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2 各学年の学習指導に当たって (1)国語科の授業改善の

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2 各学年の学習指導に当たって (1)国語科の授業改善の
2 各学年の学習指導に当たって
(1)国語科の授業改善のポイント
全国学力・学習状況調査,釧路市標準学力検査の結果からは,国語科の課題として,改
善は図られつつあるが「書くこと」(作文)に課題が見られる状況が続いている。教育委
員会及び基礎学力検証改善委員会国語科部会では,平成27年度,「書くこと」特に構成
と記述に関わる指導の改善に向け,各調査の報告書作成,授業実践を進めてきた。本資料
においても「書くこと」特に「構成」を中心として取り上げる。
■各学年の指導事項を押さえ,系統的・継続的に指導
構成に関わる指導事項(書くことの能力を育てるため,次の事項について指導する)
小1・小2
小3・小4
小5・小6
自分の考えが明確になるように
中1
中2
中3
集めた材料を分類
するなどして整理
するとともに
自分の立場及び伝
えたい事実や事柄
を明確にして
社会生活の中から課題
を決め,取材を繰り返
しながら自分の考えを
深めるとともに
事柄の順序に沿 段落相互の関係 文章全体の構成 段落の役割を考 文章の構成を工 文章の形態を選
って簡単な構成 などに注意して の効果を考える えて文章を構成 夫する
択して適切な構
を考える
文章を構成する
する
成を工夫する
■「書くこと」単元の指導計画 …「読むこと」と関連付けた言語活動を設定
「書くこと」(=表現の出力・アウトプット)を豊かにするためには,「読むこと」(=入力・インプ
ット)を豊かに。
①展開部までの「読み」や
★ 国語科における単元構想のイメージ
学習してきたことを活
用して,自分の力で書き
表します。
②交流・振り返りにより,
学習の成果及び「学習の
プロセス」を評価,価値
付けします。
① 単元で指導する指導事項等は明確ですか。
② 単元の学習課題は,指導事項と結び付いていますか。
③ 単元の評価規準は,指導事項とずれなく設定されています
か。
④ 単元の導入部は,単元の言語活動を見通すものとなってい
ますか。
⑤ 単元の展開部は,単元の学習課題の解決に結び付くものとな
っていますか。
⑥ 単元の発展部では,子どもが自力で課題解決を遂行できるよ
うになっていますか。
⑦ 毎時の活動も,単元の学習課題の解決に結び付くものとなっ
ていますか。
教材を目的を持って読む
○何のために(目的⇒学習課題を解決する
ために…)
○何を(対象⇒教科書の本文を,各種資料
を…)
○どのように(何に着目して⇒筆者の意図
に着目して,構成の仕方や
効果に着目して…)
読むのかを明らかにします。
■1 単位時間の授業イメージ…平成 26 年度(第 65 号)釧路市の教育 P.12 参照
■各領域の適切な時間配当
全時間
B 書くこと
小学校第1学年
小学校第2学年
小学校第3・4学年
小学校第5・6学年
中学校第1・2学年
中学校第3学年
306
100
315
100
245
85
175
55
140
30~40
105
20~30
適切な時間配当として指導要領では「~時間程度」と示されています。どの領域も定められた時間配当の
中でそれぞれの指導事項を落とすことなく指導するためには,特定の領域や指導事項に偏った時間配当に
ならないようにすること,単元に配当された時間数を考慮して,より効率的・効果的な指導計画とするよ
うに工夫・改善することが必要です。
─12─
(2)小学校第2学年
国語
【釧路市標準学力検査の内容別正答率】*小学校第3学年の調査結果より
問題の内容
目標値
釧路市(目標値との差)
■ 教科全体
73.6
71.4(▼2.2)
○話の内ようを聞きとる
85.0
87.9(△2.9)
○かん字を読む
81.3
85.0(△3.7)
○かん字を書く
72.5
68.4(▼4.1)
○ことばの学しゅう
80.0
80.8(△0.8)
○ものがたりの内ようを読みとる
65.0
60.0(▼5.0)
○せつ明文の内ようを読みとる
56.7
49.2(▼7.5)
○紙しばいと文しょうを読みとる
65.0
62.3(▼2.7)
Sannkaku
○作文
78.3
71.0(▼7.3)
)
(
※太ゴシック斜体は目標値を5P 以上上回る内容,網掛けは目標値を5P以上下回る内容
◆第1・2学年「B書くこと」指導事項イ・オ(小学校学習指導要領解説国語編 P.35)
イ 自分の考えが明確になるように,事柄の順序に沿って簡単な構成を考えること。
オ 書いたものを読み合い,よいところを見付けて感想を伝え合うこと。
改善するために
カードをもとに,組み立てをくふうして書く。
小2下 P.46「生きもののことを せつめいしよう」
単元の指導計画(10時間)
【観察したことを書く】
○観察を行うときは,
「観察したこと」
や「観察して感じたこと」などを,
その場で確実に記録する。
時間
学習活動
1
1せつめいしたいことをカードに書く
○お世話をしている生きものや好きな生きもの,身近で見られ
る生きものを出し合う。
○自分がくわしく知りたい生きものを決める。
○教科書 P.47 のカードの「しらべたきっかけ」
「かうためにひ
つようなもの」
「かうときに気をつけること」などを参考にし,
調べることについて話し合う。
○図鑑や本で調べたことや聞いたこと,観察したことから説明
したいことをカードに書く。
2書くことのじゅんじょを考え,せつめいする文章を書く
○書きためたカードからどのカードを使うか,どんな順番で書
いたら分かりやすいかを考える。
○書く順番にカードを並べる。
○教科書P.48「すずむしのかい方」を読み,順序を考えて説明
が書かれていること,文をつなげる言葉を使って説明文が書
かれていることを理解する。
○カードをもとに,順序に沿いながら,始めから終わりまでを
書く。
○内容のまとまりを意識して書く。
3書いたせつめい文を,友だちと読み合う
○互いに書いた説明文を読み合い,良かったところを伝え合う。
2
学習活動の重点
①カードを活用しながら,内容のまと
まりごとに分ける。
②「はじめ」
「中」
「おわり」などの構
成を意識する。
「はじめ」~「しらべたきっかけ」
などを書く。
「 中 」~「かうためにひつよう
なもの」や「かうとき
に気をつけること」な
どを書く。
「おわり」~「まとめ」をかく。
③構成を考えることによって自分の
考えを明確にしていくことを大切
にする。
【書いた文章を読み合う】
①書いたものを友達と読み合い,互
いに感想を伝え合う。
②読んでもらった相手の感想を受
けて,学習過程を振り返る。
「さけが大きくなるまで」
で学んだ,
「時間的な順序や
事柄の順序などを考えなが
ら内容の大体を読むこと」
と関連付けて書く。
3・4
5
6
7~9
10
小 2 上 P.54
「たんけんしたことを
つたえよう」
小2下 P.108
「一年間のできごとを
ふりかえって」
─13─
生活科(下)なかよしひろがれ
「めざせ 生きものはかせ」
生き物のいる場所や生き物の
ひみつなど,観察の仕方や視
点が取り上げられています。
(3)小学校第3学年
国語
【釧路市標準学力検査の内容別正答率】*小学校第4学年の調査結果より
問題の内容
目標値
釧路市(目標値との差)
■ 教科全体
66.3
60.4(▼5.9)
○話し合いの内ようを聞きとる
75.0
70.3(▼4.7)
○漢字を読む
90.0
91.4(△1.4)
○漢字を書く
68.8
64.1(▼4.7)
○言葉の学習
58.8
50.4(▼8.4)
○物語の内ようを読み取る
60.0
52.8(▼7.2)
○せつ明文の内ようを読み取る
66.7
59.3(▼7.4)
○インタビューとメモ,文章を読み取る
42.5
39.4(▼3.1)
○作文
57.5
45.5(▼12.0)
※太ゴシック斜体は目標値を5P 以上上回る内容,網掛けは目標値を5P以上下回る内容
◆第3・4学年「B書くこと」指導事項イ・ウ(小学校学習指導要領解説国語編 P.58)
イ 文章全体における段落相互の役割を理解し,自分の考えが明確になるように,段落相互の関係などに注意して
文章を構成すること。
ウ 書こうとすることの中心を明確にし,目的や必要に応じて理由や事例を挙げて書くこと。
改善するために
図やしりょうをつかって,くふうして書く。
小3上 P.50「生き物のとくちょうをしらべて書こう」
単元の指導計画(10時間)
【必要な情報を集める】
①目的に応じて,本や文章,図,写真などの資
料を収集し,文章の構成や記述に役立つよう
に整理する。
②調べた本の名前やページをメモに記載する。
学習活動の重点
【組み立てメモを作成する】
①必要な資料などを組み立てメモに入れ,
どの
ような順序で提示するかを考える。
②冒頭部-展開部-終結部などの文章の展開
に即して,各段落での役割を意識して自分の
考えが明確になるようにする。
「冒頭部」
:「調べたきっかけ」を書く
「展開部」
:「調べたこと」を書く
「終結部」
:「わかったことやまとめ」を書
く
「めだか」で学んだ「目的に応じて,中心となる語や文をとらえて段落相互の関係や事実と
意見との関係を考え,文章を読むこと。
」や「目的や必要に応じて,文章の要点や細かい点
に注意しながら読み,文章などを引用したり要約したりすること。
」と関連付けて書く。
時間
学習活動
1
1調べたい生き物のとくちょうをさがす
○身のまわりの生き物の特徴を出し合い,自分が調べたい生き物
の特徴を1つ選ぶ。
2くらべてみたい生き物をえらぶ
○図鑑や事典などで,調べたい生き物の特徴を調べる。
○比べてみたい生き物を3つ選び,特徴のちがいを調べて,メモ
に書く。
3組み立てメモを作る
○調べたことをもとに,自分が伝えたいことをメモの中から選び,
使う順序を考えて組み立てメモを作る。
4組み立てメモを読み合う
○わかりやすく説明することができるように,組み立てメモを見
直し,グループの友達と読み合って出された感想や意見をもと
に修正する。
5組み立てメモをもとに文章を書く
○「直した組み立てメモをもとに書いた文章」を参考にして,説
明文の書き方,よこ書きの文の書き方を確認する。
○段落に気を付け,組み立てメモをもとに生き物の特徴が伝わる
ように説明文を書く。
○書いた説明文を友達と読み合い,考えの明確さや書き方の巧み
さなどについて意見を述べ合う。
○相手について配慮したことや,記述の仕方などで工夫したこと
などを紹介し,自分の考えのきっかけなどについても交流する。
2・3
4・5
6
【文章を書く】
①理由を明確にする
因果関係がある場合や複数の要因によっ
て帰結する場合などに応じて,記述の内容
を検討する。
また,「なぜかというと~」「その理由は
~」
「~のためである」などの表現を使って
書く。
②事例を挙げて書く
具体的な絵や写真などを取り上げるとき
は,図と文章が結びつくように示す。
また,
「たとえば~」
「事例をあげると~」
などの表現を使って書く。
7~9
10
小3上
小3下
─14─
P.102「見学したことを知らせよう」
P.92「強く心にのこっていることを」
(4)小学校第4学年
国語
【釧路市標準学力検査の内容別正答率】*小学校第5学年の調査結果より
問題の内容
目標値
釧路市(目標値との差)
■ 教科全体
67.7
67.7( 0.0 )
○話し合いの内ようを聞きとる
68.3
70.7(△2.3)
○漢字を読む
88.8
さんか
96.0(△7.2)
○漢字を書く
63.8
60.2(▼3.6)
○言葉の学習
63.8
64.3(△0.5)
○物語の内ようを読み取る
72.5
74.7(△2.2)
○説明文の内ようを読み取る
58.3
54.0(▼4.3)
○ポスターと話し合いを読み取る
57.5
59.0(△1.5)
○作文
61.3
55.7(▼5.6)
※太ゴシック斜体は目標値を5P 以上上回る内容,網掛けは目標値を5P以上下回る内容
◆第3・4学年「B書くこと」指導事項イ・ウ(小学校学習指導要領解説国語編 P.58)
イ 文章全体における段落の役割を理解し,自分の考えが明確になるように,段落相互の関係などに注意して文章
を構成すること。
ウ 書こうとすることの中心を明確にし,目的や必要に応じて理由や事例を挙げて書くこと。
改善するために
調べたことやわかったことを,組み立てをくふうしてまとめる。
小4上 P.50「見学したことを報告しよう」
単元の指導計画(9時間)
【課題を見つける】
○調べたことの中から,自分なりに関心を
深めて書こうとする内容を決める。
○相手や目的を意識して課題を明確に設定
したり,必要なことを調べて記録したり
する。
学習活動の重点
○「始め(冒頭部)」「中(展開部)」「終わり
(終結部)
」の構成を生かして組み立て表を
作る。
①「始め」
:報告することや自分の課題(目
的)などを書く。
②「 中 」
:見学してわかったことや調べた
ことを書く。
③「終わり」
:感想や意見を書く。
○報告文の内容をわかりやすくするために,
グラフや図など「使う資料」を一緒に入れ
る。
【報告文を書く】
○調査の目的や方法,調査の結果とそこから
考えたことを明確に書く。
○小見出しをつけて読みやすくする。
(小見出し:一つの文章を幾つかに分けて,
まとまりごとにつけた題)
○グラフなどの資料を活用したときは,出典
を書く。
(出典:使った資料の題名や発行者・発行年,
または本の題名・筆者名・発行所・
発行年)
「花を見つける手がかり」で学んだ「目的に応じて,中心となる語や文をとらえ
て段落相互の関係や事実と意見との関係を考え,文章を読むこと。
」や「目的や必
要に応じて,文章の要点や細かい点に注意しながら読み,文章などを引用したり
要約したりすること。
」と関連付けて書く。
時間
学習活動
1
1課題を見つける
○「学習の進め方」を確認し,
「誰に」
「何を」報告するかを考え,
学習の見通しを持つ。
○気になっていることを本やインターネットで下調べし,自分の
課題を見つける。
2課題にそって見学メモを作る
○課題をノートに書き出して整理する。
○見学の時に書きこむことができるように見学メモを作る。
○見学終了後,見学メモなどを見直し,新たな疑問を見出す。
○新たな疑問について図書室の本などを活用して調べ,わかった
ことを見学メモに書き加える。
3調べたことを整理して,組み立て表を作る
○見学メモや調べたことをもとに,組み立て表を作る。
○報告文の内容が,わかりやすくなるように参考資料を選ぶ。
4組み立て表をもとに報告文を書く
○「始め」
「中」
「終わり」の構成を生かして書く。
○読み手にわかりやすいように,わかったことを具体的に書く。
○使った資料の資料名などは,最後にまとめて書く。
5書いた文章を読み返す
○書き終わったら,組み立て表と見比べながら,必要なことが書
かれているか確認する。
○読み手に伝わる表現になっているか読み返す。
○報告文を発表し合い,感想や意見を伝え合う。
2
3・4
5・6
7・8
9
小4下 P.22
小4下 P.100
「不思議図かんを作ろう」 「心の動きがわかるように」
─15─
(5)小学校第1~5学年
国語
【全国学力・学習状況調査の問題別状況】※調査問題は,小学校第5学年までの内容
≪A問題とB問題の全国・全道との比較≫
科
目
全国の正答率を上回る
全道の正答率を上回る
国語A
主として「知識」に関する問題
14 問中 5 問
14 問中 5 問
国語B
主として「活用」に関する問題
9 問中 0 問
9 問中 5 問
≪全国の正答率を上回った問題≫
設問
番号
領域等
A1一
伝統的な言語文化と国語の特質
1
A1一
3
A1二
1
A1二
2
A5二
に関する事項
伝統的な言語文化と国語の特質
に関する事項
伝統的な言語文化と国語の特質
に関する事項
伝統的な言語文化と国語の特質
に関する事項
読むこと
問題の概要
全国
釧路市(全国との差)
漢字を読む(友人を家に招く)
97.5
98.0(△0.5)
漢字を読む(全員がすぐに承知した)
92.5
94.2(△1.7)
漢字を書く(シャワーをあびる)
58.4
61.5(△3.1)
漢字を書く(鳥のすを観察する)
76.5
80.0(△3.5)
コラムの中で筆者が引用している言葉を書き抜く
19.8
32.1(△12.3)
≪課題が見られた問題例≫
設問
番号
領域等
A2二
伝統的な言語文化と
国語の特質に関する
事項
A3
話すこと
聞くこと
※太いゴシック斜体は目標値を5P 以上上回る内容
※全国との差が大きい問題
問題の概要等
全国
釧路市(全国との差)
71.7
63.3(▼ 8.4)
53.0
47.0(▼ 6.0)
66.6
58.0(▼ 8.6)
文を構成する主語と述語との照応関係を捉える
【指導学年】小3,小4
【内容】修飾と被修飾との関係など,文の構成について初歩的な理
解を持つこと
話の内容に対する聞き方を工夫する
【指導学年】小5,小6
【内容】話し手の意図を捉えながら聞き,自分の意見と比べる
などして考えをまとめること
登場人物の気持ちの変化を想像しながら音読する
B3二
書くこと
読むこと
【指導学年】小3,小4
【内容】内容の中心や場面の様子がよく分かるように音読すること
【指導学年】小5,小6
【内容】事実と感想,意見などとを区別するとともに,目的や意図
に応じて簡単に書いたり詳しくかいたりすること
─16─
◆第5・6学年「B書くこと」指導事項イ・ウ(小学校学習指導要領解説国語編 P.82)
イ 自分の考えを明確に表現するため,文章全体の構成の効果を考えること。
ウ 事実と感想,意見などとを区別するとともに,目的や意図に応じて簡単に書いたり詳しく書いたりすること。
改善するために
自分の意見を,根拠となる資料にもとづいて書く。
小5下 P.14「世界遺産 白神山地からの提言 -意見文を書こう- 」
単元の指導計画(10時間)
「目的に応じて,文章の内容を的確に押さえて要旨をと
らえたり,事実と感想,意見などとの関係を押さえ,自
分の考えを明確にしながら読んだりすること。」と関連
付けて書く。
時
学習活動
1
1二つの文章を読み,白神山地について知る
○人間の生活と自然をめぐる様々な問題について出し合
う。
○自然保護の二つの考え方を捉え,現時点での自分の考
えを持つ。
○自分の立場を決めて意見文を書くことなど,学習の進
め方を確認する。
○教科書 P.15「ブナの森が支える豊かな自然」を読み,
白神山地が作り出す計り知れないめぐみや,世界遺産
に登録された理由について知る。
○教科書 P.18「白神山地の自然保護」を読み,自然保護
には二つの考え方があることを知る。
2立場を決め,根拠となる資料をもとに考えをまとめる
○白神山地の自然保護のあり方について立場を決め,目
的や意図に応じて書く事柄を集める。
○集めた事柄を文章の構成や記述に役立てるために整理
する。
○自分の考えと根拠を分けてノートにまとめる。
3グループで考えを交流し,自分の考えを深める
○ノートにまとめた自分の考えをカードに書いて出し合
い,読み合う。
○それぞれの考えや根拠について,質問し合ったり,考
えを述べ合ったりする。
○似ている考えのカードをまとめておく。
○カードを整理しながら,わかったこと,考えたことを
メモしておく。
4自分の立場をもとに,意見文を完成させる
○自分の考えと根拠を整理する。
○自分の立場を決め,教科書 P.26,27 の例を参考にし
て「始め」の部分を書く。
○友達と読み合い,意見が明確に伝わっているかを考え
る。
○「中」の部分に,自分の意見とその根拠となる資料を
書く。
○いくつ根拠があるかを確認し,事例を整理して自分の
考えが明確に伝わるように意識して書く。
○「始め」で主張したことや,
「中」で根拠として書いた
ことを踏まえて,
「終わり」の部分に,自分の主張をも
う一度書く。
○互いの文章のよさを感じ取ることを大切にしながら交
流するとともに,相手に助言することによって,自分
の考えを深めたり,自分の表現の参考にしたりする。
○自分の立場を決め,考えと根拠を結びつけた文章を書
くことができたかふり返る。
【自分の考えと,根拠となる資料をまとめる】
①自然保護についての自分の立場を決める
(ア)人間を近づけないようにして守る立場
(イ)人間が関わりながら守る立場
②それぞれの資料からわかることをノートに書き出す。
[資料1~資料6]
③それぞれの資料から読み取ったことをもとにして,自
分の考えとその根拠を書く。
2
(1枚のカードに自分の考えと根拠をまとめる。)
学習活動の重点
【自分の考えを明確に表現する】
①「双括型」の文章では,
「冒頭部」と「終結部」の双方
で総括することを知り,自分の立場を「冒頭部」と「終
結部」に書く。
②「始め(序論)」-「中(本論)
」-「終わり(結論)」
の展開に即して意見文を書く。
「始め(序論)
」:自分の立場を述べる。
「 中 (本論)
」:根拠と意見を述べる。
違う立場の意見を例示しながら
自分の意見を主張する。
「終わり(結論)
」:自分の立場を再度述べる。
③それぞれの段落の内容を考えたり,自分の考えを一貫
して述べたりすることができるように注意する。
④「自分の考えを明確にすること」と「読み手が書き手
の考えを明確に理解できるようにすること」の両方を
意識して意見文を書く。
【意見文を書くときの注意】
(教科書 P.150「自分の考えをまとめよう」を参照)
①自分はどの立場をとるか。
・読み手に意見(主張)が明確に伝わるか。
②なぜ,そのように考えたか。
・「意見」と「根拠(もととなる理由)」が
合っているか
[書き方の例]
・資料から適切なところを引用し,引用は「 」で示す。
・「意見」と「根拠」を分けて書く。
「・・・ということから,
・・・と思う。」
「・・・と思う。なぜなら・・・ということからだ。
」
・事例を一つずつ整理する。
「一つ目は・・・。
」「二つ目は・・・。」
③読み手を説得するために適切な情報を加える。
・読み手が理解しやすい効果的な事例等を加える。
【表現の仕方に着目して助言し合う】
○書く目的や意図に応じた文章構成や表現になって
いるかを具体的に助言し合う。助言するときには
修正すべき内容とともに,どのように書き換えれ
ばよいかを具体的に指摘することを大切にする。
3
4・5
6
7
・
8
9
10
小5上 P.32
「しょうかいのポスターを作ろう」
小5下 P.94
「ひみつを調べて発表しよう」
─17─
小6上 P.104
「随筆を書こう」、
小 6 下 P.52
「意見文を書こう」
(6)小学校第6学年
国語
【釧路市標準学力検査の内容別正答率】*中学校第1学年の調査結果より
問題の内容
目標値
釧路市(目標値との差)
■ 教科全体
67.0
63.7(▼3.3)
○話の内容を聞き取る
○漢字を読む
76.3
68.8
76.6(△0.3)
62.9(▼5.9)
○漢字を書く
65.0
62.3(▼2.7)
○文法・語句に関する知識
66.3
66.4(△0.1)
○説明文の内容を読み取る
61.3
58.6(▼2.7)
○文学作品の内容を読み取る
○話し合いと板書の内容を読み比べる
72.5
70.0(▼2.5)
56.7
54.3(▼2.4)
○作文
67.0
57.8(▼9.2)
※太いゴシックは目標値を5P以上上回る内容,網掛けは目標値を5P以上下回る内容
◆第5・6学年「書くこと」指導事項イ・ウ(小学校学習指導要領解説国語編 P.82)
イ 自分の考えを明確に表現するため,文章全体の構成の効果を考えること。
ウ 事実と感想,意見などとを区別するとともに,目的や意図に応じて簡単に書いたり詳しく書いたりすること。
改善するために
根拠をはっきりさせ,構成を考えて書く。
小 6 下 P.52「意見文を書こう」
単元の指導計画(6時間)
必要な情報を引用する
①短い引用は,
「
」に入れる。
②長い引用は,改行して自分の文章と
区別して示す。
(例 行の初めを二
字分下げ,前後は一行ずつあける,
など)
「ぼくの世界,君の世界」で学んだ「目的に応じて,文章の内容を的確に押さ
えて要旨をとらえたり,事実と感想,意見などとの関係を押さえ,自分の考え
を明確にしながら読むこと」や「本や文章で読んで考えたことを発表し合い,
自分の考えを広げたり深めたりすること」と関連付けて意見文を書く。
時間
学習活動
1
1 課題を見つけて,意見の中心を明確にする
○体験やテレビ,新聞,本などの資料から考えたことや生活の中
で気になっていることについて話し合う。
○資料などから,どんなことを強く感じたか,どうすべきだと考
えているかについて,現時点でまとめる。
2 意見に説得力をもたせるための取材をする
○必要な資料を集めながら考えたことをもとに,具体的に提案す
ることを明確にしていく。
○引用する資料を,目的を明確にして選択し,取材メモにまとめ
る。
3 効果的な構成を考える
○取材メモを見直し,必要な資料を吟味し,丌足しているものを
集め,自分の考えをより明確にしていく。
○具体的な構成を考える。
4 読み手に伝わるように意見文を書く
○提案する内容やその根拠が明確に伝わる書き方を考えながら,
意見文を書く。
○意見文を読み返し,意見とそれにもとづく具体的提案について
根拠や事例の選択の妥当性などの点から推敲する。
5 意見文を読み合い,感想を述べ合う
○意見文を読み合い,資料の使い方の妥当性や構成の効果につい
てよい所を伝えたり,よくするための助言をしたりして,感想
を述べ合う。
○感想をもとに,自分の課題をより明確にしたりする。
③出典を明示する。
2
学習活動の重点
【構成の仕方の例】
①序論~課題提起
(取り上げる課題と,自分の意
見や立場を明らかにする。
)
②本論~意見とその根拠,具体例
(事実を明らかにする。
)
③結論~まとめの意見
(自分の主張を明らかにする。
)
※色分けした付箋や原稿用紙,ワーク
シート(台紙)など教材の工夫
【意見文を書く】
①意見を明確にして書く。
②理由や根拠を示して,意見の説得力
が増すようにする。
・自分が経験したこと。
・調べたこと。
③実際にあったこと(事実)と自分の
考えとを区別して書く。
④予想される反対意見と,それに対す
る反論を示す。
3
4・5
6
Link!
─18─
小 5 下 P.14
「世界遺産 白神山地からの提言
―意見文を書こうー」
(7)中学校第1学年
国語
【釧路市標準学力検査の内容別正答率】*中学校第2学年の調査結果より
問題の内容
目標値
釧路市(目標値との差)
○話し合いの内容を聞き取る
○漢字を読む
○漢字を書く
○文法・語句に関する知識
○説明文の内容を読み取る
○文学作品の内容を読み取る
○ポスターと発表原稿の内容を読み取る
63.1
75.0
87.5
53.8
50.0
55.0
62.5
38.3
60.2(▼2.9)
76.3(△1.3)
92.2(△4.7)
50.8(▼3.0)
41.2(▼8.8)
47.3(▼7.7)
61.0(▼1.5)
34.2(▼4.1)
○作文
74.0
69.5(▼4.5)
■ 教科全体
※太いゴシックは目標値を5P 以上上回る内容,網掛けは目標値を5P以上下回る内容
◆第 1 学年「B書くこと」指導事項イ・オ(中学校学習指導要領解説国語編 P.32)
イ 集めた材料を分類するなどして整理するとともに,段落の役割を考えて文章を構成すること。
オ 書いた文章を互いに読み合い,題材のとらえ方や材料の用い方,根拠の明確さなどについて意見を述べたり,自
分の表現の参考にしたりすること。
改善するために
具体例や体験を根拠にして,意見文を書く。
中 1 P.160「意見文を読み合う」
【第3次】
単元の指導計画(19時間)「六 説明を比べる」
第
1
次
時 間
(10)
第
2
次
(4)
第
3
次
1
2・3
4
学習活動
「電子レンジの発想」「言葉のゆれを考える」「花の形に秘められた
ふしぎ」
目標:筆者の考えとその根拠に注意して,文章の構成や表現の仕方
の工夫をとらえて読む。 (C「読むこと」ア・イ)
「友達のスピーチを聞く」
目標:自分の考えをよりよくするために,自分の考えとの共通点や
相違点に注意して友達のスピーチを聞く。
(A「話すこと・聞くこと」エ)
1 考えをまとめる
○「言葉のゆれを考える」を読んで,ら抜き言葉について,自分の
体験などを振り返りながら,考えをまとめる。
2 構成を考える
○「意見-根拠(具体例や体験)-まとめ」の順で,構成を考える。
3 構成を考えながら意見文を書く。
○段落の役割を考えて,書こうとする事柄のまとまりや順序を明確
にして意見文を書く。
4 意見と根拠のつながりに注意して,推敲する
○表記や語句の用法,叙述の仕方などについて推敲する。
5 書いた文章を読み合う
○交流カードの観点をもとに,文章を友達と読み合い,工夫されて
いるところや,よいところについて話し合う。
(意見の明確さ,具体例や体験例の用い方,参考にしたいところ)
中2 二 関係を掘り起こす P.48 「新聞の投書記事を書く」
Link!
七 自己と対話する
小 6 下 P.52
「意見文を書こう」
第3次では,第 1 次と第 2 次で学んだ,
「根拠に注意して文章の構成や表現の特徴
をとらえて読むこと」や,
「共通点や相違点
に注意してスピーチを聞くこと」と関連付
けて意見文を書く。
スピーチを聞くにあたって
自分の考えと比べて,共通点や相違点を整
理し,話の組み立て方,優れた表現,質問な
どを考えながら聞く。
学習活動の重点
説明的な文章の「構成」の型を使う
①始め-中-終わり(小学1・2年)
②形式段落と意味段落,累加や並列とい
った連接関係,具体的・抽象的な事柄,
結論とその理由・根拠といった配列関
係などの段落相互の関係(小学3・4年)
③冒頭部-展開部-終結部(小学3・4年)
④序論-本論-結論(小学5・6年)
⑤現状認識-問題提起-解決-結論-
展望(小学5・6年)
⑥頭括型・尾括型・双括型(小学5・6年)
⑦「起承転結」や「5W1H」
推敲の観点
「文字や表記」「漢字と仮名の使い分け」
「語句の選び方や使い方」
「文や段落の長さ」
「文や段落の接続の関係」など。
P.188 「四コマ漫画から意見文を書く」
中1 七 発想を広げる
中3 四 論理を問う P.98 「図表などの資料から文章を書く」
P.178 「図表を用いて報告する」
七 対話をひらく
小 5 下 P.14「世界遺産 白神山地からの提言―意見文を書こうー」
─19─
P.196 「自分の作品集をつくる」
(8)中学校第1・2学年
国語
【全国学力・学習状況調査の問題別状況】※調査問題は,中学校第2学年までの内容
≪A問題とB問題の全国・全道との比較≫
科 目
全国の正答率を上回る
全道の正答率を上回る
国語A
主として「知識」に関する問題
33 問中 6 問
33 問中 6 問
国語B
主として「活用」に関する問題
9 問中 3 問
9 問中 1 問
≪全国の正答率を上回った問題≫
設問
番号
領域等
A1一
話す・聞く
A3一
問題の概要
全国
釧路市(全国との差)
相手の反応を踏まえて話すことができる
93.0
93.9(△0.9)
伝統的な言語文化と国語の特質
に関する事項
表現の技法について理解している
58.3
67.1(△8.8)
A9一
2
A9二
1
A9三
カ
伝統的な言語文化と国語の特質
に関する事項
漢字を正しく書く(地図のシュクシャクを調べる)
72.1
74.7(△2.6)
伝統的な言語文化と国語の特質
に関する事項
漢字を正しく読む(詳細に述べる)
78.2
79.6(△1.4)
伝統的な言語文化と国語の特質
に関する事項
-線部に当てはまる漢字として正しいものを選ぶ
新聞を読むシュウカン
86.9
90.3(△3.4)
A9七
2
伝統的な言語文化と国語の特質
に関する事項
古典の作品名を漢字四字で答える
66.7
73.5(△6.8)
B1二
話す・聞く
効果的な資料を作成し,活用して話すことができる
87.3
87.5(△0.2)
B2三
書く・読む
23.0
23.6(△0.6)
B3三
書く・読む
31.1
31.4(△0.3)
複数の資料から適切な情報を得て,自分の考えを具体的に
書くことができる
文章の構成や展開などを踏まえ,根拠を明確にして自分の
考えを書く
※太いゴシック斜体は目標値を5P 以上上回る内容
≪課題が見られた問題例≫
設問
番号
※全国との差が大きい問題
領域等
問題の概要等
棒グラフの
A4一
書くこと
全国
釧路市(全国との差)
67.6
64.6(▼3.0)
70.6
67.9(▼2.7)
56.2
52.3(▼3.9)
部の変化の内容を適切に書く
【指導学年】中1
【内容】伝えたい事実や事柄について,自分の考えや気持ちを根
拠を明確にして書くこと
二つの回答案の構成の違いを説明したものとして適切
なものを選択する
A7一
書くこと
【指導学年】中2
【内容】自分の立場及び伝えたい事実や事柄を明確にして,文章
の構成を工夫すること
演奏するタイミングを選択し,その理由をノートの内容
と結び付けて書く
話すこと・聞
B1三
くこと
書くこと
【指導学年】中1,中2
【内容】目的や状況に応じて,資料や機器などを効果的に活用し
て話すこと ≪話すこと≫
伝えたい事実や事柄について自分の考えや気持ちを根
拠を明確にして書くこと ≪記述≫
─20─
◆第2学年「B書くこと」指導事項イ・オ(中学校学習指導要領解説国語編 P.51)
イ 自分の立場及び伝えたい事実や事柄を明確にして,文章の構成を工夫すること。
オ 書いた文章を互いに読み合い,文章の構成や材料の活用の仕方などについて意見を述べたり,助言をしたりして,
自分の考えを広げること。
複数の考え方がある問題について,自分の主張の根拠を示して文章を
書く。
中 2 P.188「四コマ漫画から意見文を書く」【第2次】
改善するために
単元の指導計画(13時間)
「七 自己と対話する」
時間
(5時間)
学習活動
「学ぶ力」
目標:抽象的な概念や心情を表す語句などに注意して,文章全
体と部分との関係や例示などの効果を捉えるとともに,
筆者のものの見方や考え方を捉え,知識や体験と関連付
けて自分の考えをもつ。
(C「読むこと」(1)ア・イ・エ)
第
1
次
1
1
自分の課題をつくる
○四コマ漫画を読んで,思いつく課題をグループや全体で共有
する。
○意見文を書く前に,いくつかの課題を取り上げて,意見交換
をし,よい課題をつくる。
2
2
3
主張を明確にする
文章構成を決める
○自分の主張を効果的に伝えるために,
「頭括型」,
「尾括型」
,
「双括型」の三種類から文章構成を考える。
○役割に応じ,伝えたい主張をどこに位置付けることが適切か
を考え,文章構成を決める。
3・4
4
文章を書く
○「事実」
,
「理由付け」
,
「主張」をふまえて,意見文を書く。
5・6
5
課題をつくる
①これまでの体験や見聞きしたこと,調べ
たことなどをもとに考える。
②グループや全体では,立場の違いが生じ
るような課題をつくる観点で意見交換
をする。
・なぜその課題が気になったか。
・その課題についてどう考えるか。
・課題に関連してクラスや日常生活の中
で気付いたことはないか。
自分の立場を決める
課題に対する賛否や解決方法など,自分
の考えを明確にする。
○「事実」
,
「理由付け」,
「主張」を考え,根拠(事実)をもと
に,自分の立場を決め,主張を明確にする。
第
2
次
第 2 次では,「学ぶ力」で学んだ,
「抽
象的な概念や心情を表す語句に注意して,
文章全体と部分との関係や例示などの効
果を捉えたり,筆者のものの見方や考え方
を捉えたりして,知識や体験と関連付けた
自分の考え」をもとに意見文を書く。
書いた文章を読んで質問し合い,考えを深め合う
○友だちの意見文を読んで,わからないところや,疑問に思う
ところなどを質問し合う。
○その質問をふまえて,もう一度,文章を書き直す。
主張を明確にする
自分の立場を支える根拠(事実)に対す
る理由付けを行い,主張(結論)を明確に
する。
同じ根拠(事実)でも,理由付けが異な
れば,異なる主張(結論)に導く。
学習活動の重点
自分の主張を効果的に伝える文
章構成を考え,意見文を書く。
①頭括型は,主張を先に書くため,簡潔に
伝わるが,結末が中途半端になる場合が
ある。
②尾括型は,読み手の興味や関心を惹きつ
けやすいが,結論が伝わりにくい場合が
ある。
③双括型は,主張と論理の関係や,結論が
捉えやすいが,繰り返す分,文字数を使
う。
交流の観点
これまで学んできた文章の構成や材料の活用の仕方について,「意見の明確さ」
,「根拠となる具体例や体験例の用い方」
,「工夫さ
れているところ」
,
「参考にしたいところ」,
「納得したところ」
,
「共感したところ」,
「共通点」,
「相違点」
,
「伝わりにくい表現」など
について,交流カードをもとに交流したり,質問したりする。
また,意見や質問によって気付いたり,改めて認識したりしたことを明確にし,自分の表現に役立てるため,文章を書き直す。
Link!
中1 一 言葉で意味づける P.28 「体験したことを文章にする」
七 発想を広げる
P.178 「図表を用いて報告する」
小 6 下 P.52「意見文を書こう」
中3 四 論理を問う P.98 「図表などの資料から文章を書く」
中2 二 関係を掘り起こす
七 対話を開く P.196 「自分の作品集をつくる」
P.48 「新聞の投書記事を書く」
小 5 下 P.14「世界遺産 白神山地からの提言―意見文を書こう
-」
─21─
参考!
H25~H27 全国学力・学
習状況調査中学校結果を踏
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