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欧州におけるエネルギー政策と 環境共生によるまちづくりを学ぶ
研 修 協 働 分 野 一般財団法人 地域ブランド 企業誘致 少子高齢 農 海 業 電源地域振興センター http://www2.dengen.or.jp 外 *本研修はホームページ内でも ご案内しています。 欧州におけるエネルギー政策と 環境共生によるまちづくりを学ぶ [研修№6]海外研修 <研修のポイント> 本研修では、ドイツのエネルギー事情を通し、エネルギー政策や環境共生によるまちづくり先進地等を 視察し、その取り組みを学びます。 期 間:平成 26 年 10 月 4 日(土)~11 日(土) 8 日間 訪 問 国:ドイツ 参 加 対 象:電源地域の市町村・都道府県等の行政職員、各種団体、事業者、 NPO、個人、電力会社等で電源地域の振興に関わっている方 定 員:10 名 参 加 費:850,000 円(エコノミークラス席、およびホテルを 2 名 1 室利用の場合) ※ビジネスクラス席、およびホテルを 1 名 1 室利用の場合は、1,330,000 円 (昨年度研修風景 ) ○参加費には、日程表記載の航空運賃、宿泊代、朝食代、団体行動中の交通費および視察諸経費を含みま す。なお、出発地~福岡空港間の旅費および前泊代、渡航期間中の昼食代、夕食代は含んでおりません。 ○参加される方を対象として事前研修を実施する予定です(詳細は裏面をご覧ください)。 ○参加者が定員に満たない場合や、国際情勢等により実施への影響が懸念される場合は、研修を中止また は変更することがあります。 ○福岡出発 後に、国際情勢等当財団の責めとならない理 由により研修が中止・変更となった場合、参加費 の返金はいたしかねますのでご了承ください 。 ○視察先の都合等により、カリキュラムの調整および内容を変更する場合があります。 研修日程 月日(曜) 1 2 10月 4日 (土) 10月 5日 (日) 都市名 研 福 岡 空 港 アムステルダム ベ ル リ ン 修 内 容 宿 泊 地 【ご集合】福岡空港 午前8時30分頃予定 福岡発(10:25 ※予定) ─✈ ─✈ (アムステルダム 乗継 ) ベルリン着(18:05 ※予定) 機内食 (2回) ─✈ <所要:13 時間 00 分/時差-7 時間> ベ ル リ ン グライフスヴァルト 【一般視察】「ベルリン市内」 視察 視察後、 グライフスヴァルトへ(約 240km) 【一般視察】「グライフスヴァルト市内」視察 グライフスヴァ ルト ホテル 視察先へ 研修 1 「グライフスヴァルト原子力発電所」 視察 研修 2 「ノルト中間貯蔵施設」視察 研修 3 「ルブミン町およびノルトエネルギー社 (調整中)」 訪問(意見交換) 視察先 ホテル戻 食事 夕:× ベ ル リ ン 朝:○ 昼:× 夕:× グライフスヴァルト 3 4 5 6 7 8 10月 6日 (月) 10月 7日 (火) グライフスヴァ ルト ハ ン ブ ル ク 10月 8日 ハ ン ブ ル ク (水) ブラウンシュヴァイク 10 月9日 (木) 10 月10日 (金) 10 月11日 (土) ブラウンシュヴァイク グライフスヴァルト 視察先へ 研修 4 「再生可能エネルギー(風力発電 )」 視察 視察後、 ハンブルクへ(約 260km) 福 ─✈福岡空港着(8:20※予定)入国・通関後、解散 岡 空 港 ハンブルク ホテル 視察先へ 研修 6 「コンラッド中低レベル放射性廃棄物処分場 」 視察 研修 7 「ドイツ廃棄物処分施設建設・運転会社( DBE)」等 訪問(意見交換) 視察先 ホテル戻 ブラウンシュヴァイク グライフスヴァルト 朝:○ 昼:× 夕:× ハンブルク 視察先へ 研修 5 「ハーフェンシティ・ハンブルク有限会社」 視察 視察後、 ブラウンシュヴァイクへ(約 210km) ハ ノ ー バ ー アムステルダム 朝:○ 昼:× 夕:× ブラウンシュヴァイク 朝:○ 昼:× 夕:× 朝:○ 昼:× 夕:× ブラウンシュヴァイク 朝:○ ハノーバーへ ハノーバー発(11:00※予定) ─✈ (アムステルダム乗継) ─✈ 機中 機内食 (2回) <所要:11 時間 40 分> 記載例 : ─✈飛行機 貸切バス この日程表は最も新しい資料に基づいて作成しており ますが、交通機関等の都合により、発着時間の変更が生じることがあります。 (研修先の概要、およびお申し込み方法等については裏面をご覧ください。) 研 修 先 の 概 要 研修 1 「グライフスヴァルト原子力発電所」→廃止措置状況及び跡地への企業進出状況等視察 ベルリンの北約 160km、ポーランド国境に近く、バルト海に面した メクレンブルク・フォアポンメルン州のグライフスヴァ ルト市にある。ソ連型軽水炉 8 基が建設・運転さ れる予定であった が、1990 年 10 月の東西ドイツ統一直後に行われた安全解析の結果、安全基準を満たしていないとの理由で、運転中の 1~4 号機および試験運転 段階であった 5 号機が停止、6~8 号機の建設中止 が決定した。廃止措置として、即時解体(失業対策のための雇用確保)により、新たな発電プラントや工業団地用 地として再活用することが決定され、現在、国内外からの企業誘致が進んでいる。 研修 2 「ノルト中間貯蔵施設」→中間貯蔵(使用済燃料)施設視察 1998 年に操業、グライフスヴァ ルト原子力発電所の近傍に設置され、同発電所および他の発電所の使用済燃料や廃止措置に伴い発生する廃棄物の貯蔵等を行っ ている。 研修 3 「ルブミン町およびノルト・エネルギー社(調整中)」→自治体幹部および事業主体との交流・意見交換 ルブミンは人口約 2,000 人の自治体で、東ドイツ時代はグライフスヴァ ルト原子力発電所建設のた め 1 万人近くの労働者が移り住み原発城下町として賑わった。現 在、原発跡地へのエネルギー関連企業等の誘致に力を入れており、風力発電に使うタワーを作る企業等、製造業を中心に 30 社が進出、およそ 1,000 人が働く工業 団地となっている。また、観光にも力を入れており、 4 ㎞以上にわたって続くドイツ屈指の砂浜を観光資源とし、夏を中心に年間 5 万人の観光客が訪れている。 ノルト・エネルギー社(EWN 社)は従業員約 1,300 名の政府直轄会社であり、主に原子力発電所の廃止措置を行う他、長期にわたりこれら高度な施設を持続するた めの廃止措置、廃棄物管理において国際的な技術支援を行っている。 研修 4 「再生可能エネルギー(風力発電)」→陸上風力発電所視察 2013 年のドイツの総発電量の約 25%が再生可能エネルギーであり、そのうち約 1/3 が風力発電である。中でも、陸上風力発電はコストが他の再生可能エネルギー と比べかなり安価であるが、景観に与える影響や騒音公害の問題等も懸念されている。 研修 5 「ハーフェンシティ・ハンブルク有限会社」→持続可能なまちづくり及び港湾地区開発視察及びヒアリング 市が 100%出資しており、ハンブルクのウォーターフロントで 2001 年より始まった都市再開発プロジェクトにおいて、「環境に配慮した持続可能なまちづくり」、「再生可 能エネルギーの導入」、「洪水対策及び港湾施設の開発」をテーマとし、 2020 年完成を目指している。具体例として、洪水防止に伴う地盤嵩上げ( 8~9m)、自転車専 用道路およびレンタサイクル整備等による自家用車交通割合低減、燃料電池、地熱エネルギー、太陽熱エネルギー利用による CO2 排出量減少等が挙げられる。 研修 6 「コンラッド中低レベル放射性廃棄物処分場」→処分場視察 ニーダ ーザクセン州の南東部に位置する旧鉄鉱山であった が、 1976 年に放射線・環境協会(GSF)によって最終処分場としての適合性の調査が開始された。 1982 年に当時の処分事業の実施主体であった 連邦物理・技術研究所(PTB)により、非発熱性放射性廃棄物の最終処分場とするた めの計画確定申請が行われ、 2002 年の計画確定決議により、コンラッド旧鉄鉱山を処分場とする許可が発給された。 2007 年から旧鉄鉱山の坑道を処分場に改造する建設作業が開始され、操業開始 は 2021 年頃を予定している。 研修 7 「ドイツ廃棄物処分施設建設・運転会社(DBE)」→活動状況等についてヒアリング及び意見交換 1979 年に連邦政府の所有する有限会社として設立され(現在は、民間資本の会社(原子力エネルギー社( GNS)及びノルト・エネルギー社(EWN 社)が所有)、BfS と の契約に基づ いて放射性廃棄物処分の具体的な作業等を行う。調査活動、処分場の計画策定、発熱性放射性廃棄物の地層処分場の建設・操業・閉鎖、非発熱性 放射性廃棄物の地層処分場の建設・操業・閉鎖等の役割を担う。 事前研修 <参加者全員受講> 研修先のポイントを学ぶために、事前研修を行います。 1.日時 2.場所 3.内容 平成 26 年 8 月 28 日(木)13:30~17:00(予定) (一財)電源地域振興センター 会議室(予定) ①ドイツのエネルギー事情および海外研修先のポイント ②海外情報・渡航説明 ※講師の都合等により、内容を変更することがあります。 グライフスバルト原子力発電所 (提供:ドイツ大使館) 事 前 研 修 会 場 お問い合わせ・お申し込み先 ■交通手段 ・東京メトロ日比谷線 (地下鉄) 「人形町」駅(A4、A5出口) 「小伝馬町」駅(1番、2番出口) ・都営浅草線(地下鉄) 「人形町駅」(A4、A5出口) 各出口より徒歩約4分 ※セブンイレブン(1F)が目印です。 会場は、その建物の7Fになります。 一般財団法人 電源地域振興センター 地域振興部 振興業務課 〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町 2 丁目 3 番 3 号 堀留中央ビル 7 階 (03)6372-7305 F A X: (03)6372-7301 e-mail: [email protected] T E L: U R L: http://www2.dengen.or.jp お申し込み・お支払い方法 ①お 申 込 方 法:当財団ホームページより「海外研修参加申込書」をダウンロードし、必要事項をご記入のうえ、上記までメールまたはFAX でご送付ください。 ②参 加 費 の お 支 払 :申込締切日後、当財団から「参加決定通知 兼 請求書」を申込書記載の 連絡責任者様 宛に送付いたします ので、請求書到着次 第、指定期日までに参加費をお振り込み下さい。 申込締切日:平成 26 年 8 月 1 日(金)