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平成27年度第2回宝達志水町国民健康保険運営協議会 会議録 1 開催

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平成27年度第2回宝達志水町国民健康保険運営協議会 会議録 1 開催
平成27年度第2回宝達志水町国民健康保険運営協議会 会議録
1
開催日時
平成28年1月29日(金)
午後1時30分から午後2時30分まで
2
場
所
3
出 席 者
宝達志水町民センターアステラス
1階 小会議室
1号委員(被保険者を代表する委員)
瀬戸 公英、 金曽 正志、 赤池 敬順、 桶矢 和美
2号委員(保険医又は保険薬剤師を代表する委員)
松井
晃、 本庄
洋、 京井 優典
3号委員(公益を代表する委員)
林
一郎、 久保 喜六、 松島 直文、 田中外志治
4
欠 席 者
5
事 務 局
(健康福祉課)村井課長、山本補佐、湯上主任
6
内
(1)平成27年度宝達志水町国民健康保険事業収支決算見込みについて
容
的場 外志
(2)平成28年度宝達志水町国民健康保険事業当初予算(案)について
(3)国民健康保険条例の一部改正について
(4)その他
①疾病分類別医療費について
②マイナンバー利用開始に伴う国民健康保険の手続きについて
③運営協議会委員の任期について
(運営協議会開始 午後1時30分)
(会長)
本日は大変ご多忙の中、国民健康保険運営協議会にご出席賜りましてありがとうございます。
今回は、平成 27 年度の決算の見込みと平成 28 年度当初予算(案)、条例の一部改正について事
務局から説明がありますので、慎重な審議を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
(事務局)
続きまして、定数の報告をさせていただきます。
本日の欠席は、的場委員 1 名です。過半数を超えておりますので、宝達志水町国民健康保険運営
協議会規則第 5 条の規定により、本日の会議が成立することをご報告させていただきます。
次に、議長でございますが、同協議会規則第 3 条の規定により、松島会長に議長をお願いいたし
ます。
- 1 -
(議長)
ただいまより、会議を始めます。
まず、会議録署名人を 2 人の方にお願いします。
本庄委員、金曽委員にお願いします。
それでは、議事に入ります。
(1)平成 27 年度宝達志水町国民健康保険事業収支決算見込みについて
(2)平成 28 年度宝達志水町国民健康保険事業当初予算(案)について
一括して、事務局説明願います。
(事務局)説明を行う。
(議長)
説明が終わりました。
(1)決算見込み(2)予算案についてご質問ございませんか。
(議長)
27 年度の保険給付費の伸びは、何月分まで見て出した推計ですか。
(事務局)
9 月分までの実績と、そこから割出した平均値から 3 月分までを見込んだものです。
(議長)
伸びた要因は分かるのか。
(事務局)
資料の 3 ページを見ていただきますとお分かりのとおり、26 年度は減少していたんですけど、27
年度 1 億円台になっています。具体的にこれといったものはありませんが、入院費に係る部分が増
えてきました。中には、今までにない高度医療機関を利用させる方がいたり、かなり高額な利用実
績が出ていて、医療給付の方が伸びている状態です。26 年度はかなり減少しましたが、27 年度は
逆に大きく膨らんだ状態です。
(議長)
このままでいくと、5 千万円の基金も無くなりそうな勢いに見られますが。
(事務局)
3 千人あまりの被保険者の規模でありますので、少人数でも大きな医療にかかると上振れが大き
いという状況が見られます。
(委員)
大きい人というのは、28 年度の推計に入っているのか。
- 2 -
(事務局)
27 年度の平均値から 28 年度の推計を行っています。
(委員)
26 年は異常だったということか。
28 年度も高額の医療費を予想しているようだが、診療報酬費が若干下がるが、それも推計してい
るか。
(事務局)
その分も含めて 28 年度の給付費は算出しています。
(委員)
本年度の決算見込みには、インフルエンザを想定しているのか。
(事務局)
これまでの平均値で見込みを算出しています。今年度は平均値も高く、インフルエンザも暖冬で、
つい最近流行してきたので、特別には見ていません。
(議長)
次に、(3)国民健康保険条例の一部改正(案)について事務局説明をお願いします。
(事務局)説明を行う。
(議長)
ただいまの件につきまして、ご意見、ご質問ございませんか。
(委員)
この差額に対する国からの補助金はあるのか。
(事務局)
7 割 5 割 2 割の軽減に対して、国の補助はあります。町の一般会計で受けて、国保会計には繰入
金として入ってきます。
(委員)
前回限度額を上げた時に、軽減税率を適用する範囲を広げたのではなかったか。今、1 万円近く
上がったことで国の補助金を減らすということか。
(事務局)
国の補助金は、相対的に同じです。
- 3 -
(議長)
軽減額が全て補助金として入っているのか。
(事務局)
国、県、町合わせて補助金として全て入ります。
(委員)
国は軽減を今後も続けるのか。
(事務局)
続ける予定です。
(議長)
限度額を上げないと処罰があるのか。
(委員)
昔は調整交付金などでペナルティがあったのではないか。
(事務局)
市町によっては、税率改正時に行うところもあり、決して強制ではありません。国保はかなり低
所得者が多いので、国も3千4百億円を投入して支援をします。あまり昔のようにペナルティは言
わなくなりました。
(議長)
今年度は給付が伸びたのでマイナス決算だが、昨年のように7千万円づつ余ると、保険税も考え
ないといけない。
(事務局)
逆に来年度はこのままいくと厳しい状態です。正式な決算は後日報告しますが、4千万円位の基
金を積めるのではないかと前回の協議会でお話をしましたが、かなり厳しいというのが、この半年
の状況です。
(委員)
かつて1億円に近い基金を崩していたのではなかったか。
(事務局)
資料の 1 ページにもありますが、21 年度当初は 1 億 2 千 9 百万円あって 2 年続けて 6 千万円づつ
基金を崩して収支を取ってきたわけですけども、23 年度はかなり厳しいということで、そこで慌て
て保険税率の改定を行いました。本来基金を大きく入れている時に、率の見直しをもう少し早く
かけるべきではなかったのかと思います。今になって過去の話ですけど、そういう状況があったと
- 4 -
いうことです。
(委員)
その当時の医療費はいくらぐらい出ていたのか。
(事務局)
資料にもあるとおり平成 23 年からは大きな変動もありませんでしたが、今年のように大きな伸
びがあると慌てるのが現状です。
そして、今後の話ですが平成 30 年に広域化になり、県の方で保険者が一本化になりますけど、
各市町ごとの医療費の額が出て、それに見合うだけの負担金を県に納める形になりますので、毎年
の医療費に対する保険料のあり方というか、今は基金があったり色々な配慮があって対応していま
すが、これからは県から来る医療費見合いの負担金に合う保険料に見直していく必要があります。
そうすれば基金が大きくあるというやり方も問題になってくると思っています。毎年負担金を変え
るという話も出ています。これはまだ具体的にはなっていないですけど、負担金は毎年変える可能
性がありますので、それに見合う保険料の改定が必要かもしれないという状況です。
(委員)
保険料の改定は、町の協議会におろすのか。
(事務局)
県には今まで協議会は無く、今後新たな協議会が出来ますが、町の保険料は町で決めていくこと
になるので、今のところは県一本化とういう話はありません。
(委員)
30 年からルール化になっていく可能性があるとういうことですね。
(事務局)
30 年からは保険者は一本化されますが、保険税率は一本化されることは今のところありません。
(委員)
あくまでその自治体の中で、保険税を改定するということか。
(事務局)
県から百万円の負担金の要請が来たとします。その負担金をどういう割合で支払うかは自治体が
決めます。
(委員)
税として百万円に届かなかった場合は、一般会計で補てんするのか。
- 5 -
(事務局)
そういうことになるのか、借入をして支払をし、翌年にその借入分も含めた税を集めるのか。
国は一般会計の法定外繰入は原則しないという方針で考えているようです。あくまで、保険加入
者負担が原則です。
(議長)
借入は国の資金からか。
(事務局)
県が、介護保険にもあるような貸付基金を作るのではないかと思います。
(委員)
新しい志雄病院は今年建つのですか。
(委員)
今年の 2 月着工で来年 3 月完成、開業が 5 月か 6 月の予定です。
(委員)
本町の町民は、たくさんの方が金沢医科大学病院を受診するが、何でもかんでも医科大ではなく、
せっかく新しい病院ができるのですから、できるだけ来てもらえるようなPRを行い、医療費の縮
減を図ることが必要だと思います。
(委員)
高額な高度医療にあこがれる患者もいます。安い価格で健康を維持することは可能です。そうい
うところの意識も変えていく必要があると思います。
(委員)
ジェネリックの話を聞かせてください。
(委員)
どこの病院でもそうなんですけれど、後発医薬品使用加算といって、入院患者に 20%から 30%
のジェネリックを使用していただくよう誘導はしています。
もうひとつは、保険者から来るジェネリックへの変更案内を患者が持ってきますが、その時の対
応はドクターによって違います。たしかに、ジェネリックは先発医薬品と中身は同じですが、添加
物などが違うので効果を疑問視する先生もおられますが、だいたいどこの病院でもジェネリックが
認められています。薬は医療費の高い割合を占めています。ひとりの患者さんにも症状に応じて薬
の種類がだんだん増えてくる場合があります。7 種類を超えると、病院も一部負担しなければなら
なくなり、病院もできるだけおさえるようになります。国も医療費削減のために色々な仕組みを作
っています。
- 6 -
(委員)
新しい病院も地域の人に出来るだけ使っていただけるような病院にしないといけない。
(委員)
病院だけではなかなかむずかしいところもあるが、みなさんの意識を変えて頂けるよう努力した
い。
(議長)
それでは、
(3)国民健康保険条例の一部改正については、このように進めてまいります。
その他事務局から何かありますか。
(事務局)
前回質問のあった「病気による医療費とケガによる医療費の割合は分かるのか」という質問に対
して説明を行う。
(議長)
今の説明について、ご質問ありませんか。
ご質問が無いようですので、次をお願いします。
(事務局)
マイナンバー利用開始に伴う国民健康保険の手続きについて説明を行う。
(議長)
今の説明について、ご質問ありませんか。
(委員)
保険証の交付手続きの際、マイナンバー記入が義務になっているが、マイナンバーカードを持っ
ていないと手続きが出来ないということか。
(事務局)
個人番号が分かればカードは必要ありません。
(議長)
その他ありますか。
(事務局)
運営協議会委員の任期について説明を行う。
- 7 -
(議長)
全体を通してご意見、ご質問ございませんか。
質問が無いようですのでこれで議長を退任させていただきます。本日ご審議いただいた内容によ
り、国民健康保険事業が円滑に、健全な運営をされることを期待します。
長時間にわたり慎重審議をいただき、誠にありがとうございました。
(事務局)
以上をもちまして、本日の運営協議会を終了させていただきます。
平成28年1月29日
議
長
松 島
直 文
会議録署名人
本 庄
洋
会議録署名人
金 曽
正 志
- 8 -
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