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第2702例会 - 大宮ロータリークラブ

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第2702例会 - 大宮ロータリークラブ
2009-2010 RIテーマ
THE FUTURE OF ROTARY IS IN YOUR HANDS
第 2770 地区 第 3 グループ
「ロータリーの未来はあなたの手の中に」 「今こそ私たちの出番です」
RI 会長 ジョン・ケニー
ガバナー 大塚信郎
2009-10 大宮ロータリークラブテーマ 「ロータリーを学ぼう・ロータリーで学ぼう」
大宮ロータリークラブ週報
№ 2061 第2702例会 2009年12月5日
(土) 発行:12月9日
会 長:川島利雄
副会長:平田 繁
幹 事:橋本和久
クラブ会報担当:小林義久
発行:2008年7月8日
会長あいさつ
みなさん、メリークリスマス!本日は大宮ロー
タリークラブのクリスマス家族同伴例会によう
こそお越しくださいました。こんなに大勢の皆様
にご参加いただいたことをまずもって御礼申し
上げます。特に故赤芝会員の奥様貴美子様とご子
息の裕様にご出席いただけたことはなにより嬉
しいです。本当にようこそお越しいただきまし
た。
ありがとうございます。
さて今年の7月にスタートした川島・橋本年
度も早くも半年を迎えました。私と橋本和久幹事
が文字通りの二人三脚でスタートを切って以来、
実に様々な出来事や難しい局面を迎えましたが、その都度
その都度、
平田繁副会長や担当委員やパスト会長、それに事
務局の皆さんにお助けいただき、なんとか切り抜けてくる
ことができました。
昔は走馬灯のようにと例えましたが、い
まではパワーポイントのようにと言いますか、様々なシー
ンが頭の中を横切ります。まだ半年を残し、会員旅行やオ
レンジボール・プロジェクトなど大きなイベントも控えて
おりますが、ここでひとまず大宮ロータリークラブ会員の
皆様のご協力に対し、改めて感謝の意を表したいと思いま
す。
ありがとうございます。
大宮ロータリークラブの恒例行事となりました
クリスマス例会は年度ごとに趣向を変えて、ご家
族同伴でお楽しみいただいています。今回のタイ
トルは新国立美術館「西洋の美を極める・ハプス
ブルグ家の秘宝」とクリスマス・ディナー「フレン
チの誘惑」とコンサート「オペラへの誘い」とさせ
ていただきました。まず美術や音楽のパトロンと
して有名なハプスブルグ家の栄華の絶頂を見てい
ただき、ザ・ウェスティン東京シェフのニコラ・
シュブロリエさんが贈るフランス料理と選りすぐ
りのフレンチ・ワインを存分にお楽しみいただい
た後で、皆様を華麗なるオペラの世界へ
とご案内いたします。
今夜のクリスマス・コンサートが皆さ
んにとってより気軽に音楽に親しむ機会
になれればと思い、クラブ奉仕・親睦委
員会を始めとするスタッフ一同は夏の暑
い頃から一生懸命に準備を重ねて参りま
した。今夜はクリスマスの宵を充分にお
楽しみください。ご清聴ありがとうござ
いました。
第54代 大宮ロータリークラブ会長
川 島 利 雄
2009 クリスマス家族例会~オペラへの誘い
ウェスティンホテル東京 フレンチレストラン「ビクターズ」
Merry Christmas
〈フランス人シェフ〉
〈ソムリエ〉
ニコラ・シェブロリエさん 讃岐谷 昌士さん
今年のテーマは「ロータリーを学ぼう・ロータリーで学ぼう」として
います。色々なことをロータリーで学んで、身に付けて行こうと言う
主旨で、今年度は進んでまいります。今夜のコンサートはまさにその
テーマのハイライトとなります。
ところでオペラという言葉を聞いて皆さんは何を感じますか?私も
高校生の頃は教育テレビで 「アイーダ」 などを見て、どうしてあんな高
価なチケット代を払って威圧感一杯の四十代の小父さんと丸々と太っ
た小母さんが二十代三十代のヒーロー・ヒロインに無理やり扮して歌
うのを聞きに行くのだろうと疑問に思っていました。もともとクラッ
シック音楽は好きでしたが、ピアノソロとか弦楽四重奏とかマニアッ
クな室内楽が主でした。大人になってからは、モーツアルトの 「フィガ
ロの結婚」や「魔笛」や「ドン・ジョバンニ」はよくレコードやCDで聞い
ていましたが、音楽だけ聞けば満足でして、永い間オペラをわざわざ見
に行こうなんて思いもしませんでした。
ところが、ロータリー・ヴォイシーズのデビューから一年経ったこ
ろ、いまから三年前の秋のことでした。原宿表参道のカワイホールで
平林龍さんが主宰するミュゼオンのコンサートがあって、そこで有名
なオペラのアリア(絶唱:歌い処・聞かせ処)をこれでもかと言うくらい
贅沢に聞かせてもらいました。私はオペラを「音」で聞くのと「声」で聞
くことの大きな違いに気付き、大変に感激しました。ショックを受け
たと言って良い感動でした。これまでの私はオペラの音楽を知ってい
ただけで、一度も歌声で聞いてはいなかったことに気付いたのです。
私がオペラにはまり始めたのはその頃からでして、つい最近のことな
のです。その時はまだ大宮ロータリークラブの会長の声も掛っていな
かったのですが、いつか機会を造ってクラブのプログラムで是非皆さ
んにも聞いていただきたいと思いました。こうして今夜のように華や
かなクリスマスの例会で、しかもザ・ウェスティン東京の最上階のこん
な素晴らしい会場で実現できるなんて思いもしませんでしたが…。
今年のお正月にはタワーホール船堀で 「フィガロの結婚」 の公演があ
り、平林龍先生が準主役の伯爵役で出演するので、ロータリー・ヴォイ
シーズのメンバーと観に行きました。一流のプロの歌手に混じって小
さな子供たちやまったくの素人群団も出るというのでどんな事になる
のかと興味駸々でした。ところが、これが面白い!実に面白かったの
です。二時間があっと言う間に過ぎました。もともとがドタバタ劇な
ので、歌がきちんと歌えれば、だれがやっても面白くなるようにできて
います。劇場も小さくて、舞台装置もそんなに金がかかっていない。
この作品の歴史的な初演はきっとこんな状態だったのかも知れませ
ん。「フィガロの結婚」 の初演での評判は散々だったそうですが、すぐ
に地元ウィーンで大当たりとなり、欧州中に人気の火が広がって、モー
ツアルトの名を不動のものにしたそうです。それも納得がいきました。
私の同級生で、ウィーンで富田千種というプロのバリトン歌手をし
ている者がいます。彼曰く音楽の都と言われるウィーンでもプロの音
楽家がそう数いる訳ではありません。でも音楽を演奏して楽しむ一般
市民の数と発表の場が圧倒的に多いのが東京との違いなんだそうで
す。一流の演奏家になることだけが音楽を楽しむ方法ではありません。
キツキツしないで、自然体で音楽を楽しみましょう。山の高さより裾
野の広さのほうが大切なのではないですか?私はいつもそう思ってい
ます。
オペラは 19 世紀末から 20 世紀初頭にかけて最盛期を迎えます。や
がてそれはミュージカルに受け継がれ、映画となって、国境や言葉の壁
を越えて全世界に広がりを見せます。マイケル・ジャクソンの 「スリ
ラー」 などのプロモーションビデオさえもその源泉はオペラにあるで
はないかと私は思っています。今日はその辺の経緯を平林龍さんと
ミュゼオンの皆さんに耳で楽しみながら、同時に学んでいけるような
プログラムを組んでいただきました。後ほど平林龍さんとミュゼオン
の皆様をご紹介します。さあ、これから皆さんをオペラの入口までお
連れしましょう。でも、
扉を開けて入るのはあなた自身なのです。
〈ヴァイオリン〉
兵藤 文子さん
〈ピアノ〉
中村 真里さん
〈バリトン〉
平林 龍さん
〈ソプラノ〉
赤池 優さん 〈テノール〉
東小野 修さん
ロータリー・ヴォイシーズ
〈司会〉徳山義行 会員
会長、幹事お出迎え
〈幹事報告〉橋本和久 幹事
〈乾杯〉岩井良彦 会員
〈閉会の辞〉永峰富一 会員
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