おすすめ DVD CD (6 月) 「マンデラの名もなき看守」 「ラストゲーム 最後

おすすめ DVD CD (6 月)
「マンデラの名もなき看守」
南アフリカ初の黒人大統領ネルソン・マンデラの 囚われの 27 年間 にスポットを当てた感動作。
政治活動家として刑務所生活を強いられたマンデラと、マンデラを厳しく看守するグレゴリー。しかし、マン
デラとの出会いによって グレゴリーはいつの間にか知性と人間愛にあふれたマンデラに魅了され、彼が目指
す平等な社会に憧れていく。そして、社会を見つめ直す白人看守グレゴリーの交流が始まる真実の物語。
【監督】 ビレ・アウグスト
【製作】 ポニーキャニオン
【定価】 3990 円
「ラストゲーム 最後の早慶戦」
大学野球も敵性スポーツとして禁じられた戦時下。大学生達の徴兵猶予が取り消され学徒動員が決定。学生
たちが戦場に行く前に最期の試合をと、早稲田、慶応の関係者が尽力。その行動が胸
を打ちます。生きた証としての試合と、その後のエールの交換に生きたいという叫びが
ほとばしります。
【監督】 神山 征二
【製作】シネカノン／ポニーキャノン
【定価】 3990 円
「闇の子供たち」
タイ・バンコクの闇の世界と子供たちをカメラが追います。衝撃的な場面の連続です。主
人公の日本人記者と NPO 団体の日本人女性の見たものは？この地球上でこんな子供
がいるのかと、監督の叫び声が聞こえます。
【監督】 坂元順治
【製作】映画「闇の子供たち」製作委員会
【定価】 4935 円
「12 人の怒れる男」
ロシア人監督による米国映画のリメイク。チェチェンの少年がロシア軍将校だった養父殺害で終身刑を求刑さ
れます。12 人の陪審員によって簡単に終わりそうな審議が１人の反対から白熱の討論になっていきます。12 人
の陪審員が、少年の事を自分の抱えている問題に引き寄せていく人間の葛藤が
見事に描かれ感動させられます。
【監督】 ニキータ・ミハルコフ
【製作】東宝
【定価】 3990 円
「ヒロシマ・ナガサキ」
日系 3 世のスティーヴン・オカザキ監督は 25 年間に 500 人以上の被爆者に取材し
続け、14 人の被爆者と 4 人のアメリカ人の証言をもとに完成させた原爆被害の実態
を見つめるドキュメンタリーです。治療のために渡米して 原爆乙女 といわれた女性
や、漫画家の中沢啓治達の証言にアメリカ側の投下肯定論も入れながら、原爆を告
発した貴重な映画です。
【監督・編集】 スティーヴン・オカザキ
【定価】
2940 円
【得点映像】
監督インタビュー、劇場用予告編
「母べえ」
山田洋次監督が初めて描く戦争時代の庶民生活。反戦思想で投獄された夫の留守宅。
娘 2 人を守り育てるお母さん(吉永小百合)の愛、強さ、一家を助ける人達を描き、戦時下、
厳しくなる日々に、人間らしさを忘れない事の大切さを訴えます。
【監督】 山田洋次
【製作】松竹
【定価】 3990 円
＊ 日本語･字幕スーパーつき
「おいしいコーヒーの真実」
トールサイズのコーヒー１杯 330 円。コーヒー農家が手にする金額、3 円。あなたが飲む１杯のコーヒーから世
界の仕組みが見えてくる。コーヒーは世界で最も日常的な飲み物。全世界での１日あたりの消費量は約２０億
杯にもなる。大手企業がコーヒー市場を支配し、石油に告ぐ取引規模を誇る国際商品にしている。私達は｢おい
しいコーヒー｣にお金を払い続けている。しかしコーヒー農家に支払われる代価は低く、多くの農家が困窮し、農
地を手放さ無くてはならない現実。いったいなぜ？１杯のコーヒーを通して、地球の裏側の人々の生活の現実
を深く知っていただきたい。
【監督】 マーク・フランシス
/ ニック・フランシス
【製作】 アップリング
【定価】 3990 円
｢いのちの食べかた｣
わたしたちが毎日食べているお肉や野菜や魚は、そもそもどこで生まれ、どのように育てられ、どうやってパッ
クにつめられてお店に並ぶのだろう・・・？ そんな 食物 を生み出している現場の数々を捉え、絵画のごとく美
しい映像で世界中を驚嘆させた｢食｣のドキュメンタリー。改めて私たちが生きているこ
との意味が問い直される！
【監督】 ニコラス・ゲイハルター
【販売】 紀伊国屋書店
【定価】 3990 円
｢六ヶ所村ラプソディー｣
2004 年、六ヶ所村に原発で使った燃料からプルトニウムを取り出す再処理工場が完成した。稼動に向けて動き
出した巨大な国家プロジェクトをめぐって様々な立場の村人たちが登場する。推進も反対も核と共に生きること
を余儀なくされている。それぞれの選択した生き方と平行して着々と進む再処理計画。
カメラは事故を起こしたイギリスの再処理工場へ。その 40 年の歴史が六ヶ所村の未来
を予感させる。多様な人々の想いが交錯し、私たち自身の選択を迫っている。
【監督】 鎌仲ひとみ
【発売】 グループ現代
【定価】 5040 円
「夕凪の街 桜の国」
被爆から十数年後の広島で、生き残った負い目を抱きながら生きる皆美。
愛を告白されるが原爆病に倒れる皆美。皆美の死から５０数年後の姪の七波。
父の行動を通して、被爆という問題に向き合い、自分を見つめる七波。
過去と現在の二人の女性の生き方から、原爆を問いかけます。
【出演】 麻生久美子・田中麗奈
【監督】 佐々部清
【定価】 ￥4935 (税込み)
おすすめ CD
「りゅうりぇんれん物語」
戦後を代表する詩人 茨木のり子が残した長編叙事詩。
中国山東省に住む劉連仁。昭和 19 年９月のある日、日本兵に襲われ、連行された。
列車に乗って、船に乗って、また列車に乗って、｢死の部隊｣と呼ばれ、ついたところは函館。
そこからまた列車に乗せられ、炭鉱に着く。劣悪な状況での長時間労働、劉連仁は逃亡した。
逃げて、逃げて、逃げまくった。ろくな食べ物もなく 14 年間、北海道の山中を逃げ回った。終戦になっているのも
知らず。厳しい寒さの頃とうとう見つかってしまった。必死の調査の結果、彼の身元が分り、ふるさとに帰れるこ
とになった。妻は・・、まだ顔も見たことのない息子は・・・。
実話に基づく 14 年間のドラマを、沢知恵が 70 分超のピアノの弾き語りでドラマチックに歌い上げます。
詩 ： 茨木 のり子
曲 ： 沢 知恵
歌唱・演奏：沢 知恵
発売：（有）コモエスタ／コスモスレコーズ
価格：2520 円