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鶴賀電機株式会社

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鶴賀電機株式会社
MODEL 8527
モータスライダー式耐電圧絶縁試験器
取扱説明書
鶴賀電機株式会社
H28.11.21
I-01840
安全にご使用いただくために
本製品を安全にご使用いただくために、次の注意事項をお守りください。
この取扱説明書では、機器を安全に使用していただくために、次のようなシンボルマークを使用して
います。
警告
取扱いを誤った場合に、使用者が死亡又は重傷を負う危険な状態が生じることが想定
される場合、その危険をさけるための注意事項です。
注意
取扱いを誤った場合に、使用者が軽傷を負うか、又は物的損害のみが発生する危険な
状態が生じることが想定される場合の注意事項です。
 警
告
本器は高電圧を出力します。感電の恐れがありますので次の事項を厳守し
てください。
・ 試験中は出力端子、高電圧ケーブル及び試験物には触れないでください。
本 体 に の 記 号 を表 示 し てい る 部 分は 、 高 電圧 を 発 生す る 危険 な 箇 所で す 。
・保護接地端子は必ず大地にアースしてください。
・出力を大地アースや商用電源ラインに短絡させないでください。
本器のケースが高電圧に充電され危険です。また、本器の故障にもつな
がります。
・操作時は電気作業用のゴム手袋を着用してください。
・被試験物へ接続するケーブルは付属の高電圧ケーブル、又は使用電圧に
適合した電線をご使用ください。
・ 電 源 ス イ ッ チ の ON/OFFは 繰 り 返 さ な い で く だ さ い 。 故 障 の 原 因 に も な り
危険です。
・設置の場所
本製品は次に掲げる爆発性物質及び可燃物性、さらに、それらを含有す
る物性を使用される所、保管される場所では絶対に設置して使用しない
でください。(労働安全衛生法施工令別表1危険物)
[爆 発 性 の 物 ][可 燃 性 の 物 ][引 火 性 の 物 ][可 燃 性 の ガ ス ][酸 化 性 の 物 ]
※8527は内部に金属製の物質が使用されています。腐食・錆の発生
による劣化、電気的な火花により爆発・引火する恐れがあります。
・8527の上部に物を置いたり、踏み台としないでください。
※放熱状態が悪くなり、内部の温度が上昇し故障の原因となります。
※上部が変形する恐れがあります。
・容量性の負荷(試験物)に電圧を印加すると、負荷の容量分の値によっ
ては、無負荷より出力電圧が上昇することがあります。また電圧依存性
のある負荷(試験物)の場合には、波形歪みが生じることがあります。
試 験 電 圧 2kVの 場 合 で す と 2000pF以 下 の 容 量 の 影 響 は 無 視 で き ま す 。
 注
意
供給電源について以下の事柄に注意してください。
本器は500VAの高電圧トランスを搭載しています。次の場合本器を
接 続 し て い る 商 用 電 源 ラ イ ン 等 に 、 相 当 大 き な 電 流 (数 10A)が 流 れ る 場 合
があります。
・ 耐 電 圧 試 験 ス タ ー ト 直 後 の 数 10ms。
・ 被 試 験 物 が 不 合 格 だ っ た 場 合 、 本 器 が 不 合 格 判 定 す る ま で の 数 10ms。
供給電源ラインの容量、またそのラインに接続されている他の機器等に
考慮してください。
また、交流安定化電源装置を使用した場合、その装置の電流制限回路の動
作により、出力を高速でON/OFFします。よって本器の高電圧出力に
相当大きなサージ電圧を発生させ、大変危険です。
 注
意
・次のような場所では使用しないでください。故障、誤動作等のトラブル
の原因になります。
 雨、水滴、日光が直接当たる場所。
 高温、多湿やほこり、腐食性ガスの多い場所。
 外来ノイズ、電波、静電気発生の多い場所。
 不安定な場所や機械的振動の多い場所。
 高感度の測定器や受信機が周囲にある場所。
・ケースを開けたり、本体を改造しないでください。感電の危険やトラブ
ルの原因となります。
・異常な動作が発生した場合は、直ちに電源スイッチを切り電源コードを
コンセントから抜いてください。
・保守、点検される時は、必ず使用を停止し電源を切ってください。
・振動のしている所、衝撃をうける所では使用しないでください。
故障の原因となります。
保管・運搬について
 警
告
・雨などの水滴がかからないようにしてください。
※感電、動作不良の恐れがあります。
・横にしないでください。取り扱いに注意して、振動などにより倒れない
ようにしてください。
※内部の機構が損傷、動作不良の恐れがあります。
 注
意
・運搬時はシャーシ(底板)を持ってください。
高電圧出力端子部の赤色のブッシング(3項、各部の名称と機能の⑨
参照)を持って運搬しないでください。
※ブッシング(赤色)が破損し、8527が落下して大けがの恐れがあ
ります。
・運搬は機械的振動、衝撃を極力少なくしてください。
※内部の機構が損傷、動作不良の恐れがあります。
インターロックについて
8527はインターロック機能を装備しています。
インターロック機能作動中は試験ができません。
付 属 の REMOTE/OUT プ ラ グ を 裏 面 の REMOTE/OUT コ ネ ク タ  に 差 し 込 ん で か ら STOP ス イ ッ チ ② を
押すとインターロックが解除されます。
イ ン タ ー ロ ッ ク 機 能 に つ い て は 15.3項 ( P48) を 参 照 し て く だ さ い 。
目
次
頁
1.はじめに
………………………………………………………………………………………………… 1
1.1●出荷時の設定
………………………………………………………………………………… 1
2 . ご 使 用 前 の ご 確 認 ……………………………………………………………………………………… 2
2.1●開梱時の点検
………………………………………………………………………………… 2
2.2●取り扱い上の注意
…………………………………………………………………………… 2
3 . 各 部 の 名 称 と 機 能 ……………………………………………………………………………………… 3
3.1●前面パネルの説明
…………………………………………………………………………… 3
3.2●裏面パネルの説明
…………………………………………………………………………… 7
3 . 3 ● 表 示 器 の 状 態 表 示 と 説 明 書 上 で の 表 記 ………………………………………………… 8
4.ご使用前の準備
………………………………………………………………………………………… 9
4.1●出力電圧計の零位調整
……………………………………………………………………… 9
4.2●保護接地端子の接続
………………………………………………………………………… 9
4.3●外部制御機器との接続
……………………………………………………………………… 9
4.4●高電圧ケーブルの接続
……………………………………………………………………… 9
4.5●電源コードの接続
………………………………………………………………………… 10
4.6●電源の投入としゃ断
……………………………………………………………………… 10
4.7●試験の前に
…………………………………………………………………………………… 11
4.7.1 パ ワ ー オ ン ゼ ロ ボ ル ト ス ラ イ ダ ー 機 能 ………………………………………………… 11
5.各モードでの設定項目
……………………………………………………………………………… 13
5.1●READY状態
……………………………………………………………………………… 13
5.2●試験条件設定モード
……………………………………………………………………… 13
5.3●メモリー書き込みモード
………………………………………………………………… 13
5.4●メモリー読み出しモード
………………………………………………………………… 13
6.試験モードの種類と設定のながれ
……………………………………………………………… 14
6.1●試験モードの種類
………………………………………………………………………… 14
6.2●設定のながれ
………………………………………………………………………………… 14
7.モータスライダーの操作方法
…………………………………………………………………… 15
7.1●モータスライダー操作の概要
…………………………………………………………… 15
7.2●モータスライダーの手動操作方法
…………………………………………………… 16
7.3●モータスライダーの自動操作方法
…………………………………………………… 16
8.耐電圧試験条件の設定
……………………………………………………………………………… 17
8.1●モータスライダー電圧設定
……………………………………………………………… 17
8.2●基準電圧の設定
……………………………………………………………………………… 18
8.3●上限漏れ電流の設定
……………………………………………………………………… 20
8.4●下限漏れ電流の設定
……………………………………………………………………… 21
8.5●試験時間の設定
……………………………………………………………………………… 23
9.絶縁抵抗試験条件の設定
………………………………………………………………………… 25
9.1●絶縁抵抗試験レンジの設定
……………………………………………………………… 25
9.2●上限抵抗値の設定
………………………………………………………………………… 26
9.3●下限抵抗値の設定
………………………………………………………………………… 28
9.4●マスクタイマー時間の設定
……………………………………………………………… 29
9.5●試験時間の設定
……………………………………………………………………………… 30
9.6●放電機能設定
………………………………………………………………………………… 32
……………………………………………………………………………………… 33
10.メモリー機能
10. 1 ● メ モ リ ー の 構 成
……………………………………………………………………………… 33
10. 2 ● メ モ リ ー 書 き 込 み
………………………………………………………………………… 33
10. 3 ● メ モ リ ー 読 み 出 し
………………………………………………………………………… 34
10. 4 ● メ モ リ ー に よ る モ ー タ ス ラ イ ダ ー 電 圧 調 整
………………………………………… 35
11.試験方法(スタートから判定結果まで)
………………………………………………… 36
11. 1 ● W 試 験 ( 耐 電 圧 試 験 )
…………………………………………………………………… 36
11. 2 ● I 試 験 ( 絶 縁 抵 抗 試 験 )
………………………………………………………………… 38
11. 3 ● W - I 試 験 ( 耐 電 圧 → 絶 縁 抵 抗 試 験 )
……………………………………………… 39
11. 4 ● I - W 試 験 ( 絶 縁 抵 抗 → 耐 電 圧 試 験 )
……………………………………………… 40
12.キーロック
………………………………………………………………………………………… 41
13.特殊テストモード
………………………………………………………………………………… 42
目
次
頁
14.リモートコントロール
…………………………………………………………………………… 43
14. 1 ● R E M O T E コ ネ ク タ に よ る 操 作
……………………………………………………… 43
14. 2 ● R E M O T E 端 子 台 に よ る 操 作
………………………………………………………… 44
14. 3 ● R E M O T E / O U T コ ネ ク タ に よ る 操 作
………………………………………… 44
14. 4 ● R E A R : M O D E よ る 操 作
…………………………………………………………… 45
14. 5 ● R E M O T E / O U T コ ネ ク タ に よ る モ ー タ ス ラ イ ダ ー 電 圧 調 整
…………… 46
14. 6 ● 各 リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル の 優 先 順 位
…………………………………………………… 46
15.外部制御
……………………………………………………………………………………………… 47
15. 1 ● R E M O T E / O U T コ ネ ク タ に よ る 制 御
………………………………………… 47
15. 2 ● コ ネ ク タ ピ ン 配 列 と 機 能 …………………………………………………………………… 47
15. 3 ● イ ン タ ー ロ ッ ク 信 号
………………………………………………………………………… 48
15. 4 ● 保 護 機 能 動 作 ( P R O T E C T I O N )
…………………………………………… 48
15. 5 ● 出 力 信 号 と 制 御 用 電 源
……………………………………………………………………… 49
1 6 . ス テ ー タ ス 出 力 ……………………………………………………………………………………… 50
16. 1 ● S T A T U S O U T の 出 力 名 と 出 力 条 件
………………………………………… 50
16. 2 ● ス テ ー タ ス 出 力 仕 様
………………………………………………………………………… 50
16. 3 ● ス テ ー タ ス 出 力 条 件 の 設 定
……………………………………………………………… 51
17.タイミングチャート
……………………………………………………………………………… 52
17. 1 ● モ ー タ ス ラ イ ダ ー 動 作
……………………………………………………………………… 52
17. 2 ● モ ー タ ス ラ イ ダ ー 停 止 後 、 試 験 終 了 ま で
…………………………………………… 53
1 8 . ブ ザ ー 音 の 調 整 ……………………………………………………………………………………… 54
19.電圧モニター出力
………………………………………………………………………………… 55
20.エラーメッセージ
………………………………………………………………………………… 56
21.保守・故障について
……………………………………………………………………………… 57
21. 1 ● お 手 入 れ に つ い て
…………………………………………………………………………… 57
21. 2 ● 故 障 か な と 思 っ た ら
………………………………………………………………………… 57
21. 3 ● ヒ ュ ー ズ の 交 換
……………………………………………………………………………… 57
21. 4 ● 長 期 間 、 故 障 な く お 使 い 頂 く に は
……………………………………………………… 58
22.仕様
…………………………………………………………………………………………………… 59
1.はじめに
本製品を正しくお使いいただくために、ご使用前にこの取扱説明書をよくお読み
ください。この取扱説明書は、本製品をお使いになる担当者のお手元に確実に届
くようお取り計らいください。また、いつでも読めるよう本製品の近くに備えて
ください。
8527は、高電圧を取り扱いますので、作業者の安全に対し多数の配慮を施し、
多くの保護機能を持った設計を行っています。
・ 耐 電 圧 試 験 器 と し て は 最 大 出 力 5kV、 出 力 容 量 500VAの 能 力 が あ り 電 気 用 品 安 全
法をはじめ各種規格に基づく電子機器・電子部品の耐電圧試験ができます。
・耐電圧試験用の試験電圧調整は、モータによって自動的に設定されます。
・ 試 験 電 圧 が 設 定 値 の ± 5% 又 は ± 50Vい ず れ か 大 き い 値 の 範 囲 に 入 ら な い と 試 験
を開始しない基準電圧設定、上下限漏れ電流設定、タイマー機能により正確な
試験ができます。
・ 絶 縁 抵 抗 試 験 器 と し て 、 500V/2000MΩ 及 び 1000V/2000MΩ の 2レ ン ジ を 持 っ て い
ます。
・ 試 験 電 圧 ・ 電 流 ・ 試 験 時 間 の 表 示 は 見 や す い 緑 色 大 型 LED表 示 器 を 採 用 し て い ま
す。
・ 各 種 規 格 及 び 法 律 に 規 定 さ れ た 試 験 条 件 の 書 き 込 み 、 読 み 出 し が で き る 9点 の メ
モリーを備えています。
・ステータス出力として試験中、判定結果などをリレー接点で出力します。
・ REMOTE/OUT コ ネ ク タ に よ り 、 本 器 の 状 態 に 合 わ せ て 待 機 中 、 試 験 中 、 判 定 結
果などの出力信号をオープンコレクタで出力します。
・外部より試験のスタート、ストップが可能なリモートコントロール用コネクタ
及びリモートコントロール端子を設けていますので、判定結果及び出力信号と
併せて利用することにより自動化、省力化を推進できます。
1.1●出荷時の設定
工場出荷時は下記の初期値に設定しています。
機能
キーロック
ダブルアクション
GOODホ ー ル ド
モーメンタリ
FAILモ ー ド
パワーオンゼロ
ボルトスライダー
設定値
OFF
OFF
OFF
OFF
OFF
OFF
摘要
詳 細 内 容 は 12項 キ ー ロ ッ ク を 参 照 く だ さ い 。
詳 細 内 容 は 13項 特 殊 テ ス ト モ ー ド を 参 照 く だ
さい。
4.7.1項 参 照 し て く だ さ い 。
メ モ リ ー ( No.1~ No.9共 通 )
工 場 出 荷 時 に は メ モ リ ー No.1~ 9共 、 下 記 の デ ー タ を 書 き 込 ん で い ま す 。
ENTER キ ー と SHIFT キ ー を 同 時 に 押 し な が ら 電 源 を ONす る と 出 荷 時 の 設 定
になります。
試験モード
耐電圧試験条件
絶縁抵抗試験条件
スライダー電圧設定 OFF(0.00kV) 試 験 電 圧 レ ン ジ 0.5kV
基準電圧
OFF(0.00kV) 上 限 抵 抗 値
OFF(2000MΩ )
W-I
上限漏れ電流
10.0mA
下限抵抗値
10MΩ
下限漏れ電流
OFF(0.0mA)
マスクタイマー時間 0.3s
試験時間
60.0s
試験時間
60.0s
放電機能
ON
-1-
2.ご使用前のご確認
2.1●開梱時の点検
(1)開梱に当たって
お手元に届きましたら輸送中に損傷を受けていないかご確認の上、開梱し
てください。
万一、破損していたり仕様どおり作動しない場合は、お買い求め先又は当
社営業所にご連絡ください。
(2)収納品のチェック
梱包箱には本体と下記の標準付属品が収納されていますので、ご確認くだ
さい。
付属品リスト
高 電 圧 ケ ー ブ ル 2m
アース線
3m
電源コード
2.5m
REMOTE/OUTプ ラ グ
ヒューズ
10A
取扱説明書
RS-232Cイ ン タ フ ェ ー ス 取 扱 説 明 書
注意
1組
1本
1本 ( 3P→ 2P, E変 換 ア ダ プ タ 付 )
1個 ( 36P)
1本
1部
1部
外 部 通 信 用 RS-232C( Dサ ブ 9ピ ン ) コ ネ ク タ 、 形 名 5881-11-020( 9ピ ン -9ピ ン /2m)
は別売りです。お客様にてご用意される場合、取付けはインチピッチねじタイプ
をご使用願います。
2.2●取り扱い上の注意
8527は、高電圧を取り扱いますので安全性に十分留意して設計していますが、
最 大 5kVの 高 電 圧 を 外 部 に 供 給 し ま す の で 、 取 扱 い を 誤 れ ば 人 命 に か か わ る 事 故 が
起こる恐れがあります。事故防止のため、下記の注意事項を厳守の上、常に細心
の注意を払い安全を確認の上ご使用ください。
(1)保護接地端子(裏面)は付属のアース線を用いて確実に大地アースに接続
してください。接地が不完全であれば、出力を大地又は電源ラインに短絡
した場合、本器の外箱が高電圧に充電され、作業者が外箱に触れると非常
に危険です。
アース線が断線していないかどうかも確認してください。
 警
告
接地が不完全な場合、感電の恐れがあります。
(2)試験中は、出力端子、高電圧ケーブル、被試験物には、絶対に触れないで
ください。
( 3 ) 被 試 験 物 へ の 接 続 は 、 必 ず 出 力 OFF状 態 で LOW側 を 先 に 接 続 し て く だ さ い 。
(4)8527使用の際は、感電防止のためゴム手袋を着用してください。
-2-
3.各部の名称と機能
3.1●前面パネルの説明
11
12
13
14
15
RANGE
T IME
W AC
kV
I DC
MEMORY
J UD GE
M
s
kV
AC TEST VOLTAGE
I-TEST
W-I
READY
GOOD
GOOD
I-W
REMOTE
HIGH
HIGH
W
KEY LOCK
LOW
LOW
I
DISCHARGE
O N/O F F
ENT E R
SH IFT
LOC K
EX IT
No.
mA
HIGH SET
MΩ
LOW SET
M ODE
W-TEST
CUR REN T/R ESI STA NCE
kV
16
BUZ ZE R
DANGER
VO LTAG E SLI DE R
L OW
H IG H VO LT AGE
W RIT E
RE AD
S TART
R EM OTE
ONLI NE
ST OP
POWER
MO TOR BUSY
kV
UP
DOW N
OUTPUT
MAX 5kV
W/ I AUT O T EST ER MO DEL 85 27
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
① POWER
電 源 ス イ ッ チ で す 。 右 側 を 押 す と ON、 左 側 を 押 す と OFFし ま す 。
② STOP
試験動作の中断及び判定復帰、スライダーの停止用スイッチです。
③ START
試験開始スイッチです。
た だ し 、 REMOTE コ ネ ク タ ⑧ を 使 用 し た と き 、 又 は 裏 面 パ ネ ル の
REMOTE 端 子 台  及 び REMOTE/OUT コ ネ ク タ  よ り リ モ ー ト 操 作 す
るときは作動しません。
VOLTAGE SLIDER( 耐 電 圧 試 験 用 )
④ UP 、 DOWN
耐電圧試験の試験電圧を調整するキーです。
キ ー ロ ッ ク 機 能 を ONし た 時 、 無 効 と な り ま す 。
⑤スライダー表示器
スライダーの電圧を試験電圧に変換して表示します。
⑥ MOTOR BUSY ラ ン プ
スライダーが動作中のとき点灯します。
⑦ ONLINE ラ ン プ
RS-232Cイ ン タ ー フ ェ イ ス に よ る リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル 時 に 点 灯 し
ま す 。 ( 詳 細 は RS-232Cイ ン タ ー フ ェ イ ス の 取 扱 説 明 書 参 照 )
⑧ REMOTE
リモートコントロール用コネクタです。
⑨ HIGH VOLTAGE
試験電圧出力用の高電圧側端子です。
試 験 中 は 高 電 圧 を 出 力 し ま す 。 DANGER ラ ン プ ⑬ 点 灯 時 は 、 絶 対 に
触れないでください。感電する恐れがあります。
裏 面 パ ネ ル の HIGH VOLTAGE と 共 通 で す 。
⑩ LOW
試験電圧出力用の低電圧側端子です。本器のケースと同電位です。
⑪出力電圧計
出力電圧値を指示する指示電気計器です。
⑫零位調整器
耐電圧試験用電圧計のゼロを合わせます。非通電時に行います。
-3-
各部の名称と機能
⑬ DANGER ラ ン プ
試験電圧を出力しているとき点灯して警告します。
DANGER ラ ン プ ⑬ 点 灯 中 は 、 高 電 圧 ケ ー ブ ル 及 び 被 試 験 物 に は 絶 対
に触れないでください。感電する恐れがあります。
⑭ブザー
ブザーの開口部です。
 警
告
ブザーには、物を入れたり、ドライバー等の挿入は絶対にしな
いでください。
・金属片などで触れたりすると感電の恐れがあります。
・故障、誤動作等のトラブルの原因になります。
RANGE
○
○
W
AC
I
DC
TIME
○M
kV
AC TEST VOLTAGE
kV
⑮表示部
JUDGE
MEMORY
○
s
No.
CURRENT/RESISTANCE
mA
HIGH SET
MΩ
LOW SET
W-TEST
○
MODE
I-TEST
○
W-I
○ READY
GOOD
GOOD
○ I-W
○ REMOTE
HIGH
HIGH
○W
○ KEY
LOW
LOW
○I
○ DISCHARGE
LOCK
試験条件、試験結果などの情報を表示します。
READY ラ ン プ
READY状 態 の 時 に 点 灯 し ま す 。
REMOTE ラ ン プ
リモートコントロール時に点灯します。
点 灯 時 は START ス イ ッ チ ③ は 操 作 が 無 効 に な り ま す 。
KEY LOCK ラ ン プ
キ ー ロ ッ ク 機 能 を ONし た 時 に 点 灯 し ま す 。 点 灯 時 は START ス イ ッ チ
③ 及 び STOP ス イ ッ チ ② 以 外 は 操 作 が 無 効 に な り ま す 。
DISCHARGE ラ ン プ
READY状 態 で 放 電 機 能 設 定 を ONし た 時 に 点 灯 し ま す 。
試験中は消灯し絶縁抵抗試験後、放電中に点灯します。
W-I ラ ン プ
試験モード耐電圧試験→絶縁抵抗試験の時に点灯します。
I-W ラ ン プ
試験モード絶縁抵抗試験→耐電圧試験の時に点灯します。
Wラ ン プ
試験モード耐電圧試験の時に点灯します。
Iラ ン プ
試験モード絶縁抵抗試験の時に点灯します。
レンジ表示器 W AC
(RANGE)
I DC
耐 電 圧 試 験 の 電 圧 レ ン ジ を 表 示 し ま す 。 ( 5.0kV)
絶 縁 抵 抗 試 験 の 電 圧 レ ン ジ を 表 示 し ま す 。 (0.5kV又 は 1.0kV)
耐電圧試験の電圧表示
(AC TEST VOLTAGE)
READY状 態 で は 基 準 電 圧 値 を 、 試 験 中 は 出 力 端 子 の 電 圧 値 を 読 み と
って表示しています。
電 流 /抵 抗 表 示 器
(CURRENT/RESISTANCE)
(1)耐 電 圧 試 験 の 上 下 限 漏 れ 電 流 設 定 時 は 漏 れ 電 流 設 定 値 を 、 試 験 中
は測定値を表示します。
(2)絶 縁 抵 抗 試 験 の 上 下 限 抵 抗 設 定 時 は 抵 抗 設 定 値 を 、 試 験 中 は 測 定
値を表示します。
-4-
各部の名称と機能
RANGE
○
○
W
AC
I
DC
MEMORY
TIME
○M
s
kV
AC TEST VOLTAGE
JUDGE
○
No.
CURRENT/RESISTANCE
kV
mA
HIGH SET
MΩ
LOW SET
W-TEST
MODE
○ I-TEST
○
W-I
○ READY
GOOD
GOOD
○ I-W
○ REMOTE
HIGH
HIGH
○W
○ KEY
LOW
LOW
○I
○ DISCHARGE
LOCK
mA ラ ン プ
耐 電 圧 試 験 中 に 点 灯 し 、 電 流 /抵 抗 表 示 器 が 漏 れ 電 流 値 で あ る こ と を
表示します。
MΩ ラ ン プ
絶 縁 抵 抗 試 験 中 に 点 灯 し 、 電 流 /抵 抗 表 示 器 が 絶 縁 抵 抗 値 で あ る こ と
を表示します。
試験時間表示器
(TIME)
各試験(耐電圧試験と絶縁抵抗試験)ごとの試験時間を表示します。
試験中は試験ごとの残時間表示します。
試 験 時 間 を OFFに 設 定 し た 時 、 試 験 中 は 経 過 時 間 を 表 示 し ま す 。
Mラ ン プ
絶縁抵抗試験中、マスクタイマー時間中に点灯します。
HIGH
LOW
SET
SET
(1)耐 電 圧 試 験 中 、 上 限 漏 れ 電 流 設 定 時 に 点 灯 し ま す 。
(2)絶 縁 抵 抗 試 験 中 、 上 限 抵 抗 設 定 時 に 点 灯 し ま す 。
(1)耐 電 圧 試 験 中 、 下 限 漏 れ 電 流 設 定 時 に 点 灯 し ま す 。
(2)絶 縁 抵 抗 試 験 中 、 下 限 抵 抗 設 定 時 に 点 灯 し ま す 。
メモリーNo.表 示 器
(MEMORY No.)
メモリーモードの時、設定したメモリー番号を表示します。
W-TEST ラ ン プ
耐電圧試験中点灯します。
GOOD
耐電圧試験後、試験判定結果が合格の時に点灯します。
HIGH
耐電圧試験後、試験判定結果が上限不合格の時に点灯します。
LOW
耐電圧試験後、試験判定結果が下限不合格の時に点灯します。
I-TEST ラ ン プ
絶縁抵抗試験中点灯します。
GOOD
絶縁抵抗試験後、試験判定結果が合格の時に点灯します。
HIGH
絶縁抵抗試験後、試験判定結果が上限不合格の時に点灯します。
LOW
絶縁抵抗試験後、試験判定結果が下限不合格の時に点灯します。
-5-
各部の名称と機能
WRITE
READ
⑯設定キー
▲
WRITE

READ
ON/OFF
ENTER
LOCK
EXIT
SHIFT
基準電圧、漏れ電流、試験時間などの試験条件の設定、及びメモリ
ーの書き込み、読み出しを行うキーです。
各設定項目を左方向に順送りに選択するキーです。
( SHIFT キ ー と 同 時 に 押 す と WRITE キ ー と な り 、 メ モ リ ー の 書 き
込みに使用します。)
各設定項目を右方向に順送りに選択するキーです。
( SHIFT キ ー と 同 時 に 押 す と READ キ ー と な り 、 メ モ リ ー の 読 み
出しに使用します。)
▲
設 定 値 の 1桁 目 を 1digitず つ 上 昇 さ せ る キ ー で す 。
( SHIFT キ ー と 同 時 に 押 す と
キ ー と な り 、 設 定 値 の 2桁 目 を
1digitず つ 上 昇 さ せ ま す 。 )
押し続けると連続して上昇させます。
▼
設 定 値 の 1桁 目 を 1digitず つ 下 降 さ せ る キ ー で す 。
( SHIFT キ ー と 同 時 に 押 す と
キ ー と な り 、 設 定 値 の 2桁 目 を
1digitず つ 下 降 さ せ ま す 。 )
押し続けると連続して下降させます。
ON/OFF
LOCK
各設定項目の設定要否を選択するキーです。
( SHIFT キ ー と 同 時 に 押 す と LOCK キ ー と な り 、 キ ー ロ ッ ク の 設
定/解除ができます。)
ENTER
EXIT
試験条件の設定終了、メモリー設定時の決定に使うキーです。
( SHIFT キ ー と 同 時 に 押 す と EXIT キ ー と な り 、 設 定 モ ー ド 及 び
メ モ リ ー モ ー ド を 中 断 し 、 READY状 態 に 戻 り ま す 。 )
SHIFT
シフトキーで、他のキーと組み合わせて使用します。
(各キーの青色で表示した機能が有効になります。)
-6-
各部の名称と機能
3.2●裏面パネルの説明
18
19
20
22
RS-232C
FUSE
T10AH 125V
100V
21
50/60Hz
HIGH VOLTAGE
REMOTE/OUT
OUTPUT
注
17
REMOTE
STATUS OUT
意
CAUTION
保護接地端子は確実に
大地アースしてください。
ENSURE GROUNDING OF
PROTECTIVE EARTH TERMINAL.
26
a
MAX 5kV
c
START
C
STOP
C REAR:ON C
VOLTAGE MONITOR
NC
+
25
LOW
-
24
23
⑰保護接地端子
大地接地用端子です。
付属のアース線(緑色)を使用して、必ず大地へ接地してください。
本器のケースと同電位です。
⑱ FUSE 10A
ヒューズソケットです。ヒューズの定格は下表を参照してください。
区分
標準品
電源電圧 ヒューズ定格
AC100V
125V 10A
AC115V
AC200V
オプション
AC220V
250V 5A
AC240V
耐ラッシュ形ですので添付ヒューズ以外は使用しないでください。
⑲ 100V~ 50/60Hz
供給電源接続用インレットです。
付 属 の 電 源 コ ー ド ( 3P) に 適 合 し ま す 。
⑳ RS-232C
シ リ ア ル 通 信 RS-232C( Dサ ブ 9ピ ン ) コ ネ ク タ で す 。
インタフェース取扱説明書を参照してください。
 REMOTE/OUT
設定用入力及び出力信号を出力するコネクタです。
詳 細 は 15.1項 ( P47)を 参 照 し て く だ さ い 。
 HIGH VOLTAGE
試験電圧出力用の高電圧側端子です。
試 験 中 は 高 電 圧 を 出 力 し ま す 。 DANGER ラ ン プ ⑬ 点 灯 時 は 、 絶 対 に
触れないでください。感電する恐れがあります。
前 面 パ ネ ル の HIGH VOLTAGE と 共 通 で す 。
 LOW
試験電圧出力用の低電圧側端子です。本器のケースと同電位です。
 VOLTAGE MONITOR
耐電圧出力のモニター出力です。
出 力 電 圧 : DC0~ 5V( AC0~ 5kVに 対 し て )
-7-
各部の名称と機能
 REMOTE
リモートコントロール用端子台です。
START C
REAR:ON C 端 子 が 短 絡 状 態 の 時 、 START C 端 子 を 短 絡 す る と 試 験
を開始します。
な お 、 前 面 パ ネ ル の REMOTE コ ネ ク タ ⑧ 使 用 時 は 、 START C 端 子 は
無効になります。
STOP C
端子間を短絡すると、試験動作の中断及び判定結果の復帰ができます 。
REAR:ON C
端子間を短絡すると、裏面端子台から試験開始が可能となり、前面
パ ネ ル の START ス イ ッ チ ③ は 無 効 と な り ま す 。
詳 細 は 14.2( P43) を 参 照 し て く だ さ い 。
 STATUS OUT
ステータス出力用端子台です。
詳 細 は 16.1( P50) を 参 照 し て く だ さ い 。
3.3●表示器の状態表示と説明書上での表記
数字表示器
面発光表示器
LEDランプ
点灯状態
GOOD
● W-TEST
点滅状態
GOOD
◎ W-TEST
消灯状態
GOOD
○ W-TEST
-8-
4.ご使用前の準備
4.1●出力電圧計の零位調整
電 源 ス イ ッ チ を ONす る 前 に 、 出 力 電 圧 計 ⑪ の 指 針 は “ 0” を 表 示 し て い る か 確 認 し
てください。
ずれている場合はマイナスドライバーで零位調整器⑫を回して調整してください。
4.2●保護接地端子の接続
保護接地端子⑰を付属のアース線を用いて大地に接地してください。接地が不完
全な時や、出力を大地又は電源ラインに短絡した時は本器の外箱が高電圧に充電
され、外箱に触れた時危険です。また大地アース線が断線していないか使用の際、
必ず点検してください。
 警
告
接地が不完全な場合、感電の恐れがあります。
4.3●外部制御機器との接続
REMOTE コ ネ ク タ ⑧ 、 REMOTE 端 子 台  、 REMOTE/OUT コ ネ ク タ  及 び STATUS
OUT 端 子 台  に 外 部 制 御 機 器 を 接 続 で き ま す 。
接 続 方 法 は 14~ 15項 ( P43~ 50) を 参 照 し て く だ さ い 。
4.4●高電圧ケーブルの接続
出力部の選択
高電圧出力を前面パネル側又は裏面パネル側のいずれから取り出すかを選択し
てください。試験中は前後の高電圧出力端子は共に高電圧に充電されます。
前面パネル選択時
HIGH VOLTAGE 端 子 ⑨ 及 び LOW 端 子 ⑩ に 付 属 の 高 電 圧 ケ ー ブ ル を 接 続 し ま す 。
裏面パネル選択時
HIGH VOLTAGE 端 子  及 び LOW 端 子  に 付 属 の 高 電 圧 ケ ー ブ ル を 接 続 し ま す 。
高電圧ケーブルは付属のケーブル、又は使用電圧に適合した電線をご使用くださ
い。
 警
告
・ 高 電 圧 ケ ー ブ ル の 接 続 は 必 ず 出 力 OFF状 態 で 出 力 電 圧 計 ⑪ が
“ 0” Vを 指 示 し て い る の を 確 認 し て か ら 行 っ て く だ さ い 。
感電の恐れがあります。
・付属の高電圧ケーブルのワニグチクリップのビニール被覆部
は、絶縁耐電圧がありませんので試験中は絶対に触れないで
ください。感電の恐れがあります。
・高電圧出力の引き出しは、前面パネル又は裏面パネルのいず
れかで行ってください。前面パネルと裏面パネルの併用は危
険ですので、絶対に行わないでください。
-9-
ご使用前の準備
LOW 端 子 に 低 電 圧 側 ケ ー ブ ル を 接 続 し た 後 、 必 ず 抜 止 金 具 を 端 子 に 固 定 し て く だ
さい。
 警
告
低電圧側ケーブルがはずれると被試験物全体が高電圧に充電さ
れ感電する恐れがあります。
4.5●電源コードの接続
本 体 の 電 源 ス イ ッ チ POWER ① が OFFに な っ て い る の を 確 認 し た 後 、 付 属 の 電 源 コ
ードを裏面の供給電源接続用インレットに接続します。
電 源 コ ー ド の 差 し 込 み プ ラ グ ( 3P) を 接 地 極 付 コ ン セ ン ト に 接 続 し ま す 。
 警
告
電 源 電 圧 は AC100Vで あ る こ と を 確 認 し て く だ さ い 。
AC90V~ 110Vの 範 囲 で お 使 い く だ さ い 。
この範囲外では故障や動作不完全の原因になります。
オ プ シ ョ ン の 標 準 外 電 源 電 圧 の 場 合 は 、 公 称 電 圧 の ± 10% の 範
囲内でご使用ください。
4.6●電源の投入としゃ断
電 源 し ゃ 断 時 の 試 験 条 件 は 、 電 源 を OFFし て も 保 持 さ れ 、 次 回 電 源 ON時 に そ の 条 件
で復帰します。
し ゃ 断 は 、 READY ラ ン プ 点 灯 状 態 で 電 源 を OFFし て く だ さ い 。
 警
告
本器は、機械的なモータスライダー式の試験器です。
標 準 工 場 出 荷 時 の 設 定 で は 、 POWER ス イ ッ チ ① を ONし た と き
耐 電 圧 試 験 の 設 定 電 圧 は 、 POWER ス イ ッ チ ① し ゃ 断 前 と 同 じ
に な り ま す の で 注 意 し て く だ さ い 。 基 準 電 圧 設 定 と VOLTAGE SL
IDERの 表 示 を 確 認 の 上 、 ご 使 用 願 い ま す 。 確 認 な し で 絶 対 に 試
験開始しないでください。
 注
意
試 験 電 圧 出 力 中 に POWER ス イ ッ チ ① を OFFし な い で く だ さ い 。
故障の原因になります。 ただし、試験物等の異常等で
STOP ス イ ッ チ を 押 し て も 電 圧 出 力 が 下 が ら な い よ う な 非 常 停
止の場合は除きます。
-10-
ご使用前の準備
4.7●試験の前に
1) 操 作 の 前 に 2.2項 取 り 扱 い 上 の 注 意 を 熟 読 し て か ら 、 POWER ス イ ッ チ を
ONし て く だ さ い 。
2) POWER ス イ ッ チ を ON後 、 表 示 器 の ラ ン プ テ ス ト を し ま す 。
ランプテストが終了すると、スライダー表示器は、電源しゃ断前の試験条件に
より決まります。
○ パ ワ ー オ ン ゼ ロ ボ ル ト ス ラ イ ダ ー 設 定 = ONし て い る と ス ラ イ ダ ー 表 示 器 は
O.00kVに な り ま す 。
○ パ ワ ー オ ン ゼ ロ ボ ル ト ス ラ イ ダ ー 設 定 = OFFし て い る と ス ラ イ ダ ー 表 示 器 は
スライダー電圧設定値になります。
○ パ ワ ー オ ン ゼ ロ ボ ル ト ス ラ イ ダ ー 設 定 = OFF、 ス ラ イ ダ ー 電 圧 設 定 値 = OFFの
ときは、スライダーは昇降せずスライダー電圧を試験電圧に換算して表示し
ます。
4.7.1
パワーオンゼロボルトスライダー機能
RANGE
kV
W
AC
I
DC
TIM E
M EM ORY
JU DGE
M
s
kV
A C T EST V OLTAG E
No.
C URREN T/ RESIST AN CE
mA
MΩ
kV
MOD E
W-TE ST
I-TES T
W-I
RE ADY
GOO D
GO OD
I-W
RE MOT E
HIG H
HI GH
W
KEY L OC K
LO W
LOW
I
DISCH AR GE
ON/OF F
ENTER
SHIFT
L OCK
EXIT
HIG H SET
LOW SET
BU ZZ ER
DANGER
VO LTAG E SL IDER
LOW
HIGH VOL TAGE
WR ITE
RE AD
S TART
R EMOT E
O NLI NE
S TOP
POWE R
MO TOR B USY
kV
UP
DOWN
OUTPUT
MAX 5kV
W/I AUTO TESTER MODEL 8527
電源投入時の、耐電圧試験用のスライダー電圧の状態を選択します。
 注
意
試 験 前 にス ラ イ ダー 表 示 値を 確 認 して か ら試 験 を 行っ て く ださ い 。
設定手順
パワーオンゼロボルトスライダーの設定モードに入る
① DOWN キ ー を 押 し な が ら 電 源 を ONし ま す 。
② こ の 間 ラ ン プ テ ス ト 状 態 に な り ま す 。 た だ し DANGER ラ ン プ は 、 約 3秒 の ラ ン プ
テストとなります。
次 に スラ イ ダー 表示 器 ⑤が 又 は 点灯 表 示し ま す。
こ の と き DOWN キ ー か ら 手 を 離 し て も 構 い ま せ ん 。
設定の変更
こ の 状 態 で DOWN
キー を 押す ご とに 又 はの 選 択が で きま す 。
終了
電 源 OFFし ま す 。
変更した設定を有効にする
電源を再投入すると新しい設定が有効になります。
-11-
ご使用前の準備
設定後の電源投入時のスライダー動作について
[ONの と き ]
・前面パネルの表示器がランプテスト状態になります。
・ ス ラ イ ダ ー 表 示 器 は 降 下 し な が ら 0.00kVに な り ま す 。 こ の 間 、 ラ ン プ テ ス ト
状 態 に な り ま す 。 た だ し DANGER ラ ン プ は 、 約 3秒 の ラ ン プ テ ス ト と な り ま す 。
注 意 ) 電 源 投 入 時 か ら ス ラ イ ダ ー 電 圧 0.00kVに 至 る ま で の 制 御 信 号 、 コ マ ン ド に つ い て
① START 、 STOP ス イ ッ チ や キ ー 操 作 も 受 け 付 け ま せ ん 。
② REMOTE/OUT コ ネ ク タ の 有 無 や 設 定 条 件 に 関 係 な く 0.00kVに な り ま す 。
③ RS-232Cの コ マ ン ド も 受 け 付 け ま せ ん 。
[OFFの と き ]
・しゃ断前の試験条件にスライダー電圧を設定していると、電源投入後、ランプ
テストした後、スライダーが昇降します。
-12-
5.各モードでの設定項目
5.1●READY状態
POWER ス イ ッ チ ① を ONす る と 、 ラ ン プ テ ス ト 後 、 READY が 点 灯 し READY状 態 に な
ります。
自 動 試 験 モ ー ド ( W-I、 I-W) で の READY状 態 で は 、 耐 電 圧 試 験 と 絶 縁 抵 抗 試 験 の 試
験 条 件 設 定 が 2秒 周 期 で 交 互 に 表 示 し ま す 。
試験条件は、電源しゃ断前の状態を表示します。
START ス イ ッ チ ③ を 押 す と 試 験 を 開 始 し ま す 。
READY状 態 で は 、 次 の 5項 目 の 設 定 が で き ま す 。
(1)試験条件の設定
8~ 9項 ( P17~ 32) 参 照
(2)キーロック
12項 ( P41) 参 照
(3)ブザー音の調整
18項 ( P54) 参 照
( 4 ) ス テ ー タ ス 出 力 条 件 の 設 定 16.3項 ( P51) 参 照
(5)特殊テストモード
13項 ( P42) 参 照
①ダブルアクション
② GOODホ ー ル ド
③モーメンタリ
④ FAILモ ー ド
5.2●試験条件設定モード
READY状 態 で  ( 又 は  ) キ ー を 押 す と READY が 消 灯 し て 、 試 験 条 件 設 定 モ
ードになります。
試験条件設定モードでは、試験モードと試験条件の設定、変更ができます。
ENTER キ ー を 押 す と 設 定 を 終 了 し 、 READY状 態 に な り ま す 。
設定項目
試験モード
試験条件
8~9項(P17~32) 参照
5.3●メモリー書き込みモード
試 験 条 件 設 定 モ ー ド で 試 験 条 件 設 定 後 WRITE キ ー ( SHIFT と  同 時 ) を 押 す と
メ モ リ ー No.の チ ャ ン ネ ル 番 号 を 点 滅 表 示 し メ モ リ ー 書 き 込 み 状 態 に な り ま す 。
メ モ リ ー 書 き 込 み モ ー ド で は 、 試 験 条 件 設 定 モ ー ド で 設 定 し た 12種 類 の 試 験 条 件 を
1組 と し て 9組 ま で の 試 験 条 件 を No.1~ 9の メ モ リ ー に 書 き 込 み で き ま す 。
ENTER キ ー を 押 す と 設 定 を 終 了 し 、 READY状 態 に な り ま す 。
設定項目
試験条件設定
メモリー書 き 込 み (No.1)
試験条件設定
メモリー書 き 込 み (No.2)
8~9項(P17~32)参照
10.2項(P33)参 照 8~9項( P17~32)参照
10.2項(P33)参照
試験条件設定
メモリー書 き 込 み (No.9)
8~ 9項(P17~32)参照
10.2項(P33)参照
5.4●メモリー読み出しモード
READY状 態 で READ キ ー ( SHIFT と  同 時 ) を 押 す と 、 メ モ リ ー No.の チ ャ ン ネ
ル番号を点滅表示し、メモリー読み出し状態になります。
メ モ リ ー 読 み 出 し モ ー ド で は 、 10.2項 ( P33) で 書 き 込 ん だ 最 大 9点 の メ モ リ ー よ り
1点 を 選 択 し て 読 み 出 し で き ま す 。
ENTER キ ー を 押 す と 選 択 を 終 了 し 、 READY状 態 に な り ま す 。
設定項目
メモリー読 み 出 し ( メ モ リ ー No.を 選 択 )
10.3項 ( P34) 参 照
-13-
6.試験モードの種類と設定のながれ
6.1●試験モードの種類
試 験 モ ー ド は 、 次 の 4種 類 選 択 す る こ と が で き ま す 。
( 1 ) W-I( 耐 電 圧 試 験 → 絶 縁 抵 抗 試 験 )
( 2 ) I-W( 絶 縁 抵 抗 試 験 → 耐 電 圧 試 験 )
( 3 ) W( 耐 電 圧 試 験 )
( 4 ) I( 絶 縁 抵 抗 試 験 )
6.2●設定のながれ
-14-
7.モータスライダーの操作方法
被試験物の規格に基づいた耐電圧試験をするために、試験電圧を設定する必要があ
ります。
8527では、ツマミ式とは違ってモータ式のスライダーを内蔵していますので電
圧 調 整 器 の 回 転 角 度 が 見 え ま せ ん 。 そ こ で ス ラ イ ダ ー 表 示 器 ⑤ は 、 READY中 、 モ ー
タ稼働中、試験中、判定中すべての状態においてスライダーの電圧値を試験電圧値
に換算した値で表示しています。ただし被試験物の接続による電圧降下分は含みま
せん。
操作方法は、手動操作と指定電圧値に自動設定できる自動操作があります。
7.1●モータスライダー操作の概要
7.1.1 モ ー タ ス ラ イ ダ ー 操 作 の 種 類
(1)手動昇降操作
(2)自動昇降操作
7.1.2 自 動 ・ 手 動 昇 降 操 作 の 優 先
・自動昇降中の手動昇降操作はできません。自動昇降操作優先です。
・ UP / DOWN キ ー 昇 降 操 作 中 に 自 動 昇 降 設 定 す る と 自 動 昇 降 が 優 先 し ま す 。
7.1.3 モ ー タ ス ラ イ ダ ー 操 作 で き る 試 験 モ ー ド と 試 験 ス タ ー ト の 制 限
(1)スライダー操作できる試験モード
・ W-I、 I-W、 W( W=耐 電 圧 試 験 I=絶 縁 抵 抗 試 験 )
・ 試 験 モ ー ド Iで は 、 ス ラ イ ダ ー 表 示 器 が 消 灯 し ス ラ イ ダ ー 昇 降 は で き ま せ
ん。
(2)試験スタートの制限
・自動昇降中又は手動昇降中に試験スタートはできません。
7.1.4 モ ー タ ス ラ イ ダ ー の 強 制 停 止
ス ト ッ プ 操 作 ( STOP ス イ ッ チ 、 STOP端 子 台 、 リ モ ー ト コ ネ ク タ STOP、 RESET
コマンド)によりスライダー昇降動作は停止します。
7.1.5 エ ラ ー 発 生 し た と き
・スライダー昇降中にエラー発生したとき、スライダー昇降停止します。エラー復
帰 後 、 ス ラ イ ダ ー 昇 降 可 能 に な り ま す 。 エ ラ ー の 復 帰 処 理 は 20項 参 照 し て く だ さ
い。
・ RS-232Cに よ る 設 定 は 可 能 で す が 、 コ マ ン ド WMARK=□ .□ □ kV、 MEMORY=□ に よ る
スライダーの自動昇降は行いません。
 注
意
UP / DOWN キ ー で 連 続 昇 降 で き ま す が 、 0.01kV分 解 能 の 調 整
できない場合があります。
-15-
モータスライダーの操作方法
7.2●モータスライダーの手動操作方法
操作できる条件
① KEY LOCK ラ ン プ 消 灯 時
② READY状 態 と 試 験 中 、 判 定 中 ( た だ し 、 イ ン タ ー ロ ッ ク が 発 生 す る エ ラ ー は 除 く )
③ 試 験 モ ー ド が 、 W-I、 I-W、 Wの 時 に 限 り ま す 。
操作できない条件
① KEY LOCK ラ ン プ 点 灯 し て い る と き
② 試 験 モ ー ド Iの と き
表示内容
UP / DOWN キ ー ④ 操 作 中 は 、 MOTOR BUSY ラ ン プ ⑥ が 点 灯 し ま す 。
READY ラ ン プ は 消 灯 し ま す 。
操作範囲
0.00~ 約 5.99kV( 電 源 電 圧 変 動 に よ り 5.99kV以 上 操 作 可 能 )
VOLTA GE SLIDER
ONLINE
MOTOR BUSY
kV
UP
4
D OW N
4
6
操作方法
UP キ ー ④ を 押 し 続 け る と 上 昇 し ま す 。
DOWN キ ー ④ を 押 し 続 け る と 降 下 し ま す 。
UP / DOWN キ ー ④ か ら 手 を 離 す と 停 止 し ま す 。
注 ) UP キ ー と DOWN キ ー 同 時 に 押 さ な い で く だ さ い 。 同 時 に 押 す と 、 DOWN キ
ー優先となります。
 警
告
電 源 電 圧 変 動 に よ り 5.99kV以 上 設 定 の 操 作 可 能 で す が 、 非 常 に
危 険 で す 。 で き る だ け 仕 様 範 囲 内 ( 5kV以 内 ) で ご 使 用 く だ さ
い。
7.3●モータスライダーの自動操作方法
自 動 操 作 に は 3種 類 の 方 法 が あ り ま す 。
1 . 前 面 パ ネ ル の ENTER キ ー に よ る 方 法
2 . REMOTE/OUT コ ネ ク タ に よ る 方 法
3 . RS-232Cイ ン タ ー フ ェ イ ス に よ る 方 法
-16-
8.耐電圧試験条件の設定
試 験 モ ー ド W-I、 I-W又 は Wを 選 択 し た と き 設 定 で き ま す 。
8.1●モータスライダー電圧設定
設 定 範 囲 : 0.00~ 5.99kV,OFF
RANGE
●
○
W
AC
I
DC
TIME
○
s
kV
A C TEST VOLTAGE
JUDGE
M EMORY
○M
No.
CURRENT/RESISTANCE
kV
mA
HIGH S ET
MΩ
LOW S ET
W-TEST
MODE
○ I-TEST
● W-I
○ READY
GOOD
GOOD
○ I-W
○
HIGH
HIGH
○W
○ KEY
LOW
LOW
○I
○ DISCHARGE
RE MOTE
LOCK
BUZZER
VOLTAGE SLIDER
WRITE
READ
ON/OFF
ENTER
LOCK
EXIT
SHIFT
設定モ-ドに入る
① READY状 態 の 時 、  又 は  キ ー を 押 す と 、 試 験 モ ー ド ラ ン プ が 点 滅 し ま す 。
▲ 又は ▼ キーで試験モードランプが上下移動しますので、希望する試験モー
ド ラ ン プ ( W-I 、 I-W 又 は W ラ ン プ ) を 点 滅 状 態 に し ま す 。
②  キーを押して試験モードランプを点灯します。
スライダー電圧設定
①  又 は  キ ー を 押 し て 、 W AC ラ ン プ の 点 灯 と 試 験 電 圧 レ ン ジ 表 示 器 を   点
灯し、試験電圧表示器の点滅する状態を選択します。(上図を参照してください。 )
②試験電圧表示器が点滅中に ▲ 又は ▼ キーを押してスライダー電圧設定値を設
定します。
キ ー ( SHIFT と ▲ 同 時 ) 又 は
キ ー ( SHIFT と ▼ 同 時 ) を 押 す と 2桁
目 ( 0.10kV桁 ) が 設 定 で き ま す 。
③ ス ラ イ ダ ー 電 圧 設 定 が 不 要 な 時 は ON/OFF キ ー を 押 し 、 表 示 器 が    で 点 滅 す
る状態を選択します。
1つ前の設定へ
 キーを押します。試験モードにより下記の設定に切り替わります。
試験モード
W-I
→
W
→
I-W
→
切り替わり後の設定項目
試 験 モ ー ド W-I ラ ン プ 点 滅 へ 戻 る
試 験 モ ー ド Wラ ン プ 点 滅 へ 戻 る
絶縁抵抗放電へ
次の設定へ
 キーを押します。基準電圧の設定に切り替わります。
設定の終了
ENTER キ ー を 押 す と 、 ス ラ イ ダ ー が 昇 降 し 設 定 を 記 憶 し て READY状 態 に 戻 り ま す 。
設 定 モ ー ド 中 に EXIT キ ー ( SHIFT と ENTER 同 時 ) を 押 す と 、 試 験 条 件 設 定 モ ー
ド を 中 断 し 、 READY状 態 に な り ま す 。
その時の試験条件は、試験条件設定モードに入る前の状態になります。
-17-
耐電圧試験条件の設定
8.2●基準電圧の設定
設 定 範 囲 : 0.00~ 5.00kV,OFF
[ 基 準 電 圧 の 設 定 を OFFす る ]
RANGE
●
○
W
AC
I
DC
TIME
○M
○
s
kV
A C TEST VOLTAGE
JUDGE
M EMORY
No.
CURRENT/RESISTANCE
kV
mA
HIGH S ET
MΩ
LOW S ET
W-TEST
MODE
○ I-TEST
●
W-I
○ READY
GOOD
GOOD
○ I-W
○
HIGH
HIGH
○W
○ KEY
LOW
LOW
○I
○ DISCHARGE
RE MOTE
LOCK
BUZZER
VOLTAGE SLIDER
WRITE
READ
ON/OFF
ENTER
LOCK
EXIT
SHIFT
設定モ-ドに入る
① READY状 態 の 時 、  又 は  キ ー を 押 す と 、 試 験 モ ー ド ラ ン プ が 点 滅 し ま す 。
▲ 又は ▼ キーで試験モードランプが上下移動しますので、希望する試験モー
ド ラ ン プ ( W-I 、 I-W 又 は W ラ ン プ ) を 点 滅 状 態 に し ま す 。
②  又は  キーを押して試験モードランプを点灯します。
基 準 電 圧 の 設 定 を OFFに す る
①  又 は  キ ー を 押 し て 、 試 験 電 圧 表 示 器 の W AC ラ ン プ の 点 灯 と 試 験 電 圧 レ ン
ジ 表示 が 点 灯し 、 試験 電圧 表 示器 が 点滅 す る状 態 を選 択 しま す 。
② 次 に ON/OFF キ ー を 押 し 、 表 示 器 が    で 点 滅 す る 状 態 を 選 択 し ま す 。
(上図を参照してください。)
1つ前の設定へ
 キーを押します。スライダー電圧設定に切り替わります。
次の設定へ
 キーを押します。上限漏れ電流の設定に切り替わります。
設定の終了
ENTER キ ー を 押 す と 、 ス ラ イ ダ ー が 昇 降 し 設 定 を 記 憶 し て READY状 態 に 戻 り ま す 。
設 定 モ ー ド 中 に EXIT キ ー ( SHIFT と ENTER 同 時 ) を 押 す と 、 試 験 条 件 設 定 モ ー
ド を 中 断 し 、 READY状 態 に な り ま す 。
その時の試験条件は、試験条件設定モードに入る前の状態になります。
-18-
耐電圧試験条件の設定
[基準電圧を設定する]
RANGE
●
○
W
AC
I
DC
TIME
○M
○
s
kV
A C TEST VOLTAGE
JUDGE
M EMORY
No.
CURRENT/RESISTANCE
○ I-TEST
● W-I
○ READY
GOOD
GOOD
○ I-W
○
HIGH
HIGH
○W
○ KEY
LOW
LOW
○
○
HIGH S ET
mA
kV
W-TEST
MODE
I
RE MOTE
LOCK
DISCHARGE
LOW S ET
MΩ
BUZZER
VOLTAGE SLIDER
WRITE
READ
ON/OFF
ENTER
LOCK
EXIT
SHIFT
設定モ-ドに入る
① READY状 態 の 時 、  又 は  キ ー を 押 す と 、 試 験 モ ー ド ラ ン プ が 点 滅 し ま す 。
▲ 又は ▼ キーで試験モードランプが上下移動しますので、希望する試験モー
ド ラ ン プ ( W-I 、 I-W 又 は W ラ ン プ ) を 点 滅 状 態 に し ま す 。
②  又は  キーを押して試験モードランプを点灯します。
基準電圧の設定
①  又 は  キ ー を 押 し て 、 試 験 電 圧 表 示 器 の W AC ラ ン プ の 点 灯 と 試 験 電 圧 レ ン
ジ表示が点灯し、試験電圧表示器が点滅する状態を選択します。
② 次 に ON/OFF キ ー を 押 し 、 表 示 器 が 数 字 点 滅 す る 状 態 を 選 択 し ま す 。
③ ▲ 又は ▼ キーを押して基準電圧値を設定します。
キ ー ( SHIFT と ▲ 同 時 ) 又 は
キ ー ( SHIFT と ▼ 同 時 ) を 押 す と 2桁
目 ( 0.10kV桁 ) が 設 定 で き ま す 。 ( 上 図 を 参 照 し て く だ さ い 。 )
注 ) 基 準 電 圧 値 は 0.00~ 5.00kVの 範 囲 で 設 定 可 能
1つ前の設定へ
 キーを押します。スライダー電圧設定に切り替わります。
次の設定へ
 キーを押します。上限漏れ電流の設定に切り替わります。
設定の終了
ENTER キ ー を 押 す と 、 ス ラ イ ダ ー が 昇 降 し 設 定 を 記 憶 し て READY状 態 に 戻 り ま す 。
設 定 モ ー ド 中 に EXIT キ ー ( SHIFT と ENTER 同 時 ) を 押 す と 、 試 験 条 件 設 定 モ ー
ド を 中 断 し 、 READY状 態 に な り ま す 。
その時の試験条件は、試験条件設定モードに入る前の状態になります。
-19-
耐電圧試験条件の設定
8.3●上限漏れ電流の設定
設 定 範 囲 : 0.1~ 110.0mA
注) 上限漏れ電流値は下限漏れ電流値以下にはできません。下記の条件に適合する
ように設定してください。
1.下 限 漏 れ 電 流 値 が 決 ま っ て い る と き 、 上 限 漏 れ 電 流 値 を
「下限漏れ電流値を超える値」にしてください。
2.上 限 漏 れ 電 流 値 が 決 ま っ て い る と き 、 下 限 漏 れ 電 流 値 を
「 上 限 漏 れ 電 流 値 未 満 の 値 」 又 は 「 OFF」 に し て く だ さ い 。
RANGE
●
○
W
AC
I
DC
TIME
○
○
s
kV
A C TEST VOLTAGE
JUDGE
M EMORY
M
No.
CURRENT/RESISTANCE
kV
mA
HIGH S ET
MΩ
LOW S ET
W-TEST
○
MODE
I-TEST
●
W-I
○ READY
GOOD
GOOD
○ I-W
○
HIGH
HIGH
○W
○ KEY
LOW
LOW
○I
○ DISCHARGE
RE MOTE
LOCK
BUZZER
VOLTAGE SLIDER
WRITE
READ
ON/OFF
ENTER
LOCK
EXIT
SHIFT
設定モ-ドに入る
① READY状 態 の 時 、  又 は  キ ー を 押 す と 、 試 験 モ ー ド ラ ン プ が 点 滅 し ま す 。
▲ 又は ▼ キーで試験モードランプが上下移動しますので、希望する試験モー
ド ラ ン プ ( W-I 、 I-W 又 は W ラ ン プ ) を 点 滅 状 態 に し ま す 。
②  又は  キーを押して試験モードランプを点灯します。
上限漏れ電流の設定
①  又 は  キ ー を 押 し て 、 抵 抗 /電 流 表 示 器 が 点 滅 、 mA 点 灯 、 HIGH SET 点 灯
する状態を選択します。(上図を参照してください。)
②次に ▲ 又は ▼ キーを押して上限漏れ電流値を設定します。
③
キ ー ( SHIFT と ▲ 同 時 ) 又 は
キ ー ( SHIFT と ▼ 同 時 ) を 押 す と 2桁
目が設定できます。
1つ前の設定項目へ
 キーを押します。基準電圧の設定に切り替わります。
次の設定へ
 キーを押します。下限漏れ電流の設定に切り替わります。
設定の終了
ENTER キ ー を 押 す と 、 ス ラ イ ダ ー が 昇 降 し 設 定 を 記 憶 し て READY状 態 に 戻 り ま す 。
設 定 モ ー ド 中 に EXIT キ ー ( SHIFT と ENTER 同 時 ) を 押 す と 、 試 験 条 件 設 定 モ ー
ド を 中 断 し 、 READY状 態 に な り ま す 。
その時の試験条件は、試験条件設定モードに入る前の状態になります。
-20-
耐電圧試験条件の設定
8.4●下限漏れ電流の設定
設 定 範 囲 : 0.0~ 109.0mA,OFF
注 1) 下 限 漏 れ 電 流 値 は 上 限 漏 れ 電 流 値 以 上 に は で き ま せ ん 。 下 記 の 条 件 に 適 合 す
るように設定してください。
1.下 限 漏 れ 電 流 値 が 決 ま っ て い る と き 、 上 限 漏 れ 電 流 値 を
「下限漏れ電流値を超える値」にしてください。
2.上 限 漏 れ 電 流 値 が 決 ま っ て い る と き 、 下 限 漏 れ 電 流 値 を
「上限漏れ電流値未満の値」にしてください。
注 2) OFFに す る と 下 限 判 定 は 行 い ま せ ん 。 OFFか ら 復 帰 ( ON) し た と き の 下 限 設 定
が 上 限 設 定 値 以 上 の 場 合 は 、 0.0mAに 下 限 設 定 値 を 置 き 換 え ま す 。
[ 下 限 漏 れ 電 流 の 設 定 を OFFす る ]
RANGE
●
○
W
AC
I
DC
TIME
○
s
kV
A C TEST VOLTAGE
JUDGE
M EMORY
○M
No.
CURRENT/RESISTANCE
kV
mA
HIGH S ET
MΩ
LOW S ET
W-TEST
MODE
○ I-TEST
● W-I
○ READY
GOOD
GOOD
○ I-W
○
HIGH
HIGH
○W
○ KEY
LOW
LOW
○I
○ DISCHARGE
RE MOTE
LOCK
BUZZER
VOLTAGE SLIDER
WRITE
READ
ON/OFF
ENTER
LOCK
EXIT
SHIFT
設定モ-ドに入る
① READY状 態 の 時 、  又 は  キ ー を 押 す と 、 試 験 モ ー ド ラ ン プ が 点 滅 し ま す 。
▲ 又は ▼ キーで試験モードランプが上下移動しますので、希望する試験モー
ド ラ ン プ ( W-I 、 I-W 又 は W ラ ン プ ) を 点 滅 状 態 に し ま す 。
②  又は  キーを押して試験モードランプを点灯します。
下 限 漏 れ 電 流 の 設 定 を OFFに す る
①  又 は  キ ー を 押 し て 、 抵 抗 /電 流 表 示 器 が 点 滅 、 mA 点 灯 、 LOW SET 点 灯
する状態を選択します。
② 次 に ON/OFF キ ー を 押 し 、 表 示 器 が    で 点 滅 す る 状 態 を 選 択 し ま す 。
(上図を参照してください。)
1つ前の設定項目へ
 キーを押します。上限漏れ電流の設定に切り替わります。
次の設定へ
 キーを押します。試験時間の設定に切り替わります。
設定の終了
ENTER キ ー を 押 す と 、 ス ラ イ ダ ー が 昇 降 し 設 定 を 記 憶 し て READY状 態 に 戻 り ま す 。
設 定 モ ー ド 中 に EXIT キ ー ( SHIFT と ENTER 同 時 ) を 押 す と 、 試 験 条 件 設 定 モ ー
ド を 中 断 し 、 READY状 態 に な り ま す 。
その時の試験条件は、試験条件設定モードに入る前の状態になります。
-21-
耐電圧試験条件の設定
[下限漏れ電流を設定する]
RANGE
●
○
W
AC
I
DC
TIME
○M
○
s
kV
A C TEST VOLTAGE
JUDGE
M EMORY
No.
CURRENT/RESISTANCE
○ I-TEST
● W-I
○ READY
GOOD
GOOD
○ I-W
○
HIGH
HIGH
○W
○ KEY
LOW
LOW
○
○
HIGH S ET
mA
kV
W-TEST
MODE
I
RE MOTE
LOCK
DISCHARGE
LOW S ET
MΩ
BUZZER
VOLTAGE SLIDER
WRITE
READ
ON/OFF
ENTER
LOCK
EXIT
SHIFT
設定モ-ドに入る
① READY状 態 の 時 、  又 は  キ ー を 押 す と 、 試 験 モ ー ド ラ ン プ が 点 滅 し ま す 。
▲ 又は ▼ キーで試験モードランプが上下移動しますので、希望する試験モー
ド ラ ン プ ( W-I 、 I-W 又 は W ラ ン プ ) を 点 滅 状 態 に し ま す 。
②  又は  キーを押して試験モードランプを点灯します。
下限漏れ電流の設定
①  又 は  キ ー を 押 し て 、 抵 抗 /電 流 表 示 器 が 点 滅 、 mA 点 灯 、 LOW SET 点 灯
する状態を選択します。
② 次 に ON/OFF キ ー を 押 し 、 表 示 器 が 数 字 点 滅 す る 状 態 を 選 択 し ま す 。
(上図を参照してください。)
③ ▲ 又は ▼ キーを押して下限漏れ電流値を設定します。
キ ー ( SHIFT と ▲ 同 時 ) 又 は
キ ー ( SHIFT と ▼ 同 時 ) を 押 す と 2桁
目が設定できます。
1つ前の設定項目へ
 キーを押します。上限漏れ電流の設定に切り替わります。
次の設定へ
 キーを押します。試験時間の設定に切り替わります。
設定の終了
ENTER キ ー を 押 す と 、 ス ラ イ ダ ー が 昇 降 し 設 定 を 記 憶 し て READY状 態 に 戻 り ま す 。
設 定 モ ー ド 中 に EXIT キ ー ( SHIFT と ENTER 同 時 ) を 押 す と 、 試 験 条 件 設 定 モ ー
ド を 中 断 し 、 READY状 態 に な り ま す 。
その時の試験条件は、試験条件設定モードに入る前の状態になります。
-22-
耐電圧試験条件の設定
8.5●試験時間の設定
設 定 範 囲 : 0.5~ 999s
試 験 モ ー ド が Wの と き 、 OFF設 定 で き ま す 。
注 ) 試 験 モ ー ド が W-I、 I-Wの 時 は 、 試 験 時 間 を 設 定 し て く だ さ い 。
[ 試 験 時 間 の 設 定 を OFFす る ]
RANGE
●
○
W
AC
I
DC
TIME
○M
○
s
kV
A C TEST VOLTAGE
JUDGE
M EMORY
No.
CURRENT/RESISTANCE
kV
mA
HIGH S ET
MΩ
LOW S ET
W-TEST
MODE
○ I-TEST
○ W-I
○ READY
GOOD
GOOD
○ I-W
○
HIGH
HIGH
●W
○ KEY
LOW
LOW
○I
○ DISCHARGE
RE MOTE
LOCK
BUZZER
VOLTAGE SLIDER
WRITE
READ
ON/OFF
ENTER
LOCK
EXIT
SHIFT
設定モ-ドに入る
① READY状 態 の と き 、  又 は  キ ー を 押 す と 、 試 験 モ ー ド ラ ン プ が 点 滅 し ま す 。
▲ 又 は ▼ キ ー で 試 験 モ ー ド ラ ン プ が 上 下 移 動 し ま す の で 、 試 験 モ ー ド Wラ ン
プを点滅状態にします。
②  又は  キーを押して試験モードランプを点灯します。
試 験 時 間 の 設 定 を OFFに す る
①  又は  キーを押して、試験時間表示器が点滅する状態を選択します。
② 次 に ON/OFF キ ー を 押 し 、 表 示 器 が    で 点 滅 す る 状 態 を 選 択 し ま す 。
(上図を参照してください。)
1つ前の設定項目へ
 キーを押します。下限漏れ電流の設定に切り替わります。
次の設定へ
 キーを押します。試験モードにより下記の設定に切り替わります。
試験モード
W-I
→
W
→
I-W
→
切り替わり後の設定項目
絶縁抵抗試験の試験電圧設定
試 験 モ ー ド Wラ ン プ 点 滅 へ 戻 る
試 験 モ ー ド I-W ラ ン プ 点 滅 へ 戻 る
設定の終了
ENTER キ ー を 押 し ま す 。 ス ラ イ ダ ー が 昇 降 し 設 定 を 記 憶 し て READY状 態 に 戻 り ま す 。
設 定 モ ー ド 中 に EXIT キ ー ( SHIFT と ENTER 同 時 ) を 押 す と 、 試 験 条 件 設 定 モ ー
ド を 中 断 し 、 READY状 態 に な り ま す 。
その時の試験条件は、試験条件設定モードに入る前の状態になります。
-23-
耐電圧試験条件の設定
[試験時間を設定する]
RANGE
●
○
W
AC
I
DC
TIME
○M
○
s
kV
A C TEST VOLTAGE
JUDGE
M EMORY
No.
CURRENT/RESISTANCE
○ I-TEST
● W-I
○ READY
GOOD
GOOD
○ I-W
○
HIGH
HIGH
○W
○ KEY
LOW
LOW
○
○
HIGH S ET
mA
kV
W-TEST
MODE
I
RE MOTE
LOCK
DISCHARGE
LOW S ET
MΩ
BUZZER
VOLTAGE SLIDER
WRITE
READ
ON/OFF
ENTER
LOCK
EXIT
SHIFT
設定モ-ドに入る
① READY状 態 の 時 、  又 は  キ ー を 押 す と 、 試 験 モ ー ド ラ ン プ が 点 滅 し ま す 。
▲ 又は ▼ キーで試験モードランプが上下移動しますので、希望する試験モー
ド ラ ン プ ( W-I 、 I-W 又 は W ラ ン プ ) を 点 滅 状 態 に し ま す 。
②  又は  キーを押して試験モードランプを点灯します。
試験時間の設定
①  又は  キーを押して、試験時間表示器が点滅する状態を選択します。
② 次 に ON/OFF キ ー を 押 し 、 表 示 器 が 数 字 点 滅 す る 状 態 を 選 択 し ま す 。
(上図を参照してください。)
③ ▲ 又は ▼ キーを押して試験時間を設定します。
キ ー ( SHIFT と ▲ 同 時 ) 又 は
キ ー ( SHIFT と ▼ 同 時 ) を 押 す と 2桁
目が設定できます。
設 定 範 囲 は 0.5~ 99.9s(分 解 能 0.1s)、 100~ 999s(分 解 能 1s)と な り ま す 。
1つ前の設定項目へ
 キーを押します。下限漏れ電流の設定に切り替わります。
次の設定へ
 キーを押します。試験モードにより下記の設定に切り替わります。
試験モード
W-I
→
W
→
I-W
→
切り替わり後の設定項目
絶縁抵抗試験の試験電圧設定
試 験 モ ー ド Wラ ン プ 点 滅 へ 戻 る
試 験 モ ー ド I-W ラ ン プ 点 滅 へ 戻 る
設定の終了
ENTER キ ー を 押 す と 、 ス ラ イ ダ ー が 昇 降 し 設 定 を 記 憶 し て READY状 態 に 戻 り ま す 。
設 定 モ ー ド 中 に EXIT キ ー ( SHIFT と ENTER 同 時 ) を 押 す と 、 試 験 条 件 設 定 モ ー
ド を 中 断 し 、 READY状 態 に な り ま す 。
その時の試験条件は、試験条件設定モードに入る前の状態になります。
-24-
9.絶縁抵抗試験条件の設定
試 験 モ ー ド W-I又 、 I-W又 は Iを 選 択 し た と き 設 定 で き ま す 。
9.1●絶縁抵抗試験レンジの設定
設 定 範 囲 : 1.0kV又 は 0.5kV
RANGE
○
●
W
AC
I
DC
TIME
○
○
s
kV
A C TEST VOLTAGE
JUDGE
M EMORY
M
No.
CURRENT/RESISTANCE
kV
mA
HIGH S ET
MΩ
LOW S ET
W-TEST
○
MODE
I-TEST
●
W-I
○ READY
GOOD
GOOD
○ I-W
○
HIGH
HIGH
○W
○ KEY
LOW
LOW
○I
● DISCHARGE
RE MOTE
LOCK
BUZZER
VOLTAGE SLIDER
WRITE
READ
ON/OFF
ENTER
LOCK
EXIT
SHIFT
設定モ-ドに入る
① READY状 態 の 時 、  又 は  キ ー を 押 す と 、 試 験 モ ー ド ラ ン プ が 点 滅 し ま す 。
▲ 又は ▼ キーで試験モードランプが上下移動しますので、希望する試験モー
ド ラ ン プ ( W-I 、 I-W 又 は I ラ ン プ ) を 点 滅 状 態 に し ま す 。
②  又は  キーを押して試験モードランプを点灯します。
試験電圧レンジの変更
①  又 は  キ ー を 押 し て 、 I DC ラ ン プ の 点 灯 と 試 験 電 圧 レ ン ジ の 点 滅 す る 状 態
を選択します。(上図を参照してください。)
② 次 に ▲ 又 は ▼ キ ー で 試 験 電 圧 1.0kV又 は 0.5kVに 切 り 替 え ま す 。
試験電圧レンジを切り替えると、レンジ表示器は切り替えた電圧値を点滅表示し
ます。
1つ前の設定へ
 キーを押します。試験モードにより下記の設定に切り替わります。
試験モード
W-I
→
I-W
→
I
→
切り替わり後の設定項目
耐電圧試験の試験時間設定
試 験 モ ー ド I-W ラ ン プ 点 滅 へ 戻 る
試 験 モ ー ド Iラ ン プ 点 滅 へ 戻 る
次の設定へ
 キーを押します。上限抵抗値の設定に切り替わります。
設定の終了
ENTER キ ー を 押 す と 設 定 を 記 憶 し て READY状 態 に 戻 り ま す 。
試 験 モ ー ド W-I又 は I-Wの と き ス ラ イ ダ ー が 昇 降 し ま す 。
設 定 モ ー ド 中 に EXIT キ ー ( SHIFT と ENTER 同 時 ) を 押 す と 、 試 験 条 件 設 定 モ ー
ド を 中 断 し 、 READY状 態 に な り ま す 。
その時の試験条件は、試験条件設定モードに入る前の状態になります。
-25-
絶縁抵抗試験条件の設定
9.2●上限抵抗値の設定
設 定 範 囲 : 0.2MΩ ~ 2000MΩ ,OFF
注 1) 設 定 範 囲 は 0.2~ 9.9MΩ (分 解 能 0.1MΩ )、 10~ 2000MΩ (分 解 能 1MΩ )と な り
ます。
注 2) 上 限 抵 抗 値 は 下 限 抵 抗 値 以 下 に は で き ま せ ん 。 下 記 の 条 件 に 適 合 す る よ う に
設定してください。
1.下 限 抵 抗 値 が 決 ま っ て い る と き 、 上 限 抵 抗 値 を
「 下 限 抵 抗 値 を 超 え る 値 」 又 は 「 OFF」 に し て く だ さ い 。
2.上 限 抵 抗 値 が 決 ま っ て い る と き 、 下 限 抵 抗 値 を
「上限抵抗値未満の値」にしてください。
注 3) OFFに す る と 上 限 判 定 は 行 い ま せ ん 。 OFFか ら 上 限 抵 抗 設 定 値 に し た と き の 上
限 抵 抗 設 定 が 下 限 抵 抗 設 定 値 以 下 の 場 合 は 、 2000MΩ に 上 限 抵 抗 設 定 値 を 置 き
換えます。
[ 上 限 抵 抗 値 の 設 定 を OFFに す る ]
RANGE
○
●
W
AC
I
DC
TIME
○M
○
s
kV
A C TEST VOLTAGE
JUDGE
M EMORY
No.
CURRENT/RESISTANCE
mA
W-TEST
○ I-TEST
● W-I
○ READY
GOOD
GOOD
○ I-W
○
HIGH
HIGH
○W
○ KEY
LOW
○
●
HIGH S ET
LOW
kV
MODE
I
RE MOTE
LOCK
DISCHARGE
LOW S ET
MΩ
BUZZER
VOLTAGE SLIDER
WRITE
READ
ON/OFF
ENTER
LOCK
EXIT
SHIFT
設定モ-ドに入る
① READY状 態 の 時 、  又 は  キ ー を 押 す と 、 試 験 モ ー ド ラ ン プ が 点 滅 し ま す 。
▲ 又は ▼ キーで試験モードランプが上下移動しますので、希望する試験モー
ド ラ ン プ ( W-I 、 I-W 又 は I ラ ン プ ) を 点 滅 状 態 に し ま す 。
②  又は  キーを押して試験モードランプを点灯します。
上 限 抵 抗 値 の 設 定 を OFFに す る
①  又 は  キ ー を 押 し て 、 抵 抗 /電 流 表 示 器 が 点 滅 、 MΩ が 点 灯 、 HIGH SET
点灯する状態を選択します。
② 次 に ON/OFF キ ー を 押 し 、 表 示 器 が    で 点 滅 す る 状 態 を 選 択 し ま す 。
(上図を参照してください。)
1つ前の設定項目へ
 キーを押します。絶縁抵抗試験レンジの設定に切り替わります。
次の設定へ
 キーを押します。下限抵抗値の設定に切り替わります。
設定の終了
ENTER キ ー を 押 す と 設 定 を 記 憶 し て READY状 態 に 戻 り ま す 。
試 験 モ ー ド W-I又 は I-Wの と き ス ラ イ ダ ー が 昇 降 し ま す 。
設 定 モ ー ド 中 に EXIT キ ー ( SHIFT と ENTER 同 時 ) を 押 す と 、 試 験 条 件 設 定 モ ー
ド を 中 断 し 、 READY状 態 に な り ま す 。
その時の試験条件は、試験条件設定モードに入る前の状態になります。
-26-
絶縁抵抗試験条件の設定
[上限抵抗値を設定する]
RANGE
○
●
W
AC
I
DC
TIME
○M
○
s
kV
A C TEST VOLTAGE
JUDGE
M EMORY
No.
CURRENT/RESISTANCE
○ I-TEST
● W-I
○ READY
GOOD
GOOD
○ I-W
○
HIGH
HIGH
○W
○ KEY
LOW
LOW
○
●
HIGH S ET
mA
kV
W-TEST
MODE
I
RE MOTE
LOCK
DISCHARGE
LOW S ET
MΩ
BUZZER
VOLTAGE SLIDER
WRITE
READ
ON/OFF
ENTER
LOCK
EXIT
SHIFT
設定モ-ドに入る
① READY状 態 の 時 、  又 は  キ ー を 押 す と 、 試 験 モ ー ド ラ ン プ が 点 滅 し ま す 。
▲ 又は ▼ キーで試験モードランプが上下移動しますので、希望する試験モー
ド ラ ン プ ( W-I 、 I-W 又 は I ラ ン プ ) を 点 滅 状 態 に し ま す 。
②  又は  キーを押して試験モードランプを点灯します。
上限抵抗値の設定
①  又 は  キ ー を 押 し て 、 抵 抗 /電 流 表 示 器 が 点 滅 、 MΩ が 点 灯 、 HIGH SET
点灯する状態を選択します。
② 次 に ON/OFF キ ー を 押 し 、 表 示 器 が 数 字 点 滅 す る 状 態 を 選 択 し ま す 。
(上図を参照してください。)
③ ▲ 又は ▼ キーを押して上限抵抗値を設定します。
キ ー ( SHIFT と ▲ 同 時 ) 又 は
キ ー ( SHIFT と ▼ 同 時 ) を 押 す と 2桁
目 ( 1MΩ 桁 ) か ら 設 定 で き ま す 。
1つ前の設定項目へ
 キーを押します。絶縁抵抗試験レンジの設定に切り替わります。
次の設定へ
 キーを押します。下限抵抗値の設定に切り替わります。
設定の終了
ENTER キ ー を 押 す と 設 定 を 記 憶 し て READY状 態 に 戻 り ま す 。
試 験 モ ー ド W-I又 は I-Wの と き ス ラ イ ダ ー が 昇 降 し ま す 。
設 定 モ ー ド 中 に EXIT キ ー ( SHIFT と ENTER 同 時 ) を 押 す と 、 試 験 条 件 設 定 モ ー
ド を 中 断 し 、 READY状 態 に な り ま す 。
その時の試験条件は、試験条件設定モードに入る前の状態になります。
-27-
絶縁抵抗試験条件の設定
9.3●下限抵抗値の設定
設 定 範 囲 : 0.1MΩ ~ 1999MΩ
注 1) 設 定 範 囲 は 0.1~ 9.9MΩ (分 解 能 0.1MΩ )、 10~ 1999MΩ (分 解 能 1MΩ )と な り
ます。
注 2) 下 限 抵 抗 値 は 上 限 抵 抗 値 以 上 に は で き ま せ ん 。 下 記 の 条 件 に 適 合 す る よ う に
設定してください。
1.下 限 抵 抗 値 が 決 ま っ て い る と き 、 上 限 抵 抗 値 を
「下限抵抗値を超える値」にしてください。
2.上 限 抵 抗 値 が 決 ま っ て い る と き 、 下 限 抵 抗 値 を
「上限抵抗値未満の値」にしてください。
RANGE
○
●
W
AC
I
DC
TIME
○M
○
s
kV
A C TEST VOLTAGE
JUDGE
M EMORY
No.
○ I-TEST
○ READY
GOOD
○ I-W
○
RE MOTE
HIGH
HIGH
○
W
○
KEY LOCK
LOW
LOW
○
I
● DISCHARGE
HIGH S ET
mA
kV
● W-I
W-TEST
GOOD
CURRENT/RESISTANCE
MODE
MΩ
LOW S ET
BUZZER
VOLTAGE SLIDER
WRITE
READ
ON/OFF
ENTER
LOCK
EXIT
SHIFT
設定モ-ドに入る
① READY状 態 の 時 、  又 は  キ ー を 押 す と 、 試 験 モ ー ド ラ ン プ が 点 滅 し ま す 。
▲ 又は ▼ キーで試験モードランプが上下移動しますので、希望する試験モー
ド ラ ン プ ( W-I 、 I-W 又 は I ラ ン プ ) を 点 滅 状 態 に し ま す 。
②  又は  キーを押して試験モードランプを点灯します。
下限抵抗値の設定
①  又 は  キ ー を 押 し て 、 抵 抗 /電 流 表 示 器 が 点 滅 、 MΩ が 点 灯 、 LOW SET 点
灯する状態を選択します。(上図を参照してください。)
②次に ▲ 又は ▼ キーを押して下限抵抗値を設定します。
③
キ ー ( SHIFT と ▲ 同 時 ) 又 は
キ ー ( SHIFT と ▼ 同 時 ) を 押 す と 2桁
目が設定できます。
1つ前の設定項目へ
 キーを押します。上限抵抗値の設定に切り替わります。
次の設定へ
 キーを押します。マスクタイマー時間の設定に切り替わります。
設定の終了
ENTER キ ー を 押 す と 設 定 を 記 憶 し て READY状 態 に 戻 り ま す 。
試 験 モ ー ド W-I又 は I-Wの と き ス ラ イ ダ ー が 昇 降 し ま す 。
設 定 モ ー ド 中 に EXIT キ ー ( SHIFT と ENTER 同 時 ) を 押 す と 、 試 験 条 件 設 定 モ ー
ド を 中 断 し 、 READY状 態 に な り ま す 。
その時の試験条件は、試験条件設定モードに入る前の状態になります。
-28-
絶縁抵抗試験条件の設定
9.4●マスクタイマー時間の設定
設 定 範 囲 : 0.3~ 50.0s マ ス ク タ イ マ ー は OFFに は で き ま せ ん 。
注 ) 設 定 範 囲 は 試 験 時 間 よ り 0.2s以 下 の 設 定 に は で き ま せ ん 。
RANGE
○
●
W
AC
I
DC
TIME
◎M
○
s
kV
A C TEST VOLTAGE
JUDGE
M EMORY
No.
CURRENT/RESISTANCE
kV
mA
HIGH S ET
MΩ
LOW S ET
W-TEST
○
MODE
I-TEST
●
W-I
○ READY
GOOD
GOOD
○ I-W
○
HIGH
HIGH
○W
○ KEY
LOW
LOW
○I
● DISCHARGE
RE MOTE
LOCK
BUZZER
VOLTAGE SLIDER
WRITE
READ
ON/OFF
ENTER
LOCK
EXIT
SHIFT
設定モ-ドに入る
① READY状 態 の 時 、  又 は  キ ー を 押 す と 、 試 験 モ ー ド ラ ン プ が 点 滅 し ま す 。
▲ 又は ▼ キーで試験モードランプが上下移動しますので、希望する試験モー
ド ラ ン プ ( W-I 、 I-W 又 は I ラ ン プ ) を 点 滅 状 態 に し ま す 。
②  又は  キーを押して試験モードランプを点灯します。
マスクタイマー時間を設定する
①  又 は  キ ー を 押 し て 、 Mラ ン プ と 試 験 時 間 表 示 器 が 点 滅 す る 状 態 を 選 択 し
ます。
② 次 に ON/OFF キ ー を 押 し 、 表 示 器 が 数 字 点 滅 す る 状 態 を 選 択 し ま す 。
(上図を参照してください。)
③ ▲ 又は ▼ キーを押してマスクタイマー時間を設定します。
キ ー ( SHIFT と ▲ 同 時 ) 又 は
キ ー ( SHIFT と ▼ 同 時 ) を 押 す と 2桁
目 が 設 定 で き ま す 。 ( 1sの 桁 )
1つ前の設定項目へ
 キーを押します。下限抵抗値の設定に切り替わります。
次の設定へ
 キーを押します。試験時間の設定に切り替わります。
設定の終了
ENTER キ ー を 押 す と 設 定 を 記 憶 し て READY状 態 に 戻 り ま す 。
試 験 モ ー ド W-I又 は I-Wの と き ス ラ イ ダ ー が 昇 降 し ま す 。
設 定 モ ー ド 中 に EXIT キ ー ( SHIFT と ENTER 同 時 ) を 押 す と 、 試 験 条 件 設 定 モ ー
ド を 中 断 し 、 READY状 態 に な り ま す 。
その時の試験条件は、試験条件設定モードに入る前の状態になります。
-29-
絶縁抵抗試験条件の設定
9.5●試験時間の設定
設 定 範 囲 : 0.5~ 999s
試 験 モ ー ド が Iの と き 、 OFF設 定 で き ま す 。
注 1) 設 定 範 囲 は マ ス ク タ イ マ ー 時 間 よ り 0.2s以 上 で 設 定 し て く だ さ い 。
注 2) OFFか ら 試 験 時 間 設 定 に し た と き 、 マ ス ク タ イ マ ー 時 間 以 下 の 場 合 、 60.0sに
試験時間を置き換えます。
注 3) 試 験 モ ー ド が W-I、 I-Wの 時 は 、 試 験 時 間 を 設 定 し て く だ さ い 。
[ 試 験 時 間 の 設 定 を OFFす る ]
RANGE
○
●
W
AC
I
DC
TIME
○M
○
s
kV
A C TEST VOLTAGE
JUDGE
M EMORY
No.
CURRENT/RESISTANCE
kV
mA
HIGH S ET
MΩ
LOW S ET
W-TEST
MODE
○ I-TEST
○ W-I
○ READY
GOOD
GOOD
○ I-W
○
HIGH
HIGH
○W
○ KEY
LOW
LOW
●I
○ DISCHARGE
RE MOTE
LOCK
BUZZER
VOLTAGE SLIDER
WRITE
READ
ON/OFF
ENTER
LOCK
EXIT
SHIFT
設定モ-ドに入る
① READY状 態 の 時 、  又 は  キ ー を 押 す と 、 試 験 モ ー ド ラ ン プ が 点 滅 し ま す 。
▲ 又は ▼ キーで試験モードランプが上下移動しますので、希望する試験モー
ド ラ ン プ ( W-I 、 I-W 又 は I ラ ン プ ) を 点 滅 状 態 に し ま す 。
②  又は  キーを押して試験モードランプを点灯します。
試 験 時 間 の 設 定 を OFFに す る
①  又は  キーを押して、試験時間表示器が点滅する状態を選択します。
② 次 に ON/OFF キ ー を 押 し 、 表 示 器 が    で 点 滅 す る 状 態 を 選 択 し ま す 。
(上図を参照してください。)
1つ前の設定項目へ
 キーを押します。マスクタイマー時間の設定に切り替わります。
次の設定へ
 キーを押します。放電機能設定に切り替わります。
設定の終了
ENTER キ ー を 押 す と 設 定 を 記 憶 し て READY状 態 に 戻 り ま す 。
試 験 モ ー ド W-I又 は I-Wの と き ス ラ イ ダ ー が 昇 降 し ま す 。
設 定 モ ー ド 中 に EXIT キ ー ( SHIFT と ENTER 同 時 ) を 押 す と 、 試 験 条 件 設 定 モ ー
ド を 中 断 し 、 READY状 態 に な り ま す 。
その時の試験条件は、試験条件設定モードに入る前の状態になります。
-30-
絶縁抵抗試験条件の設定
[試験時間を設定する]
RANGE
○
●
W
AC
I
DC
TIME
○M
○
s
kV
A C TEST VOLTAGE
JUDGE
M EMORY
No.
CURRENT/RESISTANCE
○ I-TEST
● W-I
○ READY
GOOD
GOOD
○ I-W
○
HIGH
HIGH
○W
○ KEY
LOW
LOW
○
●
HIGH S ET
mA
kV
W-TEST
MODE
I
RE MOTE
LOCK
DISCHARGE
LOW S ET
MΩ
BUZZER
VOLTAGE SLIDER
WRITE
READ
ON/OFF
ENTER
LOCK
EXIT
SHIFT
設定モ-ドに入る
① READY状 態 の 時 、  又 は  キ ー を 押 す と 、 試 験 モ ー ド ラ ン プ が 点 滅 し ま す 。
▲ 又は ▼ キーで試験モードランプが上下移動しますので、希望する試験モー
ド ラ ン プ ( W-I 、 I-W 又 は I ラ ン プ ) を 点 滅 状 態 に し ま す 。
②  又は  キーを押して試験モードランプを点灯します。
試験時間の設定
①  又は  キーを押して、試験時間表示器が点滅する状態を選択します。
② 次 に ON/OFF キ ー を 押 し 、 表 示 器 が 数 字 点 滅 す る 状 態 を 選 択 し ま す 。
(上図を参照してください。)
③ ▲ 又は ▼ キーを押して試験時間を設定します。
キ ー ( SHIFT と ▲ 同 時 ) 又 は
キ ー ( SHIFT と ▼ 同 時 ) を 押 す と 2桁
目 が 設 定 で き ま す 。 ( 1sの 桁 )
1つ前の設定項目へ
 キーを押します。マスクタイマー時間の設定に切り替わります。
次の設定へ
 キーを押します。放電機能設定に切り替わります。
設定の終了
ENTER キ ー を 押 す と 設 定 を 記 憶 し て READY状 態 に 戻 り ま す 。
試 験 モ ー ド W-I又 は I-Wの と き ス ラ イ ダ ー が 昇 降 し ま す 。
設 定 モ ー ド 中 に EXIT キ ー ( SHIFT と ENTER 同 時 ) を 押 す と 、 試 験 条 件 設 定 モ ー
ド を 中 断 し 、 READY状 態 に な り ま す 。
その時の試験条件は、試験条件設定モードに入る前の状態になります。
-31-
絶縁抵抗試験条件の設定
9.6●放電機能設定
設 定 : ON又 は OFF
RANGE
○
●
W
AC
I
DC
TIME
○M
○
s
kV
A C TEST VOLTAGE
JUDGE
M EMORY
No.
CURRENT/RESISTANCE
kV
mA
HIGH S ET
MΩ
LOW S ET
W-TEST
MODE
○ I-TEST
● W-I
○ READY
○
GOOD
GOOD
○
HIGH
HIGH
○W
○ KEY
LOW
LOW
○I
◎ DISCHARGE
I-W
RE MOTE
LOCK
BUZZER
VOLTAGE SLIDER
WRITE
READ
ON/OFF
ENTER
LOCK
EXIT
SHIFT
設定モ-ドに入る
① READY状 態 の 時 、  又 は  キ ー を 押 す と 、 試 験 モ ー ド ラ ン プ が 点 滅 し ま す 。
▲ 又は ▼ キーで試験モードランプが上下移動しますので、希望する試験モー
ド ラ ン プ ( W-I 、 I-W 又 は I ラ ン プ ) を 点 滅 状 態 に し ま す 。
②  又は  キーを押して試験モードランプを点灯します。
放電機能設定をする
①  又 は  キ ー を 押 し て 、 試 験 電 圧 表 示 器 が   又 は    点 滅 、 DISCHARGE
ランプが点滅する状態を選択します。
② 放 電 機 能 設 定 が 必 要 な 時 は ON/OFF キ ー を 押 し 、   で 点 滅 す る 状 態 を 選 択 し ま
す。(上図を参照してください。)
③ 放 電 機 能 設 定 が 不 要 な 時 は ON/OFF キ ー を 押 し 、    で 点 滅 す る 状 態 を 選 択 し
ます。
1つ前の設定項目へ
 キーを押します。試験時間の設定に切り替わります。
次の設定へ
 キーを押します。試験モードによって次の設定に切り替わります。
試験モード
W-I
→
I
→
I-W
→
切り替わり後の設定項目
試 験 モ ー ド W-I ラ ン プ 点 滅 へ 戻 る
試 験 モ ー ド Iラ ン プ 点 滅 へ 戻 る
耐電圧試験の基準電圧設定
設定の終了
ENTER キ ー を 押 す と 設 定 を 記 憶 し て READY状 態 に 戻 り ま す 。
試 験 モ ー ド W-I又 は I-Wの と き ス ラ イ ダ ー が 昇 降 し ま す 。
設 定 モ ー ド 中 に EXIT キ ー ( SHIFT と ENTER 同 時 ) を 押 す と 、 試 験 条 件 設 定 モ ー
ド を 中 断 し 、 READY状 態 に な り ま す 。
その時の試験条件は、試験条件設定モードに入る前の状態になります。
-32-
10.メモリー機能
本 器 は 、 試 験 モ ー ド 、 耐 電 圧 又 は 絶 縁 抵 抗 試 験 条 件 の 設 定 を 記 憶 す る 9点 の プ ロ グ
ラムメモリーがあります。
10.1●メモリーの構成
メ モ リ ー 1点 あ た り 、 試 験 モ ー ド 1種 類 と 耐 電 圧 試 験 条 件 5種 類 、 絶 縁 抵 抗 試 験 条 件
6種 類 の 設 定 が で き ま す 。 各 種 類 の 内 容 は 、 下 表 参 照 し て く だ さ い 。
試験モードの種類
↓
1種 類
W→ I
I→ W
W
I
-
耐電圧試験条件の設定
↓
5種 類
スライダー電圧設定
基準電圧
上限漏れ電流
下限漏れ電流
試験時間
-
絶縁抵抗試験条件の設定
↓
6種 類
試験電圧のレンジ
上限抵抗値
下限抵抗値
マスクタイマー時間
試験時間
放電機能
10.2●メモリー書き込み
RANGE
●
○
W
AC
I
DC
TIME
○
s
kV
A C TEST VOLTAGE
JUDGE
M EMORY
○M
No.
CURRENT/RESISTANCE
kV
mA
HIGH S ET
MΩ
LOW S ET
W-TEST
MODE
○ I-TEST
● W-I
○ READY
GOOD
GOOD
○ I-W
○
HIGH
HIGH
○W
○ KEY
LOW
LOW
○I
○ DISCHARGE
RE MOTE
LOCK
BUZZER
VOLTAGE SLIDER
WRITE
READ
ON/OFF
ENTER
LOCK
EXIT
SHIFT
メ モ リ ー No.の 選 択
① メ モ リ ー に 書 き 込 み た い 試 験 モ ー ド と 試 験 条 件 の 設 定 を 行 い 、 READY状 態 に し ま
す 。 ( 8項 ~ 9項 参 照 )
② WRITE キ ー ( SHIFT と  同 時 ) を 押 し ま す 。
メ モ リ ー No.表 示 器 の 数 字 が 点 滅 し て メ モ リ ー 書 き 込 み モ ー ド に な り ま す 。
(上図を参照してください。)
③ ▲ 又 は ▼ キ ー で 書 き 込 み し た い メ モ リ ー No.を 選 択 し ま す 。
書き込みの終了
ENTER キ ー を 押 す と 設 定 を 記 憶 し て READY状 態 に 戻 り ま す 。
試 験 モ ー ド W-I又 は I-Wの と き ス ラ イ ダ ー が 昇 降 し ま す 。 ( 10.4項 参 照 )
設 定 モ ー ド 中 に EXIT キ ー ( SHIFT と ENTER 同 時 ) を 押 す と 、 メ モ リ ー 書 き 込 み
モ ー ド を 中 断 し 、 READY状 態 に な り ま す 。
そ の 時 の メ モ リ ー No.は 、 メ モ リ ー 書 き 込 み モ ー ド に 入 る 前 の 状 態 に な り ま す 。
-33-
メモリー機能
10.3●メモリー読み出し
RANGE
●
○
W
AC
I
DC
TIME
○
s
kV
A C TEST VOLTAGE
JUDGE
M EMORY
○M
No.
CURRENT/RESISTANCE
kV
mA
HIGH S ET
MΩ
LOW S ET
W-TEST
MODE
○ I-TEST
● W-I
○ READY
GOOD
GOOD
○ I-W
○
HIGH
HIGH
○W
○ KEY
LOW
LOW
○I
○ DISCHARGE
RE MOTE
LOCK
BUZZER
VOLTAGE SLIDER
WRITE
READ
ON/OFF
ENTER
LOCK
EXIT
SHIFT
メ モ リ ー No.の 選 択
① READY状 態 で READ キ ー ( SHIFT と  同 時 ) を 押 し ま す 。
② メ モ リ ー No.表 示 器 の 数 字 が 点 滅 し て メ モ リ ー 読 み 出 し モ ー ド に な り ま す 。
各 表 示 器 は 点 滅 し て い る メ モ リ ー No.の 設 定 内 容 を 表 示 し ま す 。
③ ▲ 又 は ▼ キ ー で 読 み 出 し た い メ モ リ ー No.を 選 択 し ま す 。 ( 上 図 を 参 照 し て
ください。)
読み出しの終了
ENTER キ ー を 押 す と 設 定 を 記 憶 し て READY状 態 に 戻 り ま す 。
試 験 モ ー ド W-I又 は I-Wの と き ス ラ イ ダ ー が 昇 降 し ま す 。 ( 10.4項 参 照 )
設 定 モ ー ド 中 に EXIT キ ー ( SHIFT と ENTER 同 時 ) を 押 す と 、 メ モ リ ー 読 み 出 し
モ ー ド を 中 断 し 、 READY状 態 に な り ま す 。
そ の 時 の メ モ リ ー No.は 、 メ モ リ ー 読 み 出 し モ ー ド に 入 る 前 の 状 態 に な り ま す 。
-34-
メモリー機能
10.4●メモリーによるモータスライダー電圧調整
メ モ リ ー No.の 書 き 込 み 、 読 み 込 み を 使 っ て ス ラ イ ダ ー 電 圧 調 整 す る こ と が で き ま
す 。 下 図 は メ モ リ ー No.8を 読 み 出 し た 例 で す 。
R ANGE
W
AC
I
DC
TIM E
MEMORY
JUDGE
M
s
kV
AC TEST VOL TAGE
No.
CURRENT/RESISTANCE
kV
mA
HIGH SET
MΩ
LOW SET
MODE
W-TEST
I-TEST
W-I
READY
GOOD
GOOD
I-W
REMOTE
HIGH
HIGH
W
KEY LOCK
LOW
LOW
I
D ISCHARGE
ON/OFF
ENTER
SHIFT
LOCK
EXIT
BUZZER
VOLTAGE SLIDER
WRITE
READ
START
REMOTE
ONLINE
STOP
POWER
MOTOR B USY
kV
UP
DOWN
設定できる条件
① 各 メ モ リ ー No.の 試 験 条 件 に ス ラ イ ダ ー 電 圧 設 定 ( 0~ 5.99kV) し て い る 。
② KEY LOCK ラ ン プ 消 灯 し て い る 。
③ 試 験 モ ー ド が 、 W-I、 I-W、 Wの 時 。
設定方法
① メ モ リ ー 書 き 込 み は 、 10.2項 を 参 照 。
② メ モ リ ー 読 み 込 み は 、 10.3項 を 参 照 。
自動昇降開始
○ メ モ リ ー No.設 定 後 、 ENTER キ ー で 自 動 昇 降 し ま す 。
-35-
11.試験方法(スタートから判定結果まで)
11.1●W試験(耐電圧試験)の操作方法
RANGE
●
○
W
AC
I
DC
TIME
●
s
kV
AC TEST VOLTAGE
JUDGE
MEMORY
○M
No.
CURRENT/RESISTANCE
kV
mA
HIGH SET
MΩ
LOW SET
W-TEST
MODE
○ I-TEST
○ W-I
○ READY
GOOD
GOOD
○ I-W
○ REMOTE
HIGH
HIGH
●W
○ KEY
LOW
LOW
○I
○ DISCHARGE
LOCK
( 1 ) READY状 態 の 時 、  又 は  キ ー を 押 し 試 験 モ ー ド ラ ン プ が 点 滅 し ま す 。
▲ 又 は ▼ キ ー で Wラ ン プ を 選 択 し ま す 。 こ の と き 試 験 条 件 も 表 示 し ま す 。
( 2 ) 試 験 条 件 を 変 更 す る と き は 、  、  、 ▲ 、 ▼ 、 ON/OFF 、 SHIFT キ ー
で 設 定 変 更 で き ま す 。 詳 細 は 8項 参 照 し て く だ さ い 。
注) 試 験時 間を に 設定 す るこ と がで きま す 。こ の 場合 、 試験 中 は経 過 時間
を 表 示 し 、 999sを 超 え る と    の ス ク ロ ー ル 表 示 し 試 験 を 続 行 し ま す 。
( 3 ) START ス イ ッ チ ③ を 押 す と 、 W-TEST ラ ン プ が 点 灯 し 試 験 を 開 始 し ま す 。
高 電 圧 の 出 力 中 は DANGER ラ ン プ が 点 灯 し ま す 。
試 験 中 は 、 REMOTE/OUT コ ネ ク タ  TEST/H.V.OUT 、 W-TEST 、 TEST は ONし 、 READY
は OFFし ま す 。
試 験 終 了 す る と 、 REMOTE/OUT コ ネ ク タ  TEST/H.V.OUT 、 W-TEST 、 TEST は OFFし 、
END は ONし ま す 。
(4)合格判定の場合
試 験 時 間 が 経 過 す る と 試 験 を 終 了 し 耐 電 圧 試 験 の GOOD 点 灯 し ま す 。
・ 合 格 判 定 時 間 0.2秒 間 の と き 、 ス タ ー ト 前 の READY状 態 に 戻 り ま す 。
・ 合 格 判 定 時 間 が 連 続 出 力 の と き 、 再 ス タ ー ト で き ま せ ん 。 こ の 場 合 STOP ス イ
ッ チ ② を 押 す と READY状 態 に な り ま す 。
・ 判 定 出 力 は REMOTE/OUT コ ネ ク タ  W-GOOD 、 GOOD が ONし ま す 。
RANGE
●
○
W
AC
I
DC
MEMORY
TIME
○M
s
kV
AC TEST VOLTAGE
JUDGE
○
No.
CURRENT/RESISTANCE
kV
mA
HIGH SET
MΩ
LOW SET
W-TEST
MODE
○ I-TEST
○ W-I
○ READY
GOOD
GOOD
○ I-W
○ REMOTE
HIGH
HIGH
●W
○ KEY
LOW
LOW
○I
○ DISCHARGE
LOCK
(5)不合格判定の場合
試験電圧の出力を停止し、試験を中止します。漏れ電流値が上限設定値以上の場
合 は JUDGE HIGH を 、 下 限 設 定 値 以 下 の 場 合 は JUDGE LOW を 連 続 点 灯 し ま す 。
STOP ス イ ッ チ ② を 押 す と READY状 態 に な り ま す 。
・ 判 定 出 力 は REMOTE/OUT コ ネ ク タ  W-HIGH 又 は W-LOW 、 NG が ONし ま す 。
RANGE
●
○
W
AC
I
DC
MEMORY
TIME
○M
kV
AC TEST VOLTAGE
kV
JUDGE
○
s
No.
CURRENT/RESISTANCE
mA
HIGH SET
MΩ
LOW SET
-36-
W-TEST
MODE
○ I-TEST
○ W-I
○ READY
GOOD
GOOD
○ I-W
○ REMOTE
HIGH
HIGH
●W
○ KEY
LOW
LOW
○I
○ DISCHARGE
LOCK
W試験
※注意
試験電圧が基準電圧範囲外のとき
基 準 電 圧 を 設 定 す る と 、 試 験 電 圧 が 基 準 電 圧 値 範 囲 ( 設 定 値 の ± 5% 以 内 ) に 入 ら
ないと試験を中止します。
( 1000V以 下 の 場 合 は 、 ± 50V( ± 5digit) 以 内 )
試 験 電 圧 が 基 準 電 圧 範 囲 以 下 の 場 合 は 5秒 間 待 機 し 、 超 え た 場 合 は 直 ち に 試 験 を 中
止します。
な お 、 こ の 間 タ イ マ ー は 動 作 せ ず 、 W-TEST ラ ン プ が 点 滅 し ま す 。
また、試験中に試験電圧が基準電圧範囲を外れた場合は、試験を中止します。
基 準 電 圧 設 定 が 不 要 な 時 は OFFに で き ま す 。
( 1 ) START ス イ ッ チ ③ を 押 す と 、 W-TEST と DANGER ラ ン プ ⑬ が 点 灯 し 、 設 定 し た 試 験
条件で試験を開始します。
[基準電圧範囲を外れた時の判定表示と判定出力]
判 定 表 示 ・ ・ ・ HIGH
LOW ラ ン プ 点 灯 ( W-TEST側 )
判 定 出 力 ・ ・ ・ 判 定 は 出 力 し ま せ ん 。 REMOTE/OUT コ ネ ク タ  よ り PROTECTION
( ピ ン No.12) が 出 力 し ま す 。
( 2 ) 試 験 電 圧 が 基 準 電 圧 範 囲 以 下 の 場 合 は 5秒 待 機 し ( 待 機 中 は W-TEST ラ ン プ が 点 滅 )
そ の 間 UP キ ー に よ り 目 的 の 試 験 電 圧 を 出 力 さ せ ま す 。
また、基準電圧範囲を超えた場合は、直ちに試験を中止します。
な お 、 基 準 電 圧 の 設 定 を OFFに し た 場 合 も 、 試 験 電 圧 が 6.00kV以 上 に な る と 直 ち に
試験を中止します。
電圧値は出力電圧計及び試験電圧表示器に表示します。
注)待機中でも試験電圧は出力していますので、上下限漏れ電流値判定を行ってい
ます。
( 3 ) 5秒 を 超 え て も 範 囲 を 外 れ る 場 合 は 、 試 験 電 圧 表 示 器 が そ の 時 の 試 験 電 圧 出 力 値 を
点 滅 表 示 、 更 に JUDGE HIGH
LOW が 点 灯 し て 試 験 を 中 止 し ま す 。 STOP ス イ ッ チ
② を 押 し て READY状 態 に し て く だ さ い 。
[試 験 電 圧 が 基 準 電 圧 範 囲 外 の 時 ]
RANGE
●
○
W
AC
I
DC
MEMORY
TIME
○M
kV
AC TEST VOLTAGE
kV
JUDGE
○
s
No.
CURRENT/RESISTANCE
mA
HIGH SET
MΩ
LOW SET
-37-
W-TEST
MODE
○ I-TEST
○ W-I
○ READY
GOOD
GOOD
○ I-W
○ REMOTE
HIGH
HIGH
●W
○ KEY
LOW
LOW
○I
○ DISCHARGE
LOCK
I試験
11.2●I試験(絶縁抵抗試験)
RANGE
○
●
W
AC
I
DC
MEMORY
TIME
○M
○
s
kV
AC TEST VOLTAGE
JUDGE
No.
CURRENT/RESISTANCE
kV
mA
HIGH SET
MΩ
LOW SET
W-TEST
MODE
● I-TEST
○ W-I
○ READY
GOOD
GOOD
○ I-W
○ REMOTE
HIGH
HIGH
○W
○ KEY
LOW
LOW
●I
○ DISCHARGE
LOCK
( 1 ) READY状 態 の 時 、  又 は  キ ー を 押 し 試 験 モ ー ド ラ ン プ が 点 滅 し ま す 。
▲ 又 は ▼ キ ー で Iラ ン プ を 選 択 し ま す 。 こ の と き 試 験 条 件 も 表 示 し ま す 。
( 2 ) 試 験 条 件 を 変 更 す る と き は 、  、  、 ▲ 、 ▼ 、 ON/OFF 、 SHIFT キ ー
で 設 定 変 更 で き ま す 。 詳 細 は 9項 参 照 し て く だ さ い 。
注 )試 験 時間 を に設 定す る こと が でき ま す。 こ の場 合 、試 験 中は 経過 時 間
表 示 し 、 999sを 超 え る と    の ス ク ロ ー ル 表 示 し 試 験 を 続 行 し ま す 。
( 3 ) START ス イ ッ チ ③ を 押 す と 、 I-TEST ラ ン プ が 点 灯 し 試 験 を 開 始 し ま す 。
高 電 圧 の 出 力 中 は DANGER ラ ン プ が 点 灯 し ま す 。
試 験 中 は 、 REMOTE/OUT コ ネ ク タ  TEST/H.V.OUT 、 I-TEST 、 TEST は ONし 、 READY
は OFFし ま す 。
試 験 終 了 す る と 、 REMOTE/OUT コ ネ ク タ  TEST/H.V.OUT 、 I-TEST 、 TEST は OFFし 、
END は ONし ま す 。
(4)合格判定の場合
RANGE
○
●
W
AC
I
DC
TIME
○
○
s
kV
AC TEST VOLTAGE
JUDGE
MEMORY
M
No.
CURRENT/RESISTANCE
kV
mA
HIGH SET
MΩ
LOW SET
W-TEST
○
MODE
I-TEST
○
W-I
○ READY
GOOD
GOOD
○ I-W
○ REMOTE
HIGH
HIGH
○W
○ KEY
LOW
LOW
●I
○ DISCHARGE
LOCK
試 験 時 間 が 経 過 す る と 試 験 を 終 了 し 絶 縁 抵 抗 試 験 の GOOD 点 灯 し ま す 。
・ 合 格 判 定 時 間 0.2秒 間 の と き 、 ス タ ー ト 前 の READY状 態 に 戻 り ま す 。
・ 合 格 判 定 時 間 が 連 続 出 力 の と き 、 再 ス タ ー ト で き ま せ ん 。 こ の 場 合 STOP ス イ
ッ チ ② を 押 す と READY状 態 に な り ま す 。
・ 判 定 出 力 は REMOTE/OUT コ ネ ク タ  I-GOOD 、 GOOD が ONし ま す 。
(5)不合格判定の場合
RANGE
○
●
W
AC
I
DC
MEMORY
TIME
○M
kV
AC TEST VOLTAGE
kV
JUDGE
○
s
No.
CURRENT/RESISTANCE
mA
HIGH SET
MΩ
LOW SET
W-TEST
MODE
○ I-TEST
○ W-I
○ READY
GOOD
GOOD
○ I-W
○ REMOTE
HIGH
HIGH
○W
○ KEY
LOW
LOW
●I
○ DISCHARGE
LOCK
試験電圧の出力を停止し、試験を中止します。測定抵抗値が設定範囲から外れた
場合は、直ちに試験電圧の出力を停止し、試験を中止します。
測 定 抵 抗 値 が 上 限 設 定 値 以 上 の 場 合 は JUDGE HIGH を 、 下 限 設 定 値 以 下 の 場 合 は
JUDGE LOW を 点 灯 し ま す 。
STOP ス イ ッ チ ② を 押 す と READY状 態 に な り ま す 。
・ 判 定 出 力 は REMOTE/OUT コ ネ ク タ  I-HIGH 又 は I-LOW 、 NG が ONし ま す 。
-38-
W-I試験
11.3●W-I試験( 耐電圧→絶縁抵抗試験)
READY状 態 で は 、 耐 電 圧 試 験 と 絶 縁 抵 抗 試 験 の 試 験 条 件 設 定 が 2秒 周 期 で 交 互 に 表
示します。
注)下限漏れ電流判定について
耐 電 圧 試 験 開 始 後 、 0.3秒 経 過 す る ま で 下 限 漏 れ 電 流 判 定 は 行 い ま せ ん 。
ま た 、 基 準 電 圧 設 定 の 場 合 は 、 基 準 電 圧 範 囲 に 達 し て か ら 0.3秒 経 過 後 、 下
限漏れ電流判定を行います。
RANGE
●
○
W
AC
I
DC
MEMORY
TIME
○M
s
kV
AC TEST VOLTAGE
JUDGE
○
No.
CURRENT/RESISTANCE
kV
mA
HIGH SET
MΩ
LOW SET
W-TEST
MODE
○ I-TEST
● W-I
● READY
GOOD
GOOD
○ I-W
○ REMOTE
HIGH
HIGH
○W
○ KEY
LOW
LOW
○I
○ DISCHARGE
LOCK
( 1 ) READY状 態 の 時 、  又 は  キ ー を 押 し 試 験 モ ー ド ラ ン プ が 点 滅 し ま す 。
▲ 又 は ▼ キ ー で W-I ラ ン プ を 選 択 し ま す 。 こ の と き 試 験 条 件 も 表 示 し ま す 。
( 2 ) 試 験 条 件 を 変 更 す る と き は 、  、  、 ▲ 、 ▼ 、 ON/OFF 、 SHIFT キ ー
で 設 定 変 更 で き ま す 。 詳 細 は 8項 ,9項 参 照 し て く だ さ い 。
( 3 ) START ス イ ッ チ ③ を 押 す と 、 W-TEST ラ ン プ が 点 灯 し 試 験 を 開 始 し ま す 。
高 電 圧 の 出 力 中 は DANGER ラ ン プ が 点 灯 し ま す 。
試 験 中 は 、 REMOTE/OUT コ ネ ク タ  TEST/H.V.OUT 、 TEST は ONし 、 READY は OFFし ま
す。
( 耐 電 圧 試 験 中 は W-TEST 、 絶 縁 抵 抗 試 験 は I-TEST が ONし ま す 。 )
試 験 終 了 す る と 、 REMOTE/OUT コ ネ ク タ  TEST/H.V.OUT 、 W-TEST 、 I-TEST 、 TEST
は OFFし 、 END は ONし ま す 。 詳 細 は 、 タ イ ミ ン グ チ ャ ー ト 17項 参 照 し て く だ さ い 。
(4)合格判定の場合
RANGE
○
●
W
AC
I
DC
MEMORY
TIME
○M
kV
AC TEST VOLTAGE
kV
JUDGE
○
s
No.
CURRENT/RESISTANCE
mA
HIGH SET
MΩ
LOW SET
W-TEST
MODE
○ I-TEST
● W-I
○ READY
GOOD
GOOD
○ I-W
○ REMOTE
HIGH
HIGH
○W
○ KEY
LOW
LOW
○I
○ DISCHARGE
LOCK
耐 電 圧 試 験 時 間 が 経 過 す る と 、 耐 電 圧 試 験 GOOD 点 灯 し 、 絶 縁 抵 抗 試 験 が 経 過 す
る と 、 絶 縁 抵 抗 試 験 GOOD 点 灯 し ま す 。
・ 合 格 判 定 時 間 0.2秒 間 の と き 、 ス タ ー ト 前 の READY状 態 に 戻 り ま す 。
・ 合 格 判 定 時 間 が 連 続 出 力 の と き 、 再 ス タ ー ト で き ま せ ん 。 こ の 場 合 STOP ス イ
ッ チ ② を 押 す と READY状 態 に な り ま す 。
・ ス テ ー タ ス 出 力 は 、 タ イ ミ ン グ チ ャ ー ト 17項 参 照 し て く だ さ い 。
(5)不合格判定の場合
耐 電 圧 試 験 不 合 格 の と き ・ ・ ・ ・ ・ 11.1項 参 照 し て く だ さ い 。
絶 縁 抵 抗 試 験 不 合 格 の と き ・ ・ ・ ・ 11.2項 参 照 し て く だ さ い 。
STOP ス イ ッ チ ② を 押 す と READY状 態 に な り ま す 。
-39-
I-W試験
11.4●I-W試験( 絶縁抵抗→耐電圧試験)
READY状 態 で は 、 耐 電 圧 試 験 と 絶 縁 抵 抗 試 験 の 試 験 条 件 設 定 が 2秒 周 期 で 交 互 に 表
示します。
RANGE
○
●
W
AC
I
DC
MEMORY
TIME
○M
○
s
kV
AC TEST VOLTAGE
JUDGE
No.
CURRENT/RESISTANCE
kV
mA
HIGH SET
MΩ
LOW SET
W-TEST
MODE
○ I-TEST
○ W-I
● READY
GOOD
GOOD
● I-W
○ REMOTE
HIGH
HIGH
○W
○ KEY
LOW
LOW
○I
● DISCHARGE
LOCK
( 1 ) READY状 態 の 時 、  又 は  キ ー を 押 し 試 験 モ ー ド ラ ン プ が 点 滅 し ま す 。
▲ 又 は ▼ キ ー で W-I ラ ン プ を 選 択 し ま す 。 こ の と き 試 験 条 件 も 表 示 し ま す 。
( 2 ) 試 験 条 件 を 変 更 す る と き は 、  、  、 ▲ 、 ▼ 、 ON/OFF 、 SHIFT キ ー
で 設 定 変 更 で き ま す 。 詳 細 は 8項 ,9項 参 照 し て く だ さ い 。
( 3 ) START ス イ ッ チ ③ を 押 す と 、 I-TEST ラ ン プ が 点 灯 し 試 験 を 開 始 し ま す 。
高 電 圧 の 出 力 中 は DANGER ラ ン プ が 点 灯 し ま す 。
試 験 中 は 、 REMOTE/OUT コ ネ ク タ  TEST/H.V.OUT 、 TEST は ONし 、 READY は OFFし ま
す。
( 絶 縁 抵 抗 試 験 は I-TEST 、 耐 電 圧 試 験 中 は W-TEST が ONし ま す 。 )
試 験 終 了 す る と 、 REMOTE/OUT コ ネ ク タ  TEST/H.V.OUT 、 W-TEST 、 I-TEST 、 TEST
は OFFし 、 END は ONし ま す 。 詳 細 は 、 タ イ ミ ン グ チ ャ ー ト 17項 参 照 し て く だ さ い 。
(4)合格判定の場合
RANGE
●
○
W
AC
I
DC
MEMORY
TIME
○M
kV
AC TEST VOLTAGE
kV
JUDGE
○
s
No.
CURRENT/RESISTANCE
mA
HIGH SET
MΩ
LOW SET
W-TEST
MODE
○ I-TEST
○ W-I
○ READY
GOOD
GOOD
● I-W
○ REMOTE
HIGH
HIGH
○W
○ KEY
LOW
LOW
○I
○ DISCHARGE
LOCK
絶 縁 抵 抗 試 験 時 間 が 経 過 す る と 、 絶 縁 抵 抗 試 験 GOOD 点 灯 し 、 耐 電 圧 試 験 が 経 過
す る と 、 耐 電 圧 試 験 GOOD 点 灯 し ま す 。
・ 合 格 判 定 時 間 0.2秒 間 の と き 、 ス タ ー ト 前 の READY状 態 に 戻 り ま す 。
・ 合 格 判 定 時 間 が 連 続 出 力 の と き 、 再 ス タ ー ト で き ま せ ん 。 こ の 場 合 STOP ス イ
ッ チ ② を 押 す と READY状 態 に な り ま す 。
・ ス テ ー タ ス 出 力 は 、 タ イ ミ ン グ チ ャ ー ト 17項 参 照 し て く だ さ い 。
(5)不合格判定の場合
絶 縁 抵 抗 試 験 不 合 格 の と き ・ ・ ・ ・ 11.2項 参 照 し て く だ さ い 。
耐 電 圧 試 験 不 合 格 の と き ・ ・ ・ ・ ・ 11.1項 参 照 し て く だ さ い 。
STOP ス イ ッ チ ② を 押 す と READY状 態 に な り ま す 。
-40-
12.キーロック
READY状 態 の 時 、 START ス イ ッ チ ③ と STOP ス イ ッ チ ② 以 外 の 操 作 を 無 効 に し ま す 。
リモートコントロール時は、リモートコントロールからのスタートになります。
RANGE
●
○
W
AC
I
DC
TIME
○M
○
s
kV
A C TEST VOLTAGE
JUDGE
M EMORY
No.
CURRENT/RESISTANCE
W-TEST
○ I-TEST
● W-I
● READY
GOOD
GOOD
○ I-W
○
HIGH
HIGH
○W
◎ KEY
LOW
○I
○
HIGH S ET
mA
LOW
kV
MODE
RE MOTE
LOCK
DISCHARGE
LOW S ET
MΩ
BUZZER
VOLTAGE SLIDER
WRITE
READ
ON/OFF
ENTER
LOCK
EXIT
SHIFT
キーロックの設定手順
① READY状 態 で LOCK キ ー ( SHIFT と ON/OFF 同 時 ) を 3秒 以 上 押 し ま す 。
押 し て い る 3秒 間 、 KEY LOCK ラ ン プ は 点 滅 し ま す 。
② KEY LOCK ラ ン プ が 点 灯 し 、 キ ー ロ ッ ク 機 能 が 設 定 さ れ ま す 。
キーロックの解除
① KEY LOCK ラ ン プ 点 灯 中 に 再 度 LOCK キ ー ( SHIFT と ON/OFF 同 時 ) を 3秒 以 上
押します。
押 し て い る 3秒 間 、 KEY LOCK ラ ン プ は 点 滅 し ま す 。
② KEY LOCK ラ ン プ が 消 灯 し 、 キ ー ロ ッ ク 機 能 が 解 除 さ れ ま す 。
-41-
13.特殊テストモード
8 5 2 7 は 前 面 パ ネ ル の ス イ ッ チ 操 作 に よ り 4種 類 の 特 殊 機 能 設 定 が で き ま す 。
(1)ダブルアクションスタート機能
ス ト ッ プ 信 号 入 力 後 、 0.5秒 以 内 に ス タ ー ト 信 号 の 入 力 で 試 験 開 始 し ま す 。
注 ) 機 能 を 設 定 し た 場 合 は 、 READY状 態 で READY ラ ン プ が 点 滅 し ま す 。
( 2 ) GOODホ ー ル ド 機 能
合格判定に関するモードです。ストップ信号を入力するまでの連続出力になります。
(3)モーメンタリスタート機能
スタート信号を入力しているときだけ試験を行います。
( 4 ) FAILモ ー ド 機 能
NG判 定 及 び PROTECTION動 作 の リ セ ッ ト は リ モ コ ン の ス ト ッ プ 信 号 か ら は 無 効
となり本体のストップスイッチからのみリセット有効となる機能です。
RANGE
○
○
W
AC
I
DC
M EMORY
TIME
○
s
kV
A C TEST VOLTAGE
JUDGE
○
M
No.
CURRENT/RESISTANCE
○
W-I
◎
READY
GOOD
GOOD
○
I-W
○
RE MOTE
HIGH
HIGH
○
W
○
KEY LOCK
LOW
○
I
○
DISCHARGE
HIGH S ET
mA
LOW
kV
LOW S ET
MΩ
ダブル アクション
GOODホールド
モーメンタリ
FAILモード
BUZZER
○
MODE
I-TEST
W-TEST
WRITE
READ
ON/OFF
ENTER
LOCK
EXIT
SHIFT
特殊テストモードの設定手順
① READY状 態 で SHIFT キ ー と STOP ス イ ッ チ を 同 時 に 3秒 以 上 押 し ま す 。
READY ラ ン プ 点 滅 、 試 験 時 間 表 示 が 「    」 点 灯 し ま す 。
電 流 / 抵 抗 表 示 器 の 4桁 目 の 表 示 器 が 点 滅 し ま す 。
②  又は  キーにより設定項目が移動できます。
③選択項目は下記表を参照願います。
CURRENT/RESISTANCE
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
▲ キー:数値が上がります。
▼ キー:数値が下がります。
設定の解除
ダブルアクションスタート機能の設定
設定の解除
GOODホ ー ル ド 機 能 の 設 定
注)再スタートするためには一度ストップ
信号入力が必要です。
GOODホ ー ル ド 機 能 の 設 定
注)スタート信号を入力すると判定出力を
リセットして再スタートします。
設定の解除
モーメンタリスタート機能の設定
設定の解除
FAILモ ー ド の 設 定
設定時に同期して点滅するランプ
READY ラ ン プ
W-TEST 、 I-TEST の GOOD
I-TEST 、 W-TEST ラ ン プ
W-TEST、 I-TEST の HIGH
LOW
設定の終了
ENTER キ ー を 押 す と 設 定 を 記 憶 し て READY状 態 に 戻 り ま す 。
設 定 モ ー ド 中 に EXIT キ ー ( SHIFT と ENTER 同 時 ) を 押 す と 、 特 殊 テ ス ト モ ー ド
を 中 断 し 、 READY状 態 に な り ま す 。
その時の特殊テストモードは、特殊テストモードに入る前の状態になります。
-42-
14.リモートコントロール
8 5 2 7 は 前 面 パ ネ ル の REMOTE コ ネ ク タ ⑧ 、 裏 面 パ ネ ル の REMOTE 端 子 台  又 は
REMOTE/OUT コ ネ ク タ  よ り 、 リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル で き ま す 。
 警
告
リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル 時 、 外 部 信 号 に よ り 高 電 圧 を ON/OFFし ま
すので、不用意に高電圧を発生しないよう、また出力端子、高
電圧ケーブル及び被試験物に触れないよう十分に注意してくだ
さい。
14.1●REMOTEコネクタによる操作
別 売 品 の リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル ボ ッ ク ス ( 5858-07、 07W) を REMOTE コ ネ ク タ ⑧ に
接続すると、スタート/ストップ操作をリモートコントロールできます。
リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル ボ ッ ク ス の プ ラ グ を 挿 入 す る と 、 REMOTE ラ ン プ が 点 灯 し 前 面
パネルのスイッチ操作からリモートコントロールボックスによるリモート操作に切
り替わります。
リ モ ー ト 操 作 時 は 、 前 面 パ ネ ル の START ス イ ッ チ ③ は 無 効 に な り ま す 。
14.2●REMOTE端子台による操作
裏 面 の REMOTE 端 子 台  か ら 、 REMOTE コ ネ ク タ ⑧ と 同 様 の リ モ ー ト 操 作 が で き
ます。
別 売 品 の フ ッ ト ス イ ッ チ ( 5858-04) を START端 子 に 接 続 す る と ス タ ー ト 操 作 を 足 で
行うことができます。
① 電 源 を OFFし 、 DANGER ラ ン プ ⑬ が 消 灯 し て い る こ と を 確 認 し ま す 。
② REMOTE 端 子 台  の REAR:ONと C端 子 間 を 短 絡 し ま す 。 又 は 、 REMOTE/OUT コ ネ
ク タ  の ピ ン No.2と 同 コ ネ ク タ の COM(ピ ン No.19,23.36の い ず れ か )と 短 絡 し て く
ださい。
③ STARTと C及 び STOPと Cに ス イ ッ チ 、 リ レ ー 接 点 又 は ト ラ ン ジ ス タ 、 ホ ト カ プ ラ な
どの論理素子を接続します。
④ 電 源 を ONす る と 、 表 示 部 の REMOTE ラ ン プ が 点 灯 し 、 リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル 可 能 と
なります。
注 ) リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル 時 、 前 面 の START ス イ ッ チ ③ は 無 効 と な り ま す が 、 ス
ト ッ プ 操 作 は 前 面 の STOP ス イ ッ チ ② と REMOTE 端 子 台  の STOP端 子 の 双 方 か
ら行うことができます。
-43-
リモートコントロール
入力信号仕様
制 御 入 力 : ア ク テ ィ ブ LOW
入 力 レ ベ ル : “ H” = 16.8~ 24V
“ L” = 0~ 3.8V
“ L” レ ベ ル 流 し 出 し 電 流 : I C =10mA
“ L” レ ベ ル 最 小 パ ル ス 幅 : 40ms
注 ) START、 STOP端 子 は 内 部 で +24Vに プ
ルアップしていますので、開放時は
“ H” レ ベ ル と な り ま す 。
図 14.1
リモートコントロール端子台接続例
 注
意
スイッチやリレーで制御する場合、チャタリングが発生すると
誤動作することがあります。
14.3●REMOTE/OUTコネクタによる操作
裏 面 の REMOTE/OUT コ ネ ク タ  か ら も REMOTE 端 子 台  と 同 一 の リ モ ー ト 操 作 が で
きます。
コ ネ ク タ の 接 続 は 15.2項 ( P47) を 参 照 し て く だ さ い 。
操 作 方 法 は 14.2項 ( P43) REMOTE端 子 台 に よ る 操 作 と 同 じ で す 。
-44-
リモートコントロール
14.4●REAR:MODEによる操作
REAR:MODEの 特 長
1 . リ レ ー や シ ー ケ ン サ 等 で 試 験 モ ー ド ( 耐 電 圧 試 験 ,絶 縁 抵 抗 試 験 ) を 任 意 に 選
択 で き ま す 。 ま た 試 験 モ ー ド 選 択 し な い 場 合 は 、 REAR:MODEに 入 る 前 の 試 験 状
態で試験を行うことになります。
2.メモリー設定内容をシーケンサ等で読み出して試験できます。
3.試験モードは外部から制御できますが、数値の設定変更はできませんのであら
かじめメモリーなどで設定してください。
4.外部制御で使用するため設定時は、キーロック状態になります。
5.スタート信号は、リモートコントロール設定状態で決まります。
6 . 試 験 の 中 断 は 、 STOP ス イ ッ チ ② や 裏 面 の 端 子 台 STOP  、 REMOTE/OUT コ ネ
ク タ の ピ ン No.4(STOP)か ら 試 験 中 断 で き ま す 。
REAR:MODE設 定 か ら ス タ ー ト す る
( 1 ) 裏 面 の REMOTE/OUT コ ネ ク タ  の ピ ン No.20(REAR:MODE)を 同 コ ネ ク タ  の
COM(19,23,36の い ず れ か )と 短 絡 し ま す 。 メ モ リ ー No.表 示 器 に  を 表 示 し ま す 。
注 ) シ ー ケ ン サ 等 に よ り 、 START ス イ ッ チ ③ ( 手 動 ス タ ー ト ) を 使 用 し な
い で 、 自 動 で 行 う と き は 、 ピ ン No.2(REAR:ON)を ONに す る 。 又 は REMOTE
端 子 台  の REAR:ONと Cを 短 絡 し ま す 。
(2)試験モードを選択します。
試 験 モ ー ド は 、 耐 電 圧 又 は 絶 縁 抵 抗 の い ず れ か を REMOTE/OUT コ ネ ク タ  の
ピ ン No.21(W-MODE)又 は ピ ン No.22(I-MODE)に よ っ て 選 択 し て お き ま す 。
( 3 ) 試 験 物 と の 配 線 、 安 全 等 の 確 認 後 、 START ス イ ッ チ ③ を 押 す 。 又 は リ モ ー
トコントロールによって試験開始します。
耐 電 圧 試 験 と 絶 縁 抵 抗 試 験 を 連 続 ( W-I,I-W) し て 行 う に は 、 ( 2 ) の 試 験 モ ー ド
で合格判定後、他方の試験モードを切替て再スタートします。
[例 ]耐 電 圧 試 験 → 絶 縁 抵 抗 試 験 ( W-I) を す る と き
① READY状 態 の と き 、 REMOTE/OUT コ ネ ク タ  の ピ ン No.21(W-MODE)ONに し ま す 。
試 験 ス タ ー ト し ま す 。 耐 電 圧 試 験 中 に な り DANGER ラ ン プ ⑬ 点 灯 し ま す 。
② 耐 電 圧 試 験 合 格 判 定 終 了 後 、 ピ ン No.21(W-MODE)OFFに し ま す 。
こ の と き READY状 態 で す 。
③ 次 に 絶 縁 抵 抗 試 験 を し ま す の で ピ ン No.22(I-MODE)ONに し ま す 。
④ 試 験 ス タ ー ト し ま す 。 絶 縁 抵 抗 試 験 中 に な り DANGER ラ ン プ ⑬ 点 灯 し ま す 。
⑤後は通常通り合否判定出力がでます。
メモリーを読み出してスタートする
( 1 ) 裏 面 の REMOTE/OUT コ ネ ク タ  の ピ ン No.20(REAR:MODE)を 同 コ ネ ク タ  の
COM(19,23,36の い ず れ か )と 短 絡 し ま す 。 メ モ リ ー No.表 示 器 に  を 表 示 し ま す 。
( 2 ) 同 コ ネ ク タ  の ピ ン No.6~ 9(MEM SET 1,2,4,8)の BCDコ ー ド の 組 み 合 わ せ に
よ り メ モ リ ー No.1~ 9を 読 み 出 し て お き ま す 。
注 ) A~ Fコ ー ド を 入 力 し た 場 合 、 表 示 器 に A~ Fを 点 滅 表 示 し ま す が 読 み 出 し
はできません。
( 3 ) 試 験 物 と の 配 線 、 安 全 等 の 確 認 後 、 START ス イ ッ チ ③ を 押 す 。 又 は リ モ ー
トコントロールによって試験開始します。
REAR:MODEと 併 用 で き る リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル
基 本 的 に は 、 REAR:MODE設 定 か ら ス タ ー ト ま で で 説 明 し た と お り で す が 、
REAR:MODE設 定 時 は 、 リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル も 併 用 で き ま す 。
REMOTE コ ネ ク タ ⑧ ( 前 面 パ ネ ル ) か ら の ス タ ー ト 、 REMOTE 端 子 台  ( 裏 面 パ ネ
ル ) 、 REMOTE/OUT コ ネ ク タ  の ピ ン No.3(START)か ら の 開 始 も 可 能 で す 。
リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル の 優 先 順 位 は 、 14.6項 を 参 照 し て く だ さ い 。
[REAR:MODE時 に 考 え ら れ る エ ラ ー ]
の点滅表示する。
の点滅表示する。
の点滅表示する。
-45-
原 因 と 対 策 は 20項 エ ラ ー メ ッ セ ー ジ
を参照してください。
リモートコントロール
14.5●REMOTE/OUTコネクタによるモータスライダー電圧調整
REAR:MODEが ON状 態 で 、 メ モ リ ー No.を 選 択 す る と ス ラ イ ダ ー 電 圧 設 定 値 に 自 動 昇
降します。
昇 降 途 中 で 、 メ モ リ ー No.を 切 替 え る と 、 新 し い メ モ リ ー No.の ス ラ イ ダ ー 電 圧 設
定 値 に 昇 降 し ま す 。 た だ し 、 有 効 な メ モ リ ー No.と ス ラ イ ダ ー 電 圧 設 定 値 で あ る
こ と 。 メ モ リ ー No.A~ F又 は 昇 降 中 、 REAR:MODEが OFFに し て も 、 先 に 有 効 な と き
の メ モ リ ー No.の ス ラ イ ダ ー 電 圧 設 定 値 に 昇 降 し ま す 。
14.6●各リモートコントロールの優先順位
8 5 2 7 に は 、 リ モ ー ト コ ン ト ー ル 設 定 が 4ヶ 所 あ り ま す 。 も し 複 数 設 定 さ れ て も
優先順位がありますので、下記の表を参考にしてください。
項目
A
B
C
D
リモートコントロールの設定
RS-232C コ ネ ク タ ⑳
(裏面パネル)
REMOTE コ ネ ク タ ⑧
(前面パネル)
REMOTE/OUT コ ネ ク タ  ( 裏 面 パ ネ ル )
REMOTE 端 子 台 
(裏面パネル)
優先順位
1
2
3
3
項 目 C 、 D (REAR:ON)は 内 部 で 並 列 接 続 に な り ま す の で 、 裏 面 か ら コ ン ト ロ ー ル す
るとき、C、Dどちらからでもコントロールできます。
-46-
15.外部制御
15.1●REMOTE/OUTコネクタによる制御
裏 面 パ ネ ル の REMOTE/OUT コ ネ ク タ  よ り 、 ス タ ー ト / ス ト ッ プ の リ モ ー ト コ ン ト
ロール、安全を保証するためのインターロックの設定及び8527の各状態に対応
する出力信号をオープンコレクタで出力します。
入 出 力 信 号 は ホ ト カ プ ラ で 内 部 回 路 と は 絶 縁 し て い ま す 。 ま た DC24V 0.1Aの 電 源 を
備えていますので外部制御用電源として使用できます。
15.2●コネクタピン配列と機能
I/O
信号名
ピ ン No.
機能
+24V
1
DC24V制 御 用 電 源 を 出 力 ( 容 量 0.1A)
REAR:ON
2
リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル 切 替 信 号 詳 細 は 14.3項 参 照
START
3
スタート用入力信号
STOP
4
ストップ用入力信号
INTER LOCK
5
インターロック用信号
I
MEM SET1
6
メ モ リ ー 呼 び 出 し BCDコ ー ド 入 力
MEM SET2
7
(REAR:MODE設 定 時 に 有 効 )
MEM SET4
8
No.1~ No.9ま で 有 効 。 A~ Fコ ー ド は 無 効 で す 。
MEM SET8
9
メモリー呼び出しはできません。
TEST/H.V.OUT
10
高電圧端子に電圧出力時に出力
READY
11
READY状 態 の 時 出 力
PROTECTION
12
保護機能動作時出力
詳 細 は 15.4項 参 照
GOOD
13
合格判定時に出力
O
W HIGH
14
耐電圧試験の上限不合格判定時に出力
W GOOD
15
耐電圧試験の合格判定時に出力
I HIGH
16
絶縁抵抗試験の上限不合格判定時に出力
I GOOD
17
絶縁抵抗試験の合格判定時に出力
NC
18
空きピン(中継等の配線はしないでください)
COM COM
19
コ モ ン ( 23、 36と 共 通 )
REAR:MODE
20
裏 面 か ら の 試 験 モ ー ド 切 替 動 作 (W,I)と な り ま す 。
I
W-MODE
21
耐 電 圧 試 験 の モ ー ド 設 定 (REAR:MODE設 定 時 に 有 効 )
I-MODE
22
絶 縁 抵 抗 試 験 の モ ー ド 設 定 ( REAR:MODE設 定 時 に 有 効 )
COM COM
23
コ モ ン ( 19、 36と 共 通 )
W-TEST
24
耐 電 圧 試 験 の 試 験 中 に 出 力 W-TEST点 滅 時 は 出 力 し な い
O
I-TEST
25
絶縁抵抗試験の試験中に出力 I-TEST点滅時は出力しない
TEST
26
試 験 中 に 出 力 W-TEST、 I-TEST 点 滅 時 は 出 力 し な い
NC
27
空きピン(中継等の配線はしないでください)
O
END
28
試験終了時に出力
NC
29
空きピン(中継等の配線はしないでください)
NC
30
空きピン(中継等の配線はしないでください)
NG
31
不合格判定時に出力
O
W LOW
32
耐電圧試験の下限不合格判定時に出力
NC
33
空きピン(中継等の配線はしないでください)
O
I LOW
34
絶縁抵抗試験の下限不合格判定時に出力
NC
35
空きピン(中継等の配線はしないでください)
COM COM
36
コ モ ン ( 19、 23と 共 通 )
入出力の種類
1
18
I :入 力
O :オ ー プ ン コ レ ク タ 出 力
COM:入 出 力 用 コ モ ン
- :空 き ピ ン
36
19
使 用 コ ネ ク タ : 36Pア ン フ ェ ノ ー ル
注 ) 外 部 よ り リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル す る 場 合 は 、 REAR:ONと COMを 短 絡 し ま す 。 リ モ
ー ト 操 作 は 14.2項 ( P43) REMOTE端 子 台 に よ る 操 作 と 同 じ で す 。
-47-
外部制御
15.3●インターロック信号
インターロックは作業者の安全を確保するため、外部装置と連動させて出力をしゃ
断する機能です。
本 体 裏 面 の REMOTE/OUT コ ネ ク タ  の ピ ン No.5( INTER LOCK) を オ ー プ ン に す る と
インターロック状態になり、試験のスタートができません。
イ ン ター ロ ック 機 能作 動 中は 試験 電 圧表 示 器に  を 点 滅表 示し 、
8527の出力はしゃ断されすべてのキー操作は無効になります。
イ ン タ ー ロ ッ ク を 解 除 す る に は REMOTE/OUT コ ネ ク タ  の ピ ン No.5と ピ ン No.23
( COM) を 短 絡 し て “ L” レ ベ ル に し て か ら STOP ス イ ッ チ ② を 押 し ま す 。
       が 消 灯 、 READY ラ ン プ が 点 灯 し て 試 験 可 能 に な り ま す 。
注 ) 付 属 の REMOTE/OUTプ ラ グ ( 36P) は ピ ン No.5と ピ ン No.23を 短 絡 し て い ま す 。
下図の接続例のように外部装置と連動させるなど、安全面を考慮した適切なインタ
ーロック処理を施してください。
REMOTE/OUTコ ネ ク タ
5
18
1
外部装置
治具開閉部スイッチ
36
図 15.1
23
19
インターロック接続例
15.4●保護機能動作(PROTECTION)
保 護 機 能 動 作 は 、 下 記 の 状 態 の 時 に REMOTE/OUT コ ネ ク タ  よ り PROTECTIONが 出
力する動作です。
・ 試 験 終 了 後 、 10秒 経 過 し て も 試 験 物 の 放 電 が 終 了 し な い と き
・ 試 験 終 了 後 、 10秒 経 過 し て も 電 圧 出 力 が 下 が ら な い と き
・ イ ン タ ー ロ ッ ク 入 力 が OFFし た と き
・試験中に、リモート状態を変更したとき
・基準電圧設定範囲外のとき
-48-
外部制御
15.5●出力信号と制御用電源
8527の各状態を出力信号として取り出すことができます。
DC24Vの 制 御 用 電 源 を 備 え て い ま す の で 、 リ レ ー な ど を 直 接 ド ラ イ ブ で き ま す 。
( 1 ) 出 力 信 号 仕 様 ( ピ ン No.10~ 17、 24~ 26、 28、 31、 32、 34)
信 号 形 式:オープンコレクタ出力
最 大 負 荷 電 圧 : DC30V
最 大 出 力 電 流 : DC30mA
絶 縁 方 式:ホトカプラにより内部回路とアイソレーション
出 力 飽 和 電 圧 : DC1.6V以 下
( 2 ) 制 御 用 電 源 仕 様 ( ピ ン No.1)
出 力 電 圧 : DC24V
電 流 容 量 : DC0.1A
図 15.2
リレードライブ接続例
図 15.3
信号レベルを得る例
 注
意
・ 出 力 信 号 は DC30V 30mA以 下 で ご 使 用 く だ さ い 。
・リレーなどの誘導性負荷を制御する場合は、コイルと並列に
ダイオードを接続して逆起電力を吸収してください。
-49-
16.ステータス出力
16.1●STATUS
OUTの出力名と出力条件
裏 面 STATUS OUT  端 子 台 か ら 、 設 定 し た 出 力 条 件 時 に リ レ ー 接 点 で 出 力 し ま す 。
複 数 の 出 力 を 選 択 し た 時 は 、 1つ で も 条 件 が 成 立 す る と 出 力 し ま す 。
出力信号名
TEST/H.V.OUT
TEST
GOOD
NG
READY
REMOTE
POWER ON
出力条件
高 電 圧 端 子 に 電 圧 出 力 時 ( DANGER 点 灯 時 )
試 験 中 ( TEST ラ ン プ 点 灯 時 )
合 格 判 定 時 ( GOOD ラ ン プ 点 灯 時 )
不 合 格 判 定 時 ( JUDGE HIGH 、 LOW ラ ン プ 点 灯 時 )
READY状 態 の 時 ( READY ラ ン プ 点 灯 時 )
リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル 時 ( REMOTE ラ ン プ 点 灯 時 )
電 源 が ONの 時
REMOTE
STATUS OUT
a
c
START
C
STOP
C REAR:ON C
NC
26
オ プ シ ョ ン の ブ ザ ー ユ ニ ッ ト ( 5858-05) な ど に 接 続 す る こ と が で き ま す 。
ス テ ー タ ス 出 力 候 補 の 出 力 名 は 複 数 選 択 可 能 で す 。 ( OR選 択 と な り ま す )
16.2●ステータス出力仕様
出 力 接 点 構 成 : 1aリ レ ー 接 点
最 大 出 力 容 量 : AC250V/1A( DC30V/1A) 抵 抗 負 荷
使 用 端 子 ね じ : M3
 警
告
ス テ ー タ ス 出 力 に は AC250V/1A( DC30V/1A) 以 上 を 消 費 す る 機
器を接続しないでください。
本器の破損の原因となります。
-50-
ステータス出力
16.3●ステータス出力条件の設定
RANGE
◎
◎
W
AC
I
DC
TIME
JUDGE
M EMORY
○M
○
s
kV
A C TEST VOLTAGE
No.
CURRENT/RESISTANCE
kV
mA
HIGH S ET
MΩ
LOW S ET
W-TEST
MODE
○ I-TEST
○ W-I
○ READY
GOOD
GOOD
○ I-W
○
HIGH
HIGH
○W
○ KEY
LOW
LOW
○I
○ DISCHARGE
RE MOTE
LOCK
BUZZER
VOLTAGE SLIDER
WRITE
READ
ON/OFF
ENTER
LOCK
EXIT
SHIFT
ステータス出力条件の設定手順
① READY状 態 で ON/OFF キ ー と ▲ キ ー を 同 時 に 3秒 以 上 押 し ま す 。
W AC 、 I DC ラ ン プ 点 滅 、 試 験 時 間 表 示 が 「    」 点 灯 し ま す 。
電圧表示器の最上位桁の表示器が点滅します。
②  又は  キーにより設定項目が移動できます。
③選択項目は下記表を参照願います。
AC TEST VOLTAGE
CURRENT/RESISTANCE
kV







各項目選択時:「 」又は「 」点滅
:選択
:選択しない
 キ ー : 右 に 移 動 た だ し POWER ON 項 目 時 に 押 す と
TEST/H.V.OUT 項 目 へ 移 動 し ま す 。
 キ ー : 左 に 移 動 た だ し TEST/H.V.OUT 項 目 時 に 押
す と POWER ON 項 目 へ 移 動 し ま す 。
ステータス出力
設定時に点滅するランプ
選択項目
TEST/H.V.OUT
DANGER 、 W AC 、 I DC ラ ン プ
TEST
I-TEST 、 W-TEST ラ ン プ
GOOD
W-TEST 、 I-TEST の GOOD
NG
W-TEST 、 I-TEST の HIGH
LOW
READY
READY ラ ン プ
REMOTE
REMOTE ラ ン プ
POWER ON
----
設定の終了
ENTER キ ー を 押 す と 設 定 を 記 憶 し て READY状 態 に 戻 り ま す 。
EXIT キ ー ( SHIFT と ENTER 同 時 ) を 押 す と 、 ス テ ー タ ス 出 力 条 件 の 設 定 モ ー ド
を 中 断 し 、 READY状 態 に な り ま す 。
その時のステータス出力条件の設定モードは、ステータス出力条件の設定に入る前
の状態になります。
-51-
17.タイミングチャート
17.1●モータスライダー動作
キ ー ロ ッ ク ON時 は 、 VOLTAGE SLIDER の UP / DOWN キ ー も ロ ッ ク 状 態 と な り ま す 。
-52-
タイミングチャート
17.2●モータスライダー停止後、試験終了までのタイミングチャート
-53-
18.ブザー音の調整
合格判定時、及び不合格判定時にブザー音が鳴ります。
前面パネルの設定で音量調整ができます。
RANGE
○
○
W
AC
I
DC
TIME
○M
○
s
kV
A C TEST VOLTAGE
JUDGE
M EMORY
No.
CURRENT/RESISTANCE
kV
mA
HIGH S ET
MΩ
LOW S ET
W-TEST
MODE
○ I-TEST
○ W-I
○ READY
GOOD
GOOD
○ I-W
○
HIGH
HIGH
○W
○ KEY
LOW
LOW
○I
○ DISCHARGE
RE MOTE
LOCK
BUZZER
VOLTAGE SLIDER
WRITE
READ
ON/OFF
ENTER
LOCK
EXIT
SHIFT
ブザー音の設定に入るには
READY状 態 で ON/OFF キ ー と ▼ キ ー を 同 時 に 3秒 以 上 押 し ま す 。
試 験 時間 表 示が 「 」点 灯し ま す。
合格時のブザー音の調整
①電流/抵抗表示器が「
□」点滅します。
「
□」点滅時は、合格判定時のブザー音量調整ができます。
②音量は ▲ 又は ▼ キーで調整します。下記表を参照願います。
不合格時のブザー音の調整
①電流/抵抗表示器が「
□」点滅します。
②  又は  キーを押すことにより合格設定「
□」点滅と不合格
「
□」点滅時の切り替えとなりますので不合格時の点滅にします。
③音量は ▲ 又は ▼ キーで調整します。下記表を参照願います。
設定の終了
ENTER キ ー を 押 す と 設 定 を 記 憶 し て READY状 態 に 戻 り ま す 。
試 験 時 間 表 示 が 「    」 の 表 示 が 点 灯 中 に EXIT キ ー ( SHIFT と ENTER 同 時 )
を 押 す と 、 ブ ザ ー 音 の 調 整 を 中 断 し 、 READY状 態 に な り ま す 。
その時のブザー音は、ブザー音の調整に入る前の状態になります。
[音量について]
設定範囲
合格判定用
不合格判定用












音量
最大
最小
OFF
音 量 は STOP ス イ ッ チ ② を 押 す こ と に よ り 鳴 り ま す の で 、 確 認 で き ま す 。
-54-
19.電圧モニター出力
8527には耐電圧試験の電圧モニターが用意されています。
モニター出力は裏面パネルから出力します。
RS-232C
FUSE
T10AH 125V
100V
50/60Hz
HIGH VOLTAGE
REMOTE/OUT
OUTPUT
注
意
CAUTION
保護接地端子は 確実に
大地アースして ください。
ENSURE GROUNDING OF
PROTECTIVE EARTH TERMINAL.
REMOTE
STATUS OUT
a
MAX 5kV
c
START
C
STOP
C REAR:ON C
VOLTAGE MONITOR
NC
+
-
LOW
24
出 力 範 囲 : 耐 電 圧 試 験 出 力 AC0~ 5kVに 対 し て 電 圧 出 力 DC0~ 5V
許
容
差 : ± 1.5% of F.S
外 部 負 荷 抵 抗 : 2kΩ 以 上
 警
告
VOLTAGE MONITORは 高 電 圧 出 力 ⑨ ⑩   ⑰ と は 絶 縁 し て い ま せ
んので、モニター機器との接続には充分に注意してください。
-55-
20.エラーメッセージ
エラー発生時、状況に応じて下記の表のように表示します。
エラー番号を確認してから作業してください。
AC TEST VOLTAGE
CURRENT/RESISTANCE
mA
MΩ
kV
AC TEST VOLTAGE




測定値















CURRENT/RESISTANCE
原
因
10秒 経 過 し て も 試 験 物 の 放 電 が 終 了 し な い と き
10秒 経 過 し て も 電 圧 出 力 が 下 が ら な い と き
イ ン タ ー ロ ッ ク 入 力 が OFFし た と き
試験中に、リモート状態を変更したとき
耐電圧試験中に異常電流を検出動作した(上限漏れ電流値NGになる)
ス タ ー ト 信 号 の 保 持 時 間 が 40ms以 下 の と き
モ ー メ ン タ リ 動 作 で 、 耐 電 圧 試 験 中 に ス タ ー ト 信 号 が OFFし た と き
モ ー メ ン タ リ 動 作 で 、 絶 縁 抵 抗 試 験 中 に ス タ ー ト 信 号 が OFFし た と き
試験モードが不定のとき
REAR:MODEの と き 、 試 験 モ ー ド Wと Iが 同 時 設 定 さ れ て い ま す 。
※ REMOTE/OUT コ ネ ク タ  よ り PROTECTIONが 出 力 し ま す 。
対策
A 、I
A
B
C
D
E
F
F
G
H
※
※
※
※
対策
A : す ぐ に 電 源 を OFFに し て く だ さ い 。 8 5 2 7 本 体 が 故 障 し て い る 可 能 性 が あ り
ますので、代理店又は当社までご連絡ください。
B : イ ン タ ー ロ ッ ク 入 力 が OFFに な り ま し た 。 接 続 又 は シ ー ケ ン ス を 見 直 し て イ ン
ターロック入力を正しく接続してください。
STOP ス イ ッ チ ② を 押 し READY状 態 に し ま す 。
C : 試 験 中 に リ モ ー ト 接 続 が ON/OFFし た り 、 メ モ リ ー No.を 変 更 す る と エ ラ ー に な
り ま す 。 STOP ス イ ッ チ ② 等 を 押 し READY状 態 に し ま す 。 接 続 又 は シ ー ケ ン ス
を見直してください。
D:試験物が短絡していたりして異常電流が流れたりすると、上限漏れ電流値の判
定は不合格となります。
8527は安全のため負荷(試験物)が短絡しているかどうかまずチェックし
ますので、測定より早く検出します。
よって、そのときの測定電圧は、応答途中の電圧値ですので、正しい電圧値で
はありません。ご注意してください。
接 続 又 は シ ー ケ ン ス を 見 直 し 正 常 な 負 荷 ( 試 験 物 ) に し て か ら STOP ス イ ッ チ
② を 押 し READY状 態 に し ま す 。
E : STOP ス イ ッ チ ② を 押 し READY状 態 に し ま す 。
ON時 間 が 10ms未 満 の と き 、 ス タ ー ト シ ー ケ ン ス 40ms以 上 確 保 で き る よ う 考 慮 願
います。
F : STOP ス イ ッ チ ② を 押 し READY状 態 に し ま す 。 試 験 中 は ス タ ー ト 信 号 が OFFに な
らないよう接続又はシーケンスを見直してください。
G : REAR:MODE設 定 に 入 る 前 の 試 験 モ ー ド が W又 は Iの と き 、 REAR:MODE設 定 後 は 、
必 ず 試 験 前 と 同 じ 単 独 試 験 モ ー ド に て 試 験 し て く だ さ い 。 回 避 方 法 は 、 REAR:
MODEを OFFし 、 目 的 の 単 独 試 験 モ ー ド に し て く だ さ い 。
H : REAR:MODE動 作 時 は 、 試 験 モ ー ド 選 択 W-MODE又 は I-MODEの い ず れ か に な る よ う
に設定してください。設定中は設定を正常にすれば、回避できます。
試 験 中 に 起 こ っ た 場 合 は 、 STOP ス イ ッ チ ② 等 で READY状 態 に し ま す 。
そ の 後 、 W-MODEと I-MODEが ダ ブ っ て ONし な い よ う 接 続 又 は シ ー ケ ン ス を 見 直 し
てください。
I:試験物の容量が大きい場合、放電できず高電圧が残っている場合があります。
電 源 を OFFし 、 試 験 物 を 適 当 な 方 法 で 十 分 に 放 電 さ せ て く だ さ い 。
-56-
21.保守・故障について
21.1●お手入れについて
前面パネルやケースが汚れたときは柔らかい布でふいてください。
汚れがひどい場合は、水で薄めた中性洗剤に浸した布を、よく絞ってからふきとり、
乾いた布で仕上げてください。シンナー、ベンジン等の有機溶剤でふくと、表面が
変形、変色することがありますので、ご使用にならないでください。
21.2●故障かなと思ったら
故障かな?と思ったら修理に出される前に、次の点をお調べください。
症 状
電 源 ス イ ッ チ を ONし て も
表示器が点灯しない。


を表示する。
キーが操作できない。
START ス イ ッ チ を 押 し て
も試験を開始しない。
点 検 事 項
・電源プラグがコンセントから外れていませんか?
・ヒューズが切れていませんか?
21.3項 ( P57) を 参 照 し て ヒ ュ ー ズ を 交 換 し ま す 。
・インターロックが作動しています。
15.3項 ( P48) を 参 照 の 上 、 イ ン タ ー ロ ッ ク を 解
除してください。
・ KEY LOCK ラ ン プ 点 灯 し て い ま せ ん か ?
12項 ( P41) を 参 照 の 上 キ ー ロ ッ ク を 解 除 し て く
ださい。
・ READY ラ ン プ が 点 灯 し て い ま す か ?
・ REMOTE ラ ン プ が 点 灯 し て い ま せ ん か ?
リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル 中 は START ス イ ッ チ は 無
効になります。
リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル に つ い て は 、 14.6( P46)
を参照してください。
21.3●ヒューズの交換
ヒューズを交換するときは必ず下表の定格のヒューズを使用してください。
ヒューズは付属品に添付しています。
区分
標準品
電源電圧 ヒューズ定格
AC100V
125V 10A
AC115V
推奨:ヒューズは、冨士端子工業製
AC200V
耐 ラ ッ シ ュ 形 TWMを 使 用 し て く
オプション
AC220V
250V 5A
ださい。
AC240V
上記定格以外のヒューズは使用しないでください
-57-
保守
21.4●長期間、故障なくお使い頂くには
8527は、電動式のスライドレギュレターを使用しており、モータ部と変圧器部
の組み合わせで構成されています。
機械的に消耗する部品が含まれており、そのまま使用しますと焼損事故につながる
恐れがあります。頻度が激しい場合は、モータスライダーの交換等が必要になりま
す。
組み込み式ですので、交換や配線、据え付けは弊社にて行います。代理店又は弊社
営業までご連絡ください。
交換の時期
[摺 動 子 部 ]
耐 電 圧 の 設 定 を 0kV~ 最 大 ~ 0kVで 1往 復 と し ま す 。
8000回 ( 往 復 ) を 目 安 に 使 用 し て く だ さ い 。
VOLTAGE SLIDERの 速 度 が 遅 く な っ た か な ? と 思 っ た ら
READY状 態 で 、 基 準 電 圧 設 定 OFFに し VOLTAGE SLIDER の UP / DOWN を 0~ 最 大 又 は 、
最 大 ~ 0ま で 変 化 さ せ て 、 経 過 時 間 を 測 定 し て み て く だ さ い 。
下 記 参 考 デ ー タ か ら 、 20% 以 上 遅 く な っ て い た ら 、 交 換 時 期 の 判 断 目 安 と し て く だ
さい。
モ ー タ 単 体 で は 10% 以 上 遅 く な れ ば 、 交 換 時 期 で す が 、 実 際 の 時 間 計 測 で 2秒 の 計
測 誤 差 も あ り ま す の で 現 実 的 に 20% ぐ ら い を 判 断 基 準 と し て い ま す 。
参考
0~ 最 大
約 30秒
約 25秒
連 続 可 変 ( 0~ 100% 可 変 )
50Hz
60Hz
[モ ー タ 部 ]通 算 使 用 時 間 の 目 安 ( VOLTAGE SLIDERの 総 稼 働 時 間 ) 2000時 間
 警
告
VOLTAGE SLIDERを 連 続 変 化 さ せ て 試 験 す る と き は 、 30分 以 内 で
す。この場合、休止時間は、試験時間と同等以上とします。
連続試験時間の制限
周 囲 温 度 t( ℃ )
表 21
上 限 設 定 値 I( mA)
休止時間
最大試験時間
50< I≦ 110
試験時間と同等以上
30分 以 下
I≦ 50
不要
24時 間
t≦ 40℃
-58-
22.仕様
22.1 耐電圧試験部
22.1.1 試験電圧
(1)印 加 電 圧
(2)出 力 容 量
(3)波
形
(4)電 圧 変 動 率
(5)電 圧 印 加 方 法
(6)印 加 電 圧 設 定
( 7 ) スライダー設定確度
22.1.2 電圧測定
(1)整 流 方 式
(2)ア ナ ロ グ
(3)デ ィ ジ タ ル
22.1.3 電流測定
(1)整 流 方 式
(2)測 定 範 囲
(3)表
示
(4)分
解
能
(5)測
(6)電
定
流
確
表
度
示
AC0~ 5kV
500VA(5kV,100mA)電 源 AC100V時
た だ し 、 出 力 電 流 50mA以 上 は 、 連 続 30分 以 下
商用電源波形
15% 以 下 ( 公 称 電 源 電 圧 時 、 無 負 荷 → 最 大 負 荷 に て )
ゼロクロス投入スイッチ
モータスライダーによる設定
± 30V た だ し 電 圧 変 動 に よ る 誤 差 は 含 ま な い
平均値整流実効値表示
目
盛 : AC0~ 5kV
確
度 : ± 5% of F.S
測 定 範 囲 : AC0.00~ 6.00kV 3桁 緑 色 LED 文 字 高 さ 10mm
確
度 : ± 1.5% of F.S (F.S 5kV)
電圧表示:試験中は高電圧端子の印加電圧表示
試験終了時は判定時の電圧値を保持
平均値整流実効値表示
0.01~ 199.9mA( 2レ ン ジ 上 限 設 定 値 と 連 動 切 替 )
デ ィ ジ タ ル 3 1/2桁 表 示 緑 色 LED 文 字 高 さ 10mm
0.01mA(0.1~ 9.9mA)
注 . ( )内 は 上 限 設 定 値
0.1mA (10.0~ 110.0mA)
上 限 設 定 値 の ± (5% +20μ A)
試験中は漏れ電流値を表示
試験終了時は判定時の漏れ電流値を保持
( 耐 電 圧 NG又 は 、 I-W、 W試 験 モ ー ド 時 )
22.1.4 試験結果判定
(1)判 定 方 式
上限
アナログコンパレータ (短絡検出用、設定値内部固定)
上限、下限 ディジタルコンパレータ
(2)設 定 範 囲
上 限 0.1~ 110.0mA
(下 限 設 定 +1digit 以 上 )
分 解 能 0.1mA
下 限 0.0~ 109.0mA
(上 限 設 定 -1digit 以 下 )
分 解 能 0.1mA
注 ) 下 限 設 定 は ON/OFF可 能 (判 定 機 能 は :OFF、 [LOW SET]LEDは 消 灯 )
(3)判 定 条 件
上 限 設 定 値 > 漏 れ 電 流 > 下 限 設 定 値 ・ GOOD(W-GOOD LED点 灯 、 出 力 :ON)
上 限 設 定 値 ≦ 漏 れ 電 流 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ NG (W-HIGH LED点 灯 、 出 力 :ON)
下 限 設 定 値 ≧ 漏 れ 電 流 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ NG (W-LOW LED点 灯 、 出 力 :ON)
注 ) GOOD判 定 は 出 力 時 間 を 連 続 /0.2s切 替 可 能
交流耐電圧試験器では、高圧ケーブルや冶具などの分布容量による漏れ
電流が判定誤差の要因になります。
判定基準値は、この漏れ電流を加味した値としてください。
付 属 高 圧 ケ ー ブ ル ( 5880-25-020)の 高 圧 側 テ ス ト リ ー ド と L o w 側 テ ス
トリードの間隔をあけて配線した場合の参考値です。
出力電圧
漏れ電流
22.1.5 試験時間
(1)設 定 範 囲
(2)設 定 分 解 能
(3)時 間 表 示
(4)確
度
1kV
10μ A
2kV
20μ A
3kV
30μ A
0.5~ 999sタ イ マ ー オ フ 機 能 付 き
0.1s(0.5~ 99.9s)/1s(100~ 999s)
0.0~ 999 3桁 緑 色 LED 文 字 高 さ 8mm
試 験 中 タ イ マ ー ON時 : 残 時 間 表 示
タ イ マ ー OFF時 : 経 過 時 間 表 示
± 20ms(0.5~ 99.9s)/± 200ms(100~ 999s)
-59-
4kV
37μ A
5kV
47μ A
仕様
22.2 絶縁抵抗試験部
(1)適 用 規 格
(2)定 格 測 定 電 圧
(3)無 負 荷 電 圧
(4)定 格 測 定 電 流
(5)短 絡 電 流
(6)表
示
JIS C1302-1994に 準 拠
DC500/1000V
定 格 電 圧 の 130% 以 内
1mA
12mA以 下
0.00~ 2000( 3レ ン ジ 自 動 切 替 ) 4桁 緑 色 LED 文 字 高 さ 10mm
自動ゼロサプレス
入 力 オー バ 時又 は 、入 力オ ー プン 時 ( )で フ ラッ シ ング 表 示
試験中は絶縁抵抗を表示
試 験 終 了 時 は 判 定 時 の 抵 抗 値 を 保 持 ( 絶 縁 NG又 は 、 W-I,I試 験 モ ー ド時 )
漏れ電流表示と共用
(7)測定範囲・確度
(8)誤 入 力 保 護
定格測定電圧
表示範囲
分解能
確 度
DC500V
0.00~ 20.00MΩ
10kΩ ± (2% rdg.+3digit)
DC1000V
18.0~ 200.0MΩ 100kΩ ± (2% rdg.+3digit)
180~ 2000MΩ
1MΩ ± (5% rdg.+3digit)
確 度 : 23℃ ± 5℃ 、 45~ 75% RHの 状 態 で 規 定
AC600V( 50/60Hz正 弦 波 ) 10秒 間
22.2.1 試験結果判定
(1)判 定 方 式
上下限 ディジタルコンパレータ
(2)設 定 範 囲
上 限 0.2M~ 2000MΩ
(下 限 設 定 +1digit 以 上 )
分 解 能 0.1MΩ (0.2~ 9.9MΩ )/1MΩ (10~ 2000MΩ )
下 限 0.1M~ 1999MΩ
(上 限 設 定 -1digit 以 下 )
分 解 能 0.1MΩ (0.1~ 9.9MΩ )/1MΩ (10~ 1999MΩ )
注 ) 上 限 設 定 は ON/OFF可 能
(3)判 定 条 件
上 限 設 定 値 > 表 示 値 > 下 限 設 定 値 ・ ・ GOOD(I-GOOD LED点 灯 、 出 力 :ON)
上 限 設 定 値 ≦ 表 示 値 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ NG (I-HIGH LED点 灯 、 出 力 :ON)
下 限 設 定 値 ≧ 表 示 値 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ NG (I-LOW LED点 灯 、 出 力 :ON)
注 ) GOOD判 定 は 出 力 時 間 を 連 続 /0.2s切 替 可 能
22.2.2 試験時間
(1)設 定 範 囲
(2)設 定 分 解 能
(3)時 間 表 示
(4)マ ス ク タ イ ム
(5)確
度
0.5~ 999sタ イ マ ー オ フ 機 能 付 き
(マ ス ク タ イ ム +0.2s 以 上 )
0.1s(0.5~ 99.9s)/1s(100~ 999s)
試 験 中 タ イ マ ー ON時 : 残 時 間 表 示
タ イ マ ー OFF時 : 経 過 時 間 表 示
0.3~ 50.0 s
(試 験 時 間 -0.2s 以 下 )
マ ス ク タ イ マ ー 動 作 時 Mラ ン プ 点 灯 し ま す 。
コンパレータの動作を一定時間禁止するタイマー
コンデンサ負荷など遅延のある被試験品の測定で待ち時間が必要なとき
に使用
± 20ms( 0.5~ 99.9s)/± 200ms(100~ 999s)
22.2.3 放電機能
絶縁抵抗試験で、被試験品に充電された電荷を放電
( 機 能 の ON/OFF可 )
機 能 ON時 、 DISCHARGE ラ ン プ 点 灯
放 電 動 作 時 、 I-TEST ラ ン プ 点 滅
22.3 試験電圧出力端子
前面、裏面に設置、端子は試験中高電圧出力しています。
-60-
仕様
22.4 入出力信号
(1)判 定 方
(2)コ ネ ク
(3)出 力 信
(4)出 力 信 号
式
タ
号
名
(5)出力信号用電源
(6)入 力 信 号
(7)入 力 信 号 名
上下限 ディジタルコンパレータ
裏 面 36P ア ン フ ェ ノ ー ル コ ネ ク タ
オ ー プ ン コ レ ク タ DC30V、 30mA MAX
TEST
:試験期間中
END
:終了
TEST/H.V.OUT: 高 電 圧 出 力 中
READY
:待機中
W-TEST
:耐電圧試験中
I-TEST
:絶縁抵抗試験中
GOOD
:合格判定時
( 0.2s/連 続
NG
:不合格判定時
(連続)
W HIGH
:耐電圧上限不合格判定時(連続)
W LOW
:耐電圧下限不合格判定時(連続)
W GOOD
:耐電圧合格判定時
I HIGH
:絶縁上限不合格判定時 (連続)
I LOW
:絶縁下限不合格判定時 (連続)
I GOOD
:絶縁合格判定時
PROTECTION : 保 護 機 能 動 作 時
DC24V、0.1A
H=16.8~ 24V、L=0~ 3.8V
I C =10mA、 L レ ベ ル 最 小 パ ル ス 幅 = 40ms
START
:ス タ ー ト 信 号
STOP
:ス ト ッ プ 信 号
REAR:ON
:リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル 信 号
INTER LOCK :イ ン タ ー ロ ッ ク 信 号
W-MODE
:耐 電 圧 試 験 モ ー ド
I-MODE
:絶 縁 抵 抗 試 験 モ ー ド
REAR:MODE
:リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル 切 替 信 号
MEM SET1
:メ モ リ ー 読 み 出 し BCDコ ー ド 1信 号
MEM SET2
:メ モ リ ー 読 み 出 し BCDコ ー ド 2信 号
MEM SET4
:メ モ リ ー 読 み 出 し BCDコ ー ド 4信 号
MEM SET8
:メ モ リ ー 読 み 出 し BCDコ ー ド 8信 号
切替可能)
22.5 ステータス出力
前面パネルより設定した出力条件時にリレー接点で出力します
接 点 構 成 : 1a接 点
接 点 容 量 : AC250V/1A( DC30V/1A) 抵 抗 負 荷
設定条件:
1 . TEST/H.V.OUT
5 . READY
( 複 数 選 択 可 能 ) 2 . TEST
6 . REMOTE
3 . GOOD
7 . POWER ON
4 . NG
22.6 電圧モニター出力
耐電圧試験の出力電圧のモニター用出力
出力端子:裏面パネルに赤、黒ジョンソン端子各1個
出 力 電 圧 : DC0~ 5V( AC0~ 5kVに 対 し て )
許 容 差 : ± 1.5% of F.S
2 2 . 7 RS-232Cイ ン タ フ ェ ー ス
試験条件の設定及び試験結果のデータ取り込みをパソコン等で行うことができます。
コ ネ ク タ : D-sub 9P
伝送方式:調歩同期式
伝 送 速 度 : 9600bps
デ ー タ 長 : 8bit
パリティ:なし
-61-
仕様
22.8 リモートコントロール
前 面 パ ネ ル の REMOTEコ ネ ク タ (DIN5P)、 裏 面 パ ネ ル の REMOTE端 子 台 、 又 は REMOTE/OUTコ ネ ク タ よ り
下記のリモートコントロール可能です。
(1)S T A R T
試験スタート
(2)S T O P
試験の中断及び判定の復帰
前 面 パ ネ ル の REMOTEコ ネ ク タ よ り リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル す る 場 合 は 、 別
売 の リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル ボ ッ ク ス ( 5858-07) を 接 続 す る こ と に よ り 可
能になります。
ま た 、 裏 面 パ ネ ル の REMOTE端 子 台 又 は REMOTE/OUTコ ネ ク タ よ り 無 電 圧 接
点又は論理素子でリモートコントロールすることも可能です。
リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル す る 場 合 は 、 REAR:ONを 短 絡 し ま す 。
リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル 時 、 REMOTEを 表 示 、 本 体 前 面 パ ネ ル の ス タ ー ト ス
イッチは操作できません。
(3)W - M O D E
耐 電 圧 試 験 モ ー ド ( REMOTE/OUTコ ネ ク タ ピ ン No.21)
(4)I - M O D E
絶 縁 抵 抗 試 験 モ ー ド ( REMOTE/OUTコ ネ ク タ ピ ン No.22)
裏 面 パ ネ ル の コ ネ ク タ よ り リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル す る 場 合 は 、 REAR:MOD
Eを COMと 短 絡 し ま す 。
前面パネルで設定した試験モードは無効になり、裏面で選択したモード
が有効になります。
(5 ) メ モ リ ー 読 出
メモリーに記憶された条件で試験をします。
REMOTE/OUTコ ネ ク タ の (MEM SET)で 選 択 し た メ モ リ ー 番 号 の 条 件 で 試 験 を
行うことができます。
この機能を使用しているときは、設定の変更はできません。(設定モー
ドに入れません)
22.9 その他の機能
(1)インターロック
(2)メ モ リ ー 機 能
(3)基
準
電
圧
(4)キ ー ロ ッ ク
(5)ブ ザ ー 設 定
( 6 ) DANGER表示
( 7 ) 特殊テストモード
裏 面 コ ネ ク タ の ピ ン No.5( INTER LOCK)オ ー プ ン 時 ロ ッ ク 状 態
ロ ッ ク時 、 表示 器 に を 表 示
12種 類 の 設 定 内 容 ( 試 験 モ ー ド 、 耐 電 圧 試 験 の ス ラ イ ダ ー 電 圧 設 定 、 基 準
電圧設定、上下限漏れ電流値、試験時間、絶縁試験の電圧レンジ、上下限
抵抗値、試験時間、マスクタイマー時間、放電機能の有無)を記憶します 。
メ モ リ ー の 書 き 込 み 、 読 み 出 し 時 メ モ リ ー 番 号 表 示 1~ 9
ス ラ イ ダ ー で 設 定 す る 電 圧 が 、 設 定 値 の ± 5% 以 内 で 試 験 開 始
注 ) 設 定 電 圧 が 1000V以 下 の 場 合 は ± 50V以 内
試 験 中 に 設 定 値 を 外 れ た 場 合 、 試 験 を 中 止 し [W-HIGH],[W-LOW](NG)
LED点 灯 ( 機 能 の ON/OFF可 OFFに す る と 設 定 時 及 び [READY]時 に 電 圧
表示 器 は表 示)
ロック時はスタート、ストップスイッチ以外の操作が無効
( ロ ッ ク 時 KEY LOCK ラ ン プ 点 灯 )
GOOD、 NG個 別 に 音 量 調 整 可 能 ( 消 音 可 ) : 前 面 キ ー で 設 定
試験電圧が出力されているときに点灯します。
なお、試験終了後、出力端子に電圧が残留している場合には点灯しつづ
けます。
低 電 圧 検 出 レ ベ ル : AC100V
DC30V
①ダブルアクションスタート機能
ス ト ッ プ 信 号 入 力 後 、 0.5秒 以 内 に ス タ ー ト 信 号 の 入 力 で 試 験 開 始
② GOODホ ー ル ド 機 能
a)「 GOOD」 判 定 は ス ト ッ プ 信 号 を 入 力 す る ま で 連 続 し て 出 力 す る 。
この場合、ストップ信号を入力するまで再スタートはできません。
b)上 記 a)の 状 態 で ス タ ー ト 信 号 を 入 力 す る と 判 定 を 解 除 し て 再 ス タ
ート可能。
③モーメンタリスタート機能
スタート信号を入力しているときだけ試験を行う。
④ FAILモ ー ド 機 能
「 NG」 判 定 及 び 「 PROTECTION」 動 作 の リ セ ッ ト を リ モ ー ト コ ン ト ロ
ールのストップ信号からはできず、本体のストップスイッチのみ有
効とする。
-62-
仕様
22.10 一般仕様
(1)供 給 電 源
( 2 ) 電源電圧供給範囲
(3)消 費 電 力
(4)動 作 周 囲 温 度
(5)動 作 湿 度 範 囲
(6)保 存 温 湿 度
(7)耐
電
圧
(8)外 形 寸 法
(9)質
量
( 10) 別 売 ア ク セ サ リ
AC100V 50/60Hz
AC90~ 110V
耐 電 圧 試 験 定 格 負 荷 時 : 約 650VA
無 負 荷 ( READY) 時 : 約 17VA
0~ 40℃
20~ 80% RH( 結 露 な き こ と )
-20~ 70℃ 90% RH以 下 ( 結 露 な き こ と )
電 源 - 外 箱 間 AC1000V 1分 間
320(W)× 150(H)× 430(D)
約 19kg( オ プ シ ョ ン の 標 準 外 電 源 電 圧 の 場 合 は 、 約 5.5kg増 加 )
リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル ボ ッ ク ス : 5858-07
両手リモコンボックス
: 5858-07W
フットスイッチ
: 5858-04
通信ケーブル
: 5881-11-020
( RS-232Cケ ー ブ ル 、 9ピ ン -9ピ ン /2m)
ラック取付金具
: 5871-03-015
リレーユニット
: 5858-08
22.11 オプション仕様(工場オプションにつき発注時指定)
(1)標準外電源電圧
AC115V / 追 番 : -P115
AC200V / 追 番 : -P200
AC220V / 追 番 : -P220
AC240V / 追 番 : -P240 の 電 源 電 圧 製 作 可 能
22.12
外形図
320
RANG E
T I ME
W AC
kV
20max
MEMOR Y
JUDG E
M
W-TE ST
s
kV
I DC
AC TEST VOLTA GE
N
o.
CU R R E N T / R ES I S T A N C E
kV
mA
H IGH S ET
MΩ
L OW S ET
430
95min
MOD E
I-T EST
W-I
READY
GOO D
GO OD
I- W
REM OTE
HIG H
HI GH
W
K EYL OCK
LOW
LOW
I
DIS CHARGE
O N/ O F F
E N T ER
S HI F T
LOCK
EXIT
VOLTAGE SLIDER
HIGH VOLTAGE
WRIT E
READ
START
REMOTE
ONLINE
M OTO R BUSY
UP
DOWN
STOP
PO WER
150
BUZZ ER
DANGER
L OW
k
V
OUTPUT
MAX 5kV
14
W
/I AU
TO TE
STE
RM
OD
EL 85
2
7
電源コ ード
5- ゴム足、中 央付近に1 ヶ有り
REAR
RS -2 3 2C
F USE
T1 0AH 12 5V
100V
50/60 Hz
H IGH VOLTAGE
RE MO T E/ O UT
OUTPUT
注
意
CAUTION
保護 接地端子は確実に
大地 アースしてください。
ENSU RE G ROUN DIN G OF
PROT ECTI VE E ART H TER MINA L.
ST A TU S O UT
a
MAX 5kV
R E MO T E
c
START
NC
C
STOP
C
REA R:ON C
V O LT A GE MO N IT OR
+
-
LOW
単位:mm
-63-
空白
保証について
1)保証期間
3)製品の適用範囲
製品のご購入後又はご指定の場所に納入後1年間と致します。
当社製品は一般工業向けの汎用品として設計・製造されておりますので、
2)保証範囲
原子力発電、航空、鉄道、医療機器などの人命や財産に多大な影響が予想
上記保証期間中に当社側の責任と明らかに認められる原因により当社製品
に故障を生じた場合は、代替品の無償提供又は当社工場において無償修理
を行います。
される用途に使用される場合は、冗長設計による必要な安全性の確保や当
社製品に万一故障があっても危険を回避する安全対策を講じてください。
4)サービスの範囲
ただし、次項に該当する場合は保証の範囲外と致します。
製品価格には、技術派遣などのサービス費用は含まれておりません。
①カタログ、取扱説明書、クイックマニュアル、仕様書などに記載されて
いる環境条件の範囲外での使用による場合
5)仕様の変更
製品の仕様・外観は改善又はその他の事由により必要に応じて、お断りな
②故障の原因が当社製品以外による場合
く変更する事があります。
③当社以外による改造・修理による場合
④製品本来の使い方以外の使用による場合
以上の内容は、日本国内においてのみ有効です。
⑤天災・災害など当社側の責任ではない原因による場合
なお、ここでいう保証は、当社製品単体の保証を意味し、当社製品の
故障により誘発された損害についてはご容赦いただきます。
●この取扱説明書の仕様は、2016年11月現在のものです。
鶴賀電機株式会社
本社営業部
横浜営業部
東京営業部
名古屋営業部
〒558-0041 大 阪 市 住 吉 区 南 住 吉 1 丁 目 3 番 2 3 号
〒222-0033 横 浜 市 港 北 区 新 横 浜 1丁 目 2 9番 15 号
〒141-0022 東京都品川区東五反田5丁目25番16号
〒460-0015 名古屋市中区大井町5番19号サンパーク東別院ビル2F
TEL
TEL
TEL
TEL
06(6692)6700(代)
045(473)1561(代)
03(5789)6910(代)
052(332)5456(代)
FAX
FAX
FAX
FAX
06(6609)8115
045(473)1557
03(5789)6920
052(331)6477
当製品の技術的なご質問、ご相談は下記まで問い
合わせください。
技術サポートセンター
0120-784646
受付時間:土日祝日除く 9:00~12:00/13:00~17:00
ホームページ URL http://www.tsuruga.co.jp/
8527用 RS-232Cインタフェース
インタフェース取扱説明書
鶴賀電機株式会社
H28.11.21
I-01494
目
次
頁
1.仕様
………………………………………………………………………………………………………………………… 1
2.接続
………………………………………………………………………………………………………………………… 2
2.1●コネクタと信号
………………………………………………………………………………………………… 2
2 . 2 ● ホ ス ト と の 接 続 (参 考 ) ………………………………………………………………………………………… 2
3 . 通 信 方 法 の 説 明 …………………………………………………………………………………………………………… 3
3.1●コマンドの通信方法
…………………………………………………………………………………………… 3
3 . 2 ● 読 み 出 し コ マ ン ド の 基 本 フ ォ ー マ ッ ト …………………………………………………………………… 5
3.3●設定・操作コマンドの基本フォーマット
……………………………………………………………… 5
4 . コ マ ン ド の 説 明 …………………………………………………………………………………………………………… 6
4.1●コマンド一覧表
………………………………………………………………………………………………… 6
4.2●個別コマンド説明
……………………………………………………………………………………………… 7
4.2.1 REMOTE=( リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル の 設 定 )
……………………………………………………………… 7
4.2.2 REMOTE?( リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル 設 定 の 読 み 出 し )
………………………………………………… 7
4.2.3 KEYLOCK=( キ ー ロ ッ ク の 設 定 )
…………………………………………………………………………… 8
4.2.4 KEYLOCK?( キ ー ロ ッ ク 状 態 の 読 み 出 し )
……………………………………………………………… 8
4.2.5 FORMAT=( 応 答 形 式 の 設 定 )
………………………………………………………………………………… 9
4.2.6 FORMAT?( 応 答 形 式 の 読 み 出 し )
………………………………………………………………………… 9
4.2.7 RESPONSE=( 応 答 の 設 定 )
………………………………………………………………………………… 10
4.2.8 RESPONSE?( 応 答 設 定 の 読 み 出 し )
……………………………………………………………………… 10
4.2.9 MODE=( 試 験 モ ー ド の 設 定 )
……………………………………………………………………………… 11
4.2.10 MODE?( 試 験 モ ー ド の 読 み 出 し )
……………………………………………………………………… 11
4.2.11 START( 試 験 の 開 始 )
……………………………………………………………………………………… 12
4.2.12 RESET( 試 験 の 中 止 、 判 定 リ セ ッ ト )
………………………………………………………………… 12
4.2.13 STATUS?( 状 態 の 読 み 出 し ) ……………………………………………………………………………… 13
4.2.14 IDNT?( 機 器 情 報 の 読 み 出 し )
………………………………………………………………………… 14
4.2.15 WMARK=( 耐 電 圧 試 験 の ス ラ イ ダ ー 電 圧 設 定 )
……………………………………………………… 14
4.2.16 WMARK?( 耐 電 圧 試 験 の ス ラ イ ダ ー 電 圧 読 み 出 し ) ………………………………………………… 14
4.2.17 WLEVEL=( 耐 電 圧 試 験 の 基 準 電 圧 設 定 )
……………………………………………………………… 15
4.2.18 WLEVEL?( 耐 電 圧 試 験 の 基 準 電 圧 読 み 出 し ) ………………………………………………………… 15
4.2.19 WHIGH=( 耐 電 圧 試 験 の 上 限 漏 れ 電 流 設 定 )
………………………………………………………… 16
4.2.20 WHIGH?( 耐 電 圧 試 験 の 上 限 漏 れ 電 流 設 定 値 読 み 出 し )
………………………………………… 16
4.2.21 WLOW=( 耐 電 圧 試 験 の 下 限 漏 れ 電 流 設 定 ) …………………………………………………………… 17
4.2.22 WLOW?( 耐 電 圧 試 験 の 下 限 漏 れ 電 流 値 読 み 出 し )
………………………………………………… 17
4.2.23 WTIMER=( 耐 電 圧 試 験 の 試 験 時 間 設 定 )
……………………………………………………………… 18
4.2.24 WTIMER?( 耐 電 圧 試 験 の 試 験 時 間 読 み 出 し ) ………………………………………………………… 18
4.2.25 IVOLT=( 絶 縁 抵 抗 試 験 の 試 験 電 圧 レ ン ジ 設 定 )
…………………………………………………… 19
4.2.26 IVOLT?( 絶 縁 抵 抗 試 験 の 試 験 電 圧 レ ン ジ 読 み 出 し )
…………………………………………… 19
4.2.27 IHIGH=( 絶 縁 抵 抗 試 験 の 上 限 抵 抗 値 設 定 )
………………………………………………………… 20
4.2.28 IHIGH?( 絶 縁 抵 抗 試 験 の 上 限 抵 抗 値 読 み 出 し )
…………………………………………………… 20
4.2.29 ILOW=( 絶 縁 抵 抗 試 験 の 下 限 抵 抗 値 設 定 ) …………………………………………………………… 21
4.2.30 ILOW?( 絶 縁 抵 抗 試 験 の 下 限 抵 抗 値 読 み 出 し )
…………………………………………………… 21
4.2.31 IMASK=( 絶 縁 抵 抗 試 験 の マ ス ク 時 間 設 定 )
………………………………………………………… 22
4.2.32 IMASK?( 絶 縁 抵 抗 試 験 の マ ス ク 時 間 読 み 出 し )
…………………………………………………… 22
4.2.33 ITIMER=( 絶 縁 抵 抗 試 験 の 試 験 時 間 設 定 ) …………………………………………………………… 23
…………………………………………………… 23
4.2.34 ITIMER?( 絶 縁 抵 抗 試 験 の 試 験 時 間 読 み 出 し )
……………………………………………………… 24
4.2.35 DISCHARGE=( 絶 縁 抵 抗 試 験 の 放 電 機 能 設 定 )
4.2.36 DISCHARGE?( 絶 縁 抵 抗 試 験 の 放 電 機 能 読 み 出 し ) ………………………………………………… 24
4.2.37 JUDGE?( 判 定 結 果 の 読 み 出 し )
…………………………………………………………………… 25
4.2.38 DATA?( 試 験 結 果 の 一 括 読 み 出 し )
…………………………………………………………………… 26
4.2.39 SET:( 試 験 条 件 の パ ラ メ ー タ 設 定 ) …………………………………………………………………… 27
4.2.40 SET:?( 試 験 条 件 の 設 定 パ ラ メ ー タ 一 括 読 み 出 し )
………………………………………… 27
4.2.41 MEMORY=( メ モ リ ー 番 号 の 設 定 )
……………………………………………………………………… 28
4.2.42 MEMORY?( メ モ リ ー 番 号 の 読 み 出 し )
………………………………………………………………… 28
4.2.43 MEM No :( 試 験 条 件 を メ モ リ ー に 設 定 )
…………………………………………………………… 29
4.2.44 MEM No :?( メ モ リ ー 設 定 の 試 験 条 件 読 み 出 し )
………………………………………………… 29
4.2.45 BUZZ=( ブ ザ ー 音 の 設 定 )
………………………………………………………………………………… 30
4.2.46 BUZZ?( ブ ザ ー 音 量 設 定 値 の 読 み 出 し )
……………………………………………………………… 30
5 . ス ラ イ ダ ー 電 圧 設 定 で き る コ マ ン ド ……………………………………………………………………………… 31
6.エラーについて
………………………………………………………………………………………………………… 31
7 . 注 意 事 項 …………………………………………………………………………………………………………………… 31
8.サンプルプログラム
…………………………………………………………………………………………………… 32
1.仕様
8527は 、 通 信 機 能 と し て RS-232Cイ ン タ フ ェ ー ス を 標 準 装 備 し て い ま す の で パ ー ソ
ナルコンピュータによるリモートコントロール及び各種データ出力を行うことがで
きます。
[注 意 ] ホ ス ト 側 機 器 に は パ ー ソ ナ ル コ ン ピ ュ ー タ や シ ー ケ ン サ な ど 様 々 あ り ま す
が本文中では、「ホスト」と表現致します。あらかじめご了解願います。
○ RS-232Cイ ン タ フ ェ ー ス を 使 っ て で き る 内 容
表 1.1
機
能
設定・操作
出力
できる内容
●試験動作モード
●各試験条件
● メ モ リ ー No.
●ブザー音量
●試験動作モード
●各試験条件
●各試験結果
●ステータス
● メ モ リ ー No.
●ブザー音量
[注 意 ] 供 給 電 源 の ON/OFF、 特 殊 テ ス ト モ ー ド 及 び ス テ ー タ ス 出 力 条 件 の 設 定 は で
きません。
○仕様
伝送方式
伝送速度
データビット長
ストップビット
パリティビット
デリミタ
Xon/Xoff
受信バッファ長
コネクタ
表 1.2 仕 様
調歩同期 全二重
9600bps
8ビ ッ ト
1ビ ッ ト
なし
CR+LF
なし
256バ イ ト
D-sub9ピ ン ( オ ス )
○リモートコントロールの優先順位
項目
A
B
C
D
リモートコントロールの設定
RS-232C コ ネ ク タ
(裏面パネル)
REMOTE コ ネ ク タ
(前面パネル)
REMOTE/OUT コ ネ ク タ ( 裏 面 パ ネ ル )
REMOTE 端 子 台
(裏面パネル)
優先順位
1
2
3
3
○ RS-232C使 用 後 、 電 源 を 再 投 入 し た と き の 注 意 点
RS-232Cで 設 定 し た メ モ リ ー No.表 示 、 キ ー ロ ッ ク 、 リ モ ー ト な ど 、 メ モ リ ー 設 定
以 外 の 内 容 は 電 源 OFFす る と RS-232C設 定 以 前 の 状 態 に 戻 り ま す 。
-1-
2.接続
2.1●コネクタと信号
8527コ ネ ク タ Dサ ブ 9ピ ン
1ピ ン
オス側
コ ネ ク タ : Dサ ブ 9ピ ン プ ラ グ タ イ プ
1ピ ン
メス側
推 奨 コ ネ ク タ : XM2D-0901( オ ム ロ ン )
推 奨 ロ ッ ク ね じ : XM2S-0913( オ ム ロ ン ) イ ン チ ね じ
注 意 ) 外 部 接 続 用 コ ネ ク タ 及 び ケ ー ブ ル 、 形 名 588111-020、 9ピ ン -9ピ ン /2m( 別 売 ) も 用 意 し て
いています。
ピン
8527
方向
名称
No.
JIS (RS-232C)
①
NC
未使用
②
RD (RXD)
←ホスト 受信データ
③
SD (TXD)
→ホスト 送信データ
④
ER (DTR)
←ホスト データ端末レディ
⑤
SG (GND)
信号用接地
⑥
NC
未使用
※1
⑦
RS (RTS)
←ホスト 送信要求
⑧
CS (CTS)
→ホスト 送信可能
⑨
NC
未使用
※2
※ 1.ホ ス ト 側 は DR(DSR)デ ー タ セ ッ ト レ デ ィ
※ 2.ホ ス ト 側 は RI
2 . 2 ● ホ ス ト と の 接 続 (参 考 )
ハードウェアハンドシェイク無し
ホスト側
D-sub 25pin
オス
③
②
⑦
⑧
⑥
④
⑳
⑤
①
8527本 体 側
D-sub 9pin
メス
②
③
⑤
①
⑥
⑦
④
⑧
SHELL○
D-sub 9pin
メス
②
③
⑤
①
⑥
⑦
④
⑧
○ SHELL
RANGE
kV
W AC
IDC
T I ME
MEMORY
J U DG E
M
W-TEST
k
V
s
AC T EST VOLTAGE
N
o.
CU R R EN T /R E SI S TA N C E
mA
k
V
H IG H S ET
M O DE
I- TEST
W-I
READY
GOOD
G OOD
I-W
HIGH
H IGH
W
KEY LOCK
LOW
LOW
I
D I SC H A RG E
O N/OFF
ENTE R
SH IFT
L OCK
EXIT
REMOTE
MΩ L O W S ET
BU ZZER
DANGER
VOLTAGE SL IDER
L OW
HIGH VOLT AGE
W RITE
REA D
START
REMOTE
ONLINE
STOP
PO WE R
MOTOR BUS Y
k
V
Dsub9ピ ン
又 は 25ピ ン
Dsub9ピ ン
UP
DOWN
OUTPUT
MAX 5kV
W
/
IAU
TO T
E
S
T
E
R M
O
D
EL85
2
7
ホスト
8527
8527と ホ ス ト を ケ ー ブ ル で 接 続 し ま す 。
-2-
3.通信方法の説明
3.1●コマンドの通信方法
RANGE
T I ME
W AC
kV
IDC
MEMORY
W-TEST
s
N
o.
CU R R EN T /R E SI S TA N C E
mA
k
V
コマンド
J U DG E
M
k
V
AC T EST VOLTAGE
H IG H S ET
M O DE
I- TEST
W-I
READY
GOOD
G OOD
I-W
HIGH
H IGH
W
KEY LOCK
LOW
LOW
I
D I SC H A RG E
O N/OFF
ENTE R
SH IFT
L OCK
EXIT
REMOTE
MΩ L O W S ET
BU ZZER
DANGER
VOLTAGE SL IDER
L OW
HIGH VOLT AGE
W RITE
REA D
START
REMOTE
ONLINE
STOP
PO WE R
MOTOR BUS Y
k
V
応答
UP
DOWN
OUTPUT
MAX 5kV
W
/
IAU
TO T
E
S
T
E
R M
O
D
EL85
2
7
ホスト
8527
ホストからコマンドを送信します。
8527は 有 効 な コ マ ン ド を 受 信 す る と そ れ に 対 す る 処 理 を 行 い ま す 。
コマンド処理完了後、応答をホストへ送信します。
ホストは、応答を確認してから次のコマンドを送信します。
シ ー ケ ン ス 例 ( *印 は 、 正 常 な 文 字 列 デ ー タ と し ま す 。 )
ホスト側
8527側
(コマンド)
(応答)
[RESPONSE=ON]
有効なコマンドのとき応答を送信する
[ERROR=0] OKを 送 信
[REMOTE=ON]
RS-232Cに よ る STARTコ マ ン ド 可 能
[ERROR=0] OKを 送 信
[SET:MODE=*,WMAR
K=*,・ ・ ・ ・ ・ ・
試験モードとパラメータを一括設
・ ・ ・ ,ILOW=*]
定
[ERROR=0] OKを 送 信
[START]
試験開始
[ERROR=0] OKを 送 信
[STATUS?]
ステータス情報を読み出し
[STATUS=****]ス テ ー タ ス 情 報 送 信
試験状態
READY
試験中
注)試験中に使用できるコマン
ド は RESET 又 は STATUS の み
DATA?
試験結果の一括読み出し
JUDGE=*,WJUDGE=*,VOLT=*,CURRENT
=*,・・・試 験 結 果 一 括 送 信
試験終了
Aコマンドの構成
コマンド
+
パラメータ
例 WMARK= 5.00kV
+
デリミタ

1.コマンド
8527を コ ン ト ロ ー ル す る コ マ ン ド で す 。
コマンドは大文字でも小文字でもかまいません。
2.デリミタ
送信データの区切りを意味します。
3 . コ マ ン ド 、 パ ラ メ ー タ 、 デ リ ミ タ は JIS8ビ ッ ト コ ー ド を 使 用 し ま す 。
4 . コ マ ン ド と パ ラ メ ー タ と の 間 は 「 =」 で 区 切 り ま す 。
5.パラメータがない場合はコマンドに続いてデリミタを送信してください。
[例 ] RESET  
6 . パ ラ メ ー タ に 単 位 が 含 ま れ て い な く て も 8527は 応 答 し ま す 。
コマンド送信時の注意
設 定 コ マ ン ド ( ○ ○ ○ ○ =) は 8527が READY状 態 の と き に 、 送 信 し て く だ さ い 。
試 験 中 に ホ ス ト か ら 設 定 コ マ ン ド を 送 信 し た 場 合 、 8527は エ ラ ー を ホ ス ト へ 送 信
します。
-3-
通信方法の説明
B応答の構成
ホ ス ト か ら 8527に コ マ ン ド を 送 信 す る と 、 8527は コ マ ン ド の 解 析 及 び 処 理 を 行
い、応答をホストに送信します。
コ マ ン ド 送 信 が 不 適 合 の と き 、 8527は ホ ス ト に エ ラ ー コ ー ド を 送 信 し ま す 。
ま た 、 コ マ ン ド 送 信 の 正 常 な 場 合 、 8527か ら 正 常 応 答 を 送 信 す る か 否 か を 設 定 す
る 応 答 設 定 ( 設 定 方 法 は 4.2.7項 (P10)RESPONSE 参 照 ) が あ り ま す 。
[応 答 設 定 を ONに す る と ]
○ 有 効 な 設 定 及 び 操 作 コ マ ン ド に 対 し て は 、 ERROR=0 を 必 ず ホ ス ト へ 送 信 し ま す 。
例 3.1 有 効 コ マ ン ド : START  の 場 合
応
答 : ERROR=0 
例 3.2 有 効 コ マ ン ド : WTIMER=60.0s  の 場 合
応
答 : ERROR=0 
耐 電 圧 試 験 の 試 験 時 間 を 60.0sに 設 定 し ま し た 。
○ 無 効 な 設 定 及 び 操 作 コ マ ン ド に 対 し て は 、 ERROR=コ ー ド を 必 ず ホ ス ト へ 送 信 し
ます。
例 3.3 無 効 コ マ ン ド : RST 
試験中断コマンドのスペル間違いのとき
応
答 : ERROR= エ ラ ー No  
[応 答 設 定 を OFFす る と ]
○ 有 効 な 設 定 及 び 操 作 コ マ ン ド に 対 し て ERROR=0は 送 信 し ま せ ん 。
例 3.4 有 効 コ マ ン ド : START  の 場 合
応
答:応答なし
例 3.5 有 効 コ マ ン ド : WTIMER=60.0s  の 場 合
応
答:応答なし
○ 無 効 な 設 定 及 び 操 作 コ マ ン ド に 対 し て 、 応 答 設 定 の ON/OFFに 関 わ ら ず ERROR=コ ー
ドを必ずホストへ送信します。
例 3.3と 同 じ で す 。
-4-
通信方法の説明
3.2●読み出しコマンドの基本フォーマット
ホ ス ト 側 か ら コ マ ン ド 文 字 に 「 ? 」 を 付 加 送 信 す る こ と で 、 8527は 読 み 出 し コ マ ン
ド と し て 処 理 し ま す 。 読 み 出 し コ マ ン ドに 対 し て 8527か ら は 、 コ マ ン ド 文 字 に 「 =
パラメータ」を付加し、ホストへ送信します。
ホスト側からのコマンド:コマンド文字?
8527か ら ホ ス ト へ の 応 答 : コ マ ン ド 文 字 =パ ラ メ ー タ
エラーのときは、エラーコードをホストに送信します。
6項 (P32)エ ラ ー に つ い て を 参 照 し て く だ さ い 。
例 3.6
コマンド
応
答
ILOW?  絶 縁 抵 抗 試 験 の 下 限 設 定 抵 抗 値 を 読 み 出 し ま す 。
ILOW=10.0MOHM 
3.3●設定・操作コマンドの基本フォーマット
○ ホ ス ト 側 か ら 設 定 コ マ ン ド 文 字 に 「 = 」 を 付 加 す る こ と で 、 8527は 設 定 コ マ ン
ドとして処理します。
○ 操 作 コ マ ン ド の START 及 び RESET は 「 = 」 不 要 で す 。
ホスト側から設定コマンド:コマンド文字=
ホスト側から操作コマンド:コマンド文字
例 3.7
設定コマンドのとき
有 効 コ マ ン ド : MODE=WI  ・ ・ ・ ・ ・ 試 験 モ ー ド を W-Iに 設 定
応
答 : ERROR=0  ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 ONの と き
応
答 : 応 答 な し ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 OFFの と き
エラーのときは、エラーコードをホストに送信します。
例 3.8
操作コマンドのとき
有 効 コ マ ン ド : START  の 場 合 試 験 ス タ ー ト
応
答 : ERROR=0  ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 ONの と き
応
答 : 応 答 な し ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 OFFの と き
エラーのときは、エラーコードをホストに送信します。
-5-
4.コマンドの説明
4.1●コマンド一覧表
機
能
設 定 /読 み 出 し
リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル ON/OFF選 択
キーロック
ホストへの送信に、コマンド名と単位を付加するON/OFF選択
応 答 の ON/OFF選 択
試験モード
試験の開始
試験の中止、判定リセット
状態の読み出し
機器情報の読み出し
耐電圧試験のスライダー電圧
注2
基準電圧
上限漏れ電流
下限漏れ電流
試験時間
絶縁抵抗試験の試験電圧レンジ
上限抵抗値
下限抵抗値
マスク時間
試験時間
放電機能
判定結果の読み出し
試験結果とデータの一括読み出し
試験条件のパラメータ
注2
メ モ リ ー No.の 切 替
注2
メモリー番号を含んだ試験条件のパラメータ □ :1~ 9
ブザー音量
REMOTE=/REMOTE?
KEYLOCK=/KEYLOCK?
FORMAT=/FORMAT?
RESPONSE=/RESPONSE?
MODE=/MODE?
START
RESET
STATUS?
IDNT?
WMARK=/WMARK?
WLEVEL=/WLEVEL?
WHIGH=/WHIGH?
WLOW=/WLOW?
WTIMER=/WTIMER?
IVOLT=/IVOLT?
IHIGH=/IHIGH?
ILOW=/ILOW?
IMASK=/IMASK?
ITIMER=/ITIMER?
DISCHARGE=/DISCHARGE?
JUDGE?
DATA?
SET:/SET:?
MEMORY=/MEMORY?
MEM□ :/MEM□ :?
BUZZ=/BUZZ?
応答時間 (注1)
約 (ms)
23/19
27/23
27/23
32/24
17/15
10~ 15
10~ 15
5~ 13
12
400/20
28/16
25/16
32/15
29/26
19/16
32/14
29/12
30/18
25/18
32/27
20
16
400/30
400/14
420/20
23/15
注 1: 表 の 応 答 時 間 は 参 考 値 で す の で 、 使 用 状 態 に よ り 変 化 し ま す 。
8527の 性 能 を 保 証 す る も の で は あ り ま せ ん 。
ホスト
コ マ ン ド + 
8527
応 答 + 
応答時間
注 2: 設 定 コ マ ン ド は 、 ス ラ イ ダ ー を 自 動 昇 降 し ま す 。
例 : WMARK=1.50kV 
: MEMORY=1 ( メ モ リ ー 内 容 に 有 効 な WMARK=□ . □ □ kVが あ る と き )
-6-
説明
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コマンドの説明
4.2●個別コマンド説明
4.2.1 REMOTE=( リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル の 設 定 )
機能
リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル を 設 定 す る こ と に よ り ONLINE ラ ン プ と REMOTE ラ ン
プ が 点 灯 し キ ー ロ ッ ク 状 態 ( KEYLOCK ラ ン プ 点 灯 ) に な り ま す 。
構文
REMOTE= ON/OFF
ON/OFF
: “ ON” で ホ ス ト に よ る リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル 状 態 に な り ま す 。
無 条 件 に キ ー ロ ッ ク 設 定 も 「 ON」 と な り ま す 。
STARTコ マ ン ド が 有 効 に な り ま す 。
“ OFF” で リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル 状 態 を 解 除 し ま す 。
キーロック設定は、そのときの状態を保持します。
送信
REMOTE=ON  ・ ・ ・ ・ ・ リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル 設 定 を ONに し ま す 。
REMOTE=OFF  ・ ・ ・ ・ ・ リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル 設 定 を OFFに し ま す 。
応答
8527が 有 効 な コ マ ン ド 設 定 を 受 信 し た と き
ERROR=0  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 ONの と き
応 答 な し ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 OFFの と き
 警
告
RS-232CのKEYLOCK=OFFコマン ドでキ ーロッ ク機能 が解除 できま す。
KEYLOCK=OFFに よ る RS-232C遠 隔 操 作 は 、 使 用 し な い で く だ さ い 。
4.2.2 REMOTE?( リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル 設 定 の 読 み 出 し )
機能
リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル 設 定 内 容 ON又 は OFFか を 読 み 出 し ま す 。
構文
REMOTE?
送信
REMOTE? 
応答
REMOTE=ON  ・ ・ ・ ・ ・ リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル 設 定 ONの と き
REMOTE=OFF  ・ ・ ・ ・ ・ リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル 設 定 OFFの と き
-7-
コマンドの説明
4.2.3 KEYLOCK=( キ ー ロ ッ ク の 設 定 )
機能
前 面 パ ネ ル と REMOTE/OUT コ ネ ク タ  の START、 STOP以 外 の 操 作 を ロ ッ ク
( KEYLOCK ラ ン プ 点 灯 ) 及 び 解 除 し ま す 。
構文
KEYLOCK= ON/OFF
ON/OFF
: “ ON” で キ ー ロ ッ ク 状 態 に な り ま す 。
“ OFF” で キ ー ロ ッ ク 設 定 を 解 除 し ま す 。
送信
KEYLOCK=ON  ・ ・ ・ ・ ・ キ ー ロ ッ ク 設 定 を ONに し ま す 。
KEYLOCK=OFF  ・ ・ ・ ・ ・ キ ー ロ ッ ク 設 定 を OFFに し ま す 。
応答
8527が 有 効 な コ マ ン ド 設 定 を 受 信 し た と き
ERROR=0  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 ONの と き
応 答 な し ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 OFFの と き
注 ) KEYLOCK=ON設 定 す る と 、 キ ー 操 作 に よ る キ ー ロ ッ ク 解 除 は で き ま せ ん 。 OFFす
る に は KEYLOCK=OFFコ マ ン ド 又 は 電 源 を OFFに し て く だ さ い 。
4.2.4 KEYLOCK?( キ ー ロ ッ ク 状 態 の 読 み 出 し )
機能
キ ー ロ ッ ク 設 定 の ON/OFFを 読 み 出 し ま す 。
構文
KEYLOCK?
送信
KEYLOCK? 
応答
KEYLOCK=ON 
・ ・ ・ ・ ・ キ ー ロ ッ ク 設 定 ONの と き
KEYLOCK=OFF  ・ ・ ・ ・ ・ キ ー ロ ッ ク 設 定 OFFの と き
注)本体のキーで設定したキーロック状態は読み出しできません。
KEYLOCK=OFF  で KEYLOCK ラ ン プ が 点 灯 し て い る 時 は 、 本 体 の キ ー で 解 除 し
てください。
-8-
コマンドの説明
4.2.5 FORMAT=( 応 答 形 式 の 設 定 )
機能
ホストに送信する応答に、コマンド名と単位を付加することができます。
構文
FORMAT= ON/OFF
ON/OFF
: “ ON” で ホ ス ト に 送 信 す る デ ー タ に コ マ ン ド 名 と 単 位 を 付 加
します。
“ OFF” で ホ ス ト に 送 信 す る デ ー タ に コ マ ン ド 名 と 単 位 を 付
加しません。
送信
FORMAT=ON  ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 に コ マ ン ド 名 と 単 位 を 付 加 し ま す 。
FORMAT=OFF  ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 に コ マ ン ド 名 と 単 位 を 付 加 し ま せ ん 。
応答
8527が 有 効 な コ マ ン ド 設 定 を 受 信 し た と き
ERROR=0  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 ONの と き
応 答 な し ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 OFFの と き
4.2.6 FORMAT?( 応 答 形 式 の 読 み 出 し )
機能
応 答 形 式 設 定 が ON又 は OFFか を 読 み 出 し ま す 。
構文
FORMAT?
送信
FORMAT? 
応答
FORMAT=ON  ・ ・ ・ ・ ・ ホ ス ト へ の 応 答 形 式 ONの と き
FORMAT=OFF  ・ ・ ・ ・ ホ ス ト へ の 応 答 形 式 OFFの と き
 注
意
本 取 扱 説 明 書 は 、 便 宜 上 す べ て FORMAT=ONに て 説 明 し て い ま す 。
-9-
コマンドの説明
4.2.7 RESPONSE=( 応 答 の 設 定 )
機能
有 効 な コ マ ン ド を 8527へ 送 信 し た と き 、 8527が 正 常 受 信 し た こ と を ホ ス
ト へ 知 ら せ ま す 。 そ の 通 信 機 能 を ON/OFF設 定 し ま す 。
構文
RESPONSE= ON/OFF
ON/OFF
: “ ON” で 応 答 を 必 ず 送 信 し ま す 。
8527が 有 効 な コ マ ン ド を 受 信 す る と 、 ホ ス ト へ ERROR=0を 送
信します。
無 効 な コ マ ン ド の と き 、 ERROR= No を 送 信 し ま す 。
“ OFF” で 8527が 有 効 な コ マ ン ド を 受 信 す る と 、 ホ ス ト へ は
応答を送信しません。
無 効 な コ マ ン ド の と き 、 応 答 の 設 定 ON/OFFに 関 わ ら ず
ERROR= No を 送 信 し ま す 。
注 ) ERROR= No
は 6項 エ ラ ー に つ い て を 参 照 し て く だ さ い 。
送信
RESPONSE=ON  ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 を ONに し ま す 。
RESPONSE=OFF  ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 を OFFに し ま す 。
応答
8527が 有 効 な コ マ ン ド 設 定 を 受 信 し た と き
ERROR=0  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 ONの と き
応 答 な し ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 OFFの と き
4.2.8 RESPONSE?( 応 答 設 定 の 読 み 出 し )
機能
応 答 設 定 が ON又 は OFFか を 読 み 出 し ま す 。
構文
RESPONSE?
送信
RESPONSE? 
応答
RESPONSE=ON  ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 ONの と き
RESPONSE=OFF  ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 OFFの と き
-10-
コマンドの説明
4.2.9 MODE=( 試 験 モ ー ド の 設 定 )
機能
試験モードの設定をします。
構文
MODE= パ ラ メ ー タ
パラメータ
WI: 耐 電 圧 試 験 → 絶 縁 抵 抗 試 験 の 自 動 連 続 試 験 モ ー ド
IW: 絶 縁 抵 抗 試 験 → 耐 電 圧 試 験 の 自 動 連 続 試 験 モ ー ド
W :耐電圧試験の単独試験モード
I :絶縁抵抗試験の単独試験モード
送信
MODE=WI 
試 験 モ ー ド を WI( 耐 電 圧 試 験 → 絶 縁 抵 抗 試 験 ) の 自 動 連 続 試 験 モ ー ド に 設 定
応答
8527が 有 効 な コ マ ン ド 設 定 を 受 信 し た と き
ERROR=0  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 ONの と き
応 答 な し ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 OFFの と き
4.2.10 MODE?( 試 験 モ ー ド の 読 み 出 し )
機能
設定している試験モード内容を読み出します。
構文
MODE?
送信
MODE? 
応答
MODE=I  ・ ・ ・ ・ ・ 試 験 モ ー ド 設 定 I絶 縁 抵 抗 試 験 の と き
-11-
コマンドの説明
4.2.11 START( 試 験 の 開 始 )
機能
試験を開始します。
注 ) 8527本 体 側 の 特 殊 テ ス ト モ ー ド GOODホ ー ル ド 機 能  の と き 、 STARTコ
マンドによる再スタートも可能です。
構文
START
送信
START 
応答
8527が 有 効 な コ マ ン ド 設 定 を 受 信 し た と き
ERROR=0  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 ONの と き
応 答 な し ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 OFFの と き
4.2.12 RESET( 試 験 の 中 止 、 判 定 リ セ ッ ト )
機能
試験を中止します。
判定が出されている状態でコマンド送信しますと判定リセットします。
構文
RESET
送信
RESET 
応答
8527が 有 効 な コ マ ン ド 設 定 を 受 信 し た と き
ERROR=0  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 ONの と き
応 答 な し ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 OFFの と き
-12-
コマンドの説明
4.2.13 STATUS?( 状 態 の 読 み 出 し )
機能
8527の 状 態 を 読 み 出 し ま す 。
注 ) ス テ ー タ ス 出 力 条 件 ( 本 体 取 扱 説 明 書 P50参 照 ) に よ る 8527の 裏 面
STATUS OUT 端 子 の リ レ ー 出 力 と は 、 関 係 あ り ま せ ん 。
構文
STATUS?
送信
STATUS? 
応答
STATUS=□ □ □ □  
□ : 4桁 の 数 字 ( 16進 表 記 )
[例 ]
STATUS=0015  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 試 験 中
W-TEST,TEST/HVOUT,TESTが 出 力 し て い ま す 。
STATUS=2442  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 試 験 終 了 時
I-GOOD,W-GOOD,GOOD,ENDが 出 力 し て い ま す 。
・パラメータの種類
出力名
出力状態
TEST
試験中
END
試験終了
TEST/H.V.OUT
高電圧出力中
READY
待機中
W-TEST
耐電圧試験中
I-TEST
絶縁抵抗試験中
GOOD
総合判定合格
NG
総合判定不合格
W-HIGH
耐電圧試験上限漏れ電流判定不合格
W-LOW
耐電圧試験下限漏れ電流判定不合格
W-GOOD
耐電圧試験合格
I-HIGH
絶縁抵抗試験上限抵抗判定不合格
I-LOW
絶縁抵抗試験下限抵抗判定不合格
I-GOOD
絶縁抵抗試験合格
PROTECTION
保護回路動作中
注1
MOTOR BUSY
モータスライダー稼働中
デ ー タ の 重 み (16進 )
0001
0002
0004
0008
0010
0020
0040
0080
0100
0200
0400
0800
1000
2000
4000
8000
注 1) 保 護 回 路 動 作 中 と は 、 イ ン タ ー ロ ッ ク 中 や エ ラ ー 表 示 状 態 で す 。
-13-
コマンドの説明
4.2.14 IDNT?( 機 器 情 報 の 読 み 出 し )
機能
モデル名、ソフトウェアバージョンを読み出します。
構文
IDNT?
送信
IDNT? 
応答
IDNT=TSURUGA 8527 ROM-NO.461 VII.1.00.03 460-1.01 
①
②
①モデル名
②ソフトウェアバージョン
(品質向上のため、バージョンは更新している場合があります。)
4.2.15 WMARK=( 耐 電 圧 試 験 の ス ラ イ ダ ー 電 圧 設 定 )
機能
耐電圧試験のスライダー電圧設定をします。
構文
WMARK= ス ラ イ ダ ー 電 圧
スライダー電圧
OFF,0.00~ 5.99kVを 設 定 し ま す 。
OFF: RS-232Cに よ る 自 動 昇 降 は で き ま せ ん 。
送信
WMARK=5.00kV  ・ ・ ・ ・ ・ 耐 電 圧 試 験 の ス ラ イ ダ ー 電 圧 を 5.00kVに 設 定 し ま す 。
応答
8527が 有 効 な コ マ ン ド 設 定 を 受 信 し た と き
ERROR=0  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 ONの と き
応 答 な し ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 OFFの と き
4.2.16
WMARK?( 耐 電 圧 試 験 の ス ラ イ ダ ー 電 圧 設 定 値 読 み 出 し )
機能
耐電圧試験のスライダー電圧設定値を読み出します。
構文
WMARK?
送信
WMARK? 
応答
WMARK=2.50kV  ・ ・ ・ ・ ・ 耐 電 圧 試 験 の ス ラ イ ダ ー 電 圧 設 定 値 を 示 し ま す 。
-14-
コマンドの説明
4.2.17 WLEVEL=( 耐 電 圧 試 験 の 基 準 電 圧 設 定 )
機能
耐電圧試験の基準電圧レンジの設定をします。
構文
WLEVEL= 基 準 電 圧
基準電圧
OFF又 は 0.00~ 5.00kVを 設 定 し ま す 。
送信
WLEVEL=1.50kV 
耐 電 圧 試 験 の 基 準 電 圧 を 1.50kVに 設 定 し ま す 。
応答
8527が 有 効 な コ マ ン ド 設 定 を 受 信 し た と き
ERROR=0  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 ONの と き
応 答 な し ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 OFFの と き
4.2.18 WLEVEL?( 耐 電 圧 試 験 の 基 準 電 圧 読 み 出 し )
機能
耐電圧試験の基準電圧を読み出します。
構文
WLEVEL?
送信
WLEVEL? 
応答
WLEVEL=1.50kV  ・ ・ ・ ・ ・ 耐 電 圧 試 験 の 基 準 電 圧 1.50kVを 示 し ま す 。
-15-
コマンドの説明
4.2.19 WHIGH=( 耐 電 圧 試 験 の 上 限 漏 れ 電 流 の 設 定 )
機能
耐電圧試験の上限漏れ電流の設定をします。
構文
WHIGH= 上 限 漏 れ 電 流
上限漏れ電流
0.1~ 110.0mAを 設 定 し ま す 。
注)上限漏れ電流の設定は下限漏れ電流値以下にはできません。
送信
WHIGH=10.0mA  ・ ・ ・ ・ 耐 電 圧 試 験 の 上 限 漏 れ 電 流 設 定 を 10.0mAに 設 定 し ま す 。
応答
8527が 有 効 な コ マ ン ド 設 定 を 受 信 し た と き
ERROR=0  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 ONの と き
応 答 な し ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 OFFの と き
4.2.20 WHIGH?( 耐 電 圧 試 験 の 上 限 漏 れ 電 流 設 定 値 の 読 み 出 し )
機能
耐電圧試験の上限漏れ電流設定値を読み出します。
構文
WHIGH?
送信
WHIGH? 
応答
WHIGH=10.0mA  ・ ・ ・ ・ ・ 耐 電 圧 試 験 の 上 限 漏 れ 電 流 10.0mAを 示 し ま す 。
-16-
コマンドの説明
4.2.21 WLOW=( 耐 電 圧 試 験 の 下 限 漏 れ 電 流 の 設 定 )
機能
耐電圧試験の下限漏れ電流の設定をします。
構文
WLOW= 下 限 漏 れ 電 流
下限漏れ電流
OFF又 は 0.0~ 109.0mAを 設 定 し ま す 。
注)下限漏れ電流の設定は上限漏れ電流値以上にはできません。
送信
WLOW=2.0mA  ・ ・ ・ ・ ・ 耐 電 圧 試 験 の 下 限 漏 れ 電 流 設 定 を 2.0mAに 設 定 し ま す 。
応答
8527が 有 効 な コ マ ン ド 設 定 を 受 信 し た と き
ERROR=0  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 ONの と き
応 答 な し ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 OFFの と き
4.2.22 WLOW?( 耐 電 圧 試 験 の 下 限 漏 れ 電 流 値 の 読 み 出 し )
機能
耐電圧試験の下限漏れ電流値を読み出します。
構文
WLOW?
送信
WLOW? 
応答
WLOW=2.0mA  ・ ・ ・ ・ ・ 耐 電 圧 試 験 の 下 限 漏 れ 電 流 2.0mAを 示 し ま す 。
-17-
コマンドの説明
4.2.23 WTIMER=( 耐 電 圧 試 験 の 試 験 時 間 設 定 )
機能
耐電圧試験の試験時間設定をします。
構文
WTIMER= 試 験 時 間
試験時間
OFF又 は 0.5~ 999秒 を 設 定 し ま す 。
送信
WTIMER=60.0s  ・ ・ ・ ・ ・ 耐 電 圧 試 験 の 試 験 時 間 を 60.0秒 に 設 定 し ま す 。
応答
8527が 有 効 な コ マ ン ド 設 定 を 受 信 し た と き
ERROR=0  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 ONの と き
応 答 な し ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 OFFの と き
4.2.24 WTIMER?( 耐 電 圧 試 験 の 試 験 時 間 読 み 出 し )
機能
耐電圧試験の試験時間を読み出します。
構文
WTIMER?
送信
WTIMER? 
応答
WTIMER=10.0s  ・ ・ ・ ・ ・ 耐 電 圧 試 験 の 試 験 時 間 10.0秒 を 示 し ま す 。
-18-
コマンドの説明
4.2.25 IVOLT=( 絶 縁 抵 抗 試 験 の 試 験 電 圧 レ ン ジ 設 定 )
機能
絶縁抵抗試験の試験電圧レンジ設定をします。
構文
IVOLT= 試 験 電 圧 レ ン ジ
試験電圧レンジ
0.5kV又 は 1.0kVを 設 定 し ま す 。
送信
IVOLT=1.0kV  ・ ・ ・ ・ ・ 絶 縁 抵 抗 試 験 の 試 験 電 圧 レ ン ジ を 1.0kVに 設 定 し ま す 。
応答
8527が 有 効 な コ マ ン ド 設 定 を 受 信 し た と き
ERROR=0  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 ONの と き
応 答 な し ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 OFFの と き
4.2.26 IVOLT?( 絶 縁 抵 抗 試 験 の 試 験 電 圧 レ ン ジ 読 み 出 し )
機能
絶縁抵抗試験の試験電圧レンジを読み出します。
構文
IVOLT?
送信
IVOLT? 
応答
IVOLT=0.5kV  ・ ・ ・ ・ ・ 絶 縁 抵 抗 試 験 の 試 験 電 圧 レ ン ジ 0.5kVを 示 し ま す 。
-19-
コマンドの説明
4.2.27 IHIGH=( 絶 縁 抵 抗 試 験 の 上 限 抵 抗 値 の 設 定 )
機能
絶縁抵抗試験の上限抵抗値設定をします。
構文
IHIGH= 上 限 抵 抗 値
上限抵抗値
OFF又 は 0.2MOHM~ 2000MOHMを 設 定 し ま す 。
注)上限抵抗値は下限抵抗値以下には設定できません。
送信
IHIGH=100.0MOHM  ・ ・ ・ ・ 絶 縁 抵 抗 試 験 の 上 限 抵 抗 値 を 100.0MΩ に 設 定 し ま す 。
応答
8527が 有 効 な コ マ ン ド 設 定 を 受 信 し た と き
ERROR=0  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 ONの と き
応 答 な し ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 OFFの と き
4.2.28 IHIGH?( 絶 縁 抵 抗 試 験 の 上 限 抵 抗 値 の 読 み 出 し )
機能
絶縁抵抗試験の上限抵抗値を読み出します。
構文
IHIGH?
送信
IHIGH? 
応答
IHIGH=100.0MOHM  ・ ・ ・ ・ ・ 絶 縁 抵 抗 試 験 の 上 限 抵 抗 値 100.0MΩ を 示 し ま す 。
-20-
コマンドの説明
4.2.29 ILOW=( 絶 縁 抵 抗 試 験 の 下 限 抵 抗 値 の 設 定 )
機能
絶縁抵抗試験の下限抵抗値の設定をします。
構文
ILOW= 下 限 抵 抗 値
下限抵抗値
0.1MOHM~ 1999MOHMを 設 定 し ま す 。 OFFに は で き ま せ ん 。
注)下限抵抗値は上限抵抗値以上には設定できません。
送信
ILOW=0.2MOHM 
絶 縁 抵 抗 試 験 の 下 限 抵 抗 値 を 0.2MΩ に 設 定 し ま す 。
応答
8527が 有 効 な コ マ ン ド 設 定 を 受 信 し た と き
ERROR=0  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 ONの と き
応 答 な し ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 OFFの と き
4.2.30 ILOW?( 絶 縁 抵 抗 試 験 の 下 限 抵 抗 値 の 読 み 出 し )
機能
絶縁抵抗試験の下限抵抗値を読み出します。
構文
ILOW?
送信
ILOW? 
応答
ILOW=2.0MOHM  ・ ・ ・ ・ ・ 絶 縁 抵 抗 試 験 の 下 限 抵 抗 値 2.0MΩ を 示 し ま す 。
-21-
コマンドの説明
4.2.31 IMASK=( 絶 縁 抵 抗 試 験 の マ ス ク 時 間 設 定 )
機能
絶縁抵抗試験のマスク時間(マスクタイマー)を設定します。
構文
IMASK= マ ス ク 時 間
マスク時間
0.3~ 50.0秒 を 設 定 し ま す 。 OFFに は で き ま せ ん 。
注 ) マ ス ク 時 間 は 試 験 時 間 (ITIMER)よ り 0.2s以 下 で 設 定 し て く だ さ い 。
送信
IMASK=5.0s  ・ ・ ・ ・ ・ 絶 縁 抵 抗 試 験 の マ ス ク 時 間 を 5.0秒 に 設 定 し ま す 。
応答
8527が 有 効 な コ マ ン ド 設 定 を 受 信 し た と き
ERROR=0  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 ONの と き
応 答 な し ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 OFFの と き
4.2.32 IMASK?( 絶 縁 抵 抗 試 験 の マ ス ク 時 間 読 み 出 し )
機能
絶縁抵抗試験のマスク時間を読み出します。
構文
IMASK?
送信
IMASK? 
応答
IMASK=0.5s  ・ ・ ・ ・ ・ 絶 縁 抵 抗 試 験 の マ ス ク 時 間 0.5秒 を 示 し ま す 。
-22-
コマンドの説明
4.2.33 ITIMER=( 絶 縁 抵 抗 試 験 の 試 験 時 間 設 定 )
機能
絶縁抵抗試験の試験時間設定をします。
構文
ITIMER= 試 験 時 間
試験時間
OFF又 は 0.5~ 999秒 を 設 定 し ま す 。
注 ) 試 験 時 間 は マ ス ク 時 間 (IMASK)よ り 0.2s以 上 で 設 定 し て く だ さ い 。
送信
ITIMER=60.0s 
絶 縁 抵 抗 試 験 の 試 験 時 間 を 60.0秒 に 設 定
応答
8527が 有 効 な コ マ ン ド 設 定 を 受 信 し た と き
ERROR=0  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 ONの と き
応 答 な し ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 OFFの と き
4.2.34 ITIMER?( 絶 縁 抵 抗 試 験 の 試 験 時 間 読 み 出 し )
機能
絶縁抵抗試験の試験時間を読み出します。
構文
ITIMER?
送信
ITIMER? 
応答
ITIMER=10.0s  ・ ・ ・ ・ ・ 絶 縁 抵 抗 試 験 の 試 験 時 間 10.0秒 を 示 し ま す 。
-23-
コマンドの説明
4.2.35 DISCHARGE=( 絶 縁 抵 抗 試 験 の 放 電 機 能 設 定 )
機能
絶縁抵抗試験の放電機能設定をします。
構文
DISCHARGE= ON/OFF
ON/OFF
: “ ON” で 放 電 機 能 を ONに し ま す 。
“ OFF” で 放 電 機 能 を OFFに し ま す 。
送信
DISCHARGE=ON  ・ ・ ・ ・ ・ 絶 縁 抵 抗 試 験 の 放 電 機 能 を ONに 設 定 し ま す 。
応答
8527が 有 効 な コ マ ン ド 設 定 を 受 信 し た と き
ERROR=0  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 ONの と き
応 答 な し ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 OFFの と き
4.2.36 DISCHARGE?( 絶 縁 抵 抗 試 験 の 放 電 機 能 読 み 出 し )
機能
絶 縁 抵 抗 試 験 の 放 電 機 能 ( ON/ OFF) を 読 み 出 し ま す 。
構文
DISCHARGE?
送信
DISCHARGE? 
応答
DISCHARGE=ON  ・ ・ ・ ・ ・ 絶 縁 抵 抗 試 験 の 放 電 機 能 設 定 ONを 読 み 出 し た と き
-24-
コマンドの説明
4.2.37 JUDGE?( 判 定 結 果 の 読 み 出 し )
機能
各試験の判定結果を読み出します。
[試 験 終 了 後 に 使 用 す る コ マ ン ド で す 。 ( READY状 態 ) ]
RESETコ マ ン ド 及 び STOP ス イ ッ チ を 押 し て も 、 判 定 結 果 は 次 の ス タ ー ト
まで保持します。
構文
JUDGE?
送信
JUDGE? 
応答
判定の種類
パラメータ
GOOD
NG
NULL
PROTECT
GOOD
HIGH
LOW
NULL
HIGH LOW
内 容
合格
不合格
RESETコ マ ン ド ( STOP ス イ ッ チ )で 試 験 中 断 し た と き
試 験中に保護 機能動作 状態(PROTECTION)になっ たとき
合格
上限判定不合格しました。
下限判定不合格しました。
RESETコ マ ン ド ( STOP ス イ ッ チ )で 試 験 中 断 し た と き
試 験中に保護 機能動作 状態(PROTECTION)になっ たとき
判定結果及び試験中動作
耐電圧・絶縁抵抗試験合格
耐 電 圧 試 験 HIGH不 合 格
耐 電 圧 試 験 LOW不 合 格
絶 縁 抵 抗 試 験 HIGH不 合 格
絶 縁 抵 抗 試 験 LOW不 合 格
耐電圧試験時保護機能動作のとき
絶縁抵抗試験時保護機能動作のとき
耐 電 圧 試 験 HIGH不 合 格
耐 電 圧 試 験 LOW不 合 格
絶 縁 抵 抗 試 験 HIGH不 合 格
絶 縁 抵 抗 試 験 LOW不 合 格
耐電圧試験時保護機能動作のとき
絶縁抵抗試験時保護機能動作のとき
RESET(ス ト ッ プ )時
判 定 結 果 GOODの 時
判 定 結 果 HIGHの 時
判 定 結 果 LOWの 時
ストップ時
保護機能動作のとき
判 定 結 果 GOODの 時
判 定 結 果 HIGHの 時
判 定 結 果 LOWの 時
ストップ時
保護機能動作のとき
応 答
JUDGE=GOOD,WJUDGE=GOOD,IJUDGE=GOOD 
JUDGE=NG,WJUDGE=HIGH,IJUDGE=NULL 
JUDGE=NG,WJUDGE=LOW,IJUDGE=NULL 
JUDGE=NG,WJUDGE=GOOD,IJUDGE=HIGH 
JUDGE=NG,WJUDGE=GOOD,IJUDGE=LOW 
JUDGE=PROTECT,WJUDGE=HIGH LOW,IJUDGE=NULL 
JUDGE=PROTECT,WJUDGE=GOOD,IJUDGE=HIGH LOW 
JUDGE=NG,WJUDGE=HIGH,IJUDGE=GOOD 
JUDGE=NG,WJUDGE=LOW,IJUDGE=GOOD 
JUDGE=NG,WJUDGE=NULL,IJUDGE=HIGH 
JUDGE=NG,WJUDGE=NULL,IJUDGE=LOW 
JUDGE=PROTECT,WJUDGE=HIGH LOW,IJUDGE=GOOD 
JUDGE=PROTECT,WJUDGE=NULL,IJUDGE=HIGH LOW 
JUDGE=NULL,WJUDGE=NULL,IJUDGE=NULL 
JUDGE=GOOD,WJUDGE=GOOD 
JUDGE=NG,WJUDGE=HIGH 
JUDGE=NG,WJUDGE=LOW  
JUDGE=NULL,WJUDGE=NULL 
JUDGE=PROTECT,WJUDGE=HIGH LOW 
JUDGE=GOOD,IJUDGE=GOOD 
JUDGE=NG,IJUDGE=HIGH 
JUDGE=NG,IJUDGE=LOW 
JUDGE=NULL,IJUDGE=NULL 
JUDGE=PROTECT,IJUDGE=HIGH LOW 
総合判定
JUDGE=□
□ :パ ラ メ ー タ
試験モード
WJUDGE=□
IJUDGE=□
□ :パ ラ メ ー タ
応答例
試験モード
WI又 は IW
WI
IW
WI又 は IW
W
I
-25-
コマンドの説明
4.2.38 DATA?( 試 験 結 果 の 一 括 読 み 出 し )
機能
試験結果の詳細なデータを読み出します。
[試 験 終 了 後 に 使 用 す る コ マ ン ド で す 。 ( READY状 態 ) ]
RESETコ マ ン ド 及 び STOP ス イ ッ チ を 押 し て も 、 判 定 結 果 と デ ー タ は 次 の
スタートまで保持します。
構文
DATA?
送信
DATA? 
応答
[自 動 試 験 終 了 後 の 応 答 例 ]
試験モード
判定結果及び試験中動作
WI又 は IW
耐電圧・絶縁抵抗試験合格
WI
IW
WI又 は IW
W
I
応 答
JUDGE=GOOD,WJUDGE=GOOD,VOLT=1.51kV,CURRENT=1.23mA,
IJUDGE=GOOD,RESISTANCE=123MOHM 
耐 電 圧 試 験 HIGH不 合 格
JUDGE=NG,WJUDGE=HIGH,VOLT=1.51kV,CURRENT=32.1mA,
IJUDGE=NULL,RESISTANCE=0.00MOHM 
耐 電 圧 試 験 LOW不 合 格
JUDGE=NG,WJUDGE=LOW,VOLT=1.51kV,CURRENT=0.15mA,
IJUDGE=NULL,RESISTANCE=0.00MOHM 
絶 縁 抵 抗 試 験 HIGH不 合 格
JUDGE=NG,WJUDGE=GOOD,VOLT=1.51kV,CURRENT=1.23mA,
IJUDGE=HIGH,RESISTANCE=1234MOHM 
絶 縁 抵 抗 試 験 LOW不 合 格
JUDGE=NG,WJUDGE=GOOD,VOLT=1.51kV,CURRENT=1.23mA,
IJUDGE=LOW,RESISTANCE=10.20MOHM 
耐 電 圧 試 験 HIGH不 合 格
JUDGE=NG,WJUDGE=HIGH,VOLT=1.51kV,CURRENT=32.1mA,
IJUDGE=GOOD,RESISTANCE=12.34MOHM 
耐 電 圧 試 験 LOW不 合 格
JUDGE=NG,WJUDGE=LOW,VOLT=1.51kV,CURRENT=0.6mA,
IJUDGE=GOOD,RESISTANCE=1234MOHM 
絶 縁 抵 抗 試 験 HIGH不 合 格
JUDGE=NG,WJUDGE=NULL,VOLT=0.00kV,CURRENT=0.00mA,
IJUDGE=HIGH,RESISTANCE=1234MOHM 
絶 縁 抵 抗 試 験 LOW不 合 格
JUDGE=NG,WJUDGE=NULL,VOLT=0.00kV,CURRENT=0.00mA,
IJUDGE=LOW,RESISTANCE=9.99MOHM 
RESET(ス ト ッ プ )時
注 1 JUDGE=NULL,WJUDGE=NULL,VOLT=0.00kV,CURRENT=0.00mA,
IJUDGE=NULL,RESISTANCE=0.00MOHM 
保護機能動作のとき
注 2 JUDGE=PROTECT,WJUDGE=HIGH LOW,VOLT=1.50kV,CURRENT=
WIモ ー ド の Wで 発 生 し た と き 1.23mA,IJUDGE=NULL,RESISTANCE=0.00MOHM 
耐電圧試験合格
JUDGE=GOOD,WJUDGE=GOOD,VOLT=1.51kV,CURRENT=1.23mA 
耐 電 圧 試 験 HIGH不 合 格
JUDGE=NG,WJUDGE=HIGH,VOLT=1.51kV,CURRENT=32.1mA 
耐 電 圧 試 験 HIGH不 合 格
JUDGE=NG,WJUDGE=HIGH,VOLT=0.00kV,CURRENT=OVER 
漏 れ 電 流 199.9mA超 え た と き
耐 電 圧 試 験 LOW不 合 格
JUDGE=NG,WJUDGE=LOW,VOLT=1.51kV,CURRENT=0.15mA 
RESET(ス ト ッ プ )時
注 1 JUDGE=NULL,WJUDGE=NULL,VOLT=0.00kV,CURRENT=0.0mA 
保護機能動作のとき
注 2 JUDGE=PROTECT,WJUDGE=HIGH LOW,VOLT=1.50kV,CURRENT=
1.23mA 
絶縁抵抗試験合格
JUDGE=GOOD,IJUDGE=GOOD,RESISTANCE=1234MOHM 
絶縁抵抗試験合格
JUDGE=GOOD,IJUDGE=GOOD,RESISTANCE=OVER 
2000MΩ 超 え た と き
絶 縁 抵 抗 試 験 HIGH不 合 格
JUDGE=NG,IJUDGE=HIGH,RESISTANCE=1234MOHM 
絶 縁 抵 抗 試 験 LOW不 合 格
JUDGE=NG,IJUDGE=LOW,RESISTANCE=1.2MOHM 
RESET(ス ト ッ プ )時
注 1 JUDGE=NULL,IJUDGE=NULL,RESISTANCE=0.00MOHM 
保護機能動作のとき
注 2 JUDGE=PROTECT,IJUDGE=HIGH LOW,RESISTANCE=1234MOHM 
注 1) デ ー タ は 、 0に な り ま す 。
注 2) デ ー タ は 、 保 護 機 能 動 作 時 の デ ー タ を 応 答 し ま す 。 試 験 で き な か っ た 項 目 の
デ ー タ は 、 0に な り ま す 。
-26-
コマンドの説明
4.2.39 SET:( 試 験 条 件 の パ ラ メ ー タ 設 定 )
機能
試験モードとパラメータを一括設定します。
構文
SET: 試 験 の パ ラ メ ー タ
試験のパラメータ
MODE= 試 験 モ ー ド W-I,I-W,W,I
WMARK=
耐電圧試験を含む試験モードのときに設定します。
WLEVEL=
W-I,I-W,W
WHIGH=
詳 細 、 は 4.2.15項 (P14)、 4.2.17項 (P15)、 4.2.19項 (P16)、
WLOW=
4.2.21項 (P17)、 4.2.23項 (P18)を 参 照 し て く だ さ い 。
WTIMER=
IVOLT=
絶縁抵抗試験を含む試験モードのときに設定します。
IHIGH=
W-I,I-W,I
ILOW=
詳 細 は 、 4.2.25項 (P19)、 4.2.27項 (P20)、 4.2.29項 (P21)、
IMASK=
4.2.31項 (P22)、 4.2.33項 (P23)、 4.2.35項 (P24)を 参 照 し
ITIMER=
てください。
DISCHARGE=
注 ) 試 験 モ ー ド W、 Iの と き 、 試 験 を 行 わ な い 項 目 は 省 略 し て く だ さ い 。
送信
試 験 モ ー ド W-Iの と き
SET:MODE=WI,WMARK=2.50kV,WLEVEL=1.50kV,WHIGH=20.0mA,WLOW=OFF,WTIMER
=60.0s,IVOLT=0.5kV,IHIGH=OFF,ILOW=10MOHM,IMASK=1.0s,ITIMER=60.0s,
DISCHARGE=ON 
試 験 モ ー ド Iの と き
SET:MODE=I,IVOLT=0.5kV,IHIGH=OFF,ILOW=10MOHM,IMASK=1.0s,ITIMER=
60.0s,DISCHARGE=ON 
応答
8527が 有 効 な コ マ ン ド 設 定 を 受 信 し た と き
ERROR=0  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 ONの と き
応 答 な し ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 OFFの と き
4.2.40 SET:?( 試 験 条 件 の 設 定 パ ラ メ ー タ 一 括 読 み 出 し )
機能
試験モードと各パラメータを一括して読み出します。
構文
SET:?
送信
SET:? 
応答
試 験 モ ー ド I-Wの と き ( W-Iの と き 、 MODE=WIに な り ま す 。 )
○ FORMAT=ONの と き
SET:MODE=IW,WMARK=2.50kV,WLEVEL=1.50kV,WHIGH=20.0mA,WLOW=OFF,WTIMER
=60.0s,IVOLT=0.5kV,IHIGH=OFF,ILOW=10MOHM,IMASK=1.0s,ITIMER=60.0s,
DISCHARGE=ON 
○ FORMAT=OFFの と き
SET:IW,2.50,1.50,20.0,OFF,60.0,0.5,OFF,10,1.0,60.0,ON 
試 験 モ ー ド Wの と き
○ FORMAT=ONの と き
SET:MODE=W,WMARK=2.50kV,WLEVEL=1.50kV,WHIGH=20.0mA,WLOW=OFF,WTIMER=
60.0s  
○ FORMAT=OFFの と き
SET:W,2.50,1.50,20.0,OFF,60.0 
-27-
コマンドの説明
4.2.41 MEMORY=( メ モ リ ー 番 号 の 設 定 )
機能
指 定 し た メ モ リ ー No.の 試 験 条 件 に 切 替 え ま す 。
構文
MEMORY=
: 1~ 9
送信
MEMORY=5  ・ ・ ・ ・ ・ 現 在 の 試 験 条 件 を メ モ リ ー No.5に 切 替 え ま す 。
メ モ リ ー 内 容 に 有 効 な WMARK=□ . □ □ kVが あ る と き
モータスライダー自動昇降します。
応答
8527が 有 効 な コ マ ン ド 設 定 を 受 信 し た と き
ERROR=0  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 ONの と き
応 答 な し ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 OFFの と き
4.2.42 MEMORY?( メ モ リ ー 番 号 の 読 み 出 し )
機能
現在選択されているメモリー番号を読み出します。
構文
MEMORY?
送信
MEMORY? 
応答
MEMORY=8 
・ ・ ・ ・ メ モ リ ー No.8を 読 み 出 し た と き
MEMORY=OFF  ・ ・ ・ ・ メ モ リ ー No.が 選 択 さ れ て い な い 状 態 を 読 み 出 し た と き
-28-
コマンドの説明
4.2.43 MEM No :( 試 験 条 件 を メ モ リ ー に 設 定 )
機能
指定したメモリー番号に試験モードとパラメータを一括設定します。
構文
MEM No : 試 験 の パ ラ メ ー タ
No : 1~ 9
試験のパラメータ
4.2.39項 (P27) SET:試 験 条 件 の パ ラ メ ー タ 設 定 と 同 じ で す 。
送信
試 験 モ ー ド W-Iの と き
MEM3:MODE=WI,WMARK=2.50kV,WLEVEL=1.50kV,WHIGH=20.0mA,WLOW=OFF,WTIMER
=60.0s,IVOLT=0.5kV,IHIGH=OFF,ILOW=10MOHM,IMASK=1.0s,ITIMER=60.0s,
DISCHARGE=ON 
試 験 モ ー ド Iの と き
MEM5:MODE=I,IVOLT=0.5kV,IHIGH=OFF,ILOW=10MOHM,IMASK=1.0s,ITIMER=60.
0s,DISCHARGE=ON 
応答
8527が 有 効 な コ マ ン ド 設 定 を 受 信 し た と き
ERROR=0  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 ONの と き
応 答 な し ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 OFFの と き
4.2.44 MEM No :?( メ モ リ ー 設 定 の 試 験 条 件 読 み 出 し )
機能
指定したメモリー番号と試験モード、各パラメータを一括して読み出し
ます。
構文
MEM No :?
No : 1~ 9
送信
MEM3:? 
応答
試 験 モ ー ド I-Wの と き ( W-Iの と き 、 MODE=WIに な り ま す 。 )
○ FORMAT=ONの と き
MEM3:MODE=IW,WMARK=2.50kV,WLEVEL=1.50kV,WHIGH=20.0mA,WLOW=OFF,WTIMER
=60.0s,IVOLT=0.5kV,IHIGH=OFF,ILOW=10MOHM,IMASK=1.0s,ITIMER=60.0s,
DISCHARGE=ON 
○ FORMAT=OFFの と き
MEM3:IW,2.50,1.50,20.0,OFF,60.0,0.5,OFF,10,1.0,60.0,ON 
試 験 モ ー ド Wの と き
○ FORMAT=ONの と き
MEM3:MODE=W,WMARK=2.50kV,WLEVEL=1.50kV,WHIGH=20.0mA,WLOW=OFF,WTIMER=
60.0s 
○ FORMAT=OFFの と き
MEM3:W,2.50,1.50,20.0,OFF,60.0 
-29-
コマンドの説明
4.2.45 BUZZ=( ブ ザ ー 音 の 設 定 )
機能
GOOD、 NGブ ザ ー の 音 量 設 定 を 行 い ま す 。
構文
BUZZ= OFF/1~ 5 , OFF/1~ 5
①
②
① 合 格 判 定 時 (GOOD) の ブ ザ ー 音 量 パ ラ メ ー タ
OFF,1,2,3,4,5
音量:小
大
② 不 合 格 判 定 時 (NG) の ブ ザ ー 音 量 パ ラ メ ー タ
OFF,1,2,3,4,5
音量:小
大
送信
BUZZ=3,5 
GOOD( 合 格 判 定 時 ) の ブ ザ ー 音 量 は 5段 階 中 の 3、 NG( 不 合 格 判 定 時 ) の ブ ザ ー 音
量は最大に設定します。
応答
8527が 有 効 な コ マ ン ド 設 定 を 受 信 し た と き
ERROR=0  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 ONの と き
応 答 な し ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 応 答 設 定 OFFの と き
4.2.46 BUZZ?( ブ ザ ー 音 量 設 定 値 の 読 み 出 し )
機能
GOOD及 び NGブ ザ ー の 音 量 設 定 値 を 読 み 出 し ま す 。
構文
BUZZ?
送信
BUZZ? 
応答
BUZZ=OFF,3 
① ②
① 合 格 判 定 時 (GOOD) の ブ ザ ー 音 量 ・ ・ ・ 消 音 状 態 を 示 し ま す 。
② 不 合 格 判 定 時 (NG) の ブ ザ ー 音 量 ・ ・ ・ 5段 階 中 の 3を 示 し ま す 。
-30-
5.スライダー電圧設定できるコマンド
8527は 、 RS-232Cイ ン タ フ ェ ー ス に て 耐 電 圧 試 験 の 試 験 電 圧 設 定 を 行 う こ と が で き
ます。
設定できる条件
① 試 験 モ ー ド が 、 W-I、 I-W、 Wの い ず れ か で あ る こ と 。
② メ モ リ ー No.の 指 定 番 号 に よ り 設 定 す る と き は 、 メ モ リ ー No.の 試 験 条 件 に 、 ス ラ
イ ダ ー 電 圧 設 定 ( 0~ 5.99kV) が 設 定 さ れ て い る こ と 。
設定できない条件
試 験 モ ー ド が 、 MODE=Iの と き 。
コマンドの種類
○ WMARK=□ .□ □ kV コ マ ン ド に て 、 自 動 昇 降 し ま す 。
詳 細 は 、 4.2.16項 参 照 し て く だ さ い 。
○ MEMORY=□   コ マ ン ド に て 、 ス ラ イ ダ ー 電 圧 設 定 値 に 自 動 昇 降 し ま す 。
詳 細 は 、 4.2.41項 参 照 し て く だ さ い 。
○ SET: 試 験 の パ ラ メ ー タ コ マ ン ド に て 、 自 動 昇 降 し ま す 。
詳 細 は 、 4.2.39項 参 照 し て く だ さ い 。
-31-
6.エラーについて
エラー
コード
ERROR=1
ERROR=2
ERROR=3
ERROR=4
ERROR=5
ERROR=6
ERROR=7
ERROR=8
エラー内容と対策
コマンドフォーマットが認識不可・文字の間違い。
例 ) RESSET、 RST
RESET と 正 し い 文 字 列 に し て く だ さ い 。
パラメータが有効範囲外です。
例 ) ITIMER=9999
OFF又 は 、 0.5~ 999s以 内 に し て く だ さ い 。
設定できない状態で、パラメータを設定しようとした。
例 ) 試 験 モ ー ド I ( 単 独 絶 縁 抵 抗 試 験 ) の と き 、 WMARK=5.00kVな ど 耐 電 圧 試 験 に 関 す る
コマンドを送信しました。試験モードに合ったコマンドを送信してください。
8527初 期 化 動 作 中 に 操 作 を 行 っ た 。
電 源 投 入 時 な ど 、 初 期 設 定 状 態 で ま だ READY状 態 に な っ て い な い と き に は 、 コ マ ン ド 設
定はできません。
試 験 中 及 び 判 定 出 力 中 に RESET、 STATUS以 外 の 操 作 を 行 っ た 。
MOTOR BUSY中 に STARTコ マ ン ド を 送 信 し た 。
例 ) 設 定す る前に 、 STATUS?の TEST,PROTECTION,READYな どの情 報を 読み 出し てく ださい 。
READY状 態 を 確 認 し て か ら 設 定 コ マ ン ド を 送 信 し て く だ さ い 。
REMOTE=OFF時 、 無 効 な 操 作 を 行 っ た 。
REMOTE=OFF時 、 STARTコ マ ン ド は 無 効 に な り ま す 。
REMOTE=ON設 定 後 に 行 っ て く だ さ い 。
SET:時 及 び MEM□ :時 の 一 括 設 定 時 の 構 文 エ ラ ー が 発 生 し ま し た 。
例 ) ブ ザ ー 音 量 ( BUZZ=3,3)な ど 、 SET:、 MEM□ : に 定 義 さ れ て い な い コ マ ン ド 送 信 を
したとき
試験条件設定中にコマンド送信を行った。
例)前面パネル操作にて設定中はコマンド送信できません。
設 定 を 終 了 し 、 READY ラ ン プ を 点 灯 状 態 に し て く だ さ い 。
下 記 表 の エ ラ ー に つ い て は 本 体 取 扱 説 明 書 の 20項 エ ラ ー メ ッ セ ー ジ を 参 照 し て く だ さ い 。
エラーメッセージ




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
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
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





対 策
コ マ ン ド を 送 信 し て も 、 ERROR=3 を 必 ず ホ ス ト に 送 信 し ま す 。
ハード的な問題ですので、当社又は代理店等にご連絡ください。
REMOTE/OUT コ ネ ク タ の ピ ン No.5( INTER LOCK) が オ ー プ ン に な っ て い る
と 、 コ マ ン ド を 送 信 し て も ERROR=3 を ホ ス ト に 送 信 し ま す 。
ピ ン No.5を COMと 短 絡 し て 、 RESETコ マ ン ド 又 は STOP ス イ ッ チ を 押 し て く だ
さい。
RESETコ マ ン ド 又 は STOP ス イ ッ チ を 押 し て く だ さ い 。
本 体 取 扱 説 明 書 の 20項 エ ラ ー メ ッ セ ー ジ を 参 照 し て く だ さ い 。
7.注意事項
RS-232C通 信 で 設 定 し た 状 態 か ら REMOTE=OFF、 KEYLOCK=OFFに よ り キ ー 操 作 で 設 定
を行った場合について
[ キ ー 操 作 設 定 途 中 で EXIT キ ー を 押 し た と き ]
RS-232Cで 設 定 し た 値 は 残 り ま せ ん 。 RS-232C通 信 モ ー ド に 入 る 前 の メ モ リ ー
なし番号の設定値に戻ります。
[ キ ー 操 作 設 定 に て ENTER キ ー を 押 し た と き ]
キー操作にて設定状態が記憶され、電源再投入しても設定値は記憶しています。
-32-
8.サンプルプログラム
' ○ 8527制 御 MicIosoft Visual Basic 用 サ ン プ ル プ ロ グ ラ ム ソ ー ス で す 。
'
'
1.フ ォ ー ム を ロ ー ド す る と 8527通 信 設 定 お よ び 動 作 確 認 を 行 い ま す 。
'
2.Command1[SETTING]ボ タ ン を ク リ ッ ク す る と 、 試 験 条 件 ・ 設 定 値 の 変 更 を 行 い ま す 。
'
'
'
'
'
'
'
'
'
'
'
'
'
'
'
'
'
・設定内容は以下の通りです。
MODE
WMARK
WLEVEL
WHIGH
WLOW
WTIMER
IVOLT
IHIGH
ILOW
IMASK
ITIMER
DISCHARGE
=
=
=
=
=
=
=
=
=
=
=
=
WI
2.50kV
OFF
10.0mA
OFF
5.0s
0.5kV
OFF
100MOHM
0.3s
5.0s
ON
3.Command2[START]ボ タ ン を ク リ ッ ク す る と 、 上 記 設 定 値 に て 自 動 試 験 を 開 始 し ま す 。
4.Command3[STOP]ボ タ ン に て 試 験 を 中 止 す る こ と が で き ま す 。
5.Command4[QUIT]ボ タ ン に て サ ン プ ル プ ロ グ ラ ム を 終 了 し ま す 。
6.通 信 内 容 お よ び 試 験 結 果 等 の デ ー タ は 、 テ キ ス ト ボ ッ ク ス (TIxt1)へ 随 時 表 示 を 行 い ま す 。
' ○フォーム上に配置するオブジェクトについて
'
MSComm1
:MicIosoft Comm ContIol コ ン ポ ー ネ ン ト (OCX)を フ ォ ー ム 上 に 配 置 し て 下 さ い 。
'
TIxt1
:TIxtBox ※ .MultiLinIプ ロ パ テ ィ を TIuIに 設 定 し て 下 さ い 。
'
Command1 :CommandButton
'
Command2 :CommandButton
'
Command3 :CommandButton
'
Command4 :CommandButton
-33-
サンプルプログラム
'-------------------------------- 定 義 -------------------------------Option Explicit
PIivatI StopFlag As BoolIan '試 験 中 断 用 フ ラ グ
'ウ ェ イ ト 、 タ イ ム ア ウ ト 検 出 msIcタ イ マ ー 用 Windows API
PIivatI DIclaII Function GItTickCount Lib "kIInIl32" () As Long
'8527ス テ ー タ ス の 列 挙 型 定 義
PIivatI Enum STB8527_ID
sTEST = &H1
sTEST_END = &H2
sH_V_OUT = &H4
sREADY = &H8
sW_TEST = &H10
sI_TEST = &H20
sGOOD = &H40
sNG = &H80
sW_HIGH = &H100
sW_LOW = &H200
sW_GOOD = &H400
sI_HIGH = &H800
sI_LOW = &H1000
sI_GOOD = &H2000
sPROTECTION = &H4000
End Enum
'エ ラ ー コ ー ド 列 挙 型 定 義
PIivatI Enum EER8527_ID
INo_EIIoI = 0
ISyntax_EIIoI = 1
IOut_Of_RangI = 2
ICondition = 3
IInitializing = 4
ITIsting = 5
IRImotI_Off = 6
ISIt_ConstIuction = 7
IKIy_OpIIating = 8
End Enum
'試 験 動 作 中
'試 験 終 了
'高 電 圧 出 力 中
'待 機 中
'耐 電 圧 試 験 中
'絶 縁 抵 抗 試 験 中
'総 合 判 定 合 格
'総 合 判 定 不 合 格
'耐 電 圧 上 限 不 合 格
'耐 電 圧 下 限 不 合 格
'耐 電 圧 合 格
'絶 縁 上 限 不 合 格
'絶 縁 下 限 不 合 格
'絶 縁 合 格
'保 護 回 路 動 作
'正 常
'コ マ ン ド 表 記 エ ラ ー
'有 効 範 囲 外
'設 定 条 件 エ ラ ー
'8527初 期 化 中
'試 験 実 行 中
'REMOTE=が OFF状 態
'SET構 文 エ ラ ー
'キ ー 操 作 に て 設 定 中
-34-
サンプルプログラム
'-------------------------------- プ ロ シ ー ジ ャ -------------------------------'MSCOMM1
ポートを定義しオープンする
PIivatI Function OpInComm(Optional PoItNumbII As IntIgII) As BoolIan
Dim nPoIt As IntIgII
On EIIoI GoTo EII_OpInComm
nPoIt = 1
If PoItNumbII <> 0 ThIn nPoIt = PoItNumbII
With MSComm1
If .PoItOpIn = TIuI ThIn .PoItOpIn = FalsI
.CommPoIt = nPoIt
.SIttings = "9600,n,8,1"
.InBuffIISizI = 256
.OutBuffIISizI = 256
'ポ ー ト 番 号
'通 信 設 定
'受 信 バ ッ フ ァ サ イ ズ
'送 信 バ ッ フ ァ サ イ ズ
Call FlashBuffII
'送 受 信 バ ッ フ ァ の フ ラ ッ シ ュ
.Handshaking = comNonI
'ハ ン ド シ ェ イ ク
.DTREnablI = TIuI
'DTR
.NullDiscaId = TIuI
'NULL文 字 の 破 棄
.RThIIshold = 0
'受 信 イ ベ ン ト 無 し
.PaIityRIplacI = "?"
'パ リ テ ィ エ ラ ー 置 換 文 字
.RTSEnablI = TIuI
'RTS
.SThIIshold = 0
'送 信 イ ベ ン ト 無 し
.EOFEnablI = FalsI
'EOF
.InputModI = comInputModITIxt 'ア ス キ ー 通 信
.PoItOpIn = TIuI
'ポ ー ト オ ー プ ン
End With
Exit_OpInComm:
OpInComm = TIuI
ShowLog "OpInComm", "No." & nPoIt & " 9600,n,8,1 OK"
Exit Function
EII_OpInComm:
OpInComm = FalsI
ShowLog "OpInComm", "NG"
MsgBox "An IIIoI occuIIId in OpInComm.", vbCIitical
Exit Function
End Function
-35-
サンプルプログラム
'MSCOMM1
ポートをクローズする
PIivatI Sub ClosIComm()
On EIIoI GoTo Exit_ClosIComm
With MSComm1
If .PoItOpIn = TIuI ThIn
.PoItOpIn = FalsI 'ポ ー ト ク ロ ー ズ
Call FlashBuffII 'バ ッ フ ァ の フ ラ ッ シ ュ
.RTSEnablI = FalsI
.DTREnablI = FalsI
End If
End With
ShowLog "ClosIComm", "OK"
Exit_ClosIComm:
Exit Sub
End Sub
'MSCOMM1
送受信バッファのフラッシュ
PIivatI Sub FlashBuffII()
With MSComm1
.InBuffIICount = 0
.OutBuffIICount = 0
End With
End Sub
'TIxt1 文 字 列 を ロ グ 表 示
PIivatI Sub ShowLog(Optional ByVal dat1 As VaIiant, Optional ByVal dat2 As VaIiant)
With TIxt1
If LIn(.TIxt) >= .MaxLIngth ThIn .TIxt = Right(.TIxt, 256)
.SIlStaIt = LIn(.TIxt)
.SIlTIxt = dat1 & ":" & dat2 & vbCILf
End With
End Sub
-36-
サンプルプログラム
'MSCOMM1
コマンドの送信とレスポンスの受信
PIivatI Function SIndComm(ByVal sSIndCommand As StIing, Optional ByRIf sRIcvBuffII As StIin
g) As BoolIan
Dim sSInd As StIing '送 信 文 字 列
Dim sRIcv As StIing '受 信 文 字 列 バ ッ フ ァ
Dim nTMO As Long 'タ イ ム ア ウ ト
On EIIoI GoTo EII_SIndComm
'受 信 タ イ ム ア ウ ト を 1sに 設 定
nTMO = GItTickCount + 1000
'送 信 文 字 を 半 角 +CRLF
sSInd = StIConv(sSIndCommand, vbNaIIow)
ShowLog "SInd", sSInd
sSInd = sSInd & vbCILf
With MSComm1
FlashBuffII
.Output = sSInd '文 字 列 の 送 信
End With
Do
DoEvInts
sWait 0.1 '100msの ウ ェ イ ト
With MSComm1
If .InBuffIICount > 0 ThIn
sRIcv = sRIcv & .Input
'DIbug.PIint sRIcv
End If
End With
'受 信 バ ッ フ ァ (ポ ー ト )に 文 字 有
'受 信 文 字 列 バ ッ フ ァ に 保 存
If InStI(sRIcv, vbCI) > 0 ThIn '受 信 文 字 列 バ ッ フ ァ に デ リ ミ タ 有
sRIcv = LIft(sRIcv, InStI(sRIcv, vbCI) - 1) 'デ リ ミ タ 以 降 を 切 捨
ShowLog "RIcv", sRIcv
Exit Do
End If
If GItTickCount >= nTMO ThIn
'タ イ ム ア ウ ト 条 件
ShowLog "SIndComm", "TMO EIIoI"
GoTo EII_SIndComm:
End If
Loop
Exit_SIndComm: '正 常 終 了
sRIcvBuffII = sRIcv
SIndComm = TIuI
Exit Function
EII_SIndComm: '異 常 終 了
sRIcvBuffII = ""
SIndComm = FalsI
MsgBox "An IIIoI occuIIId in SIndComm.", vbCIitical
Exit Function
End Function
-37-
サンプルプログラム
'レ ス ポ ン ス 内 容 に 応 じ メ ッ セ ー ジ を 表 示 す る
'エ ラ ー メ ッ セ ー ジ 時 : FalsI
PIivatI Function EIIoIHandlII(ByVal sRIsponsI As StIing) As BoolIan
Dim nEIIoI As EER8527_ID
'エ ラ ー レ ス ポ ン ス
If sRIsponsI LikI "ERROR=*" ThIn
If sRIsponsI <> "ERROR=0" ThIn 'エ ラ ー
nEIIoI = CLng(Right(sRIsponsI, 1))
SIlIct CasI nEIIoI
CasI INo_EIIoI
'0
'ShowLog "ERROR", "No EIIoI."
CasI ISyntax_EIIoI '1
ShowLog "ERROR", "Syntax IIIoI."
CasI IOut_Of_RangI '2
ShowLog "ERROR", "Out of IangI."
CasI ICondition
'3
ShowLog "ERROR", "Condition IIIoI of thI paIamItII."
CasI IInitializing '4
ShowLog "ERROR", "BIing initializId."
CasI ITIsting
'5
ShowLog "ERROR", "TIsting."
CasI IRImotI_Off
'6
ShowLog "ERROR", "RImotI Off."
CasI ISIt_ConstIuction '7
ShowLog "ERROR", "ConstIuction IIIoI of an oIdII foI a SET oI MEM."
CasI IKIy_OpIIating '8
ShowLog "ERROR", "BIing sIt up by thI kIy opIIation."
CasI ElsI
ShowLog "ERROR", "UndIfinId EIIoI."
End SIlIct
GoTo EII_EIIoIHandlII:
End If
End If
Exit_EIIoIHandlII:
EIIoIHandlII = TIuI
Exit Function
EII_EIIoIHandlII:
EIIoIHandlII = FalsI
Exit Function
End Function
'sIcウ ェ イ ト プ ロ シ ー ジ ャ
PIivatI Sub sWait(ByVal sngSIc As SinglI)
Dim lngStaIt As Long, lngEnd As Long
If sngSIc = 0 ThIn Exit Sub
lngStaIt = GItTickCount()
lngEnd = lngStaIt + (sngSIc * 1000)
Do WhilI GItTickCount() < lngEnd
DoEvInts
Loop
End Sub
-38-
サンプルプログラム
'フ ォ ー ム 読 込
PIivatI Sub FoIm_Load()
With TIxt1
'.MultiLinI = TIuI
.MaxLIngth = 4096
.TIxt = ""
End With
Command1.Caption
Command2.Caption
Command3.Caption
Command4.Caption
=
=
=
=
"&SETTING"
"&START"
"&STOP"
"&QUIT"
End Sub
'フ ォ ー ム ア ク テ ィ ブ 時 に 実 行 す る
PIivatI Sub FoIm_ActivatI()
Static MIActivI As BoolIan
If MIActivI ThIn Exit Sub
MIActivI = TIuI
Dim szBuf As StIing
'No.1 ポ ー ト オ ー プ ン
If OpInComm(1) = FalsI ThIn GoTo EII_FoIm_ActivatI:
'8527 レ ス ポ ン ス ON
If SIndComm("RESPONSE=ON", szBuf) = FalsI ThIn GoTo EII_FoIm_ActivatI:
If EIIoIHandlII(szBuf) = FalsI ThIn GoTo EII_FoIm_ActivatI:
'8527 リ モ ー ト 制 御 ON
If SIndComm("REMOTE=ON", szBuf) = FalsI ThIn GoTo EII_FoIm_ActivatI:
If EIIoIHandlII(szBuf) = FalsI ThIn GoTo EII_FoIm_ActivatI:
'8527 レ ス ポ ン ス フ ォ ー マ ッ ト OFF
If SIndComm("FORMAT=3", szBuf) = FalsI ThIn GoTo EII_FoIm_ActivatI:
If EIIoIHandlII(szBuf) = FalsI ThIn GoTo EII_FoIm_ActivatI:
'8527 機 器 情 報 取 得
If SIndComm("IDNT?", szBuf) = FalsI ThIn GoTo EII_FoIm_ActivatI:
If EIIoIHandlII(szBuf) = FalsI ThIn GoTo EII_FoIm_ActivatI:
Command1.EnablId = TIuI
Command2.EnablId = FalsI
Command3.EnablId = FalsI
Exit_FoIm_ActivatI:
Exit Sub
EII_FoIm_ActivatI:
Command1.EnablId = FalsI
Command2.EnablId = FalsI
Command3.EnablId = FalsI
Exit Sub
End Sub
-39-
サンプルプログラム
PIivatI Sub FoIm_QuIIyUnload(CancIl As IntIgII, UnloadModI As IntIgII)
If Not Command4.EnablId ThIn
CancIl = TIuI
Exit Sub
End If
'フ ォ ー ム 終 了 時 に 8527を ロ ー カ ル へ リ セ ッ ト
If Command1.EnablId ThIn
Call SIndComm("RESET")
Call SIndComm("KEYLOCK=OFF")
Call SIndComm("REMOTE=OFF")
End If
Call ClosIComm 'ポ ー ト を ク ロ ー ズ
End
End Sub
'試 験 の ス タ ー ト
PIivatI Sub Command2_Click()
Dim szBuf As StIing, nSTB As STB8527_ID
StopFlag = FalsI
Command1.EnablId
Command2.EnablId
Command3.EnablId
Command4.EnablId
=
=
=
=
FalsI
FalsI
TIuI
FalsI
'ス タ ー ト 前 に ス テ ー タ ス 確 認
If SIndComm("STATUS?", szBuf) = FalsI ThIn GoTo Exit_Command2_Click:
If EIIoIHandlII(szBuf) = FalsI ThIn GoTo Exit_Command2_Click:
szBuf = "&H" & szBuf
If IsNumIIic(szBuf) = FalsI ThIn GoTo Exit_Command2_Click:
nSTB = CLng(szBuf)
If (nSTB And sREADY) = 0 ThIn
MsgBox "Can not START.", vbCIitical
GoTo Exit_Command2_Click:
End If
'RESETコ マ ン ド
If SIndComm("RESET", szBuf) = FalsI ThIn GoTo Exit_Command2_Click:
If EIIoIHandlII(szBuf) = FalsI ThIn GoTo Exit_Command2_Click:
'STARTコ マ ン ド
If SIndComm("START", szBuf) = FalsI ThIn GoTo Exit_Command2_Click:
If EIIoIHandlII(szBuf) = FalsI ThIn GoTo Exit_Command2_Click:
Do
DoEvInts
sWait 0.5 '500msの ウ ェ イ ト
-40-
サンプルプログラム
'STOPボ タ ン が 押 さ れ た
If StopFlag ThIn
If SIndComm("RESET", szBuf) = FalsI ThIn GoTo Exit_Command2_Click:
If EIIoIHandlII(szBuf) = FalsI ThIn GoTo Exit_Command2_Click:
GoTo Exit_Command2_Click:
End If
'試 験 中 の ス テ ー タ ス 確 認
If SIndComm("STATUS?", szBuf) = FalsI ThIn GoTo Exit_Command2_Click:
If EIIoIHandlII(szBuf) = FalsI ThIn GoTo Exit_Command2_Click:
nSTB = CLng("&H" & szBuf)
'プ ロ テ ク シ ョ ン 動 作 有
If nSTB And sPROTECTION ThIn
ShowLog "STATUS", "PROTECTION"
GoTo Exit_Command2_Click:
End If
If nSTB And sI_TEST ThIn DIbug.PIint "I_TESTING"
If nSTB And sW_TEST ThIn DIbug.PIint "W_TESTING"
'試 験 動 作 完 了 時
If (nSTB And sH_V_OUT) = 0 ThIn Exit Do '電 圧 遮 断 / 試 験 が 停 止
Loop
'試 験 動 作 完 了 後 に 判 定 取 得
If SIndComm("JUDGE?", szBuf) = FalsI ThIn GoTo Exit_Command2_Click:
If EIIoIHandlII(szBuf) = FalsI ThIn GoTo Exit_Command2_Click:
'※ 受 信 し た 文 字 は 、 テ キ ス ト ボ ッ ク ス へ ロ グ 表 示
'試 験 動 作 完 了 後 に 判 定 と 測 定 デ ー タ 取 得
If SIndComm("DATA?", szBuf) = FalsI ThIn GoTo Exit_Command2_Click:
If EIIoIHandlII(szBuf) = FalsI ThIn GoTo Exit_Command2_Click:
'※ 受 信 し た 文 字 は 、 テ キ ス ト ボ ッ ク ス へ ロ グ 表 示
'リ セ ッ ト を 行 う
If SIndComm("RESET", szBuf) = FalsI ThIn GoTo Exit_Command2_Click:
If EIIoIHandlII(szBuf) = FalsI ThIn GoTo Exit_Command2_Click:
Exit_Command2_Click:
StopFlag = FalsI
Command1.EnablId
Command2.EnablId
Command3.EnablId
Command4.EnablId
Exit Sub
End Sub
=
=
=
=
TIuI
TIuI
FalsI
TIuI
PIivatI Sub Command3_Click()
StopFlag = TIuI
End Sub
-41-
サンプルプログラム
'8527の 初 期 設 定
PIivatI Sub Command1_Click()
Dim szBuf As StIing, nSTB As STB8527_ID
Dim SIts As StIing
Command1.EnablId = FalsI
Command2.EnablId = FalsI
Command3.EnablId = FalsI
'SET:コ マ ン ド 送 信
If SIndComm("STATUS?", szBuf) = FalsI ThIn GoTo Exit_Command1_Click:
If EIIoIHandlII(szBuf) = FalsI ThIn GoTo Exit_Command1_Click:
szBuf = "&H" & szBuf
If IsNumIIic(szBuf) = FalsI ThIn GoTo Exit_Command1_Click:
nSTB = CLng(szBuf)
If (nSTB And sREADY) = 0 ThIn
MsgBox "It is not thI condition which can bI sItup.", vbCIitical
GoTo Exit_Command1_Click:
End If
'SET:コ マ ン ド の 構 築
SIts = "SET:" & "MODE=WI"
SIts = SIts & "," & "WMARK=2.50kV"
SIts = SIts & "," & "WLEVEL=OFF"
SIts = SIts & "," & "WHIGH=10.0mA"
SIts = SIts & "," & "WLOW=OFF"
SIts = SIts & "," & "WTIMER=5.0s"
SIts = SIts & "," & "IVOLT=0.5kV"
SIts = SIts & "," & "IHIGH=OFF"
SIts = SIts & "," & "ILOW=100MOHM"
SIts = SIts & "," & "IMASK=0.3s"
SIts = SIts & "," & "ITIMER=5.0s"
SIts = SIts & "," & "DISCHARGE=ON"
'SET:コ マ ン ド 送 信
If SIndComm(SIts, szBuf) = FalsI ThIn GoTo Exit_Command1_Click:
If EIIoIHandlII(szBuf) = FalsI ThIn GoTo Exit_Command1_Click:
'RESETコ マ ン ド 送 信
If SIndComm("RESET", szBuf) = FalsI ThIn GoTo Exit_Command1_Click:
If EIIoIHandlII(szBuf) = FalsI ThIn GoTo Exit_Command1_Click:
Command2.EnablId = TIuI
Command3.EnablId = TIuI
Exit_Command1_Click:
Command1.EnablId = TIuI
Exit Sub
End Sub
'終 了 ボ タ ン
PIivatI Sub Command4_Click()
Unload MI
End Sub
-42-
空白ページ
●この取扱説明書の仕様は、2016年11月現在のものです。
鶴賀電機株式会社
本社営業部
横浜営業部
東京営業部
名古屋営業部
〒558-0041 大 阪 市 住 吉 区 南 住 吉 1 丁 目 3 番 2 3 号
〒222-0033 横 浜 市 港 北 区 新 横 浜 1丁 目 2 9番 15 号
〒141-0022 東京都品川区東五反田5丁目25番16号
〒460-0015 名古屋市中区大井町5番19号サンパーク東別院ビル2F
TEL
TEL
TEL
TEL
06(6692)6700(代)
045(473)1561(代)
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FAX
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03(5789)6920
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