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学校運営報告会 - 北九州市立学校
平成25年度 学校運営報告会 ( 資料 ) ※体 育大 会 「 高 須 伝 説 」 3 年 男 子 組 体 操 ※ 若松 区 連合 音 楽会 で本 校 の 代 表 と し て 出 場 し た 3 年 4 組 の 合 唱 平成26年2月6日(木) 北九州市立高須中学校 〒808-0147 北九州市若松区高須北一丁目1番1号 ( TEL) 0 9 3 - 7 4 1 - 2 3 1 0 ( FAX) 0 9 3 - 7 4 1 - 2 3 1 8 1 「学校評価システムの構築」を目指して 本校は、「学校評価の取組は、評価結果に一喜一 憂す る の で は な く 、 学 校 の よ さ や 特 色 を 明 確 に し 、 積極 的 に 発 信 す る こ と に よ り 、 学 校 の 伝 統 と し て 育 てて い く こ と に あ る 。 」 と 考 え て い ま す 。 本 校 は 、 学校 評 価 の 取 組 を 通 し て 、 保 護 者 や 地 域 の 皆 さ ん に 学校 の 現 状 と 取 組 に 対 す る 理 解 を 得 る こ と が で き 、 そし て 、 学 校 を 共 に よ く し て い く た め の 前 向 な 方 策 をま ず 学 校 が 考 え 発 信 し て い く こ と が 、 こ れ か ら の 新し い 時 代 に お け る 学 校 と 家 庭 ・ 地 域 の 在 り 方 と し て求 め ら れ て い る と 考 え て い ま す 。 過去の研究から、本校は、学校評価に対する基本 的な 考 え 方 が 以 下 の 3 点 で あ る と 考 え て い ま す 。 6月13日(木)ウェルとばたにて、教育委員会主催の「学校 評価講習会」で、本校の学校評価の取組を実践発表する松原群 教務主任。また、本校は、学校評価の代表校として、「学校評 価実践事例集」の理論編と実践編をまとめることができました。 本 校 の 学 校 評 価 に 対 す る 基 本的 な 考 え 方 (1) 学 校評 価 =学 校 経 営 診 断 で は あ りま せ ん 。 学 校 評 価 は 、 学 校 の改 善 点 を 探 し 出 す た めだ け に 行 わ れる の では あ り ま せ ん 。 (2) 学 校評 価 の主 体 は 、 あ く ま で も 学校 で す 。 (3) 学 校評 価 は、 情 報 発 信 の ひ と つ です 。 ① 「自 己 評価 項 目 」 は 学 校 が 具 体的 に 取 り 組 も う と す る 宣 言 文で す 。 ② 「保 護 者ア ン ケ ー ト 」 や 「 生 徒ア ン ケ ー ト 」 は 生 徒 を 共 に 育て て い こ う と い う 学 校か ら の 情 報発 信 です 。 ま た 本 校 は 、 次 の 点 に 留 意 し て 学 校 評 価 に 取 り 組 み、 3 年 目 を 迎 え ま す 。 ① ② ③ ④ 「 学 校の よ さ や 特 色 」 を 発 信 す る 学校 評 価 「 学 校 の 取 組 を 宣 言 し 、 学 校 の 意 欲 を発 信 す る 」 自 己 評 価 の 取 組 「 目 指 す 生 徒 像 と 学 校 像 を 発 信 す る 」保 護 者 ア ン ケ ー ト の 取 組 「 学 校 の よ さ や 特 色 を 発 信 し 、 伝 統 とし て 育 て て い く 」 学 校 評 価 の取 組 「 学 校 の 応 援 団 づ く り 」 を 目 指 す 学 校関 係 者 評 価 の 取 組 本 校 は 、 「 学 校 評 価 の 取 組 は 、 評 価 ポ イ ン ト の 高 い項 目 を 、 学 校 と 保 護 者 、 地 域が 共 通 理 解 し て 学 校 のよ さ や 学 校 の 特 色 と し て 伸 ば し 、 さ ら に 伝 統 と し て育 て て い く こ と に あ る 」 と 考え て い ま す 。 今 ま で、 学 校 評 価 結 果 の 分 析 は 、 比 較 的 、 評 価 ポ イ ン ト の低 い 項 目 に 目 が 奪 わ れ が ち であ り 、 改 善 の 方 向 を 示し て 取 り 組 む こ と に 重 視 す る 傾 向 が あ り ま し た 。 その た め 本 校 は 、 3 年 間 、 評 価ポ イ ン ト の 高 い 項 目 こそ 学 校 の よ さ や 特 色 と し て と ら え 、 本 校 の 伝 統 と して 積 極 的 に 情 報 発 信 し て き まし た 。 ま た 、 本 校 は 、 保 護 者 の 皆 さ ん に ご 協 力 頂 い て い る「 保 護 者 ア ン ケ ー ト 」 を 通 して 、 「 目 指 す 子 ど も 像」 と 「 目 指 す 学 校 像 」 を 発 信 し よ う と 考 え 、 取 り 組ん で い ま す 。 4月13日(土)、PTA総会の前に行った学校運営説明会の様子。たくさんの保護者の方にご参加いただきました。学校の経営方 針、学校評価の取組(松山英夫教頭)、自己評価書とアンケート(松原群教務主任) 、生徒指導の取組・対人スキルアッププログラム 研究発表会(村田浩一専任生徒指導主事)について説明を行いました【左】同日行われたPTA総会の様子。「子ども達の健全育成 に向け、一年間頑張っていきます。 」と、チーム高須の結成を力強く宣言される牧野敏之PTA会長と新役員の皆さん。 【右】 - 1 - 2 本校の学校評価年間計画 本 校 は 、 「 学 校 の よ さ や 特 色 を 積 極 的 に 発 信 す る 」と い う 視 点 に 基 づ き 、 次 の よう な 学 校 評 価 を 実 施 して 3 年 目 に な り ま す 。 「学校のよさや特色を発信する」学校評価年間計画 月 自己評価の取組 4 ・校長が学校経営方針を示 月 す。 保護者・学校関係者評価の取組 本校のよさや特色の発信 ○学校運営説明会の開催 ○校長通信と学校ホームページにて、学 ・学校の教育目標 校経営方針を発信する。 ・本年度の重点目標・学校評価の取組 ・中長期目標の達成に向け、 5 各分掌ごとに短期目標・指標 月 等、自己評価項目の案を検討 する。 ※自己評価項目 ・評価基準・教職員自己評価 ・保護者アンケート ・生徒アンケート ・各分掌から出されたを自己 ○第1回学校関係者評価委員会の開催 ○自己評価項目で、学校の取組を宣言す 6 評価項目を検討・調整し、決 ・学校の教育目標・重点目標 る。 月 定する。 ・学校評価の取組・自己評価項目を説 明し、意見を求める。 ○中間自己評価の実施 7 ・教職員自己評価 月 ・保護者・生徒アンケート ○PTA理事会 ・学校評価の取組 ・自己評価項目を説明する。 ○「(中間)保護者アンケート」で、 「目指す子ども像」を発信する。 ○PTA理事会 ・中間自己評価の結果 ・結果の考察との改善策を説明する。 ○学校関係者評価委員への情報発信 ・中間自己評価の結果・結果の考察と の改善策を発信し、意見を求める。 ○「(中間)保護者アンケート」の集計 結果から、本校の保護者力と生徒のよさ や特色を発信する。 ○校長通信やホームページにて、中間自 己評価の結果と考察、学校の改善策を保 護者や地域住民に発信する。 ・中間学校評価の結果に基づ 8 いた教育活動の改善策を検討 月 する。 9 ・ 10 月 ○最終自己評価の実施 12 ・評価基準 月 ・教職員自己評価 ・保護者・生徒アンケート ○(最終)保護者アンケートで、「目指 す生徒像・学校像」(本年度の最重点課 題)を発信する。 ・最終自己評価の結果に基づ 1 いた考察、次年度へ向けた教 月 育活動の改善策を検討する。 ・自己評価結果報告書を作成 する。 ・学校関係者評価の結果から ○学校運営報告会の開催 2 次年度へ向けた教育活動の改 ・最終自己評価の結果 月 善策を再検討する。 ・次年度へ向けた改善策を説明する。 ○第2回学校関係者評価委員会の開催 ・最終自己評価の結果と考察 ・次年度へ向けた改善策を説明し、意 見を求める。 ○学校関係者評価結果報告書の作成 ・学校の自己評価について ・教育活動その他の学校運営の改善に 向けた取組についてなど ○(最終)保護者アンケートの集計結果 から、本校のよさや特色を発信する。 ○自己評価結果報告書で学校の意欲を発 信する。 ○校長通信・ホームページにて、自己評 価結果報告書と学校関係者評価報告書を 保護者や地域住民に発信する。 ○常時、学校を開放する。 ○月1回以上(年間20回以上)の重点 課題解決に向けた学校開放、指導主事を 要請した研究授業を公開する。 ○校長通信「ジャガイモ」の週1回の発 行と、校区内の全地域住民へ回覧する。 ○学校ホームページを月1回以上、更新 する。 ※ 通 年 - 2 - 2 中 間 自 己 評 価 の 保 護 者 ア ン ケ ー ト ・ 生 徒 ア ン ケ ート か ら 見 え る 本 校 の 特 色 本 年 度 、 中 間 自 己 評 価 ( 7 月 ) の 際 、 4 5 9 人 ( 84 . 4 % ) も の 保 護 者 の 方 が、 大 変 お 忙 し い 中 、 アン ケ ー ト に ご 協 力 い た だ き ま し た 。 本 校 が 考 え る 学 校 評 価 の 視 点 「 学 校 評 価 の 取 組 は 、評 価 ポ イ ン ト の 高 い 項 目 を 、学 校 と 保 護 者 、 地 域 が共 通 理 解 し て 学 校 の よ さ や 学 校 の 特 色 と し て 伸 ば し、 さ ら に 伝 統 と し て 育 て て いく こ と に あ る 」 か ら 分析 す る と 、 次 の よ う な 学 校 の よ さ ・ 特 色 を 見 出 す こと が で き ま し た 。 ま ず 、 本 校 が 自 慢 で き る 保 護 者 力 と し て 、 本 年 度 も「 朝 食 」 の 項 目 を 取 り 上 げ るこ と が で き ま す 。 ※ 以下 の数 値 は、 【生 徒 ポイ ン ト 】 ( 保 護 者 ポ イ ン ト ) を 示 し ま す 。 平 均 は 2 . 5 ポ イ ント で す。 高 須 中 学 校 の 保 護者 力 ① 朝食を食べて登校 【3.7】(3.7) 【給食・食育】完全給食がスタートして3年 目を迎えました。高須小学校と青葉小学校 で調理していただき、保温食缶で配送され ています。本年度も、生徒会厚生委員会を 中心に、牛乳パックの減量化と残食の減量 化の推進、給食で使用されている食材の情 報を放送で毎日発信しています。また、月 1回の「食育だより」などで、「食」の大 切さを啓発していきます。 今後とも、本校は、保護者の皆様と連携を図 給食の時間。3年目を迎え、準備もス ムーズです。「いただきます!」笑顔 の3年3組桑原学級の皆さん【上】 「完食!」残食0を目指す2年4組宮 脇学級。副食が見事に注ぎ分けられた 食缶【右】 りな が ら 、 「 食 育 」 を 一 層 推 進 し て 参 り ま す 。 給食の準備開始。毎日、マスクや服装の点検をしてくださる小田修平先生・徳永陽平先生【左】牛乳パックの減量化に取り組 む厚生委員会と指導される村上智美先生。40個近くの牛乳パックを出来るだけ2~3個にまとめて返却するよう呼びかけて います。この厚生委員会の取組は、北九州市教育委員会の「食育だより」でも取り上げられました。また、残食のチェックも 並行して行われています。厚生委員会による「残食の0」の取組が今後期待されます【右下】 お昼の放送で、毎日、給食で使用されている食材 の情報を発信する厚生委員長3年Mくんと副委員 長2年Nくん【左】給食配膳員岩下圭子さん、い つも有り難うございます【中】 - 3 - ま た 、 今 回 の ア ン ケ ー ト で 、 本 年 度 の 生 徒 の 皆 さ んの 「 よ さ や 特 色 」 が 見 え て きま し た 。 こ れ ら の よ さや 特 色 を 、 学 校 と 保 護 者 や 地 域 の 皆 様 方 が 連 携 し て、 学 校 の 伝 統 と し て 育 て て いき ま し ょ う 。 ※ 【 生 徒 ポ イ ン ト 】 ( 保 護 者 ポイ ン ト) 本 校 生 徒 の よ さ ・特 色 ② 身な り 【 3 . 5 】 (3 . 5 ) ③ 挨拶 【3.4】(3.3) ④ 時間 を 守る 【3.3】 ⑤ 学 校 の 清 掃【 3 . 2 】 ⑥ 忘れ 物 をし な い 【 3 . 2 】 (3 . 2 ) ⑦ 読書習慣 【3.0】(2.8) 本 校 は 、 過 去 2 年 間 、 生 徒 の 皆 さ ん が 社 会 人 と し て自 立 する た め に 、 「 挨 拶 ・ 掃 除 ・ 身 な り 」 の 3 つ の マ ナ ーを 身 に付 け て も ら い た い と 考 え 、 取 り 組 ん で ま い り ま し た。 中 間 自 己 評 価 で は 、 「 挨 拶 」 【 3 . 4 】 ( 3 . 3 )、 「学 校 で の 掃 除 」 【 3 . 2 】 、 「 身 な り 」 【 3 . 5 】 (3 . 5 ) の 高 い ポ イ ン ト を 得 る こ と が で き 、 生 徒 の皆 さ んの 姿 勢 の 中 に 、 確 実 に 定 着 し て き て い ま す 。 そ し て 本 年 度 、 新 た に 「 時 間 」 【 3 . 3 】 を と り 入れ 、 計4 つ の マ ナ ー を 重 点 項 目 と し て 取 り 組 ん で い ま す 。合 い 言葉 は 、 「 あ ・ じ ・ み ・ そ 運 動 」 で す 。 こ れ は 、 本 年度 4 月に 生 徒 指 導 主 事 村 田 浩 一 先 生 が 提 唱 し 、 全 校 生 徒 をあ げ て取 組 を 推 進 中 で す 。 「 ど の よ う な 味 が す る 味 噌 な の か? 」 と 、 ワ ク ワ ク す る ネ ー ミ ン グ で す 。 今 後 も 一 層 の 推 進 を 図 る た め 、 生 徒 会 の 皆 さ ん と の取 り 組み を 強 化 し 、 生 徒 の 皆 さ ん の 自 主 的 な 活 動 を 組 織 して い きた い と 考 え ま す 。 「おはようございます。」毎週水曜日の朝、正門と中央 昇降口付近で、生徒会執行部の皆さんの爽やかな挨拶が 響き渡ります。元気な挨拶は、高須中学校の伝統です 【上】9月27日、北九州市教育センターで行われた「連 携を生かした生徒指導」研修会で、本校の生徒指導の取 組を発表する村田浩一先生【左】 「あ・じ・み・そ」運動の推進! ○ ○ ○ ○ あ :「 挨 拶」 … 登 下 校 ・ 集 会 ・ 授業 時 の 挨 拶 の 励 行 じ :「 時 間」 … 遅 刻 と チ ャ イ ム 席の 指 導 の 徹 底 、 職 員 が 率 先 して 時 間 を 厳 守 み :「 身 なり 」 … 服 装 ・ 頭 髪 に 関す る ル ー ル 順 守 、 ル ー ル 違 反は 見 逃 さ ず に 必 ず 声 かけ を そ :「 掃 除」 … 清 掃 活 動 の 徹 底 、全 職 員 で 掃 除 監 督 を 実 践 【 挨 拶 : 生 徒 指 導 ・ 生 徒 会 】 本 年 度 も 、 生 徒 会 執 行部 の 活 動 で 、 朝 の 挨 拶 運 動 を今 後 も 適 切 に 位 置 付 け、一層の推進を図ります。 - 4 - 【 掃 除 : 清 掃 指 導 】 本 年 度 、 清 掃 に 対 す る 意 識 を 高め て い く た め に 、 本 校 職 員 が模 範 と な っ て 清 掃 指 導 に 取 り 組 ん で い ま す 。 そ し て 、 美 化 委 員 会 の 活動 で 日 々 の 清 掃 指 導 、 学 期 末の 大 掃 除 な ど で 、 清 掃 活 動 の 自 主 性 を 向 上 さ せ て い ま す 。 ま た 本 年 度も 、 本 校 は 、 1 1 月 3 0 日 (土 ) に 地 域 清 掃 活 動 を 、 P T A と 連 携 し て 取 り 組 み た い と 考 え て い ます 。 10月、教室を丁寧に清掃する3年1組杉野純一学級の皆さん【左】「トイレ掃除にも取材に来てください!」トイレの床や手 洗い場、便器などをきれいに磨く3年1組の男子生徒の皆さん【中】調理室ないを丁寧に掃除する3年2組の皆さん【右】 【身なり:生徒指導】本年度も、生徒会生活委員 会を中心に、登校指導中や朝の会、授業中など で呼びかけを行うともに、生徒指導通信の定期 的な発行・啓発、服装点検等を今後も適切に位 置付け、一層の推進を図っています。 【時間を守る:生徒指導】教職員は今まで通り始 業の合図と当時に授業を開始するとともに、生 徒会生活委員会の活動で遅刻点検を行うなど、 今後も適切に位置付け、一層の推進を図りま す。 また本校は、生徒の皆さんに「確かな学力」を身 「おはようございます!」毎朝、正門前で、元気に生徒を出 迎える先生方。「あ・じ・み・そ運動」を推進するため、名 札や身なりの指導、遅刻をしないように呼びかけています。 爽やかな朝、明るい一日の始まりです! に付 け さ せ る た め に は 、 ま ず 、 学 習 規 律 や 集 団 規 律 の確 立 を 図 る こ と が 大 切 で あ る と 考 え て い ま す 。 ま た、 中 間 自 己 評 価 で は 、 「 忘 れ物 を し な い 」 【 3 . 2】 ( 3 . 2 ) の ポ イ ン ト を 、 昨 年 度 と 同 様 に 得 る こと が で き 、 生 徒 の 皆 さ ん の 「忘 れ 物 を し な い 」 と いう 意 識 が 定 着 し て き て い る よ う 思 わ れ ま す 。 【 忘 れ 物 : 教 務 】 学 校 は 、 家 庭 学 習 へ の 意 識 を 高 める た め に 、 学 習 道 具 を 毎 日 持ち 帰 る よ う に 指 導 し て い ま す 。 ま た 、 各 学 年 や 各 教 科 ご と 、 学 習 委 員会 な ど で 忘 れ 物 点 検 を 行 い 、指 導 の 徹 底 を 図 り ま す。 ま た 、 本 校 は 、 「 学 校 図 書 館 の 機 能 の 充 実 と 計 画 的な 利 用 を 推 進 し 、 望 ま し い 読書 習 慣 の 形 成 を 図 る。 」 こ と を 目 標 と し 、 図 書 館 の 環 境 整 理 と 図 書整 理 、 積 極 的 な 図 書 館 の 開 放 を 進 め て い ま す。 し か し 、 本 年 度 も 本 校 は 、 学 校 図 書 館 嘱 託 職員 の 先 生 が 配 置 さ れ ま せ ん で し た 。 そ の た め 本年 度 も 、 ブ ッ ク ヘ ル パ ー の 方 々 に 大 変 な ご 負 担を お か け し て い ま す 。 今 後 も 、 ブ ッ ク ヘ ル パ 本校は、学校図書館の常時開放を目指しています。その原動力 が、ブックヘルパーの皆さんのお力です。昼休み開放中の図書 館の様子。本の貸し出し業務をしてくださるブックヘルパーの 皆さん。 - 5 - ーの 皆 様 の お 力 を お 借 り し 、 図 書 館 担 当 の 先 生 方 と 図書 委 員 会 の 活 動 を 中 心 に 、 居心 地 の よ い 図 書 館 の 環境 づ く り に 取 り 組 ん で い き ま す 。 中間自己評価では、「2週間に1冊程度本を読 む」 「 1 ヶ 月 に 1 冊 以 上 本 を 読 む 」 答 え た 生 徒 が の 合計 が 7 5 % に 達 し 、 昨 年 度 と 同 様 に 、 読 書 意 欲 の 高い 生 徒 が 多 く 見 受 け ら れ ま す 。 また本校は、生徒の基礎学力の向上や道徳教育・ 人権 教 育 ・ 生 涯 学 習 の 視 点 か ら 読 書 習 慣 を 身 に 付 け る必 要 が あ る と 考 え て い ま す 。 今 後 と も ご 家 庭 と 連 携し て 取 り 組 ん で 参 り ま す 。 【読書習慣:図書館教育】今後とも本校は、全校 一斉の朝の10分間読書に取り組み、生徒の読 書習慣の定着を図っていきます。本年度もブッ 7月4日(木)ブックヘルパー会議を終えたブックヘルパーの 皆さん。1年間、どうぞよろしくお願いいたします。 ク ヘ ル パ ー の 皆 さ ん の ご 協 力 を 得 て 、 昼 休 み に 開館 で き る 体 制 ( 学 年 ご と ) を整 え て い ま す 。 ま た 、 生 徒 の 皆 さ ん に 読 書 に 親 し ん で も ら お う と 、本 の 配 置 図 を 掲 示 し た り 、 新着 図 書 の 紹 介 を 行 っ て い ま す 。 利 用 回 数 に つ い て は ま だ 個 人 差 が 見 られ ま す 。 今 後 も 、 図 書 館 の 積極 的 な 利 用 を 全 校 生 徒に啓発していきたいと思います。 4月25日(木)「子ども読書の日」の取組。1校時、絵本「千の風になって」(文:新井満・絵:佐竹美保)を放送で全 校生徒に読み聞かせをした生徒会執行部、図書委員会の皆さんと林田利恵先生【左】2校時、2学年主任谷井正隆先生の恒 例エプロンシアター「若返りの水」に笑顔が広がりました【中】元演劇部の美声を披露する林田利恵先生の朗読「湖底に沈 んだ蒸気機関車(八幡東区河内貯水池建設当時のお話)」【中】絵本「あるはれたひに」(作:木村裕一・絵:あべ弘士) をチームワークよく読み聞かせする2学年職員今徳・小田・秋吉・宮脇先生【右】 全校一斉朝の10分間読書の取組を通して、生徒の皆さんの読書習慣の定着を図っています。読書に親しむ生徒の皆さん。 【左から順に3年4組中野恭子学級・3年5組芳賀博志学級・岡山留美特別支援学級の皆さん】 3 2学期以降の検討課題及び改善点 本 年 度 も 本 校 は 、 生 徒 の よ さ ・ 特 色 と し て 今 後 一 層育 て て い き た い 項 目 と し て 以下 の 項 目 を 考 え て い ます 。 - 6 - ※ 【 生 徒 ポ イ ン ト 】 ( 保 護 者 ポイ ン ト) ※ 本 校 生徒 の よ さ ・ 特 色 と し て今 後 一 層 育 て て い き た い 項 目 ① 家庭 学 習習 慣 【 2 . 3 】 ( 2. 4 ) ③ 早寝 ・ 早起 き 【 2 . 9 】 ( 2. 7 ) ② 家庭の清掃 【 2 . 5 】 ( 2 . 3) 特 に 平 均 ポ イ ン ト 2 . 5 を 下 回 っ て い る 項 目 「 家 庭の 清 掃 」 や 「 家 庭 学 習 習 慣 」に つ き ま し て は 、 今 後と も 、 保 護 者 の 皆 さ ん と も 連 携 し て 、 取 り 組 ん で いき ま す 。 ① 家庭での掃除 本 校 は 、 学 習 規 律 や 集 団 規 律 を 定 着 さ せ る た め に は、 ま ず 環 境 の 整 備 が 大 切 で ある と 考 え て い ま す 。 今後 も 、 生 徒 の 皆 さ ん と 教 職 員 が 一 体 と な っ て 校 内 の環 境 整 備 に 取 り 組 ん で い き ま す 。 し か し 、 家 庭 で の掃 除 の 習 慣 が 身 に 付 い て い る 生 徒 は ま だ ま だ 少 な いよ う で す 。 今 後 も 保 護 者 の 皆 さ ん と も 連 携 し て 清 掃の 習 慣 化 を 図 っ て 参 り た い と 思 い ま す 。 【清掃指導】本校の清掃活動・環境整備などの取 組を、「校長通信ジャガイモ」等で情報発信し ます。また、保護者の皆さんと連携した地域清 掃活動を検討するなど、今後も保護者の皆さん と共に取り組んで参りたいと考えています。 4月、満開の桜と花壇の花々が、生徒の皆さんを迎えてくれます【上】4月、校務員の藤崎一久先生と奥様が冬の寒い間、丹 精込めて育てくださった中庭の花々が満開です【左】本校の憩いの場である中庭。来客の皆さんが、手入れの行き届いた中庭 を必ず褒めてくださいます。5月、水やりをされる藤崎先生【中】柔道部の皆さんによる朝の地域清掃活動の様子【右】 4月、春のポカポカ陽気の中、スケッチを楽しむ美術部員の皆さん【左】教室環境の美化!七夕の短冊に願いを込める岡山留 美特別支援学級の皆さん【中】剣道部の皆さんによる朝の地域清掃活動の様子。清掃活動を通して心を鍛えています!【右】 - 7 - ② 家庭学習の習慣 家 庭 学 習 の 習 慣 に つ い て は 、 「 家 庭 学 習 を 週 7 時 間以 上 す る 」 「 家 庭 学 習 を 週 3時 間 以 上 7 時 間 未 満 する 」 と 答 え た 生 徒 の 合 計 が 4 1 % で 、 半 数 以 上 の 生徒 が 週 3 時 間 未 満 の 家 庭 学 習し か 行 っ て い ま せ ん。 昨 年 度 か ら 本 校 で は 、 各 教 科 ご と に 家 庭 学 習 で の課 題 の 出 し 方 等 を 工 夫 し て いき ま す が 、 保 護 者 の 皆さ ん と も 連 携 し て 家 庭 学 習 の 習 慣 化 を 図 り た い と 考え ま す 。 【 教 務 】 今 後 も 各 学 年 や 各 教 科 ご と に 学 習 課 題 の 出し 方 を 工 夫 ・ 改 善 し 、 家 庭 学習 習 慣 の 定 着 を 図 り ま す 。 家 庭 学 習 の 習 慣 を 身 に 付 け る た め に は 、 次の ポ イ ン ト を 大 切 に し て く ださ い 。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ 家 庭学 習 を つ け る ポ イ ン ト 【中 学 生の 家 庭 学 習 の 目 安 は 9 0 分】 学習 を 振り 返 り 、 教 科 書 や ノ ート を 使 っ て 復 習 し よ う ! 教科 書 や問 題 集 を 使 っ て 、 問 題を 解 い て み よ う ! 英単 語 や英 語 句 を 繰 り 返 し 書 いて 、 意 味 ・ 発 音 ・ つ づ り を 覚え よ う ! 明日 学 習す る 内 容 を 読 ん だ り 、解 い た り し て 予 習 し よ う ! 定期 テ スト を も う 一 度 、 や り 直し て み よ う ! 新聞 を 読ん だ り 、 読 書 を し た りし よ う ! ※「 家 庭学 習 の ス ス メ 」 ( 北 九 州 市 教 育 委 員 会 ) ① ② ③ 子 ど も を 読 書 好 き にす る ポ イ ン ト 子ど も 自身 に 本 を 選 ば せ ま し ょう ! ※ 読 ま せ た い 本 で は な く 、 読 み た い 本 を 読 むの が 一 番 で す 。 親も 一 緒に 楽 し み ま し ょ う ! ※ 親 子 の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン パ イ プ が 一 つ 増え ま す 。 地域 の 図書 館 を 休 日 の 家 庭 の お出 か け 先 に し ま し ょ う ! ※ お 金 も か か り ま せ ん し 、 読 書 の 習 慣 化 が 図れ ま す 。 ※「 家 庭学 習の ス ス メ Ⅱ 」 ( 北 九 州 市 教 育 委 員 会 ) 本校は「全ての子どもに基礎学力を定着させることを目的とした学習活動の工夫」を目指し、学習指導の工夫改善を推進していま す。6月6日、1年6組指導主事要請研究授業「世界の気候帯の特色をまとめよう」を行う社会科安井秀樹先生【左】6月19日、 2年3組指導主事要請研究授業「自分の感覚で音楽を表現してみよう」を行う音楽科河野道明先生【中】10月9日、2年4組指 導主事要請研究授業「バスを使った道案内が出来るようになろう」を行う英語科宮脇小雪先生とALTのNathan McCain先生【右】 給食の時間帯、各学級ごとに食育指導「水分補給は体の健康を考えて」を行ってくださる青葉小学校栄養教諭中出美恵子先生。 7月1年2組の様子【左】10月23日、若松・戸畑区理科全員研修会で2年2組研究授業「電流・電圧と抵抗」を行う理科今徳 美里先生と松村由絵先生【中・右】 - 8 - 7月3日の5・6校時、進路指導主事福井純子先生を中心とする3学年の先生方が、このワクワクする「出前授業」を、3年生の皆 さんの進路決定や家庭学習のきっかけ作りの一つとして、仕掛けてくださいました。そして今年も、心強い仕掛け人3学年教職員集 団とそれに応える3学年生徒集団の心意気が、今、ぴったりと合ってきました。【上から順に】○豊国学園高校(幼児体育・パラバ ルーン・フットサル)○自由ヶ丘高校(情報:ワードの機能を活用し、オリジナルチラシを作成しよう)○遠賀高校(グリーンサイ エンス)○星琳高校(製菓実習)○北九州高専(ドライアイスの性質実験)○希望が丘高校(ボディーパーカッションに挑戦)○折 尾愛真高校(看護)○希望が丘高校(美容・エステティック)○希望が丘高校(自動車・エンジンの構造と動力伝達) ③ 早寝・早起き 北 九 州 市 教 育 委 員 会 か ら 配 布 さ れ た 「 家 庭 教 育 の スス メ Ⅱ 」 に よ れ ば 、 中 学 生 の適 切 と 思 わ れ る 睡 眠 時間 の め や す は 「 7 時 間 ~ 8 時 間 」 、 就 寝 時 間 の め やす が 「 午 後 1 1 時 ~ 1 2 時 」、 起 床 時 間 の め や す が「 午 前 6 時 ~ 7 時 」 で す 。 学 校 の 始 ま る 時 間 の 2 時間 前 に 起 き る と 、 脳 や 身 体 の準 備 が で き る そ う で す。 ま た 、 文 部 科 学 省 「 元 気 ア ッ プ ・ プ ロ グ ラ ム 」 によ れ ば 、 「 寝 る 子 は 育 つ 」 はホ ン ト だ そ う で す 。 脳を 休 ま せ な い と 、 脳 内 神 経 活 動 の バ ラ ン ス 調 整 が うま く い か ず 。 攻 撃 的 に な っ たり 、 集 中 力 や 意 欲 の 低下 に つ な が っ た り し ま す 。 ま た 、 睡 眠 は 、 身 体 と 脳の 再 生 工 場 だ と 言 え る そ う です 。 福 岡 県 教 育 委 員 会 の 調 査 で も 、 「 早 く 寝 る 子 ど も の方 が 、 学 習 意 欲 が 高 い 」 と いう 傾 向 が 見 ら れ る そ うで す 。 夜 更 か し は 、 「 朝 寝 坊 → 慢 性 の 時 差 ぼ け → 眠れ な い 」 と い う 悪 循 環 を ま ねき 、 疲 労 感 や 食 欲 低 下、 体 調 不 良 に つ な が り ま す 。 早 寝 早 起 き を す る と 、体 内 時 計 が リ セ ッ ト さ れ 、 体の リ ズ ム が 整 い 、 1 日を 意 欲 的 に 過 ご す こ と が で き る と 言 わ れ て い ま す 。 【 保 健 指 導 】 中 学 生 は 夜 1 1 時 ま で に は 寝 る よ う にし ま し ょ う 。 ま た 朝 は 、 自 分で 起 き る よ う に し ま し ょ う 。 こ れ が 自 立 の 第 一 歩 で す 。 次 年 度 も 保 護者 の 皆 さ ん と 共 に 考 え 、 取 り組 ん で い き た い と 思 います。 早寝・早起きは自立の第一歩! 睡眠は、身体と脳の再生工場です! - 9 - 4 最終自己評価による成果と課題 保 護 者 の 皆 様 に お か れ ま し て は 、 1 2 月 の 大 変 お 忙し い 中 、 最 終 保 護 者 ア ン ケ ート に ご 回 答 を 頂 き 、 誠に あ り が と う ご ざ い ま し た 。 最 終 保 護 者 ア ン ケ ー トに お け る 保 護 者 の 回 答 数 は 、4 5 8 名 ( 8 3 . 9 %) を 数 え ま し た 。 最 終 保 護 者 ア ン ケ ー ト で は 、 保 護者 の 皆 様 か ら 本 校 が 重 点 的 な取 組 に 対 す る 重 要 性 と達 成 度 に つ い て ご 意 見 を い た だ き ま し た 。 そ の 結 果が 以 下 に 示 す よ う に な り ま す。 「本校が目指す生徒像・学校像」(本年度の最重点課題) 保護者アンケート 質問項目 重要度 達成度 必要度 1 楽しい学校生活 3.7 3.3 15.2 2 思いやりの心 3.7 3.3 15.9 3 集団の規律とマナー 3.6 3.2 16.4 4 授業中の集中 3.5 3.0 17.6 5 生徒会活動 3.4 2.8 20.0 6 わかりやすい授業 3.2 2.8 18.1 7 安全・安心な学校 3.5 2.9 19.2 8 学校の情報発信 3.4 3.1 15.9 9 開かれた学校 3.3 3.1 16.1 ※重要度と達成度は、4点満点中の得点をしています。平均は2.5点です。 ※必要度の平均点は、25点です。この必要度は、重要度が高く達成度が低いほど数値は 大きくなり、最高49点、最低1点です 本 年 度 も 本 校 は 、 群 馬 県 前 橋 市 教 育 委 員 会 が 取 り 組ん で い る 「 学 校 分 析 シ ス テ ム」 を も と に 、 重 要 度 と達 成 度 か ら 必 要 度 を 算 出 し ま し た 。 結 果 は 、 以 上 のよ う に な り ま し た 。 こ の 必 要度 は 、 重 要 度 が 高 く 達成 度 が 低 い ほ ど 数 値 は 大 き く な り 、 最 高 4 9 点 、 最低 1 点 で す 。 「 一 般 に 、 必 要度 が 平 均 値 2 5 以 上 にな る と き 、 そ の 項 目 の 次 年 度 の 改 善 す べ き 優 先 度 は高 い 」 と と ら え る こ と が で きま す 。 こ の 「 学 校 分 析 シ ス テ ム 」 か ら 見 て 分 か る よ う に 、こ の 9 項 目 の 必 要 度 は 、 平 均値 2 5 か ら 明 ら か に 低く な っ て い ま す 。 特 に 本 年 度 も 、 本 校 が 目 指 す 学 校像 「 楽 し い 学 校 ・ 思 い や り の心 ・ 集 団 の 規 律 と マ ナー ・ 授 業 中 の 集 中 ・ 学 校 の 情 報 発 信 ・ 開 か れ た 学 校」 に 対 す る 本 校 の 取 組 は 、 保護 者 の 皆 様 か ら 高 く 評価 い た だ い て い る と 判 断 で き ま す 。 次 年 度 も 本 校 は、 こ の 9 項 目 を は じ め 、 本 校の 課 題 解 決 に 向 け た 取組 と 教 育 活 動 の 一 層 の 充 実 を 図 っ て 参 り ま す 。 な お 、 本 年 度 取 組 の 考 察 と 次 年 度 へ の 改 善 策 に つ きま し て は 、 自 己 評 価 結 果 報 告書 を 参 照 願 い ま す 。 ① 「安全・安心な学校」を目指して 本 校 は 、 「 安 全 ・ 安 心 な 学 校 」 を 目 指 し 、 本 年 度 も最 重 点 課 題 の 一 つ 「 危 機 管 理マ ニ ュ ア ル ・ 不 審 者 対応 マ ニ ュ ア ル の 徹 底 を 図 る 」 に 取 り 組 む と と も に、 月 1 回 の 校 内 安 全 点 検 を 実 施 し て き ま し た 。 6 月2 9 日 ( 金 ) に は 「 火 災 ・ 地 震 ・ 津 波 を 想 定 し た 防災 訓 練 」 【 右 】 、 1 1 月 2 2 日 ( 金 ) に は 「 不 審 者対 応 の 避 難 訓 練 」 を 行 い ま し た 。 6月29日(金)に「火災・地震・津波を想定した防災訓練を行い ました。災害はいつ起こるか分かりません。そのため、建物内での 非常口や避難経路などを少しでも確認する。身の安全を守ることを 最優先した「率先避難」を行動で示す必要性を呼びかけました。 - 10 - 特 に 本 校 は 、 休 日 に 部 活 動 練 習 や 対 外 試 合 等 が 多 く組 ま れ ま す 。 不 審 者 対 応 の 視点 か ら 、 休 日 部 活 動 の施 錠 ・ 消 灯 や 戸 じ ま り の 見 直 し を 図 り 、 そ の 徹 底 を図 っ て い ま す 。 ま た 、 平 日 のご 来 校 の 際 、 「 入 校 証」 の 確 認 や 正 門 の 開 閉 等 に 、 大 変 ご 迷 惑 を お か け しま す が 、 ご 理 解 の 程 よ ろ し くお 願 い い た し ま す 。 11月22日(金)「不審者対応の避難訓練」を行いました。危機管理対応職員が刺すまたを携行して現場に急行。不審者役の小田 修平先生を取り押さえました【左上】その後、グラウンドに避難した生徒の皆さんに注意事項を伝える杉野純一先生。不審者対応で、 玄関の入校確認を徹底するとともに、常時、校内巡視を行っています【右上】春と秋の交通安全週間に、交通量の多い交差点を中心 に、交通安全指導を行う本校職員【下】毎朝、交通安全指導をしてくださる地域の皆様方、いつも、本当に有り難うございます。 こ の 3 年 間 の 本 校 の 「 安 全 ・ 安 心 な 学 校 」 の た め の取 組 は 、 「 地 域 に 開 か れ た 学校 づ く り 」 と い う 考 あいはん え方 と 相 反 す る も の で は あ り ま せ ん 。 む し ろ 「 開 か れた 学 校 づ く り 」 に は 、 一 定 のル ー ル に 従 っ て 学 校 に集 ま る 多 く の 人 々 に よ り 、 学 校 の 安 全 が 守 ら れ て いく こ と に な り ま す 。 ル ー ル に従 っ て 保 護 者 や 地 域 の多 く の 方 々 が 学 校 を 訪 れ 、 学 校 の 様 々 な 活 動 へ の 協力 を 得 る こ と に よ り 、 学 校 が活 性 化 さ れ る こ と と なり ま す 。 同 時 に 、 多 く の 人 の 目 で 子 ど も の 安 全 が 見守 ら れ る こ と に よ り 、 学 校 の安 全 性 を 高 め る こ と がで き ま す 。 「 地 域 に 開 か れ た 学 校 づ く り 」 の 推 進 に当 た っ て は 、 学 校 の 安 全 確 保が 絶 対 条 件 で す 。 保 護者 や 地 域 の 皆 様 と 連 携 し つ つ 「 地 域 に 開 か れ た 学 校づ く り ( 開 い て 守 る ) 」 を 進め て 参 り た い と 思 い ます 。 今 後 と も 地 域 の 気 に な る 情 報 等 が ご ざ い ま し たら ぜ ひ ご 一 報 く だ さ い 。 ご 理解 と ご 協 力 の 程 よ ろ しく お 願 い い た し ま す 。 北九州市「スクール救命士事業モデル校」として、2年生全員を対象に救急救命講習会を行いました。11月26日(火)若松消 防職員から蘇生人形をつかって心臓マッサージや人工呼吸の方法を学習する2年生の皆さん【左】AED(自動体外式除細動器) の使用方法を学ぶ2年生の皆さん【右】6月21日、「熱中症予防」についての講話を、真剣に聴く1年生の皆さん。運動に適さ ない気温、水分補給と塩分の関係、休養と体調管理など、予防の方法を学習しました【次ページ左】6月5日(水)福岡県警職員 による3年生対象の「暴力団追放教室」の様子。 【次ページ右】 - 11 - ② 「楽しく、魅力ある学校」を目指して 家庭教育や地域社会の変化に伴い、学校が直面す る児 童 生 徒 の 生 徒 指 導 上 の 諸 問 題 は ま す ま す 多 様 な もの と な っ て い ま す 。 そ の よ う な 中 、 本 校 で も 、 対 人関 係 の ト ラ ブ ル や 不 登 校 の 増 加 が 大 き な 課 題 と な って い ま す 。 そ こ で 、 高 須 中 校 区 の 青 葉 小 ・ 高 須 小 ・高 須 中 の 3 校 で は 、 平 成 2 4 年 度 よ り 北 九 州 市 の 研究 指 定 を 受 け , 小 ・ 中 学 校 の 9 ヶ 年 を 通 し て そ の プロ グ ラ ム を 実 施 し , 児 童 生 徒 の 対 人 ス キ ル ア ッ プ を図 る こ と を 目 的 と し て こ の 研 究 主 題 を 設 定 し ま し た。 特に,本研究では,対人スキルアッププログラム 4月4日、第1回校内研修会の様子。昨年度の「人権教育研究 推進事業」の取組と、本年度、新たに北九州市教育委員会より 「北九州市対人スキルアッププログラム研究指定校(高須中校 区)」の指定を受け、研究の方向性を説明する研究主任の村田 浩一先生。新しい先生方を迎え、「対人スキルアップ授業のプ ログラムづくり」がスタートしました。 を構 築 す る に 当 た り , 「 対 人 ス キ ル ア ッ プ 授 業 の 実 施」 と 「 Q -U の 活用 」 の 2 点 を 研 究 の 柱と し て 取 り 組む こ と と し ま し た 。 研究主題 「 小・ 中 学 校 の 9 ヶ 年 を 見通 し た 『 対 人 ス キ ル ア ップ プ ロ グ ラ ム 』 の 構 築」 研 究主 任 ○ 村田浩一 主 題を 設定 し た 背 景 ◆「 自 分 の 大 切 さ と と も に 他の 人 の大 切 さを 認め る 」 実 践 的な 行 動 力 を 培 う た め に 、 児童 生 徒相 互 の好 まし い 人 間 関 係づ く り を 推 進 し 、 対 人 ス キル ア ップ を 図る 必要 が あ る 。 ◆高 須 中 校 区 の 小 ・ 中 学 校 では 、 スク ー ルカ ウン セ ラ ー と 連携 し て 、 児 童 生 徒 の 対 人 スキ ル アッ プ を図 るた め の 職 員 研修 や 児 童 生 徒 に 対 す る 授 業を 実 施し て きた が、 小 ・ 中 学 校で 連 携 し た 継 続 的 な 活 動 とし て 実施 す るま でに は 至 っ て いな か っ た 。 し た が っ て 、 義務 教 育の 9 ヶ年 を見 通 し た 連 続性 の あ る 対 人 ス キ ル ア ッ ププ ロ グラ ム を構 築し 、 そ の プ ログ ラ ム を 基 に し て 、 小 ・ 中学 校 で連 携 して 授業 を 実 践 し てい く 必 要 が あ る 。 ○ 研 究の 経緯 ◆〔 平 成 2 4 年 度 〕 「 人 権 教育 実 践研 究 事業 」( 1 年 次 ) 昨 年 度 は 、 「 人 権 教 育 実 践研 究 事業 」 とし て3 校 合 同 で 研究 に 取 り 組 ん だ 。 研 究 推 進の た めの 運 営協 議会 を 立 ち 上 げて 研 究 を 推 進 し 、 主 に 「 対人 ス キル ア ップ 人権 授 業 の 実 施」 と 「 Q -U の 活 用 」の 2点 に つい て研 究 に取 り 組 ん だ 。 5月8日、3校合同研修会の様子。全体会終了後、4つの部会 に分かれて話し合いが行われ、各部会ごとに年間の取組を発表 しました。【上から順に】○対人スキル部○調査研究部○学力 向上部【次ページ上】児童生徒交流部 - 12 - ◆〔 平 成 2 5 年 度 〕 「 北 九 州市 対 人ス キ ルア ップ プ ロ グ ラ ム研 究 指 定 校 ( 高 須 中 校 区 )」 ( 2年 次 ) 本 年 度 は 、 昨 年 度 の 「 人 権教 育 研究 推 進事 業」 の 取 組 を 継続 し 、 そ の 上 で 北 九 州 市 教育 委 員会 よ り「 北九 州 市 対 人 スキ ル ア ッ プ プ ロ グ ラ ム 研 究指 定 校( 高 須中 校区 ) 」 の 指 定を 受 け 、 主 に 「 対 人 ス キ ルア ッ プ授 業 のプ ログ ラ ム づ く りと 授 業の 実 践」 、 並び に 「 hyper-Q U の 実 施 ・ 活 用」 の 2点 を 柱 と し て 研 究 に 取 り 組ん だ 。 6月4日、高須中学校区人権教育合同研修会の様子。高須小学 校で行われた対人スキルアップ授業「パズルを通して楽しく活 動するポイントを見つけよう」【下】研究授業終了後の全体会 で、福岡教育大学准教授高松勝也先生から「対人スキルアップ 授業のポイント」について指導講話をいただきました。 本年度は、以下のような取組を行いました。 ○ 対 人 スキ ルア ッ プ プ ロ グ ラ ム づ く り ◆昨 年 度 の 取 組 を も と に 、 今年 度 の授 業 の計 画を 事 前 に 立 案し 、 そ れ を 基 本 に し て プ ログ ラ ムを 検 討す る。 ◆小 ・ 中 学 校 で 連 携 し て 取 り組 む こと の でき る題 材 を 選 定 し、 指 導 案 や ワ ー ク シ ー ト 等も 含 めた 年 間プ ログ ラ ム を 作 成し 、 研 究 成 果 と し て ま と める 。 ◆小 学 校 は 1 ~ 6 年 生 の 6 学年 の 各々 に おい て、 中 学 校 は 1~ 3 年 の 各 々 の 学 年 に お いて 、 1~ 3 学期 のそ れ ぞ れ に 実施 す る プ ロ グ ラ ム を 複 数 選定 し て年 間 プロ グラ ム と す る。 小 学 校 に つ い て は 、 高 須・ 青 葉両 小 学校 のプ ロ グ ラ ム を持 ち 寄 り 、 ひ と つ の プ ロ グラ ム にま と める 。小 学 校 の プ ログ ラ ム を 基 に 、 中 学 校 に おけ る プロ グ ラム の内 容 を 検 討 する 。 ○ 対 人 スキ ルア ッ プ 授 業 の 実 践 ・ 研 究 発 表 会 の 開 催 ◆本 校 で は 、 昨 年 度 実 施 し たプ ロ グラ ム と過 去2 ヶ 年 の 取 組で 集 約 し た 他 の プ ロ グ ラ ムの 中 から 実 施す るプ ロ グ ラ ム の計 画 を 立 て 、 そ れ を 基 に して 毎 学期 に 1度 、各 学 年 で 共 通の 題 材 を 使 っ て 、 全 ク ラ スで 対 人ス キ ルア ップ の た め の 授業 を 実 践 す る 。 6月12日、「対人スキルアップ授業づくり」に向け、研究主 任村田浩一先生と教務主任松原群先生が模擬授業「クリティカ ル・シンキングができるようになろう」を行いました【下】 ◆1 0 月 1 8 日 ( 金 ) に 「 北九 州 市対 人 スキ ルア ッ プ プ ロ グラ ム ( 高 須 中 校 区 ) 研 究 発表 会 」を 開 催す る。 公 開 授 業 につ い て は 、 対 人 ス キ ル ア ップ 授 業の み では なく 、 各 校 の 実態 も 踏 ま え て 教 科 の 授 業 も公 開 する 。 ○ Q -U の 実 施 ・活 用 ◆本 年 度も 年 間2 回 ,Q -U ( hyper-QU) を 実施 す る 。 対 象 学年 は 、 小 学 校 は 5 ~ 6 年 生, 中 学校 は 1~ 3年 の 全 学 年 とす る 。 1 回 目 は 5 ~ 6 月 、2 回 目は 1 1月 頃を 予 定 す る。 2 回 目 は 1 0 月 の 研 究 発表 会 後に 実 施す る。 ◆実 施 した Q -U ( hyper-QU) の デ ー タ 整 理 ・分 析 を 行 う 。 8月23日、10月の研究発表会に向けた3校合同研修会。 名古屋大学大学院教授窪田由紀先生の講話「対人スキルアップ 授業のより効果的な展開」の様子【下】 ◆Q -U ( hyper-QU) デ ー タ 活 用 の た め の 研 修会 を 実 施 す る。 また本校は、本年度、小中一貫・連携教育を推進 する た め に 新 た な 組 織 づ く り ( 組 織 の 活 性 化 ) を 行 った 。 具 体 的 に は 、 4 つ の 部 会 ( 対 人 ス キ ル 部 ・ 調 査研 究 部 ・ 学 力 向 上 部 ・ 児 童 生 徒 交 流 部 ) を つ く り、 以 下 の よ う な 研 究 実 践 を 推 進 し た 。 3 校 の 全 職 - 13 - 員が , 自 校 の 校 務 分 掌 と は 別 枠 で い ず れ か の 部 に 所 属し 、 3 校 か ら 代 表 者 2 名 ず つ ( 正 ・ 副 ) を 選 出 し, 各 学 校 の 各 部 の 長 の 職 員 は , 運 営 協 議 会 に 出 席 し、 研 究 実 践 を 進 め ま し た 。 ○ 対 人 スキ ル部 ◆対 人 ス キ ル ア ッ プ の 授 業 づく り を行 う 。 ◍ 年 間 計 画 ( 授 業 プ ロ グ ラム ) の作 成 ◍ 授 業 の ル ー ル ( 授 業 規 律) づ くり ◍ 1 0 / 1 8 の 研 究 発 表 会に お ける 授業 発 表の 計画 ・ 準 備 10月18日研究発表会当日。沢山のPTAの皆様に受付や道 案内などのお手伝いをいただきました。感謝申し上げます! ◆日 常 生 活 に お け る 対 人 ス キル ア ップ の 取組 を行 う 。 ◍ 班 ・ グ ル ー プ 活 動 の 推 進( 学 校行 事・ 給 食・ 教科 授 業 ) ◍ 「 リ ラ ッ ク ス タ イ ム 」 (毎 朝 8時 30 分 から 10 秒 呼 吸 法 な ど ) や 帰 り の 会( 30 秒 スピ ーチ な ど) の 取 組 ○ 調 査 研究 部 ◆2 回 の Q -U ア ン ケ ート の分 析 ・活 用 ◆昨 年 度 ( 1 年 次 ) と 今 年 度( 2 年次 ) の結 果の 比 較 検 討 ○ 学 力 向上 部 ◆学 校 で 対 人 ス キ ル ア ッ プ を念 頭 にお い た授 業づ く り ( 言 語活 動 や 対 話 を 取 り 入 れ た 授業 等 ) ◍ 言 語 活 動 や 対 話 を 取 り 入れ た 学習 指導 案 の作 成, 各 教 科 の 研 究 授 業 ( 年 間 を通 して ) ◍ 1 0 / 1 8 の 研 究 発 表 会に お ける 言語 活 動・ 対話 を 取 り 入 れ た 教 科 授 業 の 発表 ◆教 科 を 絞 り , 3 校 で 連 携 して 学 力向 上 に取 り組 む 。 ◍ 小 学 校 … 算 数 , 中 学 校 …数 学 の教 科に お ける 連携 ○ 児 童 生徒 交流 部 ◆小 ・ 中 学 校 で 連 携 し , 生 徒・ 児 童の 相 互交 流活 動 や 学 校 行事 ・ 授 業 等 で の 交 流 を 行 う。 ◆小 ・ 中 学 校 で 連 携 し , 生 徒・ 児 童と 教 職員 の交 流 や 教 職 員相 互 ( 保 護 者 相 互 ) の 交 流活 動 を行 う 。 ◍ 小 中 連 携 推 進 教 員 に よ る小 学 校訪 問 ◍人生一冊プロジェクト ◍ 地域 清掃 ◍ 「 日 本 の 伝 統 文 化 を 学 ぼう 」 …柔 道体 験 ◍ 出 前 授 業 ( 陸 上 記 録 会 前の 指 導な ど) ◍ 新 入 生 説 明 会 ( 模 擬 授 業・ 部 活動 体験 や 見学 など ) ◍3校合同職員親睦会 10月18日、研究発表会の様子。「ストレスとは?その対処 法とは?」【上から順に】○3年3組桑原良和先生○3年5組 芳賀博志先生○特別支援学級岡山留美先生 ◍職 員ソ フト ボ ール 大会 ◍子育て井戸端会議 10月18日、研究発表会の様子。 「あたたかい言葉かけ」 2年5組秋吉大輔先生【左】2年1組林田利恵先生【右】 - 14 - 【左上から】10月18日、研究発表会の様子。○対人スキルアップの手法を取り入れた「図形の調べ方」2年3組数学科松原群先 生○「クリティカル・シンキングって何?~自分の思考の仕方を振り返ろう~」1年1組上野貴雄先生○1年4組松村由絵先生 【左上から】10月18日、研究発表会に市内外から多くの先生方が参加されました○10月18日、公開授業終了後、青葉小学校 で行われた全体会・3校を代表して研究主任村田浩一先生が研究発表を行いました○「小・中学校「9ヶ年を見通した対人スキルア ッププログラムの展開」名古屋大学大学院教授窪田由紀先生の講話の様子。「対人スキルアッププログラム」は、構築から展開の時 代が訪れ、教科や日々の実践の中など、より幅広い場面での活用の可能性を学ぶことができました。本研究発表会は、一つの通過点 です。日々の実践の積み重ね、日々の実践の継続が、今、求められています。 小中連携!11月6日、恒例の「青葉小柔道体験学習」で、青葉小6年生に礼儀や受け身【左】、寝技【中】の指導をされる村田浩 一先生○12月2日、「日本の伝統文化を学ぼう」青葉小で行われた総合的な学習の時間における交流学習の様子。本校で柔道を学 習した児童が、北九大の留学生に柔道着の着方、礼儀、受け身や寝技を指導しました【右】 ③ 「分かる授業」の創造を目指して 本 年 度 行 わ れ た 福 岡 県 に お け る 「 学 力 ・ 学 習 状 況 調査 ( 3 年 生 ) 」 に お け る 本 校の 状 況 は 以 下 の よ う にな り ま し た 。 国 語 A ( 主 に 知 識 ) は 、 市 の 平 均 よ り 上 回 り 、 ほ ぼ全 国 平 均 で し た 。 数 学 A ( 主に 知 識 ) と 数 学 B (主 に 活 用 ) は 、 市 や 県 、 全 国 平 均 を か な り 上 回 っ てい ま し た 。 特 に 、 国 語 科 で は 、 書 く 能 力 の 知 識 に つ い て は 優 れて い ま す が 、 文 章 を 読 み そ れを 言 葉 で 表 現 し た り、 人 の 話 を 聞 い て 活 用 し た り す る こ と が 若 干 苦 手 であ る と い う 傾 向 が 見 ら れ ま した 。 ま た 、 数 学 で は、 ほ と ん ど の 領 域 で 正 答 率 が 市 や 県 、 全 国 平 均 よ り高 く 、 評 価 で き る 結 果 で し た。 た だ し 、 設 問 毎 に 見る と 、 「 関 数 の 活 用 」 に つ い て の 理 解 が 不 十 分 で ある と 考 え ら れ る の で 、 一 層 の指 導 必 要 で あ る と 思 われ ま す 。 今 後 の 課 題 と し て 、 国 語 に つ い て は 、 「 根 拠 を 明 確に し て 自 分 の 考 え を 書 く 」 「情 報 を 関 連 さ せ て 読 む」 こ と が で き る よ う 、 作 文 活 動 や 発 表 活 動 を 推 進 しま す 。 今 後 「 読 む 力 」 を 一 層伸 ば す た め 、 朝 読 書 の一 層 の 徹 底 、 ま た 、 ノ ー ト 作 り な ど を 通 し て 「 書 くこ と 」 の 徹 底 を 図 り ま す 。 - 15 - 【左から順に】12月6日、1年4組「6つの白い粉を様々な方法で特定しよう」理科松村由絵先生の指導主事要請授業の様子 ○10月24日、3年4組「電車の乗り換えを尋ねたり説明する表現を身につけよう」英語科村上智美先生とALTネイサン先生の の指導様子主事要請授業の様子○10月10日、理科の実験を指導される奥田康彦先生。 数 学 科 に つ い て は 、 特 に 優 れ て い る 領 域 を 生 か し なが ら 、 一 層 の 基 礎 ・ 基 本 の 定着 を 図 る た め 、 ド リ ル形 式 の 反 復 練 習 を 行 い 、 計 算 力 を 身 に 付 け さ せ ま す。 ま た 、 「 与 え ら れ た 表 か ら情 報 を 適 切 に 選 択 し、 処 理 す る こ と 」 「 自 分 の 考 え を 数 学 的 に 説 明 す る」 「 証 明 の 方 針 を 立 て る 」 こと が 若 干 苦 手 な の で、 証 明 問 題 や 記 述 問 題 を 通 し て 、 人 の 考 え を 聞 き 、自 分 の 言 葉 で 説 明 す る こ と で、 理 解 を 深 め る こ と の出 来 る 課 題 の 設 定 を 行 い ま す 。 こ の よ う に 、 今 後 と も 本 校 は 、 学 習 指 導 法 の 工 夫 改善 を 図 っ て 参 り ま す 。 【左から順に】10月24日、3年5組論語「学びて時にこれを習ふ」国語科福井純子先生の授業の様子○10月10日、小田修平 先生のもと「わたしのしごと」を学習する特別支援学級の皆さん○家庭科樋口佳子先生の調理実習で、アツアツの「肉まん」を調理 する2年1組の皆さん。 ④ 生徒会の支援活動 平成25年8月26日(月)、名門大洋フェリーに 乗船 。 午 後 4 時 5 0 分 出 港 。 大 阪 南 港 に 向 け て … 。 私 たち 高 須 中 学 校 生 徒 会 に は 、 果 た す べ き 宿 題 が 残 さ れ てい た 。 ○ 東日本復興支援活動に向けて 平成23年3月11日(金)、あまりにも、苦しく、 悲しい映像に体が震え、心の時間が止まった。何かをし なければならないのに、何もできない自分たちがいた。 私たち生徒会は、考えた。「何か目に見える支援活動を 行いたい。私たちにしか出来ない活動を…。」しかし、 なかなかその方法が見つからなかった。そんなある日、 私たち生徒会は、1つの新聞記事に出会った。1000 人を超える命とともに、市役所を含めた市街地のほとん どを失った岩手県陸前高田市。その陸前高田市立図書館 は、一般書を全て流失した。避難所で絵本を読む2人の 女の子の写真。そして知った。「本のある暮らしを取り 戻したい。」という思いを…。 - 16 - 8月26日、高須中学校生徒会が残していた宿題を果たすた め、私たち3人はフェリーに乗船。一路、大阪に向かった【上】 8月19日(月)猛暑の中、本の箱詰め作業をする生徒会執 行部、保護者の皆さん【下】 その記事が原点だった。平成23年6月、私たち生徒 会は、「被災地が一日でも早く復興できるように」とい う思いを込め「人生一冊プロジェクト」を立ち上げた。 「自分の一番大切な本、『人生一冊』を被災された方々 に読んでもらい、元気になって欲しい」という熱い思い を込めて…。 ○ 一人の百歩より百人の一歩 平成23年度8月、校区内にも支援の輪が広がり、心 に残る絵本や児童書約3100冊を集めた。集めた本を 被災地の宮城県石巻教育委員会と女川第二小学校に届け た。 平成24年6月、第2回目のプロジェクトは、高須・ 青葉小学校とも連携した。県内外の方々やソフトバンク ホークス応援団の方々からも本をいただき、8月、17 00冊の本と思いを、宮城県東松島市図書館・石巻市立 図書館・女川ちゃっこい絵本館・女川つながる図書館に 届けた。 私たち生徒会は、「あたりまえのことなんてないん だ。あたりまえと普段思っていることこそが、実は、何 よりも貴重で、感謝すべきことなんだ。そして、遠い北 九州の地からでも、私たちができることを、継続して活 動していかなければならない。」と決意した。 ○ 第3回人生一冊プロジェクト しかし私たち生徒会は、新聞記事に掲載され取組の原 点となった岩手県には、まだ、本を届けることができな かった。平成25年1月、岩手県大槌町・陸前高田市図 書館と連絡が取れた。大槌町佐々木図書館長から「中学 生たちに、同じ日本で、困難な生活を強いられ、今なお 喘いでいる人々がいることを教えてあげてください。挫 けないこと。絶望のどん底にあっても、必ず希望はあり ます。ひょっこりひょうたん島のモデルの島に、灯台が 再建されました。再び灯りが…。『復光』です。連絡を お待ちしています。」というメールをいただいた。 平成25年6月、私たち生徒会は、残された宿題を果 たすべき、岩手県の図書館へ、3回目のプロジェクトを 開始した。熱い夏が始まった。生徒会の思いが、市内外 にも大きなうねりとなって広がり、教室や廊下は、本で 埋め尽くされた。8月19日、猛暑の中、本の箱詰め作 業をした。8月26日午後2時、6833冊191箱と 熱い思いを3トントラックに詰め込んだ。出発式で、生 徒会長が、「被災した方々が、読書で少しでも元気を取 り戻してくれれば」とあいさつ。吹奏楽部の演奏「あま ちゃんのオープニングテーマ曲」が流れる中、150名 以上の方々に見送られ、私たち3人の職員は、岩手県に 向けて出発した。 大阪南港までフェリーを乗り継ぎ、8月27日午後7 - 17 - ○青葉小学校出発式の様子○青葉小学校・光貞小学校・則松 小学校・高須小学校・江川小学校・深町小学校・鴨生田小学 校・二島小学校・石峯中学校・洞北中学校・二島中学校・高 稜高等学校・若松商業高等学校・北九州市母の会連絡協議会 ・笑顔の絆プロジェクト・そして、今年もソフトバンクホー クス応援団から…。本を届けてくださった計16団体の皆さ ん、心から感謝申し上げます。8月26日午後2時、683 3冊191箱と皆さんの思いを3tトラック詰め込む生徒の 皆さんとPTA、職員○出発式の様子は、NHKのニュース 番組や西日本新聞、朝日新聞で紹介されました○吹奏楽部の 演奏の中、多くの方々に見送られ、松原・村田先生が運転す るトラックが岩手県に向かって出発しました。 時20分、岩手県花巻市に到着。翌朝、北上高地を越 え、一路、岩手県釜石市へ。しかし、釜石市の市街地に 入ると、街の様子は一変した。今なお残る津波の傷跡。 大槌町立図書館「城山図書室」を訪問。3213冊87 箱を贈った。佐々木館長が「遠く離れた北九州の子ども たちが、自分の大事な本を届けるという気持ちに心から 感謝します。本を通して、生徒や皆さんの気持ちを届け る。それを、学校の先生が届ける。この本の重さは、子 どもの愛の重さです。支援とは、言葉を換えると愛であ ると思います。」と語ってくださった。図書館のある高 台に登った。何もない空間が広がっていた。防潮堤を乗 り越え、津波が押し寄せてきたと聞く。遠くにひょっこ りひょうたん島を望む。この大槌湾を一望できる城山公 園には、神戸市から分灯された「希望の灯り」が、静か に灯っていた。 8月28日午後、三陸海岸を南下。釜石市、大船渡市 を経て、陸前高田市へ。がれきの山、仮設住宅、津波で 被災した街並みが続く。しかし、私たち3人は、復興の 槌音を確かに聞いた。陸前高田市立図書館を訪問し36 20冊104箱を贈った。そして、私たちは、海岸線に ある「奇跡の一本松」に向かった。 ○ 私たちは、決して忘れない! 8月30日午後9時8分。2880キロを走破し、被 災された岩手県の方々に、生徒会や本を届けてくださっ た皆さんの熱い思いを伝える旅を終えた。 東日本大震災。あの日を境に、私たちは、確かに変わ った。誰一人として、自分のことだけを考えて、生きて は行けなくなった。私たち生徒会は、決意を新たにし た。「挫けず、逆境に立ち向かっている被災地の人々の 今を…、決して忘れない!」 - 18 - ○8月28日午前、大槌町立図書館「城山図書室」に到着。 流れ作業で本を運びこみました○岩手放送、河北新聞、読売 新聞、三陸かもめ通信社、岩手日報、計5社から取材を受け ました。大槌町伊藤正治教育長から、「心のこもった本をい ただき、子どもたちの成長、地域の復興の力を与えてくれる と思います。」とお礼の言葉をいただきました○8月28日 午後、陸前高田市立図書館に到着。菅野祥一館長から「北九 州の皆さんへ感謝の気持ちを伝えてください。 」と。 【前ページの左上から順に】○8月26日、3tトラックに乗り込んだ村田浩一先生と松原群先生○8月27日早朝、朝焼けの大 阪の街並みが浮かび上がる。大阪南港を出発し、岩手県までの約1000キロの旅が始まる○8月28日午前、大槌町に到着。大 槌町立図書館がある高台に登り、蓬莱島を望む。何もない空間が広がっていた。防潮堤を乗り越え、津波が押し寄せてき たと聞く○旧大槌町役場を視察。大槌町町長は、役場前で対策会議を行っていた最中に襲来した津波に流され、多くの職 員とともに行方不明になったと聞く。私たち3人は、慰霊碑の前で手を合わせた○復興を待つ街並みのいたるところから湧 き続ける井戸。復興から新たな挑戦が始まる○大槌湾を一望できる城山公園には、神戸市から分灯された「希望の灯り」が、 静かに灯っていた。 【左上から順に】8月28日、蓬莱島を望む海岸にて。再建された灯台に「復光」が灯る。また、大槌町立図書館の図書館利用者 カードにはハマギクの花言葉「逆境に立ち向かう」がある。そのハマギクがこの蓬莱島にも咲くと聞く○8月28日午後、三陸海 岸を南下。釜石市、大船渡市を経て、陸前高田市へ。がれきの山、仮設住宅、津波で被災した街並みが続く。しかし、私たち3人 は、復興の槌音を確かに聞いた。陸前高田市立図書館を訪問。○3620冊104箱を贈った○私たちは、海岸線にある「奇跡の 一本松」に向かった。陸中海岸国立公園に指定され、渚百選にも選定された「名勝 高田松原」には、7万もの松林が広がり、白 砂青松の景観から多くの観光客でにぎわっていた。東日本大震災の大津波によって壊滅的被害を受け、その中で奇跡的に残った一 本の松が、「奇跡の一本松」として陸前高田市の復興のシンボルとなった○8月29日、松島湾の日の出。私たちは、「挫けず、逆 境に立ち向かっている被災地の人々の今を、決して忘れない!」と決意した○8月30日午後9時8分。2880キロを走破し、 被災された岩手県の方々に、皆さんの熱い思いを伝える旅を終えた。 5 さらなる「感動」を求めて 「一つの出会いが人生を変える」中村文昭氏講演会 10月24日(木)、ついに中村文昭氏が高須中にやっ てきた! 今から4年前、平成21年の秋のことである。私は、講 演活動などで全国を飛び回っている彼を、なかなかつかま えることができなかった。すると、吉報がとどいた。北九 州市内で講演会などを企画されている「養心の会」の世話 人である石丸龍氏(八幡東区日の出町在住、「トイレ掃除 で心磨き」などでも活躍中)からである。石丸氏には、講 演会活動などで大変お世話になっている。話によれば、中 村氏がその年の10月に、北九州芸術劇場で講演されるこ とになったのだ。 初めて聴く彼の講演の興奮を、今でも鮮明に覚えてい る。私は、楽屋に飛び込み、後先考えずに、「私の中学校 へ講演に来てください!」と直談判した。そして、1校で は経費面でなかなか実現できない講演会を、中学校の校長 - 19 - 10月15日~10月25日、北九州市内の 中学校16校と希望が丘高校、計1 7校と連携し、中村文昭氏講演会「一 つに出会いが人生を変える」を開催 しました。この間、6300人以上 の中高生がこの講演会を聴き、心の スイッチが入りました。 年間300本以上の講演をされる 中村氏。「人を喜ばせる」という彼 の精神が、今、全国に広がっていっ ています。3年後、北九州市内の中 学校と連携して、また彼の講演会を 企画したいと思います。 先生方と連携した。石丸氏も後押ししてくださった。たま たま校長室に学校紹介に来られた希望が丘高等学校の綾部 武典先生も、「私の学校も仲間に入れてください!校長に は、今から帰って、すぐ、説得します!」と賛同してくれ た。その結果、翌、平成22年7月、中学校7校、私立高 校1校、計8校で講演して頂くことになった。 「一つの出会いが人生を変える」中村氏の講演会を聴 き、彼との出会いは、私自身の人生を変えた。私は今ま で、講演会などを企画するような人間ではなかったから だ。そして私は、「3年間に1回、中学校に中村文昭氏を 呼ぼう。」と決意した。3年間に1回彼を呼べば、生徒の みんなさんにとって、中学校在籍中に、必ず彼と出会うこ とになるからだ。 中村文昭氏は、18歳の時、焼鳥屋で人生の師匠田端さ んに出会った。彼は、その場で田端さんに「弟子にしてく れ!師匠と一緒にいたい。」と泣きながら頼んだという。 彼は、師匠に惚れこんで働き始めた。師匠には、人が人を 惹きつける魅力、つまり「人間力」があったのだ。そして 彼は、「人間、素直であれ。夢がなければ、人を喜ばせ ろ。頼まれ事を一生懸命に、そして他の誰よりも早くし ろ。役割は、人が与えてくる。雑用にこそチャンスあ り!」という人生の教訓を学ぶ。そして、「素直であれば 人は必ず変化できる。」と語った彼は、人生を変える4つ の秘訣を紹介してくれた。「①返事は0.2秒(損得を考 えない)②頼まれ事は試され事。③できない理由を言うな (できない理由がチャンスになる。「でも」を「こそ」に 変えろ!)④できないことを言う時間があれば、今、でき ることを捜して動け!」。この秘訣の詳細は、生徒の皆さ んの感想文に紙面をゆずることにする。 そして、中村氏は、「自分さえよかったらいいと思う人 間にだけはなるな。人を喜ばせながら生きていると、頼ま れ事が増えて、役割が与えられる。」と伝え、最後に、 「落とした財布が返ってくる国は他にない。7年後の東京 オリンピックは『おもてなし』の心で『有り難う』をどん どん増やし、日本人の精神性を全世界に発信することで世 界中を平和にするチャンスにしよう。」と締めくくられ た。 講演会終了後、集まった生徒の皆さんと一緒に。その後、 サインを求める生徒の皆さんの長い行列が続きました。生 徒会長の永田実菜子さんは、「今回の講演会も『一つの出会 い』なのだと思います。中村さんの講演をきくことができ て、本当によかったです。一つ一つ教わったことを忘れず に、成長していこうと思います。 」とお礼を述べました。 この企画は、北九州市教育委員会「未来をひらく学校づ くり支援事業(提案型)」と、保護者の皆様方からの温かい ご支援のお陰で実現することができました。心から感謝申 し上げます。 助産師内田美智子先生の 講演会の様子。「本当の幸 せは、地位でも、名誉で も、お金でもなく、今、 生きているということ。」 「命さえあれば、必ず前 に進んでいける」彼女の 一つ一つの言葉が、私た ちの心を温めた。 「いのちをいただいて、つなぐこと」助産師内田美智子先生講演会 11月28日(木)、昨年に引き続き助産師内田美智子先生にお越しいただき、3学年生徒対象の講演会「い のちをいただいて、つなぐこと」を開催しました。 「15年間生きてきて、『俺なんか…。』『どうせ…。』『私なんか…。』と言ったからどうなるのです。そ れならこれからの15年間を、かっこよく生きていきなさい。好きなように、自分の人生を選んで、自分の足で 歩んでいきなさい。」内田先生の第一声に、3年生の皆さんが静まり返った。内田先生は続けた。「もし、彼女 が、今、妊娠したらどうしますか。男の子にアンケートを取ったら、『俺には関係ない。』『謝って転校す る。』『無視して逃げる。』『責任とって別れる。』『自分の将来を考えて…。』などと書いた男の子がいまし た。自分だったらどう書きますか。本当にかっこいい大人になるためには、何を考え、どう生きていくかなんで す。」そして講演会が始まった。「生の反対は何だと思いますか。生の反対は死ではないのです。生の反対は産 まれないと教えてくれた人がいました。生まれなかったら何もないんです。皆さんがここにいるということは、 母さんの命をいただきました。母親は命がけで子どもを産みます。この十数年間、何を考え、何をしてきました か。すべてのことを当たり前と思っていませんか。すべて奇跡の連続です。親より先に死んではだめです。」紙 - 20 - 面の関係で全てを綴ることができないが、最後にこう語りかけてくださった。「心が侵されてはだめです。文句 ばっかり言っているから、頬杖をついているから顔がよがむのです。顔はいくらでも変えられます。どうでもい いと言ったら明日にはつながりません。どうせと言うから、どうせとなるのです。俺なんかと言うから、俺なん かになるのです。だからこそ、今日が大事です。そして、生きていくためには、感謝です。」 ほおづえ 校長通信「ジャガイモ」の№118 「予 想 」 で も 紹 介 し ま し た が 、 年 末 、 私 が楽 し み に し て い る 「 今 年 の 漢 字 」 が 、 12 月 1 2 日 ( 木 ) に 発 表 さ れ ま し た 。 「今 年 の 漢 字 」 は 、 「 輪 」 で し た 。 次 の よう に コ メ ン ト さ れ て い ま す 。 「 日 本 全 体の チ ー ム ワ ー ク = 『 輪 』 で 、 2 0 2 0 年オ リ ン ピ ッ ク ・ パ ラ リ ン ピ ッ ク の 東 京 「先輩方の伝統を残し、新しい力でよりよいものにしていきます」力強く宣 開催 、 富 士 山 の 世 界 遺 産 登 録 、 サ ッ カ ー 言した田代力都新生徒会長と新旧役員・生徒会担当の先生方。 ワー ル ド カ ッ プ の 出 場 が 決 定 。 東 北 地 方 の 一 致 団 結 した 大 き な 『 輪 』 で 、 東 北 楽 天 ゴ ー ル デ ン イ ー グ ル スが 日 本 シ リ ー ズ で 初 優 勝 。 台 風 や 竜 巻 、 集 中 豪 雨 によ る 洪 水 な ど 自 然 災 害 で 、 国 内 だ け で な く フ ィ リ ピン な ど 国 境 を 越 え 、 多 く の 支 援 の 『 輪 』 が 広 が っ た。 東 日 本 大 震 災 に よ る 東 北 復 興 の た め 、 継 続 し た 支援 の 『 輪 』 の 必 要 性 を 実 感 。 」 最 後 に コ メ ン ト さ れて い る 「 東 日 本 大 へ の 継 続 し た 支 援 の 『 輪 』 の 必 8月、「第3回人生一冊プロジェクト」の取組を 終え 、 私 た ち 生 徒 会 は 、 次 の よ う に 決 意 し た か ら で す。 「 東 日 本 大 震 災 。 あ の 日 を 境 に 、 私 た ち は 、 確 かに 変 わ っ た 。 誰 一 人 と し て 、 自 分 の こ と だ け を 考 えて 、 生 き て は い け な く な っ た 。 私 た ち は 決 意 を 新 小 中連 携 ! 先生 方 も負 け て はいません !高須中・高須 小 ・ 青 葉 小 の3 校合 同チ ー ム が 、 8 月 教 職員 ソ フ ト ボ ー ル 市内 大会 で見 事 優 勝! 要性 」 と は 、 ま さ に 本 校 生 徒 会 の 取 組 そ の も の で す。 たに す る 。 『 挫 け ず 、 逆 境 に 立 ち 向 か っ て い る 被 災 地の 人 々 の 今 を … 、 決 し て 忘 れ な い ! 」 私 も、 来 年 度 に 向 け 、 東 日 本 大 震 災 復 興 支 援 活動 の 在 り 方 を 、 生 徒 会 の 皆 さ ん と 考 え て いこ う と 思 い ま す 。 さて、冬の季節、このありがたい太陽の 日差 し の こ と を 「 愛 日 」 と 言 い ま す 。 こ の 愛日 に は も う 一 つ 、 日 時 を 惜 し む こ と か ら、 寸 暇 を 惜 し ん で 親 孝 行 に 励 む こ と の 意 味が あ り ま す 。 「 激 し さ は な い け れ ど 、 静 かに 優 し く 光 を そ そ ぐ 冬 の 太 陽 。 特 に 年 老 い た 親 を 思う 気 持 ち に 似 て い る 気 が し ま す 。 次 第 に 限 り が あ るこ と が 、 実 感 と な る 頃 … 。 一 緒 に 過 ご せ る 日 々 を 惜し ま ず に は い ら れ ま せ ん 。 あ た た か い 日 だ ま り の 中に は 、 懐 か し い 思 い 出 が い く つ も 揺 れ て い ま す 」 とも 書 か れ て い ま す 。 【上から順に】○9月22日、体育大会で挨拶をされ牧野敏之PT A会長○体育大会の準備・お世話をしてくださったPTA役員の皆 さん。体育大会当日、早朝からの警備や終了後のテントの片付けな ど、多くの保護者の方々にご協力いただきました。有り難うござい ました○8月18日、若松区中P連ボーリング大会では惜しくも連 覇を逃したものの、選抜戦で優勝を果たしたPTAの皆さん - 21 - また、「愛」にまつわる言葉に「愛語」という言 葉が あ ま す 。 自 分 以 外 の 人 を 認 め 、 受 け 入 れ る こ と の大 切 さ が 分 か っ て い て も 、 な か な か で き る こ と で はあ り ま せ ん 。 人 間 関 係 を 結 ぶ 中 で や さ し い 言 葉 を かけ れ ば よ い も の の 、 つ い 心 な い 言 葉 を 口 走 っ て し まう こ と が あ り ま す 。 愛 語 と は 、 「 お 互 い の 違 い を 認め 合 い 、 お 互 い を 受 け 入 れ る 努 力 を す る 。 そ う す ると 相 手 に 対 し て 愛 お し さ が 生 ま れ て き ま す 。 た だ ひた す ら 認 め 合 い 、 受 け 入 れ る こ と の 大 切 さ を 実 践 に移 す 行 い の ひ と つ 」 だ そ う で す 。 少 し 難 し く な り ます が 、 こ の 愛 語 と い う 言 葉 は 、 「 無 財 の 七 施 」 と いう 教 え か ら き て い ま す 。 自 分 に 何 も な く て も 、 い つで も 、 ど こ で も で き る 行 い が 七 つ あ り ま す 。 そ の うち の 一 つ で も 、 自 分 の で き る こ と を や ろ う と 心 が ける こ と が 禅 仏 教 の 根 本 精 神 だ そ う で す 。 ところで私たちは、この「無財の七施」の中で何 がで き て い る で し ょ う か 。 人 に 親 切 で し ょ う か 。 気 配り を し て い る で し ょ う か 。 思 い や り の 心 が あ る で しょ う か 。 譲 り 合 い の 心 は あ る で し ょ う か 。 ほ ほ え 【上から】○7月3日、家庭教育学級開級式後の第1回研修会。 本校スクールカウンセラー岩田美保先生による講演・演習「親 んで 人 に 接 し て い る で し ょ う か か 。 謙 虚 で し ょ う か。 い ば っ て い な い で し ょ う か 。 感 謝 の 気 持 ち が あ るで し ょ う か 。 考 え て み る と 、 だ ん だ ん 自 信 が な く としてどう接する」の様子○10月23日PTA研修旅行で海 響館や関門海峡トンネルなどを訪れた一コマ。 なっ て き ま す 。 朝、校門に立って挨拶をしている時、元気な「お はよ う ご ざ い ま す 」 と い う 挨 拶 が 響 い て き ま す 。 立 ち止 ま っ て 、 き ち ん と 礼 儀 正 し く 挨 拶 し て く れ る 人 もい ま す 。 い つ も 満 面 の 笑 顔 を 添 え て 挨 拶 を し て く れる 人 も い ま す 。 私 は 、 生 徒 の 皆 さ ん の 笑 顔 に 思 わ ず頬 が ゆ る ん で し ま い ま す 。 笑 顔 に は 、 人 の 心 を 引 きつ け 、 人 の 心 を 癒 す 不 思 議 な 力 が 宿 っ て い る よ う です 。 「 今 日 一 日 、 が ん ば ろ う 」 っ と 、 思 っ て し ま いま す 。 11月30日(土)に行った地域清掃や先日の大 掃除 な ど で も 、 一 言 も し ゃ べ ら ず 、 一 心 に 掃 除 を し てく れ る 生 徒 の 皆 さ ん に も 出 会 い ま し た 。 ま た 、 1 0月 に 行 わ れ た 「 北 九 州 市 対 人 ス キ ル ア ッ プ プ ロ グ ラム 研 究 指 定 校 ( 高 須 中 校 区 ) 研 究 発 表 会 」 で は 、 真剣 に 取 り 組 ん で い る 生 徒 の 皆 さ ん の 姿 を 見 て 、 教 育委 員 会 や 来 賓 の 方 々 か ら も 高 く 評 価 し て い た だ き 【上から】○12月2日、3年クラスマッチ当日、豚汁を調理 してくださった保護者の皆さん。この温かさが、進路に向かう まし た 。 3年生の背中をそっと押してくださいました○温かな豚汁で身 も心もポッカポッカになり、絶好調の3年4組の皆さん。「この 学級の仲間と一緒に、私たちは卒業します!」 す で に 多 くの 生 徒 の 皆 さ ん は 、 挨 拶 、 掃除 、 笑 顔 や 様 々 な 活 動 の中 で 、 語 り 尽 く せ な い ほ ど 多く の 「 無 財 の 七 施 」 を 実行 し く れ て い ま す 。 生 徒 会 の皆 さ ん が 行 っ た 「 第 3 回人 生 一 冊 プ ロ ジ ェ ク ト も そ の一 つ で す 。 12月1日、土曜授業として日頃お世話になっている地域の皆様へ 感謝の気持ちを込め、保護者の皆様と一緒に「地域清掃」に取り組 みました。「地域清掃活動」に参加していただいた保護者の皆さん - 22 - 私の 気 付 か な い 校 舎 内 外 で も 自 主 的 に 清 掃 活 動 や ボ ラン テ ィ ア 活動 を し て 、 保 護 者 や 地 域 の 方 々 に 感 謝 さ れ て い る こと も た く さん あ り ま す 。 「 今 、 自 分 が で き る こ と を 、 今 日 、 たっ た 今 や って み よ う 」 と 心 が け る 。 「 無 財 の 七 施 」 の ひ と つ を心 が け 、 学級 の 数 人 で 立 ち 上 が っ て み る 。 そ う す れ ば き っ と その 輪 が 広 がっ て い き 、 明 る く 生 き 生 き と し た 学 級 や 学 年 、 学 校、 地 域 を 創れ る は ず で す 。 「 愛 語 。 声 の か け 合 い は 心 の か け 合い 」 で あ ると も 言 わ れ て い ま す 。 今 、 私 た ち 自 身 が ま ず で き るこ と か ら。 本 校 は 、 「 ジ ャ ガ イ モ の 精 神 」 の も と 「 一 心 に 基 礎・ 基 本 と 感動 と 元 気 」 を 合 い 言 葉 に 取 り 組 み 、 3 年 が 経 過 し よう と し て いま す 。 学 習 活 動 で は 、 多 く の 基 礎 ・ 基 本 が あ り ま した 。 体育 大 会 の 各 競 技 や ダ ン ス や 組 体 操 、 文 化 祭 の ス テ ージ 部 門、 展 示 部 門 の 制 作 、 部 活 動 な ど 、 多 く の 活 動 を 通 して 、 生徒 の 皆 さ ん は 、 心 を 一 つ に お 互 い を 磨 き 合 い 、 成 長し 、 数々 の 素 晴 ら し い 「 感 動 」 を 生 み 出 し ま し た 。 そ し て特 に 本年 度 は 、 「 初 志 貫 徹 ~ 初 心 を 忘 れ ず 、 日 々 の 生 活 を過 ご しま し ょ う 。 先 輩 方 か ら 受 け 継 い だ 『 人 生 一 冊 プ ロ ジェ ク ト』 の 取 組 を 、 生 徒 会 の 皆 さ ん の 力 で 成 功 さ せ ま し ょ う! 」 と い う 精 神 を 、 私 た ち 自 身 が 、 生 徒 の 皆 さ ん から 学 んだ 年 で し た 。 ま た こ れ は 、 保 護 者 や 地 域 の 皆 様 方 が、 日 々、 本 校 の 教 育 活 動 へ の ご 理 解 と ご 支 援 い た だ い た お陰 で す。 そ し て 、 生 徒 の 皆 さ ん や 保 護 者 、 地 域 の 皆 様 方 の「 元 気」 が 、 こ の 高 須 中 か ら 発 信 さ れ て い っ た も の と 確 信し て おり ま す 。 心 か ら お 礼 申 し 上 げ ま す 。 ま た 、 一 昨 年 度 か ら 本 校 は 、 様 々 な メ ッ セ ー ジ を 発信 し て参 り ま し た 。 そ の 間 本 校 は 、 学 校 評 価 の 取 組 を 通 して 、 保護 者 や 地 域 の 皆 様 に 対 し て 、 自 己 評 価 項 目 の 視 点 に沿 っ 高須北2丁目公園前緑道(3年生)・高須東4丁目公園 て、 生 徒 を 保 護 者 や 地 域 の 皆 様 と 共 に 育 て て い こ う とい う (1年生)・高須市民センター前緑道(3年生)・高須公 園(1年生) ・高須中学校周辺側溝(2年生) ・高須市民 学校 の 姿 勢 を 示 そ う と 考 え て き ま し た 。 センター横歩道(2年生)等を清掃し沢山集まりました。 現 在 、 学 校 と 保 護 者 や 地 域 住 民 は 密 接 か つ 不 可 分 な関 係 保護者・生徒の皆さん、本当に有り難うございました。 にあ り 、 学 校 運 営 に あ た っ て は 共 通 理 解 と 連 帯 協 力 が極 め て 重 要 で す 。 し か し 、 学 校 評 価 の 主 体 は あ く まで も 学 校 で あ る 。 学 校 評 価 の 取 組 を 通 し て 、 学 校 の現 状 と 取 組 に 対 す る 理 解 を 得 る 。 そ し て 、 学 校 が まず 学 校 を 良 く し て い く た め の 前 向 き な 方 策 を 示 し、 共 に 考 え 実 践 し て い く こ と が 、 こ れ か ら の 新 し い時 代 に お け る 学 校 と 家 庭 ・ 地 域 の 在 り 方 と し て 一 層求 め ら れ て い ま す 。 学校評価の取組の基本が、信頼関係であることを 忘れ て は い け ま せ ん 。 そ の た め に は 何 よ り も き め 細 かな 情 報 発 信 が 大 切 で あ る と 考 え ま す 。 今 後 も 本 校 は、 学 校 評 価 の 取 組 を 通 し て 、 学 校 の よ さ や 特 色 を 明確 に し 、 学 校 が 積 極 的 に そ の よ さ や 特 色 を 保 護 者 や地 域 の 皆 様 に 発 信 し ま す 。 そ し て 、 本 校 は 、 学 校 と保 護 者 や 地 域 の 皆 様 と 一 体 と な っ て 、 そ の よ さ や 特色 を 学 校 の 伝 統 と し て 育 て て い く 所 存 で す 。 次年度に向け、本校は、さらなる「感動」を求め て、 新 た な 第 一 歩 を 踏 み 出 し ま す 。 11月1日、文化祭で披露したPTA合唱の感動。「七色の絆達(PTA協議会エー ルソング)」「翼をください」の熱唱。指揮牧野会長、伴奏小川副会長と松原先生 。 - 23 - 【左上から順に】10月31日の文化祭前日、今年も美術部の力作「ステンドグラス」が、体育館に浮かびました。顧問の中野恭 子先生○体育大会での華を添える放送部員の皆さんと顧問の宮崎工先生・貞池和恵先生○この夏、自慢のアナウンスにも磨きをかけ ました。7月23日北九州市中学校放送コンテストに出場した放送部の皆さん○8月3日、九州合唱コンクール福岡県予選で美し いハーモニーを披露した合唱部の皆さん。見事金賞に輝き、九州大会に出場を決めました○9月14日、九州合唱コンクール(鹿 児島)で銀賞に輝いた合唱部と顧問の岡山留美・山谷曜子先生○12月、介護施設のクリスマスコンサートでその歌声を披露。 【左上から順に】○9月29日、 「おや、誰かきましたね。今年もまた開演の灯をともしてくれるようです。」妖精が現れ、ピアノの 上のスタンドに灯りを灯す。いよいよ第14回吹奏楽部定期演奏会が開演しました。今年も顧問の林田利恵先生が「学園天国」を熱 唱!○「地球か…何もかも皆懐かしい」宇宙戦艦ヤマトの沖田十三艦長(顧問の河野道明先生)も登場。そしてフィナーレ。吹奏楽 部が奏でる音楽が、3年生部員の映像として心の残った○定期演奏会を終え、満面の笑顔に涙が光る3年生の部員の皆さん。 7月14・15日北九州市中学校陸上競技 大会、顧問の徳永陽平先生と男子短距離【左 上】女子短距離【中上】男子1年1500m・4 00×100mリレー・砲丸投、女子3年100m ・200m・400×100mリレー・砲丸投が県 大会に出場。6月の若松区中学校陸上競技 大会では、男子総合優勝・女子総合準優勝 に輝く【右上】10月5日若松区中学校駅 伝競走大会で悲願の優勝(大会新)を果た した陸上部長距離の皆さんと顧問の桑原良 和先生【左】1月25日北九州市中学校新 人駅伝競走大会で堂々の3位に輝いた陸上 部長距離。悲願の県大会出場を果たす【中】 - 24 - ○7月、若松区軟式野球大会で堂々の優勝を果たした野球部と顧問の安井秀樹・笹尾忍先生。市内大会では、1回戦、大接戦の末、 惜しくも涙をのみました。この悔しさをばねに、高校での飛躍を誓いました!○若松区サッカー大会。PK戦であと一歩およばず第 3位。3年生の思いを、1・2年生がしっかり引き継いだサッカー部員と顧問の上野貴雄先生○若松区ソフトテニス大会で感動の優 勝を果たし、恒例のポーズの男子ソフトテニス部員と顧問の秋吉大輔・谷井正隆先生。市内大会に出場し、ベスト8、惜しくも県大 会出場を逃しました ○若松区ソフトテニス大会で優勝し、笑顔の女子ソフトテニス部員と顧問の今徳美里・上野登美子先生。市内大会ベスト8に輝きま した○区内大会で見事優勝!一試合ごとにチーム力がアップしていった男子バレー部員と顧問の案浦幸平先生・恩河拓矢コーチ。惜 しくも市内大会で涙をのみました○最後まで絶対にあきらめなかった女子バレー部員と顧問の村上智美先生。 ○7月、区内バスケット大会で男女とも準優勝!市内大会1回戦を見事に突破した男子バスケット部と顧問の芳賀博志先生○あ と一勝で県大会!最後の試合にかける女子バスケット部員と顧問の宮脇小雪先生。あの流した熱い涙を決して忘れない○若松区柔 道大会団体3位。個人戦3年男子3位で市内大会出場。個人戦2年女子市内第3位で県大会出場を果たしました。 ○若松区剣道大会で善戦した男子剣道部員と顧問の小田修平先生○区内準優勝!市内大会では、予選リーグを突破し、決勝トーナ メントに進んだ女子剣道部員。男女とも今後の活躍も期待しています!○市内水泳大会に出場した生徒の皆さん。総合入賞するな ど大活躍!県大会への出場権を獲得しました。 - 25 - ○9月22日体育大会の開会式直前、本部席前で全学年の体育委員が円陣を組み、「高須伝説」の1ページを開いた!○生徒会三役を 先頭に堂々の入場行進。今、伝説が生まれる○3年男子組体操。5段ピラミッドに歯をくいしばって耐える3年男子。そして最終演 技ブリッジが見事完成!○3年女子が創作したダンスが、秋晴れの空にはじける!最後のリハーサルから、私たちの心は一つになっ た○3年女子・男子のムカデ競走。快晴の中、熱戦が続いた!この一つ一つの演技や競技が、私たちの心の中に伝説として残った。 5月27日から2泊3日の修学旅行。 「混沌」とした梅雨の雲 間から、3年生に降り注ぐ一筋の光が見えた【左上から順に】 ○3年1組法隆寺にて○3年2組金閣寺にて ○11月1日、「人生一冊プロジェクト」「体育大会」に続く三部作のラストを飾る「文化祭」オープニングは、執行部劇「人形 館」。文化祭テーマ「響~われらのハーモニーを秋の空に」をもとに、「歌声や展示物を心に響かせ、皆の心と心をつなごう」と 呼びかけた○本校の伝統「3年合唱コンクール」のハーモニーが、今、「新たな伝説」となった○保健委員会が「カゼ・インフル エンザ調べ」を発表。クイズ形式の内容もあり、とても盛り上がりました。発表した委員の皆さんと養護教諭笹尾忍先生。 ○3年3組法隆寺にて○3年4組・5組金閣寺にて○奈良の大仏を見上げ圧倒させられる3年生の皆さんと福井純子先生。 - 26 - 人生の中で、中学校3年間ほど精神的にも身体的にも成長する時期はない。2年生の皆さんは、「働く」という体験を通して、ま だあどけなさが残る少年の顔から、青年の顔へと成長を遂げた。私は、この一瞬に出会えることができた。私は、「農村宿泊体験 学習」の体験が、かけがえのない自分の道を見つけるきっかけになり、3年生の進路の年につながっていけばと願っている。 5月22日(水)から2泊3日、 「もじ少年の家」での「ふれあい合宿」の様子。1年生の皆さんは、ジャガイモの精神のもと、「本 気の本気」で取り組み、 「感動の卵」が生まれました。 11月15日「世界中のだれよりもあなたがいい!」ヒロコムトー氏「心の宅急便」講演会の様子○11月18日市制50周年記念 植樹・北九州のシンボルツリー「いちいがし(一位樫)」をグラウンドテニスコート横に植樹しました○7月8日青葉小学校で「人 生一冊プロジェクト」をプレゼンを使って呼びかける生徒会執行部の皆さん。新生徒会と共に、本校は新たな第一歩を踏み出します。 - 27 -