Comments
Description
Transcript
Ph 1 早池峰総合休憩所 Ph2 河原の坊登山道入り口 Ph3 登山口から
2009年7月25日開催した研究懇話会 早池峰セミナーに関連して、当日は長雨による コメガモリ沢増水のため行くことが出来なかった河原坊コースについてご紹介致します。 Ph 1 早池峰総合休憩所 2006年リニューアル開館した。内部に はハイビジョン映像装置、大壁面画、 早池峰の花の紹介コーナーなどがある。 玄関にも閉館時間後に利用できる休憩 スペースがある。開館:5月下旬∼10 月末 期間中無休 入館無料 自然保 護管理員常駐 Ph2 河原の坊登山道入り口 左下に駐車場とトイレがある。道路 幅が広くバスの待避場に使われてい る。真向かいが河原の坊バス停。 Ph3 登山口から望む早池峰山頂 小田越登山道では山頂がすぐには望 めないが、ここでは見仰ぎながら登る ことができる。正面コースとも呼ばれ るが、傾斜が急なので登りに使われる のが一般的。下りは小田越コースを使 えば早池峰山を十分に満喫することが 出来る。 Ph4 1回目の沢渡り 県道脇の登山口を少し下ると、コメガ モリ沢の最初の渡りとなる。この日は 快晴だったが、今年の長雨で水量が多 い。水深は30㎝以上ある。水量が多い 場合は、通常登山道が閉鎖されるが、 雨の翌日は晴れていても注意が必要。 Ph5 治山ダム 大きな音を左手に聞きながらすぐ脇 の登山道を登る。コメツガ、アオモ リトドマツが多い。 Ph6 登山道の様子 №6のプレート コメガモリ沢沿いを歩く登山道は 岩が連なり滑りやすい。100番まで ある標識。ただし途中は大部分欠 損している。 Ph7 2回目の沢渡り 沢をロープ伝いに登る。水深が深く、 濡れた蛇紋岩が滑り緊張する場面で ある。この登山コースでは難所。ス パイク付きのゴム長靴でも滑る。 Ph8 3回目の沢渡り 沢の幅も狭くなり、ここからは岩だ らけの登山道となる。ロープが張っ てあるが水深は浅い。 Ph9 水場 湧き水のところにコップが置いて ある。飲料可能との表示はない。 Ph10 4回目の沢渡り 沢幅がさらに狭くなるが、流れも 急で、水量も豊富だ。飛び跳ねて 渡る。 Ph11 石跳手前 沢の狭い縁を登ると急に前が開 けて石跳(いしぱね)と呼ばれ る広い河原のような場所に出る。 Ph12 コメガモリ沢上流部 石跳と山頂 Ph13 頭垢離(こうべごうり) 7合目。 かつて頭の形をした大岩 から流れる湧き水で、水垢離をした 場所。詳細は弊会出版の「早池峰の 自然環境」本文P22を参照してくだ さい。以下引用本同じ。 Ph14 頭垢離(こうべごうり)標識 山頂1.1㎞ 河原坊1.5㎞ Ph15 コメガモリ沢源頭部 Ph16 隣の小田越コースとの間の沢 1968年昭和43年5月 十勝沖地震 で崩落した跡。小田越登山道から 登山者の声が聞こえる。 Ph17 35番標識 Ph18 御神坂(おみさか) かなりの急登である。両手を使って の登攀となる。 Ph19 御座走り(ござはしり) 8合目手前 山頂まで0.8㎞と書か れた 標識。 Ph20 御座走り岩 ロープがある急斜面の大岩。詳細は 本文P22∼P23を参照してください。 Ph21 御座走り岩 Ph22 打石(ぶづいし) 8合目 山頂まで0.7㎞の標識 Ph23 打石(ぶづいし) Ph24 打石(ぶづいし) Ph25 千丈ケ岩 山頂まで0.4㎞の標識 Ph26 千丈ケ岩 鎖を使い登攀する。 Ph27 標識94番 あと数十メートルで山頂。 急になだらかな道になる。 Ph28 山頂 岩の陰から山頂避難小屋が突然現れる。 Ph29 山頂本宮 社は2つあるが鉄板張りの社が本宮 (奥宮) 詳細は本文P25を参照してください。 Ph30 山頂避難小屋 携帯トイレの無人販売。 ひとつ350 円と書いてありボックスにお金を入 れる。復路は小田越コースを下った。 距離2.6㎞ 標高差862m 所用時間 3時間30分 登山日: 2009年7月23日 取材 : 小水内 正明 郡司 恭一