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高知県農作物栽培慣行基準[PDF:224KB]
高知県農作物栽培慣行基準 平成28年5月16日策定 対象作物名 作型等 化学肥料の窒 節減対象農薬 素成分量の設 の設定基準(有 定基準 効成分回数) (kg/10a) 平均的な 栽培期間等 備 考 普通作物 早期稲 18 10 普通期稲 20 10 夏、秋大豆共通 11 3 14 66 ハウス栽培 62 74 12ヶ月 雨よけ・露地栽培 49 55 9ヶ月 ハウス栽培 81 125 11ヶ月 雨よけ・露地栽培 25 32 5ヶ月 ハウス栽培 42 70 12ヶ月 雨よけ・露地栽培 39 47 9ヶ月 ハウス栽培 47 75 12ヶ月 雨よけ・露地栽培 30 58 9ヶ月 ハウス栽培 41 37 12ヶ月 雨よけ・露地栽培 46 39 9ヶ月 ミニトマト 雨よけ・露地栽培 37 38 9ヶ月 イチゴ ハウス栽培 48 25 12ヶ月 スナップエンドウ 雨よけ・露地栽培 10 15 7ヶ月 ハウス栽培(後作) 14 24 7ヶ月 雨よけ・露地栽培 26 61 8ヶ月 スィートコーン 雨よけ・露地栽培 9 22 1回作 アールスメロン ハウス栽培 30 14 1回作 カボチャ 露地栽培 16 22 1回作 レタス 雨よけ・露地栽培 15 20 1回作 ホウレンソウ 雨よけ・露地栽培 6 18 1回作 ハウス栽培 44 85 露地栽培 32 65 ミズナ ハウス栽培 5 15 1回作 サラダ菜 ハウス栽培 10 15 1回作 キャベツ 雨よけ・露地栽培 15 20 1回作 ブロッコリー 雨よけ・露地栽培 22 39 1回作 チンゲンサイ ハウス栽培 6 10 1回作 26 31 1回作 15 30 1回作 15 24 1回作 秋冬まき 10 24 1回作 冬春まき 11 24 1回作 露地栽培 7 37 水稲 大豆 茶 果菜類 ナス類 キュウリ ピーマン類 シシトウ トマト オクラ 単花処理を行うホルモン剤 については1作の使用回数 を1回とする。 単花処理を行うホルモン剤 については1作の使用回数 を1回とする。 葉菜類 ニラ 青ネギ コネギ ナバナ 夏ネギ(株分 け、露地栽培) 冬ネギ(株分 け、露地栽培) 夏まき 農薬の設定基準のうちハウ 7回作 (刈り捨て含む) ス栽培では14回、露地栽培 では10回は播種から株養成 3回作 期間中の使用回数である。 対象作物名 作型等 化学肥料の窒 節減対象農薬 素成分量の設 の設定基準(有 定基準 効成分回数) (kg/10a) 平均的な 栽培期間等 備 考 根菜類 ショウガ 露地栽培 30 34 8ヶ月 新ショウガ ハウス栽培 8 70 1回作 ニンジン 露地・トンネル栽培 8 8 1回作 ダイコン 露地栽培 8 10 1回作 サトイモ(白芽芋) 露地栽培 10 32 早堀カンショ トンネル栽培 10 8 カンショ 露地栽培 9 12 露地栽培 34 20 ハウス栽培 31 15 ハウス栽培 18 21 露地栽培 27 31 コナツ ハウス・露地栽培 24 30 中晩柑類 ハウス・露地栽培 24 30 ポンカン 露地栽培 13 27 ハッサク 露地栽培 14 25 ユズ 露地栽培 18 35 キウイフルーツ 露地栽培 12 20 イモ類 採苗期間含む 果樹類 温州ミカン ブンタン ナシ 露地栽培 31 38 スモモ 露地栽培 13 19 クリ 露地栽培 6 16 ハウス栽培 11 10 コナツの基準を準用 農薬が処理された農業資材 (果実袋等)を使用する場 合は、節減対象農薬の使用 回数に含める。 花き類 ユリ (注意事項) 1 化学合成農薬削減割合の計算方法 化学合成農薬削減割合 =(1-A/B)×10 A=農産物に現に使用した化学合成農薬の使用回数 B=当該農産物における慣行基準の化学合成農薬使用回数 (注)化学合成農薬削減割合に十分の一未満の端数があるときは、その端数を切り捨てる。 2 化学肥料削減割合の計算方法 化学肥料削減割合 =(1-A/B)×10 A=農産物に現に使用した化学肥料の窒素成分量 B=当該農産物における慣行基準の化学肥料の窒素成分量 (注) 化学肥料削減割合に十分の一未満の端数があるときは、その端数を切り捨てる。 (注)化学肥料削減割合に十分の一未満の端数があるときは、その端数を切り捨てる。 3 展着剤、増量剤、共力剤等で、農薬の有効成分を含まない場合は、特別栽培農産物に係る表示ガイド ラインにおける使用回数の対象とならないため、本基準では含めない。 4 「ハウス栽培」は、園芸用ハウスを用いて、促成、抑制等の作期の調整を行う栽培であり、「雨よけ」 は、降雨防止等を目的に園芸用ハウスを用いた栽培である。 5 栽培期間及び収穫回数が平均的な栽培期間等と異なる場合は、その期間で按分して使用回数を算出する。 別表 節減対象農薬の使用回数に含めない農薬一覧 *節減対象農薬とは、従来の化学合成農薬から有機JAS規格で使用可能な化学合成農薬を除外 したものとなります。 農薬名(商品名または有効成分) 分類 備 考 有機農産物の 有効成分が化学的に合成されたもの 日本農林規格 別表2 硫黄くん煙剤、硫黄粉剤、硫黄・銅水和 剤、還元澱粉糖化物液剤、水和硫黄剤、 石灰硫黄合剤、ワックス水和剤、炭酸水 素ナトリウム水溶剤、炭酸水素ナトリウ ム・銅水和剤、銅水和剤(塩基性塩化 銅・塩基性硫酸銅・水酸化第二銅)、銅 粉剤、燐酸第二鉄粒剤、炭酸水素カリウ ム水溶剤、天敵等生物農薬・銅水和剤 生石灰、硫酸銅 二酸化炭素くん蒸剤 メタアルデヒド粒剤 性フェロモン剤 重曹、食酢 展着剤 上記以外のもの 除虫菊乳剤及びピレトリン乳剤 金鳥除虫菊乳剤3 パイベニカスプレー 等 なたね油乳剤、脂肪酸グリセリド乳剤 マシン油エアゾル マシン油乳剤 ハーベストオイル クミアイ機械油乳剤95 等 デンプン水和剤 粘着くん水和剤 シイタケ菌糸体抽出物液剤、クロレラ抽 出物液剤、混合生薬抽出物液剤 ケイソウ土粉剤 天敵等生物農薬 BT剤 生菌:ジャックポット、エスマルク、ゼンターリ 等 死菌:トアロー 等 天敵製剤 タイリクヒメハナカメムシ、スワルスキーカブリダニ、 コレマンアブラバチ 等 微生物製剤 ボトキラー、マスタピース、エコホープ、 エコショット、ボタニガード、マイコタール 等 天敵(在来の土着天敵) 炭酸カルシウム水和剤 スピノサド水和剤、スピノサド粒剤 ミルベメクチン乳剤、ミルベメクチン水和剤 農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関 する法律施行令第10条第1号の農林水産大臣が 定める化学的に合成された農薬、肥料及び土 壌改良資材を定める件(平成12年農林水産省告 示第1005号) 有機銅は、含まない。 ボルドー剤調整用に使用する場合に限る 保管施設で使用する場合に限る 捕虫器に使用する場合に限る 昆虫のフェロモン作用を有する物質を有効成 分とするものに限る 特定防除資材 カゼイン又はパラフィンを有効成分とするも のに限る 除虫菊から抽出したものであって、共力剤と してピペロニルブトキサイドを含まないもの に限る 保管施設で使用する場合に限る 有 機 農 産 物 及 び 有 機 加 工 食 品 の JAS 規 格 の Q&A(平成26年1月)問16-2参照 有 機 農 産 物 及 び 有 機 加 工 食 品 の JAS 規 格 の Q&A(平成26年1月)問16-2参照 特定防除資材 銅水和剤の薬害防止に使用する場合に限る 有機農産物の 有効成分の原材料が化学合成でなく、製造行 ポリオキシン、カスガマイシン、バリダマイ 日本農林規格 程においても化学的な処理がなされていない シン 別表2以外の ことを高知県が確認したもの 農薬 エチレン 特定防除資材 塩酸又は塩化カリウム水溶液を電気分解して 次亜塩素酸水 得られるものに限る、特定防除資材 (注)混合剤のうち、別表に記載された農薬成分を含むものは、節減の対象外とすることができる(例:カ スガマイシン・銅水和剤の場合、カスガマイシンは有効成分が化学合成でない、銅水和剤は別表に記 載があるため、成分カウント数は0回となる)。