5017041-03 On CU0001 5017041-03 On 詳細モー ド でのホ ス ト パ ス を使用 し たダ ウ ン リ ン ク カー ド を表示 し ます ( ヘ ッ ダは非表示 )。 XSCF> ioxadm -p -v list IOU#0-PCI#2 IOU#0-PCI#2 OP 2.0 XF01A1 使用例 7 CF005017040/5017040-03 on PCI ボ ッ ク ス 12B4 にあ る 電源ユニ ッ ト 0 の、 ロ ケー タ LED の電源を投入 し ます。 XSCF> ioxadm locator on iox@12B4/ps0 使用例 8 PCI ボ ッ ク ス の ロ ケー タ LED の ス テー タ ス を表示 し ます。 XSCF> ioxadm locator iox@12B4 Location Sensor IOX@12B4 LOCATE IOX@12B4/PS0 SERVICE Value Fast Fast Resolution - Units LED LED 故障状態の検出に よ り FRU サービ ス イ ン ジ ケー タ がすでにオ ン にな っ てい る 場合 は、 PCI ボ ッ ク ス の ロ ケー タ LED だけが高速に設定 さ れ ます。 使用例 9 電源ユニ ッ ト 1 の イ ン ジ ケー タ を有効に し ます ( 電源ユニ ッ ト 1 は故障を示 し てい る )。 XSCF> ioxadm XSCF> ioxadm Location IOX@X031 XSCF> ioxadm Location IOX@X031/PS1 76 locator on iox@x031/ps1 locator Sensor LOCATE Value Resolution Units Fast - LED env -1 iox@x031/ps1 SERVICE Sensor SERVICE Value Resolution Units On - LED SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 ioxadm(8) PCI ボ ッ ク ス のシ ャ ーシの白色 LED には、 統合的な押 し ボ タ ン がついてい ます。 こ のボ タ ンは、 シ ャ ーシの白色 ロ ケー タ LED の状態を 「オ フ」 ま たは 「高速」 に切 り 替え る ために使用で き ます。 こ の押 し ボ タ ン を使用 し て ロ ケー タ LED を オ フ にす る と 、 高速点滅の FRU サービ ス LED が ク リ ア さ れ ます。 終了ス テー タ ス 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 System Administration 77 ioxadm(8) 78 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 man(1) 名前 man - XSCF シ ェ ル コ マ ン ド のマニ ュ アルページ を表示 し ます。 形式 man command_name ... man -h 説明 ユーザー権限 man(1) は、 指定 し た XSCF シ ェ ル コ マ ン ド のマニ ュ アルページ を表示す る コ マ ン ド です。 こ の コ マ ン ド を実行す る のに必要な権限はあ り ません。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -h オペ ラ ン ド 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 comnand_name 詳細説明 ■ マニ ュ アルページが長い場合は、 1 画面ご と に区切 ら れて表示 さ れ ます。 こ の と き は、 キーを使用 し て、 以下の よ う に操作で き ます。 キー 説明 Enter 次の 1 行を表示します。 スペース 次の 1 ページ分を表示します。 b 半ページ分遡ります。 q マニュアルページの表示を中断します。 ■ 使用例 マニ ュ アルページ を表示す る コ マ ン ド を指定 し ます。 スペー ス で 区切っ て複数指定で き ます。 command_name に Intro を指定 し た場合は、XSCF シ ェ ル コ マ ン ド の一覧が表示 さ れ ま す。 使用例 1 addboard(8) コ マ ン ド のマニ ュ アルページ を表示 し ます。 XSCF> man addboard 使用例 2 XSCF シ ェ ル コ マ ン ド の一覧を表示 し ます。 XSCF> man Intro System Administration 79 man(1) 終了ス テー タ ス 関連項目 80 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setlocale(8), showlocale(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 moveboard(8) 名前 moveboard - 現在組み込 ま れてい る ド メ イ ン か ら 別の ド メ イ ンへ、 シ ス テ ム ボー ド (XSB; eXtended System Board) を移動 し ます。 形式 moveboard [ [-q] -{y|n}] [-f] [-v] [-c configure] -d domain_id xsb [ xsb...] moveboard [ [-q] -{y|n}] [-f] [-v] -c assign -d domain_id xsb [ xsb...] moveboard [ [-q] -{y|n}] [-f] [-v] -c reserve -d domain_id xsb [ xsb...] moveboard -h 説明 moveboard(8) は、 現在組み込 ま れてい る ド メ イ ン か ら XSB を切 り 離 し 、 ド メ イ ン 構成情報 (DCL; Domain Component List) に基づいて、 指定 し た ド メ イ ン に割 り 当 て る 、 ま たは組み込む コ マ ン ド です 以下のいずれかの移動手段が指定で き ます。 ユーザー権限 configure 現在組み込 ま れてい る ド メ イ ン構成か ら XSB を切 り 離 し 、 移動 先の ド メ イ ン構成に XSB を組み込み ます。 組み込 ま れた XSB は、 オペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム か ら ア ク セ ス で き る よ う にな り ます。 assign 現在組み込 ま れてい る ド メ イ ン構成か ら XSB を切 り 離 し 、 移動 先 ド メ イ ン構成に XSB を割 り 当て ます。 割 り 当て ら れた XSB は、 指定 し た ド メ イ ン に予約 さ れ、 他の ド メ イ ン か ら は組み込み、 割 り 当てがで き な く な り ます。 割 り 当て ら れた あ と は、 ド メ イ ン を リ ブー ト す る か、 addboard(8) コ マ ン ド を-c configure で実 行 し た場合に、 ド メ イ ン構成に組み込 ま れ ます。 reserve 指定 し た XSB に対 し て、 移動元の ド メ イ ン構成か ら の切 り 離 し と 移動先の ド メ イ ン構成へ割 り 当て を予約 し ます。 移動元 ド メ イ ン の電源が切断 さ れ る か リ ブー ト さ れた場合に、 XSB が移動先の ド メ イ ン構成に割 り 当て ら れ ます。 その後、 移動先 ド メ イ ン の電 源が投入 さ れ る か リ ブー ト さ れた場合に、 XSB が組み込 ま れ ま す。 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 platadm すべての ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 domainadm 管理権限を持つ ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 注 – moveboard(8) コ マ ン ド を実行す る 場合は、 移動元 と 移動先の ド メ イ ン に対す る domainadm 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 System Administration 81 moveboard(8) オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -c assign XSB を現在組み込 ま れてい る ド メ イ ン構成か ら 切 り 離 し 、 移動先 の ド メ イ ン構成に割 り 当て ます。-c オプシ ョ ン を省略 し た場合 は、 "-c configure" が指定 さ れた と みな さ れ ます。 -c configure XSB を現在組み込 ま れてい る ド メ イ ン構成か ら 切 り 離 し 、 移動先 の ド メ イ ン構成に組み込み ます。 -c オプシ ョ ン を省略 し た場合 は、 "-c configure" が指定 さ れた と みな さ れ ます。 -c reserve XSB に対 し て、 現在の ド メ イ ン構成か ら の切 り 離 し と 移動先の ド メ イ ン構成へ割 り 当て を予約 し ます。-c オプシ ョ ン を省略 し た場 合は、 "-c configure" が指定 さ れた と みな さ れ ます。 -d domain_id XSB の移動先 と な る ド メ イ ン ID を指定 し ます。 domain_id はシ ス テ ム構成に よ っ て、 0 か ら 23 ま での整数で指定で き ます。 -f 指定 し た XSB を、 強制的に、 ド メ イ ン か ら 切 り 離 し ます。 注 – -f オプシ ョ ン に よ り 強制的に移動元 ド メ イ ン か ら XSB を削 除す る 場合、 CPU バ イ ン ド し てい る プ ロ セ スや、 デバ イ ス を ア ク セ ス し てい る プ ロ セ ス に対 し 、 重要な問題が発生す る 可能性が あ り ます。 そのため、-f オプシ ョ ンは通常の 運用では使用 し な い こ と を推奨 し ます。-f オプシ ョ ン を指定 し た場合は、 必ず移動 元 ド メ イ ン の状態や業務プ ロ セ ス の状態を確認 し て く だ さ い。 注 – 故障 し てい る 、 ま たは故障が検出 さ れた XSB は、 強制的に ド メ イ ン構成に組み込 ま れ る こ と はあ り ません。 オペ ラ ン ド -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -n プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "n" (no) と 応答 し ます。 -q プ ロ ン プ ト を含む、 標準出力への メ ッ セージ を表示 し ない よ う に し ます。 -v 詳細な メ ッ セージ を表示 し ます。-q オプシ ョ ン と 一緒に指定 し た 場合は-v は無効 と な り ます。 -y プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "y" (yes) と 応答 し ます。 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 xsb 移動す る XSB 番号を指定 し ます。 スペー ス で区切っ て複数指定 で き ます。 以下の形式で指定 し ます。 x-y x y 82 00 か ら 15 ま での整数で指定 し ます。 0 か ら 3 ま での整数で指定 し ます。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 moveboard(8) 詳細説明 ■ コ マ ン ド を実行す る と 、 指定 し た内容で実行 し て よ いか を確認す る ためのプ ロ ン プ ト が表示 さ れ ます。 実行す る 場合は "y"、 中断す る 場合は "n" を入力 し ます。 ■ "-c configure" を指定 し た場合は、 ド メ イ ン が以下の ど ち ら かの と き だけ処理 が行われ ます。 ■ ■ 移動元 ド メ イ ン の電源が切断 さ れてい る が、 移動先 ド メ イ ン のオペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム が稼働 し てい る と き "-c assign" を指定 し た場合は、 ド メ イ ン が以下の ど ち ら かの状態の と き だけ処 理が行われ ます。 ■ ■ 移動元 ド メ イ ン のオペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム が稼働 し てい る と き ■ 移動元 ド メ イ ン の電源が切断 さ れてい る と き ■ "-c reserve" を指定 し た場合に、 移動元 ド メ イ ン の電源が切断 さ れてい る 、 ま た はオペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム が稼働 し ていない と き は、 ただちに、 XSB が移動元 の ド メ イ ン構成か ら 切 り 離 さ れ、 移動先の ド メ イ ン構成に割 り 当て ら れ ます。 ■ XSB を移動す る 場合は、 内部的に以下の作業が行われ る ため、 コ マ ン ド の実行に 時間がかか る こ と があ り ます。 ■ ■ シ ス テ ム ボー ド のハー ド ウ ェ ア リ ソ ー ス がオペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム か ら 切 り 離 さ れ る 作業 組み込み時に、 シ ス テ ム ボー ド に対 し て行われ る ハー ド ウ ェ ア診断作業 DCL については setdcl(8) 、 showdcl(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 ■ 使用例 移動元 ド メ イ ン と 移動先 ド メ イ ン のオペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム が、 共に稼働 し てい る と き 使用例 1 XSB#00-0 を ド メ イ ンか ら 切 り 離 し 、 ド メ イ ン ID 1 に組み込みます。 XSCF> moveboard -d 1 00-0 使用例 2 XSB#00-0 を、 ド メ イ ン ID 1 へ組み込みを予約 し ます。 XSCF> moveboard -d 1 -c reserve 00-0 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 addboard(8), deleteboard(8), setdcl(8), setupfru(8), showboards(8), showdcl(8), showdevices(8), showdomainstatus(8), showfru(8) System Administration 83 moveboard(8) 84 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 nslookup(8) 名前 nslookup - ホ ス ト 名を Domain Name Server(DNS) サーバに照会 し ます。 形式 nslookup hostname nslookup -h 説明 nslookup(8) は、 指定 し た ホ ス ト 名を、 DNS サーバに照会す る コ マ ン ド です。 以下の情報が表示 さ れ ます。 ユーザー権限 Server DNS サーバ名 Address DNS サーバの IP ア ド レ ス Name ホス ト名 Address ホ ス ト の IP ア ド レ ス こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 useradm, platadm, platop, auditadm, auditop, domainadm, domainmgr, domainop, fieldeng ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h オペ ラ ン ド 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 hostname 使用例 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 使用例 1 照会す る ホ ス ト 名を指定 し ます。 Fully Qualified Domain Name(FQDN) ま たは省略形で指定で き ます。 scf0-hostname0 と い う ホ ス ト 名の情報を表示 し ます。 XSCF> nslookup scf0-hostname0 Server: server.example.com Address: xx.xx.xx.xx Name: scf0-hostname0.example.com Address: xx.xx.xx.xx 終了ス テー タ ス 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 System Administration 85 nslookup(8) 86 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 password(8) 名前 password - XSCF ユーザーア カ ウ ン ト のパ ス ワ ー ド と 有効期限を設定 し ます。 形式 password password [-e days | date | NEVER] [-i inactive] [-M maxdays] [-n mindays] [-w mindays] [ user] password -h 説明 password(8) は、 XSCF ユーザーア カ ウ ン ト のパ ス ワ ー ド と パ ス ワ ー ド の有効期限 を設定す る コ マ ン ド です。 パ ス ワ ー ド は 32 文字以内で指定 し ます。 以下の文字が使用で き ます。 ■ abcdefghijklmnopqrstuvwxyz ■ ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ ■ 0123456789 ■ !@#$%^&*[]{}()-+=`~,></''?;:[SPACE] 1 つ以上のオプシ ョ ン を指定 し て password(8) コ マ ン ド を実行す る と 、 ア カ ウ ン ト の有効期限が変更 さ れ ます。 デフ ォ ル ト の値については、 setpasswordpolicy(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン を省略 し て password(8) コ マ ン ド を実行す る と 、 パ ス ワ ー ド を変更す る ためのプ ロ ン プ ト が表示 さ れ ます。 user オペ ラ ン ド を省略 し て password(8) コ マ ン ド を実行す る と 、 現在のユーザーア カ ウ ン ト が対象 と な り ます。 注意 – ユーザーオペ ラ ン ド に他ユーザーを指定 し てパ ス ワ ー ド を変更す る と き は、 シ ス テ ム のパ ス ワ ー ド ポ リ シーは効 き ません。 ユーザーオペ ラ ン ド は新ユーザーの 初期パ ス ワ ー ド を作成す る と き やユーザーア カ ウ ン ト が失効 さ れた り 、 パ ス ワ ー ド を忘れた り し た場合に、 意図 し て使用 さ れ ます。 他ユーザーのパ ス ワ ー ド を変更す る と き は、 必ず、 シ ス テ ム のパ ス ワ ー ド ポ リ シーに従っ たパ ス ワ ー ド を指定 し て く だ さ い。 showpasswordpolicy(8) コ マ ン ド を実行す る と 現在のパ ス ワ ー ド ポ リ シーを参照す る こ と がで き ます。 ユーザー名が指定 さ れ る か ど う かにかかわ ら ず、 ユーザーア カ ウ ン ト は、 ロ ーカル な も のでな く てはな り ません。 も し ユーザーア カ ウ ン ト が ロ ーカルでな ければ、 password(8) コ マ ン ド はエ ラ ーにな り ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 useradm オプシ ョ ン あ る いはオペ ラ ン ド があ る な し にかかわ ら ず、 こ の コ マ ン ド を実行で き ます。 ま た、 すべてのア カ ウ ン ト のパ ス ワ ー ド を変更で き ます。 System Administration 87 password(8) 以下の場合においてユーザー権限は必要あ り ません。 ■ 現在のユーザーア カ ウ ン ト パ ス ワ ー ド を変更す る 場合 ■ -h オプシ ョ ン を使用す る 場合 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -e days|date|Never パ ス ワ ー ド の有効期限を設定 し ます。 以下のいずれかの形式 で設定 し ます。 days は本日を起点 と す る XSCF ユーザーア カ ウ ン ト の有効期 間の日数を設定 し ます。 date はア カ ウ ン ト の有効期限が切れ る 日付を設定 し ます。 yyyy-mm-dd の形式で指定で き ます。 Never ( ま たはシ ス テ ム ロ ケールの言語で同等の も の ) は、 ア カ ウ ン ト の有効期限がない こ と を表 し ます。 大文字 と 小文 字は区別 さ れ ません。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒 に指定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -i inactive パ ス ワ ー ド の有効期限が切れてか ら ア カ ウ ン ト が ロ ッ ク さ れ る ま での日数を設定 し ます。 こ の値は、 新 し いユーザーア カ ウ ン ト が作成 さ れた時点で割 り 当て ら れ ます。 デフ ォ ル ト は -1 です。 値が -1 の場合は、 パ ス ワ ー ド の有効期限が切れた あ と も ア カ ウ ン ト が ロ ッ ク さ れない こ と を表 し ます。 -1 以 上の整数で指定 し ます。 -M maxdays パ ス ワ ー ド が有効で あ る 最大日数を設定 し ます。 こ の値は、 新 し いユーザーア カ ウ ン ト が作成 さ れた時点で割 り 当て ら れ ます。 デフ ォ ル ト は 999999 です。 0 以上の整数で指定 し ま す。 -n mindays パ ス ワ ー ド を変更 し てか ら 、 次に変更す る ま での間の最小日 数を設定 し ます。 こ の値は、 新 し いユーザーア カ ウ ン ト が作 成 さ れた時点で割 り 当て ら れ ます。 デフ ォ ル ト は 0 です。 い つで も パ ス ワ ー ド を変更で き る こ と を表 し ます。 0 以上の整 数で指定 し ます。 こ の値は、 新 し いユーザーア カ ウ ン ト が作成 さ れた と き にそ のユーザーア カ ウ ン ト に割 り 当て ら れ ます。 -w warn 88 ユーザーにパ ス ワ ー ド の有効期限の警告を発 し てか ら 実際に 有効期限が切れ る ま での日数を設定 し ます。 こ の値は、 新 し いユーザーア カ ウ ン ト が作成 さ れた時点で割 り 当て ら れ ま す。 デフ ォ ル ト は 7 です。 0 以上の整数で指定 し ます。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 11 月改版 password(8) オペ ラ ン ド 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 user 使用例 使用例 1 XSCF ユーザーア カ ウ ン ト 名を指定 し ます。 パ ス ワー ド の有効期限を 2008 年 2 月 2 日に設定 し ます。 XSCF> password -e 2008-02-02 使用例 2 パ ス ワー ド の有効期限が切れてか ら 10 日後に ロ ッ ク し ます。 XSCF> password -i 10 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setpasswordpolicy(8), showpasswordpolicy(8) System Administration 89 password(8) 90 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 11 月改版 poweroff(8) 名前 poweroff - ド メ イ ン の電源を切断 し ます。 形式 poweroff [ [-q] -{y|n}] [-f] [-M] -d domain_id poweroff [ [-q] -{y|n}] -a [-M] poweroff -h 説明 poweroff(8) は、 ド メ イ ン の電源を切断す る コ マ ン ド です。 指定 し た ド メ イ ン、 ま たはすべての ド メ イ ン に対 し て電源を切断で き ます。 オペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム に対 し て通常のシ ャ ッ ト ダ ウ ン処理が行われてか ら 、 電源が 切断 さ れ ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 platadm, fieldeng すべての ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 domainadm, domainmgr 管理権限を持つ ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 詳細説明 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 . -a 電源が投入 さ れてい る 、 すべての ド メ イ ン の電源を切断 し ます。 platadm, fieldeng 権限を持つユーザーだけが指定で き ます。 -d domain_id 電源を切断す る ド メ イ ン ID を指定 し ます。 domain_id はシ ス テ ム 構成に よ っ て、 0 か ら 23 ま での整数で指定で き ます。 -f 指定 し た ド メ イ ン に対 し て、 XSCF に よ っ て強制的に電源を切断 し ます。-d オプシ ョ ン と 一緒に使用 し ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -M テ キ ス ト を 1 画面ずつ表示 し ます。 more コ マ ン ド と 同様です。 -n プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "n" (no) と 応答 し ます。 -q プ ロ ン プ ト を含む、 標準出力への メ ッ セージ を表示 し ない よ う に し ます。 -y プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "y" (yes) と 応答 し ます。 ■ コ マ ン ド を実行す る と 、 指定 し た内容で実行 し て よ いか を確認す る ためのプ ロ ン プ ト が表示 さ れ ます。 実行す る 場合は "y"、 中断す る 場合は "n" を入力 し ます。 ■ ド メ イ ン のオペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム が動作中の場合、 poweroff(8) コ マ ン ド で は、 オペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム に用意 さ れてい る shutdown(1M) コ マ ン ド の "-i 5" オプシ ョ ン に相当す る 処理が行われ ます。 System Administration 91 poweroff(8) ■ ド メ イ ン のオペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム がブー ト 中の場合は電源を切断で き ませ ん。 ブー ト 完了後に、 再度 poweroff(8) コ マ ン ド を実行 し て く だ さ い。 ■ ド メ イ ン のオペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム がシ ン グルユーザーモー ド で動作中の場合 は、 poweroff(8) コ マ ン ド を使用 し て電源を切断で き ません。 ド メ イ ン上で shutdown(1M) コ マ ン ド を実行 し て く だ さ い。 ■ poweroff(8) コ マ ン ド を実行す る と 、 指定 さ れた ド メ イ ン ご と に、 以下の形式で、 電源の切断結果が表示 さ れ ます。 Powering off 電源が正常に切断されたことを表します。 Not powering off エラーが発生し、電源が切断できなかったことを表します。結 果とともに、エラーメッセージが表示されます。 ■ 使用例 showdomainstatus(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 シ ス テ ム の電源が切断 さ れてい る か ど う か を確認で き ます。 使用例 1 すべての ド メ イ ンの電源を切断 し ます。 XSCF> poweroff -a DomainIDs to power off:00,01,02,03 Continue? [y|n]:y 00:Powering off 01:Powering off 02:Powering off 03:Powering off *Note* This command only issues the instruction to power-off. The result of the instruction can be checked by the "showlogs power". 使用例 2 ド メ イ ン ID 0 の電源を切断 し ます。 XSCF> poweroff -d 0 DomainIDs to power off:00 Continue? [y|n]:y 00:Powering off *Note* This command only issues the instruction to power-off. The result of the instruction can be checked by the "showlogs power". 使用例 3 ド メ イ ン ID 1 の電源を切断 し ます。 管理権限がないためエ ラ ーにな り ます。 XSCF> poweroff -d 1 DomainIDs to power off:01 Continue? [y|n]:y 01:Not powering off:Permission denied. 92 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 poweroff(8) *Note* This command only issues the instruction to power-off. The result of the instruction can be checked by the "showlogs power". 使用例 4 ド メ イ ン ID 0 の電源を強制的に切断 し ます。 XSCF> poweroff -f -d 0 DomainIDs to power off:00 The -f option will cause domains to be immediately resets. Continue? [y|n]:y 00:Powering off *Note* This command only issues the instruction to power-off. The result of the instruction can be checked by the "showlogs power". 使用例 5 ド メ イ ン ID 2 の電源を切断 し ます。 プ ロ ンプ ト には自動的に "y" と 応答 し ま す。 XSCF> poweroff -y -d 2 DomainIDs to power off:02 Continue? [y|n]:y 02:Powering off *Note* This command only issues the instruction to power-off. The result of the instruction can be checked by the "showlogs power". 使用例 6 ド メ イ ン ID 2 の電源を切断 し ます。 メ ッ セージは非表示に し て、 プ ロ ンプ ト には自動的に "y" と 応答 し ます。 XSCF> poweroff -q -y -d 2 使用例 7 指定 し た電源の切断を途中で中止 し ます。 XSCF>poweroff -d 0 DomainIDs to power off:00 Continue? [y|n]:n 使用例 8 指定 し た電源の切断を途中で中止 し ます。 プ ロ ンプ ト には自動的に "n" と 応 答 し ます。 XSCF>poweroff -n -d 3 DomainIDs to power off:03 Continue? [y|n]:n 使用例 9 指定 し た電源の切断を途中で中止 し ます。 メ ッ セージは非表示に し て、 プ ロ ンプ ト には自動的に "n" と 応答 し ます。 XSCF>poweroff -q -n -d 3 System Administration 93 poweroff(8) 終了ス テー タ ス 関連項目 94 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 poweron(8), reset(8), showdomainstatus(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 poweron(8) 名前 poweron - ド メ イ ン の電源を投入 し ます。 形式 poweron [ [-q] -{y|n}] [-M] -d domain_id poweron [ [-q] -{y|n}] [-M] -a poweron -h 説明 poweron(8) は、 ド メ イ ン の電源を投入す る コ マ ン ド です。 指定 し た ド メ イ ン、 ま たはすべての ド メ イ ン に対 し て電源を投入で き ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 platadm, fieldeng すべての ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 domainadm, domainmgr 管理権限を持つ ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 詳細説明 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 . -a セ ッ ト ア ッ プが完了 し てい る 、 すべての ド メ イ ン の電源を投入 し ます。 platadm ま たは fieldeng 権限を持つユーザーだけが指 定で き ます。 「セ ッ ト ア ッ プが完了 し てい る ド メ イ ン」 と は、 setdcl(8) と setupfru(8) コ マ ン ド に よ っ て設定が完了 し てい る ド メ イ ン の こ と です。 -d domain_id 電源を投入す る ド メ イ ン ID を指定 し ます。 domain_id はシ ス テ ム 構成に よ っ て、 0 か ら 23 ま での整数で指定で き ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -M テ キ ス ト を 1 画面ずつ表示 し ます。 more コ マ ン ド と 同様です。 -n プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "n" (no) と 応答 し ます。 -q プ ロ ン プ ト を含む、 標準出力への メ ッ セージ を表示 し ない よ う に し ます。 -y プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "y" (yes) と 応答 し ます。 ■ コ マ ン ド を実行す る と 、 指定 し た内容で実行 し て よ いか を確認す る ためのプ ロ ン プ ト が表示 さ れ ます。 実行す る 場合は "y"、 中断す る 場合は "n" を入力 し ます。 System Administration 95 poweron(8) ■ poweron(8) コ マ ン ド を実行す る と 、 指定 さ れた ド メ イ ン ご と に、 以下の形式で、 電源の投入結果が表示 さ れ ます。 Powering on 電源が正常に投入されたことを表します。 Not Powering on エラーが発生し、電源が投入できなかったことを表します。結 果とともに、エラーメッセージが表示されます。 ■ 使用例 showdomainstatus(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 シ ス テ ム の電源が投入 さ れてい る か ど う か を確認で き ます。 使用例 1 すべての ド メ イ ンの電源を投入 し ます。 XSCF> poweron -a DomainIDs to power on:00,01,02,03 Continue? [y|n]:y 00:Powering on 01:Powering on 02:Powering on 03:Powering on *Note* This command only issues the instruction to power-on. The result of the instruction can be checked by the "showlogs power". 使用例 2 ド メ イ ン ID 0 の電源を投入 し ます。 XSCF> poweron -d 0 DomainIDs to power on:00 Continue? [y|n]:y 00:Powering on *Note* This command only issues the instruction to power-on. The result of the instruction can be checked by the "showlogs power". 使用例 3 ド メ イ ン ID 0 の電源を投入 し ます。 プ ロ ンプ ト には自動的に "y" と 応答 し ま す。 XSCF> poweron -y -d 0 DomainIDs to power on:00 Continue? [y|n]:y 00:Powering on *Note* This command only issues the instruction to power-on. The result of the instruction can be checked by the "showlogs power". XSCF> 使用例 4 96 ド メ イ ン ID 1 の電源を投入 し ます。 メ ッ セージは非表示に し て、 プ ロ ンプ ト SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 poweron(8) には自動的に "y" と 応答 し ます。 XSCF> poweron -q -y -d 1 使用例 5 指定 し た電源の投入を途中で中止 し ます。 XSCF> poweron -d 1 DomainIDs to power on:01 Continue? [y|n]:n 使用例 6 指定 し た電源の投入を途中で中止 し ます。 プ ロ ンプ ト には自動的に "n" と 応 答 し ます。 XSCF> poweron -n -d 1 DomainIDs to power on:01 Continue? [y|n]:n 使用例 7 指定 し た電源の投入を途中で中止 し ます。 メ ッ セージは非表示に し て、 プ ロ ンプ ト には自動的に "n" と 応答 し ます XSCF> poweron -q -n -d 1 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 poweroff(8), reset(8), showdomainstatus(8) System Administration 97 poweron(8) 98 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 prtfru(8) 名前 prtfru - シ ス テ ムお よ び PCI ボ ッ ク ス の FRUID デー タ を表示 し ます。 形式 prtfru [-c] [-l] [-M] [-x] [ container] prtfru -h 説明 prtfru(8) は、 シ ス テ ム か ら FRUID(Field-Replaceable Unit Identifier) を取得す る コ マ ン ド です。 出力形式は ツ リ ー構造で、 FRU のパ ス が各 コ ン テナにエ コ ー さ れ ます。 コ ン テナが 見つか る と 、 コ ン テナのデー タ も 同様に ツ リ ー構造で出力 さ れ ます。 prtfru(8) コ マ ン ド を引数を指定 し ないで実行す る と 、 FRU の階層 と すべての FRUID コ ン テナデー タ が出力 さ れ ます。 prtfru(8) コ マ ン ド を実行す る と 、 画面に 出力 さ れ ます。 出力は フ ァ イ ルに リ ダ イ レ ク ト で き ます。 注 – ド メ イ ン か ら の FRU 情報は、 こ の コ マ ン ド を使用 し て も 取得で き ません。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 fieldeng 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン オペ ラ ン ド 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -c コ ン テナ と コ ン テナデー タ だけ を出力 し ます。 こ のオプシ ョ ンは FRU ツ リ ー階層を出力 し ません。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -l FRU ツ リ ー階層だけ を出力 し ます。 こ のオプシ ョ ンは コ ン テナ デー タ を出力 し ません。 -M テ キ ス ト を 1 画面ずつ表示 し ます。 more コ マ ン ド と 同様です。 -x prtfrureg.dtd のシ ス テ ム識別子 (SYSTEM) をつけ て XML 形式 で出力 し ます。 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 container 使用例 使用例 1 FRU 階層でデー タ を格納す る 特定のハー ド ウ ェ アの名前。 コ ン テナの名前かパ ス / 名前のいずれかが、-l オプシ ョ ン を使用す る と 表示 さ れ ます。 container オペ ラ ン ド は大文字であ る 必要があ り ます。 PCI ボ ッ ク ス の FRU に使用で き ます。 FRU ツ リ ー階層を表示 し ます。 XSCF> prtfru -l ... /frutree System Administration 99 prtfru(8) /frutree/chassis (fru) /frutree/chassis/SYS?Label=SYS /frutree/chassis/SYS?Label=SYS/led-location (fru) /frutree/chassis/SYS?Label=SYS/key-location (fru) /frutree/chassis/SC?Label=SC /frutree/chassis/SC?Label=SC/system-controller (container) /frutree/chassis/MB?Label=MB /frutree/chassis/MB?Label=MB/system-board (container) /frutree/chassis/MB?Label=MB/system-board/BAT?Label=BAT /frutree/chassis/MB?Label=MB/system-board/BAT?Label=BAT/battery (fru) /frutree/chassis/FT0?Label=FT0 /frutree/chassis/FT0?Label=FT0/F0?Label=F0 /frutree/chassis/FT0?Label=FT0/F0?Label=F0/fan (fru) /frutree/chassis/HDD0?Label=HDD0 /frutree/chassis/HDD0?Label=HDD0/disk (fru) /frutree/chassis/DVD?Label=DVD /frutree/chassis/SCC?Label=SCC /frutree/chassis/SCC?Label=SCC/scc (fru) /frutree/chassis/PCI0?Label=PCI0 /frutree/chassis/PCI1?Label=PCI1 /frutree/chassis/SCSIBP?Label=SCSIBP /frutree/chassis/SCSIBP?Label=SCSIBP/system-board (container) /frutree/chassis/PS0?Label=PS0 /frutree/chassis/PS0?Label=PS0/power-supply (container) /frutree/chassis/C0?Label=C0 /frutree/chassis/C0?Label=C0/system-board/P0?Label=P0/cpu/B1?Label=B1/ bank/D0?Label=D0/mem-module (container) 使用例 2 シ ス テ ム ボー ド の FRU ID デー タ を表示 し ます。 XSCF> prtfru -c system-board /frutree/chassis/MB?Label=MB/system-board (container) SEGMENT: SD /ManR /ManR/UNIX_Timestamp32: Thu Oct 9 17:45:34 PDT 2003 /ManR/Fru_Description: ASSY,A42,MOTHERBOARD /ManR/Manufacture_Loc: Toronto, Ontario, Canada /ManR/Sun_Part_No: 5016344 /ManR/Sun_Serial_No: 008778 /ManR/Vendor_Name: Celestica /ManR/Initial_HW_Dash_Level: 08 /ManR/Initial_HW_Rev_Level: 50 /ManR/Fru_Shortname: A42_MB /SpecPartNo: 885-0060-10 使用例 3 シ ス テ ム ボー ド の FRU ツ リ ー階層を表示 し ます。 XSCF> prtfru -l system-board /frutree/chassis/MB?Label=MB/system-board (container) 100 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 prtfru(8) 使用例 4 電源ユニ ッ ト の FRU ID デー タ を表示 し ます。 XSCF> prtfru -l power-supply /frutree/chassis/PS0?Label=PS0/power-supply (container) 使用例 5 メ モ リ モジ ュ ールの FRU ID デー タ を表示 し ます。 XSCF> prtfru -l mem-module /frutree/chassis/C0?Label=C0/system-board/P0?Label=P0/cpu/B0?Label=B0/ bank/D0?Label=D0/mem-module (container) 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 ioxadm(8) System Administration 101 prtfru(8) 102 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 rebootxscf(8) 名前 rebootxscf - XSCF を リ セ ッ ト し ます。 形式 rebootxscf [ [-q] -{y|n}] rebootxscf -h 説明 rebootxscf(8) は、 XSCF を リ セ ッ ト す る ための コ マ ン ド です。 XSCF ユニ ッ ト が二重化構成 と な っ てい る 場合は、 ア ク テ ィ ブ と ス タ ンバ イ 両方の XSCF が リ セ ッ ト さ れ ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm ま たは fieldeng 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 詳細説明 使用例 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -n プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "n" (no) と 応答 し ます。 -q プ ロ ン プ ト を含む、 標準出力への メ ッ セージ を表示 し ない よ う に し ます。 -y プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "y" (yes) と 応答 し ます。 コ マ ン ド を実行す る と 、 telnet や ssh 等の XSCF への接続が切断 さ れ ます。 自動的に XSCF を リ セ ッ ト す る setdate(8) コ マ ン ド を使用 し て、 途中で リ セ ッ ト を キ ャ ン セ ル し た場合、 本 コ マ ン ド で XSCF を リ セ ッ ト し て も 、 設定 し た内容は XSCF に反映 さ れ ません。 使用例 1 XSCF を リ セ ッ ト し ます。 XSCF> rebootxscf The XSCF will be reset. Continue? [y|n]:y 使用例 2 XSCF を リ セ ッ ト し ます。 プ ロ ンプ ト には自動的に "y" と 応答 し ます。 XSCF> rebootxscf -y The XSCF will be reset. Continue? [y|n]:y 使用例 3 XSCF を リ セ ッ ト し ます。 メ ッ セージは非表示に し て、 プ ロ ンプ ト には自動 的に "y" と 応答 し ます。 XSCF> rebootxscf -q -y System Administration 103 rebootxscf(8) 使用例 4 XSCF の リ セ ッ ト を途中で中止 し ます。 XSCF> rebootxscf The XSCF will be reset. Continue? [y|n]:n XSCF> 終了ス テー タ ス 関連項目 104 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 applynetwork(8), setdate(8), sethttps(8), setssh(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 replacefru(8) 名前 replacefru - FRU(Field Replaceable Unit) を交換 し ます。 形式 replacefru replacefru -h 説明 replacefru(8) は、 FRU を交換す る コ マ ン ド です。 FRU の交換に必要な FRU の選択、 確認、 交換な ど を、 メ ニ ュ ー形式に よ っ て、 対 話的に行 う こ と がで き ます。 replacefru(8) コ マ ン ド に よ っ て、 以下の FRU を交換で き ます。 ユーザー権限 ■ CPU / メ モ リ ボー ド ユニ ッ ト (CMU; CPU Memory Board Unit) ■ I/O ユニ ッ ト (IOU; I/O Unit) ■ フ ァ ン ユニ ッ ト (FAN; FAN Unit) ■ 電源ユニ ッ ト (PSU; Power Supply Unit) ■ XSCF ユニ ッ ト (XSCFU; eXtended System Control Facility Unit) こ の コ マ ン ド を実行す る には、 fieldeng 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 終了ス テー タ ス 関連項目 使用方法を表示 し ます。 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 addboard(8), addfru(8), deleteboard(8), deletefru(8), setupfru(8), showdcl(8), showdomainstatus(8), showfru(8), showhardconf(8), testsb(8), unlockmaintenance(8) System Administration 105 replacefru(8) 106 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2008 年 3 月改版 reset(8) 名前 reset - 指定 し た ド メ イ ン を リ セ ッ ト し ます。 形式 reset [ [-q] -{y|n}] -d domain_id level reset -h 説明 注 – reset(8) コ マ ン ド はシ ス テ ム を強制的に リ セ ッ ト す る ため、 デ ィ ス ク な ど の故 障を引 き 起 こ す可能性が あ り ます。 オペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム がハン グ ア ッ プ し た 場合の リ カバ リ な ど に限定 し て使用 し て く だ さ い。 reset(8) は、 指定 し た ド メ イ ン を リ セ ッ ト す る コ マ ン ド です。 リ セ ッ ト 方法 と し て、 以下の 3 種類が指定で き ます。 ユーザー権限 por ド メ イ ン のシ ス テ ム を リ セ ッ ト し ます。 panic ド メ イ ン のオペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム にパニ ッ ク を指示 し ます。 電源の切断中やシ ャ ッ ト ダ ウ ン中は無視 さ れ ます。 xir ド メ イ ン の CPU を リ セ ッ ト し ます。 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 platadm, fieldeng すべての ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 domainadm, domainmgr 管理権限を持つ ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -d domain_id リ セ ッ ト す る ド メ イ ン ID を 1 つだけ指定 し ます。 domain_id はシ ス テ ム構成に よ っ て、 0 か ら 23 ま での整数で指定で き ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -n プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "n" (no) と 応答 し ます。 -q プ ロ ン プ ト を含む、 標準出力への メ ッ セージ を表示 し ない よ う に し ます。 -y プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "y" (yes) と 応答 し ます。 System Administration 107 reset(8) オペ ラ ン ド 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 level リ セ ッ ト 方法を指定 し ます。 以下のいずれか を指定で き ます。 省 略で き ません。 por panic xir 詳細説明 使用例 ド メ イ ン のシ ス テ ム を リ セ ッ ト し ます。 ド メ イ ン のオペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム にパ ニ ッ ク を指示 し ます。 ド メ イ ン の CPU を リ セ ッ ト し ます。 ■ コ マ ン ド を実行す る と 、 指定 し た内容で実行 し て よ いか を確認す る ためのプ ロ ン プ ト が表示 さ れ ます。 実行す る 場合は "y"、 中断す る 場合は "n" を入力 し ます。 ■ showdomainstatus(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 リ セ ッ ト 指示後の現在の ド メ イ ン の状態を確認で き ます。 ■ 以下の状態で reset(8) コ マ ン ド を実行す る と 、 オペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム が起動 さ れ る 前に処理が停止 し ます。 ■ オペ レー タ ーパネルのモー ド ス イ ッ チが Service モー ド の場合 ■ setdomainmode(8) コ マ ン ド で Auto boot 機能が無効 と な っ てい る 場合 使用例 1 ド メ イ ン ID 0 にパニ ッ ク を発生 さ せます。 XSCF> reset -d 0 panic DomainID to panic:00 Continue? [y|n]:y 00:Panicked *Note* This command only issues the instruction to reset. The result of the instruction can be checked by the "showlogs power". 使用例 2 ド メ イ ン ID 0 の CPU を リ セ ッ ト し ます。 プ ロ ンプ ト には自動的に "y" と 応 答 し ます。 XSCF> reset -y -d 0 xir DomainID to reset:00 Continue? [y|n]:y 00:Reset *Note* This command only issues the instruction to reset. The result of the instruction can be checked by the "showlogs power". 使用例 3 ただちに、 ド メ イ ン ID 0 を リ セ ッ ト し ます。 メ ッ セージは非表示に し て、 プ ロ ンプ ト には自動的に "y" と 応答 し ます。 XSCF> reset -q -y -d 0 por 108 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 reset(8) 使用例 4 実行 し た reset(8) コ マ ン ド を途中で中止 し ます。 XSCF> reset -d 0 panic DomainID to panic:00 Continue? [y|n]:n 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 poweroff(8), poweron(8), setdomainmode(8), showdomainstatus(8) System Administration 109 reset(8) 110 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 resetdateoffset(8) 名前 resetdateoffset - XSCF と ド メ イ ン間の時刻の差分を リ セ ッ ト し ます。 形式 resetdateoffset resetdateoffset -h 説明 resetdateoffset(8) は、 XSCF に保存 さ れてい る XSCF と ド メ イ ン間の時刻の差 分を リ セ ッ ト す る コ マ ン ド です。 通常、 ド メ イ ン の時刻は XSCF の時刻 と 同期 し てい ます。 こ の と き 、 ド メ イ ンのオ ペレーテ ィ ン グ シ ス テ ムに用意 さ れてい る date(1M) コ マ ン ド な ど で ド メ イ ン の時 刻を変更す る と 、 XSCF の時刻 と 変更 さ れた ド メ イ ン の時刻 と の差分が XSCF 内に保 存 さ れ ます。 保存 さ れた時刻の差分は ド メ イ ン を リ ブー ト し た り 、 rebootxscf(8) コ マ ン ド な ど で XSCF を リ セ ッ ト し た り し た場合で も 保持 さ れてい る ため、 XSCF と ド メ イ ン間の時刻の差分は保たれた ま ま と な り ます。 resetdateoffset(8) コ マ ン ド は、 XSCF に保存 さ れたすべての ド メ イ ン に対す る 時刻の差分を リ セ ッ ト し ます。 こ れに よ り 、 起動後の ド メ イ ン の時刻は、 XSCF と 同 じ 時刻に設定 さ れ ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm ま たは fieldeng 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 詳細説明 使用例 使用方法を表示 し ます。 resetdateoffset(8) コ マ ン ド は、 シ ス テ ム の電源が切断 さ れた状態で実行す る 必 要があ り ます。 使用例 1 XSCF と ド メ イ ン間の時刻の差分を リ セ ッ ト し ます。 XSCF> resetdateoffset 終了ス テー タ ス 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 System Administration 111 resetdateoffset(8) 112 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 sendbreak(8) 名前 sendbreak - 指定 し た ド メ イ ン にブ レー ク 信号を送 り ます。 形式 sendbreak -d domain_id sendbreak [ [-q] -{y|n}] -d domain_id sendbreak -h 説明 sendbreak(8) は、 指定 し た ド メ イ ン にブ レー ク 信号を送 る コ マ ン ド です。 ド メ イ ン コ ン ソ ールか ら 、 ド メ イ ン上のオペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム に対 し てブ レー ク 信号を送 る と 、 オペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム か ら OpenBoot PROM へ制御が移行 さ れ、 OpenBoot PROM 用のプ ロ ン プ ト "ok>" が表示 さ れ ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 platadm すべての ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 domainadm 管理権限を持つ ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 終了ス テー タ ス 関連項目 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -d domain_id ブ レー ク 信号を送 る ド メ イ ン ID を指定 し ます。 domain_id はシ ス テ ム構成に よ っ て、 0 か ら 23 ま での整数で 1 つだけ指定で き ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -n プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "n" (no) と 応答 し ます。 -q プ ロ ン プ ト を含む、 標準出力への メ ッ セージ を表示 し ない よ う に し ます。 -y プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "y" (yes) と 応答 し ます。 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 console(8), showconsolepath(8) System Administration 113 sendbreak(8) 114 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 setaltitude(8) 名前 setaltitude - 本体装置の高度 ま たはエア フ ィ ル タ ーの搭載状況を設定 し ます。 形式 setaltitude -s key=value setaltitude -h 説明 setaltitude(8) は、 本体装置の高度 ま たはエア フ ィ ル タ ーの搭載状況を設定す る コ マ ン ド です。 エア フ ィ ル タ ーの搭載状況は、 ミ ッ ド レ ン ジサーバだけで指定で き ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm ま たは fieldeng 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -s key=value key には設定す る 項目を指定 し ます。 以下の項目を指定で き ます。 altitude 本体装置の高度を設定 し ます。 filter エア フ ィ ル タ ーの搭載状況を設定 し ます。 ミ ッ ド レ ン ジサーバだけ指定で き ます。 key に altitude を指定 し た場合、 value には本体装置の高度を メ ー ト ル (m) で指定 し ます。 0 以上の整数で 100m 単位で指定で き ます。 100m 単位未満は切 り 上げ ら れ ます。 デフ ォ ル ト 値は 0m です。 key に filter を指定 し た場合、 value には以下の ど ち ら か を指定 で き ます。 installed uninstalled 詳細説明 エア フ ィ ル タ ーが搭載 さ れてい ます。 エア フ ィ ル タ ーが搭載 さ れてい ません。 ■ 本体装置の高度を設定す る と 、 吸気温度の異常を早めに検出す る こ と がで き ま す。 本体装置の高度がわか ら ない場合は高めに設定 し て く だ さ い。 なお、 本体装 置の高度が設定 さ れていない場合 も 、 CPU 温度の異常な ど で温度異常を検出す る こ と がで き る ため、 シ ス テ ム に致命的な ダ メ ージ を与え る こ と はあ り ません。 ■ 設定 し た内容を反映 さ せ る には、 rebootxscf(8) コ マ ン ド を使用 し て、 XSCF を リ セ ッ ト す る 必要があ り ます。 ■ 高度の設定では負の数はサポー ト さ れてい ません。 高度が海抜 よ り 低い場合は、 0 を指定 し て く だ さ い。 ■ 本体装置の高度 ま たはエア フ ィ ル タ ーの搭載状況の ど ち ら か を設定す る と 、 現在 の設定内容が一覧表示 さ れ ます。 エア フ ィ ル タ ーの設定内容は installed に設 定 し た と き だけ表示 さ れ ます。 System Administration 115 setaltitude(8) showaltitude(8) コ マ ン ド を実行す る と 、 現在の設定内容が表示 さ れ ます。 ■ 使用例 使用例 1 本体装置の高度を 1000m に設定 し ます。 XSCF> setaltitude -s altitude=1000 1000m 使用例 2 本体装置の高度を 200m に設定 し ます。 指定 し た値は 100m 単位以下は切 り 上げ ら れます。 XSCF> setaltitude -s altitude=157 200m 使用例 3 ミ ッ ド レ ン ジサーバで本体装置の高度を 1000m に設定 し ます。 XSCF> setaltitude -s altitude=1000 1000m Filter is installed. 使用例 4 ミ ッ ド レ ン ジサーバでエア フ ィ ル タ ーを搭載 さ れていない と し ます。 XSCF> setaltitude -s filter=uninstalled 1000m 終了ス テー タ ス 関連項目 116 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 showaltitude(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2008 年 3 月改版 setarchiving(8) 名前 setarchiving - ロ グのアーカ イ ブ機能を設定 し ます。 形式 setarchiving [-k host-key] [-l audit-limit,non-audit-limit] [-p password|-r] [-t user@host:directory] [-v] [-y|-n] setarchiving enable | disable setarchiving -h 説明 setarchiving(8) は、 ロ グのアーカ イ ブ機能を設定す る コ マ ン ド です。 サービ ス プ ロ セ ッ サ上の固定記憶領域は限 ら れてい ます。 ロ グに よ っ ては、 古い ロ グの上書 き ま たは削除が必要にな る ほ ど肥大化す る 場合があ り ます。 ロ グのアーカ イ ブ機能を使用す る と 、 ロ グデー タ を自動的に リ モー ト ホ ス ト にアーカ イ ブす る よ う にサービ ス プ ロ セ ッ サ を設定で き ます。 注 – ロ グのアーカ イ ブ機能を有効にす る 前に、 アーカ イ ブホ ス ト を正 し く 設定す る 必要があ り ます。 指定 し た アーカ イ ブホ ス ト が存在 し ない場合な ど、 設定が正 し く ない と き にアーカ イ ブ を有効に し よ う と す る と 、 エ ラ ーが表示 さ れ ます。 ま た、 アーカ イ ブが有効にな っ てい る と き に、 不正な設定変更を し よ う と す る と 同様にエ ラ ー と な り ます。 注 – setarchiving(8) コ マ ン ド は最低で も 1 つのオプシ ョ ン ま たはオペ ラ ン ド を 指定す る 必要があ り ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 System Administration 117 setarchiving(8) -k host-key XSCF がホ ス ト の ID を確認す る ために使用す る 公開 キーを設定 し ます。 host-key には以下のいずれか を指 定で き ます。 none アーカ イ ブホ ス ト の認証に公開ホ ス ト キーを使用 し ません。 アーカ イ ブホ ス ト の公開ホ ス ト キーが すでに設定 さ れてい る 場合は、 そのキーが削除 さ れ ます。 download SSH プ ロ ト コ ルに よ っ て アーカ イ ブホ ス ト か ら 公 開ホ ス ト キーを ダ ウ ン ロ ー ド し ます。-t オプシ ョ ン を一緒に指定 し て setarchiving(8) コ マ ン ド を実行す る と 、-t オプシ ョ ン で指定 し た ホ ス ト か ら キーがダ ウ ン ロ ー ド さ れ ます。-t オプシ ョ ン を 一緒に指定 し ない場合は、 現在のアーカ イ ブホ ス ト か ら キーがダ ウ ン ロ ー ド さ れ ます。 ダ ウ ン ロ ー ド 後、 公開ホ ス ト キーの md5 フ ィ ン ガープ リ ン ト が表示 さ れ、 続行す る ホ ス ト の ID の確認が求 め ら れ ます。 キーを受け入れ る と 、 そのキーは保 存 さ れ、 キーを拒否す る と 、 setarchiving(8) コ マ ン ド は設定を変更せずに終了 し ます。 public-key 指定 し た公開キーは保存 さ れ、 サーバ認証に使用 さ れ ます。 host-key 引数は、 キー タ イ プで始 ま る 、 アーカ イ ブホ ス ト の完全な公開ホ ス ト キーでな け ればな り ません。 注 – public-key は引用符で囲む必要があ り ます。 118 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 setarchiving(8) -l audit-limit,non-audit-limit ロ グのアーカ イ ブの容量制限を メ ガバ イ ト で設定 し ま す。 こ のオプシ ョ ン の引数には 2 つの値があ り 、 カ ン マ (,) で区切っ て指定 し ます。 audit-limit の値には、 監査 ロ グに関す る アーカ イ ブの 容量制限を指定 し ます。 0 ( ゼ ロ )、 unlimited、 ま たは 500 か ら 50000 ま での整数で指定で き ます。-l オプシ ョ ン を指定 し ない場合は、 監査 ロ グに関す る アーカ イ ブの容量制限は無制限 と な り ます。 non-audit-limit の値には、 その他のすべての ロ グに関 す る 、 アーカ イ ブの容量制限を指定 し ます。 500 か ら 50000 ま での整数で指定で き ます。-l オプシ ョ ン を指 定 し ない場合は、 non-audit-limit はシ ス テ ム に依存 し た値 と な り ます。 showarchiving(8) コ マ ン ド を使用 し て現在の値を確認 し て く だ さ い。 ど ち ら かの引数に無効な値を指定 し た場合は、 エ ラ ー と な り ます。 -n プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "n" (no) と 応答 し ます。 -p password SSH ロ グ イ ン に使用 さ れ る パ ス ワ ー ド を設定 し ま す。-p オプシ ョ ンは、 ス ク リ プ ト 処理を容易にす る た めに提供 さ れてい ます。 パ ス ワ ー ド を対話的に変更す る ためには、-r オプシ ョ ン を使用 し ます。 -r SSH ロ グ イ ン に使用 さ れ る パ ス ワ ー ド を読み取 り ま す。 setarchiving(8) コ マ ン ド を実行す る と 、 プ ロ ン プ ト が表示 さ れ、 新 し いパ ス ワ ー ド が読み取 ら れ ま すが、 画面にはエ コ ー さ れ ません。 -t user@host:directory アーカ イ ブの対象を設定 し ます。 user には、 アーカ イ ブホ ス ト への SSH ロ グ イ ン用のユーザー名を指定 し ます。 host には、 アーカ イ ブホ ス ト のホ ス ト 名 ま たは IP ア ド レ ス を指定 し ます。 directory には、 アーカ イ ブ の保存先 と な る アーカ イ ブホ ス ト 上のデ ィ レ ク ト リ を 指定 し ます。 directory は チル ド (~) で始め る 必要があ り ます。 -v 詳細な情報を出力 し ます。 -k download オプシ ョ ン と 一緒に指定す る と 、 ダ ウ ン ロ ー ド さ れた公開キーが その md5 フ ィ ン ガープ リ ン ト と と も に表示 さ れ ます。 -y プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "y" (yes) と 応答 し ます。 System Administration 119 setarchiving(8) オペ ラ ン ド 使用例 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 enable ロ グのアーカ イ ブ機能を有効に し ます。 一緒に指定で き る オプ シ ョ ンはあ り ません。 disable ロ グのアーカ イ ブ機能を無効に し ます。 一緒に指定で き る オプ シ ョ ンはあ り ません。 使用例 1 アーカ イ ブの対象 と パ ス ワー ド を設定 し ます。 XSCF> setarchiving -t [email protected]:/home/jsmith/ logs -r Enter ssh password for [email protected]:[] 使用例 2 公開ホ ス ト キーを設定 し ます。 XSCF> setarchiving -k download Downloading public host key from somehost.company.com.... Fingerprint: c3:75:f9:97:7d:dc:le:le:62:06:c1:6f:87:bc:e8:0d Accept this public key (yes|no): yes 使用例 3 アーカ イ ブの容量制限を設定 し ます。 XSCF> setarchiving -l 10000,10000 使用例 4 アーカ イ ブ機能を有効に し ます。 XSCF> setarchiving enable Testing the archiving configuration... Logs will be archived to somehost.company.com. 終了ス テー タ ス 関連項目 120 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 設定がア ッ プデー ト さ れた こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 showarchiving(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 setaudit(8) 名前 setaudit - シ ス テ ム の監査機能を管理 し ます。 形式 setaudit enable|disable|archive|delete setaudit [-p count|suspend] [ -m mailaddr] [-a users=enable|disable|default] [-c classes= {enable|disable}]... [-e events=enable|disable]... [-g {enable|disable}] [-t percents] setaudit -h 説明 setaudit(8) は、 シ ス テ ム リ ソ ー ス の使用に関す る デー タ の収集を管理す る コ マ ン ド です。 監査デー タ には、 セ キ ュ リ テ ィ に関連す る シ ス テ ム イ ベン ト の レ コ ー ド が含 ま れて い ます。 こ のデー タ は、 シ ス テ ム で実行 さ れた ア ク シ ョ ン に対す る 責任の割 り 当て に使用で き ます。 監査では、 指定の イ ベン ト が発生 し た と き に レ コ ー ド が生成 さ れ ます。 監査 レ コ ー ド を生成す る イ ベン ト は以下の と お り です。 ユーザー権限 ■ シ ス テ ム の起動 と シ ャ ッ ト ダ ウ ン ■ ロ グ イ ン と ロ グアウ ト ■ 認証のア ク シ ョ ン ■ 管理のア ク シ ョ ン こ の コ マ ン ド を実行す る には、 auditadm 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -a users=enable|disable|default 指定 さ れたユーザーの監査 レ コ ー ド 生成ポ リ シーを設定 し ます。 users は、 有効なユー ザー名のカ ン マ区切 り リ ス ト です。 enable ま たは disable にす る と 、 ユー ザーの監査 レ コ ー ド 生成はそれぞれオ ン ま たはオ フ にな り ます。 こ の設定に よ っ て、 指定 さ れたユーザーのグ ロ ーバルポ リ シー は無効にな り ます。 default に設定す る と 、 ユーザーのポ リ シーはグ ロ ーバルポ リ シーに従 う よ う に設 定 さ れ ます。 ユーザーの グ ロ ーバル監査 レ コ ー ド ポ リ シーを確認す る 場合は、 "showaudit -g" を使用 し て く だ さ い。 System Administration 121 setaudit(8) -c classes=enable|disable 指定 さ れた監査 ク ラ ス の監査 レ コ ー ド 生成 ポ リ シーを変更 し ます。 classes は、 監査 ク ラ ス のカ ン マ区切 り リ ス ト です。 ク ラ ス は 数値 ま たは名前に よ っ て指定で き ます。 ACS_ プ レ フ ィ ッ ク ス は省略可能です。 た と えば、 監査に関連す る イ ベン ト の ク ラ ス は、 ACS_AUDIT、 AUDIT、 ま たは 16 と 表現で き ます。 有効な ク ラ ス は以下の と お り です。 all すべての ク ラ ス を意味 し ます。 ACS_SYSTEM(1) シ ス テ ム に関連す る イ ベン ト 。 ACS_WRITE(2) 状態を変更で き る コ マ ン ド 。 ACS_READ(4) 現在の状態を読み出す コ マ ン ド 。 ACS_LOGIN(8) ロ グ イ ン に関連す る イ ベン ト 。 ACS_AUDIT(16) 監査に関連す る イ ベン ト 。 ACS_DOMAIN(32) ド メ イ ン管理に関連す る イ ベン ト 。 ACS_USER(64) ユーザー管理に関連す る イ ベン ト 。 ACS_PLATFORM(128) プ ラ ッ ト フ ォ ーム管理に関連す る イ ベ ン ト。 ACS_MODES(256) モー ド に関連す る イ ベン ト 。 こ のオプシ ョ ンは複数指定で き ます。 複数 指定す る と 、 リ ス ト の順序で-e オプシ ョ ン と 一緒に処理 さ れ ます。 égópó·1 を参照 し て く だ さ い。 ( 続き ) 122 enable ま たは disable にす る と 、 ク ラ ス の監査 レ コ ー ド 生成はそれぞれオ ン ま たは オ フ にな り ます。 こ の設定に よ っ て、 グ ロ ーバルポ リ シーは無効にな り ます。 default に設定す る と 、 ユーザーのポ リ シーはグ ロ ーバルポ リ シーに従 う よ う に設 定 さ れ ます。 ユーザーの グ ロ ーバル監査 レ コ ー ド ポ リ シーを確認す る 場合は、 "showaudit -g" を使用 し て く だ さ い。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 setaudit(8) -e events=enable|disable 指定 さ れた監査 イ ベン ト の監査 レ コ ー ド 生 成ポ リ シーを変更 し ます。 events は、 監査 イ ベン ト のカ ン マ区切 り リ ス ト です。 イ ベ ン ト は数値 ま たは名前に よ っ て指定で き ま す。 AEV_ プ レ フ ィ ッ ク ス は省略可能です。 た と えば、 SSH ロ グ イ ン の イ ベン ト は、 AEV_LOGIN_SSH、 LOGIN_SSH、 ま たは 0 と 表現で き ます。 有効な イ ベン ト の リ ス ト については、 showaudit -e all を参照 し て く だ さ い。 こ のオプシ ョ ンは複数指定で き ます。 複数 指定す る と 、 リ ス ト の順序で-c オプシ ョ ン と 一緒に処理 さ れ ます。 égópó·3 を参照 し て く だ さ い。 enable ま たは disable にす る と 、 イ ベン ト の監査 レ コ ー ド 生成はそれぞれオ ン ま た はオ フ にな り ます。 こ の設定に よ っ て、 グ ロ ーバルポ リ シーは無効にな り ます。 default に設定す る と 、 ユーザーのポ リ シーはグ ロ ーバルポ リ シーに従 う よ う に設 定 さ れ ます。 ユーザーの グ ロ ーバル監査 レ コ ー ド ポ リ シーを確認す る 場合は、 "showaudit -g" を使用 し て く だ さ い。 -g enable|disable ユーザーのグ ロ ーバル監査 レ コ ー ド 生成ポ リ シーを設定 し ます。 disable に設定 し た場合は、 すべてのユー ザーア カ ウ ン ト に帰属で き る 監査 レ コ ー ド が生成 さ れ ません。 こ れ ら の設定は、-a オ プシ ョ ン に よ っ て個々のユーザーご と に無 効にな る 場合があ り ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンや オペ ラ ン ド と 一緒に指定 し た場合はエ ラ ー にな り ます。 -m mailaddr ロ ーカルの監査領域の使用量が し き い値に 達 し た場合に送信 さ れ る 電子 メ ールの メ ー ルア ド レ ス を設定 し ます (-t オプシ ョ ン を 参照 )。 電子 メ ールア ド レ ス は、 有効な形式 の電子 メ ールア ド レ ス ([email protected]) であ る 必要があ り ます。 mailaddr に none を指定す る と 、 電子 メ ール通知を オ フ に し ます。 System Administration 123 setaudit(8) -p suspend|count 監査 ト レ イ ルが全容量に達 し た場合に従 う ポ リ シーを設定 し ます。 有効な値は以下の と お り です。 suspend 空 き 領域が確保 さ れて レ コ ー ド の書 き 込みが可能にな る ま で、 ま たはポ リ シーが count に変更 さ れ る ま で、 監査 レ コ ー ド に書 き 込 も う と す る プ ロ セ ス はすべて一時停止 し ます。 count 新た な監査 レ コ ー ド は削除 さ れ ます。 ま た、 削除 さ れ る レ コ ー ド の数が カ ウ ン ト さ れ ます。 -t percents ロ ーカルの領域の使用量に関 し て警告を発 行す る し き い値を設定 し ます。 percents は、 使用済みの領域のパーセ ン テージ を示すカ ン マ区切 り リ ス ト です。 こ の リ ス ト には最 大 2 つの値を設定で き ます。 た と えば、 50、 75 と い う 値を設定す る と 、 監査 レ コ ー ド に使用で き る 領域の消費率がそれぞれ 50%、 75% に達 し た と き に警告が発行 さ れ ま す。 デフ ォ ル ト は 80% です。 警告は、 コ ン ソ ールに メ ッ セージ と し て発 行 さ れ ます。 ま た、 オプシ ョ ン で、 電子 メ ールを使用 し て管理者に警告を発行す る こ と も で き ます。 "-m mailaddr" を参照 し て く だ さ い。 オペ ラ ン ド 124 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 archive 現在の監査 ト レ イ ルを アーカ イ ブす る よ う に ロ グのアーカ イ ブ機 構に通知 し ます。 delete セ カ ン ダ リ パーテ ィ シ ョ ン にあ る ロ ーカルの監査 ト レ イ ルの一部 を削除 し ます。 こ の操作は、 ロ ーカルの監査 ト レ イ ルが全容量に 達 し た場合に、 新た な監査 レ コ ー ド 用に領域を空け る ために使用 で き ます。 セ カ ン ダ リ パーテ ィ シ ョ ン の詳細については、 『SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サーバ ア ド ミ ニ ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド 』 を参照 し て く だ さ い。 disable 監査 ト レ イ ルへの監査 レ コ ー ド の書 き 込みを オ フ に し ます。 その 後、 現在の監査 ト レ イ ルを アーカ イ ブす る よ う に ロ グのアーカ イ ブ機構に通知 し ます。 enable 監査 ト レ イ ルへの監査 レ コ ー ド の書 き 込みを オ ン に し ます。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 setaudit(8) 使用例 使用例 1 名前に よ り ク ラ ス を変更 し ます。 ロ グ イ ンお よ び監査に関連す る 監査 ク ラ ス を無効に し て、 リ ー ド に関連す る 監査 ク ラ ス を有効に し ます。 XSCF> setaudit -c LOGIN,AUDIT=disable -c ACS_READ=enable 使用例 2 番号に よ り ク ラ ス を変更 し ます。 ク ラ ス 8 ( ロ グ イ ン) お よ び 16 (監査) を 無効に し て、 1 (シ ス テ ム) を有効に し ます。 XSCF> setaudit -c 8,16=disable -c 1=enable 使用例 3 ク ラ ス を変更 し て イ ベン ト を有効に し ます。 イ ベン ト 64 (ユーザー) だけ を 無効に し て、 ク ラ ス 1 (シ ス テ ム) を有効に し ます。 XSCF> setaudit -c 1=enable -e 64=disable 使用例 4 監査を有効に し ます。 監査 ト レ イ ルのための レ コ ー ド の書 き 込みを有効に し ます。 XSCF> setaudit enable 使用例 5 警告を有効に し ます。 容量が 50% お よ び 75% に達 し た場合に警告を送 り ま す。 XSCF> setaudit -t 50,75 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 showaudit(8) System Administration 125 setaudit(8) 126 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 setautologout(8) 名前 setautologout - XSCF シ ェ ルのセ ッ シ ョ ン タ イ ム ア ウ ト 時間を設定 し ます。 形式 setautologout -s timeout setautologout -h 説明 setautologout(8) は、 XSCF シ ェ ルのセ ッ シ ョ ン タ イ ム ア ウ ト 時間を設定す る コ マ ン ド です。 デフ ォ ル ト の タ イ ム ア ウ ト 時間は 10 分です。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm ま たは fieldeng 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 詳細説明 使用例 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -s timeout XSCF シ ェ ルのセ ッ シ ョ ン タ イ ム ア ウ ト 時間を指定 し ます。 timeout には タ イ ム ア ウ ト す る 時間を分単位で指定 し ます。 1 か ら 255 ま での整数で指定で き ます。 設定 さ れたセ ッ シ ョ ン タ イ ム ア ウ ト 時間は、 次回の ロ グ イ ン以降で有効にな り ます。 使用例 1 XSCF シ ェ ルのセ ッ シ ョ ン タ イ ム ア ウ ト 時間を 30 分に設定 し ます。 XSCF> setautologout -s 30 30min 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 showautologout(8) System Administration 127 setautologout(8) 128 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 setcod(8) 名前 setcod - ド メ イ ン で使用 さ れ る キ ャ パシ テ ィ オ ンデマ ン ド (COD; Capacity on Demand) リ ソ ー ス を設定 し ます。 形式 setcod setcod [-v] setcod [ [-q] -{y|n}] [-v] headroom setcod [-v] -d domain_id [ proc-rtus] setcod -h 説明 setcod(8) は、 ド メ イ ン で使用 さ れ る COD リ ソ ー ス を設定す る コ マ ン ド です。 ド メ イ ン上の COD ボー ド を利用す る ためには、 ラ イ セ ン ス キーを イ ン ス ト ールす る 必要があ り ます ( 詳細は addcodlicense(8) コ マ ン ド を参照 )。 ま た、 setcod(8) コ マ ン ド ではヘ ッ ド ルーム を有効に し た り 、 ド メ イ ン に対 し て ラ イ セ ン ス を予約 し た り で き ます。 domain_id を指定 し ない場合は、 コ マ ン ド プ ロ ン プ ト に現在の値が角カ ッ コ ([ ]) で囲 ま れて表示 さ れ ます。 オペ ラ ン ド の値を指定 し ない場合、 現在の値が保持 さ れ ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -d domain_id ド メ イ ン ID を指定 し ます。 domain_id はシ ス テ ム構成に よ っ て、 0 か ら 23 ま での整数で指定で き ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -n プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "n" (no) と 応答 し ます。 -q プ ロ ン プ ト を含む、 標準出力への メ ッ セージ を表示 し ない よ う に し ます。 -v 詳細な情報を表示 し ます。 -y プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "y" (yes) と 応答 し ます。 System Administration 129 setcod(8) オペ ラ ン ド 詳細説明 使用例 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 headroom 有効にす る ヘ ッ ド ルーム ( プ ロ セ ッ サ ) の数を指定 し ます。 最大 値は 4 です。 proc-rtus ド メ イ ン用に予約 さ れ る Right-To-Use (RTU) ラ イ セ ン ス の数を 指定 し ます。 各 CPU に対 し て 1 つの RTU ラ イ セ ン ス が必要で す。 ■ オプシ ョ ン を何 も 指定 し ないで setcod(8) コ マ ン ド を実行す る と 、 COD に関 し て、 使用す る COD ヘ ッ ド ルーム の数、 お よ び ド メ イ ン用に予約す る COD RTU ラ イ セ ン ス の数を指定す る よ う に求め ら れ ます。 COD 情報を入力す る よ う に求 め ら れ る プ ロ ン プ ト には、 許容 さ れ る 最大値が丸カ ッ コ ( ) の中に、 デフ ォ ル ト の 値が角カ ッ コ [ ] の中にそれぞれ表示 さ れ ます。 ■ setcod(8) コ マ ン ド は、COD ヘ ッ ド ルーム ( 必要に応 じ て使用す る プ ロ セ ッ サ ) を 有効に し ます。 ド メ イ ン用に予約す る COD RTU ラ イ セ ン ス の数を指定す る 場合 には、-d domain_id オプシ ョ ン を使用 し ます。 使用例 1 COD CPU ヘ ッ ド ルームの数、 お よ び ド メ イ ン用に予約す る COD RTU ラ イ セ ン ス の数を設定 し ます。 XSCF> setcod PROC RTUs installed: 0 PROC Headroom Quantity (0 to disable, 4 MAX) [0]: 1 WARNING:Using headroom requires you to install license key(s) within 30 days. Do you agree? [y|n]: y PROC RTUs reserved for domain 0 (1 MAX) [0]: PROC RTUs reserved for domain 1 (0 MAX) [0]: PROC RTUs reserved for domain 2 (0 MAX) [0]: PROC RTUs reserved for domain 3 (0 MAX) [0]: PROC RTUs reserved for domain 4 (0 MAX) [0]: PROC RTUs reserved for domain 5 (0 MAX) [0]: PROC RTUs reserved for domain 6 (0 MAX) [0]: PROC RTUs reserved for domain 7 (0 MAX) [0]: PROC RTUs reserved for domain 8 (0 MAX) [0]: PROC RTUs reserved for domain 9 (0 MAX) [0]: PROC RTUs reserved for domain 10 (0 MAX) [0]: PROC RTUs reserved for domain 11 (0 MAX) [0]: PROC RTUs reserved for domain 12 (0 MAX) [0]: PROC RTUs reserved for domain 13 (0 MAX) [0]: PROC RTUs reserved for domain 14 (0 MAX) [0]: PROC RTUs reserved for domain 15 (0 MAX) [0]: 使用例 2 COD ヘ ッ ド ルーム CPU を 3 に設定 し ます。 XSCF> setcod 3 WARNING: Using headroom requires you to install license key(s) within 30 days. Do you agree? [y|n]: y 130 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 setcod(8) こ の コ マ ン ド が完了す る と 、 以下の よ う な メ ッ セージが XSCF コ ン ソ ールに表示 さ れ ます。 codd 15:51:36: COD PROC Headroom changed to 3 使用例 3 COD ヘ ッ ド ルーム CPU を 0 に設定 し ます。 XSCF> setcod 0 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 addcodlicense(8), showcod(8) System Administration 131 setcod(8) 132 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 setdate(8) 名前 setdate - XSCF の時計の日付、 時刻を設定 し ます。 形式 setdate [ [-q] -{y|n}] [-u] -s date setdate -h 説明 setdate(8) は、 XSCF の時計の日付、 時刻を設定す る コ マ ン ド です。 日付、 時刻を設定す る 場合に地方時で指定 し た と き は、 協定世界時 (UTC; Coordinated Universal Time) に変換 さ れてか ら 設定 さ れ ます。 コ マ ン ド 実行後は、 XSCF が自動的に リ セ ッ ト さ れ ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm ま たは fieldeng 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -n プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "n" (no) と 応答 し ます。 -q プ ロ ン プ ト を含む、 標準出力への メ ッ セージ を表示 し ない よ う に し ます。 -s date 日付、 時刻を設定 し ます。 date は、 以下の ど ち ら かの形式で指定 で き ます。 YYYY.MM.DD-hh:mm:ss MMDDhhmmYYYY.ss 詳細説明 " 世紀年 . 月 . 日 - 時 (24 時制 ): 分 :秒" " 月日時 (24 時制 ) 分世紀年 . 秒 " -u 時刻を UTC で指定 し ます。 省略 し た場合は地方時 と な り ます。 -y プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "y" (yes) と 応答 し ます。 ■ コ マ ン ド を実行す る と 、 指定 し た内容で実行 し て よ いか を確認す る ためのプ ロ ン プ ト が表示 さ れ ます。 実行す る 場合は "y"、 中断す る 場合は "n" を入力 し ます。 ■ XSCF ユニ ッ ト が二重化構成の場合、 ス タ ンバ イ 側の XSCF に も 自動的に設定が反 映 さ れ ます。 ス タ ンバ イ 側の XSCF が故障 し てい る と き はエ ラ ー と な り 、 ア ク テ ィ ブ側の XSCF にだけ設定が反映 さ れ ます。 ■ XSCF を NTP サーバ と し てい る 場合は、XSCF の時刻を変更後、 ド メ イ ン の時刻を 同期 さ せ る 必要があ り ます。 以下の ど ち ら かの操作を行 う と 、 時刻が ド メ イ ン に 反映 さ れ ます。 ■ ド メ イ ン上で ntpdate(1M) コ マ ン ド を実行す る ■ ド メ イ ン を リ ブー ト す る System Administration 133 setdate(8) 使用例 ■ setdate(8) コ マ ン ド は、 シ ス テ ム の電源が切断 さ れてい る 状態で実行す る 必要が あ り ます。 ■ XSCF に対 し て NTP サーバが設定 さ れてい る 場合は、 setdate(8) コ マ ン ド 設定 し た時刻は無効にな り ます。 XSCF に NTP サーバが設定 さ れてい る か ど う かは、 showntp(8) コ マ ン ド で確認で き ます。 ■ showdate(8) コ マ ン ド を使用す る と 、現在設定 さ れてい る XSCF の日付、時刻が確 認で き ます。 使用例 1 現在の時刻を地方時 (JST) で 「2006 年 1 月 27 日 16 時 59 分 00 秒」 に設定 し ま す。 XSCF> setdate -s 012716592006.00 Fri Jan 27 16:59:00 JST 2006 The XSCF will be reset. Continue? [y|n] :y Fri Jan 27 16:59:00 JST 2006 XSCF> ( 以降、リセット処理が継続されます。) 使用例 2 現在の時刻を UTC で 「2006 年 1 月 27 日 7 時 59 分 00 秒」 に設定 し ます。 XSCF> setdate -u -s 012707592006.00 Fri Jan 27 07:59:00 UTC 2006 The XSCF will be reset. Continue? [y|n] :y Fri Jan 27 07:59:00 UTC 2006 XSCF> ( 以降、リセット処理が継続されます。) 使用例 3 現在の時刻を地方時 (JST) で 「2006 年 1 月 27 日 16 時 59 分 00 秒」 に設定 し ま す。 プ ロ ンプ ト には自動的に "y" と 応答 し ます。 XSCF> setdate -y -s 012716592006.00 Fri Jan 27 16:59:00 JST 2006 The XSCF will be reset. Continue? [y|n] :y Fri Jan 27 16:59:00 JST 2006 XSCF> ( 以降、リセット処理が継続されます。) 使用例 4 現在の時刻を地方時 (JST) で 「2006 年 1 月 27 日 16 時 59 分 00 秒」 に設定 し ま す。 メ ッ セージは非表示に し て、 プ ロ ンプ ト には自動的に "y" と 応答 し ます。 XSCF> setdate -q -y -s 012716592006.00 XSCF> ( 以降、リセット処理が継続されます。) 終了ス テー タ ス 134 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 setdate(8) 関連項目 setntp(8), settimezone(8), showdate(8), showntp(8), showtimezone(8) System Administration 135 setdate(8) 136 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 setdcl(8) 名前 setdcl - ド メ イ ン構成情報 (DCL; Domain Component List) を設定 し ます。 形式 setdcl -d domain_id -s policy=value setdcl -d domain_id -s option=value lsb [ lsb...] setdcl -d domain_id -a lsb=xsb [ lsb=xsb...] setdcl -d domain_id -r lsb [ lsb...] setdcl -h 説明 setdcl(8) は、 ド メ イ ン構成情報 (DCL) を設定す る コ マ ン ド です。 DCL と は、 ド メ イ ンや ド メ イ ン を構成す る 論理シ ス テ ム ボー ド (LSB; Logical System Board) に設定で き る ハー ド ウ ェ ア リ ソ ー ス情報です。 LSB と は、 ド メ イ ン のオペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム で認識 さ れ る ボー ド の単位です。 ド メ イ ン ご と に最大 16 枚 ま で登録で き 、 00 か ら 15 ま での整数で表 さ れ ます。 シ ス テ ム ボー ド (XSB; eXtended System Board) と は、 物理シ ス テ ム ボー ド (PSB; Physical System Board) を分割 し て シ ス テ ム上で使用で き る 単位に構成 し なお し た ボー ト の こ と です。 XSB は PSB 番号 と PSB を分割 し た と き の分割番号を組み合わせ て x-y(x は 00 か ら 15 ま での整数、 y は 0 か ら 3 ま での整数 ) で表 さ れ ます。 setdcl(8) コ マ ン ド は、 XSB を、 ド メ イ ン上のオペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム で認識で き る LSB に対応 さ せた り 、 LSB に対応 さ せた XSB 上のハー ド ウ ェ ア リ ソ ー ス を、 ド メ イ ン上のオペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム で使用 さ せた り す る ための設定を行い ます。 setdcl(8) コ マ ン ド では、 DCL 内の、 以下の情報を設定で き ます。 ド メ イ ン に対す る 設定 : ■ ハー ド ウ ェ ア初期診断で異常が検出 さ れた場合の縮退範囲 (policy) LSB に対す る 設定 : ■ LSB に対応 さ せ る XSB 番号 (lsb, xsb) LSB に対応 さ せ る XSB 番号を指定 し ます。 ■ LSB に搭載 さ れてい る メ モ リ の使用 (no-mem) LSB に搭載 さ れてい る メ モ リ を、 ド メ イ ン上のオペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム で使用 さ せ る か ど う か設定で き ます。 ■ LSB に搭載 さ れてい る 入出力デバ イ ス の使用 (no-io) LSB に搭載 さ れてい る PCI カー ド な ど の入出力デバ イ ス を、 ド メ イ ン上のオペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム で使用 さ せ る か ど う か設定で き ます。 ■ LSB を フ ロ ーテ ィ ン グ ボー ド と す る ための優先度 (float) System Administration 137 setdcl(8) 指定 し た LSB を優先 し て フ ロ ーテ ィ ン グ ボー ド と す る か ど う か を設定で き ます。 フ ロ ーテ ィ ン グ ボー ド と は、 ド メ イ ン構成を変更す る 場合な ど、 オペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ムへの影響を最小限に抑え なが ら 、 Dynamic Reconfiguration(DR) を実 施す る ためのボー ド です。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -a lsb=xsb ド メ イ ン の LSB 番号に対応 さ せ る XSB 番号を指定 し ます。 以下 の形式で指定で き ます。 lsb=xsb lsb LSB 番号を指定 し ます。 00 か ら 15 ま での整数で指定で き ま す。 xsb XSB 番号を指定 し ます。 以下の形式で指定で き ます。 x-y x: 00 か ら 15 ま での整数で指定 し ます。 y: 0 か ら 3 ま での整数で指定 し ます。 lsb と xsb を イ コ ール (=) で区切っ た形式で指定で き ます。 「=」 と の間に スペー ス を含めてはな り ません。 lsb=xsb は スペー ス で 区切っ て複数指定で き ます。 同 じ LSB 番号 と XSB 番号 を重複 し て指定 し た場合はエ ラ ー と な り ます。 ま た、 指定 し た lsb に XSB 番号が設定 さ れてい る 場合 も エ ラ ー と な り ます。 指定 し た xsb が別の LSB に設定 さ れてい る 場合は、 既存の設定が ク リ ア さ れ、 指定 し た lsb に上書 き さ れ ます。 138 -d domain_id 設定す る ド メ イ ン ID を指定 し ます。 domain_id はシ ス テ ム構成に よ っ て、 0 か ら 23 ま での整数で指定で き ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -r 指定 し た ド メ イ ン の LSB 番号に対応す る XSB 番号を ク リ ア し ま す。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 setdcl(8) -s option=value LSB へ対応 さ せた XSB のハー ド ウ ェ ア リ ソ ー ス に関 し て設定 し ます。 option には設定す る 項目、 value には option に対す る 値を 指定 し ます。 option と value を イ コ ール (=) で区切っ た形式で 1 つだけ指定 し ます。 「=」 と の間に スペー ス を含めてはな り ませ ん。 option には、 以下のいずれか を指定で き ます。 policy no-mem no-io float ハー ド ウ ェ ア初期診断で異常が検出 さ れた場 合の縮退範囲 メ モ リ を ド メ イ ン で使用す る か ど う か 入出力デバ イ ス を ド メ イ ン で使用す る か 優先 し て フ ロ ーテ ィ ン グ ボー ド にす る か option に policy を指定 し た場合、 value には以下のいずれか を 指定で き ます。 fru xsb system 診断で異常が発生 し た場合、 対象の部品を縮 退 し ます。 診断で異常が発生 し た場合、 対象の XSB を 縮退 し ます。 診断で異常が発生 し た場合、 対象の ド メ イ ン を縮退 し ます。 option に no-mem を指定 し た場合、 value には以下の ど ち ら か を 指定で き ます。 true false メ モ リ を ド メ イ ン で使用 さ せ ません。 メ モ リ を ド メ イ ン で使用 さ せ ます ( デフ ォ ル ト )。 option に no-io を指定 し た場合、 value には以下の ど ち ら か を指 定で き ます。 true false 入出力デバ イ ス を ド メ イ ン で使用 さ せ ませ ん。 入出力デバ イ ス を ド メ イ ン で使用 さ せ ます ( デフ ォ ル ト )。 option に float を指定 し た場合、 value には以下の ど ち ら か を指 定で き ます。 true false フ ロ ーテ ィ ン グ ボー ド にな り 易 く し ます。 フ ロ ーテ ィ ン グ ボー ド にな り 易 く し ません ( デフ ォ ル ト )。 System Administration 139 setdcl(8) オペ ラ ン ド 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 lsb 詳細説明 使用例 設定す る LSB 番号を指定 し ます。 lsb は 00 か ら 15 ま での整数で 指定で き ます。 スペー ス で区切っ て複数指定で き ます。 lsb は ド メ イ ン内で一意の値を指定 し て く だ さ い。 同 じ lsb を指定 し た場 合はエ ラ ー と な り ます。 ■ 指定 し た LSB に対応 さ せた XSB がすでに ド メ イ ン構成に組み込 ま れてい る 場合は、 LSB に設定 さ れてい る 内容は変更で き ません。 deleteboard(8) コ マ ン ド で ド メ イ ン構成か ら 割 り 当て を解除 し 、 moveboard(8) コ マ ン ド で他の ド メ イ ン構成へ 組みなお し てか ら 変更 し て く だ さ い。 ■ 指定 し た ド メ イ ン が稼働 し てい る 場合、 policy の値は変更で き ません。 指定 し た ド メ イ ン の電源を切断 し てか ら 変更 し て く だ さ い。 ■ showdcl(8) コ マ ン ド を使用す る と 、現在設定 さ れてい る DCL の情報が確認で き ま す。 使用例 1 ド メ イ ン ID 0 の LSB#00 に XSB#00-0 を、 LSB#01 に XSB#00-1 を設定 し ます。 XSCF> setdcl -d 0 -a 00=00-0 01=00-1 使用例 2 ド メ イ ン ID 0 の LSB #00, #01 に no-mem=true を設定 し ます。 XSCF> setdcl -d 0 -s no-mem=true 00 01 使用例 3 ド メ イ ン ID 0 に configuration-policy=system を設定 し ます。 XSCF> setdcl -d 0 -s policy=system 使用例 4 ド メ イ ン ID 0 の LSB#00, #01 に対応 し てい る XSB を ク リ ア し ます。 XSCF> setdcl -d 0 -r 00 01 終了ス テー タ ス 関連項目 140 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 addboard(8), deleteboard(8), moveboard(8), setupfru(8), showboards(8), showdcl(8), showdevices(8), showfru(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 setdomainmode(8) 名前 setdomainmode - ド メ イ ン の動作モー ド を設定 し ます。 形式 setdomainmode [ [-q] -{y|n}] -d domain_id -m function=mode setdomainmode -h 説明 setdomainmode(8) は、 ド メ イ ン の動作モー ド を設定す る コ マ ン ド です。 ド メ イ ン の動作モー ド には、 以下の種類があ り ます。 Diagnostic Level OpenBoot PROM の診断 レベル。 デフ ォ ル ト は標準です。 Secure Mode host watchdog 監視お よ び Break 信号受信抑止機能の有効、 無 効。 デフ ォ ル ト は host watchdog 監視有効、 Break 信号受信抑止 有効です。 Autoboot ド メ イ ン起動時のオー ト ブー ト の有効、 無効。 デフ ォ ル ト は有効 です。 CPU Mode ド メ イ ン に搭載 さ れてい る CPU の動作モー ド の設定方法。 CPU 動作モー ド の設定方法には、 ド メ イ ン起動時に自動的に判別 さ せ る 方法 と 、 手動で互換モー ド に設定す る 方法があ り ます。 デフ ォ ル ト は、 ド メ イ ン起動時に自動的に判別 さ せ ます。 CPU 動作モー ド には以下の 2 種類があ り ます。 SPARC64 VII 拡張モー ド SPARC64 VII プ ロ セ ッ サの拡張 さ れた機能を利用 し て動作 し ます。 SPARC64 VII プ ロ セ ッ サだけで構成 さ れた ド メ イ ン で、 CPU 動作モー ド を自動的に判別 さ せ る 場合にだけ設定 さ れ ます。 SPARC64 VI 互換モー ド 搭載 さ れてい る すべての CPU が SPARC64 VI プ ロ セ ッ サ と 同等の機能で動作 し ます。 ド メ イ ン が ど の よ う な CPU 構成 で も 設定で き ます。 ド メ イ ン の動作モー ド のいずれか を設定す る と 、 現在の設定内容が一覧表示 さ れ ま す。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 ■ OpenBoot PROM 診断 レベル fieldeng すべての ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 System Administration 141 setdomainmode(8) ■ host watchdog 監視お よ び Break 信号受信抑止、オー ト ブー ト 機能、CPU 動作モー ド platadm すべての ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 domainadm 管理権限を持つ ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 142 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -d domain_id 設定す る ド メ イ ン ID を指定 し ます。 domain_id はシ ス テ ム構成に よ っ て、 0 か ら 23 ま での整数で指定で き ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2008 年 3 月改版 setdomainmode(8) -m function=mode 動作モー ド と その値を設定 し ます。 function には動作モー ド を指 定 し ます。 以下のいずれか を指定で き ます。 diag secure autoboot cpumode OpenBoot PROM の診断 レベルを設定 し ま す。 host watchdog 監視、 Break 信号受信抑止機 能を設定 し ます。 オー ト ブー ト 機能を設定 し ます。 CPU 動作モー ド を設定 し ます。 function に diag を指定 し た場合、 mode には以下のいずれか を指 定で き ます。 注 – 電源が投入 さ れてい る ド メ イ ン には設定で き ません。 none 診断を行い ません。 min 診断 レベルを 「標準」 に設定 し ます。 max 診断 レベルを 「最大」 に設定 し ます。 function に secure を指定 し た場合、 mode には以下の ど ち ら か を 指定で き ます。 設定 し た内容は、 ド メ イ ン の電源を投入 ま たは再 起動す る と 反映 さ れ ます。 on off host watchdog 監視、 Break 信号受信抑止を 有効に し ます。 host watchdog 監視、 Break 信号受信抑止を 無効に し ます。 function に autoboot を指定 し た場合、 mode には以下の ど ち ら か を指定で き ます。 設定 し た内容は、 ド メ イ ン の電源を投入 ま た は再起動す る と 反映 さ れ ます。 on off オー ト ブー ト 機能を有効に し ます。 オー ト ブー ト 機能を無効に し ます。 function に cpumode を指定 し た場合、 mode には以下の ど ち ら か を指定で き ます。 注 – 電源が投入 さ れてい る ド メ イ ン には設定で き ません。 auto ドメイン起動時に CPU 動作モー ド を自動的に判別します。 ドメインに搭載されている CPU 構成によって、以下のいず れかの CPU 動作モー ド が設定されます。 ■ SPARC64 VII プ ロ セ ッ サだけで構成 さ れてい る 場合 : SPARC64 VII 拡張モー ド ■ SPARC64 VII と VI プ ロ セ ッ サが混在 し てい る 場合 : SPARC64 VI 互換モー ド ■ SPARC64 VI プ ロ セ ッ サだけで構成 さ れてい る 場合 : SPARC64 VI 互換モー ド compatible 搭載されている CPU に関係な く 、 CPU 動作モー ド を SPARC64 VI 互換モードに設定します。 System Administration 143 setdomainmode(8) 詳細説明 -n プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "n" (no) と 応答 し ます。 -q プ ロ ン プ ト を含む、 標準出力への メ ッ セージ を表示 し ない よ う に し ます。 -y プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "y" (yes) と 応答 し ます。 ■ コ マ ン ド を実行す る と 、 指定 し た内容で実行 し て よ いか を確認す る ためのプ ロ ン プ ト が表示 さ れ ます。 実行す る 場合は "y"、 中断す る 場合は "n" を入力 し ます。 ■ ド メ イ ン に設定 さ れてい る CPU 動作モー ド に よ り 、 Dynamic Reconfiguration (DR) 操作で追加可能な シ ス テ ム ボー ド が決 ま り ます。 以下の と お り です。 ド メ イ ンの CPU 構成 CPU Mode の値 現在の CPU 動作モー ド DR 操作で追加可能な シ ス テムボー ド の CPU 構成 SPARC64 VII auto SPARC64 VII 拡張モー ド SPARC64 VII compatible SPARC64 VI 互換モー ド すべての CPU 構成 SPARC64 VII/VI auto または compatible SPARC64 VI 互換モー ド すべての CPU 構成 SPARC64 VI auto または compatible SPARC64 VI 互換モー ド すべての CPU 構成 CPU 動作モー ド と DR 操作に関す る 詳細については、 『SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サーバ Dynamic Reconfiguration(DR) ユーザーズ ガ イ ド 』 を参照 し て く だ さ い。 ■ 上記以外のシ ス テ ム ボー ド を ド メ イ ン に追加す る 場合は、 ド メ イ ン の電源切断 / 投入、 ま たは再起動を伴 う ド メ イ ン の再構築を行 う 必要があ り ます。 ■ CPU 動作モー ド を自動的に判別 し てい る 場合に、 以下の よ う な状態が発生す る と 、 ド メ イ ン再起動時に CPU 動作モー ド が、 SPARC64 VI 互換モー ド か ら SPARC64 VII 拡張モー ド に変わ り ます。 SPARC64 VII 拡張モー ド にな る と SPARC64 VI プ ロ セ ッ サが搭載 さ れた シ ス テ ム ボー ド を DR 操作で追加で き な く な り ます。 ■ SPARC64 VII と VI プ ロ セ ッ サ混在時に、SPARC64 VI プ ロ セ ッ サの故障に よ る 再起動後、 SPARC64 VI プ ロ セ ッ サが ド メ イ ン上にな く な っ て し ま っ た場合 ド メ イ ン に SPARC64 VI プ ロ セ ッ サが搭載 さ れてい る 、 ま たは搭載す る 予定の場 合は、 CPU 動作モー ド を SPARC64 VI 互換モー ド に設定 し て く だ さ い。 144 ■ 現在、 ド メ イ ン に設定 さ れてい る CPU 動作モー ド を確認す る 場合は、 Solaris OS 上で prtdiag(1M) コ マ ン ド を実行 し ます。 prtdiag(1M) コ マ ン ド については、 Solaris OS のマニ ュ アルページ を参照 し て く だ さ い。 ■ オペ レー タ ーパネルのモー ド ス イ ッ チが 「Service」 の場合は、 setdomainmode(8) コ マ ン ド で設定 さ れた内容にかかわ ら ず、 ド メ イ ン の動作 モー ド は以下の よ う に設定 さ れ ます。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2008 年 3 月改版 setdomainmode(8) ■ ■ 使用例 OpenBoot PROM 診断 レベル (Diagnostic Level), CPU 動作モー ド (CPU Mode): setdomainmode(8) コ マ ン ド の設定どお り host watchdog 監視お よ び Break 信号受信抑止 (Secure Mode), オー ト ブー ト 機 能 (Autoboot): 無効 ■ OpenBoot PROM 環境変数 "auto-boot?" が false に設定 さ れてい る 場合は、オー ト ブー ト 機能は無効 と な り ます。 ■ OpenBoot PROMの診断 レベルはaddboard(8) コ マ ン ド と moveboard(8) コ マ ン ド の diag level に適用 さ れ ます。 ■ showdomainmode(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 現在設定 さ れてい る ド メ イ ン の動 作モー ド の内容が確認で き ます。 使用例 1 ド メ イ ン ID 0 の OpenBoot PROM の診断レベルを none に設定 し ます。 XSCF> setdomainmode -d 0 -m diag=none Diagnostic Level :min -> none Secure Mode :on -> Autoboot :on -> CPU Mode :auto -> The specified modes will be changed. Continue? [y|n]:y configured. Diagnostic Level :none Secure Mode :on (host watchdog: available Break-signal:non-receive) Autoboot :on (autoboot:on) CPU Mode :auto 使用例 2 ド メ イ ン ID 0 のオー ト ブー ト 機能を有効に し ます。 プ ロ ンプ ト には自動的に "y" と 応答 し ます。 XSCF> setdomainmode -y -d 0 -m autoboot=on Diagnostic Level :none -> Secure Mode :on -> Autoboot :off -> on CPU Mode :auto -> The specified modes will be changed. Continue? [y|n]:y configured. Diagnostic Level :none Secure Mode :on (host watchdog: available Break-signal:non-receive) Autoboot :on (autoboot:on) CPU Mode :auto 使用例 3 setdomainmode(8) コ マ ン ド での設定を途中で中止 し ます。 XSCF> setdomainmode -d 0 -m diag=none Diagnostic Level :min -> none Secure Mode :on -> Autoboot :on -> - System Administration 145 setdomainmode(8) CPU Mode :auto -> The specified modes will be changed. Continue? [y|n]:n 使用例 4 ド メ イ ン ID 0 のオー ト ブー ト 機能を有効に し ます。 メ ッ セージは非表示に し て、 プ ロ ンプ ト には自動的に "y" と 応答 し ます。 XSCF> setdomainmode -q -y -d 0 -m autoboot=on 終了ス テー タ ス 関連項目 146 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 showdomainmode(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2008 年 3 月改版 setdomparam(8) 名前 setdomparam - OpenBoot PROM 環境変数を強制的に書 き 換え ます。 形式 setdomparam [ [-q] -{y|n}] -d domain_id use-nvramrc setdomparam [ [-q] -{y|n}] -d domain_id security-mode setdomparam [ [-q] -{y|n}] -d domain_id set-defaults setdomparam -h 説明 setdomparam(8) は、 OpenBoot PROM 環境変数を書 き 換え る コ マ ン ド です。 指定 し た ド メ イ ン、 ま たはすべての ド メ イ ン に対 し て書 き 換えがで き ます。 以下の OpenBoot PROM 環境変数が設定できます。 use-nvramrc? ド メ イ ン のブー ト ま たは リ ブー ト 時に NVRAM の内容を実行 するかど う か security-mode? フ ァ ーム ウ ェ アのセ キ ュ リ テ ィ レベルの設定 set-defaults ユーザー権限 OpenBoot PROM 環境変数を工場出荷時の状態に戻すか ど う か こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 platadm すべての ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 domainadm 管理権限を持つ ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -d domain_id OpenBoot PROM 環境変数を書 き 換え る ド メ イ ン ID を指定 し ま す。 domain_id はシ ス テ ム構成に よ っ て、 0 か ら 23 ま での整数で 指定で き ます。 注 – 電源が投入 さ れてい る ド メ イ ンは指定で き ません。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -n プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "n" (no) と 応答 し ます。 -q プ ロ ン プ ト を含む、 標準出力への メ ッ セージ を表示 し ない よ う に し ます。 -y プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "y" (yes) と 応答 し ます。 System Administration 147 setdomparam(8) オペ ラ ン ド 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 use-nvramrc 環境変数 use-nvramrc? を false に設定 し ます。 security-mode 環境変数 security-mode? を none に設定 し ます。 set-defaults 詳細説明 使用例 OpenBoot PROM 環境変数を工場出荷時の状態に戻 し ます。 コ マ ン ド を実行す る と 、 指定 し た内容で実行 し て よ いか を確認す る ためのプ ロ ン プ ト が表示 さ れ ます。 実行す る 場合は "y"、 中断す る 場合は "n" を入力 し ます。 使用例 1 ド メ イ ン ID 0 の OpenBoot PROM 環境変数 use-nvramrc? を false に設定 し ます。 XSCF> setdomrarm -d 0 use-nvramrc DomainIDs of domains that will be affected:00,01 OpenBoot PROM variable use-nvram will be set to false. Continue? [y|n]:y 使用例 2 ド メ イ ン ID 0 の OpenBoot PROM 環境変数 security-mode? を none に設 定 し ます。 XSCF> setdomrarm -d 0 security-mode DomainIDs of domains that will be affected:00,01 OpenBoot PROM variable security-mode will be set to none. Continue? [y|n]:y 使用例 3 ド メ イ ン ID 0 の OpenBoot PROM 環境変数を工場出荷時の状態に初期化 し ま す。 XSCF> setdomrarm -d 0 set-defaults DomainIDs of domains that will be affected:00 All OpenBoot PROM variable will be reset to original default values. Continue? [y|n]:y 使用例 4 ド メ イ ン ID 1 の OpenBoot PROM 環境変数を工場出荷時の状態に初期化 し ま す。 メ ッ セージは非表示に し て、 プ ロ ンプ ト には自動的に "y" と 応答 し ます。 XSCF> setdomrarm -q -y -d 1 set-defaults 終了ス テー タ ス 148 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 setdscp(8) 名前 setdscp - ド メ イ ン / サービ ス プ ロ セ ッ サ間通信プ ロ ト コ ル (DSCP) の IP ア ド レ ス割 り 当て を設定 し ます。 形式 setdscp [-v] setdscp [-f] [-v] [ [-q] -{y|n}] -i address -m netmask setdscp [-f] [-v] [ [-q] -{y|n}] -s -i address setdscp [-f] [-v] [ [-q] -{y|n}] -d domain_id -i address setdscp -h 説明 setdscp(8) は、 IP ア ド レ ス を DSCP リ ン ク に割 り 当て る コ マ ン ド です。 setdscp(8) コ マ ン ド は、 初期設定にのみ使用す る こ と を目的 と し てい ます。 こ の コ マ ン ド を実行す る と き は、 ド メ イ ン の電源を投入 し ないで く だ さ い。 注 – setdscp(8) コ マ ン ド を使用 し て DSCF の IP ア ド レ ス を変更 し た あ と 、 指定 し た IP ア ド レ ス を使用す る ためには、 サービ ス プ ロ セ ッ サ を リ セ ッ ト す る 必要があ り ます。 すべての DSCP リ ン ク で使用す る ためのネ ッ ト ワ ー ク ア ド レ ス は、-i address オプ シ ョ ン と -m netmask オプシ ョ ン を使用 し て指定で き ます。 こ の動作モー ド では、 サービ ス プ ロ セ ッ サお よ び ド メ イ ン固有の各 DSCP リ ン ク で使用 さ れ る IP ア ド レ ス は、 ネ ッ ト ワ ー ク ア ド レ ス に よ っ て示 さ れ る ア ド レ ス範囲の中か ら 自動的に選択 さ れ ます。 個々の ド メ イ ン固有 DSCP リ ン ク の IP ア ド レ ス を、 その他すべての DSCP ア ド レ ス 設定値 と は別に設定す る には、-d domain_id オプシ ョ ン と -i address オプシ ョ ン を使 用 し ます。 サービ ス プ ロ セ ッ サの IP ア ド レ ス を、 その他すべての DSCP ア ド レ ス設定値 と は別 に設定す る には、-s オプシ ョ ン と -i address オプシ ョ ン を使用 し ます。 DSCP を以前に設定 し ていた場合は、 現在の設定が表示 さ れ ます。 表示 さ れた設定 が適切な場合は、 [Enter] キーを押す こ と でその ま ま使用で き ます。 事前に設定 さ れた ネ ッ ト ワ ー ク ア ド レ ス の範囲外に あ る 値を サービ ス プ ロ セ ッ サ ま たは ド メ イ ン のア ド レ ス と し て設定 し た場合や、 設定 し た ア ド レ ス が別の ド メ イ ン やサービ ス プ ロ セ ッ サにすでに割 り 当て ら れてい る ア ド レ ス と 競合す る 場合は、 エ ラ ーが発生 し ます。 こ れ ら のエ ラ ーは、-f オプシ ョ ン を使用 し て無効にで き ます。 注 – 矛盾 し た IP ア ド レ ス で-f オプシ ョ ン を使用す る と 、 間違っ た構成 と な る 場合 があ り ます。 こ の よ う な場合は、 DSCP に関す る 矛盾を適切に解決 し て く だ さ い。 setdscp(8) コ マ ン ド を何 も 指定 し ないで実行す る と 対話モー ド と な り 、 DSCP の IP ア ド レ ス を順番に入力す る ためのプ ロ ン プ ト が表示 さ れ ます。 ( 非対話モー ド ではす べての ド メ イ ン の IP ア ド レ ス を-i お よ び-m オプシ ョ ン を使用 し て設定 し ます。 ) System Administration 149 setdscp(8) 必要な設定が終わ っ た ら 、 設定 し た内容を確認 し 、 DSCP 構成のデー タ ベー ス に コ ミ ッ ト す る か ど う か を決め る こ と がで き ます。 注 – 対話モー ド で setdscp(8) コ マ ン ド を実行 し た場合は、 (-q オプシ ョ ン の使用 にかかわ ら ず)-y ま たは-n オプシ ョ ン が使用で き ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm ま たは fieldeng 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 使用例 150 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -d domain_id ド メ イ ン識別子。 domain_id には、 シ ス テ ム構成に よ っ て、 0 か ら 23 ま での整数で指定で き ます。-i address オプシ ョ ン と 一緒に指定 し ます。 -f 範囲外やア ド レ ス競合に よ る エ ラ ーを無視 し 、 新 し い設定値を強 制的に コ ミ ッ ト し ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -i address IP ア ド レ ス を IPv4 の ド ッ ト つ き 10 進表記で指定 し ます。 ■ -m netmask と 一緒に指定す る 場合、シ ス テ ム内の DSCP リ ン ク す べてのネ ッ ト ワ ー ク ア ド レ ス を指定 し ます。 ■ -d domain_id と 一緒に指定す る 場合、 DSCP で使用 さ れ る 個々の ド メ イ ン固有 IP ア ド レ ス を指定 し ます。 ■ -s オプシ ョ ン と 一緒に指定す る 場合、 シ ス テ ム内の DSCP リ ン ク すべてのサービ ス プ ロ セ ッ サ側で使用 さ れ る IP ア ド レ ス を指 定 し ます。 -m netmask シ ス テ ム内の DSCP リ ン ク すべてのネ ッ ト マ ス ク ア ド レ ス を指定 し ます。-i address オプシ ョ ン と 一緒に指定 し ます。 -n プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "n" (no) と 応答 し ます。 -s シ ス テ ム内の DSCP リ ン ク すべてのサービ ス プ ロ セ ッ サ側を指定 し ます。-i address オプシ ョ ン と 一緒に指定 し ます。 -y プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "y" (yes) と 応答 し ます。 注 – 以下の使用例に示す IP ア ド レ ス は、 単な る サ ン プルです。 使用 し てい る ネ ッ ト ワ ー ク で有効な IP ア ド レ ス については、 シ ス テ ム に付属 さ れてい る 『SPARC Enterprise M8000/M9000 サーバ 設置計画マニ ュ アル』 ま たは 『SPARC Enterprise M4000/M5000 サーバ 設置計画マニ ュ アル』 を参照 し て く だ さ い。 特定の状況下で 不正なネ ッ ト ワ ー ク IP ア ド レ ス を使用す る と 、 シ ス テ ム が起動不能にな る 可能性が あ り ます。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 setdscp(8) 使用例 1 すべての ド メ イ ンに対 し て DSCP ア ド レ ス を割 り 当て ます。 XSCF> setdscp -y -i 10.1.1.0 -m 255.255.255.0 Commit these changes to the database? [y|n] : y 使用例 2 ド メ イ ン ID 1 へ代替 IP ア ド レ ス を割 り 当て ます。 XSCF> setdscp -d 1 -i 10.1.1.26 Commit these changes to the database? [y|n] : y 使用例 3 -q と -y オプシ ョ ン を使用 し てネ ッ ト マ ス ク ア ド レ ス を指定 し ます。 XSCF> setdscp -q -y -i 10.1.1.0 -m 255.255.255.0 使用例 4 対話モー ド を使用 し て DSCP ア ド レ ス を設定 し ます。 対話モー ド の各プ ロ ン プ ト に よ っ て表示 さ れ る デフ ォ ル ト 値は、 以前の設定 と 一致 し てい ます。 こ のため、 DSCP 設定を対話的に確認お よ び変更す る こ と がで き ます。 こ の使用例では、 ネ ッ ト ワ ー ク ア ド レ ス の一部分のみを入力 し 、 その後は [Enter] キーを押 し て以降の設定値をすべて受け入れてい ます。 XSCF> setdscp DSCP network [0.0.0.0 ] > 10.1.1.0 DSCP netmask ] > 255.255.255.0 [255.0.0.0 XSCF address [10.1.1.1 ] > [ENTER] Domain #00 address [10.1.1.2 ] > [ENTER] Domain #01 address [10.1.1.3 ] > [ENTER] Domain #02 address [10.1.1.4 ] > [ENTER] Domain #03 address [10.1.1.5 ] > [ENTER] Domain #04 address [10.1.1.6 ] > [ENTER] Domain #05 address [10.1.1.7 ] > [ENTER] Domain #06 address [10.1.1.8 ] > [ENTER] Domain #07 address [10.1.1.9 ] > [ENTER] Domain #08 address [10.1.1.10 ] > [ENTER] Domain #09 address [10.1.1.11 ] > [ENTER] Domain #10 address [10.1.1.12 ] > [ENTER] Domain #11 address [10.1.1.13 ] > [ENTER] Domain #12 address [10.1.1.14 ] > [ENTER] Domain #13 address [10.1.1.15 ] > [ENTER] Domain #14 address [10.1.1.16 ] > [ENTER] Domain #15 address [10.1.1.17 ] > [ENTER] Domain #16 address [10.1.1.18 ] > [ENTER] Domain #17 address [10.1.1.19 ] > [ENTER] Domain #18 address [10.1.1.20 ] > [ENTER] Domain #19 address [10.1.1.21 ] > [ENTER] Domain #20 address [10.1.1.22 ] > [ENTER] Domain #21 address [10.1.1.23 ] > [ENTER] System Administration 151 setdscp(8) Domain #22 address [10.1.1.24 ] > [ENTER] Domain #23 address [10.1.1.25 ] > [ENTER] Commit these changes to the database [y|n]? y 終了ス テー タ ス 関連項目 152 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 showdscp(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 setdualpowerfeed(8) 名前 setdualpowerfeed - 二系統受電モー ド を設定 し ます。 形式 setdualpowerfeed -s key setdualpowerfeed -h 説明 setdualpowerfeed(8) は、 本体装置の二系統受電モー ド を有効/無効にす る コ マ ン ド です。 setdualpowerfeed(8) コ マ ン ド は、 ミ ッ ド レ ン ジサーバにだけ有効です。 ハ イ エ ン ド サーバでは二系統受電用の電源筐体を接続す る と 、 自動的に、 二系統受電モー ド が設定 さ れ ます。 設定 し た内容を反映 さ せ る には、 rebootxscf(8) コ マ ン ド を使用 し て、 XSCF を リ セ ッ ト す る 必要があ り ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm ま たは fieldeng 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -s key 本体装置の二系統受電モー ド を設定 し ます。 key には以下の ど ち ら か を指定で き ます。 enable disable 詳細説明 使用例 二系統受電モードを有効にします。 二系統受電モードを無効にします。 showdualpowerfeed(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 現在の二系統受電モー ド の状態を 確認で き ます。 使用例 1 本体装置の二系統受電モー ド を無効に し ます。 リ ブー ト 前に メ ッ セージが表 示 さ れます。 XSCF> setdualpowerfeed -s disable enable -> disable NOTE: Dual power feed will be disabled the next time the platform is powered on. 使用例 2 本体装置の二系統受電モー ド を有効に し ます。 リ ブー ト 前に メ ッ セージが表 示 さ れます。 XSCF> setdualpowerfeed -s enable disable -> enable NOTE: Dual power feed will be enabled the next time the platform is powered on. System Administration 153 setdualpowerfeed(8) 終了ス テー タ ス 関連項目 154 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 showdualpowerfeed(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2008 年 3 月改版 setemailreport(8) 名前 setemailreport - 電子 メ ール レ ポー ト の設定デー タ を セ ッ ト ア ッ プ し ます。 形式 setemailreport [-v] [-t] setemailreport [-s variable= value]... setemailreport -h 説明 setemailreport(8) は、 リ モー ト 保守用に電子 メ ール レ ポー ト 機能の設定デー タ を セ ッ ト ア ッ プす る コ マ ン ド です。 一度デー タ を設定す る と 、 必要に応 じ て、 故障管理デーモ ン か ら メ ールが送信 さ れ る よ う にな り ます。 オプシ ョ ン を何 も 指定せずに setemailreport(8) コ マ ン ド を実行す る と 、 電子 メ ール レ ポー ト を有効にす る か ど う か を指定す る よ う に求め ら れ ます。 電子 メ ール レ ポー ト を有効にす る 場合、 電子 メ ールア ド レ ス の リ ス ト を入力す る よ う に求め ら れ ます。 オプシ ョ ン の意味は以下の と お り です。 -a 受信者の追加 -d 受信者の削除 -r 受信者の置換 ( デ フ ォ ル ト ) -s オプシ ョ ン を使用す る と 、 電子 メ ール レ ポー ト を非対話的にセ ッ ト ア ッ プで き ま す。 setsmtp(8) コ マ ン ド を使用 し て メ ールサーバ と ポー ト を設定 し た あ と は、 setemailreport -t コ マ ン ド でテ ス ト メ ールを送信で き る よ う にな り ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 System Administration 155 setemailreport(8) オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に 指定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -s variable=value 電子 メ ール レ ポー ト を設定 し ます。 variable の有効な値は以下の と お り です。 ■ enable ■ recipient enable で有効 と な る 値は以下の と お り です。 ■ yes ■ no recipient で有効 と な る 値は以下の と お り です。 ■ 任意の有効な企業電子 メ ールア カ ウ ン ト 使用例 -t テ ス ト 電子 メ ールを送信 し ます。 -v 詳細な メ ッ セージ を表示 し ます。 使用例 1 対話モー ド で電子 メ ールレ ポー ト を有効に し ます。 XSCF> setemailreport Enable Email Reporting? [no]:yes Email Recipient Address [[email protected]]: Do you want to send a test mail now (Yes/No): no 使用例 2 対話モー ド で電子 メ ールレ ポー ト 受信者を追加 し ます。 XSCF> setemailreport Enable Email Reporting? [yes]:[RETURN] Email Recipient Address[[email protected]]: -a [email protected] 使用例 3 対話モー ド で電子 メ ールレ ポー ト 受信者を削除 し ます。 XSCF> setemailreport Enable Email Reporting? [yes]:[RETURN] Email Recipient Address[[email protected]]: -d [email protected] 使用例 4 電子 メ ールレ ポー ト を非対話モー ド で有効に し ます。 XSCF> setemailreport -s enable=yes -s recipient=”[email protected], [email protected]” 使用例 5 テ ス ト 電子 メ ールを送信 し ます。 XSCF> setemailreport -t ....Sending test email to [email protected] [Email contents shown below] 156 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 setemailreport(8) Host Name: jupiter Send Timestamp: 04-20-2006 16:31:45 PST Mail Server: 10.4.1.1 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setsmtp(8), showemailreport(8) System Administration 157 setemailreport(8) 158 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 sethostname(8) 名前 sethostname - XSCF ユニ ッ ト のホ ス ト 名お よ び DNS ド メ イ ン名を設定 し ます。 形式 sethostname xscfu hostname sethostname -d domainname sethostname -h 説明 sethostname(8) は、 XSCF ユニ ッ ト のホ ス ト 名お よ び DNS ド メ イ ン名を設定す る コ マ ン ド です。 XSCF ユニ ッ ト が二重化構成の場合、 DNS ド メ イ ン名は XSCF ユニ ッ ト 共通 と な り ます。 ホ ス ト 名は XSCF ユニ ッ ト ご と に指定で き ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン オペ ラ ン ド 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -d domainname XSCF ユニ ッ ト に設定す る DNS ド メ イ ン名を指定 し ます。 domainname は ラ ベル要素を ピ リ オ ド (.) で区切っ た形式で、 hostname と 合わせた文字数が 254 文字以内にな る よ う に指定 し ま す。 254 文字を超え る と エ ラ ー と な り ます。 ラ ベル要素には英数 字 ま たはハ イ フ ン (-) が使用で き ます。 ただ し 、 先頭は英字、 末 尾は英数字で指定 し て く だ さ い。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 hostname XSCF ユニ ッ ト に設定す る ホ ス ト 名を指定 し ます。 Fully Qualified Domain Name(FQDN) ではな く 省略 さ れた形式 で、 64 文字以内で指定 し ます。 64 文字を超え る と エ ラ ー と な り ます。 英数字 ま たはハ イ フ ン (-) が使用で き ます。 ただ し 、 先頭 は英字、 末尾は英数字で指定 し て く だ さ い。 xscfu 設定す る XSCF ユニ ッ ト 名を指定 し ます。 シ ス テ ム構成に よ っ て 以下の よ う に指定で き ます。 省略 し た場合はエ ラ ー と な り ます。 xscf#0 xscf#1 詳細説明 ■ XSCF ユニ ッ ト 0 XSCF ユニ ッ ト 1 ( 二重化構成の場合 ) 設定 し た ホ ス ト 名お よ び DNS ド メ イ ン名を XSCF に反映 さ せ る には、 applynetwork(8) コ マ ン ド を実行 し ます。 applynetwork(8) コ マ ン ド で XSCF に反映 し た ら 、 rebootxscf(8) コ マ ン ド を使用 し て XSCF を リ セ ッ ト す る と 設定 が完了 し ます。 System Administration 159 sethostname(8) shownetwork(8) コ マ ン ド を使用す る と 、現在設定 さ れてい る XSCF ユニ ッ ト のホ ス ト 名お よ び DNS ド メ イ ン名が確認で き ます。 ■ 使用例 使用例 1 XSCF ユニ ッ ト 0 に scf0-hostname と い う ホ ス ト 名を設定 し ます。 XSCF> sethostname xscf#0 scf0-hostname 使用例 2 XSCF ユニ ッ ト に example.com と い う DNS ド メ イ ン名を設定 し ます。 XSCF> sethostname -d example.com 終了ス テー タ ス 関連項目 160 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 applynetwork(8), rebootxscf(8), showhostname(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 sethttps(8) 名前 sethttps - XSCF ネ ッ ト ワ ー ク で使用す る HTTPS サービ ス の開始 と 停止を設定 し ま す。 ま た、 認証関連の設定を行い ます。 形式 sethttps [ [-q] -{y|n}] -c enable sethttps -c disable sethttps -c gencsr country state | province locality organization organizationalunit common e-mail sethttps [ [-q] -{y|n}] -c genserverkey sethttps -c importca sethttps [ [-q] -{y|n}] -c selfsign country state | province locality organization organizationalunit common e-mail sethttps -h 説明 sethttps(8) は、 XSCF ネ ッ ト ワ ー ク で使用す る HTTPS サービ ス の開始 と 停止を設 定す る コ マ ン ド です。 ま た、 HTTPS サービ ス で使用 さ れ る 認証関連の設定を行い ま す。 認証に関連す る 項目 と し て、 以下の内容を設定で き ます。 ■ 自己認証局の構築 ■ 自己署名 さ れた web サーバ証明書の作成 ■ web サーバの秘密鍵の生成 ■ 外部認証局に対す る web サーバ証明書要求 (CSR; Certificate Signing Request) の生 成 ■ 外部認証局で署名 さ れた web サーバ証明書の イ ン ポー ト XSCF では HTTP はサポー ト さ れ ません。 HTTPS サービ ス だけサポー ト さ れ ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -c {enable|disable} HTTPS サービ ス の開始 ま たは停止を指定 し ます。 以下の ど ち ら か を指定で き ます。 省略 し た場合はエ ラ ー と な り ます。 enable disable HTTPS サービ ス を開始 し ます。 HTTPS サービ ス を停止 し ます。 -c gencsr CSR を生成 し ます。 -c genserverkey web サーバの秘密鍵を生成 し ます。 System Administration 161 sethttps(8) オペ ラ ン ド -c importca 認証局で署名 さ れた web サーバ証明書を XSCF へ イ ン ポー ト し ます。 -c selfsign 自己認証局を構築 し ます。 ま た、 自己署名 さ れた web サー バ証明書を作成 し ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一 緒に指定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -n プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "n" (no) と 応答 し ます。 -q プ ロ ン プ ト を含む、 標準出力への メ ッ セージ を表示 し ない よ う に し ます。 -y プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "y" (yes) と 応答 し ます。 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 common 作成者名やサーバのホ ス ト 名な ど、 共通名を指定 し ます。 country JP、 US な ど、 国名を 2 文字の コ ー ド で指定 し ます。 e-mail E-mail ア ド レ ス を指定 し ます。 locality 都市名な ど を指定 し ます。 organization 会社名な ど を指定 し ます。 organizationalunit 部、 課な ど、 所属を指定 し ます。 state|province 詳細説明 ■ HTTPS サーバを有効にす る 場合や自己認証局、 web サーバ証明書、 ま たは web サーバの秘密鍵がすでに存在す る 場合は、 指定 し た内容で実行 し て よ いか を確認 す る ためのプ ロ ン プ ト が表示 さ れ ます。 実行す る 場合は "y"、 中断す る 場合は "n" を入力 し ます。 ■ CSR は上書 き 作成 さ れ ます。 ■ XSCF ユニ ッ ト が二重化構成の場合、 ス タ ンバ イ 側の XSCF に対 し て も 自動的に設 定が反映 さ れ ます。 ス タ ンバ イ 側の XSCF に異常が発生 し てい る と き はエ ラ ー と な り ます。 ■ 外部認証局を利用す る 場合、 以下の よ う な と き はエ ラ ー と な り ます。 ■ ■ ■ 162 州名や県名な ど を指定 し ます。 "-c genserverkey" を実行 し ないで "-c gencsr" ま たは"-c enable" を実行 し たとき "-c genserverkey" を実行 し て web サーバの秘密鍵を作成 し て く だ さ い。 "-c importca" を実行 し ないで "-c enable" を実行 し た と き "-c importca" を実行 し て web サーバ証明書を イ ン ポー ト し て く だ さ い。 "-c importca"で イ ン ポー ト す る webサーバ証明書 と "-c genserverkey"で作 成 し た web サーバの秘密鍵が一致 し ない と き SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 sethttps(8) web サーバ証明書が正 し いか ど う か確認 し て く だ さ い。 使用例 ■ 設定 し た内容は、 rebootxscf(8) コ マ ン ド で XSCF を リ セ ッ ト す る と 反映 さ れ ま す。 ■ showhttps(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 現在の HTTPS サービ ス の内容が確認で き ます。 使用例 1 HTTPS サービ ス を開始 し ます。 XSCF> sethttps -c enable Continue? [y|n] :y Please reset the XSCF by rebootxscf to apply the https settings. 使用例 2 HTTPS サービ ス を停止 し ます。 XSCF> sethttps -c disable 使用例 3 以下の内容で CSR を生成 し ます。 country: JP, state|province: Kanagawa, locality: Kawasaki, organization: Example, organizationalunit: development, common: scf-host, e-mail: [email protected] XSCF> sethttps -c gencsr JP Kanagawa Kawasaki Example development \ scf-host [email protected] 使用例 4 以下の内容で自己認証局を構築 し 、 自己署名 さ れた web サーバ証明書を生成 し ます。country: JP, state|province: Kanagawa, locality: Kawasaki, organization: Example, organizationalunit: development, common: scf-host, e-mail: [email protected] XSCF> sethttps -c selfsign JP Kanagawa Kawasaki Example development scf-host [email protected] CA key and CA cert already exist. Do you still wish to update? [y|n] :y Enter passphrase: Verifying - Enter passphrase: 使用例 5 web サーバの秘密鍵を生成 し ます。 XSCF> sethttps -c genserverkey Server key already exists. Do you still wish to update? [y|n] :y Enter passphrase: Verifying - Enter passphrase: 使用例 6 web サーバの秘密鍵を生成 し ます。 プ ロ ンプ ト には自動的に "y" と 応答 し ま す。 XSCF> sethttps -c genserverkey Server key already exists. Do you still wish to update? [y|n] :y Enter passphrase: Verifying - Enter passphrase: System Administration 163 sethttps(8) 使用例 7 web サーバの秘密鍵を生成 し ます。 メ ッ セージは非表示に し て、 プ ロ ンプ ト には自動的に "y" と 応答 し ます。 XSCF> sethttps -c genserverkey -q -y Enter passphrase: Verifying - Enter passphrase: 使用例 8 web サーバ証明書を イ ン ポー ト し ます。 終了は Enter キーを押 し てか ら 、 Ctrl+D を実行 し ます。 XSCF> sethttps -c importca Please import a certificate: -----BEGIN CERTIFICATE----MIIDdTCCAt6gAwIBAgIBATANBgkqhkiG9w0BAQQFADCBgTELMAkGA1UEBhMCamox DjAMBgNVBAgTBXN0YXRlMREwDwYDVQQHEwhsb2NhbGl0eTEVMBMGA1UEChMMb3Jn YW5pemF0aW9uMQ8wDQYDVQQLEwZvcmdhbmkxDzANBgNVBAMTBmNvbW1vbjEWMBQG CSqGSIb3DQEJARYHZWUubWFpbDAeFw0wNjA1MzAwNTI5MTVaFw0xNjA1MjcwNTI5 MTVaMG4xCzAJBgNVBAYTAmpqMQ4wDAYDVQQIEwVzdGF0ZTEVMBMGA1UEChMMb3Jn YW5pemF0aW9uMQ8wDQYDVQQLEwZvcmdhbmkxDzANBgNVBAMTBmNvbW1vbjEWMBQG CSqGSIb3DQEJARYHZWUubWFpbDCBnzANBgkqhkiG9w0BAQEFAAOBjQAwgYkCgYEA nkPntf+TjYtyKlNYFbO/YavFpUzkYTLHdt0Fbz/tZmGd3e6Jn34A2W9EC7D9hjLs j+kAP41Al6wFwGO7KP3H4iImX0Uysjl9Hyk4jLBU51sw8JqvT2utTjltV5mFPKL6 5A51Yuhf8OGrR+bYGli6H1a6RPmlMSD7Z0AGDxR0eY0CAwEAAaOCAQ0wggEJMAkG A1UdEwQCMAAwLAYJYIZIAYb4QgENBB8WHU9wZW5TU0wgR2VuZXJhdGVkIENlcnRp ZmljYXRlMB0GA1UdDgQWBBQHIlCmI7QyZa8zpt1Hl6EfLR+EwDCBrgYDVR0jBIGm MIGjgBTnQYs6jzD7wdDhk7wsFeJGVaUTtaGBh6SBhDCBgTELMAkGA1UEBhMCamox DjAMBgNVBAgTBXN0YXRlMREwDwYDVQQHEwhsb2NhbGl0eTEVMBMGA1UEChMMb3Jn YW5pemF0aW9uMQ8wDQYDVQQLEwZvcmdhbmkxDzANBgNVBAMTBmNvbW1vbjEWMBQG CSqGSIb3DQEJARYHZWUubWFpbIIBADANBgkqhkiG9w0BAQQFAAOBgQCqBFbo88Hi yvOUyW8E8ll1AbuA04IrnjHI4cjHq9NuSX1w8mJsXKTVMx3WZCJpJDC+f/WoRMKw R+OpXAVQvb2tjIn3kO99dq+begECo4mwknW1t7QI7A1BkcW2/MkOolIRa6iP1Zwg JoPmwAbrGyAvGUtdzUoyIH0jl7dRQrVIRA== -----END CERTIFICATE----- [Enter] [Ctrl+D] 終了ス テー タ ス 関連項目 164 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 showhttps(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 setldap(8) 名前 setldap - XSCF を Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) ク ラ イ ア ン ト と し て 設定 し ます。 形式 setldap {-b bind} {-B baseDN} {-c certchain} {-p} {-s servers} {-t uesr} -T timeout setldap -h 説明 setldap(8) は、 XSCF を LDAP ク ラ イ ア ン ト と し て設定す る コ マ ン ド です。 注 – LDAP ク ラ イ ア ン ト は UNIX Crypt ま たは MD5 であ る CRYPT 形式のパ ス ワ ー ド だけ を サポー ト し てい ます。 し たが っ て、 LDAP サーバ も こ の形式のパ ス ワ ー ド を サポー ト す る 必要があ り ます。 詳細については、 『SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サーバ ア ド ミ ニ ス ト レーシ ョ ン ガ イ ド 』 を参照 し て く だ さ い。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 useradm 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -B baseDN 検索ベー ス の識別名を指定 し ます。 -b bind LDAP サーバへ接続す る と き に使用す る バ イ ン ド ID を設定 し ま す。 -c certchain LDAP サーバの証明書チ ェ ーン を イ ン ポー ト し て く る リ モー ト フ ァ イ ルを指定 し ます。 こ の証明書チ ェ ーンは PEM 形式で あ る 必 要があ り ます。 リ モー ト フ ァ イ ルは、 標準の scp 構文 ([user@]host:file.) を使用 し て指定 さ れ、 scp を使用 し て イ ン ポー ト さ れ ます。 コ ピーでユーザーパ ス ワ ー ド が必要な場合は、 入力す る よ う に求め ら れ ます。-c オプシ ョ ン を使用す る と 、 LDAP への接続時に、 TLS の使用が暗黙的に有効にな り ます。 こ の動作 は、 certchain を none に指定 し て無効にで き ます。 証明書チ ェ ーン はサ イ ズが 64K 以下であ る こ と と 、 有効で あ る こ と が必要です。 そ う でない場合は、 拒否 さ れ ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -p LDAP サーバへ接続す る と き に使用す る パ ス ワ ー ド を設定 し ます。 パ ス ワ ー ド を入力す る よ う に求め ら れ ます。 System Administration 165 setldap(8) 使用例 -s servers プ ラ イ マ リ LDAP サーバ と セ カ ン ダ リ LDAP サーバ、 お よ びポー ト を設定 し ます。 servers は、 server:port 形式で指定 し ます。 カ ン マ (,) で区切っ て複数指定で き ます。 port は数字で、 server は名前 ま た は ド ッ ト つ き 10 進表記の IP ア ド レ ス、 のいずれかで指定 し ます。 た と えば、 10.8.31.14.636,company:636 の よ う にな り ます。 リ ス ト 内の最初のサーバがプ ラ イ マ リ と な り ます。 サーバ名は DNS サーバに よ っ て、 名前解決可能で あ る 必要があ り ます。 -t user 設定 さ れたすべての LDAP サーバへの接続を テ ス ト し ます。 設定 し た各サーバか ら 、 指定 し たユーザーのパ ス ワ ー ド デー タ の取得 を試み、 すべての ケー ス についての、 成功 ま たは失敗を レ ポー ト し ます。 -T timeout LDAP 検索に許容 さ れてい る 、 検索結果を返す ま での最大時間を 設定 し ます。 使用例 1 LDAP サーバへ接続す る と き に使用す る バ イ ン ド 名を設定 し ます。 XSCF> setldap -b user -p Password: <Enter password> XSCF> showldap Bind Name: user Base Distinguished Name: Not set LDAP Search Timeout: 0 Bind Password: Set LDAP Servers: None CERTS: None 使用例 2 検索ベー ス の識別名を指定 し ます。 XSCF> setldap -B ou=people,dc=company,dc=com XSCF> showldap Bind Name: user Base Distinguished Name: ou=people,dc=company,dc=com LDAP Search Timeout: 0 Bind Password: Set LDAP Servers: None CERTS: None 使用例 3 LDAP 検索の タ イ ム ア ウ ト を設定 し ます。 XSCF> setldap -T 60 XSCF> showldap Bind Name: Base Distinguished Name: LDAP Search Timeout: Bind Password: LDAP Servers: CERTS: 166 user ou=people,dc=company,dc=com 60 Set None None SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 setldap(8) 使用例 4 LDAP サーバを設定 し ます。 XSCF> setldap -s ldap://company.com,ldaps://company2.com XSCF> showldap Bind Name: user Base Distinguished Name: ou=people,dc=company,dc=com LDAP Search Timeout: 60 Bind Password: Set LDAP Servers: ldap://company.com:389 ldaps://company2.com:636 CERTS: None 使用例 5 証明書チ ェーン を イ ン ポー ト し ます。 XSCF> setldap -c [email protected]:/path/to/cacert.pem XSCF> showldap Bind Name: user Base Distinguished Name: ou=people,dc=company,dc=com LDAP Search Timeout: 60 Bind Password: Set LDAP Servers: ldap://company.com:389 ldaps://company2.com:636 CERTS: cacert.pem 使用例 6 指定 し たユーザーで、 LDAP 接続を テ ス ト し ます。 XSCF> setldap -t jsmith company.com:389 PASSED 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 showldap(8) System Administration 167 setldap(8) 168 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 setlocale(8) 名前 setlocale - XSCF のデフ ォ ル ト の ロ ケールを設定 し ます。 形式 setlocale -s locale setlocale -h 説明 setlocale(8) は、 XSCF のデ フ ォ ル ト の ロ ケールを設定す る コ マ ン ド です。 設定で き る ロ ケールは英語 ま たは日本語です。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -s locale XSCF のデフ ォ ル ト の ロ ケールを指定 し ます。 locale には以下の ど ち ら かが指定で き ます。 C ja_JP.UTF-8 詳細説明 使用例 ロ ケールを英語に設定 し ます。 ロ ケールを日本語に設定 し ます。 ■ 設定 さ れた ロ ケールは、 次回の ロ グ イ ン以降で有効にな り ます。 ■ showlocale(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 現在設定 さ れてい る ロ ケールが確認で き ます。 使用例 1 XSCF のデフ ォ ル ト の ロ ケールを英語に設定 し ます。 XSCF> setlocale -s C C 使用例 2 XSCF のデフ ォ ル ト の ロ ケールを日本語に設定 し ます。 XSCF> setlocale -s ja_JP.UTF-8 ja_JP.UTF-8 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 showlocale(8) System Administration 169 setlocale(8) 170 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 setlocator(8) 名前 setlocator - オペ レー タ ーパネルの、 CHECK LED の点滅状態を設定 し ます。 形式 setlocator value setlocator -h 説明 setlocator(8) は、 オペ レー タ ーパネルの、 CHECK LED の点滅状態を設定す る た めの コ マ ン ド です。 以下の状態が設定で き ます。 ユーザー権限 点滅開始 CHECK LED を点滅 さ せ ます。 点滅解除 CHECK LED の点滅を解除 し ます こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm ま たは fieldeng 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h オペ ラ ン ド 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 value CHECK LED の状態を指定 し ます。 以下の ど ち ら か を指定で き ま す。 blink reset 詳細説明 使用例 CHECK LED を点滅 さ せ ます。 CHECK LED の点滅を解除 し ます。 showlocator(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 CHECK LED の状態を確認で き ます。 使用例 1 CHECK LED を点滅 さ せます。 XSCF> setlocator blink 使用例 2 CHECK LED の点滅を解除 し ます。 XSCF> setlocator reset 終了ス テー タ ス 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 System Administration 171 setlocator(8) 関連項目 172 showlocator(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 setlookup(8) 名前 setlookup - 認証 と ユーザー権限に関す る 参照先を設定 し ます。 形式 setlookup -a {local|ldap} setlookup -p {local|ldap} setlookup -h 説明 ユーザー権限 setlookup(8) は、 認証 と ユーザー権限のデー タ が、 Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) か ら 参照 さ れ る か ど う か を設定す る コ マ ン ド です。 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 useradm 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン オペ ラ ン ド 使用例 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -a 認証の参照先を指定 し ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -p ユーザー権限の参照先を指定 し ます。 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 ldap 参照先に LDAP を含め ます。-a オプシ ョ ン ま たは-p オプシ ョ ン と 一緒に指定 し ます。 認証お よ びユーザー権限は最初に XSCF 内 が参照 さ れ、 見つか ら なか っ た場合は LDAP 内が参照 さ れ ます。 local 参照先を XSCF と し ます。-a オプシ ョ ン ま たは-p オプシ ョ ン と 一緒に指定 し ます。 認証お よ びユーザー権限は XSCF 内だけ参照 さ れ ます。 使用例 1 ユーザー権限の参照先を LDAP に設定 し ます。 XSCF> setlookup -p ldap 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 showlookup(8) System Administration 173 setlookup(8) 174 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 setnameserver(8) 名前 setnameserver - XSCF ネ ッ ト ワ ー ク で使用 さ れ る Domain Name System (DNS) サー バを設定 し ます。 形式 setnameserver [-c add] address... setnameserver -c del address... setnameserver -c del -a setnameserver -h 説明 setnameserver(8) は、 XSCF ネ ッ ト ワ ー ク で使用 さ れ る DNS サーバを設定す る コ マ ン ド です。 XSCF では最大 3 つの DNS サーバを登録で き ます。 4 つ以上登録 し よ う と し た場合 はエ ラ ー と な り ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン オペ ラ ン ド 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -a 現在登録 さ れてい る DNS サーバをすべて削除 し ます。 "-c del" と 一緒に使用 し ます。 -c add 指定 し た IP ア ド レ ス のホ ス ト を DNS サーバに追加 し ます。 address と 一緒に使用 し ます。-c オプシ ョ ン を省略 し た場合は "-c add" が指定 さ れた と みな さ れ ます。 DNS サーバを登録す る 場合 は、 既存の設定が削除 さ れ、 指定 し た address で上書 き さ れ ます。 -c del 指定 し た IP ア ド レ ス のホ ス ト を DNS サーバか ら 削除 し ます。-c オプシ ョ ン を省略 し た場合は "-c add" が指定 さ れた と みな さ れ ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 address 追加 ま たは削除す る DNS サーバの IP ア ド レ ス を指定 し ます。 4 組の整数値の間に ピ リ オ ド (.) をつけ て指定 し ます。 以下の形式 で指定で き ます。 スペー ス で区切っ て、 最大 3 つ ま で指定で き ま す。 xxx.xxx.xxx.xxx xxx 0 か ら 255 ま での整数を指定 し ます。 ゼ ロ サ プ レ ス で指定で き ます。 System Administration 175 setnameserver(8) 詳細説明 使用例 ■ DNS サーバが複数指定 さ れてい る 場合は、 指定 さ れた順番に名前解決が行われ ま す。 ■ 設定 し た DNS サーバ名を XSCF に反映 さ せ る には、applynetwork(8) コ マ ン ド を 実行 し ます。 applynetwork(8) コ マ ン ド で XSCF に反映 し た ら 、 rebootxscf(8) コ マ ン ド を使用 し て XSCF を リ セ ッ ト す る と 設定が完了 し ます。 ■ shownameserver(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 現在設定 さ れてい る DNS サーバが 確認で き ます。 使用例 1 IP ア ド レ ス 192.168.1.2, 10.18.108.10, 10.24.1.2 のホ ス ト を DNS サーバ と し て 追加 し ます。 指定 さ れた順番に名前解決が行われます。 XSCF> setnameserver 192.168.1.2 10.18.108.10 10.24.1.2 使用例 2 IP ア ド レ ス 10.18.108.10 のホ ス ト を DNS サーバか ら 削除 し ます。 XSCF> setnameserver -c del 10.18.108.10 使用例 3 設定 さ れてい る すべての DNS サーバを削除 し ます。 XSCF> setnameserver -c del -a 終了ス テー タ ス 関連項目 176 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 shownameserver(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 setnetwork(8) 名前 setnetwork - XSCF で使用 さ れ る ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ー フ ェ ー ス を設定 し ます。 形式 setnetwork [-m addr] interface address setnetwork -c {up | down} interface setnetwork -h 説明 setnetwork(8) は、 XSCF で使用す る ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス の設定を行 う コ マ ン ド です。 指定 し た ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス に対 し て、 以下の内容を設定で き ます。 ■ ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス の有効 ま たは無効 ■ IP ア ド レ ス ■ ネ ッ ト マス ク IP ア ド レ スやネ ッ ト マ ス ク を設定 し た場合は、 設定 と 同時に設定内容が有効 と な り ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 System Administration 177 setnetwork(8) オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -c {up|down} 設定 し たネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス を有効にす る か ど う か を 指定 し ます。 以下の ど ち ら か を指定で き ます。 省略 し た場合はエ ラ ー と な り ます。 up down ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス を有効に し ま す。 ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス を無効に し ま す。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -m addr ネ ッ ト マ ス ク を指定 し ます。 4 組の整数値の間に ピ リ オ ド (.) を つけ て指定 し ます。 以下の形式で指定で き ます。 xxx.xxx.xxx.xxx xxx 0 か ら 255 ま での整数を指定 し ます。 ゼ ロ サ プ レ ス で指定で き ます。 -m オプシ ョ ン を省略 し た場合は、 address に対応す る ネ ッ ト マ ス ク が設定 さ れ ます。 178 ■ ク ラ ス A: 255.0.0.0 ■ ク ラ ス B: 255.255.0.0 ■ ク ラ ス C: 255.255.255.0 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 setnetwork(8) オペ ラ ン ド 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 interface 設定す る ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス を指定 し ます。 以下のい ずれか を指定で き ます。 ■ ミ ッ ド レ ン ジサーバの場合 XSCF ユニ ッ ト 0: xscf#0-lan#0 xscf#0-lan#1 xscf#0-if 省略形 : lan#0 lan#1 ■ XSCF-LAN#0 XSCF-LAN#1 XSCF ユニ ッ ト 間の イ ン タ ーフ ェ ー ス (Inter SCF Network; ISN) XSCF-LAN#0 XSCF-LAN#1 ハ イ エ ン ド サーバの場合 XSCF ユニ ッ ト 0: xscf#0-lan#0 xscf#0-lan#1 xscf#0-if XSCF-LAN#0 XSCF-LAN#1 XSCF ユニ ッ ト 間の イ ン タ ーフ ェ ー ス (Inter SCF Network; ISN) XSCF ユニ ッ ト 1( 二重化構成の場合 ): xscf#1-lan#0 XSCF-LAN#0 xscf#1-lan#1 XSCF-LAN#1 xscf#1-if ISN 引継ぎ IP ア ド レ ス : lan#0 XSCF-LAN#0 の引継ぎ IP ア ド レ ス lan#1 XSCF-LAN#1 の引継ぎ IP ア ド レ ス address IP ア ド レ ス を指定 し ます。 4 組の整数値の間に ピ リ オ ド (.) をつ け て指定 し ます。 以下の形式で指定で き ます。 xxx.xxx.xxx.xxx xxx 詳細説明 0 か ら 255 ま での整数を指定 し ます。 ゼ ロ サ プ レ ス で指定で き ます。 ■ 引継ぎ IP ア ド レ ス と は、 ハ イ エ ン ド サーバで XSCF ユニ ッ ト が二重化構成の場合 に、 XSCF が切 り 替え ら れてい る こ と を意識せずに使用で き る IP ア ド レ ス の こ と です。 ア ク テ ィ ブな XSCF ユニ ッ ト の各 LAN ポー ト を lan#0、 lan#1 に設定 し てお く こ と に よ っ て、 lan#0、 lan#1 と い う 名称でア ク セ ス で き る よ う にな り ま す。 デフ ォ ル ト では lan#0 は xscf#0-lan#0、 lan#1 は xscf#0-lan#1 に設 定 さ れてい ます。 ■ ミ ッ ド レ ン ジサーバの場合は、 lan#0 は xscf#0-lan#0、 lan#1 は xscf#0lan#1 で固定 と な り ます。 System Administration 179 setnetwork(8) ■ 設定 し たネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス を applynetwork(8) コ マ ン ド で XSCF に 保存す る 前に、 ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス を無効に し て し ま う と 、 設定 さ れ た ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス はすべて ク リ ア さ れ ます。 ■ XSCF-LAN#0 と XSCF-LAN#1 に同 じ サブネ ッ ト を設定 し ないで く だ さ い。 ■ 以下の よ う な場合は、 setnetwork(8) コ マ ン ド はエ ラ ー と な り ます。 ■ DSCP ア ド レ ス と 同 じ IP ア ド レ ス を指定 し た場合 ■ DSCP ア ド レ ス と 重複す る サブネ ッ ト を指定 し た場合 ■ ■ ■ -c {up|down} と ISN を一緒に指定 し た場合 ISN 以外の イ ン タ ーフ ェ ー ス に対す る IP ア ド レ ス、 ネ ッ ト マ ス ク を指定 し た場合 で ISN が未設定の と き は、 以下のデフ ォ ル ト 値が設定 さ れ ます。 ■ xscf#0-if: IP ア ド レ ス : 192.168.1.1 ネ ッ ト マ ス ク : 255.255.255.0 ■ 使用例 xscf#0-if、 xscf#1-if と その他の イ ン タ ーフ ェ ー ス で重複す る サブネ ッ ト を指定 し た場合 xscf#1-if: IP ア ド レ ス : 192.168.1.2 ネ ッ ト マ ス ク : 255.255.255.0 ■ shownetwork(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 XSCF に現在設定 さ れてい る ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス の内容が確認で き ます。 ■ 設定 し たネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス の内容を反映 さ せ る には、 applynetwork(8) コ マ ン ド を実行 し ます。 applynetwork(8) コ マ ン ド で XSCF に反映 し た ら 、 rebootxscf(8) コ マ ン ド を使用 し て XSCF を リ セ ッ ト す る と 設定 が完了 し ます。 使用例 1 XSCF ユニ ッ ト 0 の XSCF-LAN#0 に IP ア ド レ ス 192.168.10.10、 ネ ッ ト マ ス ク 255.255.255.0 を設定 し ます。 XSCF> setnetwork xscf#0-lan#0 -m 255.255.255.0 192.168.10.10 使用例 2 ミ ッ ド レ ン ジシ ス テ ムの、 XSCF ユニ ッ ト 0 の XSCF-LAN#0 に IP ア ド レ ス 192.168.10.10、 ネ ッ ト マ ス ク 255.255.255.0 を設定 し ます。 XSCF> setnetwork lan#0 -m 255.255.255.0 192.168.10.10 使用例 3 XSCF ユニ ッ ト 0 の XSCF-LAN#1 を無効に し ます。 XSCF> setnetwork xscf#0-lan#1 -c down 使用例 4 XSCFU ユニ ッ ト 0 の ISN に、 IP ア ド レ ス 192.168.10.128 を設定 し ます。 ネ ッ ト マ ス ク はデフ ォ ル ト (255.255.255.0) と な り ます。 XSCF> setnetwork xscf#0-if 192.168.10.128 使用例 5 180 XSCF ユニ ッ ト 1 の XSCF-LAN#0 に IP ア ド レ ス 192.168.11.10、 ネ ッ ト マ ス ク SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 setnetwork(8) 255.255.255.0 を設定 し ます。 XSCF> setnetwork xscf#1-lan#0 -m 255.255.255.0 192.168.11.10 使用例 6 XSCF-LAN#0 の引継ぎ IP ア ド レ ス に IP ア ド レ ス 192.168.1.10、 ネ ッ ト マ ス ク 255.255.255.0 を設定 し ます。 XSCF> setnetwork lan#0 -m 255.255.255.0 192.168.1.10 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 applynetwork(8), shownetwork(8) System Administration 181 setnetwork(8) 182 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 setntp(8) 名前 setntp - XSCF に対す る NTP 情報を設定 し ます。 形式 setntp [-c add] address ... setntp -c del address ... setntp -c del -a setntp -c stratum -i stratum_no setntp -h 説明 setntp(8) は、 XSCF に対す る NTP 情報を設定す る コ マ ン ド です。 setntp(8) コ マ ン ド では、 以下の NTP 情報が設定で き ます。 ■ XSCF を NTP ク ラ イ ア ン ト と し た場合の設定 XSCF ネ ッ ト ワ ー ク で使用 さ れ る NTP サーバ。 最大 3 つの NTP サーバを登録で き ます。 4 つ以上登録 し よ う と し た場合はエ ラ ー と な り ます。 ■ XSCF を NTP サーバ と し た場合の設定 XSCF に設定 さ れ る stratum 値。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -a 現在登録 さ れてい る DNS サーバをすべて削除 し ます。 "-c del" と 一緒に使用 し ます。 -c add 指定 し た ア ド レ ス ま たはホ ス ト 名を NTP サーバに追加 し ます。 address と 一緒に指定 し ます。-c オプシ ョ ン を省略 し た場合は "-c add" が指定 さ れた と みな さ れ ます。 NTP サーバを登録す る 場合 は既存の設定が削除 さ れ、 指定 し た address で上書 き さ れ ます。 -c del 指定 し た ア ド レ ス ま たはホ ス ト 名を NTP サーバか ら 削除 し ま す。-c オプシ ョ ン を省略 し た場合は "-c add" が指定 さ れた と み な さ れ ます。 -c stratum XSCF を NTP サーバ と し た場合の、 stratum 値を設定 し ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -i stratum_no stratum 値を指定 し ます。 "-c stratum" と 一緒に指定 し ます。 1 か ら 15 ま での整数で指定で き ます。 stratum 値を設定 し ない場 合は、 5 と な り ます。 System Administration 183 setntp(8) オペ ラ ン ド 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 address 追加 ま たは削除す る NTP サーバの、 IP ア ド レ ス ま たはホ ス ト 名 を指定 し ます。 IP ア ド レ スやホ ス ト 名は、 スペー ス で区切っ て、 最大 3 つ ま で指定で き ます。 IP ア ド レ ス を指定す る 場合は、 4 組の整数値の間に ピ リ オ ド (.) をつけ て指定 し ます。 以下の形式で指定で き ます。 xxx.xxx.xxx.xxx xxx 0 か ら 255 ま での整数を指定 し ます。 ゼ ロ サ プ レ ス で指定で き ます。 ホ ス ト 名を指定す る 場合は、 Fully Qualified Domain Name(FQDN) でな く 、 ホ ス ト 名だけ指定 し ます。 RFC 1034 に準 拠 し た形式で指定で き ます。 "-c add" を指定 し て address を省略 し た場合はエ ラ ー と な り ま す。 詳細説明 使用例 ■ NTP サーバが複数指定 さ れてい る 場合は、最初に設定 さ れた NTP サーバか ら 優先 さ れ ます。 ■ XSCF ユニ ッ ト が二重化構成の場合、 ス タ ンバ イ 側の XSCF に対 し て も 自動的に設 定が反映 さ れ ます。 ス タ ンバ イ 側の XSCF に異常が発生 し てい る と き はエ ラ ー と な り ます。 ■ 設定 し た内容を反映 さ せ る には、 rebootxscf(8) コ マ ン ド を使用 し て、 XSCF を リ セ ッ ト す る 必要があ り ます。 ■ XSCF が リ セ ッ ト さ れ る と 、 XSCF の時刻が NTP サーバの時刻に同期 さ れ ます。 ■ XSCF に NTP サーバを設定す る と 、 ド メ イ ン の時刻が変更 さ れ る 場合があ り ます。 必要に応 じ て、 ド メ イ ン の時刻を設定 し なお し て く だ さ い。 ■ showntp(8) コ マ ン ド を使用す る と 、現在設定 さ れてい る NTP サーバが確認で き ま す。 使用例 1 3 つの NTP サーバ 192.168.1.2、 10.18.108.10、 10.24.1.2 を登録 し ます。 XSCF> setntp 192.168.1.2 10.18.108.10 10.24.1.2 Please reset the XSCF by rebootxscf to apply the ntp settings. 使用例 2 設定 さ れてい る NTP サーバ 10.18.108.10 を削除 し ます。 XSCF> setntp -c del 10.18.108.10 Please reset the XSCF by rebootxscf to apply the ntp settings. 使用例 3 2 つの NTP サーバ ntp1.examples.com、 ntp2.example.com を登録 し ます。 XSCF> setntp ntp1.example.com ntp2.example.com Please reset the XSCF by rebootxscf to apply the ntp settings. 184 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2008 年 3 月改版 setntp(8) 使用例 4 XSCF を NTP サーバ と する 場合の stratum 値を 7 に設定 し ます。 XSCF> setntp -c stratum -i 7 Please reset the XSCF by rebootxscf to apply the ntp settings. 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 rebootxscf(8), showntp(8) System Administration 185 setntp(8) 186 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2008 年 3 月改版 setpasswordpolicy(8) 名前 setpasswordpolicy - シ ス テ ム のパ ス ワ ー ド ポ リ シーを管理 し ます。 形式 setpasswordpolicy [-d dcredit] [-e expiry] [-i inactive] [-k difok] [-l lcredit] [-M maxdays] [-m minlen] [-n mindays] [-o ocredit] [-r remember] [-u ucredit] [-w warn] [-y retry] setpasswordpolicy -h 説明 setpasswordpolicy(8) は、 シ ス テ ム のパ ス ワ ー ド ポ リ シーを変更す る コ マ ン ド で す。 こ れ ら のポ リ シーは、 サービ ス プ ロ セ ッ サ上の XSCF に よ っ て強化 さ れ ます。 新 し く 設定 さ れたパ ス ワ ー ド ポ リ シーは、 setpasswordpolicy(8) コ マ ン ド 実行後に追加 さ れたユーザーア カ ウ ン ト に対 し て適用 さ れ ます。 新 し いユーザーア カ ウ ン ト の作成を制御す る パ ラ メ ー タ には、 expiry、 inactive、 maxdays、 mindays、 お よ び warn が あ り ます。 ユーザーを作成す る と き 、 adduser(8) コ マ ン ド に よ っ て、 こ れ ら のパ ラ メ ー タ が新 し いア カ ウ ン ト のパ ス ワ ー ド 有効期限設定 と し て使用 さ れ ます。 password(8) コ マ ン ド を使用 し て、 既存ア カ ウ ン ト のパ ス ワ ー ド 有効期限設定を変更す る こ と がで き ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 useradm 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -d dcredit パ ス ワ ー ド に含 ま れ る 数字の最大数を設定 し ます。 各数字は 1 つ の ク レ ジ ッ ト にな り ます。 最小許容パ ス ワ ー ド 長は、 パ ス ワ ー ド に含 ま れ る 数字 1 文字ご と に、 dcredit 文字 ま で 1 ずつ減 り ます。 有効な値は、 ゼ ロ 以上の整数です。 初期設定値は 1 です。 -e expiry 新 し いア カ ウ ン ト の有効期限が切れて無効にな る ま での日数を設 定 し ます。 こ の値は、 新 し いユーザーア カ ウ ン ト が作成 さ れた と き にそのユーザーア カ ウ ン ト に割 り 当て ら れ ます。 初期値は 0 で す。 ゼ ロ は、 ア カ ウ ン ト の有効期限が切れない こ と を意味 し ます。 有効な値は、 ゼ ロ 以上の整数です。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -i inactive パ ス ワ ー ド の有効期限が切れてか ら ア カ ウ ン ト が ロ ッ ク さ れ る ま での日数を設定 し ます。 こ の値は、 新 し いユーザーア カ ウ ン ト が 作成 さ れた と き にそのユーザーア カ ウ ン ト に割 り 当て ら れ ます。 初期値は -1 です。 値が -1 の場合は、 パ ス ワ ー ド の有効期限が切れ た あ と も ア カ ウ ン ト が ロ ッ ク さ れない こ と を意味 し ます。 有効な 値は、 -1 以上の整数です。 System Administration 187 setpasswordpolicy(8) -k difok 新 し いパ ス ワ ー ド の中に、 新 し い文字 ( 古いパ ス ワ ー ド に含 ま れて いなか っ た文字 ) が何文字以上含 ま れてい る 必要があ る か を設定 し ます。 初期設定値は 3 です。 有効な値は、 ゼ ロ 以上の整数です。 -l lcredit パ ス ワ ー ド に含 ま れ る 小文字の最大 ク レ ジ ッ ト を設定 し ます。 最 小許容パ ス ワ ー ド 長は、 パ ス ワ ー ド に含 ま れ る 小文字 1 文字ご と に、 lcredit 文字 ま で 1 ずつ減 り ます。 有効な値は、 ゼ ロ 以上の整数です。 初期設定値は 1 です。 -M maxdays パ ス ワ ー ド が有効で あ る 最大日数を設定 し ます。 こ の値は、 新 し いユーザーア カ ウ ン ト が作成 さ れた と き にそのユーザーア カ ウ ン ト に割 り 当て ら れ ます。 初期値は 999999 です。 有効な値は、 ゼ ロ 以上の整数です。 -m minlen 新 し いパ ス ワ ー ド の最小サ イ ズ を設定 し ます。 注 – minlen には、 6 未満の値を設定で き ません。 有効な値は、 6 以上の整数です。 -n mindays パ ス ワ ー ド を変更 し てか ら 次に変更す る ま での間の最小日数を設 定 し ます。 こ の フ ィ ール ド の初期値 0 は、 いつで も パ ス ワ ー ド を 変更で き る こ と を示 し ます。 有効な値は、 ゼ ロ 以上の整数です。 -o ocredit パ ス ワ ー ド に含 ま れ る 英数字以外の文字の最大 ク レ ジ ッ ト を設定 し ます。 最小許容パ ス ワ ー ド 長は、 パ ス ワ ー ド に含 ま れ る 英数字 以外の文字 1 文字ご と に、 ocredit 文字 ま で 1 ずつ減 り ます。 有効な値は、 ゼ ロ 以上の整数です。 初期設定値は 1 です。 -r remember パ ス ワ ー ド 履歴に記憶 さ せ る パ ス ワ ー ド の数を設定 し ます。 有効な最大値は 10 です。 初期設定値は 3 です。 188 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 11 月改版 setpasswordpolicy(8) -u ucredit パ ス ワ ー ド に含 ま れ る 大文字の最大 ク レ ジ ッ ト を設定 し ます。 最 小許容パ ス ワ ー ド 長は、 パ ス ワ ー ド に含 ま れ る 大文字 1 文字ご と に、 ucredit 文字 ま で 1 ずつ減 り ます。 初期設定値は 1 です。 -w warn ユーザーにパ ス ワ ー ド の有効期限の警告を発 し てか ら 実際に有効 期限が切れ る ま でのデ フ ォ ル ト の日数を設定 し ます。 こ の値は、 新 し いユーザーア カ ウ ン ト が作成 さ れた と き にそのユーザーア カ ウ ン ト に割 り 当て ら れ ます。 初期値は 7 です。 有効な値は、 ゼ ロ 以上の整数です。 -y retry password コ マ ン ド を使用 し てユーザーア カ ウ ン ト 用のパ ス ワ ー ド を変更す る 場合のパ ス ワ ー ド の再試行を許可す る 回数を設定 し ます。 初期値は 3 回です。 有効な値は、 ゼ ロ 以上の整数です。 使用例 使用例 1 記憶 さ せ る パ ス ワー ド の最小サ イ ズ と 数を設定 し ます。 XSCF> setpasswordpolicy -m 12 -r 5 使用例 2 最小パ ス ワー ド 長 と 最大 ク レ ジ ッ ト を設定 し ます。 XSCF> setpasswordpolicy -m 10 -d 1 -u 0 -l 1 -o 1 こ の コ マ ン ド を実行す る と 、 新 し いパ ス ワ ー ド の最小パ ス ワ ー ド 長は 10 文字にな り ます。 数字 ( ま たは英数字以外の文字 ) を 1 文字以上含んでい る 場合は、 9 文字のパ ス ワ ー ド が受け入れ ら れ ます。 数字 1 文字 と 、 英数字以外の文字 1 文字を含んでい る 場合は、 8 文字のパ ス ワ ー ド が受け入れ ら れ ます。 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 adduser(8), password(8), showpasswordpolicy(8) System Administration 189 setpasswordpolicy(8) 190 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 11 月改版 setpowerupdelay(8) 名前 setpowerupdelay - シ ス テ ム の暖機運転時間お よ び起動 ま での待ち時間を設定 し ま す。 形式 setpowerupdelay -c warmup -s time setpowerupdelay -c wait -s time setpowerupdelay -h 説明 setpowerupdelay(8) は、 シ ス テ ム の暖機運転時間お よ び起動 ま での待ち時間を設 定す る コ マ ン ド です。 起動 ま での待ち時間は、 マシ ンルーム内の空調が適温にな っ てか ら シ ス テ ム を起動 す る 、 な ど の制御に利用で き ます。 シ ス テ ム の電源がすでに投入 さ れ稼働 し てい る 場合、 設定 し た内容は次回のシ ス テ ム起動時に有効 と な り ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm ま たは fieldeng 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 詳細説明 使用例 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -c warmup 暖機運転時間を設定 し ます。 -c wait シ ス テ ム起動 ま での待ち時間を設定 し ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -s time 暖機運転 ま たは起動 ま での待ち時間を分単位で指定 し ます。 time は 0 か ら 255 ま での整数で指定で き ます。 ■ showpowerupdelay(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 現在設定 さ れてい る 暖機運転時 間お よ び起動 ま での待ち時間が確認で き ます。 ■ オペ レー タ ーパネルか ら 電源が投入 さ れた場合、 暖機運転時間や起動 ま での待ち 時間に設定 し た値は無視 さ れ ます。 こ れ ら の時間を設定 し て起動時に監視す る 場 合は、 poweron(8) コ マ ン ド を使用 し て く だ さ い。 使用例 1 暖機運転時間を 10 分に設定 し ます。 XSCF> setpowerupdelay -c warmup -s 10 使用例 2 起動ま での待ち時間を 20 分に設定 し ます。 XSCF> setpowerupdelay -c wait -s 20 System Administration 191 setpowerupdelay(8) 終了ス テー タ ス 関連項目 192 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 showpowerupdelay(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2008 年 3 月改版 setprivileges(8) 名前 setprivileges - ユーザー権限を割 り 当て ます。 形式 setprivileges user [ privileges] [ domainprivilege @ domains] setprivileges -h 説明 setprivileges(8) は、 XSCF ユーザーア カ ウ ン ト にユーザー権限を割 り 当て ま る コ マ ン ド です。 setprivileges(8) コ マ ン ド が変更す る のは、 XSCF のユーザー権限デー タ だけで す。 スペー ス で区切っ て複数のユーザー権限を指定で き ます。 ユーザー権限の リ ス ト は、 「オペ ラ ン ド 」 を参照 し て く だ さ い。 domainop 権限、 domainmgr 権限、 domainadm 権限は、 特定の ド メ イ ン に対 し て 割 り 当て な ければな り ません。 他のユーザー権限には、 こ の機能はあ り ません。 詳 細については、 「オペ ラ ン ド 」 お よ び égópó·1 を参照 し て く だ さ い。 ユーザー権限を指定 し ない場合、 setprivileges(8) コ マ ン ド は指定 し たユーザー の XSCF 上の権限デー タ をすべて削除 し ます。 その後、 Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) へのユーザー権限の参照が有効にな っ てい る 場合は、 ユー ザーの権限デー タ が LDAP 内で参照 さ れ る よ う にな り ます。 none を指定 し た場合は、 LDAP 内の権限デー タ の内容にかかわ ら ず、 指定 し たユー ザーには権限が与え ら れ ません。 ユーザー権限 オプシ ョ ン こ の コ マ ン ド を実行す る には、 useradm 権限が必要です。 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 System Administration 193 setprivileges(8) オペ ラ ン ド 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 domainprivilege@domains 特定の 1 つ ま たは複数の ド メ イ ン に対 し 、 domainadm 権限、 domainmgr 権限、 ま たは domainop 権限を指定 し ます。 以下は、 domainprivilege に対す る 有効値です。 それぞれ必ず @domains と 一緒に指定 し ます。 domainadm domainmgr domainop domains 権限を与え ら れた ド メ イ ン に割 り 当て ら れて い る 、 ハー ド ウ ェ アに関す る すべての操作 ( 割 り 当て、 割 り 当て解除、 電源供給な ど ) を 実行で き ます。 権限を与え ら れた ド メ イ ン に 割 り 当て ら れてい る 、 ハー ド ウ ェ アの状態を すべて表示で き ます。 権限を与え ら れた ド メ イ ン に関す る 、 すべての操作を実行で き ま す。 権限を与え ら れた ド メ イ ン の、 すべての 状態を表示で き ます。 権限を与え ら れた ド メ イ ン の リ ブー ト 、 電源 の投入や切断を実行で き ます。 権限を与え ら れた ド メ イ ン に割 り 当て ら れてい る 、 すべて のハー ド ウ ェ アの状態をすべて表示で き ま す。 権限を与え ら れた ド メ イ ン のすべての状 態を表示で き ます。 こ の権限を持つ ド メ イ ン に割 り 当て ら れてい る すべてのハー ド ウ ェ アの状態をすべて表示 で き ます。 こ の権限を持つすべての ド メ イ ン の状態をすべて表示で き ます。 domainprivilege に対す る 適切な値に、 @ 記号 と domains 記述子をつけて、 1 つ ま たは複数 の ド メ イ ン を指定 し ます。 ド メ イ ン を指定す る には、 @ 記号の後ろ に ド メ イ ン番号をつけ て使用 し ます。 例 : domainadm@3 ド メ イ ン を範囲で指定す る 場合は、 範囲に含 ま れ る ド メ イ ン の始め と 終わ り をハ イ フ ン (-) で区切っ て指定 し ます。 例 : domainadm@3-4 1 つの ド メ イ ンや ド メ イ ン範囲を複数指定す る 場合は、 カ ン マ (,) で区切 り ます。 ド メ イ ン の指定が重複 し た場合はエ ラ ー と な り ま す。 例 : domainadm@1-2,4 194 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 setprivileges(8) privileges ユーザー権限の有効な値は以下の と お り です。 auditadm auditop fieldeng none platadm platop useradm 監査を設定で き ます。 監査 ト レ イ ルを削除で き ます。 すべての監査状態 と 監査 ト レ イ ルを表示で き ます。 保守作業員お よ び当社技術員用に限定 さ れて い る すべての操作を実行で き ます。 ユーザーに LDAP 内で権限が設定 さ れてい る 場合で も 、 ユーザー権限を必要 と す る サービ ス プ ロ セ ッ サに関す る 操作を一切実行で き ま せん。 こ の権限を使用す る と 、 サービ ス プ ロ セ ッ サお よ び ド メ イ ン上でその よ う な操作に ア ク セ スす る こ と を管理者が制限で き ます。 useradm 権限 と auditadm 権限で実行で き る 内容を除いた、 すべての XSCF の設定を実 行で き ます。 ド メ イ ン にハー ド ウ ェ ア を割 り 当て た り 、 ド メ イ ン か ら ハー ド ウ ェ アの割 り 当て を解除 し た り で き ます。 ド メ イ ン と XSCF の電源供給に関す る 操作を実行で き ま す。 XSCF ユニ ッ ト の フ ェ ールオーバーに関 す る 操作を実行で き ます。 プ ラ ッ ト フ ォ ーム のすべての状態を表示で き ます。 プ ラ ッ ト フ ォ ーム のすべての状態を表示で き ますが、 変更はで き ません。 ユーザーア カ ウ ン ト の作成、 削除、 無効化、 有効化がで き ます。 ユーザーのパ ス ワ ー ド と パ ス ワ ー ド ポ リ シーを変更で き ます。 ユー ザー権限を変更で き ます。 user 有効なユーザー名を指定 し ます。 使用例 使用例 1 指定 し たユーザー (JSmith) についてユーザー権限を設定 し ます。 XSCF> setprivileges jsmith platadm domainadm@1-4,6,9 使用例 2 指定 し たユーザーのすべての権限を削除 し ます。 XSCF> setprivileges jsmith none 終了ス テー タ ス 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 System Administration 195 setprivileges(8) 関連項目 196 setpasswordpolicy(8), showuser(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 setroute(8) 名前 setroute - XSCF ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス のルーテ ィ ン グ情報を設定 し ます。 形式 setroute -c {add | del} -n address [-m address] [-g address] interface setroute -h 説明 setroute(8) は、 XSCF ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス のルーテ ィ ン グ情報を設定 す る コ マ ン ド です。 ルーテ ィ ン グ情報は、 ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス ご と に最大 8 個 ま で登録で き ます。 8 個を超え た場合はエ ラ ー と な り ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -c {add|del} ルーテ ィ ン グ情報に対す る 機能を指定 し ます。 以下の ど ち ら か を 指定で き ます。 省略 し た場合はエ ラ ー と な り ます。 add del -g address ルーテ ィ ン グ情報を追加 し ます。 ルーテ ィ ン グ情報を削除 し ます。 ルーテ ィ ン グ で使用 さ れ る ゲー ト ウ ェ イ ア ド レ ス を指定 し ます。 address には 4 組の整数値の間に ピ リ オ ド (.) をつけ て指定 し ま す。 以下の形式で指定で き ます。 省略 し た場合は未設定 と な り ま す。 xxx.xxx.xxx.xxx xxx 0 か ら 255 ま での整数を指定 し ます。 ゼ ロ サ プ レ ス で指定で き ます。 System Administration 197 setroute(8) -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -m address ルーテ ィ ン グ情報の宛先 と な る ネ ッ ト マ ス ク を指定 し ます。 4 組 の整数値の間に ピ リ オ ド (.) をつけ て指定 し ます。 以下の形式で 指定で き ます。 xxx.xxx.xxx.xxx xxx 0 か ら 255 ま での整数を指定 し ます。 ゼ ロ サ プ レ ス で指定で き ます。 -m オプシ ョ ン を省略 し 、-n オプシ ョ ン でネ ッ ト ワ ー ク ア ド レ ス ( ク ラ ス に応 じ た、 デフ ォ ル ト のホ ス ト ア ド レ ス部分が 0 のア ド レ ス ) を指定 し た場合は、 ク ラ ス に応 じ て、 以下の よ う なデフ ォ ル ト のネ ッ ト マ ス ク 値が適用 さ れ ます。 クラス A B C マス ク値 255.0.0.0 255.255.0.0 255.255.255.0 -m オプシ ョ ン を省略 し 、-n オプシ ョ ン でホ ス ト ア ド レ ス を指定 し た場合は、 ネ ッ ト マ ス ク は適用 さ れ ません。 -n オプシ ョ ン で "0.0.0.0" を指定 し た場合は、 ネ ッ ト マ ス ク は 無効 と な り ます。 "-c del" と 一緒に指定 し た場合は、 省略で き ません。 -n address ルーテ ィ ン グ情報の宛先 と な る IP ア ド レ ス を指定 し ます。 4 組 の整数値の間に ピ リ オ ド (.) をつけ て指定 し ます。 以下の形式で 指定で き ます。 xxx.xxx.xxx.xxx xxx 0 か ら 255 ま での整数を指定 し ます。 ゼ ロ サ プ レ ス で指定で き ます。 address に " 0.0.0.0" を指定 し た場合は、 デフ ォ ル ト のルーテ ィ ン グ情報を設定で き ます。 198 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 setroute(8) オペ ラ ン ド 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 interface 設定す る ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス を指定 し ます。 以下のい ずれか を指定で き ます。 ■ ミ ッ ド レ ン ジサーバの場合 XSCF ユニ ッ ト 0: xscf#0-lan#0 xscf#0-lan#1 XSCF-LAN#0 XSCF-LAN#1 省略形 : lan#0 lan#1 XSCF-LAN#0 XSCF-LAN#1 ■ ハ イ エ ン ド サーバの場合 XSCF ユニ ッ ト 0: xscf#0-lan#0 xscf#0-lan#1 XSCF-LAN#0 XSCF-LAN#1 XSCF ユニ ッ ト 1( 二重化構成の場合 ): xscf#1-lan#0 XSCF-LAN#0 xscf#1-lan#1 XSCF-LAN#1 詳細説明 使用例 ■ DSCP ア ド レ ス と 同 じ ア ド レ ス を指定 し た場合はエ ラ ー と な り ます。 ■ XSCF-LAN#0 と XSCF-LAN#1 に、同 じ ネ ッ ト ワ ー ク やホ ス ト へのルーテ ィ ン グ を 設定 し ないで く だ さ い。 ■ 設定 し たルーテ ィ ン グ情報を XSCF に反映 さ せ る には、 applynetwork(8) コ マ ン ド を実行 し ます。 applynetwork(8) コ マ ン ド で XSCF に反映 し た ら 、 rebootxscf(8) コ マ ン ド を使用 し て XSCF を リ セ ッ ト す る と 設定が完了 し ます。 ■ showroute(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 XSCF ネ ッ ト ワ ー ク に現在設定 さ れてい る ルーテ ィ ン グ情報が表示 さ れ ます。 使用例 1 XSCF ユニ ッ ト 0 の XSCF-LAN#0 に対 し て、 宛先に 192.168.1.0、 ネ ッ ト マ ス ク 255.255.255.0 と し たルーテ ィ ン グ を追加 し ます。 XSCF> setroute -c add -n 192.168.1.0 -m 255.255.255.0 xscf#0-lan#0 使用例 2 XSCF ユニ ッ ト 0 の XSCF-LAN#1 に対 し て、 宛先 192.168.1.0、 ゲー ト ウ ェ イ 192.168.1.1 と し たルーテ ィ ン グ を追加 し ます。 XSCF> setroute -c add -n 192.168.1.0 -g 192.168.1.1 xscf#0-lan#1 使用例 3 XSCF ユニ ッ ト 0 の XSCF-LAN#1 に対 し て、 宛先 192.168.1.0、 ネ ッ ト マ ス ク をデフ ォ ル ト (255.255.255.0) と し たルーテ ィ ン グ を追加 し ます。 XSCF> setroute -c add -n 192.168.1.0 xscf#0-lan#1 System Administration 199 setroute(8) 使用例 4 XSCF ユニ ッ ト 0 の XSCF-LAN#1 に対 し て、 宛先 192.168.1.0、 ネ ッ ト マ ス ク をデフ ォ ル ト (255.255.255.0) と し たルーテ ィ ン グ を削除 し ます。 XSCF> setroute -c del -n 192.168.1.0 -m 255.255.255.0 xscf#0-lan#1 使用例 5 XSCF ユニ ッ ト 0 の XSCF-LAN#1 に対 し て、 宛先 192.168.1.4 と し たルーテ ィ ン グ を追加 し ます。 XSCF> setroute -c add -n 192.168.1.4 xscf#0-lan#1 使用例 6 XSCF ユニ ッ ト 0 の XSCF-LAN#1 に対 し て、 宛先 192.168.1.4 と し たルーテ ィ ン グ を削除 し ます。 XSCF> setroute -c del -n 192.168.1.4 xscf#0-lan#1 使用例 7 XSCF ユニ ッ ト 0 の XSCF-LAN#1 に対 し て、 デフ ォ ル ト のゲー ト ウ ェ イ を 192.168.10.1 と し たルーテ ィ ン グ を追加 し ます。 XSCF> setroute -c add -n 0.0.0.0 -g 192.168.10.1 xscf#0-lan#1 終了ス テー タ ス 関連項目 200 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 applynetwork(8), rebootxscf(8), showroute(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 setshutdowndelay(8) 名前 setshutdowndelay - UPS(Uninterruptible Power Supply) 停電通知時のシ ャ ッ ト ダ ウ ン待ち時間を設定 し ます。 形式 setshutdowndelay -s time setshutdowndelay -h 説明 setshutdowndelay(8) は、 UPS 接続 さ れた シ ス テ ム で停電が発生 し た場合の、 シ ス テ ム シ ャ ッ ト ダ ウ ン開始 ま での待ち時間を設定す る コ マ ン ド です。 指定 し た時間 ま でシ ャ ッ ト ダ ウ ン の開始を遅 ら せ る こ と がで き ます。 時間内に UPS か ら 復電が通知 さ れた場合はシ ャ ッ ト ダ ウ ン さ れ ません。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm ま たは fieldeng 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 詳細説明 使用例 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -s time シ ャ ッ ト ダ ウ ン開始 ま での待ち時間を秒単位で指定 し ます。 time は 0 か ら 9999 ま での整数で指定で き ます。 デフ ォ ル ト は 10 秒 です。 showshutdowndelay(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 現在設定 さ れてい る 待ち時間が表 示 さ れ ます。 使用例 1 シ ャ ッ ト ダ ウ ン開始ま での待ち時間を 600 秒に設定 し ます。 XSCF> setshutdowndelay -s 600 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 showshutdowndelay(8) System Administration 201 setshutdowndelay(8) 202 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 setsmtp(8) 名前 setsmtp - SMTP サービ ス を設定 し ます。 形式 setsmtp [-v] setsmtp [-s variable= value]... setsmtp -h 説明 setsmtp(8) は、 SMTP サービ ス を設定す る コ マ ン ド です。 オプシ ョ ン を指定せずに使用 し た場合、 対話的に、 使用す る SMTP 電子 メ ールサー バの名前を入力す る よ う に求め ら れ ます。 ま た、 発信電子 メ ールで使用す る ポー ト と Reply-To ア ド レ ス も 入力す る よ う に求め ら れ ます。 こ こ で指定す る 電子 メ ールア ド レ ス が有効な も ので あ る こ と を確認 し て く だ さ い。-s オプシ ョ ン を使用す る と 、 SMTP 設定値を非対話的にセ ッ ト ア ッ プで き ます。 setsmtp(8) コ マ ン ド を使用 し て メ ールサーバ と ポー ト を設定 し た あ と は、 setemailreport(8) コ マ ン ド で電子 メ ール レ ポー ト を設定 し て テ ス ト メ ールを送 信で き る よ う にな り ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 System Administration 203 setsmtp(8) オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に 指定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -s variable=value SMTP を設定 し ます。 variable の有効なエ ン ト リ は次の と お り です。 ■ ■ ■ ■ ■ ■ mailserver port auth user password replyaddress 変数の意味は次の と お り です。 auth は、 認証 メ カ ニ ズ ム です。 user お よ び password は、 SMTP メ ールサーバに対す る 認証 情報です。 auth の有効なエ ン ト リ は次の と お り です。 ■ ■ ■ -v 使用例 使用例 1 none pop smtp-auth 詳細な情報を表示 し ます。 非対話型モー ド で、 認証情報を指定せずに、 メ ールサーバを セ ッ ト ア ッ プ し ます。 XSCF> setsmtp -s mailserver=10.4.1.1 -s auth=none 使用例 2 非対話型モー ド で、 認証情報を セ ッ ト ア ッ プ し ます。 XSCF> setsmtp -s auth=pop -s user=jsmith -s password=****** 使用例 3 対話モー ド で、 SMTP 認証情報を セ ッ ト ア ッ プ し ます。 XSCF> setsmtp Mail Server [10.4.1.1]: Port [25]: Authentication Mechanism [none]: smtp-auth User Name []: jsmith Password []: ****** Reply Address [[email protected]]: 204 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 setsmtp(8) 使用例 4 無効な認証 メ カ ニズ ム を使用 し て、 メ ールサーバを セ ッ ト ア ッ プ し ます。 XSCF> setsmtp Mail Server [10.4.1.1]: Port [25]: Authentication Mechanism [none]: ? Invalid value ’?’. Valid authentication mechanism are: none pop smtp-auth Authentication Mechanism [none]: Reply Address [[email protected]]: 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setemailreport(8), showsmtp(8) System Administration 205 setsmtp(8) 206 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 setsnmp(8) 名前 setsnmp - SNMP エージ ェ ン ト を管理 し ます。 形式 setsnmp enable [ mib_name] setsnmp disable [ mib_name] setsnmp addtraphost -t type -s community-string [-p trap-port] traphost setsnmp remtraphost -t type traphost setsnmp addv3traphost -u username -r authentication-protocol {-n engine_id|-i} [ -a authentication-password] [-e encryption-password] [-p trap-port] traphost setsnmp remv3traphost -u username traphost setsnmp enablev1v2c read-only-community-string setsnmp disablev1v2c setsnmp [-l system-location] [-c system-contact] [-d system-description] [-p agentport] setsnmp -h 説明 ユーザー権限 setsnmp(8) は、 SNMP エージ ェ ン ト の設定値を定義す る だけでな く 、 SNMP エー ジ ェ ン ト を有効化 ま たは無効化にす る コ マ ン ド です。 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -c system-contact エージ ェ ン ト のシ ス テ ム の連絡先を指定 し ます。 -d system-description エージ ェ ン ト のシ ス テ ム の説明を指定 し ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一 緒に指定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -l system-location エージ ェ ン ト のシ ス テ ム の場所を指定 し ます。 -p agent-port エージ ェ ン ト の リ ス ニ ン グ ポー ト を指定 し ます。 デフ ォ ル ト は 161 です。 -s community-string SNMP v1 エージ ェ ン ト と v2 エージ ェ ン ト へのア ク セ ス を 制御す る パ ス ワ ー ド に似た働 き を し ます。 イ ン タ ーセプ ト 可能な ク リ ア テ キ ス ト 文字列です。 パ ス ワ ー ド 暗号化 と 非 可視性には、 addv3traphost を使用 し ます。 System Administration 207 setsnmp(8) オペ ラ ン ド 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 addtraphost SNMP エージ ェ ン ト か ら 目的のホ ス ト への、 選択 さ れた タ イ プの ト ラ ッ プの送信を有効に し ます。 trap-port を指定 し ない場合、 デ フ ォ ル ト は 162 です。 コ ミ ュ ニ テ ィ ス ト リ ン グは必須です。 addtraphost には以下のオプシ ョ ン と オペ ラ ン ド があ り ます。 -p agent-port トラップポートの ID を指定します。デフォルト値は 162 で す。 -s community-string SNMP v1 エージ ェ ン ト と v2 エージ ェ ン ト へのア ク セ ス を制 御す る パ ス ワ ー ド に似た働 き を し ます。 イ ン タ ーセプ ト 可能 な ク リ ア テ キ ス ト 文字列です。 パ ス ワ ー ド 暗号化 と 非可視性 には、 addv3traphost を使用 し ます。 -t type ト ラ ッ プの タ イ プ を指定 し ます。 有効な ト ラ ッ プの タ イ プは 以下の と お り です。 ■ ■ ■ v1 = エージ ェ ン ト は SNMPv1 ト ラ ッ プ を送信 し ます。 v2 = エージ ェ ン ト は SNMPv2 ト ラ ッ プ を送信 し ます。 inform = エージ ェ ン ト は情報通知を送信 し ます。 addtraphost には以下のオペ ラ ン ド があ り ます。 traphost 208 トラップホスト名を指定します。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 setsnmp(8) addv3traphost SNMP エージ ェ ン ト か ら 目的のホ ス ト への、 SNMPv3 ト ラ ッ プ の送信 ま たは通知を有効に し ます。 認証プ ロ ト コ ルを選択す る 必 要があ り ます。 有効なプ ロ ト コ ルは以下の と お り です。 ■ ■ MD5 = 認証に MD5 アルゴ リ ズ ム を使用 し ます。 SHA = 認証に Secure Hash Algorithm (SHA) を使用 し ます。 すべての通信で使用 さ れ る 暗号化プ ロ ト コ ルは Data Encryption Standard (DES) です。 パ ス ワ ー ド オプシ ョ ン を使用 し ない場合、 パ ス ワ ー ド を入力す る よ う に求め ら れ ます。 パ ス ワ ー ド は読み取 ら れ ますが、 画面にエ コ ー さ れ ません。 addv3traphost には以 下のオプシ ョ ン と オペ ラ ン ド があ り ます。 -a authentication-password 認証パ ス ワ ー ド を設定 し ます。 8 文字以上であ る 必要があ り ます。 -e encryption-password 暗号化パ ス ワ ー ド を設定 し ます。 -i 受信側のホ ス ト に肯定応答を要求 し ます。 -n engine_id ト ラ ッ プ を送信す る ロ ーカルエージ ェ ン ト の ID を設定 し ま す。 ロ ーカル SNMP エージ ェ ン ト のエ ン ジ ン ID を指定で き ますが、 こ れを指定 し ない場合で も 、 受信側のホ ス ト か ら 期 待 さ れ る エ ン ジ ン ID と 一致 し てい る 必要が あ り ます。 「0x」 で始 ま り 、 偶数の 16 進文字で構成 さ れてい る 必要があ り ま す。 そ う でない場合、 エ ラ ーにな り ます。 -p agent-port トラップポートの ID を指定します。デフォルト値は 162 で す。 -r authentication-protocol 認証プ ロ ト コ ルを設定 し ます。 -u username ユーザー名を指定 し ます。 traphost トラップホスト名を指定します。 System Administration 209 setsnmp(8) disable 単独で使用 さ れ る 場合、 SNMP エージ ェ ン ト を停止 し ます。 オプシ ョ ン の mib_name の値 ALL と 一緒に使用 さ れ る 場合、 SNMP エージ ェ ン ト を停止 し ます。 オプシ ョ ン の mib_name の ALL 以外の値 と 一緒に使用 さ れ る 場 合、 対象 MIB モジ ュ ールのサポー ト を削除 し ます。 別の MIB モ ジ ュ ールのサポー ト が維持 さ れてい る 場合、 SNMP エージ ェ ン ト は有効の ま ま です。 両方の MIB モジ ュ ールのサポー ト が削除 さ れ る と 、 SNMP エージ ェ ン ト は無効にな り 、 停止 し ます。 mib_name は一度に 1 つだけ指定で き ます。 mib_name 無効にす る MIB モジ ュ ールの名前です。 有効な MIB モ ジ ュ ールは以下の と お り です。 ■ ■ ■ SP_MIB = OPL-SP-MIB FM_MIB = SUN-FM-MIB ALL = こ の リ ス ト 内の MIB モジ ュ ールすべてです。 disablev1v2c SNMPv1 ま たは SNMPv2c を使用 し た SNMP エージ ェ ン ト の通 信を無効に し ます。 こ れ ら のバージ ョ ン を使用 し た SNMP 通信 は安全ではあ り ません。 enable 単独で使用 さ れ る 場合、 すべての MIB モジ ュ ールを サポー ト す る SNMP エージ ェ ン ト を ア ク テ ィ ブに し ます。 オプシ ョ ン の mib_name の値 ALL と 一緒に使用 さ れ る 場合、 すべ ての MIB モジ ュ ールを サポー ト す る SNMP エージ ェ ン ト を ア ク テ ィ ブに し ます。 オプシ ョ ン の mib_name の ALL 以外の値 と 一緒に使用 さ れ る 場 合、 対象 MIB モジ ュ ールのサポー ト を追加 し 、 必要に応 じ て SNMP エージ ェ ン ト を ア ク テ ィ ブに し ます。 mib_name は一度に 1 つだけ指定で き ます。 mib_name 有効にす る MIB モジ ュ ールの名前です。 有効な MIB モ ジ ュ ールは以下の と お り です。 ■ ■ ■ 210 SP_MIB = OPL-SP-MIB FM_MIB = SUN-FM-MIB ALL = こ の リ ス ト 内の MIB モジ ュ ールすべてです。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 setsnmp(8) enablev1v2c SNMPv1 ま たは SNMPv2c を使用 し た SNMP エージ ェ ン ト の通 信を有効に し ます。 こ れ ら のバージ ョ ン を使用 し た SNMP 通信 は安全ではあ り ません。 し たが っ て、 エージ ェ ン ト はデフ ォ ル ト で SNMPv3 を実行 し ます。 こ のエージ ェ ン ト は読み取 り 専用で す。 唯一要求 さ れ る コ ミ ュ ニ テ ィ ス ト リ ン グは読み取 り 専用で す。 remtraphost SNMP エージ ェ ン ト か ら 目的のホ ス ト への、 選択 さ れた タ イ プの ト ラ ッ プの送信を無効に し ます。 remtraphost には以下のオプ シ ョ ン と オペ ラ ン ド があ り ます。 -t type ト ラ ッ プの タ イ プ を指定 し ます。 有効な ト ラ ッ プの タ イ プは 以下の と お り です。 ■ ■ ■ v1 = エージ ェ ン ト は SNMPv1 ト ラ ッ プ を送信 し ます。 v2 = エージ ェ ン ト は SNMPv2 ト ラ ッ プ を送信 し ます。 inform = エージ ェ ン ト は情報通知を送信 し ます。 traphost トラップホスト名を指定します。 remv3traphost SNMP エージ ェ ン ト か ら 目的のホ ス ト への、 SNMPv3 ト ラ ッ プ の送信を無効に し ます。 remv3traphost には以下のオプシ ョ ン と オペ ラ ン ド があ り ます。 -u username ユーザー名を指定 し ます。 traphost トラップホスト名を指定します。 使用例 使用例 1 シ ス テ ム情報を セ ッ ト ア ッ プ し ます。 XSCF> setsnmp -l sandiego -c [email protected] -d ff1 使用例 2 パ ス ワー ド オプシ ョ ン を使用 し て SNMPv3 ト ラ ッ プホ ス ト を セ ッ ト ア ッ プ し ます。 XSCF> setsnmp addv3traphost -u jsmith -n 0x### -r SHA -a xxxxxxxx -e yyyyyyyy fiche 使用例 3 パ ス ワー ド オプシ ョ ン を使用 し ないで SNMPv3 ト ラ ッ プホ ス ト を セ ッ ト ア ッ プ し ます。 XSCF> setsnmp addv3traphost -u bob -i -r SHA fiche Authentication Password: Encryption Password: System Administration 211 setsnmp(8) 使用例 4 SNMP エージ ェ ン ト を起動 し ます。 XSCF> setsnmp enable SP_MIB 終了ス テー タ ス 関連項目 212 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 showsnmp(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 setsnmpusm(8) 名前 setsnmpusm - SNMPv3 エージ ェ ン ト の User-based Security Model (USM) 設定 し ま す。 形式 setsnmpusm create -a authentication_protocol [-p authentication_password] [-e encyrption_password] user setsnmpusm delete user setsnmpusm clone -u clone_user user setsnmpusm passwd [-c {auth|encrypt}] [-o old_password] [-n new_password] user setsnmpusm -h 説明 ユーザー権限 setsnmpusm(8) は、 SNMP エージ ェ ン ト の USM 設定を変更す る コ マ ン ド です。 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h オペ ラ ン ド 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 clone 指定 し たユーザーが、 指定 し た clone_user と 同 じ 設定で、 以降の SNMP 通信でエージ ェ ン ト に認識 さ れ る よ う に し ます。 -u clone_user user ク ロ ーン を作成す る ためのユーザー設定を 持っ てい る 有効なユーザー名を指定 し ます。 clone_user の ク ロ ーン を作成す る ための異 な っ たユーザー名を指定 し ます。 System Administration 213 setsnmpusm(8) create 指定 し た設定で、 以降の SNMP 通信でエージ ェ ン ト に認識 さ れ る ユーザーを作成 し ます。 -u オプシ ョ ン ま たは -p オプシ ョ ン を 指定 し ないで使用す る 場合、 パ ス ワ ー ド を求め る プ ロ ン プ ト が表 示 さ れ、 パ ス ワ ー ド が読み取 ら れ ますが、 画面にはエ コ ー さ れ ま せん。 すべての SNMP 通信で使用 さ れ る 暗号化プ ロ ト コ ルは Data Encryption Standard (DES) です。 setsnmpusm(8) コ マ ン ド では、 SNMP 通信用の認証プ ロ ト コ ルを使用 し ます。 MD5 アル ゴ リ ズ ム ま たは Secure Hash Algorithm(SHA) の ど ち ら か を指定 で き ます。 user ユーザー名を指定 し ます。 -a authentication_protocol 認証プ ロ ト コ ルを指定 し ます。 MD5 ま たは SHA の ど ち ら か を指定 で き ます。 -e encryption_password 暗号化パ ス ワ ー ド を指定 し ます。 8 文字以上で指定 し ます。 -p authentication_password 認証パ ス ワ ー ド を指定 し ます。 8 文字以上で指定 し ます。 delete 指定 し たユーザーを以降の SNMP 通信でエージ ェ ン ト に認識 さ れない よ う に し ます。 user passwd 指定 し たユーザーのパ ス ワ ー ド を変更 し ます。 変更で き る パ ス ワ ー ド は、 認証パ ス ワ ー ド ま たは暗号化パ ス ワ ー ド の ど ち ら かで す。-c オプシ ョ ン を指定 し ていない場合は、 両方にな り ます。-c オプシ ョ ン を指定 し ていない場合、 認証パ ス ワ ー ド と 暗号化パ ス ワ ー ド が一致 し てい る 必要があ り ます。 そ う でない場合はエ ラ ー と な り ます。 オプシ ョ ン を指定 し ない場合、 パ ス ワ ー ド を求め る プ ロ ン プ ト が表示 さ れ ます。 パ ス ワ ー ド は読み取 ら れ ますが、 画 面には表示 さ れ ません。 -c auth|encrypt -n new_password -o old_password user 214 ユーザー名を指定 し ます。 変更す る パ ス ワ ー ド を指定 し ま す。 認証パ ス ワ ー ド の場合は auth、 暗号化パ ス ワ ー ド の場合 は encrypt を指定 し ます。 新 し いパ ス ワ ー ド を指定 し ます。 8 文字以上で指定 し ます。 古いパ ス ワ ー ド を指定 し ます。 ユーザー名を指定 し ます。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 setsnmpusm(8) 使用例 使用例 1 パ ス ワー ド を指定 し てユーザーを追加 し ます。 XSCF> setsnmpusm create -a SHA -p xxxxxxxx -e yyyyyyyy jsmith 使用例 2 パ ス ワー ド を指定 し ないでユーザーを追加 し ます。 XSCF> setsnmpusm create -a SHA bob Authetication Password: Encryption Password: 使用例 3 ユーザーの ク ロ ーン を作成 し ます。 XSCF> setsnmpusm clone -u sue joe Authentication Password: Encryption Password: 使用例 4 ユーザーを削除 し ます。 XSCF> setsnmpusm delete joe 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 showsnmpusm(8) System Administration 215 setsnmpusm(8) 216 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 setsnmpvacm(8) 名前 setsnmpvacm - SNMPv3 エージ ェ ン ト の View-based Access Control Model (VACM) 設定を変更 し ます。 形式 setsnmpvacm creategroup -u username groupname setsnmpvacm deletegroup -u username groupname setsnmpvacm createview -s OID_subtree [-e] [-m OID_Mask] viewname setsnmpvacm deleteview -s OID_subtree viewname setsnmpvacm createaccess -r read_viewname groupname setsnmpvacm deleteaccess groupname setsnmpvacm -h 説明 setsnmpvacm(8) は、 SNMP エージ ェ ン ト の VACM を設定す る コ マ ン ド です。 こ の コ マ ン ド を使用す る には、 SNMP の基礎知識が必要です。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h オペ ラ ン ド 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 createaccess 指定 し た グループの MIB ビ ュ ーへのア ク セ ス を設定 し ます。 -r read_viewname groupname creategroup SNMP エージ ェ ン ト ビ ュ ーを指定 し ます。 有効な グループ名を指定 し ます。 指定 し たユーザーのグループの ビ ュ ーア ク セ ス を セ ッ ト ア ッ プ し ます。 -u username groupname 有効なユーザー名を指定 し ます。 有効な グループ名を指定 し ます。 System Administration 217 setsnmpvacm(8) createview SNMP エージ ェ ン ト に関す る エ ク ス ポー ト 済み MIB 情報の ビ ュ ーを セ ッ ト ア ッ プ し ます。 こ のエージ ェ ン ト の ビ ュ ーア ク セ ス は、 読み取 り 専用に制限 さ れてい ます。 ビ ュ ーは MIB OID サ ブ ツ リ ーに よ っ て識別 さ れ、 OID マ ス ク を使用 し てそのサブ ツ リ ーの特定部分に制限す る こ と がで き ます。 -e -m OID_Mask -s OID_subtree viewname deleteaccess ア ク セ ス エ ン ト リ を削除 し ます。 groupname deletegroup viewname 使用例 1 有効なユーザー名を指定 し ます。 有効な グループ名を指定 し ます。 ビ ュ ーを削除 し ます。 -s OID_subtree 使用例 有効な グループ名を指定 し ます。 グループ を削除 し ます。 -u username groupname deleteview 除外す る ビ ュ ーを指定 し ます。 デフ ォ ル ト は、 含め る ビ ュ ーです。 有効な OID サブ ツ リ ーマ ス ク を指定 し ます。 デフ ォ ル ト では、 マ ス ク は ff( サブ ツ リ ー全 体 ) です。 MIB OID サブ ツ リ ーを指定 し ます。 MIB ツ リ ー全体において、 値は .1 で始 ま り ます。 有効な ビ ュ ー名を指定 し ます。 MIB OID サブ ツ リ ーを指定 し ます。 MIB ツ リ ー全体において、 値は .1 で始 ま り ます。 有効な ビ ュ ー名を指定 し ます。 ビ ュ ーア ク セ ス のグループ を作成 し ます。 XSCF> setsnmpvacm creategroup -u jsmith admin 使用例 2 MIB 全体の ビ ュ ーを作成 し ます。 XSCF> setsnmpvacm createview -s .1 all_view 使用例 3 サブ ツ リ ーを除外 し た ビ ュ ーを作成 し ます。 XSCF> setsnmpvacm createview -e -s .1.3.6.1.2.1.1 -m fe excl_view 使用例 4 MIB ビ ュ ーへのア ク セ ス を作成 し ます。 XSCF> setsnmpvacm createaccess -r all admin 218 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 setsnmpvacm(8) 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 showsnmpvacm(8) System Administration 219 setsnmpvacm(8) 220 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 setssh(8) 名前 setssh - XSCF ネ ッ ト ワ ー ク で使用す る SSH サービ ス を開始 ま たは停止 し ます。 ま た、 SSH サービ ス に必要な ホ ス ト 鍵の生成やユーザー公開鍵の登録、 削除を行い ま す。 形式 setssh [ [-q] -{y|n}] -c enable setssh -c disable setssh -c addpubkey [-u user_name] setssh -c delpubkey {-a | -s line } [-u user_name] setssh [ [-q] -{y|n}] -c genhostkey setssh -h 説明 setssh(8) は、 XSCF ネ ッ ト ワ ー ク で使用す る SSH サービ ス を開始 ま たは停止す る コ マ ン ド です。 ま た、 SSH サービ ス に必要な ホ ス ト 鍵の生成や、 ユーザー公開鍵の 登録、 削除を行い ます。 ホ ス ト 鍵を生成す る 場合に、 すでに鍵が存在す る と き は、 更新す る か ど う かのプ ロ ン プ ト が表示 さ れ ます。 ユーザー公開鍵はユーザーア カ ウ ン ト ご と に登録で き ます。 ま た、 1 ユーザーア カ ウ ン ト に対 し て、 複数のユーザー公開鍵を登録で き ます。 1 ユーザーア カ ウ ン ト あ た り 、 改行を含んだ最大 1023 文字数分 ま で、 ユーザー公開鍵を登録す る こ と がで き ます。 XSCF では SSH2 だけサポー ト さ れ ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 ■ SSH サービ ス の開始 ま たは停止、 ホ ス ト 鍵の生成 : platadm ■ 他のユーザーア カ ウ ン ト の、 ユーザー公開鍵の登録 ま たは削除 : useradm ■ 現在 ロ グ イ ン し てい る ユーザーア カ ウ ン ト の、 ユーザー公開鍵の登録 ま たは削除 : useradm, platadm, platop, auditadm, auditop, domainadm, domainmgr, domainop, fieldeng ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 System Administration 221 setssh(8) オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -a 登録 さ れてい る すべてのユーザー公開鍵を削除 し ます。 "-c delpubkey" と 一緒に指定 し ます。 -c addpubkey ユーザー公開鍵を登録 し ます。 -c delpubkey ユーザー公開鍵を削除 し ます。 -c genhostkey SSH2 用ホ ス ト 鍵を生成 し ます。 -c {enable|disable} SSH2 サービ ス の開始 ま たは停止を指定 し ます。 以下の ど ち ら か を指定で き ます。 enable disable 詳細説明 222 SSH2 サービ ス を開始 し ます。 SSH2 サービ ス を停止 し ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一 緒に指定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -n プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "n" (no) と 応答 し ます。 -q プ ロ ン プ ト を含む、 標準出力への メ ッ セージ を表示 し ない よ う に し ます。 -s line 削除す る ユーザー公開鍵の番号を指定 し ます。 line には、 showssh -c pubkey コ マ ン ド を実行 し た と き に表示 さ れ る 番号を指定 し ます。 "-c delpubkey" と 一緒に指定 し ま す。 -u user_name ユーザー公開鍵を登録、 削除す る ユーザーア カ ウ ン ト 名を 指定 し ます。 "-c addpubkey" ま たは "-c delpubkey" と 一緒に指定 し ます。-u オプシ ョ ン を省略 し た場合は、 現在 ロ グ イ ン し てい る ユーザーア カ ウ ン ト の、 ユーザー公開鍵 が対象 と な り ます。 -y プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "y" (yes) と 応答 し ます。 ■ ホ ス ト 鍵を生成す る 場合は、 指定 し た内容で実行 し て よ いか を確認す る ためのプ ロ ン プ ト が表示 さ れ ます。 実行す る 場合は "y"、 中断す る 場合は "n" を入力 し ま す。 ■ setssh(8) コ マ ン ド で一度に登録で き る ユーザー公開鍵は、 1 つです。 ■ setssh(8) コ マ ン ド 実行時のユーザー公開鍵の入力は、 Enter キーを押 し てか ら Ctrl+D (EOF) を押 し て終了 し ます。 ■ XSCF ユニ ッ ト が二重化構成の場合は、 ス タ ンバ イ 側の XSCF に も 自動的に設定が 反映 さ れ ます。 ス タ ンバ イ 側の XSCF が故障 し てい る と き はエ ラ ー と な り 、 ア ク テ ィ ブ側の XSCF にだけ設定が反映 さ れ ます。 ■ 設定 し た内容は、 rebootxscf(8) コ マ ン ド で XSCF を リ セ ッ ト す る と 反映 さ れ ま す。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 setssh(8) ■ 使用例 showssh(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 SSH サービ ス に関 し て現在設定 さ れてい る 内 容が確認で き ます。 使用例 1 SSH サービ ス を開始 し ます。 XSCF> setssh -c enable Continue? [y|n] :y Please reset the XSCF by rebootxscf to apply the ssh settings. 使用例 2 SSH サービ ス を開始 し ます。 プ ロ ンプ ト には自動的に "y" と 応答 し ます。 XSCF> setssh -y -c enable Continue? [y|n] :y Please reset the XSCF by rebootxscf to apply the ssh settings. 使用例 3 SSH サービ ス を開始 し ます。 メ ッ セージは非表示に し て、 プ ロ ンプ ト には自 動的に "y" と 応答 し ます。 XSCF> setssh -q -y -c enable 使用例 4 SSH サービ ス を停止 し ます。 XSCF> setssh -c disable 使用例 5 SSH 用ホ ス ト 鍵を生成 し ます。 XSCF> setssh -c genhostkey Host key create. Continue? [y|n] :y Please reset the XSCF by rebootxscf to apply the ssh settings. 使用例 6 SSH 用ホ ス ト 鍵を生成 し ます。 プ ロ ンプ ト には自動的に "y" と 応答 し ます。 XSCF> setssh -c genhostkey -y Host key create. Continue? [y|n] :y Please reset the XSCF by rebootxscf to apply the ssh settings. 使用例 7 SSH 用ホ ス ト 鍵を生成 し ます。 メ ッ セージは非表示に し て、 プ ロ ンプ ト には 自動的に "y" と 応答 し ます。 XSCF> setssh -c genhostkey -q -y 使用例 8 ユーザー公開鍵を登録 し ます。 公開鍵の入力は、 Enter キーを押 し てか ら 、 Ctrl+D キーを押 し て終了 し ます。 XSCF> setssh -c addpubkey Please input a public key: ssh-rsa AAAAB3NzaC1yc2EAAAABIwAAAIEAzFh95SohrDgpnN7zFCJCVNy+jaZPTjNDxcid QGbihYDCBttI4151Y0Sv85FJwDpSNHNKoVLMYLjtBmUMPbGgGVB61qskSv/ FeV44hefNCZMiXGItIIpK System Administration 223 setssh(8) P0nBK4XJpCFoFbPXNUHDw1rTD9icD5U/[email protected] [Enter] [Ctrl+D] 使用例 9 ユーザー名を指定 し てユーザー公開鍵を登録 し ます。 公開鍵の入力は、 Enter キーを押 し てか ら 、 Ctrl+D キーを押 し て終了 し ます。 XSCF> setssh -c addpubkey -u efgh Please input a public key: ssh-rsa AAAAB3NzaC1yc2EAAAABIwAAAIEAzFh95SohrDgpnN7zFCJCVNy+jaZPTjNDxcid QGbihYDCBttI4151Y0Sv85FJwDpSNHNKoVLMYLjtBmUMPbGgGVB61qskSv/ FeV44hefNCZMiXGItIIpK P0nBK4XJpCFoFbPXNUHDw1rTD9icD5U/[email protected] [Enter] [Ctrl+D] 使用例 10 公開鍵番号を指定 し て、 ユーザー公開鍵を削除 し ます。 XSCF> setssh -c delpubkey -s 1 1 ssh-rsa AAAAB3NzaC1yc2EAAAABIwAAAIEAzFh95SohrDgpnN7zFCJCVNy+jaZPTjNDxcid QGbihYDCBttI4151Y0Sv85FJwDpSNHNKoVLMYLjtBmUMPbGgGVB61qskSv/ FeV44hefNCZMiXGItIIpK P0nBK4XJpCFoFbPXNUHDw1rTD9icD5U/[email protected] XSCF> setssh -c delpubkey -s 1 1 ssh-rsa AAAAB3NzaC1yc2EAAAABIwAAAIEAzFh95SohrDgpnN7zFCJCVNy+jaZPTjNDxcid QGbihYDCBttI4151Y0Sv85FJwDpSNHNKoVLMYLjtBmUMPbGgGVB61qskSv/ FeV44hefNCZMiXGItIIpK P0nBK4XJpCFoFbPXNUHDw1rTD9icD5U/[email protected] 使用例 11 すべてのユーザー公開鍵を削除 し ます。 XSCF> setssh -c delpubkey -a 終了ス テー タ ス 関連項目 224 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 rebootxscf(8), showssh(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 settelnet(8) 名前 settelnet - XSCF ネ ッ ト ワ ー ク で使用す る Telnet サービ ス を開始 ま たは停止 し ます。 形式 settelnet -c {enable | disable} settelnet -h 説明 ユーザー権限 settelnet(8) は、 XSCF ネ ッ ト ワ ー ク で使用す る Telnet サービ ス を開始 ま たは停止 す る コ マ ン ド です。 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -c {enable|disable} Telnet サービ ス を開始 ま たは停止す る か ど う か を指定 し ま す。 以下の ど ち ら か を指定で き ます。 省略 し た場合はエ ラ ー と な り ます。 enable disable 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一 緒に指定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -h 詳細説明 使用例 Telnet サービ ス を開始 し ます。 Telnet サービ ス を停止 し ます。 ■ XSCF ユニ ッ ト が二重化構成の場合は、 ス タ ンバ イ 側の XSCF に も 自動的に設定が 反映 さ れ ます。 ス タ ンバ イ 側の XSCF が故障 し てい る と き はエ ラ ー と な り 、 ア ク テ ィ ブ側の XSCF にだけ設定が反映 さ れ ます。 ■ Telnet サービ ス を停止す る 場合、rebootxscf(8) コ マ ン ド で XSCF を リ セ ッ ト す る と 反映 さ れ ます。 ■ showtelnet(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 現在の Telnet サービ ス の状態が確認で き ます。 使用例 1 Telnet サービ ス を開始 し ます。 XSCF> settelnet -c enable 使用例 2 Telnet サービ ス を停止 し ます。 XSCF> settelnet -c disable Please reset the XSCF by rebootxscf to apply the telnet settings. 終了ス テー タ ス 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 System Administration 225 settelnet(8) 関連項目 226 showtelnet(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 settimezone(8) 名前 settimezone - XSCF の タ イ ム ゾーンお よ びサマー タ イ ム (Daylight Saving Time) を 設定 し ます。 形式 settimezone -c settz -s timezone settimezone -c settz -a [-M] settimezone -c adddst -b std -o offset -d dst [-p offset] -f date [ /time] -t date [ /time] settimezone -c deldst -b std -o offset settimezone -h 説明 settimezone(8) は、 XSCF の タ イ ム ゾーンお よ びサマー タ イ ム を設定す る コ マ ン ド です。 タ イ ム ゾーンは POSIX 規格に準拠 し てい ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm ま たは fieldeng 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -a 設定可能な タ イ ム ゾーン を一覧表示 し ます。 -c settz POSIX 規格に準拠 し た タ イ ム ゾーン を設定 し ます。 -c adddst 手動で タ イ ム ゾーン と サマー タ イ ム を設定 し ます。 -c deldst タ イ ム ゾーン と サマー タ イ ム を削除 し ます。 -b std タ イ ム ゾーン の略称を指定 し ます。 std はアルフ ァ ベ ッ ト 3 文字 以上で指定 し ます。 RFC2822 に準拠 し た形式で指定で き ます。 "-c adddst" と 一緒に指定 し た場合は設定す る タ イ ム ゾーン と リ ン ク さ れ ます。 "-c deldst" と 一緒に指定 し た場合は設定 さ れて い る タ イ ム ゾーン と の リ ン ク が解除 さ れ ます。 -d dst サマー タ イ ム名を指定 し ます。 dst はアル フ ァ ベ ッ ト 3 文字以上 で指定 し ます。 RFC2822 に準拠 し た形式で指定で き ます。 "-c adddst" と 一緒に指定 し ます。 System Administration 227 settimezone(8) -f date [/time] サマー タ イ ム の開始時間を指定 し ます。 date は以下のいずれかの 形式で指定で き ます。 Mm.w.d Mm: サマー タ イ ム を開始す る 月を指定 し ます。 m は 1 か ら 12 ま での数値で指定で き ます。 w: サマー タ イ ム を開始す る 週を指定 し ます。 第 1 週の場合は 1、 最終週の場合は 5 と し て、 1 か ら 5 ま での数値で指定で き ます。 d: サマー タ イ ム を開始す る 曜日を指定 し ます。 日曜日の場合 は 0、 土曜日の場合は 6 と し て、 0 か ら 6 ま での数値で指定で き ます。 Jn Jn: サマー タ イ ム を開始す る 日にち を指定 し ます。 1 月 1 日を 1 と し て、 1 か ら 365 ま での数値で指定で き ます。 う る う 年 の場合は 2 月 29 日はカ ウ ン ト さ れ ません。 n n: サマー タ イ ム を開始す る 日にち を指定 し ます。 1 月 1 日を 1 と し て、 1 か ら 365 ま での数値で指定で き ます。 う る う 年の 場合は 2 月 29 日 も カ ウ ン ト さ れ ます。 time には時刻を指定 し ます。 以下の形式で指定で き ます。 hh:mm:ss 228 " 時間 : 分 : 秒の形式 " で指定 し ます。hh は 0 か ら 23、 mm は 0 か ら 59、 ss は 0 か ら 60 です。 省略 し た場合は、 02:00:00 と な り ま す。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -M テ キ ス ト を 1 画面ずつ表示 し ます。 more コ マ ン ド と 同様です。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 settimezone(8) -o offset タ イ ム ゾーン と グ リ ニ ッ ジ標準時 (GMT) と のオ フ セ ッ ト を指定 し ます。 offset は以下の形式で指定で き ます。 GMT{+|-}hh[:mm[:ss]] GMT {+|-} hh[:mm[:ss]] グ リ ニ ッ ジ標準時 標準時を GMT よ り プ ラ ス の時刻に設定す る 場合は - を指定 し ます。 ( グ リ ニ ッ ジ よ り 東 側の地域時刻に合わせ る 場合、 オ フ セ ッ ト は マ イ ナ ス値にな り ます。 ) 標準時を GMT よ り マ イ ナ ス の時刻に設定す る 場合は + を指定 し ます。 ( グ リ ニ ッ ジ よ り 西側の地域時刻に 合わせ る 場合、 オ フ セ ッ ト はプ ラ ス値にな り ます。 ) オ フ セ ッ ト 時間を指定 し ます。 hh は 0 か ら 23、 mm と ss は 0 か ら 59 です。 System Administration 229 settimezone(8) -p offset サマー タ イ ム と グ リ ニ ッ ジ標準時 (GMT) と のオ フ セ ッ ト を指定 し ます。 offset は以下の形式で指定で き ます。 省略 し た場合は、 タ イ ム ゾーン で指定 し た時間の 1 時間前 と な り ます。 GMT{+|-}hh[:mm[:ss]] GMT {+|-} hh[:mm[:ss]] -s timezone 230 グ リ ニ ッ ジ標準時 標準時を GMT よ り プ ラ ス の時刻に設定す る 場合は - を指定 し ます。 ( グ リ ニ ッ ジ よ り 東 側の地域時刻に合わせ る 場合、 オ フ セ ッ ト は マ イ ナ ス値にな り ます。 ) 標準時を GMT よ り マ イ ナ ス の時刻に設定す る 場合は + を指定 し ます。 ( グ リ ニ ッ ジ よ り 西側の地域時刻に 合わせ る 場合、 オ フ セ ッ ト はプ ラ ス値にな り ます。 ) オ フ セ ッ ト 時間を指定 し ます。 hh は 0 か ら 23、 mm と ss は 0 か ら 59 です。 タ イ ム ゾーン を指定 し ます。 timezone には-a オプシ ョ ン で表示 さ れ る タ イ ム ゾーン のいずれか を指定で き ます。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 settimezone(8) -t date [/time] サマー タ イ ム の終了時間を指定 し ます。 date は以下のいずれかの 形式で指定で き ます。 Mm.w.d Mm: サマー タ イ ム を終了す る 月を指定 し ます。 m は 1 か ら 12 ま での数値で指定で き ます。 w: サマー タ イ ム を終了す る 週を指定 し ます。 第 1 週の場合は 1、 最終週の場合は 5 と し て、 1 か ら 5 ま での数値で指定で き ます。 d: サマー タ イ ム を終了す る 曜日を指定 し ます。 日曜日の場合 は 0、 土曜日の場合は 6 と し て、 0 か ら 6 ま での数値で指定で き ます。 Jn Jn: サマー タ イ ム を終了す る 日にち を指定 し ます。 1 月 1 日を 1 と し て、 1 か ら 365 ま での数値で指定で き ます。 う る う 年 の場合は 2 月 29 日はカ ウ ン ト さ れ ません。 n n: サマー タ イ ム を終了す る 日にち を指定 し ます。 1 月 1 日を 1 と し て、 1 か ら 365 ま での数値で指定で き ます。 う る う 年の 場合は 2 月 29 日 も カ ウ ン ト さ れ ます。 time には時刻を指定 し ます。 以下の形式で指定で き ます。 hh:mm:ss 詳細説明 使用例 " 時間 : 分 : 秒の形式 " で指定 し ます。hh は 0 か ら 23、 mm は 0 か ら 59、 ss は 0 か ら 60 です。 省略 し た場合は、 02:00:00 と な り ま す。 ■ タ イ ム ゾーン、 サマー タ イ ム に有効年数を指定す る こ と はで き ません。 年ご と に サマー タ イ ム が変更 さ れ る 場合は、 settimezone(8) コ マ ン ド で再度指定 し なお す必要があ り ます。 ■ settimezone(8) コ マ ン ド で設定 さ れた標準時にオ フ セ ッ ト 時間を加算す る と GMT にな り ます。 ■ showtimezone(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 現在設定 さ れてい る タ イ ム ゾーン が確 認で き ます。 ■ -c adddst、-c deldst オプシ ョ ン で変更 さ れたサマー タ イ ム情報を反映す る に は ロ グ ア ウ ト し て、 再び ロ グ イ ン し て く だ さ い。 使用例 1 タ イ ム ゾーン を 「Asia/Tokyo」 に設定 し ます。 XSCF> settimezone -c settz -s Asia/Tokyo Asia/Tokyo System Administration 231 settimezone(8) 使用例 2 設定可能な タ イ ム ゾーン を一覧表示 し ます。 XSCF> settimezone -c settz -a Africa/Abidjan Africa/Accra Africa/Addis_Ababa Africa/Algiers Africa/Asmera Africa/Bamako Africa/Bangui . . 使用例 3 タ イ ム ゾーン略称を JST、 GMT か ら のオ フ セ ッ ト を +9、 サマー タ イ ム ゾーン 名を JDT、 サマー タ イ ム を 1 時間前、 期間を 3 月最終日曜日 2:00 か ら 10 月 最終日曜日 2:00 ま で と し て、 サマー タ イ ム情報を設定 し ます。 XSCF> settimezone -c adddst -b JST -o GMT-9 -d JDT -f M3.5.0 -t M10.5.0 JST-9JDT,M3.5.0,M10.5.0 使用例 4 タ イ ム ゾーン略称を JST、 GMT か ら のオ フ セ ッ ト を +9、 サマー タ イ ム ゾーン 名を JDT、 サマー タ イ ムの GMT か ら のオ フ セ ッ ト を +10 時間、 期間を 4 月 第 1 日曜日 0:00 か ら 9 月第 1 日曜日 0:00 ま で と し て、 サマー タ イ ム情報を 設定 し ます。 XSCF> settimezone -c adddst -b JST -o GMT-9 -d JDT -p GMT-10 -f M4.1.0/00:00:00 -t M9.1.0/00:00:00 JST-9JDT-10,M4.1.0/00:00:00,M9.1.0/00:00:00 使用例 5 現在設定 さ れてい る サマー タ イ ム情報を削除 し ます。 XSCF> settimezone -c deldst -b JST -o GMT-9 終了ス テー タ ス 関連項目 232 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setdate(8), showdate(8), showtimezone(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 setupfru(8) 名前 setupfru - デバ イ ス のハー ド ウ ェ アに関す る 設定を行い ます。 形式 setupfru [-m {y | n}] [-x {1 | 4}] device location setupfru -h 説明 setupfru(8) は、 指定 し たデバ イ ス のハー ド ウ ェ アに関す る 設定を行 う コ マ ン ド で す。 デバ イ ス と し て物理シ ス テ ム ボー ド (PSB; Physical System Board) を指定で き ます。 PSB を増設 し た あ と シ ス テ ム で使用で き る よ う にす る ため、 PSB に対 し て、 以下の 内容が設定で き ます。 ユーザー権限 XSB 形式 増設 し た PSB を シ ス テ ム で使用す る ためには、 PSB 上の ハー ド ウ ェ ア リ ソ ー ス を論理的に分割 し て、 シ ス テ ム ボー ド (XSB; eXtended System Board) を構成す る 必要があ り ます。 XSB には PSB を分割 し ないで構成単位 と す る UniXSB と 、 4 分割 し た も の を構成単位 と す る Quad-XSB の 2 種類があ り ます。 PSB を Uni-XSB と し て構成す る か、 Quad-XSB と し て構成す る か を指定 し ます。 メ モ リ ミ ラ ーモー ド ミ ラ ーモー ド と は、 PSB に搭載 さ れた メ モ リ を 2 分割 し 、 デー タ を ミ ラ ー リ ン グ し たモー ド です。 メ モ リ を 2 分割す る ため メ モ リ サ イ ズは 1/2 にな り ますが、 デー タ の信頼 性が高 ま り ます。 メ モ リ を ミ ラ ーモー ド に設定す る か ど う か を指定 し ます。 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm ま たは fieldeng 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -m {y|n} device に sb を指定 し た場合、 XSB に搭載 さ れた メ モ リ を ミ ラ ー モー ド に設定す る か ど う か を指定 し ます。 ミ ラ ーモー ド に設定す る 場合は y、 設定 し ない場合は n を指定 し ます。-m オプシ ョ ン を 省略 し た場合は、 前の設定が引 き 継がれ ます。 -x {1|4} device に sb を指定 し た場合、 PSB を、 Uni-XSB と Quad-XSB の ど ち ら で構成す る か を指定 し ます。 Uni-XSB で構成す る 場合は 1、 Quad-XSB で構成す る 場合には 4 を指定 し ます。-x オプシ ョ ン を省略 し た場合は、 前の設定が引 き 継がれ ます。 System Administration 233 setupfru(8) オペ ラ ン ド 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 device 設定す る デバ イ ス を指定 し ます。 以下のデバ イ ス だけ指定で き ま す。 sb location 詳細説明 デバ イ ス の搭載 さ れてい る 位置を指定 し ます。 device に sb を指 定 し た場合、 location には PSB 番号を指定 し ます。 0 か ら 15 ま での整数で 1 つだけ指定で き ます。 ■ ハ イ エ ン ド サーバの場合、 Quad-XSB 構成の と き は メ モ リ ミ ラ ーモー ド に設定で き ません。 ■ すでに搭載 さ れてい る PSB を設定 し なおす場合は、 対象の PSB か ら 構成 さ れたす べての XSB が、 ド メ イ ン構成か ら 切 り 離 さ れ、 シ ス テ ム ボー ド プールにな っ てい る 必要があ り ます。 XSB を ド メ イ ン構成か ら 切 り 離す方法については、 deleteboard(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 ■ シ ス テ ム に よ っ て、 PSB の構成は以下の よ う に異な り ます。 ■ ■ ハ イ エ ン ド サーバの場合は、CPU メ モ リ ボー ド ユニ ッ ト と I/O ユニ ッ ト の組み 合わせ ミ ッ ド レ ン ジサーバの場合は、マザーボー ド ユニ ッ ト 上の CPU モジ ュ ール と メ モ リ モジ ュ ールを各々論理的に 2 分割 し た も の と 、 I/O モジ ュ ールの組み合わ せ showfru(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 PSB に現在設定 さ れてれい る 内容が表示 さ れ ます。 ■ 使用例 物理シ ス テ ム ボー ド (PSB) 使用例 1 PSB#00 を Quad-XSB に設定 し ます。 ( メ モ リ ミ ラ ーモー ド の設定は省略 さ れ てい る ため、 前の設定か ら 変更 さ れません。 ) XSCF> setupfru -x 4 sb 0 終了ス テー タ ス 関連項目 234 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 addboard(8), deleteboard(8), moveboard(8), setdcl(8), showboards(8), showdcl(8), showdevices(8), showfru(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 setupplatform(8) 名前 setupplatform - プ ラ ッ ト フ ォ ーム固有の設定を行い ます。 形式 setupplatform [-v] setupplatform [-v] -p part [-p part] setupplatform -h 説明 setupplatform(8) は、 プ ラ ッ ト フ ォ ーム固有の設定を行 う コ マ ン ド です。 こ の コ マ ン ド に従っ て、 管理者はサービ ス プ ロ セ ッ サの イ ン ス ト ールを行い ます。 デフ ォ ル ト で、 setupplatform(8) コ マ ン ド は、 利用可能な設定を一つずつ確認 し ます。 個別の設定は、 -p オプシ ョ ン を使用 し て選択で き ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 ■ XSCF ユーザーア カ ウ ン ト の作成 useradm ■ ネ ッ ト ワ ー ク /高度/ タ イ ム ゾーン の設定 platadm ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -p part 行いたい設定を指定 し ます。 part には、 以下のいずれか を指定で き ます。 altitude network timezone user -v 詳細説明 ■ 本体装置の高度を設定 し ます。 XSCF ネ ッ ト ワ ー ク 、 DSCP、 Domain Name Service、 NTP、 SSH、 https お よ び SMTP の 設定を行い ます。 XSCF の タ イ ム ゾーン を設定 し ます。 タ イ ム ゾーンは リ ス ト か ら 選択 し ます。 platadm 権限、 platop 権限、 お よ び useradm 権限を持つ、 新 し い XSCF ユーザー ア カ ウ ン ト を作成 し ます。 詳細な情報を表示 し ます。 SPARC Enterprise M4000/M5000 サーバ上で使用で き る イ ン タ ーフ ェ ー ス は、 xscf#0-lan#0、 xscf#0-lan#1、 lan#0、 lan#1 です。 SPARC Enterprise M8000/ M9000 サーバ上で使用で き る イ ン タ ーフ ェ ー ス は同 じ ですが、 さ ら に xscf#0-if、 xscf#1-lan#0、 xscf#1-lan#1、 xscf#1-if を含み ます。 System Administration 235 setupplatform(8) 使用例 ■ ユーザーア カ ウ ン ト 設定では、 新 し いユーザーア カ ウ ン ト を、 ユーザーが定義 し たパ ス ワ ー ド で作成で き ます。 ■ ネ ッ ト ワ ー ク 設定では、 以下の項目を任意で設定で き ます。 ■ XSCF ネ ッ ト ワ ー ク の設定 ■ ド メ イ ン / サービ ス プ ロ セ ッ サ間通信プ ロ ト コ ル (DSCP) ■ Domain Name System (DNS) サーバ ■ Network Time Protocol (NTP) サーバ ■ SSH ■ HTTPS サーバ ■ 電子 メ ール レ ポー ト 使用例 1 新 し いユーザーア カ ウ ン ト を作成 し ます。 XSCF> setupplatform -p user Do you want to set up an account? [y|n]: y Username: myadminuser User id in range 100 to 65533 or leave blank to let the system choose one: Username: myadminuser User id: Are these settings correct? [y|n]: y XSCF> adduser myadminuser XSCF> setprivileges myadminuser useradm platadm platop XSCF> password myadminuser New XSCF password: [not echoed] Retype new XSCF password: [not echoed] 使用例 2 XSCF ネ ッ ト ワ ー ク を構成 し ます。 XSCF> setupplatform Do you want to set up an account? [y|n]: n Do you want to set up the XSCF network interfaces? [y|n]: y Do you want to configure xscf#0-lan#0? [y|n]: y xscf#0-lan#0 ip address? []: 192.168.1.4 xscf#0-lan#0 netmask? [255.255.255.0]: 255.255.254.0 xscf#0-lan#0 default gateway? []: 192.168.1.1 xscf#0-lan#0 ip address: 192.168.1.4 xscf#0-lan#0 netmask: 255.255.254.0 xscf#0-lan#0 default gateway: 192.168.1.1 Are these settings correct? [y|n]: y XSCF> setnetwork xscf#0-lan#0 -m 255.255.254.0 192.168.1.4 . . . 使用例 3 SSH を有効に し ます。 . XSCF> setupplatform -p network Do you want to set up the XSCF network interfaces? [y|n]: n Do you want to set up the DSCP network? [y|n]: n 236 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2008 年 3 月改版 setupplatform(8) Do you want to set up the domain name service? [y|n]: n Do you want to set up the network time protocol? [y|n]: n Do you want to set up ssh? [y|n]: y Enable ssh service? [y|n]: y XSCF> setssh -q -y -c enable Do you want to set up https? [y|n]: n . . . 使用例 4 本体装置の高度を設定 し ます。 . XSCF> setupplatform -p altitude Do you want to set up the chassis altitude? [y|n]: y Chassis altitude is already configured: Chassis altitude in meters: 200 Continue setting up the chassis altitude? [y|n]: y Chassis altitude in meters: 400 Chassis altitude in meters: 400 Is this setting correct? [y|n]: y XSCF> setaltitude -s altitude=400 400m The specified altitude becomes valid when the circuit breakers of the system are switched on again. Do you want to reboot the XSCF now? [y|n]: n XSCF> 使用例 5 XSCF の タ イ ム ゾーン を設定 し ます。 . XSCF> setupplatform -p timezone Do you want to set up the XSCF time zone? [y|n]: y Chassis time zone is already configured: XSCF time zone: US/Pacific Continue setting up the XSCF time zone? [y|n]: y 0 Africa/Abidjan 1 Africa/Accra 2 Africa/Addis_Ababa 3 Africa/Algiers 4 Africa/Asmera 5 Africa/Bamako 6 Africa/Bangui 7 Africa/Banjul 8 Africa/Bissau 9 Africa/Blantyre 10 Africa/Brazzaville 11 Africa/Bujumbura 12 Africa/Cairo 13 Africa/Casablanca 14 Africa/Ceuta 15 Africa/Conakry 16 Africa/Dakar 17 Africa/Dar_es_Salaam 18 Africa/Djibouti 19 Africa/Douala System Administration 237 setupplatform(8) 20 Africa/El_Aaiun 21 Africa/Freetown 22 Africa/Gaborone Enter number to choose time zone or return for next set of time zones: 21 XSCF time zone: Africa/Freetown Is this setting correct? [y|n]: y XSCF> setaltitude -c settz -s Africa/Freetown Africa/Freetown XSCF> 終了ス テー タ ス 関連項目 238 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 adduser(8), applynetwork(8), password(8), setaltitude(8), setdscp(8), setemailreport(8), sethostname(8), sethttps(8), setnameserver(8), setnetwork(8), setntp(8), setprivileges(8), setsmtp(8), setssh(8), setroute(8), settimezone(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2008 年 3 月改版 showaltitude(8) 名前 showaltitude - 本体装置の高度お よ びエア フ ィ ル タ ーの搭載状況を表示 し ます。 形式 showaltitude showaltitude -h 説明 showaltitude(8) は、 現在設定 さ れてい る 本体装置の高度お よ びエア フ ィ ル タ ーの 搭載状況を表示す る コ マ ン ド です。 エア フ ィ ル タ ーの搭載状況は、 ミ ッ ド レ ン ジサーバだけで表示 さ れ ます。 高度は 100 メ ー ト ル (m) 単位で表示 さ れ ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm ま たは fieldeng 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 使用方法を表示 し ます。 -h 詳細説明 使用例 ■ エア フ ィ ル タ ーは搭載 さ れてい る 場合だけ表示 さ れ ます。 搭載 さ れていない場合 は、 何 も 表示 さ れ ません。 ■ setaltitude(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 本体装置の高度お よ びエア フ ィ ル タ ー の搭載状況を設定で き ます。 使用例 1 ハ イ エン ド サーバで本体装置の高度を表示 し ます。 XSCF> showaltitude 1000m 使用例 2 ミ ッ ド レ ン ジサーバで本体装置の高度お よ びエア フ ィ ル タ ーの搭載状況を表 示 し ます。 XSCF> showaltitude 1000m Filter is installed. 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setaltitude(8) System Administration 239 showaltitude(8) 240 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2008 年 3 月改版 showarchiving(8) 名前 showarchiving - ロ グ アーカ イ ブの設定状態を表示 し ます。 形式 showarchiving showarchiving [-e] [-v] showarchiving -h 説明 ユーザー権限 showarchiving(8) は、 XSCF の ロ グ アーカ イ ブに設定 さ れてい る 状態を表示す る コ マ ン ド です。 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 platadm, platop, fieldeng ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 詳細説明 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -e アーカ イ ブエ ラ ーの う ち最新の 10 件に関す る 情報を表示 し ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -v 詳細な情報を表示 し ます。 ■ -e オプシ ョ ン を指定 し ないで showarchiving(8) コ マ ン ド を実行す る と 、以下の 情報が表示 さ れ ます。 1. アーカ イ ブ設定デー タ の リ ス ト Archiving state ロ グのアーカ イ ブ機能が有効か ど う か。 Archive host ロ グがアーカ イ ブ さ れ る ホ ス ト 。 初期値は Not configured です。 ホ ス ト 名 ま たは IPv4 のア ド レ ス で表示 さ れ ます。 Archive directory アーカ イ ブデー タ が格納 さ れ る アーカ イ ブホ ス ト のデ ィ レ ク ト リ 。 初期値は Not configured です。 Username for ssh サービ ス プ ロ セ ッ サがアーカ イ ブホ ス ト に ロ グ イ ンす る ために login 使用す る ユーザー名。 初期値は Not configured です。 Archive host public key サービ ス プ ロ セ ッ サがアーカ イ ブホ ス ト の ID を確認す る ため に使用す る 公開キー。-v オプシ ョ ン を指定 し た場合に表示 さ れ ます。 Archive host fingerprint サービ ス プ ロ セ ッ サがアーカ イ ブホ ス ト の ID を確認す る ため に使用す る 、 公開キーの md5 フ ィ ン ガープ リ ン ト 。 System Administration 241 showarchiving(8) 2. 最後にアーカ イ ブホ ス ト への接続を試みた時刻、 お よ びその試行の結果 ( 成功か 失敗か ) Latest communication 最後にアーカ イ ブホ ス ト と の通信を試みた と き の終了時刻。 Connection status 最後にアーカ イ ブホ ス ト への接続を試みた結果。 成功 し た場合 は OK、 失敗 し た場合は FAILED が表示 さ れ ます。 3. 監査 ロ グお よ び監査以外の ロ グに関す る ス テー タ ス情報の表示 Archive space limit アーカ イ ブに割 り 当て ら れてい る 領域の合計。 Archive space used アーカ イ ブに よ っ て現在使用 さ れてい る 領域。 Total archiving 失敗 し た アーカ イ ブ操作の数。 failures Unresolved failures ■ 使用例 失敗 し た アーカ イ ブ操作の う ち、 サービ ス プ ロ セ ッ サが引 き 続 き 試み る 操作の数。 -e オプシ ョ ン を指定 し て showarchiving(8) コ マ ン ド を実行す る と 、 発生 し た アーカ イ ブエ ラ ーの う ち、 最新の 10 件に関す る 詳細情報が表示 さ れ ます。 使用例 1 ロ グ アーカ イ ブに関す る ス テー タ ス と 設定に関す る デー タ を表示 し ます。 XSCF> showarchiving *** Archiving Configuration *** Archiving state ---------- Disabled Archive host ------------- Not configured Archive directory -------- Not configured User name for ssh login -- Not configured Archive host fingerprint - Server authentication disabled *** Connection to Archive Host *** Latest communication ----- None Connection status -------- None Archive space limit Archive space used Total archiving failures Unresolved failures 242 AUDIT LOGS ---------Unlimited Not monitored 0 0 OTHER LOGS ---------2000 MB Not monitored 0 0 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 showarchiving(8) 使用例 2 アーカ イ ブエ ラ ーに関す る 情報を表示 し ます。 XSCF> showarchiving -e No archiving errors have occurred. 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setarchiving(8) System Administration 243 showarchiving(8) 244 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 showaudit(8) 名前 showaudit - 監査シ ス テ ム の現在の状態を表示 し ます。 形式 showaudit showaudit [all] showaudit [-a users] [-c classes] [-e events] [-g] [-m] [-p] [-s] [-t] showaudit -h 説明 ユーザー権限 showaudit(8) は、 シ ス テ ム監査の現在の状態を表示 し ます。 オプシ ョ ン を指定せ ずに showaudit を実行す る と 、 監査 レ コ ー ド の書 き 込みが有効であ る か無効で あ る かが表示 さ れ ます。 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 auditadm ま たは auditop 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 System Administration 245 showaudit(8) オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -a users 指定 さ れたユーザーの監査 レ コ ー ド 生成ポ リ シーを表示 し ます。 users は、 有効なユーザー名の カ ン マ区切 り リ ス ト です。 -c classes 指定 さ れた監査 ク ラ ス の監査 レ コ ー ド 生成ポ リ シーを表示 し ます。 classes は、 監査 ク ラ ス の カ ン マ区切 り リ ス ト です。 ク ラ ス は数値 ま たは名前に よ っ て指定で き ます。 ACS_ プ レ フ ィ ッ ク ス は省略可 能です。 た と えば、 監査に関連す る イ ベン ト の ク ラ ス は、 ACS_AUDIT、 AUDIT、 ま たは 2 と 表現で き ます。 有効な ク ラ ス は以下の と お り です。 all ACS_SYSTEM(1) ACS_write(2) ACS_READ(4) ACS_LOGIN(8) ACS_AUDIT(16) ACS_DOMAIN(32) ACS_USER(64) ACS_PLATFORM(128) ACS_MODES(256) -e events すべての ク ラ ス を意味 し ます。 シ ス テ ム に関連す る イ ベン ト 。 状態を変更で き る コ マ ン ド 。 現在の状態を表示す る コ マ ン ド 。 ロ グ イ ン に関連す る イ ベン ト 。 監査に関連す る イ ベン ト 。 ド メ イ ン管理に関連す る イ ベン ト 。 ユーザー管理に関連す る イ ベン ト 。 プ ラ ッ ト フ ォ ーム管理に関連す る イ ベン ト 。 モー ド に関連す る イ ベン ト 。 指定 さ れた監査 イ ベン ト の監査 レ コ ー ド 生成ポ リ シーを表示 し ま す。 events は、 監査 イ ベン ト のカ ン マ区切 り リ ス ト です。 イ ベン ト は数値 ま たは名前に よ っ て指定で き ます。 AEV_ プ レ フ ィ ッ ク ス は 省略可能です。 た と えば、 SSH ロ グ イ ン の イ ベン ト は、 AEV_LOGIN_SSH、 LOGIN_SSH、 ま たは 4 と 表現で き ます。 有効なすべての イ ベン ト の リ ス ト については、 showaudit -e all を参照 し て く だ さ い。 246 -g ユーザーのグ ロ ーバル監査 レ コ ー ド 生成ポ リ シーを表示 し ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -m ロ ーカルの監査領域の使用量が し き い値に達 し た場合に送信 さ れ る 電子 メ ールの宛先ア ド レ ス を表示 し ます。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 showaudit(8) -p 監査 ト レ イ ルが全容量に達 し た場合に従 う ポ リ シーを表示 し ます。 -s 以下の監査 ス テー タ ス を表示 し ます。 -t オペ ラ ン ド ロ ーカルの監査 レ コ ー ド に よ っ て消費 さ れてい る 領域 ■ ロ ーカルの監査 レ コ ー ド 用に残っ てい る 空 き 領域 ■ 監査 ト レ イ ルが全容量に達 し た ために(前回のブー ト 以降に)削除 さ れた監査 レ コ ー ド の数 ロ ーカルの領域の使用量に関 し て警告を発行す る し き い値を表示 し ます。 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 all 使用例 ■ 使用例 1 以下の情報を表示 し ます。 ■ 監査 ト レ イ ルの書 き 込みがenable と disableの ど ち ら に設定 さ れてい る か。 こ の情報は、 オプシ ョ ン を何 も 指定せずに showaudit(8) コ マ ン ド を実行 し た場合に表示 さ れ る も の と 同 じ です。 ■ -a、-c all、-e all、-g、-m、-p、-s の各オプシ ョ ン を指定 し て showaudit を実行 し た場合に表示 さ れ る 情報すべて。 監査ス テー タ ス を表示 し ます。 XSCF> showaudit Auditing: enabled 使用例 2 ロ グ イ ン監査に関す る すべての ク ラ ス情報を表示 し ます。 XSCF> showaudit -c LOGIN Events: AEV_LOGIN_BUI AEV_LOGIN_CONSOLE AEV_LOGIN_SSH AEV_LOGIN_TELNET AEV_LOGOUT AEV_AUTHENTICATE 使用例 3 enabled enabled enabled enabled enabled enabled すべての イ ベン ト 情報を表示 し ます。 XSCF> showaudit -e all Events: AEV_AUDIT_START AEV_AUDIT_STOP AEV_ENTER_MODE AEV_EXIT_MODE AEV_LOGIN_BUI AEV_LOGIN_CONSOLE enabled enabled enabled enabled enabled enabled System Administration 247 showaudit(8) AEV_LOGIN_SSH AEV_LOGIN_TELNET AEV_LOGOUT AEV_AUTHENTICATE AEV_addboard AEV_addcodlicense AEV_addfru [...] 終了ス テー タ ス 関連項目 248 enabled enabled enabled enabled enabled enabled enabled 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setaudit(8), viewaudit(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 showautologout(8) 名前 showautologout - XSCF シ ェ ルのセ ッ シ ョ ン タ イ ム ア ウ ト 時間を表示 し ます。 形式 showautologout showautologout -h 説明 showautologout(8) は、 現在設定 さ れてい る XSCF シ ェ ルのセ ッ シ ョ ン タ イ ム ア ウ ト 時間を表示す る コ マ ン ド です。 セ ッ シ ョ ン タ イ ム ア ウ ト 時間は分単位で表示 さ れ ます。 setautologout(8) コ マ ン ド でセ ッ シ ョ ン タ イ ム ア ウ ト 時間を設定 し ていない場合は、 デフ ォ ル ト で 10 分 と 設 定 さ れてい ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 useradm, platadm, platop, auditadm, auditop, domainadm, domainmgr, domainop, fieldeng ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 使用方法を表示 し ます。 -h 使用例 使用例 1 XSCF シ ェ ルのセ ッ シ ョ ン タ イ ム ア ウ ト 時間を表示 し ます。 XSCF> showautologout 30min 使用例 2 XSCF シ ェ ルのセ ッ シ ョ ン タ イ ム ア ウ ト 時間を表示 し ます。 ( デフ ォ ル ト の場 合) XSCF> showautologout 10min 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setautologout(8) System Administration 249 showautologout(8) 250 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 showboards(8) 名前 showboards - シ ス テ ム ボー ド (XSB; eXtended System Board) の情報を表示 し ます。 形式 showboards [-v] -a [-c sp] showboards [-v] -d domain_id [-c sp] showboards [-v] xsb showboards -h 説明 showboards(8) は、 XSB の情報を表示す る コ マ ン ド です。 現在 ド メ イ ン に組み込 ま れてい る 、 ま たは割 り 当て ら れてい る XSB や、 搭載 さ れて い る すべての XSB の情報が表示 さ れ ます。 ド メ イ ン を指定 し た場合は、 ド メ イ ン構 成情報 (DCL; Domain Component List) に定義 さ れてい る 情報だけ表示 さ れ ます。 以下の情報が表示 さ れ ます。 XSB XSB 番号 以下の形式で表示 さ れ ます。 x-y: x y DID 00 か ら 15 ま での整数 0 か ら 3 ま での整数 ド メ イ ン ID 以下のいずれかが表示 さ れ ます。 00-23 SP Other LSB XSB が割 り 当て ら れてい る ド メ イ ン ID XSB が ド メ イ ン に属 し てお ら ず、 シ ス テ ム ボー ド プール状態 ユーザー権限を持た ない ド メ イ ン に属 し てい る XSB ド メ イ ン に定義 さ れてい る 論理シ ス テ ム ボー ド (LSB; Logical System Board) 番号 00 か ら 15 ま での整数で表示 さ れ ます。 System Administration 251 showboards(8) Assignment XSB の ド メ イ ンへの割 り 当て状態 以下のいずれかが表示 さ れ ます。 Unavailable Available Assigned Pwr XSB が使用で き ない状態。 XSB が未搭載 ま た は故障に よ り 認識で き ない、 ド メ イ ン設定 ま たはシ ス テ ム ボー ド 設定が行われていない、 ま たは他の ド メ イ ン に割 り 当て ら れてい る 場 合が あ り ます。 XSB が ド メ イ ン構成情報 (DCL; Domain Component List) に登録 さ れていて、 使用で き る 状態。 シ ス テ ム ボー ド プール状態の場合 があ り ます。 XSB が ド メ イ ン に予約 ま たは割 り 当て ら れて い る 状態 XSB の電源投入状態 以下の ど ち ら かが表示 さ れ ます。 n y Conn 電源が切断 さ れてい る 状態 電源が投入 さ れてい る 状態 XSB の ド メ イ ン構成への接続状態 以下の ど ち ら かが表示 さ れ ます。 n y 252 該当す る ド メ イ ンへ接続 さ れていない、 ま た はシ ス テ ム ボー ド プール状態 該当す る ド メ イ ンへ接続 さ れてい る 状態 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 showboards(8) Conf XSB のハー ド ウ ェ ア リ ソ ー ス の、 オペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ムへの 組み込み状態 以下の ど ち ら かかが表示 さ れ ます。 オペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム か ら 切 り 離 さ れて い る 状態 オペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム に組み込 ま れてい る 状態 n y Test XSB の初期診断の状態 以下のいずれかが表示 さ れ ます。 未搭載 ま たは故障に よ り 認識で き ない状態 診断 さ れていない状態 初期診断中 初期診断が正常に終了 し た状態 初期診断で異常が発生 し た状態。 XSB は使用 で き ない、 ま たは縮退 し てい る 状態 と な り ま す。 Unmount Unknown Testing Passed Failed Fault XSB の縮退の状態 以下のいずれかが表示 さ れ ます。 Normal Degraded Faulted 正常な状態 縮退部品があ る 状態。 XSB は稼働で き ます。 異常が発生 し XSB が動作 し ない状態 -v オプシ ョ ン と 指定す る と 、 XSB の詳細 ス テー タ ス と し て、 以下の情報が表示 さ れ ます。 R XSB の ド メ イ ンへの Dynamic Reconfiguration(DR) 予約状態 * COD XSB が COD ボー ド であ る か ど う か n y ユーザー権限 DR 処理が予約 さ れてい る 状態。 ド メ イ ン が リ ブー ト さ れ る と 、 XSB が組み込 ま れた り 、 切 り 離 さ れた り し て、 ド メ イ ン構成が変更 さ れ ま す。 COD ボー ド でない COD ボー ド であ る こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 platadm, platop, fieldeng すべての ド メ イ ン、 XSB に対 し て実行で き ます。 domainadm, domainmgr, domainop ア ク セ ス権限を持つ ド メ イ ン に対 し て実行で き ま す。 System Administration 253 showboards(8) ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン オペ ラ ン ド 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -a ド メ イ ン に組み込 ま れてい る 、 ま たは割 り 当て ら れてい る XSB や搭載 さ れたすべての XSB の状態を表示 し ます。 -c sp シ ス テ ム ボー ド プールの XSB を表示 し ます。 シ ス テ ム ボー ド プール と は、 ど の ド メ イ ン に も 属 さ ない状態の こ と です。 -d domain_id XSB の状態を表示す る ド メ イ ン ID を指定 し ます。 指定 し た ド メ イ ン の DCL に定義 さ れてい る 情報だけ表示 さ れ ます。 domain_id はシ ス テ ム構成に よ っ て、 0 か ら 23 ま での整数で指定で き ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -v XSB の詳細な情報を表示 し ます。 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 xsb 表示す る XSB 番号を指定 し ます。 以下の形式で指定 し ます。 x-y x y 詳細説明 使用例 00 か ら 15 ま での整数 0 か ら 3 ま での整数 ド メ イ ン を指定 し た場合は、 DCL に定義 さ れてい る XSB 情報だけ表示 さ れ ます。 使用例 1 搭載 さ れてい る すべての XSB の情報を表示 し ます。 XSCF> showboards -a XSB DID(LSB) Assignment ---- -------- ----------00-0 00(00) Assigned 00-1 00(01) Assigned 00-2 SP Available 00-3 02(00) Unavailable 使用例 2 Pwr ---y y y y Conf ---y y n n Test ------Passed Passed Passed Unknown Fault -------Normal Normal Normal Normal 搭載 さ れてい る すべての XSB の詳細な情報を表示 し ます。 XSCF> showboards -v -a XSB R DID(LSB) Assignment ---- - -------- ----------00-0 00(00) Assigned 00-1 * 00(01) Assigned 00-2 SP Available 00-3 02(00) Unavailable 254 Conn ---y y n n Pwr ---y y y y Conn ---y y n n Conf ---y y n n Test ------Passed Passed Passed Unknown Fault -------Normal Normal Normal Normal SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 COD --n n n n showboards(8) 使用例 3 XSB#00-0 の情報を表示 し ます。 XSCF> showboards 00-0 XSB DID(LSB) Assignment Pwr Conn Conf Test Fault ---- -------- ----------- ---- ---- ---- ------- -------00-0 15(00) Assigned y y y Passed Normal 使用例 4 XSB#00-0 の詳細な情報を表示 し ます。 XSCF> showboards -v 00-0 XSB R DID(LSB) Assignment Pwr Conn Conf Test Fault COD ---- - -------- ----------- ---- ---- ---- ------- -------- --00-0 * 15(00) Assigned y n n Passed Normal y 使用例 5 シ ス テ ム ボー ド プールの XSB を表示 し ます。 XSCF> showboards -a -c sp XSB DID(LSB) Assignment Pwr ---- -------- ----------- ---00-0 SP Available y 00-2 SP Available y 00-3 SP Available y 使用例 6 Conn ---n n n Conf ---n n n Test ------Passed Passed Passed Fault -------Normal Normal Normal ド メ イ ン ID 0 に定義 さ れていて、 シ ス テ ム ボー ド プールの XSB を表示 し ま す。 XSCF> showboards -d 0 -c sp XSB DID(LSB) Assignment Pwr Conn Conf Test Fault ---- -------- ----------- ---- ---- ---- ------- -------00-2 SP Available y n n Passed Normal 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 addboard(8), addcodlicense(8), deleteboard(8), deletecodlicense(8), moveboard(8), setdcl(8), setupfru(8), showcodlicense(8), showcodusage(8), showdcl(8), showdevices(8), showfru(8) System Administration 255 showboards(8) 256 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 showcod(8) 名前 showcod - ド メ イ ン で設定 さ れてい る Capacity on Demand (COD; キ ャ パシ テ ィ オ ンデマ ン ド ) に関す る 情報を表示 し ます。 形式 showcod [-v] [-d domain_id] showcod -h 説明 showcod(8) は、 ド メ イ ン で設定 さ れてい る COD 情報を表示す る コ マ ン ド です。 COD 情報には、 ヘ ッ ド ルーム の数、 イ ン ス ト ール さ れた COD Right-To-Use (RTU) ラ イ セ ン ス の数、 お よ び ド メ イ ン と シ ャ ーシ ホ ス ト ID 用に予約 さ れた COD RTU ラ イ セ ン ス の数が含 ま れ ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 platadm, platop すべての ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 domainadm, domainmgr, ア ク セ ス権限を持つ ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 domainop ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 使用例 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -d domain_id ド メ イ ン ID を指定 し ます。 domain_id はシ ス テ ム構成に よ っ て、 0 か ら 23 ま での整数で指定で き ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -v 詳細な情報を表示 し ます。 使用例 1 すべての COD 情報を表示 し ます ( ド メ イ ン ID 1 に対 し て domainadm, domainmgr, domainop のいずれかの権限を持っ てい る 場合の例 )。 XSCF> showcod PROC RTUs reserved for domain 1 : 0 使用例 2 シ ス テ ムに設定 さ れてい る 、 すべての COD 情報を表示 し ます。 (platadm 権限ま たは platop 権限を持っ てい る 場合の例 )。 XSCF> showcod Chassis HostID : 81000001 PROC RTUs installed : 8 PROC Headroom Quantity : 0 PROC RTUs reserved for domain PROC RTUs reserved for domain PROC RTUs reserved for domain PROC RTUs reserved for domain 0 1 2 3 : : : : 4 0 0 0 System Administration 257 showcod(8) PROC PROC PROC PROC PROC PROC PROC PROC PROC PROC PROC PROC 終了ス テー タ ス 関連項目 258 RTUs RTUs RTUs RTUs RTUs RTUs RTUs RTUs RTUs RTUs RTUs RTUs reserved reserved reserved reserved reserved reserved reserved reserved reserved reserved reserved reserved for for for for for for for for for for for for domain domain domain domain domain domain domain domain domain domain domain domain 4 : 0 5 : 0 6 : 0 7 : 0 8 : 0 9 : 0 10 : 0 11 : 0 12 : 0 13 : 0 14 : 0 15 : 0 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setcod(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 showcodlicense(8) 名前 showcodlicense - COD ラ イ セ ン スデー タ ベー ス に格納 さ れてい る 現在の Capacity on Demand (COD; キ ャ パシ テ ィ オ ンデマ ン ド ) Right-To-Use (RTU) ラ イ セ ン ス キー を表示 し ます。 形式 showcodlicense [-r] [-v] showcodlicense -h 説明 ユーザー権限 showcodlicense(8) は、 COD ラ イ セ ン スデー タ ベー ス に格納 さ れてい る COD ラ イ セ ン ス情報を表示す る コ マ ン ド です。 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm ま たは platop 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 詳細説明 使用例 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -r ラ イ セ ン ス情報を、 COD ラ イ セ ン スデー タ ベー ス に格納 さ れてい る の と 同様の、 加工 さ れていない形式で表示 し ます。 -v 詳細な情報を表示 し ます。 ラ イ セ ン ス情報は加工 さ れた形式 と さ れていない形式の、 両方が表示 さ れ ます。 showcodlicense(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 以下の COD 情報が表示 さ れ ます。 Description リ ソ ー ス ( プ ロ セ ッ サ ) の種類。 Ver ラ イ セ ン ス のバージ ョ ン番号。 常に 01 に設定 さ れてい ます。 Expiration ラ イ セ ン ス の有効期限。 Count 所定の リ ソ ー ス に与え ら れてい る RTU ラ イ セ ン ス の数。 Status COD ラ イ セ ン ス の状態。 所定の リ ソ ー ス が有効な場合は、 GOOD、 リ ソ ー ス の ラ イ セ ン ス が切れてい る 場合は、 EXPIRED が表示 さ れ ます。 使用例 1 加工 さ れた形式で ラ イ セ ン スデー タ を表示 し ます。 XSCF> showcodlicense -v Description Ver Expiration Count Status ----------- --- ----------- ----- ------PROC 01 NONE 16 GOOD 01:84000000:000000001:0301010100:16:00000000:xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx System Administration 259 showcodlicense(8) 使用例 2 加工 さ れていない形式で ラ イ セ ン スデー タ を表示 し ます。 XSCF> showcodlicense -r 01:84000000:104:0301010100:3:00000000:xxxxxxxxxxxxxxx 終了ス テー タ ス 関連項目 260 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 addcodlicense(8), deletecodlicense(8), showcodusage(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 showcodusage(8) 名前 showcodusage - Capacity on Demand (COD; キ ャ パシ テ ィ オ ンデマ ン ド ) リ ソ ー ス の使用状況を表示 し ます。 形式 showcodusage [-v] [-M] [-p resource|domain|all ] showcodusage [-h] 説明 showcodusage(8) は、 使用中の COD Right-To-Use (RTU) ラ イ セ ン ス に関す る 現在 の状況を表示す る コ マ ン ド です。 デフ ォ ル ト では、 使用中お よ び イ ン ス ト ール済みの COD RTU ラ イ セ ン ス の概要が、 各 リ ソ ー ス の現在の状態 と と も に表示 さ れ ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 platadm, platop, fieldeng すべての ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 domainadm, domainmgr, ア ク セ ス権限を持つ ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 domainop ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -M テ キ ス ト を 1 画面ずつ表示 し ます。 more コ マ ン ド と 同様です。 -p domain ラ イ セ ン ス の使用状況を ド メ イ ン別に表示 し ます。 表示 さ れ る 統 計情報には、 ド メ イ ン で使用 さ れてい る COD RTU ラ イ セ ン ス の 数、 ド メ イ ン に割 り 当て ら れてい る リ ソ ー ス の数、 お よ び ド メ イ ン に予約 さ れてい る COD RTU ラ イ セ ン ス の数が含 ま れ ます。 -p resource ラ イ セ ン ス の使用状況を リ ソ ー ス タ イ プ別に表示 し ます。 -p all すべての COD 使用状況情報を表示 し ます。 -v 詳細な情報を表示 し ます。 使用可能なすべての COD の使用状況に 関す る 情報 ( シ ス テ ム と その ド メ イ ン の両方におけ る COD RTU ラ イ セ ン ス の使用状況を含む ) が表示 さ れ ます。 System Administration 261 showcodusage(8) 詳細説明 ■ showcodusage -p resource コ マ ン ド を使用す る と 、 シ ス テ ム に関す る 以下の COD 使用状況が表示 さ れ ます。 Resource 使用可能な COD リ ソ ー ス ( プ ロ セ ッ サ ) の タ イ プ In Use シ ス テ ム で現在使用 さ れてい る COD CPU の数 Installed シ ス テ ム に装着 さ れてい る COD CPU の数 License イ ン ス ト ール さ れてい る COD RTU ラ イ セ ン ス の数 Status 以下のいずれかの COD 状態。 OK HEADROOM Violation ■ 使用中の COD CPU に対 し て十分な数の ラ イ セ ン ス があ り ます。 ま た、 残存す る 使用可能な COD リ ソ ー ス の数、 お よ び使 用可能な イ ン ス タ ン ト ア ク セ ス CPU( ヘ ッ ド ルーム ) の数 も 表示 さ れ ます。 使用 さ れてい る イ ン ス タ ン ト ア ク セ ス COD CPU の数。 COD RTU ラ イ セ ン ス違反が存在 し ます。 使用可能な COD RTU ラ イ セ ン ス の数を 超え てい る 、 使用中の COD CPU の数が 表示 さ れ ます。 こ の状況が発生す る 可能 性があ る のは、 COD RTU ラ イ セ ン ス キー を COD RTU ラ イ セ ン スデー タ ベー ス か ら 強制的に削除 し た と き に、 その ラ イ セ ン ス キーに関連づけ ら れてい る COD CPU が ま だ使用 さ れていた場合です。 showcodusage -p domain コ マ ン ド を使用す る と 、 各 ド メ イ ン に関す る 以下の COD 使用状況が表示 さ れ ます。 Domain/Resource 各 ド メ イ ン の COD RTU リ ソ ー ス ( プ ロ セ ッ サ )。 Unused と 表示 さ れてい る プ ロ セ ッ サは、 ま だ ド メ イ ン に割 り 当て ら れ ていない COD CPU です。 In Use 262 ド メ イ ン で現在使用 さ れてい る COD CPU の数。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 showcodusage(8) Installed ド メ イ ン に装着 さ れてい る COD CPU リ ソ ー ス の数。 Reserved ド メ イ ン に割 り 当て ら れてい る COD RTU ラ イ セ ン ス の数。 Status COD CPU の使用状況。-v オプシ ョ ン を指定 し た と き に、 以下 のいずれかの情報が表示 さ れ ます。 Licensed Unlicensed Unused 使用例 ド メ イ ン COD CPU は、 COD RTU ラ イ セ ン ス を持っ てお り 、 使用 さ れてい ます。 ド メ イ ン COD CPU は、 COD RTU ラ イ セ ン ス を取得で き ず、 使用 さ れてい ませ ん。 COD CPU は使用 さ れてい ません。 プ ラ ッ ト フ ォームに関す る 権限を持つユーザーは、 リ ソ ー ス と 、 ド メ イ ン に関す る 使用状況の概要を両方表示で き ます。 ド メ イ ン に関す る 権限を持つユーザーは、 権 限を持っ てい る ド メ イ ン の使用状況の概要 と 、 使用 さ れていない ラ イ セ ン ス の レ ポー ト だけ表示で き ます。 使用例 1 COD の使用状況を リ ソ ース別に表示 し ます。 XSCF> showcodusage -p resource Resource In Use Installed Licensed -------- ------ --------- -------PROC 4 4 16 使用例 2 COD の使用状況を ド メ イ ン別に表示 し ます。 XSCF> showcodusage -p domains Domain/Resource In Use Installed --------------- ------ --------0 - PROC 4 4 1 - PROC 4 4 2 - PROC 4 4 3 - PROC 4 4 4 - PROC 0 0 Unused - PROC 0 0 使用例 3 Status -----OK: 12 available Reserved -------0 0 0 0 0 12 COD の使用状況を リ ソ ース別お よ び ド メ イ ン別に表示 し ます。 (Quad-XSB の CMU#00 と Uni-XSB の CMU#02 で構成 さ れた SPARC Enterprise M8000 サーバの例 ) XSCF> showcodusage -v Resource In Use Installed Licensed Status -------- ------ --------- -------- -----PROC 0 8 0 OK: 0 available Headroom: 2 Domain/Resource In Use Installed Reserved Status --------------- ------ --------- -------- -----0 - PROC 0 8 0 00-0 - PROC 0 1 CMU00-CPU0 Unused System Administration 263 showcodusage(8) 00-1 - PROC CMU00-CPU1 00-2 - PROC CMU00-CPU2 00-3 - PROC CMU00-CPU3 02-0 - PROC CMU02-CPU0 CMU02-CPU1 CMU02-CPU2 CMU02-CPU3 1 - PROC 2 - PROC 3 - PROC 4 - PROC 5 - PROC 6 - PROC 7 - PROC 8 - PROC 9 - PROC 10 - PROC 11 - PROC 12 - PROC 13 - PROC 14 - PROC 15 - PROC Unused - PROC 使用例 4 0 1 0 1 0 1 0 4 Unused Unused Unused Unused Unused Unused Unused 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 COD の使用状況を リ ソ ース別お よ び ド メ イ ン別に表示 し ます。 (SPARC Enterprise M5000 サーバの例 ) XSCF> showcodusage -v Resource In Use Installed Licensed Status -------- ------ --------- -------- -----PROC 0 4 0 OK: 0 available Domain/Resource In Use Installed Reserved Status --------------- ------ --------- -------- -----0 - PROC 0 0 0 1 - PROC 0 0 0 2 - PROC 0 0 0 3 - PROC 0 0 0 Unused - PROC 0 4 0 00-0 - PROC 0 4 CPUM00-CPU0 Unused CPUM00-CPU1 Unused CPUM01-CPU0 Unused CPUM01-CPU1 Unused 264 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 showcodusage(8) 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 addcodlicense(8), deletecodlicense(8), showcodlicense(8) System Administration 265 showcodusage(8) 266 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 showconsolepath(8) 名前 showconsolepath - 現在接続 さ れてい る ド メ イ ン コ ン ソ ールの情報を表示 し ます。 形式 showconsolepath -a showconsolepath -d domain_id showconsolepath -h 説明 showconsolepath(8) は、 現在接続 さ れてい る ド メ イ ン コ ン ソ ールの情報を表示す る コ マ ン ド です。 以下の内容が表示 さ れ ます。 user ド メ イ ン コ ン ソ ールに接続 し てい る XSCF ユーザーア カ ウ ン ト DID ド メ イ ン ID ro/rw ド メ イ ン コ ン ソ ールの種類 ro rw ユーザー権限 読み取 り 専用 コ ン ソ ール 書 き 込み可能 コ ン ソ ール escape コ ン ソ ールに設定 さ れてい る エ ス ケープ記号 date ド メ イ ン コ ン ソ ールに接続 し た日時 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 useradm, platadm, platop, すべての ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 fieldeng domainadm, domainmgr, domainop ア ク セ ス権限を持つ ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 詳細説明 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -a ア ク セ ス で き る すべての ド メ イ ン に接続 さ れてい る コ ン ソ ールの 情報を表示 し ます。 -d domain_id 情報を表示す る ド メ イ ン ID を指定 し ます。 domain_id はシ ス テ ム構成に よ っ て、 0 か ら 23 ま での整数で 1 つだけ指定 し ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 1 つの ド メ イ ン に対 し て、 書 き 込み可能 コ ン ソ ールは 1 つだけ、 読み取 り 専用 コ ン ソ ールは複数接続で き ます。 System Administration 267 showconsolepath(8) 使用例 使用例 1 ア ク セ ス で き る すべての ド メ イ ンに接続 さ れてい る コ ン ソ ールの情報を表示 し ます。 XSCF> showconsolepath -a User DID ro/rw nakagawa 00 rw hana 00 ro k-okano 00 ro yuuki 01 rw uchida 01 ro 終了ス テー タ ス 関連項目 268 escape @ # # | * Date Fri Jul Fri Jul Fri Jul Fri Jul Fri Jul 29 29 29 29 29 21:23:34 09:49:12 18:21:50 10:19:18 13:30:41 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 console(8), sendbreak(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 showdate(8) 名前 showdate - XSCF の時計の日付、 時刻を表示 し ます。 形式 showdate [-u] showdate -h 説明 ユーザー権限 showdate(8) は、 XSCF の時計の日付、 時刻を表示す る コ マ ン ド です。 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 useradm, platadm, platop, auditadm, auditop, domainadm, domainmgr, domainop, fieldeng ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 詳細説明 使用例 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -u 時刻を協定世界時 (UTC; Coordinated Universal Time) で指定 し ます。 省略 し た場合は地方時 と な り ます。 setdate(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 XSCF の時計の日付、 時刻を設定で き ます。 使用例 1 現在の時刻を地方時 (JST) で表示 し ます。 XSCF> showdate Mon Jan 23 14:53:00 JST 2006 使用例 2 現在の時刻を UTC で表示 し ます。 XSCF> showdate -u Mon Jan 23 05:56:15 UTC 2006 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setdate(8), settimezone(8), showtimezone(8) System Administration 269 showdate(8) 270 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 showdcl(8) 名前 showdcl - 現在設定 さ れてい る ド メ イ ン構成情報 (DCL; Domain Component List) を 表示 し ます。 形式 showdcl [-v] -a showdcl [-v] -d domain_id [-l lsb...] showdcl -h 説明 showdcl(8) は、 setdcl(8) コ マ ン ド で設定 さ れた ド メ イ ン構成情報を表示す る コ マ ン ド です。 ド メ イ ン構成情報 と は、 ド メ イ ンや ド メ イ ン を構成す る 論理シ ス テ ム ボー ド (LSB; Logical System Board) に設定で き る ハー ド ウ ェ ア リ ソ ー ス情報です。 LSB と は、 ド メ イ ン のオペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム で認識 さ れ る ボー ド の単位です。 ド メ イ ン ご と に最大 16 枚 ま で登録で き 、 00 か ら 15 ま での整数で表 さ れ ます。 シ ス テ ム ボー ド (XSB; eXtended System Board) と は、 物理シ ス テ ム ボー ド (PSB; Physical System Board) を分割 し て シ ス テ ム上で使用で き る 単位に構成 し なお し た ボー ト の こ と です。 XSB は PSB 番号 と PSB を分割 し た と き の分割番号を組み合わせ て x-y(x は 00 か ら 15 ま での整数、 y は 0 か ら 3 ま での整数 ) で表 さ れ ます。 System Administration 271 showdcl(8) showdcl(8) コ マ ン ド では、 ド メ イ ン構成情報内の、 以下の情報を表示で き ます。 DID ド メ イ ン ID LSB LSB 番号。 00 か ら 15 ま での整数で表示 さ れ ます。 XSB LSB に対応す る XSB 番号。 以下の形式で表示 さ れ ます。 x-y: x y Status 00 か ら 15 ま での整数 0 か ら 3 ま での整数 ド メ イ ン の稼働状態。 以下のいずれかが表示 さ れ ます。 追加情報 が表示 さ れ る 場合があ り ます。 Powered Off 電源が切断 さ れてい る 状態 Panic State パニ ッ ク が発生 し 、 リ セ ッ ト 中の状態 Shutwdown Started 電源が切断中の状態 Initialization Phase OpenBoot PROM が初期化中の状態 OpenBoot Executing Completed OpenBoot PROM が起動 さ れ、プ ロ ン プ ト (ok>) が表示 さ れて い る 状態 Booting/OpenBoot PROM prompt オペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム が起動中の状態。 ま たは ド メ イ ン のシ ャ ッ ト ダ ウ ンや リ セ ッ ト に よ っ て、 OpenBoot PROM が 動作中かプ ロ ン プ ト (ok>) で停止 し てい る 状態 Running オペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム が稼働 し てい る 状態 272 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 11 月改版 showdcl(8) -v オプシ ョ ン を指定す る と 、 以下の情報が追加 さ れ ます。 Cfg-policy ハー ド ウ ェ ア初期診断で異常が検出 さ れた場合の縮退範囲。 以下 のいずれかが表示 さ れ ます。 FRU XSB System No-Mem LSB に搭載 さ れてい る メ モ リ を ド メ イ ン で使用 さ せ る か ど う か。 以下の ど ち ら かが表示 さ れ ます。 True False No-IO 入出力デバ イ ス を使用 さ せ ません 入出力デバ イ ス を使用 さ せ ます ( デフ ォ ル ト ) LSB を優先 し て フ ロ ーテ ィ ン グ ボー ド と す る か ど う か。 以下の ど ち ら かが表示 さ れ ます。 True False ユーザー権限 メ モ リ を使用 さ せ ません メ モ リ を使用 さ せ ます ( デフ ォ ル ト ) LSB に搭載 さ れてい る 入出力デバ イ ス を ド メ イ ン で使用 さ せ る か ど う か。 以下の ど ち ら かが表示 さ れ ます。 True False Float 部品単位で縮退 し ます ( デフ ォ ル ト ) XSB 単位で縮退 し ます ド メ イ ン単位で縮退 し ます フ ロ ーテ ィ ン グ ボー ド にな る 優先度を高 く し ます フ ロ ーテ ィ ン グ ボー ド にな る 優先度を高 く し ません ( デフ ォ ル ト ) こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 platadm, platop, fieldeng すべての ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 domainadm, ア ク セ ス権限を持つ ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 domainmgr, domainop ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -a すべての ド メ イ ン の情報を表示 し ます。 -d domain_id 表示す る ド メ イ ン ID を指定 し ます。 domain_id はシ ス テ ム構成に よ っ て、 0 か ら 23 ま での整数で表示 さ れ ます。 System Administration 273 showdcl(8) 詳細説明 使用例 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -l lsb 表示す る LSB 番号を指定 し ます。 lsb は 0 か ら 15 ま で整数で指 定 し ます。 スペー ス で区切っ て複数指定で き ます。 lsb を省略 し た場合は、 ド メ イ ン内のすべての LSB が対象 と な り ます。 -v ド メ イ ン構成情報内の Cfg-policy、 No-Mem、 No-IO、 Float の情報を追加 し て表示 し ます。 ■ フ ロ ーテ ィ ン グ ボー ド の優先度が低 く 設定 さ れてい る シ ス テ ム ボー ド は、 フ ロ ー テ ィ ン グ ボー ド にな り に く く な り ます。 そのため、 ド メ イ ン のオペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム に対 し て影響を与えに く く な り ます。 ■ setdcl(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 ド メ イ ン構成情報を設定で き ます。 使用例 1 ド メ イ ン ID 0 に設定 さ れてい る ド メ イ ン構成情報を表示 し ます。 XSCF> showdcl -d 0 DID LSB XSB Status 00 Running 00 00-0 04 01-0 08 02-0 12 03-0 使用例 2 ド メ イ ン ID 0 に設定 さ れてい る 詳細な ド メ イ ン構成情報を表示 し ます。 XSCF> showdcl -v -d 0 DID LSB XSB Status 00 Running 00 00-0 01 02 03 04 01-0 05 06 07 08 02-0 09 10 11 12 03-0 13 14 15 - 274 No-Mem No-IO Float False False False False True False True True True True True False Cfg-policy FRU SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 11 月改版 showdcl(8) 使用例 3 すべての ド メ イ ンに設定 さ れてい る 詳細な ド メ イ ン構成情報を表示 し ます。 XSCF> showdcl -v -a DID LSB XSB Status No-Mem No-IO Float Cfg-policy 00 Running FRU 00 00-0 False False False 01 02 03 04 01-0 False True False 05 06 07 08 02-0 True True True 09 10 11 12 03-0 True True False 13 14 15 --------------------------------------------------------------01 Running (Waiting for OS Shutdown) FRU 00 01-2 True True False 01 04-0 False False False 02 03 04 05 06 07 05-0 True False False 08 09 10 11 12 13 14 06-0 True True True 15 --------------------------------------------------------------: : 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 addboard(8), deleteboard(8), moveboard(8), setdcl(8), setupfru(8), showboards(8), showdevices(8), showfru(8) System Administration 275 showdcl(8) 276 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 11 月改版 showdevices(8) 名前 showdevices - シ ス テ ム ボー ド (XSB; eXtended System Board) のデバ イ ス と 、 リ ソ ー ス の使用状況を表示 し ます。 形式 showdevices [-v] [-p bydevice | byboard | query | force] xsb showdevices [-v] [-p bydevice | byboard] -d domain_id showdevices -h 説明 showdevices(8) は、 XSB を構成す る デバ イ ス と 、 デバ イ ス上の、 リ ソ ー ス の使用 状況を一覧表示す る コ マ ン ド です。 リ ソ ー ス の使用状況は、 シ ス テ ム の リ ソ ー ス を管理 し てい る アプ リ ケーシ ョ ン と サ ブシ ス テ ム よ り 提供 さ れ ます。 管理対象の リ ソ ー ス がオ フ ラ イ ン で照会 さ れ、 XSB に対 し て Dynamic Recofiguration(DR) 操作が行われた場合の影響が予測 さ れて表示 さ れ ます。 デフ ォ ル ト の設定では管理対象外のデバ イ ス は表示 さ れ ませんが、-v オ プシ ョ ン を使用す る と 、 こ れ ら のデバ イ ス を表示で き ます。 以下の情報が表示 さ れ ます。 共通 : DID ド メ イ ン ID XSB XSB 番号 CPU: id プ ロ セ ッ サの ID state プ ロ セ ッ サの状態 speed CPU の周波数 (MHz) ecache CPU の外部キ ャ ッ シ ュ サ イ ズ (MB) メモリ : board mem XSB に搭載 さ れてい る メ モ リ サ イ ズ (MB) perm mem XSB に搭載 さ れてい る 、 再配置で き ない メ モ リ サ イ ズ (MB) base address XSB に搭載 さ れてい る メ モ リ の物理ア ド レ ス domain mem ド メ イ ン メ モ リ サ イ ズ (MB) System Administration 277 showdevices(8) メ モ リ を切 り 離 し 中の場合は、 以下の項目が表示 さ れ ます。 target XSB 移動先の XSB 番号 deleted mem 削除済みの メ モ リ サ イ ズ (MB) remaining mem 削除す る 残 り の メ モ リ サ イ ズ (MB) 入出力 デバ イ ス : ユーザー権限 device 入出力デバ イ ス の イ ン ス タ ン ス名 resource 管理 さ れてい る リ ソ ー ス名 usage リ ソ ー ス を使用 し てい る イ ン ス タ ン ス の説明 query リ ソ ー ス についてのオ フ ラ イ ン照会の結果 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 platadm, platop, fieldeng すべてのドメインに対して実行できます。 domainadm, domainmgr, domainop ア ク セ ス権限を持つ ド メ イ ン に対 し て実行で き ま す。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 278 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -d domain_id 表示す る ド メ イ ン ID を指定 し ます。 domain_id はシ ス テ ム構成 に よ っ て、 0 か ら 23 ま での整数で 1 つだけ指定 し ます -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -p byboard XSB ご と に結果を表示 し ます。 結果は、 さ ら に、 デバ イ ス ご と に ま と めて表示 さ れ ます。-p オプシ ョ ン を省略 し た場合は、 "-p bydevice" が指定 さ れた と みな さ れ ます。 -p bydevice CPU、 メ モ リ 、 I/O な ど、 デバ イ ス ご と に結果が表示 さ れ ま す。-p オプシ ョ ン を省略 し た場合は、 "-p bydevice" が指定 さ れた と みな さ れ ます。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 showdevices(8) オペ ラ ン ド -p force deleteboard -f コ マ ン ド を使用 し て シ ス テ ム ボー ド を ド メ イ ン か ら 強制的に切 り 離 し た場合に、 オペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム か ら 削除 さ れ る シ ス テ ム リ ソ ー ス を予測 し ます。-p オプシ ョ ン を省 略 し た場合は、 "-p bydevice" が指定 さ れた と みな さ れ ます。 -p query deleteboard(8) コ マ ン ド を使用 し て シ ス テ ム ボー ド を ド メ イ ン か ら 切 り 離 し た場合に、 オペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム か ら 削除 さ れ る シ ス テ ム リ ソ ー ス を予測 し ます。-p オプシ ョ ン を省略 し た場合 は、 "-p bydevice" が指定 さ れた と みな さ れ ます。 -v 管理対象外の入出力デバ イ ス を含め、 すべての入出力デバ イ ス の 情報を表示 し ます。 ただ し 、 管理対象外の入出力デバ イ ス につい ては、 物理的な構成だけ表示 さ れ、 リ ソ ー スや使用状況は表示 さ れ ま せん。 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 xsb 表示す る XSB 番号を指定 し ます。 以下の形式で指定で き ます。 スペー ス で区切っ て複数指定で き ます。 x-y x y 使用例 使用例 1 00 から 15 までの整数 0 から 3 までの整数 XSB#00-0 上のデバ イ ス と 、 リ ソ ース の使用状況を表示 し ます。 XSCF> showdevices 00-0 CPU: ---DID XSB 00 00-0 00 00-0 00 00-0 00 00-0 id 40 41 42 43 state on-line on-line on-line on-line speed 2048 2048 2048 2048 ecache 4 4 4 4 Memory: ------DID 00 00 00 00 00 00 XSB 00-0 00-1 00-2 00-3 01-0 02-0 board perm base domain target deleted remaining mem MB mem MB address mem MB XSB mem MB mem MB 2048 1290 0x000003c000000000 2048 03-0 250 1500 2048 0 0x0000038000000000 2048 0 0 2048 0 0x0000034000000000 2048 0 0 2048 0 0x0000030000000000 2048 0 0 2048 0 0x000002c000000000 2048 1024 0 2048 0 0x0000028000000000 2048 0 0 IO Devices: ---------DID XSB device resource usage System Administration 279 showdevices(8) 00 00 00 00 00 00-0 00-0 00-0 00-0 00-0 使用例 2 sd3 sd3 sd3 sd3 sd3 /dev/dsk/c0t3d0s0 /dev/dsk/c0t3s0s1 /dev/dsk/c0t3s0s1 /dev/dsk/c0t3d0s3 /var/run mounted filesystem "/" dump device (swap) swap area mounted filesystem "/var" mounted filesystem "/var/run" ド メ イ ン ID 0 上のデバ イ ス と 、 リ ソ ース の詳細な使用状況を表示 し ます。 XSCF> showdevices -v -d 0 CPU: ---DID XSB 00 00-0 00 00-0 00 00-0 00 00-0 00 01-0 00 01-0 00 01-0 00 01-0 id 40 41 42 43 50 51 52 53 state on-line on-line on-line on-line on-line on-line on-line on-line speed 2048 2048 2048 2048 2048 2048 2048 2048 ecache 4 4 4 4 4 4 4 4 Memory: ------board perm base domain target deleted remaining DID XSB mem MB mem MB address mem MB XSB mem MB mem MB 00 00-0 2048 1290 0x000003c000000000 4096 00-1 250 1500 00 01-0 2048 0 0x000002c000000000 4096 IO Devices: ---------DID XSB 00 00-0 00 00-0 00 00-0 00 00-0 00 00-0 00 00-0 00 00-0 00 00-0 00 00-0 00 00-0 00 00-0 終了ス テー タ ス 280 device resource sd0 sd1 sd2 sd3 /dev/dsk/c0t3d0s0 sd3 /dev/dsk/c0t3s0s1 sd3 /dev/dsk/c0t3s0s1 sd3 /dev/dsk/c0t3d0s3 sd3 /var/run sd4 sd5 sd6 usage mounted filesystem "/" dump device (swap) swap area mounted filesystem "/var" mounted filesystem "/var/run" 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 showdevices(8) 関連項目 addboard(8), deleteboard(8), moveboard(8), setdcl(8), setupfru(8), showboards(8), showdcl(8), showfru(8) System Administration 281 showdevices(8) 282 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 showdomainmode(8) 名前 showdomainmode - 現在設定 さ れてい る ド メ イ ン の動作モー ド を表示 し ます。 形式 showdomainmode -d domain_id showdomainmode -h 説明 showdomainmode(8) は、 指定 し た ド メ イ ン に現在設定 さ れてい る ド メ イ ン の動作 モー ド を表示す る コ マ ン ド です。 以下の状態が表示 さ れ ます。 HOST-ID ホ ス ト ID Diagnostic Level OpenBoot PROM の診断 レベル。 以下のいずれかが表示 さ れ ます。 none min max Secure Mode host watchdog、 Break 信号受信抑止機能の状態。 以下の ど ち ら かが表示 さ れ ます。 on off Autoboot 有効 無効 オー ト ブー ト 機能の状態。 以下の ど ち ら かが表示 さ れ ます。 on off CPU Mode なし 標準 最大 有効 無効 ド メ イ ン に搭載 さ れてい る CPU の動作モー ド の設定方法。 以 下の ど ち ら かが表示 さ れ ます。 auto ド メ イ ン起動時に自動的に判別 compatible 搭載 さ れてい る CPU に関係な く 、SPARC64 VI 互換モー ド に設定 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 platadm, fieldeng すべての ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 domainadm 管理権限を持つ ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 System Administration 283 showdomainmode(8) オプシ ョ ン 詳細説明 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -d domain_id 表示す る ド メ イ ン ID を指定 し ます。 domain_id はシ ス テ ム構成に よ っ て、 0 か ら 23 ま での整数で指定で き ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 オペ レー タ ーパネルのモー ド ス イ ッ チが 「Service」 の場合は、 showdomainmode(8) コ マ ン ド で表示 さ れた内容にかかわ ら ず、 ド メ イ ン の動作 モー ド は以下の よ う に設定 さ れ ます。 ■ ■ ■ 使用例 OpenBoot PROM 診断 レベル (Diagnostic Level), CPU 動作モー ド (CPU Mode): showdomainmode(8) コ マ ン ド の表示どお り host watchdog 監視お よ び Break 信号受信抑止 (Secure Mode), オー ト ブー ト 機 能 (Autoboot): 無効 ■ OpenBoot PROM 環境変数 auto-boot? が false に設定 さ れてい る 場合は、オー ト ブー ト 機能は無効 と な り ます。 ■ setdomainmode(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 ド メ イ ン の動作モー ド を設定で き ま す。 使用例 1 ド メ イ ン ID 0 に設定 さ れてい る ド メ イ ン の動作モー ド を表示 し ます。 XSCF> showdomainmode -d 0 Host-ID :0f010f10 Diagnostic Level :min Secure Mode :on Autoboot :on CPU Mode :auto 終了ス テー タ ス 関連項目 284 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setdomainmode(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2008 年 3 月改版 showdomainstatus(8) 名前 showdomainstatus - 現在の ド メ イ ン の状態を表示 し ます。 形式 showdomainstatus -d domain_id showdomainstatus -a showdomainstatus -h 説明 showdomainstatus(8) は、 現在の ド メ イ ン の状態を表示す る コ マ ン ド です。 ド メ イ ン ご と に、 以下のいずれかの状態が表示 さ れ ます。 追加情報が表示 さ れ る 場 合があ り ます。 Powered Off 電源が切断 さ れてい る 状態 Panic State パニ ッ ク が発生 し 、 リ セ ッ ト 中の状態 Shutdown Started 電源が切断中の状態 Initialization Phase OpenBoot PROM が初期化中の状態 OpenBoot Execution OpenBoot PROM が起動 さ れ、 プ ロ ン プ ト (ok>) が表示 さ Completed れてい る 状態 ユーザー権限 Booting/OpenBoot PROM prompt オペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム が起動中の状態。 ま たは ド メ イ ン のシ ャ ッ ト ダ ウ ンや リ セ ッ ト に よ っ て、 OpenBoot PROM が動作中かプ ロ ン プ ト (ok>) で停止 し てい る 状態 Running オペ レーテ ィ ン グ シ ス テ ム が稼働 し てい る 状態 - ド メ イ ン が定義 さ れていない状態 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 useradm, platadm, platop, すべての ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 fieldeng domainadm, domainmgr, domainop ア ク セ ス権限を持つ ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 System Administration 285 showdomainstatus(8) オプシ ョ ン 使用例 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -a ア ク セ ス で き る すべての ド メ イ ン の状態を表示 し ます。 -d domain_id 電源を投入す る ド メ イ ン ID を指定 し ます。 domain_id はシ ス テ ム構成に よ っ て、 0 か ら 23 ま での整数で 1 つだけ指定で き ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 使用例 1 すべての ド メ イ ンの状態を表示 し ます。 XSCF> showdomainstatus -a DID Domain Status 00 Running 01 Running (Waiting for OS Shutdown) 02 Powered Off 03 Panic State 04 Shutdown Started 05 Booting/OpenBoot PROM prompt 06 Initialization Phase 07 OpenBoot Execution Completed 終了ス テー タ ス 関連項目 286 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 poweroff(8), poweron(8), reset(8), showdcl(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 11 月改版 showdscp(8) 名前 showdscp - DSCP に割 り 当て ら れてい る IP ア ド レ ス を表示 し ます。 形式 showdscp showdscp [-v] [-p] showdscp [-v] [-p] -d domain_id showdscp [-v] [-p] -s showdscp -h 説明 showdscp(8) は、 DSCP 使用のために割 り 当て ら れてい る IP ア ド レ ス、 つ ま り 個々 の ド メ イ ン、 サービ ス プ ロ セ ッ サ、 ま たはシ ス テ ム全体の IP ア ド レ ス を表示す る コ マ ン ド です。 シ ス テ ム内の DSCP リ ン ク すべての IP ア ド レ ス を表示す る 場合、 出力は表にな り ま す。 こ の表は、 ド メ イ ン ID に よ っ て ソ ー ト さ れ ます。 特定の ド メ イ ン ま たはサービ ス プ ロ セ ッ サの IP ア ド レ ス を表示す る 場合、 表ではな く 、 指定 し た ド メ イ ン ま たはサービ ス プ ロ セ ッ サの IP ア ド レ ス のみが出力 さ れ ま す。 -p オプシ ョ ン を使用す る と 、 解析可能な出力を生成で き ます。 こ の出力は、 のち に、 ス ク リ プ ト で使用す る ために適 し てい る 場合が あ り ます。 個々の IP ア ド レ ス を 解析可能な形式で表示す る と 、 追加の ラ ベルは除外 さ れ、 IPv4 ア ド レ ス のみが ド ッ ト つ き 10 進表記で出力 さ れ ます。 表を解析可能なバージ ョ ン で出力す る と 、 値のみ が表示 さ れ ( 表見出 し は表示 さ れ ません )、 各カ ラ ムは 1 つの タ ブ文字に よ っ て区切 ら れ ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 platadm, platop, fieldeng すべての ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 domainadm, domainmgr, domainop ア ク セ ス権限を持つ ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -d domain_id 個々の ド メ イ ン の IP ア ド レ ス を表示 し ます。 domain_id はシ ス テ ム構成に よ っ て、 0 か ら 23 ま での整数で指定で き ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 System Administration 287 showdscp(8) 使用例 -p 解析可能な出力を生成 し ます。 -s サービ ス プ ロ セ ッ サの IP ア ド レ ス を表示 し ます。 -v 詳細な情報を表示 し ます。 プ ロ グ ラ ム の操作の内部プ ロ セ ス に関 す る 詳細情報を画面に出力 し ます。 注 – 以下の使用例に示す IP ア ド レ ス は、 単な る サ ン プルです。 使用 し てい る ネ ッ ト ワ ー ク で有効な IP ア ド レ ス については、 シ ス テ ム に付属 さ れてい る 『SPARC Enterprise M8000/M9000 サーバ 設置計画マニ ュ アル』 ま たは 『SPARC Enterprise M4000/M5000 サーバ 設置計画マニ ュ アル』 を参照 し て く だ さ い。 特定の状況下で 不正なネ ッ ト ワ ー ク IP ア ド レ ス を使用す る と 、 シ ス テ ム が起動不能にな る 可能性が あ り ます。 使用例 1 XSCF> DSCP のすべての IP ア ド レ ス を示す表を表示 し ます。 showdscp DSCP Configuration Network: 10.1.1.0 Netmask: 255.255.255.0 Location ---------XSCF Domain #00 Domain #01 Domain #02 Domain #03 Domain #04 Domain #05 Domain #06 Domain #07 Domain #08 Domain #09 Domain #10 Domain #11 Domain #12 Domain #13 Domain #14 Domain #15 Domain #16 Domain #17 Domain #18 Domain #19 Domain #20 Domain #21 Domain #22 Domain #23 288 Address --------10.1.1.1 10.1.1.2 10.1.1.3 10.1.1.4 10.1.1.5 10.1.1.6 10.1.1.7 10.1.1.8 10.1.1.9 10.1.1.10 10.1.1.11 10.1.1.12 10.1.1.13 10.1.1.14 10.1.1.15 10.1.1.16 10.1.1.17 10.1.1.18 10.1.1.19 10.1.1.20 10.1.1.21 10.1.1.22 10.1.1.23 10.1.1.24 10.1.1.25 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 showdscp(8) 使用例 2 特定 ド メ イ ンの IP ア ド レ ス を表示 し ます。 XSCF> showdscp -d 1 Domain #01 Address: 10.1.1.3 使用例 3 特定 ド メ イ ンの IP ア ド レ ス を解析可能な形式で表示 し ます。 XSCF> showdscp -p -d 1 Domain[1] 10.1.1.3 使用例 4 すべての DSCP ア ド レ ス情報を解析可能な形式で表示 し ます。 XSCF> showdscp -p Network 10.1.1.0 Netmask 255.255.255.0 XSCF 10.1.1.1 Domain[0] 10.1.1.2 Domain[1] 10.1.1.3 Domain[2] 10.1.1.4 Domain[3] 10.1.1.5 Domain[4] 10.1.1.6 Domain[5] 10.1.1.7 Domain[6] 10.1.1.8 Domain[7] 10.1.1.9 Domain[8] 10.1.1.10 Domain[9] 10.1.1.11 ... 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setdscp(8) System Administration 289 showdscp(8) 290 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 showdualpowerfeed(8) 名前 showdualpowerfeed - 二系統受電モー ド の状態を表示 し ます。 形式 showdualpowerfeed showdualpowerfeed -h 説明 showdualpowerfeed(8) は、 本体装置の二系統受電モー ド の状態を表示す る コ マ ン ド です。 showdualpowerfeed(8) コ マ ン ド は、 ミ ッ ド レ ン ジサーバにだけ有効です。 二系統受電モー ド は、 setdualpowerfeed(8) コ マ ン ド で設定で き ます。 setdualpowerfeed(8) コ マ ン ド に よ っ て、 二系統受電モー ド が変更 さ れ る 予定の 場合は、 変更内容 も 表示 さ れ ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm ま たは fieldeng 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用例 使用例 1 使用方法を表示 し ます。 本体装置に現在設定 さ れてい る 二系統受電モー ド を表示 し ます。 XSCF> showdualpowerfeed Dual power feed is enabled. 使用例 2 setdualpowerfeed(8) コ マ ン ド に よ っ て 二系統受電モー ド を変更後、 現 在の状態を表示 し ます。 XSCF> showdualpowerfeed enable -> disable NOTE: Dual power feed will be disabled the next time the platform is powered on. 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setdualpowerfeed(8) System Administration 291 showdualpowerfeed(8) 292 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 showemailreport(8) 名前 showemailreport - 電子 メ ール レ ポー ト の設定デー タ を表示 し ます。 形式 showemailreport [-v] showemailreport -h 説明 showemailreport(8) は、 電子 メ ール レ ポー ト の設定デー タ を表示す る コ マ ン ド で す。 オプシ ョ ン を指定 し ないで使用す る と 、 現在の電子 メ ール レ ポー ト の設定デー タ が 表示 さ れ ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 platadm, platop, fieldeng ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 詳細説明 使用例 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -v 詳細な情報を表示 し ます。 電子 メ ール レ ポー ト 情報には、 電子 メ ール レ ポー ト が有効にな っ てい る か ど う かが 含 ま れ ます。 有効にな っ てい る 場合は、 ア ド レ ス の リ ス ト も 含 ま れ ます。 使用例 1 電子 メ ールレ ポー ト の設定を表示 し ます。 XSCF> showemailreport EMail Reporting: enabled Email Recipient Address: [email protected], [email protected] 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setemailreport(8) System Administration 293 showemailreport(8) 294 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 showenvironment(8) 名前 showenvironment - 本体装置の吸気温度 と 湿度、 温度セ ン サー情報、 電圧セ ンサー 情報、 FAN 回転情報を表示 し ます。 形式 showenvironment [-M] [ type] showenvironment -h 説明 showenvironment(8) は、 以下の情報を表示す る コ マ ン ド です。 以下の情報が表示 さ れ ます。 ユーザー権限 環境情報 本体装置の吸気温度 と 湿度 ( 湿度はハ イ エ ン ド サーバのみ ) 温度情報 本体装置の吸気温度 と 各 コ ン ポーネ ン ト の排気温度 電圧情報 電圧セ ンサー値 FAN 回転情報 FAN の回転状態 と 回転数 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 useradm, platadm, platop, fieldeng ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン オペ ラ ン ド 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -M テ キ ス ト を 1 画面ずつ表示 し ます。 more コ マ ン ド と 同様です。 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 type 表示す る 情報の タ イ プ を指定 し ます。 以下のいずれかの タ イ プが 指定で き ます。 省略 し た場合は、 本体装置の吸気温度 と 湿度の情 報を表示 し ます。 temp volt Fan 詳細説明 温度情報を表示 し ます。 電圧情報を表示 し ます。 FAN の回転情報を表示 し ます。 シ ス テ ム に よ っ ては、 シ ス テ ム全体に電圧マージ ン が設定 さ れてい る 場合があ り ま す。 こ の と き は電圧マージ ン が、 電圧セ ンサー値 と と も に表示 さ れ ます。 System Administration 295 showenvironment(8) 使用例 使用例 1 本体装置の吸気温度 と 湿度を表示 し ます。 XSCF> showenvironment Temperature:30.71C Humidity:90.05% 使用例 2 本体装置 と 各 コ ン ポーネ ン ト の温度情報を表示 し ます。 XSCF> showenvironment temp Temperature:30.71C CMU#0:30.71C CPUM#0-CHIP#0:30.71C CPUM#1-CHIP#0:30.71C CPUM#2-CHIP#0:30.71C CPUM#3-CHIP#0:30.71C CMU#1:30.71C CPUM#0-CHIP#0:30.71C CPUM#1-CHIP#0:30.71C CPUM#2-CHIP#0:30.71C CPUM#3-CHIP#0:30.71C CMU#2:30.71C CPUM#0-CHIP#0:30.71C CPUM#1-CHIP#0:30.71C CPUM#2-CHIP#0:30.71C CPUM#3-CHIP#0:30.71C CMU#3:30.71C CPUM#0-CHIP#0:30.71C CPUM#1-CHIP#0:30.71C CPUM#2-CHIP#0:30.71C CPUM#3-CHIP#0:30.71C 使用例 3 各 コ ン ポーネ ン ト の電圧情報を表示 し ます。 XSCF> showenvironment volt MBU_A 1.0V Power Supply Group:1.010V 1.8V Power Supply Group:1.700V CPUM#0-CHIP#0 1.0V Power Supply Group:1.000V CPUM#1-CHIP#0 1.0V Power Supply Group:1.000V MEMB#0 1.2V Power Supply Group:1.200V 1.8V Power Supply Group:1.700V 2.5V Power Supply Group:2.500V MEMB#1 1.2V Power Supply Group:1.200V 1.8V Power Supply Group:1.700V 2.5V Power Supply Group:2.500V MEMB#2 1.2V Power Supply Group:1.200V 1.8V Power Supply Group:1.700V 2.5V Power Supply Group:2.500V 296 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 11 月改版 showenvironment(8) MEMB#3 1.2V Power 1.8V Power 2.5V Power IOU#0 1.0V Power 1.2V Power 1.5V Power 1.8V Power 2.5V Power 3.3V Power 5.0V Power 12V Power -12V Power FANBP 3.3V Power 5.0V Power 12V Power -12V Power 使用例 4 Supply Group:1.200V Supply Group:1.700V Supply Group:2.500V Supply Supply Supply Supply Supply Supply Supply Supply Supply Group:1.020V Group:1.180V Group:1.500V Group:1.850V Group:2.510V Group:3.300V Group:5.000V Group:12.000V Group:-12.000V Supply Supply Supply Supply Group:3.300V Group:5.010V Group:12.020V Group:-12.030V 電圧マージ ンが設定 さ れてい る 場合の、 各 コ ン ポーネ ン ト の電圧情報を表示 し ます。 XSCF> showenvironment volt margin:+10% MBU_A 1.0V Power Supply Group:1.010V 1.8V Power Supply Group:1.700V : : 使用例 5 FAN の回転情報を表示 し ます。 XSCF> showenvironment Fan FAN_A#0:Low speed FAN_A#0: 4101rpm FAN_A#1:Low speed FAN_A#1: 4101rpm FAN_A#2:Low speed FAN_A#2: 4177rpm FAN_A#3:Low speed FAN_A#3: 4101rpm PSU#0 PSU#0:Low speed PSU#0: 3879rpm PSU#0: 3835rpm PSU#1 PSU#1:Low speed PSU#1: 3924rpm PSU#1: 3970rpm PSU#2 PSU#2:Low speed System Administration 297 showenvironment(8) PSU#2: PSU#2: 4218rpm 4066rpm PSU#3 PSU#3:Low speed PSU#3: 3835rpm PSU#3: 3970rpm 終了ス テー タ ス 298 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 11 月改版 showfru(8) 名前 showfru - デバ イ ス のハー ド ウ ェ アに関す る 設定内容を表示 し ます。 形式 showfru device location showfru -a device showfru -h 説明 showfru(8) は、 setupfru(8) コ マ ン ド に よ っ てデバ イ ス のハー ド ウ ェ アに設定 さ れた内容を表示す る コ マ ン ド です。 指定 し たデバ イ ス か、 すべてのデバ イ ス の内容を表示で き ます。 デバ イ ス と し て物 理シ ス テ ム ボー ド (PSB; Physical System Board) を指定で き ます。 以下の内容が表示 さ れ ます。 Device 指定 し たデバ イ ス名 sb(PSB) だけ表示 さ れ ます。 Location デバ イ ス が搭載 さ れてい る 位置 device が sb の場合、 00 か ら 15 の整数値で表示 さ れ ます。 XSB Mode PSB に設定 さ れてい る XSB モー ド 以下の ど ち ら かの値が表示 さ れ ます。 Uni Quad Uni-XSB Quad-XSB Memory Mirror PSB に設定 さ れてい る メ モ リ の ミ ラ ーモー ド Mode 以下の ど ち ら かの値が表示 さ れ ます。 yes no ユーザー権限 メ モ リ ミ ラ ーモー ド 非 メ モ リ ミ ラ ーモー ド こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm ま たは fieldeng 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -a 指定 し たすべてのデバ イ ス の内容を表示 し ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 System Administration 299 showfru(8) オペ ラ ン ド 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 device 表示す る デバ イ ス を指定 し ます。 以下のデバ イ ス だけ指定で き ま す。 物理シ ス テ ム ボー ド (PSB) sb location 詳細説明 使用例 device の搭載 さ れてい る 位置を指定 し ます。 device が sb の場合、 0 か ら 15 ま での整数で 1 つだけ指定で き ます。 setupfru(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 デバ イ ス のハー ド ウ ェ アに関す る 設定がで き ます。 使用例 1 すべての PSB に設定 さ れてい る 情報を表示 し ます。 XSCF> showfru -a sb Device Location sb 00 sb 01 sb 02 sb 03 終了ス テー タ ス 関連項目 300 XSB Mode Quad Uni Quad Uni Memory Mirror Mode no yes no no 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 addboard(8), deleteboard(8), moveboard(8), setdcl(8), setupfru(8), showboards(8), showdcl(8), showdevices(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 showhardconf(8) 名前 showhardconf - 本体装置に搭載 さ れてい る FRU(Field Replaceable Unit) の情報を表 示 し ます。 形式 showhardconf [-u] [-M] showhardconf -h 説明 showhardconf(8) は、 FRU 単位の情報を表示す る ための コ マ ン ド です。 表示 さ れ る 情報は、 以下の と お り です。 ユーザー権限 ■ 現在の構成、 状態 ■ 搭載 さ れてい る 個数 ■ ド メ イ ン情報 ■ PCI ボ ッ ク ス (IOBOX) 情報 ■ PCI カー ド の Name プ ロ パテ ィ こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 useradm, platadm, platop, すべての ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 fieldeng domainadm, domainmgr, domainop ア ク セ ス権限を持つ ド メ イ ン に対 し て実行で き ます。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -M テ キ ス ト を 1 画面ずつ表示 し ます。 more コ マ ン ド と 同様です。 -u FRU 単位の搭載個数を表示 し ます。 CPU モジ ュ ールは動作周波 数、 メ モ リ ボー ド は メ モ リ ご と の容量を表示 し ます。 省略 し た場 合は、 FRU 単位の現在の構成、 状態情報 と ド メ イ ン情報が表示 さ れ ます。 System Administration 301 showhardconf(8) 詳細説明 使用例 FRU の構成、 状態情報 と ド メ イ ン情報を表示 し た場合、 故障 ま たは縮退が発生 し た ユニ ッ ト に対 し て、 異常箇所であ る こ と を表すア ス タ リ ス ク (*) と 以下のいずれか の状態が表示 さ れ ます。 状態 内容 Faulted 故障 し ていて動作 し ていない状態。 Degraded ユニ ッ ト は動作中。 ユニ ッ ト 内の一部が故障 ま たは縮退 し ていた り 、 何 ら かのエ ラ ーが検出 さ れていた り す る ために、 ユニ ッ ト も 故障状態を呈 し てい る が、 正常に動作中。 Deconfigured 構成異常、 環境異常、 ま たは他のユニ ッ ト の縮退に よ っ て、 正常 で あ り なが ら 縮退 し てい る 状態 Maintenance 保守作業中。 deletefru(8)、 replacefru、 ま たは addfru(8) 操作中。 Normal 正常に動作 し てい る 状態 使用例 1 SPARC Enterprise M5000 サーバの FRU 情報を表示 し ます。 XSCF> showhardconf SPARC Enterprise M5000; + Serial:BE80601021; Operator_Panel_Switch:Service; + Power_Supply_System:Single; SCF-ID:XSCF#0; + System_Power:On; System_Phase:Cabinet Power On; Domain#0 Domain_Status:Powered Off; MBU_B Status:Normal; Ver:0101h; Serial:7867000297 ; + FRU-Part-Number:CA20393-B50X A2 ; + Memory_Size:64 GB; CPUM#0-CHIP#0 Status:Normal; Ver:0201h; Serial:PP0629L068 ; + FRU-Part-Number:CA06761-D104 A0 ; + Freq:2.150 GHz; Type:16; + Core:2; Strand:2; CPUM#0-CHIP#1 Status:Normal; Ver:0201h; Serial:PP0629L068 ; + FRU-Part-Number:CA06761-D104 A0 ; + Freq:2.150 GHz; Type:16; + Core:2; Strand:2; : CPUM#3-CHIP#0 Status:Normal; Ver:0201h; Serial:PP0629L066 ; + FRU-Part-Number:CA06761-D104 A0 ; + Freq:2.150 GHz; Type:16; + Core:2; Strand:2; CPUM#3-CHIP#1 Status:Normal; Ver:0201h; Serial:PP0629L066 ; + FRU-Part-Number:CA06761-D104 A0 ; + Freq:2.150 GHz; Type:16; + Core:2; Strand:2; MEMB#0 Status:Normal; Ver:0101h; Serial:01068 ; + FRU-Part-Number:CA20393-B54X A1 ; MEM#0A Status:Normal; + Code:c1000000000000004572T128000HR3.7A 252b-04123520; 302 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 11 月改版 showhardconf(8) + Type:1B; Size:1 GB; MEM#0B Status:Normal; + Code:c1000000000000004572T128000HR3.7A + Type:1B; Size:1 GB; MEM#1A Status:Normal; + Code:c1000000000000004572T128000HR3.7A + Type:1B; Size:1 GB; MEM#1B Status:Normal; + Code:c1000000000000004572T128000HR3.7A + Type:1B; Size:1 GB; MEM#2A Status:Normal; + Code:c1000000000000004572T128000HR3.7A + Type:1B; Size:1 GB; MEM#2B Status:Normal; + Code:c1000000000000004572T128000HR3.7A + Type:1B; Size:1 GB; MEM#3A Status:Normal; + Code:c1000000000000004572T128000HR3.7A + Type:1B; Size:1 GB; MEM#3B Status:Normal; + Code:c1000000000000004572T128000HR3.7A + Type:1B; Size:1 GB; : MEMB#7 Status:Normal; Ver:0101h; Serial:01100 + FRU-Part-Number:CA20393-B54X A1 MEM#0A Status:Normal; + Code:c1000000000000005372T128000HR3.7A + Type:1B; Size:1 GB; MEM#0B Status:Normal; + Code:c1000000000000005372T128000HR3.7A + Type:1B; Size:1 GB; MEM#1A Status:Normal; + Code:c1000000000000005372T128000HR3.7A + Type:1B; Size:1 GB; MEM#1B Status:Normal; + Code:c1000000000000005372T128000HR3.7A + Type:1B; Size:1 GB; MEM#2A Status:Normal; + Code:c1000000000000005372T128000HR3.7A + Type:1B; Size:1 GB; MEM#2B Status:Normal; + Code:c1000000000000005372T128000HR3.7A + Type:1B; Size:1 GB; MEM#3A Status:Normal; + Code:c1000000000000005372T128000HR3.7A + Type:1B; Size:1 GB; MEM#3B Status:Normal; + Code:c1000000000000005372T128000HR3.7A + Type:1B; Size:1 GB; DDC_A#0 Status:Normal; DDC_A#1 Status:Normal; DDC_A#2 Status:Normal; DDC_A#3 Status:Normal; DDC_B#0 Status:Normal; 252b-04123e25; 252b-04123722; 252b-04123b25; 252b-04123e20; 252b-04123822; 252b-04123724; 252b-04123b20; ; ; 356d-0d016910; 356d-0d016911; 356d-0d016a14; 356d-0d017e22; 356d-0d016a13; 356d-0d016417; 356d-0d017617; 356d-0d016b12; System Administration 303 showhardconf(8) * * 304 DDC_B#1 Status:Normal; IOU#0 Status:Normal; Ver:0101h; Serial:7867000395 ; + FRU-Part-Number:CF00541-0483 0040 /541-0483-00-40 ; DDC_A#0 Status:Normal; DDCR Status:Normal; DDC_B#0 Status:Normal; PCI#2 Status:Normal; Name_Property:; Card_Type:DownLink; + Ver:21h; Serial:XF01NW; Type:Optic; + Connection:IOX@X0DF/IOB0; + FRU-Part-Number:CF00501-7040 04 /501-7040-04; IOX@X0DF Status:Faulted; Serial:XCX0DF; + FRU-Part-Number:CF00541-0314 05 /501-6937-05; IOB0 Status:Normal; Serial:XX00KA; Type:PCI-X; + FRU-Part-Number:CF00541-0316 03 /501-6938-05; LINK Status:Normal; Ver:21h; Serial:1F0090; Type:Optic; + FRU-Part-Number:CF00501-7040 04 /501-7040-04; PS0 Status:Normal; Serial:LL0807; + FRU-Part-Number:CF00300-2001 02 /300-2001-02; PS1 Status:Normal; Serial:LL0381; + FRU-Part-Number:CF00300-2001 02 /300-2001-02; PCI#4 Status:Normal; Name_Property:; Card_Type:DownLink; + Ver:17h; Serial:XF01LM; Type:Optic; + Connection:IOX@X07P/IOB1; + FRU-Part-Number:CF00501-7040 04 /501-7040-04; IOX@X07P Status:Faulted; Serial:XCX07P; + FRU-Part-Number:CF00541-0314 05 /501-6937-03; IOB1 Status:Normal; Serial:XE00F9; Type:PCI-Express; + FRU-Part-Number:CF00541-0507 03 /501-6939-05; LINK Status:Normal; Ver:17h; Serial:XF01N0; Type:Optic; + FRU-Part-Number:CF00501-7040 04 /501-7040-04; PS0 Status:Normal; Serial:LL1097; + FRU-Part-Number:CF00300-2001 02 /300-2001-02; PS1 Status:Normal; Serial:LL1121; + FRU-Part-Number:CF00300-2001 02 /300-2001-02; IOU#1 Status:Normal; Ver:0101h; Serial:78670000376 ; + FRU-Part-Number:CA20393-B55X A4 ; DDC_A#0 Status:Normal; DDCR Status:Normal; DDC_B#0 Status:Normal; XSCFU Status:Normal,Active; Ver:0101h; Serial:7867000262 ; + FRU-Part-Number:CA20393-B56X A0 ; OPNL Status:Normal; Ver:0101h; Serial:7867000087 ; + FRU-Part-Number:CA00629-D061 A0 ; PSU#0 Status:Normal; Serial:0000000-ASTECB10 ; + FRU-Part-Number:CF00300-1898 0002 /300-1898-00-02; + Power_Status:Off; AC:200 V; PSU#1 Status:Normal; Serial:0000000-ASTECB18 ; + FRU-Part-Number:CF00300-1898 0002 /300-1898-00-02; + Power_Status:Off; AC:200 V; PSU#2 Status:Normal; Serial:0000000-DELTAB19 ; + FRU-Part-Number:CF00300-1898 0002 /300-1898-00-02; + Power_Status:Off; AC:200 V; PSU#3 Status:Normal; Serial:0000000-ASTECB09 ; + FRU-Part-Number:CF00300-1898 0002 /300-1898-00-02; SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 11 月改版 showhardconf(8) + Power_Status:Off; AC:200 V; FANBP_C Status:Normal; Ver:0101h; Serial:7867000053 + FRU-Part-Number:CA06629-D051 001AA FAN_A#0 Status:Normal; FAN_A#1 Status:Normal; FAN_A#2 Status:Normal; FAN_A#3 Status:Normal; 使用例 2 ; ; SPARC Enterprise M9000 サーバに搭載 さ れてい る FRU の数を表示 し ます。 XSCF> showhardconf -u SPARC Enterprise M9000; Memory_Size:432 GB; +-----------------------------------+------------+ | FRU | Quantity | +-----------------------------------+------------+ | CMU | 9 | | CPUM | 36 | | Freq:2.277 GHz; | ( 30) | | Freq:2.376 GHz; | ( 6) | | MEM | 224 | | Type:1B; Size:1 GB; | ( 16) | | Type:2B; Size:2 GB; | ( 208) | | IOU | 9 | | IOBOX | 1 | | IOB | 2 | | PSU | 2 | | XSCFU_B | 2 | | XSCFU_C | 2 | | XBU_B | 16 | | CLKU_B | 4 | | OPNL | 1 | | PSU | 30 | | FANBP_A | 2 | | FANBP_B | 2 | | FAN_A | 32 | | SWBP | 2 | | MEDBP | 2 | +-----------------------------------+------------+ 終了ス テー タ ス 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 System Administration 305 showhardconf(8) 306 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 11 月改版 showhostname(8) 名前 showhostname - XSCF ユニ ッ ト に設定 さ れてい る ホ ス ト 名を表示 し ます。 形式 showhostname {-a | xscfu} showhostname -h 説明 showhostname(8) は、 XSCF ユニ ッ ト に現在設定 さ れてい る ホ ス ト 名を表示す る コ マ ン ド です。 ホ ス ト 名は Fully Qualified Domain Name(FQDN) 形式で表示 さ れ ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 useradm, platadm, platop, auditadm, auditop, domainadm, domainmgr, domainop, fieldeng ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン オペ ラ ン ド 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -a すべての XSCF ユニ ッ ト に設定 さ れてい る ホ ス ト 名を表示 し ま す。-a オプシ ョ ン と 一緒に指定 さ れてい る XSCF ユニ ッ ト 名は無 効 と な り ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 xscfu 表示す る XSCF ユニ ッ ト 名を指定 し ます。 シ ス テ ム構成に よ っ て 以下の ど ち ら か を指定で き ます。-a オプシ ョ ン と 一緒に指定 し た 場合は無効 と な り ます。 xscf#0 xscf#1 詳細説明 使用例 XSCF ユニ ッ ト 0 XSCF ユニ ッ ト 1 ( 二重化構成の場合 ) ■ XSCF ユニ ッ ト が二重化構成の場合、 ス タ ンバ イ 側に異常が発生 し てい る と き は メ ッ セージが表示 さ れ ます。 ■ sethostname(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 XSCF ユニ ッ ト の ホ ス ト 名を設定で き ま す。 使用例 1 すべての XSCF ユニ ッ ト に設定 さ れてい る ホ ス ト 名を表示 し ます。 XSCF> showhostname -a xscf#0: scf0-hostname.example.com xscf#1: scf1-hostname.example.com System Administration 307 showhostname(8) 使用例 2 XSCF ユニ ッ ト 0 に設定 さ れてい る ホ ス ト 名を表示 し ます。 XSCF> showhostname xscf#0 xscf#0: scf0-hostname.example.com 終了ス テー タ ス 関連項目 308 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 sethostname(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 showhttps(8) 名前 showhttps - XSCF ネ ッ ト ワ ー ク に設定 さ れてい る HTTPS サービ ス の状態を表示 し ます。 形式 showhttps showhttps -h 説明 showhttps(8) は、 XSCF ネ ッ ト ワ ー ク に現在設定 さ れてい る HTTPS サービ ス の状 態を表示す る コ マ ン ド です。 HTTPS サービ ス が動作 し てい る か ど う か と 、 認証に必要な情報の イ ン ス ト ール状態 が確認で き ます。 イ ン ス ト ール さ れてい る 場合は、 イ ン ス ト ール さ れた日付 も 表示 さ れ ます。 以下の状態が表示 さ れ ます。 ユーザー権限 HTTPS status HTTPS サービ ス が動作 し てい る か ど う か Server key web サーバの秘密鍵が イ ン ス ト ール さ れてい る か ど う か CA key 認証局の秘密鍵が イ ン ス ト ール さ れてい る か ど う か CA cert 認証局の証明書が イ ン ス ト ール さ れてい る か ど う か CSR web サーバ証明書 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 useradm, platadm, platop, auditadm, auditop, domainadm, domainmgr, domainop, fieldeng ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 詳細説明 使用例 使用方法を表示 し ます。 sethttps(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 XSCF ネ ッ ト ワ ー ク の HTTPS サービ ス が設定 で き ます。 使用例 1 HTTPS サービ ス の状態を表示 し ます。 XSCF> showhttps HTTPS status: enabled Server key: installed in Apr 24 12:34:56 JST 2006 CA key: installed in Apr 24 12:00:34 JST 200 CA cert: installed in Apr 24 12:00:34 JST 200 CSR: -----BEGIN CERTIFICATE REQUEST----MIIBwjCCASsCAQAwgYExCzAJBgNVBAYTAmpqMQ4wDAYDVQQIEwVzdGF0ZTERMA8G System Administration 309 showhttps(8) A1UEBxMIbG9jYWxpdHkxFTATBgNVBAoTDG9yZ2FuaXphdGlvbjEPMA0GA1UECxMG b3JnYW5pMQ8wDQYDVQQDEwZjb21tb24xFjAUBgkqhkiG9w0BCQEWB2VlLm1haWww gZ8wDQYJKoZIhvcNAQEBBQADgY0AMIGJAoGBAJ5D57X/k42LcipTWBWzv2GrxaVM 5GEyx3bdBW8/7WZhnd3uiZ9+ANlvRAuw/YYy7I/pAD+NQJesBcBjuyj9x+IiJl9F MrI5fR8pOIywVOdbMPCar09rrU45bVeZhTyi+uQOdWLoX/Dhq0fm2BpYuh9WukT5 pTEg+2dABg8UdHmNAgMBAAGgADANBgkqhkiG9w0BAQQFAAOBgQAux1jH3dyB6Xho PgBuVIakDzIKEPipK9qQfC57YI43uRBGRubu0AHEcLVue5yTu6G5SxHTCq07tV5g 38UHSg5Kqy9QuWHWMri/hxm0kQ4gBpApjNb6F/B+ngBE3j/thGbEuvJb+0wbycvu 5jrhB/ZV9k8X/MbDOxSx/U5nF+Zuyw== -----END CERTIFICATE REQUEST----- 終了ス テー タ ス 関連項目 310 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 sethttps(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 showldap(8) 名前 showldap - サービ ス プ ロ セ ッ サの LDAP 設定を表示 し ます。 形式 showldap showldap [-c] showldap -h 説明 showldap(8) は、 サービ ス プ ロ セ ッ サの LDAP 設定を表示す る コ マ ン ド です。 オプシ ョ ン を指定せずに showldap(8) コ マ ン ド を実行す る と 、LDAP サーバへの接続 時に使用 さ れ る 証明書チ ェ ーン と パ ス ワ ー ド を除 く すべての LDAP 設定が表示 さ れ ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 useradm ま たは fieldeng 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 使用例 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -c LDAP サーバの証明書チ ェ ーン を表示 し ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 使用例 1 すべての LDAP 設定デー タ を表示 し ます。 XSCF> showldap Bind Name: user Base Distinguishing Name: ou=people,dc=company,dc=com LDAP Search Timeout: 60 Bind password: Set LDAP Servers: ldap://company.com:389 CERTS: None 使用例 2 LDAP サーバの証明書チ ェーン を表示 し ます。 XSCF> showldap -c There are no certificates configured. 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setldap(8) System Administration 311 showldap(8) 312 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 showlocale(8) 名前 showlocale - 設定 さ れてい る XSCF の ロ ケールを表示 し ます。 形式 showlocale showlocale -h 説明 showlocale(8) は、 現在設定 さ れてい る XSCF の ロ ケールを表示す る コ マ ン ド で す。 以下の ど ち ら かが表示 さ れ ます。 ユーザー権限 C 英語 ja_JP.UTF-8 日本語 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 useradm, platadm, platop, auditadm, auditop, domainadm, domainmgr, domainop ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 使用方法を表示 し ます。 -h 詳細説明 使用例 setlocale(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 XSCF の ロ ケールが設定で き ます。 使用例 1 現在設定 さ れてい る XSCF の ロ ケールを表示 し ます ( 英語の場合 )。 XSCF> showlocale C 使用例 2 現在設定 さ れてい る XSCF の ロ ケールを表示 し ます ( 日本語の場合 )。 XSCF> showlocale ja_JP.UTF-8 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setlocale(8) System Administration 313 showlocale(8) 314 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 showlocator(8) 名前 showlocator - オペ レー タ ーパネルの CHECK LED の状態を表示 し ます。 形式 showlocator showlocator -h 説明 showlocator(8) は、 オペ レー タ ーパネルの、 CHECK LED の点滅状態を表示す る ための コ マ ン ド です。 以下のいずれかの状態が表示 さ れ ます。 Off( 消灯 ) 正常、 サーキ ッ ト ブ レーカー OFF、 停電のいずれかの状態で あ る こ と を表 し ます。 Blinking( 点滅 ) 保守対象の装置であ る こ と を表 し ます。 On( 点灯 ) ユーザー権限 本体装置に異常が検出 さ れた こ と を表 し ます。 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 useradm, platadm, platop, fieldeng ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 使用方法を表示 し ます。 -h 詳細説明 使用例 setlocator(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 CHECK LED の点滅状態を設定で き ます。 使用例 1 CHECK LED の状態を表示 し ます。 XSCF> showlocator Locator LED status:Blinking 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setlocator(8) System Administration 315 showlocator(8) 316 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 showlogs(8) 名前 showlogs - 指定 し た ロ グ を表示 し ます。 形式 showlogs [-t time [-T time] | -p timestamp] [-v | -V | -S] [-r] [-M] error showlogs [-t time [-T time] | -p timestamp] [-v] [-r] [-M] event showlogs [-t time [-T time]] [-r] [-M] {power | env} showlogs [-r] [-M] monitor showlogs -d domain_id [-t time [-T time]] [-r] [-M] {console | ipl | panic} showlogs -h 説明 showlogs(8) は、 指定 し た ロ グ を表示す る コ マ ン ド です。 ロ グは、 デフ ォ ル ト で タ イ ム ス タ ン プの古い も のか ら 順に表示 さ れ ます。 採取 さ れ る 単位別に、 以下の ロ グ を指定で き ます。 FRU(Field Replaceable Unit) 単位 ド メ イ ン単位 ユーザー権限 ■ エ ラ ー ロ グ ( ス キ ャ ン ロ グ を含む場合があ る ) ■ パワーロ グ ■ イ ベン ト ロ グ ■ 温度 ・ 湿度履歴 ■ 監視 メ ッ セージ ロ グ ■ コ ン ソ ール メ ッ セージ ロ グ ■ パニ ッ ク メ ッ セージ ロ グ ■ IPL メ ッ セージ ロ グ こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 ■ エ ラ ー ロ グ、 イ ベン ト ロ グ、 温度 ・ 湿度履歴、 監視 メ ッ セージ ロ グ platadm, platop, fieldeng ■ パワーロ グ platadm, platop, domainadm, domainmgr, fieldeng ■ スキャンログ fieldeng ■ コンソールメッセージログ、パニックメッセージログ、IPL メッセージログ platadm, platop, domainadm, domainmgr, domainop, fieldeng ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 System Administration 317 showlogs(8) オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -d domain_id 表示す る ド メ イ ン番号を指定 し ます。 ド メ イ ン単位の ロ グに対 し て指定で き ます。 domain_id はシ ス テ ム構成に よ っ て、 0 か ら 23 ま での整数で指定で き ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -M テ キ ス ト を 1 画面ずつ表示 し ます。 more コ マ ン ド と 同様です。 -p timestamp ロ グ を単独で表示す る 場合に、 ロ グの タ イ ム ス タ ン プ を指定 し ま す。 エ ラ ー ロ グ と イ ベン ト ロ グに対 し て指定で き ます。 timestamp は、 以下のいずれかの形式で指定 し ます。 yyyy-mm-dd,hh:mm:ss 年 - 月 - 日 , 時 : 分 : 秒の形式で指定 し ます。 mm/dd/yy,hh:mm:ss 月 / 日 / 年 , 時 : 分 : 秒の形式で指定 し ます。 Monddhh:mm:ssyyyy 月名 , 日 , 時 : 分 : 秒 , 年の形式で指定 し ます。 -r タ イ ム ス タ ン プの新 し い ロ グか ら 表示 し ます。 デフ ォ ル ト では、 タ イ ム ス タ ン プの古い ロ グか ら 表示 さ れ ます。 -S エ ラ ー ロ グに付帯 さ れてい る ス キ ャ ン ロ グ を表示 し ます。 fieldeng 権限を持つユーザーだけ指定で き ます。-v オプシ ョ ン、-V オプシ ョ ン と は一緒に指定で き ません。 -t time ロ グの表示範囲を指定す る 場合の、 開始日時を指定 し ます。 以下 のいずれかの形式で指定 し ます。 yyyy-mm-dd,hh:mm 年 - 月 - 日 , 時 : 分の形式で指定 し ます。 mm/dd/yy,hh:mm 月 / 日 / 年 , 時 : 分の形式で指定 し ます。 Monddhh:mmyyyy 月名 , 日 , 時 : 分 , 年の形式で指定 し ます。 yyyy-mm-dd,hh:mm:ss 年 - 月 - 日 , 時 : 分 : 秒の形式で指定 し ます。 mm/dd/yy,hh:mm:ss 月 / 日 / 年 , 時 : 分 : 秒の形式で指定 し ます。 Monddhh:mm:ssyyyy 月名 , 日 , 時 : 分 : 秒 , 年の形式で指定 し ます。 -r オプシ ョ ン と 一緒に指定 し て も 、-t と -T オプシ ョ ン の指定が 逆にな る こ と はあ り ません。 318 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 showlogs(8) -T time ロ グの表示範囲を指定す る 場合の、 終了日時を指定 し ます。 以下 のいずれかの形式で指定 し ます。 yyyy-mm-dd,hh:mm 年 - 月 - 日 , 時 : 分の形式で指定 し ます。 mm/dd/yy,hh:mm 月 / 日 / 年 , 時 : 分の形式順で指定 し ます。 Monddhh:mmyyyy 月名 , 日 , 時 : 分 , 年の形式で指定 し ます。 yyyy-mm-dd,hh:mm:ss 年 - 月 - 日 , 時 : 分 : 秒の形式で指定 し ます。 mm/dd/yy,hh:mm:ss 月 / 日 / 年 , 時 : 分 : 秒の形式で指定 し ます。 Monddhh:mm:ssyyyy 月名 , 日 , 時 : 分 : 秒 , 年の形式で指定 し ます。 -r オプシ ョ ン と 一緒に指定 し て も 、-t と -T オプシ ョ ン の指定が 逆にな る こ と はあ り ません。 監視 メ ッ セージ ロ グには使用で き ま せん。 オペ ラ ン ド -v 詳細な情報を表示 し ます。 通常の表示に加え、 詳細な診断 コ ー ド (Diagnostic Code) と 、 fmadm(8)、 fmdump(8) コ マ ン ド で使用 さ れ る UUID、 MSG-ID が表示 さ れ ます。-V オプシ ョ ン、-S オプ シ ョ ン と は一緒に指定で き ません。 エ ラ ー ロ グ と イ ベン ト ロ グに 対 し て指定で き ます。 -V よ り 詳細な情報を表示 し ます。-v オプシ ョ ン で表示 さ れ る 情報に 加え、 マシ ン管理詳細 ロ グ情報お よ び OpenBoot PROM コ ン ソ ール ロ グ情報が採取 さ れてい る 場合は、 それ ら が表示 さ れ ま す。-v オプシ ョ ン、-S オプシ ョ ン と は一緒に指定で き ません。 エ ラ ー ロ グに対 し て指定で き ます。 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 error エ ラ ー ロ グ を表示 し ます。 ( ス キ ャ ン ロ グ を含む場合があ る ) event イ ベン ト ロ グ を表示 し ます。 power パ ワ ー ロ グ を表示 し ます。 env 温度 ・ 湿度履歴を表示 し ます。 monitor 監視 メ ッ セージ ロ グ を表示 し ます。 console コ ン ソ ール メ ッ セージ ロ グ を表示 し ます。 ipl IPL メ ッ セージ ロ グ を表示 し ます。 panic パニ ッ ク メ ッ セージ ロ グ を表示 し ます。 System Administration 319 showlogs(8) 詳細説明 各 ロ グは以下の フ ォーマ ッ ト で表示 さ れ ます。 ■ エ ラーロ グ デフォルト Date: Mar 30 17:45:31 JST 2005 Code: xxxxxxxx-xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx Status: Alarm Occurred: Mar 30 17:45:31.000 JST 2005 FRU: PSU#1,PSU#2,* Msg: ACFAIL occurred (ACS=3)(FEP type = A1) -v オプシ ョ ン を指定 し た場合 Date: Mar 30 17:45:31 JST 2005 Code: xxxxxxxx-xxxxxxxx-xxxxxxxxxxxxxxxx Status: Alarm Occurred: Mar 30 17:45:31.000 JST 2005 FRU: PSU#1,PSU#2,* Msg: ACFAIL occurred (ACS=3)(FEP type = A1) Diagnostic Code: xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx UUID: bf36f0ea-9e47-42b5-fc6f-c0d979c4c8f4 MSG-ID:FMD-8000-11 -V オプシ ョ ン を指定 し た場合 Date: Mar 30 17:45:31 JST 2005 Code: xxxxxxxx-xxxxxxxx-xxxxxxxxxxxxxxxx Status: Alarm Occurred: Mar 30 17:45:31.000 JST 2005 FRU: PSU#1,PSU#2,* Msg: ACFAIL occurred (ACS=3)(FEP type = A1) Diagnostic Code: xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx UUID: bf36f0ea-9e47-42b5-fc6f-c0d979c4c8f4 MSG-ID:FMD-8000-11 Diagnostic Messages: : : -S オプシ ョ ン を指定 し た場合 Date: Mar 30 17:45:31 JST 2005 Code: xxxxxxxx-xxxxxxxx-xxxxxxxxxxxxxxxx Status: Alarm Occurred: Mar 30 17:45:31.000 JST 2005 FRU: PSU#1,PSU#2,* Msg: ACFAIL occurred (ACS=3)(FEP type = A1) Diagnostic Code: xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx UUID: bf36f0ea-9e47-42b5-fc6f-c0d979c4c8f4 MSG-ID:FMD-8000-11 Detail log: SCAN MINOR RC 2K 0000: xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx 320 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 showlogs(8) 0010: xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx : : Date: ロ グが採取 さ れた日付 ( 月 日 時 : 分 : 秒 TimeZone 年 ) ロ ーカル タ イ ム で表示 さ れ ます。 Code: エ ラーコー ド 16 バ イ ト で表示 さ れ ます。 Occurred: 異常が発生 し た日付 ( 月 日 時 : 分 : 秒 TimeZone 年 ) ロ ーカル タ イ ム で表示 さ れ ます。 Status: エ ラ ーの状態 以下の ど ち ら かが表示 さ れ ます。 ユニ ッ ト の部分的な縮退 ま たは警告 ユニ ッ ト の故障 ま たは異常 Warning Alarm FRU: 被疑ユニ ッ ト 第 1、 第 2 被疑ユニ ッ ト が カ ン マ (,) で区切 ら れて表示 さ れ ます。 第 3 被疑ユニ ッ ト があ る 場合は、 ア ス タ リ ス ク (*) が表示 さ れ ま す。 第 2 被疑ユニ ッ ト 以降が表示 さ れ る か ど う かは、 検出 さ れた 箇所に よ っ て異な り ます。 Msg: エ ラ ー内容 Diagnostic Code: エ ラ ー詳細 コ ー ド 16 進数で表示 さ れ ます。 UUID: Universal Unique Identifier の略 世界中で固有な ID で、 16 進数 32 桁で表示 さ れ ます。 MSG-ID: 固有の メ ッ セージ ID Diagnostic Messages: 詳細 メ ッ セージ Detail log: ス キ ャ ン ロ グ コー ド ロ グに ス キ ャ ン ロ グがあ る 場合に表示 さ れ ます。 ア ド レ ス : 16 進数で表示 さ れ ます。 ■ ロ グに詳細な メ ッ セージがあ る 場合に表示 さ れ ます。 パワーロ グ Date Mar 30 Mar 30 Mar 30 Mar 30 17:25:31 17:35:31 17:45:31 17:50:31 : : JST JST JST JST 2005 2005 2005 2005 Event Cause System Power Off Power Failure System Power On AC Restored Domain Power On Panel Domain Power Off Operator DID Switch -Service -Locked 00 Locked 10 Service System Administration 321 showlogs(8) Date: ロ グが採取 さ れた日付 ( 月 日 時 : 分 : 秒 TimeZone 年 ) ロ ーカル タ イ ム で表示 さ れ ます。 Event: 電源の状態 以下のいずれかの状態が表示 さ れ ます。 Domain Power On Domain Power Off System Power On System Power Off SCF Reset Domain Reset XIR Cause: ド メ イ ン の電源が投入 さ れてい る 状態 ド メ イ ン の電源が切断 さ れてい る 状態 本体装置の電源が投入 さ れてい る 状態 本体装置の電源が切断 さ れてい る 状態 XSCF が リ セ ッ ト さ れてい る 状態 ド メ イ ン が リ セ ッ ト さ れてい る 状 態 ド メ イ ン の CPU が リ セ ッ ト さ れ てい る 状態 Event と な っ た要因 以下の う ちのいずれかが表示 さ れ ます。 Self Reset, Power On, System Reset, Panel, Scheduled, RCI, AC Restored, Operator, Poweron Restart, Power Failure, SW Request, Alarm, Fatal, Panic DID: ド メ イ ン ID シ ス テ ム構成に よ っ て、 0 か ら 23 ま での整数で表示 さ れ ます。 Switch: オペ レー タ ーパネルのモー ド ス イ ッ チの状態 以下のいずれかの状態が表示 さ れ ます。 Locked Service ■ 通常運用時のモー ド サービ ス モー ド イ ベン ト ロ グ デフォルト Date Mar 30 17:45:31 JST 2005 Mar 30 17:55:31 JST 2005 : : Message System power on System power off -v オプシ ョ ン を指定 し た場合 Date Mar 30 17:45:31 JST 2005 322 Message System power on SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 showlogs(8) Switch= Service RCIaddr=000105ff Code=xxxx xxxx xxxx xxxx xxxx xxxx xxxx xxxx xxxx xxxx xxxx xxxx xxxx xxxx xxxx xxxx Date: ロ グが採取 さ れた日付 ( 月 日 時 : 分 : 秒 TimeZone 年 ) ロ ーカル タ イ ム で表示 さ れ ます。 Message: イ ベン ト メ ッ セージ Switch: オペ レー タ ーパネルのモー ド ス イ ッ チの状態 以下のいずれかの状態が表示 さ れ ます。 通常運用時のモー ド サービ ス モー ド Locked Service Code: ■ イ ベン ト 詳細情報 16 進数で表示 さ れ ます。 温度 ・ 湿度履歴 Date Mar 30 17:45:31 JST 2005 Mar 30 17:55:31 JST 2005 : : Temperature 32.56(C) 32.56(C) Humidity 60.20% 60.25% Power System Power On System Power Off Date: ロ グが採取 さ れた日付 ( 月 日 時 : 分 : 秒 TimeZone 年 ) ロ ーカル タ イ ム で表示 さ れ ます。 Temperature: 吸気温度 10 進数で小数点第 2 位 ま で表示 さ れ ます。 単位は摂氏 ( ℃ ) で す。 Humidity: 湿度 パーセ ン ト (%) で表示 さ れ ます。 ミ ッ ド レ ン ジサーバでは表示 さ れ ま せん。 Power: 本体装置の電源の状態 以下の ど ち ら かの状態が表示 さ れ ます。 System Power On System Power OFF ■ 本体装置の電源が投入 さ れてい る 状態 本体装置の電源が切断 さ れてい る 状態 監視 メ ッ セージ ロ グ Mar 30 17:45:31 JST 2005 Mar 30 17:55:31 JST 2005 : monitor message monitor message System Administration 323 showlogs(8) 日付 と 監視 メ ッ セージが 1 行 1 メ ッ セージで表示 さ れ ます。 日付には ロ グ採取時 の日付が ( 月 日 時 : 分 : 秒 TimeZone 年 )、 ロ ーカル タ イ ム で表示 さ れ ます。 ■ コ ン ソ ール メ ッ セージ ロ グ DomainID: 00 Mar 30 17:45:31 JST 2005 Mar 30 17:55:31 JST 2005 : console message console message [1 行目 ] DomainID: ド メ イ ン ID シ ス テ ム構成に よ っ て、 0 か ら 23 ま での整数で表示 さ れ ます。 [2 行目以降 ] 日付 と コ ン ソ ール メ ッ セージが 1 行 1 メ ッ セージで表示 さ れ ます。 日付には ロ グ採取時の日付が ( 月 日 時 : 分 : 秒 TimeZone 年 )、 ロ ーカル タ イ ム で表示 さ れ ます。 ■ パニ ッ ク メ ッ セージ ロ グ <<panic>> Date: Mar 30 18:45:31 JST 2005 DomainID: 00 Mar 30 17:45:31 JST 2005 panic message Mar 30 17:55:31 JST 2005 panic message : [2 行目 ] Date: パニ ッ ク 時の日付 ( 月 日 時 : 分 : 秒 TimeZone 年 ) ロ ーカル タ イ ム で表示 さ れ ます。 DomainID: ド メ イ ン ID シ ス テ ム構成に よ っ て、 0 か ら 23 ま での整数で表示 さ れ ます。 [3 行目以降 ] 日付 と パニ ッ ク メ ッ セージが 1 行 1 メ ッ セージで表示 さ れ ます。 日付には ロ グ採取時の日付が ( 月 日 時 : 分 : 秒 TimeZone 年 )、 ロ ーカル タ イ ム で表示 さ れ ます。 ■ IPL メ ッ セージ ロ グ <<ipl>> Date: Mar 30 18:45:31 JST 2005 DomainID: 00 Mar 30 17:45:31 JST 2005 ipl message Mar 30 17:55:31 JST 2005 ipl message : 324 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 showlogs(8) [2 行目 ] Date: IPL 時の日付 ( 月 日 時 : 分 : 秒 TimeZone 年 ) ロ ーカル タ イ ム で表示 さ れ ます。 DomainID: ド メ イ ン ID シ ス テ ム構成に よ っ て、 0 か ら 23 ま での整数で表示 さ れ ます。 [3 行目以降 ] 日付 と IPL メ ッ セージが 1 行 1 メ ッ セージで表示 さ れ ます。 日付には ロ グ採取時の日付が ( 月 日 時 : 分 : 秒 TimeZone 年 )、 ロ ーカル タ イ ム で表示 さ れ ます。 使用例 使用例 1 エ ラ ー ロ グ を表示 し ます。 XSCF> showlogs error Date: Mar 30 12:45:31 JST 2005 Code: 00112233-44556677-8899aabbcceeff0 Status: Alarm Occurred: Mar 30 17:45:31.000 JST 2005 FRU: IOU#0/PCI#3 Msg: offline(vendor=FUJITSU, product=MAJ3182MC) Date: Mar 30 15:45:31 JST 2005 Code: 00112233-44556677-8899aabbcceeff0 Status: Warning Occurred: Mar 30 17:45:31.000 JST 2005 FRU: PSU#1,PSU#2 Msg: ACFAIL occurred (ACS=3)(FEP type = A1) Date: Mar 30 17:45:31 JST 2005 Code: 00112233-44556677-8899aabbcceeff0 Status: Alarm Occurred: Mar 30 17:45:31.000 JST 2005 FRU: PSU#1,PSU#2,* Msg: ACFAIL occurred (ACS=3)(FEP type = A1) 使用例 2 指定 し た タ イ ム ス タ ンプでのエ ラ ー ロ グ を、 詳細 (-v) に表示 し ます。 XSCF> showlogs error -p Mar3012:45:312005 -v Date: Mar 30 12:45:31 JST 2005 Code: 00112233-44556677-8899aabbcceeff0 Status: Alarm Component: IOU#0/PCI#3 Msg: offline(vendor=FUJITSU, product=MAJ3182MC) Diagnostic Code: 00112233 44556677 8899aabb 00112233 44556677 8899aabb ccddeeff 00112233 44556677 8899aabb ccddeeff UUID: bf36f0ea-9e47-42b5-fc6f-c0d979c4c8f4 MSG-ID: FMD-8000-11 使用例 3 指定 し た タ イ ム ス タ ンプでのエ ラ ー ロ グ を、 よ り 詳細 (-V) に表示 し ます。 XSCF> showlogs error -p Mar3012:45:312005 -V Date: Mar 30 12:45:31 JST 2005 Code: 00112233-44556677-8899aabbcceeff0 Status: Alarm Occurred: Mar 30 17:45:31.000 JST 2005 FRU: IOU#0/PCI#3 Msg: offline(vendor=FUJITSU, product=MAJ3182MC) Diagnostic Code: System Administration 325 showlogs(8) 00112233 44556677 8899aabb 00112233 44556677 8899aabb ccddeeff 00112233 44556677 8899aabb ccddeeff UUID: bf36f0ea-9e47-42b5-fc6f-c0d979c4c8f4 MSG-ID: FMD-8000-11 Diagnostic Messages Jul 11 16:17:42 plato10 root: [ID 702911 user.error] WARNING: / pci@83,4000/scsi@2/sd@0,0 (sd47): Jul 11 16:17:42 plato10 root: [ID 702911 user.error] incomplete writegiving up 使用例 4 パ ワー ロ グ を表示 し ます。 XSCF> showlogs Date Mar 30 17:25:31 Mar 30 17:35:31 Mar 30 17:45:31 Mar 30 17:50:31 使用例 5 JST JST JST JST 2005 2005 2005 2005 Event Cause System Power Off Power Failure System Power On AC Restored Domain Power Off Operator Domain Power On Operator DID Switch -Service -Locked 00 Locked 00 Service パ ワー ロ グ を タ イ ム ス タ ンプの新 し い ロ グか ら 表示 し ます。 XSCF> showlogs Date Mar 30 17:50:31 Mar 30 17:45:31 Mar 30 17:35:31 Mar 30 17:25:31 使用例 6 power power JST JST JST JST 2005 2005 2005 2005 Event Domain Domain System System Power Power Power Power Cause On Operator Off Operator On AC Restored Off Power Failure DID 00 00 --- Switch Service Locked Locked Service パ ワー ロ グの う ち、 指定 し た範囲の ロ グ を表示 し ます。 XSCF> showlogs power -t Mar3017:302005 -T Mar3017:492005 Date Event Cause DID Mar 30 17:35:31 JST 2005 System Power On AC Restored -Mar 30 17:45:31 JST 2005 Domain Power Off Operator 00 使用例 7 Switch Locked Locked パ ワー ロ グの う ち、 指定 し た範囲の ロ グ を表示 し ます。 タ イ ム ス タ ンプの新 し い ロ グか ら 表示 し ます。 XSCF> showlogs power -t Mar3017:302005 -T Mar3017:492005 -r Date Event Cause DID Mar 30 17:45:31 JST 2005 Domain Power Off Operator 00 Mar 30 17:35:31 JST 2005 System Power On AC Restored -使用例 8 表示の開始日時を指定 し てパ ワー ロ グ を表示 し ます。 XSCF> showlogs Date Mar 30 17:35:31 Mar 30 17:45:31 Mar 30 17:50:31 326 Switch Locked Locked power -t Mar3017:302005 JST 2005 JST 2005 JST 2005 Event System Power On Domain Power Off Domain Power On Cause AC Restored Panel Operator SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 DID -00 00 Switch Locked Locked Service showlogs(8) 使用例 9 指定 し た ド メ イ ンの コ ン ソ ール メ ッ セージ ロ グ を表示 し ます。 XSCF> showlogs console -d 00 DomainID:00 Mar 30 17:45:31 JST 2005 Executing last command: boot Mar 30 17:55:31 JST 2005 Boot device: /pci@83,4000/FJSV,ulsa@2,1/ disk@0,0:a File and args: Mar 30 17:55:32 JST 2005 SunOS Release 5.10 Version Generic 64-bit 注 – 表示 さ れてい る コ ー ド や メ ッ セージは実際の表示 と 異な る 場合があ り ます。 終了ス テー タ ス 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 System Administration 327 showlogs(8) 328 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 showlookup(8) 名前 showlookup - 認証 と ユーザー権限のル ッ ク ア ッ プに関す る 設定を表示 し ます。 形式 showlookup showlookup -h 説明 ユーザー権限 showlookup(8) は、 認証 と ユーザー権限に関す る 設定を表示す る コ マ ン ド です。 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 useradm ま たは fieldeng 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 使用方法を表示 し ます。 -h 使用例 使用例 1 認証 と ユーザー権限に関す る 設定を表示 し ます。 XSCF> showlookup Privileges lookup:Local only Authentication lookup: Local and LDAP 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setlookup(8) System Administration 329 showlookup(8) 330 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 showmonitorlog(8) 名前 showmonitorlog - 監視 メ ッ セージ ロ グの内容を リ アル タ イ ム に表示 し ます。 形式 showmonitorlog showmonitorlog -h 説明 showmonitorlog(8) は、 監視 メ ッ セージ ロ グの内容を リ アル タ イ ム に表示す る コ マ ン ド です。 showmonitorlog(8) コ マ ン ド を実行す る と 、 XSCF シ ェ ルは監視 メ ッ セージ ロ グ を 表示す る ために占有 さ れ ます。 監視 メ ッ セージ ロ グ内に メ ッ セージが登録 さ れ る と 、 その内容が表示 さ れ ます。 リ アル タ イ ム表示を終了す る 場合は、 Ctrl+C キーを押 し ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 platadm, platop, fieldeng ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用例 使用例 1 使用方法を表示 し ます。 監視 メ ッ セージ ロ グ の内容を リ アル タ イ ムに表示 し ます。 XSCF> showmonitorlog Apr 13 12:32:16 XXXXX Alarm: /CMU#1,/CMU#0/DDC#0:ANALYZE:SC-IOU I/F fatal error 0x00000000; : : 終了ス テー タ ス 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 System Administration 331 showmonitorlog(8) 332 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 shownameserver(8) 名前 shownameserver - XSCF ネ ッ ト ワ ー ク に設定 さ れてい る Domain Name System (DNS) サーバを表示 し ます。 形式 shownameserver shownameserver -h 説明 ユーザー権限 shownameserver(8) は、 XSCF ネ ッ ト ワ ー ク に現在設定 さ れてい る DNS サーバを 表示す る コ マ ン ド です。 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 useradm, platadm, platop, auditadm, auditop, domainadm, domainmgr, domainop, fieldeng ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 詳細説明 使用例 使用方法を表示 し ます。 setnameserver(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 XSCF ネ ッ ト ワ ー ク の DNS サーバが設 定で き ます。 使用例 1 XSCF ネ ッ ト ワ ー ク に現在設定 さ れてい る DNS サーバを表示 し ます。 3 つの DNS サーバが設定 さ れてい る 場合を例に挙げます。 XSCF> shownameserver nameserver 192.168.1.2 nameserver 10.18.108.10 nameserver 10.24.1.2 使用例 2 XSCF ネ ッ ト ワ ー ク に現在設定 さ れてい る DNS サーバを表示 し ます。 DNS サーバは設定 さ れていない場合を例に挙げます。 XSCF> shownameserver --- 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setnameserver(8) System Administration 333 shownameserver(8) 334 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 shownetwork(8) 名前 shownetwork - XSCF に設定 さ れてい る ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス の情報を表 示 し ます。 形式 shownetwork [-M] {-a | -i | interface} shownetwork -h 説明 shownetwork(8) は、 XSCF に現在設定 さ れてい る ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス の 情報を表示す る コ マ ン ド です。 指定 し た ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス、 ま たはすべてのネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ー フ ェ ー ス に対す る 情報を表示で き ます。 以下の情報が表示 さ れ ます。 ユーザー権限 xscf#x-y XSCF ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス名 HWaddr MAC ア ド レ ス (16 進表示 ) inet addr IP ア ド レ ス Bcast ブロー ド キ ャ ス ト Mask ネ ッ ト マス ク UP/DOWN ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス が有効が ど う か こ の コ マ ン ド を実行す る のに必要な権限はあ り ません。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -a すべての XSCF ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス に設定 さ れてい る 情報を表示 し ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -M テ キ ス ト を 1 画面ずつ表示 し ます。 more コ マ ン ド と 同様です。 System Administration 335 shownetwork(8) オペ ラ ン ド 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 interface 表示す る ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス を指定 し ます。 シ ス テ ム 構成に よ っ て、 以下のいずれか を指定で き ます。-a オプシ ョ ン と 一緒に指定 し た場合は無効 と な り ます。 ■ ミ ッ ド レ ン ジサーバの場合 XSCF ユニ ッ ト 0: xscf#0-lan#0 xscf#0-lan#1 XSCF-LAN#0 XSCF-LAN#1 省略形 : lan#0 lan#1 XSCF-LAN#0 XSCF-LAN#1 ■ ハ イ エ ン ド サーバの場合 XSCF ユニ ッ ト 0: xscf#0-lan#0 xscf#0-lan#1 xscf#0-if XSCF-LAN#0 XSCF-LAN#1 XSCF ユニ ッ ト 間の イ ン タ ーフ ェ ー ス (Inter SCF Network; ISN) XSCF ユニ ッ ト 1( 二重化構成の場合 ): xscf#1-lan#0 XSCF-LAN#0 xscf#1-lan#1 XSCF-LAN#1 xscf#1-if ISN 引継ぎ IP ア ド レ ス : lan#0 XSCF-LAN#0 の引継ぎ IP ア ド レ ス lan#1 XSCF-LAN#1 の引継ぎ IP ア ド レ ス 詳細説明 336 ■ 引継ぎ IP ア ド レ ス と は、 ハ イ エ ン ド サーバで XSCF ユニ ッ ト が二重化構成の場合 に、 XSCF が切 り 替え ら れてい る こ と を意識せずに使用で き る IP ア ド レ ス の こ と です。 ア ク テ ィ ブな XSCF ユニ ッ ト の各 LAN ポー ト を lan#0、 lan#1 に設定 し てお く こ と に よ っ て、 lan#0、 lan#1 と い う 名称でア ク セ ス で き る よ う にな り ま す。 デ フ ォ ル ト では lan#0 は xscf#0-lan#0、 lan#1 は xscf#0-lan#1 に設 定 さ れてい ます。 ■ ミ ッ ド レ ン ジサーバの場合は、 lan#0 は xscf#0-lan#0、 lan#1 は xscf#0lan#1 で固定 と な り ます。 ■ ハ イ エ ン ド サーバで XSCF ユニ ッ ト が二重化構成の場合、 setnetwork(8) コ マ ン ド で引継ぎ IP ア ド レ ス を無効 と し てい る と き は、 shownetwork(8) コ マ ン ド で引 継ぎ IP ア ド レ ス指定 し て も 何 も 表示 さ れ ません。 ■ setnetwork(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 XSCF ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス が 設定で き ます。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 shownetwork(8) 使用例 使用例 1 XSCF ユニ ッ ト 0 の XSCF-LAN#1 に設定 さ れてい る 情報を表示 し ます。 XSCF> shownetwork xscf#0-lan#1 xscf#0-lan#1 Link encap:Ethernet HWaddr 00:00:00:12:34:56 inet addr:192.168.10.11 Bcast: 192.168.10.255 Mask:255.255.255.0 UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 Metric:1 RX packets:54424 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0 TX packets:14369 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0 collisions:0 txqueuelen:1000 RX bytes:20241827 (19.3 MiB) TX bytes:2089769 (1.9 MiB) Base address:0x1000 使用例 2 ミ ッ ド レ ン ジサーバの、 XSCF ユニ ッ ト 0 の XSCF-LAN#1 に設定 さ れてい る 情報を表示 し ます。 XSCF> shownetwork lan#1 xscf#0-lan#1 Link encap:Ethernet HWaddr 00:00:00:12:34:56 inet addr:192.168.10.11 Bcast: 192.168.10.255 Mask:255.255.255.0 UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 Metric:1 RX packets:54424 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0 TX packets:14369 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0 collisions:0 txqueuelen:1000 RX bytes:20241827 (19.3 MiB) TX bytes:2089769 (1.9 MiB) Base address:0x1000 使用例 3 XSCF ユニ ッ ト 0 の ISN に設定 さ れてい る 情報を表示 し ます。 XSCF> shownetwork xscf#0-if xscf#0-if Link encap:Ethernet HWaddr 00:00:00:12:34:56 inet addr:192.168.10.128 Bcast: 192.168.10.255 Mask:255.255.255.0 UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 Metric:1 RX packets:54424 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0 TX packets:14369 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0 collisions:0 txqueuelen:1000 RX bytes:(0.0 B) TX bytes:17010 (16.6 KiB) Base address:0x1000 使用例 4 XSCF ユニ ッ ト 0 の XSCF-LAN#0 に設定 さ れてい る 情報を表示 し ます。 XSCF> shownetwork xscf#0-lan#0 xscf#0-lan#0 Link encap:Ethernet HWaddr 00:00:00:12:34:56 inet addr:192.168.11.10 Bcast:192.168.11.255 Mask 255.255.255.0 UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 Metric:1 RX packets:54424 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0 TX packets:14369 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0 collisions:0 txqueuelen:1000 RX bytes:14541827 (13.8 MiB) TX bytes:1459769 (1.3 MiB) Base address:0x1000 System Administration 337 shownetwork(8) 使用例 5 XSCF-LAN#0 の引継ぎ IP ア ド レ ス に設定 さ れてい る 情報を表示 し ます。 XSCF> shownetwork lan#0 lan#0 Link encap:Ethernet HWaddr 00:00:00:12:34:56 inet addr:192.168.1.10 Bcast:192.168.1.255 Mask:255.255.255.0 UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 Metric:1 Base address:0xe000 使用例 6 XSCF ネ ッ ト ワ ー ク の状態を表示 し ます。 XSCF> shownetwork -i Active Internet connections (without servers) Proto Recv-Q Send-Q Local Address Foreign Address tcp 0 0 xx.xx.xx.xx:telnet xxxx:1617 338 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 State ESTABLISHED shownetwork(8) 使用例 7 ハ イ エン ド サーバの XSCF ユニ ッ ト 0 と XSCF ユニ ッ ト 1 に設定 さ れてい る 情 報を表示 し ます。 XSCF> shownetwork -a xscf#0-lan#0 Link encap:Ethernet HWaddr 00:00:00:12:34:56 inet addr: 192.168.11.10 Bcast: 192.168.11.255 Mask:255.255.255.0 UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 Metric:1 RX packets:54424 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0 TX packets:14369 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0 collisions:0 txqueuelen:1000 RX bytes:12241827 (11.3 MiB) TX bytes:1189769 (0.9 MiB) Base address:0x1000 xscf#0-lan#1 Link encap:Ethernet HWaddr 00:00:00:12:34:57 inet addr:192.168.10.11 Bcast: 192.168.10.255 Mask:255.255.255.0 UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 Metric:1 RX packets:54424 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0 TX packets:14369 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0 collisions:0 txqueuelen:1000 RX bytes:20241827 (19.3 MiB) TX bytes:2089769 (1.9 MiB) Base address:0x1000 xscf#0-if Link encap:Ethernet HWaddr 00:00:00:00:00:00 inet addr:192.168.10.128 Bcast:192.168.10.255 Mask: 255.255.255.0 UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 Metric:1 RX packets:54424 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0 TX packets:14369 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0 collisions:0 txqueuelen:1000 RX bytes:0 (0.0 B) TX bytes:17010 (16.6 KiB) Base address:0x1000 xscf#1-lan#0 HWaddr 00:00:00:12:34:59 inet addr:192.168.10.12 Mask:255.255.255.0 xscf#1-lan#1 HWaddr 00:00:00:12:34:60 xscf#1-if HWaddr 00:00:00:12:34:61 XSCF> 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 applynetwork(8), setnetwork(8) System Administration 339 shownetwork(8) 340 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 shownotice(8) 名前 shownotice - eXtended System Control Facility(XSCF) Control Package (XCP) の著 作権お よ び著作権に関す る ラ イ セ ン ス情報を表示 し ます。 形式 shownotice [-c {copyright|license}] shownotice -h 説明 shownotice(8) は、 XCP の著作権、 お よ び存在す る 場合は ラ イ セ ン ス情報を表示す る コ マ ン ド です。 オプシ ョ ン を指定 し ない場合は、 著作権情報 と ラ イ セ ン ス情報が表示 さ れます。-c オ プシ ョ ン を指定す る と 、 著作権ま たは ラ イ セ ン ス情報の ど ち ら か を表示で き ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る のに必要な権限はあ り ません。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -c {copyright|license} 表示す る XCP 情報を指定 し ます。 以下の ど ち ら か を 指定で き ます。 copyright 著作権情報だけを表示します。 license ライセンス情報だけを表示します。 -h 使用例 使用例 1 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 著作権情報だけ を表示 し ます。 XSCF> shownotice -c copyright [ 著作権情報が表示されます。] 使用例 2 著作権情報 と ラ イ セ ン ス情報を表示 し ます。 XSCF> shownotice [ 著作権情報とライセンス情報が表示されます。] System Administration 341 shownotice(8) 342 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 showntp(8) 名前 showntp - XSCF に設定 さ れてい る NTP 情報を表示 し ます。 形式 showntp {-l | -a | address | -s} showntp -h 説明 showntp(8) は、 XSCF に現在設定 さ れてい る NTP 情報を表示す る コ マ ン ド です。 以下の情報を表示で き ます。 ユーザー権限 ■ XSCF ネ ッ ト ワ ー ク に登録 さ れてい る NTP サーバ ■ NTP サーバ と の同期状態 ■ XSCF に設定 さ れてい る stratum 値 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 useradm, platadm, platop, auditadm, auditop, domainadm, domainmgr, domainop, fieldeng ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン オペ ラ ン ド 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -a XSCF ネ ッ ト ワ ー ク に現在設定 さ れてい る すべての NTP サーバ を表示 し ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -l NTP サーバ と 同期 し てい る か ど う か を表示 し ます。 -s XSCF に設定 さ れてい る stratum 値を表示 し ます。 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 address 表示す る NTP サーバの IP ア ド レ ス を指定 し ます。 4 組の整数値 の間に ピ リ オ ド (.) をつけ て指定 し ます。 以下の形式で指定で き ます。-a オプシ ョ ン が指定 さ れてい る 場合は、 無効 と な り ます。 xxx.xxx.xxx.xxx xxx 詳細説明 0 か ら 255 ま での整数を指定 し ます。 ゼ ロ サ プ レ ス で指定で き ます。 setntp(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 XSCF ネ ッ ト ワ ー ク の NTP サーバが設定で き ま す。 System Administration 343 showntp(8) 使用例 使用例 1 登録済みの NTP サーバをすべて表示 し ます。 XSCF> showntp -a server ntp1.example.com prefer # [1] ntp server name server ntp2.example.com # [2] ntp server name 使用例 2 NTP サーバへの同期を確認 し 、 結果を表示 し ます。 XSCF> showntp -l remote refid st t when poll reach delay offset jitter ======================================================================== *192.168.0.27 192.168.1.56 2 u 27 64 377 12.929 -2.756 1.993 +192.168.0.57 192.168.1.86 2 u 32 64 377 13.030 2.184 94.421 127.127.1.0 LOCAL(0) 5 l 44 64 377 0.000 0.000 0.008 使用例 3 XSCF に設定 さ れてい る stratum 値を表示 し ます。 XSCF> showntp -s stratum : 5 終了ス テー タ ス 関連項目 344 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setntp(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 11 月改版 showpasswordpolicy(8) 名前 showpasswordpolicy - 現在のパ ス ワ ー ド ポ リ シーの設定を表示 し ます。 形式 showpasswordpolicy showpasswordpolicy -h 説明 showpasswordpolicy(8) は、 パ ス ワ ー ド ポ リ シーの設定を表示す る コ マ ン ド です。 pam_cracklib モジ ュ ール、 有効期限の日付、 お よ びパ ス ワ ー ド 履歴に保存 さ れ る パ ス ワ ー ド の数が含 ま れ ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 useradm 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用例 使用例 1 使用方法を表示 し ます。 パ ス ワー ド ポ リ シーの設定を表示 し ます。 XSCF> showpasswordpolicy Mindays: 0 Maxdays: 99999 Warn: 7 Inactive: -1 Expiry: 0 Retry: 3 Difok: 10 Minlen: 9 Dcredit: 1 Ucredit: 1 Lcredit: 1 Ocredit: 1 Remember: 3 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setpasswordpolicy(8) System Administration 345 showpasswordpolicy(8) 346 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 showpowerupdelay(8) 名前 showpowerupdelay - 現在設定 さ れてい る シ ス テ ム の暖機運転時間 と 起動 ま での待 ち時間を表示 し ます。 形式 showpowerupdelay showpowerupdelay -h 説明 showpowerupdelay(8) は、 現在設定 さ れてい る シ ス テ ム の暖機運転時間 と 起動 ま での待ち時間を設定す る コ マ ン ド です。 以下の内容が表示 さ れ ます。 ユーザー権限 warmup time 暖機運転時間 wait time 起動 ま での待ち時間 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 platadm, platop, domainadm, domainmgr, domainop, fieldeng ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 詳細説明 使用例 使用方法を表示 し ます。 setpowerupdelay(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 シ ス テ ム の暖機運転 と 起動 ま での待 ち時間が設定で き ます。 使用例 1 シ ス テ ムの暖機運転時間 と 起動ま での待ち時間を表示 し ます。 XSCF> showpowerupdelay warmup time : 10 minute(s) wait time : 20 minute(s) 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setpowerupdelay(8) System Administration 347 showpowerupdelay(8) 348 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 showresult(8) 名前 showresult - 直前に実行 し た コ マ ン ド の終了 ス テー タ ス を表示 し ます。 形式 showresult showresult -h 説明 showresult(8) は、 直前に実行 し た コ マ ン ド の終了 ス テー タ ス を表示 し ます。 showresult(8) は、 直前に実行 し た コ マ ン ド が成功 し たか否か を リ モー ト 制御プ ロ グ ラ ム が確認す る のに便利です。 ユーザー権限 すべてのユーザーが実行で き ます。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用例 使用例 1 使用方法を表示 し ます。 setupfru(8) コ マ ン ド の実行結果を表示 し ます。 XSCF> setupfru -x 1 sb 0 XSCF> showresult 0 終了ス テー タ ス 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 System Administration 349 showresult(8) 350 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 showroute(8) 名前 showroute - XSCF ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス に設定 さ れてい る ルーテ ィ ン グ情 報を表示 し ます。 形式 showroute [-M] [-n] {-a | interface} showroute -h 説明 showroute(8) は、 XSCF ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス に現在設定 さ れてい る ルー テ ィ ン グ情報を表示す る コ マ ン ド です。 指定 し た ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス、 ま たはすべてのネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ー フ ェ ー ス に対す る ルーテ ィ ン グ情報を表示で き ます。 以下の情報が表示 さ れ ます。 Destination 宛先 と な る IP ア ド レ ス Gateway ゲー ト ウ ェ イ Netmask ネ ッ ト マス ク Flags ルーテ ィ ン グの状態を表すフ ラ グ U H G R C ! Interface ユーザー権限 経路が有効であ る 1 つのホ ス ト だけに到達可能 ゲー ト ウ ェ イ を使用す る 回復 さ れ る 動的経路 キ ャ ッ シ ュ のエ ン ト リ ーで あ る 拒否 さ れた経路であ る XSCF ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス名 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 useradm, platadm, platop, auditadm, auditop, domainadm, domainmgr, domainop, fieldeng ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -a すべての XSCF ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス に設定 さ れてい る ルーテ ィ ン グ情報を表示 し ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -M テ キ ス ト を 1 画面ずつ表示 し ます。 more コ マ ン ド と 同様です。 -n ホ ス ト 名の名前解決を し ないで、 IP ア ド レ ス を表示 し ます。 System Administration 351 showroute(8) オペ ラ ン ド 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 interface 表示す る ネ ッ ト ワ ー ク イ ン タ ーフ ェ ー ス を指定 し ます。 シ ス テ ム 構成に よ っ て、 以下のいずれか を指定で き ます。-a オプシ ョ ン と 一緒に指定 し た場合は無効 と な り ます。 ■ ミ ッ ド レ ン ジサーバの場合 XSCF ユニ ッ ト 0: xscf#0-lan#0 xscf#0-lan#1 XSCF-LAN#0 XSCF-LAN#1 省略形 : lan#0 lan#1 XSCF-LAN#0 XSCF-LAN#1 ■ ハ イ エ ン ド サーバの場合 XSCF ユニ ッ ト 0: xscf#0-lan#0 xscf#0-lan#1 XSCF-LAN#0 XSCF-LAN#1 XSCF ユニ ッ ト 1( 二重化構成の場合 ): xscf#1-lan#0 XSCF-LAN#0 xscf#1-lan#1 XSCF-LAN#1 詳細説明 使用例 setroute(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 XSCF ネ ッ ト ワ ー ク のルーテ ィ ン グが設定で き ます。 使用例 1 XSCF ユニ ッ ト 0 の XSCF-LAN#0 に設定 さ れてい る ルーテ ィ ン グ情報を表示 し ます。 XSCF> showroute xscf#0-lan#0 Destination Gateway Netmask server1.example * 255.255.255.0 default 192.168.10.1 0.0.0.0 使用例 2 XSCF ユニ ッ ト 0 の XSCF-LAN#0 に設定 さ れてい る ルーテ ィ ン グ情報を、 ホ ス ト 名の名前解決を し ないで表示 し ます。 XSCF> showroute -n xscf#0-lan#0 Destination Gateway Netmask 192.168.10.0 * 255.255.255.0 default 192.168.10.1 0.0.0.0 使用例 3 352 Flags Interface U xscf#0-lan#0 UG xscf#0-lan#0 Flags Interface U xscf#0-lan#0 UG xscf#0-lan#0 ハ イ エン ド サーバの XSCF ユニ ッ ト 0 と XSCF ユニ ッ ト 1 のすべてのルーテ ィ SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 showroute(8) ン グ情報を表示 し ます。 XSCF> showroute -a Kernel IP routing table Destination Gateway 192.168.10.0 * default 192.168.10.1 Destination default XSCF> 終了ス テー タ ス 関連項目 Gateway 192.168.10.1 Netmask 255.255.255.0 0.0.0.0 Flags Interface U xscf#0-lan#0 UG xscf#0-lan#0 Netmask 0.0.0.0 Interface xscf#1-lan#0 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setroute(8) System Administration 353 showroute(8) 354 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 showshutdowndelay(8) 名前 showshutdowndelay - UPS(Uninterruptible Power Supply) 停電通知時のシ ャ ッ ト ダ ウ ン待ち時間を表示 し ます。 形式 showshutdowndelay showshutdowndelay -h 説明 showshutdowndelay(8) は、 UPS 接続 さ れた シ ス テ ム で停電が発生 し た場合の、 シ ス テ ム シ ャ ッ ト ダ ウ ン開始 ま での待ち時間を表示す る コ マ ン ド です。 setshutdowndelay(8) コ マ ン ド で設定 し た時間が表示 さ れ ます。 デフ ォ ル ト では 10 秒に設定 さ れてい ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 platadm, platop, domainadm, domainmgr, domainop, fieldeng ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用例 使用例 1 使用方法を表示 し ます。 シ ャ ッ ト ダ ウ ン開始ま での待ち時間を表示 し ます。 XSCF> showshutdowndelay UPS shutdown wait time : 600 second(s) 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setshutdowndelay(8) System Administration 355 showshutdowndelay(8) 356 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 showsmtp(8) 名前 showsmtp - SMTP の設定情報を表示 し ます。 形式 showsmtp showsmtp [-v] showsmtp -h 説明 ユーザー権限 showsmtp(8) は、 SMTP の設定情報を表示す る コ マ ン ド です。 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm ま たは platop 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 詳細説明 使用例 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -v 詳細な情報を表示 し ます。 SMTP 情報には、 メ ールサーバお よ び返信用ア ド レ ス が含 ま れ ます。 使用例 1 SMTP の設定情報を表示 し ます。 XSCF> showsmtp Mail Server: 10.4.1.1 Port: 25 Authentication Mechanism: smtp-auth User Name: jsmith Password: ******** Reply Address: [email protected] 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setsmtp(8) System Administration 357 showsmtp(8) 358 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 showsnmp(8) 名前 showsnmp - SNMP エージ ェ ン ト の設定情報 と 現在の ス テー タ ス を表示 し ます。 形式 showsnmp showsnmp -h 説明 showsnmp(8) は、 SNMP エージ ェ ン ト の設定情報 と 現在の ス テー タ ス を表示す る コ マ ン ド です。 表示 さ れ る 情報には、 エージ ェ ン ト の ス テー タ ス、 ポー ト 、 シ ス テ ム の場所、 連絡 先 と 説明、 ト ラ ッ プホ ス ト 、 お よ び SNMP のバージ ョ ンお よ び有効な MIB モ ジ ュ ールが含 ま れ ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm ま たは platop 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 使用方法を表示 し ます。 -h 使用例 使用例 1 XSCF> セ ッ ト ア ッ プ さ れていないシ ス テ ムの、 SNMP 情報を表示 し ます。 showsnmp Agent Status: Agent Port: System Location: System Contact: System Description: Disabled 161 Unknown Unknown Unknown Trap Hosts: None SNMP V1/V2c: None Enabled MIB Modules: None 使用例 2 XSCF> SNMPv3 ト ラ ッ プホ ス ト がセ ッ ト ア ッ プ さ れた、 無効なシ ス テ ムの SNMP 情 報を表示 し ます。 showsnmp Agent Status: Agent Port: System Location: System Contact: System Description: Trap Hosts: Hostname -------- Port ---- Disabled 161 SanDiego [email protected] FF1 Type ---- Community String ---------------- Username -------- Auth Protocol -------------- System Administration 359 showsnmp(8) host1 162 v3 n/a jsmith SHA SNMP V1/V2c: None Enabled MIB Modules: None 使用例 3 XSCF> SNMPv1 ト ラ ッ プホ ス ト や SNMPv2c ト ラ ッ プホ ス ト がセ ッ ト ア ッ プ さ れた、 有効なシ ス テ ムの SNMP 情報を表示 し ます。 showsnmp Agent Status: Agent Port: System Location: System Contact: System Description: Trap Hosts: Hostname -------host1 host2 host3 Port ---162 162 162 Enabled 161 SanDiego [email protected] FF1 Type ---v1 v2c v3 Community String ---------------public public n/a Username -------jsmith n/a bob SNMP V1/V2c: Status: Enabled Community String: public Enabled MIB Modules: SP_MIB FM_MIB 終了ス テー タ ス 関連項目 360 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setsnmp(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 Auth Protocol -------------SHA n/a SHA showsnmpusm(8) 名前 showsnmpusm - SNMP エージ ェ ン ト に関す る 現在の User-based Security Model (USM) 情報を表示 し ます。 形式 showsnmpusm showsnmpusm -h 説明 ユーザー権限 showsnmpusm(8) は、 SNMP エージ ェ ン ト に関す る 現在の USM 情報を表示す る コ マ ン ド です。 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm ま たは platop 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 使用方法を表示 し ます。 -h 使用例 使用例 1 セ ッ ト ア ッ プ さ れていないシ ス テ ムの、 SNMP 情報を表示 し ます。 XSCF> showsnmpusm Username Auth Protocol --------------------jsmith SHA sue MD5 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setsnmpusm(8) System Administration 361 showsnmpusm(8) 362 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 showsnmpvacm(8) 名前 showsnmpvacm - SNMP エージ ェ ン ト に関す る 現在の View-based Control Access (VACM) 情報を表示 し ます。 形式 showsnmpvacm showsnmpvacm -h 説明 ユーザー権限 showsnmpvacm(8) は、 SNMP エージ ェ ン ト に関す る 現在の VACM 情報を表示す る コ マ ン ド です。 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm ま たは platop 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用例 使用例 1 使用方法を表示 し ます。 シ ス テ ムの SNMP 情報を表示 し ます。 XSCF> showsnmpvacm Groups: Groupname Username ---------------admin jsmith, bob 終了ス テー タ ス 関連項目 Views: View ---all_view Subtree ------.1 Access: View ---all_view Group ----admin Mask ---ff Type ---include 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setsnmpvacm(8) System Administration 363 showsnmpvacm(8) 364 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 showssh(8) 名前 showssh - XSCF ネ ッ ト ワ ー ク に設定 さ れてい る SSH サービ ス の状態、 ホ ス ト 公開 鍵、 フ ィ ン ガープ リ ン ト 、 ま たはユーザー公開鍵を表示 し ます。 形式 showssh [-c hostkey] [-M] showssh -c pubkey [-u user_name] [-M] showssh -h 説明 showssh(8) は、 XSCF ネ ッ ト ワ ー ク に現在設定 さ れてい る SSH サービ ス の状態、 ホ ス ト 公開鍵、 フ ィ ン ガープ リ ン ト 、 ま たはユーザー公開鍵を表示す る コ マ ン ド です。 以下の状態が表示 さ れ ます。 SSH status SSH サービ ス が有効か ど う か RSA key RSA 形式のホ ス ト 公開鍵 DSA key DSA 形式のホ ス ト 公開鍵 Fingerprint フ ィ ン ガープ リ ン ト 形式のホ ス ト 公開鍵 ユーザー公開鍵の表示を指定 し た場合は、 シ ス テ ム で自動的につけ ら れ る ユーザー 公開鍵番号 と ユーザー公開鍵が表示 さ れ ます。 XSCF では SSH2 だけサポー ト さ れ ます ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 ■ 他のユーザーア カ ウ ン ト の、 ユーザー公開鍵の表示 : useradm ■ 上記以外の情報の表示 : useradm, platadm, platop, auditadm, auditop, domainadm, domainmgr, domainop, fieldeng ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -c hostkey ホ ス ト 公開鍵を表示 し ます。-c オプシ ョ ン が省略 さ れた場合は "-c hostkey" が指定 さ れた と みな さ れ ます。 -c pubkey ユーザー公開鍵を表示 し ます。-c オプシ ョ ン が省略 さ れた場合は "-c hostkey" が指定 さ れた と みな さ れ ます。 System Administration 365 showssh(8) 詳細説明 使用例 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -M テ キ ス ト を 1 画面ずつ表示 し ます。 more コ マ ン ド と 同様です。 -u user_name ユーザー公開鍵を表示す る ユーザーア カ ウ ン ト 名を指定 し ます。 "-c pubkey" と 一緒に指定 し ます。-u オプシ ョ ン を省略 し た場合 は、 現在 ロ グ イ ン し てい る ユーザーア カ ウ ン ト の、 ユーザー公開 鍵が表示 さ れ ます。 ■ ユーザー公開鍵に対 し て自動的につけ ら れ る ユーザー公開鍵番号は、 setssh(8) コ マ ン ド でユーザー公開鍵を削除す る と き に指定で き ます。 ■ setssh(8) コ マ ン ド を使用す る と 、XSCF ネ ッ ト ワ ー ク の HTTPS サービ ス が設定で き ます。 使用例 1 ホ ス ト 公開鍵の情報を 表示 し ます。 XSCF> showssh SSH status: enabled RSA key: ssh-rsa AAAAB3NzaC1yc2EAAAABIwAAAIEAt0IG3wfpQnGr51znS9XtzwHcBBb/ UU0LN08SilUXE6j+ avlxdY7AFqBf1wGxLF+Tx5pTa6HuZ8o8yUBbDZVJAAAAFQCfKPxarV+/5qzK4A43Qaigkqu/ 6QAAAIBM LQl22G8pwibESrh5JmOhSxpLzl3P26ksI8qPr+7BxmjLR0k= Fingerprint: 1024 e4:35:6a:45:b4:f7:e8:ce:b0:b9:82:80:2e:73:33:c4 /etc/ssh/ ssh_host_rsa_key.pub DSA key: ssh-dss AAAAB3NzaC1kc3MAAACBAJSy4GxD7Tk4fxFvyW1D0NUDqZQPY3PuY2IG7QC4BQ1kewDnblB8 / JEqI+8pnfbWzmOWU37KHL19OEYNAv6v+WZT6RElU5Pyb8F16uq96L8QDMswFlICMZgrn+ilJN Str6r8 KDJfwOQMmK0eeDFj2mL40NOvaLQ83+rRwW6Ny/yF1Rgv6PUpUqRLw4VeRb+uOfmPRpe6/ kb4z++lOhtp WI9bay6CK0nrFRok+z54ez7BrDFBQVuNZx9PyEFezJG9ziEYVUag/23LIAiLxxBmW9pqa/ WxC21Ja4RQ VN3009kmVwAAAIAON1LR/ 9Jdd7yyG18+Ue7eBBJHrCA0pkSzvfzzFFj5XUzQBdabh5p5Rwz+1vriawFI ZI9j2uhM/3HQdrvYSVBEdMjaasF9hB6T/ uFwP8yqtJf6Y9GdjBAhWuH8F13pX4BtvK9IeldqCscnOuu0 e2rlUoI6GICMr64FL0YYBSwfbwLIz6PSA/yKQe23dwfkSfcwQZNq/ 5pThGPi3tob5Qev2KCK2OyEDMCA OvVlMhqHuPNpX+hE19nPdBFGzQ== Fingerprint: 1024 9e:39:8e:cb:8a:99:ff:b4:45:12:04:2d:39:d3:28:15 /etc/ssh/ ssh_host_dsa_key.pub 使用例 2 366 現在 ロ グ イ ン し てい る ユーザーア カ ウ ン ト の、 ユーザー公開鍵を表示 し ま SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 showssh(8) す。 XSCF> showssh -c pubkey Public key: 1 ssh-rsa AAAAB3NzaC1yc2EAAAABIwAAAIEAzFh95SohrDgpnN7zFCJCVNy+jaZPTjNDxcid QGbihYDCBttI4151Y0Sv85FJwDpSNHNKoVLMYLjtBmUMPbGgGVB61qskSv/ FeV44hefNCZMiXGItIIpK P0nBK4XJpCFoFbPXNUHDw1rTD9icD5U/[email protected] 2 ssh-rsa CSqGSIb3DQEJARYHZWUubWFpbDCBnzANBgkqhkiG9w0BAQEFAAOBjQAwgYkCgYEA nkPntf+TjYtyKlNYFbO/YavFpUzkYTLHdt0Fbz/ tZmGd3e6Jn34A2W9EC7D9hjLsj+kAP41Al6wFwGO7 KP3H4iImX0Uysjl9Hyk4jLBU51sw8JqvT2utTjltV5mFPKL6bDcAgY9=efgh@example.com 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setssh(8) System Administration 367 showssh(8) 368 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 showstatus(8) 名前 showstatus - 縮退 さ れた FRU(Field Replaceable Unit) を表示 し ます。 形式 showstatus [-M] showstatus -h 説明 ユーザー権限 showstatus(8) は、 本体装置を構成す る FRU の中で、 縮退 さ れたユニ ッ ト の情報 を表示す る ための コ マ ン ド です。 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 useradm, platadm, platop, domainadm, domainmgr, domainop, fieldeng ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 詳細説明 使用例 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -M テ キ ス ト を 1 画面ずつ表示 し ます。 more コ マ ン ド と 同様です。 本体装置を構成す る FRU の中で、 故障 ま たは縮退が発生 し たユニ ッ ト と その 1 階層 上のユニ ッ ト の情報を表示 し ます。 表示 さ れたユニ ッ ト には、 異常箇所で あ る こ と を表すア ス タ リ ス ク (*) と 、 "Status:" 以降に以下のいずれかの状態が表示 さ れ ま す。 状態 内容 Faulted 故障 し ていて動作 し ていない状態 Degraded ユニ ッ ト は動作中。 ユニ ッ ト 内の一部が故障 ま たは縮退 し ていた り 、 何 ら かのエ ラ ーが検出 さ れていた り す る ために、 ユニ ッ ト も 故障状態を呈 し てい る が、 正常に動作中。 Deconfigured 構成異常、 環境異常、 ま たは他のユニ ッ ト の縮退に よ っ て、 正常 で あ り なが ら 縮退 し てい る 状態 Maintenance 保守作業中。 deletefru(8)、 replacefru(8)、 ま たは addfru(8) 操作中。 使用例 1 縮退 さ れたユニ ッ ト を表示 し ます。 こ こ では CPU メ モ リ ユニ ッ ト 上の CPU モジ ュ ール と メ モ リ が、 故障のため縮退 さ れてい る 場合を例に挙げます。 XSCF> showstatus CMU#0; * CPUM#0-CHIP#0 Status:Faulted; * MEM#00A Status:Faulted; 使用例 2 縮退 さ れたユニ ッ ト を表示 し ます。 こ こ では メ モ リ ボー ド 上の メ モ リ が故障 System Administration 369 showstatus(8) のため縮退 し てい る 場合を例に挙げます。 XSCF> showstatus MBU_B; MEMB#0; * MEM#0A Status:Faulted; 使用例 3 縮退 さ れたユニ ッ ト を表示 し ます。 こ こ ではマザーボー ド ユニ ッ ト 上の CPU メ モ リ ユニ ッ ト と メ モ リ が、 故障のため縮退 さ れてい る 場合を例に挙げま す。 XSCF> showstatus MBU_B Status:Normal; * MEMB#1 Status:Deconfigured; * MEM#3B Status:Deconfigured; 使用例 4 縮退 さ れたユニ ッ ト を表示 し ます。 こ こ では ク ロ スバユニ ッ ト が縮退 し てい る ため、 CPU メ モ リ ユニ ッ ト が縮退 さ れてい る 場合を例に挙げます。 XSCF> showstatus MBU_B Status:Normal; * CPUM#1-CHIP#1 Status:Deconfigured; * XBU_B#0 Status:Degraded; 終了ス テー タ ス 370 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 showtelnet(8) 名前 showtelnet - XSCF ネ ッ ト ワ ー ク に設定 さ れてい る Telnet サービ ス の状態を表示 し ま す。 形式 showtelnet showtelnet -h 説明 showtelnet(8) は、 XSCF ネ ッ ト ワ ー ク に現在設定 さ れてい る Telnet サービ ス の状 態を表示す る コ マ ン ド です。 以下の ど ち ら かの状態が表示 さ れ ます。 ユーザー権限 enable Telnet サービ ス が稼働 し てい る こ と 表 し ます。 disable Telnet サービ ス が停止 し てい る こ と を表 し ます。 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 useradm, platadm, platop, auditadm, auditop, domainadm, domainmgr, domainop, fieldeng ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 使用方法を表示 し ます。 -h 詳細説明 使用例 settelnet(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 XSCF ネ ッ ト ワ ー ク の Telnet サービ ス が設定 で き ます。 使用例 1 XSCF ネ ッ ト ワ ー ク に現在設定 さ れてい る Telnet サービ ス の状態を表示 し ま す。 XSCF> showtelnet Telnet status:enabled 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 settelnet(8) System Administration 371 showtelnet(8) 372 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 showtimezone(8) 名前 showtimezone - 現在設定 さ れてい る XSCF の タ イ ム ゾーン と サマー タ イ ム情報を表 示 し ます。 形式 showtimezone -c tz showtimezone -c dst showtimezone -h 説明 showtimezone(8) は、 現在設定 さ れてい る XSCF の タ イ ム ゾーン と サマー タ イ ム情 報を表示す る コ マ ン ド です。 以下の形式で表示 さ れ ます。 std offset dst[offset2] [from-date[/time] to-date[/time] ] std タ イ ム ゾーン の略称 offset タ イ ム ゾーン と グ リ ニ ッ ジ標準時 (GMT) と のオ フ セ ッ ト 時間 オ フ セ ッ ト がプ ラ ス の場合はマ イ ナ ス (-)、 マ イ ナ ス の場合はプ ラ ス (+) で表示 さ れ ます。 dst サマー タ イ ム名 System Administration 373 showtimezone(8) offset2 サマー タ イ ム と GMT と のオ フ セ ッ ト 時間 オ フ セ ッ ト がプ ラ ス の場合はマ イ ナ ス (-)、 マ イ ナ ス の場合はプ ラ ス (+) で表示 さ れ ます。 from-date[/time] サマー タ イ ム開始情報 from-date は以下のいずれかの形式で表示 さ れ ます。 Mm.w.d Mm: サマー タ イ ム が開始 さ れ る 月。 m は 1 か ら 12 ま での数値 で表示 さ れ ます。 w: サマー タ イ ム が開始 さ れ る 週。 第 1 週の場合は 1、 最終週 の場合は 5 と し て、 1 か ら 5 ま での数値で表示 さ れ ます。 d: サマー タ イ ム が開始 さ れ る 曜日。 日曜日の場合は 0、 土曜日 の場合は 6 と し て、 0 か ら 6 ま での数値で表示 さ れ ます。 Jn Jn: サマー タ イ ム が開始 さ れ る 日にち。 1 月 1 日を 1 と し て、 1 か ら 365 ま での数値で表示 さ れ ます。 う る う 年の場合は 2 月 29 日はカ ウ ン ト さ れ ません。 n n: サマー タ イ ム が開始 さ れ る 日にち。 1 月 1 日を 1 と し て、 1 か ら 365 ま での数値で表示 さ れ ます。 う る う 年の場合は 2 月 29 日 も カ ウ ン ト さ れ ます。 time にはサマー タ イ ム に切 り 替え る 時刻が、 切 り 替え る 前の時刻 で表示 さ れ ます。 hh:mm:ss 374 " 時間 : 分 : 秒の形式 " で表示 さ れ ます。 デ フ ォ ル ト は、 02:00:00 です。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 showtimezone(8) to-date[/time] サマー タ イ ム終了情報 to-date は以下のいずれかの形式で表示 さ れ ます。 Mm.w.d Mm: サマー タ イ ム が終了す る 月。 m は 1 か ら 12 ま での数値で 表示 さ れ ます。 w: サマー タ イ ム が終了す る 週。 第 1 週の場合は 1、 最終週の 場合は 5 と し て、 1 か ら 5 ま での数値で表示 さ れ ます。 d: サマー タ イ ム が終了す る 曜日。 日曜日の場合は 0、 土曜日の 場合は 6 と し て、 0 か ら 6 ま での数値で表示 さ れ ます。 Jn Jn: サマー タ イ ム が終了す る 日にち。 1 月 1 日を 1 と し て、 1 か ら 365 ま での数値で表示 さ れ ます。 う る う 年の場合は 2 月 29 日はカ ウ ン ト さ れ ません。 n n: サマー タ イ ム が終了す る 日にち。 1 月 1 日を 1 と し て、 1 か ら 365 ま での数値で表示 さ れ ます。 う る う 年の場合は 2 月 29 日 も カ ウ ン ト さ れ ます。 time にはサマー タ イ ム か ら 切 り 替え る 時刻が、 切 り 替え る 前の時 刻で表示 さ れ ます。 hh:mm:ss ユーザー権限 " 時間 : 分 : 秒の形式 " で表示 さ れ ます。 デ フ ォ ル ト は、 02:00:00 です。 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 useradm, platadm, platop, auditadm, auditop, domainadm, domainmgr, domainop, fieldeng ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 詳細説明 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -c tz タ イ ム ゾーン を表示 し ます。 -c dst サマー タ イ ム情報を表示 し ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 settimezone(8) コ マ ン ド を使用す る と 、 XSCF の タ イ ム ゾーン が設定で き ます。 System Administration 375 showtimezone(8) 使用例 使用例 1 タ イ ム ゾーン を 表示 し ます。 XSCF> showtimezone -c tz Asia/Tokyo 使用例 2 タ イ ム ゾーン略称を JST、 GMT か ら のオ フ セ ッ ト を +9、 サマー タ イ ム ゾーン 名を JDT、 サマー タ イ ム を 1 時間前、 期間を 3 月最終日曜日 2:00 か ら 10 月 最終日曜日 2:00 ま で と 設定 さ れてい る 場合に、 サマー タ イ ム情報を 表示 し ま す。 XSCF> showtimezone -c dst JST-9JDT,M3.5.0,M10.5.0 使用例 3 タ イ ム ゾーン略称を JST、 GMT か ら のオ フ セ ッ ト を +9、 サマー タ イ ム ゾーン 名を JDT、 サマー タ イ ム を 1 時間前、 期間を 4 月第 1 日曜日 0:00 か ら 9 月第 1 日曜日 0:00 ま で と 設定 さ れてい る 場合に、 サマー タ イ ム情報を 表示 し ま す。 XSCF> showtimezone -c dst JST-9JDT-10,M4.1.0/00:00:00,M9.1.0/00:00:00 終了ス テー タ ス 関連項目 376 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setdate(8), settimezone(8), showdate(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 showuser(8) 名前 showuser - XSCF ユーザーア カ ウ ン ト 情報を表示 し ます。 形式 showuser showuser [ [-a] [-M] [-p] [-u] [ user]] showuser [ [-a] [-l] [-M] [-p] [-u]] showuser -h 説明 showuser(8) は、 XSCF ユーザーア カ ウ ン ト 情報を表示す る コ マ ン ド です。 ユーザーを定義す る 引数を指定 し て showuser(8) コ マ ン ド を実行す る と 、 指定 し た ユーザーのア カ ウ ン ト 情報が表示 さ れ ます。 ユーザーを定義す る 引数を指定せずに showuser(8) コ マ ン ド を実行す る と 、 現在のユーザーのア カ ウ ン ト 情報が表示 さ れ ます。-l オプシ ョ ン を指定 し て showuser(8) コ マ ン ド を実行す る と 、 すべてのユー ザーのア カ ウ ン ト 情報が表示 さ れ ます。 -a、-p、-u の う ち 1 つ ま たは複数のオプシ ョ ン を指定 し て showuser(8) コ マ ン ド を 実行す る と 、 以降のオプシ ョ ン の項で説明す る 情報が表示 さ れ ます。 こ れ ら のオプ シ ョ ン を何 も 指定せずに showuser(8) コ マ ン ド を実行す る と 、 すべてのア カ ウ ン ト 情報が表示 さ れ ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 以下のいずれかの権限が必要です。 ■ 自分のア カ ウ ン ト 情報の表示 : 必要な権限はありません。 ■ 他のユーザーア カ ウ ン ト 情報の表示 : useradm ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -a パ ス ワ ー ド の有効性お よ びア カ ウ ン ト の状態に関す る 情報を表示 し ます。 XSCF ユーザーア カ ウ ン ト に対 し てのみ有効です。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -l ユーザーの ロ グ イ ン名で ソ ー ト さ れたすべての XSCF ユーザーア カ ウ ン ト 情報を表示 し ます。 user オペ ラ ン ド と は一緒に使用で き ません。 System Administration 377 showuser(8) オペ ラ ン ド -M テ キ ス ト を 1 画面ずつ表示 し ます。 more コ マ ン ド と 同様です。 -p ユーザーに割 り 当て ら れてい る すべての権限を表示 し ます。 こ れ は、 ロ ーカルユーザー と リ モー ト ユーザーに対 し て有効です。 -u ユーザー ID(UID) を表示 し ます。 こ れは、 ロ ーカルユーザー と リ モー ト ユーザーに対 し て有効です。 以下のオペランドがサポートされています。 user 使用例 使用例 1 既存のユーザーア カ ウ ン ト の名前。-l オプシ ョ ン と は一緒に使用 で き ません。 パ ス ワー ド お よ びア カ ウ ン ト の有効性に関す る 情報を表示 し ます。 XSCF> showuser -a User Name: jsmith Status: Enabled Minimum: 0 Maximum: 99999 Warning: 7 Inactive: -1 Last Change: Aug 22, 2005 Password Expires: Never Password Inactive: Never Account Expires: Never 使用例 2 ユーザー権限の情報を表示 し ます。 XSCF> showuser -p User Name: jsmith Privileges: domainadm@1,3-6,8,9 platadm 終了ス テー タ ス 関連項目 378 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 adduser(8), deleteuser(8), disableuser(8), enableuser(8), password(8), setprivileges(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 snapshot(8) 名前 snapshot - 環境、 ロ グ、 エ ラ ー、 お よ び FRUID に関す る デー タ の収集 と 転送を行い ます。 形式 snapshot -d device [-r] [-e [-P password]] [-L{F|I|R}] [-l] [-v] [ [-q] -{y|n}] [-S time [-E time]] snapshot -t user@host:directory [-e [-P password]] [-k host-key] [-l] [-L{F|I|R}] [-p password] [-v] [ [-q] -{y|n}] [-S time [-E time]] snapshot -T [-D directory] [-e [-P password]] [-k host-key] [-l] [-L{F|I|R}] [-v] [ [-q] -{y|n}] [-S time [-E time]] snapshot -h 説明 snapshot(8) はデー タ 収集 メ カ ニ ズ ム を提供 し 、 こ の メ カ ニ ズ ム に よ り サービ ス プ ロ セ ッ サ上の診断情報を迅速、 確実、 柔軟に取得す る コ マ ン ド です。 snapshot(8) コ マ ン ド は、 構成、 環境、 ロ グ、 エ ラ ー、 お よ び FRUID 情報のデー タ を収集 し ます。 指定 さ れた宛先にデー タ を転送 し ます。 snapshot(8) コ マ ン ド は、 出力フ ァ イ ルを開 き ます。 こ の フ ァ イ ルの名前は、 サー ビ ス プ ロ セ ッ サに割 り 当て ら れてい る ホ ス ト 名 と IP ア ド レ ス、 お よ び snapshot 実 行時のサービ ス プ ロ セ ッ サ上の日付 と UTC 時間 ( 時、 分、 秒形式 ) に基づいて自動 生成 さ れ ます。 た と えば jupiter:10.1.1.1_2006-07-08T22-33-44 の よ う に な り ます。 snapshot(8) コ マ ン ド は、 ユーザー指定の出力フ ァ イ ル名を サポー ト し てい ません。 フ ァ イ ル と コ マ ン ド 出力がサービ ス プ ロ セ ッ サか ら 収集 さ れ る と 、 snapshot は出力デー タ を圧縮 し て、 .zip 形式のアーカ イ ブに書 き 込み ます。 snapshot(8) コ マ ン ド は、-t オプシ ョ ン、-T オプシ ョ ン、-d オプシ ョ ン の ど ち ら が 使用 さ れてい る かに基づいて、 収集 し たデー タ を リ モー ト ネ ッ ト ワ ー ク ホ ス ト ま た は外部 メ デ ィ ア装置に保存 し ます。-t オプシ ョ ン を使っ て収集 し たデー タ を リ モー ト ネ ッ ト ワ ー ク ホ ス ト に保存す る には、 ホ ス ト 名 ( ま たは IP ア ド レ ス )、 リ モー ト ネ ッ ト ワ ー ク ホ ス ト 上の宛先デ ィ レ ク ト リ 、 お よ び リ モー ト ホ ス ト 上のユーザーの username を指定す る 必要があ り ます。 すでに setarchiving(8) を使用 し て アーカ イ ブの対象を設定 し てい る 場合、 同 じ 情報を利用 し て、 リ モー ト ネ ッ ト ワ ー ク 上に デー タ を保存す る ために-T オプシ ョ ン を使用で き ます。 ま た、-T オプシ ョ ン と -D オプシ ョ ン を一緒に使っ て、 デ ィ レ ク ト リ 先だけ を変更す る こ と も で き ます。 リ モー ト ネ ッ ト ワ ー ク ホ ス ト 上にデー タ を保存す る と き 、 snapshot は リ モー ト フ ァ イ ルへのデー タ のパ イ プ役 と し ての機能を果たすために SSH ネ ッ ト ワ ー ク 接続を開 き ます。 オプシ ョ ン -S、 ま たは選択 と し て -E オプシ ョ ン を使用 し て、 日付範囲を指定す る こ と でい く つかの よ り 大 き い ロ グ フ ァ イ ル上へのデー タ 収集を制限で き ます。 SSH や SSL な ど の暗号化ネ ッ ト ワ ー ク プ ロ ト コ ルが、 ネ ッ ト ワ ー ク 接続を介 し た デー タ 転送に使用 さ れ ます。 .zip アーカ イ ブ自体を暗号化す る には、-e オプシ ョ ン を使用 し ます。 こ のプ ロ セ ス で暗号化 し た .zip アーカ イ ブ を復号化す る には、 以 下の openssl コ マ ン ド で、 snapshot(8) コ マ ン ド に指定 し た暗号化パ ス ワ ー ド を System Administration 379 snapshot(8) 使用 し ます。 以下は、 フ ァ イ ル jupiter_10.1.1.1_2006-07-08T22-33-44.zip.e を復号化 す る 例です。 % openssl aes-128-cbc -d -in jupiter_10.1.1.1_2006-07-08T22-3344.zip.e -out jupiter_10.1.1.1_2006-07-08T22-33-44.zip snapshot(8) コ マ ン ド に よ っ て生成 さ れ る すべての .zip アーカ イ ブに、 snapshot 自体が生成す る 2 つの フ ァ イ ルが入っ てい ます。 README と い う 名前の 最初の フ ァ イ ルには、 .zip アーカ イ ブの も と の名前、 .zip アーカ イ ブの作成に使 用 し たサービ ス プ ロ セ ッ サ上の設定フ ァ イ ルの名前、 snapshot(8) コ マ ン ド のバー ジ ョ ン、 お よ びアーカ イ ブの生成に ロ グ専用モー ド (-l オプシ ョ ン ) が使用 さ れた か ど う かが記述 さ れ ます。 CONFIG と い う 名前の 2 番目の フ ァ イ ルは、 snapshot(8) コ マ ン ド がアーカ イ ブの生成に使用 し た、 実際の設定フ ァ イ ルの コ ピーです。 snapshot(8) コ マ ン ド で収集 さ れたデー タ は、 シ ス テ ム上の問題を診断す る ために 保守作業員に使用 さ れ る 場合があ り ます。 snapshot(8) コ マ ン ド では、 診断の目的 に よ っ て異な る デー タ のセ ッ ト を収集で き ます。 こ れ ら のデー タ セ ッ ト はそれぞれ Initial、 Root Cause、 Full と 呼ばれ、 -L オプシ ョ ン を使用 し て設定 さ れ ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm ま たは fieldeng 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 380 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 snapshot(8) オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -D directory -T オプシ ョ ン と 一緒に使い ます。 setarchiving(8) で値を設 定す る 代わ り に、 directory 値を指定 し ます。 デ ィ レ ク ト リ 領 域はハ イ フ ン (-) や波形記号 (~) で始めてはいけ ません。 詳細 については、-T オプシ ョ ン を参照 し て く だ さ い。 -d device 使用す る 外部 メ デ ィ ア装置を指定 し ます。-d には、 以下のオプ シ ョ ン が使用可能です。 -r -E time デー タ 収集の前に、 外部 メ デ ィ ア装置にあ る すべての フ ァ イ ルを削除 し ます。 こ のオ プシ ョ ンは、-t ま たは-T オプシ ョ ン と 一 緒に使用す る と 、 無効にな り ます。 デー タ が収集 さ れ る 終了時間を指定 し ます。 開始時間の-S time オプシ ョ ン と 一緒に使用 し て、 snapshot(8) で収集 さ れ る ロ グ メ ッ セージの時間枠を定義 し ます。-E time に よ っ て指定 し た時間 よ り 前に作成 さ れた ロ グ エ ン ト リ だけが、 snapshot に よ っ て収集 さ れ ます。-S オプシ ョ ン も 参照 し て く だ さ い。 time strptime(3) で記述 さ れ る 、 以下の 2 つの フ ォ ーマ ッ ト の ど ち ら か 1 つの形式を使用 し ます。 %Y-%m-%d,%H:%M:%S %Y-%m-%d_%H-%M-%S -e zip 形式のアーカ イ ブ を暗号化 し ます。-P と password を使用す る 場合に必要です。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に 指定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 System Administration 381 snapshot(8) -k host-key - t あ る いは、-T オプシ ョ ン を指定 し ます。 サービ ス プ ロ セ ッ サ がネ ッ ト ワ ー ク ホ ス ト に ロ グ イ ンす る ために使用す る 公開キー を設定 し ます。 こ のオプシ ョ ンは、-d オプシ ョ ン と 一緒に使用 す る と 、 無効にな り ます。 host-key に指定で き る 値は、 以下の と お り です。 none download public ネ ッ ト ワ ー ク ホ ス ト の認証に公開キーを使 用 し ない場合に、 こ の リ テ ラ ル値を指定 し ます。 snapshot(8) コ マ ン ド が SSH を使用 し て ネ ッ ト ワ ー ク ホ ス ト の公開ホ ス ト キーのダ ウ ン ロ ー ド と 、-t 引数で指定 さ れた ホ ス ト か ら の公開ホ ス ト キーのダ ウ ン ロ ー ド を行 う 場合に、 こ の リ テ ラ ル値を指定 し ます。 snapshot(8) コ マ ン ド はキーの md5 フ ィ ン ガープ リ ン ト を表示 し 、 確認を求め ま す。 キーを受け入れ る と 、 そのキーはサー バ認証に使用 さ れ ます。 キーを拒否す る と 、 snapshot(8) コ マ ン ド は何 も せずに終 了 し ます。-k オプシ ョ ン が指定 さ れていな い場合、 こ れが SSH タ ーゲ ッ ト モー ド で のデフ ォ ル ト の動作にな り ます。 指定 し た公開キーは、 サーバ認証に使用 さ れ ます。 host-key 引数は、 ネ ッ ト ワ ー ク ホ ス ト の完全な公開キー ( キー タ イ プで始 ま る ) でな ければな り ません ( つ ま り 、 ネ ッ ト ワ ー ク ホ ス ト 上の /etc/ssh/ ssh_host_rsa_key.pub の完全な内容で な ければな り ません )。 注 – 公開キーは、 シ ェ ルが単一の語 と し て処理で き る よ う に 引用符で囲む必要があ り ます。 -L{F|I|R} 収集す る ロ グ セ ッ ト を指定 し ます。 F I R Full ロ グ セ ッ ト Initial ロ グ セ ッ ト Root Cause ロ グ セ ッ ト ロ グ セ ッ ト が指定 さ れない場合、 Initial ロ グ セ ッ ト がデフ ォ ル ト で収集 さ れ ます。 382 -l ロ グ フ ァ イ ルのみを収集す る よ う に指定 し ます。 コ マ ン ド 出力 は収集 し ません。 -n プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "n" (no) と 応答 し ます。 -P password -e オプシ ョ ン と 一緒に指定 し ます。 出力フ ァ イ ルの暗号化に 使用す る 暗号化パ ス ワ ー ド を設定 し ます。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 snapshot(8) -p password SSH ロ グ イ ン に使用 さ れ る ユーザーパ ス ワ ー ド を設定 し ます。 こ のオプシ ョ ンは、-t オプシ ョ ン と 一緒に指定 し ます。-d ま た は-T オプシ ョ ン と 一緒に使用す る と 、 無効にな り ます。 -q プ ロ ン プ ト を含む、 標準出力への メ ッ セージ を表示 し ない よ う に し ます。 -S time デー タ が収集 さ れ る 開始時間を指定 し ます。 終了時間の-E time オプシ ョ ン と 一緒に使用 し て、 snapshot(8) で収集 さ れ る ロ グ メ ッ セージの時間枠を定義 し ます。 終了時間の指定がな い と 、 タ ーゲ ッ ト 期間は、 snapshot コ マ ン ド が実行 さ れた時 点で終わ り ます。-E オプシ ョ ン も 参照 し て く だ さ い。 time strptime(3) で記述 さ れ る 、 以下の 2 つの フ ォ ーマ ッ ト の ど ち ら か 1 つの形式を使用 し ます。 %Y-%m-%d,%H:%M:%S %Y-%m-%d_%H-%M-%S -T SSH タ ーゲ ッ ト モー ド で snapshot を実行す る と き 指定 し ま す。 こ の と き 、 setarchiving(8) であ ら か じ め設定 し た user@host:directory の値を使用 し ます。-D オプシ ョ ン を一緒に 指定す る と 、 directory の値を選択で き ます。 注 – snapshot コ マ ン ド では タ ーゲ ッ ト デ ィ レ ク ト リ は作成 さ れ ません。 あ ら か じ め リ モー ト ホ ス ト に タ ーゲ ッ ト デ ィ レ ク ト リ を作成 し ておいて く だ さ い。 System Administration 383 snapshot(8) -t user@host:directory デー タ 転送先のネ ッ ト ワ ー ク ホ ス ト と リ モー ト デ ィ レ ク ト リ を設定 し ます。 host フ ィ ール ド には、 ネ ッ ト ワ ー ク ホ ス ト のホ ス ト 名 ま たは IP ア ド レ ス を指定 し ます。 user フ ィ ール ド には、 アーカ イ ブホ ス ト への ssh ロ グ イ ン用の ユーザー名を指定 し ます。 directory フ ィ ール ド には、 出力 フ ァ イ ルの保存先 と な る アーカ イ ブホ ス ト 上のアーカ イ ブ デ ィ レ ク ト リ を指定 し ます。 directory フ ィ ール ド は、 ハ イ フ ン (-) や波形記号 (~) で始めてはいけ ません。 注 – snapshot コ マ ン ド では タ ーゲ ッ ト デ ィ レ ク ト リ は作成 さ れ ません。 あ ら か じ め リ モー ト ホ ス ト に タ ーゲ ッ ト デ ィ レ ク ト リ を作成 し ておいて く だ さ い。 -v 詳細な情報を表示 し ます。 すべてのア ク シ ョ ン と コ マ ン ド を実 行時に表示 し ます。-q オプシ ョ ン と 一緒に指定す る と 、-v オプ シ ョ ンは無効にな り ます。 注 – snapshot 設定フ ァ イ ルで実行 さ れ る すべての コ マ ン ド を動作 さ せ る ためのユーザー権限は与え ら れていないか も し れ ません。 こ の場合、 こ れ ら の コ マ ン ド 操作が許可 さ れていない こ と を示すエ ラ ー メ ッ セージが表示 さ れ ます。 -y 詳細説明 プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "y" (yes) と 応答 し ます。 動作モー ド 以下に、 snapshot(8) コ マ ン ド の動作モー ド の概要について説明 し ます。 最初のモー ド は 「SSH タ ーゲ ッ ト モー ド 」 です。-t あ る い-T オプシ ョ ン を指定 し て デー タ コ レ ク タ を起動す る と 、 こ のモー ド で実行 さ れ ます。 こ のモー ド では、 デー タ コ レ ク タ はサービ ス プ ロ セ ッ サか ら 指定 さ れた宛先の SSH 接続を ( 適切な認証後 に ) 開 き 、 zip 形式のデー タ アーカ イ ブ を SSH 接続を介 し て宛先ホ ス ト に送信 し ま す。 snapshot コ マ ン ド では タ ーゲ ッ ト デ ィ レ ク ト リ は作成 さ れ ません。 あ ら か じ め リ モー ト ホ ス ト に タ ーゲ ッ ト デ ィ レ ク ト リ を作成 し ておいて く だ さ い。 こ のモー ド での転送暗号化は、 SSH に よ っ て行われ ます。 2 番目のモー ド は、 「USB デバ イ ス モー ド 」 です。-d オプシ ョ ン を指定 し てデー タ コ レ ク タ を起動す る と 、 こ のモー ド で実行 さ れ ます。 こ のモー ド では、 デー タ コ レ ク タ の出力 (zip 形式のアーカ イ ブ ) は、 USB 装置上の フ ァ イ ルに保存 さ れ ます。 USB 装置は FAT32 フ ァ イ ルシ ス テ ム で フ ォ ーマ ッ ト さ れてい る 必要があ り ます。 こ の モー ド では、 SSH タ ーゲ ッ ト モー ド の場合の よ う に zip フ ァ イ ルを暗号化す る ため の-e オプシ ョ ン が使用で き ます。 し か し なが ら 、 こ のモー ド ではデー タ がサービ ス プ ロ セ ッ サに対 し て ロ ーカルな ま ま で あ る ため、 転送暗号化 (SSH の よ う な ) は行わ れ ません。 384 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 snapshot(8) 使用例 使用例 1 SSH を使用 し て公開キーを ダ ウ ン ロ ー ド し ます。 XSCF> snapshot -t [email protected]:/home/joe/logs/x -k download Downloading Public Key from ‘jupiter.west’... Key fingerprint in md5: c9:e0:bc+b2:1a:80:29:24:13:d9:f1:13:f5:5c:2c:0f Accept this public key (yes/no)? Y Enter ssh password for user ‘joe’ on host ‘jupiter.west’ Setting up ssh connection to remote host... Collecting data into [email protected]:/home/joe/logs/x/archive.zip Data collection complete. 使用例 2 ホ ス ト キーを ダ ウ ン ロ ー ド し ます。 XSCF> snapshot -t [email protected]:/home/joe/logs/x Downloading Public Key from ‘jupiter.west’... Public Key Fingerprint: c9:e0:bc+b2:1a:80:29:24:13:d9:f1:13:f5:5c:2c:0f Accept this public key (yes/no)? y Enter ssh password for user ‘joe’ on host ‘jupiter.west’ Setting up ssh connection to remote host... Collecting data into [email protected]:/home/joe/logs/x/archive.zip Data collection complete. 使用例 3 ユーザー指定の公開キーを使用 し てダ ウ ン ロ ー ド し ます。 XSCF> snapshot -t [email protected]:/home/joe/logs/x -k “ssh-rsa AAAAB3NzaC1yc2EAAAABIwAAAIEAwVFiSQNVBFhTTzq0AX5iQqCkkJjd6ezWkVGt mMkJJzzMjYK0sBlhn6dGEIiHdBSzO8QLAXb8N4Kq8JDOBpLSN4yokUPTcZQNxJaY A0W058Qgxbn” Enter ssh password for user ‘joe’ on host ‘jupiter.west’ Setting up ssh connection to remote host... Collecting data into [email protected]:/home/joe/logs/x/archive.zip Data collection complete. 使用例 4 公開キーを使用 し ないで、 ロ グ フ ァ イ ルだけ を ダ ウ ン ロ ー ド し ます。 XSCF> snapshot -t [email protected]:/home/bob/logs/x -k none -l Enter ssh password for user ’bob’ on host ’mars.east’ Log only mode. No commands will be collected. Setting up ssh connection to remote host... Collecting data into [email protected]:/home/joe/logs/x/archive.zip Data collection complete. 使用例 5 公開キーを使用 し ないで、 指定 し たパ ス ワー ド での暗号化を使用 し てダ ウ ン ロ ー ド し ます。 XSCF> snapshot -t [email protected]:/home/bob/logs/x -k none -e -P password Output data will be encrypted. Enter ssh password for user ’bob’ on host ’mars.east’ Setting up ssh connection to remote host... Collecting data into [email protected]:/home/joe/logs/x/archive.zip Data collection complete. System Administration 385 snapshot(8) 使用例 6 無効なデ ィ レ ク ト リ を指定 し てダ ウ ン ロ ー ド し てい る と き にエ ラ ー と な っ た 例。 XSCF> snapshot -t [email protected]:/home/sue/logs/bad_dir -k none Enter ssh password for user ’sue’ on host ’saturn.north’ Setting up ssh connection to remote host... Failed to create remote file: /home/sue/logs/bad_dir/archive.zip Verify adequate disk permissions and disk space on target host Error opening SSH target Exiting with error 1 使用例 7 公開キーを ダ ウ ン ロ ー ド し てい る と き に接続エ ラ ー と な っ た例。 XSCF> snapshot -t [email protected]:/home/sue/logs/x -k download Downloading Public Key from ’saturne.west’... Error downloading key for host ’saturne.west’ Error opening SSH target Exiting with error 1 使用例 8 公開キーを ダ ウ ン ロ ー ド し ます。 すべてのプ ロ ンプ ト には "no" と 応答 し ま す。 XSCF> snapshot -v -t [email protected]:/home/jill/logs/x -k download -n Downloading Public Key from ‘earth.east’... Public Key: ssh-rsa AAAAB3NzaC1yc2EAAAABIwAAAIEAwVFiSQNVBFhTTzq0AX5iQqCkkJjd6ezWkVGtmMkJJzzM jYK0sBlhn6dGEIiHdBSzO8QLAXb8N4Kq8JDOBpLSN4yokUPTcZQNxJaYA0W058Qgxbn Key fingerprint in md5: c9:e0:bc+b2:1a:80:29:24:13:d9:f1:13:f5:5c:2c:0f Accept this public key (yes/no)? no Public Key declined Error opening SSH target Exiting with error 1 使用例 9 権限のないユーザーか ら 公開キーのダ ウ ン ロ ー ド を試みます。 XSCF> snapshot -t [email protected]:/fakedir -p fake-password Downloading Public Key from ’fakehost.com’... Error downoading key for host ’fakehost.com’ Error opening SSH target Exiting with error 1 使用例 10 外部 メ デ ィ ア装置へダ ウ ン ロ ー ド し ます。 XSCF> snapshot -d usb0 -r Testing writability of USB device....SUCCESS 386 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 snapshot(8) About to remove all files from device ‘usb0’. Continue? [y|n] : y Collecting data into /media/usb_msd/jupiter_10.1.1.1_2006-04-17T22-4151.zip Data collection complete. 使用例 11 デー タ 範囲に対す る 特定の ロ グ を得 る ため、 ロ グ収集を制限 し ます。 XSCF> snapshot -d usb0 -S 2007-01-01,01:00:00 -E 2007-01-31_14- 00-00 Testing writability of USB device....SUCCESS Collecting data into /media/usb_msd/jupiter_10.1.1.1_2006-04-17T22-4151.zip Data collection complete. 終了ス テー タ ス 関連項目 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 setarchiving(8), showarchiving(8), showlogs(8) System Administration 387 snapshot(8) 388 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 switchscf(8) 名前 switchscf - XSCF ユニ ッ ト のア ク テ ィ ブ、 ス タ ンバ イ 状態を切 り 替え ます。 形式 switchscf [ [-q] -{y|n}] -t {Active | Standby} [-f] switchscf -h 説明 switchscf(8) は、 現在 ロ グ イ ン し てい る XSCF ユニ ッ ト のア ク テ ィ ブ、 ス タ ンバ イ 状態を切 り 替え る コ マ ン ド です。 switchscf(8) コ マ ン ド は、 XSCF ユニ ッ ト が二重化構成の場合に実行で き ます。 現 在 ロ グ イ ン中の XSCF ユニ ッ ト の状態を切 り 替え る と 、 対にな っ てい る XSCF ユ ニ ッ ト の状態 も 切 り 替わ り ます。 注 – 切 り 替え時には、 ア ク テ ィ ブ側の XSCF に接続 さ れてい る ネ ッ ト ワ ー ク のセ ッ シ ョ ンは切断 さ れ ます。 注 – 通常、 保守作業中の場合は XSCF を切 り 替え る こ と はで き ません。 switchscf(8) コ マ ン ド の実行結果が 「Switching of XSCF state is disabled due to a maintenance operation. Try again later.」 と な っ て、 XSCF が切 り 替え ら れない場合 は、 addfru(8)、 deletefru(8)、 replacefru(8)、 flashupdate(8) の保守 コ マ ン ド が実行中か ど う か確認 し て く だ さ い。 実行中で あれば コ マ ン ド が終了す る ま でお 待ち く だ さ い。 保守 コ マ ン ド が実行中でないに も かかわ ら ず XSCF が切 り 替え ら れ ない場合は、-f オプシ ョ ン を使用 し て切 り 替え て く だ さ い。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm ま たは fieldeng 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -f XSCF が切 り 替え ら れない場合に、 強制的に切 り 替え ます。 注 – -f オプシ ョ ンは強制的に XSCF を切 り 替え る ため、 通常の 操作で切 り 替え ら れない場合に限 り 使用 し て く だ さ い。 詳細説明 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -n プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "n" (no) と 応答 し ます。 -q プ ロ ン プ ト を含む、 標準出力への メ ッ セージ を表示 し ない よ う に し ます。 -t Active XSCF ユニ ッ ト を ア ク テ ィ ブ状態に切 り 替え ます。 -t Standby XSCF ユニ ッ ト を ス タ ンバ イ 状態に切 り 替え ます。 -y プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "y" (yes) と 応答 し ます。 コ マ ン ド を実行す る と 、 指定 し た内容で実行 し て よ いか を確認す る ためのプ ロ ン プ ト が表示 さ れ ます。 実行す る 場合は "y"、 中断す る 場合は "n" を入力 し ます。 System Administration 389 switchscf(8) 使用例 使用例 1 現在 ロ グ イ ン し てい る XSCF ユニ ッ ト を ス タ ンバ イ 状態に切 り 替え ます。 XSCF> switchscf -t Standby The XSCF unit switch between the Active and Standby states. Continue? [y|n]:y 使用例 2 現在 ロ グ イ ン し てい る XSCF ユニ ッ ト を ス タ ンバ イ 状態に切 り 替え ます。 プ ロ ンプ ト には自動的に "y" と 応答 し ます。 XSCF> switchscf -t Standby -y The XSCF unit switch between the Active and Standby states. Continue? [y|n]:y 終了ス テー タ ス 390 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 11 月改版 testsb(8) 名前 testsb - 指定 し た物理シ ス テ ム ボー ド (PSB; Physical System Board) に初期診断を行 い ます。 形式 testsb [ [-q] -{y|n}] [-m diag=mode] location testsb [ [-q] -{y|n}] [-m diag=mode] -c {all | expansion} testsb -v [-y|-n] [-m diag=mode] location testsb -v [-y|-n] [-m diag=mode] -c {all | expansion} testsb -h 説明 testsb(8) は、 指定 し た PSB に初期診断を行 う コ マ ン ド です。 PSB の構成、 お よ び PSB に搭載 さ れた各デバ イ ス の動作が診断 さ れ ます。 診断す る PSB は ド メ イ ン に組み込 ま れていない状態、 ま たは組み込 ま れてい る ド メ イ ン の電 源が切断 さ れてい る 状態でな ければな り ません。 診断後は、 診断結果が表示 さ れ ます。 ま た、 showboards(8) コ マ ン ド で表示 さ れ る Test や Fault の項目で確認で き ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm ま たは fieldeng 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 System Administration 391 testsb(8) オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 . -c {all|expansion} 診断す る 対象の PSB を指定 し ます。 以下の ど ち ら か を指定で き ます。 搭載 さ れてい る すべての PSB を診断 し ま す。 all 以下の条件を満た し ていない場合は、 エ ラ ー と な り ます。 ■ シ ス テ ム の電源が切断 さ れてい る ■ 対象 と な る すべての PSB が Uni-XSB expansion 拡張筐体に搭載 さ れてい る すべての PSB を診断 し ます。 以下の条件を満た し ていない場合は、 エ ラ ー と な り ます。 ■ 対象 と な る すべてのPSBが ド メ イ ン上で稼働 し ていない ■ 対象 と な る すべての PSB が Uni-XSB -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒 に指定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -m diag=mode 初期診断の診断 レベルを指定 し ます。 以下の ど ち ら か を指定 で き ます。 min max オペ ラ ン ド -n プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "n" (no) と 応答 し ます。 -q プ ロ ン プ ト を含む、 標準出力への メ ッ セージ を表示 し ない よ う に し ます。 -v 初期診断の詳細な情報を表示 し ます。 -y プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "y" (yes) と 応答 し ます。 以下のオペ ラ ン ド がサポー ト さ れてい ます。 location 詳細説明 ■ 診断す る PSB 番号を 1 つだけ指定 し ます。 00 か ら 15 ま での整 数で指定で き ます。 指定 し た PSB に属 し てい る シ ス テ ム ボー ド (XSB; eXtended System Board) が以下 の状態の場合は、 testsb(8) コ マ ン ド はエ ラ ー と な り ます。 ■ ■ ■ 392 標準 ( デフ ォ ル ト ) 最大 XSB が ド メ イ ン に組み込 ま れていて、 かつ、 その ド メ イ ン が稼働中 XSB が ド メ イ ン に組み込 ま れていて、 かつ、 その ド メ イ ン が OpenBoot PROM (ok プ ロ ン プ ト ) 状態 XSB が ド メ イ ン に組み込 ま れていて、 かつ、 その ド メ イ ン が電源投入中、 電源 切断中、 リ セ ッ ト 中のいずれかの状態 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 testsb(8) ■ XSB を対象に、 addboard(8)、 deleteboard(8)、 moveboard(8) コ マ ン ド を実 行中 ■ 指定 し たPSBに属 し てい る XSBがUmount ま たはFaulted状態 と な っ てい る 場合は、 診断の対象か ら 外 さ れ、 診断結果に表示 さ れない と き があ り ます。 こ の よ う な と き は、 testsb(8) コ マ ン ド で診断結果を確認 し て く だ さ い。 ■ 暖機運転お よ び起動 ま での待ち時間が設定 さ れてい る 場合は、 こ れ ら を無視 し て testsb(8) コ マ ン ド を実行 し て よ いか を確認す る プ ロ ン プ ト が表示 さ れ ます。 実 行す る 場合は "y"、 中断す る 場合は "n" を入力 し ます。 ■ testsb(8) コ マ ン ド に よ る 診断結果は、 以下の よ う に表示 さ れ ます。 XSB PSB に属す る 番号 Uni-XSB タ イ プの場合は 1 つ、 Quad-XSB タ イ プの場合は 4 つの XSB が表示 さ れ ます。 Test XSB の初期診断状態 以下のいずれかが表示 さ れ ます。 Unmount Unknown Testing Passed Failed Fault XSB の異常の状態 状態は 1 つ、 ま たは複数で表示 さ れ ます。 Normal Degraded Faulted 使用例 使用例 1 未搭載 ま たは故障に よ り 認識で き ない状態 診断 さ れていない状態 初期診断中 初期診断が正常に終了 し た状態 初期診断で異常が発生 し た状態。 XSB は使用 で き ない、 ま たは縮退 し てい る 状態 と な り ま す。 正常な状態 縮退部品があ る 状態。 XSB は稼働で き ます。 異常が発生 し XSB が動作 し ない状態 PSB#00 の初期診断を行い ます。 XSCF> testsb 0 Initial diagnosis is about to start, Continue?[y|n] :y SB#00 power on sequence started. 0end Initial diagnosis started. [1800sec] 0..... 30..... 60..... 90.....120end Initial diagnosis has completed. SB power off sequence started. [1200sec] 0.end SB powered off. XSB Test Fault ---- ------- -------00-0 Passed Normal 00-1 Passed Normal 00-2 Passed Normal 00-3 Passed Normal System Administration 393 testsb(8) 使用例 2 PSB#01 の初期診断を詳細な メ ッ セージ を表示 し て行い ます。 XSCF> testsb -v 1 Initial diagnosis is about to start. Continue? [y|n] :y SB#01 powered on sequence started. : : Initial diagnosis has completed. {0} ok SB power off sequence started. [1200sec] 0.end SB powered off. XSB Test Fault ---- ------- -------01-0 Passed Normal 使用例 3 搭載 さ れてい る すべての PSB の初期診断を行い ます。 XSCF> testsb -c all Initial diagnosis is about to start. Continue? [y|n] :y SB power on sequence started. 0end Initial diagnosis started. [1800sec] 0..... 30..... 60..... 90.....120end Initial diagnosis has completed. SB power off sequence started. [1200sec] 0.end SB powered off. XSB Test Fault ---- ------- -------00-0 Passed Normal 01-0 Passed Normal 02-0 Passed Normal 03-0 Passed Normal 使用例 4 設定 さ れてい る 暖機運転お よ び空調待ち時間を無視 し て、 PSB の初期診断を 行い ます。 XSCF> testsb -c all Initial diagnosis is about to start. Continue? [y|n] :y Ignore warmup-time and air-conditioner-wait-time, Continue?[y|n] :y SB power on sequence started. 0end Initial diagnosis started. [1800sec] 0..... 30..... 60..... 90.....120end Initial diagnosis has completed. SB power off sequence started. [1200sec] 0.end SB powered off. XSB Test Fault ---- ------- -------00-0 Passed Normal 394 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 testsb(8) 01-0 Passed 02-0 Passed 03-0 Passed 終了ス テー タ ス 関連項目 Normal Normal Normal 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 addfru(8), deletefru(8), replacefru(8), setupfru(8), showboards(8), showfru(8) System Administration 395 testsb(8) 396 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 unlockmaintenance(8) 名前 unlockmaintenance - XSCF の ロ ッ ク 状態を強制的に解除 し ます。 形式 unlockmaintenance [ [-q] -{y|n}] unlockmaintenance -h 説明 unlockmaintenance(8) は、 XSCF の ロ ッ ク 状態を強制的に解除す る コ マ ン ド で す。 通常、 保守用 コ マ ン ド で あ る addfru(8)、 deletefru(8)、 replacefru(8) コ マ ン ド が実行 さ れてい る 間は XSCF は ロ ッ ク 状態 と な り 、 実行が終わ る と ロ ッ ク が解除 さ れ ます。 し か し 、 保守用 コ マ ン ド のいずれか を実行中に LAN が切断 さ れ る な ど の 異常が発生す る と 、 XSCF の ロ ッ ク が解除で き な く な る こ と があ り ます。 こ の よ う な 場合は unlockmaintenance(8) コ マ ン ド を実行 し て、 XSCF の ロ ッ ク 状態を強制的 に解除で き ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 fieldeng 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 使用例 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -n プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "n" (no) と 応答 し ます。 -q プ ロ ン プ ト を含む、 標準出力への メ ッ セージ を表示 し ない よ う に し ます。 -y プ ロ ン プ ト に対 し て自動的に "y" (yes) と 応答 し ます。 使用例 1 保守の ロ ッ ク 状態を解除 し ます。 XSCF> unlockmaintenance This command unlocks the maintenance lock which prevents the multiple execution of maintenance commands. *Never* use this command, except when the lock state remains by some reason. Careless execution of this command causes serious situation because it interrupts the running command and XSCF might not be able to recognize the parts. Continue? [y|n] : 使用例 2 自動応答で ロ ッ ク 状態を解除 し ます。 XSCF> unlockmaintenance -y This command unlocks the maintenance lock which prevents the multiple execution of maintenance commands. System Administration 397 unlockmaintenance(8) *Never* use this command, except when the lock state remains by some reason. Careless execution of this command causes serious situation because it interrupts the running command and XSCF might not be able to recognize the parts. Continue? [y|n] :y 使用例 3 自動応答で ロ ッ ク 状態を解除 し ます。 XSCF> unlockmaintenance -q -y XSCF> 使用例 4 自動応答で ロ ッ ク 状態解除を途中でキ ャ ン セル し ます。 XSCF> unlockmaintenance -n This command unlocks the maintenance lock which prevents the multiple execution of maintenance commands. *Never* use this command, except when the lock state remains by some reason. Careless execution of this command causes serious situation because it interrupts the running command and XSCF might not be able to recognize the parts. Continue? [y|n] :n 使用例 5 自動応答で ロ ッ ク 状態解除を途中でキ ャ ン セル し ます。 XSCF> unlockmaintenance -q -n XSCF> 終了ス テー タ ス 関連項目 398 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 addfru(8), deletefru(8), replacefru(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 version(8) 名前 version - フ ァ ーム ウ ェ アの版数を表示 し ます。 形式 version -c xcp [-v] [-t] version -c {cmu | xscf} [-v] version -h 説明 version(8) は フ ァ ーム ウ ェ アの版数を表示す る コ マ ン ド です。 以下の版数が表示で き ます。 ユーザー権限 xcp シ ス テ ム に適用 さ れてい る フ ァ ーム ウ ェ アの XSCF Control Package (XCP) 総合版数 cmu OpenBoot PROM フ ァ ーム ウ ェ アの版数 xscf XSCF フ ァ ーム ウ ェ アの版数 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 platadm ま たは fieldeng 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 使用例 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -c xcp XCP 総合版数を表示 し ます。 -c cmu OpenBoot PROM フ ァ ーム ウ ェ アの版数を表示 し ます。 -c xscf XSCF フ ァ ーム ウ ェ アの版数を表示 し ます。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に指 定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -t XSCF 内に登録 さ れてい る XCP 総合版数の情報を表示 し ます。 "-c xcp" と 一緒に指定 し ます。 -v 詳細な情報を表示 し ます。 "-c xscf" と 一緒に指定 し た場合は通 常 と 同 じ 情報が表示 さ れ ます。 使用例 1 XCP 総合版数を表示 し ます。 XSCF> version -c xcp XSCF#0 (Active) XCP0 (Current): 1020 XCP1 (Reserve): 1020 XSCF#1 (Standby) XCP0 (Current): 1020 XCP1 (Reserve): 1020 System Administration 399 version(8) 使用例 2 XCP 総合版数の詳細を表示 し ます。 XSCF> version -c xcp -v XSCF#0 (Active) XCP0 (Current): 1020 OpenBoot PROM : 01.01.0001 SCF : 01.01.0001 XCP1 (Reserve): 1020 OpenBoot PROM : 01.01.0001 OpenBoot PROM BACKUP #0: 01.01.0001 #1: 01.02.0001 XSCF#1 (Standby) XCP0 (Current): 1020 OpenBoot PROM : 01.01.0001 SCF : 01.01.0001 XCP1 (Reserve): 1020 OpenBoot PROM : 01.01.0001 SCF : 01.01.0001 OpenBoot PROM BACKUP #0: 01.01.0001 #1: 01.02.0001 使用例 3 XSCF に登録 さ れてい る XCP 総合版数を表示 し ます。 XSCF> version -c xcp -t XCP: 1020 使用例 4 XSCF に登録 さ れてい る XCP 総合版数の詳細を表示 し ます。 XSCF> version XCP : OpenBoot PROM: SCF : 使用例 5 -c xcp -v -t 1020 01.01.0001 01.01.0001 OpenBoot PROM フ ァ ーム ウ ェ アの版数を表示 し ます。 XSCF> version -c cmu DomainID 00 : 01.01.0001 DomainID 01 : 01.01.0001 DomainID 02 : 01.01.0001 DomainID 03 : 01.01.0001 : DomainID 23: 01.01.0001 使用例 6 OpenBoot PROM フ ァ ーム ウ ェ アの詳細な版数を表示 し ます。 XSCF> version -c cmu -v DomainID 00 : 01.01.0001 DomainID 01 : 01.01.0001 DomainID 02 : 01.01.0001 DomainID 03 : 01.01.0001 400 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 version(8) : DomainID 23: 01.01.0001 XSB#00-0 XSB#00-1 XSB#00-2 XSB#00-3 : XSB#15-3 使用例 7 : : : : 01.01.0001 01.01.0001 01.01.0001 01.01.0001 (Current), (Reserve), (Current), (Current), 01.01.0001 01.01.0001 01.01.0001 01.01.0001 (Reserve) (Current) (Reserve) (Reserve) : 01.01.0001 (Current), 01.01.0001 (Reserve) XSCF フ ァ ーム ウ ェ アの版数を表示 し ます。 XSCF> version -c xscf XSCF#0 (Active) 01.01.0001 (Current), 01.01.0001 (Reserve) XSCF#1 (Standby) 01.01.0001 (Current), 01.01.0001 (Reserve) 終了ス テー タ ス 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 System Administration 401 version(8) 402 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版 viewaudit(8) 名前 viewaudit - 監査 レ コ ー ド を表示 し ます。 形式 viewaudit viewaudit [-A date-time] [-B date-time ] [-C] [-c classes] [-D date-time] [-E endrecord] [-e events] [-i audit-ids] [-l] [-m del] [-n] [-p privilege-results] [-r returnvalues] [-S start-record] [-u users] [-x] viewaudit -h 説明 viewaudit(8) は、 監査 レ コ ー ド を表示す る コ マ ン ド です。 オプシ ョ ン を指定せずに viewaudit(8) コ マ ン ド を実行す る と 、 現在の ロ ーカル監査 レ コ ー ド がすべて表示 さ れ ます。 オプシ ョ ン を指定 し て viewaudit(8) コ マ ン ド を 実行す る と 、 選択 し た レ コ ー ド のみが表示 さ れ ます。 デ フ ォ ル ト では、 レ コ ー ド は テ キ ス ト 形式で表示 さ れ ます。 1 行に 1 ト ー ク ンずつ示 さ れ、 フ ィ ール ド 区切 り 文 字 と し て カ ン マが使用 さ れ ます。 出力形式は、-C、-E、-l、-m del、-n、-S、 ま たは-x の各オプシ ョ ン を使い分け る こ と に よ り 変更で き ます。 ユーザー権限 こ の コ マ ン ド を実行す る には、 auditadm ま たは auditop 権限が必要です。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -A date-time date-time 以後に発生 し た レ コ ー ド を選択 し ます。 date-time は ロ ーカル時間に基づ き ます。-A オプシ ョ ン と -B オプシ ョ ン を一 緒に使用す る と 、 範囲を指定で き ます。 date-time の有効な値は 以下の と お り です。 ■ 絶対時間 date-time : yyyymmdd[hh[mm[ss]]] 変数の意味は以下の と お り です。 ■ ■ ■ ■ ■ ■ yyyy = 年 (1970 が最 も 早い有効値 ) mm = 月 (01 ~ 12) dd = 日 (01 ~ 31) hh = 時 (00 ~ 23) mm = 分 (00 ~ 59) ss = 秒 (00 ~ 59) hh、 mm、 お よ び ss のデフ ォ ル ト の値は 00 です。 System Administration 403 viewaudit(8) -B date-time date-time 以前に発生 し た レ コ ー ド を選択 し ます。 date-time は ロ ーカル時間に基づ き ます。-A オプシ ョ ン と -B オプシ ョ ン を一 緒に使用す る と 、 範囲を指定で き ます。 date-time の有効な値 は、 絶対時間 ま たはオ フ セ ッ ト 時間です。 ■ 絶対時間 date-time : yyyymmdd[hh[mm[ss]]] 変数の意味は以下の と お り です。 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ yyyy = 年 (1970 が最 も 早い有効値 ) mm = 月 (01 ~ 12) dd = 日 (01 ~ 31) hh = 時 (00 ~ 23) mm = 分 (00 ~ 59) ss = 秒 (00 ~ 59) オ フ セ ッ ト date-time: +n d|h|m|s 変数の意味は以下の と お り です。 ■ ■ ■ ■ ■ n = ユニ ッ ト 数 d = 日数 h = 時間数 m = 分数 s = 秒数 オ フ セ ッ ト 時間は-B オプシ ョ ン でだけ指定で き 、-A オプ シ ョ ン と 一緒に指定す る 必要があ り ます。 hh、 mm、 お よ び ss のデフ ォ ル ト の値は 00 です。 -C 出力の最後に、 選択基準に一致 し た レ コ ー ド 数を追加 し ます。 -c classes 指定 さ れた ク ラ ス の レ コ ー ド を選択 し ます。 classes は、 監査 ク ラ ス のカ ン マ区切 り リ ス ト です。 ク ラ ス は数値 ま たは名前の ど ち ら かで指定で き ます。 接頭語 「ACS_」 は省略で き ます。 た と えば、 監査に関連す る イ ベン ト の ク ラ ス は、 ACS_AUDIT、 AUDIT、 ま たは 2 と 表現で き ます。 有効な ク ラ ス は以下の と お り です。 all ACS_SYSTEM(1) ACS_write(2) ACS_READ(4) ACS_LOGIN(8) ACS_AUDIT(16) ACS_DOMAIN(32) ACS_USER(64) ACS_PLATFORM(128) ACS_MODES(256) 404 すべての ク ラ ス を意味 し ます。 シ ス テ ム に関連す る イ ベン ト 。 状態を変更で き る コ マ ン ド 。 現在の状態を表示す る コ マ ン ド 。 ロ グ イ ン に関連す る イ ベン ト 。 監査に関連す る イ ベン ト 。 ド メ イ ン管理に関連す る イ ベン ト。 ユーザー管理に関連す る イ ベン ト。 プ ラ ッ ト フ ォ ーム管理に関連す る イ ベン ト 。 モー ド に関連す る イ ベン ト 。 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 viewaudit(8) -D date-time 特定の日 ( 指定の日の 00:00:00 に開始 し て 23:59:59 に終了す る 24 時間の期間 ) に発生 し た レ コ ー ド を選択 し ます。 指定日は ロ ーカル時間に基づ き 、 yyyymmddhhmmss ( 年、 月、 日、 時、 分、 秒 ) の形式で指定 し ます。 指定 し た日付の タ イ ム ス タ ン プ を持つすべての レ コ ー ド が選択 さ れ ます。 時間、 分、 秒を指定 し て も 無効 と な り ます。-D オプシ ョ ンは、-A オプシ ョ ンや-B オ プシ ョ ン と は一緒に指定で き ません。 -E end-record 表示す る 選択基準 と 一致す る 、 最後の レ コ ー ド を指定 し ます。 -e events 指定 さ れた イ ベン ト の レ コ ー ド を選択 し ます。 events は、 監査 イ ベン ト のカ ン マ区切 り リ ス ト です。 イ ベン ト は数値 ま たは名 前の ど ち ら かで指定で き ます。 接頭語 「AEV_」 は省略で き ま す。 た と えば、 SSH ロ グ イ ン の イ ベン ト は、 AEV_LOGIN_SSH、 LOGIN_SSH、 ま たは 4 と 表現で き ます。 有効な イ ベン ト の リ ス ト については、 showaudit -e all を 参照 し て く だ さ い。 -h 使用方法を表示 し ます。 他のオプシ ョ ンやオペ ラ ン ド と 一緒に 指定 し た場合はエ ラ ーにな り ます。 -i audit-ids 指定 さ れた監査セ ッ シ ョ ン識別子の レ コ ー ド を選択 し ます。 特 定の監査 レ コ ー ド に反映 さ れ る ア ク テ ィ ビ テ ィ に関心があ る 場 合は、 そのセ ッ シ ョ ン のすべての監査 レ コ ー ド を表示す る こ と がで き ます。 audit-id は固定ではな く 、 サービ ス プ ロ セ ッ サ を リ ブー ト す る と 再割 り 当て さ れ ます。 audit-ids は、 監査セ ッ シ ョ ン識別子のカ ン マ区切 り リ ス ト です。 audit-id は、 監査 フ ァ イ ルの 「subject」 ラ ベルの後ろ にあ る 数字です。 た と えば、 以下の リ ス ト では、 audit-id は 「1」 です。 subject,1,bob,normal,telnet 45880 jupiter -l 1 行に 1 レ コ ー ド ずつ出力 し ます。 -m del フ ィ ール ド 区切 り 文字 と し て、 デフ ォ ル ト の区切 り 文字 ( カ ン マ ) ではな く del を使用 し ます。 del がシ ェ ルで特別な意味を持 つ場合は、 引用符で囲む必要があ り ます。 区切 り 文字の最大文 字数は 3 文字です。 区切 り 文字は意味を持ち ません。 ま た、-x オプシ ョ ン と 一緒には指定で き ません。 -n UID と IP ア ド レ ス を ユーザー名 ま たはホ ス ト 名に変換 し ない よ う 指定 し ます。 -p privilege-results 指定 さ れた privilege-results に従っ て レ コ ー ド を選択 し ます。 privilege-results は、 カ ン マ区切 り リ ス ト です。 privilege-results は、 granted、 denied、 ま たは error です。 System Administration 405 viewaudit(8) 使用例 -r return-values 指定 さ れた戻 り 値に従っ て レ コ ー ド を選択 し ます。 returnvals は、 値 success ま たは failure の カ ン マ区切 り リ ス ト です。 success は、 戻 り 値 0 に対応 し ます。 failure は非ゼ ロ の戻 り 値に対応 し ます。 -S start-record 表示す る 選択基準 と 一致す る 、 最初の レ コ ー ド を指定 し ます。 -u users 指定 さ れたユーザーに帰属す る レ コ ー ド を選択 し ます。 users は、 ユーザーの カ ン マ区切 り リ ス ト です。 ユーザーはユーザー 名 ま たは数値 UID に よ っ て指定で き ます。 -x XML 形式で出力 し ます。 使用例 1 2005 年 12 月 12 日の監査レ コ ー ド を表示 し ます。 XSCF> viewaudit -D 20051212 file,1,2006-01-11 10:52:30.391 -05:00,20060111155230.0000000000.jupiter 使用例 2 すべてのユーザーの監査レ コ ー ド を表示 し ます。 XSCF> viewaudit -u jsmith file,1,2006-01-11 10:52:30.391 -05:00,20060111155230.0000000000.jupiter header,37,1,login - telnet,jupiter,2006-01-11 11:31:09.659 -05:00 subject,1,jsmith,normal,ssh 45880 jupiter command,showuser platform access,granted return,0 使用例 3 ユーザー権限の監査レ コ ー ド を表示 し ます。 XSCF> viewaudit -p granted file,1,2006-01-11 10:52:30.391 -05:00,20060111155230.0000000000.jupiter header,37,1,login - telnet,jupiter,2006-01-11 11:31:09.659 -05:00 subject,1,jsmith,normal,ssh 45880 jupiter command,showuser platform access,granted return,0 使用例 4 ア ク セ ス が成功 し た監査レ コ ー ド を表示 し ます。 XSCF> viewaudit -r success file,1,2006-01-11 10:52:30.391 -05:00,20060111155230.0000000000.jupiter header,37,1,login - telnet,jupiter,2006-01-11 11:31:09.659 -05:00 subject,1,jsmith,normal,ssh 45880 jupiter command,showuser platform access,granted return,0 406 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 viewaudit(8) header,57,1,command - viewaudit,jupiter.company.com,2006-01-26 16:13:09.128 -05:00 subject,5,sue,normal,ssh 1282 saturn command,viewaudit platform access,granted return,0 ... 使用例 5 2 日間の監査レ コ ー ド を表示 し ます。 XSCF> viewaudit -A 20060125 -B +2d file,1,2006-01-26 16:11:52.785 05:00,20060126211152.0000000000.jupiter.west.company.com subject,1,jsmith,normal,ssh 51409 jupiter.west header,56,1,command - showldap,jupiter.west,2006-01-27 21:15:12.416 -05:00 subject,4,jblake,normal,telnet 51409 sr1.company.com command,showldap platform access,granted return,0 subject,7,bob,normal,ssh 40952 mars.com header,57,1,command - viewaudit,mars.company.com,2006-01-26 16:12:16.127 05:00 subject,0,opl,normal,ssh 40952 apps command,viewaudit platform access,denied 使用例 6 日付の範囲に一致 し た レ コ ー ド (70 レ コ ー ド ) の う ち、 最初の 5 レ コ ー ド を表 示 し ます。 XSCF> viewaudit -l -A 20070515 -B 20070516 -C -S 1 -E 5 file,1,2007-05-07 10:47:56.753 -07:00,20070507174756.0000000000.san-ff236-0 header,37,1,login - telnet,san-ff2-36-0.West.Sun.COM,2007-05-15 00:12:03.880 -07:00,subject,1084,root,escalation,telnet 56444 recon.West.Sun.COM header,37,1,login - telnet,san-ff2-36-0.West.Sun.COM,2007-05-15 00:27:29.382 -07:00,subject,1085,root,escalation,telnet 62134 recon.West.Sun.COM header,37,1,login - telnet,san-ff2-36-0.West.Sun.COM,2007-05-15 00:29:05.313 -07:00,subject,1086,root,escalation,telnet 33231 recon.West.Sun.COM header,37,1,login - telnet,san-ff2-36-0.West.Sun.COM,2007-05-15 00:42:04.800 -07:00,subject,1087,root,escalation,telnet 38058 recon.West.Sun.COM 70 終了ス テー タ ス 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 System Administration 407 viewaudit(8) 関連項目 408 setaudit(8), showaudit(8) SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 6 月改版 who(1) 名前 who - XSCF に ロ グ イ ン し てい る ユーザーア カ ウ ン ト を一覧表示 し ます。 形式 who who -h 説明 who(1) は、 XSCF に ロ グ イ ン し てい る ユーザーア カ ウ ン ト を一覧表示す る コ マ ン ド です。 以下の情報が表示 さ れ ます。 ユーザー権限 ■ XSCF ユーザーアカウント名 ■ 使用している端末 ■ ■ ア イ ド ル時間 ログイン時刻 ■ リモートホスト名 こ の コ マ ン ド を実行す る のに必要な権限はあ り ません。 ユーザー権限の詳細については、 setprivileges(8) コ マ ン ド を参照 し て く だ さ い。 オプシ ョ ン 以下のオプシ ョ ン がサポー ト さ れてい ます。 -h 使用例 使用例 1 使用方法を表示 し ます。 XSCF に ロ グ イ ン し てい る ユーザーア カ ウ ン ト を一覧表示 し ます。 XSCF> who USER TTY scf pts/0 終了ス テー タ ス IDLE 00:00m FROM Dec 21 13:57 HOST JJJJ.ggg.fujitsu.com 以下の終了値が返 さ れ ます。 0 正常に終了 し た こ と を表 し ます。 >0 エ ラ ーが発生 し た こ と を表 し ます。 System Administration 409 who(1) 410 SPARC Enterprise Mx000 サーバ XSCF リ フ ァ レ ン ス マニ ュ アル • 2007 年 1 月改版