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導入事例 : ケンコーマヨネーズ / Endpoint PRotection

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導入事例 : ケンコーマヨネーズ / Endpoint PRotection
食品製造業
活用事例
Symantec Endpoint Protection
ケンコーマヨネーズ株式会社 様
10 年以上にわたって Symantec のセキュリティ対策ソフトを継続利用
継続的かつ一貫したセキュリティ対策が
上場対策にも効果を発揮
ケンコーマヨネーズグループは、マヨネーズやドレッシ
ングを中心に、食料品加工やレストラン経営など、食に関
する事業を幅広く展開している。
同社では、一貫して Symantec のセキュリティ対策ソフト
を利用してきた。
ケンコーマヨネーズ株式会社
情報システム本部 システム運用管理部
部長 福村 欣信 氏 課長 青木 公 氏 松本 栄子 氏
課題
●
10 年以上にわたる継続的な利用で安全を長期にわたって確保
●
上場企業に要求される情報セキュリティ対策への万全な備え
●
Symantec の製品を継続的に利用することでセキュリティ
対策の人的労力を低減
1990 年代の後半から社内に増えていった
PC の総合的なセキュリティ対策への取組
ケンコーマヨネーズ株式会社の情報システム
村氏は選定の背景について説明する。
会社概要
本部は、基幹システムの開発や社内ネットワーク
同 社 は、1994 年 に 日 本 証 券 業 協 会(現
ケンコーマヨネーズ株式会社
の運用管理など、IT 全般に関わる業務を一手に
JASDAQジャスダック証券取引所)
へ株式を店頭
●
行っている部署。同本部でシステム運用管理部
登録し、堅調な成長を続け2006 年には売上額
従業員数:1,278 名
(有期雇用従業員含む , 出向者含まず)
平成 24 年 3 月31 日現在
● 業 種:調味料製造業
● 事業概要:
マヨネーズ・ドレッシングの製造ならびに販売
http://www.kenkomayo.co.jp/
導入概要
●
●
●
の福村氏は、同社の情報セキュリティへの取り組
500 億円を達成(連結)、2011 年に東京証券取
みについて、次のように振り返る。
引所市場第二部へ上場した。
そして2012 年には、
「当社の情報システム本部は、1990 年代の
東京証券取引所市場第一部に指定されている。
前半までは、
オフコンなどを利用した業務システム
「会社の事業は拡大し、PCの導入台数も現在
の開発や運用を主な業務としていました。
しかし
では950 台と増えてきましたが、数年前まではシス
1990 年代の後半に、Windowsやインターネット
テム運用管理部でセキュリティ対策に携わってい
製品名
●
Symantec Endpoint Protection
が広がりはじめると、
ホームページや電子メールを
た人材は、
わたしを含めて二∼三名でした。それだ
概要
ウイルス、
スパイウェア対策など、
PC/ サーバーの総合セキュリティ対策ソフト
使うためにPCを導入するようになりました。導入
けに、
セキュリティ対策ソフトには、最小限の手間
をはじめた初期の頃は、通信速度も遅くウイルス
で 最 大 限 の 効 果 が 求 められ て い まし た。
なども数が多くなかったので、個々のPCにウイル
Symantec AntiVirus 8を採用してからは、
ウイル
ス対策ソフトを入れる程度の対応が中心でした」
スの感染や情報漏えいなどの被害が発生したこと
主な機能
●
不正ファイルを実行前に検知し、未知の脅威、
WEB 脅威、ゼロデイ攻撃からPC 環境を守る
ADSLやブロードバンド回線が普及するよりも
が一度もなかったので、他の製品への置き換えな
以前から、早期にインターネットや電子メールの利
どは検討しないで、継続的にバージョンアップして
活用に取り組んできた情報システム本部では、
いくことで、最適なセキュリティ対策を維持するよう
2000 年を迎える前に抜本的なセキュリティ対策
に 取り組んできました」
と福 村 氏がSymantec
の導入を決断する。
AntiVirusからSymantec Endpoint Protection
「1990 年の後半になると、当社の事業も堅調
まで使い続けてきた経緯を話す。
に伸びて、経営規模も拡大し社員や拠点の数も
同社では2004 年にSymantec AntiVirusを
増えてきました。そこで社内ネットワークを本格的
8から9に切り替え、10への更 新は行わずに、
に 構 築 す ることに なり、Windows Serverと
2011 年 にSymantec Endpoint Protection
Active Directoryを採 用しました。このときに、
11へとアップグレードした。少ない対応スタッフ
全社的に導入するセキュリティ対策は何がいい
で、全社のPCをバージョンアップしなければなら
か検討し、販売店などの意見も聞いた結果、当時
ない関係から、最適なタイミングを見計らっての対
のSymantec AntiVirus 8を採用しました」
と福
応だったという。
選定理由
販売店の紹介で導入を決めてからは継続的にバージョンアップ
「Symantecのセキュリティ対策ソフトを継続的
に利用すると決めていましたが、
バージョンアップ
活用事例
Symantec Endpoint Protection
ケンコーマヨネーズ株式会社 様
複数拠点の PC を Symantec Endpoint Protectionで効率的に保護。上場の監査への対応も容易に。
本社
本社 PC
支社/営業所など
管理サーバー/
コンソール
管理者
支社/営業所など
支社/営業所など
管理サーバー 1 台で全社のPCを管理
セキュリティレベルの標準化・底上げ
● 上場の監査に必要な情報が管理コンソールの
画面のプリントアウトで得られた
●
●
Symantec Endpoint Protection
独自技術 インサイト を用いた未知のセキュリティ脅威対策
IPS(侵入防止)
による脆弱性を狙うネットワーク攻撃対策
のためにかける人 手を確 保するのが 課 題で、
アップの経緯について振り返る。
もしも、他のメーカーのソフトに入れ替えることに
なれば、既存のソフトをアンインストールしてから、
Symantec AntiVirus 10への更新は見送りまし
システム運用管理部のスタッフとして、バージョン
た。
しかしSymantec Endpoint Protection 11
アップや日々の運用に携わっている青木氏も、継
新規にインストールする作業が必要になり、現在
が登場した頃には、
システム運用管理部のスタッ
続的なバージョンアップの利点について、次のよ
の運 用 規 模で関 連 企 業も含めた全 社 規 模の
フも増えて、四名以上が対応できるようになった
うに評価する。
PCに対応するのは、極めて困難です。それだけ
に、
バージョンアップの作業が少ないSymantec
ので、2011 年にバージョンアップを実 施しまし
「現 在の情 報システム本 部には、17 名のス
た。この年は、
ちょうど東京証券取引所市場第二
タッフがいますが、
それでもバージョンアップなどに
AntiVirus 9からSymantec Endpoint Protection
部への上場を達成したので、
セキュリティ対策の
携われる人員は限られています。そのため、更新
11への更新は、
とても効率がよかったです」
強化も求められていました」
と福村氏はバージョン
の作業にはできるだけ手間をかけたくないのです。
導入効果
株式上場において情報セキュリティ対策への取り組みが評価される
同管理部で日々のマネジメント業務も担当して
ました」
トして、監査証跡として活用しています。仮に、
ウ
いる松本氏も、Symantec Endpoint Protection
管理コンソールの機能が強化された効果につい
イルスやマルウェアなどに感染したPCが社内に
11 導入の効果を次のように話す。
て、福村氏は副次的な成果についても補足する。
あるとしたら、
それ自体が情報セキュリティや内部
統制における脅威になるのです。そうした危機を
「管理コンソールが、9から11にアップデートさ
「実は、2011 年に東京証券取引所市場第二
れたことで、
とても使い勝手が良くなりました。管
部への上場によって、当社でも内部統制や情報
未然に防ぎ、上場企業としてのコンプライアンス
理部で社内のすべてのPCの状況を的確に把握
セキュリティ対策への取り組みが、厳しく監査され
やセキュリティ対策を万全にしていくためにも、全
できるようになり、
これまで以上にセキュリティ対
るようになりました。そこでSymantec Endpoint
社 規 模でのSymantec Endpoint Protection
策に漏れがないかを早期に発見できるようになり
Protectionの管理コンソール画面をプリントアウ
による保護は、必須の取り組みとなっています」
今後の展望
より高速な処理を実現した最新バージョンへの更新
「社内には、
まだ2006 年頃に購入したノート
ンアップに向けた取り組みについて語る。
な行為を減らして、無用なリスクの低減につなが
PCなどもあり、定 義ファイルを保 存するための
「現在はUSBメモリからの感染を防ぐために、
るため、社員教育や研修会などを通しても、情報
ディスク容量が十分ではなかったり、CPUの処理
管理外のデバイスを使わないように、全社的に
セキュリティ対策への取り組みをは、今後も強化
能力の問題でスキャンに時間がかかったりすると
通達していますが、今後はSymantec Endpoint
していきたいと考えています」
と福村氏は抱負を
いった課題があります。こうした現場の不満を解
Protectionのデバイス制御機能を活用して、現
語った。
消していくためには、PCを更 新するべきなので
場の利便性を損なわずに管理を強化できないか、
しょうが、Symantec Endpoint Protection 12
検証検討しています」
と青木氏も補足する。
のインサイト機能などを活用して解決できないか
「テクノロジー面での対策だけではなく、使う人
計画検討しています」
と松本氏は今後のバージョ
のセキュリティ意識が高くなれば、不注意や危険
Copyright © 2012 Symantec Corporation. All rights reserved. SymantecとSymantecロゴは、Symantec Corporationまたはその関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。その他の会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。
製品の仕様と価格は、都合により予告なしに変更することがあります。本カタログの記載内容は、2012年 11月現在のものです。
株式会社シマンテック
お問い合わせ
〒107-0052 東京都港区赤坂 1-11-44 赤坂インターシティ
www.symantec.com/jp
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