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ロシアの核関連活動の歩み(1) 財団法人安全保障貿易情報センター(

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ロシアの核関連活動の歩み(1) 財団法人安全保障貿易情報センター(
ロシアの核関連活動の歩み(1) 年
ロシアの核開発関連動向
財団法人安全保障貿易情報センター(CISTEC)
西側の核関連活動、国際機関、国際レジーム及び
関連条約等の主な動き
・米がニューメキシコで世界最初の原爆実験に成功 (7月)
・ソ連国家防衛委員会が「原子力問題に関する
・米が広島(8月6日)、長崎(8月9日)に原爆を投下
特別委員会」創設を決議(8月)
・第二次世界大戦終戦(8月15日)
・国連第1回総会で国連原子力委員会設置を決議(1月)
・第1回目の国連原子力委員会で米代表が原子力国際管理
・ソ連の閣僚会議が「原子力問題に関する特別
案(6月) (国際原子力開発機関の創設および原爆の製造停
1946 委員会」を承認(4月)
止の案を提出)
・ソ連初の実験黒鉛減速炉F-1が稼動
・米国がマーシャル諸島ビキニ環礁の原爆実験を公表(7
月)
1947
1948 ・ソ連初のプルトニウム生産炉が稼動
・ソ連、セミパラチンスク(Semipalatinsk、現カザ
1949 フスタン北部)核実験場で、初の原子爆弾の爆 ・対共産圏輸出統制委員会(CoCoM)設立(11月)
発実験「RDS-1」を実施(8月)
1950
・国連総会政治委員会、核兵器の国際管理案を可決(11月)
・米がエニウエトク環礁で原爆実験(5月)
1951
・第6回国連総会で軍縮委員会と原子力委員会が統合され
新たな軍縮委員会が成立(11月)
・英が原爆所有を公表(2月)
・ソ連が濃縮ウラン黒鉛原子炉運転を開始(4
・米最大の核爆発実験が米ネバダで実施(4月)
1952
・英がモンテベロ島で原爆実験を実施(10月)
月)
・米がエニウエトク環礁で水爆予備実験を実施(11月)
・米が本土で原爆実験(3月)
・ソ連が水爆保有を公表し、水爆実験を実施(8
1953
・米アイゼンハワー大統領が国連総会で原子力の平和利用
月)
と国際原子力機関の創設を提唱(12月)
・世界初の米原子力潜水艦ノーチラス号が進水(1月)
・ソ連が世界初の原子力発電所(5000kW)運転 ・米がビキニで水爆実験開始(3月)
1954
開始(6月)
・国連総会で原子力平和利用決議案を採択し、国連会議の
開催と国際原子力機関の設立を決定(12月)
・世界初の米原子力潜水艦ノーチラス号の試運転開始(1
月)
・ソ連が東欧5カ国と原子力協力協定締結(4月)
・米ネバダで一連の原爆実験の開始(2月~4月)
1955 ・ソ連が新水爆(熱核爆弾)「RDS-37」の投下実
・ソ連が東欧5カ国と原子力協力協定締結(4月)
験を実施 (11月)
・国連総会、国際原子力機関(IAEA)および放射能影響調査
委員会設置の決議案を可決(12月)
・IAEA12カ国会議、規約草案で合意設立(4月)
・米がビキニ環礁ナム島上空で水爆投下実験(5月)
・英がオーストラリア沖モンテベロ島で原爆実験(6月)
1956
・米シカゴで民間初の工業用原子炉が運転開始(6月)
・米ニューヨークで国際原子力機関設立会議開催、81カ国
が参加(9月)
・欧州6カ国が欧州原子力共同体(ユーラトム)を発表(2月)
・ソ連が仏にユーラトムでなく全欧州原子力機構設立を提案
・ソ連が仏にユーラトムでなく全欧州原子力機構 (3月)
1957
設立を提案(3月)
・英が第1回水爆実験をクリスマス島付近で実施(5月)
・米が一連の核爆発実験を米ネバダで実施(5月)
・IAEA発足(7月)
・ソ連が核実験の一方的停止宣言(3月)
・ユーラトム条約発効(1月)
1958 ・ソ連外相が核実験を米英と同数実施すると発
・英が水爆実験をクリスマス島で実施(9月)
言(10月)
1959
・仏がサハラで初の核実験に成功(プルトニウム型、79キロ
トンで広島型の4倍)(2月)
1960 ・ソ連が原子力潜水艦の保有を公表(10月)
・7カ国が参加する欧州原子力産業会議(フォーラトム)設立
(7月)
・ソ連が原子力潜水艦の保有を公表(10月)
1961
・米が太平洋で大気圏内核実験を再開(4月)
1962
・IAEAが初の原子炉査察を実施(6月)
・米のプルトニウム炉が臨界(11月)
1945
ロシアの核関連活動の歩み(2) 年
ロシアの核開発関連動向
財団法人安全保障貿易情報センター(CISTEC)
西側の核関連活動、国際機関、国際レジーム及び
関連条約等の主な動き
・米がネバタで地下核実験を再開、ソ連が抗議 ・米がネバタで地下核実験を再開し、ソ連が抗議を表明(2
を表明(2月)
月)
・ユートラムが高速炉に必要な濃縮ウランとプルトニウムを
1964
米から供給を受ける協定を締結(2月)
1965
1966
・仏が南太平洋のムルロア環礁で核実験(7月)
・仏の初の原子力潜水艦が進水(3月)
1967
・仏が濃縮ウラン生産開始と発表(4月)
・モスクワ、ロンドン、ワシントンでNPT調印式(7 ・国連が核拡散防止条約(NPT)支持決議を可決(6月)
1968
月)
・モスクワ、ロンドン、ワシントンでNPT調印式(7月)
1969
1970
・米ソ両国の批准書寄託などによりNPTが正式発効(3月)
1971
・ソ連がカスピ海東岸に初の商業用高速増殖炉
BN350(35万kW)完成を発表(1月)
・米国とソ連が第一次戦略兵器制限交渉
1972 (SALT-1)に調印(5月)
・米国とソ連が弾道弾迎撃ミサイル制限条約
(ABM条約)を締結
・ソ連の高速増殖炉BN350臨界(12月)
1973 ・ソ連の高速増殖炉BN350が運転開始(7月)
1974
・国際エネルギー機関(IEA)が正式発足(11月)
・米商務省がNPT未批准国への原子力機器24品目の輸出
1975
規制を決定(9月)
・キューバがソ連から発電炉を輸入すると発表
1976
(6月)
1977
・原子力供給先進国15カ国による原子力平和利用先進国間
会議(通称ロンドン会議)で原子力資材等の移転に関するガ
1978
イドライン(ロンドン・ガイドライン)を公表、原子力供給国グ
ループ(NSG)発足(1月)
・米国とソ連が第二次戦略兵器制限交渉
1979
(SALT-2)に調印(6月)
1980 ・ソ連の高速増殖炉BN‐600運開(4月)
1981
1982
1983
1984
・ソ連書記長が核融合発電炉の国際建設を提
案(10月)
1985
・米ソ首脳会談で核不拡散、核融合研究の協力
継続を確認(11月)
・ソ連チェルノブイリ4号機で史上最悪の事故(4
1986
月)
・ミサイル技術管理レジーム(MTCR:Missile Technology
1987 ・米ソが中距離核戦力全廃条約に調印(12月)
Control Regime)発足(4月)
・ソ連、高濃縮ウランの製造を停止
1988 ・ソ連の核融合試験装置「T-15」稼動開始(12
月)
・世界原子力発電事業者協会(WANO)がモスクワで設立(5
1989
月)
1990
・湾岸戦争が勃発(8月)
1991
・ロシアが旧ソ連のIAEA加盟を継承(1月)
・ロシア原子力省が発足(1月)
1992
・イランがロシアの原発輸入をIAEA総会で表明
(9月)
・ロシアの核関連施設「トムスク7」で事故爆発(5
1993
月)
1963
ロシアの核関連活動の歩み(3) 年
ロシアの核開発関連動向
・米国とロシアは、500トンの高濃縮ウランをロシ
1994 アから購入し、低濃縮化・転換し平和利用に資
することで合意
1995
・米ロが兵器級ウラン民需転換計画の経過を公
表(1月)
・ロシア・モスクワで原子力安全サミットの宣言と
1996
CTBTに関する声明を採択(4月)
・中国とロシアが連雲港原子力発電所建設に調
印(12月)
1997
1998
・ロシアと韓国が原子力協力協定を締結(5月)
1999 ・中国とロシアの共同建設予定の連雲港1号機
が正式着工(10月)
・ロシアがアルメニアと原子力協力協定締結で
2000
合意(8月)
・ロシア・プーチン大統領が国際再処理事業を
2001
可能にする三法案に署名(7月)
・ロシア下院、海外からの使用済み核燃料受入
2002
れを審査する委員会設置法案可決(3月)
2003
・ロシア、ロシア原子力庁(MINATOM)が連邦原
2004 子力庁(FAEA)に改組(3月)、首相府直属に移
行(5月)
・米露間による核兵器と核分裂物質の安全性を
改善する新構想「ブラチスラヴァ・イニシアティ
ブ」に基づいてソ連供給のあらゆる海外の研究
炉を転換することを公約。(2月)
・ロシア連邦原子力庁(RosAtom)とイラン原子
力庁(AEOI)がイラン・ブシェール原子力発電所
2005 (VVER-1000)の使用済み燃料のロシアへの返
還に関する議定書に調印(2月)
・ロシアとチリが原子力平和利用協定に調印(6
月)
・リビアのIRT-1原子炉にLEU燃料を供給。リビ
アの臨海実験装置及び10 MW原子炉は、2006
年1月及び2006年10月にそれぞれ完成(12月)
・ロシアのプーチン大統領が国際センター構想
「IAEAの協力下、核燃料サイクル・サービスを行
う」と発表(1月)
2006
・ロシア連邦原子力庁がリプレースメントを含め
電力需要拡大も伴い計6基の原子力発電所建
設する計画を表明(5月)
・ロシアのプーチン大統領がインドでクダンクラ
ム原子力発電所サイトへの4基軽水炉増設協力
で合意(1月)
2007
・ロシア、原子力産業再編法案が成立(2月)
・ロシア、原子力産業複合体「アトムエネルゴプ
ロム」が設立(4月)
・インドとロシアがインドクダンクラム原子力発電
2008 所にロシア製原子炉4基を建設することで合意
(2月)
・独シーメンズと露ロスアトム社が合弁会社設立
で覚書(3月)
・ロシアとモンゴルが原子力協力協定に調印(3
2009
月)
・ロシアとナイジェリアが原子力協力で覚書調印
(3月)
財団法人安全保障貿易情報センター(CISTEC)
西側の核関連活動、国際機関、国際レジーム及び
関連条約等の主な動き
・ココム解体(3月)
・IAEA総会で核実験中止を決議(9月)
・ワッセナー・アレンジメント(WA:Wassenaar Arrangement)発
足(7月)
・NSG総会が中国などの新規加盟を承認(5月)
(資料)The Nuclear Threat Initiative(http://www.nti.org/)、核不拡散から考える「国際(地域)核燃料サイクル構想」の研究、東京大学大学院
GCOE プログラム(GoNERI)国際保障学研究会、「核不拡散から考える核燃料サイクルの国際化」、東京大学大学院GCOE プログラム(GoNERI)
国際保障学研究会、平成3年度原子力白書、第9章 核不拡散 2.核不拡散に関する国際的協議 (2)原子力資材の輸出に関するガイドライン
(ロンドンガイドライン) 、RIST(財団法人 高度情報科学技術研究機構)の「中国核工業総公司 (13-01-02-03)」、日本原子力産業協会監修「原
子力年鑑2010」日刊工業新聞社などの情報を基にCISTEC作成
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