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*「被災地の 子どもたちに、クリスマスカードを届けよう!」プロジェクト

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*「被災地の 子どもたちに、クリスマスカードを届けよう!」プロジェクト
*「被災地の⼦子どもたちに、クリスマスカードを届けよう!」プロジェクト*
⼦子どもたちと、⼼心と⼼心をつなぐクリスマスカード( holiday-card )
“” メリークリスマス & ハッピーニューイヤー“”
5年間、60を越える世界の国々や⽇日本各地の仲間たちからの、
温かい励ましのクリスマスカード11万通を被災地の⼦子どもたちに届けました! 被災地の⼦子どもたちと、温かい⼼心と⼼心がつながりました!
今年度も引き続き、宮城/福島/岩⼿手3県の被災地復興を願いながら、⼦子どもたちに温かく寄
り添い、希望・再⽣生の明⽇日に向けて励まし慈しみの⾔言葉をかけて、楽しいクリスマスと新年をお
祝いしましょう! 被災地の⼦子ども達は、今年も楽しみにあなたのカードを待っています。(カ
ードの様式、⼤大きさ、内容はすべて⾃自由です)
< カード展⽰示会の開催 > (展⽰示希望作品を募集中)
・福島市児童館「こむこむ」(福島駅前) 12⽉月23⽇日〜~26⽇日
・⽯石巻市内の「七回忌追悼カード展⽰示会」 2017年2⽉月予定 『 送り先 』
⽥田中拓男:クリスマスカード・バンク宛
〒343-0023 埼⽟玉県越⾕谷市東越⾕谷6-107
TAKUO TANAKA 、6-107 Higashikoshigaya,Koshigaya-City,SAITAMA Pref.、JAPAN
『 投函時期 』
「12⽉月末⽇日」までにお願いします。
最終的に、1⽉月中旬までに届いたカードは、「ホリデー・カード」
(年賀状も合わせて)として被災地⼩小学校にお届けしております。
クリスマスを、被災地の⼦子供と共にお祝いするためには、
遅くとも「12⽉月15⽇日」までにバンク必着 プロジェクト代表:中央⼤大学名誉教授 ⽥田中拓男
(mail: [email protected] tel; 048-962-3610)
Professor Emeritus of CHUO-UNIVERSITY
『公式
facebook』
「カード受取」リストなど、随時詳しく掲載しています。
http://www.facebook.com/XmasCardsFromFriendsAroundTheWorld
<趣旨⽂文> 2016年
忘れない!
東北⼤大震災からはや5年半余の時間が過ぎました。まもなく⼤大震災で亡くなられた2万⼈人弱の
御霊の七回忌を迎えます。被災地の⼈人々は、故郷の復興・新たな発展に向け、皆で⼒力を合わせな
がら懸命に前に進んでいます。福島宮城両県の沿岸被災地を⾛走る常磐線は、ようやく全線再開の
⾒見通しが出ています。飯館村の⼩小学校も、校舎の新築で⼦子供たちがやっと仮校舎から村に帰れる
ようになりました。福島の⼩小学校では、どこでも校庭で⼦子供たちが元気に⾛走り回る姿が⾒見られま
すが、ご⽗父⺟母の⽅方はなお放射能汚染への強い危惧を払拭できず、⼼心の中での⼼心配が絶えないと伺
いました。昨年の村井宮城県知事のお話では、「被災者の⽅方たちは、“忘れられることが何よりも
嫌だ”、と、よくおっしゃいます」と。
今年も、熊本⼤大地震、⿃鳥取地震など、⽇日本列島は活発な活動期に⼊入り、甚⼤大な災害の被害が続
発しています。この厳しい環境変化の中で、多くの⼈人々がお互いに助け合い励まし合うという、
ボランタリーな実践活動の必要性・重要性は、ますます増しています。私たちも、災害の被災地
やその地の⼦子どもたちのことを決して忘れず、今年も継続して「クリスマスカード」に託して、
⼦子供たちの⼼心に温かく寄り添い、語りかけ慈しみ、精⼀一杯に励ましたいと願っています。
被災地の⼦子どもたちとともに!
東北の被災地の⼩小学⽣生たちは、あれから6年近くの時間の経過の中で⼤大きく成⻑⾧長して、⼩小学校
を巣⽴立っていく者が多くなりました。今⼩小学校に残っているのは、震災当時の新⼊入⽣生か幼稚園の
園児です。しかしながら、あの悲惨な⼤大震災・⼤大津波、近親の縁者との悲しい別れ、その後に⻑⾧長
く続く、厳しい⽣生活環境などの思い出は、被災地の現場で⾃自ら直接体験した⼦子どもの幼⼼心にも、
今なお深く⾟辛い傷跡として残されているのではないかと案じています。
⼦子供は、私たちの未来を託する⽇日本の⼤大切な宝です。この⼦子どもたちのことを思うと、私たち
は、いつまでも傍らを離れずに寄り添って、勇気づけ、励まし、⼼心を温めてあげたい、そんな気
持ちになります。また、⼤大震災を体験した⼦子ども達とともに、私たちも、この悲惨な震災の体験
を⾵風化させずに、次の世代まで語り続けていかなければならないと思っています。
11万通余の愛のクリスマスカード!
私たちのプロジェクトは、6年⽬目の今年も引き続き活動を続けていきます。⼤大震災より5年間
で頂いたカードは、世界60ヶ国および⽇日本各地から約11万通、累計で3県の被災地760校
余の⼩小学校に届けることができました。皆様のご協⼒力のお陰です。
⼦子供たちは、学校でいただいたカードを持ち帰り、被災者の家族の⽅方々とともにクリスマスの
喜びを分かち合っています。毎年多くの⼩小学校からは、みなさんからのカードを⼿手に笑顔で喜ん
でいるクラスの集合写真とお礼状などが、次々に届けられます。震災後こんなに⻑⾧長く時間が経過
しても、まだ被災地の⼦子どもたちのことを⼤大切に思って、多くの⼈人々がカードを書いてくださる
ことに⼼心から感謝したい、と感動の⾔言葉もたくさん届いています。「今年も送っていただけるか
な!」と楽しみにしている⼦子どもも多いと伺いました。遠く離れた⼈人々、特に外国在住の⼈人々の
温かい⼼心が、国境を越えて被災地の⼦子どもの⼼心に確実に伝わっているのです。
「絆」 被災地に根ざし、復興オリンピックで花咲き、世界で実を結ぶ! 厳しい⼤大災害時には、⽇日本⼈人みんなが⼼心と⼼心をつなぎ、お互いに励まし助け合うという、愛の
「絆」の精神が、⽇日本の美しい伝統になっています。⼤大震災を経験して、再び⽇日本⼈人すべての⼼心
に伝統の「絆」の精神が再確認され、様々な震災ボランティア活動の積み重ねを通じて定着して
きています。クリスマスカードの実践活動をこうして⻑⾧長く継続することも、その⼀一環として重要
な役割を果たすものと思われます。
4年後の東京オリンピックにおいて、海外から多くの客様を迎え⼊入れるのに当たっては、ボラ
ンティア活動による⼼心からのおもてなしを通じて、⼦子どもたちとともに⽇日本⼈人の思いやりの
「絆」の花を美しく咲かせたいと願っています。そして、それが東京オリンピックの⼼心の「レガ
シー」として世界中の⼈人々の⼼心にしっかりと受け継がれてゆくと、⽇日本伝統の「絆」の精神は、
地球上の諸⺠民族・諸国間の協⼒力協調の促進、さらに⼈人類の平和共存という形で実を結ぶことにな
るでしょう。私たちは、このような未来への⼤大きな夢を描きながら、今年もクリスマスカードを
被災地の⼦子どもたちに送り届けています。
今年も、皆様の温かいご⽀支援ご協⼒力をお願い申し上げます。
(⽂文責;⽥田中拓男) 
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