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空冷ヒートポンプ式空気調和機

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空冷ヒートポンプ式空気調和機
U.D,C,る97.975:る21.577
空冷ヒートポンプ式空気調和機
UnitarY
Among
heat
Heat
hou「s
such
engaglng
as
Since
grOWinglntereStS
time
ni9ht
EqulPment
he∂tPUmPtVPeairconditionerstheair-tO-W∂ter
tvpeso†unit∂「y
manv
pumpIS
Pump
to
economizein
this
pumpIS
at
OPer∂ted
off-Peak
香川恒雄*
Tg址托帥肋r"んα叩。
岩田和彦*
方。Z加んiた。Jぴα王α
electricenergv.Thisa付cleintroduces
Ch∂「aCte「isticso†thepumpandsomeexampleso†itsapp】icationinwhjchastorage
fo「sto「】ngWarmedorcooledwaterduring
tankisusedjoint】y
fastinc「easlng
When
POWe「Sho「lage∂t
bv∂ir
PO)Ve「COnSUmPて10n
Pe∂k
hours.this
new
thetime
night.At
conditionersis
air conditionlng
causing
serious
considered
SVStemis
a
Slgnificant-timelvdevetopment.
緒
t】
言
空気.渦和設備(以下,空調設備と略す)の普伎は夏季と冬
日_)上空冷ヒートポンプ式テラ【ユニットは,タイマによっ
李,また二拝聞と夜間との電力謡言要のアンバランスを生みだし,
て式三脚的に圧縮機からのホットガスを空気側熟 ̄交換器に送っ
女ノ字矧司の電力ピークが問題となっているため,夜間の電力
て除霜を行なうホットガスデフロスト方式を採用している。
を利用して運転する苔j令熱式の空気調和機(以下,アた調機と
また,タイマが除霜指ホしない場合でも着
略す)が実用化されつつある。
上になると除霜サーモスタットが感知し,自動的に除霜を行
無限にある空気を熱糖とLて,一合暖7方の効果を上げること
が一定限度以
なう二幸デフロスト機構になっているので着霜によるトラブ
のできる空冷ヒートポンプ■一式空調機にはバッケーン、形?た朋機,
ルを†;ム止する。
チラーユニット,ターボ冷一束機,ルームエアコンなどがあり,
(3)除霜運転による水i㍊.の低下はない。
それぞれの特長により絹j去を似い分けている〔)そのうちで空
前述のようにホットガスデフロスト方式を採用しており,
冷ヒートポンプ式チラーユニットは深夜屯ノJにより,冷i去1t水
水側熟 ̄交換昔話に低f且冷媒が子売れないので除箱運転による水子孟
の蓄f令熱ができ,エネルギーーグ)有効利用からも関心が高まっ
の低下はない。
ている。ニニに空冷ヒ【トポンプ式チラーーユニットの特件を
2.2
紹介し,更に,実施例として蓄熱槽を他用した実際の稼動デ
Mタを紹介するとともに問題とされていたf令テノi時の4判りのど
構
造
[ト工空f脊ヒートポンプ式チラMユニットの外観は図1に,
また‡令嬢サイクル系統は図2に示すとギリである。
-クカい/トノ女び【1か岩崎の夜間,外与毛血便のイ氏いときの】岐メカ
能力低下を蓄熱ユ基転により十分カバーできるなどの利ノ.一丈を述
/ヾる。
空冷ヒートポンプ式チラーユニット
臣l
日立空冷ヒートポンプ式チラーユニットには30∼90kWの
6機械があり,それらの特長,構造および作能は【F【記のとお
りである。
2.1
特
長
(1)低騒音で運転される。
市街地の屋外設置,深夜の蓄冷熱運転を考慮し,F仁縮機,
水側熟 ̄交換器ユニットのキャビネット内面に特殊槻占二村をは
り付けている。また,平気側熱交換器ユニットには低騒肯フ
ァン及び通風抵抗の少ない熱交枚器を使用してい畠ので低騒
音である。夏季のi御方時には,二夜間外気i温度が低下すると,
圧縮械の吐出し圧力のイ氏下に伴って4∼12子音の送風恍を1子音
あるいは2≠了ずつ順次停止させるようになっており,冷房時
の夜間,中間期などは起に騒黄がイ氏i成される。
(2)二重デフロスト機構により着箭によるトラブルを防止する。
空気側熱 ̄交換器はr侵坊時に蒸発器となり着祁L,外気f温度
の低下及び冷媒の蒸発i温度の低 ̄Fに伴って若布量が増加し暖
図l
空冷ヒートポンプ式チラーユニット
房能力が低下する。Lたがって,定期的に除霜してやらねば
気側熱交換器ユニットを一体ベースに載せている.⊃
ならない。
Fig.1Gene「alView
*日立峯望作所柄水二「場
S6
of
Air
to
Water
水側熱交換器ユニットと空
Heat
Pump
日立評論
空冷ヒートポンプ式空気調和機
性
2.3
No・5
VO+.56
503
用する機器側においては,入口水温が低いほど冷房能力は増
能
加するので,この両者を合わせての効率が最大となる水温で
代表として出力60kW空冷ヒートポンプ式チラーユニットの
使用されるのが望ましい。
各純性能曲線を記載する。
暖房能力曲線においては,外気温度が下がり暖房負荷が大
(1)性能曲線
冷房,暖房における性能曲線〈主図3に示すとおりである。
きくなるに従い,逆に暖房能力が下がる傾向は,空冷ヒート
冷房能力曲線においては,冷水出U温度が高いほど成績係
ポンプ方式の宿命といえる。
(2)暖房運転連続時の能力低下
数は大きくなる。一方フアンコイルユニットなどの冷水を使
ガス側四方弁
電磁弁
逆止弁
巧,折
J
r
アキュムレータ
圧縮機
水側熱交換器
空気側熱交換器
+
受液器
_】+l
_▲_+
_▲+l
l_._
+
一+ll
液側四方弁
水側熱交換器ユニット
+
逆止弁
注
電磁弁
液出口弁
図2
冷凍サイクル系統図
膨張弁
ーーーーー冷房サイクル
ドライヤ
ホット
暖房サイクル
トーー
ホットガスバイパス
サイクル
ー・一一-
ガスデフロスト方式のサイクル系統図である。
Fig.2
Cycle
Refrigeraいng
外気温度35Uc
温水出口渾度45Dc
(0ⅣEO\ぞ)只世
-
10 0 0 ∩)0
80 L
成績係数
「トL
10 0 β0 0
吸入圧力\
■一一一一一
入力
2
成績係数
2
9
7
11
冷水出口温度(Oc)
(a)冷房能力性能曲線
性能曲線
(三吋呈
60
5
図3
3
暖房能力
顛撃墜頑†ル
卜
80
ト
4
200 β0 0
只濯雌鮮
「トL
3
「.■■
2
5
(主三下く
2
(≡)只ベ100
東壁鯉唱
3
4
只遥峠矩
5
∋ニM
(三和呈
(㌘Eロ\普)只世
200 β0 0
0
5
10
外気温度(Oc)
(b)畷房能力性能曲線
特に暖房能力曲線において,外気温度が下がると暖房能力が低下するのは・空冷ヒ ̄ト
ポンプ式空調機の宿命といえる。
Fig.3
Characteristic
of
Cooling
and
Heat山g
S7
空冷ヒートポンプ式空気調和機
日立評論
No.5
VOL.56
504
暖靖運転を連続した場合の経過時間による特性曲線は図4
に示すとおりである。
暖坊運転を連続すると空気側熱交換器表面の着霜量の増加
運転開始直後の約85%,また,240分後は約40%に低下してい
る。また,運転時間90∼100分ぐらいで急激に着霜量が増えて
3
(○芸○\望)只咄+ヨガ 只拙く意
(UO)髄鞘⊂玉東銅
に伴し-,能九成績係数が低下し,90∼100分ぐらいでは暖房
4
丁叶(Uq)世相ぺ
30
いることが送風機入力の増加から判断できる。それ以上運転
を継続してみても暖房能力も低く,除霜する際長時間を要す
0
るだけで実用に供さないと判断される。すなわち,喝房運転
連続時間は90分ぐらいが最適であり,90分に1回除霜を行な
3 ∩)
一
う必要がある。
温水出口温度
20
なお日立空冷ヒートポンプ式チラーユニットの場合,前述
吐出L圧力
0
吸入ガス温度
吸入圧力
20
40
60
8090
92
94
96
98
100120
除霜運転
のように二重デフロスト機構を採用しているので,着霜によ
暖房運転一-一一・トーーー1
ー一頃房運転
る能力低下はほとんどない。
時
間(min)
(3)除霜運転
空冷ヒートボン70式空調機のデフロスト方式は,一般に逆
図5
サイクル方式(除霜時雄方弁切換えにより冷房運転に切り換
える),前述のホットガス
除霜時温水の水温を低下させている。
バイパス方式及び温水デフロスト
Fig・5
方式(空気側熱交換器にf誌水を散布する)の三とおりがある
Def「osting
Characteristic
by
Reverse
CycIe(inJaborat-
0ry)
が,ここにおいては空冷ヒートポンプ式チラーユニットとし
て検討を加えた逆サイクル方式とホットガス
逆サイクルデフロスト方式における運転状態(試験室)
バイパス方式の
両方式についての試験結果を要約し,その比較を述べる。
おりである。
逆サイクルデフロスー、方式は除霜時空気側熱交換器が凝
縮器となり,フィン表面の着霜量が多いデフロスト開始直
45
35
(Uし軸蛸ぺ屯Y要一
(0し軸鵬に玉東銅
逆サイクルデフロスト方式の試験結果は,図5に示すと
後に吐出し圧力は低くなっている。その結果,吸入圧力は
極度に低下し,機器,特に水側熱交換器に急激な温度変化
を与えることになり,機器に悪影響を与えることになる。
30
0
3 ∩)
除霜が進行するにつれて吐出し圧力は上昇してゆき,これ
(㌘∈。\山王下地+ヨガ(ON∈○\空こ只凹Y頗
(a)逆サイクルデフロスト方式
温水出
[H
温度
吐出 L 庄 力
吸入ガス温度
吸入圧力
20
40(氾
8090
92
94
96
粥100120
ト¶-一頃房運転一--------一十一一一除霜運転→トー【暖房運転一
時
図6
全入力
.ト
ものである。
Fig・6
(主三溝Y車重淵
送風機入力
東壁鮭唱
合はほとんど無視できる。逆に保有水量が少ない場合は水温
Labor-
や
が急激に降下し,この場合には補助ヒータを必要とする。
(b)ホットガスバイパスデフロスト方式
吸入圧力
L■L
ホットオスパイパスデフロスト方式の試験結果は,図6
21
(望ヒ。\言々由Y密
(ON∈。\空こ甫世+ヨガ
88
Bypass(in
水によって上昇度が強められている。また,水側熱交換器
吐出し圧力
芽叶
3 ∩)
に示すとおりである。この場合,圧縮機からの高圧高温ガ
60
90
120
150
柑0
210
240
暖房運転連続時間(min)
スがバイパス配管,バイパス電磁弁で減圧され,更に空気
側熱交換器内で減圧されフィン表面の霜と熱交換して低温
となる。一方,水側熱交換器には冷媒を流さないので,水
温降下は全くなく,水側熱交換器に急激な温度変化を与え
暖房運転連続時間による性能変化
Heat一=g
Gas
内の保有水量により異なるが,保有水量が絶対的に大きい場
送風機入力が急激に増える
るときが着霜量も急激に増加Lている。
Fig・4
Hot
は蒸発器となり水温降下がみられる。水温降下は配管系統
ト
0
by
に伴って吸入ガス温度が上昇し,更に水側熱交換器内の温
成績係数
3
Def「ostin9Characteristic
atory)
叫-赫・止
2
ホットガスバイパスデフロスト方式における運転状態(試験室)
除霜前後の温水出口温度の変化は,水側熱交換器の入口,出口の温度差による
(引〕只か
3
図4
暖房能力
OO
(宣3エロぶ中略啓
…7心
間(min)
Charaot即istio
ることもない(図6において出口水温が低下しているのは,
水側熱交換器の入口,出口の温度差を示している)。しかし,
on
Run=tng
空気側熱交換器へのホットガスバイパスデフロスト方式は,
吋
日立評論
空冷ヒートポンプ式空気調和機
505
No.5
VOL.56
RE-1
RE-2
空丸索漠′
喜妄至撃プ
pHl
三.甥
PH2
8F
倉庫
峰澤
7F
倉庫
軽重
霊芝芸
6F
AC「10×9合
憲喜芸奉書
D
∝
u
5F岩
4F
図7
空冷ヒートポンプ式チラーユニット設置状況
Condition
表l
騒音レベル
of
Ai「to
率草
事務室
率
U
水側熱交換
器ユニットは空く気側熱交換器ユニットの下側に設置されている。
Fig.7Installing
事務室
Wate「Heat
事務室
2F
事務室
1F
ロト荷解き場宿直室
Pump
尊重書レベルは製品より距離Im,高さImの位置で
Sounds
Level
CH
辱蚤膏値(Aスケール・ホン)
70
左右側面
BFl
球蛋′額
64
 ̄
面
上 土
65.5
PI
温湿度
分
区
Design
H
温
冷
乾球温度(Oc)
相対湿度(%)
外
気
34
63
室
内
26
50
外
気
ハU
〝却〝
■モ≡=
of
水
水
水
往還往遠往還
Condjtion
冷
温打
2
(UCC
Ta帆∋
注
機器仕様決定に当たっての設計温湿度条件を示す。
】H▲WR
HHHWCR
設計条件
P-5
P-3
P
表2
CH
C
GHR
面
背
嘩
軽
 ̄■■■■■■■■■■りW
三則定位置
正
掬
≡喜怒.
の債モを示す。なお,正面側には水側熱交換器ユニットが配置されている。
Tabl(∋l
寝室
3F
P-4
2
P-7
P-6
RE-1
RE-2
空冷ヒートポンプ式チラーユニット(90kW)
AC-1
水冷ヒートポンプ式パッケージ
′′
(60kW)
:…二;〉ェァハンドリン
i
AC-10
小形ヒートポンプ式パッケージ
季
夏
久
60
0
図8
季
室
内
22
45
配管系統国(暖房)
蓄熱運転と負荷運転で蓄熱槽内の水取入れ口を変えている。
Fi9.8
逆サイクルデフロスト方式に比較し低圧,低j温のため除霜
時間は長くなっているが,除霜の際サイクルチェンジをし
ないので,l吸入圧力,吐出し圧力の急激な変化もなく,四
方弁の作動もないため,機器の寿命などにおいて優れてい
音
Drawing
of
Pipe
Lines
7に示すとおりである。
(b)空調機器
空調機器決定に当たっでの設計条件は表2に、使用空調
機器の種類及び台数は,後述の図8に示すとおりである。
配管系統図は図8に示すとおりである。
表1は,空冷ヒートボン70式チラーユニットの騒音レベル
を示したものである。
2.ヰ
Syst()m
(2)空調システム
るといえる。
(4)騒
蓄熱槽内のポンプP-l,P-2の三方弁により
ポンプ式チラーユニットによ上り,冬季は塩水を,夏季は冷水
実機遷幸云状況
を地下1「;皆床下の蓄熱槽に貯水し,二次側(負荷側)システ
(1)設備の概要
ムは各階設置のエアーハンドリングユニットに冷温水二次ポ
(a)建築設備
建物規模:鉄筋コンク
一次側.(熱源側)システムは,夜間電力利用の空冷ヒート
ンプで冷温水を循環し,単一ダクト方式により空調を行なっ
リート造り(地下1階,地上8階,
塔屋1階)
建物両横:739m2,延J末面積:6,744.3m2
なお,空冷ヒートポンプ式チラーユニットの設置状態は図
ている。
また6ド皆の一部に熱回収ヒートポンプ式パッケージ形エア
コンを設置し,熱回収方式を併用している。
空冷ヒートポンプ式チラーユニットの莞・停は蓄熱槽内の
89
空冷ヒートポンプ式空気調和機
i■法度調節器とタイマにより全自動速乾を行ち・っている。
506
No.5
VO+.56
日立評論
帖】fりとち・る二、
冷温水ポンプは1∼6F系統,7∼8F系統.ファンコイ
(4)=左)カ逆転計1和
ルユニット系統の3系統で,冷却水,?温水ポンプは2系統で
迩転方法は冷百三逆一転と同様である。
ある。各系統とも,それぞれ二方弁で冷一足水の流量を調節し
(a)-蓄熱答最の男二川
てし、る。
蓄熱槽谷岩500m3,低音吉ふ佃Ij40Pc,高i蕊側450c,蓄熱槽利
(3)冷境遇転計画
別ヰぐを0.65とすると苦熱谷宗は1.625×106kcalとなる。
夜間90kWと60kWの空j令ヒートポンプ式チラーユニット2
(b)逆屯が寺閃の算才一H
汽を蓄冷逆転し,昼間は負荷と潜i令谷享違との関係によりl抽時
鴫わブ負荷特性は図10にホすとおりである。1日のl堤坊負
運転を行なうことになる。
荷3,189×106kcalのうち1.625)<106kcalの熱量が蓄熱され
(a)蓄冷答壷の算出
ているので,1.564×106kcalが空冷ヒートポンプ式チラー
蓄熱槽寄主主500m3,低f占左佃り50c、高温側100c,潜熱槽利
ユニットの昼間の負弔fとなる。夜間,尽間それぞれの運転
用率を0.65とすると,蓄冷容宗は1.625×106kcalとなる。
時「臼ほ空冷ヒーートポンプ式チラーユニットの能力から算出
(b)運転時間の算出
すると,夜間は60kW及び90kWとで4.2【時間,昼間は90kW
冷垢負荷特惟は,図9にホすとおりである。1[Jのf針力
のみで6.0時間となる-。
負荷4.51×106kcalのうち1.625×106kcal(7)熱量か蓄冷され
(5)避ヰむ三一夫紙
ているので,その差2.885×106kcalが空冷ヒートポンプ∫(
(a)冷Di逆転
チラーユニットの星間の負荷となる√)
冷た才逆転の稼動二状況は,図9にホすとおりである。
夜「乳
空f甘ヒートポンプ式チラーユニットの逆転王制御は前述し
量間それぞれの運転時間を空冷ヒートポンプ⊥℃チラ
付さiヲ6.9
ーーユニットの能力から鞍上hすると,夜間3.6時札
注
たように,タイマと蓄熱槽内のざ見J空調節器の組でナせによリ
注:---一運転計画
---一運転計画
稼動状況
----一様動状況
----一
く10‡kca1
-一畳間10時間一
600
冷房負荷
昼間合計
深夜時間帯
一「
J
×
ト
0 仙600
昼間10時間
深夜時間帯
4,510,000kca】
500
fこ 400
房間18
曝畳3,
5 ∩)0
鰯誌
k (U
a
400
⊥l⊥】
1Ⅱ亡
体
只猫雌潜・檻瓜帖啓
力巨
富300
雌
韓
蓄冷
200
300
蓄熱
2 0 ∩)
100
00
10
12
14
16
18
20
22
6
24
8
10
12
14
16
18
1日の時間帯
力
冷房能
昼間
計
運転
図9
画
稼
(250,400十167,300)
×6.9
×2
≒乙885,000kcal
≒1,625.000kcal
冷房運転計画及び稼動状況
Design
a=d
Ru==i=g
≒825,400kcal
図10
2
Co=djtion
4
稼
6
8
of
C00■ing
≒1,564,000koal
×1.5
(232,300+154,700)
×4.2
×7.2
≒1,825,000kca卜
Running
≒2,800,000kcal
昼間と深夜とで外気温度の差に
kW空冷ヒートポンプ式チラーユニットl台運転。
and
≒389,000kcal
(232β00十154,700)
暖房運転計画及び稼動状況
Design
動
261.000
より空冷ヒートポンプ式チラーユニットの暖房能力が異なっている。昼間は90
Fig・10
90
×6
蓄熱運転
≒3,636,000kcal
深夜の蓄冷運転により,夏季昼間
の電力ピークカットを行なえる。
Fig・9
24
画
261,000
昼間運転
(272.500十182,000)
×8
計
暖房能力
動
(250,400+167,300)
×3.6
22
1日の時間帯
(272,500十182,000)
蓄冷運転
20
Condition
of
Heating
507
No.5
VO+.56
日立評論
空冷ヒートポンプ式空気調和機
「′Ⅰ励逆転を行なっているが,逆転某紙の結果,エアハンド
リングユニ、ソトの能力余裕及びランニングコストをできる
(00)世絹江召省頑
だけ安くするため,佼仰の外与ミ氾度が仙もいとき,空冷ヒー
かして.†玄関の茶熱運転時閃をJ†りやL,宅内環境もi与■三度を
若l二高めにしたこと,如に潜熱槽に検討を加えたことなど
35
判明率0.75となった。その結凪讃指笛二ら主は3.75×106kcal
付川約2時榊という
となI),冷筋聾転畔1…ミ】は夜間8時「札
30
0
[H
温度
20
吐出し圧力
0
吸入ガス温度
30
を行ないf引子与jの運転時「iりイ言古こをずらすことにより図9にホす
温 水 山山
茶世く昏
結果を柑た。この結果,蓄熱槽を利用して佼FH=二讃熱逆転
ト
(Uし世頑K∼べY啓一
により苔熱糟の利用状況は利川ぎ占左舷メf‡10deg,詩熱槽有効
(㌘∈0\ぎ)只世+召甘
トポンプJ℃チラーユニットの冷百踊巨力が印加する持氏を生
45
ように庄李における鎖間の電力ピークカットを十分行なえ
吸入圧力
20
40
60
8090
92
94
96
98
100120
ることが判明したt〕
トー暖房運転一一一一一一一除霜運転一-←-暖房運転〟→
(b)恨一方逆転
時間(min)
実機は逆サイクルデフロスト方式の空i令ヒートポンプ上℃
チラーユニットであるが,帳坊逆転状i妃を日動記録計で測
図12
定した結果は図11に,株㌫Lけの詳細データは図12にホすと
逆サイクルデフロスト方式における運転状態(実地運転)
蓄熱運転により除霜後の温水温度の復帰は短時間である。
をりである。図12で空i令ヒートポンプ式チラーユニットの
Fig.12
逆転前後においてi占上水爪=粘度が急激に変化しているのは,
Defrosting
CharacteristioofReverse
Cycle(in
Fie】d)
水側熟女枚器の入「 ̄†,出口の氾性差によるものである。
ので,除祁終 ̄川仁点で即時に附さ-描Jの水温に復輔している。
図11より深夜に氏時F-iり連続逆転を行なってもf.㌧J_水i吉.U空は
順調に上与7・しており,また冷凍サイクルの吐出し圧力,吸
すなわち,二次側においてほとんど水温降下はないといえ
入圧九
る。
吐出しげス温度,暇人ガス温度ともいずれも安定
しておl),1笥㍉子.二r運転が順調に行なわれていることをホして
以_Lの帳†方運転稼動二状況は図川に示すとおりである。
いる。一一方,図12のl;余抑時の詳細なデrタにおいては,前
岐城塞屯汁二おいては,冷砂丁寺に比べ蓄熱槽才エ1L水温歴と外気
温怯との結U豊美が大きいため,蓄熱槽有効利用率は小さく,
述のように水温降下が明らかであるが,苦熱答_Fことが大きい
また利用氾度レトさいが,蓄熱槽の蓄熱客員は2.8×106kcal
となり,隠滅聾転時間は深夜60kWと90kW2千丁が7.2時間,昼
間90kWlf ̄㌻が1.5時間となる。
この結果,図10でも明らかなように、別の立上り暖房負荷
30
とが実説亡された。
0〇.
l田
吐出Lガス温度
0
結
言
試験三三における試J験結果と実地運転結米を対比しながらの
デフロスト方式の比較と,苔i令熱運転の布効性を述べてきた
50
が,以上を要約すると下記のとおりである。
吸入ガス温度
5O
(1)蓄熱槽を他州した苔冷運転は,宮李昼間の電力ピークカ
トL
温水出 口 温度
3O
ットを-ト分行ない蓄熱槽の有効性がホきれた。
(2)潜熱)割転においても朝の立上I)における暖房負荷ピーク
20
4 ▲U
(㌘∈○\ぎ)末世+ヨガ
1■■L(U。)世相巳玉音蛸
(UO)雌mdごn屯+召封側痍K束Y東
に対し黄熱逆転で十分対処でき,ユニットが小谷二塁で析むこ
に十分対処でき,ユニットが小谷読となる利点がホされた。
(3)空冷ヒートポンプ式チラ【ユニットは,夜閃外気温度が
 ̄卜がると鴨彷能ブJが低一下するが,蓄熱運転により十分カバM
することができた。
(4)岐南逆転連続時間は外気温度条件にもよるが,概略90分
0
吐出し圧力
が克之過であり,実地逆転においても水温が順調に上井し,冷
平坦Y昏
i束サイクルの安:這性も確認された。
∧UO
(Uし咄銅蝦女
(5)ホ、ソトガスバイパスデフロスト方式は,逆サイクルデフ
吸入圧力
ロスト方式に比較し除霜時間は長いが,除霜の際冷凍サイク
外気温度
101214
ルのチェンジを行なわないので吸入圧力,吐出し圧力の急激
20
1618
22
24
2
4
1日の時間帯
6
8
な変化はなく,四方弁の作動もないため機器の寿命などにお
いて有利である。
(6)逆サイクルデフロスト方式において,除1榊寺水温は降下
するが,蓄熱運転においてはその影軍学はほとんど無視できる。
図Il暖房運転〕犬態(実地運転)
空冷ヒートポンプ式チラーユニット
二浪びに株二式会社束海設計の稲垣主任設備技師に対し,深く謝
の運車云時間帯は,柑:30∼18:00及び22:00∼8:00の間である。
Fi9.11Running
Condition
of
Heating(in
終わりに当たり,種々御指導いただいたq ̄一部電力株式会社
Field)
意を表わす;欠節である。
91
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