Comments
Description
Transcript
センターレポート
センターレポート 平成 28 年度事業計画 平成 27 年度事業実績 新潟県消費生活センター 目 1 施設の概要 次 ..............................................................................................................................1 2 分掌事務及び組織 .....................................................................................................................2 3 平成 28 年度事業計画 .............................................................................................................3 (1) 啓発講座 ...............................................................................................................................3 (2) 啓発・情報提供事業 (3) 相談業務等 ...........................................................................................................4 .........................................................................................................................5 (4) 商品テスト業務 ..................................................................................................................5 (5) 市町村支援事業 ..................................................................................................................5 (6) 持込食材の放射性物質検査 ................................................................................................6 4 平成 27 年度事業実績 .............................................................................................................7 (1) センター利用状況 ...............................................................................................................7 (2) 講座等の開催状況 ...............................................................................................................8 (3) 啓発・情報提供事業の実施状況 (4) 消費生活相談の受付状況 (5) 相談への対応状況 .........................................................................................9 .................................................................................................. 11 .............................................................................................................20 (6) 弁護士相談の実施状況 .....................................................................................................20 (7) 県内消費生活センター相談員研修等の実施状況 (8) 商品テストの実施状況 (9) 市町村支援事業 .............................................................20 .....................................................................................................20 ................................................................................................................20 (10) 持込食材の放射性物質検査の実施状況 ............................................................................21 資料編 資料 1 商品・役務(分類)別販売購入形態相談件数(全体) ............................................25 資料 2 商品・役務(分類)別販売購入形態相談件数(若者) ............................................26 資料 3 商品・役務(分類)別販売購入形態相談件数(高齢者).........................................27 資料 4 商品・役務(分類)別内容別相談件数(全体)..........................................................28 資料 5 相談者の居住地別受付件数 ........................................................................................29 資料 6 県内の各消費生活センター・消費生活相談窓口の相談受付状況 ...............................29 資料 7 分類の説明 ..................................................................................................................30 参考資料 参考資料 1 若者(29 歳以下)からの相談状況について(県全体) .........................................31 参考資料 2 高齢者(65 歳以上)からの相談状況について(県全体) ................................... 36 参考資料 3 新潟県内における「利殖商法」に関する相談状況について(県全体) ...........................41 1 施 設 の 概 要 (平成 28 年 4 月 1 日現在) (1) 名 称 新潟県消費生活センター (2) 所在地 ・消費生活センター(平成 8 年 7 月 11 日移転) 〒950-0994 新潟市中央区上所 2 丁目 2 番 2 号(新潟ユニゾンプラザ 1 階) ℡ 相談専用 025(285)4196 事務室 025(281)5516 ・商品テスト室 〒059-2144 新潟市西区曽和 314-1 新潟県保健環境科学研究所内 ℡ 025(263)9415 (3) 開設年月日 昭和 45 年 11 月 12 日 午前 8 時 30 分から午後 5 時 15 分まで 午前 9 時から午後 6 時まで 月~金 月~金曜日は午前 9 時から午後 5 時まで 土曜日は午前 10 時から午後 4 時 30 分まで(電話相談のみ) (来所相談は予約制) (4) 開館時間 事務室 展示・閲覧室 相談受付時間 (5) 休館日 日曜日・祝日・年末年始 (6) 施設の規模 ア 消費生活センター (内訳) 所長室 事務室 展示・閲覧室 研修室 オープンテスト室 倉 庫 その他 イ 商品テスト室 538.24 ㎡ 27.81 ㎡ 98.83 ㎡ 148.10 ㎡(一部新潟 NPO 協会が使用) 101.45 ㎡ 100.48 ㎡ 32.69 ㎡ 28.88 ㎡(新潟県保健環境科学研究所 3 階) 71.8 ㎡ (7) 展示・閲覧室見取図 -1- (8) 新潟ユニゾンプラザ 1 階の県消費生活センター位置図 2 分 掌 事 務 及 び 組 織 (1) 分掌事務 ア 消費生活に関する教育、知識の普及に関する事項 イ 消費生活に関する相談及び苦情処理に関する事項 ウ 不当な商取引行為の調査等に関する事項 エ 消費生活情報オンラインシステム運営に関する事項 オ 消費生活に関係する商品テストに関する事項 カ その他消費生活に関する事項 (2) 組 織 消費生活センター所長 所長代理(事務吏員) 主 査(事務吏員) 消費者行政課兼務職員(事務吏員) 県民生活課兼務職員(事務吏員) 商品テスト室(兼務) 保健環境科学研究所生活衛生科長 (3) 職 員 数 所 長 所長代理 主 査 調 査 員 相 談 員 計 1名 1名 1名 1名 8名 12 名 不当取引行為専門調査員(嘱託員) 消費生活相談員(嘱託員) 研究員(技術吏員) 消費者行政課兼務職員 事務職員 県民生活課兼務職員 事務職員 (商品テスト室) 生活衛生科長 主任研究員 研究員 計 -2- 6名 1名 1名 1名 1名 10 名 平成 28 年度 事業計画 3 平成 28 年度事業計画 (1) 啓発講座 県民の消費生活の安定及び向上を図るため、最近の消費者問題等を通じて消費者の知識、判断力等 を身に付けてもらうための普及啓発講座を開催するとともに、市町村や各種団体が実施する啓発講座 に講師を派遣する。 ① 消費者力アップ講座(消費生活センター主催) 商品・サービスを見極める確かな目を養い、消費者の自立を支援するため講座を開催する。 回 開催日 テ ー マ 1 8 月 5 日(金) 手づくり乾電池教室~乾電池を自分でつくる科学実験をこども達に 2 9 月 14 日(水) 住まいの安全対策・意外と多い家の中の危険 ~住まいの中に潜む危険を知って安全な生活を送りましょう!~ 3 10 月 19 日(水) 自分自身の衣食住をもう一度見直してみよう ~目からウロコの洗濯、しみ抜き、クリーニング術~ ② 簡易テスト講座(消費生活センター主催) くらしに役立つ情報を実験形式で習得できる講座をグループ等からの要望で開催する。 テーマ 1 内 ちょっと気になる食品の糖度 容 糖度計による食品中の糖分の測定と体脂肪測定 ~あなたの体脂肪も測ります~ 旨い!でもその塩分は大丈夫? 塩分計を使ったみそ汁、スープ、カップ麺などの塩分の測 ~測ってみましょう『我が家のみそ汁』~ 定 3 賢く使おう食用油 揚げ油の品質テストと食用油の種類や特徴 4 知っている?家庭で汚した水のこと 家庭排水の汚れをパックテストを用いてCODを測定 5 もっと知ろう!輸入かんきつ類の防かび剤 2 6 お米の種類と保存方法 ~知識を深めておいしく食べよう~ 輸入かんきつ類の防かび剤の表示の見方や種類について の理解とビタミンCの測定 米の鮮度の測定と正しい保存方法 ③ 啓発講座講師派遣支援 くらしに役立つ知識や最近の消費生活情報について、各地域・グループなどで自主的に取り組む 講座や学習会などに、講師を派遣する。 支援期間 № 1 2 平成 28 年 4 月~平成 29 年 2 月 テーマ だまされないで!悪質商法 セカンドライフの生活設計 ~退職後のマネープラン~ 内 容 悪質商法による被害の未然防止や被害にあってしまった場合の対処法に ついて、契約の基礎知識やクーリング・オフなどを含めて学習する。 退職後の生活設計や保険、 必要なお金のことなど、 役立つ情報を学習する。 -3- ④ 大学や専門学校等での出前講座 若者に対する悪質商法被害の未然防止のため、新入生等を対象に消費生活問題に関する講義を行 う。 (2) 啓発・情報提供事業 パイオ-ネット ① 全国消費生活情報ネットワークシステム(PIO-NET)の活用 国民生活センターをホストとするオンライン端末機を利用して、全国の相談情報、判例情報、商 品テスト情報等を検索し、相談業務や消費者被害の未然防止に活用するとともに、消費者、市町村 消費生活相談窓口等関係機関に情報提供する。 また、より迅速、的確に情報提供するために県消費生活センター、県消費者行政課と県内 17 市 町立消費生活センターや消費生活相談窓口とを結ぶ「新潟県消費生活情報ネットワークシステム」 を積極的に運用する。 ② センターレポート(事業概要)の作成 センターにおける啓発教育業務、相談処理業務、商品テスト業務等の概要をとりまとめ、年 1 回 発行する。 ③ 生活情報にいがた「くらしほっと」の作成 消費生活に役立つ各種の情報や相談事例等を提供するため、 「くらしほっと」を年 4 回、市町村、 関係行政機関、消費者団体等に配布する。 ④ テレフォンサービスの実施 携帯電話のサイト料金請求トラブルやクーリング・オフの方法など、相談の多いトラブルの対処 方法や基本的知識を、電話(025-285-7000)を利用して情報を提供する。 4 種類の情報から聞きたい情報を選択できる。 ⑤ 悪質商法被害防止共同キャンペーンの実施 若者と高齢者の悪質商法に対する注意喚起と被害の未然防止を図るため、県内の消費生活センタ ー等と共同で悪質商法被害防止キャンペーンを行い効果的な消費者の意識啓発を実施する。 ・ 「若者トラブル 110 番」 平成 29 年 1 月 19 日(木)~20 日(金)実施 ・大学等との消費者被害防止のための懇談会 平成 28 年 11 月頃開催 ・ 「高齢者トラブル 110 番」 平成 28 年 9 月 15 日(木)~16 日(金)、平成 29 年 2 月 16 日(木)~ 17 日(金)実施 ⑥ 展示・閲覧室における情報提供 消費者への情報提供のため、相談事例・消費生活情報について、リーフレット・パンフレット等 の展示・配布のほか、消費生活関連 DVD の視聴や図書等の閲覧及び貸出しを行う。 ⑦ 報道機関を通じての情報提供 各講座の募集や相談事例などを必要に応じて資料提供するほか、相談受付状況など作成の都度提 供し、被害の未然防止を図る。 ⑧ ホームページ 消費者被害情報や相談事例、毎月の消費生活相談の受付状況など、消費生活に関する様々な情報 をホームページ「はい!新潟県消費生活センターです」 (http://www.pref.niigata.lg.jp/shohiseikatsu/)の中で提供する。 -4- ⑨ 消費者啓発に向けた広報活動 マスコミ等を活用し、消費生活トラブルの未然防止や消費者啓発のための広報を行う。 (3) 相談業務等 消費者利益の擁護並びに消費生活の合理化と向上のため、消費者の苦情や相談に応じ、迅速な解決 と効果的な処理を行う。 また、市町立消費生活センター、市町村消費生活相談窓口及び市町村消費者行政担当窓口との連携 により、消費者被害の未然防止を図る。 ① 相談業務 月~土曜日の電話相談を実施。 (受付時間:月~金曜日午前 9 時から午後 5 時まで、土曜日午前 10 時から午後 4 時 30 分まで)なお、来所相談は月~金曜日で原則予約制。 ② 弁護士相談 相談処理上法律的な専門知識を要する相談について、必要に応じて相談者同席で月 1 回弁護士相 談を実施。また、緊急に相談が必要な場合に対応するため、随時相談も併せて実施する。 ④ 消費生活相談員等研修会 県消費生活センター、市町立消費生活センター、市町村消費生活相談窓口における相談員等を対 象に、多様化、複雑化する消費生活相談に的確に対応するため、専門家(弁護士等)を招いて新し い消費生活知識・法令等の研修を年 4 回行う。 (4) 商品テスト ① 簡易テスト講座 消費者団体等からの要望により実施する。 ② 消費生活相談による苦情テスト センターにおける試験設備能力及び予算の範囲内で実施するとともに、必要に応じ(独)国民生 活センター及び(独)製品評価技術基盤機構(NITE)に依頼する。 ③ 試買テスト 今年度は実施しない。 (5) 市町村支援事業 ① 市町村消費生活相談(窓口)体制整備事業 市町村消費生活相談(窓口)体制整備を促進するため、市町村消費生活相談員等をセンターで受 入れ研修を実施するほか、当センター相談員を派遣し、市町村における消費生活相談の実施を支援 する。 ② 出張情報交換会 市町センター及び市相談窓口からの要望を踏まえて、県センターの相談員が市町センター等に出 向き、日頃の相談に関する問題点や課題について、市町センター相談員等と気軽に情報交換を行い、 県と市町の相談員間の一層の連携を図る。 ③ 市町村専用相談電話「市町村ホットライン」の設置 市町村の消費生活相談窓口における業務を支援するため「市町村ホットライン」 (℡025-285-4183) -5- を設置し、市町村消費生活相談担当者からの相談に対応する。 (6) 持込食材の放射性物質検査 ① 目的 消費者が自ら選んだ食材の放射性物質の検査を行うことにより、食品の放射性物質に関する理解 を深めると共に、その結果を公表することによって食の安全・安心の確保につなげていくことを目 的とする。 ② 申込先 予約申込先電話番号 新潟県消費生活センター 新潟市中央区上所 2-2-2(新潟ユニゾンプラザ1階) 社団法人新潟県環境衛生中央研究所 025-281-6001 0258-46-7151 長岡市新産 2-12-7 一般財団法人上越環境科学センター 025-543-7664 上越市下門前 1666 ③ 予約受付時間 午前9時~午後4時(土日祝日、年末年始を除く) ④ 検査方法 簡易型ガンマ線スペクトロメータによる簡易検査 ⑤ 検査核種 セシウム 134、セシウム 137 ⑥ 検査対象 県内在住の消費者が自家消費する食材 ⑦ 検査結果 検査申込者に通知するとともに県のホームページに結果数値等を掲載 -6- 平成 27 年度 事業実績 第2回消費者力アップ講座 (テーマ:省エネ・節電!上手な電気の使い方 ~電気の知識を学んで、安全で上手な電気の使い方を実践しましょう~) 4 平成27年度事業実績 (1) センター利用状況 月別 区分 4 5 6 7 8 9 10 開 所 日 数 25 23 26 26 26 23 26 相 談 者 数 503 416 522 548 458 519 520 来 所 27 21 18 26 25 19 26 電 話 473 392 503 520 431 498 487 文 書 3 3 1 2 2 2 7 備 考 月別 区分 11 12 1 2 3 合 計 開 所 日 数 23 23 23 24 26 294 相 談 者 数 551 490 453 524 556 6,060 来 所 19 16 13 18 21 249 電 話 530 474 438 505 534 5,785 文 書 2 0 2 1 1 26 備 考 年末29日~ 年始1日~3 31日閉館 日閉館 -7- (2) 講座等の開催状況 ① 消費生活啓発講座(講師派遣) くらしに役立つ知識や最近の消費生活情報を提供するため、各地域、グループなどで自主的に取り 組む講座や学習会に講師を派遣した。 ○ テーマ 1 だまされないで!悪質商法 2 セカンドライフの生活設計~退職後のマネープラン~ (相談員・事務職員) № 月日 1 6/1(月) 2 3 7/1(水) 7/2(木) 場 テーマ 参加 人数 № 新潟ユニゾンプラザ 1 92 8 8/26(水) 新潟ユニゾンプラザ 1 63 9 9/30(水) アトリウム長岡 1 98 10 会 テーマ 参加 人数 県警察学校 1 29 村上市生涯学習推進センター 1 34 10/1(木) こぶし園 1 100 月日 会 場 4 7/6(月) アトリウム長岡 1 42 11 10/14(水) ホテルサンルート新潟 1 24 5 7/7(火) 新潟ユニゾンプラザ 1 57 12 11/2(月) 南魚沼市ふれ愛支援センター 1 21 7/8(水) 新潟ユニゾンプラザ 1 56 13 11/12(木) 新潟ユニゾンプラザ 1 83 1 31 6 7 7/17(金) 高陽荘 計 730 人 (県消費者協会、県金融広報委員会から講師が派遣されている講座) № 月日 会 場 テーマ 参加 人数 № 月日 会 場 テーマ 参加 人数 1 6/18(木) 紫竹集会所 1 29 8 10/21(水) 北潟集落センター 1 24 2 6/28(日) なかだなひろば 1 40 9 10/27(火) コミュニティセンター美里 1 10 3 8/17(月) 紫雲寺地区公民館 1 34 10 11/24(火) 三条市総合福祉センター 2 20 4 8/24(月) 三条市中央公民館 1 70 11 12/10(木) 一ツ屋敷ふれあいセンター 1 11 5 9/3(木) 新森 2 43 12 12/23(水) 亀田市民会館 1 44 6 9/4(金) 真野ふるさと会館 1 90 13 1/21(木) 冨曽亀コミュニティセンター 1 23 7 10/19(月) 高齢者センターふそき 1 14 452 人 計 ② 簡易テスト講座 № 1 月 日 8/11(火) テーマ ちょっと気になる食品の糖度 会 場 ながおか市民センター 2 2/24(水) もっと知ろう 輸入かんきつ類の防かび剤 五泉市勤労青少年ホーム 2回 計 参加人数 14 5 19 ③ 費者力アップ講座(消費生活センター主催) 商品・サービスを見極める確かな目を養い、消費者の自立を支援するための講座を、県民を対象と して開催した。 回 1 2 3 月 日・時 テーマ 7 月15 日(水)13:30~ 悪質商法から身を守る~手口を知って、 賢い消費者になろう~ 9 月9 日(水)13:30~ 省エネ・節電!上手な電気の使い方~電 気の知識を学んで、安全で上手な電気の 使い方を実践しましょう~ 10 月7 日(水)13:30~ セカンドライフの生活設計~備えよう、 老後マネー~ 3回 計 -8- 講 師 参加人数 県消費生活センター職員 14 パナソニック(株)エコソ リューションズ社職員 36 新潟県金融広報委員会 金融広報アドバイザー 30 80 ④ 大学や専門学校等での出前講座 若者に対する悪質商法被害の未然防止のため、9 校(延べ 10 回)で新入生等を対象に消費生活問 題に関する講義を行った。 № 月 日 テーマ 会 場 参加人数 1 4 月 10 日(金) 日常生活の中の契約トラブル 新潟理容美容専門学校 2 4 月 15 日(水) 若者に多い消費者トラブルについて 明倫短期大学 15 3 4 月 16 日(木) 消費者センスを高めよう フォーラム情報アカデミー専門学校 16 4 4 月 21 日(火) おとな系消費者をめざそう 日本歯科大学新潟生命 歯学部・短期大学 129 5 4 月 23 日(木) 消費者センスを高めよう 国際こども・福祉カレッジ 21 6 4 月 28 日(火) 消費者センスを高めよう 新潟調理師専門学校 90 7 6 月 11 日(木) 日常生活の中の契約トラブル 長岡大学 8 11 月 5 日(木) おとな系消費者をめざそう 新潟美容専門学校ジャパン・ビュ ーティー・アカデミー 33 9 1 月 27 日(水) 品物の買い方を考えよう 新潟市立鏡淵小学校 23 10 2 月 9 日(火) 「賢い消費者」をめざす 暮らしの知恵 新潟調理師専門学校 24 109 10 回 計 180 640 (3) 啓発・情報提供事業の実施状況 ① 全国消費生活情報ネットワークシステム(PIO-NET)の活用 ② センターレポート発行 年 1 回 ③ 生活情報にいがた「くらしほっと」 (消費者行政課と共同発行) 季刊(年 4 回発行)16,800 部 ④ テレフォンサービス 情報数 4 テーマ(相談の多い 4 種類のトラブル対処方法) 延利用数 300 件 ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ [参考] 4 テーマ ・クーリング・オフの方法 ・携帯電話のサイト料金請求トラブル ・ハガキ等による覚えのない請求の対処法 ・多重債務に陥った場合 高齢者向け啓発用リーフレット 「どうしたの?その一声からはじめよう。 」38,600 部 高齢者向けポスター 700 枚 若者向け啓発用リーフレット「悪質商法!?困ったときにはすぐ相談!」 48,500 部 若者向けポスター 900 枚 若者向けクリアファイル 3,000 枚 ATM 用カレンダー付き啓発カード 135,000 枚 高校生向け消費者教育副読本 「Caution!(コーション)高校生なら知っておきたい!“これからを生きる”応援ブック」39,000 部 パワーポイント版 CD-ROM 25 枚 悪質商法被害防止共同キャンペーンの実施 -9- ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ・特別電話相談「若者トラブル 110 番」の設置 平成 28 年 1 月 21 日(木)~22 日(金)午前 9 時から午後 6 時まで(相談件数 4 件) ・特別電話相談「高齢者トラブル 110 番」の設置 平成 27 年 9 月 17 日(木)~18 日(金)午前 9 時から午後 6 時まで(相談件数 19 件) 平成 28 年 2 月 18 日(木)~19 日(金)午前 9 時から午後 6 時まで(相談件数 19 件) 多重債務無料相談会の実施 国の多重債務相談強化キャンペーンに応じ、県弁護士会、司法書士会、国、市町村や関係機関と の連携により開催 ・時期 平成 27 年 11 月~12 月(相談件数 18 件) ・会場 8 か所(参加 11 市町村) 展示・閲覧室 消費生活関連 DVD・図書の閲覧及び貸出し、パネルの展示 報道機関を通じての情報提供(新聞、テレビ、ラジオ) ホームページでの情報提供 消費者被害情報や相談事例、クーリング・オフの方法、相談の受付状況などを提供 [参考1]ホームページで注意を呼びかけた消費者被害情報、注意喚起等 13 件 (県消費生活センター) [参考2]ホームページで提供した相談事例 時 期 テーマ 4 月 プロバイダ変更勧誘トラブル 5 月 知人に頼まれて…名義貸しのトラブル 当選番号を事前に教えると言われて…ロト 6 などの数字選択式宝く 6月 じのトラブル 7 月 ワンクリック請求の二次被害 8 月 個人情報の削除を持ちかける電話 9 月 判断力不十分者の契約 10 月 架空請求のトラブル *メール、ハガキ ⑰ 11 月 クーリング・オフ出来ないの? テレビショッピングのトラブル 12 月 1月 2月 3月 互助会契約の解約 怪しい投資話の二次被害 定期購入になっていた健康食品 結婚相手紹介サービスのトラブル 消費生活センターの周知に向けた広報活動 マスコミ等の活用により、身近な消費生活相談窓口としての消費生活センターの周知を図った。 (消費者行政課と共同実施) 時 期 取 組 内 容 9月 新聞への記事広告掲載 2月 ラジオ番組内での注意喚起 - 10 - (4) 消費生活相談の受付状況 ① 相談件数 平成27年度の相談件数は6,060件で、平成26年度(5,953件)と比べ107件の増加と なった。その内訳は、苦情相談が5,799件(95.7%)、問い合わせ、要望が261件 (4.3%)である。 相談方法別では、電話による相談が5,785件(95.5%)、来所による相談が249件 (4.1%)、手紙や電子メールなどの文書による相談が26件(0.4%)と電話による 相談が大部分を占めている。 (件数) 図1 消費生活相談年次推移(過去20年間) 20,000 18,000 問い合わせ、要望 16,000 苦情相談 14,000 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 (年度) 年 度 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 相談件数合計 4,240 4,359 4,855 4,926 5,710 6,930 9,909 14,910 17,400 11,103 年 度 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 相談件数合計 8,699 8,139 6,663 6,640 7,029 6,623 6,410 6,491 5,953 6,060 表1 相 談 方 法 別 件 数 27 年 度 26 年 度 合 計 来 所 電 話 文 書 合 計 来 所 電 話 文 書 合 計 6,060 249 5,785 26 5,953 232 5,681 40 苦 情 5,799 242 5,531 26 5,656 224 5,392 40 -11- 問合せ 261 7 254 0 296 8 288 0 要 望 0 0 0 0 1 0 1 0 ② 相談者(契約当事者)の属性 相談者(契約当事者)の男女別(図2)でみてみると、男性が3,188件(52.6%)、女性が 2,534件(41.8%)、その他(団体等、不明)が338件(5.6%)となっている。 職業別(図3)では、給与生活者2,537件(41.9%)が最も多く、次いで無職1,195件(19.7%)、 家事従事者875件(14.4%)、学生234件(3.9%)、自営・自由業134件(2.2%)、その他(団体等、 不明)1,085件(17.9%)となっている。 年代別(図4)では、60歳代が901件(14.9%)、40歳以上が896件(14.8%)、50歳代が835件 (13.8%)、30歳代が721件(11.9%)となっている。また,65歳以上は1,184件(19.5%)となって いる。 図2 男女別相談件数 男 その他 338件 5.6% 女 その他 女 2,534件 41.8% 男 3,188件 52.6% 総相談件数 6,060件 その他 1,085件 17.9% 給与生活者 図3 職業別相談件数 無職 自営・自由業 134件 2.2% 家事従事者 学生 学生 234件 3.9% 自営・自由業 給与生活者 2,537件 41.9% 家事従事者 875件 14.4% 無職 1,195件 19.7% その他 総相談件数 6,060件 図4 年代別相談件数 件数 1,500 1,245 896 1,000 835 721 901 1,184 779 495 500 188 0 20歳代未 満 20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代 70歳代以 上 不明 65歳以上 ③ 相談内容 ア 相談分類別件数の内訳 商品・役務(サービス)別相談件数(図5)を見てみると、商品に関する相談は1,815 件(30.0%)、役務に関する相談は3,976件(65.6%)となっている。 商品や役務に属さない相談(近隣関係、慣習、しきたり等)は269件(4.4%)となっ ている。 -12- 図5 商品・役務別相談件数 他の相談 269件 4.4% 商品 1,815件 30.0% 商品 役務 他の相談 役務 3,976件 65.6% 総相談件数6,060件 イ 相談内容別件数 相談内容の比率(図6)でみてみると、最も多い相談内容は「契約・解約」(39.1%)で、 「販売方法」(30.9%)、「品質・機能・役務品質」(8.8%)、「接客対応」(7.2%)、 「価格・料金」(7.2%)となっている。 図5 相談内容別件数 法規・基準 207 件 1.8% 表示・広告 198件 1.7% 安全・衛生 87件 0.7% 買い物相談他, 309件 2.7% 価格・料金 837 件 7.2% 契約・解約 4,547件 39.1% 接客対応 841件 7.2% 契約・解約 販売方法 品質・機能・役務品質 接客対応 価格・料金 法規・基準 表示・広告 安全・衛生 買い物相談他 相談内容延件数 11,643件 品質・機能・ 役務品質 1,021件 8.8% ※相談件数1件で複数の内容があるため、 受付件数6,060件より多くなっている 販売方法 3,596件 30.9% ウ 相談の多い商品・役務 相談の多い商品・役務は以下(表2)のとおりである。 表2 相談の多い商品・役務上位10品目 順位 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 平成27年度 インターネット情報 インターネット接続回線 商品一般 消費者金融(サラ金) 不動産貸借 工事・建築 四輪自動車 健康食品 携帯電話サービス 修理サービス 件数 順位 平成26年度 1,545 1 インターネット情報 466 2 商品一般 341 3 インターネット接続回線 183 4 消費者金融(サラ金) 167 5 工事・建築 157 6 不動産貸借 148 7 四輪自動車 122 8 ファンド型投資商品 120 9 携帯電話サービス 58 10 複合サービス会員 -13- 件数 1,364 415 333 205 181 167 135 118 81 66 ④ 特殊販売(訪問販売等)に関する相談 特殊販売(訪問販売・通信販売・電話勧誘販売・その他無店舗販売など)に関する相談は 3,252件(全相談の53.7%)である。平成26年度(2,986件)に比べると266件(8.8%)の増 加となった。 内訳は、SF商法(注)やアポイントメントセールス(注)などを含む訪問販売が338件 (10.4%)、サイト利用料の架空請求などを含む通信販売が2,372件(72.9%)、電話勧誘販 売が442件(13.6%)である。 (注)SF商法、アポイントメントセールスの用語説明は、16ページの表7を参照 図7 相談件数と特殊販売件数の推移 件 数 20,000 18,000 17,400 相談件数 16,000 14,000 13,490 12,000 11,123 特殊販売 11,103 うち訪問販 売 10,000 8,699 8,139 8,000 6,663 3,907 6,491 6,410 3,229 2,353 2,182 1,349 1,213 992 759 16 17 18 2,092 852 472 747 5,953 6,060 3,152 3,899 3,387 4,000 0 6,623 5,607 6,000 2,000 7,029 6,640 641 435 19 3,004 3,113 2,972 2,812 2,938 2,986 1,917 2,021 2,003 1,798 1,877 2,073 595 20 576 21 492 322 397 314 305 22 23 24 448 484 437 414 25 26 うち通信販 売 うち電話勧 誘販売 2,372 423 442 368 338 27 年度 表3 特殊販売に係る販売購入形態別件数 販売購入形態 平成27年度 件(%)平成26年度 件(%)前年度比 総 件 数 6,060 5,953 107 うち特殊販売 3,252 (100.0%) 2,986 (100.0%) 266 訪問販売 338 (10.4%) 368 ( 12.3%) △ 30 通信販売 2,372 ( 72.9%) 2,073 ( 69.4%) 299 内 マルチ取引 38 ( 1.2%) 60 ( 2.0%) △ 22 電話勧誘販売 442 ( 13.6%) 423 ( 14.2%) 19 ネガティブ・オプション 11 ( 0.4%) 14 ( 0.5%) △ 3 訳 訪問購入 37 ( 1.1%) 23 ( 0.8%) 14 その他無店舗 14 ( 0.4%) 25 ( 0.8%) △ 11 -14- 件 (%) ( 101.8) ( 108.9) ( 87.4) ( 114.4) ( 63.3) (104.5) ( 78.6) ( 160.7) ( 56.0) 表4 販売購入形態・年代別相談件数 (件) マルチ 合 計 店舗購入 訪問販売 通信販売 取引 電話勧 誘販売 ネガティ ブ・オプ ション その他 訪問購入 無店舗 不明・ 無関係 計 6,060 1,150 338 2,372 38 442 11 37 14 1,658 20 歳 未 満 188 12 11 140 1 1 1 0 0 22 20 歳 代 495 123 24 252 5 23 0 4 0 64 30 歳 代 721 139 47 388 3 32 0 1 0 111 40 歳 代 896 156 38 444 5 55 1 1 4 192 50 歳 代 835 172 24 390 5 71 2 5 1 165 60 歳 代 901 164 37 354 6 101 2 6 2 229 70 歳 以 上 779 104 94 145 6 94 3 14 4 315 1,245 280 63 259 7 65 2 6 3 560 65 歳 以 上 1,184 〔用語の説明〕 マルチ取引 175 111 290 8 141 4 16 5 434 合 不 明 ……商品を購入し、自分もまた商品の買い手を探し、加入者を増やしていくも の ネガティブ・オプション ……注文していないのに一方的に商品と請求書を送りつけてくるもの その他無店舗 ……展示販売等 ⑤ 若者、高齢者(契約当事者)の相談傾向 ア 若者の相談 20歳代までの若者からの相談は683件(図4)で、平成26年度(646件)より37件増加した。 販売方法別(表4)では、通信販売392件、店舗購入135件、訪問販売35件、電話勧誘販売24件、 マルチ取引6件、ネガティブ・オプション1件、その他無店舗0件、不明・無関係86件となって いる。 トラブルとして多かった商品は以下(表5)のとおりである。 表5 若者の相談上位10品目 順位 平成27年度 1 インターネット情報 2 件数(件) 平成26年度 順位 件数(件) 271 1 インターネット情報 インターネット接続回線 32 2 不動産貸借 35 3 不動産貸借 30 3 四輪自動車 23 4 四輪自動車 29 4 消費者金融(サラ金) 22 5 商品一般 19 5 テレビ放送サービス 21 6 テレビ放送サービス 19 6 インターネット接続回線 17 7 エステティックサービス 18 7 商品一般 15 8 消費者金融(サラ金) 16 運動ぐつ 10 9 健康食品 15 財布類 10 10 携帯電話サービス 12 8 10 -15- エステティックサービス 272 9 イ 高齢者の相談 65歳以上の高齢者からの相談(図4)は1,184件で、平成26年度(1,260件)より76件減少した。 販売方法別(表4)では、通信販売290件、店舗購入175件、電話勧誘販売141件、訪問販売111件、 訪問購入16件、マルチ取引8件、ネガティブ・オプション4件、その他無店舗販売5件、 不明・無関係434件となっている。なお、高齢者のうち70歳以上の相談は779件で、通信販売 (145件)と電話勧誘販売(94件)、訪問販売(94件)が相談の約4割を占めている。 トラブルとして多かった商品は以下(表6)のとおりである。 表6 高齢者の相談上位10品目 平成27年度 順位 平成26年度 順位 件数(件) 件数(件) 1 インターネット情報 196 1 商品一般 156 2 商品一般 113 2 インターネット情報 127 3 インターネット接続回線 111 3 ファンド型投資商品 79 4 健康食品 40 4 インターネット接続回線 76 5 工事・建築 37 5 健康食品 43 6 ファンド型投資商品 35 6 工事・建築 39 7 消費者金融(サラ金) 29 7 消費者金融(サラ金) 22 8 ふとん類 21 8 ふとん類 21 9 修理サービス 20 9 他の行政サービス 17 10 他の行政サービス 18 10 鮮魚 16 ⑥ 「問題商法」に関する相談状況 販売方法に問題があるいわゆる「問題商法」のうち相談件数が多く寄せられている手口は以下 (表7)のとおりである。 表7 商法・販売手口別件数 (件) 平成27年度 平成26年度 問 題 商 法 用 語 の 説 明 不 2,006 うち架空請求 724 538 根拠のない架空の請求をして、支払わせようとするもの 法 243 263 るもの サイドビジネス商法 58 料 請 二重請求、不当な取り立て等。架空請求、ワンクリック請求を含 1,872 む。 求 無 当 商 無料をセールストークや広告に使い、商品やサービスを売りつけ 「サイドビジネスになる」等をセールストークに何らかの契約を 66 させるもの 二 次 被 害 139 次 々 販 売 69 53 一人の消費者に次から次へと商品やサービスを売りつけるもの 利 殖 商 法 41 67 利殖になることを強調して投資や出資の契約させるもの アポイントメントセールス 36 31 に商品を売りつけるもの 当 選 商 法 24 12 別扱いであるように思わせて契約させるもの S F 商 法 6 5 つけるもの 点 検 商 法 7 4 フォームなどを契約させるもの 104 一度被害にあった人を再び勧誘し、被害を与えるもの 電話で事務所やファミリーレストランなどに呼び出し、言葉巧み 「当選した」「景品が当たった」「あなただけ選ばれた」など特 人を集め日用品等を無料で配り、雰囲気を盛り上げて商品を売り 点検を口実に家に上がり込み、不安をあおって、ふとんや住宅リ -16- ⑦ 「危害」・「危険」に関する相談状況 平成27年度の相談件数は62件(図8)で平成26年度(104件)に比べ42件の減少となり、 その内容は「危害」48件、「危険」14件である。 「危害」は商品などにより人身事故(けが)が起こった場合をいい、相談状況は表8の とおりである。 「危険」は商品などにより危害に至っていないが、人身事故のおそれがあるものをいい、 相談状況は表9のとおりである。 図8 危害・危険に係る相談件数 ( 件 数 ) 危害 危険 90 82 80 76 73 70 64 63 60 54 50 53 52 61 57 50 49 48 41 40 35 30 30 20 34 32 31 30 28 25 19 14 10 0 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 (年度) 表8 危害(人身に危害が及んだもの)の相談状況(平成27年度) 分 類 商品・役務名 内 容 ショッピングセンターの出入り口の段差に躓き、押していた買い物 カートが倒れて怪我をした コンビニの床にヨーグルトがこぼれていた為、滑って転倒し足をひ 商品一般(3) ねった 店を出る時閉まりかけた自動ドアに手がぶつかり帰宅してから痛く なった 娘が、玉子とウインナーの炒めものを食べようとして、玉子を口に入 乳卵類 (1) れたら、食器用洗剤の臭いがして口の中が痺れ、唇が腫れた 高校生の娘がネット注文したサプリメントを飲んで下痢をした 飲 料(2) スーパーで購入した豆乳を飲んだ後、唇が痺れ、痛みが出た コンビニで購入した鳥のから揚げを齧ったら固い骨が入っていて歯が 痛くなった さばの味噌煮缶を食べたら、中にホチキスの針が入っており、歯茎に 調理食品(4) 刺さった ハンバーガーを食べたら具合が悪くなり、店に申し出た 妹が、購入したおにぎりを食べたら中に50円玉が入っていて歯を傷 食料品 めた (14) ネットでサプリメントを購入した。1回のモニターのつもりが定期購 入だった。体に合わない 1年前に新聞広告を見て口臭予防の無料サプリメントを申し込み飲ん だら吐き気がして断った 当社で販売している栄養補助食品を子供に飲ませたらお腹をこわし 健康食品(7) た、という相談が入っているか。 テレビを見て健康食品の無料サンプルを申し込んだら、一緒に1か月 分の商品が代引き配達で届いた。飲んだら下痢をした ネットでサプリメントを注文し定期購入することにしたが、顔面や喉 が痒くなった -17- 食料品 住居品 (6) 被服品(2) 保健衛生品 (2) 保健衛生品 (3) 教養娯楽品 (2) 車両・乗り 物(1) 土地・建 物・設備(4) 教養・娯楽 サービス(2) 保健・福祉 サービス (7) 他の役務 (2) テレビショッピングで痩せると謳っていたサプリメントを購入した が、体に合わない 健康食品 顆粒状の健康食品を飲んでいるが、昨年秋から喉に違和感がある。健 康食品の中の乾燥材の包装紙が破れていた 食器・台所用品 息子がガラス容器を片付けようと蓋をして持ち上げた途端、容器が破 (1) 損し人差し指の腱を損傷した 空調・冷暖房機 エアコンの設置工事が原因で、部屋の壁にかびが生えた 器(1) テレビショッピングで購入した、マットレスを使ったら、首や肩が痛 家具・寝具(1) くなり頭痛もしてきた 照明器具(1) 家電量販店でLEDの蛍光灯を購入し使用してみたら、眼が痛くなる ドラッグストアで買った衣類用防虫剤を開封したら急に涙が出て、く しゃみ、鼻水がとまらなくなった 他の住居品(2) 1年前に購入したプラスチック製のバスケットの素材の始末が悪く、 鋭利にとがっていて足指のけがをした。 洋装下着(1) テレビ通販で婦人下着を購入し、着用したら肌が赤くなり湿疹がでた 1年前に購入した運動靴を履いて歩行中転倒し、左足小指を剥離骨折 履物(1) した。靴底が剥がれた事が原因だと思う テレビ通販で関節痛を緩和する薬を購入し服用したら、かえって痛み 医薬品(1) がひどくなった 医療コルセットを購入し梱包を開封したら接着剤の臭いが充満しその 医療用具(1) 後全身に湿疹が出るようになった 蓄電式電気湯たんぽを充電中に、湯たんぽが破裂し内容物が漏れて、 左太ももと左手にかかり火傷した 他の保健衛生 蓄電式電気湯たんぽを充電中に、湯たんぽが破裂し内容物が漏れて、 品(3) 右太ももにかかり火傷した ベビー用の温水おしり洗浄器の、水を入れる容器が熱で変形するほど 熱くなっていて、本体は電源が入らなくなってしまった 電話機・電話機 娘が、スマホの保護フィルムの端で右手の親指の第一関節より下の部 用品(1) 分を切ってしまった スポーツ用品 TV通販でダイエット器具を購入。返品できる条件を確認して返品し (1) たのに、使用料の請求を受けた 2年前に車を購入し走行中にタイヤが軸から外れその時の衝撃で右手 自動車(1) を捻挫した。リコール対象車だった 築2年の自宅の畳にダニが発生し、体を刺されアレルギーの症状に悩 戸建住宅(2) まされた。 2年前に住宅を新築した。1年も経たない内に色々不具合が出て来た 3年前に磁気活水器を販売を購入したお客様から、機械の効果が無い 他の住宅設備 と言われている (2) 隣家で設置している自家発電装置により24時間、振動と騒音、電磁 波による影響を受け、精神的、身体的に異常を来たした 宿泊施設(1) 半年前に宿泊したホテルの階段で転んで足を捻挫した 花火大会のマス席が禁煙席だったのに、喫煙所が近くにあり、煙が来 観覧・鑑賞(1) て子供の喘息がひどくなった 美容クリニックで顔の肌の荒れとシミを直すためにレーザー治療をし て、処方された塗り薬を塗ったら炎症を起こしシミが濃くなった 病院で栄養剤を注入するため、医師が胸に針を刺した。その際、誤っ て針が肺まで到達したらしく、肺に穴が開く病気になった 昨年リフトアップ注射を受けたことが原因と思われるアレルギー症状 医 療(6) が全身や口腔内に出ている 通院している歯科医は、治療の際の説明もなく、短期間で何度も歯石 取りをし、今では歯並びが変わってしまった 処方された薬の服用方法を調剤薬局が間違えていた 昨年カイロプラクティックの施術を受けてから、頭痛とめまいが酷い 19歳の姪が美容院に行き、サービスでマッサージをしてもらったと 理美容(1) ころ、施術が強すぎて首と肩が痛くなり病院を受診した 食べ放題の店で使ったケチャップが腐敗していた 外食・食事宅 昨夜、居酒屋で牛のサイコロステーキと焼き鳥、つぶ貝の刺身を食べ 配(2) たら、明け方4時頃から腹痛に襲われ、下痢になった -18- 表9 危険(危害には至っていないが人身事故のおそれがあるもの)の相談状況(平成27年度) 分 類 商品・役務名 穀類(2) 食料品 (5) 内 容 店舗でアンパンを購入したら、中に歯のような物が入っていた 先日、子供がパンを食べたところ、プラスチックのようなものが入っ ていた。すぐに吐き出したのでけがはしていない 野菜・海草(1) スーパーで購入した豆腐に、1センチほどの針金が入っていた 油脂・調味料 (1) レトルト調味料を開封したら、針金が入っていた 巻き寿司を購入し家で食べたところガラスの破片のようなものが入っ ていた。すぐに吐き出したのでけがはしていない 10年前に購入したシステムキッチンの飾りの部分が落ちた。修理に 食生活機器(1) 5-6万円かかる ドラム式洗濯機の取出し口のゴムパッキンの周りから針金が出てい 洗濯・裁縫用具 住居品(3) (1) た。怪我はしなかったが中に入っていたセーターの袖が切れていた 整理タンスの引き出しを開けたらそのまま自分側に倒れて来た。危険 家具・寝具(1) なのでメーカーに引き取りを依頼した パソコン・パ スマートウオッチをネットで購入。充電をしたら熱くなり文字盤の液 ソコン関連用 晶の一部が黒くなった 教養娯楽品 品(1) (3) 朝まで充電したスマホを充電器から外して持ち出した。帰宅後、充電 電話機・電話機 器の内部が見えるくらい焦げて外側の部分が溶けていた 用品(2) スマホを充電中に発熱して、スマホと充電器の差し込み口が溶けた 知人が車に乗っていて、急ブレーキを踏んだ瞬間にエアバッグが開い てしまった 車両・乗り 自動車(2) 物(2) テレビショッピングで、車のサンバイザーにつける「日よけ」を購入 した。短期間で留め具が破損した 外壁工事の契約をしたが、足場を組む際に事業者の不手際で灯油タン 土地・建 戸建住宅(1) 物・設備(1) クのふたが開き、灯油が全部漏れていた 調理食品(1) ⑧ 「多重債務」に関する相談状況 平成27年度の相談件数は161件で、平成26年度(174件)と比べ13件減少した。 県及び市町村、弁護士会、司法書士会が、平成27年11月から12月に県下8カ所において 共同で開催した多重債務者対策相談会に連携して取り組んだ。 H27年度 月別受付件数 件 数 50 21 9 11 7 5 6 7 16 9 15 16 12 13 8 9 10 11 12 H28.1 15 17 0 H27.4 2 3 受付月 年代別受付件数 年代 10歳代以下 20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代以上 不明 計 過去6カ年の年間相談件数 件数 0 18 29 28 22 32 32 161 1000 件 数 639 398 283 205 174 161 23 24 25 26 27 年度 0 22 -19- (5) 相談への対応状況 契約をめぐるトラブルについては、基本的には当事者間で解決されることを原則としてお り、相談対応の約8割が具体的な解決方法の助言である。 当事者間での解決が困難な場合には、助言を行うとともに、事業者団体や弁護士会等の相 談窓口を紹介するほか、必要に応じて、センターであっせん行うこと等により解決を図るこ ととしており、27年度のあっせん件数は185件で、そのうち解決件数164件となっている。 【参考】相談への対応状況(H27.5月末現在) 年 度 平成27年度 平成26年度 相談合計 6,060 (100%) 5,953 (100%) 助言(自主交渉) 4,632 (76.4%) 4,453 (74.8%) あっせん 185 (3.1%) 141 (2.4%) うち解決 164 (2.7%) 132 (2.2%) 他機関紹介 141 (2.3%) 204 (3.4%) その他情報提供 1,042 (17.2%) 1,076 (18.1%) 処理不能 26 (0.4%) 39 (0.6%) 処理不要 34 (0.6%) 40 (0.7%) 注: ◯ 助言…トラブルに対して、自主解決の方法をアドバ イスした場合 (例)クーリング・オフの仕方、架空請求 での連絡不要を助言 ◯ 他機関紹介…センターの業務の範囲でない相談のた め、本来機関を紹介した場合(例)賃金不払い→労働基 準監督署 ◯ その他情報提供…トラブル発生以前の紹介等で、ア ドバイスや情報提供をしても助言に該当しない場合 ○ 処理不能…何らかの物理的理由(連絡不能等)で処理 できなかった場合 (6) 弁護士相談の実施状況 月1回及び緊急相談が必要な場合に実施 相談件数69件 (7) 県内消費生活センター相談員等研修の実施状況 消費生活相談員の資質向上と情報交換を目的として開催した。 回 月 日 テーマ 講 師 独立行政法人国民生活セン ター紛争解決委員会事務局 1 6月18日(木)国民生活センターADRについて 電話対応基本研修 ~顔が見えない電話対応の基本 株式会社NTTソルコ 2 9月14日(月) を学び、実践トレーニングで身につける~ 新潟営業所 3 10月8日(木) クレーマー対応スキル向上研修~クレームを「信 頼」につなげる対応力と組織力~ 株式会社NTTソルコ 新潟営業所 相談現場における製品の安全性に係わる法律の考え 4 12月2日(水) 弁護士 中村 忠史 方 (8) 商品テストの実施状況 平成27年度の商品テストは、実施しなかった。 独立行政法人国民生活センターへ2件依頼した。 時 期 機 関 名 内 容 平成28年3月 (独)国民生活センター 電気蓄熱式湯たんぽ 同上 同上 紙コップ (9) 市町村支援事業 ・市町村専用相談ホットラインの設置 受付件数 延199回 -20- (10) 持込食材の放射性物質検査の実施状況について ① 検査場所 地区 検 査 場 所 検査開始日 下越 新潟県消費生活センター(新潟市) H24 年 2 月 22 日 中越 社団法人 新潟県環境衛生中央研究所(長岡市) H24 年 2 月 22 日 上越 一般財団法人 上越環境科学センター(上越市) H24 年 2 月 29 日 ※平成27年度から上越は受付のみで、検査は新潟で実施した。 ② 検査方法 ○ 簡易型ガンマ線スペクトロメータ(NaI(TI)シンチレーション検出器)によ る簡易検査 ○ 検査核種:セシウム 134、セシウム 137 ○ 計測時間:1,200 秒 ③ 検査対象 ○ 県内在住の消費者が自家消費する食材を対象 ④ 検査結果(平成 28 年 3 月末日まで) ア 検査件数 平成 26 年度は稼働日数 244 日で 25 件の検査を行った。 区 分 合 計 下越 中越 総検査件数 25 23 2 稼動日数 486 243 243 日平均検査件数 0.05 0.09 0.01 イ 申込者地域別件数 申込者の居住地は、新潟市が 13 件と一番多く、次いで三条市の順となった。 申込者居住地 検査件数 新 潟 市 13 上 越 市 1 三 条 市 4 市 1 十 日 町 見 附 市 1 村 上 市 2 五 泉 市 1 市 1 町 1 計 25 南 阿 合 魚 沼 賀 - 21 - ウ 食材別検査件数 検査品目は米、山菜類、きのこ類の順で多くなっており、検査数の上位 3 品目で約7割を占めた。 品 目 米(餅糠含む) 農産物 山菜類 きのこ類 畜産物 水産物 飲料水 お茶 牛乳・幼児食 加食・その他 合 計 検査件数 うち検出せず 8 8 1 1 4 4 5 2 0 2 2 0 1 1 0 4 3 25 21 検出 うち暫定規制値超 3 0 1 4 0 0 食材別構成比(%) 加食・その他 16% お茶 4% 米(餅糠含む) 32% 水産物 8% きのこ類 20% 山菜類 16% 農産物 4% エ 産地又は採取地等別検査件数 検査食材の産地等は約半分が県内で新潟市、阿賀町が多かった。セシウム が検出された食材は県内、県外ともに 3 件だった。 (ア) 県内・県外 地区 県内 県外 検査件数 13 12 うち検出せず 11 10 検出 2 2 - 22 - うち暫定規制値超 0 0 (イ) 県内市町村別 市 町 村 名 新 潟 市 検査件数 3 うち検出せず 3 検出 うち暫定規制値超 1 0 三 条 市 1 1 柏 崎 市 1 1 魚 沼 市 2 1 南 魚 沼 市 1 1 阿 町 4 3 1 0 計 12 10 2 0 賀 合 ⑤ ゲルマニウム半導体検出器を用いた確定検査の状況 ア 確定検査の対象 簡易型ガンマ線スペクトロメータ(NaI(TI)シンチレーション検出器)に よる簡易検査で、平成 24 年 4 月 1 日からの「新基準値」の一般食品 100 ベクレル/kg の 1/2 を目安に実施した。 イ 確定検査等の状況 品 目 ならたけ 産 地 魚沼市 測 定 結 果 分 セシウム 134 検出下限値 セシウム 137 区 検出下限値 確定検査 2.6 2.0 36.0 1.9 簡易検査 不検出 7.2 35.6 5.8 ⑥ 検査件数の年度別推移 600 500 78 400 152 上越 300 長岡 新潟 200 100 67 36 301 22 28 107 82 0 H23 H24 H25 - 23 - 8 3 29 H26 2 23 H27 0 - 24 - 資 料 編 資料1 商品・役務(分類)別販売購入形態相談件数(全体) 平成26年 平成27年 度合計 度合計 店舗購入 訪問販売 通信販売 分 類 商 品 ネガティブ オプション 訪問購入 その他無 不明・ 店舗販売 無関係 341 41 8 49 3 3 2 13 0 222 B食 料 品 294 299 83 5 88 15 39 3 0 2 64 C住 居 品 216 202 59 29 61 4 1 0 0 1 47 D 光熱水品 20 25 11 1 0 0 0 0 0 0 13 E被 服 品 244 202 34 10 122 2 1 2 15 1 15 121 99 23 13 36 5 2 0 0 2 18 370 325 75 37 132 1 5 3 1 0 71 187 206 126 1 51 0 0 0 7 1 20 124 107 17 27 4 0 0 0 0 0 59 16 9 1 0 4 0 0 0 0 0 4 2,007 1,815 470 131 547 30 51 10 36 7 533 保 健 衛 生 品 教 養 G 娯 楽 品 車 両 ・ H 乗 り 物 土地・建 I 物・設備 F K ク リ ー ニ ン グ 15 18 13 3 2 0 0 0 0 0 0 L レンタル・ リース・貸借 203 205 149 10 2 0 0 0 0 0 44 M 工事・建 築・加工 185 157 49 26 2 0 0 0 0 0 80 N 修理・補修 65 64 30 13 9 0 0 0 0 0 12 O 管理・保管 6 7 4 0 0 0 0 0 0 0 3 計 474 451 245 52 15 0 0 0 0 0 139 P 役務一般 72 34 0 31 0 0 1 0 0 0 2 509 429 124 20 37 3 17 0 0 2 226 1,946 2,347 144 72 1,601 1 341 1 1 2 184 39 31 9 7 0 0 0 0 0 0 15 164 133 36 2 37 3 5 0 0 1 49 Uサービス 147 152 83 7 1 0 0 0 0 0 61 V 他の役務 299 317 37 15 116 0 27 0 0 2 120 W 内職・副業・ ね ず み 講 15 25 1 1 18 1 0 0 0 0 4 X 他の行政 サービス 42 57 1 0 0 0 0 0 0 0 56 3,233 3,525 435 155 1,810 8 391 1 1 7 717 239 269 0 0 0 0 0 0 0 0 269 5,953 6,060 1,150 338 2,372 38 442 11 37 14 1,658 金融・保険 Qサービス 運輸・通信 Rサービス 教 育 Sサービス 教養・娯楽 Tサービス 保健・福祉 計 Z 他 の 相 談 合 電 話 勧 誘 販 売 415 計 役 務 マルチ・マ ルチまがい A 商品一般 J 他の商品 商 品 関 連 販売購入形態 計 -25- 資料2 商品・役務(分類)別販売購入形態相談件数(若者) 平成26年 平成27年 度合計 度合計 店舗購入 訪問販売 通信販売 分 類 商 品 ネガティブ オプション 訪問購入 その他無 不明・ 店舗販売 無関係 19 1 0 4 1 0 1 1 0 11 B食 料 品 7 23 3 1 13 1 1 0 0 0 4 C住 居 品 14 6 1 3 1 0 0 0 0 0 1 D 光熱水品 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 E被 服 品 53 33 3 2 27 1 0 0 0 0 0 10 11 1 2 6 2 0 0 0 0 0 24 25 5 2 10 0 0 0 0 0 8 31 32 19 0 6 0 0 0 3 0 4 3 2 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 157 152 33 11 67 5 1 1 4 0 30 保 健 衛 生 品 教 養 G 娯 楽 品 車 両 ・ H 乗 り 物 土地・建 I 物・設備 F K ク リ ー ニ ン グ 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 L レンタル・ リース・貸借 37 35 32 0 1 0 0 0 0 0 2 M 工事・建 築・加工 3 5 4 0 0 0 0 0 0 0 1 N 修理・補修 3 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 O 管理・保管 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 計 45 41 36 0 2 0 0 0 0 0 3 P 役務一般 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 35 23 10 1 3 1 0 0 0 0 8 325 350 15 21 279 0 22 0 0 0 13 4 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 21 23 8 1 9 0 0 0 0 0 5 Uサービス 17 27 23 0 0 0 0 0 0 0 4 V 他の役務 17 36 6 1 26 0 1 0 0 0 2 W 内職・副業・ ね ず み 講 2 7 1 0 6 0 0 0 0 0 0 X 他の行政 サービス 2 4 0 0 0 0 0 0 0 0 4 424 473 66 24 323 1 23 0 0 0 36 20 17 0 0 0 0 0 0 0 0 17 646 683 135 35 392 6 24 1 4 0 86 金融・保険 Qサービス 運輸・通信 Rサービス 教 育 Sサービス 教養・娯楽 Tサービス 保健・福祉 計 Z 他 の 相 談 合 電 話 勧 誘 販 売 15 計 役 務 マルチ・マ ルチまがい A 商品一般 J 他の商品 商 品 関 連 販売購入形態 計 -26- 資料3 商品・役務(分類)別販売購入形態相談件数(高齢者) 平成26年 平成27年 度合計 度合計 店舗購入 訪問販売 通信販売 分 類 商 品 ネガティブ オプション 訪問購入 その他無 不明・ 店舗販売 無関係 113 10 2 10 0 1 1 5 0 84 B食 料 品 126 89 14 3 12 4 25 2 0 1 28 C住 居 品 62 67 15 17 17 1 1 0 0 1 15 D 光熱水品 5 4 2 0 0 0 0 0 0 0 2 E被 服 品 32 32 6 4 8 0 0 1 9 0 4 48 36 6 9 9 2 1 0 0 1 8 80 53 15 12 5 0 4 0 1 0 16 13 17 13 1 2 0 0 0 0 0 1 31 17 3 5 0 0 0 0 0 0 9 5 3 0 0 1 0 0 0 0 0 2 558 431 84 53 64 7 32 4 15 3 169 保 健 衛 生 品 教 養 G 娯 楽 品 車 両 ・ H 乗 り 物 土地・建 I 物・設備 F K ク リ ー ニ ン グ 2 6 4 2 0 0 0 0 0 0 0 L レンタル・ リース・貸借 12 7 4 0 0 0 0 0 0 0 3 M 工事・建 築・加工 39 37 10 11 0 0 0 0 0 0 16 N 修理・補修 15 21 8 9 3 0 0 0 0 0 1 O 管理・保管 0 2 1 0 0 0 0 0 0 0 1 計 68 73 27 22 3 0 0 0 0 0 21 P 役務一般 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 162 123 27 14 6 1 10 0 0 1 64 241 357 19 13 205 0 84 0 1 0 35 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 26 18 4 0 4 0 3 0 0 0 7 Uサービス 42 43 12 3 1 0 0 0 0 0 27 V 他の役務 77 49 2 6 6 0 12 0 0 1 22 W 内職・副業・ ね ず み 講 1 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 X 他の行政 サービス 17 18 0 0 0 0 0 0 0 0 18 568 609 64 36 223 1 109 0 1 2 173 66 71 0 0 0 0 0 0 0 0 71 1,260 1,184 175 111 290 8 141 4 16 5 434 金融・保険 Qサービス 運輸・通信 Rサービス 教 育 Sサービス 教養・娯楽 Tサービス 保健・福祉 計 Z 他 の 相 談 合 電 話 勧 誘 販 売 156 計 役 務 マルチ・マ ルチまがい A 商品一般 J 他の商品 商 品 関 連 販売購入形態 計 -27- 資料4 商品・役務(分類)別内容別相談件数(全体) う ち 苦 情 件 数 受 付 件 数 分 類 安 品 法 価 計 全 質 規 格 量 ・ ・ ・ ・ ・ 衛 機 基 料 量 生 能 準 金 目 内容別相談件数(延べ) 表 販 契 接 約 示 売 客 ( ・ 解 方 対 広 約 ) 告 法 応 包 施 装 設 ・ ・ 容 設 器 備 買 生 物 活 相 知 談 識 そ の 計 他 A 商品一般 341 317 3 31 21 16 0 17 202 151 41 0 4 1 0 0 487 B食 料 品 299 279 29 102 12 28 2 52 149 164 45 2 0 1 1 0 587 C住 居 品 202 193 10 105 15 37 0 12 81 125 43 3 0 1 1 0 433 D 光熱水品 25 19 1 7 2 12 0 2 4 7 4 0 0 3 0 0 42 E被 服 品 商 保 健 F 衛 生 品 品 教 養 G 娯 楽 品 車 両 ・ H 乗 り 物 土地・建 I 物・設備 202 195 4 54 3 17 0 13 132 167 44 0 0 1 1 0 436 99 95 6 36 3 12 0 3 59 66 19 0 0 1 0 0 205 325 318 6 90 12 39 1 26 184 260 56 0 0 2 1 0 677 206 200 4 78 13 45 0 11 76 169 67 0 0 0 0 0 463 107 101 2 36 8 23 0 2 41 66 22 0 0 0 0 1 201 J 他の商品 9 9 0 4 1 1 0 0 7 6 0 0 0 0 0 0 19 1,815 1,726 65 543 90 230 935 1,181 341 5 4 10 4 1 3,550 計 K ク リ ー ニ ン グ 3 138 18 18 0 12 2 2 0 1 3 15 10 0 0 0 0 0 45 205 194 0 55 13 83 0 1 26 190 39 0 0 0 0 0 407 157 154 5 84 5 41 0 0 44 114 53 0 0 0 0 0 346 64 63 1 32 5 30 0 2 20 50 26 0 0 0 0 0 166 7 5 0 1 1 3 0 0 1 6 2 0 0 0 0 0 14 計 451 434 6 184 26 159 0 4 94 375 130 0 0 0 0 0 978 P 役務一般 34 34 0 0 0 3 0 0 32 34 2 0 0 0 0 0 71 429 420 0 39 27 42 1 9 144 356 58 0 0 2 0 0 678 2,347 2,344 0 121 15 309 0 23 2,061 2,112 182 0 1 1 0 0 4,825 L レンタル・ リース・貸 借 商 工事・建 M 品 築・加工 関 連 N 修理・補修 O 管理・保管 金融・保険 Qサービス 運輸・通信 Rサービス 教 育サー ス 役 教養・娯楽 T サービス 保健・福祉 務 Uサービス 31 30 0 3 1 7 0 1 11 24 12 0 0 0 0 0 59 133 130 3 21 4 20 0 13 70 101 22 0 2 0 0 0 256 152 144 9 40 11 23 0 2 38 79 39 0 0 2 0 0 243 V 他の役務 317 311 4 40 22 39 0 4 195 246 49 0 1 1 0 1 602 内 職 ・ 副 業・ねずみ 講 25 25 0 4 1 1 0 4 15 21 2 0 0 0 0 0 48 57 34 0 26 10 4 0 0 1 18 4 0 0 0 1 0 64 3,525 3,472 16 294 91 448 1 56 2,567 2,991 370 0 4 6 1 1 6,846 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 269 269 87 1,021 207 837 4 198 3,596 4,547 841 5 8 16 Sビ W 他 の 行 政 Xサービス 計 Z 他 の 相 談 合 計 269 167 6,060 5,799 -28- 0 0 5 271 11,643 資料5 相談者の居住地別受付件数 市町村名 市町村名 27年度 26年度 27年度 26年度 県 計 6,060 5,953 224 佐 渡 市 60 201 新 潟 市 2,549 2,568 225 魚 沼 市 89 202 長 岡 市 273 244 226 南 魚 沼 市 72 222 上 越 市 204 140 227 胎 内 市 103 204 三 条 市 315 285 205 柏 崎 市 102 206 新 発 田 市 279 208 小 千 谷 市 91 209 加 茂 市 96 210 十 日 町 市 99 88 南蒲原郡 211 見 附 市 72 74 361 田 上 町 212 村 上 市 106 105 東蒲原郡 213 燕 市 285 287 385 阿 賀 町 216 糸 魚 川 市 70 59 三島郡 217 妙 高 市 91 83 405 出 雲 崎 町 218 五 泉 市 163 142 南魚沼郡 223 阿 賀 野 市 157 165 461 湯 沢 町 市町村名 27年度 26年度 69 中魚沼郡 141 482 津 南 町 28 31 5 9 581 関 川 村 17 18 36 35 586 粟 島 浦 村 0 0 28 26 562 495 50 55 31 33 11 4 16 11 67 刈羽郡 122 504 刈 羽 村 岩船郡 69 北蒲原郡 335 307 聖 籠 町 89 西蒲原郡 104 342 弥 彦 村 県外・不明 資料6 県内の各消費生活センター・消費生活相談窓口の相談受付状況 センター・窓口名 新 潟 県 消 費 者 平成27年度 行 政 平成26年度 (件) 平成25年度 課 11 15 64 新 潟 県 消 費 生 活 セ ン タ ー 6,060 5,953 6,491 新 潟 市 消 費 生 活 セ ン タ ー 4,649 4,376 4,106 長 岡 市 立 消 費 生 活 セ ン タ ー 2,095 2,219 2,097 上 越 市 消 費 生 活 セ ン タ ー 977 1,163 1,155 村 上 市 消 費 生 活 セ ン タ ー 274 272 361 佐 渡 市 立 消 費 生 活 セ ン タ ー 597 649 558 柏 ー 609 547 537 南 魚 沼 市 消 費 生 活 セ ン タ ー 247 255 223 崎 市 消 費 生 活 セ ン タ 聖 籠 町 消 費 生 活 セ ン タ ー 72 122 156 三 条 市 消 費 生 活 相 談 窓 口 127 186 235 新 発 田 市 消 費 生 活 相 談 窓 口 240 194 225 加 茂 市 消 費 生 活 相 談 窓 口 21 48 55 見 附 市 消 費 生 活 相 談 窓 口 199 159 115 十 日 町 市 消 費 生 活 相 談 窓 口 292 280 319 糸 魚 川 市 消 費 生 活 相 談 窓 口 104 123 89 五 107 100 - 16,661 16,786 泉 市 消 費 生 活 セ ン タ ー 合 計 16,681 ※平成28年5月末集計値 -29- 資料7 分類の説明 分 類 説 明 A 商品一般 商品の相談であるが特定できない相談、その商品・サービスが何なのか消費者が知らない 架空請求など B 食 料 品 飲食に供される商品 C住 居 品 D 光熱水費 商 品 E被 服 品 主として家事に使用するものと住宅内で使用するもので生活必需品としての要素が強い商 品。家具、寝具類など 電気、ガス等のエネルギーを含む光熱品及び水道水等の水。供給元から各戸の親メーター までの設備・器具を含む 衣類とその付属品等、身につけて使用するもの及びそれらを作るための生地、糸等の服飾 材料。アクセサリーなど 人の身体を清潔にし、美化し、または健康を保ち、疾病を治療するために使用される商 品。医療用品、化粧品など 主として教養、事務または娯楽・趣味の目的で使用される商品。学習教材、書籍などを含 む 保 健 衛 生 品 教 養 G 娯 楽 品 車 両 ・ H 人または物を運搬するために屋外で使用するもの。自動車など 乗 り 物 土 地 ・ 建 宅地等の土地、住宅用建物、住宅材料及び建築時に設置するのが一般的である相当大がか I 物 ・ 設 備 りな住宅設備 F J 他 の 商 品 農機具、営業用製造・加工機械、家畜、山林の木・砂、看板、小判 ク Kニ 商 品 関 連 L リ ン ー クリーニング業者に被服品、じゅうたん、カーテン等のクリーニングを依頼する場合、業 グ 者が自己の営業所等で洗う場合 レンタル・ リース・貸借 商品を賃貸借する場合の相談。不動産の場合は使用賃借も含む。レンタカー、貸衣装、賃 貸アパートなど 工 事 ・ 建 M 築 ・ 加 工 ある商品に作ってもらう場合 N 修理・補修 品物を修理・補修してもらう場合 O 管理・保管 品物の管理、保管をしてもらう場合、マンション管理の場合、管理会社の管理だけでな く、自治会管理も含む P 役 務 一 般 役務の相談であるがサービスを特定できない、または特定する必要がない相談 金融・保険 生命保険・損害保険等の保険及び貯蓄・融資・振込・送金等の金融サービス。フリーロー Qサービス ン・サラ金など 運輸・通信 旅客・貨物運送及び電話、電報、郵便等の通信サービス。電話関連サービス、情報提供 Rサービス サービスなど 教 役 務 育 S サ ー ビ ス 学校教育、補習教育及びそれらの関連活動 教養・娯楽 T サ ー ビ ス 教養、趣味、娯楽の目的で受ける役務。資格講座、宝くじなど 保健・福祉 保健・衛生を保つために受ける役務、身体を美化するために受ける役務及び福祉サービ Uサービス ス。エステテックサービス、衛生サービスなど サービス業のうち、Q~Uの各項目に該当しないもの。冠婚葬祭互助会、結婚相手紹介サー V 他の役務 ビスなど 内職・副業・ 営利を目的とする販売・契約行為のうち、いずれにも該当しないが、消費者問題の範疇に Wね ず み 講 あると考えられる相談。商品先物取引、金融先取引など 他 の 行 政 X サ ー ビ ス 消費者問題に直接関係ない相談で相談の相手方が行政機関である場合 Z 他 の 相 談 売り手対買い手という図式を持たない相談 -30- 参 考 資 料 参考資料1 若者(29歳以下)からの相談状況について(県全体) 参考資料2 高齢者(65歳以上)からの相談状況について(県全体) 参考資料3 新潟県内における「利殖商法」に関する相談状況について(県全体) 参考資料1 若者(29歳以下)からの相談状況について(27年度・全県) (平成27年5月末現在での集計結果) 1 相談件数の推移 ○29歳以下の若者の相談件数は昨年度から微減となり1,675件で、総相談件数に占める割合は 引き続き10%を超えた。 ○若者の支払額1万円以上の相談件数は31件減の237件で、全体に対する割合は15%を下回っ た。 区 分 24年度 15,594 総相談件数(件) (前年差) 29歳以下(件) (前年差) 分 27年度 27/26(%) (参考) 16,787 16,674 16,681 (▲112) (+ 7) 100.0 1,607 (+ 15) 1,687 (+ 80) 1,675 (▲12) 10.2 9.6 10.1 10.0 24年度 25年度 26年度 27年度 27/26(%) 1,929 (+ 14) 2,131 (+ 202) 1,730 (▲401) 1,611 (▲119) 93.1 29歳以下(件) (前年差) 261 (▲13) 270 (+ 9) 268 (▲2) 237 (▲31) 89.2 若者の割合(%) 13.5 12.7 15.5 <最多件数> H16:36,670件 99.3 (前年差) 支払額1万円以上(件) 2 26年度 (+ 488) (+1,193) 1,592 (▲214) 若者の割合(%) 区 25年度 14.7 販売形態別相談件数 ○若者の相談件数の約54%が「通信販売」 、次いで約22%の「店舗購入」 ○相談件数に占める若者の割合が高いものは「マルチ」で18%、次いで約16%の「通信販売」 区 分 H26(件) (構成比(%)) 店 購 舗 訪 入 販 10.2 問 その他 不 明 合 入 無店舗 無関係 計 136 1,876 (0.8) (11.3) 106 (0.6) 144 4,237 (0.9) (25.4) 16,674 (100) 22 (1.3) 47 (2.8) 0 (0.0) 12 183 (0.7) (10.9) 1,687 (100) 100 1,804 (0.6) (10.8) 146 (0.9) 108 3,866 (0.7) (23.2) 16,681 (100) 92 906 (5.5) (54.1) 18 (1.1) 60 (3.6) 7 (0.4) 5 214 (0.3) (12.8) 1,675 (100) 7.9 18.0 3.3 4.8 4.6 10.1 121 907 (7.2) (53.7) 3,641 1,158 5,858 (21.8) (6.9) (35.1) 29歳以下(件) 373 (構成比(%)) (22.2) 若者割合(%) 信 電話勧 訪 マルチ 売 誘販売 購 3,887 1,262 5,026 (23.3) (7.6) (30.1) 29歳以下(件) 395 (構成比(%)) (23.4) H27(件) (構成比(%)) 問 通 売 販 15.5 - 31 - 5.5 ○若者の「通信販売」に関する相談のうち、 「ネット通販(商品)」は前年度から約15%減少。 そのうち、商品未着や業者の所在不明の相談は約45%減少した。 ○なお、ネット通販で相談の多い商品は、靴や財布、アクセサリーといった身の回り品が多 く、9割近くが価格が5万円以下である。 区 分 「通信販売」相談件数(件) 24年度 25年度 26年度 27年度 27/26(%) 4,034 4,235 5,026 5,858 116.6 771 846 907 906 99.9 101 165 159 136 85.5 27 71 67 37 55.2 99 131 130 133 102.3 112 195 263 225 若者相談件数(件) ネット通販(商品) 商品未着または所在不明 若者支払額1万円以上(件) 平均支払金額(千円) ○件数が少ないもの若者の比率が高い「マルチ商法」は、相談件数、1万円以上支払件数は ともに減少したが、平均支払金額も減少 区 分 24年度 「マルチ商法」相談件数(件) 26年度 27年度 27/26(%) 152 140 136 100 73.5 若者相談件数(件) 49 36 22 18 81.8 若者支払額1万円以上(件) 33 19 7 3 42.9 677 476 559 270 平均支払金額(千円) 3 25年度 若者から相談の多い商品・役務の品目 ○”アダルトサイト”、”出会い系サイト”、”オンラインゲーム”等の「インターネット情報」 は前年とほぼ同数であるが、圧倒的に多数を占めている。 ◯「インターネット接続回線」増加し、上位ランクとなった。 順位 27年度 (1,675件) 件数 639 前年差 26年度 (1,687件) ▲2 インターネット情報 件数 1 インターネット情報 2 フリーローン・サラ金 73 3 不動産賃貸 70 ▲19 フリーローン・サラ金 71 4 インターネット接続回線 68 + 18 商品一般 53 5 四輪自動車 58 + 2 不動産賃貸 + 6 四輪自動車 - 32 - 641 89 52 ○若者の「インターネット情報」はワンクリック請求等の”アダルトサイト”は減少したが、 ”オンラインゲーム”、”出会い系サイト”はほぼ同数 ○平均1万円以上支払件数は増加したが、平均支払金額は減少 区 分 24年度 25年度 26年度 27年度 27/26(%) インターネット情報 2,538 2,438 3,090 3,844 124.4 若者相談件数(件) 626 604 641 639 99.7 アダルトサイト 311 329 440 352 80.0 出会い系サイト 94 56 72 69 95.8 オンラインゲーム 32 37 27 26 96.3 63 49 50 62 124.0 202 382 506 232 若者支払額1万円以上(件) 平均支払金額(千円) ○若者の「出会い系サイト」に関する相談件数はほぼ同数。支払額1万円以上の件数は微増 で、平均支払額は H25水準まで低下 区 分 24年度 26年度 27年度 27/26(%) 347 210 221 217 98.2 若者相談件数(件) 94 56 72 69 95.8 若者支払額1万円以上(件) 27 22 22 25 113.6 157 341 733 369 「出会い系サイト」相談件数(件) 平均支払金額(千円) 4 25年度 特定の商品・役務等の相談状況 (1)商法・販売手口別 ○”ワンクリック請求”、”架空請求”の「不当請求」は、若者では相談件数(1,675件)の 約38%を占める。なお、県全体の「不当請求」に占める若者比率は約14% ○若者比率が高い「サイドビジネス商法」は前年度から8件増加 ○「サイドビジネス商法」では”出会い系”副業サイトやマルチ商法関連の相談が多い。 区 分 不当請求 29歳以下 2次被害 29歳以下 サイドビジネス商法 29歳以下 アポイントメント商法 29歳以下 24年度 25年度 26年度 27年度 27-26 (件) (件) (件) (件) 若者比率 (件) 2670 3,055 4,134 4,444 + 310 531 551 628 636 318 256 315 304 11 6 17 41 153 134 136 119 54 38 34 42 40 26 94 72 22 6 4 5 - 33 - 14.3 +8 ▲11 13.4 + 24 ▲17 35.3 +8 ▲22 6.9 +1 【参 考】若者からの相談事例(平成27年度) 出会い系サイト(副業サイト) ~お金がもらえると称して金銭を要求~ <20代・女性> スマホで副業が出来るサイトを探していて、SNSサイトに登録したら、すぐに男性からメー ルが来た。相手方の相談をこちらが聞くと7千万円くれるとのことだった。文字化けを直すから 3千円払うよう言われ、クレジットカードで払った。その後、報酬の金額が大きいので特別会員 になる必要があると言われ10万円を払い、さらに相手の連絡先を知らせてもらうのにパスワー ド認証が必要ということで20万円を払った。しかし、入力ミスで失敗になり、もう一度やり直 すためとしてカードではなく現金で20万払うように言われ、だまされているのではないかと思 い相談した。 架空請求 ~ネットで調べた調査会社に依頼~ <20代・男性> 有料動画サイトに閲覧履歴があり、料金が未納だというメールがスマホに送られてきた。身に 覚えはなかったが送信先に電話したところ、払わないと裁判すると言われた。心配になりインタ ーネットで調べた調査会社に電話したが、請求相手から電話がかかってきた場合はこちらで対応 すると言われ、5万円を振り込んだ。その後1カ月程して電話があり、請求の電話が来ていない か、今後請求される可能性があるので、もう3カ月契約延長しないかと10万円を請求された。 振り込んだ代金は諦めるが、自分の個人情報を知られてしまったので、どうしたらよいか。 消費者金融 ~ヤミ金融~ <20代・男性> スマホにヤミ金のようなところから、「融資する」とメールが届いた。メールに添付されていた URLにアクセスして個人情報を入力し、50万円の融資を申し込んだ。業者から「融資はでき るが、信用情報が足りないので、携帯電話を契約して送付するように」と電話があった。不審に 思ったので、携帯電話の契約はせず、業者に融資のキャンセルを申し出たら、違約金25万円を 請求された。 「払えない」と言うと電話が切れたが、個人情報を伝えたので、嫌がらせをされるの ではないかと不安だ。 ネット通販(健康食品) ~お試しのつもりが定期購入に~ <20代・女性> 美容と健康にいいというサプリの広告をスマホで見て契約した。1回きりだと思い申し込んだ が、送られてきたら定期購入になっていた。断わろうと電話をかけたが、いつも込み合っていて 連絡が取れないまま2回目が届いた。3回目の発送予定の前にやっと電話が繋がり解約を申し出 たが、4回買わないと契約は解除できないと言われた。体に合わないと言ったら、2回分を正規 の値段で買うことを条件に解約を受けると言われたが、納得できない。 - 34 - 中古自動車 ~中古車に聞いていない不具合が~ <20代・女性> インターネットで調べて、中古者販売店に行った。販売店は現状渡しで販売しており、事故車 を本体50万円、整備費25万円の75万円で購入した。しかし、納車後に乗ってすぐエンジン から異音がし、運転席側のウィンドウが開かないことが分かった。現状渡しで購入したので傷等 には目をつぶるが、不具合があるとは一切説明がなかった。販売店に苦情を伝えたところ、本体 の50万円は返金するが整備代の25万円は返金しないとのことで、最初からこれが目的だった のではないかと疑っている。ディーラーに見てもらったところ、純正でない部品が使われており 全部取り換えると10万円くらいかかると言われた。契約解除して全額返金して欲しい。 賃貸アパート ~退去時に高額の請求~ <20代・女性> 賃貸アパートを退去したところ、修理代の請求書が届いた。請求内容はフローリングの全室張り替え、 壁紙張り替え、キッチンの蛇口パッキン交換などで高額な請求だった。フローリングの床はベッドを置い ていたところはへこんでしまったが、壁の汚れは覚えがない。蛇口の水漏れも気付かなかった。業者に申 し出ると、契約書には「設備の不具合があった場合は1ヶ月以内に連絡すること。連絡がない場合は借主 負担となる」と記載がある。業者は「連絡がなかったのであなたの負担になる」というが、納得いかない。 サイドビジネス商法 ~友人が儲かる話があると勧誘、マルチ商法~ <20代・女性> 知人から呼び出され、アプリを紹介する代理店になれば必ずもうかると勧誘された。継続的に収入が得 られると、知人とその上位の人から夜9時から2時間ぐらい勧誘された。内容は理解できなかったが、知 人がしつこく連絡してきて早く申し込まないと枠がなくなるというので、仕方なく申し込みをし、登録費 はカードで支払った。後で契約書面などが自宅に届いたが、毎月の管理費を支払うだけでなく、商品購入 もしなくてはならないとわかった。また、アプリも機能しておらず収入が得られるとは思えないので、解 約を申し出た。クーリングオフ期間を過ぎており、返金できないと返事があったが、返してもらいたい。 サイドビジネス商法 ~甘い儲け話、インターネット商材販売~ <20代・女性> スマホで検索して在宅ワークを見つけた。ホームページを開設して商材を売り、契約が取れれば5万円 の収入が入り、さらにメルマガを週に3回作成すると1件につき300円の報酬が受け取れるというもの だ。コンビニのFAXで契約書面をやり取りした後、50万円を振り込んだ。ホームページを開設し1万 円の報酬が一度だけ口座に振り込まれたが、業者から容量を無制限にするオプションを勧められた。それ には600万円の費用が必要だが、不足分を業者にが負担してもらい300万円支払う約束をした。業者 から「サイト拡大後の3日間で50万円の利益が出た」と言われたものの報酬は受け取っていない。辞め たいと申し出たら「600万円と損害賠償を家族に請求する。裁判を起こす」と脅された。 - 35 - 参考資料2 高齢者(65歳以上)からの相談状況について(27年度・全県) (平成28年5月末現在での集計結果) 1 高齢者の年度別・年代別相談件数 ○65歳以上の高齢者の相談件数は27年度は前年度から約7%減少し4,589件。全相談に占める 高齢者割合は引き続き3割を下回った。 ○支払額1万円以上相談件数も約6%減少し1,611件、高齢者の割合は約26.6% 24年度 25年度 26年度 27年度 15,594 16,787 16,674 (+ 488) (+1,193) (▲112) 総相談件数(件) (前年差) 65歳以上(件) (前年差) 4,323 (+1,082) 高齢者の割合(%) 5,145 (+ 823) 27/26(%) 16,681 (+ 7) 99.3 4,843 4,589 (▲302) (▲254) 94.0 27.7 30.7 29.1 27.5 24年度 25年度 26年度 27年度 27/26(%) 1,929 (+ 14) 2,131 (+ 202) 1,730 (▲401) 1,611 (▲119) 93.1 (前年差) 65歳以上(件) (前年差) 572 (+ 41) 672 (+ 100) 458 (▲214) 429 (▲29) 93.7 支払額1万円以上(件) 高齢者の割合(%) 29.7 31.5 26.5 26.6 ○60代は増加したが、70代、80代以上では約10%の減少。 年 代 総相談件数 70代 80~ 26年度(件) (構成比(%)) 16,674 2,738 2,239 (100) (16.4) (13.4) 1,267 (7.6) 27年度(件) (構成比(%)) 16,681 2,812 2015 (100) (16.8) (12.1) 1,151 (6.9) 100.0 90.8 増減率(%) 2 60代 102.7 89.9 販売形態別相談件数 ○高齢者の相談件数は、「訪問販売」、「通信販売」が増加し、「店舗購入」、「電話勧誘販売」 が減少 ○高齢者の割合では「訪問購入」、 「電話勧誘販売」、 「訪問販売」が高率 店 購 舗 訪 入 販 問 通 売 販 信 電話勧 訪 マルチ 売 誘販売 購 問 その他 不 明 合 入 無店舗 無関係 計 3,887 1,262 5,026 (23.3) (7.6) (30.1) 136 1,876 (0.8) (11.3) 106 (0.6) 144 4,237 16,674 (0.9) (25.4) (100) 65歳以上(件) 915 500 742 構成比(%) (18.9) (10.2) (15.4) 35 950 (0.7) (19.7) 59 (1.2) 63 1,579 (1.3) (32.6) 3,641 1,158 5,858 (21.8) (6.9) (35.1) 100 1,804 (0.6) (10.8) 146 (0.9) 108 3,866 16,681 (0.7) (23.2) (100) 65歳以上(件) 834 512 970 構成比(%) (18.2) (11.1) (21.1) 22 839 (0.5) (18.3) 76 (1.6) 54 1,282 (1.2) (28.0) 4,589 (100) 22.0 52.1 50.0 27.5 H26(件) (構成比(%)) H27(件) (構成比(%)) 高齢者割合(%) 22.9 44.2 16.6 - 36 - 46.5 32.2 4,843 (100) 3 高齢者からの相談が多い商品・役務の品目 ○高齢者においても”ワンクリック請求”、”架空請求メール”により「インターネット情報」 の相談が増加したほか、「インターネット接続回線」が増加 ○「商品一般」は”架空請求はがき”の相談が減少 ○「ファンド型投資商品」、「株・公社債」の投資勧誘は大幅に減少 ◯「他の行政サービス」は”マイナンバー制度”により増加 順位 27年度 (4,589件) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 インターネット情報 商品一般 インターネット接続回線 健康食品 工事・建築 フリーローン・サラ金 役務その他サービス 固定電話サービス ファンド型投資商品 他の行政サービス 件数 前年差 26年度 (4,843件) + 240 ▲316 + 130 ▲8 + 23 + 29 ▲17 +3 ▲141 + 44 商品一般 インターネット情報 ファンド型投資商品 インターネット接続回線 健康食品 工事・建築 株・公社債 役務その他サービス フリーローン・サラ金 ふとん類 584 384 341 203 150 134 93 91 86 84 件数 700 344 227 211 211 127 118 110 105 89 ○高齢者の相談割合が多い「電話勧誘販売」は減少したが、勧誘商品を見ると、前年度と同 様に「インターネット接続回線」が1位 ◯「固定電話」が増加し第4位となり、「ファンド型投資商品」は減少し第5位 24年度 「電話勧誘販売」相談件数(件) 25年度 26年度 27年度 27/26(%) 2,086 1,876 1,804 96.1 977 1,347 950 839 88.3 高齢者相談件数(件) 1,735 1位 健康食品 健康食品 ネット接続回線 ネット接続回線 2位 ファンド型投資商品 ファンド型投資商品 ファンド型投資商品 商品一般 ( 98) 3位 ネット接続回線 健康食品 ( 90) 商品一般 商品一般 (260) 4位 商品一般 ネット接続回線 健康食品 固定電話 ( 51) 5位 固定電話サービス 公社債 公社債 ファンド型投資商品 ( 45) 支払額1万円以上(件) 90 116 38 30 平均支払金額(千円) 3,195 1,162 1,083 1,535 78.9 <参考>高齢者の「インターネット接続回線」相談月別件数 区 分 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 ネット接続回線件数 29 17 33 54 36 20 28 25 22 28 24 25 うち電話勧誘 21 15 27 42 29 11 21 19 18 19 21 17 - 37 - ○「訪問販売」の相談件数は、 「工事・建築」が増加し第1位、 「ふとん類」は減少し第2位、 「インターネット接続回線」が増加し第4位となった。 24年度 「訪問販売」相談件数(件) 25年度 26年度 27年度 1,342 1,492 1,262 1,158 91.8 599 589 500 512 102.4 高齢者相談件数(件) 1位 ふとん類 商品一般 ふとん類 工事・建築 4 27/26(%) (52) 2位 工事・建築 ふとん類 商品一般 ふとん類 (50) 3位 修理サービス 工事・建築 工事・建築 新聞 (47) 4位 新聞 冠婚葬祭互助会 新聞 ネット接続回線 (28) 5位 ネット接続回線 新聞 修理サービス 修理サービス (19) 支払額1万円以上(件) 157 167 111 119 平均支払金額(千円) 1,047 1,146 798 603 107.2 特定の商品・役務等の相談状況 (1)商法・販売手口別 ○「不当請求」は全体でも増加しているが、高齢者は減少 ○「利殖商法」は前年度から大幅に減少 ○そのほか「次々販売」、「点検商法」で高齢者の相談が増加 24年度 (件) 不当請求 65歳以上 利殖商法 65歳以上 2次被害 65歳以上 次々販売 65歳以上 サイドビジネス商法 65歳以上 当選商法 65歳以上 点検商法 65歳以上 SF商法 65歳以上 25年度 (件) 26年度 (件) 27年度 (件) 2,670 3,055 4,134 4,444 350 583 842 778 537 380 271 102 323 241 200 56 318 256 315 304 152 117 94 54 255 293 156 200 127 173 79 98 153 134 136 119 15 14 20 13 223 99 76 82 124 47 41 41 58 46 47 61 37 27 33 44 47 27 33 29 37 18 20 18 - 38 - 高齢者比率 27-26 (件) + 310 17.5 ▲64 ▲169 54.9 ▲144 ▲11 17.8 ▲40 + 44 49.0 + 19 ▲17 10.9 ▲7 +6 50.0 0 + 14 72.1 + 11 ▲4 62.1 ▲2 【参 考】高齢者からの相談事例(平成27年度) ふとん類(次々販売) ~複数業者が入れ替わり立ち替わり訪問~ <80代・女性> 「布団を販売している業者だが、他業者に回っている名簿からあなたの名前を削除する」と電話が合っ た。その後業者が自宅に来訪し、寝室まで入って「このマットレスはよくない」と言い書面を置いて帰っ た。後日、その業者がマットレスを持って来訪した際、自分は業者に「頼んだつもりはない」と言ったが、 業者は「買うと言った」と言って譲らず、強引にベッドに敷かれてしまった。また、布団の乾燥剤も必要 だと言われたため仕方なく購入し、マットレスの代金はその場で支払い、乾燥剤の代金は後日集金に来て もらうことにした。その後別の業者が来訪し、マットレスを見て「これは必要ない」と言い、押し入れに 片付けて、 「敷布団から綿が出ているので直した方がよい」と敷布団2枚を持ち帰った。敷布団の修理代 金は2枚で26万円で後日支払うことになっている。 健康食品(SF商法) ~気分を高揚させ高額品を販売~ <70代・男性> 近所の空き店舗で事業者が無料日用品を配布している。入場料が必要だが、多い日には150 人位の人が集まることもあった。主催者が話し上手で楽しい雰囲気なので、私も何度か参加し、 かんきつ類、みそ、ゼリー等を貰った。その事業者から「病院の薬を飲んでいる人でも安心して 飲める。1年続けると病気にならない」と健康食品を個数限定で初回分半額で提供すると勧誘さ れ、購入してしまった。しかし、2週間分で8万円近くする高価な商品なので、とても支払えそ うにない。 不要品買取 ~不要品を買い取ると訪問、貴金属を要求~ <70代・女性> 県外の会社から電話があり「なんでもいから引き取りたい」と言うので、自宅に来てもらった。 コートを引き取ってもらうことにしたが、業者はコートを撮影し、それを本社に送り価格を決め ると言った。価格が決まるまでの間に「何か貴金属はありませんか」としつこく聞いてきた。使 わない指輪があったので見せたところ、強引に買い取られた。コートは本社に査定まで出したの に、指輪の査定はなく、古着は1着500円と決まっているようだった。査定は指輪を出させる ための口実では無かったか。 光回線転用 ~大手通信業者と思い契約したが、別事業者だった~ <60代・男性> インターネット回線が更に安くなると電話勧誘がきた。大手通信業者のサービスだと思い、口 座の変更もなく利用できるというので了承した。その後業者に番号を伝え手続きは完了したのだ が、届いた書類を見ると、大手通信業者からではなく違う業者であった。念のために電話をして みると、大手通信業者のサービスではなく、別会社のサービスになるという。別会社であれば契 約はしないと申し出ると、1万円ほどの違約金がかかると言われた。 - 39 - 屋根工事(点検商法) ~保険が使えると勧誘~ <80代・男性> 火災保険に加入していれば屋根の修理に保険が使えると電話があり点検をお願いしたところ、 すぐ業者が一人でやってきた。そして屋根の写真を撮り、傷んでいるので修理が必要と助言され、 保険の申請をすることにした。書類作成の際には豪雪を原因とするようアドバイスを受け、その 他に保険申請のサポートに関する書類にサインをし、保険が支払われたら業者指定の会社による 施工となり、支払われた保険金を上限として工事内容を決定するといった説明を受けた。しかし、 後日保険会社による現地調査があり、現時点では屋根の修理は不要、雨とよが少し傷んでいるの で、この分の修理代金であれば支払われる可能性あると、金額は4万円程度と査定された。その 後、業者より金額7万円の請求書が突然届き、驚き抗議の電話をしたところ、請求書は間違って 発送されたと言い、保険金の支払いがあったらすぐ連絡をするよう改めて言われた。 健康食品 ~頼んだ覚えがない商品が届く~ <70代・女性> 頼んた覚えがないのサプリメントが封筒で送られて来て困っていると相談された。未開封なら受け取り 拒否で処理できるが、開封してあり振込用紙で代金を請求されている。本人に訊くと、頼んだ覚えはなく、 この業者に電話しても混んでいて繋がらない。以前、この通販業者からタオルケットを買ったことがあり、 その時にサービスでサプリメントをもらったが、注文はしていないという。どうしたらいいか。 投資被害回復(2次被害) ~損失が取り戻せると勧誘~ <80代・女性> 以前、騙されてアフガニスタン通貨や水資源に投資したことがある。最近になって、事業者か ら「投資したお金に利息が付いて200万円が戻ってくる。手付金は不要だが、税金がかかるの で10万円を封筒に入れて送って下さい。」との連絡があった。近所の人に相談したところ、「少 しでもお金が戻ってくるのであれば、いいのではないか。」と言われて、10万円を文書封筒に入 れて送った。入金日になったが、お金は戻って来ないし、事業者と連絡が取れない。司法書士か ら、「これは詐欺である。」と言われた。お金を取り戻したい。 - 40 - 参考資料3 新潟県内における「利殖商法」に関する相談状況について(27年度・全県) (平成28年5月末現在での集計結果) 1 「利殖商法」相談件数等について (1)年度別相談件数 ○ 「利殖商法」相談件数は減少し102件。支払額1万円以上の相談件数も減少し37件 ○ 1万円以上の平均支払額は約490万円と約100万円増加 区 分 24年度 「利殖商法」総相談件数(件) (前年差) 支払額1万円以上(件) (前年差) 25年度 26年度 27年度 537 (▲27) 380 (▲157) 271 (▲109) 102 (▲169) 37.6 156 (+ 12) 65 (▲91) 45 (▲20) 37 (▲8) 82.2 5,321 12,412 3,892 4,861 平均支払金額(千円) 27/26(%) (2)年代別・性別相談件数 ○ 高齢者の相談件数を大幅に減少し56件 ○ 年代別では、60代、80代女性が最多、次いで70代女性、50再未満男性。 支払額1万円以 上は70代男性が最多、次いで60代女性 区 分 24年度 323 (+ 25) 87 (+ 12) 65歳以上の相談件数(件) (前年差) 支払額1万円以上(件) (前年差) 60.1 相談件数に占める割合(%) 区 分 25年度 26年度 241 (▲82) 39 (▲48) 200 (▲41) 28 (▲11) 63.4 73.8 相談件数(件) ~50 50代 60代 70代 27年度 27/26(%) 56 (▲144) 18 (▲10) 28.0 64.3 54.9 支払額1万円以上の件数(件) 80~ 無回答 ~50 50代 60代 70代 80~ 無回答 男 14 4 4 11 5 2 5 1 2 7 0 1 女 6 5 15 14 15 2 3 3 6 2 4 2 注:性別不明の件数(5件)は除く 注:性別不明の件数(1件)は除く (3)勧誘方法別の相談状況 ○ 勧誘方法別では、「電話勧誘販売」が最多 区 分 「利殖商法」総相談件数(件) 65歳以上の相談件数 店 購 舗 訪 入 販 問 通 売 販 信 マルチ 電話勧 その他 不 明 合 売 誘販売 無店舗 無関係 計 0 13 4 9 41 1 34 102 0 8 2 4 26 0 16 56 - 41 - (4)利殖商法における2次被害の相談状況 ○ 2次被害の相談件数のうち、利殖商法は10件と前年度からさらに減少 区 分 2次被害相談件数(件) 24年度 26年度 27年度 27-26 318 256 315 304 ▲11 66 36 16 10 ▲6 16 5 4 5 +1 利殖商法 支払額1万円以上 2 25年度 利殖商法での勧誘方法 (1)主な投資先 ○ ファンド型投資商品が50%と最多 ○ 勧誘商品の内容は、株や債権の他、CO2排出権、東南アジアの土地への投資など社会情勢 反映して多種多様 区 分 24年度 25年度 26年度 27年度 構成比 27-26 537 380 271 102 100 ▲169 公社債 67 58 48 4 3.9 ▲34 未公開株 45 17 2 3 2.9 +1 デリバティブ取引 27 15 10 8 7.8 ▲2 228 155 135 51 50.0 ▲84 70 40 7 5 4.9 ▲2 総相談件数(件) ファンド型投資商品 分譲マンション ※ファンド:複数の出資者から資金を募り、その資金を元手とした事業/投資などを行って得られた利益を出資者 に配当する仕組み(集団投資スキーム) (2)主な勧誘手口 区 分 利殖商法 24年度 25年度 26年度 27/26 27年度 537 380 271 102 37.6 DM 広告 139 89 23 2 8.7 劇場型 243 201 157 22 14.0 被害回復型 66 36 16 10 62.5 代理購入型 16 18 11 1 9.1 ○ 電話勧誘やDMによるパンフレット等をきっかけに、「劇場型」「被害回復型」「代理購入 型」など様々な形態で悪質勧誘 ○ 話題となっている投資商品を持ち出し消費者の投資意欲をあおったり、過去の被害を回復 したいという消費者心理に付け入るなど、業者の勧誘手口は巧妙 - 42 - 【参考】「利殖商法」に関する相談事例(27年度) 商品・商法等 株 相 談 事 例 <80代・女性> 突然証券会社から「上場株の購入権が地元の2千人に当たった。買うつも 【劇 場 型】 りが無いなら、私どもにその権利を譲ってもらいたい」と電話があった。怪 しく思ったので、相談させてくれと答えたが、相手は「必要無いならば、そ <電話勧誘> の企業から権利を放棄する確認の電話が行くので、放棄しましたと言って欲 しい」と言われた。怖くなり電話を切ったら、「なぜ勝手に切った。まだい ろいろと話が有る」と電話がかかってきた。その後、娘がたまたま家に来て いた時に電話が来たらしく、娘は「母は病気で寝ている」と言って電話を切 った言うが、どういう事なのか分からない。 投資 <60代・女性> 友人から出資を持ちかけられている。友人は必ず儲かると説明してくれる <マルチ商法> が内容が良く分からない。インターネット関連の広告に投資し、収入を得る <外国企業> ような話である。この会社は世界中で事業を展開していて、本社は海外にあ り日本には支社があるようである。2年後には解約でき出資金は全額返金さ れ、継続すれば5年後には60万円が1000万円になると言うことである。 年2回の決算時のポイントが加算され現金に換金できるが一部を残しておか なければならないので、出資金が返金されても永久に収入があると言ってい た。自分が契約する場合は、上位の人に登録代行請求書を出して手続きをす るようである。自分はインターネットは全くわからず、パソコンを操作した こともなく、ホームページも見れないので詳細は分からない。また、人を勧 誘しその人が契約すると10%の収入になるようである。 携帯電話デバイス <30代・女性> 以前から好意を持っていた男性に誘われ、ファミリーレストランである女 <マルチ商法> 性から携帯電話デバイスを売る副業の勧誘を受けた。その女性は彼があなた <デート商法> を信頼しておりパートナーになって欲しいそうなので最初から始める事を前 提で話を聞いて欲しい、そうすれば彼はあなたとずっと一緒だ、あなたの1 か月分程の給料が契約に必要だが、彼を1カ月分の給料で買うと思えば良い と言われた。断りたかったが強引に夜11時まで勧誘され、家に帰りたくて 後でクーリングオフすれば良いと思い契約した。その後、彼に納得できない と伝えたところ、大丈夫だからと反論されクーリングオフできなかった。別 の日に会員の集会が開催され、他の人達と車で乗り合いして県外の温泉施設 に出向き、会員がランク別の部屋に分かれ、発表者がどれだけ儲かるか説明 していた。信用出来ないので、解約したい。 - 43 - 商品・商法等 投資 相 談 事 例 <60代・女性> 友人宅で紹介された人から、介護ビジネスをやりたいので相談に乗ってほ 【詐 欺】 しいと言われた。介護ビジネスは時代のニーズで、やれば必ず儲かる。その 為に地元の信用のある人が必要だ。あなたから役員になってほしい。銀行か らの融資があるまでのつなぎのお金を貸してほしいと頼まれた。介護施設の 収支計画・設計図も見せられ、すっかり信用してしまい言われるままにお金 を工面して、トータルで1000万円以上のお金を渡した。だが、福祉施設 の認可はおりておらず、話は嘘だと分かった。今まで払ったお金を返してほ しい。 リゾート会員権 <50代・男性> 保険外交員が「良い投資話がある」と言って妻を誘い出し、代理店に連れ <マルチ商法> て行き、「外国のリゾートクラブ会員権を購入すると、契約口数に応じて、 <外国企業> 毎月、高い配当金が得られる。更に自身も代理店となって会員を増やせば、 獲得契約に応じて手数料が貰える」と勧誘を受けた。保険外交員は妻に自分 の通帳を見せてくれたが、そこには過去7年間に渡って配当金が入金された 記録があった。更に、保険外交員は「2年前にそのリゾート施設を利用した。 とても良かった」と言って、妻に加入を勧めた。また、代理店から「市内の 会員は既に200名近くおり、定期的に食事会を行っている。運営会社の理 事も参加するので、一緒に参加し話を聞かないか」と誘われた。後日、話を 聞きに、市内の飲食店に行くと約25名が参加しており、参加者や理事の話 を聞き、すっかりその気になった妻は無断で定期預金を解約し、会員権の契 約をした。止めさせたい。 投資 <70代・男性> 事業者向けの節電器を作っている会社への投資だった。事業所のブレーカ <次々販売> ーにその節電器を取り付けると電気代の節約になるので、将来、発展する会 <二次被害> 社だと言われ、合計2000万円を投資した。利率が15%と高く配当もあ った。しかし、業者から「都会の町は電線が地中に入り、節電器の売上が伸 びない。今後は介護福祉分野に業務を転換する。利率は2%にしてほしい」 という一方的な通知が来たが、納得できなかった。その時は出資額は3年で 償還する約束だったが、その期日を過ぎても投資金は戻らない。その後、業 者から「貴方の土地を貸して欲しい。そこに福祉施設を作る。建物は貴方が 建てて欲しい。」と電話で言われた。解約して全額を返してほしい。 - 44 - 交通のご案内 [バ ス 利 用] 新潟駅万代口バスターミナルのりば8番 ●水島町経由美咲合同庁舎行 ●県庁前経由西部営業所行 ●県庁前経由曽野木ニュータウン・嘉木・酒屋車庫・小須戸行 ●幸西・上所経由ユニゾンプラザ前・女池愛宕行 「ユニゾンプラザ前」下車 [タクシー利用] 新潟駅から県庁方向へ約10分 [自動車利用] 新潟バイパスの女池又は桜木インターから約10分 県内の消費生活センター・消費生活相談窓口一覧 名 称 電話番号 名 称 電話番号 新潟県消費生活センター 025-285-4196 新発田市市民相談センター 0254-22-3101 新潟市消費生活センター 025-228-8100 小千谷市消費生活相談窓口 0258-83-3516 長岡市消費生活センター 0258-32-0022 加茂市消費生活相談窓口 0256-52-0080 上越市消費生活センター 025-525-1905 十日町市消費生活相談窓口 025-757-3139 村上市消費生活センター 0254-53-2111 見附市消費生活相談窓口 0258-62-1700 佐渡市消費生活センター 0259-57-8143 燕市消費生活相談窓口 0256-77-8302 柏崎市消費生活センター 0257-23-5355 糸魚川市消費生活相談窓口 025-552-1511 南魚沼市消費生活センター 025-772-2541 妙高市市民総合相談室 0255-74-0042 五泉市消費生活センター 0250-47-4578 阿賀野市消費生活相談窓口 0250-62-2510 聖籠町消費生活センター 0254-27-1958 魚沼市市民相談センター 025-792-8844 三条市市民なんでも相談室 0256-34-5553 胎内市消費生活相談窓口 0254-43-6111 このほか、市町村の消費生活相談窓口をご利用ください。