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佐賀県営住宅等 指定管理者募集要項 佐 賀 県
佐賀県営住宅等 指定管理者募集要項 平成17年7月 佐 賀 県 佐賀県営住宅等指定管理者募集要項 目 1 次 指定管理者制度導入の目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 2 募集する施設・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 (1)施設名称及び所在地等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 (2)概要等 3 指定管理者の指定・募集等について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 (1)指定期間等について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 (2)指定管理者による管理について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 (3)指定の申請について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 (4)説明会について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 (5)質問の受付及び回答について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7 (6)指定管理者の指定について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7 4 協定について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 (1)協定の締結・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 (2)協定の内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 (3)リスク分担の考え方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 5 その他管理に当たっての留意事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 (1)管理の実績等についての評価・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 (2)関係法令の遵守・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 (3)引継業務・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 (4)個人情報保護に関して特に留意すべき事項・・・・・・・・・・・・・・・・10 (5)県内雇用及び県内への発注への配慮・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 (6)施設において発生した事故への対応に関して特に留意すべき事項・・・・・・11 (7)課税に関する留意事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11 (8)事業の継続が困難となった場合の措置・・・・・・・・・・・・・・・・・・11 6 問い合わせ先・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11 1 佐賀県営住宅等指定管理者募集要項 佐賀県営住宅等指定管理者募集要項( 営住宅等指定管理者募集要項(案) 1 指定管理制度導入の 指定管理制度導入の目的 佐賀県では、公営住宅法に基づき、国と協力して、健康で文化的な生活を営むに足りる住宅を整 備し、これを住宅に困窮する低額所得者に低廉な家賃で賃貸することにより、県民生活の安定と社 会福祉の増進に寄与することを目的に、県営住宅、改良住宅(住宅地区改良法第 2 条第 6 項の改良 住宅をいう。)、共同施設(公営住宅法第 2 条第 9 号の共同施設をいう。)及び地区施設(住宅地 区改良法第2条第7項に規定する地区施設及び県改良住宅の入居者の共同の福祉のために必要な施 設である駐車場をいう。以下、「県営住宅等」という。)を設置しております。 一方、公の施設の管理主体については、従来、公共的団体等に限られていましたが、平成 15 年 9 月の地方自治法(以下、「法」という。)の一部改正により、指定管理者制度が導入されました。 これは、公の施設の管理について民間事業者に門戸を開放し、民間事業者が有するノウハウを活用 することにより、住民サービスの向上と経費の節減につなげようとするものです。 このような制度改正にあわせ、佐賀県では、県営住宅等についても、その目的を達成するととも に、効率的かつ効果的な住宅管理を行うために、指定管理者制度を導入することとしたところです。 つきましては、佐賀県営住宅条例(以下「条例」という。)第 65 条の規定に基づき、当施設の設置 目的をより効率的、効果的に達成し、県民サービスの向上に資するため、施設の管理を行っていただ ける団体等を募集します。 2 指定管理者を 指定管理者を募集する 募集する施設 する施設について 施設について 今回、指定管理者を募集する県営住宅等は、次のとおり、鳥栖市、三養基郡基山町及びみやき町(以 下、「鳥栖地区」という。 )に所在する 16 団地です。これらの団地を一括して1つの団体で管理を行 っていただくことになります。 (1)施設名称及び 施設名称及び所在地等 県営住宅等名 鎗田県営住宅 萱方県営住宅 神辺県営住宅 外町県営住宅 麓県営住宅 所在地 鳥栖市 鳥栖市 鳥栖市 鳥栖市 鳥栖市 管理戸数 30 16 31 12 31 旭県営住宅 鳥栖市 64 宿町県営住宅 鳥栖市 238 京町県営住宅 鳥栖市 24 加藤田県営住宅 鳥栖市 132 古賀県営住宅 鳥栖南部県営住宅 原町県営住宅 曽根崎県営住宅 本桜県営住宅 石貝県営住宅 中原県営住宅 合 計 鳥栖市 鳥栖市 鳥栖市 鳥栖市 三養基郡基山町 三養基郡みやき町 三養基郡みやき町 16団地 126 120 52 64 72 23 8 1,043 2 建設年度 昭和59~60年度 昭和32~33年度 昭和34~35年度 昭和35年度 昭和36~37年度 昭和36年度 平成6~8年度 昭和39~42年度 平成4~8年度 昭和41年度 昭和44~47年度 平成7~12年度 昭和48~53年度 昭和54~59年度 昭和61~63年度 平成元~2年度 昭和55~60年度 昭和37~38年度 昭和40年度 (2)概要等 ア.設置目的 設置目的 県営住宅は、「住宅に困窮する低額所得者に低廉な家賃で賃貸する」ことを目的に設置してい ます。 イ.管理に 管理に当たっての基本的 たっての基本的な 基本的な考え方 県営住宅等の管理においては、建築住宅課及び他の指定管理者との緊密な連携・協力を図りな がら、経営感覚を取り入れた、効率的で開かれた管理システムの構築が求められます。 また、入居者等の視点に立って、利用しやすく親しみの持てる管理を目指します。 ウ.施設の 施設の構成 (詳細は県営住宅等管理運営仕様書(以下、 「仕様書」という。)にそれぞれ記載しています。) 県営住宅等名 主な施設・設備 住戸数1,043戸、敷地面積合計145,555㎡ 鳥栖地区16団地 児童遊園12団地、集会所10団地、広場、緑地、通路 駐車場(駐車場管理組合が管理) 3 指定管理者の 指定管理者の指定・ 指定・募集等について 募集等について (1)指定期間等について 指定期間等について 指定期間は、平成 18 年 4 月 1 日から平成 21 年 3 月 31 日までの 3 年間を予定しています。 ただし、指定管理者の指定及び指定期間は、県議会の議決を経て、正式に決定されます。 なお、法第 244 条の 2 第 11 項の規定に基づき、県は、県営住宅等の施設の管理の適正を期する ため行った必要な指示に指定管理者が従わないとき、その他当該指定管理者による管理を継続する ことが適当でないと認めるときは、指定を取り消し、又は期間を定めて管理の業務の全部又は一部 の停止を命ずる場合があります。 (2)指定管理者による 指定管理者による管理 による管理について 管理について ア.管理の 管理の基準について 基準について 適正な管理の観点から、必要不可欠である管理の基本的事項は、次のとおりです。 ① 開庁時間及び 開庁時間及び閉庁日 ○ 事務所(県が定める場所に事務所を設置)の開庁時間 午前8時 30 分から午後 5 時 15 分まで ○ 閉庁日 土曜、日曜、祝日、年末年始(12 月 29 日~1 月 3 日) (補足説明) なお、入居者管理を行っていただく職員については、県が設置する事務所において事務 を行っていただきます。そのため、当該事務所内で県営住宅管理業務に関係のない業務を 行うことはできません。 おって、開庁時間は、指定管理者が必要と認めるときは延長することができます。閉庁 日は指定管理者が必要と認めた場合は変更することができます。ただし、閉庁日の変更の 場合は、事前に県への協議が必要です。 また、県営住宅は入居者が 24 時間居住している施設であることから、台風や火事、事 件、事故などの緊急・異常事態に対しては 24 時間対応となります。 ② 公平性 公平性の の確保 県営住宅等の施設の管理にあたっては、公平平等な利用を確保してください。 ③ その その他 他 事務所に配置する従事者については、入居者の個人情報の取扱いに対する配慮から、県営住 宅入居者又は県営住宅入居者と親族関係にある者は配置しないでください。委託期間中にこの 3 ような状態になったときは、他の従事者と入れ替えてください。 入居者等の個人情報の保護など、県営住宅等の管理に当たってのその他の留意事項等につい ては、この募集要項に定めるものの他、仕様書や、指定管理者の正式な指定後に締結すること としている管理に関する協定書等で定めることとなります。 イ.業務の 業務の範囲・ 範囲・内容(詳細は、仕様書に記しています) 内容 指定管理者が行う業務は、以下のとおりとします。 このうち、業務範囲に掲げるすべての業務を一括して他の事業者に委託することはできません が、部分的な業務の委託については、県と協議のうえ、専門の業者に委託できるものとします。 ① 施設の 施設の利用に 利用に関する業務 する業務 ○ 入居者の公募に関する業務 ○ 入居及び退去に関する業務 ○ 家賃及び使用料の収納に関する業務 ○ 入居者等の指導及び連絡に関する業務 ○ 有料駐車場の管理に関する業務(鳥栖地区については、有料駐車場がないので、業務範囲 外になります) ② 施設の 施設の維持及び 維持及び管理に 管理に関する業務 する業務 ○ 施設の維持・管理業務 ・ 施設設備の維持修繕業務 ・ 保守管理業務 ○ ・ ・ ・ ・ ・ ・ その他の維持・管理業務 事業計画書及び収支予算書の作成 事業報告書の作成 自己評価の実施 各種調査、照会、回答、利用統計 指定期間終了にあたっての引継事務 その他日常業務の調整 ウ.収入及び 収入及び経費等について 経費等について 県営住宅等の管理に関するすべての費用は、原則として、県からの委託料をもって充てるもの とします。 ① 委託料の 委託料の金額について 金額について 県からの委託料の金額は、指定管理者が事業計画に基づいて管理業務を行うに当たって、県が 適正であると認める金額の範囲内とし、具体的には、毎年度ごとに締結する管理に関する協定書 (以下、「協定書」という。)で定めるものとします。 なお、参考までに、平成 17 年度に県が支出する予定としている管理委託料については次表の とおりですが、これらはあくまで平成 17 年度の予算額であり、指定管理者制度に移行した後、 実際に支払うこととなる具体的な金額については、指定申請者から提出いただく事業計画書や収 支計画書などの内容も踏まえつつ、それまでの管理実績やその時点での県の財政状況なども総合 的に考慮しながら、指定管理者とも協議・検討のうえ決定することとなります。 (単位:千円) 費 目 平成 17 年度 委託費総額 44,635 うち人件費及び庁費 14,565 うち一般修繕費 19,334 うちその他の維持管理費 10,736 ※ 平成17年度は佐賀県住宅供給公社と全県 1 区で契約しているため、その中から鳥栖地区 に係る経費を抽出・按分して積み上げています。 4 ※ また、計画修繕費については、別途委託契約を締結します。 ② 委託料 委託料の の対象となる 対象となる経費 となる経費 県からの委託料によって充当する経費は、①の経費になりますが、委託料によって取得した 財産のうち、県営住宅等の管理にとって特に重要な物品等の帰属先などの取扱いについては、 別途指定管理者とも協議のうえ、協定書において定めることとします。 ③ 委託料 委託料の の支払 県からの委託料については、分割して支払うことを考えています。 (3)指定の 指定の申請について 申請について ア.応募の 応募の形態及び 形態及び資格等について 資格等について ① 応募の 応募の形態について 形態について 指定の申請は、法人その他の団体、又は複数の法人や団体等により構成される共同事業体と して行ってください。このため、個人での応募はできません。 また、共同事業体として応募される場合には、必ず代表者又は代表となる団体等を決定いた だくとともに、協定締結の際には、共同事業体の全てを一括して協定の相手方とします。 このため、指定管理候補者の選定後、協定の締結に向けて行うこととなる協議は、候補者の 代表者又は代表となる団体等を中心に行うこととなりますが、協定に関する責任は共同事業体 の構成員全てが負うこととなります。 ② 応募資格 応募資格について について 指定申請書を提出できるのは、上記①の法人その他の団体等のうち、以下のすべてを満たす 者とします。 ○ 県内に事業所を有すること。 ○ 賃貸管理業又はマンション管理業として 1,000 戸以上管理していること。 ○ 1 級又は 2 級建築士の有資格者が常勤で在籍していること。 ○ 法律行為を行う能力を有しない者でないこと ○ 破産者で復権を得ない者でないこと。 ○ 団体の役員等に破産者又は禁固以上の刑に処せられている者がいないこと。 ○ 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第 2 条第 2 号に掲げる暴力団及びそれら の利益となる活動を行う者でないこと。 ○ 会社更生法又は民事再生法等による手続を行っている者でないこと。 ○ 本県から入札の参加者資格を取り消されていないこと。 ○ 平成 17 年 8 月 1 日以前 6 ヶ月以内に、取引銀行において不渡手形及び不渡小切手を出し ていないこと。 ○ 直近 1 年間の消費税及び地方消費税、県税、市町村税の滞納がないこと。 イ.申請書類について 申請書類について 指定管理者の指定を受けようとする者は、次の書類(以下、「申請書」という。)を提出し てください。 なお、提出された申請書については、一切返却しません。 ○ 指定管理者指定申請書(様式第1号) ○ (共同事業体の場合)共同事業体協定書兼委任状(様式第2号) ○ 事業に関する計画書等(様式第3号) ○ 団体等に関する書類 ・ 団体の概要(様式第4号) ・ 欠格条項等に該当しない旨の誓約書(様式第5号) ・ 定款、寄付行為又はこれらに類する書類 ・ 法人にあっては登記簿謄本(3 ヶ月以内に取得したもの)、その他の団体等にあっては 法人登記簿謄本の記載事項を明らかにする書類(様式任意) ・ 役員の名簿及び履歴書 5 ・ 直近 2 ヵ年間の ・ 営業(事業)報告書、又はこれに類する書類 ・ 損益計算書、又はこれに類する書類 ・ 貸借対照表、又はこれに類する書類 ※ ※ なお、設立 2 年目の団体にあっては、前事業年度に係る書類を提出してください。 共同事業体の場合には、構成員全てについて上記書類を添付してください。 ○ その他 ・ (法人格を有する団体の場合) 県税(県民税、事業税)の納税証明書 ・ (法人格を有しない団体の場合)団体の代表者の住民税の納税証明書 ※ 共同事業体の場合には、構成員すべてについて上記書類を添付してください。 ウ.提出方法について 提出方法について ① 提出先 〒840-8570 佐賀市城内一丁目 1 番 59 号 佐賀県県土づくり本部建築住宅課 ② 提出期間 提出期間・ ・方法 平成 17 年 8 月 23 日(火)までに、上記①まで持参又は郵送で提出してください。 なお、郵送の場合には、8 月 23 日(火)午後 5 時必着とします。 ③ 提出部数 提出部数は、正 1 部、副 6 部(うち、1 部は審査事務の都合上、コピーが可能なように、製 本等しないこと)とします。 エ.留意事項 ○ 指定申請書の内容は、労働基準法をはじめとする関係法令を遵守してください。 ○ 指定申請書等は、日本工業規格のA4の大きさとします。 ただし、官公署の発行する証明書等やむを得ないものについては、上記以外でも認めます。 ○ 指定申請書等に用いる言語、通貨、単位等は、日本語、日本円、日本の標準時及び計量法(平 成4年法律第 51 号)に定める単位に限ります。 ○ 提出期限後の提出書類の再提出及び差替えは原則として認めません。 ○ 提出された申請書は、指定管理者の選定以外に原則として使用しません。 ○ 提出された申請書は、選定を行う作業に必要な範囲で複製を作成することがあります。 ○ 必要に応じ追加資料の提出を求めることがあります。 ○ 申請書の提出に係る経費は、すべて申請者の負担とします。 ○ 県職員その他本件関係者に対して、本件提案についての接触を禁じます。 なお、接触の事実が認められた場合には失格となることがあります。 ○ 共同事業体で応募する場合、構成員の変更を認めません。ただし、構成員の倒産、解散等の 特殊な事情が認められ、審査の公平性及び業務遂行上の支障がないと県が判断した場合には、 変更を可能とすることもあります。 その際には、変更の旨を建築住宅課まで御連絡ください。 ○ 構成員の倒産、解散等の事情により、応募を辞退することが明白となった場合には、応募辞 退届(様式第6号)を提出してください。 (4)説明会について 説明会について ア.募集要項等についての 募集要項等についての説明会 についての説明会 ○ 開催日 :平成 17 年 7 月 22 日(金) ○ 時 間 :13 時 30 分から 15 時まで(※1時間 30 分程度) ○ 場 所 :鳥栖市元町 1234-1(※鳥栖総合庁舎別館 2 階第 1 会議室) ○ 参加人数 :各団体 2 名以内とします。 ○ 参加申込み:参加希望者の方は 7 月 21 日午後5時までに出席する旨申込書(様式第 7 号) にご記入の上、建築住宅課までファックス又はE-mail にて申込みください。 6 (ただし、説明会への出席の有無が指定管理候補者の選考に影響することはありません。 ) ○ 当日は、応募要項、仕様書等の資料は配布しませんので、佐賀県のホームページから資料を 印刷の上、ご持参ください。 イ.施設説明会の 施設説明会の実施 より実効的な提案等をいただくため、業務の詳細や施設・設備の状況等に関する現地説明会を アの説明会終了後現地に移動して行いますので、応募を予定される団体等は御出席ください(た だし、施設説明会への出席の有無が指定管理候補者の選考に影響することはありません) 。 ・ 場 所:佐賀県住宅供給公社鳥栖分室(※鳥栖総合庁舎別館 1 階) 宿町県営住宅(鳥栖市布津原町 61 番地) (5)質問の 質問の受付及び 受付及び回答について 回答について 指定管理者の指定の申請に関して質問がある場合は、質問票(様式第8号)により、平成 17 年 8 月 5 日(金)まで、ファックス又は電子メールで受け付けます。 なお、質問に対する回答は、質問者に対して文書(ファックス又は電子メール等)にて回答する とともに、応募者間の公平を期すため県ホームページ等に随時、掲載して行います。 (6)指定管理者の 指定管理者の指定について 指定について ア.選定基準について 選定基準について 規則第 3 条の規定に基づき、指定管理者の候補者を次の選定基準により総合的に評価して選定 し、県議会の議決を経て指定管理者として指定します。 なお、指定申請以降、次の基準を満たさないこととなった場合は、指定をしないことがありま す。 選定基準 具体的な評価項目 ① 管理の基本方針が、施設の設置目的や県の方針に一致しているか。 ② 管理を希望する目的・理由が妥当なものであるか。 ③ 管理の内容が地域との連携や貢献を意識したものとなっている か。 1 県営住宅等の ④ 職員の雇用や委託業務の発注、物品の調達等について、県内から 施設の設置目的 の雇用や県内業者への発注等に配慮されているか。 の確実な実施が ⑤ 従前管理者の経験及びノウハウを円滑かつ支障なく引継ぐための 見込まれること。 提案はあるか。 ⑥ 事業計画の実現性はあるか。 ⑦ 収入・支出の積算と事業計画の整合性はあるか。 ⑧ 管理のコンセプトとして、斬新さや独自性はあるか。 など 2 県 営 住 宅 等 の ① 各種管理業務の実施に当たって、入居者等の公平な利用が担保さ 施設の平等利用 れるものであるか。 が確保されるこ と ① 閉開庁日・時間等について、入居者等の便に配慮したものとなっ ているか。 3 県営住宅等の ② 入居者等サービスについて、公営住宅や福祉への理解に基づいた 施設の効用を最 ものとなっているか。 大限に発揮する と と も に 管 理 経 ③ 管理全般について、これまでにない新たな視点や取組がなされて いるか。 費の縮減が図ら れ る も の で あ る ④ その他、施設の効用最大化のための魅力的な提案がなされている か。 こと。 ⑤ 管理経費の縮減が図られているか。 など 7 ① 管理に必要な組織及び人数が配置されているか。 ② 管理に必要又は望ましい専門職種等が適切に配置されているか。 ③ 所長など管理責任者について、経験者等適切な人材が確保できる 予定か。 4 事 業 計 画 に 沿 ④ 事故防止などの安全管理対策・体制は十分か。 っ た 管 理 を 行 う ⑤ 職員の指導育成・研修体制は十分か。 能 力 を 有 し て い ⑥ 事故及び災害時の対応体制は十分か。 ること ⑦ 入居者等からの苦情等に対して適切な対応がなされる予定か。 ⑧ 個人情報の保護について、十分な配慮がなされているか。 ⑨ 同種・同等の施設の管理など、十分な実績・ノウハウを有してい るか。 ⑩ 申請者の財務状況は良好か。 など イ.選定方式等について 選定方式等について ① 選定方法 指定申請書を用いて選定委員会を開催した上で、本事業に最も優れた申請者を選定します。 なお、選定委員会は、必要に応じて指定申請者に対するヒアリング等を実施します。この場 合は、日時、場所、出席人数等について、後日申請者に連絡します。 ② 選定事務 選定事務の の所管 選定事務については、佐賀県県土づくり本部企画・経営グループ及び建築住宅課が行います。 ③ 選定結果 選定結果については、指定申請者に文書で通知します。 4 協定について 協定について (1)協定の 協定の締結 選考の結果、最も優秀な提案を行った申請者に対し、県は管理に当たっての細目を協議します。 協議の成立後、指定管理候補者として県議会に提案し、議会の議決によって指定管理者として正 式に指定がなされ、協議結果に基づいて、管理に関する協定を締結することとなります。 なお、交渉の過程において委託の困難性等が明らかになった場合や協議が成立しない場合は、次 点候補者と協議を行います。 (2)協定の 協定の内容 ○ 指定管理者が行う業務の内容について ○ 指定管理期間について ○ 指定管理者の県条例等の遵守義務について ○ 施設の改修、備品等の整備について ○ 再委託の取扱いについて ○ 県営住宅家賃等の徴収等について ○ 管理運営費(委託料)の金額及び支払等について ○ 事業計画書の作成、提出について ○ 事業報告書の作成、提出及びその他の実績評価等について ○ 収支状況を明らかにした証拠書類等の整備・保管について ○ 職務上知り得た事項の守秘義務について ○ 個人情報の保護について ○ 変更の届出について(定款、事務所の所在地、代表者の氏名等) ○ 損害賠償の義務及びその他のリスク分担について ○ 指定管理者の指定取消及び管理業務の停止等について ○ 事故・災害等の緊急時における対応について ○ 協定書に定めのない事項及び協定の内容に疑義が生じた場合の対応について ○ その他県が必要と認める事項について 8 (3)リスク分担 リスク分担の 分担の考え方 協定締結にあたり、県が想定する主なリスク分担の方針は、以下のとおりです。これらは、帰責 事由の所在が不明確になりやすいリスクについて、その基本的考え方を示したものです。 種類 リスクの内容 負担者 県 指定管理者 物価変動 人件費、物品費等物価変動に伴う経費の増 ○ 金利変動 金利の変動に伴う経費の増 ○ 地域との協調 ○ 周辺地域・住民及び 施設管理業務内容に対する住民及び入居者から 入居者への対応 の反対、訴訟、要望への対応 法令の変更 税制度の変更 上記以外の場合 ○ 施設管理に影響を及ぼす法令変更 ○ 指定管理者に影響を及ぼす法令変更 施設管理に影響を及ぼす税制変更 ○ ○ 仕様書等県が責任を持つ書類の誤りによるもの 資金調達 ○ 一般的な税制変更 政治、行政的理由から、施設管理業務の継続に支 政治、行政的理由に 障が生じた場合、又は業務内容の変更を余儀なく された場合の経費及びその後の維持管理経費に よる事業変更 おける当該事情による増加経費負担 不可抗力(暴風、豪雨、洪水、地震、落盤、火災、 騒乱、暴動その他の県又は指定管理者のいずれの 不可抗力 責めにも帰すことのできない自然的又は人為的 な現象)に伴う、施設、設備の修復による経費の 増加及び事業履行不能 書類の誤り ○ 事業計画書等指定管理者が提案した内容の誤り によるもの 委託料の支払い遅延(県→指定管理者)によって 生じた事由 家賃等の納入遅延(指定管理者→県)によって生 じた事由 経年劣化によるもの(極めて小規模なもの) ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 〃 (上記以外) 施設・設備物品等の 第三者の行為から生じたもので相手方が特定で 損傷 きないもの(極めて小規模なもの) ○ 〃 (上記以外) 管理者としての注意義務を怠ったことによるも の 第三者の行為から生じたもので相手方が特定で きないもの(極めて小規模なもの) 〃 (上記以外) ○ 資料等の損傷 指定管理者の責めに帰すべき事由による場合 施設の利用不能等 上記以外の場合(ただし、委託料を減額する場合 による収入の減少 がある) 9 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 入居者への損害 指定管理者の責めに帰すべき事由により入居者 に損害を与えた場合(不適切な施設管理による入 居者のけが等) ○ 第三者への損害 上記以外の場合 指定管理者の責めに帰すべき事由により周辺住 民等に損害を与えた場合(不適切な施設管理によ る騒音・振動等の苦情等) 上記以外の場合 ○ セキュリティ ○ ○ 警備不備等による情報漏洩 ○ 指定管理業務の期間が終了した場合又は期間中 事業終了時の費用 途における業務を廃止した場合における事業者 ○ の撤収費用 5 その他管理 その他管理に 他管理に当たっての留意事項 たっての留意事項 (1)管理の 管理の実績等についての 実績等についての評価 についての評価 指定管理者は、県に対し、事業報告書及びその他の管理の実績等に関する資料を提出することと します。提出を要する資料や時期等については、別添仕様書に定めるものの他、必要に応じて県と 指定管理者が協議のうえ、決定することとします。 なお、事業報告書の内容等により、指定管理者が業務の基準を満たしていないことが明らかな場 合には、県は指定管理者に対して業務の改善勧告等を行うことがあります。 (2)関係法令の 関係法令の遵守 業務を遂行する上で、以下の法令を遵守しなければなりません。 ○ 公営住宅法、同法施行令、同法施行規則、佐賀県営住宅条例、同条例施行規則 ○ 個人情報の保護に関する法律、佐賀県個人情報保護条例 ○ 地方自治法(第 244 条、第 244 条の 2 ) ○ その他関連する法令がある場合は、それらを遵守することとします。 (3)引継業務 引継業務 指定管理者は、指定期間終了時に、次期指定管理者が円滑かつ支障なく本施設の管理運営業務を 遂行できるよう、引継ぎを行うものとします。 (4)個人情報保護に 個人情報保護に関して特 して特に留意すべき 留意すべき事項 すべき事項 平成 17 年 4 月 1 日からの「個人情報の保護に関する法律」の完全施行に伴い「佐賀県個人情報 保護条例」も改正されました。 指定管理者は、佐賀県個人情報保護条例第 12 条の規定に基づき、別途締結する協定書において 「個人情報保護の取扱い」として県が明示する措置を実施していただくとともに、個人情報取扱事 務に従事している者又は従事していた者は、退職後にあっても、当該事務に関して知りえた個人情 報を他人に知らせ、又は不当な目的に使用してはなりません。 また、これらに違反した場合は、同条例に基づく罰則等が適用されます。 このため、指定管理者は施設の管理を行うに当たって、個人情報の保護に配慮した管理運営体制 の整備や、従事者に対しての必要な研修の実施など、適切な対応を行うようにしてください。 (5)県内雇用及び 県内雇用及び県内への 県内への発注 への発注への 発注への配慮 への配慮 指定管理者が行う管理に当たって、特別な理由がある場合を除き、できるだけ県内に居住する者 の雇用に努めていただくとともに、委託業務の発注や物品の調達等についても、県内事業者への発 注に努めていただきたいと考えています。 また、この点は別途、方針・対応策などを申請書で提案してください。 10 (6)施設において 施設において発生 において発生した 発生した事故 した事故への 事故への対応 への対応に 対応に関して特 して特に留意すべき 留意すべき事項 すべき事項 指定管理者は、施設において発生した事故への対応に関して以下のとおり義務を負うこととしま す。 ○ 施設において事故が発生した場合に備えて、指定管理者はあらかじめ事故対応マニュアルを定 めるとともに、事故発生時には直ちにその旨を県へ報告しなければなりません。 ○ 指定管理者の責に帰すべき事由により、県、入居者又は第三者に損害を与えた場合には、指定 管理者においてその損害を賠償しなければなりません ○ 県と協議のうえ、損害賠償責任保険等に加入する必要があると認められる場合には、保険に加 入しなければなりません。 (7)課税に 課税に関する留意事項 する留意事項 当該施設の管理に伴い、受託者(法人)については、法人県民税、法人事業税、法人市町村民税 の申告納税義務が生じます。また、指定管理者が新たに設置した償却資産にかかる固定資産税等は 課税対象となります。なお、県が支払う委託料は、原則、消費税の課税対象となります。 (8)事業の 事業の継続が 継続が困難となった 困難となった場合 となった場合の 場合の措置 ① 指定管理者の 指定管理者の責めに帰 めに帰すべき事由 すべき事由による 事由による場合 による場合 県が行う業務の改善勧告に従わない場合など、指定管理者の責めに帰すべき事由により、業務 の継続が困難になった場合で、県が指定の取消を行った場合には、県に生じた損害は指定管理者 が賠償するものとします。 なお、当該指定管理者は、次期指定管理者が円滑かつ支障なく本施設の管理業務を遂行できる よう、引継ぎなどの必要な対応を行うものとします。 ② 当事者 当事者の の責めに帰 めに帰することができない事由 することができない事由による 事由による場合 による場合 不可抗力等、県、指定管理者双方の責めに帰すことのできない事由により、業務の継続が困難 になった場合、事業継続の可否について協議するものとし、一定期間内に協議が整わないときに は、それぞれ、事前に書面で通知することにより協定を解除できるものとします。 なお、当該指定管理者は、次期指定管理者が円滑かつ支障なく本施設の管理業務を遂行できる よう、引継などの必要な対応を行うものとします。 ③ 指定管理者 指定管理者の の指定取消後の 指定取消後の対応 指定管理者の指定取消後、他地区の指定管理者又は次点候補者と、指定管理予定候補者として、 施設の管理に関する協議を行うことがあります。 6 問い合わせ先 わせ先 上記の他、本件に関するお問合せ等がある場合には、以下までお問い合わせください。 ○ 佐賀県県土づくり本部建築住宅課総務・住宅管理担当(県庁新行政棟 9 階北側) 〒840-8570 佐賀市城内一丁目1番59号 電話:0952-25-7164 FAX:0952-25-7316 メールアドレス: [email protected] 11