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子供のお風呂

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子供のお風呂
Bath Communication
~親子の絆~
同志社大学商学部
大原ゼミ Let’s!!お風呂deパレット!!
1
Let’s!!お風呂deパレット!! メンバー
後藤元輝
松本勇気
唐木田紗帆
桑田英典
田崎佳織
正木亮平
光井丈訓
森實修
柳島僚
吉田智宏
2
父・母ともに接する時間は減少傾向
平成19年版 国民生活白書より
何が問題なのか
1番身近にあるべき存在
• 子どもは親の背中を見て育つ。マナーや社会のルールなど
親子間のコミュニケー
も親から学ぶ。ション不足を解消すべ
きである!
いじめ問題
• 発覚の遅れ。加害者にも、被害者にもなりうる。
4
父親とのコミュニケーションが少ない
共生社会政策 低年齢少年の生活と意識に関する調査
5
しかし・・・
仕事が忙しいし、子供と遊ぶのに多くの時
間は使えない・・・
そこで!
短い時間でより緊密な
コミュニケーションが必要!
6
私たちがその環境として適していると考えたのが…
7
お風呂の特徴
誰もがほぼ毎日入る。
「夕食の場」に次ぐ、家族交流の場でもある。
密室であり、ゆっくりと話ができる場である。
平均入浴時間は23~25分。
入浴では人と人の距離が近いことや、お湯のリラックス効果により、心の緊
張がゆるみ、会話も弾む。
8
「お風呂」に注目した大きな理由・・・
• 私たちの実体験として、「お風呂で遊んだこ
と」が強く印象に残っていた
実際・・・
9
父親の育児関与はお風呂入れが1位
男女総合2000人
お風呂入れ
5.6%(112人)
遊び
52.6%(1052人)
何もしていない
12%(240人)
その他
17.6%(352人)
バンダイ こどもアンケート Vol.192 調べ
このデータに加えて・・・
10
「誰と一緒にお風呂に入るか」
小学生1,2年生各30人(60人)
16.7%(10人)
親
兄弟姉妹
83.3%(50人)
10/24 同志社小学校1年生、2年生
それぞれ1クラス30人ずつ、計60人
に行った調査
11
親子での入浴の利点は?
12
幼少期における父親との入浴経験は将来の親子関係
に大きな影響
18~29歳の男女600人が回答
資生堂スーパーマイルド『パパフロ応援委員会』調べ 13
「将来、子供ができたら一緒に入浴したいか」という質問では…
父親との入浴経験なしの男性
父親との入浴経験ありの男性
2% 2%
16.3%
そう思う
4.1%
32.7%
22.8%
41.6%
ややそう思う
どちらともいえない
16.3%
あまりそう思わない
31.5%
そう思わない
30.6%
資生堂スーパーマイルド『パパフロ応援委員会』調べ
世代を超えて良いコミュニケーション環境が受け
継がれる!
14
お風呂でのコミュニケーションは
仕事で忙しい父親に最適
将来的にコミュニケーションが取りやすい家庭環境を
つくるための土台となる
その環境は次世代にも受け継がれるので、社会全体
の親子間コミュニケーション不足の解消につながる
15
私たちはこの研究を進めていく中で
お風呂における父子間のコミュニケーションの
創造しようと考えた!!
手助けとなるツールを
16
ツールの提案で重視したことは・・・
子供の楽しめるものであること
• 小学校における調査結果を参考に
※小学校1、2年生60人を対象にアンケートを実施した
既存の製品ポジショニングを分析し、差別化を図る
• 既存の概念に捉われないもの
17
同志社小学校にアンケート調査に行きました。
18
小学校でのアンケート調査で強く感じたことは・・・
子どもは独創性を持っている!!
19
その発想力を活かすためにも使用方法が一方向に
定められている製品ではいけない!
子供の発想によって、反応が変化するグッズを作ろ
う。
20
研究の途中で生じた問題
• 父子間のコミュニケーションの助けとなる「おもちゃ」
を創造しようとしていた
子供にとって「お風呂」という場所そ
のものが楽しくなるような補助的な
ツールを作ろう。
• おもちゃでただ父親と一緒に「遊ぶ」ことが本当にコ
ミュニケーションと言えるのか?
• 父母どちらでも使えるツールに。
21
そして
度重なる議論の結果、出てきたものが・・・
入浴剤
22
自由度 高
狙うポジショニング
エンターテインメント
性重視
効能重視
自由度 低
23
入浴剤
高い自由
度
親子間の
コミュニ
ケーション
考えた商品がこちら
24
• 3原色(シアン・マゼンタ・イエロー)+白色の着色剤を
使い、お湯を様々な色にすることが可能
• 香料は豊富なラインナップを用意(ランダムに入って
いても面白いかもしれない)
• 効能重視のものと比べれば効能成分が入っていな
い分、着色、香料にコストがかけられるという計算
25
• ありそうでなかった
• お風呂が楽しくなる
• 子どもの創造性、芸術センスが養われる、常識にと
らわれない発想
• 既存の技術でつくれる
• 知的好奇心をくすぐる
26
27
28
29
この商品によって得られる効果
1
親子間のコミュニケーション
のきっかけ
2
コミュニケーションの継続
3
お風呂を子供好みの環境に
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ご清聴ありがとうございました。
31
参考文献
 シチズン意識調査 「親子のふれあい時間」調査
http://www.citizen.co.jp/research/time/20120604/01.html
 平成19年版 国民生活白書 つながりが築く豊かな国民生活 第1章 第1節
http://www5.cao.go.jp/seikatsu/whitepaper/h19/01_honpen/html/07sh010102.html
 資生堂スーパーマイルド『パパフロ応援委員会』
http://www.shiseido.co.jp/sm/papafuro/pdf/press_release1.pdf
http://www.shiseido.co.jp/sm/papafuro/pdf/press_release2.pdf
http://www.shiseido.co.jp/sm/papafuro/pdf/press_release3.pdf
http://www.shiseido.co.jp/sm/papafuro/pdf/press_release4.pdf
 東京ガス 都市生活研究所
「浴育」のすすめ http://www.toshiken.com/report/hot20.html
親子入浴に関する実態調査2010 http://www.toshiken.com/report/hot25.html
親子での入浴に関する実態調査 http://www.toshiken.com/report/hot19.html
 バンダイ こどもアンケート Vol.192 2011年6月
http://www.bandai.co.jp/kodomo/pdf/question192.pdf
 共生社会政策 低年齢少年の生活と意識に関する調査 第2章 第1節 平成19
年2月
http://www8.cao.go.jp/youth/kenkyu/teinenrei2/zenbun/index.html
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