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資料(2/2) (4319kbyte)
◆警備,車両管理システム及び電動化,共同利用について 検討項目 概要 ・市場内の保安警備向上,よりスムーズな物流実現のため,全ての入退出ゲートに 車両管理システムを導入する。(別紙平面図参照) ① ② ③ 今後の予定 ・詳細仕様,管理運用方法等の検討。 車両管理システムの導入 【一般車両出入口】コインパーキング方式 【通勤車両・事業者用地出入口】RFID方式 (ICチップを搭載したIDカードを使用) (車内からIDカードをかざす。電波受信距離3~5m) 【物流車両出入口】RFID方式とコインパーキング方式の併用 監視カメラの設置 ・車両が入退出する全てのゲート,市民が出入りする市場会館棟,塵芥集積所前など については市で監視カメラを設置する。(別紙平面図参照) ・卸売場,仲卸売場,物流センターなどにおける商品管理のための監視カメラは 業界で設置する。 ・低温卸売場,物流センターなどの密閉空間ではディーゼル,ガソリン車の入場を 禁止する。(労働安全衛生規則でも規制されている) ディーゼル車両等の規制 ・大屋根が架かる基幹施設内については,品質管理と作業環境の向上を図るため, ディーゼル車,ガソリン車の入場を抑制する。 (別紙平面図参照) ・詳細仕様,管理体制等の検討。 ・フォークリフト,ターレットの車両登録, 管理体制等の検討。 ・施設規模,詳細仕様,管理運用方法等の検討。 フォークリフト・ターレット 共同充電設備の設置 ・仲卸売場前に充電設備設置のための分電盤電気容量を確保する。 ・小売業者向け及び業界全体で利用できる共同充電設備設置場所を確保する。 (別紙平面図参照) ・フォークリフトについてはバッテリー交換方式を中心に設置を検討する。(業界要望) ・詳細仕様,管理体制等を検討。 ⑤ 非常用発電設備の設置 ・市場会館棟電気室,卸売場棟電気室に停電時対応のための非常用発電機を それぞれ設置する。 ・発電機の電力供給範囲は,市場会館棟,卸売場棟の照明20%程度(守衛室, 中央監視室については100%),防災機器,中央監視機器等を対象とする。 ⑥ 太陽光発電設備の設置 ・卸売場西棟屋根に設置する。 ・詳細仕様,管理体制等の検討。 ・非常時における発電電力の活用方法を検討。 ④ 15 FX1 FX9 GX1 GX8 NX1 NX2 HX1 HX2 576000 57600 20000 66500 9000 111010 IX1 IX2 1430 6160 1360 HY3 FY2 HY1 FY1 IY3 IY1 BY12 CY23 EV AY6 DY4 28500 4000 4 0 28000 18000 18000 4000 4 0 18000 28000 EV DY1 38000 EV EV V 750 75 50 5 0 15000 75 750 7 5 50 7000 0 1500 00 1500 50 7000 0 4 0 4000 48500 8000 8 00 80 8000 000 8000 8 00 0 0 4000 4 0 AY1 CY1 EY4 BY1 FX1 JY2 EY1 JY1 N 15705 13945 1350 3000 QX1 QX2 6000 12000 EX1 EX2 38350 35500 DX1 6150 220000 16500 DX4 AX1 AX12 199500 98000 KX1 105000 34000 BX16 BX1 52000 174650 KX11 50500 CX4 CX9 38850 JX1 65000 JX3 SCALE S=1/800 (A1) S=1/1,600 (A3) No. 00-00 16 ○ゲート周りの造作図(参考図) ○フォークリフト・ターレット共同充電設備の設置(参考図) 1 一般車両出入口(青果市場会館棟北側) 1 ターレット共同充電設備 料金精算式システム ターレット共同充電設備 充電コンセントボックス 2 フォークリフトへの充電方式について ①バッテリー交換方式 2 搬入車両・関係者専用車両(通勤車両)・事業用地車両出入口(卸売場棟北側・南側・西側) RFIDシステム フォークリフトでバッテリーを交換 取り出されたバッテリー ②直接充電方式(従来方式) 充電コンセントにフォークリフトからのプラグを差し込む 17 説明図 海の中道大橋 (2) 新青果市場用地の地盤強化対策について 市2工区 新青果市場 工事中 工事中 市4工区 (地盤改良) (基盤整備) 市5工区 埋立中 1 地質調査結果について 平成 23・24 年度に新青果市場用地の詳細な地質調査を行った結果,比較的厚い砂質土層により「一般 の建築物に求められる地震に対する地盤の強さ」に満たない箇所が,当該用地の 40 地点中 4 箇所あるこ とが分かりました。 【図-1 参照】 2 原因について アイランドシティの埋立には浚渫土を用いており,粘性土が約85%と多くを占め,残りの15%が 砂や砂礫であること,さらに,これらが混ざった状態で分散させながら埋立を行っていることから,砂 や砂礫が堆積したとしても部分的かつ薄い層にとどまっていると考えます。 一方で,新青果市場の東側は,市2工区と市5工区を区切る仮護岸の最終締切箇所にあたります。そ の仮護岸には砂を利用しており,埋立当時の状況を調査した結果,最終締切工事において一気に締切る 際に,潮流の影響で当該用地側に一部漏出したことが,本件の主な原因であるとの結論に至りました。 【図-2 参照】 工事中 (基盤整備) 小中学校 市3工区 公民館 市1工区 ふ頭用地 アイランドシティ 中央公園 :分譲可能区画(平成25年4月現在) 博多港開発㈱工区 新病院 ぐりんぐりん アイランドブリッジ 御島かたらい橋 仮護岸 新青果市場 市2工区 3 地盤強化対策について 青果市場は,福岡市地域防災計画において「調達救援物資集積箇所(生鮮食糧品) 」に指定されるな ど重要な食糧供給基地であり,卸売場棟などの基幹施設は東日本・阪神・淡路大震災規模の地震にも対 応できる施設としており,地盤についてもサンドコンパクション工法等により同等の地盤強化対策を実 施します。 なお,地盤強化工事の設計などで着工の時期が若干変更になりますが,全体工期の中で調整を行い, 平成 27 年度内の開場に変更はありません。 市5工区 ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・・・ ・・ ・ ・・ ・・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ 仮護岸最終締切箇所 比較的厚い砂質層が確認された地点 ※今回の件に関する専門家の意見について 福岡市技術ナレッジ・アライアンス制度登録学識経験者 九州大学工学研究院 善 功企 特任教授(土木工学,防災地盤学,海洋地盤学) 九州大学工学研究院 笠間 清伸 准教授 (防災地盤工学) ①アイランドシティ全体の地盤について アイランドシティは主として粘性土で埋め立てられており, 地盤全体としては液状化に強いと言える。 ②地盤中に含まれる砂質土と液状化の考え方について 一般的には液状化は砂質土層の厚さ・深さ,締まり具合や地震の規模などに左右されるものであり, 砂質土層があれば必ず液状化が発生するというものではない。 ③液状化対策について 部分的に緩い砂質土が堆積していても,適切な対策を実施すれば問題ない。 その他の地点 図-1新青果市場周辺の仮護岸及び最終締切箇所 市2工区 新青果市場用地 市5工区 仮護岸 最終締切箇所 市1工区 博多港開発㈱工区 図-2アイランドシティ航空写真(平成9年度) 18 (3) 新青果市場整備スケジュール 平成25年度 H25 4~7 平成26年度 H26 8~12 H27 1 1 2 3 3 4 ▼着工 共通仮設工事・杭工事 本 体 建 設 工 事 4 5 5 6 6 7 8 7 8 9 10 9 10 11 11 東 棟 全 体 事 業 用 地 福 岡 市 建工 設事 19 20 9 21 10 +1 11 +2 地盤改良・基礎工事 鉄筋コンクリート工事 屋根工事 内・外装仕上げ工事 自主検査・調整 鉄骨製作 柱・梁施工 2階床コンクリート 外部仕上げ 冷却設備工事・防熱工事等 ※腰壁躯体工事 杭工事 地盤改良・基礎工事 鉄筋コンクリート工事 屋根工事 内・外装仕上げ工事 自主検査・調整 業界自主整備工事 準備期間 1 2 +4 +5 3 備考 +6 内・外装仕上げ工事(押さえコンクリートを含む) 施 設 整 備 完 了 目 標 設 定 ▼着工 共通仮設工事・杭工事 1階腰壁の差筋 12 +3 自主検査・調整 基礎~躯体工事 竣 工 検 査 追 加 改 装 工 事 期 間 業 界 各 自 開場 内外装仕上げ工事 自主検査・調整 電気・空調・衛生・冷蔵 自主検査・調整 外構工事(舗装・植栽フェンス・官路他) 外 構 業 界 18 8 冷却設備工事・防熱工事等 設 備 市通 場路 17 7 ▼ 建 設 工 事 福 岡 市 16 6 】 付 属 棟 5 ( 内 装 15 4 天井部鉄骨・間柱・建方等 ー 業 界 14 屋根工事 ▼着工 共通仮設工事 青 果 市 場 会 館 棟 13 3 物流センター部分施工ヤード使用期間 タ物 冷 流 小 蔵 組セ 口 庫 合ン 本 体 建 設 工 事 12 2 鉄骨工事 本 体 建 設 工 事 福 岡 市 H28 1 地盤改良・基礎工事 青大 相売 果同 対場 福 岡 市 12 ) 卸 売 場 棟 2 【 西 棟 福 岡 市 平成27年度 自主検査・調整 市場通路整備(施工時期等の詳細は未定) 面積及び区画割の調整・決定 分譲手続等 設計・建設工事 (新市場開場と同時期に開業する場合の想定スケジュールであり,建物規模等により変動する) 新青果市場整備委員会(5月下旬) 業者個別協議(店舗改装,電気容量確認など) 6月~7月頃 仲卸組合(店主会)説明(7月上旬) そ の 他 小売商組合(理事会)説明(7月上旬) 売買参加会者全体説明会(7月下旬) 工事契約手続き (~12月) 19 (4) 市場関係者事業用地の分譲について 事業用地(拡大図) 1.事業用地について ●位置 臨港道路アイランドシティ2号線(W=40m,片側2車線,中央分離帯有り) 中央分離帯 ( 港 湾 関 連 用 地 97m 52m 道 路 総面積 約2.4ha 97 新 青 果 市 場 ) 分 譲 地 市場通路(w=10m) 166.5 事業用地 市場関係者事業用地 物 流 セ ン タ | 区画道路11号線 (W=20m,片側1車線,中央分離帯なし) ●事業用地の概要 所在地 福岡市東区みなと香椎三丁目 28 番1の一部 地目 雑種地 用途地域 準工業地域 ※物流センターの位置,規模 については未確定。 260.5m 港湾局分譲予定地 市場通路(W=10m) 建ぺい率 容積率 建ぺい率:60% 容 積 率:300% 指定用途 新青果市場の機能を補完または連携する物流施設 (例;倉庫,配送センター及び これに付随する事務所,加工作業所,駐車場等) 構築物の規制 臨港地区として商港区の指定を予定しており,この場合におい ては「博多港の臨港地区内の分区における構築物の規制に関す る条例」の適用により一定の建築物は制限されます。 (制限される構造物の例:住宅,社宅・寮,ホテル等) 84 事業用地 84m 169m 2.土地の価格(参考価格(市1工区の標準地単価) ) 分譲単価 97,000 円/㎡(標準画地:7,500 ㎡,一方路の場合,H25.2.1 時点での評定額) ・価格は,区画規模や接道条件等により異なります。 ・分譲価格は,福岡市不動産価格評定委員会において,区画毎に決定されます。 中央分離帯 臨港道路2-1号線(W=40m,片側2車線,中央分離帯有り) 事業用地全体面積:約2.4ha(市場通路を除く) 20 (5) 青果部三市場跡地処分方針について 1,現市場用地処分の基本方針 【平成22年1月市政運営会議 決定】 2,青果部3市場の概要 基本方針 区 現青果部3市場については,用地を処分することにより,新市場用地の財源とすることを基本にして おり,今後,地域の意見なども聞きながら,行政需要への対応や民間への売却など,様々な観点から充 分に検討していく。 1.跡地処分の方向性 1) 処分時期 ○ 市場移転前の早期処分には課題も多く,今後の経済情勢や土地価格の変動を見極めながら 処分時期を検討していく。 2) 処分方法 ○ 処分方法については、3市場分割での処分とする。 3) 土地所有形態 ○ 土地の所有形態については、跡地売却収入を新市場用地取得の財源とすることから、売却 を基本とする。 4) 行政需要等への対応 ○ 処分先選定においては、公共公益施設を優先することとし、その場合には早期に処分先を 決定する可能性がある。 2.今後検討を進めるにあたっての視点 1)本市のまちづくりに寄与する土地利用の誘導 活気あるまちづくりを目指すとともに,地域の生活利便性の向上や良好な 市街地環境の 形成などに寄与する土地利用の誘導を図る。 2)周辺の生活環境への配慮 住宅地への日影,圧迫感,景観調和などに配慮するよう,施設の配置や高さなどに関する ルールづくりの取組みや地域との意見交換の場を確保する。 3)交通環境への配慮 交通渋滞や生活道路への車両進入など,周辺の交通環境に配慮した施設用途・規模などの 誘導を図る。 4)適正な価格による確実な処分 跡地処分の売却収入は新市場用地取得の財源となるため,適正な価格により確実に処分す る。 分 青果市場 西部市場 東部市場 開設年月 S43.9 S49.6 S57.7 所在地 博多区那珂6丁目 西区石丸4丁目 東区下原4丁目 敷地面積 88,310㎡ 31,240㎡ 22,327㎡ 用途地域 準工業地域(200/60) 準工業地域(200/60) 準工業地域(200/60) 行政需要 ○下水道立て坑用地 課 題 ○青果物流センターの 同時処分 ○道路拡幅整備 3,スケジュール 4 5 6 7 8 H25年度 9 10 11 12 新 市 場 整 備 現 市 場 の 跡 地 処 分 1 2 3 H27年度 H26年度 建設工事 (仮)跡地利用検討委員会 設立準備 庁内連絡会議 総務企画局 財政局 住宅都市局 道路下水道局 等 土地利用の検討 行政需要の把握 民間意向の把握 関係機関との協議・調整 地元との協議・調整 検 討 の 枠 組 み 確 認 H28年度以降 開場 跡 地 処 分 方 針 の 決 定 処分手続き ・調査(土壌汚染,埋文等) ・土地鑑定評価 ・都市計画廃止・変更手続き ・公募,選定,契約 等 現 況 引 渡 し 解 体 更 地 引 渡 し 21