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都市の「うつりかわり」について考える。
2016 春篇 転がしたり、迷ったり、眺めたり、そして、東京と話したい。 東 京 の「 記 憶 」を 歩 い て 、 都 市 の「 う つ り か わ り 」に つ い て 考 え る 。 日 時 平成 28 年 2 月 21 日(日)14:00∼16:30 ※入場無料 受付開始・開場は 13:30∼ ※先着 30 名(要事前申込・席に余裕がある場合は当日も受け付けます。) 会 場 アーツカウンシル東京 ROOM302(アーツ千代田 3331) 主催:東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、一般社団法人指輪ホテル 写真:対談紀行 2015 秋篇より (手前作品群:狩野哲郎) 2016 春篇 転がしたり、迷ったり、眺めたり、そして、東京と話したい。 東京の「記憶」を歩いて、 都市の「うつりかわり」について考える。 羊屋白玉が中心となり始まったアートプロジェクト 「東京スープとブランケット紀行」 も今回の「対談紀行」 で足掛け 3 年になりました。年の初めにメンバーで都営大江戸線の沿線を駅 から駅へと歩き回り、東京の地層に埋もれている場所の記憶を訪ねて回りました。今回はゲストに上田假奈代さんを迎えて、前回の「対談紀行」 で提案した 「とむらい」 についてお 話をし、後半は私たちが東京という都市を歩き回って見た 「記憶」 とその「うつりかわり」 について振り返りたいと思います。だれの、いつの、どこの、どんな都市とそこで生きる私 たちにとっての小休符とはなんなのか。来場者のみなさんと考えます。 □ 出演 羊屋白玉(ひつじや しろたま) photo: Sakiko Nomura 1967 年北海道生まれ。明治大学中途退学。「指輪ホテル」芸術監督。東京スープとブランケット紀行ディレクター。劇作家、演出家、俳優。 代表的な作品は、2001 年、ニューヨークでの同時多発テロ時、ニューヨークと東京をブロードバンドで繋ぎ、同時上演した 「Long Distance Love」。2006 年 北米ヨーロッパをツアーした 「Candies」。2012 年ブラジル 4 都市をツアーした 「洪水」。2013 年瀬戸内国際芸術祭では海で、2014 年中房総国際芸術祭では鐵 道で上演した 「あんなに愛しあったのに」。2006 年、ニューズウイーク日本誌において 「世界が認めた日本人女性 100 人」の一人に選ばれ表紙を飾った。 http://www.yubiwahotel.com 上田假奈代(うえだかなよ) Photo: Mori Yoshiyuki 詩人・詩業家。1969 年生まれ。3 歳より詩作、17 歳から朗読をはじめる。1992 年から詩のワークショップを手がける。2001 年「詩業家宣言」 を行い、さま ざまなワークショップメソッドを開発し、全国で活動。2003 年ココルームをたちあげ「表現と自律と仕事と社会」 をテーマに社会と表現の関わりをさぐる。2008 年から西成区(通称・釜ヶ崎) で喫茶店のふりをしている。「ヨコハマトリエンナーレ2014」 に釜ヶ崎芸術大学として参加。NPO 法人こえとことばとこころの部屋(コ コルーム)代表。大阪市立大学都市研究プラザ研究員。2014 年度 文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞 http://www.cocoroom.org/ 狩野哲郎(かのうてつろう) 美術家。1980 年宮城県生まれ、東京都在住。2007 年東京造形大学大学院造形研究科修了。2011 年狩猟免許(わな・網猟)取得。果実、枝、石などの自然物 と建材などの既成品、さらに自身の手による造形物を既知の機能や序列から逸脱して組み合わせ、作品を制作。近作に、空間に放たれた鳥のふるまいが別の知覚 の存在を示唆するインスタレーション 「自然の設計 /Naturplan」 などがある。http://www.tkano.com Photo: Takashi Arai 高橋つばさ(たかはしつばさ) 画家。1983 年神奈川県生まれ、東京都在住。東京学芸大学卒業。2004 年よりボールペン1 本による絵画を制作している。2015 年の個展「芒種」 (CASHI / 東京) を始めとして、これまでに東京、秋田、岩手、ニューヨーク、ワルシャワなどで個展、グループ展多数。使用ボールペンは全てパイロット HITEC-C ブルーブ ラック0.4mm。https://www.facebook.com/tsubasatakahashi0.4/ Photo: Chihiro Kanzaki □ 対談概要 日 時: 平成 28 年 2 月 21 日(日)14:00∼16:30 ※入場無料 受付開始・開場は 13:30∼ ※先着 30 名(要事前申込・席に余裕がある場合は当日も受け付けます。) □ 予約受付 HP: http://soupblanket.asia/taidan/2016spring.html e-mail: [email protected] □ お問い合わせ 電 話: 070-1260-4600 e-mail: [email protected] □ 会 場 アーツカウンシル東京 ROOM302(アーツ千代田 3331) 東京都千代田区外神田 6-11-14 3F ※お寄せいただいた個人情報は厳重に管理し、本事業の運営およびご案内にのみ使用いたします。 ※内容は変更になる場合があります。 [東京スープとブランケット紀行] とは statement: ディレクター羊屋白玉の言葉 わたしにとって東京は、とっても長いこと、未来都市だった。今は、遺跡の街を歩いているように思う。どちらも美しい調べだが、 組曲「東京」の楽譜は、いまや、生活者であるわたし、演奏者であるわたし、が追いつかないほどの加速記号でいっぱいだ。この楽 譜に、泉のような小休符をいくつか、記したい。 しるし project: 東京(住) +スープ(食) +ブランケット (衣) +紀行(徴) 生活に関わるささやかなテーマ。そのいくつかを同時進行で取り扱ってゆくと、各テーマが影響し合い、分裂と統一を繰り返しながら、 やがておおきなひとつのテーマに辿りつく。その最初のいくつかのテーマタイトルがこの4つです。 夢の一箱を、東京に転がす。 東京のラビリンスな交差点、 江古田で迷う。 青色のヤポネシアアイランドから、 東京を眺める。 転がしたり、迷ったり、眺めたり、 そして、東京と話したい。 この 4 つのプロジェクトが、転がりながらも成就する時、わたしたちの現前に広がる世界が一瞬止まり、それまで費やしてきた時間のプロセスが立体 的に問いかけてくる。そんなアートプロジェクトを目指しています。 people: 運営しながら創作するわたしたち ディレクター:羊屋白玉 アシスタントディレクター:伊藤馨 チーフアドミニストレーター:宮原清美 アシスタントアドミニストレーター:糸山裕子 齋藤優衣 デザイナー:草梛亮 テクニカルディレクター:糸山義則 フォトグラファー:中澤佑介