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現 代 法 学 部 開 設 1 0 周 年
現 代 法 学 部 現 代 法 学 部 開 設 〒185-8502 東京都国分寺市南町1-7-34 http://www.tku.ac.jp 10 周 年 法 化 社 会で 活 躍 できる 人 材を育成 20世紀最後の四半世紀から今世紀にかけて、グロ-バル 化、 高度情報化、 少子高齢化、 環境問題の深刻化など、 社会は大きく変化し、一層複雑多様化しています。 同時にわ が国では、これまでのいわゆる官主導型の社会運営の見直し が進められ、1990年代半ば頃より規制改革が本格化し、重 要な法律が相次いで制定・改正されています。 司法制度改 革も推進され、裁判員制度も実現しています。 明治時代の 法典編纂期、第二次世界大戦後の戦後改革期に続く「第三 の法制改革期」 といわれるほど、わが国では、法制度の大規 模な再編が進められ、法が一層重視される「法化社会」の到 来が現実のものとなっているといえます。 「法化社会」においては、法律専門家のみならず、全ての 人々、全ての職業人が法的素養・法的知識をもち、それらを 活用して諸問題に対処する能力を身に付けることが要請され ます。そこで本学が、「法化社会」の到来を見越して、新た な時代が必要とする人材を育成するために2000年4月に開設 したのが現代法学部です。消費・環境・福祉という現代の重 要な法的な課題の学習を通じて日本法全体を学ぶという基本 的な考え方に基づき、実定法の段階的学習、多彩な演習科 目群など、教育効果が上がるように、現代法学部ではさまざ まな工夫が凝らされています。さらに、開設後も不断の教育 改革を進め、多様な需要に応えるため「法プロフェッショナル プログラム」 「ビジネス法プログラム」などを導入しています。 [ 活 躍 す る 卒 業 生 ─ 1 ] いでした。それが現代法学部に入ったこと しかし、法プロのサポートはこれだけではありま で一変。本気で勉強し、司法書士という目標を見 せん。隔週で受講者全員が集まって、学習法など、 つけることができました。これは、一つには法律 先生に個別に相談できるホームルーム的な時間も の基礎からしっかりと、丁寧に教えていただける 設けられていました。何かあれば相談できる場所 カリキュラムが用意されていたからだと思います。 があり、勉強に専念できる環境が整っているのは 具体的な事例を取り上げながら勉強していくこと とても心強かったです。 で自然に興味をそそられ、気づいたら法律を学ぶ もう一つ、現代法学部で学んでよかったと思う おもしろさに魅了されていました。 のは、試験勉強と並行して、基礎からじっくりと 目標を見つける大きなポイントになったのは、2 法律と向き合う勉強ができたことでした。専門学 年次に創設された法プロフェッショナルプログラム 校の授業は、言ってみれば、知識を詰め込む授業 (法プロ)です。何か法律の資格を取ろうと考えて です。確かにそれで試験には合格できるかもしれ いた時で、一定基準を満たせば無料で試験対策 ませんが、実務を行う上では厳しくなると思いま 専門学校に通えるのは魅力的でした。 す。その点、法プロを含め、大学の授業は法の 法プロでは、通常の大学の授業とは別に憲法や 考え方を身に付けることに重きが置かれています。 民法などの授業が行われます。法律を学ぶ点では しっかりと法の精神を学べたことで、法律に対す 同じですが、どの授業もゼミ形式で通常の授業で る理解が深まり、楽しみながら勉強できました。 は使わない高レベルの専門書を読んだり、詳細な 今後は実 務 経験を積みながら、得意分 野を 判例研究を行ったりしました。3年次からは学外 作っていくつもりです。同時に、まだあまり目を向 けられていない分野にも力を入れていきたいと思っ ています。最近は過払い金返還請求に取り組んで いる司法書士も増えていますが、最初に取り組ま れたのは同郷の静岡県の方だと聞いています。ま た、研修先の先生のように、新たに犯罪被害者支 援に力を入れていらっしゃる方もいます。私もこれ ら先輩方の開拓精神を見習い、困っている人の助 けになれる司法書士を目指したいと思っています。 profile◉合格率約3%の難関、司法書士試験に現役合格。 2010年9月、簡裁訴訟代理等能力認定考査合格。 ゼミは刑事訴訟法。趣味はギターで、一度弾き始めると5時間ぐ らい没頭してしまうので、試験勉強中は封印。司法書士の配属 研修が終わり落ち着いたら、地元の浜松市に残っている高校時 代の仲間とバンド活動を再開する予定です。 *法プロフェッショナルプログラムについては7頁参照 [国民生活センター]2004年卒業◉杉原 夏映さん の専門学校での試験対策の勉強も始まりました。 大学での学びがすべて今の仕事に生きています [司法書士]2010年卒業◉髙田 啓さん 法の精神をきちんと学べたことは今後の財産です は っきり言って、高校までの私は勉強が大嫌 [ 活 躍 する 卒 業 生 ─ 2 ] います。4週間の講座では、消費者行政とは何か、 国の消費者行政はどうなっているかから、関係す るさまざまな法律の講義、法律知識を相談現場で どう活かしていくかまで、段階を追って学んでいき ます。この講座は歴史があり、大枠は決まってい ますが、時代のニーズに合わせてアレンジをする 作業が中心になります。一方、新設講座になると、 一から内容を練り上げていきます。 同僚の中には大学で法律を学んできた人もいま すが、消費者問題の分野は初めてという人がほと んどです。その点、私は大学4年間の学びがその まま仕事で使う知識の土台になっています。これ は非常に大きな強みです。とはいえ、私も最初か ら明確に消費者問題を学ぼうと決めていたわけで はありません。初めは身近な分、興味がもちやす そうという気軽な気持ちからコア科目に 「消費者 問題と法」を選びました。それが悪質商法など、 生活に直結した問題を考えながら学ぶうちに、ど んどん引き込まれていきました。 消 就職して7年目。一時、広報室に配属された時 費者行政の分野では、さまざまな問題が起 期がありますが、大半を研修部で過ごしてきまし き、それに対処する形で法律がどんどん改 た。やはり私は現代法学部で学んだ法律の知識 正されています。そのような法律の最新情報や相 や考え方が最も活かせる今の部署で仕事をしてい 談対応の技法について、地方公共団体で消費者 きたいと思います。提供する研修には、まだまだ 行政を担当する行政職員や全国にある消費生活 地方公共団体等のニーズに十分に応えられていな 相談窓口の相談員などを対象に研修を実施する い部分があります。対象者の知識レベルはさまざ のが研修部。企画はもちろん、講師の依頼、地 まで、経験の長い人もいれば、初心者のような方 方で実施する場合の会場手配、研修の案内と受 もいます。そういう人たちが一緒に研修を受ける 講者の募集、当日の運営までを一貫して行うのが 状況の中で、少しでも多くの人に満足していただ 仕事です。 ける研修のレベルや内容を設定していけるかが今 現在、国民生活センターが実施する講座は年間 後の課題です。難しいことですが、ニーズやレベル 70本以上。2日間程度のものから2 ~ 4 週間のも に対応した研修の企画・実施を目指して、これか のまでさまざまで、私は主に長期講座を担当して らも勉強の日々が続いていきます。 profile◉独立行政法人国民生活センター研修部教務課勤務。 コア科目は消費者問題と法で、 ゼミは消費者取引法。オフキャン パス・ワークショップは法律事務所で実習。興味をひく授業科目 が多く、学ぶことがおもしろかったことから、他学部履修を含めて、 3年次までの時間割はほとんど空きのない状態でした。 *コア科目、 ゼミ (演習) 、 オフキャンパス・ワークショップについて は6-7-8頁参照 [ 活 躍 す る 卒 業 生 ─ 3 ] が勤務する発券課では、金融機関や官庁と 論では、自分以外の人の意見を聞くことにより、 の間での現金の支払いと受け入れを行っています。 さまざまな視点・考え方に違いがあり、広い視野 また、税金や国民年金などの受け入れを行ってい で物事を考えることの大切さを学びました。また、 るほか、損傷した銀行券などの引き換えも発券課 討論をすることで、相手の話を聞き理解する力や の重要な仕事の一つで、これらを通じて一般のお 自分の思っていることを伝えるためのコミュニケー 客様とも接することがあります。 ション能力を高めることができました。 発券課では、毎日、ミーティングが行われるほ もう一つ、現代法学部で印象に残っているの か、週1 ~ 2回のペースで勉強会も行われていま は、2年次の必修科目 「キャリアデザイン基礎」で す。業務を遂行する上での問題点を発見し、対応 す。自分を見つめ直し、将来像を描き、直近のこ 策や改善点を検討するのですが、この時ゼミでの ととしてどういう仕事に就きたいかを考える授業 経験が役立っています。 でした。これをきっかけに、将来のことを真剣に ゼミでは自分の意見を発表するだけでなく、他 考え始め、金融業界に目を向けるようになり、3 年の夏前に開催された卒業生の業界別同窓会組織 「葵金融会」主催の金融企業セミナーに参加しまし た。実際に金融業界で働く先輩の話を聞き、人と 人とのつながりと信頼関係が築ける仕事に強い魅 力を感じ、早い時期から金融業界に絞って就職 活動を行うことができました。 国民の生活を安定させるという大きな役割を担 う日本銀行の仕事は、人の役に立つ仕事であり、 やりがいや働きがいを感じています。まだまだ学 ぶことはたくさんありますが、今後は、大学時代 の文献講読やゼミでの経験を活かし、チームワー クを大切にしながら円滑に業務を遂行することを 目標に、日々の業務を通じて社会に貢献していき たいと思います。 [日本損害保険協会]2007年卒業◉山口 烈さん の人の意見に耳を傾け、討論します。ゼミ内の討 社会とリンクさせて学べる環境が整っています [日本銀行]2009年卒業◉丸山 喜代さん ゼミで視野が広がり、 思考が柔軟になりました 日 本で唯一の発券銀行である日本銀行。私 [ 活 躍 する 卒 業 生 ─ 4 ] 消 費者問題という切り口から法律を学ぶこと ができる現代法学部。 「悪質商法をテーマ に法律を勉強するのっておもしろそうだな」 「他と は違う切り口で法律を学べば、いずれ強みになる はず」という思いで学び始めました。学ぶうちに 興味をもった多重債務問題を研究テーマに選び、 ゼミでは、判例研究や消費者金融業界団体への 取材を行いました。また、オフキャンパス・ワーク ショップの制度を活用し、弁護士事務所と消費生 活センターで消費者問題の現場を体感。その結 果、現代法学部での学びが業界団体で活きるこ とを知り、就職を決めることができました。 振り返ってみると、現代法学部に入学してから 次から次へと新たなチャンスを掴み、活かしてき たことで現在の仕事にまでつながっています。中 でも大きかったのは、 オフキャンパス・ワークショッ ブで現場を体感したことです。本学部には、積極 的に学外で学ぶ場が設けられており、社会とリン クさせて学ぶことができる環境が整っているのが いいところだと思います。 ゼミでの判例研究を通じて、多重債務問題は、 勉強全てが活かされたと感じ、やりがいがありま きちんとした知識を持てば防ぐことが出来る問題 した。 であることに気付き、消費者啓発に興味を持ちま 日本損害保険協会では、自賠責保険を通じて、 した。多重債務問題の現場で勉強したかった私 自動車事故で脳に障害を負ってしまった方々への は、多重債務問題に取り組む弁護士事務所と、消 リハビリテーション講習会の支援や、警察・消防・ 費者啓発を行っている消費生活センターを実習先 病院への機器寄贈といった社会貢献活動を担当し に選びました。 ています。就職活動中に希望していた部署ではあ 実習先では、消費者啓発の難しさを感じまし りませんが、学生時代には全く想像することが出 た。特に、消費生活センターでの実習では、対象 来なかったフィールドで仕事をすることで、新たな 者へアクセスすることの難しさがよくわかりました。 世界が広がった気がしています。 この経験を基に消費者啓発に関する論文をまと つかんだチャンスを活かし、次のステップにつ め、日本銀行が主催する 「日銀グランプリ」に応募 なげていく。これからもこの姿勢でチャレンジし しました。結果は佳作どまりでしたが、大学での 続けていきたいです。 profile◉日本銀行甲府支店発券課勤務。 コア科目は環境問題と法、 ゼミは租税法。趣味は料理とドライブ で、休日は八ヶ岳などまで足を延ばし、四季折々の自然を楽しんで います。社会人1年目は仕事に慣れることに精一杯でしたが、2 年目の今年は、友人と旅行に行くなど、 プライベートも充実させた いと思っています。 profile◉社団法人日本損害保険協会業務企画部勤務。 ゼミは消費者取引法。 オフキャンパス・ワークショップで知り合った 日本銀行の方に勧められ、4年次の時に第2回日銀グランプリに 応募。 「消費者啓発と教育について」のテーマでの論文を中心 になってまとめました。結果は佳作。決勝進出は逃しましたが、 や りがいがありました。 *キャリアデザイン、 文献講読、 ゼミ (演習) については7-8頁参照 *ゼミ (演習) 、 オフキャンパス・ワークショップについては7-8頁参照 K e y w o r d s 現代法学部は2000年4月の開設以来、 リーガルリテラシーを重視したカリキュラムで 法化社会に必要とされる法的な知識と問題解決能力を持った人材を輩出してきました。 教育の特色 法学の基本科目 05 法プロフェッショナルプログラム VOICE 課題にきちんと取り組むことで 確実に力がつきました 消費・環境・福祉という3つの問題の学習を通じて 現代的な諸問題の法的解決能力を修得 現代法学部はこれからの法化社会で活躍できる人材の育成を目指しています。そのカリキュラムは、主要な実定法分野を段階的に学ぶとともに、 学生が身近にとらえられる消費・環境・福祉を切り口にして学習を進められる点が特徴です。 また、多彩な演習科目を通して学生が能力を開発できるように配慮もなされています。こうした教育により、 本学部は現代社会が直面する諸課題を法的に解決する能力を養います。 法科大学院進学や法律のプロフェッショナルとしての資格取得を目指す学 生に、効果的な法学教育を提供するためのプログラム。定員は20名で徹 底した個別指導を行っています。プログラムは進路別に、法科大学院進 学、司法書士、行政書士、裁判所事務官などのコースを設置。専任教員 による法学文献の講読や判例講義研究に加え、キャリア・サポート講座 (9 頁参照)と資格試験の専門学校の講座を無料で受講することができます。 入学した年に法プロフェッショナルプログラムがスタートしました。もっと詳 しく法律の勉強をする機会があるなら利用しない手はないと思い、参加。 少人数制のきめ細かな指導により、法律の勉強の仕方が身に付き、学部 の授業でも何が大事か、講義のポイントがわかるようになりました。毎回 課題があり、指名されるので準備は大変ですが、確実に力はつきました。 根岸紘太郎 4年 2010年9月中央大学法科大学院 (既修)合格 実習先:東京都消費者月間実行委員会事務局 01 リーガルリテラシー 消費者契約法、裁判員法、個人情報保護法など重要な法律が制定・改正 され、法制度が大きな改革期を迎えている21世紀は、 「法化社会」の時代 です。そこでは行動のルールである法を理解し、使いこなす能力、すなわ ち法に関する情報の読み・書き・活用する “リーガルリテラシー”が求めら れます。現代法学部はこのリーガルリテラシーを身に付け、ビジネスシーン や日常生活での諸問題に対処できる人材の養成に重きをおいています。 03 消費・環境・福祉(コア科目) 解決が困難なさまざまな問題に直面する現代社会。本学部はその中でも 契約や販売方法などに関する 「消費者問題」、地球規模での取り組みが求 められる 「環境問題」、高齢者の増加に伴って問題が複雑化・深刻化する 「福祉問題」をコア科目に設定し、関連する法制度を学習します。身近で 具体的な事例を取り上げ、現代社会の抱える課題についての理解を深め、 法的な知識を社会で活きる実践的な問題解決能力へと発展させます。 02 セメスター制 本学では2004年度から、4年間を8セメスター(8学期)とするセメスター 制を導入しています。現代法学部では、最初の3セメスター(1~3学期) を導入・基礎教育期、続く3セメスター(4〜 6学期)を学部基本教育期、 最後の2セメスター(7・8学期) を仕上げ教育期と位置づけています。1つ の科目を学期ごとに完結させ、成績評価が行われるセメスター制は、少 数の科目を集中的に履修でき、きめ細かな段階学習を可能にします。 04 裁判傍聴演習 第1・2セメスターに法学の基礎知識及び実定法の基礎を学び、第3セメ スターでは裁判傍聴演習を行います。裁判の仕組みなどを学習した後、 裁判所で訴訟の実際を見聞し、裁判傍聴後にはレポートを作成し、事件 についてディスカッションを実施します。これにより、机上の学問としての 法の理解や解釈ではなく、現実の世界で法が実際にどう機能しているの か、法の果たす役割の理解が促されます。 06 オフキャンパス・ワークショップ 本学部での学びを実社会と結びつけるために設けられた演習科目。法律 事務所、司法書士事務所、市役所や消費生活センターなどの行政機関、 NPOでの実習を通じて、法がどのように運用されているかを学ぶととも に、問題発見能力を養うための体験学習を行います。履修者は事前に受 入先研究などの学習を行ったのち、実習に行きます。1週間程度の実習後 には、発見した問題点や改革すべき課題をレポートにまとめて提出します。 07 キャリアデザイン 大学入学後の早い時期から職業意識を形成し、進路に関してさまざまな 知識を得て、自らの適性を探る――こうして将来の目標を設定すること は、必要な学びを計画的に進め、4年間を有意義に過ごすために重要で す。そのための一助として、各界人の講演や卒業生・内定者のアドバイス を含む 「キャリアデザイン基礎」を2年次の履修必修科目としています。 VOICE 行政と消費者団体の協働の 重要性を強く実感しました 実習先は東京都消費者月間実行委員会事務局。参加団体へのポスターや チラシの配布のほか、委員会や説明会に出席しました。インターンシップ を行うことで、行政と消費者団体の協働の重要性や 「費用対効果」と 「企 業の社会的責任」のバランスなどについて考えさせられました。卒業論文 に生かせる経験もたくさんでき、収穫の多い体験学習でした。 道川智行 2007年卒業 『SPACE2007』より 当時3年 VOICE 「キャリアデザイン基礎」 の自己分析で 自分の方向性を再確認 思い立ったら行動する、それが私の性格です。そして自分の眼で確かめた い、人のために書きたいという気持ちが報道記者への道に繋がっていきま した。その気持ちが再確認できたのは 「キャリアデザイン基礎」の授業で の自己分析でした。また厚生労働省に就職した現代法学部の先輩から話 を聞いて、頑張れば自分もできる、ととても勇気づけられました。 松本智恵 4年 「宮城テレビ放送」内定 08 ビジネス法プログラム、国際学プログラム 文献講読 現代法学部では 「法プロフェッショナルプログラム」に加え、2010 年度入学生より新たに 「ビジネス法プログラム」と 「国際学プログラ ム」をスタートさせました。 ビジネス法プログラムは、ビジネス分野や税理士を志望する学生の 体系的な履修を可能にするプログラム。ビジネス界で求められる法 的素養・法的知識を身に付 けることに加え、法学 検定 3級 (企業コース) 、ビジネス 実 務 法 務 検 定3級・2級 の 合格を目指します。 国際学プログラムは国際学 の 体 系 的 学 習を 促 すもの で、英語で書かれた記事や 研究論文などを読む力を身 に付けていきます。また英 語で論文を書くための授業 も用意されます。 演習 現代法学部の専門科目の授業は、基本科目、展開科目、 コア科目、演習科目に類別されます。 基本科目で法学の基礎を身に付け、展開科目とコア科目で 卒業後の進路を想定した事例を取り上げながら法的な知識を深めます。 そして、得た知識と実社会との連結を図り、 少人数教育で主体的に学ぶのが演習科目です。 その多彩さは本学部の特色の一つで、 複数の科目を履修できるようになっています。 少人数のゼミ形式で、法や社会問題に関する文献を読み、報告・発表を 行う文献講読は、資料の読解力、調べものを行う調査力、内容を整理・ 理解・要約する分析力、文章にまとめ、口頭で報告する発表力を磨く場 です。特に第1セメスターの文献講読1は主体的に学ぶための基礎を身に 付ける導入教育として重要であり、受動的な学びが中心の高校までの教 育から、大学での能動的な学びへの橋渡しの役割も果たしています。 高齢者福祉の対応策を考える 奥山正司ゼミ 09 プロブレムスタディ 具体的な事例や課題を取り上げ、実態調査、現場体験、議論を通じて問 題解決のために法制度がどうあるべきかを考える実践的な演習科目です。 例えばクレジットカードの会員規約をわかりやすくするにはどうすればいい か、ごみ処理施設はどうあるべきか、福祉計画を立てるにあたって何に留 意すべきかなどの問題を取り上げることで、具体性のある議論ができ、社 会で役立つ問題発見能力や問題解決能力を養えます。 VOICE 高齢者福祉について深く学べ 話す力も身に付きました プロブレムスタディでは、フリーター人口の増加、団塊の世代の定年、虐 待など、現代社会の諸問題から10年後の高齢者福祉について考えまし た。興味のあるテーマを自分たちで見つけてレポートを書いて発表するこ とで、高齢者福祉を深く勉強できました。また、発表する際にはゼミ生 全員に理解してもらえるように説明しなければならず、話す力も鍛えられ ました。 本田和也 2009年卒業 『SPACE2008』より 当時2年 法学検定3級 単位 認定 法学検定 VOICE 法学の知識や学力を客観的にはかるため、全国規模で実施されている試 験が法学検定。4級は法学入門、憲法、民法、刑法が対象の基本レベル で、3級は一般・司法・行政・企業の4つのコースが設定されています。学 習の到達目標を設定することで集中的に学習し、検定合格により達成感 と自信を持たせるため、現代法学部では法学検定試験を重視しており、4 級で全国1位、3級で全国2位の学生も出ています。 資格取得で頑張れば 必ずできる自信がつきました 法学検定3級講座を受講。試験の傾向や対策がわかるので、効率的に学 習を進められました。また、 「キャリア・サポート講座」は資格対策だけで なく、専門的な知識を養うにもプラスでした。最終目標は地方公務員上級 です。今回、法学検定3級を取得したことで、自分のやっていることに自 信が持て、何事も努力すれば、必ず結果がついてくると確信できました。 市川洋平 2007年卒業 『SPACE2006』より 当時2年 憲法学 加藤一彦ゼミ 10 演習 (ゼミナール) VOICE 憲法について深く考えさせられ、 読解力や文章力も鍛えられます 資格取得 キャリア・サポートコース 支援 東京経済大学では将来の進路を考え、 資格取得を目指す学生を支援するため、 いわゆるゼミでは、民法、刑法、行政法など分野を絞り、学生それぞれ が関心ある問題を取り上げて調査・発表・議論を行い、法学の基本や法 制度を学ぶ中で得た法的な知識や法的な思考をより深いものとし、実践 的な問題解決能力へと発展させることを目的としています。また議論を 中心に双方向で授業が進められることから、リーダーシップ、コミュニケー ション能力など、社会人に必要な基礎能力が養成される効果もあります。 ゼミでは、1年ごとに 「人権」と 「統治機構」の分野を交互に取り上げ、憲 法の現状と課題を研究しています。発表するには10冊以上の文献を参照 する必要があり、読んでまとめて文章にする力がつくのが一つの魅力。憲 法改正論議にも注目しながら、守るべき憲法的価値は何か、文明に寄与 する憲法とは何かを考え、日本国憲法を深く読み込んでいきたいと思って います。 塩崎未沙 2008年卒業 『SPACE2008』より 当時3年 さまざまな 「キャリア・サポート講座」 を開講。 講座の出席状況や検定試験の成績が良好な学生に対する 受講料の減免制度も設けています。また、学習する上での励みや 目標にもなることから、現代法学部では法学検定試験への チャレンジを奨励しており、取得資格の単位認定も行っています。 東京経済大学では専門学校と提携し、学内で多くの資格取得のための 「キャリア・サポート講座」 を開講しています。受講料は低額に設定され、自 習室を設けるなど学習環境も整えられています。講座は法学検定4級、同3 級、行政書士、司法書士、法科大学院、裁判所事務官Ⅱ種のほかに、公 務員や簿記、ビジネス実務法務検定などの講座も開講され、司法書士現役 合格、法科大学院合格など、毎年多くの学生が各種試験に合格しています。 現 代 法 学 部 時 事 コラム 10 年 の 軌 跡 2000 ●現代法学部の出来事● ●社会・立法の動き● 東京経済大学 創立100周年 現代法学部開設 ◇介護保険法施行 ◇成 年後見制度導入 (改正民法、任意後見契約法及び後見 登記法施行) ◇雪印乳業食中毒事件 2001 ◇中央省庁再編 ◇消費者契約法施行 ◇情報公開法施行 ◇特定商取引法施行 (訪問販売法から改称) ◇アメリカ同時多発テロ事件 ◇中国WTO 加盟 2002 ◇住民基本台帳ネットワーク運用開始 (改正健康保険 ◇高 齢者医療制度改革・医療保険制度改革 法施行) ◇身体障害者補助犬法施行 2003 2004 ◇イラク戦争開戦 ◇新型肺炎SARS 流行 現代法学部第1期生卒業 (3月) 大学院現代法学研究科修士課程開設 カリキュラム改革第1次 2005 2006 2007 2010 ◇法科大学院創設 ◇国会議員の年金未加入・未納問題 ◇年金制度改革 ◇消費者基本法誕生 ◇個人情報保護法施行 ◇ペイオフ完全施行 ◇民法現代語化 (改正民法施行) ◇京都議定書発効 大学院現代法学研究科修士課程第1期生修了 (3月) カリキュラム改革第2次 「キャリアデザイン」科目群導入 法プロフェッショナルプログラム導入 2008 2009 歴代の現代法学部長に、それぞれの専門分野から 暮らしや仕事に直結するホットな話題を解説していただきました。 ◇日本司法支援センター(法テラス)開業 ◇会社法施行 ◇障害者自立支援法施行 ◇改正男女雇用機会均等法施行 ◇「自動車運転過失致死傷罪」新設 (改正刑法施行) ◇消費者団体訴訟制度開始 (改正消費者契約法) ◇「不二家」が洋菓子販売休止・老舗「赤福」など偽装相次ぐ ◇中国製ギョーザで中毒・中国産食品のトラブル相次ぐ ◇後期高齢者医療制度開始 ◇リーマン・ブラザーズ経営破綻 ◇刑事裁判への被害者参加制度開始 (改正刑事訴訟法施行) カリキュラム改革第3次 ビジネス法プログラム・国際学プログラム導入 現代法学部開設10周年 ◇裁判員制度開始 (裁判員法施行) ◇第48回衆院選で民主党が圧勝、政権交代へ ◇消費者庁発足 ◇殺人罪の公訴時効廃止 (改正刑事訴訟法施行) ◇日本国憲法の改正手続きに関する法律 (国民投票法)施行 現代法学部開設と合わせて竣工した第三研究センター(写真左)と2号館 (写真右) 100周年記念館 10 高齢社会に立ち向かう 成年後見 消費者契約法10年、 現代法学部10年 利谷信義名誉教授 島田和夫教授 急速に進む高齢化への対応は、私たちにとって避けることのできない 現代法学部が開設されたのは2000年4月1日で、同月28日に消費者契 課題です。2000年度、現代法学部の発足と同時に実施された新しい成 約法が成立しました。事業者と消費者との間で結ばれる消費者契約の 年後見制度もその一環であり、利用者数は急速な伸びを示しています (2008年度後見申立22532件) 。 ル-ルを定める法律です。従来の消費者関連の法律は役所が活用する ものが大半でしたが、この法律は、消費者が活用する 「民事ル-ル」 を定 成年後見制度は、加齢などによって生じる判断能力の低下を補充し、 める点で、製造物責任法 (1994年)とともに、規制改革の流れのなかで 日常生活を保障することにより、人間の尊厳を護ることを目指していま 制定された、画期的な法律です。 す。結局は資産家のための制度であった旧制度に対し、新制度は、財 それから10年以上の年月が経過しています。この間、事業者が契約 産管理と身上監護の事務を後見人の仕事とするとともに、その実施に 書に盛り込んでいた、消費者の利益を一方的に害する特約を、消費者 当って身上に配慮する義務を課しました。これは 「財産のための制度」か 契約法に基づいて無効と判断する裁判例が相次いでいます。大学・専門 ら 「人間のための制度」への発展を示して画期的です。しかし問題はそ 学校の授業料不返還特約の無効、マンション等賃貸借契約の更新料特 の先にあります。 約の無効などがその例です。国も消費者政策を積極的に展開し、消費 これからの成年後見にとって不可欠なことは、法と福祉との連携です。 者関連の重要な法律が相次いで制定されたり、改正されています。そし 法律家は、高齢者のサポートに人権の筋を通すことはできても、日常生 て2009年、ついに消費者庁が設置されました。 活の世話には手が及びません。福祉の専門家についてはこれと逆のこと 消費者契約法を準備した国民生活審議会に参加していた筆者は、す が言えそうです。だから両者の組織的・恒常的な提携関係の樹立が重 べての国民が法的センス・法的知識を身に付けなければならない 「法化 要です。その基盤として、縄張りを越えた総合的観点に立つ、人間のた 社会」の到来を確信して、現代法学部の制度設計を行いましたが、わが めの法学、現代法学こそが必要です。その担い手である現代法学部の 国の法制度の改革は私の予想を超えて進んでいると言えます。 一層のご健闘を期待します。 行政法の進む方向は どこに? 市民が担う刑事裁判 宮﨑良夫教授 大出良知教授 日本ではこの10数年ほどの間、行政法に関係する分野でさまざまの改 裁判員裁判がはじまって1年がたちました。全体として順調な滑り出し 革が行われました。中央省庁の再編成、独立行政法人の導入、行政の との評価に異論はなさそうです。最高裁が裁判員等経験者に対して実 民営化、許認可行政の簡素化と地方分権の推進、行政手続法の制定、 施したアンケートでも、96.7%が「よい経験だった」 と答えています。しか 司法制度改革の一環としての行政事件訴訟法の改正等々。政治状況の も、裁判員に選ばれる前には、55.7%が「やりたくなかった」と思ってい めまぐるしい変化と歩調を合わせるかのようにさまざまの改革が行われま たにもかかわらずです。 した。しかし、改革のための制度作りがなされることと、改革の成果が 実は、この結果は、十分予測できたことでした。裁判員制度がはじま 結実することとは区別されなければなりません。とくに、行政法の基本 るまで国民参加制度として先駆的な役割を果たしてきた検察審査会の 原理の発展があったかどうかという観点から見ますと、たとえば行政手 審査員等経験者が同じような回答をしていたからです。67%が、選ばれ 続法や行政事件訴訟法改正法がどれだけすぐれた判例法理となって実 たときには、 「あまり気乗りしなかった」あるいは 「迷惑に感じた」と思っ を結んだのか、はなはだ心もとない限りです。 たものの、終了時には、 「非常によかった」あるいは 「よかった」という感 他面、行政法の分野では、世界的に基本的な政治・経済原理の共通 想が、96%に上っていました。 化が進み、また、温暖化防止、公害防止規制・自然と生態系の保護と これまでは全く関係なく、専門家に委ねておけばよいと考えていた司 いった地球全体規模での課題が共通して意識されるようになってきてい 法も、参加してみれば、司法を市民自身が担うことの意味が実感できる ます。これらのことから、行政法の基本原理、内容が各国相互に影響 ということでしょう。法、そして司法を市民の手で担う法化社会への着 を与えあうような状況が生じています。 実な歩みを見て取ることができます。 「現代」法学部が目指す新しい法学 行政法というと何となく難しそうな印象を与えていますが、日本の改革 教育が見据える社会の発展に大いに期待したいと思いますし、さらに多 がらみの問題、世界の国際的な共通課題がらみの問題と、その気にな くのその担い手が現代法学部から巣立つことを願っています。 れば勉強したいテーマはいっぱいあります。みんなで勉強しましょう。 11 地方公務員 ボーカリスト 国家公務員 司法書士 銀行 ベンチャー起業家 証券 損害保険 ライター パイロット養成 現代社会の問題を法的に解決する能力を身に付けた 現代法学部の卒業生は、学びを活かし、さまざまな分野で活躍しています。 みずほ銀行 三井住友銀行 三菱東京UFJ銀行 足利銀行 茨城銀行 神奈川銀行 [公務員 (独立行政法人等を含む) ] 群馬銀行 静岡中央銀行 厚生労働省 大光銀行 関東信越国税局 第四銀行 中小企業基盤整備機構 大東銀行 国民生活センター 千葉銀行 日本郵政公社 千葉興業銀行 東京都庁 東京都民銀行 横浜市役所 東和銀行 足立区役所 栃木銀行 入間市役所 長野銀行 川越市役所 東日本銀行 国立市役所 武蔵野銀行 郡山市役所 八千代銀行 国分寺市役所 山梨中央銀行 小平市役所 中央三井信託銀行 志木市役所 東京都信用金庫協会 下田市役所 商工組合中央金庫 戸田市役所 会津信用金庫 富岡市役所 青木信用金庫 東久留米市役所 朝日信用金庫 東村山市役所 青梅信用金庫 深谷市役所 川口信用金庫 武蔵村山市役所 甲府信用金庫 西京信用金庫 警視庁 埼玉懸信用金庫 秋田県警察本部 三條信用組合 茨城県警察本部 島田信用金庫 神奈川県警察本部 湘南信用金庫 熊本県警察本部 城北信用金庫 群馬県警察本部 巣鴨信用金庫 埼玉県警察本部 西武信用金庫 千葉県警察本部 多摩信用金庫 長野県警察本部 東京三協信用金庫 新潟県警察本部 飯能信用金庫 山梨県警察本部 村上信用金庫 東京消防庁 大東京信用組合 川口市消防本部 中央労働金庫 [金融・保険・証券] 安藤証券 日本銀行 内は在籍期間 ●歴代の教員【 】 糸田 省吾【2002.9 ~ 2007.3】 欽ちゃん球団 □競争と法、広告・表示と法 あいおい損害保険 損保ジャパンハートフルライン ニッセイ同和損害保険 日本損害保険協会 住友生命保険 第一生命保険 日新火災海上保険 日本生命保険 三井生命保険 明治安田生命保険 [建設] 淺沼組 清水建設 大成建設 竹中工務店 鉄建建設 日本道路 [製造] 伊藤園 森永製菓 エドウイン ファーストリテイリング 共立印刷 新日本印刷 東京リスマチック 日立インターメディックス ぎょうせい 新日本法規出版 エステー化学 サクラクレパス ニチバン ぺんてる アステラス製薬 大正製薬 東邦薬品 富士薬品 持田製薬 東罐興業 日清製鋼 石川島芝浦機械 大日精化工業 寺岡精工 日本精機 大和冷機工業 東京冷機工業 明電舎 オリエンタルモーター 東プレ 昭和飛行機工業 キングジム クリナップ サンウエーブ工業 大昭和紙工産業 トーモク 文化シャッター [運輸] アートコーポレーション 遠州鉄道 佐川急便 成田国際空港 西多摩運送 日本航空インターナショナル 東日本旅客鉄道 ヤマト運輸 [流通] 大塚商会 小林洋行 加藤産業 東京国分 三共生興 ヤンセンファーマ 東光商事 日立電線商事 伊勢丹 西武百貨店 藤崎 丸井 クイーンズ伊勢丹 九九プラス 成城石井 西友 長崎屋 マルエツ ライフコーポレーション セブン-イレブン・ジャパン ファミリーマート 生活協同組合さいたまコープ 島忠 ファイブフォックス 東京トヨペット 東京日産自動車販売 栃木トヨペット 長野トヨタ自動車 山梨トヨタ自動車 資生堂販売 ドン・キホーテ ビックカメラ ヤマダ電機 ヨドバシカメラ リコー販売 [住宅・不動産] オークラヤ住宅 住友不動産販売 住友林業 西武不動産 積水ハウス 大和ハウス工業 タマホーム 東急リバブル 東京建物不動産販売 藤和ハウス 野村リビングサポート パナホーム ミサワホーム東京 みずほ信不動産販売 三井不動産住宅サービス 三井リハウス東京 有楽土地住宅販売 [福祉・医療] 社会医療法人財団石心会 社会福祉法人合掌苑 国分寺病院 聖隷福祉事業団 社会福祉法人同愛会 長野松代総合病院 社会福祉法人ひまわりの会 [情報・サービスその他] NS・コンピュータサービス キヤノンシステムアンドサポート キユーソー流通システム 東京コンピュータサービス 日本アイ・ビー・エム テクニカル・ソリューション 日本情報システムズ 日立情報システムズ 富士通コミュニケーションサービス 楽天 総合法律事務所 千代田経営会計事務所 環境管理センター 船井総合研究所 毎日コミュニケーションズ 東急リゾートサービス パレスホテル プリンスホテル 明治記念館 武蔵野 コナミスポーツ&ライフ 読売旅行 むさし府中商工会議所 セコム セントラル警備保障 綜合警備保障 東亜石油 市川市農業協同組合 かながわ西湘農業協同組合 さいたま農業協同組合 埼玉みずほ農業協同組合 田奈農業協同組合 東京南農業協同組合 西多摩農業協同組合 横浜農業協同組合 和泉澤 衞(教授) ■東京大学法学部 □法と経済、競争と法、広告・表示と法 竹内 秀一(教授) 礒野 弥生(教授) ■慶應義塾大学大学院理工学研究科後期博士課程 博士(工学) □データ解析の基礎、 コンピュータ・リテラシー、 数理の科学、文系のための基礎数学 内布 光(教授) ■早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程 □人権の歴史と理論 ■東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程 □地方自治法、環境と法、環境規制と法、行政法 ■熊本大学法文学部 □企業取引と法、企業組織と法 大出 良知(教授) 寺中 誠(客員教授) 中田 兼介(准教授) ■京都大学大学院理学研究科博士後期課程 博士(理学) □生命の科学、環境とエコロジー □民法(契約法) 、商品安全と法、民事法基礎 ■東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程中退 □刑事手続と法、刑法、刑事法基礎 菊池 光紘【2004.4 ~ 2008.3】 奥山 正司(教授) ■東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程 □福祉論、社会調査基礎、社会調査 片岡 直樹(教授) ■上智大学大学院法学研究科博士課程 □社会福祉と法、社会保障と法、公的扶助論 □刑法、刑事手続と法 蔡 勝錫【2000.4 ~ 2007.3】 □企業組織と法、外国の法 佐藤 博【2000.4 ~ 2004.3】 □英語 志築 徹朗(名誉教授) 【2000.4~2008.3】 大和証券グループ本社 東海東京証券 野村證券 丸三証券 みずほインベスターズ証券 三菱UFJ証券 水戸証券 UFJつばさ証券 ジャックス しんきんカード セントラルファイナンス トヨタファイナンス 日立キャピタル 長野県信用保証協会 ●専任教員(2010年4月現在) 城内 明【2007.4 ~ 2010.3】 □市場の経済学 *広島修道大学法科大学院に進学した坂本竜二さん(2007年3月卒) は、2010年9月新司法試験に合格しました。 利谷 信義【2000.4 ~ 2002.3】 大出 良知【2010.4 ~現在】 卒業後の主な進路 [法律専門職等] 司法書士 北海道大学法科大学院 法政大学法科大学院 広島修道大学法科大学院* ●歴代の現代法学部長 【 】 内は学部長在職期間 宮﨑 良夫【2006.4 ~ 2010.3】 企業法務 熱い思いで現代法学部を創り上げてきた歴代の教員と、 学部のさらなる発展に尽力する現職教員の一覧です。 ■最終学歴 □主な担当科目 島田 和夫【2002.4 ~ 2006.3】 法科大学院進学 [2004年3月卒~ 2010年3月卒] 教 員 紹 介 竹前 栄治(名誉教授) 【2000.4~2004.3】 □政治学基礎、日本現代政治史 谷口 安平【2000.4 ~ 2006.3】 □民事紛争と法、民事法基礎、裁判傍聴演習 利谷 信義(名誉教授) 【2000.4~2004.3】 □家族法、不動産法 中村 優治【2000.4 ~ 2005.3】 □英語 ■一橋大学大学院社会学研究科博士課程 □福祉問題と政策、高齢者福祉 ■早稲田大学大学院法学研究科博士課程 博士(法学) □環境問題と政策、被害救済と法、国際環境法、 民法(不法行為法) 加藤 一彦(教授) ■明治大学大学院法学研究科博士後期課程 博士(法学) □憲法基礎(日本国憲法) 、憲法(人権)、 憲法(統治機構) 、日本国憲法、裁判傍聴演習、 法学 木本 洋子(教授) ■東京大学法学部 □裁判とADR、民事手続法、民事法基礎、 裁判傍聴演習 古川原 明子(専任講師) 西下 彰俊(教授) 橋爪 幸代(准教授) 羽生 香織(専任講師) ■一橋大学大学院法学研究科博士後期課程 博士(法学) □民法(家族法) 、民法(物権法) 藤原 修(教授) ■東京大学法学部 □平和学、国際関係論 細川 和憲(教授) ■東北大学法学部 □税と法 松田 浩(准教授) ■一橋大学大学院法学研究科博士後期課程 博士(法学) □憲法基礎(日本国憲法) 、憲法(人権) 、 憲法(統治機構)、日本国憲法、法学、外国の法 □国際社会と法、国際経済と法 兵藤 長雄【2000.4 ~ 2007.3】 ■一橋大学大学院法学研究科博士後期課程 博士(法学) □刑法、刑事法基礎、裁判傍聴演習 廣井 敏男(名誉教授) 【2000.4~2004.3】 □生物科学、環境問題と政策、生物学、 地球環境学 桜井 健夫(客員教授) ■一橋大学法学部 □投資サービスと法、 ビジネス法基礎 ■東京大学法学部 法学博士 □現代行政法、行政救済法 福岡 峻治【2000.4 ~ 2009.3】 澁谷 知美(准教授) ■名古屋大学法学部 □民法(契約法) 、消費者契約と法、特殊販売と法 □都市と市民、現代の行政 宮本 康昭【2004.4 ~ 2006.3】 □刑法、刑事法基礎、裁判傍聴演習 守屋 克彦【2000.4 ~ 2004.3】 □刑法、刑事法基礎、裁判傍聴演習 渡辺 章【2002.4 ~ 2004.3】 □雇用と法、社会保険と法 渡辺 功【2000.4 ~ 2002.3】 □地方財政論 渡邉 知行【2000.4 ~ 2007.3】 □民法(契約法) 、民法(債権担保法)、 民法(不法行為法) 、商品安全と法 ■東京大学大学院教育学研究科博士課程 博士(教育学) □ジェンダー論、家族論 宮﨑 良夫(教授) 村 千鶴子(教授) 森反 章夫(教授) 島田 和夫(教授) ■東京大学大学院社会学研究科博士課程 □社会学、現代社会論、都市環境論 関 昭典(准教授) ■米国タフツ大学フレッチャー国際法外交大学院修士 課程 □NPO論、国際開発協力 ■東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程中退 □消費者問題と政策、消費者信用と法、 手形小切手法、民事法基礎 ■新潟大学大学院教育学研究科修士課程 □英語、英語科指導法 渡辺 龍也(教授) 徐 京植(教授)-ソ キョンシク - ■早稲田大学第一文学部 □人権とマイノリティ 2010年11月13日 東京経済大学 現代法学部10周年記念行事委員会 発行 〒185-8502 東京都国分寺市南町1-7-34 連絡先 [TEL] 042-328-7755 (直通・学務課内) 現 代 法 学 部 現 代 法 学 部 開 設 〒185-8502 東京都国分寺市南町1-7-34 http://www.tku.ac.jp 10 周 年