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冬季縄文杉を目指す方へ
冬季 縄文杉を目指す方へ 縄文杉までのルートは危険がいっぱい☠ 縄文杉までのルートは危険がいっぱい☠ ☠雪積もる長いトロッコ道 ☠ ☠ ☠ ☠ ☠ ☠凍りついた階段・木道 ☠雪深く不明瞭な登山道 標高1300mに位置する縄文杉では、冬季雪が積もり、気温は氷点下になります。 屋久島の雪は、湿雪のため濡れやすく、体温が奪われてしまいます。 木道や階段には雪が積もり、さらに凍りつき、大変滑りやすくなります。 安易な縄文杉登山により、毎年不幸な事故が後を絶ちません。 冬季、縄文杉を目指す登山者は、安全のため、必ず以下の心構え・装備をお守りください。 心構え ザックの中身 ◆十分な体力・技術・経験を備え、何よりも 十分な余裕を持って登山を計画してください。 ◆初心者だけでは絶対に入らず、初心者の 方は必ず経験者・ガイドの方に同行するよう にしてください。 服装(防寒着)・手袋・登山靴 ◆速乾性・保温性に優れた肌着(綿は不適)、 暖かな中間着(ウール・ダウン・フリース)、防 水透湿性に優れたアウターを着用します。 ジーンズは濡れると寒く乾かず登山には向きま せん。 ◆ウールやフリースの手袋を準備します。 ◆保温性・防水性の高い、しっかりとした登山 靴を準備します。保温性の高いウール等の厚 手の靴下を忘れずに。またスパッツも必須です。 ◆食料・燃料は余裕を持って準備し、笛やコ ンパス・地図、ライター、携帯電話に加え、万 一に備えた非常用装備も必ず持参します。 ストック(ピッケル)・アイゼン ◆トロッコ道・木道・階段等凍りつき滑りやす い場所では必要な装備です。 ◆縄文杉登山では、トロッコ道や木道、木の 根を傷めないために、極力チェーンアイゼン を使用してください。なお、積雪状況によって は簡易なスノースパイクでは危険なことがあ ります。 身の丈にあわない登山は家族の涙の始まりです。登山届を忘れずに! チェーンアイゼン スノースパイク 屋久島山岳部利用対策協議会