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外交回経溝連携本部臨TPP対策黍員会回TPP交渉における闇遺産 を

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外交回経溝連携本部臨TPP対策黍員会回TPP交渉における闇遺産 を
外交回経溝連携本部臨 TPP対策黍員会回 TPP交渉における闇遺産
を守り抜く金合同会議次第
平成 27年 10月 8日(木)
14時 45分
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谷二稲衛西江
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2. 挨
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品
1. 開
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盛
禎
俊博
朋美
征士郎
公也
拓
901号室
T P P対策委員会事務局長
幹事長
総務会長
政務調査会長
外交@経済連携本部長
T P P対策委員会顧問
T P P交渉における国益を守り抜く会会長
3. 派遣議員団声明紹介
事
利山
5. 議
甘森
4. 挨 拶 @ 報 告
明
裕
経済再生担当大臣
農林水産大臣
T P P閣僚会合(アトランタ)について
説明:溢谷和久内閣審議官
松島浩道農林水産審議官
片瀬裕文経済産業省通商政策局長
6. 質
疑
7. 関
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ヱミ
くマスコミフルオーフ。ン(カメラは冒頭)
>
[省庁出席者]
甘利大臣、西村内閣府副大臣
<内閣官房 (TPP政府対策本部) >
佐々木国内調整総括官、宮内内閣審議官、佐谷内閣審議官、高田内閣審議官、渡辺内閣参事官、成田
内閣参事官、安東内閣参事官、矢田内閣参事官、片員内閣参事官
<外務省>
金杉経済局長、森北米局長
<財務省>
岸本大臣官房参事官
<厚生労働省>
山田大臣官房国際課国際企画官
<農林水産省>
松島農林水産審議官、大津大臣官房総括審議官(国際)、牛草大臣官房国際部国際経済課長、今城生
産局長、柄津政策統括官、牧元林野庁林政部長、水田水産庁神、政部長
<経済産業省>
片瀬通商政策局長
自曲民主党 TPP交渉派遣議悶
派遣結果報告
〈アトランタ)
1.派遣議員間結果報告
2
. 議員団声明文
派遣議員団結果報告
派遣議員
森山
裕
関川公也
宮腰光寛
吉川賞盛
i
工藤
拓
TPP対策委員会委員長(閲長)
TPP対策委員会顧問
γPP対策委員会委員長代理兼事務総長
TPP対策委員会事務局長
TPP交渉における国益を守り抜く会会長
派遣日程
9月29日(火) ~10 月 6 日(火)
(当初 10月4日(日)までの予定を延長)
主な活動結果
0
甘利大毘との会談
.TPP交渉妥結に向けての見通し及び課題について意見 3
5換を行った。
0 現地往訪中の我が国の経済団体及び農林水産関係団体との意見交換
.TPP交渉会合の状況、交渉日程延長の背景等についての情報共有ととも
に、各団体の考え方についての意見交換を数次にわたり行った。
。全米商工会議所(オパビー副会頭他)との意見焚換
交渉で大筋合意を達成すべきこと、そのためには参加各国に
-今回の TPP
とって w
lnwlnの結果が必要であることについて、認識が一致した 0
問
・先方から、大筋合意のため日米が協力し、指導力を発揮すべきであり、
臼本に更なる柔軟性を求めたいとの発震があった。
-当方からは、大筋合意のために米閣の更なる努力と決断が不可欠である
旨指摘し、米関政府への働きかけを強く求めた。
。カナダ酪農・家禽・鶏卵産業団体(アカンド代表他)との意見交換
.TPP~ 渉における双方の焚渉姿勢について意見交換を行った。
。大筋合意の結果報告
交渉の大筋合意の一報を受け、党幹部議員に
・5日朝、営利大臣からすPP
その旨を報告、その後政府交渉団から合意概要の報告を受けた。
0 記者会見及び声明の発表
-大筋合意を受け、記者会見を開催し、声明を別紙のとおり発表した。
TPP閣僚会合の終了に当たっての声明
平成 27年 10月 5日
自由民主党 TPP交渉派遣議員団
本日、米国アトランタにおいて開催されていた TPP交渉会合が終了
した。 9月 26日から 29日まで首席交渉官会合が行われた後、
30
日から閣僚会合が行われ、日本から甘利大臣が参加した。
我々は、閣僚会合中、甘利大臣、政府交渉団と密接に連絡を取り合
い、閣議に適った交渉となるよう後押しした。
また、我が障の経済団体や農林水産関係団体等と丁寧な意見交換を
行うとともに、全米商工会議所オパピー副会頭と会談し、合意に向け
不可欠な米側の更なる努力を要請したほか、カナダの農業団体とも意
見交換を行った。
TPP交渉は、我が国が参加してから 2年余り続けられてきたが、これ
まで積み重ねてきた成果も踏まえ、今回の閣僚会合において、予定を
延ばして最後まで各国がギリギリの交渉を重ね、大筋合意に至った。
世界の成長センターであるアジア太平洋地域に、野心的で包括的か
っハイスタンダードでバランスの取れた新たな経済連携ルールを構築
する試みが現実となり、わが国の活力と繁栄につながるものと期待で
きる。
サービス、投資の自由化を進め、知的財産、電子商取引、国有企業、
労働、環境の規律など、幅広い分野で新しいルールを構築し、ヒト、
モノ、資本、情報が自由に行き来するようになる。大企業だけでなく、
中小企業や地域の産業がアジア太平洋の市場につながり、国内に新た
な 投 資 を 呼 び 込 ん で い く 、 ア ベ ノ ミ ク ス の 「 成 長 戦 略 の 核 J となるも
のである。
今回の合意は、わが党や国会の決議をしっかりと受け止め、特に農
林水産物について、慎重の上にも慎重を重ね、最後の最後まで粘り強
く交渉し、厳しい交渉の中で政府与党一体となって全力を尽くした結
果と評価する。
これまで長きにわたり、国益を最大限に実現すべく交渉を行ってき
た甘利大臣、政府関係者の努力に対して、深甚なる敬意を表する。
今後、政府に対して、まずは合意内容について丁寧な説明を行うと
ともに、懸念や不安の払拭に努力するよう求める。
党としても国民の皆様方のご意見を踏まえ、活力あふれる経済社会
を実現するため、また、農林水産業
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農山漁村がその力を十分発揮し
ていくため、どのような方策が必要か、党を挙げて議論し、政府と一
体となって万全の措置を講じていく決意である。
環太平洋パートナーシップ閣僚声明(仮訳)
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我々 オーストラリア ブルエトイ磁ダルサラーム カナダ
)、日本 マレーシア メキシコ ニュージーラン札ベ
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平洋パートナーシップを成功裏!こ諜結したと発表で寄ること
を嬉しく思う。 5年以上の集中的な交渉の後 我々 i
弘アジ
ア太平洋地域にわたり 襲用を維持し、持続可能な成長を促
進し、飽摂的な開発を発壊させ旬イノベーションを向上させ
る合意 i
ニ査った。車!こ重要なことに 本協定 i
ふ各閣の国民
I議をもたらす、野心的で¥飽措的な 高い水準の バラ
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ンスの取れた協定という 我々の恭し?と目標を連成している。
T PPl乱 世 界 経 済 の 40%近くにより高い基準をもたらす。
本協定 i
恥各国聞の貿易及び投資の自由化に加えて%各閣の
1世紀に各国のスチーク
発展段階の多様性を考慮、しながら...2
ホルダーが直臨する課題!こ対処している。我々は ょこの歴史
的な協定が%経済成長を促進し 高賃金の庭用を維持し、イ
ノベーション 生産性及び競争力を向上させ 生活水準を高
め 各国の貧簡を減らし、透明性匂良質な力、パナンス並びに
強力な労働及び環境の保護を促進することを期待している。
忠条文
本協定の成果を公式なものに整えるために 交渉官 i
の法的酷からの検討 翻訳並びに起草及び確認を含め、公衰
のために整えられた条文を準備するための技術的な作業を継
続する。我々 i
丸この協定の具体的な特徴についてスチーク
ホルダーと関与し 本協定を整備するための園内手続に着手
することを楽しみにしている。
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TPP協懇の理整│
φ 21世紀裂の新たなル…ルの構築
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的財産、電子商取引、閤有企業の規律、環境など、幅広い分野で 21世紀裂のル
ールを構築するもの。
成長著しいアジア太平洋地域に大きなパリュ… a チエ…ンを作り出すことにより、
域内のヒト u モノ腐資本・情報の往来が活発化し、この地域を世界で最も豊かな
地域!こすることに資する。
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一 TPP協定により、大企業だけでなく中小企業や地域の産業が、機界の成長セン
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能になり、我が聞の経済成長が促される。
ヒト、苦ノ、資本、情報が自由に行き来するようになることで、閣内に新たな投
資を呼び込むことも見込め、都市だけではなく地域も世界の活力を取り込んでい
くことが可能となる。
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去の支艶といった瞥趨的価値を共有する閤々とと
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もに貿易 投資の新たな基軸を打ち立てることにより、今後の世界の貿易"投資
ル…んの新たなスタンダ…ドを提供。
アジア太平洋地域において、普遍的価値を共有する悶々との間で経済的な相互依
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2
78}を用いて作成。
│茸岡市機アクセス焚費量の繍喜劇
く間本市構へのアクセス〉
1 米:
(
1
) 米及び米粉等の閤家貿易品目
①現行の関家貿易制度を維持するとともに、枠外税率(米の場合 3
4
1 円/
k
g
)
を維持。
②米国、豪州に S 日$方式の間別枠を設定。
[米関 :5万 t ( 醐 3年維持) → 7万 t (
1
3明一以繍降
豪州
d
掛
¥
1
刊
H
i
卜
、
1
:0
.
6万 t (当初 3年維持) 一吋多 0‘8
例4万 t け
(
1
3年閤以降η
))
※関内の需要動向に即した輸入や実需者との実質的な誼接取引を促進するため、我が閣
は、既存の W
T
O枠のミニマムアクセスの運用について見直しを行うニととし、既存の
一般輸入の一部について、中粒種鋼加工用に限定した S
B
S方式 (
6万トン)へ変更す
る予定。
(
2
) 米の調製品菌加工品等(民間貿易品闘)
一定の輸入がある米粉調製品等は関税を 52
5唱の削減とし、輸入量が少ない又
は関税率が低い品目等は関税を削減幽撤騰。
主 要
量
:
(1)小麦
① 現行の国家貿易制度を維持するとともに、枠外税率 (
5
5円/
k
g
) を維持。
② 米関、豪州、カナダに国別枠を新設(計 1
9
.
2万 t (当初)→ 2
5
.
3万 t (7
年間以降)回 SBS方式)。
③ 既存の W T O枠内のマークアップ(政府が輸入する際に徴収している差益)
を 9年間までに 45%削減し、新設する国別枠内のマークアップも同じ水準に設
定。国別枠内に限り、主要 5銘柄以外の小麦を輸入する場合にはマークアップ
を 9年目までに 50%削減した水準に設定。
小麦製品については、小麦粉調製品等に TPP枠又は国別枠を新設 (
4
.
5万
④
t (当初)→ 6万 t (6年目以降))し、関家貿易制度で運用している小麦製
品は、引き続き全て国家貿易制度で運用。また、マカ口ニ
u
スパゲティは、関
税を 9年目までに 60%削減。
(
2
) 大麦
① 現行の国家貿易制度を維持するとともに、枠外税率 (
3
9円/
k
g
) を維持。
T P P枠を新設 (
2
.5万 t (当初)→ 6
.5万 t (9年目以降).S 日 S方式)。
②
③ 既存の W T O枠内のマークアップを 9年固までに 45%削減し、新設する T P
P枠内のマークアップも同じ水準に設定。
④
麦芽については、現行の関税割当数量の範囲内において、米圏、豪州、カナ
8
.
9万 t (当初)→ 2
0
.1万 t (
1
1年目以降)。
)
ダの箇別枠を設定(計 1
3 甘味綾瀬作物:
(
1)砂糖
① 粗糖・精製糖等については、現行の糠価調整制度を維持した上で、以下を措
置
。
ア
8
.
5度以上 9
9
.
3度未満)の精製用原料糖に限り、関税を無
高糖度(糠度 9
税とし、調整金を少額削減。
イ
新商品開発用の蹴験輸入に限定して、既存の枠組みを活用した無税
E
無調
護金での輸入(粗糖値精製糖で 5
0
0トン)を認める。
② 加糖調製品については、品目ごとに T P P枠を設定(計 6
.2万 t (当初)→
9
.6万 t (品目ごとに 6,
.1
1年目以降)。
)
(おでん粉
現行の糖価調整制度を維持した上で、以下を措置。
冒
6・
① 現行の関税割当数量の範関内で、 TPP枠を設定(7.
5千 t。
)
② TPP参加聞からの現行輸入量が少量のでん粉等(コーンスト子、ばれいしょでん
粉等)については、間別枠を設定(針
61
1年間以陣)。
)
2
.7千 t(当初)→3
.
6千
t (品目ごとに
4 牛肉:
(1)関税撤践を郎通E
し、セーフガード付きで関税を削減。
(3
8
.5
弘(現行)吋 2
7
.
5出(当初)吋 2
0
弘(
1
0年 闘 ) → 側 (
1
6年間以降)
J
(
2
) セ…フガード:
①
発動数量(年間) :5
9万 t (当初)吋
6
9
.6万 t (
1
0年間)→ 7
3
.8方 t (
1
6年目)
(関税が 20%を切る
1
1年目以降 5年聞は間半期鶴の発動数量も設定。)
② セーフガード税率:3
8
.5
% (当初)→ 30% (4年目)→ 20%(
1
1年間)吋 1
8日(1
5年目)
1
6年回以降のセ…フガ…ド税率は、毎年 1%ずつ削減(セ…フガ…ドが発動されれば
次の年は削減されない)、 4年開発動がなければ鹿止。
家菌疾病により輸入が 3年以上実質的に停止された場合には、襲質的解禁の時点から
最長 5年間不適用(当該条項により、米関・カナダには最長 2
0
1
8年 1月末月まで不適
用)
5 語家肉:
(1)盤額関税制度を維持するとともに、分岐点価格
(
5
2
4問 /
k
g
) を維持。
(
2
) 従量税は関税撤廃を回避。
2.2明(当初)叫 (10 制服~g
[従同現行4
.
3
%
):
従量税(現行 4
8
2円/
k
g
):1
2
5円/
k
g (当初)→
(
10i
F
I
3V
Ji
!
*
)
5
0円/
k
g(
1
0年間以降)
1
I
(
3
) セ…フガード:輸入急増に対し、従量税を 1
0
0
7
0問/
k
gI
こ、従価税を 4
.
0
2
.
2
%
に 、 そ れ ぞ れ 庚 す セ … フ ガ … ド を 措 置 (1
1年閉まで)。
8 乳製品:
(1)脱脂粉乳町バタ…
① 現行の闘家貿易制度を維持するとともに、枠外税率(脱指粉乳 2
1
.3%+396円
/均等、バター 2
9
.
8
%
+
9
8
5問/
k
g等)を維持。
②
TPP枠を設定(生乳換算)
2n 6
5
9t (当初)
脱脂粉乳
(製品
→
2万 4
1
0
2
t(
6年目以降)
3
.
1
8
8t → 3
.7
1
9tに梱当)
8
9
8t (
6年間以降)
3万 9
3
4
1t (当初) → 4万 5
バター
(製品
合計
1
9tに楠潜)
3
.
1
8
8
t → 3,7
6万 t (当初)吋
7n t(
6年闘以降)
(
2
) ホエイ
脱脂粉乳と競合する可能性が高いものについて、
蕗期間の設定とセーフガ…ドの措置。
-7
・
2
1:年目までの長期の関税撤
(
3
) チーズ
①
モツツァレラ、カマンベールなどについては、現行関税を維持。
②
6年間までの長期の関税
チェダ一、ゴーダ、クリームチーズ等については、 1
撤廃期間を設定。
③
プ口セスチーズについては少量の国別枠、シュレッドチーズ原料用フレッシ
ユチーズについては国産使用条件付音無税枠を設定。
7 5品目以外の農産物:
(1)小豆及びいんげん豆については、枠内関税を撤廃するものの、枠外税率を維持。
5
%削減。いずれも関
こんにゃく及びパイナップル缶詰については、枠外税率を 1
税割当制度を維持。
(
2
) このほか、鶏肉、鶏卵、オレンジジュース、りんご等一部の品目について、 1
1
年自まで又はそれを超える関税撤廃期間を設定。
(
3
) また、競走馬、オレンジについて、セーフガードを措置。
8 林産物:
(1)輸入額又は近年の輸入額の伸びが大きいもの(マレーシア、 N Z、カナダ、チ
リ及びベトナムからの合板並びにカナダからの製材)については、 1
6年目までの
長期の関税撤廃期間の設定とセーフガードの措置。
(
2
) なお、違法に伐採された木材の貿易に対する規律についても合意。
9 水産物:
2
1
6年目までの長期の関税撤廃期間を、主要なまぐ
(1)あじ さばについては 1
1年目までの関税
ろ類、主要なさけ ます類、ぶり、するめいか等については 1
撤廃期間を、それぞれ設定。
E
ω
(
2
) 海藻類(のり、こんぶ等)については、関税を 1
5
%削減。
(
3
) なお、現行の我が国の漁業補助金は、禁止補助金に該治せず、政策決定権を
維持。
1
0 酒、たばこ及び謹:
(1)ボトルワインについては 8年目、清酒、焼酎については
1
1年目までの関税撤
廃期間を設定。
(
2
) 紙巻たばこ(現在は、暫定税率で無税)については、協定税率として無税と
する。葉巻たばこについては、 1
1年目までの関税撤廃期間を設定。
(
3
) 精製塩については、 1
1年目までの関税撤廃期間を設定。
-8
闘
く1
1ヶ鶴市奇襲へのアクセス〉
1.藤林水麗晶
我が関農林水産物"食品の輸出拡大の重点品目の全て(牛肉、米、水産物、茶
等)で関税撤廃を獲得。具体的には、以下の措置を獲得。
①
米関向けの牛肉については、
1
5年鴎で関税が撤騰されるまでの閥、現行の
米関向け輸出襲績の 2
0
.
.
.
.
.
.
4
0倍 (
3, O
O
O
t(卦初)吋 6
,2
5
0
t(最終年)) r
こ栂当す
る数量の無税枠。
②
米関向けの米については、 5年闘で関税撤鹿。
③
また、近年、輸出の伸びが著しいベトナム向けの水産物については、ブリ、
サバ、サンマなど全ての生鮮魚耐冷凍魚について、即時の関税撤鹿。
④
酒類については、全締約閣において関税撤騰。特に、米関、カナダの清酒に
ついては、即時撤廃。
2.ζ
:
:議製品
。工業製品について、 11力闘全体で 99. 9 %の品闘の関税撤鹿を喪現。
輸出額 (1 1ヶ臨向け合計約 19兆円)で見ても、 99. 9 %を達成。(即時撤
廃の割合は 76. 6%)
O思 P A来締結の米閥、カナダ、 N Zにつき、 T P P発効時点で、工業製品の無
税割合が
一米関
ー
:39% →
67%
カナダ : 4 7 % →
68%
- N
Z
:7 9 %
98%
i
ニ醸ち!こ上昇。 (3ヶ国合計で約 7兆 8, 0 0 0億円分)
吋
医E
時金体として、工業製品の輸出額(約 10兆円)の 1 0 0 %の関税撤廃を襲現。
自動車部品(輸出額 2兆円弱:現行税率主に 2. 5%) に関し、 8割以上の即
時撤廃で合意。これは米韓 F T Aの内容を上回る高い水準。
く即時撤廃率〉
一 日米(TP
P
): 品自数: 87. 4 %、輸出額: 8 1. 3 %
- 米韓 F
T
A
: 品目数: 83.
0 %、輸出額: 77. 5 %
乗用車(現行税幕 2. 5%) は
、 15年聞から削減開始、 20年闘で半減、 22年闘
で0.5%まで削減、 25年闘で撤廃。
日米強行交渉の結果、自動車分野の非関税措置やセ…フガード措置、紛争解決
手続等に関するル…ルを日米の議許壊に付壊として規定。
自動車に次ぐ主力分野である家電、産業用機械、化学では、輸出額の 9 9 %以上
の即時撤廃を実現。
-9
・
医
王
罰
金体として、工業製品の輸出額(約 1兆円)の 1 0 0 %の関税撤廃を実現。
乗用車(輸出の約 3割:現行税率 6. 1%)について、 5年目撤廃を実現。ニ
れは、既に交渉が終了しているカナダ酒臣 UFTAの内容 (8年目撤廃)を上回
る高い水準。
自動車部品(現行税率主に 6. 0%) は、日本からの輸出の 9割弱が即時撤
廃
。
く即時撤鹿率〉
一 日加<TP
P
):品目数: 95. 4 %、貿易額: 87. 5 %
一 加韓 F
T
A :品目数: 72. 2 %、駕易額: 59. 1%
自動車分野のセーフガード措置、紛争解決手続等に関するルールを日加の議官午表
に付表として規定。
自動車に次ぐ主力分野である化学、家電、産業用機械では、輸出額の 9 9 %以上
の即時撤廃を実現。
戸五二ヲニ亨ジ~
輸出額の 9 8 %以上の工業製品が即時撤廃。残りも 8年目までには完全無税化。
匿三国
m
輸出額約 1兆円のうち、日豪
E
P
Aでは 82. 6%が即時撤廃されたが、 T
P
Pでは
これを上回る 94. 2 %の即時撤廃で合意。特に、主力の乗用車、パス、 トラッ
P
A(
輸
ク(輸出の 5割弱:現行税率 5%) の新車は、 1 0 0 %即時撤廃。日豪 E
出鶴の 7 5 %が即時撤廃)からの深擁りを実現。
区I-;
k
/
日ベトナム E
P
Aで最終的には工業製品の輸出額の 9 2 %が関税撤廃される予定だ
が
、 T
P
Pではこれに加え、特に輸出関心の高い 3
. 0 0Occ超の乗用車(現行、
最高 7 0 %弱の商関税で保護)について、 10年闘撤廃を実現。
(注)日米自動車並行交渉(主要項目の概要)
強制規格等の策定過程の透明性確保
E
一自動車の設計等に実質的な変更を要する強制規格等について、義務化まで 12ヶ月
以上の期間を設ける。
一強制規格等に関する審議会の運営における透明性を確保。
a
基準の翻和
一国連基準に調和していない臼本の基準に関して、対応する米国の基準が日本の基準
と同等以上に厳格であると我が閣が認める場合には、その米関の基準に適合する自動
車は日本の基準に適合するものとみなす(我が閣の基準は一切引き下げない)。
固
PHP (
P
r
e
f
e
r
e
n
ti
aIH
a
n
dI
i
n
gP
r
o
c
e
d
u
r
e
):輸入自動車特別取扱制度
-1
0-
一財政上の奨励措置から P H P車を排除しない形で P H Pを適用。
閤特別な経過的セーフガード措置
- T P P協定…般の経過的セ…フガ…ド措置を強化:利用可能期間(関税撤廃の 10年
後まで)、発動回数(機数間発動可能)、発動期間 (2年十延長 2年)等。
同特別な加速された紛争解決手続
- T P P協定…般の紛争解決手続と比較して、協議開始やパネル殺霞、報告書撃の発出
までの期間を短縮。
ま日本による協定違反に対し最恵閣待遇 (MFN) 税率への引上げ(スナップ
…米国 l
立、米関による協定瀧反!こ対
パック)や関税削減時期の延期(後倒し)が可能。日本 l
し、米国の対抗措置に相当する規模で、自動車以外の有税品目の関税引上げが可能。
(1)サ…ピス・投資
東
員J
Iすべてのサービス及び投資分野を儲由化の対象
市場アクセス改善については、 j
とし、規制の根拠となる措置や分野を列挙。日本企業の海外進出の観点から、諮規制
の緩和や撤廃が進んだうえ、現状が明擁化され、透明性が向上。
*個別の具体的成果として、我が悶産業界からの主要関心分野であったコンピニを合
む流通業における外資規制の緩和。
(例)ベトナム
T P P発効後 5年の猶予期間を経て、コンビニ、ス…パ…等の小売流通業の出 J
高につい
て、ベトナム全土において、「経済需要テスト (
E
c
o
n
o
m
i
cN
e
e
d
sT
e
s
t
)
J(注)を廃止。
(注)出庖地域の応舗数やさ当該地域の規模等に基づく出 1
古議資制度
(例)マレーシア
小売業(コンピニ)への外資規制の緩和(コンピ、ニへの外資出資議止→出資上限 30%)
小売業の諸手続が緩和され、透明性も向上
*その他の外資に対する規制緩和の例
(例)ベトナム
・電気通信業の外資出資比率規制の緩和 (65%→75%等)
・地場銀行への外資出資比率規制の緩和 (15%→20%等)
(例)マレーシア
芝脂)
囲外閤銀行の支府数の上限拡大 (8支府吋 163
E
外間銀行の腐舗外の新規 ATM設費制限の原則撤廃
催国営再保険事業体からの再保険購入議務の緩和(購入割合一律 30%→2.5%)
薗信用格付金杜への外資出資比車規制の撤蕗(現行上限 49%)
z
ブミブトラ政策に関する留保が大幅に限定。留保内容が明確化。
(例)カナダ
関投資の事前審査の闇値の引き上げ (369百万カナダ"ドル→ 15億カナダ固ドル)
悔
1
1・
*クールジャパン推進の障害となりうる文化関連規制も限定された。
(例)カナダ
関オンラインで提供される外国の音響映像コンテンツに対して規制を設けない。
(例)ベトナム
m
劇場、ライブハウス等娯楽サービスの外資規制緩和(現行上限 49%→51%)、閣内映画優
先指定の緩和。
(2) 政府調達
属ベトナム、マレーシア、ブルネイにおける日本企業の政府調達市場参入機会を初め
て国際約束として規定。
米国、豪州、カナダ、シンガポールは既存の闇際約束以上の対象機関について政府
E
調達市場を開放。
"豪州、チリ、ペルーは既存の関際約束より対象となる調達の基準額を引き下げ。
(3)ビジネス関係者の一時的な入国
u
米国及びシンガポール以外の全ての園について一時的な入国及び滞在を認める自然
人のカテゴリー及び滞在期間に関し、 W T O G A T Sを上聞る約東。
岡
(例)カナダ、マレーシア及びペルーについて滞在可能期間の長期化を実現。オーストラリ
ア、カナダ、メキシコ、チリ等は、「短期商用訪問者 J以外のカテゴリーの自然人が帯
同する配偶者についても本人と同一の滞在期間を許可することを約束。
l阻ん-)~分野弱電調
│
第 2意内閣民待遇及び物品の市場アクセス│
物品の貿易に関して、告を閣の譲許表に従い関税を撤廃等することを規定するとと
もに、内閣民待遇、輸出入の制限、再製造品の取扱い、輸出入許可手続の透明性、行
政上の手数料及び手続、輸出税等、物品の貿易を行う上での基本的なルールを規定
する。また、農産品の貿易に関連する、輸出補助金、輸出制限等について規定する
また、本章の附属審である譲許表には、個別品闘の関税の撤廃又は削減の方式、
関税割当の詳細、僻別品目のi!…フガード等が規定されている。
本章のルールにより、例えば以下のようなメリットが考えられる。
(1) 輸出税の新設
a
維持の禁止
※マレーシア(お油、パーム油、木材、魚等)及びベトナム(鉱物資源等)の輸出税が
原則撤廃される。
(2) 輸入許可手続の透明化
輸入許可手続を新設する場合又は現行の手続を修正する場合は、施行の 6
0日
-1
2-
前までに通報を行う努力義務や締約園からの合理的な質問!こ対する応答義務 (
6
0
悶以内に応答)を規定。
(3) 輸出許可平線の透明化
輸出許可手続を新設する場合又は現行の苧統を修正する場合は、遅くとも施符
0日以内!こ公器する義務等を規定。
後3
(4)食料の輸出制限の規律強化
食料の輸出制限について、その適用期間を原則 6ヶ月間とすること等、 WTO
協定には定められていない規定が設けられたことで、輸入国側の食糧安全保障の
強化に寄与することが期待される。
我 が 闘 の 藤 林 水 産 物 の TPP協定交渉議参加鴎への輸出額推移
(
j
意向)
i,OC
!C
J
2014年の割合
仏い
ハ
い
)
{
,
i
(1
11
5,505
4.8%
n
~\, OO Cl
シン ,
代
…
ル
3,1%
1
.
0
0
0
オーストラリア
:
リ
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1
.5%
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J
ナタ
1
.2%
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ハ
11
i
マレ、ーシア
1
.1%
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J
(
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(
11
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)
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1
ι
匂仰と!日!
出典・農林水産省ニ国間貿易実績より作成
│
第 3章.原産地規則及び原産地手続│
輸入される産品について,関税の撤廃・引下げの関税ょの特恵待通の対象となる
TPP域内の原産品として認められるための要件及び特葱待避を受けるための説明
手続等を定める。
本章の jレールにより、例えば以下のようなメリットが考えられる。
(
1
) TPP特態税率の適用が可能な 1
2か国内の原産地規則の統一(事業者の制度
利用負翻の緩和)
(2) 輸出者、生産者又は輸入者自らが原産地鉦明書を作成する制度の導入(貿易苧
織の円滑化)
ー
1
3
・
(3) 完全累積制度の実現
T P P協定においては、複数の締約国において付加価値副加工工程の足し上
げを行い、原産性を判断する完全累積制度を採用。日本が締結済みの E P Aに
おいても、メキシコ、ベル一等で完全累積制度を採用している。
(参考) r
完全累積制度」概念図
、
/
?
/
締約国 A
‘rt
ー
、
(
冷蔵庫
総立て
付加価値 20%
冷蔵庫
;凡用部品
一)1ノがない場合には,締約国A の付加価値が 20%であるため,原産地規則「付加価値
を満たせないが,完全累積制度があれば日本の付加価値30%と締約国Aの付加価値
付加価値 50%となり,付加価値45%を超えるため原産品として認められる。
(4)広域 F T A化による原産品輸送の容易化(立証負担の緩和)
ニ国間の F T Aにおいては、産品の輸送の際に第五国を経由した場合に
は、出該貨物の原産性が維持されているか苔かについて輸入国税関に対し立
証する負担がある。一方で、 T P Pは全ての締約閣を一つの領域とみなす広
域 F T Aであり、全ての締約園の領域内を移動する限りにおいては、貨物の
原産性が維持されることになる。
なお、自動車の原産地規則について、完成車については、控除方式による付加価
値基準を用いる場合は 5 5 %となっている。また、その場合における特定の部品ア
P
P域内で行
品目(注)については、協定上明記された加工工程のどれか一つでも T
われれば原産性が付与される制度が導入されている。
自動車部品については、基本的には、関税分類変更基準と付加価値基準の選択制
であり、控除方式による付加価値基準の場合は、品目に応じて 45%"""'55%とな
っている。また、この控除方式による付加価値基準の場合に 4 5 %を超える分につ
いては、構成部品について協定上明記された加工工程のどれか…つでも T
P
P域内で
加工されれば、原産性が付与される。
(注)強化ガラス、合わせガラス、乗用車用車体、貨物自動車等の車体、パンパ一、 ドア、車軸
-1
4
・
EPAIこ基づく特定原産地誼明替の発給件数の推移
間男J
I
発給件数(平成 25年度)
山
)
1湾,.()。
J
l
..-メ 4ン 1
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出典: 経済産業省資料
医五蚕了議議反示議議議高│
内関民待遇及び物品に関する市場アクセス章、原産地規則及び原産地手続輩、貿
易救済章とは別!こ、 T P P域内における繊維及び繊維製品の貿易に関する原産地規
則及び緊急措置(セ…フガ…ド措置)等を規定する。奥体的には、原産地規則や緊
急措置のほか、関税法令違反等!こ係る締約闘間の協力、原産品であること等の確認
等について規定する。
我 が 髄 の 繊 維 品 の TPP協定交渉議参加問への輸出鶴推移
(100億円)
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出典: 財務省貿易統計より作成
-1
5
嗣
│
第 5章税関当局及び貿易円滑化│
税関手続について予見可能性、一貫性及び透明性のある適用を確保するととも
に、締約国間の協力の促進、国際基準への調和、通関等の手続の迅速化、行政上及
び商法上の欝査の確保等について規定。
本意のルール!こより、例えば以下のようなメリットが考えられる。
(1)迅速道盟(関税法の遵守を確保するために必要な期間(可能な限り貨物の到
着から 48時間以内)に引取りを許可)
(2) 急送重飽(通常の状況において、必要な税関書類の提出後 6時間以内に引取
りを許可)
(3)輸入者、輸出者又は生産者の要請による書簡での事前教示制度(関税分類、
原産性等) (1 50日以内に回答)
(4) 自動化(輸出入手続を、単一の窓口において、重圭盟に完了することができ
るよう努める)
隆空整.貿易上の救湖
輸入急増による閣内産業への重大な損害を防止するため、一時的に緊急措置(経
過的セーフガード措置)をとることができる皆を規定する他、ダンピング防止措置
及び相殺関税措置に関する規定を置いている。
経過的セーフガード措置については、締約国が、一定の経過期間(協定発効から
3年間。ただし、特定の産品の関税撤廃がそれよりも長い期間にわたって行われる
場合は当該産品についての段階的な撤廃期間)の問、この協定に基づく関税の引下
げ又は撤廃の結果として原産品の輸入が急増したことにより、間穫の又は直接に競
合する産品を生産する圏内産業に重大な損害又はそのおそれを引き起こしている場
合には、ニの協定の下での関税譲許を一時的に停止するか、一定の水準まで関税を
引き上げることができること等を規定している。
ダンピング防止措置及び相殺関税措置については、 W T O協定における権利 義
務を確認するとともに、透明性及び適正な手続を推進する観点から、義務規定では
ない形で、対面による情報の検証等の具体的手続安規定している。
E
なお、セーフガード措霞については、間一産品に対するこ回以上の経過的セーフ
ガード措置の発動の禁止等、 W T O協定にはない内容が規定されており、各締約国
による経過的セーフガード措置の濫用を抑制する効果が期待される。
ダンピング防止措置については、義務規定ではないものの、透明性及び適切な手
続を推進する措置として締約闘が認めるものとして、調査過程等における奥体的手
続が規定されており、これらの措置が規範として共有されることにより、各締約固
によるダンピング、防止措置の濫用を抑制する効果が期待される。
-1
6・
第
│ 7章 衛 生 植 物 検 疫 (SPS) 措電i
人、動物又は植物の生命又は健蔵を保護しつつ、各締約闘が輿脇する衛生植物検
ニ対する不翁な障欝をもたらすことのないようにすることを確保する
疫措置が駕易 i
ことに関する規定を設けている。 WTO SPS協定の内器を上聞る規定として、
聞
締約閣がWTO衛生植物検疫議員会の関連する指針並びに閤際的な基準、指針及び
勧告を考慮することや各締約関の SPS措置に係る苧統の透明性の向上に関する規
定等がある。
更に、地域的な状況に対応した調整、措霞の悶等、科学及び危険性の分析、監
査、輸入検査、証明、透明性、協議等について規定。
次のような規定により、我が閣から農産品を輸出する際の障壁の改善が悶られる
ものと期待される。
(1)商閣の物品の輸入に関連する企ての SPS措置に関する情報を、求めに応
じ、他の締約閣に提供する。
(
2
) SPS章の規定の下で生ずる事項について懸念がある場合には、 180日以
内に解決することを目的として、要請の受領から 37日以内!こ専門家が関与
する協議
(
TPP協定独自の協力的な技術的協議)を求めることができる。
SPS撃は、科学的な原則 i
二基づいて、加盟関に食品の安全(人の健牒又は生命
の保護)を確保するために必要な措置をとる権利を認める WTO'SPS協定を踏
ま設けられておらず、
まえた規定となっており、日本の制度変買が必要となる規定 l
日本の食品の安全が脅かされるようなことはない。
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│
第 8j詰貿易の技術的障害(丁目 T) I
強制規格、任意規格及び適合性評価手続の導入に際し、他の締約閣の孝J
I響関係者
こ適合的な措霞であっても貿易
の参加及び意見提出の機会を与えること、間際規格 l
に著しい影響を与える場合は WTOに通報すること、 WTO通報と問時!こ締約聞に
卦該通報及び提案を電子的!こ送付すること等を規定している。
また、透明性強化の観点から十分なり…ドタイムを確保するべく、強制規格及び
適合性評価苧続の導入に際し、他の締約閤及び他の締約閣の利害関係者が意見を提
出する期間を通常 60日間とすることや、丁目丁協定に規定する強制規格及び適合
性評価手続!こ関する要件の公表と実施の聞に設ける「適当な期間 j を 6ヶ月以上と
することも規定されている。
TPP協定の丁目丁重までは、これらの WTO回丁目 T協定では規定されていない
義務が規定されており、我が国が他の締約闘による強制規格等の策定に関する情報
を確実に入事し、要望等を提出するニとが器易となり、我が国企業が他の締約閣に
おいて活動する際の予見可能性が高まることが期待される。
回
1
7
・
遺伝子組換え食品表示を含め、食品の表示要件に関する日本の制度の変買が必
要となる規定は設けられていない。
│
第 9章.投資│
投資財産の設立段階及び設立後の内国民待遇及び最恵国待通、投資財産に対する
公正衡平待遇並びに十分な保護及び保障、特定措置の履行要求(現地調達,技術移
転等)の原則議止、正当な補償等を伴わない収用の禁止等を規定している。
また、投資家と国との間の紛争の解決 (ISDS) のための苧続も規定してい
る
。
我が圏にとってメリットが大きいと考えらえる投資章の主な規定は、以下のよう
なものである。
(1) 投資財産の設立段階及び設立後の内国民待遇及び最恵国待遇
(2) 投資家に対する特定の措置の履行要求の禁止(例:口一カルコンチンツ要
求、技術移転要求、投資家が締結するうイセンス契約に関する口イヤリティ
規制の禁止へ特定技術使用要求の禁止等)
※例えば、特定のロイヤリティ率の採用を義務づけることの禁止
(3)
ISDS手続の採用
※ EPA来締結国(米国、カナダ、ニュージーランド)及び豪州について新たに採用
※日本が締結済みの EPAでカバーされていない分野例
E
マレーシア:内国民待遇違反や特定措置履行要求違反は従来対象外。
鑑シンガポール:最恵国待遇違反は従来対象外。
-オーストラリア:日・豪 EPAでは ISDSを採用せず(再協議)。
B
インフラ整備等に関する閣と投資家の聞の契約(投資に関する合意)の違反も原尉 1S
D Sの対象になる。
(4) 地方政府の措置に関する国家間協議メカニズムの導入
米関、カナダ、オーストうリア等の連邦制国家では州政府が多くの規制jを行
っているところ、地方政府による協定違反の投資規制に対して国家間で対応策
を協議するメカニズムを新たに導入。
ISDS手続に関しては、例えば、以下のような濫訴抑制につながる規定が置かれている。
O 仲裁廷は、閤家の義務違反の有無を判断する段階に至る前に、訴えが仲裁廷の権
限の範囲外であるとの被申立国による異議等について決定を行う。
0 全ての事案の判断内容等を原則として公開することを義務付ける。
O 申立て期間を一定の期間に制限する。
-1
8-
また、 TPP協定投資意において、投資受入閣が正当な公共闘的等 i
ニ基づく規制措置を
採用することが妨げられないことが確認されている。
なお、日本がこれまで締結してきた投資関連協定(投資協定及び E P A投資意)
!
こ
も
、 γ P P協定の投資意に類似する規定は見られるが、本主主は下記の点で意義を
有する。
(1)米関、カナダ及びニュージーうンドとの問では、これまで投資関連協定が締
結されていないため、これらの関における我が闘投資家の保護のための閤際法上
の枠組みは、 T P P協定の投資意によって初めて提供される。
(2) 既存の投資関連協定の中には、特定の事項について投資家保護が定められて
いないものもある(例:日
a
豪 E P Aには ISDSが含まれていない。)が、 T P
P協定の投資撃はその規律範闘が包括的であるため、こうした既存の協定を補完
する機能を果たす。
(3)新たな特定措置の履行要求を禁止する等、これまでの投資関連協定に含まれ
ていなかった規定が愈まれている。
紛争解決の枠組み
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関境を越える取引、海外における消費の態様によるサーピスの提供、自然人の移
動によるサ…ピスの提供に関し、内閣民待選、最藤閣待遇、市場アクセ λ (数量制
限の議止等)等について規定している。
原良I
J全てのサ…ピス分野を対象としたよで、内問民待遇、最恵国待遇、市場アク
セス等の義務が適隠されない措置や分野を附属審!こ列挙する方式(いわゆるネガチ
ィブ胞リスト方式)を採用している。これは、 W T Oのサーピスの貿易に関する一
般協定 (GAT S) が採用している上述の義務の遵守を約束する分野のみを列挙す
る方式(いわゆるポジチィブ リスト方式)と比較して規制の現状が一間でわかる
ため透明性脂法的安定性風予見可能性が高い。
a
※
我が鴎が TPP加盟国と締結している既存 EPAでネガティブ"リスト方式を採用し
ているのはメキシコ、チリ、ペルー及び豪州のみ。
また、内臨民待遇等の自劇化!こ関わる規律を適用しないことが認められた措置に
ついて、協定発効後に、規制!の緩和や撤廃を行った場合は、変議時点でとられてい
る措置よりも後滋しない、すなわち自曲化の程度をより悪化させないことを約束す
るうチヱツト条項が震かれている。この条項は、投資 サ…ピス分野において海外
で日本食業が長期的に活動するに際し、規制の予見可能性が高まることを通じて、
想定外の規制強化によって損容を被ることを防ぐ効果がある。他方、政策上、将来
にわたって規制を導入し、又は強化する必要があり得る分野については、留保する
鶴瓶的な留保 j 口いわゆる「将来留保 J)。飽掲的な留
ことが認められている( r
保をした分野にはうチヱツト条項は適用されない。
立、社会事業サービス(保健、社金保障、社会保険等)、政府財産、公営競
日本 i
技等、放送業、初等及び中等教宵、エネルギ…産業、領海等における漁業、警備
業、土地取引等について包括的な留保を行っている。
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その他
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TPP協定交渉参加国合計
出典
-22-
UNCTAD statより作成
世界のサービス輸入総額推移
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第
│ 11章.蚕語手工吉元!
越境での金融サ…ピスの擬供等!こ関し、内閣民待遇、最態閣待遇、市場アクセス
制限の禁止、作政における透明性の確保といった W T O協定と問穣の規律のほか、
経営幹部等の悶籍
a
摺住要件の議止、支払眠清算シスチムへのアクセス許可、保険
サーピス提供の迅速化等の貿易自由化の促進のための規律を協定本文で定めてい
る
。
同
2
3・
また、連邦制問家の州政府による規制措置について、①情報提供の要請や、②当
該措置により金融サーピス提供上の重大な障害が生じている場合における国家聞の
協議の要請に係るメカニズムが設けられている。
なお、金融サーピス章の規定は、公的年金計画又は社会保障に係る法律上の制度
の一部を形成する活動狙サーピス(公的医療保険を含む)、締約国の勘定、保誼又
は財源を利用して行われる活動姐サーピスには適用されないこととなっている。
世界の銀行預金額の推移
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出典:金融斤資料
-24・
開12意ピジネス関係者のこ両両証天画│
締約国聞のビジネス関係者の…時的な入閣の許可、そのための要件、申請手続の
迅速化及び透明性の向上等につき規定している。
日本は、
「矩期の商用紡問者 j 、 「企業内転勤者 J、 f
投資家 j 、 「資格を有する
自由職業家 J (弁議士、公認金計士等を含む。)、
基づくサービス提供者 j 及び
f
独立の自由職業家 j 、 「契約!こ
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短期の鶴岡訪問者 j を除く)それらの者に間行す
こ対し、入閣及び一時的な滞症を許可することを約束しているが、
る配偶者及び子JI
いわゆる「単純労働者 Jの受入れを義務付けるような規定はない。
なお,出入国管理に関する文審の申請苧統における透明性の確保,…時的な入閣
の要件の変吏や申請の処理にかかる標準的な期間の公表等の情報提供!こかかる約
東,査証の処理や国境の安全!こ係る協力活動の検討に関する約束などが, W T O協
定 (GAT S) にはない新しい要素として規定されている。
屋王玄室嗣嗣
公衆電気通信サービスへのアクセス及びその利用に関する措置等のサ…ピス貿易
一般協定 (GATS) 常気通儀附属蓄と問穣の規律の他、競争条件の確保のための
セ…フガード、主要なサービス提供者との欄五接続等の G A T S第閥議定書と問種
の規律、閣際移動端末時ーミング、蒋販兜等の電気通信分野に係る貿易促進のため
の規律等を規定。
G A T Sや我が闘が締結済みの E P Aを越える様々な新しい規律が設けられたこ
とにより、我が間電気通億事業者の瀦外展開の促進や消費者の利便向上等が閣られ
ることが期待される。
例えば、閤際移動端末日ーミング"サ…ピスについて、透明性のある、かつ合理
的な料金を促進することについて協力するよう努めること等を T P P協定で規定し
たことによって、悶…ミング料金の低廉化に貢献し得るものと考えられる。
-2
5-
国内事業者の閤際ヂータ口一五ングの料金例
オーストラリア
マレーシア
シンガポール
事業者名
白書E
日額
日
客
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A社
1
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280円
(最大 30MB)
980円
(最大 30MB)
980円
(最大 30MB)
B社
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980円
(最大24.
4MB)
1,
980円
(最大24.
4MB)
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(最大 24.4MB)
C社
1
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980円
(最大 25MB)
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(最大 25MB)
1,
980円
(最大 25MB)
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ヨ*の事望書道Z
A契約しているヨー吋ーが〉毎夕刊悶際ブ子の
とノヴ{乙{系る 1 日 Y.E~@iブフ/を ~IJ 用し!,~l易会の科金交
出典:事業者 HP
海外事業者の我が闘でのヂータ悶ーミングの料金例
オーストラリアの事業者
(
1豪ドルニ 90円で換算)
マレーシアの事業者
(100円=3.13MYR
で換算)
シンガポールの事業者
(100円=
1.
23シンガポール Sで換算)
事業者名
日額
事業者名
日額
事業者名
日額
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900円
(最大50MB)
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,
214円
1
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1β26円
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900円
(最大50MB)
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463円
Vodafone
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789円
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220円
※海外ぴ〉
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際テータω)
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18定額ブラ二ノを利用1t
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出典:事業者 HP
│
第 14章.霞子商取引│
T P P協定の電子商取引章は、 W T O協定には規定はなく、また我が閣が締結済
みの EPAの電子商取引章と比較しでも、包括的かつ高いレベルの内容が達成され
ている。具体的には以下の内容が規定されている。
(1)締約国間における電子的な送信に対して関税を賦課してはならない。
(2) 他の締約聞において生産等されたヂジタル関プ口ダクト(コンピュータ飽ブ
口グラム等、ヂジタル式に符号化され、商業的販売又は流通のために生産され、
電子的に送信されることができるもの)に対し、間種のヂジタル眼プ口ダクトに
与える待遇よりも不利な待遇を与えてはならない。
-26“
(3)企業等のビジネスの遂行のためである場合には、電子的事段による閤境を越
える情報(個人情報を食む。)の移転を認める。(浅)
(4)企業等が白鶴の領域内でビジネスを遂行するための条件として、コンピこLー
タ関連設備を自闘の領域内に設置すること等を要求しではならない。(注)
(5) 他の締約鴎の者が所有する大量販縄問ソフトウェアのソ…ス町立…ドの移乾
又!立当該ソース銅コードへのアクセスを原則j
として饗求しではならない。
(注: (3) 及び (4)の義務に関しては、
「締約闘が正当な公共政策の目的を遼成する
ため、これに適合しない措穫を採用し、又は維持することを妨げないJことが確認さ
れている。)
問時に、電子商取引利用者及びオンライン消費者の保護に関する規律が定められ
るなど、消費者が電子商取引を安心して利用できる環境の整備も図られている。
電子商取引市場は急成長しており、今後も拡大が見込まれる。多額の投資や拠点
設置を伴わずに海外の消費者や企業と直接取引できる龍子商取引は、中小企業が国
際臆関を図る!こさ当たっても有効な手段である。
TPP協定において、電子商取引に関する先進的かつ飽括的なル…ルを構築した
ことによって、今後、域内において電子商取引が安定的かつ償頼感をもって行われ
る環境が整備されることが期待される。
世界の B
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C電子商取引の市場規模予測
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(兆ドル)
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出典:米国調査会社 eMa
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-27
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インターネット利用者の増加及び閤墳を趨えるインターネット情報量
インターネット利用人口の増加
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秒
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2012
2012
出典: Mckinsey&Company G
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deconomy
Howtrade
│
第 15章.政府調達│
特定の調達機関が基準額以上の物品及びサーピスを調達する際の規律を規定して
いる。
具体的には、公開入札を原員IJとすること、入札における内国民待議及び無差別原
則、調達の過程の公正性及び公平性、適用範閤のさらなる拡大(地方政府を含む)
に関する交渉等について規定している。
マレーシア、ベトナム及びブルネイは、 W T O政府調達協定 (GPA) を締結し
ておらず、日本とのニ間関 E P Aにおいても G P Aと同水準の規定は置かれていな
い。これらの 3か国との聞では、 T P P協定の政府調達意の対象調達について、内
閣民待遇、無援別待遇原則及び踊達手続の透明性確保に係る詳細な手続規則が、初
めて国際約束として規定された。これにより、これらの間々の政府調達市場へのア
クセスが改替する。
(参考)
O 巴 C Dの調査 (
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G (2011)) によれば, G D Pに占
める政府調達の規模の O E C D加盟国平均は 1 3 %となっている。
.28
・
陸竺笠盟竺堕│
競争 j
去の採用又は維持、競争当局の維持、競争法の執行における手続の公正な奥
施、締約間間及び競争当局聞の協力、消費者保護等について規定している。
なお、 W T O協定には競争政策に関する規定は定められておらず、また、臼本が
締結済みの巨 P Aにおいても競争法の執行における手続の公正な実施等について定
めた規定はない。
第
│ 17事 臨 有 企 業 及 噛 煙 車 企 墾 │
締約閣は、間有食業及び指定独自企業が、物品又はサービスの売買を行う際、商
業的考慮に従い行動すること、他の締約闘の企業に対して無差別の待遇を与えるこ
とを確保すること、閤有企業への非商業的援助(贈与筒商業的に帯夜するものより
も有利な条件での貸付け等)を通じて他の締約闇の利雄に悪影響を及ぼしてはなら
ないこと、悶有企業及び指定独占企業に関する情報を伯の締約閣に対して提供する
こと等を規定している。
各締約閣は、特定の規律を闘閣の特定の間有食業毒事の特定の活動については適用
しないとして、関別附属審で留保している。日本は、地方政府の所有薗支配する閤
有企業圃指定独自企業を留保している。
国有企業等に特化した規律は、 W T O協定及び日本が締結済みの既存の EPAIこ
は盛り込まれていない。ニれらの規律により、外閤企業が悶有企業と対等な競争条
件で事業を行うことができる基盤が確保されることとなる。
(参考)
マレーシア
“国有企業は、 2
0
1
2年において国内の躍用の 5%を市める規模
岡加えて、国有企業のうち、公的事業を行う企業が 3
3社。これらが GDPの 3
5
目(
9
.
6兆円)
を独点。さらにそのうちの 2
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3を正大固有企業の
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(通信))が独占。
出典:W T0
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ベトナム
・閤有企業は、 2
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こおいて閣内企業数の 1
%,躍用の 1
4
.
3
刊を占める規模 0
・加えて、国有企業だけで、 GDPの 3
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唱を占める。
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ベトナム政府は、 2
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1
5年までに、 2
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9あった 100%政府が出資している国有企
9
2の企業を維持、 5
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3の企業については大部分の資本を保持するととも
業について、 6
3の企業を解散し、 3
1の企業を有限資任会社!こすると公約。
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出典 :Wγo
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レネイ
毘悶有企業について、具体的な規模については不明だが、公的部門のほとんどを固有企業が
独占。高油
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ガス"製造・銀行司通信鱒航空輸送を含む棟々なセクタ…において、閤有企
業がほぼ独占。例えば、
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(銀行)、 B
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(電気通信)。
出典:W T0 T
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!宮両章.知的財劇
T P P協定で対象となる知的財産は、商標、地理的表恭、特許、意医、著作権、開
恭されていない情報等である。知的財産章は、これらの知的財産につき、 W T O協定
の一部である「知的所有権の貿易関連の側面に関する協定 J(TRIPS協定)を上回
る水準の保護と,知的財産権の行使(民事上及び刑事上の権利行使手続並びに国境措
置等)について規定し、もって、知的財産権の保護と利用の推進を図る内容となって
いる。
知的財産章の主な規定は,以下のようなものである。
O 医薬品の知的財産保護を強化する制度の導入
①特許期間延長制度(販売京認の苧続の結果による効果的な特許期間の不合理な
短縮について特許権者に補償するために特許期間の調整を認める制度)
②新薬のヂータ保護期間に係るルールの構築。
③特許リンケージ制度(後発陸薬品承認時に有効特許を考慮する仕組み)
0 監護
商標権の取得の円滑化:国際的な商標の一括出願を規定した標章の国際登録
を定めるマドリッド協定議定書(マレーシア、カナダ、ペル一等が来締結)
又は商標出願手続の国際的な制度調和と簡略化を図るためのシンガポール商
標法条約(マレーシア、カナダ、ペル…、メキシコ等が来締結)の締結を義
務付け。
商標の不正使用について、法定損害賠償制度又は追加的損害賠償制度を設け
る
。
0 盤詮
特許期間延長制度(出願から 5年、審査請求から 3年を超過した特許出願の
権利化までに生じた不合理な遅滞につき、特許期間の延長を認める制度)の
導入の義務付け。
新規性喪失の例外規定(特許出願前に自ら発明を公表した場合等に、公表日
から 12月以内にその者がした特許出願に係る発明は、その公表によって新
規性等が否定されないとする規定)の導入を義務付け。
0 オンラインの著作権侵害の防止
インターネット上の著作権侵害コンテンツの対策のため、権利者からの通報を
受けて、プ口バイダ…事業者が対応することで賠償免責を得る制度を導入。プ日
パイダー事業者に著作権侵害防止のためのインセンチィブを与える制度を担保。
O 知的財産権保護の権利行使
-30・
WTO TRIPS協定や ACTA (偽造品の取引の防止に関する協定)と向
悶
等又はそれをよ闘る規範の導入。
(例)鋼不正鞠襟商品又は著作権侵審物品の疑義のある、輸入されようとしている物
品、輸出されようとしている物品、若しくは領域を通過する物品について、
権限のある当局が職権で差止め等の闘境措霞を行う権限を付与(ただし,
i
議
過物品については,荷宛関への侵審疑義物品情報提供をもって代替すること
が認められる)
・営業秘穫の不 I
E取得、商擦を俊饗しているうベルやパッケ…ジの使用、映翻
ニ対する刑事罰義務化
盗撮 l
銅衛箆放送やケーブルチレピの視聴を制隈している暗号を不正に外す機器の製
造・販売等への刑事罰及び民事上の救済措置を導入 o
。蓬生盤
著作権に関しては次のルール等が規定されている。
著作物(映画を舎む)、撰演又はレコードの保護期間を以下の通りとする。
①自然人の生存期聞に基づき計算される場合には、著作者の生存期間及び著作
者の死から少なくとも 70年
こは、次のいずれかの期間
②臨然人の生存期間!こ基づき計算されない場合 l
(
i
)
当骸著作物、撰演又はレコードの権利者の許諾を得た最初の公畿の年
の終わりから少なくとも 70年
i
(i
)
当該著作物、実演又はレコードの創作から…定期間内に権利者の許諾
を得た公表が行われない場合には、当該著作物、翼演又はレコードの創
作の年の終わりから少なくとも 70年
・ 故意による商業的規模の著作物の違法な複製等を非親告罪とする。ただし、市
、
‘
場における際著作物等の収遺産性に大きな影響を与えない場合はこの限りではな
EEM
。
著作権等の侵害について、法定損害賠償制度又は追加的損害賠償制肢を設け
る
。
0 地理的表示 (
GI
)
地理的表示の保鰻又は認定のための行政手続を定める場合、①過度の負翻となる
平線を課することなく申請等を処現すること、②申請等の対象である地理的表示を公開
し、これに対して輿議を申し立てる手続を定めること、③地理的表示の保護又は認定の
取消しについて定めること等が規定されている。
-3
1・
│
第 2 2章.競争力及びビジネスの円滑化│
締約閣は、競争力及びビジネスの円滑化に関する小委員会を設置し、自由貿易地
域における経済統合及び開発を促進する競争的な環境を形成する努力を支援するた
めの取締を行うニと、サプライチェーンの発展及び強化を促進するため本協定を実
施する方法を探求すること、中小企業のサプライチェーンへの参加を支援する活動
を行うこ t
等を規定している。なお、競争力及びビジネスの円滑化章の規定の下で
生ずる事項については、紛争解決意の規定による紛争解決の対象外とすることを規
定している。
│
第 2 3意 開 発 │
締約闘は、開発を支援するための福祉の向上、貧閣の削減、生活水準の向上及び
新たな麗用機会の創出を目指す開かれた貿易及び投資の環境を促進し、及び強化す
るという約束を確認する他、女性の能力の向上、開発に係る共同活動等について規
定している。なお、開発意の規定の下で生ずる事項については、紛争解決章の規定
による紛争解決の対象外とすることを規定している。
│
第 24寧 中 小 企 業 │
各締約閣は TPP協定の本文等を掲載するための自国のウェブサイトを開設し、
中小企業のための情報を含めること、小委員会を設置して中小企業が本協定による
商業上の機会を利用することを支援する方法を特定すること等を規定している。
関税撤廃、自己証明制度の導入、電子商取引をはじめとする TPP協定上の諸ル
ールは中小
m
中堅企業にとってもメリットが大きいが、それに加えて、これらの規
定が導入されることにより、中小置中堅企業が TPP協定の便益を享受でき、 T P
P域内の経済活動に積極的に参加していくことができるようになる。
直接輸出企業の数と割合の推移(中小館小規模製造業)
[二〕脚縁側、榊緑地盤山町〈在職
(行}
7
0
(
)
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)
〔二コ削機出判、制)'1:伐採数
小問機動 1色語講全体 I~ 占める民古 ('f灘}
ム
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在轄!
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中小車問 ;
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主題全然ζ
i 占める投合〈街融}
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平成),1年時;斉セン '
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手向する中小企寵聖書It釣 2
0万社
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5万社である。
小問機事紫哲 I
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出典
-34・
2014年 中 小 企 業 白 書
企業規模見I
J
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A利閥事
輸入
(%)
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.
1
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500
500
400
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200
ロ利用検討 Eド
飽和J
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脅している
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。
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U 十 四 、 1'-1叩
E寸
時
大企業
仁
和J
l
J
E紫
w典: 2014年度ジ工ト口海外ビジネス調査アンケート結果
阪吾輩規制哩函
各締約閣内で、自聞が有する各種の規制措穫の閣での整合性確保に向けて努める
べき皆を規定する{也、規制の影響評価、締約閤聞の協力等について規定している。
なお、規制の整合性撃の規定の下で生ずる事項については、紛争解決意の規定によ
る紛争解決の対象外とすることを規定している。
第
│ 26議透明民星空関敗行為の防止i
議明性について、締約閣は、 TPP協定の対象となる事項!こ関する法令等を公表
すること、意見提出のための合躍的な機会を与えること、行政上の行為の審査及び
是正のための司法裁判所等を設霞し、又は維持すること等を規定している。
腐敗行為の防止について、締約閣は、閲際的な貿易又は投資に影響を及ぼす事現
に関連する腐敗行為等を除去するために必要な措置を採用し、又は維持すること等
を規定している。
堕竺生理用回唖正扇子弱冠l
TPP協定の襲施, i
援用毒事 i
こ関する事項の検討等を行う TPP繋員会の設龍及び
その任務、 TPP委員会及びその補助機関における意思決定の方式、締約慰問の連
絡を円滑にするための連絡部局の指定、本協定に基づく義務について特別な経過期
間を有する締約閣による義務の撰施に関する報告等について規定している。
(注)協定の実施、運用等に関する事項を検討するための委員会は、他の自由賀易協定に
おいても設置されることが多い。
-35・
│
第 28章 紛 争 解 決 │
本協定の解釈又は適用に関する締約国間の紛争を解決する際の苧続について規定
している。
具体的には、協議規定を設けるとともに、協議による解決が得られない場合に
は、締約国の要請に基づき紛争ごとに設置される TPP協定上のパネルにより、最
終的な解決を得るための苧続を規定している。
隆竺三里ι塑竺│
締約閣に対する TPP協定の適用の例外が認められる場合について規定してい
る
。
│
第 3 0章.最終規定│
TPP協定の改正、加入、効力発生、脱退等の手続、協定の正文等について規定
している。
発効については、 TPP協定上、①全ての原署名国が囲内法上の手続を完了した
旨を書簡により寄託者に通知した後 6 0日後、②①に従って Z年以内に全ての原
署名聞が圏内法上の手続を完了しない場合、原署名国の G D Pの合計の少なくとも
8 5パーセントを占める少なくとも 6か国が寄託者に通知した場合には、本協定は
上記 2年の期間の経過後 6 0日後、③①又は②に従って協定が発効しない場合に
は、原署名閣の G D Pの合計の少なくとも 8 5パーセントを占める少なくとも 6か
闘が寄託者に通知した自の後 6 0日後に発効することとなっている。
-36・
米
[米及び米粉等の国家貿易品目
4
1円/
k
g
)を維持し
-現行の国家貿易制度を維持するとともに、枠外税率 (米の場合 3
こS
BS方式※の国別枠を設定。(国別枠は、米と米粉等の国貿品
た上で、米国、豪州 l
目を対象として一体的に運用。)
※注 :SBS方式とは、国家貿易の下で、輸入業者と圏内の実需者との実質的な直接取引を可能とする売買方式。
既存の WTO枠 (77万トン)
既 存 の 一 般 輸 入 ※1
既存の一般輸入
.
〔加工同売叫飼
料用・援助用等に活用
・
・
I
じ
〔加工同売叫飼〕
料用・援助用等に活用
│
;~
:
,
~
¥
~
既存の SBS枠 10万トン※ 2
(品種・用途限定なし)
,
.
.
.
. :
国 別 枠 (SBS枠)※ 2
、
r
[ 米国?:-T!?初3年維持~~~~)J
7万t
(1
3年目以降)I
今
│
i
州枠 :
0
.
6万t(当初 3年維持)
I
→0.84万t(13年目以降)I
(
注
)
※ 1 圏内の需要動向に即した輸入や実需者との実質的な直接取引を促進するため、我が国は、既存の WTO
枠のミニマムアクセスの運用について見直しを行うこととし、既存の一般輸入の一部について、中粒種・加
工用に限定した SBS方式 (6万トン)へ変更する予定。
※2 円滑な入札手続を行うため、透明性向上の観点から、 SBSの運用方法の一部について、技術的な変更を
行う予定。
米の調製品・加工品等(民間貿易品目)
- 一定の輸入がある品目等は、関税を 5-25
%削減。(合計 1
3品目 )
・米粉調製品(加糖):
23.8%今 17.8%("'25%・
6年目 )[TPP参加国からの輸入量:約 1万 6千トン (2011-13年平均)]
・米粉調製品 (無糖):16.0%今 13.6%(企 15%・
4年目 )[TPP
参加国からの輸入量:約 4千トン (2011-13年平均)]
1品目
:
企 5%
の即時削減
-その他 1
-輸入量が少ない文は関税率が低い品目等は、関税を削減・撤廃。 (合計 16品目)
穀 物 山 ( 時 ): 山 今5.
3%(山 明 [TPP参 蜘 ら の 輸 入 量 : 約 130ト
ン(
2
0… 年 明 観
5品目 :
0-11年目で関税撤廃
・その他 1
小麦
- 現行の国家貿易制度を維持するとともに、枠外税率 (
5
5円/
k
g
)を維持。
圃 既 存 の WTO枠に加え、米国、豪州、カナダに国別枠を新設(国家貿易・ SBS方式)。新
設枠の数量は、 7年固まで拡大。
・ 既 存 の WTO枠内のマークアップ (政府が輸入する際に徴収している差益)を 9年目まで
に45%削減し、新設する国別枠内のマークアップも閉じ水準に設定。国別枠内に限り、
主要 5銘柄以外の小麦を輸入する場合にはマークアップを 9年固まで、に 50%削減した水
準に設定。
枠数量
マークアップ
既存の WTO枠 数 量 :
5
7
4万t
/
・
A45
2
米
国
(輸入価格)
カ
ナ
ダ
7年目
発効時
9年目
発効時
食糧用小麦(粒)の輸入量(2011-2013平均)
タ一万
4J
一
﹁
コ
カ一日
3
-﹁
国一万
米一日
豪州
9
8万t
出典:貿易統計
小麦製品の例
f
飼料用小麦 :
l現在は、国家貿易制度により輸入し、政府管理経│
│食糧廟への横流れ防止措置を講じた上でマーク
l
I
i
│アップを徴収しない民間貿易に移行
j
0万トン)
│費相当 のマークアップを徴収(輸入量約 5
可
i
1
7
出典:貿易統計
愉入量(
2
0
1ト 2
0
13
平均,
)
1
税率
t
特 徴 量l
1
1
i
いった小麦、小麦粉等
(国家貿易品目)
ッ
プ
枠内即時無税+マーク7
(枠外税率は維持)
(発効時)
ベーカリー製品製造用
小麦粉調製品
枠内聞時無税
(枠外税率は維持)
(発効時)
その他小麦粉調製品
枠内即時無税
(枠外税率は維持)
(発効時)
マカロニ、スパゲティ
ピ、スケット
9年固までに 60%
削減
6年自に無税
(6年目)
1
2
.
5千トン→ 1
7.
5千トン
(6年目)
1
7
.
3千トン→ 2
0千トン
(6年目)
1
5千トン→ 2
2
.
5千トン
一
一
市P
I
P参加国
│ 世界
0
.
6千トン
3
.
7千トン
1
7千トン
4
1千トン
2
4千トン
6
9千トン
2
2千トン
1
3
6千トン
2
1干・
ン
ト
8千トン
大麦
・
・
- 現行の国家貿易制度を維持するとともに、枠外税率 (
39円/kg)
を維持 。
既存の WTO枠に加え、 TPP枠を新設 (
国家貿易・ SBS方式)
。 新設枠の数量は、 9年目ま
で拡大 0
既存の WTO枠内の輸入差益 (
マークアップ)
を9年固まで、 l
こ45%削減し、新設するTPP枠
内のマークアップも閉じ水準に設定。
枠数量
! 既存の WTO枠 数 量 :136.9万t
6
.
5万t
発効時
l飼料用大麦:
9年目
│現在は、国家貿易制度に明入し、政
!府管理経費相当のマークアップを徴収(輸
i
入量約 100万トン)
i
ー
可
.
.
.
│食糧用への横流ふ防止措置を講じた上で
マークアップ
!
│マークアップを徴収しない民間貿易に移行
I
!
i
ノ
(!愉入価格)
9年目
発効時
食糧用大麦(
粒)
の輸入量(
2011-2013平 均)
2
2.
4
万t
豪州
1
7
.
6万t
刊一一町
方
一 4
τpp参 加 国
米国
0
.
2万t
出典:貿易統計
麦芽
-現行の関税割当制度、枠外税率 (
2
1
.
3円/
k
g
)は維持 0
・需給動向に連動しない定量の国別枠を新設。
枠数量
現
f
j
の
関
手
見
11年目
発効時
需給に応じ変動
関税割当数量
5
3
.
3万トン
(2011-2013年度
の3カ年平均)
割
当
|設 ~ I ~ 帰ン i
新
制
度
国別枠合計
いってないもの
いったもの
v
│国別枠合計
2
0
.
1万トン
国別枠計
力ナダ
発効時
89千
ト
ン 発効時
4千
ト
ン
発効時
93千
ト
ン
豪州
発効時
7
2千九 発効時
3千
ト
ン
発効時
7
5千
ト
ン
発効時
0
.
7千トン
発効時
2
0
.
7千
ト
ン
6年目
20干 発効時
32千
ト
ン 1
1年目
1
.05千
ト
ン
1
1年目
3
3
.
0
5千
トン
発効時
1
8
1千
トン発効時
7
.
7千
トン 発効時
1
8
8
.
7千
トン
6年目
1
9
3干
ト
ン 1
1年目
米国
計
8
.
0
5千
ト
ン
1
1年目
201
.0
5千
ト
ン
麦芽の輸入量 (
2
0
1
1一2
0
1
3平均)
易 一
統-
8
.
9万t
t
1
5
.
5万t
貿 一
豪州
出 一米 一引
2
6
.
5万t
カナダ
典 一国 一万
lPP参加国
砂糖
1.組糖・精製糖
・基本的枠組は維持しつつ、要望のあった高糖度原料糖について無税+調
整金削減 0
・ 新商品開発用の試験輸入に限定して、既存の枠組みを活用した無税・無調
ン)を認める 。
整金での輸入 (
組糖・精製糖で500ト
精製糖
精製糖
糖度
9
9
.
5度
2
1
.
5円/
k
g+57.
4円/
k
g
21
.5円/
k
g+5
7
.
4円/
k
g
高糖!
度1原 料:
糖i
21
.5円/
k
g+4
2
.
4円/
k
g
21
.5円/
k
g+4
2
.
4円/
k
g
9
9
.
3痩未満!
のみ無税、
※1
)
調整金削減1
(
※1
精製J
用に限る
9
9
.
3度未満
0円I
k
g+39.0円I
.
k
g
(※}
9
8
.
5度
'・計算式のうち、左側が関税、右側 が調整金 1
1・
調整金の額は、四半期ごとに変動する
i 一生1iè盟主竺竺キ空空H2王7~9(J)竺一
2
.加糖調製品
ー品目毎に関税割当を設定し、輸入量をきめ細かく管理。
・砂糖含有率が高く砂糖との競合がよ り大きい品目については、枠の数量を
抑えるとともに、枠内税率を一定程度維持。
関税割当枠の例
輸入量 (
2
I
D1
i
I
.
・1
3平 均(
貿易統計)
)
枠内税率
枠数量
TPP参加国
世界
(
1年目 )(
1
1年目 )
29.
8%→14.
9%
(
1年自 ) (
6年目 )
5干ト
ン
今7
.5千
トン
14.
2千トン
18.
9干トン
(
1年目 )(
1
1年目 )
28%→1
6
.
8%
(
1年目 ) (
6年目 )
12干ト
ン
→ 18.
6千
トン
4
4
.
9千トン
6
9
.
8干トン
(
1年目 )(
11年目 )
2
9
.
8%今17.
9%
(
1年目 ) (
11年目 )
1
0
.5千ト
ン
ー
シ 12.
3千ト
ン
73.5千トン
90.
0千トン
チョコレート菓子
1
0
.
0%→0%
(
1年目 ) (
1
1年目 )
9
.
1千ト
ン
今 18.
0千ト
ン
9
.
1千トン
27.
6千トン
ココア調製品 (
2
k
g
以下)
2
9
.
8%今0%
(
1年目 ) (
11年目 )
2.
7千ト
ン
今 5千ト
ン
2
.
6千トン
6
.
1千トン 禁容
加糖ココア粉
(
含糖率約9
割)
ココア調製品
(
2
k
g
超、板状等以外)
(
含糖率約9
割)
砂糖と粉乳等を混ぜ
たもの (
含糖率約8割)
(
含糖率約 4-9
割)
でゐ粉
1.TPP
参加国を対象とする関税割当枠の設定
圃現行の糖価調整制度 (
調整金の徴収入 枠外税率 (
1
1
9円/k
g)は維持。
・各種のでん粉等を対象に横断的に設定されている既存の関税割当数量の範囲
7,
500ト
ン)
を設定 (
枠内税率0%-25%)0
内でTPP枠 (
く現在の関税割当数量>
1
6
7,
0
0
0トン
i
b
追相割当数量
W
I
1
Q約-=数量
事5
J,
0
0
0
;
ト
ン
くT
PP発効後の関税割当数量>
11閣i卿 :トン
1
6
7,
0
0
0トン
W
f
0
>
約東 数量
1
'
1
51
,
,
0
6
0
:
トン
1
2
.国別の無税枠の設定
・ 1.に加え特定のでん粉等について、一定の国別の無税の関税割当枠を設定
・設定対象は、 TPP参加国からの現行輸入量が少量の品目に限定し、枠数量を
抑制 。
0
対象国
枠内税率
枠数量
輸入量ρ01
1
:
・1
3平均)
IT
PP参加 国I
コーンスターチ
ばれいしょでん粉
イヌリン
米国
米国圃チリ
1
1
世界
即時無税※
(
1
年目 ) (
6
年目 )
2
,
5
0
0
t今 3
,
2
5
0
t
0.4千トン
1
3千トン
即時無税
(
1年目 ) (
1
1年目 )
0
.
0
2千トン
2
4
0
t
3
0
0
t
0
.
5千 トン
→
牛肉
- 最 終 税 率 を 9 %とし、関税撤廃を回避 (
米国等の近年の FTAでは類例を見ない
を獲得)0
「関税撤廃の例外 J
・ 16年目までという長期の関税削減期間を確保。
・関税削減期間中は、輸入急増に対するセーフガードを確保。
関税水準とセーフガード発動時の税率
1
3
8
.
5
%
│
~
‘
・
‘
セーフガード発動時の税率
1
3
0
%1
3
0
.
査 色「
2
0I
1
2
0
%1
〉.
迫田一
直記
│i
費税率 │
1
0
O
発効時
4
1
01
1
1
5 1
6
(
年目)
※ 1
6年目以降のセーフガード発動時の税率
・毎年 1
%ずつ削減 (
セーフガードが発動されれば、次の年は削減しなし、)0
.4
年間発動がなければ終了 。
【
注
】
日豪 EPAの税率の方が低い場合には、 TPP各国に上記税率ではなく日豪 EPAIこ
よる税率が適用される (
TPP発効が 2017年度以降となった場合に当該調整が発生)
セーフガードの発動数量
①初年度は近年の輸入実績から 10%増で発動。
(
※現行の関税緊急措置は前年の 17%増で発動)
② 毎 年 の 拡 大 幅 は 2 %。
③関税削減期間中の発動基準数量が、過去最大の牛肉輸入量である 7
3
.
8万トン以
下の水準。
i
:TPP固からの合計輸入量が発動数量を超えた場合、年度末まで (
※)
セーフガードの税率を適用
(
万トン )
80
70
輸入量
年 2%増
ー--
ー
.
.-
60
・
'
1
0 1
1
1
5 1
6
H1
2
H25
※ 2月
、 3月に超えた場合は、適用期間はそれぞれ 4
5目
、 30日(
年度を越えて適用 )
※※年開発動数量の 1
/
4の11
7
%を超えたら、 9
0日間適用
【注】家畜疾病により輸入が 3年以上実質的に停止された場合には、実質的解禁の時点から最長 5年
)
間不適用 (
当該条項により、米国・カナダには最長 2018年 1月末まで不適用。
0 豪州産牛肉については、 TPP・日豪 EPAのいずれの税率で輸入されても、両方の協定で輸入量とし
てカウン卜される仕組み。
(
TPP協定のセーフガード発動時!
こ、日豪 EPAの低税率で豪 州産牛肉が大量に輸入されることを抑制 )
O 現行の関税緊急措置は、発動対象となる主要牛肉輸出国が無くなるため、廃止の方向 。
豚肉
1
0年固までという長期の関税削減期間を確保。(従量税は近年の平均課税額
23円 /kgの約 2倍 (
50円 /kg)に引下げ、従価税 (
4.3%)は撤廃)
。
524円/kg) を維持
・差額関税制度を維持するとともに、分岐点価格 (
・関税削減期間中は、輸入急増に対するセーフガードを確保。
•
0
│差額関税制度 │
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
..
.
.
・
・
・
・
..
.
...
.
闘
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・・
.
.・
..
.
.
r
.
.
•.•..•..•••...•••.••.•.•.........
.
・
.・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・・
,
・
.・
・.
.
・.
・.
r
E
:課税後価格ベース :
(
課税後価絡)
円/
k
g
課税額ベース
E
(
課税額)
〈現行〉
〈
現行〉
円/
k
g
差額関
482円/
k
482市
内
I
!従価税 │
I
64.
53
524
524 円/
k
g
円/
k
g
4ご~ (輸入価格)
(
課税後価格)
円/
k
g
4ご~
〈関税削減後〉
(
輸入価格)
〈関税削減後〉
(
課税額)
円/
k
g
i差額関知
50円/
k
474
4
.
3
%
(
輸入価検)
524
円/
向
従量税
・
セーフガードの仕組み
1
1
年固までは、輸入急増や極めて安価な豚肉の輸入が一定以上行
00-70円/
kgに、従価税を 4.0-2.2%に、そ
われた場合に、従量税を 1
れぞれ戻すセーフガードを確保。
│1 従価税部分
│
①関税水準とセーフガード発動時の税率
間
(
椴圃
41 I
三
②セーフガード発動数量 (
国別)
│セーフガード発動時の税率 │
~
過去 3年間の輸入量 (
注)の最高値に以
下の割合を乗じた値を超えた場合に年
度末まで関税を引上げ
r一 一「
日.4%1
唖
ー
ヨ
3
戸 一 一 「
は.
8%1
延
ヲ
砂
.
ぷ当
,--一一「
1・
2年目
3・
6年白
川年目
112g
も
116号b
119号
。
2
1
(
注)
4年目までは全輸入量
、
5
年目以降は 3
9
9円 /
k
g以上の輸入量。
o
_.~ . _~
4
1
2
7
(年目)
2
.従量税部分
①関税水準とセーフガード発動時の税率
②セーフガード発動数量
【
T
P
P固からの低価格帯 (
3
9
9円/
k
g
未満)
の合計輸入量】
弓トン〕
32.9万トン
│セーフガード発動時の税率 │
301
"
・・ "
│
1
0
0円/
k
gl
II
1
2
5円/
k
gl
1
0
01
※近年のソーセージ生産量
(
原料は極めて安価な輸入
豚肉が大半)
の半分程度
で発動。(発動期間は年度
末まで)
ーーーーーーーーーー ーー・ ー
ー
・
・ m ・ーーーー・・ー・ーーーーーーーー・・ーーー_.
20
15万 トン
~1
70F
9/
函
1
70F
9
/
函
モーーヨ~.
(年 間 )9万 卜ノ
10
│関税率 │
5
1
0
1
2
ソーャージ 答
1I
5年 白
10年 目 11年 自
(
年目 )
(
注) 3
9
9円 /
k
g以上の部分の発動数量は、 1
.従価税の②と閉じ仕組み (
発動後税率のみ上記①を適用 )
oTPP参加国には現行の関税緊急措置に代わり当該セーフガードを適用。
脱脂粉乳ーバター
- 脱指粉乳、バターについて関税削減・撤廃は行わず、 TPP
枠を設定 0
・枠数量は、最近の追加輸入量の範囲内 。
既存の WTO枠
既存の WTO枠
0農畜産業振興機構 (ALIC)による
輸入 (
国家貿易 )
今後も継続
(
変更せず)
0約束数量 13.7万トン (
*
1)
(
生乳換算)
(
対象品目:脱脂粉乳、バター
ホエイ等)
0枠内税率
脱脂粉乳 25%、35%+マークアップ(
*2)
35%+
マークアップ(
*2)
バター
+
│
+ 問 脂粉乳、バターが
│
不足している場合に実施 │
追加的な輸入
0農畜産業振興機構 (ALIC)による
輸入 (
国家貿易 )
0ユーザー、商社等による輸入 (民 間 貿 易 )
0枠数量 (生乳換算)
脱指粉乳2万 659トン→ 2万 4102ト
ン(
6年目 )
(
製品 3,
1
88トン→ 3,
7
1
9トンに相当 )
0輸入量:不足分
バター 3万 9
3
4
1トン→ 4万 5898ト
ン(
6年目 )
(
製品 3,
1
8
8トン→ 3,
719トンに相当 )
(
追加輸入の実績)
(生乳換算、万トン)
年度
脱脂粉乳・
バター
2014
I2015
I
1
8
.
8
1
5
.
6
合計
6万トン
→ 7万トン (
6年目 )
0枠内税率 (1
1年固まで、に削減)
脱脂粉乳 25%,
35%+130円/
k
g
→ 25%,
35%
バター
35%+290円/k
g → 35%
(
*
1)
1
3.
7
万トンのうち、ホエイを 3
.1
万トン (
生乳換算)
輸入。
lCの入札によって決定される額。最近5年間のマークアップは、脱指粉乳 3
2円/k
g-238円/旬、
(
*
2)
AL
7円/kg-649円/kg
バター 7
ホエイ
- 脱脂粉乳 (
たんぱく質含有量 34%)と競合する可能性が高いホエイ (
たんぱく質含
有量 25-45%)について、最も長い 21年目までの関税撤廃期間を確保。
・ 20年目のセーフガード発動数量を脱脂粉乳の圏内生産量の 1割強の水準に設定
・脱脂粉乳と競合する可能性が低いたんぱく質含有量 25%未満のものは、セーフ
6年固までの関税撤廃期間を確保 (
たんぱく質含有量が特に高いも
ガード付きで 1
のは、 6年目 l
二無税)。
0
ホエイ (
たんぱく質含有量 25-45%)
(1) 関税水準とセーフガード税率
(税率)
2
9
.
8
%
+
1
2
0円I
k
g
2
3
.
8
%
+
1
0
5円I
k
g
2503能~/kg t
1
9
.
4
%
+
9
0円I
k
g
1
3
.
4
%
+
7
5円I
k
g
ぐ~.
。
21
(年目)
発効時
6
1
1
1
6
①
発効時の関税水準は、直近 3年の平均輸入価格 (
2
9
9円/
k
g)
で、換算すると 1
1
5
.
.
.
.
.
1
4
5円/
k
g
程度
発効前の輸入は富家貿易により実施されてお り、枠内税率 25%
,
35%に加えてマークアップを徴収
(
直近 5年では 2
5円 .
.
.
.
.
2
5
5円/
k
g
)
現行のホエイの 2次税率は 2
9
.
8
%
+
4
2
5円/
k
g
,
6
8
7円/
k
g
②
2
1年目以降のセーフガード税率
・毎年1.9%+10.7円/
k
g
ずつ削減し、発動されれば削減幅が半減
国産脱脂粉乳の
.
3年間発動がなければ終了
1割強の水準
(
2) セーフガードの発動数量
(トン) I
.
,
.
1
50
0
0I
(
年間
)
4
,
500トン
I
E
I7,
000トン J _
.
.
.
.
.
.
・
"
"
'
'
~ '~, ;__-"'-I
年1
,
000トン増
,
n
_
ー
.
.
一
一
一1
年 7跡 ン 増
5
00
0j
O ト畳一一一一一一ー 一一・
・ 一一一一一司
十
一_
_
.
_一 一
1
0
1
3
2
0
(年目)
(
注) 脱脂粉乳が圏内で不足しているときや、脱脂粉乳の圏内需要が低下していないときは、セーフガード
を適用しない。
発効時
チーズ
・
・
- 日本人の晴好に合うモッツァレラ、力マンベール、プロセスチーズ等の関税を維持 0
主に原材料として使われるチェダ一、ゴーダ等の熟成チーズやクリームチーズ等は
16年固までの関税撤廃期間)
を確保。
関税撤廃するものの、長い経過期間 (
国産チェダ一、ゴーダ等の主な仕向け先で、あるプロセスチーズ原料用チーズ、につ
いて、現行の抱合せ制度を維持することで、国産チーズに対する急激な需要減少
を回避。
チーズの区分
合意内容
1
現行関税I 1
-モッツァレラ等 (
ク
リームチース.
以外):現状維持
ゆフレッシユチーズ
、
29.
8%
主
要
ナ
チ
〔ヲ ー
モッツァレラ等
-シュレッドチーズ、原料用関税割当
国産品の使用を条件とした無税輸入
抱合せ国産品:輸入品 = 1:
3
.
5
ク
リ ームチーズ
脂 肪 分 45%
未満:段階的に 16年目に撤座
脂肪分 45%以上:即時 10%削減 (
2
9
.
8
%→ 2
6
.
8
九
)
l
I
二L
フ
)
L
〆
チ
ズ
②ブルーチーズ
29.
8%
③その他チーズ (
熟成チーズ)
2
9
.
8
%
〔出
ー ゴーダ 〕
カマンベール等
lJj 年自主で 1 ::50%自~瀦 i
[ ソフトチーズ(力マンベール等):現状維持
ソフトチーズ、以外(チヱダ一、ゴーダ等):段階的に
1
6年目に撤廃
※プロセスチーズ原料用チーズ (
①、②、③のチーズ、主にチエダ一 、ゴーダ等)
国産品の使用を条件に無税輸入を認める抱合せ制度
│・現行制度を維持
(国産品:輸入品 = 1:
2.
5
)
ナ
④シュレッドチーズ
チ
コ.
フ ⑤おろし及び粉チーズ
T
こJ
レ
2
2
.
4
%
-段階的に 16年目に撤廃
26.
3%又は
4
0
.
0
%
-段階的に 16年目に撤廃
I
'
チチ
II
ズズ
を ⑥プロセスチーズ
日
力
工
し
:
Cコ
j
主
は関税撤廃の例外
-現状維持
4
0
.
0
%
t
国
枠
豪
百
、
内
l
l
N
関
税
Z税
率
米
割
に
段
当各
階1
的
0血
l(
当初)
→ 附 1年目 )
こ1
1年目で撤廃
1
包
林産物
・合樫及び製材は輸入額の多い国文は輸入額の伸びが著しい国に対し、
1
6年固までの長期の関税撤廃期間とセーフカードを国別に設定。
・非農産品である林産物にセーフガードを設定するのは、世界でも前例の
ない昔置。
※
・合板、製材の代替・競合品である OSB(
オリエンテッドストランドボード)も
セーフガード付きで 1
6年目までの段階的撤廃。
※薄く切削した長方形の木片を並べた層を、互いに繊維方向が直交するように重ねて高温圧縮した板製品
1.合板 (例:マレーシア)
関税率(%)
セーフガード引き上げ税率
6
.
.
.
.
.
.
.
1
0
(輸入量が一定量~達した場合冶動
(50%削減)
的に発効前の関税率に引き上げ
3
.
.
.
.
.
.
.
5
関税率
(
1
5年間横ばい)
(関税撤廃)
。
発効時
1
6年目
2
.製材 (SPF)(例:カナダ)
関税率(%)
セーフガード引き上げ税率
4
.
8
〔輸入量が一定量~~達した場合冶動
(50%削減)
的に発効前の関税率に引き上げ
2.
4
関税率
(
1
5年間横ばい)
(関税撤廃)
。
発効時
16年目
陪足5
5
C
2
石百三三百五在住専組三五台頭事長政毛色ヲ互三官酷司
、1
*
1
:マレーシアの熱帯産木材の合板の場合、発効時 1,044干 m 、毎年 2
0
.
9干 m 増
6年目以降毎年 31
.3千 m
3
3
、1
。
*2:カナダの SPF製材の場合、発効時 1,573干 m3、毎年 31
.5千 m3増
6年目以降毎年 31
.5干 m3増
3
水産物
、
圃
- 特にセンシティビティの高い海藻類 (
のり、こんぶ等)は、関税削減によって
関税を維持
・関税撤廃は、重要品目のあじ、さばは 16年目の長期で対応、その他の品目
1年目から即時までで対応。
はセンシティビティを考慮し 1
0
マ関閣嗣誠司n
B
寺
、 15%削減7
干しのり 1
.
5円/1
枚→ 1
.
2
8円/1
枚
こんぶ、のり、のり・こんぶ調製品、わかめ、ひじき
1
0
.
5%-40%
8
.
9%-34%
→
.16年目撤廃
あじ、さば
7-10% → 無 税 (
16年目 )
ただし、 8年間現行税率を維
(
※)
米国のみ 12年目に撤廃 (
持し、その後、 3年間かけて段階的に撤廃)
.11年目撤廃
めばち、みなみまぐろ、太平洋くろまぐろ、ます、ぎんざけ、
大西洋さけ、ぶり、するめいか等
3
.
5% 1
5% → 無 税 (
11年目 )
6
.
",
年目撤廃
まいわし、あかいか等 叩
3
.
5%-10% 今 無 税 (
6年目 )
。即時撤廃
かつお、ベにざけ、すけとうだら (
すり身・卵 )、まだら、
ひらめ・かれい等
3.5%-6% ーラ無税 (
発 効 時)
我が園の輸出関心品目に関する太筋合意の概要
園 我が国農林水産物・食品の輸出拡大の重点品目の全てで関税撤廃を獲得
園 米国向け牛肉については、現行の米国向け輸出実績の 20-40倍に相当す
る数量の無税枠を獲得
・近年、輸出の伸びが著しいベトナム向けの水産物については、ブリ、サバ、
サンマなど全ての生鮮魚、冷凍魚について、即時の関税撤廃を獲得
(
主な輸出関心品目の内容)
@ 牛 肉 :0-16年の関税撤廃
(
主な国の内容。以下同じ。 )
〉 米国 (
現行関税割当:日本向け枠 200トン、枠内税率4.4セント/旬、
4%):
枠外税率 26.
.
1
5年で枠外税率撤廃
ン(
当初 )
→6,
250ト
ン(
最終年)
-日本向け無税枠 3.000ト
》カナダ (
現行 2
6
.
5%):
6年撤廃
、
》 メキシコ (
現行 20-25%):
10年撤廃
-ブリ、サバ、サンマ :0-5年撤廃
》 ベトナム (
現行 11-15%):即時撤廃
@ な し :即時撤廃
》 米 国(
現行0-0.3セント/
k
g(
0.2%*)
):即時撤廃
》カナダ (
現行0-10.5%):即時撤廃
(
ホ )2009年データに基づき │
米国が従価税に換算。
以下閉じ。
- 米 :0-15年撤廃
k
g(
1
.5%*)):
5年撤廃
》 米国 (
現行1.4セント/
-醤油:
0-6年撤廃
》 米 国(
現行 3%):
5年撤廃
- 切 花 :0-5年撤廃
》米国(
現行 3.2-6.8%):即時撤廃
〉カナダ (
現行0-16%):即時撤廃
@
TPP交渉
農林水産分野の.
大 筋合意の概要
(追加資料)
│
0農林水産物市場アクセス分割
農産物関連
米の国別枠における S B S方式の運用について臼臼
豆類、こんにゃく、茶の合意内容聞回目白目白阻図
園芸関連品目の合意内容 置
固 a 圃園回日回目白幽
オレンジ (
生果)の合意内容固沼田四回箇・困駆回
オレンジ (
生果)のセーフガードの概要 園園回目
牛肉 a 豚肉関連分野の合意内容・国国四日園回国国
乳製品分野の合意内容 園圃園田園回目園田園周囲
E
a
u
1
2
3
4
5
6
8
ホエイの数量セーフガードの運用について 聞岡田 1
0
鶏卵闘鶏肉圃軽種馬回天然はちみつの合意内容爾 0
1
1
軽種馬の合意内容・園田・園置固圃岡田岡回・圃竃 1
2
飼料分野の合意内容図医園四回 a ・
目白掴固固 1
3
主な加工食品の合意内容園固掴悶
園阻掴園・ 1
4
a
M
B
D
S
a
林産物関連
主な林産物の合意内容固園回国園租園周回園箇園圃
主な木材製品の概要・圃・回・・回目
困・固阻
林産物のセーフガードの概要・.箇園田置固圃園周
丸太輸出管理制度の運用について圃岡崎困層圏園園
D
水産物関連
主な水産物の合意内容悶.
B
1
5
1
6
1
7
1
8
圃四回 1
9
!
I
m
_
・
B
ロ
国
a
・
・
m
図固且圃. 2
1
a
B
│
Oテキスト分野│
物品市場アクセス章の概要
a
平成 27年 10月
農林水産省
B
l
i
来の国別枠における方式の運用について
米の国別枠における売買同時契約方式 (SBS)の運用方法に関し、円滑な入札手続きを行うため、透明性
向上の観点から、以下の技術的な変更を行う予定。
1.入札スケジュール
年6回、毎年 5月から 2ヵ月毎に実施等
2
.入札参加資格の設定
外国法人でも日本で登記されれば参加可能等
3
.政府予定価格の設定
政府予定価格を短粒種・中粒種・長粒種毎等に設定等
4
.最低マークアップの運用
年度内において安定的に運用等
5
.砕米割合の設定
砕米割合を 7 %以 下 に 設 定 等
6
.最低入札単位の設定
最低入札単位を 17トンに設定等
7
.入札結果の公表
落札した政府買入価格の最高値・最低値を公表等
8
.再入札の実施
予定数量に満たなかった場合、翌日に再入札を実施等
9
.船積・引渡期限の設定
船積期限を 11ヶ月、引渡期限を 12ヶ月に延長等
1
0
.レビューの実施
毎年度最初の 3回の入札で消化率が90%を下回る場合、以降は残りの枠数量全量を入札に付す
3年度中 2年度で数量が消化されなかった場合!こ最低マークアップを一時的に 15%引 下 げ 等
(注)内容が確定した時点で、改めて公表予定。
日
l
1
1
TPP交渉における豆類、こんにゃく、茶の合意内容
品目
現在の関税率
合意内容
圏内生産量
(直近3ヵ年平均)
輸入量
(直近 3ヵ年平均)
うち TPP
参加国
小豆
枠内 :
10%
枠外 :
3
5
4円/kg
-枠内について即時関税撤廃
-枠外について現行維持
7
.
1万トン
2
.
6万トン
総 計 :1
.1
万トン
カナダ :
1
.0万トン
米国 :
0
.
0
9万トン
いんげん
枠内:1
0弘
枠外 :
3
5
4円/kg
-枠内について即時関税撤廃
-枠外について現行維持
1
.8万トン
3
.
4万トン
総計:1.5万トン
米国・0
.
9万トン
カナダ :
0
.
6万 九
落花生
枠内:1
0
九
枠外 :
6
1
7円/kg
-枠内について即時関税撤廃
-枠外について段階的 l
こ8年目に関税
撤廃
1
.
7
万
ト
ン
2
.
7万トン
総計 :
0.
9万トン
米国 :
0
.
9万トン
豪州 :
0
.
0
2万トン
-枠内について現行維持
-枠外について段階的に6年目までに
15%削減
0
.
5
4万トン
(精粉へやース)
0
.
0
6万トン
(精粉ヘ.ース)
総計 :
0
.
0
0
0
2万トン
ベトナム :
0.
0002万トン
-段階的!こ6年固までに 15%削減
2
0
.
5万トン
(推計)
2
.
7万九
総計 :
0
.
0
0
01
万ン
ト
ベトナム :
0.
0
0
0
1万トン
-段階的に 6年目に関税撤廃
8
.
5万トン
0
.
5万トン
こんにゃく
いも
枠内 :
4
0
%
枠外 :
2
7
9
6円/
k
g
製品
21
.3今b
こんにゃくいも
総
茶
17%
0
.
0
6万トン
計 :
オーストラリア :
0.
03万トン
ベトナム :
0.
03万トン
囚
Tpp交渉における主な園芸関連品目の合意内容一一一一〕
.
4月.
.
.
.
.
.
.
1
1月 段 階 的 !こ6年目に関税撤廃
・
1
2月 .
.
.
.
.
.
.
3月 段 階 的 に8年目に関税撤廃
(関税削減期間中はセーフガードを措置)
8
6万トン※直近幼年平均
(うんしゅうみかん
の生産量)
1
2万トン※直近4カ年平均
-段階的!こ6.
.
.
.
.
.
.
1
1年目に関税撤廃
0
.
6万 九 ※ 直 近4カ年平均
(うんしゅうみかん
果汁の生産量)
9. 4 万 ザ 直 近4カ年平均
│
-段階的に 1
1年目に関税撤廃
74万トン※直近4カ年平均
0.
1
万 ザ 直 近4カ年平均
INZ:0.1
オレンジ
(果汁)
f
2
1.
3%
J.
.
.
.
3円 /kg
のうちの高い方』
f
2
9.
8%又は 2
qLqu
(生果)
6月.
.
.
.
.
.
.
1
1月 1
6覧
1
2月.
.
.
.
.
.
.
5月 3
2弘
F
﹁四トユ
匡リ
オレンジ
JJ
__:
.
,
I
'
総計 :
1
1万
国-
2
6万トン
計米チ
総
トマト加工品
4H-
30万トン
枠内 :
無税
1
:
卜段階的に6年目に関税撤廃
; 枠外:.~.?~.........J
トマトケチャップ、卜マ卜ソース
、 ~ 1
1iD
I
)n 00
/
I
7
%
.
.
.
.
.
.
2
9
.
8
%
卜段階的
l
こ6
.
.
.
.
.
.
.1
1年目に関税撤廃
i
・
トマトシ.ユース等
ト
マ
卜
ビ
ューレーへ。ース
ト
参一トントン
中一'万万
輸入量
(直近 3カ年平均)
合意内容
う
一
圏内生産量
(直近3ヵ年平均)
現在の関税率
gfM土
品目
ト
ン
! 米国 :8.3万トン
豪州 :
2
.
7万トン
総計 :
0.
8万トン
メキシコ :
0.
5万トン
米国 :
0
.
2万トン
総計 :
0
.
1万トン
りんご
(生果)
17%
りんご
(果汁)
f
1
9
.
1弘J.
.
.
.
3円 /k
g
のうちの高い方 J
f34%又は2
パインアップル
(生果)
17%
パインアップル
(缶詰)
枠内:無税
枠外 :
3
3円 /kg
さくらんぽ
8
.
59
色
ぶどう
3月-10月 1
7
%
1
1月 -2月 7
.
8弘
万トン
豪州 :
0
.
0
0
3万トン
-段階的!こ8-11年目に関税撤廃
1
.5万トン※直近初年平均
8. 4 万 ザ 直 近4
カ年平均
総計 :
0
.
8万トン
iチリ :0
.4万トン
米国 :
0
.
2万トン
-関税割 当制度を維持
枠外について段階的に6年固までに 1
5
%削
減
0.
06万トン※直近4カ年平均 13.
8万 ザ 直 近4カ年平均
E
総計 :
0
.
2万トン
マレーシア :
0
.
2万 トン
へ
.
ト
ナ
ム:
0.
004万トン
│
什園ン
a付
引H
一nu-oo t
n u JE rt
平平
均均
凋
崎
,
カカ
年年
直直
※※
近近
nuno
万万
均均
4
平平
直
年年
出
山町近
※ノ※ン
,1
E
Qu
万沼
-即時関税撤廃
18
-段階的!こ6年目に関税撤廃
総計 :
0
.
0
3万トン
米国 :
0
.
0
3万トン
メキシコ :
0
.
0
01
万トン
│
トμ
戸コ-ント
トン万則一トン﹃万
万川町一万町日
0
.
7万 リ 直 近 悼 平 均 11
.
6
3万 ゾ 直 近 岬 平 均
JJ
国止一 1・止国
計米チ一計チ米
総目総
-段階的に 1
1年目に関税撤廃
(参考)ボトjレワイン:現在の関税率は、 15%文 は 125円/Lのうちの低い方が適用。 TPP交渉により 8年目に関税撤廃することに合意。
131
i
li~~交渉におけるオレンジ(生果)の合意内容
l
【
合意内容】
・ 国産うんしゅうみかんが最も出回る 12-3月は、段階的!こ 8年目に関税撤廃、 4月-11月は段階的!こ 6年
自に関税撤廃 0
・ただし、 12-3月については、輸入急増に対するセーフガードを措置。
4月
5月
6月
1
1月
/
﹃
月
o
r
月
4月
1
2月
3月
・
-E z・
・
16%
現行
I
冨
1
1月
団
iI1月
3月
ー醤脳週・6
合意
内容
可
II
I
V
1
o4/1-11/30 :段階的に6年目に関税撤廃
l
O
1
-
…:段階…吋税撤廃
現行ø'~を 1 年目にに削減し、 3 年据え置き、 4 年目から段階的に削減し 、 8 年目に関税撤廃 。
I
セーフガードを措置 。
I
囚
I
T[:[~交渉におけるオレンジ(生果)のセーフガードの概要
12^'3月に輸入されるオレンジ(生鮮)のセーフガード措置について
A
ロ
オレンジのセーフガ-~
後のオレンジの税率の推移
1
47
,
OOOt
4S,
OOOt
OOOt 2
,
O
O
O
t
{
43,
000
45,
41,
OOOt 2
,
O
O
O
t
{
,
OOOt
2
,
O
O
O
t
{
39
4O
,
O0037
,
OOOt
2
,
o
o
o
t〈
3S,
OOOt
2
,
O
O
O
t
{
丸 000
40t
50
,
000
│セーフガード発動時の税率│
30.0%
28%
2.
4%
2.
4
%
一
ー
.
2.
4
%
〈円
7.5%
20.0%
聞
.
20号
色
30
,
000
4.6%
32.0%
25,
000
9.
8%
20,
000
14.9%
000
15,
10.
0%
セーフガ!ドなし
25.0%
15.0%
発動基準数
単位:トン
35.0%
10
,
000
5.0%
000
5,
0.0%
0.0%
現行
初年 2年目 3年目 4年白 5年目 6年目 7年目 8年目
-関税率
。
初年
3年目
4年目
5年目
6年目
7年目
8年目
J
ll~~交渉におけるその他の牛肉・豚肉関連分野の合意内容 (1/2)
品目名
1
1
合意内容
牛肉臓 (
1、フミ等)
I滅し 1
3年目に撤
現行 12.8%の関税を、初年度 6.4%(企50%)とし、以降毎年同じ割合で肖J
廃
牛タン
現行 12.8%の関税を、初年度 6.4%(企 50%)とし、以降毎年閉じ割合で削減し 11年目に撤
廃
牛肉 30%未満の調製品
.3%の関税を、毎年同じ割合で削減し 1
1年目に撤廃
現行 21
その他牛肉関連(牛生
体、肝臓、その他調製
品等)
現行関税を、毎年同じ割合で肖J
I滅し 1
6年目に撤廃
豚肉調製品(ハム・ベー
コン等差額関税のもの)
現行関税を、初年度企 50%とし、以降毎年段階的に削減し 11年目に撤廃
セーフガードあり 。【次頁参照】
豚肉調製品(ソーセージ 現行 10"'20%の関税を、毎年閉じ割合で、削減し6年自に撤廃
等差額関税でないもの)
豚の冷蔵の内臓、肝臓
(冷凍)
現行8.5%の関税を、毎年閉じ割合で削減し 11年目に撤廃
豚の冷凍の内臓
現行8.5%の関税を、初年度4.2%(.50%)とし、以降毎年閉じ割合で、削減し8年目に撤廃
子豚
現行 8.5%の関税を、即時撤廃
成豚(差額関税)
現行関税を、毎年同じ割合で削減し 16年目に撤廃
囚
ω刊!豚肉関連分駒合闘志長竺つ│
」」里塑堕喧型
【
J、ム・ベーコン等差額関税の豚肉調製品】
〈現行〉
(課税後価格)
円 /kg
(課税後価格)
8.5%
従童税
G
。
2.2%(5年目)
ψ
従重税
ぺ
J1
1
1年目に撤廃
I'
00
・uk
,
円齢
・
+
ゑ・
q
面
ゐ由・?
〆
﹁J J
則
A
、
s
a
897.
/,リ
。む
K
し
fJ
4企庁,
面
/J
A
キ曲家・
1ノ
円必
lJ
、
マI ¥ I J n H U
川度日目
前川年ゆ年
5
;初
m
【発動後の税率】
過去 3年間の輸入量の最高値に下表
の割合を乗じた値を超えた場合に、年
度末まで関税を引上げ
115%
品
別
QJ
EJ
00
QJ
,
守
【
発動基準】
1・
2年 目
従価税 ~4 .3% ( 初 年度)
円/kg
一差
額
刊
-セーフガード(国別)
〈合意結果〉
3・
6年 目
118今O
1
.
.
.
.
.
.
4年目
5
.
.
.
.
.
.
9年目
1
0
.
.
.
.
.
.
1
1年目
1
2年目
発効前の
発効前の
発効前の
廃止
85%
60%
45%
7・刊年目
121%
7
L
交渉における乳製品(その他乳製品〉分野の合意内容
乳製品の種類
現在の関税率
国家貿易 :
2
5
%
.
.
.
.
.
.
.
3
5
%
+マークアップ
2
5
.
5
%
+
6
1
2円/旬、
枠外 :
2
9
.
8
%
+
3
9
6円 /
k
g
等
全粉乳・
ハ
.
ターミルクハ。
ウゲー
2
5
%、35%+マークアップ
国家貿易 :
ホエイ
l
ほ
関
枠
無
税
外
L
機
幼
割
2
質
児
9
当,
8
用
農
覧
無
縮
ホ
+
工
機
ホ
4
イ
2
エ
質
5
イ
円
2
師
枠
/
枠
k
、
肉
g
内
等
3
数
5
数
%
量
、乳 幼 児 用 1
0
略
2
5,
0
0
0ト
ン
、
-I
合意内容
-関税割当の新設 (TPP枠)
①枠内数量:1
,
5
0
0ト
ン→ 2
,
2
5
0ト
ン(
6年目、生乳換算)
枠内税率:全粉乳 3
0
九十 2
1
0円 /
k
g
→3
0
%
(
11
年目 ・
民間貿易)
ハ9-ミルクハ。ウ宮、二 2
5
%
.
.
.
.
.
.
.
3
5
%
+
2
0
0円 /
k
g
→2
5
%
.
.
.
.
.
.
.
3
5
%
(1
1年目・民間貿易)
②枠内数量 :
2
0,
0
0
0トン→ 6
0,
0
0
0トン(1
1年目、生乳換算)
枠内税率:抱合せ無税(国産(全粉):
輸 入 =1
:
3
)
用途:
チョコレート原材料用
-関税割当の新設(国別枠)
(米国)無機質濃縮ホエイ
1
千トン→4
千トン(1
1年目)、枠内税率 :
2
5
%、3
5
%
→0
%
(
6年目)
乳幼児用ホエイ
3
千トン→3
千トン(1
1年目)、枠内税率:即時関税撤鹿
1
¥ーミエイト
1
千トン→2
千トン(1
1年目)、枠内税率:即時関税撤廃
r
一 時 縮 ホ 工
(NZ) 無機質濃縮ホエイ
乳幼児用ホエイ
1
¥
ーミエイト
干トン→5
千 一 一 一 一 )
枠内税率 :
2
5
%、3
5
%
→0
%
(
6年目)
1
.
3千トン→ 1
.
7
千トン(1
1年 目 ) 枠 内 税 率 :即時関税撤廃
枠内税率:即時関税撤廃
加糖れん乳
国家貿易 :
30%+マークアップ
枠外:
2
5.
5%+509円 /
k
g
等
-関税割当の新設 (TPP枠)
7
50トン(即時)
枠内数量 :
枠 内 税 率 :即時関税撤 廃
無糖れん乳
関税割当(枠内数量:1
,
5
0
0トン):
枠内2
5
%、3
0
%
枠外:
2
5.
5%+509円 /
k
g
等
-関税割当の新設 (TPP枠)
枠内数量 :
1
,
5
0
0ト
ン→ 4
,
7
5
0ト
ン(
6年目)
枠内税率 :
即時関税撤廃
PEF(
調 製食用指)
関税割当(枠内数量 1
8,
9
7
7トン):枠内 2
5
%
枠外:
2
9.
8%+1,1
5
9円 /
k
g
-既存の関税割 当の枠内税率を 1
1年 目まで80%削 減、残りの税率 (5%)を2
1年目までに撤廃
そ の 他 の 乳製 品
3
3,9
4
0トン(生乳換算)):
関税割当(枠内数量:1
(乳成分が金重量の 30%以上)
枠内1
2
%
.
.
.
.
.
.
.
3
5
%
牛乳、ヨーグル
ト、粉ミルク、粉乳調製品、バ
枠外 :
2
9
.
8
%
+
6
7
9円 /
k
g
等
ター調製品等
-既存の関税割当の枠内税率を 6
年目まで、!こ5
0.
.
,
.
.
.
.9
0
%削減、または撤廃
囚
l
i
l
TPP交渉における乳製品(その他乳製品)分野の合意内容
乳製品の種類
現在の関税率
合意内 容
アイスクリ ーム
・ 氷菓
21
.0%-29.
8
弘(アイスクリーム)
21
.3
弘-29.
8
覧(氷菓)
-アイスクリーム :
6
年で 63%-67%削減
氷菓:1
1年目で関税撤廃
フローズンヨーグルト
2
6.
3%、2
9
.
8
%
.
1
1年目で関税撤廃
21
.3
%
無糖ココア調製品
(
2
k
g
を超える容器入札 ココア粉が全重量の 抱合わせ無税関税割当
1
0
出以上)
(国産 :
輸入 :
1
:
2
.
6
)
-関税割当 (TPP枠)を新設
①枠内数量 :
5,
500卜ン(即時)、枠内税率 :
2
1.
3%
→1
0
.
7
%
(
1
1年目)
②枠内数量 :
4,
000ト
ン→ 1
2,
000トン(1
1年)、枠内税率 :
抱合せ無税(国産(全粉):
輸入 =1
:
3
)
加圧容器入りにした
ホイップドクリーム
2
5
.
5
%
(
4類)
.
6
年目で関税撤廃(即時で50%関税削減)
乳幼児用粉ミルク
(小売用、乳成分が全重量の30国未満)
21
.3%、2
3
.
8
%
(
加糖)
.
1
1年目で関税撤廃
低脂肪調製食用脂
21
.3%
-関税割当 (TPP枠)を新設
枠内数量 :
1
,
500ト
ン→ 2,
300ト
ン(
1
1年目)
枠内税率 :
2
1.
3%→ 1
0.
7
%
乳糖、カゼイン、 ミルクアルブミン
8
.
5
%、5
.
4
%
、2
.
9
%
-即時関税撤廃
囚
;
l
ホエイ(たんぱく質含有量抑以上倒未満)の数量セーフガードの運用について
ホエイ(たんぱく質含有量 25%以上 45%未満)の数量セーフガードについて
は、①脱指粉乳が国内で不足している場合や、②脱脂粉乳の圏内需要につ
いて明らかな減少がない場合、数量セーフガードを適用しないこととなってい
るが、日米聞において、それぞれの場合を以下の通り 定める予定。
i
①脱指粉乳が圏内で不足している場合
国家貿易による脱指粉乳の追加輸入 (WTO等国際約束に基づくもの以
外の国家貿易による輸入)を行う場合、当該年度は 、圏内において脱指粉
乳が不足している状態とみなす。
i
②脱指粉乳の圏内需要について明らかな減少がない場合
国産脱脂粉乳の生産、在庫、卸売価格の動向及び自然災害や異常気象
等を踏まえ、脱指粉乳の圏内需要について、明らかな減少がないかどうか
総合的に判断する。
回
L
入工叩窒湖喧(ナる鶏M 鶏肉・軽種馬・天然はちみつの合意内容
品目
鶏
!
j
s
現在の関税率
殻付き卵
1
7
%
.
.
.
.
.
21
.3%
全卵文は卵黄
1
8
.
8
%
"
'
"21
.3%
又 は4
8
.
.
.
.
.
5
1円/kg
合意内容
圏内生産量
輸入量
(直近 3ヵ年平均) (直近 3ヵ年平均)
-冷蔵・冷凍のものについては、段階的に 13年目に関税撤廃
〔 発 効 時 に 淵 減 U 年据え置きの後、
7年目から段階的に 13年目に関税撤廃
-その他のものについては、段階的に 1
1年目に関税撤廃
l
うち TPP
参加国
0
.
2万トン
総計 :
0.
1万トン
米国:0
.1万九
オーストラリア :
0
.
0
0
0
3万トン
3.
1万トン
総計 :
2
.
0万トン
米国:1.8万トン
.
1万トン
メキシコ:0
-即時関税撤廃
9
.
5万トン
総計 :
0
.
9万トン
メキ
シ
コ:
0.
4
万
ト
ン
米国 :
0
.
2万トン
-基本的には、段階的に 1
1年目に関税撤廃
-ただし、冷蔵丸鶏と冷凍鶏肉(丸鶏及び骨付きもも肉を除
く。)については、段階的に 6年目に関税撤廃
4
4
.
2万トン
総計:2
.
5万トン
2
.
5万トン
米国 :
チリ:
0
.
0
5万トン
4
3
.1万トン
総計 :
0.
04万トン
0
.
0
4万トン
米国 :
0
.
0
0
0
6万トン
ニ
ューシ.ーランド :
3年目に関税撤廃
圏全卵粉については、段階的に 1
(発効時に 50%帆
6年据え置き後に 13年目に関税撤廃
-その他のものについては、段階的!こ6年目に関税撤廃
2
5
1万トン
鶏卵 :
~
卵白
8%
鶏肉
8
.
5
%、11
.9%
鶏
肉
鶏肉:1
47万トン
等
鶏 肉調製品
6%、2
1
.
3
%
-牛・豚の肉を含むものについては、段階的に 1
1年目に関税
撤廃
-その他のものについては、段階的に6年目に関税撤廃
こ20%削減)
(発効時 l
-妊娠馬については、即時関税撤廃
-競走馬については、段階的に 1
6年目に関税撤廃。セーフ
軽種 馬
6,
8
4
1N
買
.
340万 円 / 頭
ガ競ー走ド李馬措の置
取引価格問万円/頭即発動基準価格よりも〕
170頭
うち妊娠馬 7頭
うち競走馬 163頭
10%超低い場合にその差に応じて関税を加算
天 然はちみつ
2
5
.
5
%
-段階的 l
こ8年目に関税撤廃
0
.
3万
トン
3
.
8万トン
総計:119頭 (
4
)
米国:11
1頭 (
3
)
オーストラリア :
8i
頁 (1)
:
※( )はうち妊娠馬頭数
総計 :
0.
4万トン
カナダ :
0
.
2万トン
ニューシ.
ーランド :
0
.
0
6万トン
Iで
ナL
I
し 一 一 一 」 中 型 堕 同 臨 馬:
の合意内容 で
0妊 娠 馬 は 即 時 関 税 撤 廃 。 競 走 馬 は 段 階 的 に 16年 目 に 関 税 撤 廃 し 、 低 価 格 馬 の 輸 入 に 対 し て セ ー フ ガ ー
ドを措置。
0セ ー フ ガ ー ド は 、 輸 入 取 引 価 格 が 発 動 基 準 価 格 ( ※ 850万円/頭)よりも 10%を 超 え て 低 い 場 合 に 、 そ の 差
に 応 じた追加関税を加算。(※近年の米国からの輸入馬の平均価格を基に設定)
0競 走 馬 の セ ー フ ガー ド の 概 要
0セ ー フ ガ ー ド 発 動 時 の 課 税 イ メ ー ジ (TPP関税+追加関税)
-輸入取引価格が発動基準価格よりも 10%を超えて低い
場合に、その差に応じた追加関税を加算。
850万円/頭
・発動基準価格 :
(万円/頭
3
4
0
万円
輸入取引価格と
発動基準価格との差
輸入取引価格
追加関税
75%超
212.5万円未満
MFN税率と
TPP税率の差の 100%
60%超-75%以下
212.5万 円 以 上
340万円未満
MFN税率と
TPP税率の差の 70%
40%超-60%以下
340万 円 以 上
510万円未満
MFN税率と
TPP税率の差の 50%
10 %超 -40%以下
510万 円 以 上
765万円未満
MFN税率と
TPP税率の差の 30%
10%以下
765万円以上
なし
注:
MFN税率=最恵国税率(現行3
4
0万円/頭)
TPP
税率=関税撤廃期間中の税率 (16年で均等に下げられる
当該年度の税率)
│
一竺4.4円
オ
E
I
I~;交渉における飼料分野の合意内容
【合意内容】
・飼料用麦について、食糧用への横流れ防止措置を講じた上でマークアップを徴収しない民間貿易に移行 0
・飼料用ビタミン調製品等で即時関税撤廃。(注:麦を含む主な飼料原料については、現行においても実質的に無税。)
O飼料用麦の民間貿易化イメージ(小麦の場合)
【影響等】
O 麦の園内生産及び飼料用麦の需給に影響しない(飼
料用麦は圏内生産がない)
国家貿易
食糧用麦
飼料用麦
500万トン程度
5
0万トン程度
食糧用ヘ
横流れ防止措置
0
│
一一一
H
「 仁 :民問問
国家貿易
食糧用麦
500万トン程度
日豪EPA
における飼料用麦と同様の措置(飼料用麦
の実需者団体は従来より民間貿易化を要望)
飼料用麦
1
1
ITPP参 加 国 :
I
実質経費のみ徴収 1
(無税・無枠)
!
0 飼料用麦は現行でも国家貿易制度 (SBS)の下で政
府管理経費相当のマークアップ(実質経費)のみ徴収
Oその他の主な飼料原料
合意内容
現状の制度
晶目
飼料用脱脂粉乳
関税割当制度(枠内は無税)
同左
飼料用ホエイ
関税割当制度(枠内は無税)
即時関税撤廃
飼料用とうもろこし、飼料用グレーンソルガム
税関の監督の下で飼料の原料として
使用するもの(承認工場制度)は無税
同左
単体飼料用丸粒とうもろこし
関税割当制度(枠内は無税)
同左
大豆油かす、菜種油かす、ふすま、ぬかその他のかす
無税
同左
飼料用ビタミン調製品、その他の飼料用添加物
3%
即時関税撤廃
aJ
呂田
.
ー
函盈EE
国
色白冠雪
キャンディ
ホワイトチヨコレート
砂糖菓子
25%
関税割当
枠内税率:25%→ 0% (即時)
枠内数量:3,
OOO
t→ 6,
OOO
t(
1
1年目)
チューイングガム
24%
段階的撤廃:24%
→0% (
1
1年目)
ビスケット
1¥スタ
植物油指
食用加工油指
ス
イ
ー
ト
ビ
ス
ケ
ッ
ト
20.4%
ビスケット、ケy
キー及びクラッカー(砂糖入り)
15%
スパゲ、 T イ
30円I
k
g
マカロニ
30円I
k
g
その他パスタ
5.1-23.8%
大旦油
3
.
2円I
k
g
10.
9円/旬、 1
菜種油
2円I
k
g
10.
9円/旬、 13.
こめ油
8
.
5円/旬、 10.
4
円 Ikg
マーガリン
29.8%
ショートニング
12.8%
ス
イ
ー
ト
ビ
ス
ケ
ッ
ト
段階的撤廃 :20.4%→ 0% (竹年目)
ビスケット、ケy
←及びクラッカー(砂糖入り)
6年目)
段階的撤廃:15%→ 0% (
スパゲ、ナイ
段階的削減:30円I
k
g→ 12円I
k
g(
9年目)
マカロニ
段階的削減:30円I
k
g→ 12円I
k
g(
9年目)
その{也パスタ
1
1年目)
段階的撤廃:5.1-23.8%→ 0% (
大旦油
段階的撤廃:10.
9円/旬、 13
.
2円I
k
g→ O円I
k
g (
6年目)
菜種油
段階的撤廃:10.
9円/旬、 1
3
.
2円I
k
g→ O円I
k
g (
6年目)
こめ油
段階的撤廃:8.
5円/旬、 10.
4
円 Ikg→ O円Ikg (刊年目)
マーガリン
段階的撤廃:29.8%→ 0% (
6年目)
ショートニング
6年 目)
段階的撤廃:1
2
.
8% → 0% (
一~
主な林産物の合意内容
(単位 m
3,千k
g
)
2011年 -2013年の品目毎の 3カ年平均輸入量
品目概要
単位
熱帯木材合板(その他)(
※ 1)
m3
6.
0
770,
1
2
1
広葉樹合板 (
※ 1)
m3
6.
0
616,
393
熱帯木材合板 (14種)(
※1
)
m3
8.5-10.
0
1
5
1,
1
6
6
針葉樹合板 (
※ 1)
m3
6.
0
OSS(※ 2
)
m3
5.
0
.
.
.
.
.
6.
0
1¥
ーティクルボード(※ 2
)
m3
6.
0
製材(
※ 1)
SPF
m3
4.
8
造作用 LVL(※ 2
)
m3
6.
0
234
20,
664
5,
999
造作用集成材(※ 2)
m3
6.
0
405
5,
286
3
3
プロックホ.
ード等
m3
6.
0
203
2
8,
フリー板
m3
2.
9
267
9,
5
3
3
8
,
566
1
1
9,
73
3
2
3
1
5
さねはぎ加工
m3
5.
0
664
6,
1
3,
813
258
443
,
1
3
3
1
6
4
3
6
千 kg
2.
6
1
1
9
.
3
7
3
7
2
0
8
.
1
7
6
4.
7
3
1
213
1
0
0
その他建築用 木工品
千 kg
3.
9
7
2
2
.
6
6
9
003
3
3,
5
5
3
その他木製品
千 kg
2.
9
460
2.
315
4
41
1
4.
│
(備考)
MDF
(
凡例 )
発効時叩 1
5年 固 ま 榔 いで推移
し
、1
6年目 で撤廃。セーフガード付き。
1
5年間均等引き下げ、1
6年目で撤廃。セーフ
関税率
マ
レーシ
ア
223
カ
ナ
ダ
ー
1
9
4
米国
l
豪州
TPP計
その他
23,
748
5
0,
208
。
1
8
1
8l浄嘩2
6 1
,
502,
676
5
5.
55
9
40
1
7,
1
,
3
51
,
237
658,
1
8
1
1
,
1
5
5,
461
1
51
,
207
368,
600
2
.
8
3
7
8
6
.
9
8
1
1
54,
1
45
462
206,
980
263,
578
4
1
4
1,
502
9
2
2.
565
1
1
3
5
9
2
4
1
,
380
7
6,
174
84,
693
209
9,
686
1
0
1
1,
868,
296
5,
397,
47
8
,
2
3
1
1
488
2
8,
61
6
478,
090
42
5
6,
2
0
4
45
1
2,
9
6,
386
282
2
8,
7
5
1
1
03,
696
30,
764
320,
423
2
2.
9
1
.
7
2
3
913
8,
3
4
1,
514
37
7
.599
895
5,
2
1
9
3
42,
272,
1
8
5
1
4
9
1
.
5
0
8
869
8,
275
124,
ー
059
300,
275
8
0
1
3
世界計
77
7
.837
7
.
6
1
6
40
518
206,
1
3,
035
ヘ
.
ト
ナ
ム
チリ
NZ
O 熱帯木材合板(その他):ベトナム産の一部のラインにつ いては、10年間均等引き下げ、
ガード付き。
O 針葉樹合板:ベトナム産の一部のラインについては、
発効時 5
0%両U
伺まで闘いで推移 │
1年目 で撤廃。セーフガード付き。
し
、1
0 造作用 LVL:針葉樹以外のものについては、即時撤廃。
1
0
年間均等引 き下げ、 1
1年目で撤廃。
O 造作用集成材:針葉樹以外のものについては、即時撤廃。 (2ライン)
1
1
1
0
1
1年目で撤廃。(
6ライン)
10年間均等引き下げ、1
1年目 で撤廃。 (
3ライン)
(
2ライン)
0 その他建築用木工品 :CLTについては、 8年間均等引き下げ、 9年目で撤廃。(1品目)
即時撤廃
(
※1
)国会決議品目
(
※2
) 国会決議品目の主な競合品目
困
主な木材製品の概要
木材製品
主な用途
イメージ
圏内との競合品
PB、OSB、MDF、フ、ロッ.11国産合板
合板(※)
クボード、 LVしと同じ
OSB
住宅・大規模木造建築物
の屋線、壁及び床の下地│
国産合板
材
│
オリエンテッド・ λトランド・ボード (OrientedStrandBoard)。薄い木材の小片を1
1可層にも重ねて作られたボードであり、住宅の屋板、壁、床の下地とし│
i
て使用される。構造用パネルとも呼ばれる。
I
家具用 (組立家具、キャ
ビネット等)、建築用(床 │
国産合板
や壁などの下地材等)
吋
ラ
ミ
ヰ
ー
テ
ッ
ド
・
ヘ
.
ニ7・
ラ
ンハー
.(LaminatedVineerLumber 、単板積層材 )o2~
4mm程度の単板を数層から数十層、繊維方向を平行にして積層、密
着したもの。
住宅資材(ツーパイ
去用枠組材)
フォーヱ j
1
国産製材
家具の芯材、間柱、梱包│国産合板、
用など
│国産製材
国産集成材
ドア、収納、扉など
国産合板
フリー板
国産集成材
さねはぎ加工
国産製材
〔
…
…
→一一一具間〕
附
)
木
MDF
(MediumD
e
n
s
i
t
yF
i
b
e
r
b
o
a
r
d 中密度
壁面、家具、造作材など │
国産合板
に使用される。
ー
. .I_.._ .IPho......~ー【
(CLT)
口
。λ・ラミネーテッド・ティン1¥-(CrossLaminatedT
imber、直交集成板)。ひき
板を並べた層を、板の方向が屠ごとに直交するように重ねて緩着した
大半J
I
のパネル。
柱、
梁、桁など、構造物の
│
国産 CLT
耐力部材
※合板には、熱帯木材合板 (14種)、熱帯木材合板(その他人針葉樹合板、広葉樹合板の 4種類がある。それぞれの
定殺 は以下のとおり。熱帯木材合板 (14種)は、ダークレッドラワン、ライトレッドメランチ、ホワイトラワン、マホガニー等
の 14種の熱帯木材を原料としたもの。熱帯木材合板(その他)は、熱情木材合板 (14種 )を除く熱帯木材を原料としたも
の。針葉樹合板は、針葉樹を原料としたもの。広葉樹合板は、熱帯木材を除く広葉樹を原料としたもの。
回
林産物のセーフガードの概要
対象国
対象品目
存続期間
2013年
輸入実績
発動数量
熱帯産木材合板
[年目 1
.
0
判 O
和 明 1
.
3
3
6.
0
千?
0.
9
千m (
1
-1
5年目 )
1
5
年間(
*) 年増加量 2
31
.3
千出 (
1
6年目以降)
1
,
0
3
9千凶
広葉樹合板
[年目 6
1
6同 → 1
5
年目 7
8
8.
2
干凶
1
5
年間(
*) 年増加量 1 2.3判 (1 - 1 5年目 f~ )
1
8
.
5千 m (
1
6年目 以降 )
5
2
0干出
針葉樹合板
1
5
年間(
*
) 年増加量
SPF
製材
.5
7
3
.
0
叩
5
年目 2
.
0
附
?
[年目 1
1
.
5干 m(
1
-1
5年目 )
1
5
年間(
*) 年増加量 3
干附 (
1
6
年目 以降)
3
1
.5
マレーシア
カナダ
OSB、パーティクル
ボード
J
5年目亘 4
子
[年目 7附 → 1
0
.
1
千凶 (
1
-1
5年目 )
0
.
1千凶 (
16
年目以降)
山町年目 2
町 出
[年目 2
1
5
年間(
*) 年増加量 4.5判(1 - 15年目~)
4
.
5
千 m(
1
6年目 以降)
6
.
3
千m
J
1
,
5
7
3千 m
2
2
4千 m
0年間
パーティクルボード 1
1
年目 :
6
5
.
0千 m→ 1
0年目 :
7
4
.
9千附
(
年増加量1
.
1干 m)
6
2
千m
針葉樹合板
1
5年間
1
年目 :
6
0.
0
干r
y
f→ 1
5
年目 :
7
6
.
8
千凶
(
年増加量 1
.
2千凶)
4
7.
9千 m
針葉樹合板
1
5
年間
1
年目 :
1
3
.
0千円f
→1
5
年目 :
2
7
.
0
千m
(
年増加量 1
.
0干ポ)
2
.
9
千m
1
年目:1
8
0
.
0千凶→ 1
5
年目 :
3
6
2
.
0千凶
(
年増加量 1
3
.
0
千 m)
7
9干 m
ニュージーランド
チリ
ベトナム
0
0
広葉樹合板、針葉樹
合板、熱帯産木材合 1
5年間
板
輸入量が発動水準に達した場合、自動的に発効前の関税率に引き上 げ
。
本措置は、輸入量が発動水準に達した月の翌々月から当該年度末までの問 、発動される。
*16年目以降もセーフガー ドを維持可
回
丸太輸出管理制度の運用に ついて
T
PP協定の署名に際し 、日加両国政府は林産品の貿易に係る 交渉
につ いて以下の とおり 合意
1 委員会の創設
林産品に関する こ国間林業委員会を創設
2 同委員会の活動時期及び活動内容
P
P協定の発効から 5年を経過した年に、日本政府が措置する
①T
セー フガー ドの必要性について点検。
5年目以降も常設の議題
とする 。
②カナダ連邦政府が 3により措置する対日丸太輸出申請の自動
的な許可について点検。問題が生じた場合には、同委員会で
解決を図る 。
3 丸太輸出規制の改善
カナダ政府は、関係法令に規定する手続きに則った対日丸太
輸出申請は、これを許可する 。
(
注:これにより丸太調達の適切な競合が図られて加圏内の丸
太価格が上昇し 、我が国に輸出 される製材品等の価格の適正化
が図 られることが期待される )
回
主な水産品の合意内容
現行関税率
品
目
関税率削減・関税撤廃期間
主要製品形態
のり
1
.
5円/枚、
40%
.
2
8円
、
即時に 15%削減 (1
こんぶ
15%
即時に 15%削減 (
1
2.
7%)
のり ・
こんぶ調製品
2
5
.
.
.
.
.
.
2
8
%
わかめ
1
0
.
5
%
即時に 15%削減 (
8
.
9
%)
干し・生鮮 冷凍
ひじき
1
0
.
5
%
即時に 15%削減 (
8
.
9
%)
干し 生鮮・冷凍
あじ
10%
段階的に 1
6年目 (
米国は 12年 生鮮也冷凍
目)
1こ無税【注】
34号
令)
即時に 15%削減 (
21
.2.
.
.
2
3
.
8
%)
干し
干し・
生鮮 ・
冷凍
加工品
E
a
6年目 (
米国は 12年
生鮮:10% 段階的に 1
生鮮・冷凍
冷凍 :7% 目)
1こ無税【注】
6年目(米国は 1
2年
生鮮.段階的に 1
目)に無税【注]
1
0覧
冷凍
1年目に無税
、
冷凍・段階的に 1
活魚:段階的に 1
6
年
目(
米国は 1
2年
自)に無税【注】
活魚・冷凍
1
0%
1年目に無税
冷凍:段階的に 1
さば
さんま
ぶり
段階的に 11年目に無税
冷凍
するめいか
5%
あかいか、やりいか
1年目に無税
5% 生鮮:段階的に 1
生鮮 :
冷凍
段階的 l
こ6年目に無税
冷凍 :
3
.
5% 冷凍 :
まいわし
1
0%
かたくちいわし
10%
,
生鮮:段階的に 1
1年自に無税
冷凍
冷凍:段階的 l
こ6年目に無税
生鮮 :
段階的に 1
6年
目(
米国は 1
2
年
目)
に無税【注】
冷凍
1年目に無税
冷凍.段階的に 1
1
0%
段階的に 11年目に無税
生鮮圃冷凍
太平洋くろまぐろ
3
.
5
%
段階的に 1
1年目に無税
生鮮・冷凍
大西洋くろまぐろ
3.
5%
生鮮 :
段階的 l
こ6
年目に無税
冷凍(
フィレ含む)
:
段階的に 1
1年目に 生鮮・冷凍
無税
みなみまぐろ
3.
5%
段階的に 11年目に無税
生鮮 ・
冷凍
めばちまぐろ
3.
5%
段階的 l
こ1
1年目に無税
生鮮圃冷凍
きはだまぐろ
3.
5%
即時無税
生鮮闘冷凍
びんながまぐろ
3.
5%
生鮮 :
段階的に 1
1年目に無税 生鮮圃冷凍
冷凍 :
段階的に 6年目に無税
ほたてがい
国
品目
現行関税率
関税率削減・関税撤廃期間
主要製品形態
かつお
3
.
5
%
即時無税
生鮮・冷凍
ぎんざけ
3
.
5
%
段階的に 1
1年自に無税
生鮮聞冷凍
大西洋さけ
3
.
5
%
段階的に 1
1年目に無税
生鮮・冷凍
ます
3
.
5
%
段階的に 1
1年目に無税
生鮮圃冷凍
ベl
こざけ
3.
5%
生鮮:
段階的に6年目に無税
冷凍:即時無税
生鮮・冷凍
段階的に 6年目に無税
生鮮・冷凍
太平洋さけ(しろざけ、ますのすけ等) 3
.
5
%
まだら
1年目に無税
生鮮:10% 生鮮:段階的に 1
冷凍
冷凍 :
6
% 滞凍:即時無税
すけとうだら
6%
段階的l
こ6年目に無税
冷凍
すけとうだらのすり身
4.
2%
即時無税
冷凍
たら類の卵
4
.
2
%
即時無税
冷凍
にしん
6%
即時無税
冷凍
にしんの卵
4%
冷凍 :
即時無税
塩蔵 :
8
.
4
%
冷凍・塩蔵
ひらめ・かれい
3.
5%
即時無税
生鮮・冷凍
即時無税
生鮮・冷凍
即時無税
生鮮・冷凍
かに (
ずわいがに・たらばがに等) 4%
えび
1-2%
えび調製品
4.8-5.3% 即 時 無 税
加工品
まぐろ缶詰
9
.
6
%
即時無税
加工品
うなぎ調製品 (
蒲 焼)
9
.
6
%
段階的に 11年目に無税
加工品
【注】あじ、さば、生鮮さんま、活ぶりについては、米国は 1
2年目に無税(
ただし、 8年間現行税率を維持し、そ
の後3年聞かけて段階的に撤廃)、他国は 16年目に無税 (
初年度から削減開始)。
園
,
F
TPP協定物品市場アクセス章の概要
(農林水産物貿易に関連する 主な規定)
(1)農業輸出補助金・ 輸出信用
締約国による TPP域内向けの輸出補助金を禁止 (WTOでは上限
の約束があるのみ)。輸出信用に関する規律作成に向けて WTOにお
いて協力することを規定。
(2)輸出税
締約国による TPP域内向けの輸出税を禁止 ・撤廃。 (WTOでは
規律なし)
(3)輸出制限
締約国が TPP域内向けの食料の輸出を禁止・制限する場合は、事
前に相手国に通報し、要請に応じて協議を実施しなければならないと
規定。輸出国に課される WTOにはない規定として、①実施 3
0 日前
までに通報すること、②輸出制限措置を導入する必要性について情報
提供すること、③締約国からの質問に対して 1
4 日以内に書面で回答
すること、④輸出制限措置は原則 6カ月間とし、対象品目の純輸入国
2カ月を超えて維持できないことを規定。
との協議なしに 1
(
4)関税害J
I当運用
TPP協定の下で設定された関税割当の運用について、害J
I当数量の
公表、未使用枠の返納・再配分、譲許表に定めた条件に追加して条件
を課すことの禁止等を規定。
(5)農業特別セー フガー ド (S S G)
TPP協定上の原産品として輸入される農産品は、 WTOの農業 S
SGの適用対象外とすることを規定。(注 :TPP域内からの輸入で
税率で輸入するもの
あっても、輸入者が TPP協定ではなく、 MFN
は SSGの対象。)
(
6)遺伝子組換え作物の貿易
遺伝子組換え作物について、承認に際しての透明性の向上(申請に
必要な書類、危険性・安全性評価の概要の公表)、未承認の遺伝子組
換え作物の微量混入事案についての情報の共有(開発企業からの情報
提供の促進等)、情報交換のための作業部会の設置等を規定。 (
いずれ
の規定も各国の法令及び政策の範囲内での対応を求めるもの。)
回
TPP協定による我が国工業製品の市場アクセスの改善内容
平 成 27年 10月 8日
経済産業省
固・
-工業製品については、我が国自身は、過去の山庁0交渉等の結果として輸入額
の大部分で、既に高いレベルの自由化を達成。
・本協定により、工業製品については、我が固から参加 11か国への輸出額 (
約1
9兆円 )
の99.9 %についての関税が撤廃される。 (
うち、即時撤廃の割合は 76.
笠監i
<各国への市場アクセスの概要>
1
.米国
- 工業製品の輸出額 (
約 10兆円 )の 100%の関税撤廃を実現。
自動車部品 (
現行税率主 !
こ2.5 %)については、 8割以上の即時撤廃で合意。米韓 FTAを
上回る水準。
<即時撤廃率>日米 C
TPP) 一 品 目 数 :87.4 %、輸出額 :81.3%
米韓 FTA ‘
一 品 目 数 :83.0%、輸出額 :77.5%
- 乗用車 (
現行税率 2.5 %)については、 15年目から削減開始、 20年目で半減、 22年目で
0.5 %まで削減、 25年目で撤廃。 (
TPP全体における、最長の関税撤廃期間は 30年目 )
- 家電、産業用機械、化学では、輸出額の 99%以上の即時撤廃を実現。
を即時撤廃。
(
例)家電:ビデオカメラ (
現行税率 :2.1%)
化学:プラスチック製品 (
現行税率 2.1%-6.5%)を即時撤廃 。
- 繊維・陶磁器等、地方中小企業に関連する品目についても関税撤廃を実現。
(
例)
陶磁器 :
対米輸出額の 75%を即時撤廃。
今治タオル:米国の現行税率 9.1%を5年目に撤廃。
•
2
.カナダ
- 工業製品の輸出額 (
約 1兆円 )の 100%の関税撤廃を実現。
- 乗用車 (
現行税率 6.1%)については、 5年目撤廃を実現。カナダ・ EUFTAの 8年目撤廃を
上回る水準。
自動車部品 (
現行税率:主!こ 6.0%)については、日本からの輸出の 9割弱が即時撤廃。
<即時撤廃率>日加 C
TPP)一品目数 :95.4%、貿易額 :87.5%
加韓 FTA 一 品 目 数 :72.2%、貿易額 :59.1%
- 化学、家電、産業用機械では輸出額の 99%以上の即時撤廃を実現。
•
3
.ニュージーランド
・
- 工業製品の輸出額の 98%以上が即時撤廃。残りも 8年固までには完全無税化。
4
4
.豪州(日豪 EPA:2015年 1月 15日発効)
- 工業製品の輸出額の 94.2 %が即時撤廃。日豪 EPA(
82.6%)を上回る水準。
- 輸出の約 5害J
I
を占める、乗用車、バス、トラック (
現行税率 5.0%)の新車は、輸出額の 10
0 %即時撤廃。日豪 EPA(
輸出額の 75%が即時撤廃)
を上回る水準。
E
5
.ベトナム(日越 EPA:2009年 10月 1日発効)
日本企業が高い輸出関心を有する 3,OOOcc超の自動車について 10年目撤廃巷実現Q_
0 %弱の高関拾で保護♀日越 EPAにおいては関雄撤廃は実現せずら
•
[
2原産地規則
1
.原 産 地 規 則 の 統 一
特 恵 税 率 の 適 用 が 可 能 な 12
力圏内の原産地規則の統一(事業者の制度
・ TPP
利用負担の緩和)。
2
.完 全 累 積 制 度
・複数の締約国において付加価値・加工工程の足し上げを行い、原産性を判断
する完全累積制度を採用。
3
.自動車の原産地規則
・ 自動車の原産地規則については、我が固完成車及び部品メーカーが、現在の
サプライチェーンの下で十分に対応できる内容を確保。
r
T
P
p
(環太平洋パートナーシップ協定)の大筋合
(参考)日本自動車工業会会長コメント (
意について J(抜粋))(
2
0
1
5
年1
0月6日)
r
T
P
P地域全体に適用される原産地規則については、現行のグローバルなサブρライチェー
ンの下で十分に対応で、きる内容になったことなどを歓迎します o J
・
・
⑦完成車の原産地規則
完成車については、控除方式による付加価値基準を用いる場合は、 55%。
また、その場合における特定の部品 7品目(注 1)については、協定上明記された加工工程
)のどれか一つでもTPP
域内で行われれば原産性が付与される制度を導入。
(
注2
(
注 1)強化ガラス、合わせガラス、車体(普通車用のもの)、車体(トラック等用のもの)、バンパー
(部分品は含まない)、車体の部分品、車軸。
(
注2
)射出成形、鍛造、金属成形、等
・
・
②自動車部品の原産地規則
自動車部品については、基本的には、関税分類変更基準と付加価値基準の選択制であり、
控除方式による付加価値基準の場合は、品目に応じて 45%""'55%。
また、この控除方式による付加価値基準の場合に 45%を越える分については、構成部品
PP
域内で行われれば原産性が
について協定上明記された加工工程のどれか一つでもT
付与される制度を導入。
2
Fly UP