海外広報媒体等を活用した観光情報発信事業 業務委託仕様書

＜ 別紙 １ ＞
海外広報媒体等を活用した観光情報発信事業
業務委託仕様書
１．委託業務名
海外広報媒体等を活用した観光情報発信事業
２．委託上限額
金 ２２，８４７，０００円（消費税及び地方消費税を含む。）
３. 業務の目的
海外の旅行会社･各種メディア及び日本在住の外国人等を活用した情報発信及び旅
行商品造成支援等を行い、奈良の認知度を向上させるとともに、奈良を訪問する外
国人観光客の増加に資する。
４．委託期間
契約日～平成２８年３月３１日（木）
５．委託業務内容
次の(１)～(２)の業務を一括して委託する。
（１）海外旅行会社・メディア等を活用した情報発信及び旅行商品造成支援
①海外旅行会社等の広報媒体(ウェブサイト･パンフレット･チラシ等)に、奈良の観光
情報・旅行商品等の掲載を促す事業を企画し、実施すること。
②海外旅行会社等に、奈良での宿泊を含む旅行商品の造成・販売を促す事業を企画し、
実施すること。
③海外メディア等に、奈良の観光情報等の掲載を促す事業を企画し、実施すること。
＜事業例＞
〇 海外旅行会社･メディア等のファムトリップ
〇 海外旅行会社のウェブページ･商品チラシ等への奈良旅行商品の掲載
〇 ＯＴＡ(ｵﾝﾗｲﾝ･ﾄﾗﾍﾞﾙ･ｴｰｼﾞｪﾝﾄ)を活用した奈良の情報発信
〇 海外雑誌･新聞･ウェブページ等への奈良観光情報の掲載
〇 海外テレビ等における奈良情報番組の制作･放映 等
④ ①～③の業務により造成された旅行商品の数量及びその旅行商品による奈良県へ
の送客実績を追跡し随時報告すること。同じく、奈良県観光情報記事等の掲載・
放映についても随時報告すること。
（２）日本在住外国人ライター等ファムトリップ
①日本在住の外国人記者・ライター等を奈良に招聘し、海外に向けた奈良の観光情報
等の発信を行う事業を企画し、実施すること。
６．業務の実施場所
奈良県庁（奈良市登大路町30番地）及び県が指定する場所
７．実績報告等
（１）受託者は、業務が終了したときは、実績報告書を作成し、事業完了後、速やかに提
出すること。なお、実績報告書、記録写真及び本事業における成果品等は、別途、電
子記録媒体にデータ保存して提出すること。
（２）委託者は、実績報告を受けた場合は、その書類の内容を審査し、必要があるときは
報告を求め、又は事業場へ立ち入り、帳簿書類その他の物件を検査、若しくは関係者
に質問するなど必要な調査を行うことができる。
８．経理処理
（１）受託者は、本業務に係る経理処理について、他の経理と明確に区分した会計帳簿を
備えるとともに、支出額及び収入額を記載し、経費の使途を明らかにすること。
（２）支出及び収入の内容を証する帳票を整備し、会計帳簿とともに、事業の完了した日
の属する会計年度の終了後５年間、奈良県知事の要求があったときは、いつでも閲覧
に供することができるよう保存すること。
（３）委託料が確定した結果、委託料に残額が生じたとき、又は委託事業により発生した
収入があるときは、奈良県に対し返還すること。
９．業務上知り得た情報の秘密保持
受託者及び業務従事者等（本業務に直接・間接を問わず関わる全ての者）は、業務
上知り得た秘密を第三者に漏洩、開示してはならない。また本業務の遂行以外の目的に
使用してはならない。これらのことは、本業務終了後においても同様とする。
１０．その他留意事項
（１）本業務の実施の際に生じた特許権･著作権等の知的財産権は、原則として委託者であ
る奈良県に帰属するものとする。
（２）契約の締結及び業務の履行に関して必要な費用は、特段の定めのない限りすべて受
託者の負担とする。
（３）採択された企画提案書をベースに、委託者との協議のうえ本業務仕様書を決定
する。なお、本業務の趣旨に合致するものであって、本業務の目的達成に資する
ものと県が認める場合にあっては、委託上限額の範囲内において、委託者との協
議のうえ、本業務仕様書の一部変更･修正等を行うことができるものとする。
（４）公契約条例に関する遵守事項
本業務を受注しようとする者は、この遵守事項を理解した上で受注すること。
①奈良県公契約条例の趣旨にのっとり、公契約の当事者としての社会的責任を自覚
し、本業務を適正に履行すること。
②本業務の履行に当たり、次に掲げる事項その他の法令を遵守すること。
ア 最低賃金法第４条第１項に規定する最低賃金の適用を受ける労働者に対し、同
法第３条に規定する最低賃金額（同法第７条の規定の適用を受ける労働者につい
ては、同条の規定により減額して適用される額をいう。）以上の賃金（労働基準法
第11条に規定する賃金をいう。以下同じ。）の支払を行うこと。
イ 健康保険法第48条の規定による被保険者（同法第３条第４項に規定する任意継
続被保険者を除く。）の資格の取得に係る届出を行うこと。
ウ 厚生年金保険法第27条の規定による被保険者（同条に規定する70歳以上の使用
される者を含む。）の資格の取得に係る届出を行うこと。
エ 雇用保険法第４条第１項に規定する被保険者について、同法第７条の規定によ
る届出を行うこと。
オ 労働保険の保険料の徴収等に関する法律第４条の２第１項の規定による届出を
行うこと。
③本業務の一部を、他の者に請け負わせ、若しくは委託し、又は本業務の履行に他の者が
雇用する労働者の派遣を受けようとするときは、当該他の者に対し、この遵守事項を周
知し、遵守するよう指導すること。
（５）本事業の実施にあたっては、別に奈良県が設置する奈良県観光プロモーター及び奈
良県旅行商品コーディネーターと連携すること。
（６）本仕様書に定めのない事項または疑義が生じた場合は、その都度委託者と協議のう
え決定する。