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集落に春を告げる 触れ太鼓の音
柿 月 生の神道地区に伝わる 「石仏山祭り」が 一列になって雪道を進みまし た。山道を300メートルほ ど上ったところに「女人禁制」 の 看 板 が 立 て ら れ て い ま す。 神域に女性が立ち入ることは できません。ナタなどの刃物 も持ち込めないことから、大 きな木が生い茂り、昼間でも 薄暗い空間が広がっていま す。前立と呼ばれる高さ約 ㍍ の 巨 石 の 前 で 祝 詞 を 上 げ、 玉ぐしを捧げるなど、神事が 行われました。 の開始を知らせる触れ太鼓を うっすらと積もった朝、祭り す。原始的な信仰の形を残し でいうと本殿にあたるもので 仰されています。前立は神社 は社殿がありませ 石仏山に かたいし ん が、「 像 石 神 社 」 と し て 信 先頭に、神職や氏子が石仏山 定されています。 ていることから県の史跡に指 人が 災害に強い地域づくり学ぶ 災害ボランティアセミナー いた氏子が合流し、約 を目指します。太鼓の音を聞 日 に 行 わ れ ま し た。 雪 が 3 続けられた 町社会福祉協議会の防災・ 減災力向上災害ボランティア 場 合、 人 の 繋 が り が 崩 壊 し、 りできず、不公平感が残った 月 大きな傷跡になります」と避 の対応」と題して講演し、東 =が「地域から考える災害時 ダーの北村裕一さん=金沢市 県支部防災ボランティアリー しました。日本赤十字社石川 普段の地域の課題が災害発生 な り ま す。 担 い 手 不 足 な ど、 止の見回り活動なども必要と て、被災者自身による犯罪防 や消防も対応に追われてい した。災害発生時には、警察 日ごろからの備えと、地域の 日本大震災被災地救援活動を した。 た。子どもに対しては、大人 めました。 参加者は真剣な表情で耳を 傾け、防災に対する知識を深 を実演しました。 る方法や、簡易トイレづくり 救急法指導員の北村さん は、毛布を担架として利用す 重要であると強調しました。 など、具体的に伝えることが れてくるものに気を付ける」 の言葉が通用しないため「倒 つながりが大切だと話しまし 避難者の気持ちは、時間と 共に変化するため、変化に応 時 に 改 め て わ か る こ と か ら、 従事者や住民など のとで開かれ、ボランティア 講座が 日、コンセール じ た 対 応 が 必 要 で す。「 気 配 雪が降る中、豊作を願う神事が さいし ら し い 宣 言 で す。 町 を 引 っ 触れ太鼓を先頭に、新雪を踏みしめて進む 祭祀遺跡・石仏山で伝統の祭り 集落に春を告げる 触れ太鼓の音 都庁舎を訪れ、作成した防災 宣言を持木町長に報告しまし の防災宣言」 をまとめました。 張っていく中学生になるよう 地域に応じた「私たちの防災宣言」作成 た。町長は「中学校の垣根を 生徒の居住地に応じて「さと 期待します」と講評しました。 越え、思いやりあふれたすば やま」 「さとうみA」「さとう 中学生が地域防災の誓い 人 が 集 ま り ま し た。 3 15 難所運営の難しさに言及しま 21 人が参加 2 月 日、能都中学校で防 災学習会が開かれ、町内の 中学の 宣言は能登半島地震が発生し 日まで、コンセール みB」の 種類が作成されま 月 2 通じて感じたことを紹介しま 90 生 徒 は 事 前 に、 自 校 で ア ン た 25 のとに掲示されました。 3 02 03_NOTO+2016.04 03_NOTO+2015.09 した。 れぞれ作成した「私たちの防災宣言」 女人禁制となる結界に、しめ縄を張る氏子たち 「地域のつながりが大切」と話す北村さん 日には生徒たちが役場能 生徒の居住地に応じて分けられた 3 班でそ ケートを実施していて、様々 宣言書を手に笑顔を見せる生徒たち 3 4 な考えを取り入れて「私たち 10 4 17 3