...

橡 大興電子通信株式会社 - Morningstar

by user

on
Category: Documents
6

views

Report

Comments

Transcript

橡 大興電子通信株式会社 - Morningstar
00-0353701301206.doc
大興電子通信㈱様 事報
第
47期
事業報告書
自 平成11年4月1日
至 平成12年3月31日
00/08/08 14:29印刷 1/24
目 次
頁
株主の皆様へ ……………
1
会 社 の 概 況 ……………
7
貸 借 対 照 表 ……………
10
損 益 計 算 書 ……………
12
利 益 処 分 ……………
17
役 員 ……………
18
事 業 所 ……………
19
00-0353701301206.doc
大興電子通信㈱様 事報
00/08/08 14:29印刷 3/24
株主の皆様へ
株主の皆様には、ますますご清栄のこととお慶び申しあげま
す。
さて、このたび当社第47期(自平成11年4月1日 至平成12
年3月31日)の決算を終了いたしましたので、ここに経営方針
と経営成績につきましてご報告申しあげます。
1. 経 営 方 針
1 経営の基本方針
当社の経営の基本方針は、「お客様の経営に役立つ最適
な情報システムと付加価値の高いサービスを提供し続け
る」ことであり、それにより事業ドメインの高付加価値ビ
ジネスへのシフトおよび営業力の強化により収益力の向上
を図り、企業価値を高めていくことであります。
2 利益配分に関する基本方針
当社の利益配分の基本方針は、安定的な配当を継続的に
行うことであり、このことを経営の最重要課題と位置付け
ております。
また、内部留保資金につきましては、財務体質の強化を
図りながら顧客満足度を高めるため、高付加価値ビジネス
への戦略投資に活用することとしております。
3 中長期的な経営戦略および経営目標
インターネットを中心とした情報・通信技術の急速な進
展は、情報の質・量と同時にその価値および企業のビジネ
ス形態に大きな変化をもたらしています。
当社は、これまでハードウェア販売が中心だったお客様
へのアプローチをIT活用による経営モデル構築をアドバ
イスし、手段を提供するアプローチに変革していくことで
「お客様の価値(業績)を高める経営パートナー」となる
ことを目標として掲げております。
具体的には、インターネット時代に対応した「Webソ
リューション」などのソフト/サービスビジネスに経営資
源を集中するとともに、これまでに培ってきたスキル・ノ
ウハウ等のナレッジの活用に加えて、ベストソリューショ
ンを提供できる人材の育成、併せて外部パートナーとのア
ライアンスをより積極的に推進してまいります。
経営目標として平成15年3月期に売上高580億円、経常
利益8億円を目標に掲げております。
― 1 ―
00-0353701301206.doc
大興電子通信㈱様 事報
00/08/08 14:29印刷 4/24
4 経営管理組織の整備等(コーポレートガバナンスの充
実)に関する施策
当社では、経営の透明性とコンプライアンスをコーポレ
ートガバナンスの基本と考えており、そのために、取締役
会および監査役会の機能的な運営ならびに監査部による内
部統制機能の充実に努めると同時に、会社情報の適時開示
およびIR、PR活動を推進してまいります。
5 関連当事者(親会社等)との関係に関する基本方針
当社は、㈱大和証券グループ本社(平成12年3月末現在
で当社発行済株式総数の12.39%を所有)の関連会社であ
り、同社子会社である大和土地建物㈱が平成12年3月末現
在で当社発行済株式総数の14.07%(筆頭株主)を所有し
ております。事業取引の関係は、店舗のビルメンテナンス、
コンピュータ製品の販売・工事および保守等を当社が受託
しております。
また、平成12年3月末現在で当社発行済株式総数の
10.09%を所有している富士通㈱は、当社最大の仕入先で
あるとともに、ソフトウェア受託の主要顧客でもあります。
今後とも、各社とは資本的関係を維持し、経営資源の相
互利用と緊密な協力関係を継続してまいります。
2. 経 営 成 績
1 営業の経過および成果
当期のわが国経済は、企業の業況感に改善が見られるな
ど、景気回復の兆しが見え始めたものの、金融不安、雇用
不安などから個人消費は低迷し、加えて民間設備投資も抑
制状態が継続され、依然として自律的な景気回復にはいた
らない状況で推移いたしました。
情報・通信関連を柱とする当業界におきましては、消費
者向け市場で携帯端末やインターネットショッピング、デ
ビットカードなどによる市場拡大が進みました。一方、企
業向け市場は、電子商取引への注目度が高まるなかでイン
ターネットを中心とした市場が拡大し、新たなビジネスモ
デルの構築に取り組む動向が見られたものの、コンピュー
タ西暦2000年問題などの影響により、情報化投資は総じて
抑制傾向にあり、厳しい事業環境が続きました。
こうした環境のなか、当社は、中堅・中小企業向けの電
子商取引のツールとなるEDI(電子データ交換)分野にお
いてWeb入力タイプの商品を期初に投入し、年間で約500
社の実績を挙げ、日本電子機械工業会におけるシェアを伸
ばすとともに新規のお客様開拓に全社を挙げて取り組み、
約800社の新しいお客様と取引を始めることができました。
当期の重点目標への取り組み結果は、以下のとおりであ
ります。
― 2 ―
00-0353701301206.doc
大興電子通信㈱様 事報
00/08/08 14:29印刷 5/24
① パッケージソフトの品揃え強化
EDIにおいて従来の「ファイル転送型」に加え「Web
型」を投入いたしました。基幹系商品では、主要パート
ナーである富士通㈱の中堅企業向けERP(統合パッケ
ージ)「GLOVIA-C」の販売を下期より開始し、受注は
順調に推移しております。フロントオフィス系商品では、
CRM(顧客関係管理)に着目し、SFA(営業支援シス
テム)パッケージをラインナップ化いたしました。
② サービスビジネスへの本格的シフト
サービスビジネスにつきましては、お客様のコンピュ
ータ資産を管理する「アセット管理」、「ネットワーク監
視」や「インフラ移転支援」などのメニューを加え、重
点サービス品目別に目標を定めて取り組みました。
③ ネットワークビジネスの拡充
Web活用の拡大に伴うネットワークのインフラ整備
のニーズに対応し、セキュリティ商品の実績を伸ばしま
した。インターネットセキュリティサービスの実績は前
期比300%を超え、昨年12月にディストリビュータとな
ったトレンドマイクロ社製のウィルス対策商品も受注が
順調に推移しております。また、低価格とオープン性に
より中堅企業層への普及が期待されるLinux製品も、品
揃えと販売体制を整えました。
④ 社内業務改革の推進
営業活動の効率化のために、昨年4月よりSFAを導
入しモバイルなどでの活用を図りました。また、商品の
多様化、商談の小型化に対し、低コストのバックオフィ
ス体制を作るために、本年4月から基幹システムに
SAP社のERPパッケージR/3を、フロントオフィスに
SIEBEL社のCRMを導入いたしました。
以上の重点目標に取り組むことにより、営業力強化と業
務の効率化を図るとともにコスト削減の諸施策を進め、収
益確保に努めてまいりました。
しかしながら、売上の4割を占めるハードウェアの差益
率低下、請負保守料の減少およびコンピュータ西暦2000年
問題を控えた情報化投資の抑制などの影響、ならびに財務
内容の一層の健全化を図るため退職給与引当金の会計方針
の変更、有価証券および会員権の評価減などによる特別損
失の計上により、当期は、売上高482億74百万円(前期比
96.8%)、経常損失80百万円、当期損失23億15百万円と誠
に遺憾ながら損失を計上するにいたりました。
― 3 ―
00-0353701301206.doc
大興電子通信㈱様 事報
00/08/08 14:29印刷 6/24
2 セグメント別の状況
部門別売上実績の状況は、次のとおりであります。
期 別
部 門
第46期
第47期(当期)
自 平成11年4月1日
( 自 平成10年4月1日
至 平成11年3月31日)( 至 平成12年3月31日)
百万円
前 期 比
百万円
%
電 子 ・ O A
39,430
39,664
100.6
通
信
10,431
8,609
82.5
合
計
49,861
48,274
96.8
当期の売上における部門別割合は、電子・OA部門が
82.2%、通信部門が17.8%であります。
[電子・OA部門]
電子・OA部門におきましては、特化したERP、EDI、
CAD(設計支援システム)などのパッケージとパーソナ
ルコンピュータの販売数が増加し、OA機器の売上は119
億60百万円(前期比119.6%)、システム・ソフト開発によ
る売上は86億88百万円(前期比99.8%)、電算機および
OA機器の保守売上は、ソフトウェア保守などサービスビ
ジネスの推進で84億92百万円(前期比101.9%)となりま
した。
汎用コンピュータやサーバなどを主とする電算機の売上
は ダ ウ ン サ イ ジ ン グ の 影 響 で 96 億 68 百 万 円 ( 前 期 比
86.0%)と減少し、この結果、電算機の売上にほぼ比例す
る手数料収入が8億54百万円(前期比74.7%)に落込みま
した。
[通信部門]
通信部門におきましては、VoIPなどのインターネット
を利用した音声や画像転送関連の技術が進み新分野での実
績が上がりましたが、WAN関連を電子・OA部門に計上
したため、売上全体では18億円の減少となりました。項目
別ではコンピュータ西暦2000年問題を控えた投資抑制によ
り、電子通信設備の減少が著しく、工事売上は60億29百万
円(前期比79.9%)、電子通信設備の保守売上は15億34百
万円(前期比97.1%)、OA機器売上は10億17百万円(前
期比81.3%)といずれも減少いたしました。
3 キャッシュ・フロー
キャッシュ・フローにおいては、売上減少による収入不
足により、法人税等支払額を賄いきれず「営業活動による
― 4 ―
00-0353701301206.doc
大興電子通信㈱様 事報
00/08/08 14:29印刷 7/24
キャッシュ・フロー」は2億22百万円の支出、「投資活動
によるキャッシュ・フロー」は投資有価証券の売却等によ
り35億円の収入となりました。
また、社債償還による支出等により「財務活動によるキ
ャッシュ・フロー」は23億53百万円の支出となりました。
これらの結果、「現金及び現金同等物」は前年度より9
億24百万円増加いたしました。
4 設備投資および資金調達の状況
当期におきましては、特記すべき重要かつ多額の設備投
資および資金調達は行っておりません。
5 コンピュータ西暦2000年問題への対応
3年間にわたり全社を挙げての事前対策および危機管理
計画に基づく対応が奏効し、お客様へ提供したシステムお
よび社内システムのいずれにおいても、現在にいたるまで
特に問題となるような事態は発生しておりません。
6 会社が対処すべき課題
今後の見通しにつきまして、景気は回復基調にはあるも
のの、雇用や設備投資の動向は不確定要因が多く、先行き
不透明感が続くものと思われます。
当業界におきましては、コンピュータ西暦2000年問題が
一段落したことにより、企業の情報化投資がWebコンピ
ューティングを中心に増加傾向にあることが予想され、ま
た、事業構造の再構築が本格化し、基幹系業務は統合パッ
ケージ化・アウトソーシング化などのコスト削減のための
投資が進み、顧客満足と販売力強化のためのCRM、SFA
などフロントオフィス系ソリューションのニーズも高まる
ものと思われます。
当社は、このような環境のなかで、低下した収益力を早
期に回復させるために2003年3月期までの3カ年の中期計
画を立案し、時代の方向性をしっかりと見据え、高収益事
業へのシフトを中心とした構造改革を推進してまいります。
具体的には、これまでハードウェア販売が中心だったお
客様へのアプローチを、IT活用による経営モデル構築を
アドバイスし、手段を提供するアプローチに変革していく
ことで「お客様の価値(業績)を高める経営パートナー」
となることを目標といたします。
中期計画の柱は以下のとおりです。
<売上・差益の拡大のために>
・Webビジネスへの人員シフト
― 5 ―
00-0353701301206.doc
大興電子通信㈱様 事報
00/08/08 14:29印刷 8/24
・EDI、ERP、CRMなど戦略商品への販売・サポート体
制の集中化
・サービスを主軸としたニュービジネスの開発
・顧客満足度の向上
<生産性の向上のために>
・部品化・標準化などシステム開発マネジメントの変革
・パートナーとのアライアンス強化
・ERP・CRMによる自社情報システムの武装化
・グループ会社とのシナジー効果によるグループ価値向上
次期は、中期計画の一年目として以下の事項を推進いた
します。
① Webビジネスを推進する組識の新設と人員シフト
② 営業企画本部を新設し、戦略商品の全国的な拡販
③ CS推進グループを新設し、顧客満足度の向上
④ 自らモデルユーザとなるための、SIEBELとR/3導入
⑤ プロ集団となるため、資格取得促進など社員の能力向上
以上、これらの施策を推進することにより、お客様との
信頼関係を強化し、業績の回復と収益構造の改善に全社一
丸となって邁進し、株主価値を高めてまいります。
株主の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援、
ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。
― 6 ―
00-0353701301206.doc
大興電子通信㈱様 事報
00/08/08 14:29印刷 9/24
会 社 の 概 況(平成12年3月31日現在)
1 営業成績および財産の状況の推移
期 別
区 分
売
上
第45期
第44期
第46期
第47期(当期)
自 平成8年4月1日 自 平成9年4月1日 自 平成10年4月1日 自 平成11年4月1日
至 平成9年3月31日 至 平成10年3月31日 至 平成11年3月31日 至 平成12年3月31日
(
高(百万円)
)(
50,909
当期利益又は
(百万円)
当期損失(△)
1株当り当期利益
又 は 当 期 損 失(△)
)(
51,148
1
71
)(
)
49,861
115
48,274
△
2,315
円 銭
円 銭
円 銭
0 10
5 87
9 41
△ 188 69
円 銭
総
資
産(百万円)
32,323
32,259
32,892
29,273
純
資
産(百万円)
11,280
11,266
11,380
9,263
(注) 1.
2.
第46期より税効果会計を適用しております。
1株当り当期利益又は当期損失の数値は、期中平均発行済株式
総数により算出しております。
2 主要な事業内容
① 情報処理機器ならびにソフトウェアの販売、システム
の開発ならびにコンサルティング、据付施工および保
守
② 構内交換電話設備、電気通信設備の販売、据付施工お
よび保守
③ 自動表示装置および自動制御装置の販売、据付施工お
よび保守
④ 音響装置の販売、据付施工および保守
⑤ 強弱電設備の工事および機器の販売
⑥ 高圧受電設備、汽罐および冷暖房空調給排水設備、電
気機器等建物付帯諸設備の保守
⑦ 特定労働者派遣事業
⑧ 不動産の賃貸および管理
⑨ 前記各号に付帯する一切の事業
3 株式の状況
① 会社が発行する株式の総数
47,900,000株
(注) 利益による自己株式の取得分を消却したことにより、前期に比
べ100,000株減少しております。
② 発行済株式の総数
(注) 1.
2.
12,561,219株
当期中の増加
新株引受権付社債の新株引受権行使により、431,515株増加
しております。
当期中の減少
利益による自己株式の取得分を消却したことにより、
100,000株減少しております。
③ 株主の総数
1,997名
― 7 ―
00-0353701301206.doc
大興電子通信㈱様 事報
00/08/08 14:29印刷 10/24
④ 大株主(上位10名)
当社への出資状況
株 主 名
持 株 数
当社の大株主への出資状況
持株比率
持 株 数
持株比率
千株
%
千株
%
大和土地建物株式会社
1,767
14.0
―
―
株式会社大和証券グループ本社
1,556
12.3
652
0.0
富 士 通 株 式 会 社
1,266
10.0
91
0.0
大興電子通信従業員持株会
898
7.1
―
―
株 式 会 社 大 和 総 研
709
5.6
―
―
大和住銀投信投資顧問株式会社
556
4.4
―
―
大興電子通信取引先持株会
362
2.8
―
―
大和証券投資信託委託株式会社
193
1.5
―
―
第一勧業富士信託銀行株式会社
160
1.2
―
―
千代田生命保険相互会社
134
1.0
―
―
⑤ 自己株式の取得および消却
「株式の消却の手続に関する商法の特例に関する法
律」および定款の定めにより、経済情勢、当社の業務お
よび財産の状況を勘案し、平成11年12月27日開催の取締
役会において、利益による自己株式消却のため当社普通
株式100,000株を総額100,000千円を限度として取得する
旨決議し、当期中に次のとおり取得し、当該株式の失効
手続きを完了いたしました。
取 得 株 式
普 通 株 式
100,000株
取得価額の総額
79,040,000円
株式失効の手続
同数の普通株式
4 新株引受権付社債の状況
銘 柄
2000年
満
期
スイス・フラン建
銀行保証付分離型
新株引受権付社債
(注) 1.
2.
発行年月日
発行総額
期首未償還額
当期償還額
期末未償還額
平成8年 (SFr 30,000,000) (SFr 30,000,000) (SFr 30,000,000) (
2月29日 2,525,550千円 2,525,550千円 2,525,550千円
―)
―千円
上記新株引受権付社債は平成12年2月15日に新株引受権の行使
期間が終了いたしました。なお、行使期間中(平成8年3月14
日∼平成12年2月15日)の新株引受権行使により、発行済株式
の総数は470,487株増加し、資本金は190,132千円増加しており
ます。
当期における新株引受権行使により、前期に比べ発行済株式の
総数は431,515株増加し、資本金は170,879千円増加しておりま
す。
― 8 ―
00-0353701301206.doc
大興電子通信㈱様 事報
00/08/08 14:29印刷 11/24
5 従業員の状況
従
業
員
数
前期末比増減
平均年令
平均勤続年数
男 性
988名
1名減
38才9カ月
15年6カ月
女 性
110名
5名減
32才3カ月
10年0カ月
1,098名
6名減
38才1カ月
14年11カ月
合計又は平均
借 入 先
借入金残高
借入先が有する
当 社 の 株 式
持 株 数
百万円
株式会社東京三菱銀行
200
持株比率
千株
75
%
0.5
株式会社日本興業銀行
200
65
0.5
株 式 会 社 住 友 銀 行
100
67
0.5
日本信託銀行株式会社
100
65
0.5
株 式 会 社 さ く ら 銀 行
100
65
0.5
株 式 会 社 常 陽 銀 行
100
63
0.5
株 式 会 社 山 口 銀 行
100
―
―
7 主要な事業所
① 本 社 東京都新宿区揚場町2番1号
② 支 店 北海道・東北・新潟・宇都宮・関東・長野・多摩
神奈川・沼津・静岡・浜松・名古屋・大阪・神戸
広島・山口・九州
③ 営 業 所 那須・松本・豊橋・奈良・山口西・長崎
④ 出 張 所 北陸・四日市・岩国
(注)
平成11年10月1日付で茨城営業所を関東支店
へ統廃合いたしました。
― 9 ―
00-0353701301206.doc
大興電子通信㈱様 事報
00/08/08 14:29印刷 12/24
貸 借 対 照 表
(平成12年3月31日現在)
(単位:千円)
資 産 の 部
科 目
流
動
資
現
金 額
産
金
受
22,089,749
及
び
取
売
預
金
手
掛
1,345,894
形
1,212,267
金
11,521,972
3,595,741
有
価
証
券
自
己
株
式
5,352
料
150,847
品
3,811,229
産
159,859
機
器
及
延
税
仕
び
材
金
資
掛
繰
そ の 他 の 流 動 資 産
貸
固
定
倒
資
引
当
金
324,584
△
産
有 形 固 定 資 産
1,623,432
建
物
車
両
器
具
38,000
7,183,809
運
及
搬
び
備
土
45
品
21,741
地
836,838
無 形 固 定 資 産
借
764,808
具
579,048
地
権
12,000
27,017
電
話
加
入
権
施
設
利
用
権
6,883
533,147
ソ
投
投
子
フ
資
ト
ウ
ェ
ア
価
証
券
等
資
4,981,328
有
会
社
株
1,710,695
式
4,497
敷 金 及 び 保 証 金
824,761
繰
延
税
金
資
産
2,116,613
そ
の
他
の
投
資
324,762
資
産
合
計
― 10 ―
29,273,559
00-0353701301206.doc
大興電子通信㈱様 事報
00/08/08 14:29印刷 13/24
(単位:千円)
負 債 の 部
科 目
流 動 負
支
買
短
未
未
債
払
未
前
預
賞
掛
借
期
払
払
手
法
消
入
人
費
払
税
税
費
受
与
り
引
当
金 額
形
11,760,343
708,011
金
金
7,743,314
900,000
等
等
206,494
416,134
用
金
247,120
239,183
金
金
54,646
906,000
製 品 保 証 引 当 金
6,400
そ の 他 の 流 動 負 債
333,037
固 定 負 債
退 職 給 与 引 当 金
8,249,415
7,878,570
役 員 退 職 慰 労 引 当 金
288,845
手 数 料 返 還 引 当 金
82,000
負
債
合
計
20,009,759
資 本 の 部
科 目
金 額
資
本
金
法 定 準 備 金
資
利
本
益
3,654,257
3,718,719
準
準
備
備
金
金
3,579,719
139,000
剰
余
金
プ ロ グ ラ ム 準 備 金
1,890,823
20,593
災 害 補 償 準 備 金
別
途
積
立
金
80,000
4,040,000
当 期 未 処 理 損 失
(う ち 当 期 損 失)
資
本
合
2,249,770
( 2,315,822)
計
9,263,800
負 債 及 び 資 本 合 計
29,273,559
― 11 ―
00-0353701301206.doc
大興電子通信㈱様 事報
00/08/08 14:29印刷 14/24
損 益 計 算 書
平成11年4月1日
(自
至 平成12年3月31日 )
(単位:千円)
科 目
高
48,274,590
価
41,826,186
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費
7,054,372
上
業
営
原
損
業
外
収
失
605,968
益
678,824
受 取 利 息 及 び 配 当 金
33,264
有 価 証 券 売 却 益
570,356
為
替
差
益
32,621
そ の 他 の 営 業 外 収 益
営
業
外
費
42,581
用
153,413
支 払 利 息 及 び 割 引 料
12,077
社
息
14,444
社 債 発 行 差 金 償 却
75,690
そ の 他 の 営 業 外 費 用
51,201
経
特
上
売
営
営 業 外 損 益 の 部
経 常 損 益 の 部
営業損益の部
売
金 額
債
常
別
利
利
損
失
80,557
益
2,296,993
特
投 資 有 価 証 券 売 却 益
別
新
損
特
株
引
別
益
固
受
損
定
権
戻
入
2,013,069
益
283,924
失
資
6,038,497
産
売
却
の
損
68,499
退 職 給 与 引 当 金 繰 入 額
3,918,944
役 員 退 職 慰 労 引 当 金 繰 入 額
156,324
部
投 資 有 価 証 券 評 価 損
48,828
投 資 有 価 証 券 売 却 損
1,703,164
会
税
員
引
権
前
当
評
期
損
価
損
142,736
失
3,822,060
法人税、住民税及び事業税
法
人
税
等
調
整
額
計
当
前
期
期
△
損
繰
越
失
利
期
未
処
理
損
失
― 12 ―
1,965,238
1,506,238
2,315,822
益
利益による自己株式消却額
当
459,000
△
145,091
79,040
2,249,770
00-0353701301206.doc
大興電子通信㈱様 事報
注
00/08/08 14:29印刷 15/24
記
事
項
記載金額は千円未満を切捨てて表示しております。
(重要な会計方針)
1. 有価証券の評価基準及び評価方法
1) 取 引 所 の 相 場 の ……… 移動平均法による低価法(洗替え方式)
あ る 有 価 証 券
2) 取 引 所 の 相 場 の ……… 移動平均法による原価法
な い 有 価 証 券
2. たな卸資産の評価基準及び評価方法
1) 機 器 及 び 材 料 ……… 個別法による原価法
一部機器及び材料については先入先出法
による原価法
2) 仕
掛
品 ……… 個別法による原価法
3. 固定資産の減価償却方法
1) 有 形 固 定 資 産 ……… 法人税法の規定と同一の基準による定率法
2) 無 形 固 定 資 産 ……… 自社利用目的のソフトウェア
社内における利用可能期間(5年)に基
づく定額法
市場販売目的のソフトウェア
見込販売数量に基づく償却額と残存見込
販売有効期間(当初における見込販売有
効期間は3年)に基づく均等償却額との
いずれか大きい額を計上する方法
その他の無形固定資産
法人税法の規定と同一の基準による定額
法
4. 繰延資産の処理方法
社 債 発 行 差 金 ……… 商法の規定する最長期間(社債償還期間4年
間)で均等償却しております。
5. 引当金の計上基準
1) 貸 倒 引 当 金 ……… 債権の貸倒れによる損失に備えるため、法
人税法の実績繰入率による繰入限度相当額
に加えて個別の債権について回収不能見込
額を計上しております。
2) 賞 与 引 当 金 ……… 従業員の賞与の支給に備えるため、支給見
込額のうち当期負担相当額を計上しており
ます。
3) 製 品 保 証 引 当 金 ……… 製品のアフターサービスの費用支出に備え
るため、過年度の実績を基礎に、将来の見
込みを加味した額を計上しております。
4) 退 職 給 与 引 当 金 ……… 従業員の退職金の支給に備えるため、退職
時の支給見込額を基礎とした現価方式によ
る額から適格退職年金制度に係る年金資産
の公正な評価額を控除した額を計上してお
ります。
(
― 13 ―
)
00-0353701301206.doc
大興電子通信㈱様 事報
00/08/08 14:29印刷 16/24
(会計方針の変更)
退職給与引当金は、従来、退職金支給規定
に基づく自己都合退職による期末要支給額
の40%を計上しておりましたが、当期より
退職時の支給見込額を基礎とした現価方式
による額から適格退職年金制度に係る年金
資産の公正な評価額を控除した額を計上す
る方法に変更いたしました。
この変更は、従業員の勤続年数の長期化、
年齢構成等から今後、定年により退職する
従業員が増加することが予想され、それに
伴い退職給与引当金が多額に取り崩される
ことに備えるとともに、退職一時金制度と
退職年金制度の会計処理を統一して退職金
費用負担を適正化するためのものでありま
す。
なお、この変更により、当期負担額は
120,799 千 円 減 少 し 、 ま た 、 過 年 度 負 担 額
3,918,944千円は特別損失に計上しておりま
す。
この結果、従来の方法によった場合と比較
して、営業損失、経常損失はそれぞれ
117,648 千 円 減 少 し 、 税 引 前 当 期 損 失 は 、
3,801,295千円増加しております。
5) 役員退職慰労引当金 ……… 役員の退職慰労金の支給に備えるため、内
規に基づく期末要支給額の100%を計上して
おります。
なお、役員退職慰労引当金は商法第287条ノ
2に基づく引当金であります。
(会計方針の変更)
役員退職慰労引当金は、従来、内規に基づ
く期末要支給額の40%を計上しておりまし
たが、役員の在任期間、年齢構成等の変化
による今後の役員退職慰労金負担額増加に
備え、また各期の費用負担額の変動を回避
し期間損益の適正化を図るため、当期より
内規に基づく期末要支給額の100%を計上す
る方法に変更いたしました。
なお、この変更により、当期負担額の増加
額 16,983 千 円 は 、 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費
に、また、過年度負担額156,324千円は特別
損失に計上しております。
この結果、従来の方法によった場合と比較
して、営業損失、経常損失はそれぞれ
16,983 千 円 増 加 し 、 税 引 前 当 期 損 失 は
173,307千円増加しております。
― 14 ―
00-0353701301206.doc
大興電子通信㈱様 事報
00/08/08 14:29印刷 17/24
6) 手数料返還引当金 ……… 販売後、所定期間内の解約に伴う販売手数
料の返還に備えるため、過去の実績を基礎
として計上しております。
6. 退職一時金制度とは別に適格退職年金制度を採用しております。
7. リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナ
ンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会
計処理によっております。
8. 消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
9. 外貨建新株引受権付社債の為替予約に伴う処理
為替予約の付されている外貨建新株引受権付社債には当該為替予約によ
る円貨額を付しており、これによる為替予約差額は、当該契約日の属す
る期から決済日の属する期までの各期に月数により配分しております。
なお、当該為替予約差額のうち当期配分額32,621千円は損益計算書上営
業外収益の「為替差益」に計上しております。
(追加情報)
自社利用、市場販売目的のソフトウェアについては、「研究開発費及び
ソフトウェアの会計処理に関する実務指針」(日本公認会計士協会 会
計制度委員会報告第12号 平成11年3月31日)の経過措置の適用により、
従来の会計処理方法を継続しております。
1) 自 社 利 用 目 的 ……… 同報告により上記に係るソフトウェアの表
示については、当期より投資等の「その他
の投資」から無形固定資産の「ソフトウェ
ア」に変更しております。
なお、減価償却額の計算は、社内における
利用可能期間(5年)に基づく定額法によ
っております。
2) 市 場 販 売 目 的 ……… 同報告により上記に係るソフトウェアの表
示については、当期より流動資産の「仕掛
品」から無形固定資産の「ソフトウェア」
に変更しております。
なお、減価償却額の計算は、見込販売数量
に基づく償却額と残存見込販売有効期間に
基づく均等償却額とのいずれか大きい額を
計上する方法によっております。
また、当初における見込販売有効期間は、
3年としております。
(貸借対照表の注記)
1. 子会社に対する短期金銭債務
10,116千円
2. 有形固定資産の減価償却累計額
688,820千円
3. 貸借対照表に計上した固定資産のほか、リース契約により使用している
重要な固定資産として、電子計算機(富士通GS-8300ほか)及びその周
辺機器があります。
4. 担保に供している資産
投資有価証券
5,213千円
― 15 ―
00-0353701301206.doc
大興電子通信㈱様 事報
5.
6.
00/08/08 14:29印刷 18/24
表示方法の変更
役員退職慰労引当金は、従来、退職給与引当金に含めて表示しておりま
したが、当期より表示をより明瞭にするため、「役員退職慰労引当金」
として区分掲記しております。
1株当り当期損失
188円69銭
(損益計算書の注記)
子会社との取引高
売 上 高
仕 入 高
(税効果関係の注記)
1. 繰延税金資産の主な原因別内訳
1) 流動の部
福利厚生費
賞与引当金
未払事業税
有価証券評価損
その他
繰延税金資産合計
2) 固定の部
退職給与引当金
役員退職慰労引当金
手数料返還引当金
投資有価証券評価損
会員権評価損
その他
繰延税金資産小計
繰延税金負債
プログラム準備金
繰延税金資産合計
繰延税金資産(純額)合計
666千円
114,878千円
19,955千円
112,262
17,162
9,602
876
159,859千円
1,884,361千円
120,939
34,333
20,444
59,763
8,611
2,128,454千円
△
11,840千円
2,116,613千円
2,276,472千円
2.
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異の原
因となった主な項目別内訳
法定実効税率
41.87%
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目
△
1.25
住民税均等割
△
1.00
その他
△
0.21
税効果会計適用後の法人税等の負担率
39.41%
― 16 ―
00-0353701301206.doc
大興電子通信㈱様 事報
00/08/08 14:29印刷 19/24
利 益 処 分
(単位:円)
摘 要
当
期
未
処
理
損
金 額
失
2,249,770,396
プログラム準備金取崩額
4,154,228
別 途 積 立 金 取 崩 額
2,500,000,000
計
254,383,832
これを次のとおり処分いたします。
利
益
備
金
9,000,000
配
当
(1株につき7円)
金
87,874,262
益
157,509,570
次
(注) 1.
2.
期
準
繰
越
利
プログラム準備金取崩額は、租税特別措置法に基づくものであ
ります。
配当金は、自己株式7,753株分を除いております。
― 17 ―
00-0353701301206.doc
大興電子通信㈱様 事報
00/08/08 14:29印刷 20/24
役 員 (平成12年3月31日現在)
代表取締役会長
石 橋 進
代表取締役社長
牧 野 誠 毅
専
務
取
締
役
桑 原 勇 一
専
務
取
締
役
吉 澤 駿
常
務
取
締
役
神 崎 昭 男
取
締
役
坂 本 邦 雄
取
締
役
大 橋 章 男
取
締
役
磯 崎 貞次郎
取
締
役
真 下 宏 明
取
締
役
三 谷 隆 信
取
締
役
奥 山 茂 男
取
締
役
山 本 泰 久
取
締
役
益
基
常
勤
監
査
役
石 崎 藏
常
勤
監
査
役
北 山 及 之
常
勤
監
査
役
鈴 木 恒 吉
役
皆 川 英 郷
監
査
― 18 ―
00-0353701301206.doc
大興電子通信㈱様 事報
00/08/08 14:29印刷 21/24
事 業 所 (平成12年3月31日現在)
本
社
〒162-8565 東京都新宿区揚場町2―1
北 海 道 支 店
〒060-0003 札幌市中央区北三条西2―1
東
北
支
店
〒984-0075 仙台市若林区清水小路6―1
新
潟
支
店
〒950-0087 新潟市東大通り1―4―1
宇 都 宮 支 店
〒321-0953 宇都宮市東宿郷4―2―24
関
東
支
店
〒331-0851 大宮市錦町682―2
多
摩
支
店
〒190-0022 立川市錦町1―7―18
長
野
支
店
〒380-0936 長野市岡田町215―1
神 奈 川 支 店
〒220-0022 横浜市西区花咲町7―150
沼
津
支
店
〒410-0801 沼津市大手町3―8―25
静
岡
支
店
〒420-0851 静岡市黒金町59―7
浜
松
支
店
〒430-0927 浜松市旭町10―8
名 古 屋 支 店
〒460-0003 名古屋市中区錦1―18―24
大
阪
支
店
〒553-0005 大阪市福島区野田6―5―20
神
戸
支
店
〒650-0027 神戸市中央区中町通2―1―18
広
島
支
店
〒730-0011 広島市中区基町12―8
山
口
支
店
〒745-0881 徳山市大字徳山字東辻5687―29
九
州
支
店
〒810-0001 福岡市中央区天神1―13―2
那 須 営 業 所
〒329-2727 栃木県那須郡西那須野町永田町15―10
松 本 営 業 所
〒390-0852 松本市島立798―1
豊 橋 営 業 所
〒440-0896 豊橋市萱町8
奈 良 営 業 所
〒630-8115 奈良市大宮町1―1―15
山口西営業所
〒754-0022 山口県吉敷郡小郡町花園町1―12
長 崎 営 業 所
〒850-0057 長崎市大黒町9―22
北 陸 出 張 所
〒930-0005 富山市新桜町2―21
四日市出張所
〒510-0011 四日市市霞1―1
岩 国 出 張 所
〒740-0061 山口県玖珂郡和木町和木
筑
波
分
室
〒305-0047 つくば市千現2―1―6
富
士
分
室
〒416-0942 富士市上横割184―3
(注) 平成11年10月 茨城営業所を関東支店へ統廃合するとともに、筑波
分室を
“〒305−0047つくば市千現2−1―6”
へ移転いたしました。
― 19 ―
株 主 メ モ
決
算
期
毎年3月31日
定時株主総会
毎年6月
配
金
株主総会の決議により毎年3月31日現在
の最終の株主名簿等に記載された株主に
お支払いいたします。
なお、取締役会の決議により毎年9月30
日現在の最終の株主名簿等に記載された
株主に中間配当を行うことがあります。
換
間
毎年4月1日から4月30日まで
その他あらかじめ公告のうえ臨時に停止
することがあります。
名
停
当
義
止
書
期
(注) 平成12年6月29日開催の第47回定時株主
総会の決議により、株主名簿閉鎖の期間
を設けないこととしました。
名義書換代理人
日本信託銀行株式会社
同事務取扱場所
東京都中央区日本橋三丁目1番8号
日本信託銀行株式会社 証券代行部
〒103-0023
東京都中央区日本橋本町二丁目5番11号
日本信託銀行株式会社 証券代行部
電話 東京(03)3245―8392(代表)
お問合せ先
(郵便物送付先)
同
取
次
所
公告掲載新聞
日本信託銀行株式会社 全国各支店
東京都において発行する日本経済新聞
Fly UP