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第3回 文字情報基盤推進委員会 議事概要
文字情報基盤構築に関する研究開発事業 第3回 文字情報基盤推進委員会 議事録 記録:IPA 1. 日時:平成23年3月17日(木)14:30~15:30 2. 場所:中央合同庁舎第7号館 共用会議室(金融庁)11 階 1114 号会議室 3. 出席者: 委員長 林 史典 聖徳大学・聖徳大学短期大学部人文学部長 大学院言語文科研究科長人文学部日本文化学科長教授 委員 円満字 二郎 フリーライター 漢和辞典編集者 太田 潤 財団法人日本規格協会規格開発部規格第二課長 大森 浩二 社団法人情報サービス産業協会 株式会社NTTデータ基盤システム事業本部 システム方式技術ビジネスユニット第四技術統括部第四技術担当課長 筧 捷彦 早稲田大学基幹理工学部 情報理工学科教授 加治佐 俊一 社団法人コンピュータソフトウェア協会 マイクロソフト株式会社最高技術責任者 小西 聡 社団法人電子情報技術産業協会 日本電気株式会社 IT ソフトウェア事業本部 第三 IT ソフトウェア事業部フォントグループ マネージャー 坂下 哲也 財団法人日本情報処理開発協会電子情報利活用推進センター副センター長 笹原 宏之 早稲田大学社会科学部・社会科学総合学術院教授 関口 正裕 社団法人情報処理学会情報規格調査会SC2専門委員会委員長 富士通株式会社計画本部開発企画統括部プロジェクト課長 高橋 仁一 社団法人日本印刷産業連合会 田代 秀一 情報処理推進機構オープンソフトウェア・センター長 平林 元明 CIO 補佐官技術タスクフォース 内閣府 CIO 補佐官(日立製作所) 三上 喜貴 社団法人情報処理学会情報規格調査会SC2議長 長岡技術科学大学専門職大学院 技術経営研究科 システム安全専攻教授 牟田 学 電子政府推進員 MBR コンサルティング所長 (電子政府・行政コンサルタント) 1 井上 知義 内閣官房情報通信技術担当室内閣参事官 (代 早田 吉信) 氏原 基余司 文化庁文化部国語課主任国語調査官 東條 吉朗 経済産業省商務情報政策局情報処理振興課長 オブザーバ 村上 一恵 国会図書館収集書誌部収集・書誌調整課 髙野 真理 警察庁情報通信局情報管理課課長補佐 森田 勝弘 法務省 CIO 補佐官 前田 真宏 国税庁参事官室 主任税務分析専門官 前原 正男 厚生労働省大臣官房統計情報部企画課情報企画室情報化推進官 八日市谷哲生 独立行政法人国立公文書館公文書専門官 佐藤 幸夫 日本年金機構システム企画部 参事役 原田 俊彦 社団法人日本情報システム・ユーザー協会常務理事 事務局 多田 明弘 経済産業省商務情報政策局情報政策課長 杉浦 秀明 経済産業省商務情報政策局情報プロジェクト室長 守谷 学 経済産業省商務情報政策局情報プロジェクト室長補佐 梅原 徹也 経済産業省商務情報政策局情報処理振興課課長補佐 宗像 保男 経済産業省産業技術環境局 基準認証ユニット情報電子標準化推進室課長補佐 水野 紀子 経済産業省産業技術環境局 基準認証ユニット情報電子標準化推進室課長補佐 平本 健二 経済産業省 CIO 補佐官 4. 配布資料: 資料1 委員名簿 資料2 文字情報基盤事業の成果と今後の課題 資料3 小委員会報告 資料3-1 ロードマップ 資料3-2 文字サンプル 資料3-3 文字情報の項目一覧(メタデータ) 資料3-4 利用範囲、方法、ライセンス、指針 資料3-5 行政機関向け利用ガイド 参考資料1 第二回文字情報基盤推進委員会議事録 2 5. 議事内容 (1) 開会 経済産業省 杉浦室長より開会の挨拶。 今回の委員会は震災対応のため時間を短縮して1時間で要点のみの効率的な議論をお願いしたい。 (2) 挨拶 林委員長よりご挨拶。 (3) 文字情報基盤事業の成果と今後の課題(資料2) 経済産業省 事務局 平本より資料2のP.4、P.5を中心に説明。 (4) 小委員会報告報告(資料3) IPA 田代委員より資料3、資料3-1、資料3-2、資料3-3、資料3-4、資料3-5の説明。 (5) 討議 ① 資料2P.4「文字」 、 「メタデータ」 、 「利用範囲、方法、ライセンス、指針」について ■フォント名が「IPAmj フォント」となっているが、 「IPAmj 明朝」ではないか? ■正しくは「IPAmj 明朝」なので修正する。 ■フォントのライセンスの話の中でフォントの品質を保持するという話があったが、文字をどうい う形で継承するにしても、元の整理番号(MJ文字図形名)と対応関係が明記されていることが前 提となるが、その形が正しいかどうかの判定が問題となる可能性もあるので、利用者からの文字に 対する疑問・苦情を受付け,対応するしくみも設けるべきではないか。 ■今後も IPAmj 明朝フォントについてはメンテナンスを継続する。メンテナンス体制については、 後に設立が検討されている「政策的運営主体」共に行っていく。 ■資料3-5のP.4 表中の、 「本人のアイデンティティに関わる業務」というのは何か?これら の定義や例示については、正確性を期すために、関係機関の業務担当に確認し、説明を補足したほ うがよい。 ■同表で、JIS 第 3 水準、第 4 水準に○がついているが、実際には 2 バイトコードしか使えない業 務アプリケーションが多い。誤解を受けない表現を考慮すべき。 ■同表中に「一般業務」とあるが、この表だけが世間に出ると、例えば携帯電話までを含めた一般 的な業務で JIS 第 4 水準が利用できなければならないかのように見える。JIS2004 の普及・推進活 動を行った際に、一般の会社の業務で JIS 第 4 水準まで対応となると、問題が出る場合があること が分かっている。 ■同表については、情報を補足、修正していく。 ■ライセンスについては、民間の業務との関係もあるので、慎重な議論をお願いしたい。 ■ライセンスについては、来年度以降も充分に検討続けることとしていただきたい。 ②資料2P.5「運用、継続体制」について ■政策的運営主体については、内閣官房 IT 室と言う点については、持ち帰らせていただく。 ■一旦持ち帰って検討結果を連絡いただき、事務局で結論を出す。 3 【事務局補足】検討結果として、 「政策的運営は、新しい情報通信技術戦略工程表に従い、内閣官房 情報通信技術(IT)担当室を中心に関係府省が連携して推進を図って行く。 」ということでご確認 をいただきました。 ③資料3-1 ロードマップ、その他について 特に意見は無し。 ■ロードマップの中の「標準化」については、経済産業省の標準化部門がやっている汎用電子のフ ォローアップと本事業の成果物との間で連携を取っていく。 ■概ね予定の議論を行うことができたが、時間的制約が厳しい中での議論だったため、さらにご意 見がある場合は3月22日までに事務局宛電子メールでおくってほしい。 今後の進め方については、 委員長一任ということでご了解いただきたい。 ■一同異議無く了承 6. 閉会 林委員長より、閉会の宣言。 以上 4