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工事説明書 MSG1006F
侵入警報システム 自動監視システム モバイルセキュリティコントローラ MSG1006F 工事説明書 このたびは“アツミ侵入警報システム・モバイルセ キュリティコントローラ” をご採用いただきありがと うございます。 取付工事前にこの工事説明書をよくお読みいただき 正しく取り付けてください。 そのあと大切に保管し、必要なときお読みください。 <おことわり> 本機は、不法侵入信号を受信し警報を発生させる機 器であり、盗難防止器ではありません。 お客様の十分な管理体制のもとに、本機を有効にご 使用されるようお願いいたします。 尚、盗難等の損害につきましては責任を負いかねま すのでご了承ください。 ● 本機には、商品構成に記載の部品が同梱されております。 ● 同梱品のCD-ROM内には、設定ツール、設定ツール取扱説明書が記録保存されています。ご使用になるお客 様に必ずお渡しください。 ● 保証書は取扱説明書に添付されています。必要事項を記載してください。 ● 定期点検は必ず実施してください。 ■ 目次 1. 正しくご使用いただくために ............. 3 11. 動作確認 ........................................... 25 取り付けの際にお守りいただく内容 .............. 3 外出/在室警戒モードへの操作 .................... 25 工事・保守点検の際にお守りいただく内容 ....... 4 セットミス動作 ............................................. 27 ソフトウェア使用許諾契約 ................ 5 商品構成 ............................................. 6 用語の説明 ......................................... 6 商品概要 ............................................. 7 主な機能と働き .................................. 8 各部の名称と働き ............................... 9 解除モードへの操作 ...................................... 28 2. 3. 4. 5. 6. 7. 外観 ................................................................. 9 内部 ............................................................... 10 端子台 ........................................................... 11 8. 取付方法 ........................................... 12 9. 配線ケーブルについて ..................... 13 10. 接続方法 ........................................... 14 復旧操作 ........................................................ 30 点検操作 ........................................................ 31 応急操作 ........................................................ 32 履歴操作 ........................................................ 32 警報動作 ........................................................ 33 12. 13. 14. 15. 16. 17. 初期化 ............................................... 34 テレビ電話機能について .................. 35 こんなときには ................................ 36 メンテナンスについて ..................... 37 外形寸法図 ....................................... 37 仕様 .................................................. 38 この 「工事説明書」 では、本機を安全に工事していただき本機をご使用になる方や第三者への危害、財産への損害を 未然に防止するために、工事の際、守っていただきたい事項について 「シンボルマーク」 で表示しています。 この 「シンボルマーク」 の意味を十分にご理解のうえ、この 「工事説明書」 をお読みいただくようお願い申しあげます。 表 示 ⁄ 警 告 ⁄ 注 意 意 味 この表示の欄は、「死亡又は重傷を負う可能性が想定される」内容です。 この表示の欄は、 「傷害を負う可能性または物的損害のみが発生する可能性が想定される」 内容です。 お守りいただく内容の種類を、次の絵表示で区分し、説明しています。 ‚ ¬ ⁄ この絵表示は、してはいけない「禁止」内容です。 この絵表示は、必ず実行していただく「強制」内容です。 この絵表示は、気を付けていただく「注意」内容です。 商標および登録商標について ●「FOMA/フォーマ」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。 ● Adobe®、Adobe® Acrobat®、Adobe® Reader® は Adobe Systems Incorporated (アドビシステムズ社) の商標です。 ● その他、本書に記載されている各会社名および各商品名は、各会社の商標または登録商標です。 GPL/LGPLについて ● 本機では、GPL/LGPL適用ソフトウェアを使用しております。 ● 本機をご購入のお客様には、対象ソフトウェアのソースコードの入手、改変、再配布の権利があります。 ● GPL/LGPLのライセンスについては、同梱品のCD-ROM内の「gpl.txt 「 」lgpl.txt」をご覧ください。 ● 変更済みGPL対象モジュール、その配布方法につきましては、弊社にご連絡ください。なお、配布時発生す る費用はお客様のご負担となります。 2 1. 正しくご使用いただくために ■ 取り付けの際にお守りいただく内容 警 告 ‚ 屋外には取り付けないでください。火災・ 故障の原因となります。 ‚ 直射日光や雨の当たる場所には取り付けない でください。火災・故障の原因となります。 ‚ 通風孔はふさがないでください。内部に熱が こもり、火災・故障の原因となります。 ‚ 横向きや逆さには取り付けないでくださ い。内部に熱がこもり、火災・故障の原因 となります。 ‚ 使用を禁止された区域(病院など)には取り 付けないでください。本機はFOMAデータ 通信カードを組み合わせて使用するため、 電子機器や医用電気機器などの故障の原因 となります。 ¬ 本機は熱を発生させます。風通しの良い場 所に取り付けてください。風通しの悪い場 所に取り付けると、火災・故障の原因とな ります。 注 意 ‚ 著しく温度や湿度の高い場所には取り付けな いでください。機器の表面が変形・変質する ほか、誤作動・故障の原因となります。 ‚ 冷凍庫など、結露が予想される場所には取 り付けないでください。誤作動・故障の原 因となります。 ‚ 強い衝撃や振動が加わる場所には取り付け ないでください。誤作動・故障の原因とな ります。 ¬ ‚ 強力な電気的ノイズおよび電磁波のある場 所には取り付けないでください。誤作動・ 故障の原因となります。 強度の弱い場所に取り付ける場合は、十分 な補強工事を施してから行ってください。 強度不足の場所にそのまま取り付けると、 本機が落下して故障・けが・破損の原因と なります。 ¬ ‚ 磁石など磁気を帯びた物の近くには取り付 けないでください。誤作動・故障の原因と なります。 ‚ 腐食性のガス・塵埃がかかる場所には取り 付けないでください。故障・寿命低下の原 因となります。 本機に接続するカメラ、集音マイクなどと の配線に屋外配線が含まれる場合は、地中 配管による配線や市販の雷サージアブソー バを接続するなどの対策をして機器の保護 をしてください。 3 ■ 工事・保守点検の際にお守りいただく内容 警 告 ‚ ‚ 本機を分解・改造しないでください。 火災、感電、故障の原因となります。 ‚ このようなときは電源を切り、お買い上げ の販売店にお申し出ください。 本機に水などの液体をかけないでください。 火災、感電、故障の原因となります。 ‚ 通風孔などから、金属、紙その他の異物を 入れないでください。 火災、故障の原因となります。 ‚ 放置すると故障の拡大や思わぬ事故の原因 となります。 ¬ 通風孔はふさがないでください。 電源は出力電圧がDC11∼16V、電流容量 が0.8A以上の商品を使用してください。 指定以外の電圧で使用しますと、火災、感 電、故障の原因となります。 内部に熱がこもり火災、故障の原因となり ます。 ‚ 異音や異臭、その他故障や異常であると思わ れるときは本機を使用しないでください。 また、電流容量が不足しますと、故障、誤 作動の原因となります。 電源を入れたまま工事配線をしないでくだ さい。 火災、感電、故障の原因となります。 ‚ 雷のときは工事配線をしないでください。 落雷場所によっては、火災、感電、故障の 原因となります。 注 意 ‚ 本機に強い衝撃や振動を与えないでくだ さい。 ⁄ すべての人には、自己の容貌等をみだりに 撮影されたり、公表されたりすることのな い自由があり、プライバシーに関する権利 の1つとして憲法第13条(個人の尊重)によ り保障されています。 故障や破損の原因になります。 ¬ 工事、点検の前には、金属扉などに触れ て、人体の静電気を除去してください。 ¬ 必ず設置場所での電波の状態を確認してく ださい。 ⁄ 集音される音声についても同様です。 本機はFOMAデータ通信カードを使用しま すので、電波の状態によってはFOMA端末 との通信ができなくなります。 カメラ、マイクの設置の際は、個人のプラ イバシーを侵害することがないよう、十分 にご注意ください。 本機に関する設定情報、画像・音声等の利 用情報はお客様の責任管理下にあります。 また、「隠し撮り」とならないよう、防犯カ メラが設置されていることを表示するなど のご配慮をお願いします。 お客様、およびお客様が許可する利用者以 外の第三者が、情報に触れることのないよ うにご注意ください。 4 プライバシー保護について ⁄ 本機へ接続する際は、テレビ電話機能を備 えたFOMA端末をご使用ください。 2. ソフトウェア使用許諾契約 重要:ディスクパッケージ開封前に必ずお読みください このたびは、本機をお買い上げいただきまして、ありがとうございます。本機に同梱されているディスクパッ ケージを開封される前に、下記のソフトウェア使用許諾契約を必ずお読みいただき、ご理解いただきますよ うお願いいたします。 開封後は、お客様が本契約に同意していただいたものとみなされますのでご注意ください。 ソフトウェア使用許諾契約 本契約は、本機をご購入いただいたお客様とアツミ電氣株式会社(以下、弊社といいます)との本機に同梱さ れているコンピュータプログラム、ドキュメントならびに弊社が今後提供するコンピュータプログラム、ド キュメント(以下、本ソフトウェアといいます)の使用に関するものです。 お客様が、本ソフトウェア使用許諾契約の内容すべてにご同意いただいた場合に限り、弊社は、本ソフトウェ アの非独占的な使用を許諾いたします。 第一条 使用条件 1. お客様は、本ソフトウェアを、お客様のご家庭内または社内において、同時に一台のコンピュータでの み使用することができます。お客様が、複数のコンピュータで本ソフトウェアを使用する場合、本契約 とは別に、弊社と本ソフトウェアに関する使用許諾契約を締結していただく必要があります。 2. お客様は、本ソフトウェアを、1部に限りハードディスク等の記録媒体に複製し、使用することができ ます。本ソフトウェアのオリジナルメディアは、保存用として保管することとします。 3. お客様は、本ソフトウェアの一部または全部を、第三者に再使用許諾、譲渡、頒布、貸与、その他の方 法により、使用もしくは利用させることはできません。 4. お客様は、本ソフトウェアを逆アセンブル、逆コンパイル、リバースエンジニアリング、その他の修正、 改良、改変をすることはできません。本ソフトウェアの一部または全部を利用した、二次的著作物や編 集著作物を作成することを禁止します。本ソフトウェアの機密、ノウハウを第三者に開示できません。 第二条 著作権 1. 本ソフトウェア、およびその複製物に関する著作権、その他無体財産権は、弊社に帰属しており、お客 様へは移転しません。 第三条 保障 1. 弊社は、本ソフトウェアに対して、いかなる保障も行いません。ただし、本ソフトウェアの記憶媒体に 物理的瑕疵があり、かつ、弊社が当該瑕疵を自己の責に帰する原因によるものと認めた場合は、本機購 入日から1年間に限り、代替品を提供します。 第四条 損害賠償 1. 弊社は、本ソフトウェアの使用に起因または関連して発生する、お客様の事業利益の損失、事業の中 断、事業情報の喪失等の直接的、間接的、特別、偶発的、結果的、または付随的な損失、損害につい て、一切の責任を負いません。 2. 弊社は、本ソフトウェアの使用に起因または関連して発生する、お客様と第三者との間に生じたいかな る紛争についても、一切の責任を負いません。 第五条 契約期間 1. 本契約の有効期間は、お客様が本ソフトウェアのディスクパッケージを開封した時点から、お客様が本 ソフトウェアの使用を停止するまでとします。 2. お客さまが本契約のいずれかの条項に違反した場合、弊社はただちにお客さまによる本ソフトウェアの 使用を差し止め、本契約を解除することができます。 3. 本契約が終了した場合、お客様は速やかにお客様のご負担で、本ソフトウェアおよびその複製物のすべ てを破棄していただきます。 第六条 その他 1. お客様は、本ソフトウェアを輸出し、または日本国外に持ち出す場合、外国為替及び外国貿易管理法 (外 為法)およびその関連法令に定められた必要な手続きをとるものとします。 2. 本契約は日本国の法律に準拠するものとします。本契約に関わる訴訟が発生した場合は、弊社の本社所 在地を管轄する裁判所を専属管轄裁判所とします。 5 3. 商品構成 商品構成は下表のとおりです。取付工事を始める前にご確認ください。 構 成 個 数 CD-ROMの内容 本機 1 ・ はじめにお読みください.txt 工事説明書(本書) 1 ・ CfgMSG1006F.exe(設定ツール) 取扱説明書 1 型紙 1 鍵 1 記名シート 1 抵抗(5.1kΩ) 6 CD-ROM 1 ・ MSG1006F設定ツール取扱説明書.pdf ・ gpl.txt ・ lgpl.txt ※ PDFファイルをご覧いただくためには、Adobe® Acrobat®、または Adobe® Reader® が必要です。 ⁄ 本機を正しくお使いいただくために、モバイルセキュリティコントローラMSG1006F「取扱説明 書」、「設定ツール取扱説明書」を併せてお読みください。 4. 6 用語の説明 PTZ カメラのパン・チルト・ズーム制御のことで、カメラの向きを変えたりズームしたり できる機能です。 タンパ 防犯機器への故意の妨害を検知する仕組みです。本機では、カバーを開けられたこ とを検知します。 ループ出力 警報信号のOR出力です。 移報出力 外部機器等に警報状態を通知する出力です。 DAYモード 警戒/解除状態にかかわらず、センサの検知信号を警報として取り扱うモードです。 NIGHTモード 警戒状態のときのみ、センサの検知信号を警報として取り扱うモードです。 リモコン 本機のリモコン端子に接続し、ICカードやタグ、キーなどの操作で本機の警戒解除 を制御する機器です。 DTMF 電話機などで、ボタンを押す毎に発信されるプッシュ信号音です。 5. 商品概要 本機は、接続した各種センサからの信号を受信し、異常の場合には、本機に接続したFOMAデータ通信カー ドからFOMA端末へテレビ電話通報します。 ● カメラの映像を、テレビ電話で確認することが可能です。 ● マイク、スピーカ接続時は、テレビ電話で双方向の音声通信が可能です。 ● PTZカメラ接続時は、FOMA端末のボタンでPTZカメラのパン・チルト・ズーム操作が可能です。 ● FOMA端末のボタンで、無電圧接点出力の遠隔制御が可能です。接続する機器に応じて威嚇機器の起動等 が可能です。 ● 本機の警戒モードには以下の2種類があります。 外出警戒モード:外出時に【外出警戒】ボタンを押す、またはリモコンで警戒するモード 在室警戒モード:在室時に【在室警戒】ボタンを押して警戒するモード ※ FOMA SIMPUREシリーズなどDTMF信号が出ない機種は、テレビ電話機能のみでボタン操作による各種 制御はできません。 ※ FOMA らくらくホンベーシックなどテレビ電話機能の搭載されていない機種には対応していません。 システム構成例 カメラ (4台まで) モバイルセキュリティコントローラ MSG1006F テレビ電話通報 映像閲覧 双方向音声通信 遠隔制御 FOMAデータ 通信カード FOMA端末 センサ (6系統) フラッシュサイレン アンプ マイク (2台まで) リモコン スピーカ (2台まで) 7 6. 主な機能と働き 1. 通報機能 1 テレビ電話通報機能 センサが異常を検知すると、あらかじめ設定さ れたFOMA端末にテレビ電話通報することがで きます。 5. センサ断線/短絡検出機能 付属の抵抗を使用して、設定によりセンサ配線の断 線検出 (a接点 (NO)) またはセンサ配線の短絡検出 (b接点 (NC)) を行うことができます。 2 通報先から応答がないときには自動的に再発信 を行います。 6. 点検機能 3 テレビ電話通報の通報先受信確認を【シャープ (#)】ボタンで行うことができます。 保守点検の際、サイレン、非常ベル等の鳴動装置 を鳴らすことなく、センサのループチェックがで きます。 2. テレビ電話通信機能 7. 事象履歴閲覧機能 本機とFOMA端末のテレビ電話通信状態では、以 下の操作が可能です。 1 本機に接続したカメラ映像を閲覧できます。 指定のPTZカメラを接続した場合、パン・チル ト・ズーム制御も可能です。 2 本機に接続したスピーカ、マイクで双方向の音 声通信ができます。 記録した履歴は、設定ツールをインストールした PCと本機をUSBケーブルで接続して、設定ツー ルを起動することで閲覧できます。 3 本機に接続したフラッシュサイレン等を遠隔制 御できます。 8. 警報画像記録機能 4 遠隔制御で、本機を警戒モードに切り替えるこ とができます。 本機が非通信中にセンサが異常を検知した際のカ メラ画像を記録できます。 3. 入退出タイマ機能 外出する際(<警戒モード>にするとき)、帰宅す る際(<警戒モード>時に部屋の中に入るとき) に、遅延タイマの働きにより、リモコンを使用せ ずに防犯システムを構築することが可能です。リ モコンを室内に取り付けることも可能です。 4. セットミス機能 センサが異常の状態で<外出警戒モード (在室警戒 モード) >を動作させた場合、センサが異常である ことをブザー音と 【外出警戒】 灯 (緑) ( 【在室警戒】 灯 (緑) )、 【解除】 灯(青)、警戒対象センサの 【センサ 警報】 灯 (赤) の点滅でお知らせし、解除操作を促し ます。 解除操作が行われなかった場合は30秒後に警報と なります。 8 操作した内容や発生した警報等の履歴を記録でき ます。 記録した画像は、設定ツールをインストールした PCと本機をUSBケーブルで接続して、設定ツー ルを起動することで閲覧できます。 9. 応急機能 特定のセンサ入力を、一時的にシステムから除外 することができます。 7. 各部の名称と働き ■ 外観 上面 1 側面 2 3 4 5 F 0 A B 6 7 扉を開けた状態 8 9 C D E 1 G 下面 H 1 配線孔(ノックアウト) 配線の際に線材を通します。 2 カバー 上蓋です。 3【電源】灯(緑) 通電時に点灯します。 4【通信】灯(緑) テレビ電話通信中に点灯、テレビ電話通報の再送 待ちのときに点滅します。 5【電波受信】灯(緑) FOMAデータ通信カードのアンテナ受信レベルを 表示します。 電源投入後、約90秒後から点灯動作します。 6【外出警戒】ボタン 外出警戒モードにするときに押します。 7【外出警戒】灯(緑) 外出警戒モードのときに点灯します。 8【在室警戒】灯(緑) 在室警戒モードのときに点灯します。 9【解除】灯(青) 解除モードのときに点灯します。 0【センサ有効】灯(緑) ・ 警戒モード/解除モード センサが有効のとき点灯、無効のとき消灯、応 急状態のとき点滅します。 F ・ 警戒センサ選択モード センサがDAYモードのとき点灯、NIGHTモー ドで有効/応急状態のとき点滅、無効のとき消 灯します。 A【センサ警報】灯(赤) 警報が発生したセンサを点灯で知らせます。カメ ラ異常時は点滅します。 B【センサ個別】ボタン 警戒モードにするときに、個別にセンサの有効/ 無効を切り替えることができます。 暗証番号を入力するときにも、このボタンを押し ます。 C【解除停止】ボタン 解除モードにするときや、警報表示を消すとき、 警報出力を停止するときに押します。 D【在室警戒】ボタン 在室警戒モードにするときに押します。 E 扉ツメ 扉を開くときは、ここに指を掛けます。 F 通風孔 本体内部冷却用の孔です。 G 小型シリンダ錠 カバーを取り外すときは、ここに付属の鍵を差し 込みます。 H扉 カバーを開けるときは、この扉を開けます。 9 ■ 内部 1 2 3 45 映像入力BNCレセプタクル 6 6 7 7 8 映像入力3(手前) 映像入力1(奥) 映像入力4(手前) 映像入力2(奥) 9 B 0 A 8 7 7 6 6 C D EF 1 下ケース 筐体です。 2 映像入力BNCレセプタクル カメラの映像出力を接続します。 3【映像入力終端】スイッチ ・ 4極ディップスイッチのNo. 1∼4が映像入力1 ∼4に対応しています。 ・ 映像入力毎に75Ω終端抵抗のON/OFFができ ます。スイッチONで終端あり、OFFで終端な しです。出荷時はNo. 1∼4ともONです。 4【映像出力選択】スイッチ ・ 映像出力ピンジャックに出力する映像入力を選 択するロータリスイッチです。 ・ ロータリスイッチのNo. 1∼4が映像入力1∼4 に対応しています。 5 映像出力ピンジャック 映像入力4本のうち1本を出力します。映像の選択 は映像出力選択スイッチで行います。 6 取付孔(4箇所) 本機を壁等に固定する際に、この孔を使ってねじ 止めします。 7 通風孔 本体内部冷却用の孔です。 8 配線孔 配線の際に線材を通します。 9 端子台 電源、センサ、リモコン、集音マイク、スピーカ アンプを接続するための端子台です。 0 USBコネクタ USBケーブル(タイプB)を接続します。 A ACアダプタ電源入力コネクタ 別売りのAC/DCアダプタを接続するためのコネ クタです。コネクタの極性は、内側が+、外側が −です。 B FOMAデータ通信カードコネクタ FOMAデータ通信カードを挿入します。 10 C【電源】スイッチ 本機の電源スイッチです。 D【タンパ】スイッチ カバーの開閉を検出します。 E【機能設定】スイッチ 8極ディップスイッチの各ビットに次のような機 能があります。 【電話番号登録消去モード(ディップスイッチのNo. 1) 】 ON OFF 電話番号登録消去モード 通常モード 電話番号登録消去モードのとき、任意のFOMA端末を操 作して、電話番号登録・消去を行うことができます。 スイッチ操作を行い、電源再投入することでモードが 切り替わります。出荷時はOFFです。 【任意電話番号着信モード(ディップスイッチのNo. 2) 】 ON OFF 任意電話番号着信モード 通常モード 任意電話番号着信モードのとき、未登録の任意の FOMA端末から本機に接続することができます。 スイッチ操作を行い、電源再投入することでモードが 切り替わります。出荷時はOFFです。 【操作パネルロックモード(ディップスイッチのNo. 3) 】 ON 操作パネルロックモード OFF 通常モード 操作パネルロックモードのとき、本機のパネル操作を 無効にすることができます。 スイッチ操作でモードは切り替わり、電源再投入の必 要はありません。初期値はOFFです。 【ディップスイッチのNo. 4∼8】 OFF固定でお使いください。 F【出荷時設定】スイッチ 本機が保持している設定内容を初期化し工場出荷 時の設定に戻します。 【出荷時設定】 スイッチ押下状態のまま電源ONする と、設定内容が工場出荷時の設定に戻ります。 設定データ、履歴データ、画像データは全てクリ アします。 日時設定は初期化されません。 ■ 端子台 2【ライン出力1、2】端子 1 (AO1+)―(AO1-)、(AO2+)―(AO2-) アンプ内蔵スピーカまたは音声アンプを接続する端子 です。 2 ⁄ 各音声ライン出力には不平衡のライン信号を 接続します。信号をライン出力+側端子に、 GNDをライン出力−端子に配線します。 3【センサ入力1∼6】端子 (CH1)―(C)∼(CH6)―(C) 侵入、非常など、各種センサの警報出力 (無電圧接点出 力)を(CH*)−(C)の間に接続する端子です。 (C) は共通(コモン) 端子です。(E−)と本機内部で接続 されています。 3 4【代表警報出力】端子 (Aa)―(Ac) 警報や異常発生時に動作する無電圧接点出力端子です。 本機の電源OFF時、代表出力は“開”になります。 4 5【接点出力1∼4】端子 (出力1)―(出力1)∼(出力4)―(出力4) センサの発報時や遠隔制御時などに個別に動作する無 電圧接点出力端子です。 本機の電源OFF時、各接点出力は“開”になります。 5 6【リモコン】端子 (RS:セット入出力)、(RR:リセット入出力)、 (RL:ループ出力)、(RD:制御出力) 非接触リモコンCS202、キーリモコンKC101などを接 続する端子です。 RS端子は警戒信号のワンショット入出力端子です。 RR端子は解除信号のワンショット入出力端子です。 RL端子は正常時 “閉” /異常時 “開” の信号を出力します。 (代表ループ信号を出力します) RD端子は警戒時 “閉” /解除時 “開” の信号を出力します。 6 7 7【カメラ制御】 端子 (485+)―(485−) 8 RS-485を介して制御するPTZカメラの制御信号を出力 します。+/−の極性は正しく接続してください。 8【DC電源入力】端子 (E+)―(E-) DC11∼16Vの電源を接続する端子です。 電源出力端子としては使用できません。 1【ライン入力1、2】端子 (AI1+)―(AI1-)、(AI2+)―(AI2-) 集音マイクを接続する端子です。 ⁄ 各音声ライン入力には不平衡のライン信号を 接続します。信号をライン入力+側端子に、 GNDをライン入力−端子に配線します。 ⁄ ACアダプタ、DC電源の併用は絶対にしない でください。 ⁄ 【DC電源入力】端子にはAC100Vを接続しな いでください。 11 8. 取付方法 ※ FOMA端末などで電波状態を確認した上で、取付位置を決定してください。 1 扉を開く ※ 壁の強度が十分でない場合は、補強工事を施 してから取り付けてください。 扉ツメに指を掛けて扉を開きます。 扉ツメ ※ 凹凸のある壁面は避け、平らな面に設置して ください。 4 配線 配線工事をします。 ( 参照 → 14ページ“10. 接続方法”) 2 5 カバーの取り外し FOMAデータ通信カードを、本機のFOMA データ通信カードコネクタに挿入します。 1 小型シリンダ錠に鍵を差し込みます。 2 鍵を時計回りに約90° 回しながら、カバー の下方を持ち上げて外します。 FOMAデータ通信カードの挿入 6 設定 1 設定ツールをインストールしたPCと本機 をUSBケーブルで接続します。 USBケーブル 約90° 2【電源】スイッチをONにします。 3 3 設定ツールを起動し、各項目の設定をし ます。 下ケースの固定 1 型紙を設置場所にあて、固定する位置決 めをします。 2 型紙の上部にある2箇所の取付孔位置にね じを軽く止めます。(呼び径4.0∼4.8㎜) 3 型紙を破棄し、仮止めしたねじに本体を 引掛けます。 4 本体の下側を2本のねじで固定し、上側の ねじも締めこみます。 12 ( 参照 → CD-ROM 『MSG1006F設定ツー ル取扱説明書』) 4 警戒解除設定の暗証番号とテレビ電話操 作レイアウトの操作初期画面設定を、取 扱説明書の最後のページのテレビ電話操 作メニュー設定記入欄、暗証番号記入欄 に記入します。 5 USBケーブルを抜きます。 7 カバーの取り付け 1 カバーを取り付けます。上方から先にはめ、次に 下方をはめ込んでください。 2 鍵を反時計回りに約90°回してカバーをロックし ます。 3 鍵を抜いて大切に保管します。 約90° 8 扉を閉じる 9. 配線ケーブルについて 音声信号のケーブルについて 音声信号へのノイズ混入を防止するため、シールド付ツイストペアケーブル (CPEV-S等) をお使いください。 PTZカメラRS-485制御ケーブルについて PTZカメラ制御信号へのノイズ混入を防止するため、シールド付ツイストペアケーブル (CPEV-S等) をお使い ください。 映像入力ケーブルについて 映像入力1∼4には、カメラの映像出力をインピーダンス75Ωの同軸ケーブルで接続してください。配線距離 は、接続するカメラの説明書等に指定されている距離と、次の表の距離のうち、短い方の距離以下としてく ださい。 同軸ケーブルと映像入力端子の接続に用いるBNCコネクタは、全長40㎜以下の物を使用してください。 映像ケーブルの最長配線距離 ⁄ ケーブルの種類 最長配線距離 3C−2V 100 m 5C−2V 300 m 映像ケーブルは指定の同軸ケーブルを使用し、指定の配線長以下でご使用ください。 指定と異なる場合には、画質が劣化したり、映像が出力されない等の不具合が発生します。 13 10. 接続方法 警備用電源装置を接続する場合 警備用電源装置 (PS1205B) (PS1212B) など MSG1006F 停電出力 CH6 E+ E- ⁄ 停電通報を行う場合、停電出力とセンサ入力6を接続し、入力種別をNCに設定してください。 AC/DCアダプタ(別売)を接続する場合 コンセントへ (AC100V) 14 AC/DCアダプタ ⁄ AC/DCアダプタはULW110-1210(DC12V・1A出力)をご使用ください。 ⁄ AC アダプタ、DC 電源の併用は絶対にしないでください。 ⁄ DC 電源入力端子(E+、E‐ )にはAC100V を接続しないでください。 センサの接続 センサ(検知出力・異常出力等) MSG1006F センサ(検知出力・異常出力等) センサ(検知出力・異常出力等) センサ(検知出力・異常出力等) センサ(検知出力・異常出力等) センサ(検知出力・異常出力等) 設定により断線検出(a接点(NO))、または短絡検出(b接点(NC))を行うことができます。 ※ 機器を複数接続する場合には、配線上最も遠い機器の端子に抵抗を接続してください。 断線検出(a接点(NO)) 短絡検出(b接点(NC)) 付属の抵抗を、センサ出力端子に並列に接続しま す。 付属の抵抗を、センサ出力端子に直列に接続しま す。 セ ン サ a 接 点 出 力 機 器 MSG1006F 断線を検知 セ ン サ b 接 点 出 力 機 器 MSG1006F 短絡を検知 抵抗(付属品) 15 出力機器の接続 MSG1006F a/b 接点 被制御機器 a/b 接点 被制御機器 a/b 接点 被制御機器 a/b 接点 被制御機器 a/b 接点 被制御機器 フラッシュライトを接続する場合 フラッシュライト (BC12R) (BC12C) MSG1006F 黒線 赤線 警備用電源装置 (PS1205B) E+ (PS1212B) など E- または 警報ベルを接続する場合 警報ベル (BL1120) (BL1121) 警備用電源装置 (PS1205B) E+ (PS1212B) など E- ⁄ MSG1006F または BL1120の動作電源電圧はDC9∼13.8Vです。 BL1121の動作電源電圧はDC12∼17Vです。 ご使用になる電源装置の出力電圧に適合する警報ベルをお使いください。 16 シグナルプロテクタ/フラッシュサイレンを接続する場合 シグナルプロテクタ (SP10) FL フラッシュサイレン (EF10) SIR E+ MSG1006F または E- 警備用電源装置 (PS1205B) (PS1212B) など E+ E- ※ 接点出力端子に接続した機器を異常検知時に起動させたい場合は、 「NO」 接点、 「個別移報 (タイマ) 」 に設定 します。 17 接点型リモコンの接続 リモコン端子には、遠隔操作用の専用リモコン (別売) として非接触リモコンCS202、キーリモコンKC101を 接続します。 リモコンの接続例 MSG1006F CH* 電源装置 RS RR RL RD E+ E− RS RR C RL E+ E− RD C Sa MSG1006F CH* E+ E− Sb Sc RT1 RT2 CS202 E+ E− RR RL RD E+ E− RS RR C RL E+ E− RD C Sa E+ E− Sb Sc RT1 RT2 E+ E− RS CS202 MSG1006F CH* 電源装置 RS 電源装置 RS RR RL E+ E− RL RS RR RT1 RT2 Sc MSG1006F E+ E− Sb CH* Sa E+ E− KC101 RR C RL RD C Sa RT1 RT2 Sc Sb Sa Sb Sc RT1 RT2 CS202 電源装置 RS RR RL RL RS RR RD E+ E− RT1 RT2 Sc E+ E− Sb Sa KC101 E+ E− RL RS RR KC101 ※ タンパ異常検知を行う場合、RTとセンサ入力を接続し、入力種別をNCに設定してください。 ワイヤレスアダプタFAD100の接続 MSG1006F 電源装置 CH1 CH2 CH3 CH4 C CH*CH* C E+ E− 2a IN 1a 3a 4a COM Aa Ac M RS RR RL RS RR RL E+ E− E+ E− RT FAD100 ※ タンパ異常検知を行う場合、RTとセンサ入力を接続し、入力種別をNCに設定してください。 ※ FAD100のMは保守出力端子です。 ※ ワイヤレスリモコンを使用し、ワイヤレスリモコンで警戒した場合はセットミス防止機能は働きません。 ※ ワイヤレスアダプタFAD100には入退出遅延機能がありません。 ワイヤレスセンサで入退出遅延を行おうとすると、本機では入退出遅延が働きますが、ワイヤレスアダプ タFAD100は即時警報発生となります。 ※ 詳しくは、『ワイヤレスアダプタFAD100取扱説明書』 をお読みください。 18 音声入出力機器の接続 集音マイクおよびスピーカアンプをライン入出力1、2のいずれかに接続します。 最大2系統の音声入出力機器が接続でき、本機の設定によりカメラ映像確認時の音声入出力機器を任意に割り 付けることができます。 集音マイク (SU730) MSG1006F 12V G 信号 スピーカアンプ (SA10) E+ EAI+ AISP+ SP- 8Ωスピーカ (2.5 W以上) 警備用電源装置 (PS1205B) (PS1212B) など E+ E- ⁄ 音声信号の配線には、シールド付ツイストペアケーブル(CPEV-S等)をお使いください。 ⁄ 本機に接続するカメラ、集音マイクなどとの配線に屋外配線が含まれる場合は、地中配管による配 線や市販の雷サージアブソーバを接続するなどの対策をして機器の保護をしてください。 19 カメラの接続 通常接続 同軸ケーブルでカメラを映像入力BNCコネクタのいずれか(映像入力1∼4)に接続します。 カメラ 分配接続 カメラからの映像信号を複数の機器に分配する場合は同軸ケーブルを送り配線とし、その終端に接続される 機器の75Ω終端抵抗のみON (配線途中の機器の75Ω終端抵抗はOFF)にしてください。 本機の映像入力端子の75Ω終端抵抗はON (出荷時) になっておりますので、同軸ケーブルを送り配線した場合 にはその終端に本機を接続してください。 機器A MSG1006F 75Ω終端ON (出荷時設定) 75Ω終端OFF 5 m以内 カメラ 機器Aの75Ω終端がOFFにできる場合の接続例 映像信号を分配する機器で、75Ω終端抵抗をOFFにすることができない機器がある場合にはその機器を同軸 ケーブルの終端に接続し、本機の75Ω終端抵抗を次頁の手順に従ってOFFにしてください。 MSG1006F 75Ω終端OFF に切り替え 5 m以内 カメラ 機器Aの75Ω終端がOFFにできない場合の接続例 20 機器A 75Ω終端ON (固定の場合) デジタルレコーダを併設する場合 一般的にデジタルレコーダには、映像入力がスルーアウトされるループスルー出力端子があります。 カメラの映像出力をデジタルレコーダに入力して、デジタルレコーダのループスルー出力を本機の映像入力 に接続します。 MSG1006F 75Ω終端ON カメラ 75Ω終端OFF ⁄ デジタル レコーダ ループスルー出力 デジタルレコーダによって、ループスルー出力端子に同軸ケーブルを接続すると、映像75Ω終端抵 抗が自動的にOFFに切り替わる機種と、切替わらず終端ONのままとなる機種があります。 自動的に終端OFFに切替わらない機種は、デジタルレコーダ本体で映像終端の設定変更を行ってく ださい。 終端ONのまま使用すると、画質の劣化、映像が乱れる、映像が表示されない等の原因となります。 75Ω終端抵抗の設定 映像入力終端スイッチを操作して、75Ω終端抵抗のON/OFFを切り替えます。 4極ディップスイッチのNo. 1∼4が、映像入力1∼4に対応しています。 映像入力毎に75Ω終端抵抗のON/OFFができます。 スイッチONで終端あり、OFFで終端なしです。 出荷時はNo. 1∼4ともONです。 映像入力 BNC 映像入力終端スイッチ ⁄ ディップスイッチ操作の際、スイッチの頭を押し込む方向に力を加えないでください。故障の原因 となります。 21 映像出力端子から直接映像をモニタするには 映像出力ピンジャックにモニタを接続することで、カメラの入力映像を直接モニタ表示することができます。 カメラ設置時のピント調整などでお使いください。 映像出力選択スイッチ(ロータリスイッチ)で、映像出力ピンジャックに出力する映像を選択します。 ロータリスイッチのNo. 1∼4が映像入力1∼4に対応しています。 ロータリスイッチNo. 5∼9、0は動作不定となります。 映像入力 BNC 映像出力 選択スイッチ ⁄ 22 映像出力 ピンジャック 映像出力ピンジャックにモニタ接続用ケーブルを接続した状態では、ケーブルと接触して本機のカ バーが閉められません。映像確認終了後はケーブルを取り外してください。 PTZカメラ制御ケーブルの接続 【エルモ社PTC-400C】 PTC-400Cを最大4台まで接続してPTZ制御することができます。 (PTC-400CとPTC-1000を混在させることも可能です) PTZカメラの同軸ケーブルは本機の映像入力1∼4のいずれかに接続します。 【PTC-400Cを1台接続する場合】 本機の(485+)とPTC-400Cの(DATA(+)IN)を接続します。 本機の(485−)とPTC-400Cの(DATA(−)IN)を接続します。 本機の(C)とPTC-400Cの(GND)を接続します。 【PTC-400Cを複数台接続する場合】 PTC-400Cの(DATA (+)OUT)とPTC-400Cの(DATA (+)IN)を接続します。 PTC-400Cの(DATA (−)OUT)とPTC-400Cの(DATA (−)IN)を接続します。 PTC-400Cの(GND)とPTC-400Cの(GND)を接続します。 映像入力1に接続 RS-485 ID=1に設定 RS-485終端抵抗OFF RS-485端子 [5Pコネクタ(白)] 1 DATA(+)IN 茶 2 DATA(−)IN 赤 3 DATA(+)OUT 橙 4 DATA(−)OUT 黄 5 GND 緑 映像入力2に接続 RS-485 ID=2に設定 RS-485終端抵抗OFF 1 2 3 4 5 RS-485端子 [5Pコネクタ(白)] DATA(+)IN 茶 DATA(−)IN 赤 DATA(+)OUT 橙 DATA(−)OUT 黄 GND 緑 1 2 3 4 5 RS-485端子 [5Pコネクタ(白)] DATA(+)IN 茶 DATA(−)IN 赤 DATA(+)OUT 橙 DATA(−)OUT 黄 GND 緑 映像入力3に接続 RS-485 ID=3に設定 RS-485終端抵抗OFF 映像入力4に接続 RS-485 ID=4に設定 RS-485終端抵抗ON RS-485端子 [5Pコネクタ(白)] 1 DATA(+)IN 茶 2 DATA(−)IN 赤 3 DATA(+)OUT 橙 4 DATA(−)OUT 黄 5 GND 緑 ⁄ 裸線部分が露出しないように絶縁処 理を施してください。 ⁄ RS-485配線上で、本機から最も遠い位置に接続されるカメラのRS-485終端抵抗をONに設定して ください。RS-485終端抵抗はPTC-400CのOSD (オン・スクリーン・ディスプレイ) メニューで設 定します。詳しくはカメラの取扱説明書をご確認ください。 ⁄ PTC-400CのOSD (オン・スクリーン・ディスプレイ)メニューで、カメラ識別用のRS-485IDアド レスを設定してください。複数台カメラを設置する場合には、RS-485IDアドレスが重複しないよう にしてください。 また、本機の映像入力設定のPTZカメラIDアドレスに、接続したカメラのRS-485IDアドレス設定値 と同じ値を設定してください。 23 PTZカメラ制御ケーブルの接続【エルモ社PTC-1000】 PTC-1000を最大4台まで接続してPTZ制御することができます。 (PTC-1000とPTC-400Cを混在させることも可能です) PTZカメラの同軸ケーブルは本機の映像入力1∼4のいずれかに接続します。 【PTC-1000を1台接続する場合】 本機の(485+)とPTC-1000の(DATA (+))を接続します。 本機の(485−)とPTC-1000の(DATA (−))を接続します。 本機の(C)とPTC-1000の(GND)を接続します。 【PTC-1000を複数台接続する場合】 PTC-1000の(DATA(+))とPTC-1000の(DATA (+))を接続します。 PTC-1000の(DATA(−))とPTC-1000の(DATA (−))を接続します。 PTC-1000の(GND)とPTC-1000の(GND)を接続します。 映像入力1に接続 RS-485 ID=1に設定 RS-485終端抵抗OFF プロトコル MODE1 ボーレート 9600 映像入力2に接続 RS-485 ID=2に設定 RS-485終端抵抗OFF プロトコル MODE1 ボーレート 9600 映像入力3に接続 RS-485 ID=3に設定 RS-485終端抵抗OFF プロトコル MODE1 ボーレート 9600 映像入力4に接続 RS-485 ID=4に設定 RS-485終端抵抗ON プロトコル MODE1 ボーレート 9600 RS-485/RS422端子 [5Pコネクタ(白)] 茶 1 DATA(+) 赤 2 DATA(−) 橙 3 未接続 黄 4 未接続 緑 5 GND RS-485/RS422端子 [5Pコネクタ(白)] 1 DATA(+) 茶 2 DATA(−) 赤 3 未接続 橙 4 未接続 黄 5 GND 緑 RS-485/RS422端子 [5Pコネクタ(白)] 1 DATA(+) 茶 2 DATA(−) 赤 3 未接続 橙 4 未接続 黄 5 GND 緑 1 2 3 4 5 RS-485/RS422端子 [5Pコネクタ(白)] DATA(+) 茶 DATA(−) 赤 未接続 橙 未接続 黄 GND 緑 ⁄ 裸線部分が露出しないように絶縁処 理を施してください。 ⁄ RS-485配線上で、本機から最も遠い位置に接続されるカメラのRS-485終端抵抗をONに設定して ください。RS-485終端抵抗はPTC-1000のOSD (オン・スクリーン・ディスプレイ)メニューで設 定します。詳しくはカメラの取扱説明書をご確認ください。 ⁄ PTC-1000のOSD (オン・スクリーン・ディスプレイ) メニューで、UARTによる制御プロトコルを MODE1(RS-485)に、カメラ識別用のカメラIDを任意の番号に、UART通信でのボーレートを9600 に設定してください。複数台カメラを設置する場合には、カメラIDが重複しないようにしてくださ い。 また、本機の映像入力設定のPTZカメラIDアドレスに、接続したカメラのカメラID設定値と同じ値 を設定してください。 24 11. 動作確認 配線、設定が終了した後、以下の操作により動作確認を行ってください。 外出/在室警戒モードへの操作 ※「DAY(24 時間警戒)」設定になっているセンサは、常に<警戒モード>になっています。このため、【センサ個別】ボ タンは機能しません。 ■ 本機で操作する場合 1 【センサ有効】灯(緑)が 点滅 解除モードを確認 【解除】灯(青)が点灯し、<解除モード>に なっていることを確認します。 押したボタンの 警戒灯(緑)が 点滅 【解除】灯(青)が 点灯 2 センサ警報灯を確認 ※ 点滅している間に次の操作を行ってくださ い。10秒経過すると、<解除モード>に戻っ てしまいます。 【センサ警報】 灯 (赤) が消灯していることを確 認します。 【センサ警報】灯(赤)が 消灯 4 【センサ個別】 ボタンを押すと 【センサ有効】 灯 (緑)の点滅←→消灯が切り替わります。 警戒するセンサは点滅、警戒しないセンサは 消灯させます。 ※【センサ警報】灯(赤)が点灯している場合は、 そのセンサが動作していますので、対処して ください。 ※ 点灯しているセンサは、<警戒モード>固定 です。 ※【センサ警報】灯(赤)が点灯している状態で以 降の操作を行うと、セットミス防止機能が働 きます。( 参照 → 27ページ“セットミス動 作”) 3 警戒センサの選択 点滅しているセンサは、次の決定操作で警戒 に入ります。 消灯しているセンサは、次の決定操作で警戒 に入りません。 外出/在室警戒センサ選択モード にする ※ 点滅している間に次の操作を行ってくださ い。10秒経過すると 、<解除モード>に戻っ てしまいます。 【外出警戒】ボタン/ 【在室警戒】ボタンを押し ます。 5 警戒モードにする 入退出タイマを使用しない場合 もう一度【外出警戒】ボタン(または【在室警 戒】ボタン)を押します。 ⇒「ピッ」音が鳴り、10秒間次のように警 戒センサ選択モードになります。 25 ⇒「ピッ」 音が鳴り、<警戒モード>になりま す。<警戒モード>中は次の状態になり ます。 退室タイマ動作中は次の状態になります。 【センサ有効】灯(緑)が 点滅 【センサ有効】灯(緑)が 点灯 押したボタンの 警戒灯(緑)が 点灯 押したボタンの 警戒灯(緑)が 点滅 ※ 退室タイマが働いている間に退室してくださ い。時間内に退室しないと、警報が発生しま す。 入退出タイマを使用する場合 もう一度【外出警戒】ボタン(または【在室警 戒】ボタン)を押します。 ⇒「ピッ」 音に続けて、退室タイマが働いて、 「ピー、ピー」と鳴動を始めます。残り10 秒になると 「ピッ、ピッ」 と鳴動が小刻みに なります。鳴動している間に、決められ た出入口より退室してください。 26 ※ 退室タイマが働いている間に入退出センサが 動作すると、【センサ警報】灯(赤)が点灯しま す(センサに応動)。 ■ リモコンで操作する場合 <警戒モード>にする リモコンで警戒操作を行います。 <外出警戒モード>となり、前回の外出警戒で 選択したセンサの 【センサ有効】 灯 (緑) と 【外出警 戒】灯(緑)が点灯します。 【センサ有効】灯(緑)が 点灯 ※ 入退出タイマの設定がある場合は、警戒開始から 遅延動作を行います。 ※ 弊社リモコン以外で警戒状態にした場合はセンサ のループがとれていないと、すぐに警報が発生し ます。 弊社リモコンを使用した場合は、センサのループ がとれていないと、リモコン側でセットミス動作 が行われるため、すぐに警報が発生しません。 【外出警戒】灯(緑)が 点灯 セットミス動作 警戒センサ選択モードで、 【センサ警報】灯 (赤)が 点灯しているときに 【外出警戒】 ボタン (または【在 室警戒】 ボタン)を押して<警戒モード>に入ろう とすると、「ピッ」 音に続けて、セットミス動作が 働いて、「ピッ、ピッ」と鳴動を始めます。 セットミス動作中は次の状態になります。 【センサ警報】灯(赤)が 点滅 【センサ有効】灯(緑)が 点滅 【解除停止】ボタンを押して<解除モード>に戻 し、戸締りを行ってください。 【解除停止】 ボタンを押さずに30秒経過すると、強 制的に<警戒モード>に入ります。 ※ 強制的に<警戒モード>に入ってもまだ戸締りを 行っていない場合は、警報が発生します。 ※ 入退出タイマを設定しているセンサではセットミス 動作を行いません。 押したボタンの 警戒灯(緑)が 点滅 【解除】灯(青)が 点滅 27 解除モードへの操作 ※「DAY (24時間警戒) 」 設定になっているセンサは常に警戒状態になっているため、解除することはできません。 ■ 本機で操作する場合 入退出タイマを使用しない場合 入退出タイマを使用する場合 1 【解除停止】ボタンを押す 1 「ピッ」音に続けて10秒間 【解除】灯(青)と【セ ンサ有効】灯(緑)が点滅します。 【センサ有効】灯(緑)が 10秒間点滅 入室 決められた出入口より入室します。 入室タイマが働いて 「ピー、ピー」 と鳴動を始 めます。 残り10秒になると 「ピッ、ピッ」 と鳴動が小刻 みになります。 入室タイマ動作中は次の状態になります。 【解除】灯(青)が 10秒間点滅 ※ 点滅している間に次の操作を行ってくださ い。10秒経過すると、<警戒モード>に戻っ てしまいます。 ※ 本体解除操作暗証番号をなしに設定している場 合、 【解除】 灯 (青) が点灯し、<解除モード>に なります。 2 本体解除操作暗証番号を入力する 【センサ個別】 ボタンを押して、本体解除操作 暗証番号を入力してください。 入室したセンサの 【センサ有効】灯(緑)が 点滅 入室したセンサの 【センサ警報】灯(赤)が 点灯 ※ 入室タイマが働いている間に次の動作を行っ てください。時間内に行わないと、警報が発 生します。 2 【解除停止】ボタンを押す 「ピッ」 音に続けて10秒間【解除】灯(青)と 【セ ンサ有効】灯(緑)が点滅します。 【センサ有効】灯(緑)が 10秒間点滅 3 【解除停止】ボタンを押す 【解除】 灯 (青)が点灯し、<解除モード>にな ります。 ※ 本体解除操作暗証番号が間違っていた場 合、<警戒モード>に戻ってしまいま す。 【解除】灯(青)が 点灯 28 【解除】灯(青)が 10秒間点滅 ※ 点滅している間に次の操作を行ってくださ い。10秒経過すると、<警戒モード>に戻っ てしまいます。 ※ 本体解除操作暗証番号をなしに設定している場 合、 【解除】 灯 (青) が点灯し、<解除モード>に なります。 ■ リモコンで操作する場合 リモコンで解除操作を行います。 3 本体解除操作暗証番号を入力する 【センサ個別】 ボタンを押して、本体解除操作 暗証番号を入力してください。 【解除】灯(青)が点灯し、<解除モード>になり ます。 【解除】灯(青)が 点灯 4 【解除停止】ボタンを押す 【解除】 灯 (青)が点灯し、<解除モード>にな ります。 ※ 本体解除操作暗証番号が間違っていた場合、 <警戒モード>に戻ってしまいます。 【解除】灯(青)が 点灯 29 復旧操作 警報が発生した場合には、警報に対する対処をした後、次の要領で本機を復旧させてください。 警戒モードの場合 1 【解除停止】ボタンを押す 「ピッ」 音に続けて10秒間 【解除】 灯 (青) が点滅 します。 4 【センサ警報】灯(赤)を消す 【センサ警報】 灯 (赤) が保持されている場合、 【解除停止】ボタンを押します。 【センサ有効】灯(緑)が 10秒間点滅 【センサ警報】灯(赤)が 消灯 【解除】灯(青)が 10秒間点滅 発報した【センサ警報】灯(赤)が 点灯 ※ 点滅している間に次の操作を行ってくださ い。10秒経過すると、<警戒モード>に戻っ てしまいます。 ⇒ 警報に対する対処が完了していれば 「ピッ」音に続 けて、【センサ警報】灯 (赤) が消灯します。 ※ 本体解除操作暗証番号をなしに設定している場 合、 【解除】 灯 (青) が点灯し、<解除モード>に なります。 解除モードの場合 2 本体解除操作暗証番号を入力する 【センサ個別】 ボタンを押して、本体解除操作 暗証番号を入力してください。 1 警報動作をとめる 【解除停止】ボタンを押します。 【センサ警報】灯(赤)が 消灯 3 【解除停止】ボタンを押す 【解除】 灯 (青)が点灯し、<解除モード>にな ります。 ※ 本体解除操作暗証番号が間違っていた場 合、<警戒モード>に戻ってしまいま す。 【解除】灯(青)が 点灯 警報動作 (個別移報出力、代表警報出力) がと まります。 30 ⇒ 「ピッ」音に続けて、警報動作 (個別移報出 力、代表警報出力) がとまり、警報に対す る対処が完了していれば【センサ警報】灯 (赤)が消灯します。 点検操作 <点検モード>中はセンサが動作したときに本機が正しく反応するかどうかを確認できます。<点検モード> の動作は以下の通りです。 ・ タンパが動作しても検知しません。 ・ センサが動作したとき、 【センサ警報】灯(赤)が応動表示し、 「ピッ、ピッ」と鳴動します。 ・ センサの断線/短絡を検知したとき、【センサ警報】灯(赤)が応動表示し、「ピー、ピー」と鳴動します。 ・ センサが動作しても通報、個別移報出力、代表警報出力を行いません。 1 解除モードを確認 【解除】灯(青)が点灯し、<解除モード>に なっていることを確認します。 点検モードとなり、【外出警戒】灯(緑)→【在 室警戒】灯(緑)→【解除】灯(青)→【在室警戒】 灯 (緑) → 【外出警戒】 灯 (緑) と順番に点滅しま す。 点滅 【外出警戒】灯(緑) 【解除】灯(青)が 点灯 【在室警戒】灯(緑) 【解除】灯(青) 2 点検モードにする 本機のカバーが付いている状態で、【解除停 止】ボタンを押しながら【在室警戒】ボタンを 長押し(3秒)します。 3 各センサを動作させます。 ⇒ 本機が正しく反応すれば、 「ピッ、ピッ」 と 鳴動して、 【センサ警報】 灯 (赤) が点灯しま す。 点検モード操作暗証番号入力待ち状態とな り、 【解除】 灯 (青) と 【センサ有効】 灯(緑) が点 滅します。 ⁄ 動作の確認 センサを復旧させると鳴動がとまり、 【セ ンサ警報】灯(赤)が消灯します。 DAYモードセンサ発報中は点検モー ドに遷移できません。 動作させたセンサの 【センサ警報】灯(赤)が 点灯 【センサ有効】灯(緑)が 10秒間点滅 【解除】灯(青)が 10秒間点滅 あらかじめ設定した点検モード操作暗証番号 を 【センサ個別】 ボタンで入力し、 【解除停止】 ボタンを押します。 4 点検モードの終了 【解除停止】ボタンを押します。 ⇒「ピッ」 音に続けて<解除モード>に戻りま す。 ※ <点検モード>中にカバーを外した状態から 元に戻した場合は、<点検モード>を終了 し、<解除モード>になります。 ※ <点検モード>中にリモコン等で警戒操作を した場合は、<点検モード>を終了し、<警 戒モード>になります。 31 応急操作 センサが故障している場合など、センサ入力を一時的に無効にする応急機能があります。応急状態にしたセ ンサ入力は、検知しても警報が発生せず、警報出力も行いません。 ※ 応急状態にしたセンサ入力は、該当する【センサ有効】灯(緑)が点滅して応急状態にあることを表示します。 1 解除モードを確認 2 【解除】灯(青)が点灯し、<解除モード>に なっていることを確認します。 【解除】灯(青)が 点灯 応急状態にする (または応急状態を 解除する) 【センサ個別】 ボタン+ 【解除停止】ボタンを長 押し(3秒)します。 NIGHTモードセンサの場合は 【センサ有効】 灯 (緑) の点滅/消灯が、DAYモードセンサの場 合は 【センサ有効】 灯 (緑) の点滅/点灯が切り 替わります。 応急状態のセンサ入力は点滅します。 【センサ有効】灯(緑) 点灯:DAYモードセンサ 点滅:応急状態のセンサ 消灯:NIGHTモードセンサ 履歴操作 警報がいつ発生して警戒解除をいつ行ったのか、通報は行ったのかなど、履歴を確認できます。 本機とPCをUSBケーブルで接続し、MSG1006F設定ツールを起動することで履歴を確認することができます。 ※ 起動直後などでは、履歴の発生時刻が記録されないことがあります。 ( 参照 → CD-ROM 『MSG1006F 設定ツール取扱説明書』) 32 警報動作 警報が発生すると 【センサ警報】灯 (赤) が点灯保持し、設定に応じて個別移報出力と代表警報出力が動作し、通 報先に通報動作を行います。 また、その事象は事象履歴として最大1000件まで蓄積されます。 各センサ、タンパ、各カメラごとに警報動作および通報動作をする/しないを設定することができます。 センサ発報 カメラ異常 警戒中のセンサが働くと発生します。 カメラ異常を検知すると発生します。 発報したセンサの 【センサ警報】灯(赤)が 点灯保持 【センサ警報】灯(赤):点灯保持 異常検知したカメラchの 【センサ警報】灯(赤)が 点滅保持 【センサ警報】灯(赤):点滅保持 個別移報出力 :設定により動作 個別移報出力 :出力しない 代表警報出力 :設定により動作 代表警報出力 :出力しない 通報表示 :侵入1、玄関など 通報表示 :通報しない 履歴 :警報発生3(火災3)、警報 発生4(事務所)など 履歴 :カメラ異常1、 カメラ異常2など ※ 通報、履歴に表示する警報名称は、任意の文字列 (全角のみ1∼3文字)を設定できます。 ※ 各カメラごとにカメラ異常検知する/しないを設定 することができます。 ※【センサ警報】灯(赤)の点滅の応動/保持を設定する ことができます。 タンパ異常 断線・短絡検知 本体 【タンパ】 スイッチ (カバーを開けたことを検知 するスイッチ)の信号を検知すると発生します。 センサの断線・短絡を検知すると発生します。 【センサ警報】灯(赤):表示なし 【センサ警報】灯(赤):表示なし 個別移報出力 :出力しない 個別移報出力 :出力しない 代表警報出力 :出力しない 代表警報出力 :設定により動作 通報表示 :断線1、短絡2など 通報表示 :タンパ 履歴 :断線発生3、短絡発生4など 履歴 :タンパ異常 ※ 各センサごとに断線・短絡検知する/しないを設定 することができます。 ※ 断線・短絡検知するときは、配線上最も遠いセンサ の端子に抵抗を接続してください。 33 12. 初期化 設定の内容を初期状態に戻す場合は以下の操作を実施してください。 1 カバーの取り外し 小型シリンダ錠に鍵を差し込み、鍵を時計回 りに約90°回しながら、カバーの下方を持ち 上げて外します。 約90° ⁄ 点検モードにせずカバーを取り外す とタンパが働き、ベルなどが鳴動し ますのでご注意ください。 ( 参照 → 31ページ“点検操作”) 2 初期化する 1【電源】スイッチをOFFにします。 2【出荷時設定】スイッチを押しながら【電 源】スイッチをONにします。 【電源】スイッチ OFF 【出荷時設定】スイッチ ON ※ 初期化を実施すると設定、事象履歴、画像履 歴が初期化されます。注意して実施してくだ さい。 34 13. テレビ電話機能について ■ 通報のしかた 30秒 第1通報先 第2通報先 第3通報先 第4通報先 第5通報先 第1通報先 2分以上 ・ 通報先は第1∼第5通報先まで設定でき、第1通報先が最も優先順位の高い通報先になります。 ・ 通報の種別は、警報(通報時の表示名称を任意に設定できます)、断線、短絡、タンパに分類されます。 ・ 通報を行ったが相手先が不在であった場合や、テレビ電話通報中に応答確認をせずに通報先がテレビ電 話を切ってしまった場合は、相手不応答と判断し、本機から再送動作を行うように設定することができ ます。 通報動作が発生すると、第1通報先に通報します。第1通報先から応答がない場合、第2通報先に通報し ます。30秒間呼び出しても応答がなかった場合、または正しく応答確認されなかった場合に、不応答と なります。 ・ 各通報先に必ず通報する (AND通報) か、どこか一つの通報先が応答確認をすれば他の通報先には通報し ない(OR通報)かの設定も可能です。 ・ 応答の確認が終了するまで再送を続けますが、通報先1箇所に対し (再送設定回数+1) 回の通報をしても 応答確認が得られない場合は、通報は停止します。 ・ 1回の通報動作を行う間に、同一センサにて複数回の警報が発生した場合、センサごとに警報発生の事象 を一組にまとめて通報します。 ⁄ 電源投入後、【電波受信】灯が点灯するまでは通報動作を行いません。 <例> 通報先 第1、第2、第3、第4 通報種別ANDの場合 第1(確認あり)→第2(確認なし)→第3(確認あり)→第4(確認あり)→第2(確認あり)→終了 通報種別ORの場合 第1(確認なし)→第2(確認なし)→第3(確認あり)→終了 ■ 応答確認機能 通報を行ったとき、応答したかどうか検出します。通報を受けた方は、下記の方法で応答確認を行ってくだ さい。応答確認は設定により無効にできます。無効にした場合、一度電話を切ると再送動作を行いません。 ・ FOMA端末の 【#】 により応答確認を行います。 【#】 を押すと本機から電話を切ります。 (DTMF信号が出 ないFOMA端末では利用できません。) ※ 応答を行う前に電話を切ると、相手不応答と判断し、本機から再送動作を行います。 ⁄ 応答確認機能を使用する場合、テレビ電話通信時にお使いのFOMA端末のDTMF送信モードをON に設定してください。 35 14. こんなときには 現 象 原 因 対 処 方 法 【電源】灯 (緑) が点灯しない。 【電源】スイッチがOFFになってい 【電源】スイッチをONにする。 る。 【電波受信】 灯(緑) が点灯しな FOMAデータ通信カードが挿入さ い。 れていない。 電波が弱い。 <警戒モード>にならない。 センサに異常がある。 (セットミス動作) センサ入力の設定が間違ってい る。 <解除モード>にならない。 本体解除操作暗証番号が間違って いる。 【センサ有効】灯 (緑) が点滅し 応急状態になっている。 ているセンサ入力が<警戒 モード>にならない。 警報が発生しない。 電波が強い箇所に設置する。 センサを点検する。 設定ツールでセンサ入力の設定を確認す る。 正しい本体解除操作暗証番号を入力す る。 応急状態を解除する。 <警戒モード>になっていない。 <警戒モード>にする。 センサから信号が出力されていな い。 センサを点検する。 配線に誤りがある。 正しく配線しなおす。 リモコンを使って操作できな リモコンが正しく接続されていな い。 い。 36 FOMAデータ通信カードを挿入する。 リモコンを正しく配線しなおす。 15. メンテナンスについて ■ 定期点検 ◆ 1年に1回程度、システム全ての機器の動作確認を行ってください。 16. 外形寸法図 95 16 15 49.5 25 ノックアウト 240 220 95 2-φ5X8 ダルマ穴 220 20 80 250 65 108 40 45 20 配線孔 16 56.5 2-φ5 穴 ノックアウト 25 95 37 17. 仕様 品名 モバイルセキュリティコントローラ 品番 MSG1006F 定格入力電圧 DC11∼16V (別売ACアダプタまたは端子台接続) 消費電流 0.8A以下 使用温湿度範囲 0∼+40℃、RH30∼90%(結露なきこと) 但し、FOMAデータ通信カードは+5∼+35℃、RH45∼85% 保存温湿度範囲 −10∼+50℃、RH30∼90%(結露なきこと) 映像入力 4入力 NTSC/EIA、BNCレセプタクル 75Ω終端ON/OFF選択可能 映像出力 1出力 RCAピンジャック (設置工事時等の映像確認用) RS-485 1系統 端子台接続、終端抵抗:110Ω固定 PTC-400C(エルモ社) 、PTC-1000 (エルモ社) 対応、対応映像入力1∼4 カメラPTZ制御 カメラごとにFOMA端末テンキー操作により制御 音声ライン入力 2入力 0.2V/22KΩ、不平衡、端子台接続 映像入力ごとに対応音声ch選択設定可能 (音声出力とセット) 音声ライン出力 2出力 0.2V/1kΩ、不平衡、端子台接続 映像入力ごとに対応音声ch選択設定可能 (音声入力とセット) センサ入力 6入力 最大許容配線抵抗:100Ω、NO/NC選択、端子台接続 1∼4chはカメラ1∼4と連動 5、6chはカメラ連動なし、または任意カメラと連動 設定により断線・短絡検知可能(入力chごと) 代表警報出力 1出力 接点容量:DC30V/0.5A、NO/NC選択、端子台接続 センサ連動 (タイマ) および遠隔制御可能、電源OFF/リセット時:オープン 個別接点出力 4出力 接点容量:DC30V/0.5A、NO/NC選択、端子台接続 センサ1∼4の個別移報/カメラ照明制御/遠隔制御/警戒解除出力選択設定 電源OFF/リセット時:オープン 警戒/解除操作 本体(外出/在室/解除)、CS202等の接点型リモコンを接続可能 入退出タイマ設定可能 設定 MSG1006F設定ツール(同梱)にてPCで設定 別売のUSBケーブル(ABタイプ)によりPCと接続 38 TV電話制御 3G-324M準拠 適用通信端末 FOMA P2403 本体カバータンパ あり 色調 ホワイト 取付場所 屋内の壁面 外形寸法 240mm (W)×250mm(H)×56.5mm (D) 質量 約 1.2 kg 39 ・ 仕様・デザインなどは改良のため予告なく変更することがありますのでご了承ください。 ・ 品質に関しましては、当社の保証規定に基づき1年間保証させて頂いております。万一不具合な点がございましたら、お買い上げの販売 店にお申し出ください。 販売店 映像監視・出入管理・防犯機器 営業本部/TEL 053-428-4111(代)名古屋営業所/TEL 052-914-1171(代) 札幌営業所/TEL 011-280-1171(代)大阪営業所/TEL 06-6364-8131(代) 東京営業所/TEL 03-3862-1171(代)福岡営業所/TEL 092-412-3888(代) 浜松営業所/TEL 053-428-4111(代) AE102301