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社会活動
Social Responsibility
社
会
活
動
Social
Responsibility
企業倫理
企 業 倫 理 の 取り組 み
三 菱 ふ そうは 経 営 陣 を はじめ 、社 員 ひとりひとりが 企 業
倫 理 を 最 優 先 課 題と 位 置 付 け 、安 全 思 想 の 風 化 防 止 も
含 め 、毎 年 、社 員 全 員 がコンプライアン スに 関 す る 誓 約
書 に 署 名 を 行 なって います 。また 、三 菱 ふ そうは 企 業 倫
理 の 徹 底と『お 客 様にとって の N o . 1 企 業』を 目 指し、新
たな企 業体質 の確立を 進めています。
企 業 倫 理 管 理 体 制( 組 織 )2 0 0 7 年 6 月現 在
答申・提言
取締役会
三菱ふそう 倫 理 委 員 会
(社外・社内 委 員 で 構 成 )
CBEO(企業倫理担当役員)=会長
会長
DC社(CCO)
助 言・指 導
CEO( 社 長 )
ICFR&保険管理部
コンプライアンス推進
本部/
部門
支
援
・
報
告
報告
連携
協働
企業倫理推進部
指
導
・
助
言
委員会事務局
本部長
報 告・伺出
コ ードリーダー
ヘルプライン
社内
社外
内部通報・
相談窓口
研 修・支援
浸
透
部長
相
談
周
知
・
研
修
研
修
・
調
査
相
談
相
談
指
導
・
助
言
相
談
三菱ふそう社員・関連会社社員・OB
企業倫理
三 菱ふそうは、ダイムラー・クライスラー( 以 下 D C )
・トラ
ックグル ープ の 一 員として 全 世 界 の D C 関 連 企 業に適 用
されているDC社の『インテグリティーコード(倫理規定)』
に 沿って 企 業 活 動 を 行って い ます 。更 に D Cグ ル ー プ 会
社として D C 社 の 倫 理 規 定 を 具 体 的 に解 説した『コンプ
ライアンスに関 するポリシーとガイドライン』
(2006年
1 0 月制 定 )に基づき、コンプライアンス浸 透 の た め の 諸
施 策を 推 進しています。
また 、三 菱 ふ そうグ ル ー プとしてコンプライアン ス 推 進
体 制 を 確 立し、以 下 の ようなコンプライアンス の 定 着 に
向けた 具 体 的な取り組 みを 行っています。
インテグリティーコード
(DC社)
39
コンプライアンスに関する
ポリシーとガイドライン(DC社)
( 1 )三 菱 ふそう行 動 指 針
行 なった 企 業 倫 理に関 する施 策 の 実 施 報 告 等に対し、都
度 、ご意 見・ご指 導を 頂くと同 時に、委 員 会として 取 締 役
会 へ 答 申・提 言も行なっています。
1 0 月に 制 定 されました 。本 指 針 の 内 容 は 2 0 0 6 年 1 0
月に D C 社 の 倫 理 規 定との 整 合 性 をとり、更 に 三 菱 ふ そ
うの 社員が判り易いよう改訂されました 。
Social Responsibility
三 菱ふ そう社 員が、日常 業 務を 遂 行 する上で の 諸 問 題を
解 決し行 動するため の 拠り所となる指 針として2 0 0 3 年
社
会
活
動
( 2 )三 菱 ふそうコンプライアンス憲 章とカ ード
三 菱ふ そうグル ープのコンプライアンスに対 する基 本 的
な 考 え 方 を 示した『 三 菱 ふ そうコンプライアン ス 憲 章 』
ふそう倫理委員会
を 策 定しています。この 憲 章を 記 載しそ の 浸 透を 図ると
ともに、社 員 一 人ひとりが日常 の 行 動をセルフチェックす
( 5 )社 員コンプライアンス教 育・研 修
るツールとして、コンプライアンスカードを作成しました。
コンプライアンス担 当 部 門 の 主 催により全 管 理 職を 対 象
こ の カ ードは 全 社 員 に 配 布 され て おり、社 員 はこ の カ ー
にした 法 令 研 修 、およびコンプライアンス 研 修 会 を 実 施
ドを 常時携 帯することとしています。
して い ます 。各 職 場 へ の 展 開 は 、社 員 一 人 ひとりにまで
浸 透 す るように 研 修 を 受 け た 管 理 職 が 配 下 社 員 教 育 を
実 施しています。
コンプライアンスカード
コンプライアンス研修
( 3 )職 場コ ードリーダー制 度
職 場ごとにコンプライアンス の 推 進 役とな るコ ードリー
( 6 )社 員 相 談・通 報 窓 口
ダーを 2 年 任 期 で 選 任しています( 現 在 、サブ・リーダー
自 浄プロセス の 向 上を 図 ることを 目 的として 、社 内 相 談
も 含 め 、7 3 名 が 選 任 され て い る )。コ ードリーダ ー はコ
窓 口として『社 員 相 談 室』を 設 置し、社 外 相 談 窓 口として
ンプライアンス施 策 が 社 員 一 人ひとりにまで 浸 透 するよ
は 社 外 弁 護 士 へ 委 嘱し『 社 外 ヘ ルプライン』を 開 設して
うに各職場での展開活動推進役、および社員からの疑問・
います 。これらは 公 益 通 報 者 保 護 法におけ る内 部 通 報 、
意 見 等 の 収 集 役となって、各 職 場における企 業 倫 理 推 進
または事 前 相 談 の 窓口ともなっております。
の 中 心 的な 役 割を 担っています。
( 7 )三 菱 ふそうグル ープコンプライアンス
( 4 )三 菱 ふそう倫 理 委 員 会
三 菱ふ そうの 関 連 会 社はグル ープ共 通 のコンプライアン
社 外から有 識 者に参 加い ただき、新 たに2 0 0 5 年 の 1 月
ス 憲 章 を 共 有し、また 三 菱 ふ そうが 取り進 め るコンプラ
に発足致しました(現在は社外5名、社内2名の7名体制)。
イアンスに関する基本的な考え方や取り組みについて、個々
三 菱ふ そうのコンプライアンス取り組 みにつ い て 社 外 の
に 三 菱 ふ そうが 説 明して います 。コンプライアンスに 関
視 点 から、企 業として ある べ き 姿 につ い て の 助 言・提 言
する教 育・研 修についても、三菱ふそうと連携し実 施して
をい ただいております。この 委 員 会は取 締 役 会 の 諮 問 機
います。
関として位 置 付けられ、2ヶ月に一 度 、定 例 委 員 会を 開 催
し( 2 0 0 6 年 は 臨 時 開 催 も 含 め 合 計 9 回 開 催 )、会 社 が
40
品質向上
Social Responsibility
社
会
活
動
私 た ちの 提 供 するク ル マ・サ ービス によって 、お 客 様 に
クル マ の 開 発
ただ 満 足して い ただくだ けで は なく、感 動して い ただき
私 た ち は F u s o の 開 発 の 仕 組 みに対し、ダイムラー 商 用
たいというのが 私たちの目標です。
車 部 門 のコンセプトを 反 映 す るとともに 、ハ ー モ ナイズ
そのために、私たちは品 質 は全ての 業 務 活 動におい て最
させた F P D ( F u s o P r o d u c t D e v e l o pme n t )という
優先課題であり、
「魔法の杖はない 」ことを心に留め、日々
商品開発 のしくみを使用しクルマづくりを行っています。
の 地 道 な 改 善と 新し いしくみ へ の 活 動・チャレンジ が 、
お客 様 の 視 点に立った 車に対 する顧 客・市 場 要 望を 把 握
お客 様 の 期 待を超えることへ つ ながると信じています。
する計 画 初 期 段 階 から、開 発・製 造を 経 て 世 の 中 に出 る
までに 行 わ な け れ ばならな いことを 明 確 に取り決 め て 、
クル マ づくりへ の 取り組 み
クオリティゲートという関 門を 通 過しなければ次 のステッ
お 客 様 の 期 待を 超 えるた めには、お 客 様 の ニ ーズにあっ
プへ 移ることが出来ないという厳格な開発のしくみです。
た 性 能・機 能を 持っていること、また 、安 全で 信 頼 度が 高
合わ せてライフサイクルを 通じた 商 品 開 発 の マネージメ
くお 客 様 に 迷 惑 を か け な い 均 一 な 品 質 のクル マ で あ る
ントを 充 実する仕 組 みとしています。
( 4 3ペ ージ参 照 )
こと、さらには、万 が 一 、クル マに不 具 合 が 起きた 場 合に
プロセス管理の概念図
適 切で迅 速なサ ービスを 提 供できることが必 要であると
考えています。
4
そ のために、私たちは次 のような活 動を 行っています。
5
6
ISO9001活動
7
三 菱 ふ そうは 2 0 0 6 年 3 月にI S O 9 0 0 1 の 認 証を 取 得
しました。この中で、品質方針として「信頼度No.1企業へ」
を 掲げ活 動 中です。
品 質とは 、全 社 のプロセス の 活 動 の 結 果 で あり、品 質 改
クル マ の 造りこみ
善とは、全 て のプロセス の 改 善を 継 続 的に図ることで あ
言うまでもなく品 質は工 程で 造りこむものであり、
「不具
ると考えます。私たちは、すべてのプロセスにおいて、
「質
合を 作らない 」、
「 不 具 合を 流さない 」を 基 本に日々 継 続
の向上」
( =お客 様 の 満 足 )を目指し、目標を 設 定しそ の
して 改 善 に 取り組 み 、F u s o の 商 品 を 安 心して 使って い
達 成に励 んでいます。
た だけるよういろいろな 工 夫 、厳 密 な 品 質 管 理 体 制を 製
造 部 門に取り入れています。
製 造ラインの 各 工 程では、一 人 一 人が自分 の 担 当 の 工 程
を 品 質 保 証 することを 徹 底し、不 具 合 の でない 体 制を 整
えて います 。そ の 上 で 、品 質 面 で の 重 要 工 程 にクオリテ
ィチェツクゲ ート/クオリティゲ ートを 設 け 、専 門チェツク
員を 配 置してインライン並びに完 成 工 程で の 検 査を する
ISO9001:2000認定証の取得
とともに、完 成 後 の 最 終 検 査を 実 施 することで 品 質 確 保
の 確 実 化を 図っています。
又 、私 た ち は 、品 質 を 向 上 さ せ るた め 、工 程 変 更 を 極 力
少なくする工夫・取り組みなども行なっています。さらに、
工 場 の 中 の 部 品 の 量 も 従 来 に 比 べ 大 幅 に 削 減しスッキ
リさせることにより、工 場 の 状 況が一目でわかるようにし
たり、更に部 品 の キット化で作 業 間 違いをなくしたりなど
作 業 者が作 業をやりや すく工 程を 安 定するなどの 工 夫も
行っています。
41
お 客 様 対 応と技 術サ ービス業 務 の 機 能 強 化
サ ービス業 務 は、私 たちとお 客 様との 接 点となる非 常に
た め の 取り組 みとして 、従 来からの お 客 様 窓 口 業 務 機 能
に加 えて、特に技 術 サ ービス関 係 業 務につ いて 私 たちと
品質月間
毎年11月は品質月間です。2006年、当社は「 実行委員会 」
を 組 織し、独 自 の スロ ーガン「 見 直 そう仕 事 の 質 高 めようふ
そうの 品 質 」を掲 げて下記 の 行事を実 施しました。
お 客 様 の 双 方 向 のコミュニ ケ ーションを 強 化し、お 客 様
のニーズやディーラーからの技術的な情報を迅速に集め、
Social Responsibility
重 要 な 役 割を 持っています 。この 役 割をさらに強 化 する
社
会
活
動
◎ 品 質 月間 関 連 の 提 示
より早く、製 品や サ ービスに反 映 するとともに、私 たちか
社 旗と並 ん で「 Q 旗 」の 掲 揚 、立 て 看 板・ポスター・標 語 を 提
らの さまざまな 情 報をディーラー や お 客 様にタイムリー
示しました 。
に発 信する一 元 管 理 の 機 能を 持った 組 織を 作りました 。
◎テキストの 配 布
品質月間テキスト(実行委員会作成)を各職場に配布しました。
リコ ー ル へ の 迅 速な対 応と体 制
◎ふそう品 質フォーラム20 0 6 P a r t 1( 1 1月17日開 催 )
多くの 部 品 の 集 合 体で、複 雑 な 製 造 工 程を 経て 造られる
・ 品 質 工 学 活 用 事 例 発 表( 社 内での 活用 事例 )
ということを 言 い 訳 には 出 来ませ ん が 、残 念 な がら予 期
・品質工学講演会
せぬ不具合が起きてしまうことがあります。
◎ふそう品 質フォーラム20 0 6 P a r t 2( 1 1月24日開 催 )
私 た ち は、そ の ような お 客 様 からい た だく品 質に関 する
・統計的品質管理手法( S QC )改善事例発表
ご意見やお問い合わせはもっとも貴重な情報と位置づけ、
・ 長 谷 川 品 質 保 証 本 部 長による講 話
必 要があれば社 内に展 開し、クロスファンクショナルな 組
・販売部門幹部講話
織( CF T )で調査・分 析し問 題 解 決にあたっています。
・社内各部門による改善効果確認・総括
また 、リコー ル の 実 施 判 断についてはこの C F Tを 中 心に
公 正と透 明 性を 保ち ながら行 い 、以 前 の 過ちを 繰り返さ
ない 仕組 みを 設けています。
ふそう品質フォーラム(2006年11月24日)
右は長谷川品質保証本部長
42
品質向上
FP D( Fus o P r o d u c t D e v e lo p m e n t )
◎ F P D 導 入 のメリット
( 1 )フロントロ ーディングによる商 品 開 発 の 効 率 化
Social Responsibility
社
会
活
動
フロントローディングとは「 仕事 の前倒し」という意味で、
クロ スファンクション ナ ル な 取り組 み により早 期 にお 客
様 の 視 点に立った 車 両に対 する市 場 要 望を 把 握し、そ れ
をコンポー ネントの 仕 様 要 件にまで 落とし込 むプロセス
◎FPDの概要
を 意 味します。これにより、スペック最 終 化 以 降 の 設 計 変
三 菱 ふ そうは F P Dという商 品 開 発 プロセ スを 使 用した
更 作 業を 最 小 限に抑え、商 品 開 発 効 率 化を 図ることがで
製 品 作りを 行っています。
きます。
これは従 来 の F U S Oクォリティチェックゲート( Q C G )に
対し、D C(ダイムラー・クライスラー )商 用 車 部 門 のクオ
リティゲート( C V - D S )のコンセプトを 取り入れてプロセ
(2)クオリティゲート/プロセス管理によるプロセス品質の確保
◇明 確なプロセスと評 価 基 準 の 定 義
スを見直したものです。FPDには、品質重視の考えから、
FPDでは各クオリティゲートを通過する必要条件として、
新 た なクオリティゲートが追 加されると同 時に、ゲートを
成 果 物 が 明 確 に定 義 され て おり、各プロセスで 何をし
通 過 するた め の 基 準 や 各 ゲ ート の 成 果 物 が 明 確 化 され
なくてはならないかを正確に把握できます。これにより、
ています。
ふ そうの 全 て の プロジェクトにお い て 同じプロセス 定
義に従った 運 用が可 能です。
◇プロセスの 透 明 性 の 確 保による課 題 へ の 早期 対応
◎ F P D のプロセス
F P Dには車 両プロセス( Q G 1 0からQ G 0 )とパワートレ
ふ そうプロダクトコミッティー( F P C )が 商 品プロジェ
インプロセス( Q G P 8からQ G P 1 )の 2つ のプロセス
クトのクオリティゲート通 過 判 定に関する責 任を 担って
があります。これにより、
おり、ここでクオリティゲートに関するあらゆる説 明、確
◇異 な る要 件 / 内 容 を 考 慮し、商 品 開 発プロセス 全 体 の
認 が 行 わ れます 。また 、課 題 へ の 対 応 もい ち 早く実 行
されます。
複 雑 性を 低 減させること
◇車 両 開 発 の 時 期を 待たずに、パワートレインのプラット
◎FPD説明会
フォームをグロー バ ルに統合化すること
が可能となります。2つのプロセスの主な同期点を決定し、
社 内 の 各 部 門 へ の F P D の 理 解 度 向 上 、活 用 の 充 実 化を
プロセスを統 合させることが重 要なポイントです。
図 るた め 、2 0 0 7 年 2 月∼ 3 月に、各 本 部 の 管 理 職 を 対
象とした FP D の 説 明会を 開 催しました 。
FPD(Fuso Product Development)
プロセス
本 社( 新 川 崎 )、川 崎 工 場 、喜 連 川 研 究 所 、大 江 工 場 、
クオリティーゲート
M F B M( 富 山 )にお い て 説 明 会 を 行 い 、合 計 1 , 0 3 2 名
発売
マーケティング
コンセプトづくり
スケールモデル
スタイリング
車両スペック決定
スタイリング固定
1:4モデル 1:1モデル 総合モデル
出図
設計
評価試験
検証
生産準備
商
品
構
想
・
定
義
スペック作成
設計事前インプット
開始
試作車設計
修了
設計
商
品
開
発
試験計画
ツール/
組立
部品手配
ツール発注
車両試験
ツール制作
PPA/ISIR
生産・検査・出荷
T1 T2 T3
開発プロセス全体をゲート10から 0迄 のクオリティーゲートにより区分する
43
が出 席しました 。
量産
生
産
立
上
が
り
FPD説明会
お客様との関わり
人にやさしい製品の普及
低床 バス
お客様相談センターは、お客様と直接接する窓口として、
近 年 、身 体 障 害 者 の 方 々 の 社 会 参 画 や 高 齢 化 の 進 行 へ
お客 様からの 幅 広いご相 談(お問 合 せ・ご意 見 等 )に対 応
の対応といったニーズによって各自動車メーカーから「 福
しています。
祉 車 両 」と呼 ばれる車 が 続 々と発 売されています 。そ の
同センターでは、お客 様にご満 足 頂くた め、
「 迅 速・的 確・
中でも交 通 バリアフリー 法に代 表される公 共 交 通 のニー
真 摯 」に対 応するよう努 めています。また、お客 様から寄
ズは一 層 高まっています。三 菱ふ そうは1 9 9 7 年に国 内
せられ た 貴 重 な 声 は、社 内 担 当 部 門 へフィードバックし、
初 の 大 型 低 床 バ スを「ノン ステップ バ ス 」として 発 売し
商 品 開 発・販 売・サ ービス活 動におけるC S 向 上に役 立て
た の を 皮 切りに、標 準 仕 様ノンステップ バ ス 認 定 制 度 へ
ています。
の 適 合と低 床 バスの 普 及に努めてきました 。
社
会
活
動
Social Responsibility
お 客様相 談センター
ロー ザチェア デッキ バ ージョン
三菱ふそうお客 様 相 談センター
電 話 番 号 : 0 1 2 0 - 3 2 4-230( 全 国 共 通フリーダイヤル )
受付時間:月∼金 ( 除く所 定 の 休日)
9:00∼12:00 13:00∼17:00
小 型 バ ス「 ロ ー ザ 」で は 車 い す のまま乗り込 む た め のリ
フトや 車 い す 固 定 装 置 等を 装 備したチェアデッキ バ ージ
ョンをラインナップし、福 祉 施 設 、病 院 などの 送 迎 で 活 躍
しています。2 0 0 6 年 4 月に大 阪で行われた 福 祉 機 器 展
お客様への情報の提供
の「 バリアフリー 2 0 0 6 」、5 月に名 古 屋 で 行 わ れ た「ウ
三菱ふそうは、インターネットホームページを通じて、様々
ェルフェア ー 2 0 0 6 」にも チェアデッキ バ ージョンを 出
な情報をタイムリーに且つ 継続的に提供しています。
展しています。また、そ の 出 展 車 両は5 月に行われた「 三
商 品・技 術 情 報 、企 業 情 報 、ニュー スリリー ス 、環 境 へ の
菱ダイヤモンドカップゴルフ2 0 0 6 」のチャリティ基 金に
取り組 み、リコー ル 情 報 等があり、リコー ル 情 報 の ペ ージ
より神戸市社会福祉協議会に寄贈されました。
では、お客 様 のお車が「リコー ル・改 善 対 策 及びサ ービス
キャンペ ーン 」の 対 象 車 両に該 当 するかどうかを 自動 検
索することが出来ます。
ローザ チェアデッキバージョン
三菱ふそうホームページ
(http://www.mitsubishi-fuso.com/)
「 ふ そう耳より情 報 」の 発 行
2 0 0 5 年 6 月から、お 客 様 が 安 心・安 全
に お 車 を お 使 い い た だくた め に 、車 両
バリアフリー2006
整 備 や 故 障 の 予 防 策 、不 正 改 造 防 止 に
関 す る 知 識 な どを 盛り込 ん だ「 ふ そう
耳より情報 」を 発 行しています。
三菱ふそう耳より情報
44
従業員との関わり
Social Responsibility
社
会
活
動
安 全・衛 生
( 5 )メンタル ヘ ル ス
( 1 )労 働 安 全
精 神 科 医 や カウンセラー の 他 、保 健 師 等により相 談しや
安 全 で 作 業 者に優しい 職 場 環 境 の 実 現に向け 、
「社員の
すい 体 制をつくり対 応しています。
安 全と健 康 の 確 保は全てに優 先 する」ことを 基 本 理 念と
また 、社 員に対しメンタル ヘ ル スに関 する教 育を 実 施し
して、全 員 参 加で 労 働 災 害 防 止 活 動を 継 続 的に推 進して
ています。
います。活動は、①安全に行動できる人づくり②決めた事
が 確 実に守られる職 場 風 土 づくり③ 安 全 な 設 備 づくり④
アスベスト( 石 綿 )へ の 取り組み
類 似 災 害を 発 生させない 体 制づくり−を 中 心に災 害 の 根
三 菱 ふ そうは、2 0 0 6 年 秋にアス ベ スト含 有 製 品を 扱っ
絶に努 めています。2 0 0 6 年 の 災 害は、作 業 者 の 経 験 不
た 可 能 性 のある社 員 の 健 康 診 断を 実 施しました 。
足 等による危 険 意 識 の 低 下や 教 育・指 導が徹 底されてい
また 、アス ベ ストを 含 有 する建 造 物 の 調 査 も 順 次 行って
ない 等 の 原 因により前 年に比 べ て 倍 増という結 果となり
おり、これまで の 調 査 結 果 では人 体に及 ぼす 影 響 は少 な
ました。この結果を真摯に受けとめ、本年は労働災害防止
いと思 われますが、今 後アスベ ストの 除 去 や 代 替 品 へ の
活動を強力に推進しています。
切り替えを 順 次 行っていく予 定です。
なお、2006年8月に亡くなられた弊社元社員の方に対し、
災害発生状況
2 0 0 6 年 1 2 月2 0日に労 災が認 定されました。
(件)
25
災害件数
1.76
度 数 率
20
1.33
災 15
害
件
数 10
1.06
0.63
22
0.74
0.56
13
11
0.24
5
9
6
5
2
0
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2.0
︵
1
0
0
万
1.5
労
働
時
度 間
1.0 数 当
率 た
り
の
災
0.5
害
件
数
︶
0.0
(年)
人事制度
三 菱 ふ そうは、商 用 車 業 界 の 厳しい 経 営 環 境 の 中 で 、グ
ロー バ ル 企 業として発 展していく必 要があります。
社 員 の 更 なる努 力を 引き出 すた め、以 下 のような 考え方
で人 材を 有 効 活 用していきます。
[ 社 員 制 度 のポイント]
役 割・職 務を 中 心に、評 価・報 酬・育 成 そ れ ぞれが 密 接に
関 係し機 能します。例えば、評 価は、報 酬を 決 定するだけ
で なく、育 成 施 策 や 役 割・職 務 の 変 更を 考 える際 の ベ ー
( 2 )交 通 安 全
スになります。
社 員 の 交 通 事 故 防 止 や 意 識 の 向 上 を 目 指し 、交 通 安 全
[社員制度の運用方針]
講 習 会や 通 勤 時 の 車 両・自転 車 運 転 者 、歩 行 者 へ の 交 通
当社 の人事制度は「 上司と部下が積極的に対話し、考え、
指 導 を 実 施して います 。また 、社 員 教 育 の 一 環として 車
実 践し、成 功 体 験を 積むことで、互いに成 長していく」た
両 運 転 時 の 危 険 感 受 度テストを 実 施し、感 受 性や 認 知 度
め の 仕 組 み で す 。P D C A の サイクル を 機 能 さ せ 、また 、
等 のアドバイスを 行っています。
適 切 なコミュニケ ーション( 特に、フィードバック)を 行う
ことが、個 人と組 織 の 成 長 の 原 動 力となっています。
( 3 )快 適な 職場づくり
社 員が働きやすい 職 場 環 境を 形 成するた め、各 種 専 門 委
員 会 等を 設 置し、現 場を はじめとした 全 般 的 な 作 業 環 境
評価基準 の 明確化、
フィードバック面 談
の実施
改 善を 計 画 的に推 進しています。
評 価
( 4 )健 康づくり
報 酬
新人事制度
役 割・職 務
「 健 康 は 自らつくり管 理 す るも の 」という考 えを 基 本 に
社 員 個 人 や 職 場に対し、産 業 医 、保 健 師による健 康 支 援
活 動を 推 進しています。主 な 活 動としては健 康 診 断 結 果
に 基 づくフォロ ー を はじめ 、各 職 場 に 出 向 きテ ー マ 別 に
教育指導を行う「健康づくり宅配便」等を実施しています。
45
役 割・職務・業績を
適 正に反映
社員制度の根幹
自立した
プロフェッショナル
の育成
育 成
社 内コミュニ ケ ーション
◎社員相談室
社 内 外 の ヘ ルプラインからなる体 制を 構 築し、内 部 通 報
者 の 保 護を 社 内 標 準 で 規 定した 上 で 、コンプライアンス
を 正 確 か つタイムリー に共 有し、問 題 意 識を 共 有 するこ
強 化 、自 浄プロセス の 向 上 などを 図っています 。
(40ペ
とは、会社経 営 上、重 要と考えています。
ージ参 照 )
◎イントラネット
“ B u s i n e s s S t a t i o n ”をトップペ ージとした サイトを
Social Responsibility
三 菱 ふ そうは以 下 のような 各 種 の 社 内コミュニケ ーショ
ンを 実 施しています。全 社 員または各 階 層が必 要な 情 報
社
会
活
動
お 弁 当トーク
開 設し、
トップからのメッセージ、各 種お知らせ、社 内 外ニ
社 長と 会 長 が 6 ∼ 1 0 名 の 社 員 を 招 待して 約 1 時 間 、お
ュースなどの 情 報を 提 供しています。
弁 当を 食 べ な がら和 や か な 雰 囲 気 の 中 で 会 話 が 行 わ れ
ます。
この お 弁 当トークの 目 的 は、社 員と経 営 陣 の 直 接 対 話に
より相 互 理 解をさらに深 め、社 内コミュニケーションの 活
性 化を 図ることで す 。同 時に、世 代・職 制・部 門 が 異 なる
参加者間のコミュニケーション向上も狙いとしています。
Business Station
◎社内報
“ F U SO T I ME S ”を 毎 月発行
し 、全 社 員 に 配 布し て い ます 。
お弁当トーク
(2006年12月)
経 営トップのインタビューから、
各 種 イベ ント や 各 部 門 で の 出
家族工場見学会
来 事まで、幅 広い 情 報を 提 供し
社 員 のご家 族 の 方 々に、社 員 の 働く姿や 職 場 環 境を 知っ
ています。
て 頂くことを目的に、毎 年 1 回 、労 働 組 合 主 催により家 族
工 場 見 学 会を 開 催しています 。2 0 0 6 年 8 月2 3 日 の 川
FUSO TIMES
崎 工 場 見 学 会 には 2 0 0 名 のご家 族 が 参 加し、労 組 執 行
委 員 長 の 挨 拶 、工 場 見 学 、食 堂 にお け る昼 食 、質 疑 応 答
◎タウンホ ールミーティング
が行われました 。また、2 4日には大 江 工 場においても同
社 長 からダイレクトなメッセ ージを 全 社 員 に 伝 えるた め
様 の 見 学 会が開 催され、3 0 名 のご家族が参 加しました。
に開 催されます 。2 0 0 6 年 1 1 、1 2 月に、川 崎 、品 川 、喜
連川、中津、大 江、富 山で開催されました 。
川崎工場見学会
大江工場見学会
タウンホールミーティング
(2006年12月、富山)
46
福祉活動
Social Responsibility
社
会
活
動
その他の社会活動
被災者支援
ス ポ ー ツ活 動
2 0 0 6 年 5 月2 7日にインドネシア ジャワ島 で 発 生した
◎野球
地 震による被 災 者 の 方 々に対 する支 援 策として 、三 菱ふ
三 菱ふ そう硬 式 野 球 部は、社 会 人 野 球 の 名 門であり都 市
そうは、現 地 販 売店であるPT. K r am a Y ud h a T i g a
対 抗 野 球 に 地 区 代 表 とし て 1 8 回 出 場し 、2 0 0 0 年・
Be rl i a n M ot or s ( K TB )を通じてインドネシア赤 十 字
2003年・2005年と3回の優勝を果たしています。また、
社に小 型トラック キャンターを 1 0 台 寄 贈しました 。これ
日本 代 表 選 手 やプロ 野 球 選 手も輩 出しており、日本 野 球
ら のトラックは 医 療 品 、食 料 、飲 料 、テントなど の 救 援 物
の 発 展に大きく貢 献しています。
資 の 輸送に使われました 。
第77回都市対抗野球
寄贈されたキャンター
◎サッカ ー
2 0 0 7 年 7 月に 発 生した 新 潟 中 越 沖 地 震 に 被 災 され た
三 菱ふそうは、Jリーグ「 浦 和レッドダイヤモンズ 」の ユニ
地域 の復旧作業にお役立て頂くため、当社は、刈羽村(か
フォ ー ム ス ポ ン サ ー を 務 め て い ま す 。浦 和 レッ ズ は
りわ むら )と柏 崎 市 に 小 型トラック「 キャンタ ー 」を 1 台
2 0 0 6 年シー ズン Jリーグ1 部 優 勝 および 第 8 6 回 天 皇
づつ 寄贈しました 。
杯 優 勝を 果たすことができました 。
今 後も浦 和レッズを 応 援していきます。
品田村長と江頭会長
若山副市長と江頭会長
浦和レッドダイヤモンズ
送 迎 バ スによる美 術 館 見 学 支 援
三 菱ふ そうは、小 学 生 たちが美 術 館を 見 学 する際に送 迎
◎ 三 浦 国 際 マラソン
バスを 提 供 するプロジェクトを 2 0 0 6 年から実 施してい
三 菱 ふ そうは、スポ ーツを 通じて 健 康 増 進 を 図 ることを
ます 。現 在までに、東 京 都 現 代 美 術 館 、東 京 都 写 真 美 術
主 目 的として 、1 9 8 9 年 から毎 年 、三 浦 国 際 市 民 マラソ
館などの見学に際し、送迎バスを提供し、子供たち・学校・
ンへ の 特 別 協 賛を行っています。
美 術 館から毎回ご好 評を 頂いています。
三浦国際市民マラソン
見学者送迎用バス
47
日独文 化 交 流
2 0 0 5 ∼ 2 0 0 6 年 に、日 独 両 国 友 好 の た めに 展 開 され
D C 社 は2 0 0 6 年 1 1 月、世 界 的に有 名 な
たプロジェクト、
「日本におけるドイツ年2005/2006 」
ドイツ人チェロ奏 者、J a n V o g l e r 氏 のコ
の 一 環として 、三 菱 ふ そうは 次 の ような 日 独 交 流プログ
ン サ ートを 東 京 で 開 催しまし た 。三 菱 ふ
ラムに参加しました。
そうは駐日ドイツ大 使 館とともにこれを 協
◎たけのこプログラム(日独高校生交流 )
賛しました 。こ のコン サ ートには 、各 国 の
同プログラム は、日 独 両 国 の 高 校 生を 対 象 に、渡 航 費 用
大 使 の 方 々 を 含 め 、約 8 0 名 の 方 々 が 来
の 一 部 を 支 援 す るも の で す 。日 独 両 国 の 高 校 生 が お 互
場しました 。
Jan Vogler氏
Social Responsibility
社
会
活
動
◎ J a n V o g l e r 氏 コンサ ート
い の 文 化 へ の 関 心 を 高 め 、両 国 の 青 少 年 の 交 流 が 深 ま
ることを 目 的に、ダイムラー・クライスラー( 以 下 D C )と
ス ケッチコンクー ル
三 菱ふ そうは共 同スポンサ ーになってこのプログラムを
三 菱 ふ そうは 夏 の 恒 例 行 事として 、全 国 の 幼 稚 園 児・保
設 立しました 。三 菱ふ そうは2 0 0 5 年から3 年 間 、1 0 万
育 園 児 を 対 象とした「 サ マ ー スケッチコンクー ル 」を 実
ユーロ/ 年 の 資 金を 援 助します。
施しています。
日ごろ子 供 た ち の 回りで 働くトラック・バ スや 、こん な 乗
り物があったら楽しいなと思う未 来 の 乗り物などを、豊か
な感性で描いてもらおうと企 画されたものです。
2 0 0 6 年 は合 計 7 0 6 園 から約 5 万 4 千 点 の 応 募 作 品を
収 集しました 。現 代 画 壇 の 第 一 人 者として 活 躍 中 の 山 本
貞 先 生を 委 員 長とした 審 査 員による審 査 の 結 果 、最 優 秀
工場見学に訪れたドイツ高校生(2006年10月)
賞 3 名 、優 秀 賞 5 名 、準 優 秀 賞 1 0 名 、そして佳 作 7 0 名が
選 出され、賞 品が贈 呈されました。
◎ガラ・コンサ ート
また、当社は2007年1月に、アートスペース リビーナ(東
2 0 0 6 年 2 月、D C 社と三 菱 ふ そうの 招 待により、ヴェル
京 都 港 区 )にお い て 、入 賞した 作 品 8 8 点 の 展 示 会 を 開
テン ベ ルグ・フィル ハ ー モニ ー 管 弦 楽 団 の「 ガラ・コンサ
催しました 。
ート 」が 東 京 オ ペ ラシティコン サ ートホ ー ル で 開 催 さ れ
ました 。同 楽 団 はD C の 本 社があるシュツットガルト近 郊
を 本 拠 地とす る 楽 団 で す 。同 楽 団 の 音 楽 総 監 督 で あ る
飯 森 範 親 氏 の 指 揮によりベ ートーヴェンの 交 響 曲が演 奏
されました 。
ガラ・コンサート
(2006年2月)
最優秀賞3作品
48
地域社会への貢献
Social Responsibility
社
会
活
動
地 域 の 方 々 / 団 体との 共 生
野球教室
三菱ふそうは、下記の活動を通して地域の方々との交流・
2 0 0 6 年 1 2 月、三 菱 ふ そう硬 式 野 球 部による少 年 野 球
融 和を目指しています。
教 室 が 開 催されました 。当 教 室 は、地 域 少 年 野 球チ ー ム
からの 強いご要 望によりスタートし、今 回で 5 回 目になり
項目
内容
工場見学会
・地域の方々、小学校、団体、社員の家族等を対象に実施
2006年度見学者数 約3,000人
学校への協力
・市内小学校対象の野球教室を開催
・地元小学校への写真付ニュースの提供
会社施設の開放
・体育館等を地域に開放
ます。川 崎 市 中 原 区 の 少 年 野 球 1 4チ ー ム、約 1 0 0 名が
参 加し、大 盛 況でした 。
地元自治会への加入 ・祭り、フェスティバル等への協賛
環境関連等団体への
・地域社会の活動に対する支援
参加や寄付
地域の清掃・緑化
・工場周辺の清掃活動
・川崎市主催緑化運動「花と緑のある街づくり」への参加
小学生野球教室
浦和レッズ ハートフルスクール in インドネシア
2 0 0 7 年 4 月2 8 、2 9日、浦 和レッズはインドネシアにお
い て 、インドネシア人 小 学 生 や 現 地 在 住 日 本 人 小 学 生を
対 象 にサッカ ー 教 室を 開 催し、三 菱 ふ そうはこれを 協 賛
小学生工場見学
大江工場周辺の清掃活動
しました 。当スクー ルは、浦 和レッズがA F Cチャンピオン
ズリーグというアジアの舞台に初めて挑戦するのに伴い、
江 頭 会 長 、川 崎 市を表 敬 訪 問
草 の 根 国 際 交 流 による豊 か な 社 会 作りへ の 貢 献 を 目 的
三菱ふそうは2007年1月、本社を川崎市に移転しました。
として企 画されたものです。
1 月5 日には 江 頭 会 長 が 阿 部 川 崎 市 長を 訪 問し、当 社 が
川 崎 市 の 企 業 市 民として 地 域 社 会に溶け 込 み、地 域とと
もに発 展して いく決 意を 報 告しました 。そして 同 市 の 福
祉 団 体にキャンター エコ ハイブリッドを 1 台 寄 贈しまし
た。
レッズ ハートフルスクール
作 業 長 会「 社 会 貢 献 活 動 」
2 0 0 6 年 1 0 月、三 菱 ふ そうの 作 業 長 会 は自らの 発 案に
より、川崎工場周辺および中原区内 のカーブミラー点検・
清 掃 お よびゴミ拾 い を 実 施しまし た 。2 日 間 で 延 べ 5 4
左:江頭会長 右:阿部川崎市長
名 の 作 業 長 が 参 加し、カ ー ブミラ ー 4 6 5 本 の 清 掃 を 行
いました 。
カーブミラー清掃作業
49
川崎市化学物質に関 する
三 菱ふそうは2 0 0 6 年 1 0∼1 1 月、新 任マネージャー 研
リスクコミュニ ケ ーションを進 める会
修 の 集 大成として、社 会 貢 献 活 動を 実 施しました。
当会は化学物質による環境リスクの低減を目的に、市民・
昨 年 度から始まった 同 研 修は、マネジメントとして の自覚
事 業 者・行 政 が 化 学 物 質 の 環 境リスクにつ い て 情 報・意
を持った新任マネージャーが、会社と社会 の共生を考え、
見 交 換 を 行うも の で 、定 期 的 に 勉 強 会・報 告 会 を 開 催し
自分たちで社 会 貢 献 活 動を企画・実行するものです。
ています。三 菱ふ そうは2 0 0 3 年から当 会 の 委 員になっ
今 回 は4 6 名 の 新 任 マ ネ ージャー が 3 つ のグル ープに分
ています。
かれて次 のプロジェクトを 実 施しました 。
2 0 0 7 年 2 月2 0 日 、第 1 2 回 会 議 が 当 社 の 川 崎 工 場 で
( 1)チ ーム「グル ープわん 」
開 催 され 、当 社 の 環 境 取り組 み の 説 明 、昨 年 完 成した 塗
中原平和公園の清掃活動(雑草除去、ゴミ収集、銅像清掃)
装 工 場 、車 両 組 立 工 場 、エンジン 組 立 工 場 の 見 学 及び質
社
会
活
動
Social Responsibility
新 任マネ ージャー「ソーシャルワ ーク研 修 」
疑 応 答などが行われました 。
か わさき新エネ ルギ ー・環境展
2 0 0 7 年 2 月2 4 、2 5日、ラゾー ナ川 崎プラザ 隣 地( J R
川 崎 駅 西 口 会 場 )で 開 催され た 同 展 示 会に、キャンター
エコ ハイブリッドを出 展しました。これは、地 球 温 暖 化 問
チーム「グループわん」
「平和の彫刻」の清掃
題 の 啓 発および新 エネル ギー・環 境 産 業 の 振 興を目的に
川 崎 市 が 主 催 する「 川 崎 発 ストップ 温 暖 化 展 」の 一 環と
( 2 )チ ーム「 児 童を事 故 から守り隊 」
して実 施されたものです。
大 田 区 立 徳 持 小 、中 原 区 立 苅 宿 小 の 児 童 へ の 交 通 安 全
教 室(トラックを 用いた「 死 角 」
「 内 輪 差 」体 験、運 転 席 の
着座体験 )
かわさき新エネルギー・環境展
チーム「児童を事故から守り隊」
「死角」の体験
( 3 )チ ーム「 はじめの 一 歩 」
平 間 駅・新 川 崎 駅 ∼ 川 崎 工 場 通 勤 経 路 にお け る 路 上 禁
煙 の 啓 発 活 動、清 掃 活 動、当 社 社 員 へ の 周 知
チーム「はじめの一歩」
平間駅前「歩行禁煙」呼びかけ
50
Fly UP