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環境と調和した社会をめざして 横浜市とイケア・ジャパン株式会社が連携
横 浜 市 記 者 発 表 資 料 平成 27 年 9 月 9 日 温暖化対策統括本部調整課 都 筑 区 区 政 推 進 課 環境と調和した社会をめざして 横浜市とイケア・ジャパン株式会社が連携協定を締結 横浜市は、環境未来都市として、持続可能な都市づくりに、市民・事業者の皆様とともに取り組ん でいます。 このたび、横浜市(市長 林 文子)と世界最大級のホームファーニッシング企業イケアの日本法 人であるイケア・ジャパン株式会社(千葉県船橋市、代表取締役社長 ピーター・リスト)は、環境 と調和した、持続可能な社会をめざしていくことを目的として連携協定を締結しました。 経緯 イケアは、 「より快適な毎日を、より多くの方々に」というビジョンのもと、より持続可能な環境と 社会を実現するため、サステナビリティ戦略である「People & Planet Positive(ピープル・アンド・ プラネット・ポジティブ)」を掲げ、様々な活動に取り組んでいます。 イケア港北(横浜市都筑区)には、これまでも、店舗での朝市の開催、小中学校への環境教育、 「都 筑区地域子育てサロン」への支援など、横浜市と個別分野で協力していただいてきました。 このたび、イケア・ジャパン株式会社から、横浜市の公民連携に関する相談や提案を受け付ける窓 口「共創フロント」に、環境分野を中心により広く連携していきたいとのご提案をいただき、検討を 進めた結果、連携協定を締結することとなりました。 連携協定の対象分野 以下の4分野について連携します。 1 省エネルギー対策の推進に関すること 2 再生可能エネルギー等の導入・利用拡大に関すること 3 地産地消及び食育の推進に関すること 4 その他、持続可能な社会をめざした取組に関すること 主な取組内容 1 省エネルギー対策 ~COP21 に向け、省エネ効果の高いLED照明の選択を呼びかけるキャンペーンを実施~ ➢11 月末からフランス・パリで開催されるCOP21(国連気候変動枠組条約第 21 回締約国会議) に向け、環境と調和した社会に向けた普及啓発の一環として、横浜市とイケア・ジャパン株式 会社が協働して、省エネで経済的なLED照明のキャンペーンを実施します。 このような取組も含め、将来を見据えた省エネ対策 をCOP21 以降も継続していきます。 ➢学校・地域での学習会や環境啓発イベントへの協力 など、今後具体的な取組内容を検討します。 裏面あり 2 再生可能エネルギー等の導入 ~大型商業施設で日本初の移動式水素ステーション設置~ ➢イケア港北の敷地の一部を移動式水素ステーションの設置場所 として協力していただきます。(2016 年運用開始予定) ➢横浜市が実施する再生可能エネルギー関連の普及啓発への協力 など、今後具体的な取組内容を検討します。 移動式水素ステーションのイメージ 3 地産地消・食育の推進 ➢都筑区と地元農家がイケア港北と協力して、11 月から、店舗で の「都筑野菜朝市」の拡大開催にご協力いただき、地産地消の 取組を連携して推進します。 ➢都筑区の地元農家等と連携し、イケア港北で都筑野菜を使った 「フードセミナー」をするなど、多面的な取組をさらに推進し ていきます。 4 その他の取組 ➢イケア港北における、横浜市営バスなど公共交通機関の利用促進 ➢都筑区と地域の企業・学校が連携して実施する小中学校出前講座への参加・協力 ※その他、今回の協定締結を契機として、横浜市とイケア・ジャパン㈱が相互に連携して、環境分野 を中心により多くの事業などを実施していけるよう、進めていきます。 People & Planet Positive(ピープル・アンド・プラネット・ポジティブ)について イケアグループでは、2020 年を目標としたサステナビリティ戦略「People & Planet Positive」を 策定し、「よりサステナブルな暮らしの提案」、「資源とエネルギーに依存しない事業運営」、「人々と コミュニティーに、より快適な毎日を届ける」の3つのテーマに焦点をあて、より持続可能な環境 と社会の実現に取り組んでいます。 【お問合せ先】イケア・ジャパン株式会社 PRチーム E-mail:[email protected] お問合せ先 温暖化対策統括本部調整課長 伊藤 友道 Tel 045-671-4108(協定全般、温暖化対策について) 都筑区区政推進課長 田中 礼子 Tel 045-948-2220(都筑区の取組について) 別 紙 横浜市とイケア・ジャパン株式会社との連携協定書 横浜市(以下「甲」という。)とイケア・ジャパン株式会社(以下「乙」という。)は、甲の持 続可能な社会をめざす理念と、乙のサステナビリティ戦略であるピープル・アンド・プラネット・ ポジティブの理念が一致したため、相互の連携を強化し、持続可能な社会をめざした取組を推進する ため、以下のとおり連携協定(以下「協定」という。 )を締結する。 (連携事項) 第1条 甲と乙は、前文の目的を達成するため、次の事項について連携し協力する。 (1)省エネルギー対策の推進に関すること (2)再生可能エネルギー等の導入・利用拡大に関すること (3)地産地消及び食育の推進に関すること (4)その他、持続可能な社会をめざした取組に関すること 2 甲と乙は、前項各号に定める事項を効果的に推進するため、定期的に協議を行うものとする。 また、具体的な実施事項については、甲乙合意の上、決定する。 (環境への配慮) 第2条 甲と乙は、前条に定める事項の連携・協力を行うにあたっては、できる限り環境に配慮 するものとする。 (協定の見直し) 第3条 甲又は乙のいずれかが、協定内容の変更を申し出たときは、その都度協議の上、必要な 変更を行うものとする。 (期間) 第4条 本協定の有効期間は、締結の日から3年間とし、有効期間の満了日までに更新に関する 協議を行うものとする。 (その他) 第5条 この協定に定めのない事項又はこの協定に定める事項に関し、疑義等が生じた場合は、 甲乙協議の上、これを定めるものとする。 2 乙の対象となるストアはイケア港北とする。 この協定の締結を証するため、本書2通を作成し、甲乙それぞれ記名押印の上、各自その1通 を保有する。 平成 27 年9月9日 甲 乙 横浜市中区港町1丁目1番地 横浜市 横浜市長 林 文子 印 千葉県船橋市浜町 2 丁目 3-30 イケア・ジャパン株式会社 代表取締役社長 ピーター・リスト 印