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木造住宅耐震改修計画作成助成事業リーフレット(PDF形式
平成28年4月11日(月)申込受付開始 平成28年度 構 京都市木造住宅耐震改修計画作成助成事業の御案内 ◆対 象◆ 昭和56年5月31日以前に着工された木造住宅,京町家等 構 地震から市民の皆様の命と財産,そして京都のまちを守るためには,木造住宅の耐震化が急務です。 京都市では,木造住宅の耐震化を加速的に進めるため,耐震化を支援する様々な事業を行っています。 このリーフレットでは,一定の要件を満たす木造住宅の耐震改修の計画作成,設計,工事費見積り等に対 して,その費用の一部を補助する事業について御案内します。 申込方法について 窓口の混雑が予想されるため,申込手続は予約制とします。 申込みは,平成28年4月11日(月)から平成29年1月31日(火)まで 「京安心すまいセンター」(下部参照)にて,申請書類が準備できている方に限り,先着順に受け付け ます。また,年度途中で予算額に達した場合は,期間内でも受付を終了します。必要書類や手続の流れ 等の詳細は2ページを御覧ください。 耐震診断(第 1 ステップ) 耐震改修計画の作成は,次のような流れ で行います。 耐震診断ですまいの弱点を知りましょう 1 耐震改修計画を立てる 耐震診断の結果に基づき,目的に応じた改 修を検討します。改修方法も様々な手法があ 耐震改修計画作成(第2ステップ) 専門家と相談しながら耐震補強を検討しましょう ります。状況に合わせて決めましょう。 2 耐震改修の設計を行う 耐震改修計画に基づき,設計を行います。 耐震改修工事(第3ステップ) 3 耐震改修工事費見積りを出す 計画に基づいて工事を実施しましょう 耐震改修工事にかかる費用を算出します。 耐震化完了 すまいの耐震化に関する相談は, 京安心すまいセンター 検索 御池通 みやこ 京安心すまいセンター 烏 丸 通 耐震・エコ助成ホットライン 〒604-8186 みやこ 京 安心すまいセンター 京都市中京区烏丸御池南東角アーバネックス御池ビル西館4階 開館時間 午前9時30分~午後5時 休 館 日 水曜日,祝日,年末年始 FAX (075)744-1637 京都市 平成28年(2016年)4月発行 木造住宅耐震改修計画作成助成事業 昭和56年5月31日以前に着工された木造住宅を,地震に対して安全な構造となるように,耐震改修の計画作 成,設計,工事費見積り等を行う場合に要する費用の一部を補助します。 ● 1 補助対象となる要件 補助対象となる木造住宅(次の全てに当てはまるものとします。) □ 昭和56年5月 31 日以前に着工された木造住宅 □ 一戸建ての住宅,長屋又は共同住宅で,居住部分の床面積が延べ面積の2分の1以上のもの 2 申請できる方 補助対象となる木造住宅の所有者(予定を含む。)又は居住者(予定を含む。) 3 補助対象となる耐震改修計画の要件(次の全てに当てはまるものとします。) □ 上部構造評点が 1.0 相当以上となる耐震改修工事の計画であること ※ 現状の耐震診断が 0.7 相当未満である場合は,0.7 相当以上 1.0 相当未満の計画とす ることができますが,その場合は,1.0 相当以上も併せて計画してください。 4 耐震診断の手法と耐震改修計画作成者の要件 耐震診断の手法 耐震改修計画作成者の要件 ア 一般財団法人日本建築防災協会発行の「木造住宅 建築士事務所に属する建築士であって,建築 の耐震診断と補強方法」に基づく一般診断法又は精 物の耐震改修の促進に関する法律に基づく 密診断法(時刻歴応答計算による方法を除く。) 木造耐震診断資格者講習(※1)を修了した イ その他,建築物の耐震改修の促進に関する法律に 者 基づく指針による耐震診断 ウ 京都市都市計画局発行の「京町家の限界耐力計算 建築士事務所に属する建築士であって,京都 による耐震設計および耐震診断・耐震改修指針」に 市京町家派遣耐震診断士(構造診断士に限 基づく限界耐力計算による耐震診断 る。)である者 ※1 一般財団法人日本建築防災協会発行「2012年改訂版木造住宅の耐震診断と補強方法」に基 づくものに限る。 ● 補助金額 地震に対して安全な構造となる耐震改修の計画作成,設計,工事費見積り等に要する費用(※) の90%(上限15万円)を補助します。 ※ 現状の耐震診断を実施していない場合は,耐震診断費用を含めることができます。 (参考) 上部構造評点とは? 耐震診断の結果は,上部構造評点という数値で表されます。大地震に対する建物 の強さを示す数値で,階ごと,方向(長手・短手)ごとに表します。建物全体が上 部構造評点 1.0 以上で現行の耐震基準を満たします。 ×倒壊する可能性が高い △倒壊する可能性がある ○一応倒壊しない ◎倒壊しない 上部構造評点 上部構造評点 上部構造評点 上部構造評点 0.7未満 0.7以上 1.0以上 1.5以上 1.0未満 1.5未満 -1- ● 手続の流れ 建築士 京安心すまいセンター 申込者 要件の審査 ①事前協議 ※ 耐震改修計画作成の契約前 に,必ず事前協議の手続を行 ※ ってください。事前協議の完 契約の相手方は,建築士個人ではなく, 了前に契約し,事業に着手し 建築士事務所の代表者としてください。 た場合は,補助金を交付でき 契約 計画作成依頼 事前協議済 ません。 改修計画作成 業務実施 報告,請求 ※ 支払 以内に事業を完了のうえ,交 付申請の手続を行ってくださ ②交付申請 内容の確認 い。 ※ 交付の決定 交付申請の受付締切は, 平成29年3月16日(木) です。 ③請求 ① 事前協議済通知から6箇月 補助金の 支払い 事前協議(計画作成前の手続)に必要な書類 ◆ 事前協議書(★) ◆ 建築年を証する書面(申請建築物の登記事項証明書,確認済証,検査済証等) ◆ 建物の所有者又は居住者であることを証する書類(申請建築物の登記事項証明書又は住民票) ◆ 付近見取図 (事前協議申請時において3箇月以内に証明されたものに限る。) ◆ 補助事業に要する費用の内訳を示す書類 ◆ 耐震改修計画作成者が所定の講習を修了したことを証する書面 (1ページの4ア又はイの耐震診断手法による場合のみ) ② ※ 交付申請(計画作成後の手続)に必要な書類 ◆ 補助金交付申請書(★) ◆ 事業計画書(★) ◆ 現状の耐震診断書 ◆ 耐震改修設計後の耐震診断書 ◆ 配置図 ◆ 現状の平面図 ◆ 耐震改修の工事費見積書 ◆ 補助事業に係る契約書の写し ◆ 補助事業に要した費用の領収書の写し ◆ 耐震改修の計画平面図 ◆ 補助金請求書(★) ★印は所定の様式があり, 「京安心すまいセンター」, 「京都市建築安全推進課(京都市役所北庁舎2階) 」 で配布しています。また,★印は,それぞれのホームページからもダウンロードができます。 京安心すまいセンター 検索 -2- 京都市情報館 すまいの耐震 検索 ● その他御利用いただける制度 ①耐震診断士の派遣制度(問合せ:京安心すまいセンター(744-1631)) 耐震改修計画を作成するに当たり,現状の耐震診断を実施していない場合は,本市の耐震診 断士派遣事業を利用して耐震診断を行うことができます。 昨年度に引き続き,平成28年度も,耐震診断士派遣事業の利用者負担を無料化します! ②耐震改修工事費用の補助制度(問合せ:京安心すまいセンター(744-1631)) 耐震改修計画の作成後,耐震改修工事を行うに当たっては,補助制度や融資制度を御利用く ださい。 <耐震改修助成事業> 耐震改修計画に基づく耐震改修工事に対して,費用の一部を補助します。 補助率 工事費用の1/2 補助限度額 木造住宅 60万円 京町家 90万円 景観重要建造物等 130万円 ※ 密集市街地や細街路において,併せて一定の防火対策を行う場合,最大30万円上乗せ 補助します。さらに,平成28年度からは,密集市街地における防災まちづくり重点路線 沿道については,補助額の上乗せを最大60万円に拡充します。 <まちの匠の知恵を活かした京都型耐震リフォーム支援事業> 確実に耐震性が向上する工事をあらかじめメニュー化しました。より分かりやすく,手続が 簡単で,市民の皆様の費用負担が少ない耐震改修補助制度です。 水廻りのリフォーム工事や屋根の葺き替え工事等の際に,是非御利用ください。 補助率 工事費用の90% 補助限度額 60万円 ※ 平成28年度から,密集市街地において,併せて一定の防火対策を行う場合,補助額の 1/2 相当(最大15万円)を上乗せ補助します。 ③耐震改修工事費用の融資制度(問合せ:京都市住宅政策課(222-3666)) 耐震改修に必要な資金の一部について,低利率で御利用いただける融資制度があります。 <京都市あんぜん住宅改善資金融資制度> 耐震改修融資 融資限度額 300万円(用地取得型の場合は,350万円) 融資利率 年0.20%(平成28年4月現在) 発行: 京都市 都市計画局 建築指導部 建築安全推進課 〒604-8571 京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町 488 番地 電話(075)222-3613 FAX(075)212-3657 この印刷物が不要になれば 「雑がみ」として古紙回収等 へ! -3- 京都市印刷物 第284081号