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プロトコル・トリガおよびデコード・ソフトウェア
プロトコル・トリガおよびデコード・ソフトウェア オプションPTD型 特 長 シリアル・データ波形を、キャラクタ・ビュー とプロトコル・ビューに変換表示 プロトコル・レベルのイベントと物理レイヤの 信号とを相関させ、 トラブルシューティングを 効率化 リンク・レベルのシグナリングの評価を容易 にするデコードされた8B/10Bのシリアル・ データ表示 PCI-Express、SATA、Fibre Channel、 Gigabit Ethernet、XAUI、SAS、SRIO などの規格のシリアル・データ解析 最大10Gbpsのレーン速度のシンボル・ デコーディング 8B/10Bのシンボルおよびワードによる リアルタイム・トリガにより、下位レベル・ エラーの検出を迅速化*1 プリミティブや8B/10Bのキャラクタを 使用してトリガ条件を指定*1 ディスパリティ・エラーやキャラクタ・エラー に対するリアルタイム・トリガ*1 最大3.125Gbpsのレーン速度に対応した リアルタイム・トリガ*1 アプリケーション キャラクタ・シーケンスでリアルタイム・トリガし、 キャラクタ・ビューとプロトコル・ビューに変換 オプションPTD型は、8B/10Bに符号化された システム・レベルのデバッグ シリアル・データ・ストリームの解析において、 トリガ 物理レイヤの適合性が確保されると、 テスト・パターン 機能とデコード機能を提供します。波形、キャラクタ、 から8B/10Bに符号化されたキャラクタ・シーケンス およびプロトコル動作を同時に見ることができ、リン をシリアル信号として使用します。デバッグでは、 ク・レベルのコミュニケーション検証およびデータ システム・レベルの問題が焦点になります。システム 依 存 性 の エ ラ ー 検 出 を 簡 単 に 行 え ま す。 動作が物理レイヤで接続されるようになると、物理 TDS6000Cシリーズで使用すると、8B/10Bに レイヤとリンク・レイヤのドメイン、 すなわちシグナル・ 符号化されたキャラクタ・シーケンスに対して インテグリティとデ ータ・インテグリティの 両 方に ハードウェア・ベースで直接トリガをかけることが またがる領域で問題が見つかる可能性があります。 可能になります。 物理レイヤの評価 シリアル・データ・インタフェースの実装において最初 に行うことは、設計のデバッグおよび検証を行ない、 物理レイヤ仕様との適合性を確保することです。この とき重要な問題となるのは、 シグナル・インテグリティ とタイミングの安定性です。これらの検証とデバッ グ 作業の多くは、擬似ランダム・ビット・シーケンス (PRBS) あるいは繰り返しテスト・パターンを使用し、 TDSJIT3ジッタ/タイミング解析ソフトウェアや TDSRT-EyeTMシリアル・データ・コンプライアンス/ 解析ソフトウェアといったツールで行います。 1 オシロスコープ・www.tektronix.co.jp/oscilloscopes 下記のシリアル・データ規格のアナログ検証、 デバッグおよびコンプライアンス・テスト − PCI Express − Serial ATA − Serial Attached SCSI (SAS) − Fibre Channel − InfiniBand − Gigabit Ethernet − XAUI − Serial Rapid IO *1 TDS6000Cシリーズのみ プロトコル・トリガおよびデコード・ソフトウェア オプションPTD型 たとえば、シリアル・リンクが物理レイヤのテストに 8B/10Bリンクのための高度なトリガ機能 行うことができます。制御キャラクタは、 Kxx.yという パスし、高品質の電気信号を表示したと仮定します。 TDS6000Cシリーズでは、Pinpoint®トリガ機能 フォーマットを使用して指定するか、 またはCOMあるい しかし、 トランスミッション・ロジックのエラー、あるい が拡張され、8B/10Bに符号化されたシリアル・ はIDLといったニーモニック名を使用して選択します。 はデータに依存するクロストークやパワー・プレーン データのためのハードウェア・トリガが追加されてい データ・キャラクタは、 Dxx.yというフォーマットを使用 のバウンスに起因する信号の乱れにより、一見良好に ます。この機能により、個別に指定した、あるいは定義 して指定するか、 または8ビットの16進値で指定します。 見えるリンク上に誤ったシンボルが生成されること 済みのプリミティブのリストから選択した8B/10Bの この共通のラベリング方法を使用すれば、 トリガ条件 があります。これらが発見されるのは、キャラクタ、 最大4つの連続したキャラクタに対してトリガをかけ とデータ・ディスプレイとを容易に相関させることが ワード、あるいはそれよりも上位のプロトコル・レベル ることが可能になります。たとえば、Serial ATAと できます。 においてですが、その根本的な原因は物理領域に いう規格を選択し、 ALIGNというプリミティブを選択 あると考えられます。 す ると 、SATA ALIGNプ リミ ティブ に 対 応 し た トランスミッション・エラー K28.5 - D10.2 - D10.2 - D27.3という4つの キャラクタやディスパリティ・エラーにも反応し、 不正な 効果的なソリューション キャラクタからなるシーケンスがトリガ条件として トラフィックを検出するための効果的な手段を提供し オプションPTD型は、データに依存するこれらのエラー 自動的に設定されます。 トリガ・フォームは、 ランニング・ ます。 トリガ動作は、 送られてくるデータを継続的に監視 検出および問題解決のために、物理レイヤのシグナ ディスパリティを自動的に認識しますが、 ユーザが1つ し、 瞬時に反応するという点では、 他のPinpointトリガ リングとリンク・レイヤのトラフィックとの、相関の のフォームを要求することもできます。これにより、 のタイプと同じです。これは、 このトリガがポスト・プロセ とれた表示を可能にします。また、オプションPTD型 トリガ条件を指定する際の大幅な効率アップが実現し、 シングによるものではなく、 リアルタイムの機能である とオプションST型を装備したTDS6000Cシリーズ エラーを減らすことができます。 ことを意味します。 したがって、 ある任意の枠のデータ では、8B/10Bのキャラクタ・シーケンスあるいは を取込んだ後、 そのデータの中にエラーが含まれてい 8B/10Bのコーディング・エラーに対してリアルタイム キャラクタ・シーケンス るかどうかを調べるのではなく、 定義されたエラー条件 にトリガをかけることができます。 キャラクタは個別に編集して1つないし4つのキャラ が検出された時点でトリガをかけることができます。 オプションPTD型、 TDSJIT3、 およびTDSRE-EyeTM クタのトリガ・シーケンスを作成することも可能です。 TDS6000Cシリーズのプロトコル・ トリガは、 8B/10B の組合せは、 高速シリアル・インタフェースを使用した ユーザは、 波形を解読したり1や0のパターンを指定 に符号化された信号中の特定のワードをトリガ条件に システムのデバッグ、 特性評価、 およびコンプライアンス・ したりする代わりにネイティブ・フォーマットを使用し、 設定し、 参照イベントに基づくエラー検出およびナビ テストのための最適なソリューションを提供します。 インタフェース規格のなじみのある環境で作業を ゲートのための最適なツールです。 2 オシロスコープ・www.tektronix.co.jp/oscilloscopes プロトコル・トリガおよびデコード・ソフトウェア オプションPTD型 波形ビュー キャラクタ・ビュー 8B/10Bデコード・ビュー 文字通りすべての8B/10Bに符号化された信号に さらに詳細な検証 詳細情報を適切に表示する同期化された複数の 適 して お り 、PCI-Express、Serial ATA、Serial オプションPTD型によるデコードの結果はテキスト・ ビュー は 、オプション P T D 型 の 重 要 な 要 素 で す。 Attached SCSI (SAS) 、Fibre Channel、InfiniBand、 ファイルに出力し、保存記録、比較、 あるいはさらなる ユーザは、 与えられたタスクにとって最も効率の良い Gigabit Ethernet、XAUI、Serial Rapid IOなどの 解析に使用できます。 表示方法を使用してイベントを観察、ナビゲート、 さまざまな規格に適用されます。 あるいは相関付けることができます。 パフォーマンス 同期化 オプションST型(シリアル・パターン・トリガ)を装備 波形ビュー キャラクタ・ビューでアイテムを選択すると波形ビュー したTDS6000Cシリーズには、3.125Gbpsまで 8B/10Bキャラクタをデコードすることにより、 信号 のディスプレイが同期化され、 データ領域と物理領域 のハードウェア・クロック・リカバリが含まれます。この とデータの関係を知るための重要な詳細情報が得ら で適切なコンテキスト (前後関係)が維持されます。 機能と専用のトリガ機能とを組み合わせることに れます。オプションPTD型の波形ビューは、 アナログ たとえば、 キャラクタ・ビューまたはプロトコル・ビュー より、オプション P T D 型 で 最 大 3 . 1 2 5 G b p s の 信号の挙動、切り取られたデジタル・データ、 および でマークしたディスパリティ・エラーから、対応する 8B/10Bプロトコル・トリガが可能になります。 デコードされたキャラクタを1つの共通の画面にグラ キャラクタ・コードや物理信号の挙動を追跡できます。 オプションPTD型のデータ・デコード機能は、 ソフト フィックスで表示し、物理レイヤとリンク・レイヤ間に これらの情報を使用することで、 詳細な調査を確実に ウェア・ベースのクロック・リカバリをもとに構築され おける詳細な情報を提供します。ズーム機能やスク 行うことが可能になります。 ています。このため、装置の帯域幅やサンプル・レート ロール機能を使用すると、 通信信号の長大なストリーム を簡単にナビゲートできます。 をさらに向上させ、TDS6154C型では10Gbps以上 プロトコル・ビュー の最大ビット・レートをサポートすることが可能です。 プロトコル・ビューは、 規格固有の表示方法で、 より上 TDS6000B/7000Bシリーズと同時にオプション キャラクタ・ビュー 位のレベルでの表示を行います。さらに、 4つのキャラ PTD型をご購入いただいた場合、オシロスコープの キャラクタ・ビューでは、 キャラクタ・レベルの情報の クタ・シーケンスからなるプリミティブがデコードされ、 最高帯域幅での8B/10Bの符号化されたデータの 表示、 プリミティブの抽出、 およびディスパリティ・エラー 表示されます。オプションPTD型には、標準でPCI- デコードが可能になります。これらの機種には、 やキャラクタ・エラーといった下位レベルのエラー ExpressおよびSerial ATAのプロトコルの選択肢 8B/10Bプロトコル・トリガ機能は含まれません。 表示を効率的に行うことができます。これらの情報は、 が含まれます。 オシロスコープ・www.tektronix.co.jp/oscilloscopes 3 プロトコル・トリガおよびデコード・ソフトウェア オプションPTD型 Tektronix お問い合わせ先: 東南アジア諸国/オーストラリア/パキスタン (65) 6356-3900 オーストリア +43 2236 8092 262 ベルギー +32 (2) 715 89 70 ご発注の際は下記型名をご使用ください。 ブラジルおよび南米 55 (11) 3741 8360 Opt. PTD − Opt. RSA − プロトコル・トリガ/デコード TDSRT-Eye、TDSJIT3、Opt. SM、Opt. ST、 TDS6000B/CシリーズおよびTDS7000Bシリーズ カナダ 1 (800) 661 5625 中央ヨーロッパおよびギリシャ +43 2236 8092 301 Opt. PTD デンマーク +45 44 850 700 用のプロトコル・トリガおよびデコード・ソフトウェア。 プロトコル・トリガおよびデコード・ソフトウェア、 シリア すべての機種でプロトコルのデコードと表示が可能。 ル・コンプライアンス/解析ソフトウェア、 ジッタおよび プロトコル・トリガ機能はTDS6000Cシリーズで タイミング解析ソフトウェア、 オプションSM型、 および のみ可能で、 オプションST型が必要。 オプションST型のバンドル。 付属品 : ヘルプ・テキスト付ソフトウェアCDと電子 付属品: 上記のオプションPTD型に加え、 オプション リファレンス・マニュアル。 SM型、 オプションST型、 およびTDSJIT3とTDSRT- フィンランド +358 (9) 4783 400 フランスおよび北アフリカ +33 (0) 1 69 86 80 34 ドイツ +49 (221) 94 77 400 香港 (852) 2585-6688 インド (91) 80-22275577 EyeのソフトウェアのCDとマニュアル イタリア +39 (02) 25086 1 Opt. RJA − 日本 81 (3) 6714-3010 TDSRT-EyeTM、TDSJIT3、Opt. PTD メキシコ、中米およびカリブ海諸国 52 (55) 56666-333 プロトコル・ トリガおよびデコード・ソフトウェア、 シリアル・ オランダ +31 (0) 23 569 5555 コンプライアンス/解析ソフトウェア、 およびジッタおよび タイミング解析ソフトウェアのバンドル。 ノルウェー +47 22 07 07 00 付属品 : 上記のオプションPTD型に加え、 TDSJIT3、 中華人民共和国 86 (10) 6235-1230 およびTDSRT-EyeのソフトウェアのCDとマニュアル。 ポーランド +48 (0) 22 521 53 40 大韓民国 82 (2) 528-5299 ロシア、その他の旧ソ連共和国およびバルト海諸国 +358 (9) 4783 400 南アフリカ +27 11 254 8360 スペイン (+34) 901 988 054 スウェーデン +46 8 477 6503/4 台湾 886 (2) 2722-9622 イギリスおよびアイルランド +44 (0) 1344 392400 アメリカ 1 (800) 426-2200 アメリカ (輸出販売)1 (503) 627-1916 その他の地域からのお問合せ:Tektronix, Inc. 1 (503) 627-7111 Updated November 3, 2004 詳細について 当社は、最先端テクノロジに携わるエンジニアのために、資料を用 意しています。当社ホームページ (www.tektronix.co.jpまたは www.tektronix.com) をご参照ください。 Copyright © 2005, Tektronix, Inc. All rights reserved. Tektronix製品は、米国およびその他の国の 取得済みおよび出願中の特許により保護されています。本書は過去に公開されたすべての文書に優先し ます。 仕様および価格は予告なしに変更することがあります。 TEKTRONIXおよびTEKはTektronix, Inc.の登録商標です。その他本書に記載されている商品名は、各社のサービスマーク、商標または登録 商標です。 2/05 4 HB/WWW 61Z-18594-0 オシロスコープ・www.tektronix.co.jp/oscilloscopes 東京都港区港南2-15-2 品川インターシティ B棟6階 〒108-6106 製品についてのご質問・ご相談は、お客様コールセンターまでお問い合わせください。 TEL 03-6714-3010 FAX 0120-046-011 電話受付時間/9:00∼12:00・13:00∼18:00 月曜∼金曜(祝日は除く) 当社ホームページをご覧ください。 www.tektronix.co.jp お客様コールセンター [email protected] 2005年4月発行