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幸手市国民健康保険税の賦課方式 の見直し等について(案)
幸手市国民健康保険税の賦課方式 の見直し等について(案) 幸手市 1 【趣旨】 平成28年度分からの国民健康保険税の基礎課税分の賦課方式を現 行の4方式から2方式に見直すとともに、全体的な税率の改正を行い、 これまで据え置いてきた課税限度額について、国の法定限度額との乖離 が生じたため課税限度額の改正を検討しています。 そこで、見直し案について、より多くの皆様からご意見をいただくた めに、パブリックコメントの募集を行います。 【見直しの概要】 国民健康保険税の基礎課税分の賦課方式を4方式から2方式に見直 すとともに、これに伴う税率及び課税限度額の改正を行うものです。 4方式(所得割額+資産割額+被保険者均等割額+世帯別平等割額) ↓ 2方式(所得割額 + 被保険者均等割額 ) 【見直しの理由】 (1) 埼玉県市町村国保広域化等方針における県内の標準賦課方式と して2方式を目標としていること。 平成27年度の2方式採用状況 15団体/63団体(24%) 平成28年度の見込み(検討中を含む)28団体/63団体(44%) (2) 「資産割額」及び「世帯別平等割額」の課税について、納税者 の理解や納得が得られにくい傾向にあること。 資産割額・・・・・固定資産税のニ重課税という誤解と市内に有する資 産のみ算定という不公平感が払拭されない。 世帯別平等割額・・単身世帯が多い状況(約 50%)のため、被保険者均等 割額との差異が少なくなっている。 2 【国民健康保険税の賦課方式及び税率の改正案】 1 賦課方式、税率及び課税限度額について 基礎課税分 現行(H27) 改正案(H28) 4方式 2方式 所得割 8.1% 7.5% −0.6% 資産割 30% ― −30% 被保険者均等割 17,000円 21,000円 4,000円 世帯別平等割 15,000円 ― −15,000円 50万円 (52万円) 52万円 (54万円) 2万円 (2万円) 現行(H27) 改正案(H28) 比較増減 1.8% 2.0% 0.2% 被保険者均等割 9,900円 10,000円 100円 課税限度額 (法定限度額) 12万円 (17万円) 17万円 (19万円) 5万円 (2万円) 現行(H27) 改正案(H28) 比較増減 1.0% 1.0% 0.0% 被保険者均等割 8,400円 9,000円 600円 課税限度額 (法定限度額) 10万円 (16万円) 16万円 (16万円) 6万円 (0円) 現行(H27) 改正案(H28) 比較増減 所得割 10.9% 10.5% ―0.4% 資産割 30% なし −30% 被保険者均等割 35,300円 40,000円 4,700円 世帯別平等割 15,000円 なし −15,000円 72万円 85万円 13万円 (85万円) (89万円) (4万円) 課税限度額 (法定限度額) 後期支援金分 所得割 介護納付金分 所得割 全 体 課税限度額 (法定限度額) 3 比較増減 2 激変緩和措置について 賦課期日現在において4人以上の被保険者が属する世帯が平成2 7年度に引き続き7割軽減に該当する場合は、平成28年度にあって は3人を超えた被保険者の人数に1,200円を乗じて得た額を、平 成29年度にあっては3人を超えた被保険者の人数に900円を乗 じて獲た額を減額するものです。 措置年度 4人目以後の軽減額 平成28年度 1,200円 平成29年度 900円 【参考】 賦課方式等の説明 国民健康保険税の賦課方式について (1) 賦課方式の種類について 国民健康保険税の賦課方式は、地方税法第 703 条の4に規定され、 次のいずれかの方式によるものとされています。 <4方式> <3方式> <2方式> 所得割額 所得割額 所得割額 資産割額 資産割額 被保険者均等割額 被保険者均等割額 被保険者均等割額 世帯別平等割額 所得割額・・・・・・・加入者の世帯の前年の総所得金額に応じて課税 資産割額・・・・・・・加入者の所有する固定資産税額に応じて課税 被保険者均等割額・・・加入者の人数に応じて課税 世帯別平等割・・・・・世帯ごとに課税 4