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夢は虹色! 六ノ里・棚田にじいろプロジェクト

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夢は虹色! 六ノ里・棚田にじいろプロジェクト
若者発地域牽引型
持ち前の得意分野で力を発揮
夢は虹色! 六ノ里・棚田にじいろプロジェクト
キーパーソン 六ノ里・棚田にじいろプロジェクトの皆様(岐阜県郡上市)
取組概要
●高齢化・過疎化が進む中で、この地域の豊か
な自然と里山の風景を将来へ守り育て、田ん
ぼのにぎわいが地域の活力となるように「六
ノ里・棚田にじいろプロジェクト」を開始。
田んぼアートなど農業を通し食育を学ぶ。
● 「グリューンスパースしろとり」(白鳥体験
民宿の会)が自治会(地域住民)とのパイプ
と郷土食の提供を行い、 (有)おくみの農援
隊や佐藤氏が農業生産を、NPO法人メタセコ
イアの森の仲間たちが、企画運営、参加者と
地元住民をつなぐコーディネートを行う。
●田んぼアートのお米が食味値も高く、美味し
かったことから「六ノ里棚田米生産者組合」
も発足し、ブランド米として販売。食育・都
市農村交流から波及し、地域農業の活性化に
も貢献している。
写真:田んぼアー
ト(イラスト田ん
ぼ)黄、白、紫、
緑の4色を使用。
ここで獲れたコシ
ヒカリは、体験参
加者を中心に販売。
小松さん(写真:中央)は、小さい頃何もな
い(本当はいっぱいある)この田舎が嫌い
だったが、農家民宿経営と本プロジェクトの
リーダーとして、六ノ里を誰よりも愛してい
る。田んぼアートに始まる農業の分野は、元
農業改良普及センターにいた栽培のプロの佐
藤さん(写真:左)が、都会から子供達を呼ん
での豊かな自然や農業体験活動は、NPO法人メ
タセコイアの森の仲間たちの興膳さん(写真:
右)が行い、取組がどんどん広がっていく。
「イラスト田んぼ」で六ノ里がにぎやかに
ここが実は素晴らしいところだと気づかせてくれた。イ
ラスト田んぼで都会から来る子どもたちが、六ノ里の景
色・食べものを喜んでくれたからだ。普通の農業体験では、
人は集まらなかった。何かできないか。ちょうど読んだ本
にイラスト田んぼの作り方が!今では大勢の人がやってく
る。「六ノ里の子供達が一度は離れても戻ってくるシステ
ムを作りたい。」と小松さんは語る。
農家も元気に「棚田米生産者組合」誕生
若者が移住し自然・農業体験を企画!
六ノ里は元々お米が美味しくないと言われていた。と
ころが、棚田の食味値を測ったところ、90近い値が出て、
農家はビックリ!断然やる気が出た。技術的指導は佐藤
氏が行い、環境に優しく、豊かな資源と地形を活かし六
ノ里棚田米を作ろうと平成21年12月に棚田米生産者組合
を設立。美味しいと評判で、さらに高値で販売できるよ
うブランド化を進めたいと語る。
郡上が好きだったから。そんな仲間たち、興膳さん含む
若者7名が「NPO法人メタセコイアの森の仲間たち」を結
成。夏は、自然体験インストラクター、冬は猟師をしてい
る。猟師が減っていると知り「猪鹿庁」を設立。狩猟・解
体・加工・販売(営業)まで行う。猪鹿ジャーキー等商品開
発も行う。「猟師で食べていける6次産業化を目指した
い。」と興膳さんは語る。
連携イメージ図
都市住民
ココがポイント!
交流
岐阜県
郡上市
白鳥町
六ノ里
若者の発想と行動力を活
かし、各々の仕事を取組に
活かすことで活性化
六ノ里・棚田にじいろプロジェクト
代表:小松 道代さん
食育・農業体験
(イラスト田んぼ)
体験指導
【NPO法人メタセコイアの
森の仲間たち】
代表:興膳健太さん
自然・農業体験
連携
棚田保全・農業振興
食事・宿泊・住民
との交流
【グリューンスパー
スしろとり】
白鳥体験民宿の会
六ノ里・棚田にじいろプロジェクト
ホームページ
栽培技術
指導
【(有)おくみの
農援隊】
【六ノ里棚田米
生産者組合】
棚田米生産
連携
農業指導、農作業
受託等
協働
お米を提供
六ノ里自治会(地域住民)
道の駅・直売所等
http://www.musublog.jp/blog/rokunori/
農家ペンションリトルパイン
ホームページ
http://littlepine968.com/
メタセコイアの森の仲間たち
ホームページ
http://metamori.org/
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