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匠の輪

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匠の輪
投資信託説明書
[目論見書]
2006 年 12月
ラッセル 日本株式
日本株式マルチ
本株式マルチ・マネージャー・ファンド
追加型株式投資信託 国内株式型(一般型)
追加型株式投資信託/国内株式型
(一般型
一般型)
愛称:
匠の輪
ラッセル・インベストメント証券投信投資顧問株式会社
この投資信託説明書(目論見書)の前半部分は投資信託説明書(交付目論見書)、後半
部分は投資信託説明書(請求目論見書)です。
ラッセル 日本株式マルチ・マネージャー・ファンド
追加型株式投資信託/国内株式型(一般型)/分配金再投資可能
愛称:匠の輪
投資信託説明書
(交付目論見書)
2006 年 12 月
ラッセル・インベストメント証券投信投資顧問株式会社
(本書は証券取引法第 13 条第 2 項第1号に基づく目論見書です。)
1. この投資信託説明書(交付目論見書)により行う「ラッセル 日本株式マルチ・マネージャー・ファン
ド 」の受益証券の募集については、発行者であるラッセル・インベストメント証券投信投資顧問株式
会社(委託会社)は、証券取引法(昭和 23 年法第 25 号)第 5 条の規定により有価証券届出書を平成
18 年 12 月 1 日に関東財務局長に提出しており、平成 18 年 12 月 17 日にその効力が生じておりま
す。
2. 有価証券届出書第三部の内容を記載した投資信託説明書(請求目論見書)は、追加的な情報が記
載されており、投資家の請求があった場合に交付されます。当該請求を行った場合は、投資家自ら
が当該請求を行った旨を記録しておいてください。
3. 「ラッセル 日本株式マルチ・マネージャー・ファンド」の受益証券の価額は、同ファンドに組入れられ
ている有価証券等の値動きのほか為替変動による影響を受けますが、これらの運用による損益は
全て投資家の皆様に帰属します(投資した資産の減少を含むリスクを投資信託の購入者が負うこと
になります。)。従って、元金が保証されているものではありません。
4. 投資信託は元本の返済が保証されているものではありません。
5. 投資信託は預金、保険契約とは異なり、預金保険機構および保険契約者保護機構の保護の対象で
はありません。
6.
証券会社以外でご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の対象ではありません。
《金融商品の販売等に関する法律に係る重要事項》
ファンドは、主に国内の株式を実質的な投資対象としますので、組入株式の価格の下落、組入株式の
発行会社の倒産または財務状況の悪化等の影響により、ファンドの基準価額が下落し、損失を被ること
があります。
投資信託振替制度への移行について(お知らせ)
◆投資信託振替制度とは、
ファンドの受益権の発生、消滅、移転をコンピュータシステムにて管理します。
・ ファンドの設定、解約、償還等がコンピュータシステム上の帳簿(「振替口座簿」といいます。)への記載・記録によって行
われますので、受益証券は発行されません。
◆振替制度に移行すると
・
・
・
・
原則として受益証券を保有することはできなくなります。
受益証券を発行しませんので、盗難や紛失のリスクが削減されます。
ファンドの設定、解約等における決済リスクが削減されます。
振替口座簿に記録されますので、受益権の所在が明確になります。
ファンドは、平成 19 年 1 月 4 日より、投資信託振替制度への移行を予定しており、移行後のファンド
の受益権は「社債等の振替に関する法律」※の規定の適用を受けることとします。
※ 政令で定める日以降「社債、株式等の振替に関する法律」となった場合は読み替えるものとし、「社債、株式
等の振替に関する法律」を含め、以下「社振法」といいます。
◆振替受益権について
平成 19 年 1 月 4 日より、ファンドの受益権は社振法の規定の適用を受けることとし、同日以降に追加信託される受益権の
帰属は、ラッセル・インベストメント証券投信投資顧問株式会社 (以下「委託会社」といいます。)があらかじめこのファンドの
受益権を取り扱うことに同意した振替機関およびこの振替機関に係る口座管理機関(以下、「振替機関等」という場合があり
ます。)の振替口座簿に記載または記録されることにより定まります。(以下、振替口座簿に記載または記録されることにより
定まる受益権を「振替受益権」といいます。)
ファンドの受益権は、本交付目論見書の「その他 その他の情報 内国投資信託受益証券事務の概要 振替機関に関する
事項」に記載の振替機関の振替業にかかる業務規程等の規則に従って取り扱われるものとします。
ファンドの収益分配金、償還金および換金代金は、社振法および上記「振替機関に関する事項」に記載の振替機関の業務
規程その他の規則に従って支払われます。
◆既に発行された受益証券の振替受益権化について
委託会社は、原則としてファンドの平成 18 年 12 月 29 日現在の全ての受益権※を受益者を代理して平成 19 年 1 月 4 日に
振替受入簿に記載または記録するよう申請します。
※受益権につき、既に信託契約の一部解約が行われたもので、当該一部解約にかかる一部解約金の支払開始日が平成
19 年 1 月 4 日以降となるものを含みます。
振替受入簿に記載または記録された受益権にかかる受益証券は無効となり、当該記載または記録により振替受益権となり
ます。
また、委託会社は、受益者を代理してこのファンドの受益権を振替受入簿に記載または記録を申請する場合において、販売
会社に当該申請の手続きを委任することができます。
以上
交付目論見書の目次
ファンドの概要
ファンドの基本情報
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
ファンドの仕組み
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
その他ファンドの情報
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5
ファンドの目的および基本的性格
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5
ファンドの投資方針
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6
ファンドの投資対象
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9
運用の内容
ファンドの性格および特色
運用体制
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13
投資制限
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14
分配方針
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16
投資リスクおよび留意点
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17
基準価額の変動リスク
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17
ファンドの繰上償還に関わる留意点
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18
換金(一部解約)に関わる留意点
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19
その他の留意点
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19
リスク管理体制
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20
ご投資の手引き
申込・換金手続き
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22
申込(販売)手続き等
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22
換金(解約)手続き等
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24
手数料等および税金
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26
管理および運営の概要
資産管理等の概要
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29
投資家の権利等
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32
運用状況
ファンドの運用状況等
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 33
運用状況
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 33
財務ハイライト情報
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34
その他
その他の情報
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 35
内国投資信託受益証券事務の概要
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 35
委託会社の概況
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37
ファンドの詳細情報の項目
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 39
用語解説
<添付> 信託約款
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42
(注)本書の中で金額および比率を表示する場合、四捨五入をした数字が表示されています。従って、合計
の数字が一致しない場合があります。
概 要
ファンドの基本情報
ラッセル 日本株式マルチ・マネージャー・ファンド
商品分類
追加型株式投資信託/国内株式型(一般型)
ファンドの目的
信託財産の長期的な成長を図ることを目的として運用を行います。
主な投資対象
主としてラッセル 日本株式マザーファンド(以下、「マザーファンド」ということがありま
す。)の受益証券に投資します。なお、株式、公社債等他の有価証券または金融商品
に直接投資を行う場合があります。マザーファンドは、国内の証券取引所に上場され
C
ラッセル 日本株式マルチ・マネージャー・ファンド
愛称:「匠の輪」
(以下、「ファンド」といいます。また、「匠の輪」ということがあります。)
B
ファンドの名称
ている株式を主要投資対象とします。詳しくは後述の<ファンドの投資対象>をご参
照下さい。
マザーファンドへの投資を通じて、「マルチ・スタイル、マルチ・マネージャー運用」を行
います。詳しくは後述の<ファンドの目的および基本的性格>ならびに<ファンドの投
資方針>をご参照下さい。
ベンチマーク
TOPIX(配当込み)
主な投資制限
株式への実質投資割合に制限は設けません。
外貨建資産への実質投資割合は信託財産の純資産総額の 50%以内とします。
(株式以外の資産への実質投資割合は、原則として信託財産総額の 50%以下としま
す。) 詳しくは後述の「投資制限」をご参照下さい。
主な価格変動リ
スク
株式など値動きのある証券(外国証券には為替リスクもあります。)に投資しますの
で、基準価額は変動します。従って元金が保証されているものではありません。詳しく
は後述の「投資リスクおよび留意点」をご参照下さい。
信託期間
無期限
決算日
毎年 11 月 18 日、年 1 回。ただし、休業日の場合は翌営業日
収益分配
原則として年 1 回、決算時に基準価額の水準等を勘案して決定します。ただし、分配を
行わないことがあります。
「自動けいぞく投資コース」:分配金は無手数料で自動的に再投資されます。
「分配金受取りコース」:分配金は、原則として税金を差し引いた後、決算日から起算し
て 5 営業日目以降お支払いいたします。
取得申込日
いつでも取得のお申込みができます(休業日を除きます。)。
午後 3 時(東京証券取引所が半休日の場合は午前 11 時)までに販売会社が受付けた
分を当日のお申込み分とします。
お申込みの単位は販売会社がそれぞれ定める単位とします。
※ ファンドのお申込みには、分配金を自動的に再投資する「自動けいぞく投資コー
ス」と分配金を受取る「分配金受取りコース」があります(両コース共、同様の内容
の異なる名称のものを含みます。)。申込単位は販売会社の取り扱うコースによっ
ても異なる場合があります。
ただし、収益分配金の再投資によるお申込みについては1口の整数倍をもって取得す
ることができます。
F
G
H
1
E
申込単位
D
運用方針
概 要
販売価額
(発行価額)
取得申込日の基準価額※とします。(当初募集期間については、1 口当たり 1 円としま
す。)
※基準価額については、販売会社もしくは下記の照会先までお問い合わせ下さい。
B
ラッセル・インベストメント証券投信投資顧問株式会社
<電話番号> 03-5411-1515
(受付時間は営業日の午前 9 時~午後 5 時(半日営業日は午前 9 時~午前 11 時)まで)
<ホームページ・アドレス> URL http://www.russell.com/jpin/
※基準価額は、原則として計算日の翌日付の日本経済新聞朝刊に略称(「匠の輪」)と
申込手数料
して掲載されます。
お申込みにあたっては手数料がかかります。お申込みの手数料率は販売会社がそれ
ぞれ定める料率とします。なお、手数料率は、3.15%(税抜 3.00%)を上限とします。
ただし、収益分配金の再投資によるお申込みについては、申込手数料はありません。
C
申込代金の支
各販売会社が定める日までにお支払い下さい。
払期日
信託報酬
純資産総額に年 1.7325%(税抜 1.65%)の率を乗じて得た金額とします。
※税法が改正された場合には、消費税等が変更になることがあります。
途中換金
いつでも換金ができます(休業日を除きます。)。
D
午後 3 時(東京証券取引所が半休日の場合は午前 11 時)までに販売会社が受付けた
分を当日のお申込み分とします。
E
換金単位
ご換金の単位は各販売会社がそれぞれ定める単位とします。
換金価額
換金申込日の基準価額
換金手数料
ありません。
信託財産留保金
ありません。
課税上の取扱
後述の「手数料等および税金」をご参照下さい。
い
換金代金の支
原則として、換金申込日から起算して 5 営業日からお支払いします。
払い
F
※当交付目論見書中で用いている専門的な用語につきましては、巻末に「用語解説」を設けておりますの
で、併せてご参照下さい。
■ ファンドの申込取扱場所(「販売会社」といいます。)および払込取扱場所については、下記の照会
先までお問い合わせ下さい。
G
ラッセル・インベストメント証券投信投資顧問株式会社
<電話番号> 03-5411-1515
(受付時間は営業日の午前 9 時~午後 5 時(半営業日は午前 9 時~午前 11 時)まで)
<ホームページ・アドレス> URL http://www.russell.com/jpin/
H
■ ファンドの申込・換金単位、申込手数料、申込代金の払込期日等の詳細については、各販売会社に
お問い合わせ下さい。
2
<ファンドの仕組み>
概 要
マザーファンド
(親投資信託)
ラッセル 日本株式マザーファンド
(マルチ・スタイル、マルチ・マネージャー運用)
B
ファンド
C
ラッセル 日本株式
マルチ・マネージャー・
ファンド
(委託者)
ラッセル・インベストメント証券
投信投資顧問株式会社
信託財産の運用指図、受益証
券の発行、目論見書および運
用 報 告 書 の 作 成 等 を行 い ま
す。
(受託者)
①証券投資信託契約
② 募集・販売の取扱等に関する契約
三菱 UFJ 信託銀行株式会社
(再信託受託会社:日本マスタートラス
ト信託銀行株式会
社)
信託財産の保管・管理等を行います。
(外国証券等の保管は海外の金融機
関が行います。なお、信託事務の処理
の一部につき日本マスタートラスト信託
銀行株式会社に委託することができま
す。)
E
受託会社
D
委託会社
販売会社
F
募集の取扱い お よび販売、一
部解約に関する事務、収益分
配金の再投資に 関する事務、
一部解約金・収益分配金・償還
金の支払に関する事務等を行
います。
G
販売会社は、販売・一部解約等の申込、一部解
約金・収益分配金の支払に関する投資家の窓
口になります。
投資家
H
(受益者)
3
<その他ファンドの情報>
概 要
(1)
有価証券届出書提
平成 18 年 12 月 1 日
出日
(2)
内国投資信託受益
追加型株式投資信託(契約型)受益証券(以下、「受益証券」といいます。)
証券の形態等
です。
受益証券は無記名式※で、1 口の整数倍の口数を表示します。
B
なお、ファンドは格付けを取得しておりません。
※平成 19 年1月 4 日より、ファンドの受益権は社振法の規定の適用を受け
るため、振替口座簿に記載または記録されることにより受益権が定まりま
す。従って、やむをえない事情等がある場合を除き、受益証券は発行しませ
ん。詳細については、後述の「その他 その他の情報 内国投資信託受益
C
証券事務の概要 振替機関に関する事項」をご参照ください。
(3)
発行価額の総額
当初募集期間:1,000 億円を上限とします。
継続募集期間:1 兆円を上限とします。
(4)
申込期間
当初募集期間:平成 18 年 12 月 18 日
継続募集期間:平成 18 年 12 月 19 日から平成 20 年 2 月 19 日まで
D
平成 20 年 2 月 20 日以降のお申込については、事前に有価証券届出書を
提出することによって更新されます。
(5)
本邦以外の地域に
該当事項はありません。
おける発行
(6)
有価証券届出書の
該当事項はありません。
E
写しの縦覧
(7)
振替機関に関する
該当事項はありません。なお、ファンドの受益権は、平成 19 年 1 月 4 日より
事項
投資信託振替制度(以下、「振替制度」ということがあります。)に移行する
予定であり、その場合の振替機関は下記の通りです。
株式会社証券保管振替機構
F
G
H
4
ファンドの性格および特色
<ファンドの目的および基本的性格>
◆ 国内の証券取引所に上場されている株式を実質的な主要投資対象とし、信託財産の長期的な成長
◆ 国内株式市場のパフォーマンスを表す代表的な指標である TOPIX(配当込み)※をベンチマークとし
ます。
◆ 複数の運用スタイル、複数の運用担当者を組み合わせた「マルチ・スタイル、マルチ・マネージャー
運 用の内容
を図ることを目的として運用を行います。
運用」を行うことにより、長期的により安定した運用成果を目指します。
ファンドはラッセル 日本株式マザーファンドを親投資信託とするファミリーファンド方式で運用します。
C
ファミリーファンド方式とは、投資家から投資された資金をまとめてベビーファンド(ファンド)とし、その資
金を親投資信託(マザーファンド)であるラッセル 日本株式マザーファンドの受益証券に投資して、その
実質的な運用をマザーファンドにて行う仕組みです。
D
(ベビーファンド)
(マザーファンド)
投 資
投 資
ラッセル
日本株式マルチ・
マネージャー・
ファンド
分配金
解約金等
ラッセル
日本株式
マザーファンド
収 益
日本株式
E
投資家(
受益者)
お申込み金
収 益
※自動けいぞく投資コースの場合は、無手数料で自動的に再投資されます。
F
◆ ファンドは追加型株式投資信託・国内株式型(一般型)に属します。
国内株式型(一般型)とは、社団法人投資信託協会が定める分類方法において、「約款上の株式組入
限度 70%以上のファンドで、主として国内株式に投資するもの」として分類されるファンドをいいます。
※TOPIX(配当込み)は、東京証券取引所第 1 部に上場されているすべての銘柄の時価総額を指数化したも
G
のに、現金配当による権利落ちの修正を加えたものです。TOPIX は、東京証券取引所の知的財産であり、
株価指数の算出、公表、利用など TOPIX に関するすべての権利および TOPIX の商標に関するすべての権
利は東京証券取引所が所有しています。また、これらの情報は信頼のおける情報源から得たものではあり
ますが、東京証券取引所はその確実性および完結性に責任を負うものではありません。
H
5
<ファンドの投資方針>
A
(1) 投資態度
①
主としてマザーファンドの受益証券に投資を行います。
②
マザーファンドは、国内の証券取引所に上場(これに準ずるものを含みます。)されている株式を
主要投資対象とします。
運 用の内容
③
株式以外の資産への実質投資割合は、原則として信託財産総額の 50%以下とします。
④
TOPIX(配当込み)をベンチマークとします。
⑤
実質外貨建資産に対する為替ヘッジは、市況動向、資金動向等により委託会社が適切と判断し
た場合に行うことがあります。
⑥
資金動向、市況動向、残存信託期間等によっては、為替ヘッジも含め、上記のような運用ができ
ない場合があります。
⑦
信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、または価格変動リスクおよび為替変動リ
C
スクを回避するため(ヘッジ目的に限定されません。)、国内において行われる有価証券先物取引、
有価証券指数等先物取引、有価証券オプション取引、通貨に係る先物取引、通貨に係るオプショ
ン取引、金利に係る先物取引および金利に係るオプション取引ならびに外国の市場における有価
証券先物取引、有価証券指数等先物取引、有価証券オプション取引、通貨に係る先物取引、通
貨に係るオプション取引、金利に係る先物取引および金利に係るオプション取引と類似の取引(以
D
下「有価証券先物取引等」といいます。)を行うことができます。
(2) 「匠の輪」の特徴
E
「匠の輪」は世界中から厳選された優れた運用担当者、「匠」たちによって運用されます。
そして、その「匠」たちを束ねるのはマルチ・マネージャー・ファンドの「匠」、ラッセルです。
ラッセルは、これらの運用担当者に対して、マザーファンドについて運用の委託を行います(以下運用
担当者を「外部委託先運用会社」ということがあります。)。
すべては優れた運用担当者を発掘することから始まります。
F
世界最大級の運用会社調査部門を有するラッセル・インベストメント・グループ(以下「ラッセル」といい
ます。)は日本のみならず、アメリカやヨーロッパなど世界各国の運用会社を徹底的に調査し、日本株
式の運用において安定したパフォーマンスを達成することが期待できる、優れた運用担当者を発掘し
ます。
G
優れた運用担当者を組み合わせ、常に最適な状態を維持します。
ラッセルは、それぞれの得意分野に特化した、優れた運用担当者たちを最適に組み合わせることによ
ってマルチ・マネージャー・ファンドを構築します。また、運用担当者の運用能力に変化があった場合な
H
どには、運用担当者の変更や追加を行い、ファンドを常に最適な状態に維持します。
6
ラッセルのマルチ・マネージャー・ファンドの極意
世界最大級の運用会社調査部門を擁するラッセルならではの強みです。
1 世界中から優れた運用担当者を厳選
ラッセルが世界各国に展開する各拠点をベースに、100 名以上※の“運用会社調査の専門家”が日本
運 用の内容
―優れたパフォーマンスのために―
株式を含む約 8,600※の運用商品を徹底的に調査し、優れた運用担当者を発掘します。
(※2005 年 12 月末現在)
C
2 運用スタイル毎に優れた運用担当者を結集し、最適なポートフォリオを構築
―リスク分散のために―
複数の運用スタイルに分散し、それぞれの運用スタイルにおいて優れた運用担当者を採用することで、
す。
D
日々変化する投資環境の中にあっても、ファンド全体として中長期的に安定した運用成果を目指しま
3 厳選された運用担当者を継続的に監視、常にベストな状態を維持
―安定的なパフォーマンスのために―
E
いかに優れた運用担当者でも、運用会社内外の状況の変化により、その運用力を発揮できない場合
があります。そこでラッセルでは継続的な調査活動に基づき、運用担当者の変更や追加等を行い、フ
ァンドを常にベストな状態に維持します。
F
G
H
7
運用スタイルについて
A
運用手法あるいは運用方針は、投資対象のどのような面に焦点をあて銘柄選択を行うか、付加価
値を生み出すためにどのような要因に着目するかなどによって複数の運用スタイルに分類されま
す。代表的な株式の運用スタイルとしては、「グロース型」、「バリュー型」、「マーケット・オリエンテッ
運 用の内容
ド型」などがあります。
「グロース(成長)型」
特に企業の成長性に着目し、利益等の成長性が市場平均よりも高い株式(グロース株)を主な投資
対象とする運用スタイルをいいます。一般的には、一株当たり利益(EPS)の伸び率や自己資本利益
率(ROE)の高い銘柄が対象となります。
C
「バリュー(割安)型」
特に株価水準に着目し、企業の資産価値などから判断して株価が過小評価されている株式(バリュ
ー株)を主な投資対象とする運用スタイルをいいます。一般的には、株価収益率(PER)や株価純資
産倍率(PBR)などが低い銘柄が対象となります。
D
「マーケット・オリエンテッド型」
「グロース型」や「バリュー型」のように、特定の傾向をもつ株式のみに焦点を当てるのではなく、幅
広い株式を投資対象とします。
(3) 運用プロセス
E
「マルチ・スタイル、マルチ・マネージャー運用」は、マザーファンドにおいて行われます。
ラッセルの「マルチ・スタイル、マルチ・マネージャー運用」は、以下のプロセスに基づき運用されます。
ステップ1
資本市場調査
資
本市場調
F
ステップ2
G
ステップ3
ステップ4
運用会社調査
運
運用用会会社社調調
運用担当者選択
運
運用
用会会社社選選
と組合せ
とと 組
組合
合
H
運用担当者とポートフォリオのモニタリング
運用会社とポートフォリオのモニタリング
運用会社とポートフォリオのモニタリング
/ファンドの管理
/ファンドの管理
/ファンドの管理
8
ステップ 1 : 資本市場調査
を峻別するなど、日本の株式市場の特性を把握することによってファンドの基本設計を行います。
A
日本株式の運用において超過収益獲得の可能性が高いと判断される運用戦略とそうでない運用戦略
ステップ 2 : 運用会社調査
し、4 段階で評価を行うことによって、日本株式の運用で良好なパフォーマンスが期待できる優れた運
用担当者を厳選します。
運 用の内容
日本のみならずアメリカやイギリスなど世界各国の運用会社を定性・定量両面から綿密に調査・分析
ステップ 3 : 運用担当者選択と組合せ
ステップ 2 の運用会社調査において厳選された優れた運用担当者の中から、最適と判断される運用
担当者の組合せと各運用担当者への目標資産配分割合を見つけ出すために様々なシミュレーション
C
等を実施することにより、ファンドで採用する運用担当者とその配分割合を決定します。
ステップ 4 : 運用担当者とポートフォリオのモニタリングおよびファンドの管理
運用担当者とそのポートフォリオを継続的にモニタリングします。そして運用担当者の運用能力に変化
が生じた場合など、必要に応じてファンドで採用している運用担当者の変更や追加等を行うことにより
D
ファンドの管理を行います。
<ファンドの投資対象>
(1) 投資の対象とする資産の種類
この信託において投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。
次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託および投資法人に関する法律(以下「投信法」
といいます。)第2条第1項で定めるものをいいます。)
有価証券
2.
有価証券指数等先物取引に係る権利
3.
有価証券オプション取引に係る権利
4.
外国市場証券先物取引に係る権利
5.
有価証券店頭指数等先渡取引に係る権利
6.
有価証券店頭オプション取引に係る権利
7.
有価証券店頭指数等スワップ取引に係る権利
8.
金銭債権
9.
約束手形(証券取引法第2条第1項第8号に掲げるものを除きます。)
G
10. 金融先物取引に係る権利
F
1.
E
①
11. 金融デリバティブ取引に係る権利(金利、通貨の価格その他の指標の数値としてあらかじめ当事
者間で約定された数値と将来の一定の時期における現実の当該指標の数値の差に基づいて算
出される金銭の授受を約する取引またはこれに類似する取引であって、投信法施行規則第4条
で定めるものに係る権利をいいます。)
(a) 金銭
(b) 有価証券
(c) 金銭債権
9
H
12. 次に掲げるものを信託する信託の受益権(1.に掲げるものに該当するものを除きます。)
13. 匿名組合出資持分(1.に該当するものを除きます。)
A
14. 金銭の信託の受益権であって、信託財産を主として匿名組合出資持分に対する投資として運用
することを目的とするもの
② 次に掲げる特定資産以外の資産
運 用の内容
1.
抵当証券
2.
為替手形
3.
外国有価証券市場において行われる有価証券先物取引と類似の取引に係る権利
(2) 運用の指図範囲
委託会社は、信託財産を主としてマザーファンドの受益証券に投資するほか、以下の有価証券に投資
することができます。
C
1.
株券または新株引受権証書
2.
国債証券
3.
地方債証券
4.
特別の法律により法人の発行する債券
5.
社債券(新株引受権証券と社債券とが一体となった新株引受権付社債券(以下「分離型新株引受
権付社債券」といいます。)の新株引受権証券を除きます。)
6.
資産の流動化に関する法律に規定する特定社債券(証券取引法第2条第1項第3号の2で定める
D
ものをいいます。)
7.
特別の法律により設立された法人の発行する出資証券(証券取引法第2条第1項第5号で定めるも
のをいいます。)
8.
協同組織金融機関に係る優先出資証券または優先出資引受権を表示する証書(証券取引法第2
条第1項第5号の2で定めるものをいいます。)
E
9.
資産の流動化に関する法律に規定する優先出資証券または新優先出資引受権を表示する証券
(証券取引法第2条第1項第5号の3で定めるものをいいます。)
10.
コマーシャル・ペーパー
11.
新株引受権証券(分離型新株引受権付社債券の新株引受権証券を含みます。以下同じ。)および
新株予約権証券
12.
外国または外国法人の発行する証券または証書で、前各号の証券または証書の性質を有するも
F
の。
13.
投資信託または外国投資信託の受益証券(証券取引法第2条第1項第7号で定めるものをいいま
す。)
14.
投資証券もしくは投資法人債券または外国投資証券(証券取引法第2条第1項第7号の2で定める
ものをいいます。)
G
15.
外国貸付債権信託受益証券(証券取引法第2条第1項第10号で定めるものをいいます。)
16.
オプションを表示する証券または証書(証券取引法第2条第1項第10号の2で定めるものをいいま
す。)
H
17.
預託証書(証券取引法第2条第1項第10号の3で定めるものをいいます。)
18.
外国法人が発行する譲渡性預金証書
19.
貸付債権信託受益権(証券取引法第2条第2項第1号で定めるものをいいます。)
20.
外国法人に対する権利で前号の権利の性質を有するもの
なお、1.の証券または証書、12.ならびに17.の証券または証書のうち1.の証券または証書の性質を
有するものを以下「株式」といい、2.から6.までの証券および12.ならびに17.の証券または証書のうち
10
2.から6.までの証券の性質を有するものを以下「公社債」といい、13.の証券および14.の証券(投資
(3) 有価証券以外の投資対象
A
法人債券を除きます。)を以下「投資信託証券」といいます。
委託会社は、信託財産を、前記(2)に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品および社団法人
投資信託協会規則が認めるその他の金融商品により運用することを指図することができます。
預金
2.
指定金銭信託
3.
コール・ローン
4.
手形割引市場において売買される手形
5.
抵当証券
運 用の内容
1.
(4) 前記(2)にかかわらず、この信託の設定、解約、償還、投資環境の変動等の対応等、委託会社が運
用上必要と認めるときには、委託会社は、信託金を、前記(3)1.から4.に掲げる金融商品により運用す
C
ることの指図ができます。
(ご参考)ラッセル 日本株式マザーファンドの投資方針
(1) マザーファンドの投資態度
前述の「ファンドの性格および特色<ファンドの投資方針>(1) 投資態度」と同じです。 ただし、①に
株式等の組入れにあたってはフル・インベストメントを基本とします。また、日本株式のインデックス先
D
ついては含まないものとします。
物や他の派生商品に投資することにより株式市場へのエクスポージャーを高めます。
(2) マザーファンドの投資対象
運用の指図範囲、(3) 有価証券以外の投資対象および(4)」 と同じです。ただし、マザーファンド受益
E
前述の「ファンドの性格および特色<ファンドの投資対象>(1) 投資の対象とする資産の種類、(2)
証券については投資対象に含まないものとします。
(3) マザーファンドにおける運用の権限委託
有価証券届出書提出日現在、委託会社は、運用の指図に関する権限を次のものに委託しています。
F
商
号: JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社
所 在 地: 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号 東京ビルディング
委託内容: グロース(成長)型株式に重点をおいた運用
号: ソシエテ・ジェネラル・アセット・マネジメント・インターナショナル・リミテッド
G
商
所 在 地: 英国 ロンドン EC4M 7NLラドゲート・ヒル100
委託内容: バリュー(割安)型株式に重点をおいた運用
商
号: アライアンス・バーンスタイン・エル・ピー
委託内容: バリュー(割安)型株式に重点をおいた運用
11
H
所 在 地: 米国ニューヨーク州10105 ニューヨーク アベニュー・オブ・アメリカ1345
商
号: バークレイズ・グローバル・インベスターズ株式会社
A
所 在 地: 東京都渋谷区広尾一丁目1番39号 恵比寿プライムスクェアタワー
委託内容: マーケット・オリエンテッド型の運用
商
号: T&Dアセットマネジメント株式会社
運 用の内容
所 在 地: 東京都港区海岸一丁目2番3号 汐留芝離宮ビルディング
委託内容: バリュー(割安)型株式に重点をおいた運用
商
号: ピクテ投信投資顧問株式会社
所 在 地: 東京都千代田区丸の内二丁目2番1号
委託内容: グロース(成長)型株式に重点をおいた運用
C
商
号: フランク・ラッセル・カンパニー
所 在 地: 米国ワシントン州 98402 タコマ市エイ・ストリート909
委託内容:
1) キャッシュ・エクイタイゼーション(流動資金の株式化)―即ち、運用資産の内、流動資金を株式先
物インデックスで運用することにより、ファンドを株式に対してフル・エクスポージャーにし、運用効
D
率を高める。
2) 他の委託運用会社の運用を補完して信託財産全体に係る適切なポートフォリオを実現することを
目的とした、他の委託運用会社の運用に係る部分以外の信託財産の一部についての運用。
3) 委託運用会社の変更に際しての、必要に応じた資産の移転管理および一時的な運用。
E
既述の通り、マザーファンドは、マルチ・マネージャーの運用アプローチを採用しています。マルチ・マ
ネージャーの運用アプローチにおいて、委託会社はマザーファンドの運用の指図にかかる権限を委託
する外部委託先運用会社の運用パフォーマンスを監視し、外部委託先運用会社をいつでも変更また
は追加したりすることがあります。また委託会社は信託期間中、各外部委託先運用会社への委託割
合を変更することがあります。従って、マザーファンドがその運用の指図にかかる権限を委託している
外部委託先運用会社は随時変更され、有価証券届出書提出日現在のものと異なることがあります。
F
なお、マザーファンドの最新の外部委託先運用会社に関するお問い合わせは、委託会社で受付けて
おります。また、委託会社は下記の委託会社ホームページでも情報提供を行っております。
G
ラッセル・インベストメント証券投信投資顧問株式会社
<電話番号> 03-5411-1515
(受付時間は営業日の午前 9 時~午後 5 時(半営業日は午前 9 時~午前 11 時)まで)
<ホームページ・アドレス> URL http://www.russell.com/jpin/
H
12
運用体制
A
委託会社は、投資政策方針(社内規則)に基づき、ファンドの運用体制を構築しています。
配分割合の設定・変更、運用ガイドラインの作成・変更が中心となります。
◆ インベストメント・マネジメント&リサーチ本部は、委託会社の属するラッセル・インベストメント・グルー
プからの助言等に基づき、外部委託先運用会社の採用・変更や各外部委託先運用会社への目標資
運 用の内容
◆ 委託会社の投資意思決定は、マザーファンドで採用する外部委託先運用会社の採用・変更、目標資産
産配分割合の設定・変更などに関して投資政策・運用委員会(後述)に提案、その承認を得ます。その
他の事項に関してはインベストメント・マネジメント&リサーチ本部が決定し、投資政策・運用委員会に
報告します。
C
(投資政策・運用委員会)
◆ 投資政策・運用委員会は代表執行役およびチーフ・インベストメント・オフィサーを含む2名以上の議決
権を有する委員から構成されています。
◆ 運用状況、運用会社のガイドライン遵守状況等のモニタリングについて、月に一度評価、検討を行って
D
います。
ラッセル・インベストメント・グループ
外部委託先運用会社
助言等
E
報告(運用ガイド
ライン遵守状況等)
運用ガイドライン
の提示等
F
インベストメント・マネジメント&リサーチ本部
提案・承認
報告
G
パフォーマンス・
運用状況等
投資政策・運用委員会
インベストメント・マネジメント&リサーチ本部
H
※上記体制は有価証券届出書提出日現在のものであり、今後変更される場合があります。
13
投資制限
A
<信託約款に定める投資制限>
主な投資制限は以下の通りです。
運 用の内容
(1)
株式への投資
株式への実質投資割合※には制限を設けません。
割合
※実質投資割合とは、ファンドの信託財産の純資産総額に対する、ファンドの信
託財産に属する資産の時価総額とマザーファンドの信託財産に属する当該資
産の時価総額のうちファンドの信託財産に属するとみなした額との合計額の割
合をいいます。(以下同じ。)
(2)
C
(3)
(4)
投資信託証券
ラッセル 日本株式マザーファンド受益証券以外の証券投資信託への実質投資
への投資割合
割合は、信託財産の純資産総額の 5%以内とします。
外貨建資産へ
外貨建資産への実質投資割合は、信託財産の純資産総額の 50%以内としま
の投資割合
す。
投資する株式
委託会社が投資することを指図する株式、新株引受権証券および新株予約権
等の範囲
証券は、証券取引所に上場されている株式の発行会社の発行するもの、および
証券取引所に準ずる市場において取引されている株式の発行会社の発行する
D
ものとします。ただし、株主割当または社債権者割当により取得する株式、新株
引受権証券および新株予約権証券については、この限りではありません。
(5)
信用取引の指
委託会社は、信託財産の効率的な運用に資するため、信用取引により株券を
図範囲
売付けることの指図をすることができます。なお、当該売付の決済については、
株券の引渡しまたは買戻しにより行うことの指図をすることができるものとしま
E
す。
(6)
先物取引等の
委託会社は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、または信
運用指図・目
託財産に属する資産の価格変動リスクおよび為替変動リスクを回避するため、
的・範囲
わが国の証券取引所における有価証券先物取引、有価証券指数等先物取引
および有価証券オプション取引ならびに外国の取引所におけるこれらの取引と
類似の取引を行うことの指図をすることができます。なお、選択権取引はオプシ
F
ョン取引に含めるものとします。
(7)
その他の投資
・スワップ取引の運用指図・目的・範囲
制限
・金利先渡取引および為替先渡取引の運用指図
・有価証券の貸付の指図および範囲
・公社債の空売りの指図範囲
G
・公社債の借入れ
・外国為替予約取引の指図および範囲
・資金の借入れ
H
※
マザーファンドの投資制限は、上記のファンドの投資制限と同じです。
※
詳しくは、添付のファンドおよびマザーファンドの信託約款をご覧下さい。
14
<その他法令上の投資制限>
A
ファンドに適用される投信法等関連法令(以下、「投信法施行令」 「投信法施行規則」等といいます。)上の
投資制限は以下の通りです。
(1)
委託会社は、信託財産の純資産総額に100分の50を乗じて得られる額が当該
評価損の制限
信託財産に係る次のイおよびロに掲げる額(これに係る取引のうち当該取引が
評価損を生じたのと同じ事由により評価益を生じた取引がある場合には当該評
価益の合計額を控除した額とします。)ならびにハおよびニに掲げる額の合計額
を下回ることになるにもかかわらず、当該信託財産に係る有価証券先物取引等
運 用の内容
先物取引等の
を行うことまたは継続することを受託会社に指図しないものとします。
イ 当該信託財産に係る先物取引等評価損(有価証券オプション取引等お
よび有価証券店頭オ プション取引等の売付約定に係るものを除きま
C
す。)
ロ 当該信託財産に係る有価証券オプション取引等および有価証券店頭オ
プション取引等のうち売付約定に係るものにおける原証券等の時価とそ
の行使価格との差額であって当該オプションの行使に伴い発生すると
見込まれる損失の額から当該オプションに係る帳簿価額を控除した金
ハ 当該信託財産をもって取得し現在保有している新株予約権を表示する
D
額であって評価損となるもの
証券または証書に係る時価とその帳簿価額との差額であって評価損と
なるもの
ニ 当該信託財産をもって取得し現在保有しているオプションを表示する証
るもの
E
券または証書に係る時価とその帳簿価額との差額であって評価損とな
(投信法第15条第1項第6号、投信法施行規則第27条第1項第5号)
(2)
同一法人の発
委託会社は、同一の法人の発行する株式を、その運用の指図を行うすべての
行する株式
委託者指図型投資信託につき、信託財産として有する当該株式に係る議決権
の総数が当該株式に係る議決権の総数に100分の50の率を乗じて得た数を超
F
えることとなる場合においては、信託財産をもって取得することを受託会社に指
図しないものとします。
(投信法第16条、投信法施行規則第32条)
G
H
15
分配方針
A
◆ 年1回の毎決算時(11 月 18 日)に、原則として以下の方針に基づき分配を行います。ただし、決算日
に該当する日が休業日の場合、決算日は翌営業日とします。
運 用の内容
(1)分配対象額の範囲は、繰越分を含めた利子・配当収入と売買損益(評価損益を含みます。)等の全額
とします。
(2)収益分配金額は、委託会社が基準価額水準等を勘案して決定します。ただし、分配対象額が少額の
場合には分配を行わないことがあります。
C
(3)留保益の運用については、特に制限を設けず、委託会社の判断に基づき、元本部分と同一の運用を
行います。
※ 分配対象額の範囲
D
信託財産から生ずる毎計算期末における利益は、次の方法により処理します。
配当金、利子、貸付有価証券に係る品貸料およびこれらに類する収益から支払利息を控除した額(以
下「配当等収益」といいます。)は、諸経費、信託報酬および当該信託報酬に係る消費税等に相当す
る金額を控除した後その残金を投資家に分配することができます。なお、次期以降の分配金にあてる
ため、その一部を分配準備積立金として積み立てることができます。
E
売買損益に評価損益を加減した利益金額(以下「売買益」といいます。)は、諸経費、信託報酬および
当該信託報酬に係る消費税等に相当する金額を控除し、繰越欠損金のあるときは、その全額を売買
益をもって補てんした後、投資家に分配することができます。なお、次期以降の分配にあてるため、分
配準備積立金として積み立てることができます。
※ 毎計算期末において、信託財産につき生じた損失は、次期に繰り越します。
F
G
H
16
投資リスクおよび留意点
A
ファンドの元本および元本からの収益の保証はありません。投資家は以下の各リスクおよび留意点を十
ファンドの投資内容には下記の様なリスクが伴いますので、基準価額が投資元本を下回る可能性があ
り、元金は保証されていません。また、ファンドは預金保険機構または保険契約者保護機構の保護の対
象ではなく、信託財産に生じた利益または損失は、全て投資家に帰属します。
運 用の内容
分理解した上でファンドへの投資判断を下す必要があります。
ファンドの資産価値に影響を及ぼす主なリスクとしては、以下のようなものがあげられます。
C
<基準価額の変動リスク>
株価変動リスク
ファンドまたはマザーファンドは株式への投資を行います。株式の価格動向は、国内および国際的な
政治・経済情勢の影響を受けます。そのため、ファンドの投資成果は、株式の価格変動または流動
性の予想外の低下があった場合、重大な損失を生じることがあります。
ファンドまたはマザーファンドは株式への投資を行うため、株式発行体の信用リスクを伴います。
D
株式の発行体の信用リスク
為替リスク
ファンドまたはマザーファンドが外貨建資産を保有する場合、当該通貨と円の為替変動の影響を受
け、損失を生じることがあります。
ファンドまたはマザーファンドは、為替予約取引等を行うことがありますが、これらの取引には相手先
E
為替取引の相手先に関するリスク
の決済不履行リスクが伴います。
債券の価格変動リスク
ファンドまたはマザーファンドは債券投資を行うことがあります。金利が低下した場合、債券等の市場
価格は上昇傾向となりますが、逆に金利上昇局面では、価格は下落傾向となります。各債券等の値
F
動きの幅は残存期間、発行体、債券の種類等に左右されます。
債券の発行体の信用リスク
ファンドまたはマザーファンドは、債券への投資を行うことがあるため、債券発行体の信用リスクを伴
います。また、非投資適格銘柄(ハイイールド債、エマージングマーケット債等)に投資することもあり
ます。
G
期限前償還リスク、延長リスク
ファンドまたはマザーファンドは、期限前償還リスク、延長リスクを伴う債券等への投資を行うことが
あります。期限前償還リスクとは、債券等の発行体が期限前償還の権利を行使したために予定より
も早く投資資金が現金化されてファンドに戻ってくることによるリスクであり、典型的には金利下降局
面で生じます。そのような場合、ファンドは当初見込まれた投資収益をあげることができず、さらに利
延長リスクとは、債券の発行体が満期後に元本支払いを延長する権利を行使したために予定よりも
遅れて投資資金回収がなされるリスクであり、典型的には金利上昇局面で生じます。その様な場合、
ファンドはより利回りの高い証券への投資機会を失う可能性があります。
17
H
回りの低い証券への再投資をせざるをえない可能性があります。
カントリーリスク
A
株式、債券および通貨への投資は、当該国の国内情勢、政治経済情勢、通貨規制、資本規制等、
様々な要因による影響を受けますが、これらの要因は時として予想を超える規模の市場変動をもた
らすことがあります。その結果、特定国の債券、株式および通貨等への投資により予想に反して損
失を被り、ファンドの資産価値に影響を与える可能性もあります。
運 用の内容
モーゲージ・バック証券、アセット・バック証券のリスク
ファンドおよびマザーファンドにおいて投資対象として認められている外国有価証券には、不動産担
保貸付債権を担保としたいわゆるモーゲージ・バック証券や、オート・ローンやクレジット・カードの受
取債権等の集合を担保とするいわゆるアセット・バック証券も含まれています。これらの証券は、期
限前償還リスクおよび延長リスクが一般に高いという点で伝統的な公社債と異なっています。住宅所
有者は住宅ローンを繰上返済することができるため、住宅ローンによって担保された証券の残存期
間は、金利動向により長くなったり短くなったりする可能性があります。
C
アセット・バック証券は、証券を担保する資産が無担保債権である等の理由で、一般にモーゲージ資
産と比べて担保価値において劣るため、モーゲージ・バック証券にはない信用リスクを有します。
これらの証券の信用補完は、高格付の企業による保証や保険、あるいは「優先・劣後」の構成等によ
って行われることがあります。保証や保険の場合は、それを提供している企業が格下げられたり支
払業務を履行できなくなるリスクがあり、また、「優先・劣後」構成の場合には、担保資産の損失が予
D
想よりも著しく増大して劣後部分だけでは優先部分を保護しきれなくなったようなときには、ファンドが
損失を被るリスクがあります。
デリバティブ取引のリスク
ファンドまたはマザーファンドは債券、株式、為替、金利関連のデリバティブ(すなわち、金利先渡契
約、店頭オプション、スワップ、店頭デリバティブ等)に投資することがあります。これらの運用手法は、
E
ヘッジ目的に限らず、投資収益を上げる目的でも用いられます。デリバティブの運用には、ヘッジす
る商品とヘッジされるべき資産との間の相関性を欠いてしまう可能性、流動性を欠く可能性、証拠金
を積むことによるリスク等様々なリスクが伴います。実際の価格変動が見通しと異なった場合に、ファ
ンドが損失を被るリスクを伴います。
デリバティブ取引のカウンターパーティーに対する信用リスク
ファンドまたはマザーファンドでは、デリバティブ取引を行うことがありますが、これらの取引には相手
F
先の決済不履行リスクが伴います。その際、他のカウンターパーティーと同等のポジションを再構築
するため、コストがかかり、ファンドが損失を被るリスクを伴います。
※上記はファンドの資産価値に影響を及ぼす主なリスクであり、リスクは上記に限定されるものではありま
せん。
G
<ファンドの繰上償還に関わる留意点>
ファンドは、下記の事由等により、繰上償還されることがあります。繰上償還が行われた場合、投資家は、
受益証券を満期まで保有した場合に得たであろう投資収益と同等以上の収益を、再投資によって得られ
るとは限らず、いわゆる再投資リスクを負います。
H
当初設定から1年経過後の信託財産の純資産総額が 30 億円を下回った場合。
委託会社が、信託終了前にこの信託契約を解約することが投資家のため有利であると認めたときま
たはやむをえない事情が発生したとき。
委託会社が、監督官庁よりこの信託契約の解約の命令を受けたとき。
18
委託会社が、監督官庁より認可の取消を受けたとき、解散したときまたは業務を廃止したとき。
A
受託会社の辞任または解任後、委託会社が新受託会社を選任できないとき。
<換金(一部解約)に関わる留意点>
投資家は、原則として、販売会社の休業日を除きいつでも、換金請求することができますが、信託財
<その他の留意点>
ファンドは、ファミリーファンド方式で運用を行います。そのため、ファンドが投資対象とするマザーファ
運 用の内容
産の円滑な資金管理を行うため大口の換金請求に制限を設ける場合があります。
ンドを投資対象とする他のベビーファンドに追加設定・解約等に伴う資金変動等があり、その結果当
該マザーファンドにおいて売買等が生じた場合等には、ファンドの基準価額に影響を及ぼす場合があ
ります。
C
取引所が何らかの理由により(取引規制、システムリスク等)現物、先物取引、デリバティブ等が円滑
に行えなくなった場合等、意図した運用ができない可能性があります。
市場の大幅な変動や急激な変動により現物、先物取引、デリバティブ等が成立せず、必要な取引数
量のうち全部または一部が取引不成立となった場合等、意図した運用ができない可能性があります。
ファンドの純資産額が十分に大きくない場合には、ポートフォリオの組入比率をきめ細かく調整するこ
収益分配は前記の「分配方針」に基づいて委託会社が決定しますが、委託会社の判断により分配を
D
とができず、意図した運用ができない可能性があります。
行わない場合があります。
証券取引所における取引の停止、外国為替取引の停止、決済機能の停止その他合理的な事情があ
ると委託会社が判断したときは、委託会社は信託約款の規定に従い、ファンドの受益証券の取得の
消す場合があります。
E
申込み、換金の請求の各受付を中止すること、および既に受付けた申込み、請求の各受付けを取り
法令・税制・会計方法等は今後変更される可能性もあります。
F
G
H
19
リスク管理体制
A
◆ 運用リスクの管理は、(1)外部委託先の運用会社段階での管理、(2)ファンド全体の管理の2段階にわ
たって行われます。
運 用の内容
(1)外部委託先の運用会社段階での管理
・ 各外部委託先運用会社は運用ガイドライン等の遵守状況をチェックします。運用ガイドラインは外部委
託先運用会社に対する運用の詳細を定めたもので、ベンチマークや目標リターン、運用スタイルといっ
た運用の性格を記述するとともに、業種別のベンチマーク比乖離の上限、投資可能証券の範囲等を定
めています。
・ 外部委託先運用会社は運用ガイドラインに違反した場合には直ちに委託会社に報告する義務があり
C
ます。また委託会社は定期的に各外部委託先運用会社から違反がなかった旨の確認をとっています。
・ これらの管理はラッセル・インベストメント・グループおよび法務・コンプライアンス部門の協力を得てイ
ンベストメント・マネジメント&リサーチ本部が行っており、その結果は投資政策・運用委員会に報告さ
れます。
D
(2)ファンド全体の管理
ファンド全体での管理はオペレーション&IT部門がモニターをし、法務・コンプライアンス部門がその実
施状況の確認をしています。チェック項目は主として法令等の遵守状況です。また、法務・コンプライア
ンス部門は定期的に外部委託先運用会社から法令遵守状況の確認をとっています。
E
F
G
H
20
主として法務・コンプライアンス部門
法令等遵守
モニター
A
報告
オペレーション&IT 部門
報告
外部委託先
外部委託先
外部委託先
運用会社A
運用会社B
運用会社C
運 用の内容
モニター
C
運用ガイドライン遵守・パフォーマンス評価等
D
主としてインベストメント・マネジメント&リサーチ本部
E
報告
F
投資政策・運用委員会
G
※ 上記体制は有価証券届出書提出日現在のものであり、今後変更される場合があります。
H
21
申込・換金手続き
A
<申込(販売)手続き等>
(1)
申込期間
当初募集期間:平成 18 年 12 月 18 日
B
継続募集期間:平成 18 年 12 月 19 日から平成 20 年 2 月 19 日まで
取得お申込みの受付は販売会社の営業日に限り行われます。販売会社の
営業日の午後3時(東京証券取引所が半休日の場合は午前11時まで)まで
に受付けた取得申込を、当日分の受付として取扱います。この時刻を過ぎ
て行われるお申込みは、翌営業日の取扱いとなります。
ご投資 の手引 き
(2)
申込単位
お申込みの単位は販売会社がそれぞれ定める単位とします。
※ ファンドのお申込みには、分配金を受取る「分配金受取りコース」と
販売会社との間で締結された自動けいぞく投資契約(別の名称で同
様の権利義務関係を規定する契約または規定が用いられることが
あり、この場合は当該別の名称に読み替えるものとします。以下同
じ。)にもとづき、分配金を自動的に再投資する「自動けいぞく投資コ
ース」があります。また自動けいぞく投資コースを取扱う販売会社が
D
自動けいぞく投資契約にもとづく「定時定額購入サービス」(名称の
如何を問わず同種の契約を含みます。)を取扱う場合があります。お
申込み単位は販売会社の取扱うコースによっても異なる場合があり
ます。
なお、販売会社により、お取扱いが可能なコースが異なる場合があ
E
りますのでご注意下さい。
ただし、収益分配金の再投資によるお申込みについては1口の整数倍をも
って取得することができます。
(3)
販売価額
取得申込日の基準価額※とします。(当初募集期間中については 1 口当た
(発行価額)
り 1 円とします。)
F
ただし、収益分配金の再投資に係る受益証券の取得申込に限り、各計算
期間終了日の基準価額とします。
※基準価額とは、純資産総額をそのときの受益権口数で除して得た額を
言います。なお、便宜上1万口当たりの価額で表示されることがあります。
基準価額については、販売会社もしくは下記の照会先までお問い合わせ下
G
さい。
ラッセル・インベストメント証券投信投資顧問株式会社
<電話番号> 03-5411-1515
(受付時間は営業日の午前 9 時~午後 5 時(半日営業日は午前 9 時~
午前 11 時)まで)
H
<ホームページ・アドレス> URL http://www.russell.com/jpin/
※基準価額は、原則として計算日の翌日付の日本経済新聞朝刊に略称
(〔ラッセル〕の「匠の輪」)として掲載されます。
22
(4)
申込手数料
手数料は、取得申込日の基準価額(当初募集期間: 1 口当たり 1 円)に、販
A
売会社がそれぞれ定める料率を乗じて得た額となります。なお、申込手数
料率は 3.15%(税抜 3.00%)を上限とします。
ただし、収益分配金の再投資によるお申込みについては、申込手数料はあ
りません。
また、販売会社によっては、販売会社が別途定める申込手数料率を適用す
B
る「償還乗換え」※1や「換金乗換え」※2によりファンドの取得申込みを取
扱う場合があります。
※1 「償還乗換え」とは、取得申込日の属する月の前 3 ヵ月以内に償還とな
託および延長前の信託終了日以降、収益分配金の再投資以外の追
加信託を行わない追加型証券投資信託にあっては、延長前の信託終
了日以降でかつ取得申込日の属する月の前 3 ヵ月以内における受益
証券の買取請求による売却代金および一部解約金を含みます。)をも
ご投資 の手引 き
った証券投資信託の償還金(信託期間を延長した単位型証券投資信
って、その支払を行った販売会社でファンドの取得申込みを行う場合
をいいます。
D
※2 「換金乗換え」とは、追加型証券投資信託の信託終了日の1年前以内
で販売会社が別に定める期間以降、当該投資信託の受益証券の買
取請求に係る売却代金または一部解約金をもって、当該販売会社
が別に定める期間以内に、当該販売会社でファンドの取得申込みを
行う場合をいいます。
申込代金の払込
各販売会社が定める日までに申込代金を販売会社にお支払い下さい。
期日
お支払い頂いた代金は、追加信託を行う日に、販売会社から委託会社の口
座を経由し、受託会社(三菱UFJ信託銀行株式会社)のファンド口座に振り
E
(5)
込まれます。
なお、ファンドの受益権は、平成19年1月4日より振替制度に移行するため、
F
振替受益権に係る各取得申込日の発行価額の総額は、追加信託が行わ
れる日に委託会社の指定する口座を経由して、受託会社の指定するファン
ド口座に払い込まれます。
(6)
その他
取得申込者は販売会社に取引口座を開設のうえ、お申込みを行っていただ
きます。なお、ファンドの受益権は全て振替制度に移行するため、取得申込
別に定める保護預かり約款および投資信託受益権振替決済口座管理約款
G
者は、社振法に基づく投資信託振替制度への移行への取扱いを規定した
に従って販売会社と契約を結んだ方に限らせていただきます。
当初申込時に自動けいぞく投資コースを選択された取得申込者には、販売
会社との間で自動けいぞく投資契約を締結していただきます。
ファンドのすべての受益権は投資信託振替制度へ移行するため、投資家に
ご購入いただいたすべての受益証券は保護預かり契約に従って販売会社
の保護預かりとするものとし、受益証券のお引き出しはできません。
23
H
(受益証券の保護預かり)
なお、ファンドの受益権は、平成 19 年 1 月 4 日より、振替制度に移行するた
A
め、受益権の帰属は、振替機関等の振替口座簿に記載または記録される
ことにより定まり、受益証券を発行しませんので、保護預かりに関する該当
事項はなくなります。
(取得申込の中止等)
取得申込者の取得申込総額が多額な場合、または証券取引所における取
B
引の停止、外国為替取引の停止、その他合理的な事情があると委託会社
が判断したときは、当該ファンドの受益証券の取得申込を中止することおよ
び既に受付けた取得申込の受付を取消す場合があります。
ご投資 の手引 き
(振替受益権について)
ファンドの受益権は、平成19年1月4日より振替制度に移行するため、取得
申込者は販売会社に、取得申込と同時にまたはあらかじ予め当該取得申
込者が受益権の振替を行うための振替機関等の口座を申し出るものとし、
当該口座に当該取得申込者に係る口数の増加の記載または記録が行な
われます。なお、販売会社は、当該取得申込の代金の支払と引き換えに、
当該口座に当該取得申込者に係る口数の増加の記載または記録を行うこ
とができます。委託会社は、追加信託により分割された受益権について、振
D
替機関等の振替口座簿への新たな記載または記録をするため社振法に定
める事項の振替機関への通知を行うものとします。振替機関等は、委託会
社から振替機関への通知があった場合、社振法の規定に従い、その備える
振替口座簿への新たな記載または記録を行います。受託会社は、追加信
託により生じた受益権については追加信託のつど、振替機関の定める方法
E
により、振替機関へ当該受益権に係る信託を設定した旨の通知を行いま
す。
<換金(解約)手続き等>
(1)
換金の請求
換金の請求は、販売会社の毎営業日に受付けます。販売会社の営業日の
F
午後3時(東京証券取引所が半休日の場合は午前11時)までに販売会社
が受付けた分を当日のお申込み分とします。この時刻を過ぎて行われるお
申込みは翌営業日の取扱いとなります。
(2)
換金単位
ご換金の単位は各販売会社がそれぞれ定める単位とします。
(3)
換金価額
換金申込日の基準価額
G
基準価額については、販売会社もしくは下記の照会先までお問い合わせ下
さい。
H
ラッセル・インベストメント証券投信投資顧問株式会社
<電話番号> 03-5411-1515
(受付時間は営業日の午前 9 時~午後 5 時(半営業日は午前 9 時~午前
11 時)まで)
<ホームページ・アドレス> URL http://www.russell.com/jpin/
※基準価額は、原則として計算日の翌日付の日本経済新聞朝刊に略称
([ラッセル]の「匠の輪」)として掲載されます。
(4)
換金手数料
ありません。
24
信託財産留保金
ありません。
(6)
換金代金の支
原則として、換金請求を受けた日から起算して5営業日からお支払いしま
払い
す。
換金の制限
大口換金の場合、または証券取引所における取引の停止、外国為替取引
(7)
A
(5)
の停止その他合理的な事情があると委託会社が判断したときは、委託会社
は換金請求の受付を中止することができます。この場合には、投資家は当
がその換金請求を撤回しない場合には、当該受益証券の換金の価額は、
B
該受付中止以前に行った当日の換金請求を撤回できます。ただし、投資家
当該受付中止を解除した後の最初の基準価額の計算日に換金請求を受付
けたものとして計算された価額とします。
その他
(振替制度の移行に伴う換金の請求方法について)
ファンドの受益権は、平成19年1月4日より振替制度に移行するため、換金
の請求を行う投資家は、その口座が開設されている振替機関等に対して当
該投資家の請求に係るこの信託契約の一部解約を委託会社が行うのと引
換えに、当該一部解約に係る受益権の口数と同口数の抹消の申請を行う
ご投資 の手引 き
(8)
ものとし、社振法の規定に従い当該振替機関等の口座において当該口数
の減少の記載または記録が行われます。
D
平成19年1月4日以降の換金に係る換金の請求を投資家がするときは、振
替受益権をもって行うものとします。ただし、平成19年1月4日以降に換金代
金が投資家に支払われることとなる換金の請求で、平成19年1月4日前に
行われる当該請求については、振替受益権となることが確実な受益証券を
もって行うものとします。
行します。
E
平成 18 年 12 月 29 日時点での受益証券は、一括して全て振替受益権へ移
■ ファンドの申込・換金単位、申込手数料、申込代金の払込期日等の詳細については、各販売会社に
お問合わせ下さい。
F
■ ファンドの販売会社については、下記の照会先までお問い合わせ下さい。
G
ラッセル・インベストメント証券投信投資顧問株式会社
<電話番号> 03-5411-1515
(受付時間は営業日の午前 9 時~午後 5 時(半日営業日は午前 9 時~午前 11 時)まで)
<ホームページ・アドレス> URL http://www.russell.com/jpin/
H
25
手数料等および税金
A
<お申込みからご換金または償還までの間に直接ご負担いただく費用>
時期
項目
お申込み時
費用
申込手数料
お申込みの申込手数料率は販売
B
会社がそれぞれ定める料率となり
ますので、各販売会社にてご確認
下さい。(申込手数料率は 3.15%
ご投資 の手引 き
(税抜 3.00%)を上限とします。)
途中換金時
(一部解約時)
信託財産留保金
ありません。
手数料
ありません。
<信託財産で間接的にご負担いただく費用>
時期
項目
費用
毎日
信託報酬
ファンドの純資産総額に対して年 1.7325%(税抜 1.65%)
D
内訳
純資産総額
200 億円以下の部分
(委託会社)
(販売会社)
200 億円超の部分
販売会社と受託会社への配分を除いたもの
年 0.6300%(税抜 0.60%)
(受託会社)
年 0.6825%(税抜 0.65%)
年 0.105%(税抜 0.10%)
※ 販売会社の配分は販売会社毎の純資産総額に応じて決定します。
E
※ 税法が改正された場合は、消費税が変更になることがあります。
信託報酬の総額は、フ ァンドの計算期間を通じて毎日、フ ァンドの純資産総額に年 1.7325%(税抜
1.65%)の率(信託報酬率)を乗じて得た金額とします。信託報酬の内訳については上記の通りとしま
す。
上記の信託報酬は、毎年 5 月 18 日および 11 月 18 日(当日が休業の場合は翌営業日)または信託
F
終了の時に信託財産中から支払われます。
委託会社および販売会社の報酬はファンドから委託会社に対して支弁され、販売会社の報酬は委
託会社より販売会社に対して支払われます。受託会社の報酬はファンドから受託会社に対して支
弁されます。
マザーファンドの運用の指図に関する権限の委託を受けた者への報酬額については、委託会社と当該
G
委託先との間で別途定められ、委託会社が受ける報酬中から支弁するものとし、信託財産からの直接的
な支弁は行いません。
<その他の費用等>
(1)ファンドの組入れ有価証券の売買時の売買委託手数料、売買委託手数料にかかる消費税等相当額お
H
よび外貨建資産の保管等に要する費用ならびに先物・オプション取引等に要する費用は、投資家の負
担とし、信託財産から支払われます。
(2)ファンドにおいて換金に伴う支払い資金の手当て等を目的として資金借入れの指図を行った場合、当
該借入金の利息は信託財産から支払われます。
26
(3)ファンドに関する租税、信託事務の処理に要する諸費用、受託会社の立て替えた立替え金の利息およ
A
び借入金の利息は、投資家の負担とし信託財産から支払われます。
<課税上の取扱い>
(1)
個人の投資家
平成16年1月1日から平成20年3月31日までの間は、個人の投資家が支払
に対する課税
を受 ける収益分配金 のう ち課税扱 いとなる普通 分配金ならびに 一部解 約
3 %) の税 率に よる源 泉徴 収 が行 われ申告 不要 制度 の適用 を受 けま す。
B
時および償還時の個別元本超過額については、10%(所得税7%、地方税
( なお、申告 を行う ことにより総合 課税 を選択 するこ とも 可能です。その場
合 、一定の条件の下 で配当控除 の適用可 能性があり ます。) 収益分配 金
金は課税されません。
なお、上記の 10%の税率は、平成 20 年 4 月 1 日から、20%(所得税 15%、
地方税 5%)となる予定です。
また、一部解約時お よび償還時の損失については、株式等の売買損 とみ
ご投資 の手引 き
のうち所 得税法上課税 対象となるのは普通分 配金のみであり 、特別分 配
なされ、確定申告を行うことにより、他の株式等の譲渡による損益と通算す
ることができます。また、一部解約による換金により発生した損失のうち、そ
D
の年に控除しきれない損失金額に ついては、確定申告 を行うこ とにより翌
年以降 3 年間にわたり、他の株式等に係る譲渡益から控除することができ
ます。
(2)
法人の投資家
法人の投資家が支払 を受ける収益分配金のうち課税扱いとなる普通分配
に対する課税
金 ならびに換金(一部 解約)時お よび償還時の個別元本超 過額について
す。収益分配金のうち所得税法上課税対象となるのは普通分配金のみで
E
は、所得税 7 %の税率に よる源泉 徴収が行 われ、法人 の受取額 となりま
あり、特別分配金 は課税されません。なお、地方税 の徴収 はありません。
上記の 7%の税率は、平成 20 年 4 月 1 日からは所得税 15%となる予定で
す。
F
◆ 換金(一部解約)時および償還時の課税について ◆
換金(一部解約)時および償還時の個別元本超過額が課税対象となります。 なお、販売会社の買取
りによるご換金の場合は、税金の取扱いが異なる場合があります。買取りによるご換金については、
詳しくは、販売会社にお問合せください。
G
◆ 収益分配金の課税について ◆
追加型株式投資信託の収益分配金には、課税扱いとなる「普通分配金」と、非課税扱いとなる「特別分
配金」(投資家毎の元本の一部払戻しに相当する部分)の区分があります。
投資家が収益分配金を受け取る際、①当該収益分配金落ち後の基準価額が当該投資家の個別元本
と同額の場合または当該投資家の個別元本を上回っている場合には、当該収益分配金の全額が普通
は、その下回る部分の額が特別分配金となり、当該収益分配金から当該特別分配金を控除した額が
普通分配金となります。
なお、投資家が特別分配金を受け取った場合、収益分配金発生時にその個別元本から当該特別分配
27
H
分配金となり、②当該収益分配金落ち後の基準価額が当該投資家の個別元本を下回っている場合に
金を控除した額が、その後の当該投資家の個別元本となります。
A
<個別元本について>
① 追加型株式投資信託について、投資家毎の信託時の受益証券の価額等が当該投資家の元本
(個別元本)にあたります。
② 投資家がファンドの受益証券を複数回取得した場合、個別元本は、当該投資家が追加信託を行
うつど当該投資家の受益権口数で加重平均することにより算出されます。
B
③ 販売会社の複数支店等でファンドを取得する場合は当該支店毎に個別元本の算出が行われる
場合があります。
④ 投資家が特別分配金を受け取った場合、収益分配金発生時のその個別元本から当該特別分配
ご投資 の手引 き
金を控除した額が、その後の当該投資家の個別元本となります。
※税法が改正された場合等は、上記の内容が変更になる場合があります。
※税制の詳細については、販売会社までお問合せください。
D
E
F
G
H
28
管理および運営の概要
A
<資産管理等の概要>
(1)
資産の評価
◆ 基準価額の計算方法 ◆
受益証券1口当たりの純資産価額(以下、「基準価額」といいます。)は、信託財
価証券を除きます。)を法令および社団法人投資信託協会規則に従って時価
B
産に属する資産(受入担保金代用有価証券および信託約款に規定する借入有
により評価して得た信託財産の資産総額から負債総額を控除した金額(以下、
「純資産総額」といいます。)を、計算日における受益権口数で除した金額で
す。ただし、便宜上1万口あたりに換算した価額で表示されることがあります。
C
◆ 主な投資対象の評価方法 ◆
ファンドの主な投資対象の評価方法は以下の通りです。
投資対象
評価方法
株式
原則として、基準価額計算日※1の証券取引所の終値で
公社債等
原則として、基準価額計算日における以下のいずれかの
価額で評価します。※2
①
管理・
運営
評価します。
日本証券業協会が発表する売買参考統計値
(平均値)
証券会社、銀行等の提示する価額
③
価格情報会社の提供する価額
E
外貨建資産
②
原則として、基準価額計算日の対顧客電信売買相場の仲
値で円換算を行います。
※1 外国で取引されているものについては、原則として、基準価額計算日の前
日とします。
ョンまたはアモチゼーション)による評価を適用することができます。
F
※2 残存期間1年以内の公社債については、一部償却原価法(アキュムレーシ
◆ 基準価額の照会方法等 ◆
基準価額は委託会社の営業日に算出されます。基準価額については、販売会
社もしくは下記の照会先までお問い合わせ下さい。
G
ラッセル・インベストメント証券投信投資顧問株式会社
<電話番号>03-5411-1515
(受付時間は営業日の午前9時~午後5時(半日営業日は午前9時~午前11
時)まで)
<ホームページ・アドレス> URL http://www.russell.com/jpin/
H
また、基準価額は、原則として計算日の翌日付の日本経済新聞朝刊に略称
(〔ラッセル〕の「匠の輪」)として掲載されます。
(2)
保管
ファンドの受益証券はすべて販売会社の保護預りとします。販売会社は当該販
29
売会社と受益証券取得申込者との間に結ばれた保護預かり契約に基づいて受
A
益証券を保管するものとし、受益証券の引出しの請求は行わないものとします。
保護預かり契約の場合、受益証券は混蔵保管されます。
なお、ファンドの受益権は、平成19年1月4日より、振替制度に移行するため、受
益権の帰属は、振替機関等の振替口座簿に記載または記録されることにより定
まり、受益証券を発行しませんので、受益証券の保管に関する該当事項はなく
B
なります。
(3)
信託期間
ファンドに係る信託の期間は無期限です。
ただし、下記「(5)その他 ◆ 信託契約の終了 ◆」の場合、信託は終了する
場合があります。
(4)
計算期間
ファンドの計算期間は、毎年11月19日から翌年11月18日までの12ヵ月間としま
す。ただし、第1期計算期間は平成18年12月19日から平成19年11月19日までと
C
します。各計算期間終了日に該当する日(以下、「該当日」といいます。)が休業
日のとき、計算期間終了日は該当日の翌日以降の最初の営業日とし、その翌
日より次の計算期間が開始されるものとします。
(5)
その他
◆ 信託契約の終了 ◆
管理・
運営
1.ファンドの繰上償還条項
次のいずれかの場合、委託会社は受託会社と合意の上、信託契約を解約し信
託を終了させる場合があります。
① 信託契約の一部解約により、当初設定から1年経過後、純資産総額が
30億円を下回ることとなる場合
② 信託期間終了前にファンドの信託契約を解約することが投資家のため有
E
利であると認めるとき
③ やむをえない事情が発生したとき
2.信託期間の終了(繰上償還)
(i) 上記により信託を終了させる場合は、以下の手続きで行います。
① 委託会社はあらかじめ解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
② 委託会社は解約しようとする旨を公告し、かつ、その旨を記載した書面を
F
この信託契約に係る知られたる投資家に対して交付します。ただし、この
信託契約に係るすべての投資家に対して書面を交付したときは、原則と
して公告を行いません。
③ 公告および書面には、投資家で異議のある者は一定の期間内に委託会
社に対して異議を述べるべき旨を付記します。なお、一定の期間は1ヵ月
G
を下らないものとします。当該一定の期間内に異議を述べた投資家の受
益権の口数が受益権の総口数の2分の1を超えるときは、信託契約の解
約をしません。
④ 委託会社は、この信託契約の解約をしないこととしたときは、解約しない
旨およびその理由を公告し、かつ、これらの事項を記載した書面をこの
H
信託契約に係る知られたる投資家に対して交付します。ただし、この信
託契約に係るすべての投資家に対して書面を交付したときは、原則とし
て公告を行いません。
⑤ 信託財産の状態に照らし、真にやむをえない事情が生じている場合であ
30
って、前期③の一定の期間が1ヵ月を下らずにその公告および書面の交
ん。
A
付を行うことが困難な場合には、前記③および④の規定は適用しませ
(ii) 委託会社は、監督官庁よりこの信託契約の解約の命令を受けたときは、そ
の命令に従い、この信託契約を解約し、信託を終了させます。
(iii) 委託会社が、監督官庁より認可の取消しを受けたとき、解散したとき、また
は業務を廃止したときは、委託会社は、この信託契約を解約し、信託を終
B
了させます。ただし、監督官庁がこの信託契約に関する委託会社の業務を
他の投資信託委託業者に引き継ぐことを命じたときは、後述の「信託約款
の変更」の手続きにおいて不成立の場合を除き、当該投資信託委託業者と
受託会社との間において存続します。
(iv) 受託会社が辞任した、または解任された後、委託会社が新受託会社を選
C
任できないときは、委託会社は、この信託契約を解約し、信託を終了させま
す。
◆ 信託約款の変更 ◆
① 委託会社は、投資家の利益のため必要と認めるときまたはやむをえない
事情が発生したときは、受託会社と合意のうえ、この信託約款を変更す
るものとし、あらかじめ、変更しようとする旨およびその内容を監督官庁
管理・
運営
信託約款を変更する場合は、以下の手続きで行います。
に届け出ます。
② 委託会社は、かかる変更事項のうち、その内容が重大なものについて、
事項を記載した書面をこの信託約款に係る知られたる投資家に対して交
E
あらかじめ、変更しようとする旨およびその内容を公告し、かつ、これらの
付します。ただし、この信託約款に係るすべての投資家に対して書面を
交付したときは、原則として公告を行いません。
③ 前記②の公告および書面には、投資家で異議のある者は一定の期間内
に委託会社に対して異議を述べるべき旨を付記します。なお、一定の期
F
間は1ヵ月を下らないものとします。一定の期間内に異議を述べた投資
家の受益権の口数が受益権の総口数の2分の1を超えるときは、前記の
信託約款の変更をしません。
④ 委託会社は、当該信託約款の変更をしないこととしたときは、変更しない
旨およびその理由を公告し、かつ、これらの事項を記載した書面をこの
G
信託約款に係る知られたる投資家に対して交付します。ただし、この信
託約款に係るすべての投資家に対して書面を交付したときは、原則とし
て、公告を行いません。
⑤ 委託会社は、監督官庁の命令に基づいてこの信託約款を変更しようとす
るときは、前記①から④までの規定に従います。
前記の信託契約の終了または信託約款の変更を行なう場合において、一定の
期間内に委託会社に対して異議を述べた投資家は、販売会社を通じて、受託会
31
H
◆ 反対者の買取請求権 ◆
社に対し、自己の有する受益証券を、公正な価額で信託財産をもって買取るべ
A
き旨を請求することができます。当該買取請求の取扱いについては、委託会
社、受託会社および販売会社との協議により決定するものとします。
◆ 公告 ◆
委託会社が投資家に対して行う公告は日本経済新聞に掲載します。
B
◆ 運用報告書 ◆
委託会社は、ファンド資産について、毎計算期間の末日ごとに、計算期間の終
了後当該計算期間中の運用経過のほか、ファンドの資産内容、有価証券売買
状況などを記載した「運用報告書」を作成し、これを原則として販売会社を通じ
て知られたる投資家に交付します。
C
◆ 契約の概要 ◆
① 証券投資信託契約
委託会社と受託会社との間においては、ファンドにかかる証券投資信託契約
管理・
運営
を締結しております。当該契約の内容は、ファンドの運用の基本方針、投資
対象、投資制限、投資家の権利等を規定したものであります。
② 募集・販売の取扱い等に関する契約
委託会社と販売会社の間においては、募集・販売の取扱い等に関する契約
を締結しております。当該契約の内容は、募集・販売の取扱い、一部解約事
務、収益分配金・一部解約金および償還金の投資家への支払い等に関する
E
包括的な規則を定めたものです。
◆ 信託金限度額 ◆
委託会社は、受託会社と合意のうえ、1兆円を限度として信託金を追加するこ
とができます。委託会社は受託会社と合意のうえ、当該限度額を変更すること
ができます。
F
<投資家の権利等>
投資家の有する主な権利には、収益分配金請求権、償還金請求権、換金(一部解約)請求権および帳簿
閲覧請求権などがあります。
G
H
32
A
ファンドの運用状況等
<運用状況>
ファンドは、平成 18 年 12 月 19 日から運用を開始する予定であり、有価証券届出書提出日現在、該当
事項はありません。
B
ファンドの運用状況については、初回の半期報告書を提出次第、記載します。なお、初回の半期報告書
の提出は平成 19 年 9 月頃を予定しています。
(1)投資状況
C
該当事項はありません。
(2)投資資産
① 投資有価証券の主要銘柄
該当事項はありません。
D
② 投資不動産物件
該当事項はありません。
運 用状況
③ その他投資資産の主要なもの
該当事項はありません。
(3)運用実績
① 純資産の推移
該当事項はありません。
F
② 分配の推移
該当事項はありません。
G
③ 収益率の推移
該当事項はありません。
H
33
<財務ハイライト情報>
A
◆ファンドは、平成 18 年 12 月 19 日から運用を開始する予定であり、有価証券届出書提出日現在、記載
すべき資産を有しておりませんので該当事項はありません。「財務ハイライト情報」については、初回の半
期報告書を提出次第、記載します。 なお、初回の半期報告書の提出は、平成 19 年 9 月頃を予定してい
B
ます。
◆ファンドの「財務諸表」については、あらた監査法人による監査を受ける予定です。
C
D
運 用状況
F
G
H
34
その他の情報
A
<内国投資信託受益証券事務の概要>
(1) ファンド受益証券の名義書換等
① 投資家が委託会社の定める手続により請求したときは、無記名式の受益証券と引き換えに記名
B
式の受益証券を、または記名式の受益証券と引き換えに無記名式の受益証券を交付します。
② 「自動けいぞく投資コース」を選択した場合には、自動けいぞく投資契約に基づいて投資家が取得
した受益証券は大券をもって混蔵保管されるため、委託会社は当該投資家の請求に基づく記名
式の受益証券への変更を行いません。
③ 記名式の受益証券の所持人は、委託会社の定める手続きにより、販売会社経由で委託会社に
C
名義書換を請求することができます。名義書換料は徴収しません。名義書換の手続きは、各計算
期間の末日の翌日から 15 日間停止します。
(2) 受益者名簿
作成しません。
D
(3) 投資家に対する特典
ありません。
(4) 受益証券の譲渡制限
E
無記名式の受益証券の譲渡に制限はありません。
記名式の受益証券の譲渡は、委託会社の定める手続による名義書換によらなければ、委託会社
および受託会社に対抗することができません。
(5) 受益証券の再発行
② 記名式の受益証券を喪失した投資家が、委託者の定める手続により再交付を請求したときは、
その他
① 無記名式の受益証券を喪失した投資家が、公示催告による除権判決の謄本を添え、委託会社の
定める手続きにより再交付を申請したときは、委託会社は受益証券を再交付します。
委託会社は、記名式の受益証券を再交付します。
③ 受益証券を毀損または汚損した投資家が、受益証券を添え、委託会社の定める手続きにより再
④ 受益証券を再交付するときは、委託会社は投資家に対して実費を請求することができます。
G
交付を請求したときは、委託会社は受益証券を再交付します。ただし、真偽を鑑別しがたいとき
は、上記①および②の規定を準用するものとします。
◆ 振替機関に関する事項
ファンドの受益権は、平成 19 年 1 月 4 日より、振替受益権となるため、委託会社は、この信託の受益権を
取り扱う振替機関が社振法の規定により主務大臣の指定を取り消された場合または当該指定が効力を失
る場合を除き、当該振替受益権を表示する受益証券を発行しません。
なお、投資家は、委託会社がやむをえない事情等により受益証券を発行する場合を除き、受益証券の再
発行の請求を行わないものとします。
35
H
った場合であって、当該振替機関の振替業を承継する者が存在しない場合その他やむをえない事情があ
A
○ 受益権の譲渡
① 投資家は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該投資家の譲渡の対象とする受益権が記載
または記録されている振替口座簿に係る振替機関等に振替の申請をするものとします。
② 前項の申請のある場合には、上記①の振替機関等は、当該譲渡に係る譲渡人の保有する受益権の
口数の減少および譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、その備える振替口座簿に記載ま
たは記録するものとします。ただし、上記①の振替機関等が振替先口座を開設したものでない場合に
は、譲受人の振替先口座を開設した他の振替機関等(当該他の振替機関等の上位機関を含みま
B
す。)に社振法の規定に従い、譲受人の振替先口座に受益権の口数の増加の記載または記録が行
われるよう通知するものとします。
③ 上記①の振替について、委託会社は、当該投資家の譲渡の対象とする受益権が記載または記録され
ている振替口座簿に係る振替機関等と譲受人の振替先口座を開設した振替機関等が異なる場合等
において、委託会社が必要と認めたときまたはやむをえない事情があると判断したときは、振替停止
C
日や振替停止期間を設けることができます。
○ 受益権の譲渡の対抗要件
受益権の譲渡は、振替口座簿への記載または記録によらなければ、委託会社および受託会社に対抗
することができません。
○ 受益権の再分割
D
委託会社は、受益権の再分割を行いません。ただし、社債、株式等の振替に関する法律が施行された
場合には、受託会社と協議のうえ、同法に定めるところに従い、一定日現在の受益権を均等に再分割で
きるものとします。
○ 償還金
償還金は、償還日において振替機関の振替口座簿に記載または記録されている投資家(償還日以前に
おいて一部解約が行われた受益権にかかる投資家を除きます。また、当該償還日以前に設定された受
E
益権で取得申込代金支払前のため販売会社の名義で記載または記録されている受益権については原
則として取得申込者とします。)に支払います。
○ 質権口記載または記録の受益権の取り扱いについて
振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権にかかる収益分配金の支払、
そ の他
一部解約の実行の請求の受付け、一部解約金および償還金の支払等については、信託約款の規定に
よるほか、民法その他の法令等に従って取り扱われます。
G
H
36
<委託会社の概況>
A
(1) 名
称:
ラッセル・インベストメント証券投信投資顧問株式会社
(2) 代表者の役職氏名:
代表執行役社長 マーク・シー・ハンセン
(3) 本店の所在の場所:
B
東京都港区赤坂七丁目3番37号 プラース・カナダ
(4) 資本金:
1,255百万円(有価証券届出書提出日現在)
(5) 沿 革:
会社設立
平成11年3月25日
「証券投資信託及び証券投資法人に関する法律」上の証券投資
C
平成11年3月9日
信託委託業の認可取得
平成11年11月15日
「有価証券に係る投資顧問業の規制等に関する法律」に基づく投
資顧問業者の登録
平成12年1月27日
「有価証券に係る投資顧問業の規制等に関する法律」に基づく投
D
資一任契約に係る業務の認可取得
平成14年7月18日
「フランク・ラッセル株式会社」に商号変更
平成17年6月24日
委員会等設置会社へ移行
平成18年2月16日
「証券取引法」に基づく証券業の登録および「ラッセル・インベスト
メント証券投信投資顧問株式会社」に商号変更
平成18年3月1日
ラッセル・インベストメント証券株式会社と合併
E
(6) 大株主の状況
(有価証券届出書提出日現在)
株 主 名
住
所
東京都港区赤坂七丁目3番37
ント・グループ株式会
号プラース・カナダ
持株比率
27,000株
100%
社
その他
ラッセル・インベストメ
所有株式数
(参考)
ラッセル・インベストメント証券投信投資顧問株式会社の概要
G
ラッセル・インベストメント証券投信投資顧問株式会社は、過去 35 年にわたり世界の企業年金に対してコ
ンサルティングを行ってきたラッセル・インベストメント・グループの一員です。ラッセル・インベストメント証
券投信投資顧問株式会社は、ラッセル・インベストメント・グループの運用コンサルティングのノウハウをフ
ァンド運用に活かして、長期的に安定した収益を生み出すファンドを日本の投資家にご提供することを目
指しており、これまでラッセル・インベストメント・グループが世界で提供してきた“マルチ・マネージャー・ファ
37
H
ンド”を日本で初めて設定・運用管理し、日本の投資家の皆様にご提供致しております。
ラッセル・インベストメント・グループの概要
A
ラッセル・インベストメント・グループは、資産運用コンサルティング分野における世界最大級のサービス提
供機関として、また「マルチ・マネージャー運用のグローバル・リーダー」として世界 44 ヵ国で総合的な資産
運用管理サービスを提供しています。ラッセル・インベストメント・グループが長年にわたりグローバルに培
ったノウハウと、世界中から選りすぐられた運用プロフェッショナルの英知が結集したマルチ・マネージャ
ー・ファンドは、多くの投資家の皆様から高い信頼と評価を頂いています。平成 17 年 9 月末現在のコンサ
ルティング対象資産は世界で総額約 270 兆円(約 2 兆 4,000 億米ドル)です。また、平成 17 年 12 月末現在
B
の運用ファンド数は 280 以上、運用資産総額は約 18 兆円(約 1,552 億米ドル)に及んでおります。
ネルソン・インフォメーション社の 2006 年調査によると、年金コンサルティング対象資産総額ランキングは
世界第 1 位となっています。また、セルリ・アソシエイツ社の 2005 年調査では、マルチ・マネージャー運用資
産総額ランキング世界第1位となっています。
C
D
E
その他
G
H
38
<ファンドの詳細情報の項目>
A
有価証券届出書第三部「ファンドの詳細情報」の内容を記載した投資信託説明書(請求目論見書)に
記載している項目は次の通りです。
投資信託説明書(請求目論見書)は、取扱販売会社にご請求いただければ、当該取扱販売会社を
通じて交付いたします。
ファンドの沿革
第2
手続等
1
申込(販売)手続等
2
換金(解約)手続等
第3
管理および運営
資産管理等の概要
C
1
B
第1
(1)資産の評価
(2)保管
(3)信託期間
(4)計算期間
2
第4
1
D
(5)その他
投資家の権利等
ファンドの経理状況
財務諸表
(1)貸借対照表
(2)損益および剰余金計算書
E
(3)注記表
(4)附属明細表
2
ファンドの現況
純資産額計算書
設定および解約の実績
その他
第5
G
H
39
用語解説
A
か行
株式投資信託
株式の組入れが可能な投資信託で、一般には株式を主な投資対象とするファンドを指します。略して「株
B
式投信」、「株投」ということがあります。
基準価額
ファンドの資産総額から負債総額を差引いた金額(純資産総額)をそのときのファンドの発行済受益権口
数で除した1口あたりの純資産価額をいいます。
C
さ行
収益分配金
ファンド決算時に投資家に支払われる収益金のことです。収益の源泉はファンドに組入れた有価証券等か
ら生ずる利子・配当、売買益・評価益などの合計額から経費を差し引いた額であり、分配方針に従って受
益権口数に応じて各投資家に平等に分配されます。
D
受益証券
ファンドの利益を受ける権利(受益権)を形にしたもので、有価証券の一種です。委託会社が受託会社の
認証を受けて発行します。
E
償還
ファンドが信託財産の清算を行い、換金された金銭をその時の投資家に返還することです。なお、信託約
款で定められた信託期間中であっても、ファンドの規模が小さくなって運用が困難になった場合などには
期日を繰り上げて償還することがあり、これを「繰上償還」といいます。
信託期間
F
ファンドごとに定められたファンドの存続期間のことです。設定日から償還日までの期間をいいます。
信託報酬
運用を行う委託会社、販売を行う証券会社・銀行等、信託財産の管理を行う受託会社に対して、それら業
用語解説
務の対価としてファンドから支払われる報酬のことです。
信託約款
個々のファンドの具体的な仕組みや運営・管理などの細目を規定したものです。投信法に基づいて作成さ
れ、その内容については、あらかじめ、金融庁に届出が行われます。委託会社と受託会社は、この信託約
款に基づいて信託契約を締結し、ファンドの運営・管理などを行います。
H
設定日
ファンドの運用開始日のことです。
40
た行
ファンドの存続期間中、原則としていつでも購入・換金ができるファンドのことです。
A
追加型投資信託
投資信託説明書
証券取引法上の目論見書のことで、投資信託の商品内容を投資家に説明するために、委託会社が作成
する法定文書です。投資信託説明書は、投資判断に必要とされる基本的な情報が記載され、投資家の皆
B
様に必ず交付しなければならない投資信託説明書(交付目論見書)と、追加的な情報が記載され、投資家
の皆様からの請求に応じて交付する投資信託説明書(請求目論見書)があります。
ま行
申込手数料
C
ファンドの取得申込の際、投資家が販売会社に支払う手数料のことです。販売手数料、募集手数料ともい
います。
D
E
F
用語解説
H
41
A
B
追加型証券投資信託
C
ラッセル 日本株式
マルチ・マネージャー・ファンド
D
信託約款
E
F
G
約 款
ラッセル・インベストメント証券投信投資顧問株式会社
42
ラッセル 日本株式マルチ・マネージャー・ファンド
用
の
基
本
方
針
A
運
信託約款第23条に基づき委託者の定める方針は、次のものとします。
1.基
本
方
針
この投資信託は、信託財産の長期的成長を図ることを目的として運用を行います。
B
D
E
F
G
3.収 益 分 配 方 針
年1回の毎決算時(11月18日)に、原則として以下の方針に基づき分配を行います。
① 分配対象額の範囲は、繰越分を含めた利子・配当収入と売買損益(評価損益を含みます。)等の
全額とします。
② 収益分配金額は、委託者が基準価額水準等を勘案して決定します。ただし、分配対象額が少額の
場合には分配を行わないことがあります。
③ 留保益の運用については、特に制限を設けず、委託者の判断に基づき、元本部分と同一の運用を
行います。
C
2.運
用
方
法
(1)投
資
対
象
ラッセル 日本株式マザーファンドの受益証券を主要投資対象とします。なお、株式、公社債等他
の有価証券または金融商品に直接投資を行う場合があります。
(2)投
資
態
度
① 主としてラッセル 日本株式マザーファンド受益証券に投資を行い、信託財産の長期的成長を目
指します。
② 株式以外の資産(他の投資信託受益証券を通じて投資する場合は、当該他の投資信託の信託財産
に属する株式以外の資産のうち、この投資信託の信託財産に属するとみなした部分を含みま
す。)への投資は、原則として信託財産総額の50%以下とします。
③ TOPIX(配当込み)をベンチマークとします。
④ 実質外貨建資産に対する為替ヘッジは、市況動向、資金動向等により委託者が適切と判断した場
合に行うことがあります。
⑤ 資金動向、市況動向、残存信託期間等によっては、為替ヘッジも含め、上記のような運用ができ
ない場合があります。
⑥ 信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、または価格変動リスクおよび為替変動リス
クを回避するため(ヘッジ目的に限定されません。)、国内において行われる有価証券先物取引、
有価証券指数等先物取引、有価証券オプション取引、通貨に係る先物取引、通貨に係るオプショ
ン取引、金利に係る先物取引および金利に係るオプション取引ならびに外国の市場における有価
証券先物取引、有価証券指数等先物取引、有価証券オプション取引、通貨に係る先物取引、通貨
に係るオプション取引、金利に係る先物取引および金利に係るオプション取引と類似の取引(以
下「有価証券先物取引等」といいます。)を行うことができます。
(3)投
資
制
限
① 株式への実質投資割合には制限を設けません。
② ラッセル 日本株式マザーファンドの受益証券以外の証券投資信託の受益証券への実質投資割合
は、信託財産の純資産総額の5%以内とします。
③ 外貨建資産への実質投資割合は、信託財産の純資産総額の50%以内とします。
約 款
43
追加型証券投資信託
ラッセル 日本株式マルチ・マネージャー・ファンド
A
信託約款
B
C
D
E
F
G
約 款
(信託の種類、委託者および受託者)
第1条 この信託は、証券投資信託であり、ラッセル・インベストメント証券投信投資顧問株式会社を委
託者とし、三菱UFJ信託銀行株式会社を受託者とします。
(信託事務の委託)
第2条 受託者は、信託法第26条第1項に基づく信託事務の委任として、信託事務の処理の一部について、
金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第1条第1項の規定による信託業務の兼営の認可を受け
た一の金融機関(受託者の利害関係人(金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第4条第1項に
て準用する信託業法第29条第2項第1号に規定する利害関係人をいいます。以下この条において同
じ。)を含みます。)と信託契約を締結し、これを委託することができます。
② 前項における利害関係人に対する業務の委託については、信託財産を害するおそれがないと認め
られる場合に行うものとします。この場合、信託財産を害するおそれがないと認められる場合と
は、利害関係人に対する業務の委託に係る条件が市場水準等に照らし公正と認められる条件であ
る場合をいいます。
(信託の目的および金額)
第3条 委託者は、金1,000億円を上限とする信託金を受益者のために利殖の目的をもって信託し、受託
者はこれを引き受けます。
(信託金の限度額)
第4条 委託者は、受託者と合意のうえ、金1兆円を限度として信託金を追加することができます。
② 追加信託が行われたときは、受託者はその引き受けを証する書面を委託者に交付します。
③ 委託者は、受託者と合意のうえ、第1項の限度額を変更することができます。
(信託期間)
第5条 この信託の期間は、信託契約締結日から第51条第7項、第52条第1項、第53条第1項、第54条第
1項および第56条第2項の規定による信託終了または信託契約解約の日までとします。
(受益証券の取得申込の勧誘の種類)
第6条 委託者は、この信託にかかる受益証券の取得申込の勧誘は、証券取引法第2条第3項第1号に掲
げる場合に該当し、投資信託及び投資法人に関する法律(以下「投信法」といいます。)第2条第
13項で定める公募により行われます。
<平成19年1月4日以降、第6条は以下の通り変更されます。>
(受益権の取得申込の勧誘の種類)
第6条 委託者は、この信託にかかる受益権の取得の申込の勧誘は、証券取引法第2条第3項第1号に掲げ
る場合に該当し、投資信託及び投資法人に関する法律(以下「投信法」といいます。)第2条第13
項で定める公募により行われます。
(当初の受益者)
第7条 この信託契約締結当初および追加信託当初の受益者は、委託者の指定する受益証券取得申込者と
し、第8条の規定により分割された受益権は、その取得申込口数に応じて、取得申込者に帰属しま
す。
<平成19年1月4日以降、第7条は以下の通り変更されます。>
(当初の受益者)
第7条 この信託契約締結当初および追加信託当初の受益者は、委託者の指定する受益権取得申込者とし、
第8条の規定により分割された受益権は、その取得申込口数に応じて、取得申込者に帰属します。
(受益権の分割および再分割)
第8条 委託者は、第3条の規定による受益権については1,000億口を上限とする口数に、追加信託に
よって生じた受益権については、これを追加信託のつど第9条第2項の追加口数に、それぞれ均等
に分割します。
② 委託者は、受益権の再分割を行いません。ただし、社債、株式等の振替に関する法律が施行され
44
B
C
D
E
F
G
約 款
45
A
た場合には、受託者と協議のうえ、一定日現在の受益権を均等に再分割できます。
(追加信託の価額および口数、基準価額の計算方法)
第9条 追加信託は、原則として毎営業日に行うものとします。
② 追加信託金は、追加信託を行う日の前営業日の基準価額に当該追加信託に係る受益権の口数を乗
じた額とします。
③ この信託約款において基準価額とは、信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券および第
31条に規定する借入有価証券を除きます。)を法令および社団法人投資信託協会規則に従って時
価評価して得た信託財産の資産総額から負債総額を控除した金額(以下「純資産総額」といいま
す。)を、計算日における受益権口数で除した金額をいいます。外貨建資産(外国通貨表示の有
価証券(以下「外貨建有価証券」といいます。)、預金その他の資産をいいます。以下同じ。)
の円換算については、原則としてわが国における当日の対顧客電信売買相場の仲値によって計算
します。ただし社団法人投資信託協会規則に別段の定めがある場合には同規則の定めるところに
よります。
④ 第33条に規定する予約為替の評価は、原則として、わが国における計算日の対顧客先物売買相場
の仲値によるものとします。ただし社団法人投資信託協会規則に別段の定めがある場合には同規
則の定めるところによります。
(信託日時の異なる受益権の内容)
第10条 この信託の受益権は、信託の日時を異にすることにより差異を生ずることはありません。
(受益証券の発行および種類)
第11条 委託者は、第8条の規定により分割された受益権を表示する収益分配金交付票付の無記名式の受
益証券を発行します。
② 委託者が発行する受益証券は、1万口券、5万口券、10万口券、50万口券、100万口券、500万口券、
1,000万口券および1億口券の8種類とします。ただし、委託者が認める場合にはこの限りではあ
りません。
③ この信託のすべての受益権は、平成19年1月4日より、社債等の振替に関する法律(政令で定める
日以降「社債、株式等の振替に関する法律」となった場合は読み替えるものとし、「社債、株式
等の振替に関する法律」を含め「社振法」といいます。以下同じ。)の規定の適用を受けること
とし、受益権の帰属は、委託者があらかじめこの信託の受益権を取り扱うことについて同意した
一の振替機関(社振法第2条に規定する「振替機関」をいい、以下「振替機関」といいます。)
および当該振替機関の下位の口座管理機関(社振法第2条に規定する「口座管理機関」をいい、
振替機関を含め、以下「振替機関等」といいます。)の振替口座簿に記載または記録されること
により定まります(以下、振替口座簿に記載または記録されることにより定まる受益権を「振替
受益権」といいます。)
④ 委託者は、受益者を代理してこの信託の受益権を振替受入簿に記載または記録を申請することが
できるものとし、この信託の平成18年12月29日現在の全ての受益権(受益権につき、既に信託契
約の一部解約が行われたもので、当該一部解約にかかる一部解約金の支払開始日が平成19年1月4
日以降となるものを含みます。)を受益者を代理して平成19年1月4日に振替受入簿に記載または
記録するよう申請します。振替受入簿に記載または記録された受益権にかかる受益証券(当該記
載または記録以降に到来する計算期間の末日にかかる収益分配金交付票を含みます。)は無効と
なり、当該記載または記録により振替受益権となります。また、委託者は、受益者を代理してこ
の信託の受益権を振替受入簿に記載または記録を申請する場合において、委託者の指定する登録
金融機関(証券取引法第65条の2第3項に規定する登録金融機関をいいます。以下同じ。)およ
び証券会社(証券取引法第2条第9項に規定する証券会社をいい、外国証券業者に関する法律第
2条第2号に規定する外国証券会社を含みます。以下登録金融機関と総称して「取扱金融機関等」
といいます。)に当該申請の手続きを委任することができます。
⑤ この信託のすべての受益権は、社振法に基づく投資信託振替制度へ移行するため、受益者は受益
証券を保護預り契約に従って委託者の指定する取扱金融機関等の保護預りとするものとし、受益
証券の引き出しの請求は行わないものとします。
<平成19年1月4日以降、第11条は以下の通り変更されます。>
A
B
C
D
E
F
G
約 款
(受益権の帰属と受益証券の不発行)
第11条 この信託のすべての受益権は、社債等の振替に関する法律(政令で定める日以降「社債、株式等
の振替に関する法律」となった場合は読み替えるものとし、「社債、株式等の振替に関する法律」
を含め「社振法」といいます。以下同じ。)の規定の適用を受けることとし、受益権の帰属は、委
託者があらかじめこの信託の受益権を取り扱うことについて同意した一の振替機関(社振法第2条
に規定する「振替機関」をいい、以下「振替機関」といいます。)および当該振替機関の下位の口
座管理機関(社振法第2条に規定する「口座管理機関」をいい、振替機関を含め、以下「振替機関
等」といいます。)の振替口座簿に記載または記録されることにより定まります(以下、振替口座
簿に記載または記録されることにより定まる受益権を「振替受益権」といいます。)。
② 委託者は、この信託の受益権を取り扱う振替機関が社振法の規定により主務大臣の指定を取り消
された場合または当該指定が効力を失った場合であって、当該振替機関の振替業を承継する者が
存在しない場合その他やむを得ない事情がある場合を除き、振替受益権を表示する受益証券を発
行しません。なお、受益者は、委託者がやむを得ない事情等により受益証券を発行する場合を除
き、無記名式受益証券から記名式受益証券への変更の請求、記名式受益証券から無記名式受益証
券への変更の請求、受益証券の再発行の請求を行わないものとします。
③ 委託者は、第8条第1項の規定により分割された受益権について、振替機関等の振替口座簿への
新たな記載または記録をするため社振法に定める事項の振替機関への通知を行うものとします。
振替機関等は、委託者から振替機関への通知があった場合、社振法の規定にしたがい、その備え
る振替口座簿への新たな記載または記録を行います。
(受益証券の発行についての受託者の認証)
第12条 委託者は、前条の規定により受益証券を発行するときは、その発行する受益証券がこの信託約款
に適合する旨の受託者の認証を受けなければなりません。
② 前項の認証は、受託者の代表取締役がその旨を受益証券に記載し記名捺印することによって行い
ます。
<平成19年1月4日以降、第12条は以下の通り変更されます。>
(受益権の設定に係る受託者の通知)
第12条 受託者は、追加信託により生じた受益権については追加信託のつど、振替機関の定める方法によ
り、振替機関へ当該受益権に係る信託を設定した旨の通知を行います。
(受益証券の申込単位および価額等)
第13条 委託者の指定する取扱金融機関等は、毎営業日に、第11条の規定により発行された受益証券を取
得申込者に対し、委託者の指定する取扱金融機関等が別途定める申込単位をもって取得の申込み
に応じることができるものとします。なお、第11条の規定により発行される受益証券の取得申込
者は、社振法に基づく投資信託振替制度への移行の取り扱いを規定した別に定める保護預かり約
款および当該投資信託振替制度に移行した振替受益権の管理について定めた投資信託受益権振替
決済口座管理約款にしたがって委託者の指定する取扱金融機関等と契約を結んだものに限るもの
とします。
② 前項の規定にかかわらず、証券取引所における取引の停止、外国為替取引の停止、その他合理的
な事情があると委託者が判断したときは、受益証券の取得申込みの受付を中止すること、および
既に受け付けた取得申込みの受付を取消すことができます。
③ 第1項の受益証券の価額は、取得申込日の基準価額に、手数料ならびに当該手数料に対する消費
税および地方税(以下「消費税等」といいます。)に相当する金額を加算した価額とします。た
だし、この信託契約締結日前の取得申込みに係る受益証券の価額は、1口当たり1円に、手数料お
よび当該手数料に対する消費税等に相当する金額を加算した価額とします。
④ 前項の手数料の額は、委託者の指定する取扱金融機関等がそれぞれ定めるものとします。ただし、
当該手数料の額は、受益証券1口につき、取得申込日の基準価額に3.15%(税抜 3.00%)を乗
じて得た額を超えないものとします。
⑤ 前各項の規定にかかわらず、別に定める契約に基づいて収益分配金を再投資する場合は、1口の
整数倍をもって取得の申込みに応じることができるものとします。その場合、1口当たりの受益
証券の価額は、原則として第43条に規定する各計算期間終了日の基準価額とします。
46
B
C
D
E
F
G
約 款
47
A
<平成19年1月4日以降、第13条は以下の通り変更されます。>
(受益権の申込単位および価額等)
第13条 委託者の指定する取扱金融機関等は、毎営業日に、第8条第1項の規定により分割される受益権
をその取得申込者に対し、委託者の指定する取扱金融機関等が別途定める申込単位をもって取得の
申込みに応じることができるものとします。
② 前項の規定にかかわらず、証券取引所における取引の停止、外国為替取引の停止、その他合理的
な事情があると委託者が判断したときは、受益権の取得申込みの受付を中止すること、および既
に受け付けた取得申込みの受付を取消すことができます。
③ 第1項の受益権の価額は、取得申込日の基準価額に、手数料ならびに当該手数料に対する消費税
および地方税(以下「消費税等」といいます。)に相当する金額を加算した価額とします。ただ
し、この信託契約締結日前の取得申込みに係る受益権の価額は、1口当たり1円に、手数料および
当該手数料に対する消費税等に相当する金額を加算した価額とします。
④ 前項の手数料の額は、委託者の指定する取扱金融機関等がそれぞれ定めるものとします。ただし、
当該手数料の額は、受益権1口につき、取得申込日の基準価額に3.15%(税抜 3.00%)を乗じ
て得た額を超えないものとします。
⑤ 前各項の規定にかかわらず、別に定める契約に基づいて収益分配金を再投資する場合は、1口の
整数倍をもって取得の申込みに応じることができるものとします。その場合、1口当たりの受益
権の価額は、原則として第43条に規定する各計算期間終了日の基準価額とします。
⑥ 受益権の取得申込者は、委託者の指定する取扱金融機関等に、取得申込みと同時にまたは予め、
自己のために開設されたこの信託の受益権の振替を行うための振替機関等の口座を示すものとし、
当該口座に当該取得申込者に係る口数の増加の記載または記録が行われます。なお、委託者の指
定する取扱金融機関等は、当該取得申込の代金(第3項の受益権の価額に当該取得申込の口数を
乗じて得た額をいいます。)の支払いと引換えに、当該口座に当該取得申込者に係る口数の増加
の記載または記録を行うことができます。
(受益証券の記名式、無記名式への変更ならびに名義書換手続)
第14条 委託者は、受益者が委託者の定める手続きによって請求したときは、無記名式の受益証券と引換
えに記名式の受益証券を、または記名式の受益証券と引換えに無記名式の受益証券を交付します。
② 記名式の受益証券の所持人は、委託者の定める手続きによって名義書換を委託者に請求すること
ができます。
③ 前項の規定による名義書換の手続きは、第43条に規定する毎計算期間の末日の翌日から15日間停
止します。
<平成19年1月4日以降、第14条は削除されます。>
(記名式の受益証券譲渡の対抗要件)
第15条 記名式の受益証券の譲渡は、前条の規定による名義書換によらなければ、委託者および受託者に
対抗することができません。
<平成19年1月4日以降、第15条は以下のとおり変更されます。>
(受益権の譲渡に係る記載または記録)
第15条 受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記
載または記録されている振替口座簿に係る振替機関等に振替の申請をするものとします。
② 前項の申請のある場合には、前項の振替機関等は、当該譲渡に係る譲渡人の保有する受益権の口
数の減少および譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、その備える振替口座簿に記載また
は記録するものとします。ただし、前項の振替機関等が振替先口座を開設したものでない場合に
は、譲受人の振替先口座を開設した他の振替機関等(当該他の振替機関等の上位機関を含みま
す。)に社振法の規定にしたがい、譲受人の振替先口座に受益権の口数の増加の記載または記録
が行なわれるよう通知するものとします。
③ 委託者は、第1項に規定する振替について、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載または
記録されている振替口座簿に係る振替機関等と譲受人の振替先口座を開設した振替機関等が異な
る場合等において、委託者が必要と認めるときまたはやむをえない事情があると判断したときは、
振替停止日や振替停止期間を設けることができます。
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約 款
<平成19年1月4日以降、第15条の2として以下が追加されます。>
(受益権の譲渡の対抗要件)
第15条の2 受益権の譲渡は、前条の規定による振替口座簿への記載または記録によらなければ、委託者
および受託者に対抗することができません。
(無記名式の受益証券の再交付)
第16条 委託者は、無記名式の受益証券を喪失した受益者が、公示催告による除権判決の謄本を添え、委
託者の定める手続により再交付を請求したときは、無記名式の受益証券を再交付します。
<平成19年1月4日以降、第16条は削除されます。>
(記名式の受益証券の再交付)
第17条 委託者は、記名式の受益証券を喪失した受益者が、委託者の定める手続によって再交付を請求し
たときは、記名式の受益証券を再交付します。
<平成19年1月4日以降、第17条は削除されます。>
(受益証券を毀損した場合等の再交付)
第18条 受益証券を毀損または汚損した受益者が、受益証券を添え、委託者の定める手続により再交付を
請求したときは、委託者は、受益証券を再交付します。ただし、真偽を鑑別しがたいときは、前条
の規定を準用します。
<平成19年1月4日以降、第18条は削除されます。>
(受益証券の再交付の費用)
第19条 受益証券を再交付するときは、委託者は、受益者に対して実費を請求することができます。
<平成19年1月4日以降、第19条は削除されます。>
(投資の対象とする資産の種類)
第20条
この信託において投資の対象とする資産の種類は次に掲げるものとします。
(1) 次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投信法第2条第1項で定めるものをいいます。
以下同じ。)
1. 有価証券
2. 有価証券指数等先物取引に係る権利
3. 有価証券オプション取引に係る権利
4. 外国市場証券先物取引に係る権利
5. 有価証券店頭指数等先渡取引に係る権利
6. 有価証券店頭オプション取引に係る権利
7. 有価証券店頭指数等スワップ取引に係る権利
8. 金銭債権
9. 約束手形(証券取引法第2条第1項第8号に掲げるものを除きます。)
10. 金融先物取引に係る権利
11. 金融デリバティブ取引に係る権利(金利、通貨の価格その他の指標の数値としてあらかじ
め当事者間で約定された数値と将来の一定の時期における現実の当該指標の数値の差に基づ
いて算出される金銭の授受を約する取引またはこれに類似する取引であって、投信法施行規
則第4条で定めるものに係る権利をいいます。)
12. 次に掲げるものを信託する信託の受益権(1.に掲げるものに該当するものを除きます。)
(1). 金銭
(2). 有価証券
(3). 金銭債権
13. 匿名組合出資持分(1.に該当するものを除きます。)
14. 金銭の信託の受益権であって、信託財産を主として匿名組合出資持分に対する投資として
運用することを目的とするもの
(2) 次に掲げる特定資産以外の資産
1. 抵当証券
2. 為替手形
3. 外国有価証券市場において行われる有価証券先物取引と類似の取引に係る権利
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約 款
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(運用の指図範囲)
第21条 委託者は、信託金を、主としてラッセル・インベストメント証券投信投資顧問株式会社を委託者
とし、三菱UFJ信託銀行株式会社を受託者として締結された親投資信託であるラッセル 日本株
式マザーファンド(以下「マザーファンド」 といいます。)の受益証券に投資するほか、以下の
有価証券に投資することを指図することができます。
1.株券または新株引受権証書
2.国債証券
3.地方債証券
4.特別の法律により法人の発行する債券
5.社債券(新株引受権証券と社債券とが一体となった新株引受権付社債券(以下「分離型新株引
受権付社債券」といいます。)の新株引受権証券を除きます。)
6.資産の流動化に関する法律に規定する特定社債券(証券取引法第2条第1項第3号の2で定め
るものをいいます。)
7.特別の法律により設立された法人の発行する出資証券(証券取引法第2条第1項第5号で定め
るものをいいます。)
8.協同組織金融機関に係る優先出資証券または優先出資引受権を表示する証書(証券取引法第2
条第1項第5号の2で定めるものをいいます。)
9.資産の流動化に関する法律に規定する優先出資証券または新優先出資引受権を表示する証券
(証券取引法第2条第1項第5号の3で定めるものをいいます。)
10.コマーシャル・ペーパー
11.新株引受権証券(分離型新株引受権付社債券の新株引受権証券を含みます。以下同じ。)およ
び新株予約権証券
12.外国または外国法人の発行する証券または証書で、前各号の証券または証書の性質を有するもの
13.投資信託または外国投資信託の受益証券(証券取引法第2条第1項第7号で定めるものをいい
ます。)
14.投資証券もしくは投資法人債券または外国投資証券(証券取引法第2条第1項第7号の2で定
めるものをいいます。)
15.外国貸付債権信託受益証券(証券取引法第2条第1項第10号で定めるものをいいます。)
16.オプションを表示する証券または証書(証券取引法第2条第1項第10号の2で定めるものをい
います。)
17.預託証書(証券取引法第2条第1項第10号の3で定めるものをいいます。)
18.外国法人が発行する譲渡性預金証書
19.貸付債権信託受益権(証券取引法第2条第2項第1号で定めるものをいいます。)
20.外国法人に対する権利で前号の権利の性質を有するもの
なお、第1号の証券または証書、第12号ならびに第17号の証券または証書のうち第1号の証券
または証書の性質を有するものを以下「株式」といい、第2号から第6号までの証券および第12
号ならびに第17号の証券または証書のうち第2号から第6号までの証券の性質を有するものを以
下「公社債」といい、第13号の証券および第14号の証券(投資法人債券を除きます。)を以下
「投資信託証券」といいます。
② 委託者は、信託金を、前項に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品および社団法人投資信
託協会規則が認めるその他の商品により運用することを指図することができます。
1.預金
2.指定金銭信託
3.コール・ローン
4.手形割引市場において売買される手形
5.抵当証券
③ 第1項の規定にかかわらず、この信託の設定、解約、償還、投資環境の変動等への対応等、委託
者が運用上必要と認めるときには、委託者は、信託金を、前項第1号ないし第4号に掲げる金融商
品により運用することの指図ができます。
④
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約 款
委託者は、信託財産に属するマザーファンドの受益証券以外の投資信託証券の時価総額とマザー
ファンドの信託財産に属する投資信託証券の時価総額のうち信託財産に属するとみなした額との
合計額が信託財産の純資産総額の5%を超えることとなる投資の指図をしません。
⑤ 前項において信託財産に属するとみなした額とは、信託財産に属するマザーファンドの受益証券
の時価総額にマザーファンドの信託財産の純資産総額に占める当該資産の時価総額の割合を乗じ
て得た額をいいます(以下同じ。)。また、信託財産に属する資産の額と信託財産に属するとみ
なした当該資産の額との合計額を信託財産の実質投資額といいます(以下同じ。)。
(受託者の自己または利害関係人等との取引)
第22条 受託者は、信託財産の効率的な運用に資するものであり、かつ信託業法、投信法ならびに関連法
令に反しない場合には、委託者の指図により、受託者および受託者の利害関係人(金融機関の信託
業務の兼営等に関する法律第4条第1項にて準用する信託業法第29条第2項第1号に規定する利害
関係人をいいます。以下この条において同じ。)、第34条第2項に定める信託業務の委託先および
その利害関係人または受託者における他の信託財産との間で、第20条ならびに第21条に定める資産
への投資を、信託業法、投信法ならびに関連法令に反しない限り行うことができます。
② 前項の取扱いは、第25条ないし第31条、第33条、第38条および第39条における委託者の指図によ
る取引についても同様とします。
(運用の基本方針)
第23条 委託者は、信託財産の運用にあたっては、別に定める運用の基本方針にしたがって、その指図を
行います。
(投資する株式等の範囲)
第24条 委託者が投資することを指図する株式、新株引受権証券および新株予約権証券は、証券取引所に
上場されている株式の発行会社の発行するもの、および証券取引所に準ずる市場において取引され
ている株式の発行会社の発行するものとします。ただし、株主割当または社債権者割当により取得
する株式、新株引受権証券および新株予約権証券については、この限りではありません。
② 前項の規定にかかわらず、上場予定または登録予定の株式、新株引受権証券および新株予約権証
券で目論見書等において上場または登録されることが確認できるものについては委託者が投資す
ることを指図することができるものとします。
(信用取引の指図範囲)
第25条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、信用取引により株券を売付けることの指図を
することができます。なお、当該売付の決済については、株券の引き渡しまたは買い戻しにより行
うことの指図をすることができるものとします。
② 前項の信用取引の指図は、当該売付に係る建玉の時価総額とマザーファンドの信託財産に属する
当該売付にかかる建玉のうち当該信託財産に属するとみなした額との合計額が信託財産の純資産
総額の範囲内とします。
③ 信託財産の一部解約等の事由により、前項の売付に係る建玉の時価総額が信託財産の純資産総額
を超えることとなった場合には、委託者は速やかに、その超える額に相当する売付の一部を決済
するための指図をするものとします。
(先物取引等の運用指図・目的・範囲)
第26条 委託者は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、または信託財産に属する資産の
価格変動リスクおよび為替変動リスクを回避するため、わが国の証券取引所における有価証券先物
取引、有価証券指数等先物取引および有価証券オプション取引ならびに外国の取引所におけるこれ
らの取引と類似の取引を行うことの指図をすることができます。なお、選択権取引はオプション取
引に含めるものとします(以下同じ。)。
② 委託者は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、または信託財産に属する資産の
価格変動リスクおよび為替変動リスクを回避するため、わが国の取引所における通貨に係る先物
取引およびオプション取引ならびに外国の取引所における通貨に係る先物取引およびオプション
取引を行うことの指図をすることができます。
③ 委託者は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、または信託財産に属する資産の
価格変動リスクおよび為替変動リスクを回避するため、わが国の取引所における金利に係る先物
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A
取引およびオプション取引ならびに外国の取引所におけるこれらの取引と類似の取引ならびに国
内および国外において行われる有価証券先渡取引、有価証券店頭指数等先渡取引、有価証券店頭
オプション取引および有価証券店頭指数等スワップ取引を行うことの指図をすることができます。
④ 委託者は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、または価格変動リスクおよび為
替変動リスクを回避するため(ヘッジ目的に限定されません。)、国内および国外において行わ
れる、金融先物取引法第2条第5項に規定する店頭金融先物取引を行うことができます。
(スワップ取引の運用指図・目的・範囲)
第27条 委託者は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、または価格変動リスクおよび為
替変動リスクを回避するため、異なった通貨、異なった受取り金利または異なった受取り金利とそ
の元本を一定の条件のもとに交換する取引(以下「スワップ取引」といいます。)を行うことの指
図をすることができます。
② スワップ取引の指図にあたっては、当該取引の契約期限が、原則として第5条に定める信託期間
を超えないものとします。ただし、当該取引が当該信託期間内で全部解約が可能なものについて
はこの限りではありません。
③ スワップ取引の評価は、当該取引契約の相手方が市場実勢金利等をもとに算出した価額で評価す
るものとします。
④ 委託者は、スワップ取引を行うにあたり担保の提供あるいは受入れが必要と認めたときは、担保
の提供あるいは受入れの指図を行うものとします。
(金利先渡取引および為替先渡取引の運用指図)
第28条 委託者は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、または価格変動リスクおよび為
替変動リスクを回避するため、金利先渡取引および為替先渡取引を行うことの指図をすることがで
きます。
② 金利先渡取引および為替先渡取引の指図にあたっては、当該取引の決済日が、原則として第5条
に定める信託期間を超えないものとします。ただし、当該取引が当該信託期間内で全部解約が可
能なものについてはこの限りではありません。
③ 金利先渡取引および為替先渡取引の評価は、当該取引契約の相手方が市場実勢金利等をもとに算
出した価額で評価するものとします。
④ 委託者は、金利先渡取引および為替先渡取引を行うにあたり担保の提供あるいは受入れが必要と
認めたときは、担保の提供あるいは受入れの指図を行うものとします。
(有価証券の貸付の指図および範囲)
第29条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、信託財産に属する株式および公社債を次の各
号の範囲内で貸付の指図をすることができます。
1.株式の貸付は、貸付時点において、貸付株式の時価合計額が信託財産で保有する株式の時価合
計額を超えないものとします。
2.公社債の貸付は、貸付時点において、貸付公社債の額面金額の合計額が信託財産で保有する公
社債の額面金額の合計額を超えないものとします。
② 前項各号に定める限度額を超えることとなった場合には、委託者は速やかにその超える額に相当
する契約の一部の解約を指図するものとします。
③ 委託者は、有価証券の貸付にあたって必要と認めたときは、担保の受入れの指図を行うものとし
ます。
(公社債の空売りの指図範囲)
第30条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、信託財産の計算において信託財産に属さない
公社債を売付ることの指図をすることができます。なお、当該売付の決済については、公社債(信
託財産により借入れた公社債を含みます。)の引渡しまたは買戻しにより行うことの指図をするこ
とができるものとします。
② 前項の売付の指図は、当該売付に係る公社債の時価総額が信託財産の純資産総額の範囲内としま
す。
③ 信託財産の一部解約等の事由により、前項の売付に係る公社債の時価総額が信託財産の純資産総
額を超えることとなった場合には、委託者は速やかに、その超える額に相当する売付の一部を決
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済するための指図をするものとします。
(公社債の借入れ)
第31条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、公社債の借入れの指図をすることができます。
なお、当該公社債の借入れを行うにあたり担保の提供が必要と認めたときは、担保の提供の指図を
行うものとします。
② 前項の指図は、当該借入れに係る公社債の時価総額が信託財産の純資産総額の範囲内とします。
③ 信託財産の一部解約等の事由により、前項の借入れに係る公社債の時価総額が信託財産の純資産
総額を超えることとなった場合には、委託者は速やかに、その超える額に相当する借入れた公社
債の一部を返還するための指図をするものとします。
④ 第1項の借入れに係る品借料は信託財産中から支弁します。
(外貨建資産への投資制限)
第32条 委託者は、信託財産に属する外貨建資産の時価総額とマザーファンドの信託財産に属する外貨建
資産の時価総額のうち信託財産に属するとみなした額との合計額が、信託財産の純資産総額の100
分の50を超えることとなる投資の指図をしません。ただし、有価証券の値上がり等により100分の
50を超えることとなった場合には、速やかにこれを調整します。
② 外貨建有価証券への投資については、わが国の国際収支上の理由等により特に必要と認められる
場合には、制約されることがあります。
(外国為替予約取引の指図および範囲)
第33条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、外国為替の売買の予約取引の指図をすること
ができます。
② 前項の予約取引の指図は、信託財産に係る為替の買予約の合計額と売予約の合計額との差額につ
き円換算した額が、信託財産の純資産総額を超えないものとします。ただし、信託財産に属する
外貨建資産の為替変動リスクを回避するためにする当該予約取引の指図については、この限りで
はありません。
③ 前項の限度額を超えることとなった場合には、委託者は所定の期間内に、その超える額に相当す
る為替予約の一部を解消するための外国為替の売買の予約取引の指図をするものとします。
(信託業務の委託)
第34条 受託者は、委託者と協議のうえ、信託財産に属する資産の保管および処分ならびにこれに付随す
る業務の全部または一部について、金融機関、証券会社、外国の法令に準拠して外国において有価
証券の保管を業として営むものおよびこれらの子会社等で有価証券の保管を業として営む者に委託
することができます。
② 受託者は、前項のうち信託業法22条第1項に定める信託業務の委託をするときは、以下に掲げる
基準のすべてに適合するものを委託先として選定します。
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1. 委託先の信用力に照らし、継続的に委託業務の遂行に懸念がないこと
2. 委託先の委託業務に係る実績等に照らし、委託業務を確実に処理する能力があると認められる
こと
3. 信託財産の保管等を委託する場合においては、当該財産の分別管理を行う体制が整備されてい
ること
4. 内部管理に関する業務を適正に遂行するための体制が整備されていること
③ 受託者は、前項に定める委託先の選定にあたっては、当該委託先が前項各号に掲げる基準に適合
していることを確認するものとします。
(有価証券の保管)
第35条 受託者は、信託財産に属する有価証券を、法令等に基づき、保管振替機関に預託し保管させるこ
とができます。
(混蔵寄託)
第36条 金融機関または証券会社から、売買代金および償還金等について円貨で約定し円貨で決済する取
引により取得した外国において発行された譲渡性預金証書またはコマーシャル・ペーパーは、当該
金融機関または証券会社が保管契約を締結した保管機関に当該金融機関または証券会社の名義で混
蔵寄託できるものとします。
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(信託財産の表示および記載の省略)
第37条 信託財産に属する有価証券については、委託者または受託者が必要と認める場合のほか、信託
の表示および記載をしません。
(有価証券売却等の指図)
第38条 委託者は、信託財産に属するマザーファンドの受益証券に係る信託契約の一部解約の請求および
信託財産に属する有価証券の売却等の指図ができます。
(再投資の指図)
第39条 委託者は、前条の規定による一部解約金、売却代金、有価証券に係る償還金等、株式の清算分配
金、有価証券等に係る利子等、株式の配当金およびその他の収入金を再投資することの指図ができ
ます。
(資金の借入れ)
第40条 委託者は、信託財産の効率的な運用ならびに運用の安定性に資するため、一部解約に伴う支払資
金の手当て(一部解約に伴う支払資金の手当てのために借り入れた資金の返済を含みます。)を目
的として、または再投資にかかる収益分配金の支払資金の手当てを目的として、資金借入れ(コー
ル市場を通じる場合を含みます。)の指図をすることができます。なお、当該借入金をもって有価
証券等の運用は行わないものとします。
② 一部解約に伴う支払資金の手当てにかかる借入期間は、受益者への解約代金支払開始日から信託
財産で保有する有価証券の売却代金の受渡日までの間または受益者への解約代金支払開始日から
信託財産で保有する金融商品の解約代金入金日までの間もしくは受益者への解約代金支払開始日
から信託財産で保有する有価証券等の償還金の入金日までの期間が5営業日以内である場合の当
該期間とし、資金借入額は当該有価証券の売却代金、金融商品の解約代金および有価証券等の償
還金の合計額を限度とします。ただし、資金の借入額は、借入れ指図を行う日における信託財産
の純資産総額の10%を超えないこととします。
③ 収益分配金の再投資にかかる借入期間は信託財産から収益分配金が支弁される日からその翌営業
日までとし、資金借入額は収益分配金の再投資額を限度とします。
④ 借入金の利息は信託財産中より支弁します。
(損益の帰属)
第41条 委託者の指図に基づく行為により信託財産に生じた利益および損失は、すべて受益者に帰属しま
す。
(受託者による資金立替え)
第42条 信託財産に属する有価証券について、借替、転換、新株発行または株式割当がある場合で、委託
者の申出があるときは、受託者は資金の立替えをすることができます。
② 信託財産に属する有価証券に係る償還金等、株式の清算分配金、有価証券等に係る利子等、株式
の配当金およびその他の未収入金で、信託終了日までにその金額を見積りうるものがあるときは、
受託者がこれを立替えて信託財産に繰り入れることができます。
③ 前2項の立替金の決済および利息については、受託者と委託者との協議によりそのつど別にこれ
を定めます。
(信託の計算期間)
第43条 この信託の計算期間は、毎年11月19日から翌年11月18日までとします。ただし、第1期計算期間
は、平成18年12月19日から平成19年11月19日までとします。
② 前項の規定に関わらず、各計算期間終了日に該当する日(以下「該当日」といいます。)が休業
日のとき、各計算期間終了日は該当日以降の最初の営業日とし、その翌日より次の計算期間が始
まるものとします。ただし、最終計算期間の終了日は第5条に定める信託期間の終了日とします。
(信託財産に関する報告)
第44条 受託者は、毎計算期末に損益計算を行い、信託財産に関する報告書を作成して、これを委託者に
提出します。
② 受託者は、信託終了のときに最終計算を行い、信託財産に関する報告書を作成して、これを委託
者に提出します。
(信託事務の諸費用)
第45条
A
B
C
D
E
F
G
約 款
信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸費用および受託者の立替えた立替金の利息は、
受益者の負担とし、信託財産中から支弁します。
② ファンドの組入れ有価証券の売買時の売買委託手数料、売買委託手数料にかかる消費税等相当額
および外貨建資産の保管等に要する費用ならびに先物・オプション取引等に要する費用は、受益
者の負担とし、信託財産中から支弁します。
(信託報酬等の総額)
第46条 委託者および受託者の信託報酬の総額は、第43条に規定する計算期間を通じて毎日、信託財産の
純資産総額に年1.7325%(税抜 1.65%)の率を乗じて得た額とします。
② 前項の信託報酬は毎年5月18日および11月18日(当日が休業日の場合は翌営業日)または信託終
了のとき信託財産中から支弁するものとし、委託者と受託者との間の配分は別に定めます。ただ
し、第1回の信託報酬の支払日は平成19年5月18日とします。
③ 第1項の信託報酬に係る消費税等に相当する金額を、信託報酬支弁のときに信託財産中から支弁
します。
(収益の分配方法)
第47条 信託財産から生ずる毎計算期末における利益は、次の方法により処理します。
1.配当金、利子、貸付有価証券に係る品貸料およびこれらに類する収益から支払利息を控除した
額(以下「配当等収益」といいます。)は、諸経費、信託報酬および当該信託報酬に係る消費税
等に相当する金額を控除した後その残金を受益者に分配することができます。なお、次期以降の
分配金にあてるため、その一部を分配準備積立金として積み立てることができます。
2.売買損益に評価損益を加減した利益金額(以下「売買益」といいます。)は、諸経費、信託報
酬および当該信託報酬に係る消費税等に相当する金額を控除し、繰越欠損金のあるときは、その
全額を売買益をもって補てんした後、受益者に分配することができます。なお、次期以降の分配
にあてるため、分配準備積立金として積み立てることができます。
② 毎計算期末において、信託財産につき生じた損失は、次期に繰り越します。
(収益分配金、償還金および一部解約金の支払い)
第48条 委託者は、収益分配金を原則として、毎計算期間終了日後1ヶ月以内の委託者の指定する日から、
収益分配金交付票と引換えに、委託者の指定する取扱金融機関等を通じて、受益者に交付します。
② 前項の規定にかかわらず、別に定める契約に基づいて収益分配金を再投資する受益者に対しては、
委託者は原則として、毎計算期間終了日の翌営業日に収益分配金を委託者の指定する取扱金融機
関等に支払います。この場合、委託者の指定する取扱金融機関等は、別に定める契約に基づき、
受益者に対し遅滞なく収益分配金の再投資に係る受益証券の売付を行います。
③ 償還金(信託終了時における信託財産の純資産総額を受益権口数で除した額をいいます。以下同
じ。)は、信託終了日後1ヵ月以内の委託者の指定する日から受益証券と引き換えに委託者の指
定する取扱金融機関等を通じて受益者に支払います。
④ 一部解約金(第51条第4項の一部解約の価額に当該一部解約口数を乗じて得た額をいいます。以
下同じ。)は、受益者の請求を受付けた日から起算して、原則として、5営業日目から委託者の
指定する取扱金融機関等において受益者に支払います。
⑤ 第2項を除く前各項に規定する収益分配金、償還金および一部解約金の支払いは、委託者の指定
する取扱金融機関等の営業所において行うものとします。本条に定める受益者への支払いについ
ては、委託者は当該委託者の指定する取扱金融機関等に対する支払いをもって免責されるものと
します。かかる支払いがなされた後は、当該収益分配金、償還金および一部解約金は、源泉徴収
されるべき税額(および委託者が一定期間経過後当該委託者の指定する取扱金融機関等より回収
した金額があればその金額)を除き、受益者の計算に属する金銭になるものとします。
⑥ 収益分配金、償還金および一部解約金にかかる収益調整金は、原則として、各受益者毎の信託時
の受益証券の価額等に応じて計算されるものとします。
⑦ 前項の「収益調整金」は、所得税法施行令第27条の規定によるものとし、各受益者毎の信託時の
受益証券の価額と元本の差額をいい、原則として、追加信託のつど当該口数により加重平均され、
収益分配のつど調整されるものとします。また、前項に規定する「各受益者毎の信託時の受益証
券の価額等」とは、原則として、各受益者毎の信託時の受益証券の価額をいい、追加信託のつど
54
B
C
D
E
F
G
約 款
55
A
当該口数により加重平均され、収益分配のつど調整されるものとします。
記名式の受益証券を有する受益者は、あらかじめ印鑑を届け出るものとし、第1項の場合には、
収益分配金交付票に、第3項および第4項の場合には受益証券に記名し届出印を押捺するものと
します。
⑨ 委託者は、前項の規定により押捺された印影を届出印と照合し、相違ないものと認めて収益分配
金および償還金または一部解約金の支払いをしたときは、印章の盗用その他の事情があっても、
そのために生じた損害についてその責を負わないものとします。
<平成19年1月4日以降、第48条は以下の通り変更されます。>
(収益分配金、償還金および一部解約金の支払い)
第48条 収益分配金は、原則として、毎計算期間終了後1ヶ月以内の委託者の指定する日から、毎計算期
間の末日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(当該収益分配金に
かかる計算期間の末日以前において一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。また、
当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前に設定された受益権で取得申込代金支払前のため委託
者の指定する取扱金融機関等の名義で記載または記録されている受益権については原則として取得
申込者とします。)に支払います。
② 前項の規定にかかわらず、別に定める契約に基づいて収益分配金を再投資する受益者に対しては、
受託者が委託者の指定する預金口座等に払い込むことにより、原則として、毎計算期間終了日の
翌営業日に、収益分配金が委託者の指定する取扱金融機関等に交付され、委託者の指定する取扱
金融機関等は、収益分配金の再投資に関する契約を締結した受益者に対し、遅滞なく収益分配金
の再投資に係る受益権の売付を行います。当該売付により増加した受益権は、第13条第6項の規
定にしたがい、振替口座簿に記載または記録されます。ただし、第51条第2項により信託の一部
解約が行われた場合に、当該受益権に帰属する収益分配金があるときは、第1項に準じて受益者
に支払います。
③ 償還金(信託終了時における信託財産の純資産総額を受益権口数で除した額をいいます。以下同
じ。)は、信託終了日後1ヵ月以内の委託者の指定する日から、信託終了日において振替機関等
の振替口座簿に記載または記録されている受益者(信託終了日以前において一部解約が行われた
受益権に係る受益者を除きます。また、当該信託終了日以前に設定された受益権で取得申込代金
支払前のため委託者の指定する取扱金融機関等の名義で記載または記録されている受益権につい
ては原則として取得申込者とします。)に支払います。なお、当該受益者は、その口座が開設さ
れている振替機関等に対して委託者がこの信託の償還をするのと引換えに、当該償還に係る受益
権の口数と同口数の抹消の申請を行うものとし、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座
において当該口数の減少の記載または記録が行われます。
④ 一部解約金(第51条第3項の一部解約の価額に当該一部解約口数を乗じて得た額をいいます。以
下同じ。)は、第51条第1項の受益者の請求を受付けた日から起算して、原則として、5営業日
目から委託者の指定する取扱金融機関等において当該受益者に支払います。
⑤ 第2項を除く前各項に規定する収益分配金、償還金および一部解約金の支払いは、委託者の指定
する取扱金融機関等の営業所において行うものとします。本条に定める受益者への支払いについ
ては、委託者は当該委託者の指定する取扱金融機関等に対する支払いをもって免責されるものと
します。かかる支払いがなされた後は、当該収益分配金、償還金および一部解約金は、源泉徴収
されるべき税額(および委託者が一定期間経過後当該委託者の指定する取扱金融機関等より回収
した金額があればその金額)を除き、受益者の計算に属する金銭になるものとします。
⑥ 収益分配金、償還金および一部解約金にかかる収益調整金は、原則として、各受益者毎の信託時
の受益権の価額等に応じて計算されるものとします。
⑦ 前項の「収益調整金」は、所得税法施行令第27条の規定によるものとし、各受益者毎の信託時の
受益権の価額と元本の差額をいい、原則として、追加信託のつど当該口数により加重平均され、
収益分配のつど調整されるものとします。また、前項に規定する「各受益者毎の信託時の受益権
の価額等」とは、原則として、各受益者毎の信託時の受益権の価額をいい、追加信託のつど当該
口数により加重平均され、収益分配のつど調整されるものとします。
⑧ (削除)
⑧
A
B
C
D
E
F
G
約 款
⑨ (削除)
(収益分配金、償還金および一部解約金の委託者への交付と支払いに関する受託者の免責)
第49条 受託者は、原則として、収益分配金については毎計算期間終了日の翌営業日に、償還金について
は第48条第3項に規定する支払開始日の前日までに、一部解約金については第48条第4項に規定す
る支払日までに、その全額を委託者に交付します。
② 受託者は、前項の規定により委託者に収益分配金、償還金および一部解約金を交付した後は、受
益者に対する支払いにつき、その責に任じません。
<平成19年1月4日以降、第49条は以下の通り変更されます。>
(収益分配金、償還金および一部解約金の払い込みと支払いに関する受託者の免責)
第49条 受託者は、原則として、収益分配金については毎計算期間終了日の翌営業日に、償還金について
は第48条第3項に規定する支払開始日の前日までに、一部解約金については第48条第4項に規定す
る支払日までに、その全額を委託者の指定する預金口座等に払い込みます。
② 受託者は、前項の規定により委託者の指定する預金口座等に収益分配金、償還金および一部解約
金を払い込んだ後は、受益者に対する支払いにつき、その責に任じません。
(収益分配金および償還金の時効)
第50条 受益者が、収益分配金については第48条第1項に規定する支払開始日から5年間その支払を請求
しないとき、また償還金について第48条第3項に規定する支払開始日から10年間その支払いを請求
しないときは、その権利を失い、受託者から交付を受けた金銭は、委託者に帰属します。
(信託の一部解約)
第51条 受益者(委託者の指定する取扱金融機関等を含みます。以下本条において同じ。)は、自己の有
する受益証券につき、委託者の指定する取扱金融機関等が別途定める解約単位をもって、一部解約
の実行を請求することができます。
② 受益者が前項の一部解約の実行の請求をするときは、委託者の指定する取扱金融機関等に対し、
受益証券をもって行うものとします。
③ 委託者は、第1項の一部解約の実行の請求を受付けた場合には、この信託契約の一部を解約しま
す。
④ 前項の一部解約の価額は、一部解約の実行の請求日の基準価額とします。
⑤ 委託者は、証券取引所等における取引の停止、外国為替取引の停止、その他合理的な事情がある
と委託者が判断したときは、第1項による一部解約の実行の請求の受付けを中止することおよび
すでに受付けた一部解約の実行の請求の受付けを取り消すことができます。
⑥ 前項により一部解約の実行の請求の受付けが中止された場合には、受益者は当該受付け中止以前
に行った当日の一部解約の実行の請求を撤回できます。ただし、受益者がその一部解約の実行の
請求を撤回しない場合には、当該証券の一部解約の価額は、当該受付け中止を解除した後の最初
の基準価額の計算日に一部解約の実行の請求を受付けたものとして第4項の規定に準じて計算さ
れた価額とします。
⑦ 委託者は、信託契約の一部を解約することにより、当初設定から1年経過後信託財産の純資産総
額が30億円を下回ることとなった場合は、受託者と合意のうえ、この信託契約を解約し、信託を
終了させることができます。この場合、第52条の規定にしたがいます。
<平成19年1月4日以降、第51条は以下の通り変更されます。>
(信託の一部解約)
第51条 受益者(委託者の指定する取扱金融機関等を含みます。以下本条において同じ。)は、自己に帰
属する受益権につき、委託者の指定する取扱金融機関等が別途定める解約単位をもって、一部解約
の実行を請求することができます。
② 委託者は、前項の一部解約の実行の請求を受付けた場合には、この信託契約の一部を解約します。
なお、前項の一部解約の実行の請求を行う受益者は、その口座が開設されている振替機関等に対
して当該受益者の請求に係るこの信託契約の一部解約を委託者が行うのと引換えに、当該一部解
約に係る受益権の口数と同口数の抹消の申請を行うものとし、社振法の規定にしたがい当該振替
機関等の口座において当該口数の減少の記載または記録が行われます
③ 前項の一部解約の価額は、一部解約の実行の請求日の基準価額とします。
56
④
B
C
D
E
F
G
約 款
57
A
平成19年1月4日以降の信託契約の一部解約に係る一部解約の実行の請求を受益者がするときは、
委託者の指定する取扱金融機関等に対し、振替受益権をもって行うものとします。ただし、平成
19年1月4日以降に一部解約金が受益者に支払われることとなる一部解約の実行の請求で、平成19
年1月4日前に行われる当該請求については、振替受益権となることが確実なこの信託の受益証券
をもって行うものとします。
⑤ 委託者は、証券取引所等における取引の停止、外国為替取引の停止、その他合理的な事情がある
と委託者が判断したときは、第1項による一部解約の実行の請求の受付けを中止することおよび
すでに受付けた一部解約の実行の請求の受付けを取り消すことができます。
⑥ 前項により一部解約の実行の請求の受付けが中止された場合には、受益者は当該受付け中止以前
に行った当日の一部解約の実行の請求を撤回できます。ただし、受益者がその一部解約の実行の
請求を撤回しない場合には、当該受益権の一部解約の価額は、当該受付け中止を解除した後の最
初の基準価額の計算日に一部解約の実行の請求を受付けたものとして第3項の規定に準じて計算
された価額とします。
⑦ 委託者は、信託契約の一部を解約することにより、当初設定から1年経過後信託財産の純資産総
額が30億円を下回ることとなった場合は、受託者と合意のうえ、この信託契約を解約し、信託を
終了させることができます。この場合、第52条の規定にしたがいます。
(信託契約の解約)
第52条 委託者は、第5条の規定による信託終了前に、第51条第7項の場合の他、この信託契約を解約す
ることが受益者のため有利であると認めるとき、またはやむを得ない事情が発生したときは、受託
者と合意のうえ、この信託契約を解約し、信託を終了させることができます。この場合において、
委託者は、あらかじめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
② 委託者は、前項の事項について、あらかじめ、解約しようとする旨を公告し、かつ、その旨を記
載した書面をこの信託契約に係る知られたる受益者に対して交付します。ただし、この信託契約
に係るすべての受益者に対して書面を交付したときは、原則として、公告を行いません。
③ 前項の公告および書面には、受益者で異議ある者は一定期間内に委託者に対して異議を述べるべ
き旨を付記します。なお、一定の期間は一月を下らないものとします。
④ 前項の一定の期間内に異議を述べた受益者の受益権の口数が受益権の総口数の二分の一を超える
ときは、第1項の信託契約の解約をしません。
⑤ 委託者は、この信託契約の解約をしないこととしたときは、解約しない旨およびその理由を公告
し、かつ、これらの事項を記載した書面をこの信託契約に係る知られたる受益者に対して交付し
ます。ただし、この信託契約に係るすべての受益者に対して書面を交付したときは、原則として、
公告を行いません。
⑥ 第3項から前項までの規定は、信託財産の状態に照らし、真にやむを得ない事情が生じている場
合であって、第3項の一定の期間が一月を下らずにその公告および書面の交付を行うことが困難
な場合には適用しません。
(信託契約に関する監督官庁の命令)
第53条 委託者は、監督官庁よりこの信託契約の解約の命令を受けたときは、その命令にしたがい、信託
契約を解約し信託を終了させます。
② 委託者は、監督官庁の命令に基づいてこの信託約款を変更しようとするときは、第57条の規定に
したがいます。
(委託者の認可取消等に伴う取扱い)
第54条 委託者が監督官庁より認可の取消を受けたとき、解散したときまたは業務を廃止したときは、委
託者は、この信託契約を解約し、信託を終了させます。
② 前項の規定にかかわらず、監督官庁がこの信託契約に関する委託者の業務を他の投資信託委託業
者に引き継ぐことを命じたときは、この信託は、第57条第4項に該当する場合を除き、当該投資
信託委託業者と受託者との間において存続します。
(委託者の事業の譲渡および承継に伴う取扱い)
第55条 委託者は、事業の全部または一部を譲渡することがあり、これに伴い、この信託契約に関する事
業を譲渡することがあります。
②
A
B
C
D
E
委託者は、分割により事業の全部または一部を承継させることがあり、これに伴い、この信託契
約に関する事業を承継させることがあります。
(受託者の辞任または解任に伴う取扱い)
第56条 受託者は、委託者の承諾を受けてその任務を辞任することができます。この場合、委託者は第57
条の規定にしたがい、新受託者を選任します。
② 委託者が新受託者を選任できないときは、委託者はこの信託契約を解約し、信託を終了させます。
③ 委託者は、受益者の利益のため合理的に必要と認めるときは、法令に従い受託者を解任すること
ができます。受託者の解任に伴う取扱いについては、前2項に定める受託者の辞任に伴う取扱に
準じます。
④ 本条に基づき受託者が辞任しまたは解任されたまたは解任されうる場合において、委託者が本信
託約款に定める受託者の義務を適切に履行する能力ある新受託者を選任することが不可能または
困難であるときは、委託者は解任権を行使する義務も新受託者を選任する義務も負いません。委
託者は本条に基づく受託者の解任または新受託者の選任についての判断を誠実に行うよう努める
ものとしますが、かかる判断の結果解任されなかった受託者または選任された新受託者が倒産等
により本信託約款に定める受託者の義務を履行できなくなった場合には、委託者は、当該判断時
において悪意だった場合を除き、これによって生じた損害について受益者に対し責任を負いませ
ん。
(信託約款の変更)
第57条 委託者は、受益者の利益のため必要と認めるとき、またはやむを得ない事情が発生したときは、
受託者と合意のうえ、この信託約款を変更することができるものとし、あらかじめ、変更しようと
する旨およびその内容を監督官庁に届け出ます。
② 委託者は、前項の変更事項のうち、その内容が重大なものについて、あらかじめ、変更しようと
する旨およびその内容を公告し、かつ、これらの事項を記載した書面をこの信託約款に係る知ら
れたる受益者に対して交付します。ただし、この信託約款に係るすべての受益者に対して書面を
交付したときは、原則として公告を行いません。
③ 前項の公告および書面には、受益者で異議のある者は一定の期間内に委託者に対して異議を述べ
るべき旨を付記します。なお、一定の期間は一月を下らないものとします。
④ 前項の一定の期間内に異議を述べた受益者の受益権の口数が受益権の総口数の二分の一を超える
ときは、第1項の信託約款の変更をしません。
⑤ 委託者は、当該信託約款の変更をしないこととしたときは、変更しない旨およびその理由を公告
し、かつ、これらの事項を記載した書面をこの信託約款に係る知られたる受益者に対して交付し
ます。ただし、この信託約款に係るすべての受益者に対して書面を交付したときは、原則として、
公告を行いません。
F
G
(反対者の買取請求権)
第58条 第52条に規定する信託契約の解約または前条に規定する信託約款の変更を行う場合において第52
条第3項または前条第3項の一定の期間内に委託者に対して異議を述べた受益者は、委託者の指定
する取扱金融機関等を通じて受託者に対し、自己の有する受益証券を、信託財産をもって買取るべ
き旨を請求することができます。買取価格は、投信法第30条の2の規定による公正な価額とします。
買取請求の取扱いについては、委託者、受託者および委託者の指定する取扱金融機関等の協議によ
り決定するものとします。
<平成19年1月4日以降、第58条は以下の通り変更されます。>
約 款
(反対者の買取請求権)
第58条 第52条に規定する信託契約の解約または前条に規定する信託約款の変更を行う場合において第52
条第3項または前条第3項の一定の期間内に委託者に対して異議を述べた受益者は、委託者の指定
する取扱金融機関等を通じて受託者に対し、自己に帰属する受益権を、信託財産をもって買取るべ
き旨を請求することができます。買取価格は、投信法第30条の2の規定による公正な価額とします。
買取請求の取扱いについては、委託者、受託者および委託者の指定する取扱金融機関等の協議によ
り決定するものとします。
(公
告)
58
A
第59条 委託者が受益者に対してする公告は、日本経済新聞に掲載します。
(質権口記載または記録の受益権の取り扱い)
第60条 振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権にかかる収益分配金の支
払い、一部解約の実行の請求の受付け、一部解約金および償還金の支払い等については、この約款
によるほか、民法その他の法令等にしたがって取り扱われます。
② 本条の規定は、平成19年1月4日以降において効力を有するものとします。
(信託約款に関する疑義の取扱い)
第61条 この信託約款の解釈について疑義を生じたときは、委託者と受託者との協議により定めます。
B
付
第1条
則
C
平成18年12月29日現在の信託約款第11条、第12条、第14条から第19条の規定および受益権と読み
替えられた受益証券に関する規定は、委託者がやむを得ない事情等により受益証券を発行する場合
には、なおその効力を有するものとします。
上記条項により信託契約を締結します。
平成18年12月19日
D
信託契約締結日
東京都港区赤坂七丁目3-37 プラース・カナダ
ラッセル・インベストメント証券投信投資顧問株式会社
代表執行役社長 マーク・シー・ハンセン
受託者
東京都千代田区丸の内一丁目4番5号
三菱UFJ信託銀行株式会社
取締役社長 上原 治也
E
委託者
F
G
約 款
59
A
B
C
ラッセル 日本株式マザーファンド
約
款
D
E
ラッセル・インベストメント証券投信投資顧問株式会社
F
G
約 款
60
運
用
の
基
本
方
A
(ラッセル 日本株式マザーファンド)
針
B
C
D
E
F
約款第12条に基づき委託者の定める方針は、次のものとします。
1.基
本
方
針
この投資信託は、信託財産の長期的成長を図ることを目的として運用を行います。
2.運
用
方
法
(1)投
資
対
象
わが国の証券取引所に上場(これに準ずるものを含みます。)されている株式を主要投資対
象とします。
(2)投
資
態
度
① わが国の株式を主要投資対象とし、分散投資を行い、信託財産の長期的成長を目指します。
② 株式以外の資産への投資は、原則として信託財産総額の50%以下とします。
③ TOPIX(配当込み)をベンチマークとします。
④ 外貨建資産に対する為替ヘッジは、市況動向、資金動向等により委託者が適切と判断した
場合に行うことがあります。
⑤ 資金動向、市況動向、残存信託期間等によっては、為替ヘッジも含め、上記のような運用
ができない場合があります。
⑥ 信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、または価格変動リスクおよび為替変
動リスクを回避するため(ヘッジ目的に限定されません。)、国内において行われる有価
証券先物取引、有価証券指数等先物取引、有価証券オプション取引、通貨に係る先物取引、
通貨に係るオプション取引、金利に係る先物取引および金利に係るオプション取引ならび
に外国の市場における有価証券先物取引、有価証券指数等先物取引、有価証券オプション
取引、通貨に係る先物取引、通貨に係るオプション取引、金利に係る先物取引および金利
に係るオプション取引と類似の取引(以下「有価証券先物取引等」といいます。)を行う
ことができます。
(3)投
資
制
限
① 株式への投資割合には制限を設けません。
② 投資信託証券への投資割合は、信託財産の純資産総額の5%以内とします。
③ 外貨建資産への投資割合は、信託財産の純資産総額の50%以内とします。
G
約 款
61
A
ラッセル 日本株式マザーファンド約款
B
C
D
E
F
G
約 款
(委託者および受託者)
第1条 この信託は、その受益権を他の証券投資信託の受託者に取得させることを目的とする証券
投資信託であり、ラッセル・インベストメント証券投信投資顧問株式会社を委託者とし、三
菱UFJ信託銀行株式会社を受託者とします。
(信託事務の委託)
第1条の2 受託者は、信託法第26条第1項に基づく信託事務の委任として、信託事務の処理の一部
について、金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第1条第1項の規定による信託業務の兼
営の認可を受けた一の金融機関(受託者の利害関係人(金融機関の信託業務の兼営等に関す
る法律第4条第1項にて準用する信託業法第29条第2項第1号に規定する利害関係人をいい
ます。以下この条において同じ。)を含みます。)と信託契約を締結し、これを委託するこ
とができます。
② 前項における利害関係人に対する業務の委託については、信託財産を害するおそれがない
と認められる場合に行うものとします。この場合、信託財産を害するおそれがないと認め
られる場合とは、利害関係人に対する業務の委託に係る条件が市場水準等に照らし公正と
認められる条件である場合をいいます。
(信託の目的および金額)
第2条 委託者は、金1,000億円を上限とする信託金を受益者のために利殖の目的をもって信託し、
受託者はこれを引き受けます。
(信託金の限度額)
第3条 委託者は、受託者と合意のうえ、10兆円を限度として信託金を追加することができます。
② 追加信託が行われたときは、受託者はその引き受けを証する書面を委託者に交付します。
③ 委託者は、受託者と合意のうえ、第1項の限度額を変更することができます。
(信託期間)
第4条 この信託の期間は、信託契約締結日から第41条第1項および第2項、第44条、第45条第1項、
および第47条第2項の規定による信託終了または信託契約解約の日までとします。
(受 益 者)
第5条 この信託の元本および収益の受益者は、この信託の受益証券を投資対象とするラッセル・
インベストメント証券投信投資顧問株式会社の追加型証券投資信託の受託者である信託銀行
とします。
(受益権の分割および再分割)
第6条 委託者は、第2条の規定による受益権については1,000億口を上限とする口数に、追加信託
によって生じた受益権については、これを追加信託のつど当該追加信託に係る受益権の口数
に、それぞれ均等に分割します。
② 委託者は、受託者と協議のうえ、一定日現在の受益権を均等に再分割できます。
(追加信託金の計算方法)
第7条 追加信託金は、追加信託を行う日の前営業日の信託財産に属する資産(受入担保金代用有
価証券および第21条に規定する借入有価証券を除く)を法令および社団法人投資信託協会規
則に従って時価評価して得た信託財産の資産総額から負債総額を控除した金額(以下「純資
産総額」といいます。)を、追加信託を行う日の前営業日の受益権総口数で除した金額に当
該追加信託にかかる受益権の口数を乗じた額をいいます。外貨建資産(外国通貨表示の有価
証券(以 下「外 貨建有 価証券 」とい います。 )、預 金その 他の資 産をい います 。以下同
じ。)の円換算については、原則としてわが国における計算日の対顧客電信売買相場の仲値
62
B
C
D
E
F
G
約 款
63
A
によって計算します。ただし社団法人投資信託協会規則に別段の定めがある場合には同規則
の定めるところによります。
② 第23条に規定する予約為替の評価は、原則として、わが国における計算日の対顧客先物売
買相場の仲値によるものとします。ただし社団法人投資信託協会規則に別段の定めがある
場合には同規則の定めるところによります。
(信託日時の異なる受益権の内容)
第8条 この信託の受益権は、信託の日時を異にすることにより差異を生ずることはありません。
(受益証券の発行および種類)
第9条 委託者は、第6条の規定により分割された受益権を表示する記名式の受益証券を発行します。
② 委託者が発行する受益証券は、1口の整数倍の口数を表示した受益証券とします。
③ 受益者は当該受益証券を他に譲渡することはできません。
(受益証券の発行についての受託者の認証)
第10条 委託者は、前条第1項により受益証券を発行するときは、その発行する受益証券がこの信託
約款に適合する旨の受託者の認証を受けなければなりません。
② 前項の認証は、受託者の代表取締役がその旨を受益証券に記載し記名捺印することによっ
て行います。
(投資の対象とする資産の種類)
第10条の2
この信託において投資の対象とする資産の種類は次に掲げるものとします。
(1) 次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第2条
第1項で定めるものをいいます。以下同じ。)
1. 有価証券
2. 有価証券指数等先物取引に係る権利
3. 有価証券オプション取引に係る権利
4. 外国市場証券先物取引に係る権利
5. 有価証券店頭指数等先渡取引に係る権利
6. 有価証券店頭オプション取引に係る権利
7. 有価証券店頭指数等スワップ取引に係る権利
8. 金銭債権
9. 約束手形(証券取引法第2条第1項第8号に掲げるものを除きます。)
10. 金融先物取引に係る権利
11. 金融デリバティブ取引に係る権利(金利、通貨の価格その他の指標の数値としてあ
らかじめ当事者間で約定された数値と将来の一定の時期における現実の当該指標の数
値の差に基づいて算出される金銭の授受を約する取引またはこれに類似する取引で
あって、投資信託及び投資法人に関する法律施行規則第4条で定めるものに係る権利
をいいます。)
12. 次に掲げるものを信託する信託の受益権(第1号に掲げるものに該当するものを除き
ます。)
(1). 金銭
(2). 有価証券
(3). 金銭債権
13.匿名組合出資持分(第1号に該当するものを除きます。)
14.金銭の信託の受益権であって、信託財産を主として匿名組合持分に対する投資として
運用することを目的とするもの
(2) 次に掲げる特定資産以外の資産
1. 抵当証券
A
B
C
D
E
F
G
約 款
2. 為替手形
3. 外国有価証券市場において行われる有価証券先物取引と類似の取引に係る権利
(運用の指図範囲および株式への投資制限等)
第11条 委託者は、信託金を、主として以下の有価証券に投資することを指図することができます。
1.株券または新株引受権証書
2.国債証券
3.地方債証券
4.特別の法律により法人の発行する債券
5.社債券(新株引受権証券と社債券とが一体となった新株引受権付社債券(以下「分離型新
株引受権付社債券」といいます。)の新株引受権証券を除きます。)
6.資産の流動化に関する法律に規定する特定社債券(証券取引法第2条第1項第3号の2で定め
るものをいいます。)
7.特別の法律により設立された法人の発行する出資証券(証券取引法第2条第1項第5号で定
めるものをいいます。)
8.協同組織金融機関に係る優先出資証券または優先出資引受権を表示する証書(証券取引法
第2条第1項第5号の2で定めるものをいいます。)
9.資産の流動化に関する法律に規定する優先出資証券または新優先出資引受権を表示する
証券(証券取引法第2条1項第5号の3で定めるものをいいます。)
10.コマーシャル・ペーパー
11.新株 引受権 証券( 分離型 新株引 受権付社 債券の 新株引 受権証 券を含 みます 。以下同
じ。)および新株予約権証券
12.外国または外国法人の発行する証券または証書で、前各号の証券または証書の性質を有
するもの
13.投資信託または外国投資信託の受益証券(証券取引法第2条第1項第7号で定めるものをい
います。)
14.投資証券もしくは投資法人債券または外国投資証券(証券取引法第2条第1項第7号の2で
定めるものをいいます。)
15.外国貸付債権信託受益証券(証券取引法第2条第1項第10号で定めるものをいいます。)
16.オプションを表示する証券または証書(証券取引法第2条第1項第10号の2で定めるものを
いいます。)
17.預託証書(証券取引法第2条第1項第10号の3で定めるものをいいます。)
18.外国法人が発行する譲渡性預金証書
19.貸付債権信託受益権(証券取引法第2条第2項第1号で定めるものをいいます。)
20.外国法人に対する権利で前号の権利の性質を有するもの
なお、第1号の証券または証書、第12号ならびに第17号の証券または証書のうち第1号の
証券または証書の性質を有するものを以下「株式」といい、第2号から第6号までの証券お
よび第12号ならびに第17号の証券または証書のうち第2号から第6号までの証券の性質を有
するものを以下「公社債」といい、第13号の証券および第14号の証券(投資法人債券を除き
ます。)を以下「投資信託証券」といいます。
② 委託者は、信託金を、前項に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品および社団法人
投資信託協会規則が認めるその他の商品により運用することを指図することができます。
1.預金
2.指定金銭信託
3.コール・ローン
4.手形割引市場において売買される手形
64
A
5.抵当証券
第1項の規定にかかわらず、この信託の設定、解約、償還、投資環境の変動等への対応等、
委託者が運用上必要と認めるときには、委託者は、信託金を、前項第1号ないし第4号に掲
げる金融商品により運用することの指図ができます。
④ 委託会社は、信託財産に属する投資信託証券の時価総額が信託財産の純資産総額の5%を超
えることとなる投資の指図をしません。
⑤ <削除>
(受託者の自己または利害関係人等との取引)
第11条の2 受託者は、信託財産の効率的な運用に資するものであり、かつ信託業法、投資信託及び
投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない場合には、委託者の指図により、受託
③
C
D
E
F
G
約 款
65
B
者および受託者の利害関係人(金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第4条第1項に
て準用する信託業法第29条第2項第1号に規定する利害関係人をいいます。以下この条に
おいて同じ。)、第24条第2項に定める信託業務の委託先およびその利害関係人または受
託者における他の信託財産との間で、第10条の2ならびに第11条に定める資産への投資を、
信託業法、投資信託又は投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない限り行うこと
ができます。
② 前項の取扱いは、第15条ないし第21条、第23条、第29条および第30条における委託者の指
図による取引についても同様とします。
(運用の基本方針)
第12条 委託者は、信託財産の運用にあたっては、別に定める運用の基本方針にしたがって、その
指図を行います。
(運用の権限委託)
第13条 委託会社は、運用の指図に関する権限を次のものに委託します。
(イ) 商 号 : JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社
所 在 地 : 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号 東京ビルディング
委託内容: グロース(成長)型株式に重点をおいた運用
(ロ) 商 号 : ソシエテ・ジェネラル・アセット・マネジメント・インターナショナ
ル・リミテッド
所 在 地 : 英国ロンドン EC4M 7NL ラドゲート・ヒル100
委託内容: バリュー(割安)型株式に重点をおいた運用
(ハ) 商 号 : アライアンス・バーンスタイン・エル・ピー
所 在 地 : 米国ニューヨーク州10105 ニューヨーク アベニュー・オブ・アメリ
カ1345
委託内容: バリュー(割安)型株式に重点をおいた運用
(ニ) 商 号 : バークレイズ・グローバル・インベスターズ株式会社
所 在 地 : 東京都渋谷区広尾一丁目1番39号 恵比寿プライムスクェアタワー
委託内容: マーケット・オリエンテッド型の運用
(ホ) 商 号 : T&Dアセットマネジメント株式会社
所 在 地 : 東京都港区海岸一丁目2番3号 汐留芝離宮ビルディング
委託内容: バリュー(割安)型株式に重点をおいた運用
(ヘ) 商 号 : ピクテ投信投資顧問株式会社
所 在 地 : 東京都千代田区丸の内二丁目2番1号
委託内容: グロース(成長)型株式に重点をおいた運用
(ト)
商 号 : フランク・ラッセル・カンパニー
所 在 地 : 米国ワシントン州 98402 タコマ市 エイ・ストリート909
委託内容:
A
B
1.キャッシュ・エクイタイゼーション(流動資金の株式化)―即ち、運用
資産の内、流動資金を株式先物インデックスで運用することにより、
ファンドを株式に対するフル・エクスポージャーにし、運用効率を高め
る。
2.他の委託運用会社の運用を補完して信託財産全体に係る適切なポート
フォリオを実現することを目的とした、他の委託運用会社の運用に係る
部分以外の信託財産の一部についての運用。
3.委託運用会社の変更に際しての、必要に応じた資産の移転管理および一
時的な運用。
②
③
C
D
E
F
G
約 款
<削除>
第1項の委託を受けた者が受ける報酬は、それぞれかかる者と委託者との間で別に定める取
決めに基づく金額を、原則として四半期ごとに、委託者からかかる者に対し支払うものと
し、信託財産からの直接的な支弁は行いません。
④ 第1項の規定にかかわらず、第1項により委託を受けた者が、法律に違反した場合、この信
託契約の違反となる運用の指図に係る権限の行使をした場合、信託財産に重大な損失を生
じせしめた場合等において、委託者は、運用の指図に関する権限の委託を中止または委託
の内容を変更することができます。
(投資する株式等の範囲)
第14条 委託者が投資することを指図する株式、新株引受権証券および新株予約権証券は、証券取
引所に上場されている株式の発行会社の発行するもの、および証券取引所に準ずる市場にお
いて取引されている株式の発行会社の発行するものとします。ただし、株主割当または社債
権者割当により取得する株式、新株引受権証券および新株予約権証券については、この限り
ではありません。
② 前項の規定にかかわらず、上場予定または登録予定の株式、新株引受権証券および新株予
約権証券で目論見書等において上場または登録されることが確認できるものについては委
託者が投資することを指図することができるものとします。
(信用取引の指図範囲)
第15条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、信用取引により株券を売付けることの
指図をすることができます。なお、当該売付の決済については、株券の引渡しまたは買戻し
により行うことの指図をすることができるものとします。
② 前項の信用取引の指図は、当該売付に係る建玉の時価総額が信託財産の純資産総額の範囲
内とします。
③ 信託財産の一部解約等の事由により、前項の売付に係る建玉の時価総額が信託財産の純資
産総額を超えることとなった場合には、委託者は速やかに、その超える額に相当する売付
の一部を決済するための指図をするものとします。
(先物取引等の運用指図・目的・範囲)
第16条 委託者は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、または信託財産に属する
資産の価格変動リスクおよび為替リスクを回避するため、わが国の証券取引所における有価
証券先物取引、有価証券指数等先物取引および有価証券オプション取引ならびに外国の取引
所におけるこれらの取引と類似の取引を行うことの指図をすることができます。なお、選択
権取引はオプション取引に含めるものとします(以下同じ。)。
② 委託者は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、または信託財産に属する
資産の為替変動リスクを回避するため、わが国の取引所における通貨に係る先物取引およ
びオプション取引ならびに外国の取引所における通貨に係る先物取引およびオプション取
引を行うことの指図をすることができます。
66
C
D
E
F
G
約 款
67
B
委託者は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、または信託財産に属する
資産の価格変動リスクを回避するため、わが国の取引所における金利に係る先物取引およ
びオプション取引ならびに外国の取引所におけるこれらの取引と類似の取引ならびに国内
および国外において行われる有価証券先渡取引、有価証券店頭指数等先渡取引、有価証券
店頭オプション取引および有価証券店頭指数等スワップ取引を行うことの指図をすること
ができます。
④ 委託者は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、または価格変動リスクお
よび為替変動リスクを回避するため(ヘッジ目的に限定されません。)、国内および国外
において行われる、金融先物取引法第2条第5項に規定する店頭金融先物取引を行うことが
できます。
(スワップ取引の運用指図・目的・範囲)
第17条 委託者は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、または価格変動リスクお
よび為替変動リスクを回避するため、異なった通貨、異なった受取り金利または異なった受
取り金利とその元本を一定の条件のもとに交換する取引(以下「スワップ取引」といいま
す。)を行うことの指図をすることができます。
② スワップ取引の指図にあたっては、当該取引の契約期限が、原則として第4条に定める信
託期間を超えないものとします。ただし、当該取引が当該信託期間内で全部解約が可能な
ものについてはこの限りではありません。
③ スワップ取引の評価は、当該取引契約の相手方が市場実勢金利等をもとに算出した価額で
評価するものとします。
④ 委託者は、スワップ取引を行うに当り担保の提供あるいは受入れが必要と認めたときは、
担保の提供あるいは受入れの指図を行うものとします。
(金利先渡取引および為替先渡取引の運用指図)
第18条 委託者は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため金利先渡取引および為替先
渡取引を行うことの指図をすることができます。
② 金利先渡取引および為替先渡取引の指図にあたっては、当該取引の決済日が、原則として
第4条に定める信託期間を超えないものとします。ただし、当該取引が当該信託期間内で全
部解約が可能なものについてはこの限りではありません。
③ 金利先渡取引および為替先渡取引の評価は、当該取引契約の相手方が市場実勢金利等をも
とに算出した価額で評価するものとします。
④ 委託者は、金利先渡取引および為替先渡取引を行うにあたり担保の提供あるいは受入れが
必要と認めたときは、担保の提供あるいは受入れの指図を行うものとします。
(有価証券の貸付の指図および範囲)
第19条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、信託財産に属する株式および公社債を
次の各号の範囲内で貸付の指図をすることができます。
1.株式の貸付は、貸付時点において、貸付株式の時価合計額が信託財産で保有する株式の時
価合計額を超えないものとします。
2.公社債の貸付は、貸付時点において、貸付公社債の額面金額の合計額が信託財産で保有す
る公社債の額面金額の合計額を超えないものとします。
② 前項各号に定める限度額を超えることとなった場合には、委託者は速やかにその超える額
に相当する契約の一部の解約を指図するものとします。
③ 委託者は、有価証券の貸付にあたって必要と認めたときは、担保の受入れの指図を行うも
のとします。
(公社債の空売りの指図範囲)
第20条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、信託財産の計算において信託財産に属
A
③
A
B
C
D
E
F
G
約 款
さない公社債を売付けることの指図をすることができます。なお、当該売付の決済について
は、公社債(信託財産により借入れた公社債を含みます。)の引渡しまたは買戻しにより行
うことの指図をすることができるものとします。
② 前項の売付の指図は、当該売付に係る公社債の時価総額が信託財産の純資産総額の範囲内
とします。
③ 信託財産の一部解約等の事由により、前項の売付に係る公社債の時価総額が信託財産の純
資産総額を超えることとなった場合には、委託者は速やかに、その超える額に相当する売
付の一部を決済するための指図をするものとします。
(公社債の借入れ)
第21条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、公社債の借入れの指図をすることがで
きます。なお、当該公社債の借入れを行うに当り担保の提供が必要と認めたときは、担保の
提供の指図を行うものとします。
② 前項の指図は、当該借入れに係る公社債の時価総額が信託財産の純資産総額の範囲内とし
ます。
③ 信託財産の一部解約等の事由により、前項の借入れに係る公社債の時価総額が信託財産の
純資産総額を超えることとなった場合には、委託者は速やかに、その超える額に相当する
借入れた公社債の一部を返還するための指図をするものとします。
④ 第1項の借入れに係る品借料は信託財産中から支弁します。
(特別の場合の外貨建有価証券への投資制限)
第22条 委託者は、信託財産に属する外貨建資産の時価総額が、信託財産の純資産総額の100分の50
を超えることとなる投資の指図をしません。ただし、有価証券の値上がり等により100分の50
を超えることとなった場合には、速やかにこれを調整します。
② 外貨建有価証券への投資については、わが国の国際収支上の理由等により特に必要と認め
られる場合には、制約されることがあります。
(外国為替予約取引の指図および範囲)
第23条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、外国為替の売買の予約取引の指図をす
ることができます。
② 前項の予約取引の指図は、信託財産に係る為替の買予約の合計額と売予約の合計額との差
額につき円換算した額が、信託財産の純資産総額を超えないものとします。ただし、信託
財産に属する外貨建資産の為替変動リスクを回避するためにする当該予約取引の指図につ
いては、この限りではありません。
③ 前項の限度額を超えることとなった場合には、委託者は所定の期間内に、その超える額に
相当する為替予約の一部を解消するための外国為替の売買の予約取引の指図をするものと
します。
(信託業務の委任)
第24条 受託者は、委託者と協議のうえ、信託財産に属する資産の保管および処分並びにこれに付
随する業務の全部または一部について、金融機関、証券会社、外国の法令に準拠して外国に
おいて有価証券の保管を業として営むものおよびこれらの子会社等で有価証券の保管を業と
して営む者に委託することができます。
② 受託者は、前項のうち信託業法22条第1項に定める信託業務の委託をするときは、以下に
掲げる基準のすべてに適合するものを委託先として選定します。
1. 委託先の信用力に照らし、継続的に委託業務の遂行に懸念がないこと
2. 委託先の委託業務に係る実績等に照らし、委託業務を確実に処理する能力があると認め
られること
3. 信託財産の保管等を委託する場合においては、当該財産の分別管理を行う体制が整備さ
68
B
C
D
E
F
G
約 款
69
A
れていること
4. 内部管理に関する業務を適正に遂行するための体制が整備されていること
③ 受託者は、前項に定める委託先の選定にあたっては、当該委託先が前項各号に掲げる基準
に適合していることを確認するものとします。
(有価証券の保管)
第25条 受託者は、信託財産に属する有価証券を、法令等に基づき、保管振替機関に預託し保管さ
せることができます。
(混蔵寄託)
第26条 金融機関または証券会社から、売買代金および償還金等について円貨で約定し円貨で決済
する取引により取得した外国において発行された譲渡性預金証書またはコマーシャル・ペー
パーは、当該金融機関または証券会社が保管契約を締結した保管機関に当該金融機関または
証券会社の名義で混蔵寄託できるものとします。
第27条 <削除>
(信託財産の表示および記載の省略)
第28条 信託財産に属する有価証券については、委託者または受託者が必要と認める場合のほか、
信託の表示および記載をしません。
(有価証券売却等の指図)
第29条 委託者は、信託財産に属する有価証券の売却等の指図ができます。
(再投資の指図)
第30条 委託者は、前条の規定による売却代金、株式の配当金、株式の清算分配金、有価証券に係
る償還金等、有価証券等に係る利子等およびその他の収入金を再投資することの指図ができ
ます。
第31条 <削除>
(損益の帰属)
第32条 委託者の指図に基づく行為により信託財産に生じた利益および損失は、すべて受益者に帰
属します。
(受託者による資金立替え)
第33条 信託財産に属する有価証券について、借替、転換、新株発行または株式割当がある場合で、
委託者の申出があるときは、受託者は資金の立替えをすることができます。
② 信託財産に属する有価証券に係る償還金等、株式の清算分配金、有価証券等に係る利子等、
株式の配当金およびその他の未収入金で、信託終了日までにその金額を見積りうるものが
あるときは、受託者がこれを立替えて信託財産に繰り入れることができます。
③ 前2項の立替金の決済および利息については、受託者と委託者との協議によりそのつど別に
これを定めます。
(信託の計算期間)
第34条 この信託の計算期間は、毎年4月19日から翌年4月18日までとします。ただし、第一期計算
期間は、平成11年7月1日から平成12年4月18日までとします。
③ 前項の規定に関わらず、各計算期間終了日に該当する日(以下「該当日」といいます。)
が休業日のとき、各計算期間終了日は該当日以降の最初の営業日とし、その翌日より次の
計算期間が始まるものとします。
(信託財産に関する報告)
第35条 受託者は、毎計算期末に損益計算を行い、信託財産に関する報告書を作成して、これを委
託者に提出します。
② 受託者は、信託終了のときに最終計算を行い、信託財産に関する報告書を作成して、これ
を委託者に提出します。
A
B
C
D
E
F
G
約 款
(信託事務の諸費用)
第36条 信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸費用および受託者の立替えた立替金の
利息は、受益者の負担とし、信託財産中から支弁します。
② ファンドの組入れ有価証券の売買時の売買委託手数料、売買委託手数料にかかる消費税等
相当額および外貨建資産の保管等に要する費用ならびに先物・オプション取引等に要する
費用は、受益者の負担とし、信託財産中から支弁します。
(信託報酬)
第37条 委託者および受託者は、この信託契約に関し信託報酬を収受しません。
(利益の留保)
第38条 信託財産から生ずる利益は、信託終了時まで信託財産に留保し、期中には分配を行いませ
ん。
(追加信託金および一部解約金の計理処理)
第39条 追加信託金または信託の一部解約金は、当該金額と元本に相当する金額との差額を、追加
信託にあっては追加信託差金、信託の一部解約にあっては解約差金として処理します。
(信託の一部解約)
第40条 委託者は受益者の請求があった場合には、信託の一部を解約します。
② 解約金は、一部解約を行う日の前営業日の信託財産の資産総額から負債総額を控除した金
額を、一部解約を行う日の前営業日の受益権口数で除した金額に、当該一部解約にかかる
受益権の口数を乗じた額とします。
(信託契約の解約)
第41条 委託者は、第4条の規定による信託終了前に、この信託契約を解約することが受益者のため
有利であると認めるとき、またはやむを得ない事情が発生したときは、受託者と合意のうえ、
この信託契約を解約し、信託を終了させることができます。この場合において、委託者は、
あらかじめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
② 委託者はこの信託の受益証券を投資対象とすることを信託約款において定めるすべての証
券投資信託がその信託を終了させることとなる場合には、この信託契約を解約し、信託を
終了させます。この場合において、委託者は、あらかじめ、解約しようとする旨を監督官
庁に届け出ます。
③ 委託者は、前2項の事項について、あらかじめ、解約しようとする旨を公告し、かつ、そ
の旨を記載した書面をこの信託契約に係る知られたる受益者に対して交付します。ただし、
この信託契約に係るすべての受益者に対して書面を交付したときは、原則として、公告を
行いません。
④ 前項の公告および書面には、受益者で異議のある者は一定の期間内に委託者に対して異議
を述べるべき旨を付記します。なお、一定の期間は一月を下らないものとします。
⑤ 前項の一定の期間内に異議を述べた受益者の受益権の口数が受益権の総口数の二分の一を
超えるときは、第1項の信託契約の解約をしません。
⑥ 委託者は、この信託契約の解約をしないこととしたときは、解約しない旨およびその理由
を公告し、かつ、これらの事項を記載した書面を知られたる受益者に対して交付します。
ただし、すべての受益者に対して書面を交付したときは、原則として、公告を行いません。
⑦ 第4項から前項までの規定は、第2項の規定に基づいてこの信託契約を解約する場合には適
用しません。
(償還金の委託者への交付と支払いに関する受託者の免責)
第42条 受託者は、信託が終了したときは、償還金(信託終了時における信託財産の純資産総額を
受益権口数で除した額をいいます。以下同じ。)の全額を委託者に交付します。
② 受託者は、前項の規定により委託者に償還金を交付した後は、受益者に対する支払いにつ
70
B
C
D
E
F
G
約 款
71
A
き、その責に任じません。
(償還金の支払いの時期)
第43条 委託者は、受託者より償還金の交付を受けた後、受益証券と引換えに、当該償還金を受益
者に支払います。
(信託契約に関する監督官庁の命令)
第44条 委託者は、監督官庁よりこの信託契約の解約の命令を受けたときは、その命令にしたがい、
信託契約を解約し信託を終了させます。
② 委託者は、監督官庁の命令に基づいてこの信託約款を変更しようとするときは、第48条の
規定にしたがいます。
(委託者の認可取消等に伴う取扱い)
第45条 委託者が監督官庁より認可の取消を受けたとき、解散したときまたは業務を廃止したとき
は、委託者は、この信託契約を解約し、信託を終了させます。
② 前項の規定にかかわらず、監督官庁がこの信託契約に関する委託者の業務を他の投資信託
委託業者に引き継ぐことを命じたときは、この信託は、第48条第4項に該当する場合を除き、
当該投資信託委託業者と受託者との間において存続します。
(委託者の事業の譲渡および承継に伴う取扱い)
第46条 委託者は、事業の全部又は一部を譲渡することがあり、これに伴い、この信託契約に関す
る事業を譲渡することがあります。
② 委託者は、分割により事業の全部又は一部を承継させることがあり、これに伴い、この信
託契約に関する事業を承継させることがあります。
(受託者の辞任または解任に伴う取扱い)
第47条 受託者は、委託者の承諾を受けてその任務を辞任することができます。この場合、委託者
は、第48条の規定にしたがい、新受託者を選任します。
② 委託者が新受託者を選任できないときは、委託者は、この信託契約を解約し、信託を終了
させます。
③ 委託者は、受益者の利益のため合理的に必要と認めるときは、法令に従い受託者を解任す
ることができます。受託者の解任に伴う取扱いについては、前2項に定める受託者の辞任に
伴う取扱に準じます。
④ 本条に基づき受託者が辞任しまたは解任されたまたは解任されうる場合において、委託者
が本信託約款に定める受託者の義務を適切に履行する能力ある新受託者を選任することが
不可能または困難であるときは、委託者は解任権を行使する義務も新受託者を選任する義
務も負いません。委託者は本条に基づく受託者の解任または新受託者の選任についての判
断を誠実に行うよう努めるものとしますが、かかる判断の結果解任されなかった受託者ま
たは選任された新受託者が倒産等により本信託約款に定める受託者の義務を履行できなく
なった場合には、委託者は、当該判断時において悪意だった場合を除き、これによって生
じた損害について受益者に対し責任を負いません。
(信託約款の変更)
第48条 委託者は、受益者の利益のため必要と認めるときまたはやむを得ない事情が発生したとき
は、受託者と合意のうえ、この信託約款を変更することができるものとし、あらかじめ、変
更しようとする旨およびその内容を監督官庁に届け出ます。
② 委託者は、前項の変更事項のうち、その内容が重大なものについて、あらかじめ変更しよ
うとする旨およびその内容を公告し、かつ、これらの事項を記載した書面をこの信託約款
に係る知られたる受益者に対して交付します。ただし、この信託約款に係るすべての受益
者に対して書面を交付したときは、原則として、公告を行いません。
③ 前項の公告および書面には、受益者で異議のある者は一定の期間内に委託者に対して異議
A
を述べるべき旨を付記します。なお、一定の期間は一月を下らないものとします。
前項の一定の期間内に異議を述べた受益者の受益権の口数が受益権の総口数の二分の一を
超えるときは、第1項の信託約款の変更をしません。
⑤ 委託者は、当該信託約款の変更をしないこととしたときは、変更しない旨およびその理由
を公告し、かつ、これらの事項を記載した書面を知られたる受益者に対して交付します。
ただし、すべての受益者に対して書面を交付したときは、原則として、公告を行いません。
(反対者の買取請求権)
第48条の2 第41条に規定する信託契約の解約または前条に規定する信託約款の変更を行う場合にお
いて、第41条第4項または前条第3項の一定の期間内に委託者に対して異議を述べた受益者
は、受託者に対し、自己の有する受益証券を、信託財産をもって買取るべき旨を請求する
ことができます。
(公
告)
第49条 委託者が行う公告は、日本経済新聞に掲載します。
(信託約款に関する疑義の取扱い)
第50条 この信託約款の解釈について疑義を生じたときは、委託者と受託者との協議により定めま
す。
④
B
C
上記条項により信託契約を締結します。
D
信託契約締結日
平成11年7月1日
E
委託者
東京都港区赤坂七丁目3-37 プラース・カナダ
ラッセル・インベストメント証券投信投資顧問株式会社
受託者
東京都千代田区丸の内一丁目4番5号
三菱UFJ信託銀行株式会社
F
G
約 款
72
ラッセル 日本株式マルチ・マネージャー・ファンド
追加型株式投資信託/国内株式型(一般型)/分配金再投資可能
投資信託説明書
(請求目論見書)
2006 年 12 月
ラッセル・インベストメント証券投信投資顧問株式会社
(本書は証券取引法第 13 条第 2 項第 2 号に基づく目論見書です。)
A
愛称:匠の輪
1. 「ラッセル 日本株式マルチ・マネージャー・ファンド」の受益証券の募集については、発行者であるラ
ッセル・インベストメント証券投信投資顧問株式会社(委託会社)は、証券取引法(昭和 23 年法第 25
号)第 5 条の規定により有価証券届出書を平成 18 年 12 月 1 日に関東財務局長に提出しており、平
成 18 年 12 月 17 日にその効力が生じております。
2. 「ラッセル 日本株式マルチ・マネージャー・ファンド」の受益証券の価額は、同ファンドに組入れられ
ている有価証券等の値動きのほか為替変動による影響を受けますが、これらの運用による損益は
全て投資家の皆様に帰属します(投資した資産の減少を含むリスクを投資信託の購入者が負うこと
になります。)。従って、元金が保証されているものではありません。
3. 投資信託は元本の返済が保証されているものではありません。
4. 投資信託は預金、保険契約とは異なり、預金保険機構および保険契約者保護機構の保護の対象で
はありません。
5. 証券会社以外でご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の対象ではありません。
《金融商品の販売等に関する法律に係る重要事項》
ファンドは、主に国内の株式を実質的な投資対象としますので、組入株式の価格の下落、組入株式の発
行会社の倒産または財務状況の悪化等の影響により、ファンドの基準価額が下落し、損失を被ることが
あります。
第1
ファンドの沿革
平成 18 年 12 月 19 日
ファンドに係る信託契約の締結、ファンドの設定日および運用開始日(予定)
なお、ファンドの受益証券の上場は予定しておりません。
第2
申込・換金手続き等
1<申込(販売)手続き等>
(1)
申込期間
当初募集期間:平成 18 年 12 月 18 日
継続募集期間:平成 18 年 12 月 19 日から平成 20 年 2 月 19 日まで
取得お申込みの受付は販売会社の営業日に限り行われます。販売会社の
営業日の午後 3 時(東京証券取引所が半休日の場合は午前 11 時まで)ま
でに受付けた取得申込を、当日分の受付として取扱います。この時刻を過
ぎて行われるお申込みは、翌営業日の取扱いとなります。
(2)
申込単位
お申込みの単位は販売会社がそれぞれ定める単位とします。
※ ファンドのお申込みには、分配金を受取る「分配金受取りコース」と
販売会社との間で締結された自動けいぞく投資契約(別の名称で
同様の権利義務関係を規定する契約または規定が用いられること
があり、この場合は当該別の名称に読み替えるものとします。以下
同じ。)にもとづき、分配金を自動的に再投資する「自動けいぞく投
資コース」があります。また自動けいぞく投資コースを取扱う販売
会社が自動けいぞく投資契約にもとづく「定時定額購入サービス」
(名称の如何を問わず同種の契約を含みます。)を取扱う場合があ
ります。お申込み単位は販売会社の取扱うコースによっても異なる
場合があります。
なお、販売会社により、お取扱いが可能なコースが異なる場合が
ありますのでご注意下さい。
ただし、分配金の再投資によるお申込みについては1口の整数倍をもって
取得することができます。
(3)
販売価額
取得申込日の基準価額※とします。(当初募集期間中については 1 口当た
(発行価額)
り 1 円とします。)
ただし、収益分配金の再投資に係る受益証券の取得申込に限り、各計算
期間終了日の基準価額とします。
※基準価額とは、純資産総額をそのときの受益権口数で除して得た額
を言います。なお、便宜上 1 万口当たりの価額で表示されることがあ
ります。
基準価額については、販売会社もしくは下記の照会先までお問い合わせ下
さい。
ラッセル・インベストメント証券投信投資顧問株式会社
<電話番号> 03-5411-1515
(受付時間は営業日の午前 9 時~午後 5 時(半日営業日は午前 9 時~
午前 11 時)まで)
<ホームページ・アドレス> URL http://www.russell.com/jpin/
1
※基準価額は、原則として計算日の翌日付の日本経済新聞朝刊に略称
(〔ラッセル〕の「匠の輪」)として掲載されます。
(4)
申込手数料
手数料は、取得申込日の基準価額(当初募集期間: 1 口当たり 1 円)に、販
売会社がそれぞれ定める料率を乗じて得た額となります。なお、申込手数
料率は 3.15%(税抜 3.00%)を上限とします。
ただし、収益分配金の再投資によるお申込みについては、申込手数料はあ
りません。
また、販売会社によっては、販売会社が別途定める申込手数料率を適用す
る「償還乗換え」※1や「換金乗換え」※2によりファンドの取得申込みを取
扱う場合があります。
※1 「償還乗換え」とは、取得申込日の属する月の前 3 ヵ月以内に償還とな
った証券投資信託の償還金(信託期間を延長した単位型証券投資信
託および延長前の信託終了日以降、収益分配金の再投資以外の追加
信託を行わない追加型証券投資信託にあっては、延長前の信託終了
日以降でかつ取得申込日の属する月の前 3 ヵ月以内における受益証
券の買取請求による売却代金および一部解約金を含みます。)をもっ
て、その支払を行った販売会社でファンドの取得申込みを行う場合をい
います。
※2 「換金乗換え」とは、追加型証券投資信託の信託終了日の 1 年前以内
で販売会社が別に定める期間以降、当該投資信託の受益証券の買取
請求に係る売却代金または一部解約金をもって、当該販売会社が別
に定める期間以内に、当該販売会社でファンドの取得申込みを行う場
合をいいます。
(5)
払込期日
各販売会社が定める日までに申込代金を販売会社にお支払い下さい。
お支払い頂いた代金は、追加信託を行う日に、販売会社から委託会社の口
座を経由し、受託会社(三菱UFJ信託銀行株式会社)のファンド口座に振り
込まれます。
なお、ファンドの受益権は、平成 19 年 1 月 4 日より振替制度に移行するた
め、振替受益権に係る各取得申込日の発行価額の総額は、追加信託が行
われる日に委託会社の指定する口座を経由して、受託会社の指定するファ
(6)
その他
ンド口座に払い込まれます。
取得申込者は販売会社に取引口座を開設のうえ、お申込みを行っていただ
きます。なお、ファンドの受益権は全て振替制度に移行するため、取得申込
者は、社振法に基づく投資信託振替制度への移行への取扱いを規定した
別に定める保護預かり約款および投資信託受益権振替決済口座管理約款
に従って販売会社と契約を結んだ方に限らせていただきます。
当初申込時に自動けいぞく投資コースを選択された取得申込者には、販売
会社との間で自動けいぞく投資契約を締結していただきます。
(受益証券の保護預かり)
ファンドのすべての受益権は投資信託振替制度へ移行するため、投資家に
ご購入いただいたすべての受益証券は保護預かり契約に従って販売会社
と保護預かりとするものとし、受益証券のお引き出しはできません。
なお、ファンドの受益権は、平成 19 年 1 月 4 日より、振替制度に移行するた
2
め、受益権の帰属は、振替機関等の振替口座簿に記載または記録される
ことにより定まり、受益証券を発行しませんので、保護預かりに関する該当
事項はなくなります。
(取得申込の中止等)
取得申込者の取得申込総額が多額な場合、または証券取引所における取
引の停止、外国為替取引の停止、その他合理的な事情があると委託会社
が判断したときは、当該ファンドの受益証券の取得申込を中止することおよ
び既に受付けた取得申込の受付を取消す場合があります。
(振替受益権について)
ファンドの受益権は、平成 19 年 1 月 4 日より振替制度に移行するため、取
得申込者は販売会社に、取得申込と同時にまたはあらかじめ当該取得申
込者が受益権の振替を行うための振替機関等の口座を申し出るものとし、
当該口座に当該取得申込者に係る口数の増加の記載または記録が行な
われます。なお、販売会社は、当該取得申込の代金の支払と引き換えに、
当該口座に当該取得申込者に係る口数の増加の記載または記録を行うこ
とができます。委託会社は、追加信託により分割された受益権について、振
替機関等の振替口座簿への新たな記載または記録をするため社振法に定
める事項の振替機関への通知を行うものとします。振替機関等は、委託会
社から振替機関への通知があった場合、社振法の規定に従い、その備える
振替口座簿への新たな記載または記録を行います。受託会社は、追加信
託により生じた受益権については追加信託のつど、振替機関の定める方法
により、振替機関へ当該受益権に係る信託を設定した旨の通知を行いま
す。
2<換金(解約)手続き等>
(1)
換金の請求
換金の請求は、販売会社の毎営業日に受付けます。販売会社の営業日の
午後3時(東京証券取引所が半休日の場合は午前11時)までに販売会社
が受付けた分を当日のお申込み分とします。この時刻を過ぎて行われるお
申込みは翌営業日の取扱いとなります。
(2)
換金単位
ご換金の単位は各販売会社がそれぞれ定める単位とします。
(3)
換金価額
換金申込日の基準価額
基準価額については、販売会社もしくは下記の照会先までお問い合わせ下
さい。
ラッセル・インベストメント証券投信投資顧問株式会社
<電話番号> 03-5411-1515
(受付時間は営業日の午前 9 時~午後 5 時(半営業日は午前 9 時~午前
11 時)まで)
<ホームページ・アドレス> URL http://www.russell.com/jpin/
※基準価額は、原則として計算日の翌日付の日本経済新聞朝刊に略称
([ラッセル]の「匠の輪」)として掲載されます。
(4)
換金手数料
ありません。
(5)
信託財産留保金
ありません。
(6)
換金代金の支
原則として、換金請求を受けた日から起算して5営業日からお支払いしま
3
(7)
払い
す。
換金の制限
大口換金の場合、または証券取引所における取引の停止、外国為替取引
の停止その他合理的な事情があると委託会社が判断したときは、委託会社
は換金請求の受付を中止することができます。この場合には、投資家は当
該受付中止以前に行った当日の換金請求を撤回できます。ただし、投資家
がその換金請求を撤回しない場合には、当該受益証券の換金の価額は、
当該受付中止を解除した後の最初の基準価額の計算日に換金請求を受付
けたものとして計算された価額とします。
(8)
その他
(振替制度の移行に伴う換金の請求方法について)
ファンドの受益権は、平成19年1月4日より振替制度に移行するため、換金
の請求を行う投資家は、その口座が開設されている振替機関等に対して当
該投資家の請求に係るこの信託契約の一部解約を委託会社が行うのと引
換えに、当該一部解約に係る受益権の口数と同口数の抹消の申請を行う
ものとし、社振法の規定に従い当該振替機関等の口座において当該口数
の減少の記載または記録が行われます。
平成19年1月4日以降の換金に係る換金の請求を投資家がするときは、振
替受益権をもって行うものとします。ただし、平成19年1月4日以降に換金代
金が投資家に支払われることとなる換金の請求で、平成19年1月4日前に
行われる当該請求については、振替受益権となることが確実な受益証券を
もって行うものとします。
平成 18 年 12 月 29 日時点での受益証券は、一括して全て振替受益権へ移
行します。
■
ファンドの申込・換金単位、申込手数料、申込代金の払込期日等の詳細については、各販売会社
にお問合わせ下さい。
■ ファンドの販売会社については、下記の照会先までお問い合わせ下さい。
ラッセル・インベストメント証券投信投資顧問株式会社
<電話番号> 03-5411-1515
(受付時間は営業日の午前 9 時~午後 5 時(半日営業日は午前 9 時~午前 11 時)まで)
<ホームページ・アドレス> URL http://www.russell.com/jpin/
4
第3 管理および運営
1<資産管理等の概要>
(1)
資産の評価
◆ 基準価額の計算方法 ◆
受益証券1口当たりの純資産価額(以下、「基準価額」といいます。)は、信託財
産に属する資産(受入担保金代用有価証券および信託約款に規定する借入有
価証券を除きます。)を法令および社団法人投資信託協会規則に従って時価
により評価して得た信託財産の資産総額から負債総額を控除した金額(以下、
「純資産総額」といいます。)を、計算日における受益権口数で除した金額で
す。ただし、便宜上1万口あたりに換算した価額で表示されることがあります。
◆ 主な投資対象の評価方法 ◆
ファンドの主な投資対象の評価方法は以下の通りです。
投資対象
評価方法
株式
原則として、基準価額計算日※1の証券取引所の終値で
評価します。
公社債等
原則として、基準価額計算日における以下のいずれかの
価額で評価します。※2
①
日本証券業協会が発表する売買参考統計値
(平均値)
外貨建資産
②
証券会社、銀行等の提示する価額
③
価格情報会社の提供する価額
原則として、基準価額計算日の対顧客電信売買相場の仲
値で円換算を行います。
※1 外国で取引されているものについては、原則として、基準価額計算日の前
日とします。
※2 残存期間1年以内の公社債については、一部償却原価法(アキュムレーシ
ョンまたはアモチゼーション)による評価を適用することができます。
◆ 基準価額の照会方法等 ◆
基準価額は委託会社の営業日に算出されます。基準価額については、販売会
社もしくは下記の照会先までお問い合わせ下さい。
ラッセル・インベストメント証券投信投資顧問株式会社
<電話番号>03-5411-1515
(受付時間は営業日の午前9時~午後5時(半日営業日は午前9時~午前11
時)まで)
<ホームページ・アドレス> URL http://www.russell.com/jpin/
また、基準価額は、原則として計算日の翌日付の日本経済新聞朝刊に略称
(〔ラッセル〕の「匠の輪」)として掲載されます。
(2)
保管
ファンドの受益証券はすべて販売会社の保護預りとします。販売会社は当該販
売会社と受益証券取得申込者との間に結ばれた保護預かり契約に基づいて受
5
益証券を保管するものとし、受益証券の引出しの請求は行わないものとします。
保護預かり契約の場合、受益証券は混蔵保管されます。
なお、ファンドの受益権は、平成19年1月4日より、振替制度に移行するため、受
益権の帰属は、振替機関等の振替口座簿に記載または記録されることにより定
まり、受益証券を発行しませんので、受益証券の保管に関する該当事項はなく
なります。
(3)
信託期間
ファンドに係る信託の期間は無期限です。
ただし、下記「(5)その他 ◆ 信託契約の終了 ◆」の場合、信託は終了する
場合があります。
(4)
計算期間
ファンドの計算期間は、毎年11月19日から翌年11月18日までの12ヵ月間としま
す。ただし、第1期計算期間は平成18年12月19日から平成19年11月19日までと
します。各計算期間終了日に該当する日(以下、「該当日」といいます。)が休業
日のとき、計算期間終了日は該当日の翌日以降の最初の営業日とし、その翌
日より次の計算期間が開始されるものとします。
(5)
その他
◆ 信託契約の終了 ◆
1.ファンドの繰上償還条項
次のいずれかの場合、委託会社は受託会社と合意の上、信託契約を解約し信
託を終了させる場合があります。
① 信託契約の一部解約により、当初設定から1年経過後、純資産総額が
30億円を下回ることとなる場合
② 信託期間終了前にファンドの信託契約を解約することが投資家のため有
利であると認めるとき
③ やむをえない事情が発生したとき
2.信託期間の終了(繰上償還)
(i) 上記により信託を終了させる場合は、以下の手続きで行います。
① 委託会社はあらかじめ解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
② 委託会社は解約しようとする旨を公告し、かつ、その旨を記載した書面を
この信託契約に係る知られたる投資家に対して交付します。ただし、この
信託契約に係るすべての投資家に対して書面を交付したときは、原則と
して公告を行いません。
③ 公告および書面には、投資家で異議のある者は一定の期間内に委託会
社に対して異議を述べるべき旨を付記します。なお、一定の期間は1ヵ月
を下らないものとします。当該一定の期間内に異議を述べた投資家の受
益権の口数が受益権の総口数の2分の1を超えるときは、信託契約の解
約をしません。
④ 委託会社は、この信託契約の解約をしないこととしたときは、解約しない
旨およびその理由を公告し、かつ、これらの事項を記載した書面をこの
信託契約に係る知られたる投資家に対して交付します。ただし、この信
託契約に係るすべての投資家に対して書面を交付したときは、原則とし
て公告を行いません。
⑤ 信託財産の状態に照らし、真にやむをえない事情が生じている場合であ
って、前期③の一定の期間が1ヵ月を下らずにその公告および書面の交
6
付を行うことが困難な場合には、前記③および④の規定は適用しませ
ん。
(ii) 委託会社は、監督官庁よりこの信託契約の解約の命令を受けたときは、そ
の命令に従い、この信託契約を解約し、信託を終了させます。
(iii) 委託会社が、監督官庁より認可の取消しを受けたとき、解散したとき、また
は業務を廃止したときは、委託会社は、この信託契約を解約し、信託を終
了させます。ただし、監督官庁がこの信託契約に関する委託会社の業務を
他の投資信託委託業者に引き継ぐことを命じたときは、後述の「信託約款
の変更」の手続きにおいて不成立の場合を除き、当該投資信託委託業者と
受託会社との間において存続します。
(iv) 受託会社が辞任した、または解任された後、委託会社が新受託会社を選
任できないときは、委託会社は、この信託契約を解約し、信託を終了させま
す。
◆ 信託約款の変更 ◆
信託約款を変更する場合は、以下の手続きで行います。
① 委託会社は、投資家の利益のため必要と認めるときまたはやむをえない
事情が発生したときは、受託会社と合意のうえ、この信託約款を変更す
るものとし、あらかじめ、変更しようとする旨およびその内容を監督官庁
に届け出ます。
② 委託会社は、かかる変更事項のうち、その内容が重大なものについて、
あらかじめ、変更しようとする旨およびその内容を公告し、かつ、これらの
事項を記載した書面をこの信託約款に係る知られたる投資家に対して交
付します。ただし、この信託約款に係るすべての投資家に対して書面を
交付したときは、原則として公告を行いません。
③ 前記②の公告および書面には、投資家で異議のある者は一定の期間内
に委託会社に対して異議を述べるべき旨を付記します。なお、一定の期
間は1ヵ月を下らないものとします。一定の期間内に異議を述べた投資
家の受益権の口数が受益権の総口数の2分の1を超えるときは、前記の
信託約款の変更をしません。
④ 委託会社は、当該信託約款の変更をしないこととしたときは、変更しない
旨およびその理由を公告し、かつ、これらの事項を記載した書面をこの
信託約款に係る知られたる投資家に対して交付します。ただし、この信
託約款に係るすべての投資家に対して書面を交付したときは、原則とし
て、公告を行いません。
⑤ 委託会社は、監督官庁の命令に基づいてこの信託約款を変更しようとす
るときは、前記①から④までの規定に従います。
◆ 反対者の買取請求権 ◆
前記の信託契約の終了または信託約款の変更を行なう場合において、一定の
期間内に委託会社に対して異議を述べた投資家は、販売会社を通じて、受託会
社に対し、自己の有する受益証券を、公正な価額で信託財産をもって買取るべ
7
き旨を請求することができます。当該買取請求の取扱いについては、委託会
社、受託会社および販売会社との協議により決定するものとします。
◆ 公告 ◆
委託会社が投資家に対して行う公告は日本経済新聞に掲載します。
◆ 運用報告書 ◆
委託会社は、ファンド資産について、毎計算期間の末日ごとに、計算期間の終
了後当該計算期間中の運用経過のほか、ファンドの資産内容、有価証券売買
状況などを記載した「運用報告書」を作成し、これを原則として販売会社を通じ
て知られたる投資家に交付します。
◆ 契約の概要 ◆
① 証券投資信託契約
委託会社と受託会社との間においては、ファンドにかかる証券投資信託契約
を締結しております。当該契約の内容は、ファンドの運用の基本方針、投資
対象、投資制限、投資家の権利等を規定したものであります。
② 受益証券の募集・販売の取扱い等に関する契約
委託会社と販売会社の間においては、募集・販売の取扱い等に関する契約
を締結しております。当該契約の内容は、募集・販売の取扱い、一部解約事
務、収益分配金・一部解約金および償還金の投資家への支払い等に関する
包括的な規則を定めたものです。
◆ 信託金限度額 ◆
委託会社は、受託会社と合意のうえ、1兆円を限度として信託金を追加するこ
とができます。委託会社は受託会社と合意のうえ、当該限度額を変更すること
ができます。
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2<投資家の権利等>
投資家の主な権利の内容は次の通りです。
(1)
収益分配
投資家は、委託会社が決定した収益分配金を持分に応じて請求することができ
金請求権
ます。
収益分配金は、毎計算期間の終了日後1ヵ月以内の委託会社の指定する日
(原則として決算日から起算して5営業日目)から収益分配金交付票と引換えに
販売会社を通じて投資家に支払われますが、受益証券はすべて保護預かりとな
るので、指定された口座に収益分配金が支払われます。
上記にかかわらず、自動けいぞく投資契約に基づいて収益分配金を再投資する
投資家に対しては、委託会社は、原則として、毎計算期間終了日の翌日に、収
益分配金を販売会社に交付します。販売会社は、投資家に対し遅滞なく収益分
配金の再投資に係る受益証券の売付を行います。信託の一部解約が行われた
場合に、当該受益証券に帰属する収益分配金があるときは、毎計算期間終了
日後1ヵ月以内の委託会社の指定する日から投資家に支払います。
投資家が収益分配金について支払開始日から5年間その支払を請求しないとき
は、その権利を失い、委託会社が受託会社から交付を受けた金銭は委託会社
に帰属します。
※ファンドの受益権は、平成19年1月4日より振替制度に移行するため、その場
合の分配金は、決算日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録さ
れている投資家(当該収益分配金にかかる決算日以前において一部解約が行
なわれた受益権にかかる投資家を除きます。また、当該収益分配金にかかる計
算期間の末日以前に設定された受益権で取得申込代金支払前のため販売会
社の名義で記載または記録されている受益権については原則として取得申込者
とします。)に、原則として決算日から起算して5営業日目(予定)からお支払いし
ます。「自動けいぞく投資コース」をお申込みの場合は、分配金は無手数料で再
投資されますが、再投資により増加した受益権は、振替口座簿に記載または記
録されます。なお、平成19年1月4日以降においても、時効前の収益分配金にか
かる収益分配金交付票は、なおその効力を有するものとし、その収益分配金交
付票と引換えに投資家にお支払いします。
(2)
償還金請
投資家は、ファンドの信託終了後、口数に応じて償還金を請求することができま
求権
す。償還金は、原則として信託終了日(償還日)から起算して5営業日目(予定)
から受益証券と引き換えに販売会社を通じ投資家に支払います。
ただし、投資家が支払開始日から10年間その支払いを請求しないときは、その
権利を失い、委託会社が受託会社から交付を受けた金銭は、委託会社に帰属
するものとします。
(3)
(4)
換金(一部
投資家は、換金(一部解約)の実行を信託約款の規定および本書の記載に従っ
解約)の実
て請求することができます。詳しくは、前記「第2 申込み・換金手続き等 2<換
行請求権
金(解約)手続き等>」をご参照下さい。
帳簿閲覧
投資家は、委託会社に対し、その営業時間内にファンドの信託財産に関する帳
請求権
簿書類の閲覧ならびに謄写を請求することができます。
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第 4 ファンドの経理状況
(1) ファンドは、平成 18 年 12 月 19 日から運用を開始する予定であり、ファンドは有価証
券届出書提出日現在、資産を保有しておりませんので、該当事項はありません。
(2) ファンドの財務諸表の監査は、あらた監査法人により行われる予定です。
(3) ファンドの経理状況については、初回の半期報告書を提出次第、記載します。なお、初
回の半期報告書の提出は、平成 19 年 9 月頃を予定しています。
1. 財務諸表
(1)貸借対照表
該当事項はありません。
(2)損益及び剰余金計算書
該当事項はありません。
(3)注記表
該当事項はありません。
(4)附属明細表
該当事項はありません。
2. ファンドの現況
純資産額計算書
該当事項はありません。
第 5 設定及び解約の実績
該当事項はありません。
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仮目論見書
2006 年 12月
ラッセル 日本株式
日本株式マルチ
本株式マルチ・マネージャー・ファンド
追加型株式投資信託 国内株式型(一般型)
追加型株式投資信託/国内株式型
(一般型
一般型)
愛称:
匠の輪
ラッセル・インベストメント証券投信投資顧問株式会社
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