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日本ベリサイン完全子会社化に関するFAQ
日本ベリサインはシマンテックの一員です 本日の発表内容はどのようなものですか。 A. 2012 年 11 月 1 日付で、日本ベリサイン株式会社(以下 日本ベリサイン)は米国シマン テック・コーポレーション(以下 シマンテック)のアイデンティティおよび認証事業グループの一員 となりました。本年 5 月 28 日から始まりました、シマンテックによる日本ベリサインの普通株式お よび新株予約権に対する公開買付けと、その後の発行済株式の全てを保有するための一連の 手続きを経て、11 月 1 日をもって、日本ベリサインはシマンテックの完全子会社となりました。 両社は何を目指すのですか。 A. シマンテックと日本ベリサインには、「両社間のより緊密な協力関係を築く」という、お互い単 独では成し得なかった共通の目標があります。日本ベリサインは、シマンテックのブランドや営業 力、マーケティングリソースが利用できるほか、製品導入期間の短縮、また、競争の激しい環境に おける変化にさらに迅速に対応できるようになります。シマンテックは今般の日本ベリサインの完 全子会社化を経て、これまで成功を収めてきたグローバル成長戦略を日本にも拡張していきま す。具体的には下記が含まれます。 o SSL サーバ証明書事業を完全な Web サイトセキュリティソリューションへと拡張する。そのた めに Web サイトマルウェアスキャン、シールインサーチ、Web サイト脆弱性診断などの製品 強化を加速する。 o 営業リソースをさらに活用して SSL サーバ証明書の更新を増やすとともに、ユーザ認証事 業を成長させ、さらに新事業に集中する。 o ブランドサポート、ダイレクトマーケティング、リード獲得などマーケティング活動を強化する。 日本ベリサインの事業はシマンテックのグローバルビジネスを補完します。このため両社の組み 合わせは、投資の追加、ならびに世界の他地域で実績が証明されているシマンテックのビジネス プラクティスのより一層の活用が見込まれ、お客様、パートナー企業の皆様、ならびに社員に向 けてのプラスの効果があります。 日本ベリサインの顧客にはどういう影響がありますか。 A. 日本ベリサインはシマンテックの一員となりましたが、お客様にとってすぐに何かが変わるわ けではありません。私たちは今後も、お客様がこれまで日本ベリサイン製品に投じてくださった投 資の価値を守るとともに、シマンテックという一つのベンダーから広範なセキュリティ製品を利用し ていただけるようにしていきます。 日本ベリサインはシマンテックの一員です 契約、購入、サポートに関して、いずれも当面変更はありません。日本ベリサインのお客様はこれ まで通りのサービスとサポートを引き続き受けていただくことができます。私たちはお客様に混乱 がないよう最大限の注意を払っています。変更が生じる場合は必ず事前にお知らせします。 シマンテックは日本市場を重視しています。日本ベリサインと一緒になることで、シマンテックは、 日本のお客様が、アイデンティティと認証に関するセキュリティすべてを、一つのベンダーから包 括的なフレームワークにまとめることができるよう支援していきます。これによってお客様は、クラウ ド、ソーシャル・ネットワーク、モバイル、個人所有端末といった、様々な新しいコンピューティング モデルを、自信を持ってかつ安全に採用でき、その結果、社内外に業務効率の向上と選択の自 由をもたらすことができます。 シマンテックおよび日本ベリサインの製品ポートフォリオには、優れたテクノロジーが幅広く揃って います。これによって、認証ベースの情報セキュリティをいっそう汎用化するとともに、包括的なセ キュリティソリューションに組み込んでいくことができます。 日本ベリサインが現在提供している製品には何がありますか。 A. 日本ベリサインの提供する製品には SSL サーバ証明書、ベリサイントラストシール、 Symantec Managed PKI Service、Symantec Validation & ID Protection (VIP)、ドメイン名・デジ タルブランド管理があります。 o SSL サーバ証明書サービス: ベリサインとジオトラストの両ブランドで販売。 o トラストシール: 「ベリサイントラストシール」は 2012 年 4 月から「ノートンセキュアドシール」と ブランド名が変わり、Web サイトの運用者の実在性をベリサインが認証していること、マル ウェアスキャンで異常がなかったことを証明します。 o Symantec Managed PKI Service: クラウドから発行する各種デバイス向け電子証明書によっ て重要なビジネス情報・業務のセキュリティを確保します。公開鍵インフラストラクチャ(PKI) テクノロジーによって企業内ネットワーク、エクストラネット、インターネット上のあらゆるアプリ ケーション、人、プロセス、組織を認証します。 o Symantec Validation & ID Protection: 消費者や企業を認証するためのオープンスタンダー ドのホステッド型プラットフォーム。クラウドベースの VIP サービスにより、オンラインビジネス を行う企業はワンタイムパスワードとリスクベース認証によってお客様、社員、パートナーのア イデンティティを確認できます。 o ドメイン名・デジタルブランド管理: ドメイン名登録や、ドメインネームをはじめとするデジタル ブランドの管理と保護を支援します。 日本ベリサインはシマンテックの一員です 日本ベリサインの製品とソリューションは現在と同じ方法で入手できますか。 A. はい。日本ベリサインの製品とサービスは今後も、現在と同じ方法で入手できます。変更が 生じる場合は必ず事前にお知らせします。 Q. チャネル・パートナーにはどのような影響がありますか。 A. パートナー企業には特に影響がないと考えています。長期的には、日本ベリサインの製品 をシマンテックの広範なチャネル戦略にどう組み入れていくかを検討していきます。 当面、日本ベリサインの製品は既存のチャネルを通じて販売され、パートナー企業の皆様はこれ まで通り業務を行っていただけます。日本ベリサインのパートナー・プログラムについて変更が生 じる場合は、必ず事前にお知らせいたします。 Symantec 社の名称・ロゴ、チェックマークのロゴは、米国 Symantec Corporation の米国内及びその他の国における 登録商標または商標です。その他製品名などはそれぞれ各社の登録商標または商標です。 将来に関する記述:本文書には、株式公開買い付けの完了予定についての予測、株式公開買い付けの意図する目的な ど、米国連邦証券法の趣旨の範囲内において、将来に関するものと見なしうる記述が含まれています。このような記述は、 既知・未知いずれのリスク・不確実性等各種要因に左右されうるため、実際の結果は本文書が明示または黙示する内容 とは大きく異なってしまう可能性があります。これらのリスク要因には、次の事項に関連したものが含まれます。本取引完 了条件の充足、買収した事業・テクノロジーの統合の成否、テクノロジーや統合製品に対する需要、等です。実際の結果 は、本文書に記載された将来に関する記述とは大きく異なったものになる可能性があります。上記その他のリスク要因に ついては、当社が最近提出した Form 10-K の「Risk Factors」の項にさらに詳しく述べてあります。シマンテックは、本文 章に記載の将来に関する記述について、更新訂正の義務を負いません。シマンテック Web サイトの内容は、参照によっ て本文書に含まれると見なされません。製品予定についての将来的な言及は予備的なもので、リリース予定時期は暫定 的なものであり、変更される可能性があります。製品のリリース時期、また製品の性能・機能に対する修正予定はシマン テックの継続的な検討対象で、実際に実施・実装されるかどうか確定したものではなく、シマンテックによる確約と考える べきものではなく、かつ、購入決定の根拠とすべきでものではありません。