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講 義 要 綱

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講 義 要 綱
講 義 要 綱
Syllabus
2012
,
Women s University
活水女子大学
教養教育科目
外国語科目、健康・スポーツ科学科目
目 次
建 学 の 精 神 ( キ リ ス ト 教 学 ) ………………………… 1
文 化 ・ 芸 術 、 社 会 、 自 然 系 科 目 ………………………… 10
情 報 系 科 目 ………………………… 29
教
養
特
別
講
座 ………………………… 35
健 康 ・ ス ポ ー ツ 科 学 系 科 目 ………………………… 39
外 国 語 科 目 ………………………… 43
教
職
に
関
す
る
科
目 ………………………… 59
司 書 教 諭 に 関 す る 科 目 ………………………… 83
学 芸 員 課 程 に 関 す る 科 目 ………………………… 87
司 書 課 程 に 関 す る 科 目 ………………………… 91
学内の他学部・学科に開放する科目 ………………………… 101
建学の精神(キリスト教学)
文化・芸術、社会、自然系科目
情
教
報
養
系
特
科
別
講
目
座
建学の精神(キリスト教学)
自然系科目
キ
リ
ス
ト
教
学
Ⅰ …… 1
生
命
の
科
学 …… 22
キ
リ
ス
ト
教
学
Ⅱ …… 3
自
然
環
境
論 …… 22
キ
リ
ス
ト
教
学
Ⅲ …… 5
食
と
く
ら
し …… 23
キ
リ
ス
ト
教
学
Ⅳ …… 8
食
べ
医
文化・芸術系科目
物
療
と
栄
と
健
養 …… 23
康 …… 24
微
生
物
と
生
活 …… 24
生
活
と
自
立 …… 25
哲
学
の
世
界 …… 10
食
日
本
の
文
学 …… 10
化 学 と 生 活(食生活健康学科) …… 25
西
洋
の
文
学 …… 11
化 学 と 生 活(上 記 以 外) …… 26
Ⅱ …… 11
生 物 学(看 護 学 部) …… 26
日 本 の 文 化 と 芸 術 Ⅰ ・ Ⅱ …… 12
化 学(看 護 学 部) …… 27
西 洋 の 文 化 と 芸 術 Ⅰ ・ Ⅱ …… 12
物 理 学(看 護 学 部) …… 27
西
洋
の
美
学 …… 13
カ ウ ン セ リ ン グ 論(看 護 学 部) …… 28
長
崎
の
造
形 …… 13
音
楽
の
世
界 …… 14
情報系科目
長
崎
文
化
論 …… 14
情
習 …… 15
ア プ リ ケ ー シ ョ ン 演 習 Ⅰ …… 31
論 理 学(看 護 学 部) …… 15
ア プ リ ケ ー シ ョ ン 演 習 Ⅱ …… 32
心 理 学(看 護 学 部) …… 16
情
報
の
科
学 …… 33
情
報
の
技
術 …… 33
美
異
術
の
文
歴
化
史
理
Ⅰ
・
解
演
報
処
理
基
礎 …… 28
社会系科目
ア プ リ ケ ー シ ョ ン 演 習 ( 看 護 学 部 ) …… 34
ジ ェ ン ダ ー か ら み る 社 会 …… 16
情 報 処 理 演 習 ( 看 護 学 部 ) …… 34
法
考
と
古
社
Ⅱ …… 17
教養特別講座
法 …… 18
大
歴 史 …… 18
秘
社
待 …… 19
秘
日
学
本
会
Ⅰ
会 …… 17
・
国
学
憲
へ
の
招
学
基
書
礎
学
セ
ミ
Ⅰ
書
ナ
・
学
ー …… 35
Ⅱ …… 35
Ⅲ …… 36
国
際
関
係
論 …… 19
特別講義「活 水 キ ャ リ ア 養 成 講 座」…… 36
経
済
と
社
会 …… 20
特別講義「学 校 教 育 基 礎 講 座」…… 37
−教 育 現 場 の う ら お も て−
現
社
心
代
社
会
と
会
福
行
と
祉
動
教
概
の
科
育 …… 20
論 …… 21
学 …… 21
イ
ン
タ
ー
ン
シ
ッ
プ …… 37
寄付講座⑴「資本市場の役割と証券投資」…… 38
科目名
担当者
単位数
崔 炳一
1単位(通年)
授業の到達目標及びテーマ
本授業の目的は、聖書の語るキリスト教信仰の基本的な事柄の概説を通して、活水の「建学の精神」の理解を深めること
であり、キリスト教が学生たちの関心事として身近に感じることである。
授業の概要
前期は「建学の精神」を学ぶ意義、活水学院の歴史および伝統などのキリスト教の基本的な事柄についての概説である。
後期はイエス・キリストについて学ぶことを通してキリスト教の土台を築く。
授業計画
<前期>
1.オリエンテーション
2.建学の精神(1)
3.建学の精神(2)
4.建学の精神(3)
5.キリスト教との出会い(1)
6.キリスト教との出会い(2)
7.キリスト教との出会い(3)
8.聖書の世界(1)
9.聖書の世界(2)
10.聖書の世界(3)
11.祈りと礼拝(1)
12.祈りと礼拝(2)
13.使徒信条と十戒(1)
14.使徒信条と十戒(2)
15.前期のまとめ
<後期>
1.オリエンテーション
2.イエス・キリストの生涯(1)
3.イエス・キリストの生涯(2)
4.イエス・キリストの生涯(3)
5.イエス・キリストの生涯(4)
6.イエス・キリストの教え(1)
7.イエス・キリストの教え(2)
8.イエス・キリストの教え(3)
9.イエス・キリストの教え(4)
10.イエス・キリストの教え(5)
11.イエスの十字架(1)
12.イエスの十字架(2)
13.イエスの十字架(3)
14.イエスの十字架(4)
15.後期のまとめ
試験・課題等の内容
期末に授業内容に即して試験を行う。
テキスト
1.聖書(新共同訳)2.聖学院キリスト教センター編『神
を仰ぎ、人に仕う』聖学院大学出版会
評価方法
参考文献
評価は、期末試験(50%)
、授業への参加(30%)
、課題・
1.佐藤哲典『わたしたちのキリスト教』
(日本キリスト
レポート(20%)
教団出版局)¥680
科目名
キリスト教学Ⅰ
(健康生活学部・看護学部・音楽学部1年)
(Studies of ChristianityⅠ)
担当者
単位数
二瓶 淨幸
1単位(通年)
授業の到達目標及びテーマ
キリスト教に関する基本的な事柄を概観することを通して、
『建学の精神』への理解を深める事を目的とする。
授業の概要
前期は「建学の精神」の継承とキリスト教についての基本的な事柄を広く学ぶいわゆるキリスト教入門。後期はイエス・
キリストについて時代的背景を含めて学ぶことを通して、キリスト教の土台を確認する。
授業計画
<前期>
1.導入
2.わたしたちとキリスト教
3.建学の精神(1)
4.建学の精神(2)
5.建学の精神(3)
6.日本と世界のキリスト教
7.キリスト教との出会い
8.教会の生活(1)
9.教会の生活(2)
10.祈りについて(1)
11.祈りについて(2)
12.祈りについて(3)
13.主の祈り(1)
14.主の祈り(2)
15.主の祈り(3)
<後期>
1.新約聖書の基本(1)
2.新約聖書の基本(2)
3.イエスとキリスト(1)
4.イエスとキリスト(2)
5.イエスについての2つの視点
6.イエスの時代(1)
7.イエスの時代(2)
8.初期の宣教活動(1)
9.初期の宣教活動(2)
10.後期の宣教活動(1)
11.後期の宣教活動(2)
12.十字架への道
13.十字架(1)
14.十字架(2)
15.十字架(3)
試験・課題等の内容
テキスト
授業内容に準拠した試験を学期毎に行う。隔週で「ミニ・
佐藤哲典著『わたしたちのキリスト教』日本基督教団出版
レポート」を提出する。
局 ¥680
評価方法
前後期各1回の試験 50%
年間のチャペル参加 30%
「ミニ・レポート」等 20%
参考文献
必要に応じて、その都度紹介する。
1
建学の精神︵キリスト教学︶
キリスト教学Ⅰ
(現代日本文化学科・人間関係学科1年)
(Studies of Christianity Ⅰ)
科目名
キリスト教学 I
(英語学科1年)
(Studies of Christianity I)
担当者
単位数
Sheila Norris
1単位(通年)
授業の到達目標及びテーマ
To gain a basic understanding of Christianity, and so to have a deeper understanding of the ethos and purpose of
Kwassui
授業の概要
In the first semester this course will provide an introduction to Christianity, and especially as it is seen in the
"founding spirit" of Kwassui, in church life, and in the lives of famous Christians. In the second semster the main focus
will be on the Bible, and especially on the life and teachings of Jesus and their influence.
授業計画
<前期>
1.Introductions
2.Christianity and our lives
3.The "founding spirit" of Kwassui(1)
4.The "founding spirit" of Kwassui(2)
5.Encountering Christianity
6.Christianity and Japan
7.Church life(1)
8.Church life(2)
9.Prayer(1)
10.Prayer(2)
11.Prayer(3)
12.Well-known Christians(1)
13.Well-known Christians(2)
14.Well-known Christians(3)
15.Consolidation
<後期>
1.The world of the Bible
2.The Old Testament(1)
3.The Old Testament(2)
4.The New Testament(1)
5.The New Testament(2)
6.The life and teachings of Jesus(1)
7.The life and teachings of Jesus(2)
8.The life and teachings of Jesus(3)
9.The life and teachings of Jesus(4)
10.The life and teachings of Jesus(5)
11.The life and teachings of Jesus(6)
12.The history of the Church(1)
13.The history of the Church(2)
14.The history of the Church(3)
15.Consolidation
試験・課題等の内容
Students will respond briefly in writing to what is
learned each week. There will be semester examinations.
テキスト
佐藤哲典
「わたしたちのキリスト教」
(日本基督教団出版局)
聖書
評価方法
Chapel Hour 30%
Weekly responses 30%
Semester examinations 40%
科目名
キリスト教学 I
(現代日本文化学科3年編入留学生)
(Studies of Christianity I)
担当者
単位数
Sheila Norris
1単位
授業の到達目標及びテーマ
To gain an understanding of the major themes and characters of the Bible
授業の概要
We will consider the important characters and the main kinds of writing in both the Old and New Testaments, and
explore the main ideas of the Bible and their relevance for modern society. Students will be asked to compare the
ideas of the Bible with the ways of thinking in their own cultures.
授業計画
<前期>
1.Introduction
2.The beginnings
3.The early ancestors(1)
4.The early ancestors(2)
5.The early ancestors(3)
6.Praise
7.Wisdom
8.Prophets(1)
9.Prophets(2)
10.Gospels(1)
11.Gospels(2)
12.The early church
13.Letters(1)
14.Letters(2)
15.Consolidation
試験・課題等の内容
Students will respond briefly in writing to the content
of the class each week. There will also be a final
examination.
評価方法
Chapel Hour 30%
Weekly responses 30%
Examination 40%
2
テキスト
The Bible
Japanese Hymnbook
科目名
担当者
単位数
Barbara Easton, Sheila Norris
1単位
授業の到達目標及びテーマ
To learn about the main characters of the New Testament
To apply the teachings of the Bible stories to modern day life
授業の概要
This course will provide an overview of the important New Testament Biblical characters and teachings. We will
look at the stories together, think about the actions of the main characters, and consider what relevance the Biblical
teachings have for our modern lives.
授業計画
<後期>
1.Introduction: John the Baptist
2.The beginnings of Jesus' ministry
3.Encounters and teachings(1)
4.Encounters and teachings(2)
5.Shuyokai theme
6.Encounters and teachings(3)
7.Encounters and teachings(4)
8.Easter
9.Pentecost: Peter and John
10.Stephen; Saul's conversion
11.Christmas
12.Jewish and Gentile Christians
13.Paul: travels and letters(1)
14.Paul: travels and letters(2)
15.Consolidation
試験・課題等の内容
Students will respond briefly in writing to what is
learned each week. There will be a final examination.
テキスト
The Bible,
Japanese Hymnbook
評価方法
Chapel Hour 30%
Weekly responses 30%
Semester examination 40%
科目名 キリスト教学Ⅱ
(人間関係学科2年)
(Studies of Christianity Ⅱ)
担当者 藤井 清邦
単位数 1単位(通年)
授業の到達目標及びテーマ
キリスト教信仰に基づいて形成された考え方の歴史(キリスト教思想史)を学び、当時の人々が自己の存在を如何にして
肯定的に受け止め、生きる勇気を持つに至ったかを学び、そしてそれが現代の人間形成に与える意味を考え、今がどのよ
うな時代であるのか、現代を捕える洞察力を養いたい。
授業の概要
講義を中心に、下記のテーマに従って進めていく。
授業計画
<前期>
1.はじめに
2.歴史的背景(1)
3.歴史的背景(2)
4.キリスト教以前の思想(1)
5.キリスト教以前の思想(2)
6.使徒教父(1)
7.使徒教父(2)
8.初代教父(1)
9.初代教父(2)
10.初代教父時代の戦い(1)
11.初代教父時代の戦い(2)
12.初代教父が形成した思想(1)
13.初代教父が形成した思想(2)
14.テスト対策
15.テスト対策
試験・課題等の内容
授業内容に即した試験を行う。
なお、学期中に小試験を実施することもあり得る。
評価方法
試験 60%
年間のチャペルアワー参加状況 30%
授業への取組状況および受講姿勢 10%
<後期>
1.はじめに
2.アウグスティヌス(1)
3.アウグスティヌス(2)
4.アウグスティヌス(3)
5.アウグスティヌス(4)
6.マルティン・ルター(1)
7.マルティン・ルター(2)
8.マルティン・ルター(3)
9.マルティン・ルター(4)
10.ジャン・カルヴァン(1)
11.ジャン・カルヴァン(2)
12.ジャン・カルヴァン(3)
13.ジャン・カルヴァン(4)
14.ジョン・ウェスレー(1)
15.ジョン・ウェスレー(2)
テキスト
なし
参考文献
必要に応じてその都度紹介する。
3
建学の精神︵キリスト教学︶
キリスト教学Ⅱ
(英語学科・現代日本文化学科2年)
(Studies in Christianity II)
科目名
キリスト教学Ⅱ
(音楽学部・看護学部・子ども学科2年)
(Studies in Christianity II)
担当者
単位数
Barbara Easton, Sheila Norris
1単位(通年)
授業の到達目標及びテーマ
To learn about the main characters of the New Testament
To apply the teachings of the Bible stories to modern day life
授業の概要
This course will provide an overview of the important New Testament Biblical characters and teachings. In the
first semester we will focus on the Gospel of Luke, and in the second semester we will read the Acts of the Apostles.
We will look at the stories together, think about the actions of the main characters, and consider what relevance the
Biblical teachings have for our modern lives.
授業計画
<前期>
1.Introduction
2.John the Baptist
3.The beginnings of Jesus ministry
4.Disciples
5.Teachings and healings(1)
6.Teachings and healings(2)
7.Teachings and healings(3)
8.Teachings and healings(4)
9.Teachings and healings(5)
10.Teachings and healings(6)
11.Teachings and healings(7)
12.Jesus in Jerusalem
13.Trial and crucifixion
14.The Resurrection and Ascension
15.Consolidation
<後期>
1.Review; Pentecost
2.Peter and John
3.Community living
4.Stephen
5.Shuyokai theme
6.Saul s conversion
7.Peter and Cornelius
8.Jewish and Gentile Christians
9.Paul: Philippi
10.Paul: Thessalonica and Athens
11.Christmas
12.Paul: Corinth
13.Paul: Ephesus
14.Paul: arrests and trials
15.Consolidation
試験・課題等の内容
Students will respond briefly in writing to what is
learned each week. There will be semester examinations.
テキスト
The Bible,
Japanese Hymnbook
評価方法
Chapel Hour 30%
Weekly responses 30%
Semester examinations 40%
科目名
キリスト教学Ⅱ
(生活デザイン学科2年)
(Christianity Ⅱ)
担当者
単位数
三河 悠希子
1単位(通年)
授業の到達目標及びテーマ
キリスト教の歴史を時代をおって学ぶことにより、キリスト教と社会や民衆との関係を探求する。また、キリスト教の歴
史の中で、長崎の地に宣教師が派遣された背景を知り、活水学院の建学の精神を深め、世界のキリスト教と活水学院の関
係、世界のキリスト教と学生自身の関係を考えることを目的とする。
授業の概要
下記のテーマに従って、キリスト教史を概観し、キリスト教と社会、民衆の関係、世界のキリスト教の歴史と活水学院、
学生自身の関係を模索する。
授業計画
<前期>
1.オリエンテーション
2.キリスト教史入門
3.古代のキリスト教
4.古代のキリスト教2
5.古代のキリスト教3
6.古代のキリスト教4
7.中世のキリスト教1
8.中世のキリスト教2
9.中世のキリスト教3
10.中世のキリスト教4
11.宗教改革1
12.宗教改革2
13.宗教改革3
14.宗教改革4
15.まとめ
<後期>
1.オリエンテーション
2.近代欧米のキリスト教1
3.近代欧米のキリスト教2
4.近代欧米のキリスト教3
5.近代欧米のキリスト教4
6.アジアのキリスト教
7.アジアのキリスト教2
8.日本のキリシタン
9.19世紀後半の日本のプロテスタント
10.19世紀後半の日本のプロテスタント
11.20世紀前半の日本のキリスト教
12.20世紀前半の日本のキリスト教2
13.第2次世界大戦とキリスト教
14.現代の世界と日本のキリスト教
15.まとめ
試験・課題等の内容
期末に授業内容に即した試験を行う
テキスト
大村 修文『キリスト教史−はじめの一歩−』
(日本基督
教団出版局)¥800
評価方法
評価は期末試験、レポート、チャペルアワーのレポートに
よって評価する。内訳は期末試験
(50%)
授業内でのレポー
ト課題(20%)チャペルアワーの参加(30%)とする。レ
ポートのテーマは授業内で示す。
参考文献
塩谷 直也『うさおとあるく教会史』日本基督教団出版局
4
科目名
担当者
単位数
Barbara Easton, Sheila Norris
1単位
授業の到達目標及びテーマ
To learn about the main characters of the Old Testament
To apply the teachings of the Bible stories to modern day life
To relate the Old Testament to faith as it is seen in the New Testament, in hymns and songs, and in the lives of wellknown Christians
授業の概要
This course will provide an overview of the important Old Testament Biblical characters and teachings. We will
look at the stories together, think about the actions of the main characters, and consider what relevance the Biblical
teachings have for our modern lives.
授業計画
<前期>
1.Beginnings
2.The first Bible people
3.The early ancestors(1)
4.The early ancestors(2)
5.Leaders: In and out of Egypt(1)
6.Leaders: In and out of Egypt(2)
7.Faithful Individuals(1)
8.Kings
9.Praise
10.Wisdom
11.Faithful Individuals(2)
12.Prophets(1)
13.Prophets(2)
14.Prophets(3)
15.Consolidation
試験・課題等の内容
Students will respond briefly in writing to what is
learned each week. There will be a final examination.
テキスト
The Bible,
Japanese Hymnbook
評価方法
Chapel Hour 30%
Weekly responses 30%
Semester examination 40%
科目名 キリスト教学Ⅲ
(人間関係学科3年)
(Studies of Christianity III)
担当者 友納 靖史
単位数 1単位
授業の到達目標及びテーマ
「人間とはどのような存在か?」
「
『わたし』とは一体何者か?」
。古今東西を問わず、この普遍的問いへの答えを人は求め
続けてきた。一度しかない大切な人生を豊かに生きる上で、自分自身の正しいアイデンティティーを確立し、自分と他者
を愛し・受け入れる人へと成長することを学ぶ。
授業の概要《副題:
「生き方とキリスト教」
》
内面世界を考察しつつ、人間の抱く様々な『感情』や直面する人生の諸問題をどのように理解し受けとめ、乗り越えてい
くのかを、聖書とキリスト教思想を通し、自分自身と他者、そして神をより深く理解する機会を提供していきたい。
授業計画
<前期>
1.はじめに …本当の「わたし」と出会う旅へ
2.人間とは何者か
3.人間はどうして価値ある存在なのか
4.喜び・楽しみ・笑い
5.痛み・悲しみ・悩み・苦しみ・罪責感と罪の意識
6.憎しみ・妬み・コンプレックス(優越感・劣等感)
7.差別と偏見
8.憤り・焦り・苛立ち・怒り
9.
「ヨセフ物語」から苦難を乗り越える方法を学ぶ
10.悲嘆(グリーフ)
・喪失感
11.孤独感・虚無感(虚しさ)
・恐れ・不安・憂鬱
12.癒しと赦しの確信
13.絶望から「希望」へ、不安と恐れから「平安」へ
14.それでも人生に“イエス”を!
15.まとめ …恐れず、人生の旅を続けるために
試験・課題等の内容
ミニ試験とレポートを予定
テキスト
聖書(旧約・新約)
『グッド グリーフ −健全な嘆き−』
(400円/授業にて配
布)やプリント
評価方法
○チャペルへの取組状況、授業への取組状況と態度
(30%)
○ミニ試験とレポート(70%)
参考文献
以上の総合点によって評価する。
随時紹介する。
5
建学の精神︵キリスト教学︶
キリスト教学Ⅲ
(英語学科・現代日本文化学科3年)
(Studies in Christianity III)
科目名
キリスト教学Ⅲ
(音楽学部・子ども学科3年)
(Studies in Christianity III)
担当者
単位数
Barbara Easton, Sheila Norris
1単位(通年)
授業の到達目標及びテーマ
To learn about the main characters of the New Testament
To apply the teachings of the Bible stories to modern day life
授業の概要
This course will provide an overview of the important New Testament Biblical characters and teachings. We will
look at the stories together, think about the actions of the main characters, and consider what relevance the Biblical
teachings have for our modern lives.
授業計画
<前期>
1.Introduction
2.John the Baptist
3.The beginnings of Jesus ministry
4.Disciples
5.Teachings and healings(1)
6.Teachings and healings(2)
7.Teachings and healings(3)
8.Teachings and healings(4)
9.Teachings and healings(5)
10.Teachings and healings(6)
11.Teachings and healings(7)
12.Jesus in Jerusalem
13.Trial and crucifixion
14.The Resurrection and Ascension
15.Consolidation
<後期>
1.Review; Pentecost
2.Peter and John
3.Community living
4.Stephen
5.Shuyokai theme
6.Saul s conversion
7.Peter and Cornelius
8.Jewish and Gentile Christians
9.Paul: Philippi
10.Paul: Thessalonica and Athens
11.Christmas
12.Paul: Corinth
13.Paul: Ephesus
14.Paul: arrests and trials
15.Consolidation
試験・課題等の内容
Students will respond briefly in writing to what is
learned each week. There will be semester examinations.
テキスト
The Bible,
Japanese Hymnbook
評価方法
Chapel Hour 30%
Weekly responses 30%
Semester examinations 40%
科目名
キリスト教学Ⅲ
(食生活健康学科3年)
(Studies of Christianity Ⅲ)
担当者
単位数
二瓶 淨幸
1単位(通年)
授業の到達目標及びテーマ
ユダヤ教が生んだ「旧約聖書」は、キリスト教に相続され、さらにイスラム教にも引き継がれた。
「旧約聖書」が、三大
一神教を介して歴史に与えた影響は、はかり知ることが出来ないほど大きい。本講では、 旧約聖書に登場する主な人物に
焦点をあてつつ旧約聖書を概観することを目的とする。
授業の概要
前期は旧約聖書の基本的な事柄を確認し、引き続いて旧約聖書の土台ともいえる創世記に記されたいくつかの神話をとり
あげ、現代的な諸課題に関連付けながら学ぶ。後期は旧約聖書最大の歴史的事実である「出エジプト」を中心に、その時
代に生きた人物とその信仰に焦点をあてる。
授業計画
<前期>
1.導入
2.旧約聖書の基礎(1)
3.旧約聖書の基礎(2)
4.旧約聖書の基礎(3)
5.旧約聖書の基礎(4)
6.旧約聖書の地理(1)
7.旧約聖書の地理(2)
8.世界創造と現代(1)
9.世界創造と現代(2)
10.世界創造と現代(3)
11.旧約聖書の人間理解(1)
12.旧約聖書の人間理解(2)
13.旧約聖書の人間理解(3)
14.旧約聖書の人間理解(4)
15.旧約聖書の人間理解(5)
<後期>
1.アブラハムからヨセフ(1)
2.アブラハムからヨセフ(2)
3.モーセの時代(1)
4.モーセの時代(2)
5.モーセの時代(3)
6.モーセの時代(4)
7.モーセの時代(5)
8.エジプトからカナンへ(1)
9.エジプトからカナンへ(2)
10.エジプトからカナンへ(3)
11.エジプトからカナンへ(4)
12.
「十戒」
(1)
13.
「十戒」
(2)
14.
「十戒」
(3)
15.
「十戒」
(4)
試験・課題等の内容
授業に準拠した試験を行う。
隔週で「ミニ・レポート」を提出。
テキスト
二瓶淨幸著『わたしたちの旧約聖書』日本基督教団出版局
¥680
評価方法
前後期各1回の試験 50%
年間のチャペル参加 30%
「ミニ・レポート」等 20%
参考文献
必要に応じて、その都度紹介する。
6
担当者 藤井 清邦
単位数 1単位(通年)
授業の到達目標及びテーマ
旧約聖書を通して、その物語や言葉が伝える人間の姿、その存在の目的、世界史の行方を改めて考える。そして聖書が伝
えようとしている本来の人間の在り方を通して、自己自身を見つめなおす機会としたい。
授業の概要
講義を中心に、下記のテーマに従って進めていく。
授業計画
<前期>
1.はじめに
2.聖書の読み方
3.創造物語(1)
4.創造物語(2)
5.アダムの罪(1)
6.アダムの罪(2)
7.カインとアベル(1)
8.カインとアベル(2)
9.ノアの方舟(1)
10.ノアの方舟(2)
11.バベルの塔(1)
12.バベルの塔(2)
13.アブラハム(1)
14.アブラハム(2)
15.アブラハム(3)
試験・課題等の内容
授業内容に即した試験を行う。
なお、学期中に小試験を実施することもあり得る。
評価方法
試験 60%
年間のチャペルアワー参加状況 30%
授業取組状況および受講姿勢 10%
科目名
キリスト教学Ⅲ
(看護学部3年)
(Studies of Christianity Ⅲ)
<後期>
1.はじめに
2.背景
3.モーセ
4.十戒(1)
5.十戒(2)
6.十戒(3)
7.十戒(4)
8.十戒(5)
9.十戒(6)
10.十戒(7)
11.十戒(8)
12.十戒(9)
13.十戒(10)
14.十戒の現代における意味
15.十戒の現代における意味
テキスト
聖書は必ず持参すること
参考文献
必要に応じてその都度紹介する
担当者
単位数
二瓶 淨幸
1単位
授業の到達目標及びテーマ
ユダヤ教が生んだ「旧約聖書」は、キリスト教に相続され、さらにイスラム教にも引き継がれた。
「旧約聖書」が、三大
一神教を介して歴史に与えた影響は、はかり知ることが出来ないほど大きい。本講では、 旧約聖書に登場する主な人物に
焦点をあてつつ旧約聖書を概観することを目的とする。
授業の概要
前半は旧約聖書の基本的な事柄を確認し、引き続いて旧約聖書の土台ともいえる創世記に記されたいくつかの神話をとり
あげ、現代的な諸課題に関連付けながら学ぶ。後半は旧約聖書最大の歴史的事実である「出エジプト」を中心に、その時
代に生きた人物とその信仰に焦点をあてる。
授業計画
<前期>
1.導入
2.旧約聖書の基礎(1)
3.旧約聖書の基礎(2)
4.旧約聖書の地理
5.世界創造と現代(1)
6.世界創造と現代(2)
7.旧約聖書の人間理解(1)
8.旧約聖書の人間理解(2)
9.アブラハムからヨセフ
10.モーセの時代(1)
11.モーセの時代(2)
12.エジプトからカナンへ(1)
13.エジプトからカナンへ(2)
14.
「十戒」
(1)
15.
「十戒」
(2)
試験・課題等の内容
授業に準拠した試験を行う。
毎週「ミニ・レポート」を提出。
テキスト
二瓶淨幸著『わたしたちの旧約聖書』日本基督教団出版局
¥680
評価方法
試験 50%
チャペル参加 30%
「ミニ・レポート」
20%
参考文献
必要に応じて、その都度紹介する。
7
建学の精神︵キリスト教学︶
科目名 キリスト教学Ⅲ
(生活デザイン学科3年)
(Studies of Christianity III)
科目名
キリスト教学Ⅲ
(短期留学生3・4年)
(Studies of Christianity III)
担当者
単位数
Barbara Easton
1単位(通年)
授業の到達目標及びテーマ
To think about and discuss values for daily living
授業の概要
This course is based on discussion(in Japanese and/or English)from the various perspectives of the group members.
授業計画
<前期>
1.Living water(1)
2.Living water(2)
3.Living water(3)
4.Living water(4)
5.Living water(5)
6.Hope(1)
7.Hope(2)
8.Hope(3)
9.Hope(4)
10.Hope(5)
11.Love and peace(1)
12.Love and peace(2)
13.Love and peace(3)
14.Love and peace(4)
15.Love and peace(5)
試験・課題等の内容
This course is based on the classroom activity, so active
participation is important, and the success of the class
depends on everyone's will to communicate and respond
to others. There will be no examinations.
<後期>
1.Human relations(1)
2.Human relations(2)
3.Human relations(3)
4.Human relations(4)
5.Human relations(5)
6.Encounters(1)
7.Encounters(2)
8.Encounters(3)
9.Encounters(4)
10.Encounters(5)
11.Past and future(1)
12.Past and future(2)
13.Past and future(3)
14.Past and future(4)
15.Past and future(5)
テキスト
Teacher handouts
参考文献
The Bible
評価方法
Chapel Hour 30%
Active participation 60%
Final response essay 10%
科目名
キリスト教学Ⅳ
(英語学科4年)
(Studies of Christianity IV)
担当者
単位数
Sheila Norris
1単位(通年)
授業の到達目標及びテーマ
Understanding basic Christian concepts
Applying Christian principles to modern life
授業の概要
In this class we will consider fundamental Christian principles as they may affect us as individuals in modern life.
授業計画
<前期>
1.Introductions
2.Examples to follow and avoid - OT
3.Examples to follow and avoid - NT
4.Prayer(1)
5.Prayer(2)
6.The Ten Commandments
7.The Sermon on the Mount
8.Possessions
9.The value of life
10.The importance of the individual
11.Sin
12.Repentance
13.Forgiveness
14.Light and darkness
15.Consolidation
試験・課題等の内容
Students will be asked to respond briefly in writing to
the content of the class each week. There will also be a
final report in each semester.
評価方法
Chapel Hour 30%
Weekly responses 30%
Reports 40%
8
<後期>
1.New beginnings
2.Food and feasts
3.Virtues
4.The "I am" sayings(1)
5.Shuyokai theme
6.The "I am" sayings(2)
7.Living water(1)
8.Living water(2)
9.Christmas(1)
10.Christmas(2)
11.Christmas(3)
12.Healing
13.OT wisdom
14.NT wisdom
15.Consolidation
テキスト
The Bible
科目名
崔 炳一
1単位
(通年)
授業の到達目標及びテーマ
本講義は「建学の精神」の学びの締めくくりである。これまで習得してきたキリスト教の基礎知識に基づいてキリスト教
的人生観・世界観・価値観などを具体的な生活や生き方の射程において学び、学生たちが直面する様々な諸問題の分析と
解決を試みる。
授業の概要
キリスト教の基礎知識を復習し、人間が活きるうえで出会う身近な諸問題を考察の対象しつつこれらの問題に対して聖書
およびキリスト教が示す見方・考え方を体得していく。
授業計画
<前期>
1.オリエンテーション
2.近代日本とキリスト教(1)
3.近代日本とキリスト教(2)
4.近代日本とキリスト教(3)
5.キリスト教における寛容の精神(1)
6.キリスト教における寛容の精神(2)
7.人種・人権問題とキリスト教(1)
8.人種・人権問題とキリスト教(2)
9.キリスト教と女性(1)
10.キリスト教と女性(2)
11.キリスト教と環境倫理(1)
12.キリスト教と環境倫理(2)
13.戦争と平和について(1)
14.戦争と平和について(2)
15.まとめ
<後期>
1.オリエンテーション
2.生と死をめぐって(1)
3.生と死をめぐって(2)
4.生と死をめぐって(3)
5.生と死をめぐって(4)
6.臨終の倫理(1)
7.臨終の倫理(2)
8.臨終の倫理(3)
9.愛するということ(1)
10.愛するということ(2)
11.キリスト教と仕事(1)
12.キリスト教と仕事(2)
13.キリスト教における謙遜と高邁(1)
14.キリスト教における謙遜と高邁(2)
15.まとめ
試験・課題等の内容
期末に授業内容に即した試験を行う。
テキスト
聖書(新共同訳)およびプリントを配布する。
評価方法
評価は、期末試験50%、授業への取り組み30%、課題・レ
ポート20%。
参考文献
NCC生命倫理委員会(編)
『いのちの倫理を考える』新教
出版社
科目名 キリスト教学Ⅳ
(看護学部4年)
(Studies of Christianity Ⅳ)
担当者 崔 炳一
単位数 1単位
授業の到達目標及びテーマ
本講義は「建学の精神」の学びの締めくくりである。これまで習得してきたキリスト教の基礎知識に基づいてキリスト教
的人生観・世界観・価値観などを具体的な生活や生き方の射程において学び、学生たちが直面する様々な諸問題の分析と
解決を試みる。
授業の概要
キリスト教の基礎知識を復習し、人間が活きるうえで出会う身近な諸問題を考察の対象しつつこれらの問題に対して聖書
およびキリスト教が示す見方・考え方を体得していく。
授業計画
<後期>
1.導入:近代日本とキリスト教
2.キリスト教における寛容(1)
3.キリスト教における寛容(2)
4.戦争と平和について
5.人種・人権問題とキリスト教(1)
6.人種・人権問題とキリスト教(2)
7.生と死をめぐって(1)
8.生と死をめぐって(2)
9.生と死をめぐって(3)
10.臨終の倫理(1)
11.臨終の倫理(2)
12.臨終の倫理(3)
13.いのちを寄り添う「隣人」として生きる(1)
14.いのちを寄り添う「隣人」として生きる(2)
15:まとめ:キリスト教における謙遜と高邁
試験・課題等の内容
1.学期末に授業内容に即した試験を行う。
評価方法
期末試験50%、授業への取り組み30%、課題・レポート
20%。
参考文献
NCC生命倫理委員会(編)
『いのちの倫理を考える』新教
出版社
履修上の注意等
授業には常時、聖書を持参すること。
テキスト
聖書(新共同訳)およびプリントを配布する。
9
建学の精神︵キリスト教学︶
キリスト教学Ⅳ
担当者
(現代日本文化学科・人間関係学科・音楽学部・健康生活学部4年) 単位数
(Studies of Christianity Ⅳ)
科目名 哲学の世界
(Philosophy)
担当者 関谷 融
単位数 2単位
授業の到達目標及びテーマ
哲学の歴史をふまえて、その中で提示された原理的な思考を理解すること、そしてそれらを現代の私たちの生活に役立つ
ようリサイクルする姿勢を獲得する。
⑴古代ギリシャに源流をもつとする(西洋)哲学の「枠組み」とは何であったのか、そして哲学はどのような成果をあげ
たのかについて述べることができる。
⑵その哲学の「枠組み」はどのような限界をもっていたのかについて述べることができる。
⑶その限界を乗り越えようとする努力がどのように展開されているのかについて述べることができる。
授業の概要
よく「哲学史」は古代ギリシャ時代から語り起こされますが、なぜそうなっているのかについて、現代の諸思想の視点を
紹介しながら講義します。
授業計画
<前期>
1.文化の束縛
2.歴史の束縛
3.制度の束縛
4.近代世界と「人間」
5.責任と他者
6.主体性とは
7.構造主義の登場とその時代模様
8.西洋的な人間観の動揺
9.科学と「人間」
10.近代を準備したもの⑴
11.近代を準備したもの⑵
12.近代を準備したもの⑶
13.近代哲学の臨界
14.記号と現実
15.思想と実践
試験・課題等の内容
ノートと講義内容をまとめてレポートする。
テキスト
授業時に提示する。
評価方法
レポート 60%、授業への取り組み状況 40%
参考文献
授業時に提示する。
科目名
日本の文学
(Introduction to Japanese Literature)
担当者
単位数
常吉 幸子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本の物語・小説……すなわち散文文学を中心に「日本的」であるとはどういうことかを考えていく。すぐれた文学作品
を読むばかりでなく、特に「日本らしさ」の特徴において特筆すべき作品を選んでとりあげたい。
授業の概要
とりあげるのは、勧進帳(義経伝説)
、徒然草、伽婢子・狗張子、西鶴の浮世草子、上田秋成の作品、泉鏡花の小説など
であるが、作品の概要と、その作品そのものを取り上げた教材プリントを配布し、設問への答えや感想などを書き記させ
ながら、個々の作品について、背景を紹介し、読み味わい、考えていきたい。
授業計画
<前期>
1.日本的心性とは何か(1)……歌舞伎『勧進帳』
2.日本的心性とは何か(2)……『徒然草』
3.日本化するとはどういうことか(1)……中国志怪と『伽婢子』第1回
4.日本化するとはどういうことか(2)……中国志怪と『伽婢子』第2回
5.日本化するとはどういうことか(3)……中国志怪と『伽婢子』第3回
6.俳諧連歌と西鶴のリアリティー……『好色五人女』第一回
7.俳諧連歌と西鶴のリアリティー……『好色五人女』第二回
8.俳諧連歌と西鶴のリアリティー……『好色五人女』第三回
9.西鶴以後を代表する江島其磧……『傾城色三味線』
10.一体何が言いたいの?……上田秋成『諸道聴耳世間猿』
11.あれれ?これって、怪異なの?……同『世間妾形質』
12.幻惑して循環する不思議な構造……同『雨月物語』の「浅茅が宿」
13.文明開化と欧米への反発……泉鏡花初期作品
14.独特な「日本的」世界への沈潜……泉鏡花『草迷宮』
15.単位レポート作成指導
試験・課題等の内容
各テーマごとにプリントを配布し、仕上げていく。
期末レポートを課す。
評価方法
授業への取組状況 30% 単位レポートの提出 70%
10
テキスト
とくになし。各テーマごとにプリントを配布する。
参考文献
諸種の『西鶴全集』
、
『泉鏡花選集』
、
『上田秋成全集』や諸
文庫本など。
科目名
西洋の文学
(European Literature)
担当者
単位数
井石 哲也
2単位
授業の概要
小説ジャンルの歴史について講義する。
「小説」
(Novel)は、18世紀のイギリスにおいて勃興、確立したといわれる。本
授業では、17世紀までその歴史をさかのぼり、フィクションの代表的作家とその作品を紹介しながら、
「小説」というジャ
ンルがいかにして、現代のわれわれに身近な存在になったかについて考える。
授業計画
<後期>
1.導入:文学ジャンルとしての「小説」
2.17世紀のフィクション
3.18世紀の小説①
4.18世紀の小説②
5.18世紀の小説③
6.18世紀の小説④
7.19世紀の小説①
8.19世紀の小説②
9.19世紀の小説③
10.19世紀の小説④
11.20世紀の小説①
12.20世紀の小説②
13.20世紀の小説③
14.20世紀の小説④
15.まとめ:
「小説」の現在
試験・課題等の内容
3回の小テストと定期試験(筆記)を実施する。
評価方法
小テスト 30%、定期試験 70%
テキスト
The Penguin Guide to Literature in English: Britain and Ireland
(最新イギリス文学史(コメンタール付)改訂新版)
(南雲
堂)
。その他、適時プリントを配布する。
参考文献
授業時に詳しく指示する。
科目名
美術の歴史Ⅰ・Ⅱ
(Art HistoryⅠ・Ⅱ)
担当者
単位数
石塚 晃
各2単位
授業の到達目標及びテーマ
欧米においては美術の歴史についての知識は、豊かな人間性を形成するための最も基本的な人文学的教養のひとつと位置
づけられている。この講義も同じ立場に立って行う。この講義は、基本的教養として知っておきたい美術史上の名作を中
心に採り上げ、作品の意味、様式的特徴、美術史上の意義、芸術的価値、昨者の人生と人間性、特定の文化的状況におけ
る作品の成立と受容などの論点について解説する。これらの事項を学びながら、美術の歴史についての基本的知識を習得
し、美術作品に対する豊かな感受性を養っていくことを目的とする。
授業の概要
西洋美術の歴史を古代から近代まで概説する。前期は古代から中世の美術、
後期は中世末期から近代の美術について学ぶ。
スライドとPower Pointなどの各種視覚教材を使用する。
なお、本講義は学芸員課程選択科目「美術史」の科目である
授業計画
<前期>
1.美術史とは何か(1)
2.美術史とは何か(2)
3.古代エジプト美術(1)
4.西洋の建築(Ⅰ)
:古代ギリシャ神殿
5.古代建築の歴史的展開
6.古代近東美術(2)
7.エーゲ美術
8.古代ギリシャ美術(1)
9.古代ギリシャ美術(2)
10.エトルスク美術
11.古代ローマ美術(1)
12.古代ローマ美術(1)
13.初期キリスト教美術
14.西欧初期中世美術・ロマネスク美術
15.ビザンティン美術
<後期>
1.ゴシック美術(1)
2.ゴシック美術(2)
3.中世末期の美術
4.初期ネーデルラント美術
5.ルネサンス美術(1)
6.ルネサンス美術(2)
7.西洋の建築(Ⅱ)
:キリスト教の教会堂
8.バロック美術
9.ロココ美術
10.新古典主義
11.ロマン主義
12.レアリスム
13.西洋近代の文化(1)
14.西洋近代の文化(2)
15.総括
試験・課題等の内容
学期末にレポートを課す。
テキスト
H.W.ジャンソン他『西洋美術の歴史』創元社 ¥3300
評価方法
レポートと平素の受講姿勢をもとに総合的に評価を行う。
レポート70%、平素の受講姿勢30%+α。受講姿勢を重視
し、私語と居眠りを禁止する。私語を注意しても改めない
場合は、他の学生の受講する権利を守るために厳しく対処
する。その結果として、たとえ学期末の課題の内容が良く
ても総合点では不合格となる場合もあることを、予め明記
しておく。
参考文献
授業の中で適宜紹介する。
11
文化・芸術、社会、自然系科目
授業の到達目標及びテーマ
イギリス「小説」の勃興と発達について、特に17世紀以降の作品を取り上げて概説する。
科目名
日本の文化と芸術Ⅰ・Ⅱ
(History of Japanese CultureⅠ・Ⅱ)
担当者
単位数
細井 浩志
各2単位
授業の到達目標及びテーマ
Ⅰ:日本の政治・社会・文化に大きな影響を与え、最近はすっかり市民権を得たのが陰陽道です。ただし巷では様々なイ
メージが入り乱れているので、この講義では陰陽道の本来の姿について、受講生が正しく理解することを目的として
います。
Ⅱ:
「国史」編纂の歴史をテーマとします。国史とは日本国の歴史について書かれた日本古代の歴史書を指します。国家
がこうした歴史書を編纂する背景と、編纂された歴史書によって読者がもつようになる歴史意識を考察し、日本古代
に限定されない、歴史書がもつ普遍的意味を理解できるようになるのが目標です。
授業の概要
Ⅰ:陰陽道の歴史的展開過程を概観します。時代ごとに変化を続けるその姿にも注目して下さい。なお状況を見て、授業
計画を一部変更する場合があります。
Ⅱ:
『日本書紀』より始まり『日本三代実録』
、さらには未完成の『新国史』に至る国史編纂の政治的・社会的背景を概観
して、さらに国史が読者に与えた影響に触れ、その歴史的意義を明らかにする予定です。
授業計画
<前期>
1.はじめに
2.陰陽道とは何か
3.日本における風水と陰陽道
4.陰陽道の形成と道教
5.天文道と暦道
6.安倍晴明の実像と晴明伝承
7.都市と陰陽道
8.鎌倉時代の陰陽道
9.室町時代の陰陽道
10.戦国時代の陰陽師の活動
11.戦国末期の陰陽道―陰陽道の危機
12.近世の陰陽道―陰陽道の滅亡と復興
13.幕府天文方と土御門家―改暦をめぐる争い
14.陰陽道の消滅―明治維新後の陰陽道
15.おわりに―再び陰陽道とは何か?
試験・課題等の内容
期末試験では、毎回の授業内容、特に歴史的観点を修得し
ているかを見ます。
評価方法
期末試験70% 予習および授業中の様態30%
テキスト
毎回資料を配付します。
科目名
西洋の文化と芸術Ⅰ・Ⅱ
(Western Culture and ArtⅠ・Ⅱ)
<後期>
1.はじめに
2.
「国史」とは何か
3.国史編纂の開始
4.最初の国史『日本書紀』の誕生(その1)
5.最初の国史『日本書紀』の誕生(その2)
6.最初の国史『日本書紀』の誕生(その3)
7.
『続日本紀』の成立(その1)
8.
『続日本紀』の成立(その2)
9.
『続日本紀』の成立(その3)
10.
『続日本紀』の成立(その4)
11.
『日本後紀』の編纂
12.
『続日本後紀』の編纂
13.
『日本文徳天皇実録』の編纂
14.
『日本三代実録』の編纂
15.おわりに
参考文献
Ⅰ: 林 淳・ 小 池 淳 一 編 著『 陰 陽 道 の 講 義 』 嵯 峨 野 書 院、
2002年
Ⅱ:坂本太郎『六国史』吉川弘文館、1970年
遠 藤 慶 太『 平 安 勅 撰 史 書 研 究 』 皇 學 館 大 学 出 版 部、
2006年
細井浩志『古代の天文異変と史書』吉川弘文館、2007
年
その他、授業中に適宜紹介します。
担当者
単位数
石塚 晃
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
人文学の分野における教養教育として、西洋の文化と芸術について理解を深めることを目的とする。
授業の概要
前期は、西洋の文化的伝統の基礎をなす古典古代文化についての理解を深めるため、古典古代の形ある主な文化遺産と古
代ギリシャ・ローマ神話について学ぶことを主な内容とする。スライドおよびPowerPointなどの視覚教材を使用。学生
は古代ギリシャ神話について自主的に学び、この講義を履修したことをきっかけに、講義で扱いきれない神話についても
積極的に学んでほしい。
後期は、主に西洋の中世、近世、近代の文化と芸術を学ぶ。書物の歴史、装飾写本、教会堂建築など、中世から近世の重
要な文化遺産について学んだ後、近代の文化について学んで総括する。
「西洋の文化と芸術Ⅰ」で学んだ古代文化が後の
西洋文化にどのように受け継がれ、変貌し、あるいは復活したかという視点も取り入れつつ、中世、近世、近代における
西洋の重要な文化遺産を概観する。スライドおよびPowerPointなどの各種視覚教材を使用する。
なお、本講義は学芸員課程選択科目「文化史」の科目である。
授業計画
<前期>
1.授業の概要の説明
2.西洋文化の源流(1)
3.西洋文化の源流(2)
4.西洋の建築(Ⅰ)
:古代ギリシャ神殿
5.古代建築の歴史的展開
6.神殿装飾の基礎知識
7.神殿装飾の歴史的展開(1)
8.神殿装飾の歴史的展開(2)
9.神殿装飾の歴史的展開(3)
10.古代ギリシャ神話と絵画表現の歴史(1)
11.古代ギリシャ神話と絵画表現の歴史(2)
12.古代ギリシャ神話と絵画表現の歴史(3)
13.古代ギリシャ神話と絵画表現の歴史(4)
14.古代ギリシャ神話と絵画表現の歴史(5)
15.古代ギリシャの死生観と墓碑装飾
試験・課題等の内容
学期末にレポートを課す。
評価方法
レポートと平素の受講姿勢をもとに総合的に評価を行う。
レポート70%、平素の受講姿勢30%+α。受講姿勢を重視
し、私語と居眠りを禁止する。私語を注意しても改めない
場合は、他の学生の受講する権利を守るために厳しく対処
する。その結果として、たとえ学期末の課題の内容が良く
ても総合点では不合格となる場合もあることを、予め明記
しておく。
12
<後期>
1.書物の歴史:古代(1)
2.書物の歴史:古代(2)
3.書物の歴史:中世の写本
4.西洋の季節観・自然観:中世
5.西洋の季節観・自然観:近世
(1)
6.西洋の季節観・自然観:近世
(2)
7.西洋の建築(Ⅱ)
:キリスト教の教会堂
8.キリスト教聖堂の装飾
9.西洋の都市(1)
10.西洋の都市(2)
11.西洋近世の文化(1)
12.西洋近世の文化(2)
13.西洋近代の文化(1)
14.西洋近代の文化(2)
15.総括
テキスト
前期:古代ギリシャ神話の本を各自で1冊用意する。詳し
いことは初回の授業で説明する。
後期:なし。授業の内容ごとに適宜文献を紹介する
参考文献
多数あり。授業の中で紹介する。
科目名
西洋の美学
(European Aesthetics)
担当者
単位数
津田 礼子
2単位
授業の概要
西洋の原始・古代から20世紀(主に19世紀まで)の美術を中心とする芸術の様式、美意識の変遷について概説する。
授業計画
<後期>
1.原始 − 旧石器・新石器時代
2.古代地中海
3.古代ギリシア(1)
4.古代ギリシア(2)
5.中世(1)初期キリスト教、ビザンチン
6.中世(2)ロマネスク
7.中世(3)ゴシック
8.ルネッサンス(1)
9.ルネッサンス(2)
10.バロック
11.ロココ
12.古典主義
13.ロマン主義
14.印象主義
15.19世紀後期∼20世紀
試験・課題等の内容
試験により授業の内容を理解しているかどうかを問う。年
代、名称の暗記ではなく、各時代の様式や美意識を作品と
共に理解していることが求められる。
評価方法
授業への取組状況 10%
期末試験 90%
科目名
長崎の造形
(The Monuments in Nagasaki City)
テキスト
高階秀爾監修「西洋美術史」美術出版社
参考文献
望月登美子「エステティカ−やさしい美学」文化出版社
吉川逸治監修「西洋美術史」美術出版社
担当者
単位数
宮本 達夫
2単位
授業の到達目標及びテーマ
長崎市に存在する洋風建築、社寺建築および街並に関する基礎知識を身につけ、歴史的都市である長崎とその建築の造形
について学びます。
授業の概要
長崎は、出島や唐人屋敷が存在したことにより、従来から様々な外国文化の影響を受けており、他の都市とは異なる造形
が存在します。本講義では、特に長崎の建築や街並みについて学ぶことを目的としています。しかし、建築や街並みにつ
いて馴染みのない学生にとっては理解しにくい部分もあると思います。よって、それらについての初歩的な知識を学びな
がら長崎についての街並みや建築についての知識を身に付けて行きます。
授業計画
<前期>
1.長崎における伝建地区の概要
2.出島
3.唐人屋敷
4.長崎居留地の形成(1)
5.長崎居留地の形成(2)
6.長崎居留地の洋風建築(1)
7.長崎居留地の洋風建築(2)
8.長崎居留地の洋風建築(3)
9.長崎における寺町の形成
10.寺院建築の基礎(1)
11.寺院建築の基礎(2)
12.神社建築の基礎(1)
13.神社建築の基礎(2)
14.長崎における寺社建築(1)
15.長崎における寺社建築(2)
試験・課題等の内容
筆記試験を実施します。
評価方法
試験およびレポート提出で評価します。
テキスト
適宜プリントを配布し、かつWEB上で講義資料を公開し
ます。
参考文献
長崎の文化財(長崎市教育委員会)
13
文化・芸術、社会、自然系科目
授業の到達目標及びテーマ
西洋の各時代の美術作品を観賞し各々の様式的特徴を理解する。各時代の美意識について時代的背景と共に理解する。作
品、様式、美意識を関連させ認識する。
科目名
音楽の世界
(Music)
担当者
単位数
草場 紀久子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
クラシック音楽400年の大きな流れの基となった作曲家達の音楽に親しみ、変遷を概観する。人々の生きる力となり人生
を豊かにする音楽の役割、効用を実感してほしい。大きなポピュラリティーを獲得しているミュージカルにも触れ、クラ
シック音楽が他のジャンルの音楽の基になり、影響を及ぼしていることを理解する。
授業の概要
音楽の父ともいわれるバッハについては、
その音楽の成り立ち、
構成、
特徴について触れ、
作品を聴いていく。
モーツアルト、
ベートーヴェン、ショパン、ブラームスについては、作曲家の特徴や聴き所に触れてから作品を聴いていく。又、今回も
例年鑑賞して好評なミュージカルの作品を紹介、クラシック音楽が他の分野に及ぼしている影響に触れながら紹介してい
く。下記の授業計画は順番が前後することもある。
授業計画
<後期>
1.バッハ1 バッハは何故音楽の父と言われるのか
2.バッハ2 何故素晴らしい音楽を作れたのか。作曲技法と神への思い
3.バッハ3 クリスマスオラトリオ in ベツレヘム
4.バッハ4 クリスマスオラトリオ in エルサレム
5.気軽に音楽を楽しもう! ミュージカル1 レ・ミゼラブル25周年記念コンサート in ロンドン/マンマ・ミーア(1)
6.気軽に音楽を楽しもう! ミュージカル2 マンマ・ミーア(2)
7.天才・モーツアルト
8.ベートーヴェン1 ボン・ベートーヴェン音楽祭 交響曲第5番「運命」
9.ベートーヴェン1 ボン・ベートーヴェン音楽祭 交響曲第9番
10.ショパン生誕200年ガラコンサートinワルシャワ ピアノ協奏曲第2番 ノクターン
11.気軽に音楽を楽しもう! ミュージカル3 サラ・ブライトマンライブ in ウィーン
12.気軽に音楽を楽しもう! ミュージカル4 オペラ座の怪人
13.ブラームスとベルリン・フィル カラヤン 交響曲第1番、第4番
14.生演奏を聴こう チャペルコンサート
15.音楽とは何か? 総復習と確認 「四季」4つの街の物語
試験・課題等の内容
試験内容は、授業内容とテキストより出題。
テキスト
高嶋ちさ子著
「知識ゼロからのクラッシック入門」
(幻冬舎)
評価方法
授業への取組状況50% 試験50%
科目名
長崎文化論
(The Study of Nagasaki Culture)
担当者
単位数
野中 和孝
2単位
授業の到達目標及びテーマ
現在、長崎のキリスト教遺産を世界遺産登録しようという運動が進められていますが、文化遺跡の「観光化」の問題を、
その歴史から学ぶことが大切です。その結果として、地域住民との共有および保存が達成されると考えます。どのような
過程で、その文化遺跡はできあがったのか、いま必要とされる文化遺跡の在り方はどのようなものか、市民として文化遺
跡とどのように付き合っていくのか、などの問題を、しっかりと学びます。
授業の概要
まず、2011年度に復元完成された長崎出島について、歴史的地理的な意義を学びます。次に、17世紀後半に医師として来
日し、二度の江戸参府を経験した、ドイツ人のエンゲルベルト・ケンペル著『日本誌』を通読して、西欧人が見た近世日
本の姿を捉えます。これらから、自分にとって文化とは何か、どのように付き合うか、などを学びます。これら以外には、
グループに分かれて、長崎市内の名跡を散策します。
授業計画
<前期>
1.長崎出島の歴史
2.ケンペル著『日本誌』講読⑴
3. ↓
4. ↓
5. ↓
6. ↓
7. ↓
8. ↓
9. ↓
10. ↓
11.フィールドワーク⑴ 26聖人 ⑵ 伊王島
12.フィールドワーク⑶ 諏訪神社・松森神社
13.フィールドワーク⑷ ドロ神父遺跡
14.フィールドワーク⑸ 興福寺・崇福寺
15.総括
試験・課題等の内容
いくつかの課題で、論述テストを行います。また、フィー
ルドワークはレポートの提出を課します。
評価方法
討論の参加・理解の度合(50%)
、レポート(50%)で評
価します。
14
テキスト
PCテキストを使用します。
参考文献
適宜、紹介します。
科目名
異文化理解演習
(Cross-Cultural Study Abroad)
担当者
単位数
Sheila Norris
各2単位
授業の概要
2週間程度の海外研修に参加し、各自が設定したテーマについて、考察したり、調査したりした結果をレポートにまとめる。
授業計画
<前期>
タイコース−9月に実施予定
<後期>
香港・台湾コース−3月に実施予定
詳細については募集説明会で案内する。その日時については国際交流・留学センターの掲示板などで確認すること。
試験・課題等の内容
出発前の事前研修、研修への参加、レポートの提出
評価方法
事前研修 20%
研修への参加態度 40%
レポート 40%
科目名
論理学
(Logic)
担当者
単位数
渡辺 誠治
2単位
授業の到達目標及びテーマ
次の観点から日本語の表現について実践的に学ぶ。
・簡潔であること ・内容が正確であること ・論証が正しいこと
・状況的にふさわしいこと ・相手に対して配慮すること
授業の概要
・論証のパターンとパラグラフ,アウトライン等,論文作成の基礎を学ぶ。
・模擬的講義を聴いてノートテーキングを行い,それに基づいて授業報告(レポート)を作成する。
・漢字のトレーニング
授業計画
<後期>
1.導入
2.アウトライン
3.アウトライン
4.アウトライン
5.パラグラフ
6.パラグラフ
7.パラグラフ
8.パラグラフ
9.資料収集の方法
10.論証
11.論証
12.レポートの作成
13.レポートの作成
14.レポートの作成
15.まとめ
試験課題等の内容
①漢字クイズ ②小レポート5回程度 ③期末試験
テキスト
コピーを使用する。
評価方法
①漢字クイズ 20% ②小レポート5回程度 20%
③期末試験 60%
参考文献
授業の中で紹介する。
15
文化・芸術、社会、自然系科目
授業の到達目標及びテーマ
活水女子大学「国際交流・留学センター」が主催する海外での交流活動に参加し、海外の様々な人々や文化に接すること
を通して異文化を理解し、同時に自分化の特性を客観的に理解できる能力を養う。
なお、この授業については履修登録時に登録しなくてもいい。
科目名
心理学
(Psychology)
担当者
単位数
永田 耕司
2単位
授業の到達目標及びテーマ
心理学の基礎となる、精神分析学・行動療法など心理理論全般にわたって学習して、人間の心理について学ぶことを目標
とする。授業の到達目標は心理学の学習を通じて、人間心理の理解、及び患者や家族の理解の向上にある。また、自己の
心理分析として、様々な心理テスト(ロールシャッハテスト、バウムテスト、コラージュ、YGテスト)を行い、自己の
心理の客観視できる技術を身に着けることも目標である。そのテーマとしては 1、心理学の理論 2.心理療法 3.
心理テスト 4.患者や家族の様々な心理などである。
授業の概要
ここでは心理学の基礎的理解を行っていく。心理学の基礎的知識として、特にフロイト、ユング、エリクソン、ロジャー
スについての心理理論や心理テストについてまず学習していく。また相談のための技法として来談者中心療法や行動療法
などの心理療法について学んでいく。また具体的な事例を紹介しながら、また指導の場で実践できるような行動科学や心
理テストについて学び、様々な場面で使えるような心理学の基礎的な理論や実践について学習していく。また、患者や家
族の心理について、特別講演を予定している。
授業計画
<前期>
1.心理学とは、クラスの中でのコミュニケーション(誕生月の輪、背文字送り)
2.自己開示とコミュニケーション1 一人ひとり、皆の前で自己紹介をしてみましょう。
3.自己開示とコミュニケーション2
4.人の心理構造、自我状態とは
5.心理理論1 フロイト・ユンクの精神分析理論
6.心理理論2 エリクソンの発達理論 カールロジャースのカウンセリング理論
7.心理理論3 母子関係の理論 スターン・マーラー・ウィニコットなどの理論
8.心理理論4 ストレス学説 セリエ、キャノン シュルツ・ホルムズ
9.心理理論5 対象喪失関係の理論、キューブラーロスの5段階
10.心理療法1、精神分析法 来談者中心療法
11.心理療法2 行動療法
12.心理テスト1 投影法・・ロールシャッハテスト、バウムテスト
13.心理テスト2 自記式・・YG検査、交流分析、知能テスト他
14.患者や家族の心理(特別講演)
15.心理学のまとめ
試験・課題等の内容
配布資料や授業を参考にしながら、ノートにまとめる。試
験は自記筆ノートのみ持参可能
評価方法
期末試験80%授業への取組状況20%
科目名
ジェンダーから見る社会
(Looking at Society from Gender Perspective)
テキスト
資料を配布する。
参考文献
カウンセリングの理論(誠信書房、国分康孝)
担当者
単位数
石川 由香里
2単位
授業の到達目標及びテーマ
ジェンダーの視点を取り入れたとき、
これまで当たり前だと捉えてきた世界がどのように異なって見えるのかを実感する。
そこから既存の社会制度はどのように変えられなければならないか、あるいはそのままでよいのかについて、一人ひとり
が自分の意見を持つことができるようになることが目標である。
授業の概要
現代社会の状況をジェンダーを絡めて解説し、男女共同参画社会の実現に向けて、何がなされなければならないのか、考
察する。
授業計画
<後期>
1.ジェンダーとはなにか
2.男女共同参画社会
3.政策・方針決定過程への女性の参画
4.就業分野における男女共同参画
5.女性の活躍と経済社会の活性化
6.ワーク・ライフ・バランス
7.高齢男女をめぐる状況と生活困難
8.介護とジェンダー
9.性暴力
10.性の商品化
11.生涯を通じた健康
12.教育とジェンダー
13.メディアとジェンダー
14.国際社会とジェンダー
15.まとめ
試験・課題等の内容
学期末に試験を課す
テキスト
内閣府『平成24年度版男女共同参画白書』
評価方法
試験の結果80%と各回のコメントペーパーの内容20%で評
価する。
参考文献
講義の中で適宜指示する。
16
科目名
法と社会
(Law and Society)
担当者
単位数
渡邊 弘
2単位
授業の概要
今年度の本科目は、法と社会に関するビデオ(映画・ドキュメンタリーなど)を鑑賞し、それに対して自分の意見をまと
めながら学習する方法をとります。ビデオに描かれた法的問題を通して、
社会を法の視点から見る力を養います。楽しく、
かつ、真剣に学べる内容だと思います。なお、教養科目「日本国憲法」では扱うことができない問題も扱いますので、合
わせて履修するとより効果的だと思います。
授業計画
<前期>
1.授業概要説明・法に関する基礎知識
2.アメリカの司法制度(1)
3.アメリカの司法制度(2)
4.日本の刑事裁判(1)
5.日本の刑事裁判(2)
6.中間テストと解説
7.非行少年の更生(1)
8.非行少年の更生(2)
9.死刑と被害者
10.陪審制度(1)
11.陪審制度(2)
12.裁判員制度
13.自助グループでの立ち直り
14.憲法と裁判
15.学習のまとめ
試験・課題等の内容
毎回のビデオの感想文・中間テスト・論文課題
テキスト
後藤昭『新版 わたしたちと裁判』
(岩波書店)
評価方法
ビデオ感想文30%・中間テスト20%・論文課題50%
参考文献
授業中に指示します。
科目名 考古学Ⅰ・Ⅱ
(Archeology I・II)
担当者 下川 達彌
単位数 各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
Ⅰは原位置論(in situ)的手法を用いて考古学資料(遺構・遺物)を分析し、
「考古学とは何か」を理解させる。
Ⅱは発掘資料に基づいて長崎県の先史文化を理解させる。
授業の概要
Ⅰは人類の誕生からの発展過程を、道具の機能・用途を分析して文化様相に迫る。また文献資料との関わりで「中国古記
録」を読む。
Ⅱは旧石器、縄文、弥生、古墳、歴史時代の流れを、出土遺構、遺物によってその特徴を探りだし、日本原始・古代文化
における長崎県地域の特異性を探り出す。
授業計画
<前期>
1.人類史を学ぶにあたって
2.考古学とは何か
3.遺物の分類
4.道具の製作と使用(1)
5.道具の製作と使用(2)
6.機能と用途
7.遺跡の種類
8.遺物と土層
9.遺構と遺物
10.原位置論の実践
11.人間行動の再現
12.
『魏志倭人伝』を読む(1)
13.
『魏志倭人伝』を読む(2)
14.考古学と関連科学
15.まとめ
<後期>
1.旧石器時代概観
2.ナイフ形石器文化の展開
3.台形石器の変遷と日ノ岳遺跡
4.福井洞穴と文化の変遷
5.最古の土器「豆粒文土器」と泉福寺洞穴
6.縄文時代概観
7.海との関わりをもつ遺跡
8.遺跡のサテライト化
9.早過ぎた先進文化
10.弥生時代概観
11.狩猟生活と農耕生活
12.古墳時代概観
13.装飾古墳
14.群集墳と古墳の終末
15.歴史時代の遺跡(石鍋遺跡と近世陶磁器)
試験・課題等の内容
Ⅰは考古学の基礎的な知識を問う。
Ⅱは一般概説書とは異なる長崎県地域の特色を、文章にて
表現させる。
評価方法
筆記試験 70%
課題・提出物 10%
授業への取組状況 20%
テキスト
考古学Ⅰ……なし(プリント配布)
考古学Ⅱ……なし(プリント配布)
17
文化・芸術、社会、自然系科目
授業の到達目標及びテーマ
法学をはじめて学ぶ受講生を主な対象にした科目です。法の基本的な考え方について理解し、それを活用することができ
るようになることが目標です。
「法」とか「裁判」とか聞くと、難しそうに思えるかも知れませんが、順を追ってきちん
と勉強すれば誰にでも理解できるので大丈夫です。
科目名
日本国憲法
(The Constitution of Japan)
担当者
単位数
渡邊 弘
2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本国憲法の基礎にある近代立憲主義と民主主義の考え方について理解し、活用できるようになることを目指す。具体的
な論点を示しながら、受講生が自ら考えられるようになることを目標とする。
授業の概要
法を学ぶための基礎知識について概観し、憲法制定過程、近代立憲主義、平和主義、憲法改定問題、基本的人権について、
自ら考え、討論し、発表する過程を通して学ぶ。教員が一方的に話をする形式の授業ではなく、学生が班を構成して発表し、
意見を述べ合う形式を取る。1回(90分)の授業につき、少なくとも90分の予習と90分の復習が求められる。なお、この
科目で扱うことのできない法に関する諸問題については、教養科目「法と社会」で、ビデオを通して学ぶ場を設けている
ので、合わせて履修すると学習する上で効果的である。
授業計画
<前期>
1.講義概要説明
2.日本国憲法の制定
3.法を学ぶ基礎知識(1)
4.法を学ぶ基礎知識(2)
5.近代立憲主義
6.中間テストと解説
7.平和主義
8.憲法改定
9.自由権
10.参政権
11.生存権
12.教育を受ける権利
13.平等権
14.基本的人権と公共の福祉
15.まとめ
試験・課題等の内容
リアクションペーパーの記入/中間テスト/期末試験/新
聞切り抜きファイル作成
テキスト
杉原泰雄『憲法読本 第3版』
(岩波書店)/『ポケット六
法2011年版』
(有斐閣)
評価方法
リアクションペーパーの記入10%/中間テスト20%/期末
試験50%/新聞切り抜きファイル作成20%
参考文献
初回の講義で紹介する。授業準備のために積極的に活用さ
れたい。
科目名
歴史
(History)
担当者
単位数
細井 浩志
2単位
授業の到達目標及びテーマ
テーマは「暦の歴史」です。暦についての基礎知識を知ること、そして暦と社会の関係を歴史的に理解することが到達目
標です。
授業の概要
われわれの日常生活にとって余りにも当たり前であるのが暦(こよみ)です。しかしこの欠かせない暦も歴史的経緯をへ
て成立した産物です。また暦の記す時間は歴史のモノサシでもあります。この講義では暦の基礎知識と「歴史の誕生」と
の関係などを、日本古代の暦を主たる素材に説明する予定です。なお状況を見て、解説の順番を変える場合があります。
授業計画
<前期>
1.はじめに
2.暦の基礎知識(その1)−太陽暦・太陰太陽暦・太陰暦から−
3.暦の基礎知識(その2)−太陽暦・太陰暦の誕生と歴史的展開−
4.暦の基礎知識(その3)−具注暦の実際−
5.中国の宇宙構造論
6.日本における宇宙構造論(その1)
7.日本における宇宙構造論(その2)
8.古代の暦法と日本の行用暦
9.古代の改暦と政治(その1)
10.古代の改暦と政治(その2)
11.日食について(その1)
12.日食について(その2)
13.暦を管轄する官司−陰陽寮−(その1)
14.暦を管轄する官司−陰陽寮−(その2)
15.おわりに
試験・課題等の内容
期末試験で到達目標に即して、講義内容から問題を出しま
す。
評価方法
期末試験70% 予習および授業中の様態30%
18
テキスト
特にテキストはありません。適宜、資料を配ります。
参考文献
岡田芳朗『暦ものがたり』角川書店 、1982
広瀬秀雄『暦』近藤出版社、1978、東京堂出版、1993
暦の会『暦の百科事典2000年版』本の友社、1999
科目名
社会学への招待
(Introduction to Sociology)
担当者
単位数
石川 由香里
2単位
授業の概要
人と人とのつながりが集団を作り、それが組織となること、その中で各人がいかにふるまうのか、相互行為の様相につい
て解説する。社会が変化する中で、集団の在り方、組織の在り方、また役割と個人の関係がどのように移り変わるのかに
ついて考察する。
授業計画
<後期>
1.アイデンティティ
2.地位と役割
3.社会規範と準拠集団
4.第一次社会化と第二次社会化
5.階級と再生産
6.労働
7.貧困と社会的排除
8.健康と福祉
9.ジェンダー
10.組織と権力
11.社会的逸脱
12.宗教
13.エスニシティ
14.情報化社会
15.グローバリゼーション
試験・課題等の内容
学期末に試験を行う。
テキスト
A.ギデンス『社会学』
(而立書房)
評価方法
期末試験80%と講義中のコメントペーパーへの回答20%
参考文献
講義中に適宜指示する。
科目名
国際関係論
(International Relations)
担当者
単位数
石井 奈緒
2単位
授業の到達目標及びテーマ
国際関係論はこれまでリアリズムとリベラリズムという二つの異なる思考体系を通して世界を観察し、説明しようとして
きました。リアリズムの主要課題は主権を有する国民国家をアクターとし、主権国家間における権力闘争の結果、どのよ
うにして紛争が生じ、それがいかに抑制されるかを洞察することにあります。これに対して、リベラリズムにおけるアク
ターは国民国家に限定されず、より広範囲な政治、経済、社会の諸領域に関わる国境を越えたトランザクションを包括す
るものです。
授業の概要
ここでは主としてリベラリズムの立場から皆さんが市民社会の一員として生きていく上で関連が深いと思われるトピッ
ク、あるいはその前提として知っておいて欲しい事柄について、研究動向を含む一般的解説をした後、事例研究を示すこ
とによって、問題の提起や問いの設定とそれに対する答えの模索ができるようになることを目指しています。具体的な
テーマとしては、リベラリズムの視点から、市民社会論、世界市民社会、子ども、ジェンダー、エスニシティ、多文化主
義などを扱います。
授業計画
<前期>
1.オリエンテーション:リアリズムとリベラリズム
2.市民社会論
3.世界市民社会の共生条件
4.覇権
5.パクス=ブリタニカ
6.植民地支配
7.植民地化初期の抵抗
8.子ども
9.日本で暮らす外国人の子ども
10.エスニシティ
11.マレーシアのエスニシティ
12.多文化主義
13.オーストラリアの多文化主義
14.ジェンダー
15.平和の文化構想
試験・課題等の内容
試験
テキスト
初瀬龍平・定形 衛・月村太郎 編『国際関係論のパラダ
イム』
(有信堂)
評価方法
学期中に行う筆記試験 40%
講義中に提示するテーマに対する小論文 40%
授業中の参加態度 20%
19
文化・芸術、社会、自然系科目
授業の到達目標及びテーマ
我々の生きる社会とはいかに成り立っているのか、社会学の基礎概念を用いることで理解をすすめる。
科目名 経済と社会
(Economics)
担当者 須齋 正幸
単位数 2単位
授業の到達目標及びテーマ
社会における経済的な変化の要因を理解するための経済学における基礎的事項を修習する。また、現実の経済問題を解く
能力を身につけるため、経済学の基本的な考え方、経済的なものの見方に慣れ親しんでもらうことを目的とする。経済学
はミクロ経済学とマクロ経済学から構成されるが、その基礎的なテーマと現実に社会に起こっている諸問題を取り上げて
わかり易く解説していく。
授業の概要
下記授業計画に従いテーマを持って進めていく。
授業計画
<前期>
1.経済的なものの見方、考え方とは
2.需要と供給
3.価格の機能
4.消費者の行動
5.企業の行動
6.市場の構造
7.国民所得の基礎
8.消費・貯蓄・投資
9.利子率と金融市場
10.国民所得の決定
11.国際収支・国際貿易
12.国際経済・国内経済
13.為替レート
14.ミクロとマクロの統合
15.まとめ
試験・課題等の内容
定期試験により評価します。必要に応じて小テストを行う
ことがあります。
評価方法
期末試験 90%
講義における貢献 10%
科目名
現代社会と教育
(Modern Society and Education)
テキスト
テキストは使用しません。
参考文献
必要に応じて参考文献を紹介します。
担当者
単位数
田渕 久美子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
テキストを手がかりにしながら、これまで受けてきた「学校における教育」を振り返り、自分にとって、あまり「見えて
いなかったこと」をつかみ、それを客観的に見ることができるようになること、また、その内容に関わる教育学の理論に
触れることを目標とする。
授業の概要
大学に入学するまで、およそ12年間通い続けた「学校」は、慣れ親しんだ場所であり、通うことが当たり前であった。だ
からこそ、
「学校」で教育を受けることの意味を、深く考えたことのある人は少ないのではないだろうか。現代の日本の
社会において、学校教育がどのような意味を持っているのか。テキストに沿ってさまざまなトピックを取り上げ、解説を
していきたい。
授業計画
<前期>
1.学校とは?
2.なぜ勉強するのか
3.試験①
4.試験②
5.校則①
6.校則②
7.教科書①
8.教科書②
9.隠れたカリキュラム①
10.隠れたカリキュラム②
11.隠れたカリキュラム③
12.生徒の世界
13.先生の世界
14.社会と学校との関係
15.これからの教育と学校を考える
試験・課題等の内容
①講義へのコメントを毎時間提出してもらう。その内容に
ついては、次の講義で紹介したり、質問に答えたりした
い。また、コメントの内容をふまえて、講義をしていき
たい。
②さらに期末レポートを提出すること。
評価方法
受講態度・毎時の講義への応答を20%、レポートの内容を
80%として評価する。
20
テキスト
苅谷剛彦『学校って何だろう−教育の社会学入門』ちくま
新書
参考文献
苅谷剛彦ほか『教育の社会学−〈常識〉の問い方,見直し
方』有斐閣アルマ
科目名
社会福祉概論
(Introduction to Social Welfare)
担当者
単位数
澤 宣夫
2単位
授業の概要
1 生活の概念を理解して自らの日常生活を見直し、福祉の意味が幸福追求であることがとらえられるようになる。
2 社会福祉に関する理念や制度について理解を深め、身近な生活問題との関連を考えられるようになる。
3 社会福祉援助に関する価値観や考え方を理解して、地域住民の一人として自分が何ができるかを考えられるようにな
る。
授業計画
<後期>
1.オリエンテーション 福祉とは何か
2.福祉と人権 社会福祉の意味
3.社会福祉の理念 ケアすることの意味
4.人間の生活とは1
5.人間の生活とは2
6.ノーマライゼーションの意味
7.無縁社会の現実
8.つながりの回復をめざす福祉
9.地域福祉の理念と考え方1
10.地域福祉の理念と考え方2
11.社会保障制度の体系、意義・目的
12.年金保険制度の概要
13.医療保険制度の概要
14.介護保険制度の概要
15.まとめ 今後の社会福祉
試験・課題等の内容
テキスト
講義内容に即した論述式の筆記試験を課す。また、授業の
用いない。授業は、配布プリントを中心に進める。
準備や内容理解のための課題やレポートを課すことがある。
参考文献
評価方法
適宜、紹介する。
期末筆記試験 70%、
授業への参加状況・リアクションペー
パーへの記入状況など 30% を目安とする。
科目名
心と行動の科学
(Science of mind and behavior)
担当者
単位数
長尾 博
2単位
授業の到達目標及びテーマ
心理学とは何か全般を半期かけて説き、心理学のイメージを再構成していく。
授業の概要
心理学全般を広く解説し、プリント、テキスト、ビデオを用いる。
授業計画
<前期>
1.心理学とは
2.感覚と知覚
3.感情と要求
4.思考と言語
5.学習心理学
6.発達心理学Ⅰ
7.発達心理学Ⅱ
8.社会心理学Ⅰ
9.社会心理学Ⅱ
10.人格心理学Ⅰ
11.人格心理学Ⅱ
12.臨床心理学Ⅰ
13.臨床心理学Ⅱ
14.まとめⅠ
15.まとめⅡ
試験・課題等の内容
レポート
テキスト
筆者の作成したテキスト
評価方法
レポート内容60%、取組状況40%
21
文化・芸術、社会、自然系科目
授業の到達目標及びテーマ
福祉とは、人々が生活の中で幸福を追求する努力であり、それを社会的対応として実現しようとしているのが社会福祉で
ある。社会福祉は、2000年に成立した「社会福祉法」によって新たな局面を迎えている。地域福祉の実現をめざして、社
会的制度による公的サービス・施策の充実と地域住民の主体的参加による地域福祉活動の展開が求められている。これら
の状況を踏まえ、日本の現代社会における社会福祉の理念・制度・実践の現状と課題を概括し、現代社会に生きる人間と
して、社会福祉に関する基本的理解を深めることを目的とする。
科目名
生命の科学
(Human Life Science)
担当者
単位数
松永 知恵
2単位
授業の到達目標及びテーマ
「生命とは何か」
を科学的に学ぶことを目標とする。
生命現象である栄養・運動・成長・増殖などを示す動・植物について学び、
動物や植物の特徴とおよびそれらを取り巻く環境との相互関係を理解する。また、生物体としてのヒトを科学的に認識す
ることをテーマとしている。
授業の概要
生命の誕生と単細胞生物から多細胞生物への移行、さらにヒトへ続く生物の進化について講義する。また、動物の発生と
成長、私たち自身(ヒト)の健康、ヒトと環境との関係などについても述べたい。
授業計画
<前期>
1.生命の誕生
2.細胞の誕生と生物進化
3.生物多様性Ⅰ
4.生物多様性Ⅱ
5.体の基本構造と働き(細胞)
6.体の基本構造と働き(組織)
7.体の基本構造と働き(器官・器官系)
8.代謝と生命防御(栄養素の流れ)
9.生体防御の仕組み
10.発生・分化・老化
11.遺伝・遺伝子(DNA)
12.生命科学と健康
13.健康維持・増進の実践
14.環境問題と生命科学
15.まとめ
試験・課題等の内容
講義内容の理解を問うレポートおよび期末試験を記述式で
行う。
評価方法
レポート・試験90%、授業への取組状況10%
参考文献
石川 統 編「大学生のための基礎シリーズ2 生物学入
門」東京化学同人
柳田 充弘 他「生命科学」東京化学同人
井上 正康 著「生命誕生と生物の生存戦略」メディカル
トリビューンブックス
テキスト
小林浩明 他著『イラスト生命の科学』
(東京教学社)
科目名
自然環境論
(Nature and Environment)
担当者
単位数
吉田 大介
2単位
授業の到達目標及びテーマ
自然環境の動的なシステムを理解し,その中における人間の位置を確認する.さらに環境を単に,外にあるもの,与えら
れたものにすぎないとする見方から,
「環境と共に生活する人間」を考えてみる。
授業の概要
この講義では、まず、地球環境の変遷を理解し、現在の自然環境と生物の進化や繁栄との関係を学ぶ。また生物の中での
ヒトの閉める位置についても確認する。さらに、文明の発達と環境の変遷の関係について学び、また資源開発と環境や未
来の生活と環境についても考える。
授業計画
<前期>
1.環境をどう学ぶか
2.文明と環境1
3.文明と環境2
4.生物と環境1
5.生物と環境2
6.人間と他の生物
7.環境問題と生活1
8.環境問題と生活2
9.人口問題と環境1
10.地球温暖化1
11.地球温暖化2
12.資源開発と環境保全
13.生産系と環境
14.環境と未来
15.まとめ
試験・課題等の内容
課題および筆記試験等
評価方法
レポート,クイズおよび試験(85%)
,授業への取組状況
(15%)による総合評価
テキスト
プリント配布
22
参考文献
河村武 他,
”環境科学”
,朝倉書店
アメリカ合衆国政府,
”西暦2000年の地球1,
2”
,家
の光協会
M.Eisenbud,
”ヒューマンエコロジー”
,産業図書
ルネ.デュボス,
”人間と適応”
,みすず書房
『環境倫理のラディカリズム』
、 谷 本 光 男、 世 界 思 想 社、
2003
『地球白書(最新版)
』
、レスター・R・ブラウン、ダイヤ
モンド社
『限界を超えて−生きるための選択』
、ドネラ・H・メドウ
ズ他、ダイヤモンド社、1992
『成長の限界−ローマクラブ』
、ドネラ・H・メドウズ他、
ダイヤモンド社、1972
『エミール(ルソー全集)
』
、ジャンジャック・ルソー(樋
口謹一訳)
、白水社、1980
『清貧の思想』
、中野孝次、草思社、1992
『ランチタイムの経済学』
、スティーブン・ランズバーグ、
ダイヤモンド社、1995
『どれだけ消費すれば満足なのか−消費社会と地球の未
来』
、アラン・ダーニング、ダイヤモンド社、1996
科目名
食とくらし
(Agricultural products and food life)
担当者
単位数
伊佐 隆
2単位
授業の概要
上記の目標を達成すべく、視聴覚教材を用いながら下記の項目で講義を行う。講義は、例年かなりの早口で進めるので、
ついてゆけない懸念のある学生は、関連箇所を事前に勉強しておくことが望まれる。なお、講義中の私語は厳しく注意し
た上で、退室を命じる場合もある。
授業計画
<後期>
1.ヒトの起源と古代人の食生活 その1
2.ヒトの起源と古代人の食生活 その2
3.健康に目覚めた古代人の食生活 その1
4.健康に目覚めた古代人の食生活 その2
5.地域の環境で分化した食生活 その1
6.地域の環境で分化した食生活 その2
7.加工食品時代の到来 その1
8.加工食品時代の到来 その2
9.添加物や環境汚染で冒される食生活 その1
10.添加物や環境汚染で冒される食生活 その2
11.自然食への回帰
12.生活を脅かした食環境
13.現代の食事と未来の食事考 その1
14.現代の食事と未来の食事考 その2
15.全体の総括と確認テスト
試験・課題等の内容
期末に、記述式の試験を行う。講義中にも毎回ミニテスト
を実施する。
テキスト
特に指定しない。毎回プリント等を配布するか視聴覚教材
を用いながら講義を行う予定。
評価方法
参考文献
受講態度、
取組状況および試験の総合評価(ミニテスト(受
担当者個人のホームページを開設しており、ここで、各種
講態度含む)30%、定期試験70%)
。
の連絡(試験要領など)を行うので、定期的に閲覧するこ
例年、半数近くが単位認定基準に達しないということも、
とを勧める http://www4.cncm.ne.jp/~isa1954/
付記しておく。
科目名
食べ物と栄養
(Food and Nutrition)
担当者
単位数
上江洲 香代子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
食べ物と栄養に関して客観性のある科学的知識を身に付け、健康的な食生活を実践するための基本的考え方や方法を理解
する。
授業の概要
健康増進、疾病予防に寄与する栄養素の機能等を理解し、食べ物や栄養と健康および疾患とのかかわり、栄養と食生活の
関係を学ぶ。
授業計画
<後期>
1.食生活と健康
2.消化と吸収
3.エネルギー源
4.タンパク質の栄養
5.脂質の栄養
6.ビタミンの栄養
7.ミネラルの栄養、骨粗鬆症の予防
8.食物繊維
9.脳と栄養
10.栄養と免疫
11.老化を予防する食品、野菜の抗酸化作用
12.ライフステージと栄養・食事摂取基準
13.摂取エネルギーと消費エネルギー
14.飽食と飢餓
15.健全な食生活の展望
試験・課題等の内容
講義時間内に10分間程度の小テストを行うことがある。講
義内容に関する期末試験を実施。必要に応じてレポート提
出。
テキスト
プリントを配布する。
参考文献
適宜紹介する。
評価方法
授業への取組状況 20%
期末試験およびレポート 80%
23
文化・芸術、社会、自然系科目
授業の到達目標及びテーマ
最近、食生活上の事件・事故が多く、安心して食べられる食品はあるのか?という疑心暗鬼にとらわれることが多い現状
である。本講義では、これらを踏まえ、何故こういった現状になってしまったのか?では、どうしたら良いのか?などに
ついて、農産物資源という題材について、現場の農業、農林水産省、また消費者・食品製造企業など、様々な切り口から
分析・検討してみたい。
科目名
医療と健康
(Medical and Health Science)
担当者
単位数
永田 耕司
2単位
授業の到達目標及びテーマ
医療と健康のテーマは、
「保健・医療・福祉について」
、
「健康について、身体的・精神的・社会的・スピリチュアルな健
康について」
、
「人が最小限度の健康や文化的な生活を送っていくための社会保障について」
、
「医療と健康に関する様々な
諸問題について」
、
「アスペルガー症候群など軽度発達障害、いじめ・不登校問題、虐待、自殺、ターミナルケア、カウン
セリング、環境ホルモンなど」などである。授業の到達目標は、住民の身体的・精神的・社会的・スピリチュアルな健康
の様々な諸問題について、具体的な事例や演習を交えながら、わかりやすく学びながら、考えていくことである。
授業の概要
医療と健康では医療を取り巻く様々な心身の諸問題を学習していく。
「少子化問題など」
「ダイエット法」
「ストレス対処法」
「病気にならない身近な健康法」
「心理テスト」についてや、その他、発達障害、いじめ・不登校問題、虐待、自殺、アレ
ルギーなどの、最近増えている諸問題について、実践的に学習していく。ここでは、教官が現在 学校スクールカウンセ
ラー、学校医、児童相談所非常勤精神科医、産業医、心療内科医、在宅ケアネットワーク及び生と死を考えるネットワー
ク活動などで関わっている事例などの紹介をしながら、より具体的・実践的に学習していく。また、特別講演として、命
の大切さを学ぶための授業も予定している。
授業計画
<前期>
1.少子化問題、婚姻率の低下の解決法は?
2.癌や生活習慣病にならない健康法について
3.上手なダイエット法について
4.美肌と腸内細菌の関係について
5.風邪やインフルエンザ予防と免疫のはたらき
6.いじめ・不登校、虐待など社会的な諸問題
7.ストレスと脳の働き
8.ストレスマネージメント
9.うつ病の理解と声かけについて
10.摂食障害、過呼吸症候群、解離性障害など思春期に多い心の問題
11.心理テスト1(ロールシャッハテスト、バウムテスト)
12.心理テスト2(コラージュ体験)
13.心理テスト3(知能テスト、YG性格検査、エゴグラム)
14.特別授業「命の大切さを学ぶ」
15.医療と健康、まとめ
評価方法
授業への取組状況 40%、レポート 60%
科目名 微生物と生活
(Relation Between Microbes and Human Life)
テキスト
資料を配布する。
担当者 吉井 学
単位数 2単位
授業の到達目標及びテーマ
生活に密着する微生物の種類、形態、分布、役割、生理作用などを習得し、有害微生物や、有益微生物についての知識を
習得する。また、有害微生物の制御方法、有益微生物の応用方法の習得を目標とする。
授業の概要
発酵醸造食品における微生物の利用を要説しながら、微生物の利用と制御について学習し、病原微生物の制御に至るまで
を概説する。また、地球環境の変化にともなう微生物の変化、文明の変化についても概説する。
授業計画
<前期>
1.微生物の分類・性質
2.発酵食品
3.食品と微生物
4.家庭環境と微生物①身体と微生物
5. 〃 ②微生物と疾患
6. 〃 ③食中毒
7. 〃 ④感染症
8. 〃 ⑤感染症の予防と制御Ⅰ
9. 〃 ⑥ 〃 Ⅱ
10. 〃 ⑦ 〃 Ⅲ
11.微生物の利用(ケーススタディⅠ)
12. 〃 ( 〃 Ⅱ)
13. 〃 ( 〃 Ⅲ)
14. 〃 ( 〃 Ⅳ)
15. 〃 ( 〃 Ⅴ)
試験・課題等の内容
授業内容に関するレポート作成、提出
ディスカッション内容に関する試験
テキスト
『くらしと微生物』
(培風館)
配布資料
評価方法
授業への取組状況 20%
レポート及び試験 50%
ディスカッション等 30%
参考文献
『微生物学』
(培風館)他
24
科目名
食生活と自立
(Management of Dietary Habits)
担当者
単位数
久木野 睦子
2単位
授業の概要
授業はスライドを使った講義と板書による講義を行う。毎回、授業内容についての理解を確認するプリントを配付・回収
する。さらに冬期休暇中には行事食に関する課題を課す。本科目は教養科目であるので授業内容に関しては専門的になら
ないよう配慮して、基本的な知識を平易に解説する。
授業計画
<後期>
1.日本人の食生活の現状
2.日本人の食生活の歴史Ⅰ
3.日本人の食生活の歴史Ⅱ
4.日本人の食生活の歴史Ⅲ
5.日本人の食生活の歴史Ⅳ
6.食生活と疾病Ⅰ
7.食生活と疾病Ⅱ
8.食生活と疾病Ⅲ
9.食品と栄養素Ⅰ
10.食品と栄養素Ⅱ
11.調理の基礎Ⅰ
12.調理の基礎Ⅱ
13.調理の基礎Ⅲ
14.文化としての食事
15.これからの食生活
試験・課題等の内容
学期末の筆記試験は行なわないが、毎時、授業中に記入す
る提出物がある。冬休み中に課題を出す。
評価方法
授業への参加状況40%、課題40%、毎時の提出物20%
科目名
化学と生活
(食生活健康学科)
(Relation Between Chemistry And Human Life)
テキスト
使用しない
参考文献
必要に応じて紹介する。
担当者
単位数
福島 健一郎
2単位
授業の到達目標及びテーマ
有機化合物は、動物・植物を形作り、その新陳代謝を支えている。また、自然にない有機化合物も化学合成によって作ら
れ、動・植物由来の有機物質とともに、人間の生存・生活に欠くことのできないものである。この科目では、高校で化学
をまったく、もしくはほとんど学んでいない学生のために有機化学の初歩的な基礎知識の習得を到達目標とする。
授業の概要
有機化合物に一般的な共有結合の特性を理解し、分子の形状について学ぶ。
有機化合物の命名法について学び、物質名からその性質が分かることを理解する。
有機化学の代表的な化学反応を学ぶ。
授業計画
<後期>
1.有機化合物の特徴と分類
2.有機化合物の構造式と命名法(1)
3.有機化合物の構造式と命名法(2)
4.アルカン・アルケン・アルキン
5.芳香族炭化水素
6.アルコール・エーテル
7.アルデヒド・ケトン
8.カルボン酸・エステル
9.演習
10.脂質(1)
11.脂質(2)
12.糖質(1)
13.糖質(2)
14.ヌクレオチド(1)
15.ヌクレオチド(2)
試験・課題等の内容
試験・課題は、到達目標に準拠した内容とする。
評価方法
中間試験(35%)
、最終試験(35%)
、小テスト等(20%)
授業中の態度等(10%)とする。
テキスト
改訂版『視覚でとらえるフォトサイエンス化学図録』
(数
研出版)
、配布資料
参考文献
Ⅰ…John McMurry・Eric Simanek『マクマリー有機化学
概説』
(東京化学同人)
、Ⅱ…Molly M. Bloomfield『生命科
学のための基礎化学(有機・生化学編)
』
(丸善)
、Ⅲ…『化
合物命名法』
(日本化学会)
、
Ⅳ…杉森 彰・富田 功『Catch
up 大学の化学講義一高校化学とのかけはし−』
(裳華房)
25
文化・芸術、社会、自然系科目
授業の到達目標及びテーマ
私たちは日々何気なく食事をしているが、 不規則な食事や偏った食事内容は健康を損なう原因になることもある。自分自
身の食生活を管理出来ることは、自立した生活を送るために大切なことである。
食事習慣や味覚は長期間の積み重ねによっ
て形成されるので、大学生の時期に自分の食生活を見直し、これからどのような食生活を送りたいか考える機会を持つこ
とが望ましい。
私たちの食生活は各自の意志に関わらず社会環境によっても大きく影響を受け、日本人の食生活は社会全体としても大き
く変化してきている。各自が自分の食生活の在り方について自分なりの考えを持って生活しなければ、結果的に健康を損
なう食生活を送ることになってしまう。
本科目では、日本人の食生活の変遷を知り、現在の食生活の特徴や各自の食生活の現状について、 問題点を発見し改善で
きるようになることを目標としている。また、食事が健康に及ぼす影響を理解するために栄養学や食品学の知識や、 食事
作りが出来るようになるための調理学の知識も学ぶ。さらに、行事食についても学び、食文化としての郷土料理などにつ
いても知識を深める。
科目名
化学と生活
担当者
(文学部・音楽学部・生活デザイン学科・子ども学科) 単位数
(Relation Between Chemistry And Human Life)
福島 健一郎
2単位
授業の到達目標及びテーマ
私達の身の回りで起こる自然現象は、すべて物質の性質と変化が関係している。物質の性質を理解し、制御し、新しい機
能の物質を創るには、マクロとミクロの両方の観点から物質を学ぶ必要がある。このことを考慮しながら、高校で化学を
まったく、もしくはほとんど学んでない学生のために、科目「化学と生活」では、無機化学の初歩的な基礎知識の習得を
目指す。
授業の概要
学習の目的や位置づけを見失うことのないよう、テキストとしては、化学への興味を喚起する図録を採用した。併せて確
認テストを実施し、着実に化学の基礎学力の向上を図る。
授業計画
<後期>
1.物質の構成1(原子の構造)
2.物質の構成2(電子配置、イオン)
3.元素の周期律
4.イオン結合
5.分子と共有結合
6.分子の極性
7.演習(物質の構成∼分子の極性)
8.金属結合と金属の結晶
9.原子量・分子量・式量
10.物質量
11.化学反応式
12.酸と塩基
13.pH
14.中和
15.酸化と還元
試験・課題等の内容
試験・課題は、到達目標に準拠した内容とする。
評価方法
中間試験(35%)
、最終試験(35%)
、小テスト等(20%)
授業中の態度等(10%)とする。
科目名 生物学
(Biology)
テキスト
改訂版『視覚でとらえるフォトサイエンス化学図録』
(数
研出版)
、配布資料
参考文献
Ⅰ…『化合物命名法』
(日本化学会)
、Ⅱ…杉森 彰・富田
功『Catch up 大学の化学講義一高校化学とのかけはし−』
(裳華房)
担当者 浦田 芳重
単位数 2単位
授業の到達目標及びテーマ
われわれの住む地球には、多くの生命体が見られる。それらは同じく、地球上の生物以外の物質も絡めて、お互いに依存
しあい、影響しあって生きている。これら動物や植物の特徴とおよびそれらを取り巻く環境との相互関係を理解すること
を目標とし、生物体としてのヒトを科学的に認識することをテーマとしている。
授業の概要
生物学では、生命現象である栄養・運動・成長・増殖などを示す動・植物について学ぶ。分類としては動物学、植物学お
よび微生物学に分けて講義し、さらに解剖学、生理学、生化学、遺伝学、生物物理学、古生物学、進化学について、特に
ヒトと関わる事象を重点に教授する。
授業計画
<前期>
1.生命の誕生
2.単細胞生物と多細胞生物
3.生物の進化
4.遺伝
5.遺伝子の分子生物学的基礎
6.代謝とエネルギー
7.異化・同化
8.刺激の受容と興奮
9.体液と恒常性
10.生殖
11.発生
12.成長、老化および死
13.植物と動物の共存
14.ヒトと環境
15.まとめとテスト
試験・課題等の内容
テキスト
1.学んだことを中心にレポートを提出する。
特になし。プリントを配布する。
2.各自が「ヒトの抱える問題」を見つけてレポートする。
参考文献
評価方法
高辻功一他『からだを理解するための解剖・生理学』
(金
レポート 各30点
芳堂)
、井上正康『生命の誕生と生物の生存戦略』
(メディ
小テスト・授業への取り組み 40点
カルトリビューンブックス)
、
『科学10大理論「進化論争」
特集』
(学研)
、ブルース・アルバーツ『細胞の分子生物学
第3版』
(Newton Press)
、ラングマン『人体発生学 第
9版』
(医学書院)
、石川春律 他『標準細胞生物学』
(医
学書院)
26
科目名
化学
(Chemistry)
担当者
単位数
福島 健一郎
2単位
授業の概要
高校化学の内容を踏まえ、大学の教養レベルとして必要な化学領域の基礎を学ぶ。
授業計画
<前期>
1.電子軌道
2.化学結合と電子(共有結合・混成軌道)
3.化学結合(共有結合以外の化学結合)
4.分子間力(極性・電気陰性度)
5.分子間力(水素結合・ファンデルワールス力)
6.溶液・演習
7.有機化合物の構造式と命名法
8.糖質(1)
9.糖質(2)
10.脂質(1)
11.脂質(2)
12.アミノ酸とたんぱく質(1)
13.アミノ酸とたんぱく質(2)
14.ヌクレオチド(1)
15.ヌクレオチド(2)
試験・課題等の内容
試験・課題は、到達目標に準拠した内容とする。
テキスト
改訂版『視覚でとらえるフォトサイエンス化学図録』
(数
研出版)
配布資料
評価方法
中間試験(35%)
、最終試験(35%)
、小テスト等(20%)
、
授業中の態度等(10%)とする。
参考文献
Ⅰ…John McMurry・Eric Simanek『マクマリー有機化学
概説』
(東京化学同人)
、Ⅱ…Molly M. Bloomfield『生命科
学のための基礎化学(有機・生化学編)
』
(丸善)
、Ⅲ…『化
合物命名法』
(日本化学会)
科目名
物理学
(Physics and Structural Kinesiology)
担当者
単位数
福田 理香
2単位
授業の到達目標及びテーマ
移動動作に必要な力の加減、体位変換に役立つトルクの知識等の「身体/身体ケアに関する物理学」や、比重計のヒミツ
等の「検査・治療・処置に関する物理学」等,物理学に関する基礎的知識を習得し,看護・臨床の場に応用できる能力を
身につける。
授業の概要
下記の授業計画に従いテーマをもって進めていく。まずは,人間の主な骨および骨格筋の名称を覚え,身体の構造を理解
したうえで,介護・看護に必要な体の使い方について説明する。
授業計画
<前期>
1.身体の構造と動きのメカニズム(上肢)
2.身体の構造と動きのメカニズム(下肢)
3.身体の構造と動きのメカニズム(体幹)
4.小テスト:骨および骨格筋の名称(1回目)
5.小テスト:骨および骨格筋の名称(2回目)
6.力と運動
7.てこの原理と体位変換
8.重心と体位変換
9.衝撃力と骨折,力のつり合いと牽引
10.摩擦と移動,関節の構造
11.熱と温度,比熱
12.熱の移動,体温調節
13.圧力とサイフォンの原理
14.陰圧,陽圧
15.比重
試験・課題等の内容
小テスト:主な骨,骨格筋の名称
本試験:授業内容に即した筆記試験
評価方法
①試験 60%,②小テスト 30%,③授業への取り組み方
10%
テキスト
ベッドサイドを科学する −看護に生かす物理学− 平田雅
子 著(Gakken)
身体運動の機能解剖学 中村千秋 他 翻訳(医道の日本社)
参考文献
わかりやすい物理学 木原 裕 著(ヌーヴェルヒロカワ)
履修上の注意等
小テストは,合格するまで授業外で再試を繰り返し実施す
る。
一切の携帯電話の操作は認めない。守れない場合は,受講
を遠慮してもらう。
27
文化・芸術、社会、自然系科目
授業の到達目標及びテーマ
諸物質の性質並びにこれら物質間相互の反応を学ぶことを目的とする。
無機化学分野では、物質の基礎となる原子・分子の構造と結合の性質及び沸点上昇、凝固点降下、浸透圧について学ぶ。
有機化学では有機分子の構造や命名法、化学結合論、化学活性等について分類・理解し、さらに生体高分子についても理
解を深める。
科目名
カウンセリング論
(看護学部)
(Counseling)
担当者
単位数
永田 耕司
2単位
授業の到達目標及びテーマ
ここではカウンセリング・コミュニケーションの理論・及び実践について学んでいく。授業の到達目標は患者や家族との
面談のときに生かせるカウンセリング、コーチングスキル、コミュニケーションのスキルを習得することが目的である。
具体的なテーマとしては1.カウンセリング・コミュニケーションの理論 2.コーチングの理論 3.コミュニケーショ
ン理論とグループワーク 4.
在宅ケアやターミナルケアでのカウンセリング技術の習得などである。
また実際的なコミュ
ニュケーションの中の言語的コミュニケーションと非言語的コミュニュケーションについて、日常会話など身近なテーマ
を元に、その役割や機能について学習していく。このようにカウンセリングの理論・演習を通して、カウンセリング全般
にわたって学ぶ。
授業の概要
カウンセリングのための技法として来談者中心療法や行動療法などについて、具体的な事例を紹介しながら、学ぶ。また
生活習慣病予防のための行動科学やヘルスカウンセリング、ターミナルケアでの関わりなど様々な場面で使えるように学
習していく。行動変容のためのコーチングの技法についても学んでいく。コミュニケーションについては1.言語的・非
言語的コミュニケーション 2.自己を知らせるコミュニケーション 3.自己を操作する・他者を説得するコミュニケー
ション 4.日常会話でのコミュニケーションの理論について学んでいく。コミュニケーションは1対1・集団の中での
コミュニケーションなどに分けて、学習していく。家族へのカウンセリングについての特別講演を予定している。
授業計画
<後期>
1.カウンセリングの定義、オリエンテーション
2.カウンセリングの方法論について
3.カウンセリングマインド、白いボールを投げ返す意味について
4.カウンセリングの技術について、受容と共感について
5.共感と同情の意味の違いについてグループワーク
6.カウンセリングの技術について、自己一致について
7.学生同士のロールプレイ演習
8.シナリオありの保健相談ロールプレイ演習とグループワーク
9.コーチングの技法について、枕詞などの使い方について
10.コミュニケーションと対人関係、非言語的コミュニケーションについて
11.自己を知らせるコミュニケーション、自己を操作するコミュニケーション
12.アサーション(自己主張)トレーニング
13.自己の価値観や他者の価値観の受容・尊重
14.家族へのカウンセリングについての特別講演
15.カウンセリング・コミュニケーションと集団、まとめ
試験・課題等の内容
配布資料や授業を参考にしながら、ノートにまとめる。試
験は自記筆ノートのみ持参可能
評価方法
期末試験 80% 授業への取組状況 20%
科目名
情報処理基礎
(文学部)
(Basic Informatin Processing)
テキスト
資料を配布する。
参考文献
カウンセリング練習張(ブレーン社、水野修次郎)カウン
セリング・テキスト(創元社、ジェラード・イーガン)
担当者
単位数
川場 隆
2単位
授業の到達目標及びテーマ
この講義を修了すると、本学の情報処理設備の使用方法を理解し、学生生活全般に利用できるようになります。また、
Word、Excel、Powerpointといった代表的なデータ処理ソフトウェアの基礎を習得しレポート等に活用できるようにな
ります。さらに、認定試験(Word2010、Excel2010)にチャレンジするための前提となる知識技能を身につけることがで
きます。
授業の概要
大学の情報処理設備の使用方法、インターネットの基礎知識と活用方法を講義したのち、テキストによりWord、Excelの
基本技能を学習します。毎週定められた課題をファイルに綴じて提出し、検印を受ける必要があります。講義で指定する
紙ファイルとラベルを各自で用意してください。また、
タッチタイプ技能を必修課題としています。10分間に350文字(日
本語文)を、キーボードを見ずに入力できるよう、計画されたシステムにより訓練します。他の課題、試験で合格点を取
得しても、タッチタイプ試験に不合格になると単位は取得できないので十分な練習を重ねてください。学習と訓練に学習
支援システム(Powercampus)を使用しますので、自宅等からも課題の提出が可能です。
授業計画
<前期>
1.大学のコンピュータ環境と学習方法
2.ウェブとメール
3.MS-Word(1)
4.MS-Word(2)
5.MS-Word(3)
6.MS-Word(4)
7.MS-Word(5)
8.MS-Excel(1)
9.MS-Excel(2)
10.MS-Excel(3)
11.MS-Excel(4)
12.MS-Excel(5)
13.PowerPoint(1)
14.PowerPoint(2)
15.演習
試験・課題等の内容
テキスト
課題として、毎回、テキストの章末問題を作成し提出する。 「Word2010クイックマスター基本編」
「Excel2010クイック
また、タイピング練習成績ファイルを7教程分提出する。
マスター基本編」
ウィネット刊
さらに、学期末にタッチタイプ試験を実施する
評価方法
テキストの章末問題課題は達成率を成績として、全成績の
800点分とする。タイピング練習課題は700点。また、タイ
プ試験を300点として成績を算出する。合計1800点満点で
評価するが、タイプ試験に不合格であれば、他の成績がど
うであれ不合格とする。
28
科目名 情報処理基礎
(音楽学部)
(Basic Information Processing)
担当者 山口 朝彦
単位数 2単位
授業の概要
パーソナルコンピュータとインターネットを生活の道具として使用するための基礎として、以下のことについて学ぶ。
1.コンピュータネットワーク
2.パーソナルコンピュータの仕組み
3.タッチタイピングと日本語入力
4.ネットワークを利用するためのソフトウェア
5.ワードプロセッサ、表計算、プレゼンテーションのためのソフトウェア
授業計画
<前期>
1.学内設備の仕組みと利用方法
2.インターネットとは何か、コンピュータの歴史と現在のパーソナルコンピュータ
3.Windows システムの基本操作方法と電子メールの利用方法
4.タッチタイピングと日本語入力
5.ネットワークユーザの基礎知識(電子メール)
6.ネットワークユーザの基礎知識(Web、その他)
7.電子メールの応用
8.WWW と情報検索
9.ワードプロセッサの利用方法
10.ワードプロセッサを利用したレポート作成方法
11.表計算ソフトウェアEXCEL入門
12.表計算ソフトウェアEXCELの利用方法
13.表計算ソフトウェアEXCELの実践練習
14.プレゼンテーション・ソフトウェア PowerPoint 入門
15.ワードプロセッサの応用(表のある文書の作成方法)
試験・課題等の内容
講義内容について、随時演習または課題を課す。日々の課
題とレポート課題は、正しい知識をもってインターネット
を活用できるか、
ワープロ、
表計算およびプレゼンテーショ
ンのためのソフトウェアを学生生活で必要なレベルで使い
こなせるか、を問う内容とする。
評価方法
授業参加の積極性(授業中の質問や、演習と課題の提出内
容)30%、試験70%で評価する。
テキスト
授業で使用するスライドを印刷して配布する。
参考文献
授業中に随時紹介する。
科目名
情報処理基礎
(食生活健康学科)
(Basic Information Processing)
担当者
単位数
山田 加奈子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
今日、インターネットは個人や企業のための情報ネットワークとして必要不可欠なものに成長しており、それを活用する
能力が求められてきている。本講義ではパソコンを使用する上で必要な基本構成や基本操作、最低限のルールとマナーを
理解し、電子メールやWord、ExcelやPowerPointなどを適切に操作できるようになることが到達目標である。
授業の概要
パソコンの基本的な仕組みを知る。主にWord、Excel、PowerPointのソフトを中心に進めていく。
授業計画
<前期>
1.講義概要、パソコンの基本構成、学内ネットワークの使用法について
2.インターネットのルールとマナー①:電子メールの基礎知識と仕組みについて
3.インターネットのルールとマナー②:ウェブ利用法について、その他
4.ワープロソフトによる文書処理①
5.ワープロソフトによる文書処理②
6.ワープロソフトによる文書処理③
7.パソコンによる画像処理①
8.パソコンによる画像処理②
9.表計算ソフトによるデータ処理①
10.表計算ソフトによるデータ処理②
11.表計算ソフトによるデータ処理③
12.プレゼンテーションソフトによるスライド作成①
13.プレゼンテーションソフトによるスライド作成②
14.総括①
15.総括②
試験・課題等の内容
講義の中で、レポートの提出方法を説明
テキスト
適宜プリント配付
評価方法
授業態度30%、取組状況20%、レポート50%
参考文献
『情報リテラシー教科書』
(オーム社)
29
情報系科目
授業の到達目標及びテーマ
授業のテーマは科目名の通り、パーソナルコンピュータとインターネットを利用するに当っての、読み書き程度の知識と
技量を身に付けることである。到達目標は以下の3項目とする。
(1)パーソナルコンピュータで、エチケットを守って E-mail の送受信ができる。
(2)WWWを利用して情報を検索し、正しい情報の取捨選択ができる。
(3)コンピュータのアプリケーション・ソフトウェアのうち、ワープロ、表計算、プレゼンテーションのためのソフトウェ
アを起動して、初歩的な利用ができる。
科目名
情報処理基礎
(生活デザイン学科)
(Basic Information Processing)
担当者
単位数
中村 美代子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
高度情報化社会のなかで私たちの周囲の環境は急速に変化し、マルチメディアツールの活用能力は日々その重要性を増し
ている。私たちは数ある情報群の中から必要な情報を検索・収集、加工・分析し、
「価値ある情報」として社会活動に有
効利用することが求められている。
① コンピュータの理論的な仕組みを理解し、実際的な応用ができるよう学習する。
② インターネットの仕組みを理解し、その情報利用技術を習得する。
授業の概要
下記の授業計画に従い、テーマを持って進めていく。
授業計画
<前期>
1.ネットワーク社会について
2.インターネットの歴史
3.コンピュータの仕組み
4.CPUの働きとメモリの種類
5.ビジネス文書の構成要素
6.ビジネス文書の構成要素(英文)
7.ソフトウェアの分類
8.アプリケーションの相互利用
9.データベースの基礎知識
10.データ形式とデータ圧縮
11.LANとその接続形態
12.TCP/IPプロトコル
13.ファイル監理
14.ネットワークセキュリティ
15.情報化社会の展望
試験・課題等の内容
Ⅰ…課題(レポート)
Ⅱ…試験
評価方法
期末試験 50%、課題・提出物 30%、授業への取組状況
20%
科目名
情報処理基礎
(子ども学科)
(Basic Information Processing)
テキスト
プリントを配布する。
参考文献
授業で随時紹介する。
担当者
単位数
横尾 美智代
2単位
授業の到達目標及びテーマ
最低限のパソコンのメカニズムとシステムを理解する
電子メール送受信、情報検索などインターネットを用いたリテラシーを習得するとともに、プライバシー、マナー、知的
財産権など情報倫理を学ぶ
ワープロ、表計算ソフトなどを利用した基本的操作の習得、情報処理に関する基礎的な知識の習得をめざす
授業の概要
今日、携帯電話やスマートフォン、パソコンなどが普及した背景には情報処理のめざましい発展がある事を忘れてはなら
ない。現代社会においては、日々の生活はもちろん多くの職業においても情報処理技術は必要不可欠なスキルである。本
講義ではレポート作成など大学生として必要なスキルを習得する過程を通して、基本的操作と作法を身につける
授業計画
<前期>
1.オリエンテーション:コンピュータの基礎知識、周辺機器の接続および起動と終了
2.電子メールの仕組みと送受信、使用に当たってのエチケット
3.インターネットでの情報検索
4.インターネットでの情報検索
5.情報ネットワークの利用と、情報倫理(知的財産、ネチケット)
6.ワープロソフトの基本操作(1)ソフトの起動、終了、文字入力、ウインドウの操作
7.ワープロソフトの基本操作(2)フォント操作、文書編集、印刷、保存
8.プログレスリポート(課題作成)1
9.表計算ソフトの基本操作(1)ソフトの起動、終了、データ入力、修正、消去
10.表計算ソフトの基本操作(2)表のデザイン、書式設定、行/列の挿入、削除
11.表計算ソフトの基本操作(3)簡単な計算、グラフ作成
12.プログレスリポート(課題作成)2
13.複数のソフトを用いた操作:ワープロソフトへの画像、表などの挿入、レイアウト
14.プレゼンテーションソフトの基本操作(1)入力、レイアウト、アニメーション
15.プレゼンテーションソフトの基本操作(2)データの取り込み、添付
試験・課題等の内容
授業で学んだ内容について2回のプログレスリポート(課
題作成)を実施。
定期試験はインターネット及び複数のソフトウエアを総合
的に用いた最終課題の作成。
30
評価方法
プログレスリポート 20%/回
定期テスト(最終課題)60%
テキスト
矢野文彦「情報リテラシー教科書」
(オーム社)
科目名
アプリケーション演習1
(文学部・音楽学部)
(Excel2010)
担当者
単位数
川場 隆
2単位
授業の概要
指定テキスト(基礎編と応用編の2冊)を使って、操作技能を学習します。学習支援システム(Powercampus)に示さ
れるスケジュールに従って、毎回テキストを自学し、章末練習問題を作成して提出してください。講義時間中、教師との
マンツーマンでの質疑応答が可能です。テキストで不明な箇所があれば、自ら率先して質問する学習態度が重要です。毎
回、練習問題を指定のファイルに綴じて提出し、検印を受ける必要があります。これは課題(成績の30%)として評価さ
れます。学期末には、実際の検定試験と同じ問題を使って期末テストを実施しします(成績の70%)
。
授業計画
<後期>
1.Exce2010問題演習と解説1
2.Exce2010問題演習と解説2
3.Exce2010問題演習と解説3
4.Exce2010問題演習と解説4
5.Exce2010問題演習と解説5
6.Exce2010問題演習と解説6
7.Exce2010問題演習と解説7
8.Exce2010問題演習と解説8
9.Exce2010問題演習と解説9
10.Exce2010問題演習と解説10
11.サーティファイ認定試験の傾向と対策
12.模擬試験演習1
13.模擬試験演習2
14.模擬試験演習3
15.模擬試験演習4
試験・課題等の内容
毎回の課題ファイル提出および学期末に行う実技テスト。
テキスト
「Excel2010クイックマスター基本編」
「Excel2010クイック
マスター応用編」ウィネット刊
評価方法
実施する実技試験を70%、毎週の課題提出30%。実技試験
の評価基準は、サーティファイ技能認定試験の評価基準に
準ずる。
31
情報系科目
授業の到達目標及びテーマ
Excel2010の2級認定試験(サーティファイ技能認定試験)に合格できる水準の知識技術を習得することを目標とする。
参考までに述べておくと、過去の実績では、この授業を受講して検定試験を受験した場合、70%∼80%程度の受験者が2
級試験に合格しています。
科目名
アプリケーション演習Ⅰ
(子ども学科)
(Practical Study of Computer Softwere Ⅰ)
担当者
単位数
横尾 美智代
1単位
授業の到達目標及びテーマ
前期(情報処理基礎)で学習したソフトウエアを用いて、情報処理の応用力を身につける
表計算ソフトを用いたデータの解析(入力、表示、検定、考察)を行う
プレゼンテーションソフトを利用して課題を作成する
授業の概要
小児の集団の特徴(健康情報や成績、嗜好など)を調べる時に、表計算ソフトを使いデータの特徴を明らかにできるとよ
り詳しい情報を得ることができる。そこで授業では統計学の基礎学習を通して表計算ソフトを用いた簡単な検定を習得す
る。
授業計画
<後期>
1.オリエンテーション:操作の復習
2.プレゼンテーションソフトの操作(1)
3.プレゼンテーションソフトの操作(2)
4.プレゼンテーションソフトの操作(3)
5.課題(1)
6.統計学の基礎:データの代表性について
7.統計学の基礎:データのちらばりについて
8.統計学の基礎と表計算ソフトの操作:平均値、中央値、最頻値
9.統計学の基礎と表計算ソフトの操作:データの分布(1)
10.統計学の基礎と表計算ソフトの操作:データの分布(2)
11.課題(2)
12.統計学の基礎と表計算ソフトの操作:分散と標準偏差(1)
13.統計学の基礎と表計算ソフトの操作:分散と標準偏差(2)
14.課題(3)
15.まとめ
試験・課題等の内容
授業で学んだ内容について3回の課題を完成、提出するこ
と。
定期試験は学習したすべての内容から出題する。
テキスト
適宜、プリント配布
評価方法
課題作成 20%/回
定期試験 60%
科目名
アプリケーション演習Ⅱ
(Word2010)
担当者
単位数
川場 隆
2単位
授業の到達目標及びテーマ
Word2010の2級認定試験(サーティファイ技能認定試験)に合格できる水準の知識技術を習得することを目標とする。
参考までに述べておくと、過去の実績では、この授業を受講して検定試験を受験した場合、70%∼80%程度の受験者が2
級試験に合格しています。
授業の概要
指定テキスト(基礎編と応用編の2冊)を使って、操作技能を学習します。学習支援システム(Powercampus)に示さ
れるスケジュールに従って、毎回テキストを自学し、章末練習問題を作成して提出してください。講義時間中、教師との
マンツーマンでの質疑応答が可能です。テキストで不明な箇所があれば、自ら率先して質問する学習態度が重要です。毎
回、練習問題を指定のファイルに綴じて提出し、検印を受ける必要があります。これは課題(成績の30%)として評価さ
れます。学期末には、実際の検定試験と同じ問題を使って期末テストを実施しします(成績の70%)
。
授業計画
<後期>
1.Exce2010問題演習と解説1
2.Exce2010問題演習と解説2
3.Exce2010問題演習と解説3
4.Exce2010問題演習と解説4
5.Exce2010問題演習と解説5
6.Exce2010問題演習と解説6
7.Exce2010問題演習と解説7
8.Exce2010問題演習と解説8
9.Exce2010問題演習と解説9
10.Exce2010問題演習と解説10
11.サーティファイ認定試験の傾向と対策
12.模擬試験演習1
13.模擬試験演習2
14.模擬試験演習3
15.模擬試験演習4
試験・課題等の内容
毎回の課題ファイル提出および学期末に行う実技テスト。
評価方法
実施する実技試験を70%、毎週の課題提出30%。実技試験
の評価基準は、サーティファイ技能認定試験の評価基準に
準ずる。
32
テキスト
「Word2010クイックマスター基本編」
「Wordl2010クイッ
クマスター応用編」ウィネット刊
科目名
情報の科学
(Information and Communication Technology)
担当者
単位数
川場 隆
2単位
授業の到達目標及びテーマ
この講義を修了すると、コンピュータの歴史、コンピュータの仕組み、コンピュータの運用方法について具体的に自分の
言葉で説明できるようになり、また、インターネットについては、その有用さとともに危険性をも理解し、みずから適切
な対策をとることができるようになります。
授業計画
<前期>
1.情報科学とは
2.コンピューター前史
3.大型汎用コンピュータの系譜
4.パーソナルコンピュータとワークステーションの隆盛
5.ハードウェアの構成
6.論理と演算
7.ソフトウェア(データとプログラム)
8.プログラミング体験(1)
9.プログラミング体験(2)
10.プログラミング言語
11.データベースの仕組み
12.インターネットの歴史
13.インターネットを構成する技術
14.ハッキングとコンピュータウィルス
15.コンピューティングにおける倫理
試験・課題等の内容
単元ごとに小テスト(オンラインでリアルタイムに採点さ
れるテスト)を実施します。
テキスト
学習支援システム上に用意してある教材を使う
評価方法
小テストの総合計を平均してそのまま成績とします
科目名
情報の技術
(Computer Programing)
担当者
単位数
川場 隆
2単位
授業の到達目標及びテーマ
インターネット上のシステムやコンピュータソフトウェアの多くがJava言語というプログラミング言語を使って作成さ
れています。また、情報処理の世界では、Java言語のようなプログラミング言語を理解することは、運動でいう「走る」
能力にあたる基本的な力です。すべての情報処理技能の基礎として身につけておきたい知識技術がプログラミングです。
特に将来IT関連業界に就職を目指している人には特に有用な知識技能です。この講義は、自学とマンツーマンの添削指
導を基本として実施します。この講義を修了することで、Java言語により基本的なプログラムを作成できるようになり、
プログラミングとコンピュータシステムについて自分の言葉で説明できるようになります。
授業の概要
「わかりやすいJava」というテキストを使い、自学と個別指導を交えた方式で実施します。このような方法はPSI方式と
呼ばれる確立した教授方法で、使用するテキストはそのために書きおろした専用の学習書です。PSI方式は極めて有効な
学習方法であることがいくつもの研究で証明されています。PSI方式と専用のテキストを使って、確実に知識・技術が身
につくよう工夫した講義です。また、ゼミ(開放科目)を受講して、Java言語の資格試験やその他の国家資格を取得した
い人はこの講義を履修しておく必要があります。
授業計画
<後期>
1.Java言語とは
2.プログラムの書き方
3.いろいろなデータ型
4.演算子と演算
5.標準クラスの利用
6.配列とfor文
7.for文の使い方
8.条件を書くための演算子
9.while文と電卓プログラム
10.if文と投票集計プログラム
11.switch文と複数の場合分け
12.breakとcontinue
13.配列の仕組み
14.配列の操作
15.メソッド
試験・課題等の内容
毎週の課題提出(マンツーマンでの添削指導を含む)
、中
間テスト、期末テストを実施する
テキスト
わかりやすいJava 入門編 川場隆 秀和システム刊
評価方法
毎週の課題提出は、全15章のどこまで完了したかという達
成率で評価し、全成績の60%とする。中間、期末試験はそ
れぞれ20%ずつのウェイトとする。
33
情報系科目
授業の概要
学習支援システム(Powercampus)上に準備された教材により、詳細に解説します。各単元が終わるごとに、小テスト
を実施します。小テストで取得した合計点が自動的に成績となります。
科目名
アプリケーション演習
(看護学部)
(Practical Study of Application Software)
担当者
単位数
近藤 久義
1単位
授業の到達目標及びテーマ
授業のテーマは,ただ操作法を覚えるのではなく,コンピュータの仕組みを理解することで,コンピュータの利用法や操
作法などについて自分で調べて考えることのできる能力を養うことおよびネットワークを利用する際のセキュリティや情
報倫理についても理解することである。
この授業では,
情報処理の基礎となる理論および情報処理を行うためのコンピュー
タの基本操作(情報リテラシー)の習得を目的(到達目標)とする。具体的には、レポートやプレゼンテーション資料の
作成および基本的な統計量の算出とグラフ作成ができるようになることである。
授業の概要
授業は,講義と演習を組み合わせて行う。講義内容の理解度を確認するために,各自1台のコンピュータを使用して操作
練習と課題を行う。さらに,理解を深めるためにレポート課題を課す。授業内容は,基本的な情報リテラシーの習得に重
点をおいている。授業の序盤で,授業を受けるために必要となる知識・スキルについて説明するとともに,コンピュータ
の基礎的な知識についての説明を行う。授業の中盤で文書作成と表計算,終盤でプレゼンテーションといった代表的な情
報リテラシーについての説明を演習を交えながら行う。
授業計画
<後期>
1.
【オリエンテーション】
コンピュータの起動,ネットワーク・コンピュータを利用する際のマナー
2.
【ガイダンス】
コンピュータの基礎、Windowsの基礎等
3.
【文書作成(Word)1】
日本語入力システム、Wordの基本操作
4.
【文書作成(Word)2】
図表を含む文書作成
5.
【文書作成(Word)3】
数式を含む文書および英文文書作成
6.
【文書作成(Word)4】
パスワード設定、課題(1)
7.
【表計算(Excel)1】
基本操作
8.
【表計算(Excel)2】
関数利用
9.
【表計算(Excel)3】
グラフ作成、課題(2)
10.
【表計算(Excel)4】
記述統計
11.
【表計算(Excel)5】データベース、検索と抽出、課題(3)
12.
【プレゼンテーション(Power Point)1】
基本操作
13.
【プレゼンテーション(Power Point)2】
図表、アニメーションの利用、課題(4)
14.
【プレゼンテーション(Power Point)3】
プレゼンテーション方法
15.全授業の総括(試験を含む)
試験・課題等の内容
試験・課題ともに授業内容に関する演習を中心とする
テキスト
授業内容に応じた資料を配布する。
評価方法
課題レポート:60%と期末試験(期末課題に代える場合も
ある)
:40%を予定している。
課題レポートにおいては、授業中の取組状況なども評価の
対象とする。
参考文献
特に指定しない。
科目名
情報処理演習
(看護学部)
(Exercises in Information Processing)
担当者
単位数
近藤 久義
1単位
授業の到達目標及びテーマ
授業のテーマは,情報社会に対応した科学的思考能力を高めることである。この授業では,情報科学の基礎を学習し、情
報とコンピュータの結びつき、コンピュータによる情報処理の理論と操作法の習得を目的(到達目標)とする。具体的に
は、研究に必要な情報の検索とデータベースの作成、統計ソフトウエアを利用した医療統計の解析ができるようになるこ
とである。
授業の概要
授業は,講義と演習を組み合わせて行う。講義内容の理解度を確認するために,各自1台のコンピュータを使用して操作
練習と課題を行う。さらに,理解を深めるためにレポート課題を課す。授業の序盤で、エビデンスの基礎となる情報の収
集にインターネットを利用する方法の解説と演習を行う。授業の中盤では,データベースについて解説し、Accessを利
用した演習を行う。授業の終盤では、医療統計の基本的な概念を解説し、Excelを利用して統計解析の演習を行う。
授業計画
<前期>
1.
【情報基礎】
情報のとらえ方,探し方,検索エンジン等
2.
【情報検索】
医療情報学の基礎、MEDLINEによる医学文献の検索
3.
【データベース(Access)1】
データベースの基礎
4.
【データベース(Access)2】
データベースの作成
5.
【データベース(Access)3】
選択クエリの作成と検索(1)
6.
【データベース(Access)4】
選択クエリの作成と検索(2)
7.
【データベース(Access)5】
選択クエリの作成と検索(3)
8.
【データベース(Access)6】
リレーショナルデータベース
9.
【統計解析1】
度数分布図および代表値と散布度
10.
【統計解析2】
相関と回帰
11.
【統計解析3】
母平均および母比率に関する検定と推定
12.
【統計解析4】
クロス集計表の作成と独立性検定
13.
【統計解析5】
リスク比とオッズ比
14.
【統計解析6】
罹患率と死亡率
15.全授業の総括(試験を含む)
試験・課題等の内容
試験・課題ともに授業内容に関する演習を中心とする。
テキスト
授業内容に応じた資料を配布する。
評価方法
課題レポート:60%と期末試験(期末課題に代える場合も
ある)
:40%を予定している。
課題レポートにおいては、授業中の取組状況なども評価の
対象とする。
参考文献
特に指定しない。
34
科目名
大学基礎セミナー
(Basic Study Skills for University Students)
担当者
単位数
香川 実成、他15名
1単位
授業の到達目標及びテーマ
大学4年間の学びに必要とされる基本的なスタディ・スキルズを身につけます。具体的には、
「調べる(検索する)力」
「読
、
む力」
、
「聞く力(ノート・テイキング)
」
、
「情報を整理して話す(書く)力」
、
「自分の意見を具体的根拠と共に話す(書く)
力」等です。また、大学生活を身体的・精神的に安全に送るために、喫煙・飲酒・薬物・女性の身体・デートDVについ
ての講義も受けます。
授業計画
<前期>
1.大学における人との出会い
2.キャリア・デザイン
3.自分のテーマ(目標)を見つける
4.図書館の利用法
5.本を資料として読む
6.数学的思考力テスト
7.喫煙と飲酒の害
8.薬物に関する基礎知識
9.ジェンダーを考える
10.デートDV
11.大学生への性教育
12.スクラップブックからレジュメ作成
13.レジュメにもとづくプレゼンテーション①
14.レジュメにもとづくプレゼンテーション②
15.レポートの書き方と授業総括
試験・課題等の内容
各自の新聞スクラップブックをもとに、図書館やインター
ネットで資料を補足してレジュメを発表。さらにレジュメ
をもとにしてレポートを作成。
評価方法
授業への積極的参加状況(出席含む)…20%
漢字ドリル(ほぼ毎回実施)…10%
スクラップブック作成…30%
レポート…20%
プレゼンテーション…20%
科目名
秘書学Ⅰ・Ⅱ
(Secretary Introduction I・II)
テキスト
「大学基礎セミナー」コースブック *初回授業で配布
新聞定期購読要
参考文献
上記コースブックに記載。適宜、
授業中に紹介・説明します。
担当者
単位数
中村 美代子
各2単位
授業の到達目標及びテーマ
日々複雑化していく現代社会において、専門的な職業者を補佐する「有能な秘書職」が求められている。授業では、秘書
職に要求される機能と役割を理解して、その職能として備えなければならないマナーや技能について学習する。
また、秘書業務に関連する資格取得を試みることで、秘書職能の向上を図る。
※注意:この科目は、秘書学Ⅰ、秘書学Ⅱの順に履修すること。
授業の概要
下記の授業計画に従い、テーマを持って進めていく。
授業計画
<前期>
1.働くことの意義と目的
2.現代の経営環境と秘書業務
3.秘書の定義・その役割と機能
4.秘書業務の進め方
5.歴史にみる秘書職
6.秘書職に求められる資質
7.秘書職と自己啓発
8.秘書と話し方(敬語)
9.秘書と話し方(説明・報告)
10.秘書と話し方(説得・忠告・断り方)
11.電話応対の心得
12.来客応対の心得
13.文書業務
14.文書業務(英文)
15.オフィス管理
試験・課題等の内容
Ⅰ…課題(レポート)
Ⅱ…試験
<後期>
1.日程管理
2.会議と秘書業務
3.会合と秘書業務
4.出張業務
5.情報業務
6.ファイリング
7.資料の管理(名刺・カタログ他)
8.秘書と会計業務
9.秘書と法律業務
10.冠婚葬祭のマナーⅠ
11.冠婚葬祭のマナーⅡ
12.接遇演習(受付と誘導)
13.接遇演習(接客の実際)
14.経済・経営の知識Ⅰ
15.経済・経営の知識Ⅱ
参考文献
授業で随時紹介する。
評価方法
期末試験50% 課題・提出物30% 授業への取組状況20%
35
教養特別講座
授業の概要
このセミナーのクラス編成は学部・学科単位ではありません。他の学部・学科の学生と協働(課題の相互チェックやディ
スカッション、プレゼンテーションに対する質疑応答等)することによって、自分とは異なる他の専門分野を学んでいこ
うとしている人の考えや価値観を知り、理解できるようになる(そして1年後期以降も話し合える友人となる)
、これも
本セミナーの重要なテーマです。
科目名
秘書学Ⅲ
(Secretary Introduction III)
担当者
単位数
中村 美代子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
秘書学は学際的なものといわれ、その学習内容は多岐にわたっている。授業では、秘書学Ⅰ・Ⅱで習得した要求される資
質やマナー・技能などの基礎をもとにして、さらなる「上級秘書職」を目標に学習し、研究を進めていく。
また、秘書業務に関連する上級資格取得を目指すことで、秘書職能の向上を図る。
※注意:この科目は、秘書学Ⅰ・秘書学Ⅱを履修した後で履修すること。
授業の概要
下記の授業計画に従い、テーマを持って進めていく。
授業計画
<前期>
1.オフィスワークと秘書業務
2.企業経営と秘書業務
3.発展的秘書業務
4.秘書職の資格要件
5.秘書職の専門分化
6.自己啓発と自己管理
7.秘書職と人間関係
8.企業と情報管理
9.企業と財務知識
10.簿記の概念と財務諸表
11.企業と経営分析
12.企業と税務知識
13.企業と労務知識
14.企業と法律知識
15.秘書職の展望
試験・課題等の内容
Ⅰ…課題(レポート)
Ⅱ…試験
参考文献
授業で随時紹介する。
評価方法
期末試験50% 課題・提出物30% 授業への取組状況20%
科目名
特別講義「活水キャリア養成講座」
(Special Lectures in Career Master)
担当者
単位数
吉田 峰明、長尾 博、永田 耕司、
楠本 欣司、他
2単位
授業の到達目標及びテーマ
大学生活から卒業後の人生に向けて、今を充実させながら将来への夢を実現させるために役立ててほしいことを学びます。
大学生活の早いうちにキャリアに対する啓蒙を深め、学年が上がるにつれて実戦・達成へと向かえるように準備していき
ましょう。自らを確立させつつ基礎学習の必要性を理解し、応用的なテクニックから幅広い教養まで、広範なキャリアに
ついて扱います。
授業の概要
初年度キャリア教育に有意義な項目についてオムニバス形式で行う。自らの居場所の確認からスタートし、自己の確立、
基礎学習のたいせつさ、楽しみつつ充実した生活を送るには、将来へ向けての心構えやプランニングなどが学べるよう、
なるべく変化に富んだ流れとする。
なお50名を定員とし、オーバーした場合は初回授業終了時に抽選する。また他の「特別講義」開講科目を履修登録する場
合は、この「活水キャリア養成講座」は履修登録できない(他の「特別講義」開講科目で単位を取得する場合、この「活
水キャリア養成講座」では単位は取得できない)ため注意すること(いずれの「特別講義」開講科目を履修するかは必要
に応じて選択を)
。ただしそのような場合も定員に余裕があれば聴講扱いが可能(単位はつかない)なので、初回授業時
に申し出ること。
授業計画
<後期>
(オムニバスでの担当)
1.
「わが心に刻まれし乙女たちを」鑑賞をとおして
吉田
2.キャリア∼就活に必要なこととは
吉田
3.コミュニケーション力の付け方
長尾
4.学ぶ理由∼わたしはなぜ学ぶの?
外部講師
5.女性として・大人としての身だしなみ(メイク他)
外部講師
6.心と身体を整えていくには
永田
7.内定した先輩の話を聞く
吉田
8.働く理由∼わたしはなぜ働くの?
外部講師
9.女性として・大人としてのマナー
外部講師
10.労働と権利について
外部講師
11.社会人に向けての基礎力
楠本
12.求める人材となりたい自分∼わたしはどう生きる?
外部講師
13.情報の収集について
吉田
14.業界・職種・適性について
吉田
15.まとめ
吉田
試験・課題等の内容
レポートを提出
評価方法
提出物50%、授業への取組状況50%
36
テキスト
こちらで用意する
科目名 特別講義「学校教育基礎講座」−教育現場のうらおもて−
(Basic Subjects for School Education)
担当者 山崎 滋夫
単位数 2単位
授業の到達目標及びテーマ
学校教育の制度やなりたちと、教育現場の実情についての初歩的な理解を背景に、教職員の職務やあるべき姿についての
見識を深め、教職を目指そうとする者の自己研鑽を促す。
とくに、これまでの教育を受ける側での体験的な知識・理解の拡充・修正をはかり、教育と教職の公的性格に目を開かせ
たい。
教養特別講座
授業の概要
概ね、授業計画の主題に沿って講義を行うが、受講者の要望や疑問等によっては柔軟な内容構成を行う。
授業計画
<前期>
1. 教育の三領域
2. 学校の種類と制度
3.学校というところ 学校の主役・脇役・演出者
4. 教育委員会と学校
5. 学校にかかわる主な法令
6. 教師という職
7. 教師に求められること
8. 教師の身分と勤務条件 各講義の主旨については、別途プリントで示す。
教職とその姿勢
9. 子どもとの関係
10. 保護者と教師
11. 体罰の問題・生徒指導
12. 教育課程
13. 教科書その他の教材
教師の指導力
14. 授業の力量
15. まとめ
試験・課題等の内容
期末筆記試験を行う。講義内容にかかわるこれまでの(園
児・児童・生徒・学生としての)体験や所感について問う
提出物を求める。
評価方法
筆記試験の結果・提出物等の内容 70%
受講態度・出席状況 30%
(教職を志す受講者としてふさわしい受講態度を求める)
参考文献
必要により提示する。
科目名
インターンシップ
(Internship)
担当者
単位数
鹿島 恵子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
企業などでの就業体験を行うことによって、職業意識の高揚や仕事に取り組む真摯な態度の涵養を目指す。さらには、企
業における経営への取り組み方や仕事の流れなども認識することによって、就職活動に対する動機付けを与え、そのため
に備えておかなければならない心構えも育成する。
授業の概要
企業等での就業体験に対する事前・事後の指導を、各テーマに沿って進めていく。事前指導では基本的なビジネスマナー
を身につけ実習に備える。事後指導では体験報告のほか、設定したテーマに沿って、グループワークを実施する。就業体
験は、企業などの協力を得て、夏期休暇中に原則として2週間実施する。
授業計画
<前期>
1.インターンシップの目的
2. 希望企業の情報収集
3. エントリーシート作成
4. 事前指導
5. 企業などの協力を得て、夏期休暇中に原則として2週間実施。
6. 事後指導にて成果報告
7. 目標設定
試験・課題等の内容
体験希望する企業に関しては、ホームページ等を使って企
業理念や主力商品、サービス、会社概要などの情報収集を
すること。実習期間中は業務日誌を作成する。実習終了後
にはレポートを課す。
テキスト
指定しない。プリント、資料等を配布する。
参考文献
必要に応じて適宜紹介する。
評価方法
事前指導20%、事後指導20%、実習報告等60%で評価する。
37
科目名 寄付講座(1)
「資本市場の役割と証券投資」
(Lecture Offered(1)「Role of the Capital Markers and the Securities Investment」)
担当者 野村證券株式会社
単位数 2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本の経済・金融環境・諸制度が大きく変化し、直接金融への期待が高まる現在、資本市場に求められる役割を考察して
いきます。また金融ビッグバン以降の激変する日本の資本市場の状況と投資とリスク・リターンの考え方、株式投資・債
券投資・グローバル証券投資・分散投資の方法などを、実務の観点から解説していきます。
授業の概要
下記授業計画に従いテーマを持って進めていく。
授業計画
<後期>
1.ガイダンス
2.経済情報の捉え方
3.金融市場の役割とその変化
4.証券投資のリスク・リターン
5.ポートフォリオ・マネジメント
6.資本市場における投資家心理
7.グローバル化する世界と資本市場の果たす役割
8.債券市場の役割と投資の基礎知識①
9.債券市場の役割と投資の基礎知識②
10.株式市場の役割と投資の基礎知識①
11.株式市場の役割と投資の基礎知識②
12.投資信託の役割とその仕組み
13.日本の株式市場の歴史
14.資産運用とライフ・プランニング
15.自主学習
試験・課題等の内容
期末試験、取組状況
テキスト
授業時配布
評価方法
授業への取組状況 40%
レポート 60%
参考文献
野村證券投資情報部 編『証券投資の基礎』
(丸善株式会社)
氏家純一 編『日本の資本市場』(東洋経済新報社)
38
健康・スポーツ科学系科目
教養教育科目
健 康 ・ ス ポ ー ツ 実 技 Ⅰ ………………… 39
健 康 ・ ス ポ ー ツ 実 技 Ⅱ ………………… 40
健 康 ・ ス ポ ー ツ 論 ………………… 41
身 体 運 動 科 学 ………………… 42
科目名
健康・スポーツ実技Ⅰ
(Health & Sports Science(Practice I)
)
担当者
単位数
楠本 欣司
1単位
授業の到達目標及びテーマ
各スポーツに取り組みながら基本動作および応用技術を習得し、これらの身体活動を通じて健康づくりを目指すことを目
的とする。またルールやゲームの方法を学ぶことで生涯にわたり継続的に運動が実践できる動機づけも目標とする。さら
に体力測定を行うことで現状の体力レベルを把握させて将来的な健康や体力の維持増進に役立てる。
授業の概要
各スポーツの基本的動作の習得及びゲーム主体の授業を展開する。
試験・課題等の内容
体力測定、各スポーツ、受講態度、取組状況
健康・スポーツ科学科目
授業計画
<後期>
1.オリエンテーション
2.体力測定(1)
3.バドミントン(種目特性、ルール説明、グリップ)
4.バドミントン(基本ストローク、ゲーム)
5.バドミントン(ゲーム)
6.バドミントン(ゲーム、スキルテスト)
7.バレーボール(種目特性、ルール説明、トス)
8.バレーボール(トス、レシーブ、サーブ、ゲーム)
9.バレーボール(ブロック、スパイク、ゲーム)
10.バレーボール(ゲーム、スキルテスト)
11.ピロポロ(種目特性、ルール説明、パス)
12.ピロポロ(パス、ドリブル、シュート、ゲーム)
13.ピロポロ(ゲーム)
14.ピロポロ(ゲーム、スキルテスト)
15.体力測定(2)
テキスト
なし
評価方法
参考文献
体力測定(20%)
、バドミントン(15%)
、バレーボール
なし
(10%)
、
ピロポロ(15%)
、
受講態度(20%)
、
取組状況(20%)
ただし、欠席、遅刻、早退、不適切な服装、シューズ忘れ
などの理由により注意を受けた総数が4回以上の学生は成
績評価の対象にはならない。
(原則として、完全出席12回以上の学生のみ対象)
科目名
健康・スポーツ実技Ⅰ
(Health & Sports Science(Practice Ⅰ)
)
担当者
単位数
小森 大輔
1単位
授業の到達目標及びテーマ
3種目のスポーツにおける基本動作、基本技術等を理解し、自分自身の身体をコントロールできるようにする。また、毎
時間の課題を設定し、学習したことをゲームや実践で使えるようにする。そして、各種スポーツを通じて、身体を動かす
ことの意味を理解し、ルールやゲーム方法を学習することによって、運営、指導などができるようにする。
授業の概要
新体力テストを実施し、各自の体力を把握するとともに実際に測定や評価ができるようにする。そして、卓球、バドミン
トン、バレーボールのスポーツを行い、各自の体力を再度測定する。卓球、バドミントン、バレーボールの基本技術、ルー
ル、ゲーム方法を学習する。
授業計画
<後期>
1.体力テスト(1)
2.卓球(運動特性・サーブ)
3.卓球(サーブ・レシーブ)
4.卓球(カット・スマッシュ)
5.卓球(ダブルストーナメント)
6.バドミントン(運動特性・サーブ)
7.バドミントン(サーブ・ヘアピン)
8.バドミントン(プッシュ・スマッシュ)
9.バドミントン(ダブルストーナメント)
10.バレーボール(運動特性・サーブ)
11.バレーボール(サーブ・レシーブ)
12.バレーボール(レシーブ・トス)
13.バレーボール(トス・アタック)
14.バレーボール(トーナメント)
15.体力テスト(2)
試験・課題等の内容
体力テスト(2)を試験とする。
テキスト
適宜プリントを配布する。
評価方法
参考文献
欠席、遅刻、早退、服装、受講態度が悪くて注意を受けた 特になし。
総数が4回以上の者は評価の対象にならない。受講態度、
授業への取り組み、体力テスト等を総合的に評価する。
39
科目名
健康・スポーツ実技Ⅰ(ジョグ&ウォーク)
(Health and Sports Science Ⅰ(Jog & Walk)
)
担当者
単位数
福田 理香
1単位
授業の到達目標及びテーマ
自らジョギング,
ウォーキングの実践能力を身につけた上で,
年齢や体力の異なる対象者に適したジョギングおよびウォー
キングプログラムの作成法および指導法を学ぶ。さらに,ウォーミングアップ,クーリングダウンとしてのストレッチの
指導法を身につける
授業の概要
ジョギング、ウォーキングはもっとも身近な健康づくりのための運動として取り入れられている。本授業では、ジョギン
グ、ウォーキングの特徴と効果について解説する。これらを踏まえ、指導上の留意点、年齢や体力の異なる対象者に適し
た運動プログラムの作成法および指導法について取り上げる。
授業計画
<後期>
1.オリエンテーション、健康づくりのためのW-upとC-downの実際
2.健康づくりのためのW-upとC-downの実際と指導法
3.健康づくりのためのストレッチングの実際
4.健康づくりのためのストレッチングの実際と指導法
5.基本的な歩き方、いろいろな歩き方の体験
6.ウォーキングの速度と歩幅・歩数との関係(戸外Walking)
7.ウォーキングの強度・運動量の設定(トレッドミル使用)
8.ウォーキング指導の実際
9.戸外における集団でのウォーキングの実際①
10.戸外における集団でのウォーキングの実際②
11.怪我をしないための体づくり∼自重によるレジスタンス運動の実際と指導法①∼
12.怪我をしないための体づくり∼自重によるレジスタンス運動の実際と指導法②∼
13.基本的な走り方、ジョギングの速度と歩幅・エネルギー消費量との関係
14.少し長い距離のジョギングの体験(戸外Jogging)
15.ジョギング指導の実際(戸外Jogging)
試験・課題等の内容
授業内容に即したレポートを適宜課す。5回目以降はスト
レッチのグループ指導を行ってもらう。
テキスト
『健康運動実践指導者用テキスト』
(財団法人 健康・体力
づくり事業財団)
評価方法
①ストレッチ実技試験30% ②レポート 30% ③実技指
導10% ④授業への取り組み方30%
参考文献
必要に応じて配布する。
科目名
健康・スポーツ実技Ⅱ
(Health & Sports Science(Practice Ⅱ)
)
担当者
単位数
楠本 欣司
1単位
授業の到達目標及びテーマ
各スポーツに取り組みながら基本動作および応用技術を習得し、これらの身体活動を通じて健康づくりを目指すことを目
的とする。またルールやゲームの方法を学ぶことで生涯にわたり継続的に運動が実践できる動機づけも目標とする。さら
に体力測定を行うことで現状の体力レベルを把握させて将来的な健康や体力の維持増進に役立てる。
授業の概要
各スポーツの基本的動作の習得及びゲーム主体の授業を展開する。
授業計画
<前期>
1.オリエンテーション
2.ゴルフ(種目特性、ルール説明、グリップ、スタンス)
3.ゴルフ(アイアン、パター)
4.ゴルフ(アプローチ、スキルテスト)
5.バスケットボール(種目特性、ルール説明、ドリブル)
6.バスケットボール(ドリブル、パス、シュート)
7.バスケットボール(ゲーム)
8.バスケットボール(ゲーム、スキルテスト)
9.フットサル(種目特性、ルール説明、パス)
10.フットサル(パス、ドリブル、シュート)
11.フットサル(ゲーム)
12.フットサル(ゲーム、スキルテスト)
13.体力測定
14.レクリエーションスポーツ
15.レクリエーションスポーツ
試験・課題等の内容
体力測定、各スポーツ、受講態度、取組状況
テキスト
なし
評価方法
参考文献
なし
体力測定(10%)
、
ゴルフ(10%)
、
バスケットボール(15%)
、
フットサル(15%)
、受講態度(30%)
、取組状況(20%)
ただし、欠席、遅刻、早退、不適切な服装、シューズ忘れ
などの理由により注意を受けた総数が4回以上の学生は成
績評価の対象にはならない。
(原則として、完全出席12回以上の学生のみ対象)
40
科目名
健康・スポーツ実技Ⅱ
(Health & Sports Science(Practice Ⅱ)
)
担当者
単位数
小森 大輔
1単位
授業の到達目標及びテーマ
2種目のスポーツにおける基本動作、基本技術等を理解し、自分自身の体をコントロールできるようにする。また、毎時
間の課題を設定し、学習したことをゲームや実践で使えるようにする。そして、各種スポーツを通じて、身体を動かすこ
との意味を理解し、ルールやゲーム方法を学習することによって、運営、指導などをできるようにする。
授業の概要
バスケットボールおよびサッカーを通して、チームスポーツの良さを体験する。特にチームスポーツにおいては、コミュ
ニケーション能力が重要であり、友達と協力して実技を楽しむ。バスケットボールおよびサッカーの基本技術やルール、
ゲーム方法を学習し、生涯スポーツにつながるようにする。
試験・課題等の内容
補強運動Ⅱおよびスキルテストを試験とする。
健康・スポーツ科学科目
授業計画
<前期>
1.補強運動Ⅰ(スタビライゼーション)
2.サッカー(運動特性・スキルテスト)
3.サッカー(各種パス・シュート)
4.サッカー(ドリブル・ターン)
5.サッカー(リフティング・パス)
6.サッカー(リーグ戦)
7.サッカー(スキルテスト)
8.サッカー(トーナメント)
9.バスケットボール(運動特性・スキルテスト)
10.バスケットボール(各種シュート)
11.バスケットボール(ハンドリング・パス)
12.バスケットボール(ドリブル・ターン)
13.バスケットボール(スキルテスト)
14.バスケットボール(トーナメント)
15.補強運動Ⅱ(スタビライゼーション)
テキスト
適宜プリントを配布する。
評価方法
参考文献
欠席、遅刻、早退、服装、受講態度が悪くて注意を受けた 特になし。
総数が4回以上の者は評価の対象にならない。受講態度、
授業への取り組み、体力テスト等を総合的に評価する。
科目名
健康・スポーツ論
(Health & Sports Theory)
担当者
単位数
楠本 欣司
2単位
授業の到達目標及びテーマ
現代社会の健康・スポーツに関連した時事問題として、子どもの体力低下・生活習慣病・老老介護などが挙げられる。人
間が心身共に豊かな暮らしを営むためには「運動・栄養・休養」のバランスを整えることが必要不可欠である。本講義で
は特に運動・スポーツを通じて健康の意義について探求することを目的とする。
授業の概要
運動と健康に関する話題を多角的視点から考えて、自己の健康づくりに必要な知識や情報を解説する。テーマによっては
グループ学習形式で行う場合もある。
授業計画
<後期>
1.オリエンテーション
2.健康・スポーツ分野の時事問題
3.日常生活から健康を考える(1)
4.日常生活から健康を考える(2)
5.生活習慣病
6.健康と環境
7.スポーツとマスメディア
8.前半のまとめと理解度チェック
9.健康&スポーツイベントデザイン(1)
10.健康&スポーツイベントデザイン(2)
11.スポーツ医学(1)
12.スポーツ医学(2)
13.女子力アップのための運動処方(1)
14.女子力アップのための運動処方(2)
15.後半のまとめと理解度チェック
試験・課題等の内容
・授業レポート(授業終了後に毎回提出)
・理解度チェック(授業内容および配布資料から出題)
・課題レポートまたはグループ発表(授業内で指示)
テキスト
適宜資料を配布する。
参考文献
・
「健康運動実践指導者養成用テキスト」
(財団法人健康・
評価方法
体力づくり事業財団)
取組状況および受講態度(30%)
、授業レポート(15%)
、
・
「特定保健指導における運動指導マニュアル」
(NPO法
理解度チェック(30%)
、課題レポートまたはグループ発
人に本健康運動指導士会編集)
表(25%)
*授業中の携帯電話の使用は一切認めない。
(万が一、規
則に違反した場合は教室から即退出していただく。なお
その際は欠席扱いとする。
)
41
科目名
健康・スポーツ論
(Health & Sports Theory)
担当者
単位数
福田 理香
2単位
授業の到達目標及びテーマ
健康やスポーツおよび運動に関する基礎知識を理解すると共に,自分にあった健康づくりについて考える能力を身につけ
る。
授業の概要
日常生活における健康やスポーツに関わる身近な話題をテーマに取り上げ,健康づくりの目的に応じた運動・スポーツへ
の取り組み方について解説する。
授業計画
<前期>
1.オリエンテーション
2.健康とは
3.運動・スポーツとは①
4.運動・スポーツとは②
5.体力とは
6.脂肪燃焼に効果的な運動とは(有酸素運動)
7.脂肪燃焼に効果的な運動とは(筋力トレーニング)
8.前半のまとめと理解度チェック
9.休養とスポーツ
10.睡眠と健康
11.運動効率・能力を高める食事法とは
12.運動効率・能力を高める食事法とは
13.自分の健康づくりのための食生活と身体活動
14.美しさとは何か−姿勢と健康−
15.後半のまとめと理解度チェック
試験・課題等の内容
テキスト
授業記録用紙を毎回配布し,今週のスポーツあるいは健康
適宜配布あるいは提示する。
関連のトピック,受講目標,感想,理解度を記入させる。
前半・後半に分け,授業の理解度をチェックする。
評価方法
①前・後半理解度チェック 各35% ②授業記録用紙の記
載内容 20% ③授業への取り組み方 10%
8回目前半理解度チェックを受ける資格は,1回目から7
回目までの欠席回数が3回未満のものとする。15回目後半
理解度チェックを受ける資格は,前半理解度チェックを受
け,なおかつ1回目から14回目までの欠席回数が4回以下
のものとする。*携帯電話の一切の操作等は認めない。守
らない場合は受講を遠慮してもらう。
科目名
身体運動科学
(Science of Physical Exercise)
担当者
単位数
小森 大輔
2単位
授業の到達目標及びテーマ
身体運動(スポーツ)を生涯通じて行う為に、身体運動をいろんな角度から取り上げる。たとえば、
「スポーツとは何か」
「運動しないとどうなるか」
「どの運動がエネルギーをより消費するか」
「現代社会でのスポーツ」
「スポーツがうまくなる
ためのトレーニングや技術」等々を理解する。そして、自身の生活を振り返り、健康的な生活を送るためにはどのような
工夫が必要が考え、実践する態度を養う。
授業の概要
近年、生活習慣病の患者および潜在患者数が増加してきている。健康的な生活を築くことは、これらの問題を解決する重
要な手段の1つである。そこで、健康科学をもとに、身体運動に関する幅広い知識を学び、学生生活、社会生活の基盤で
ある健康と体力の維持・増進に取り組み、自ら進んで実践する能力を開発し、運動を実践する上で必要な基礎知識を習得
する。
授業計画
<後期>
1.オリエンテーション
2.運動・スポーツとは
3.健康と体力
4.運動と栄養
5.エネルギー
6.骨格筋
7.前半のまとめと理解度チェック
8.体力の現状
9.運動と疲労
10.運動と心理①
11.運動と心理②
12.トレーニング理論
13.生活習慣病
14.運動処方
15.まとめ
試験・課題等の内容
理解度チェックおよび試験を行う。
テキスト
適宜プリントを配布する。
評価方法
参考文献
現代人のからだと心の健康(杏林書院)
受講態度(15%)
、授業への取り組み(10%)
、ミニレポー
ト(15%)
、理解度チェック(30%)
、試験(30%)で評価
する。ただし、7回目理解度チェックを受ける資格は、1
回目から6回目までの欠席回数が3回未満のものとする。
試験を受ける資格は、理解度チェックを受け、なおかつ1
回目から15回目までの欠席回数が4回以下のものとする。
42
外 国 語 系 科 目
<文学部 英語学科>
<看護学部>
英 語Ⅰa・Ⅰb ………… 43
基 礎 英 語 ………… 45
英 語Ⅱa・Ⅱb ………… 44
英 語 講 読 ………… 45
英 語 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン Ⅰ ………… 46
<文学部 英語学科以外の学科>
英 語 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン Ⅱ ………… 46
英 語Ⅰa・Ⅰb ………… 43
英 語 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン Ⅲ ………… 47
英 語Ⅱa・Ⅱb ………… 44
中 国 語Ⅰa・Ⅰb ………… 47
韓 国 語Ⅰa・Ⅰb ………… 48
※健康生活学部 食生活健康学科の英語Ⅲa・Ⅲ
<留学生対象>
b、英語Ⅳa・Ⅳbは、専門科目の講義要綱に
日 本 語Ⅰ ・ Ⅱ ………… 48
掲載しています。
日 本 語Ⅲ ・ Ⅳ ………… 49
初中級のための日本語Ⅰa・Ⅱa ………… 49
〃 Ⅰb・Ⅱb ………… 50
〃 Ⅰc・Ⅱc ………… 50
〃 Ⅰd・Ⅱd ………… 51
〃 Ⅰe・Ⅱe ………… 51
〃 Ⅰf・Ⅱf ………… 52
専
門
日
本
語Ⅰa・Ⅱa ………… 52
〃 Ⅰb・Ⅱb ………… 53
〃 Ⅰc・Ⅱc ………… 54
〃 Ⅰd・Ⅱd ………… 55
〃 Ⅲa・Ⅳa ………… 56
〃 Ⅲb・Ⅳb ………… 57
科目名
英語Ⅰa・Ⅰb
(English Ia・Ib)
担当者
単位数
井石 哲也、他
各1単位
授業の到達目標及びテーマ
Goals and Themes:
1. Developing students English listening and speaking skills
2. Developing students confidence in expressing themselves in English
授業の概要
Ⅰa:This course is designed to help students develop confidence and skill in using English for communication. The
text contains practical tasks for using English in everyday social and travel situations, as well as listening and
speaking practice in a variety of work and study situations. In addition to classroom practice, the course is set
up to facilitate independent study, further encouraging student progress.
Ⅰb:This course is a continuation of the English Ia Listening and Speaking course, and is designed to help students
develop confidence and skill in using English for communication. The text contains practical tasks for using
English in everyday social and travel situations, as well as listening and speaking practice in a variety of work
and study situations. In addition to classroom practice, the course is set up to facilitate independent study,
further encouraging student progress.
試験・課題等の内容
Students will be expected to participate in all classroom
activities. There will be in-class tests and quizzes. There
will be no scheduled final exam.
<後期>
1.Socializing
2.Living Away from Home
3.Transport
4.Eating Out
5.Emergencies
6.Health
7.Holiday Accommodation
8.Sightseeing
9.Travelling Abroad
10.A News Story
11.Hosting Overseas Visitors
12.Workplace Discussions
13.Organizing an Event at Work
14.Talks and Seminars
15.First Day at School / Study Habits and Goals
外国語系科目
授業計画
<前期>
1.Meeting People
2.Shopping
3.Food and Eating Out
4.Staying with a Family
5.Banks, Post Offices and Bureaux de Change
6.Health
7.At an Airport
8.Hotels
9.Travelling by Train or Bus
10.Tourism
11.Helping Customers and Colleagues
12.Goods and Services
13.Phone Calls
14.Talks and Presentations
15.Seminars and Expressing Opinions / Class Schedules
テキスト
Ⅰa:Miles Craven, Real Listening and Speaking 1
(Cambridge)
Ⅰb:Sally Logan and Craig Thaine, Real Listening and
Speaking
2
(Cambridge)
評価方法
Ⅰa:Testing and Assignments 70%
Participation 30%
Ⅰb:Testing and Assignments 50%
Standardized Test 20%
Participation 30%
科目名
英語Ⅰa・Ⅰb
(英語学科1年)
(English Ia・Ib)
担当者
単位数
Barbara Easton, Sheila Norris
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
To develop vocabulary, general English comprehension skills, and good study habits
To gain understanding of basic cultural ideas
授業の概要
Students will develop the four skills and expand their vocabulary while focusing on a variety of content areas. They
will also focus on developing good study habits.
授業計画
<前期>
1.India
2.Philippines
3.Thailand
4.Vietnam
5.Korea
6.France
7.Italy
8.Denmark
9.Portugal
10.Turkey
11.Egypt
12.South Africa
13.Brazil
14.Peru
15.Guatamala
試験・課題等の内容
Students will be expected to review and prepare
(especially vocabulary)in order to participate actively
in class and to read extensively outside class. They will
keep records of their own study patterns. There will be
a final examination.
<後期>
1.Cultural comparisons(1)
2.Cultural comparisons(2)
3.Cultural comparisons(3)
4.Cultural comparisons(4)
5.Cultural comparisons(5)
6.Festivals and celebrations(1)
7.Festivals and celebrations(2)
8.Festivals and celebrations(3)
9.Festivals and celebrations(4)
10.Festivals and celebrations(5)
11.Kwassui past and present(1)
12.Kwassui past and present(2)
13.Kwassui past and present(3)
14.Kwassui past and present(4)
15.Kwassui past and present(5)
テキスト
S. Berlin and M. Kobayashi, World Adventures(Kinseido)
評価方法
Class work and outside reading 60%, Examination 40%
43
科目名
英語Ⅱa・Ⅱb
(英語学科以外)
(English IIa・IIb)
担当者
単位数
深堀、井石(哲)、井石(令)、狩野、大坪、
藤本、濱﨑、香川
各1単位
授業の到達目標及びテーマ
1年次での「英語Ⅰa、
Ⅰb」での学習を踏まえ、
さらに英語を「読む」
「書く」
「聴く」
「話す」能力の向上に努めます。特に、
「読む」作業を通しての語彙力の増強と、
「書く」作業を通して文法的に正しい論理的な英文を書けるようになることに重
点を置きます。また、必要に応じて、まだ十分に身についていない文法や語法の練習問題もおこないます。
授業の概要
受講生の予習を前提として、一つのユニットを3回の授業でカバーします。また、授業外学習として、教科書の内容にリ
ンクしたオンライン・プラクティスも課します。
授業計画
<前期>
1.Unit
2.Unit
3.Unit
4.Unit
5.Unit
6.Unit
7.Unit
8.Unit
9.Unit
10.Unit
11.Unit
12.Unit
13.Unit
14.Unit
15.Unit
1
1
1
2
2
2
3
3
3
4
4
4
5
5
5
Reading 1
Reading 2
Writing &
Reading 1
Reading 2
Writing &
Reading 1
Reading 2
Writing &
Reading 1
Reading 2
Writing &
Reading 1
Reading 2
Writing &
Grammar
Grammar
Grammar
Grammar
Grammar
試験・課題等の内容
事 前 の 予 習 は 必 須。 必 要 に 応 じ て 小 テ ス ト を 実 施 し ま
す。 ま た、 授 業 外 学 習 と し て、eラ ー ニ ン グ 教 材 のALC
NetAcademyを活用します。
後期(英語Ⅱb)には2年生共通テストを実施する予定。
<後期>
1.Unit 6 Reading 1
2.Unit 6 Reading 2
3.Unit 6 Writing & Grammar
4.Unit 7 Reading 1
5.Unit 7 Reading 2
6.Unit 7 Writing & Grammar
7.Unit 8 Reading 1
8.Unit 8 Reading 2
9.Unit 8 Writing & Grammar
10.Unit 9 Reading 1
11.Unit 9 Reading 2
12.Unit 9 Writing & Grammar
13.Unit 10 Reading 1
14.Unit 10 Reading 2 / Writing & Grammar
15.共通テスト
テキスト
Q: Skills for Success 2(Reading and Writing)
(Oxford)
参考文献
授業中に適宜指示します。
評価方法
英語Ⅱa:授業での積極的取り組み(小テストや課題含む)
…40%、ALC NetAcademy…10%、定期試験…50%
英語Ⅱa:授業での積極的取り組み(小テストや課題含む)
…30%、ALC NetAcademy…10%、定期試験…50%、共
通テスト…10%
科目名
英語Ⅱa・Ⅱb
(英語学科2年)
(English IIa・IIb)
担当者
単位数
Barbara Easton, Sheila Norris
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
To practice extensive listening skills(1st semester)and extensive reading skills(2nd semester)
To improve intensive listening and reading skills and recognition of vocabulary and grammar structures, especially in
relation to the TOEIC test
授業の概要
Students will work on their receptive English skills using materials related to the topics of the TOEIC textbook in the
first semester and by reading a full-length novel in the second semester. Students will also be asked to set their own
goals for improving their scores on standardized tests, and to identify and work on the areas that need improvement
in order to achieve their goals.
授業計画
<前期>
1.Daily Life
2.Places
3.People
4.Travel
5.Business
6.Office
7.Technology
8.Personnel
9.Management
10.Purchasing
11.Finances
12.Media
13.Entertainment
14.Health
15.Restaurants
試験・課題等の内容
In each class there will be whole-class teaching, group
work, and individual practice.
Active participation
in class is the most important aspect of this course,
but students will also be asked to review and prepare
thoroughly(especially vocabulary)in order to get the
most out of the class sessions, and to read extensively
outside class. There will be review quizzes in the first
semester, and also a final examination or report in both
semesters.
評価方法
Review quizzes(1st semester)20%
Class work(1st semester)40%,(2nd semester)60%
Examination or report 40%
44
<後期>
1.Extended reading(1)
2.Extended reading(2)
3.Extended reading(3)
4.Extended reading(4)
5.Consolidation
6.Extended reading(5)
7.Extended reading(6)
8.Extended reading(7)
9.Extended reading(8)
10.Consolidation
11.Extended reading(9)
12.Extended reading(10)
13.Extended reading(11)
14.Extended reading(12)
15.Consolidation
テキスト
A. Mizumoto and M. Stafford, Successful Keys to the TOEIC
Test(1 OR 2 OR 3)
(Pearson Longman)
J. Webster, Daddy-Long-Legs(Penguin)
(Easton),
L.M. Montgomery, Anne of Green Gables (Penguin)
(Norris)
科目名
基礎英語
(看護学部1年)
(Basic English)
担当者
単位数
西原 真弓、香川 実成
1単位
授業の到達目標及びテーマ
ヘルスケア、栄養、心理などを含む現代社会に関わるテーマについて、英語で書かれた情報を読みとり、内容に関して考
え、自分の意見を英語でディスカッションできるようになることを目標とする。
授業の概要
授業の最初は、英語の日常会話でウォームアップを行い、英語を使うことに対する抵抗をなくしていく。テキストは予習
をしてくることが前提で、内容の確認や単語・表現の定着などを行う。内容把握ができたら、読んだものに対する自分の
考えをまとめ、それを英語で他人に伝える練習をする。
試験・課題等の内容
定期試験 課題(予習&提出課題)
共通テスト
外国語系科目
授業計画
<前期>
1.The World's Vest-Selling Medicine
2.The World's Vest-Selling Medicine
3.Fighting Disease with Disease
4.Fighting Disease with Disease
5.Saved from Certain Death
6.Saved from Certain Death & U1 Wrap-Up
7.Dolphins to the Rescue
8.Dolphins to the Rescue
9.The Gentle Giant from Africa
10.The Gentle Giant from Africa
11.Animal Detectives
12.Animal Detectives
13.How the Kiwi Got Its Name
14.How the Kiwi Got Its Name
15.Unit 2 Wrap-Up
テキスト
Daphne Mackey & Alice Savage "READ THIS! 2"
(Cambridge University Press)
評価方法
定期試験 70% 課題&受講態度 10% 共通テスト 20%
科目名
英語講読
(看護学部1年)
(English Reading)
担当者
単位数
西原 真弓、香川 実成
1単位
授業の到達目標及びテーマ
前期に引き続き、ヘルスケア、栄養、心理などを含む現代社会に関わるテーマについて、英語で書かれた情報を読みとり、
内容に関して考え、自分の意見を英語でディスカッションできるようになることを目標とする。
授業の概要
前期同様、授業の最初は、英語の日常会話でウォームアップを行い、英語を使うことに対する抵抗をなくしていく。テキ
ストは予習をしてくることが前提で、内容の確認や単語・表現の定着などを行う。内容把握ができたら、読んだものに対
する自分の考えをまとめ、それを英語で他人に伝える練習をする。
授業計画
<後期>
1.The Fifth Taste
2.The Fifth Taste
3.Eat Less, Live Longer?
4.Eat Less, Live Longer? & U3 Wrap-Up
5.Teenage Con Man
6.Teenage Con Man
7.Fingerprints Don't Lie - Or Do They?
8.Fingerprints Don't Lie - Or Do They?
9."I Then…"
10."I Then…" & Unit 4 Wrap-Up
11.Death by Internet
12.Death by Internet
13.The Power of the Mind
14.The Power of the Mind
15.Miracle on the Hudson
試験・課題等の内容
定期試験 課題(予習&提出課題)
共通テスト
テキスト
Daphne Mackey & Alice Savage "READ THIS! 2"
(Cambridge University Press)
評価方法
定期試験 70% 課題&受講態度 10% 共通テスト 20%
45
科目名
英語コミュニケーションⅠ
(看護学部2年)
(English Communication I)
担当者
単位数
John Anderson
1単位
授業の到達目標及びテーマ
The overall goal of this course is to help students develop the communication skills necessary to effectively function in
everyday nursing situations in English.
授業の概要
Students will study the vocabulary and key phrases needed to communicate in a variety of nursing situations. They
will watch a weekly DVD of nurse-patient interactions modeling effective communication and nursing skills. They will
then practice and role-play these dialogues to gain confidence in their own English communication skills. Students will
also have additional practice communicating in English in everyday situations other than in a nursing context.
授業計画
<前期>
1.Greetings
2.Giving Explanations
3.Tests(X-ray)
4.Inviting the Patient to Talk, and Listening
5.Nursing Care and Asking Permission
6.Injection
7.Vital Signs
8.Rehabilitation and Asking Questions
9.Operation
10.Positioning the Patient and Giving Instructions
11.Medication
12.Discharge and Goodbye
13.Negotiation Management
14.Consultation(Pregnancy)
15.Consultation(Cancer)
試験・課題等の内容
Students will be expected to actively participate in
all classroom activities and complete all homework
assignments. There will be regular in-class quizzes
to measure their understanding and progress. Details
regarding specific assignments and tests will be given in
class.
テキスト
Onjohji and Skelton, Everyday English for Nursing on DVD
(Seibido)
評価方法
Assignments and tests 70%
Participation 30%
科目名
英語コミュニケーションⅡ
(看護学部2年)
(English Communication II)
担当者
単位数
John Anderson
1単位
授業の到達目標及びテーマ
The overall goal of this course is to help students prepare for their upcoming study trip to Australia, by developing
the communication skills necessary to effectively function in English when travelling abroad and in a homestay
situation.
授業の概要
Students will have many opportunities to understand and practice essential language in a variety of travel situations.
The listening and speaking activities will also help students gain confidence in their ability to communicate in English.
In addition, to help prepare students for a successful homestay experience, they will practise introducing themselves,
talking about their lives in Japan, and communicating their basic daily needs.
授業計画
<後期>
1.Understanding flight information
2.Talking about topics of interest
3.Making special requests
4.Planning a day trip
5.Review 1
6.Arranging for transportation
7.Ordering meals in a restaurant
8.Following directions and understanding locations
9.Shopping
10.Review 2
11.Describing lost items
12.Health situations
13.Asking follow-up questions
14.Asking for and giving advice
15.Review 3
試験・課題等の内容
Students will be expected to actively participate in
all classroom activities and complete all homework
assignments. There will be regular in-class quizzes
to measure their understanding and progress. Details
regarding specific assignments and tests will be given in
class.
評価方法
Assignments and tests 70%
Participation 30%
46
テキスト
Dale Fuller and Kevin Cleary Adventures Abroad
(Macmillan Languagehouse)
科目名
英語コミュニケーションⅢ
(看護学部3年)
(English Communication Ⅲ)
担当者
単位数
Richard Bent
1単位
授業の到達目標及びテーマ
1. To expand English proficiency and practice English used in everyday situations.
2. To become familiar and comfortable with using English to express oneself in a casual conversational setting.
授業の概要
Students will increase their skills in practical English usage through controlled conversation practice covering a
variety of informative, engaging and enjoyable topics. Students will practice listening and conversations, learn new
vocabulary and grammar, and practice their reading and writing skills.
試験・課題等の内容
There will be three exams given, one after every two
units of the text book. Active Participation in class, using
English, is a very important part of the class grade.
Homework assignments will also occasionally be given
from the workbook section of the text.
外国語系科目
授業計画
<前期>
1.Essential English/ How was your vacation? 1
2.How was your vacation? 2
3.I think it's exciting! 1
4.I think it's exciting! 2
5.Review 1
6.Do it before you're 30! 1
7.Do it before you're 30! 2
8.The best place in the world! 1
9.The best place in the world! 2
10.Review 2
11.Where's the party? 1
12.Where's the party? 2
13.You should try it! 1
14.You should try it! 2
15.Review 3
テキスト
Ken Wilson, Smart Choice 2A Multi-Pack(Oxford)
評価方法
Participation: 40%
Assignments: 20%
Exams: 40%
科目名
中国語Ⅰa・Ⅰb
(Chinese Ia・Ib)
担当者
単位数
胡 振剛
各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
中国語の発音をしっかりと習得し、初歩的な中国語文法を学び、
「聞く」
、
「話す」
、
「書く」
、
「読む」
、
「暗唱」などの練習
を通じて、簡単な中国語会話が出来るような基礎力を養う。
授業の概要
下記授業計画に従いテーマを持って進めていく。
授業計画
<前期>
1.発音、単母音
2.子音、複合母音
3.声調と声調の変化
4.第一課 初対面
5. 初対面
6.第二課 キャンパス案内
7. キャンパス案内
8.復習
9.第三課 わたしの家族
10. わたしの家族
11.第四課 今日は中国語の授業がある
12. 今日は中国語の授業がある
13.復習
14.第五課 わたしは起きるのが早い
15. わたしは起きるのが早い
<後期>
1.第六課 どこに行ったの?
2. どこに行ったの?
3.第七課 泳ぎに行こう
4. 泳ぎに行こう
5.復習
6.第八課 わたしは北京ダックを食べたことがない
7. わたしは北京ダックを食べたことがない
8.第九課 家庭教師
9. 家庭教師
10.復習
11.第十課 山本さんは旅行に行った
12. 山本さんは旅行に行った
13.第十一課 明日の天気はどうですか
14. 明日の天気はどうですか
15.復習
試験・課題等の内容
筆記試験、教科書と授業の内容
テキスト
『中国語会話を学ぼう』
(白帝社)
評価方法
授業への取組状況・小テスト 30%、期末試験 70%
参考文献
1.
『やさしく くわしい 中国語文法の基礎』
(東方書店)
2.
『はじめての中国語学習辞典』
(朝日出版社)
47
科目名
韓国語Ⅰa・Ⅰb
(Korean Ⅰa・Ⅰb)
担当者
単位数
松岡 雄太
各1単位
授業の到達目標及びテーマ
韓国語の文字である「ハングル」は、○や□、棒や点からなるため、はじめは文字に見えず、学習者の潜在的な壁となっ
ている。しかし、ハングルは大変効率的に作られているため、その「しくみ」さえ理解すれば覚えるのに何も難しいこと
はない。前期では、まず、このハングルに慣れることを目標とする。前期では、また、すぐに使える挨拶や簡単な旅行会
話を学び、基本的な文法事項についても若干触れる。後期では、基本的な文法、その中でも、特に、動詞と形容詞の「活
用」の習得を目標とする。文法と聞くと、それだけで拒絶反応を示す人もいるが、韓国語の文法は日本語と似たところが
多いので、日本語と比べながら効率的に学習する。
授業の概要
本授業は以下の授業計画に従って進める。教科書の一課を二週間で終える程度の比較的ゆっくりとした速度で行い、毎回
の授業内で完全に理解することを重視する。なお、授業中には、韓国の社会や文化などについても随時紹介する。
授業計画
<前期>
1.オリエンテーション
2.文字と発音1
3.文字と発音2
4.文字と発音3
5.文字と発音4
6.文字と発音5
7.文字と発音のまとめ
8.第4課 韓国人です
9.第4課 韓国人です
10.第5課 韓国語は専攻じゃありません
11.第5課 韓国語は専攻じゃありません
12.第6課 講義室は階段の横にあります
13.第6課 講義室は階段の横にあります
14.予備日
15.前期のまとめ
<後期>
1.前期の復習
2.第7課 午後、時間大丈夫ですか
3.第7課 午後、時間大丈夫ですか
4.第8課 小学生にテコンドーを教えています
5.第8課 小学生にテコンドーを教えています
6.第9課 ふつう、6時に起きます
7.第9課 ふつう、6時に起きます
8.第10課 野球がとても好きです
9.第10課 野球がとても好きです
10.第11課 昼ごはん、食べなかったんですか
11.第11課 昼ごはん、食べなかったんですか
12.第12課 春休みには何をするつもりですか
13.第12課 春休みには何をするつもりですか
14.予備日
15.後期のまとめ
試験・課題等の内容
学期末の定期試験は、筆記試験とする。
授業中には、定期的に単語の書きとりやヒアリングなどの
小テストを行う。
テキスト
李潤玉(他)
『改訂版 韓国語の世界へ(入門編)
』
(朝日出
版社)
また、随時プリントを配布する
評価方法
授業への取組状況と授業態度 20点
授業中の小テスト 30点
学期末の定期試験 50点
参考文献
油谷幸利(他)
『ポケットプログレッシブ韓日・日韓辞典』
(小学館)
(本格的に身につけたいと考える人は購入を勧める)
科目名
日本語Ⅰ・Ⅱ
(JapaneseⅠ・Ⅱ)
担当者
単位数
岩下 真澄
各1単位
授業の到達目標及びテーマ
シャドーイング(shadowing)をすることで,正しく聞き取る力や自然なスピードで正しく発音する力などを身につける。
自分のシャドーイングの録音を聞き直すことで,苦手なところや上手になりたいところを見つけられるようになる。より
上手になる方法を考えたり練習方法を工夫したりする力を身につける。
授業の概要
シャドーイングは,日本語を聞きながら,すぐにそのまま,その音声と同じように発話する練習方法である。授業では,
最初にクラス全体でモデル音声の聞き取りと内容理解をする。その後,個人で練習して録音したり,発音のチェックを受
けたりする。課題として,シャドーイングの自己評価と授業記録をつけて提出する。
授業計画
<前期>
1.オリエンテーション
2.速度が遅いもの(短いスピーチなど)
3. 〃
4. 〃
5. 〃
6.
(長いスピーチなど)
7. 〃
8. 〃
9.普通の速度のもの(会話など)
10. 〃
11. 〃
12.
(インタビューなど)
13. 〃
14. 〃
15.まとめ・前期の復習
試験・課題等の内容
期末試験として口頭試験を行う。
授業では,録音データと自己評価表,日誌を提出する。
評価方法
期末試験 30%
録音・日誌 40%
授業への取組状況 30%
48
<後期>
1.オリエンテーション
2.速度が遅いもの(会話など)
3. 〃
4. 〃
5. 〃
6.普通の速度のもの(アナウンスなど)
7. 〃
8. 〃
9. 〃
10.
(スピーチや講演など)
11. 〃
12. 〃
13. 〃
14. 〃
15.まとめ・後期の復習
テキスト
プリントを配布する。
参考文献
授業の中で紹介する。
科目名
日本語Ⅲ・Ⅳ
(Japanese Ⅲ・Ⅳ)
担当者
単位数
岩下 真澄
各1単位
授業の到達目標及びテーマ
日本の文学作品を読むことで,読解に必要な言語能力や推理力,論理力を育成する。また,グループ・ディスカッション
を通して,日本語で議論をする力や日本文学の背景知識を身につける。
授業の概要
主に近代・現代の文学作品を読む。予習として,課題の文学作品を自分で読んでくることが求められる。授業では,作者
の考えや社会・文化背景などについて読み解き,ディスカッションで作品について意見交換をする。
<後期>
1.オリエンテーション
2.近代小説(短編)①(語彙/読解)
3.近代小説(短編)①(グループ討論)
4.近代小説(短編)②(語彙/読解)
5.近代小説(短編)②(グループ討論)
6.近代小説(短編)③(語彙/読解)
7.近代小説(短編)③(グループ討論)
8.近代小説①(語彙/読解)
9.近代小説①(グループ討論)
10.近代小説②(語彙/読解)
11.近代小説②(グループ討論)
12.現代小説⑥(語彙/読解/討論)
13.現代小説⑦(語彙/読解/討論)
14.現代小説⑧(語彙/読解/討論)
15.まとめ・後期の復習
試験・課題等の内容
期末試験として筆記試験を行う。
授業中には,各作品ごとに課題を提出する。
テキスト
プリントを配布する。
評価方法
小テスト・課題・提出物 40%
期末試験 40%
授業への取組状況 20%
参考文献
授業の中で紹介する。
科目名
初中級のための日本語Ⅰa・Ⅱa
(Introduction to Academic Japanese Ⅰa・Ⅱa)
担当者
単位数
外国語系科目
授業計画
<前期>
1.オリエンテーション
2.短編小説①(語彙/読解)
3.短編小説①(グループ討論)
4.短編小説②(語彙/読解)
5.短編小説②(グループ討論)
6.短編小説③(語彙/読解)
7.短編小説③(グループ討論)
8.エッセイ(語彙/読解)
9.エッセイ(グループ討論)
10.現代小説①(語彙/読解/討論)
11.現代小説②(語彙/読解/討論)
12.現代小説③(語彙/読解/討論)
13.現代小説④(語彙/読解/討論)
14.現代小説⑤(語彙/読解/討論)
15.まとめ・前期の復習
宮崎 聖乃
各2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本語で作文を書くための基本的なルールを理解すること。論理的な考え方、構成力を身につけ、ふさわしい表現を使っ
て、文章を書けるようになること。自分が書いた文章を推敲、訂正できる能力を身につけること。
授業の概要
留学生を対象とした文章表現の授業である。さまざまなトピックについて、
「メモを作る」→「話す」→「メモを検討する」
→「作文を書く」→「フィードバック」という手順で授業を行う。作文は基本的に宿題とし、授業では提出された作文の
推敲、訂正を行う。
授業計画
<前期>
<後期>
1.作文の基本⑴ 表記について
(原稿用紙の使い方など)
1.文書作成ソフト(word)の使い方
2.トピック①について話してみる
2.トピック⑤についてメモを作る
3.話した内容をもとにメモを作り、もう一度話してみる/作文の提出(課題)
3.メモをもとに話す/作文の提出(課題)
4.作文のフィードバックと訂正
4.作文のフィードバックと訂正
5.作文の基本⑵ 文体について
5.作文の基本⑷ 修飾/被修飾
6.トピック②についてメモを作る
6.トピック⑥についてメモを作る
7.メモをもとに話す/作文の提出(課題)
7.メモをもとに話す/作文の提出(課題)
8.作文のフィードバックと訂正
8.作文のフィードバックと訂正
9.作文の基本⑶ 主述の一致
9.作文の基本⑸ 文体について2
10.トピック③についてメモを作る
10.トピック⑦についてメモを作る
11.メモをもとに話す/作文の提出(課題)
11.メモをもとに話す/作文の提出(課題)
12.作文のフィードバックと訂正
12.作文のフィードバックと訂正
13.トピック④についてメモを作る
13.トピック⑧についてメモを作る
14.メモをもとに話す/作文の提出(課題)
14.メモをもとに話す/作文の提出(課題)
15.作文のフィードバックと訂正
15.作文のフィードバックと訂正
試験・課題等の内容
トピックごとの作文の提出
テキスト
授業の中で配布
評価方法
課題の提出 80%、授業への取り組み 20%
参考文献
授業の中で紹介
49
科目名
初中級のための日本語Ⅰb・Ⅱb
(Introduction to Academic JapaneseⅠb・Ⅱb)
担当者
単位数
岩下 真澄
各2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本語能力試験N3∼2レベルの文章を読めるようになる。いろいろな種類やタイプの文章を読めるようになる。分から
ない単語の意味を自分で考えながら,文章を読めるようになる。
授業の概要
日本語能力試験N4レベルの文章を読む練習から始めて,少しずつ長い文章を読む練習をする。授業では,分からない単
語の意味を考えながら読んだり,意味を調べてから読んだりする。また,文章の内容について話したり言い換えて説明し
たりする。日本語能力試験N4∼3レベルの学生が対象である。
授業計画
<前期>
1.オリエンテーション
2.N4レベルの文章①(語彙・内容理解)
3.N4レベルの文章①(まとめ・応用)
4.N4レベルの文章②(語彙・内容理解)
5.N4レベルの文章②(まとめ・応用)
6.N4レベルの文章③(語彙・内容理解)
7.N4レベルの文章③(まとめ・応用)
8.中間テスト
9.N3レベルの短い文章①(語彙・内容理解)
10.N3レベルの短い文章①(まとめ・応用)
11.N3レベルの短い文章②(語彙・内容理解)
12.N3レベルの短い文章②(まとめ・応用)
13.N3レベルの少し長い文章①(語彙・内容理解)
14.N3レベルの少し長い文章①(まとめ・応用)
15.まとめ・前期の復習
<後期>
1.オリエンテーション
2.N3レベルの短い文章③(語彙・内容理解)
3.N3レベルの短い文章③(まとめ・応用)
4.N3レベルの少し長い文章②(語彙・内容理解)
5.N3レベルの少し長い文章②(まとめ・応用)
6.N3レベルの長い文章(語彙・内容理解)
7.N3レベルの長い文章(まとめ・応用)
8.中間テスト
9.N2レベルの短い文章(語彙・内容理解)
10.N2レベルの短い文章(まとめ・応用)
11.N2レベルの少し長い文章(語彙・内容理解)
12.N2レベルの少し長い文章(まとめ・応用)
13.N2レベルの長い文章(語彙・内容理解)
14.N2レベルの長い文章(まとめ・応用)
15.まとめ・後期の復習
試験・課題等の内容
中間テストと期末テストとして筆記試験を行う。
授業でも小テストを行う。
テキスト
プリントを配布する。
評価方法
小テスト・課題 40%
中間テスト・期末テスト 40%
授業への取組状況 20%
参考文献
・
「読解をはじめるあなたへ」凡人社
・
「テーマ別 中級までに学ぶ日本語」研究社
・
「楽しく読もうⅡ」文化外国語専門学校 など
科目名
初中級のための日本語Ⅰc・Ⅱc
(Introduction to Academic Japanese Ⅰc・Ⅱc)
担当者
単位数
溝部 エリ子
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
文の中で様々なことばの使い方を学んでいきながら、自分の気持ちや言いたいことが正しく相手に伝わるよう、ことばを
選ぶポイントを理解し、コミュニケーションを支える言語知識を養っていきます。
授業の概要
身の回りで使われることばを基本的な意味とともにコロケーションを使って、増やしていきます。
授業計画
<前期>
1.イントロダクション(品詞・語形成)①
2.語彙1
3.トピック1
4.語彙2
5.トピック2
6.語彙3
7.トピック3
8.語彙4
9.トピック4
10.語彙5
11.トピック5
12.語彙6
13.トピック6
14.語彙7
15.トピック7
試験・課題等の内容
授業中配布、使用したハンドアウトから期末試験を作成し
ます。
評価方法
期末試験 70%
授業への取り組み状況 30%
50
<後期>
1.イントロダクション(品詞・語形成)②
2.語彙8
3.トピック8
4.語彙9
5.トピック9
6.語彙10
7.トピック10
8.語彙11
9.トピック11
10.語彙12
11.トピック12
12.語彙13
13.トピック13
14.語彙14
15.トピック14
テキスト
授業の中でハンドアウトを配布します。
参考文献
中級から学ぶ日本語・改訂版(研究社)他
科目名 初中級のための日本語Ⅰd・Ⅱd
(Introduction to Academic Japanese Ⅰd・Ⅱd)
担当者 宮崎 聖乃
単位数 単位
授業の到達目標及びテーマ
ディスカッションやプレゼンテーションを通して様々な形で、
「話す」
「聞く」という体験をする。来日したばかりの学生
を対象とした口頭によるコミュニケーションを中心とした授業だが、活動を通して、日本を含むいろいろな文化に対する
理解を深めることも目標としている。
授業の概要
留学生を対象とした口頭表現の授業である。日本人学生とのビジターセッション、プレゼンテーション、ポスター発表な
どを行う。
<後期>
1.オリエンテーション
2.プレゼンテーション②の準備
3.プレゼンテーション②の準備
4.プレゼンテーション②
5.プレゼンテーションのフィードバック
6.ビジターセッション②の準備
7.ビジターセッション②の準備
8.ビジターセッション②
9.ビジターセッション②のフィードバック
10.ポスター発表②の準備
11.ポスター発表②の準備
12.ポスター発表②の準備
13.ポスター発表②
14.ポスター発表のフィードバック
15.まとめ
試験・課題等の内容
発表、フィードバックシート等の提出
テキスト
なし
評価方法
発表、フィードバックシート等の提出 80%
授業への取組 20%
参考文献
授業の中で紹介
科目名
初中級のための日本語Ⅰe・Ⅱe
(Introduction to Academic Japanese Ⅰe・Ⅱe)
担当者
単位数
外国語系科目
授業計画
<前期>
1.オリエンテーション
2.プレゼンテーション①の準備
3.プレゼンテーション①の準備
4.プレゼンテーション①
5.プレゼンテーションのフィードバック
6.ビジターセッション①の準備
7.ビジターセッション①の準備
8.ビジターセッション①
9.ビジターセッション①のフィードバック
10.ポスター発表①の準備
11.ポスター発表①の準備
12.ポスター発表①の準備
13.ポスター発表①
14.ポスター発表のフィードバック
15.まとめ
溝部 エリ子
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
日本語能力試験N2レベルを目標に漢字の正しい読み書きだけではなく、その漢字がことば(漢字語彙)として使われる
ときに、どのような意味や使い方になっているのかという知識を養っていきます。
授業の概要
基本的な漢字の復習を行いながら、新しい漢字の形、基本的な読み方、書き方を学んでいきます。また、習った漢字を使っ
てできる漢字のことば(漢字語彙)を学んでいきます。テキストの中の漢字が正しく読め、文の中でその意味がわかるよ
うにしていきます。
授業計画
<前期>
1.イントロダクション・漢字の基本・KANJI PARTS
2.N4レベルの漢字①
3.N4レベルの漢字②
4.N4レベルの漢字③
5.生活の中の漢字―1
6.N3レベルの漢字①
7.N3レベルの漢字②
8.N3レベルの漢字③
9.N3レベルの漢字④
10.N3レベルの漢字⑤
11.ストーリーで読む漢字―1
12.N3レベルの漢字⑥
13.生活の中の漢字―2
14.ストーリーで読む漢字―2
15.似た漢字・間違いやすい漢字
試験・課題等の内容
授業の中で配ったハンドアウトから小テストと期末試験を
行います。
評価方法
期末試験 50%
小テスト 30%
授業への取り組み状況 20%
<後期>
1.イントロダクション・基本になる漢字・N4レベルまでのREV
2.N3レベルの漢字⑦
3.N3レベルの漢字⑧
4.ストーリーで読む漢字―3
5.N2レベルの漢字①
6.N2レベルの漢字②
7.N2レベルの漢字③
8.文章の中の漢字―1
9.N2レベルの漢字④
10.N2レベルの漢字⑤
11.ストーリーで読む漢字―4
12.N2レベルの漢字⑥
13.N2レベルの漢字⑦
14.N2レベルの漢字⑧
15.文章の中の漢字―2
テキスト
授業の中でハンドアウトを配ります。
参考文献
KANJI LOOK AND LEARN(The Japan Times)
51
科目名
初中級のための日本語Ⅰf・Ⅱf
(Introduction to Academic JapaneseⅠf・Ⅱf)
担当者
単位数
岩下 真澄
各2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本語能力試験N4までの文法を復習し,理解できる。N4までの文法を使って文を書いたり,話したりできるようにな
る。N3の文法を勉強し,使い方が分かる。
授業の概要
毎週,授業の初めに前の週に勉強した文型について小テストをする。授業では,動詞の活用や使い方を復習したり新しい
使い方を学び,その文型を使って文を作る練習をしたりする。日本語能力試験N4∼3レベルの学生が対象である。
授業計画
<前期>
1.オリエンテーション
2.助詞(を/が/に/で など)
3.こ・そ・あ
4.動詞「∼たい/∼たがる」
5.動詞「∼て」と「∼た」
6.自動詞と他動詞(つく/つける)①
7.自動詞と他動詞(つく/つける)②
8.中間テスト
9.∼ている
10.∼てある/∼ておく
11.と/ば/たら/なら ①
12.と/ば/たら/なら ②
13.N3の文型 ①
14.N3の文型 ②
15.まとめ・前期の復習
試験・課題等の内容
中間テストと期末テストとして筆記試験を行う。
授業でも小テストを行う。
評価方法
小テスト・課題 40%
中間テスト・期末テスト 40%
授業への取組状況 20%
科目名
専門日本語Ⅰa①・Ⅱa①
(Academic Japanese Ⅰa①・Ⅱa①)
<後期>
1.オリエンテーション
2.前期の復習
3.時間と動詞(∼はじめる/∼おわる)
4.∼ことにする/なる
5.∼くなる/になる
6.あげる/もらう/くれる
7.∼てあげる/∼てもらう/∼てくれる
8.中間テスト
9.ケーキを食べられる
10.ケーキを食べさせる
11.ケーキを食べさせられる
12.N3の文型 ③
13.N3の文型 ④
14.N3の文型 ⑤
15.まとめ・後期の復習
テキスト
プリントを配布する。
参考文献
・
「文法が弱いあなたへ」凡人社
・
「くらべてわかる初級日本語表現文型」Jリサーチ出版
・
「初級日本語文法総まとめポイント20」スリーエーネッ
トワーク など
担当者
単位数
溝部 エリ子
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
短期記憶ではなく、予測力を身につけ、話の流れや詳細な意図表現を理解することができる聴解能力を身につけていく。
授業の概要
音声情報から日本語の音韻や意味のまとまりを正確に認識する力を身に付け、発話全体のメッセージを正しく理解、発信
できる能力を養っていく。また、日本語の歌やドラマを使って自然で豊かな現実社会の日本語表現を学んでいく。
授業計画
<前期>
1.日本語の音韻①
2.歌で覚える日本語①
3.ポイント理解①(日本語能力試験対策①)
4.ポイント理解②(日本語能力試験対策②)
5.ポイント理解③(日本語能力試験対策③)
6.課題理解①(日本語能力試験対策④)
7.課題理解②(日本語能力試験対策⑤)
8.即時応答から学ぶコミュニケーション①
9.即時応答から学ぶコミュニケーション②
10.概要理解①(日本語能力試験対策⑥)
11.歌で覚える日本語②
12.歌で覚える日本語③
13.ドラマで学ぶリスニング①
14.ドラマで学ぶリスニング②
15.歌で覚える日本語④
試験・課題等の内容
授業の中で配布したハンドアウトより小テストと期末試験
を作成。
評価方法
期末試験 50%
小テスト 20%
授業への取り組み状況 30%
52
<後期>
1.日本語の音韻②
2.歌で覚える日本語⑤
3.ポイント理解④(日本語能力試験対策①)
4.ポイント理解⑤(日本語能力試験対策②)
5.課題理解③(日本語能力試験対策③)
6.課題理解④(日本語能力試験対策④)
7.即時応答から学ぶコミュニケーション③
8.即時応答から学ぶコミュニケーション④
9.概要理解②(日本語能力試験対策⑤)
10.統合理解①(日本語能力試験対策⑥)
11.歌で覚える日本語⑥
12.歌で覚える日本語⑦
13.ドラマで学ぶリスニング③
14.ドラマで学ぶリスニング④
15.歌で覚える日本語⑧
テキスト
授業の中でハンドアウトを配布。
参考文献
授業の中で紹介。
科目名
専門日本語Ⅰa②・Ⅱa②
(Academic Japanese Ⅰa②・Ⅱa②)
担当者
単位数
宮崎 聖乃
各2単位
授業の到達目標及びテーマ
やや専門的な分野において、大意を掴むことや必要な情報を聞き取ることができる聴解力を身につけること。また、未知
の語彙や表現の意味をコンテクストから推測する力や聞き取った音を手がかりに辞書などで確認することができるスキル
を身につけること。日本語能力試験対策などで既習した語彙や表現が、実際の場面でどのように使われているのか確認す
ること。
授業の概要
留学生を対象とした聴読解の授業である。テレビの特集番組や、映画などを教材とし、
「大意を掴む」
「正確に聞き取る」
という2つの側面から練習を行う。
<後期>
1.教材④ 前半 大意を掴む
2.教材④ 前半 正確に聞き取る・語彙と表現
3.教材④ 後半 大意を掴む
4.教材④ 後半 正確に聞き取る・語彙と表現
5.教材④のまとめ
6.教材⑤ 前半 大意を掴む
7.教材⑤ 前半 正確に聞き取る・語彙と表現
8.教材⑤ 後半 大意を掴む
9.教材⑤ 後半 正確に聞き取る・語彙と表現
10.教材⑤のまとめ
11.教材⑥ 前半 大意を掴む
12.教材⑥ 前半 正確に聞き取る・語彙と表現
13.教材⑥ 後半 大意を掴む
14.教材⑥ 後半 正確に聞き取る・語彙と表現
15.教材⑥のまとめ
試験・課題等の内容
筆記による定期試験、語彙/表現に関する小テスト ワー
クシートの提出
テキスト
なし(教材として、NHK「プロフェッショナル 仕事の
流儀」
、
「プロジェクトX」
、映画などを使用する予定)
評価方法
定期試験60% 小テスト20% ワークシートの提出等授業
への取組状況20%
参考文献
授業の中で紹介
科目名
専門日本語Ⅰb①・Ⅱb①
(Academic JapaneseⅠb①・Ⅱb①)
担当者
単位数
外国語系科目
授業計画
<前期>
1.教材① 前半 大意を掴む
2.教材① 前半 正確に聞き取る・語彙と表現
3.教材① 後半 大意を掴む
4.教材① 後半 正確に聞き取る・語彙と表現
5.教材①のまとめ
6.教材② 前半 大意を掴む
7.教材② 前半 正確に聞き取る・語彙と表現
8.教材② 後半 大意を掴む
9.教材② 後半 正確に聞き取る・語彙と表現
10.教材②のまとめ
11.教材③ 前半 大意を掴む
12.教材③ 前半 正確に聞き取る・語彙と表現
13.教材③ 後半 大意を掴む
14.教材③ 後半 正確に聞き取る・語彙と表現
15.教材③のまとめ
岩下 真澄
各2単位
授業の到達目標及びテーマ
文の因果関係を正しく読み取れるようになる。文章の構成を理解できるようになる。文章の内容を自分の言葉で説明した
りまとめたりできるようになる。
授業の概要
新聞記事や解説文,エッセイなど,さまざまなジャンルの文章を読む。授業では,文章全体の大意を把握してから,単語
や表現の言い換えを考えながら,内容を理解していく。同時に,文章の論理構成や因果関係などについて考え,日本語の
表現の仕方を学ぶ。日本語能力試験N3∼2レベルの学生が受けるのが望ましい。
授業計画
<前期>
1.オリエンテーション
2.文の構造を学ぶ練習①
3.文の構造を学ぶ練習②
4.文の構造を学ぶ練習③
5.論点やテーマを把握する練習①
6.論点やテーマを把握する練習②
7.論点やテーマを把握する練習③
8.文の省略や関連性を理解する練習①
9.文の省略や関連性を理解する練習②
10.文の省略や関連性を理解する練習③
11.文の省略や関連性を理解する練習④
12.因果関係を理解する練習①
13.因果関係を理解する練習②
14.因果関係を理解する練習③
15.まとめ・前期の復習
試験・課題等の内容
中間テストと期末テストとして筆記試験を行う。
授業でも小テストを行う。
評価方法
小テスト・課題 40%
中間テスト・期末テスト 40%
授業への取組状況 20%
<後期>
1.オリエンテーション
2.全体の流れを把握する練習①
3.全体の流れを把握する練習②
4.全体の流れを把握する練習③
5.論理展開や結論を予測する練習①
6.論理展開や結論を予測する練習②
7.論理展開や結論を予測する練習③
8.比較・比喩を理解する練習①
9.比較・比喩を理解する練習②
10.直接引用や間接引用に注意する練習①
11.直接引用や間接引用に注意する練習②
12.文章の背景知識や関連項目を推測する練習①
13.文章の背景知識や関連項目を推測する練習②
14.文章の背景知識や関連項目を推測する練習③
15.まとめ・後期の復習
テキスト
プリントを配布する。
参考文献
・
「読む力 中級」くろしお出版
・
「留学生のためのストラテジーを使って学ぶ文章の読み
方」スリーエーネットワーク
・
「留学生のための読解トレーニング」凡人社 など
53
科目名 専門日本語Ⅰb②・Ⅱb②
(Academic Japanese Ⅰb②・Ⅱb②)
担当者 宮崎 聖乃
単位数 各2単位
授業の到達目標及びテーマ
専門的な分野での資料等の読解に役立つ読解力を身につけること。
授業の概要
留学生を対象とした読解の授業である。前期は随筆や、新聞、インターネットの記事、やや専門的な文章を教材として、
大意をつかむこと、必要な情報を読み取ることなど文章にあわせた読み方を習得するための練習を行う。後期は、さらに
小説なども扱い、文化的、社会的背景を考えながら読み解く練習を行う。前・後期を通して、教材で取り上げられた語彙
だけでなく、関連する分野で必要とされる語彙を身につけるための授業も行う。
授業計画
<前期>
1.教材①随筆 筆者の意見を掴む
2.教材①随筆 背景について考える・内容に関するディスカッション
3.教材①随筆 語彙/表現について学ぶ
4.教材②随筆 筆者の意見を掴む
5.教材②随筆 背景について考える・内容に関するディスカッション
6.教材②随筆 語彙/表現について学ぶ
7.教材①②のまとめ 語彙/表現の確認
8.教材③新聞/インターネット記事 情報を整理して読む
9.教材③新聞/インターネット記事 語彙・表現について学ぶ
10.教材④新聞/インターネット記事 情報を整理して読む
11.教材④新聞/インターネット記事 語彙・表現について学ぶ
12.教材③④の内容を比較し、考察する 語彙/表現の確認
13.教材⑤言語・異文化理解などに関するやや専門的な文章 要点を掴む
14.教材⑤言語・異文化理解などに関するやや専門的な文章 新しく得た情報を整理する
15.教材⑤言語・異文化理解などに関するやや専門的な文章 語彙/表現について学ぶ
試験・課題等の内容
筆記による定期試験、語彙/表現に関する小テスト
課題プリントの提出
評価方法
定期試験 60%、小テスト 20%、課題プリントの提出等
授業への取り組み状況 20%
科目名
専門日本語Ⅰc①・Ⅱc①
(Academic JapaneseⅠc①・Ⅱc①)
<後期>
1.教材⑥随筆 筆者の意見を掴む・語彙/表現について学ぶ
2.教材⑥随筆 内容に関するディスカッション
3.教材⑦随筆 筆者の意見を掴む・語彙/表現について学ぶ
4.教材⑦随筆 内容に関するディスカッション
5.教材⑤⑥のまとめ 語彙/表現の確認
6.教材⑧⑨新聞/インターネット記事 それぞれの情報を整理し比較する
7.教材⑧⑨新聞/インターネット記事 語彙/表現について学ぶ
8.教材⑩小説 あらすじを掴む
9.教材⑩小説 語彙/表現について学ぶ
10.教材⑩小説 精読 内容や表現について社会的、文化的背景も視野にいれ考える
11.教材⑩小説 精読 内容や表現について社会的、文化的背景も視野にいれ考える
12.教材⑪社会・文化などに関するやや専門的な文章 要点を掴む
13.教材⑪社会・文化などに関するやや専門的な文章 新しく得た情報を整理する
14.教材⑪社会・文化などに関するやや専門的な文章 語彙/表現について学ぶ
15.まとめ
テキスト
授業の中で配布
参考文献
授業の中で紹介
担当者
単位数
岩下 真澄
各2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本語能力試験N3レベルの文法を復習し,その文法を使って文が作れるようになる。日本語能力試験N2の受験の準備
として,N2レベルの文法の使い方を知り,N2の文法問題に慣れる。
授業の概要
授業の初めに前の週に勉強した文型について小テストをする。授業では,動詞の活用や使い方を復習したり新しい使い方
を学び,その文型を使って文を作る練習をしたりする。日本語能力試験N3∼2レベルの学生が受けるのが望ましい。
授業計画
<前期>
1.オリエンテーション
2.N3の文型①
3.小テスト①・N3の文型②
4.小テスト②・N3の文型③
5.小テスト③・N3の文型④
6.小テスト④・N3の文型⑤
7.小テスト⑤・N3の文型⑥
8.中間テスト
9.N2の文型①
10.小テスト①・N2の文型②
11.小テスト②・N2の文型③
12.小テスト③・N2の文型④
13.小テスト④・N2の文型⑤
14.小テスト⑤・N2の文型⑥
15.まとめ・前期の復習
試験・課題等の内容
中間テストと期末テストとして筆記試験を行う。
授業でも小テストを行う。
評価方法
小テスト・課題 40%
中間テスト・期末テスト 40%
授業への取組状況 20%
54
<後期>
1.オリエンテーション
2.N3の文型⑦
3.小テスト⑦・N3の文型⑧
4.小テスト⑧・N3の文型⑨
5.小テスト⑨・N3の文型⑩
6.小テスト⑩・N3の文型⑪
7.小テスト⑪・N3の文型⑫
8.中間テスト
9.N2の文型⑦
10.小テスト⑦・N2の文型⑧
11.小テスト⑧・N2の文型⑨
12.小テスト⑨・N2の文型⑩
13.小テスト⑩・N2の文型⑪
14.小テスト⑪・N2の文型⑫
15.まとめ・後期の復習
テキスト
プリントを配布する。
参考文献
・「日本語能力試験対策 日本語総まとめN2文法」ASK
・「日本語能力試験対策 日本語総まとめN3文法」ASK
・「中級日本語文法要点整理ポイント20」スリーエーネッ
トワーク など
科目名
専門日本語Ⅰc②・Ⅱc②
(Academic Japanese Ⅰc②・Ⅱc②)
担当者
単位数
溝部 エリ子
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
文章構成の型に倣って独自のアウトラインが組み立てられ、自分の意図することを正確に相手に伝えられる文を生成でき
る知識と能力を養っていく。
授業の概要
文法形成とその意味用法に関する知識、及びテクスト性に関する知識を学んでいく。また、実際の言語生活において、よ
り豊かで細やかな日本語が自然に表現できるために必要な様々な文法形式を学んでいく。
試験・課題等の内容
授業中配布したハンドアウトと授業で課題となった事柄を
もとに期末試験を行う。
評価方法
期末試験 70%
授業への取り組み状況 30%
科目名 専門日本語Ⅰd①・Ⅱd①
(Academic Japanese Ⅰd①・Ⅱd①)
<後期>
1.イントロダクション・表現形式−1意思
2.表現形式2−比較
3.表現形式3−例示
4.表現形式4−対比
5.表現形式5−引用
6.表現形式6−勧告
7.表現形式7−開始
8.表現形式8−過度
9.表現形式9−希望
10.表現形式10−逆説
11.表現形式11−概言
12.表現形式12−終了
13.表現形式13−譲歩
14.表現形式14−比喩
15.まとめ
外国語系科目
授業計画
<前期>
1.イントロダクション・表現形式−1目的
2.表現形式2−依頼
3.表現形式3−理由
4.表現形式4−可能
5.表現形式5−許可
6.表現形式6−義務
7.表現形式7−継続
8.表現形式8−受給
9.表現形式9−推量
10.表現形式10−条件
11.表現形式11−伝聞
12.表現形式12−経験
13.表現形式13−様態
14.表現形式14−蓋然性
15.まとめ
テキスト
授業の中でハンドアウトを配布。
参考文献
授業の中で紹介。
担当者 宮崎 聖乃
単位数 各2単位
授業の到達目標及びテーマ
自分の意見を述べるための論理的思考力を身につけること。パラグラフ・ライティングの考え方を視野に入れ、内容にふ
さわしい構成で文章を書けるようになること。論理的な文章を書くための基本的な表現、語彙を身につけること。自分が
書いた文章に対して、客観的に分析し推敲、訂正できるようになること。
授業の概要
留学生を対象とした文章表現の授業である。
「課題に沿って自分の考えをまとめる」→「語彙や表現について学ぶ」→「文
章を書く」→「フィードバック」という手順で授業を行う。課題文は基本的に宿題とし、授業では書く前の考察やディス
カッション、提出された文章の推敲、訂正などを行う。
授業計画
<前期>
1.課題① 課題について考え、内容/構成をまとめる
2.課題① 語彙や表現について学ぶ/初稿の提出
3.課題① 初稿のフィードバック
4.課題① 構成/語彙/表現について考える 最終稿の提出
5.課題② 課題について考え、内容/構成をまとめる
6.課題② 語彙や表現について学ぶ/初稿の提出
7.課題② 初稿のフィードバック
8.課題② 構成/語彙/表現について考える 最終稿の提出
9.課題③ 課題について考え、内容/構成をまとめる
10.課題③ 語彙や表現について学ぶ/初稿の提出
11.課題③ 初稿のフィードバック
12.課題③ 構成/語彙/表現について考える 最終稿の提出
13.課題④ 課題について考え、内容/構成をまとめる
14.課題④ 語彙や表現について学ぶ/初稿の提出
15.課題④ 構成/語彙/表現について考える 最終稿の提出
<後期>
1.課題⑤ 課題について考え、内容/構成をまとめる
2.課題⑤ 語彙や表現について学ぶ/初稿の提出
3.課題⑤ 初稿のフィードバック
4.課題⑤ 構成/語彙/表現について考える 最終稿の提出
5.課題⑥ 課題について考え、内容/構成をまとめる
6.課題⑥ 語彙や表現について学ぶ/初稿の提出
7.課題⑥ 初稿のフィードバック
8.課題⑥ 構成/語彙/表現について考える 最終稿の提出
9.課題⑦ 課題について考え、内容/構成をまとめる
10.課題⑦ 語彙や表現について学ぶ/初稿の提出
11.課題⑦ 初稿のフィードバック
12.課題⑦ 構成/語彙/表現について考える 最終稿の提出
13.課題⑧ 課題について考え、内容/構成をまとめる
14.課題⑧ 語彙や表現について学ぶ/初稿の提出
15.課題⑧ 構成/語彙/表現について考える 最終稿の提出
試験・課題等の内容
テーマに沿った500∼1000字の作文
テキスト
授業の中で配布
評価方法
課題の提出 80%、授業への取組状況 20%
参考文献
授業の中で紹介
55
科目名
専門日本語Ⅰd②・Ⅱd②
(Academic Japanese Ⅰd②・Ⅱd②)
担当者
単位数
溝部 エリ子
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
筋道の通った構成で、且つ的確な表現と正しい文構造を用いた文が書ける力を身に付けていく。情報を整理し、まとめる
力、文章構成の型に倣って独自のアウトラインが書ける力を養っていく。
授業の概要
書き言葉の表現を学びながら、様々な形式の文章(メール、手紙、事実文、説明文、意見文など)をアウトラインに沿っ
て書く練習。論理展開に合わせて、情報の整理、再構築ができるよう、アウトラインに倣って書く練習。
授業計画
<前期>
1.表記のルール①自己紹介文①200字
2.自己紹介文②200字
3.重文・復文構造の文①
4.事実文①400字
5.事実文②400字
6.段落切り替え表現①事実文③400字
7.ピラミッドボード①
8.箇条書き・スパイダーズ①
9.箇条書き・スパイダーズ②
10.意見・感想文①
11.意見・感想文②
12.意見・感想文③
13.メール・手紙等①
14.メール・手紙等②
15.メッセージ文①
<後期>
1.表記のルール②紹介文①200字
2.紹介文②200字
3.重文・復文構造の文②
4.説明文④400字
5.説明文⑤400字
6.段落切り替え表現②説明文⑥400字
7.ピラミッドボード②
8.箇条書き・スパイダーズ③
9.質問紙作成の基礎
10.質問紙法の実習①
11.質問紙法の実習②
12.質問紙法の実習③
13.依頼文①
14.依頼文②
15.メッセージ文②
試験・課題等の内容
各期通して全5回の課題を提示する。
テキスト
授業の中でハンドアウトを配布。
評価方法
提出課題 50%
授業及び課題への取り組み状況 50%
参考文献
授業の中で紹介。
科目名
専門日本語Ⅲa・Ⅳa
(Academic Japanese Ⅲa・Ⅳa)
担当者
単位数
宮崎 聖乃
各2単位
授業の到達目標及びテーマ
与えられた課題に沿って自分の意見を述べるための論理的構成力を身につけること。内容にふさわしい構成、語彙や表現
を用いて文章を書けるようになること。自分が書いた文章に対して、客観的に分析し推敲、訂正できるようになること。
授業の概要
留学生を対象とした文章表現の授業である。
「課題に沿って自分の考えをまとめる」→「語彙や表現について学ぶ」→「文
章を書く」→「フィードバック」という手順で授業を行う。課題文は基本的に宿題とし、
授業では提出された文章の推敲、
訂正を行う。
授業計画
<前期>
1.課題① 課題について考え、内容/構成をまとめる
2.課題① 語彙や表現について学ぶ
3.課題① 語彙や表現について学ぶ/課題文の提出
4.課題① 課題文のフィードバック
5.課題② 課題について考え、内容/構成をまとめる
6.課題② 語彙や表現について学ぶ
7.課題② 語彙や表現について学ぶ/課題文の提出
8.課題② 課題文のフィードバック
9.課題③ 課題について考え、内容/構成をまとめる
10.課題③ 語彙や表現について学ぶ
11.課題③ 語彙や表現について学ぶ/課題文の提出
12.課題③ 課題文のフィードバック
13.課題④ 課題について考え、内容/構成をまとめる
14.課題④ 語彙や表現について学ぶ/課題文の提出
15.課題④ 課題文のフィードバック
<後期>
1.課題⑤ 課題について考え、内容/構成をまとめる
2.課題⑤ 語彙や表現について学ぶ
3.課題⑤ 語彙や表現について学ぶ/課題文の提出
4.課題⑤ 課題文のフィードバック
5.課題⑥ 課題について考え、内容/構成をまとめる
6.課題⑥ 語彙や表現について学ぶ
7.課題⑥ 語彙や表現について学ぶ/課題文の提出
8.課題⑥ 課題文のフィードバック
9.課題⑦ 課題について考え、内容/構成をまとめる
10.課題⑦ 語彙や表現について学ぶ
11.課題⑦ 語彙や表現について学ぶ/課題文の提出
12.課題⑦ 課題文のフィードバック
13.課題⑧ 課題について考え、内容/構成をまとめる
14.課題⑧ 語彙や表現について学ぶ/課題文の提出
15.課題⑧ 課題文のフィードバック
試験・課題等の内容
テーマに沿った1000∼2000字の作文
テキスト
授業の中で配布
評価方法
課題の提出 80% 授業への取組状況 20%
参考文献
授業の中で紹介
56
科目名
専門日本語Ⅲb①・Ⅳb①
(Academic Japanese Ⅲb①・Ⅳb①)
担当者
単位数
宮崎 聖乃
各2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本語能力試験N1の合格を目指し、N1レベルの文法を中心にその意味、用法を身につける。
授業の概要
留学生を対象とした文法の授業である。毎回、課題として練習問題を配布し、授業で解説を行う。日本語能力試験N1の
合格を目標とする学生を対象とした授業であり、受講生は、自律的かつ積極的な学習態度を求められる。
<後期>
1.オリエンテーション/レベルチェックテスト
2.レベルチェックテストの解説
3.課題11の解説
4.課題12の解説
5.課題13の解説
6.課題14の解説
7.課題15の解説
8.課題11∼15の復習
9.課題16の解説
10.課題17の解説
11.課題18の解説
12.課題19の解説
13.課題20の解説
14.課題16∼20の復習
15.まとめ
試験・課題等の内容
授業中配布したハンドアウトの内容に基づく筆記試験
テキスト
授業の中で配布
評価方法
定期試験試験70% 授業への取組状況30%
参考文献
授業の中で紹介
科目名
専門日本語Ⅲb②・Ⅳb②
(Academic Japanese Ⅲb②・Ⅳb②)
担当者
単位数
外国語系科目
授業計画
<前期>
1.オリエンテーション/レベルチェックテスト
2.レベルチェックテストの解説
3.課題1の解説
4.課題2の解説
5.課題3の解説
6.課題4の解説
7.課題5の解説
8.課題1∼5の復習
9.課題6の解説
10.課題7の解説
11.課題8の解説
12.課題9の解説
13.課題10の解説
14.課題6∼10の復習
15.まとめ
溝部 エリ子
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
談話文法を使って統括された段落の文、抽象度の高い文が生成できる能力を養っていく。主張を客観的視点で表現できる
包括的なコミュニケーション能力の育成を目指す。
授業の概要
特定の人物・事物・事態等を相手に理解・納得してもらうために必要なことは何か、相手に働きかけ、回答や反応や行為
を引き出し、特定の人物のための情報収集や関係性の利益が供与できる必要なことと何か、というコミュニケーション能
力の基本をプロフィシェンシーの育成とともに構築していく。
授業計画
<前期>
1.自然な日本語と語順①
2.自然な日本語と語順②
3.自然な日本語と語順③
4.文脈の文型化①
5.文脈の文型化②
6.文法形式の判断①(日本語能力試験対策①)
7.文法形式の判断②(日本語能力試験対策②)
8.文法形式の判断③(日本語能力試験対策③)
9.文の文法①(日本語能力試験対策④)
10.文の文法②(日本語能力試験対策⑤)
11.文章の文法①(日本語能力試験対策⑥)
12.文脈の文型化③
13.文脈の文型化④
14.文章の文法②
15.文章の文法③
試験・課題等の内容
授業中配布したハンドアウトと授業で課題となった事柄を
もとに期末試験を行う。
評価方法
期末試験70%
授業への取り組み状況30%
<後期>
1.自然な日本語と語順④
2.自然な日本語と語順⑤
3.文脈の文型化⑤
4.文脈の文型化⑥
5.文法形式の判断④(日本語能力試験対策①)
6.文法形式の判断⑤(日本語能力試験対策②)
7.文法形式の判断⑥(日本語能力試験対策③)
8.文の文法③(日本語能力試験対策④)
9.文の文法④(日本語能力試験対策⑤)
10.文章の文法④(日本語能力試験対策⑥)
11.文章の文法⑤
12.文章の文法⑥
13.文章の文法⑦
14.スキミングとスキャニング①
15.スキミングとスキャニング②
テキスト
授業の中でハンドアウトを配布。
参考文献
授業の中で紹介。
57
教 職 に 関 す る 科 目
<共通>
教 職 概 論(旧 教職と教員)
………… 59
教 育 原 理 ………… 60
教 育 心 理 学 ………… 61
教 育 法 学 ………… 62
教 育 制 度 論 ………… 62
教 育 方 法 学 ………… 63
教 育 課 程 論 ………… 64
英
語
科
教
育
法 ………… 65
国
語
科
教
育
法 ………… 66
音
楽
科
教
育
法 ………… 67
社
会
科
教
育
法 ………… 68
社 会 ・ 地 歴 科 教 育 法 ………… 68
社 会 ・ 公 民 科 教 育 法 ………… 69
家
庭
科
教
育
法 ………… 69
道
徳
の
指
導
法 ………… 70
道 徳 教 育 論 ………… 71
特 別 活 動 の 指 導 法 ………… 72
特 別 活 動 論 ………… 72
生 徒 指 導 論 ………… 73
学 校 カ ウ ン セ リ ン グ ………… 75
同 和 教 育 ………… 75
総 合 演 習 ………… 76
<幼稚園教諭>
保 育 者 論 ………… 79
教 育 制 度 論 ………… 79
教 育 方 法 学 ………… 80
幼 児 教 育 課 程 論 ………… 80
幼 児 理 解 ………… 81
学 校 カ ウ ン セ リ ン グ ………… 82
幼 稚 園 教 育 実 習 ………… 82
科目名 教職概論(旧 教職と教員)
(Introduction to Teachership)
担当者 金子 統太郎
単位数 2単位
授業の到達目標及びテーマ
[到達目標]学校における教育活動の基本的な考え方や展開、及び教職員の服務、職務、有すべき資質等を理解している。
[テ ー マ]学校における教育活動の実際、及び教職員の役割や期待される教師像。
授業の概要
学校の役割や教育活動の実際、及び学校教育に携わる教職員の職務や求められる資質等を踏まえ、
「教職」と「教員」に
ついての基本的事項を考察する。
試験・課題等の内容
①授業内容についての理解をみる筆記試験(期末)
。
②学習内容に関する課題及びレポート等(適時)
。
評価方法
期末試験 60%
課題・レポート 20%
授業への取組状況 20%
科目名 教職概論(旧 教職と教員)
(Introduction to Teachership)
教職に関する科目
授業計画
<後期>
Ⅰ はじめに
1.オリエンテーション(授業の概要・計画、留意事項等)
Ⅱ 教育をめぐる現状と課題
2.児童・生徒及び教員に関すること
3.学校(教育)及び家庭(教育)に関すること
Ⅲ 学校における教育活動の実際
4.学校の設置と役割(1)
5. 〃 (2)
6.学校教育目標と教育活動
7.教育課程と学習指導要領
8.組織体としての学校
9.家庭・地域との連携
Ⅳ 教員の身分と服務及び職務
10.教員の身分
11.教員の服務と職務
12.学習指導
13.生徒指導
14.学級経営
Ⅴ まとめ
15.教師の役割と教師像
テキスト
必要に応じて、プリントを配付する。
参考文献
授業の中で、適宜紹介する。
担当者 橋川 文次
単位数 2単位
授業の到達目標及びテーマ
○学校教育のとらえ方、学校教育の目的・目標を理解する。
○学校教育目標(めざす生徒像)を具現化するための学校の組織と運営について理解する。
(校務分掌・職員会議その他)
○教職の専門性とは。専門職としての基本的資質等について理解し、教職への意欲と使命感をもつ。
○学校教育目標の設定と教育課程の編成・実施について理解する。
(教育目標設定の手順、教育課程の意義・原則・法制、
学習指導要領など)
○学級経営とは。学級経営の内容について理解する。
○教員と研修(研修の種類・形態・内容・意義など)について理解し、意欲と使命感をもつ。
○教員の地位と身分(公務員としての服務・地方公務員としての教師、職務上の義務と身分上の義務、教師像など)につ
いて理解し、使命感をもつ。
○学校教育をめぐる諸課題を認識するとともに、職務遂行への心構えを学び実践への意欲をもつ。
授業の概要
教職という職務の内容を理解し、教員に課せられる職務上・身分上の義務や絶えず研究と修養につとめることの必要性に
ついて認識を深めるなかで、教員の職務の特殊性を理解し、使命感を培う。また、教員に求められる基本的な資質や能力
について考察し、それらの素地を身につける。
授業計画
<後期>
1.ガイダンス〔授業の概要・計画、留意事項〕
2.学校教育
3.学校の組織と運営
4.専門職としての教師(1)
○教職の専門性とは ○専門職としての基本的資質
5. 〃 (2)
○学校経営を支える学級経営
6. 〃 (3)
○学校組織の一員として ○地域社会の一員として
7.学校教育目標と教育活動
8.教育課程の編成
9.学級経営
10.教員と研修
11.教員の地位と身分(1)○公務員としての服務 ○学校の設置者
12. 〃 (2)○地方公務員としての教師 ○服務に関する規律
13.学習指導・生徒指導・進路指導
14.教師像
15.学校教育をめぐる諸問題
試験・課題等の内容
期末に、授業内容についての理解をみる筆記試験を行う。
テキスト
必要に応じて、プリントを配付する。
評価方法
期末試験 70%∼50%
(レポート提出有の場合:レポート20%)
受講態度 20%
授業への取組状況 10%
参考文献
授業の中で、適宜紹介する。
59
科目名 教育原理
(Principles of Education)
担当者 金子 統太郎
単位数 2単位
授業の到達目標及びテーマ
[到達目標]教育の意義、目的、方法、及び学校の歴史や役割等についての基本的事項を理解している。
[テ ー マ]教育の意義、目的、展開、及び学校教育の内容や方法等の基本的・原理的考察。
授業の概要
人間の特性(発達)に視点をおいて、教育の本質、目的、内容、方法、及び学校の成立過程や意義・役割について考察し、
教育の原理・原則を明らかにする。
授業計画
<前期>
Ⅰ はじめに
1.オリエンテーション(授業の概要・計画、留意事項等)
「人間の成長と教育」について(意見交換)
Ⅱ 教育とは何か
2.人間の特性と教育(1)
3. 〃 (2)
4. 〃 (3)
5.人間の発達と教育
6.教育観とその類型
Ⅲ 学校の成立と歴史
7.学校の成立と発達(1)
8. 〃 (2)
9.近代の学校の歴史と性格(1)
10. 〃 (2)
Ⅳ 学校教育の原理
11.教育の目的と目標
12.教育の内容と方法
13.教育と評価
14.教育と生涯学習社会
Ⅴ まとめ
15.これからの教育
試験・課題等の内容
①授業内容についての理解をみる筆記試験(期末)
。
②学習内容に関する課題及びレポート等(適時)
。
評価方法
期末試験 60%
課題・レポート 20%
授業への取組状況 20%
科目名
教育原理
(Principles of Education)
テキスト
田嶋一・中野新之祐・福田須美子 著『やさしい教育原理』
(有斐閣)
参考文献
授業の中で、適宜紹介する。
担当者
単位数
田渕 久美子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
教育の仕事は、人間を人間の社会に生きる者として育てることである。その意味を、教育される者から教育する者へ移行
しようとしていることを自覚しつつ、深く考えることができるようになる。また、教育が、学校のような「制度」として
機能することが必要な理由について理解することができる。
授業の概要
教育の仕事は、人間が持つ成長・発達の可能性への信頼を抜きに語ることはできない。その信頼の根拠を教育の理論や歴
史の中から体系的に理解できるよう、教育学を中心に、生物学的視点、哲学・歴史学的視点、心理学的視点を加えながら
説明する。歴史については、ヨーロッパ近代史・日本近現代史の復習をしておいて欲しい。
授業計画
<前期>
1.教育とは何か
2.人間の特性と教育
3.人間の発達と教育
4.教育という概念の成立
5.教育と人間形成
6.学校の成立史
7.近代公教育の成立と発展
8.日本近代学校教育制度の成立
9.日本近代学校教育制度の展開
10.現代の学校教育制度
11.日本の教育目的と制度
12.学校の教育課程
13.生涯学習社会とは
14.生涯学習・生涯発達と教育
15.これからの教育
試験・課題等の内容
テキスト
①毎時間、講義へのコメントを提出してもらう。②また、 田嶋一ほか『やさしい教育原理』有斐閣アルマ
講義への理解を見るための期末テストを行う。③希望者は、
予習ノートおよび自主レポートを提出することができる。 参考文献
長尾十三二・原野広太郎『教育学の名著100選』学陽書房
評価方法
金岡新『世界史講義録』
受講態度、講義への応答の内容を20%、期末テストの成績
http://www.geocities.jp/timeway/kougi-85html
を80%とする。予習ノート・自主レポートについても適宜
香川正弘・宮坂広作『生涯学習の創造』ミネルヴァ書房
加点する。
汐見稔幸ほか編著『よくわかる教育原理』ミネルヴァ書房
60
科目名
教育心理学
(Educational Psychology)
担当者
単位数
長尾 博
2単位
授業の到達目標及びテーマ
教職現場に役立つ心理学の見解を理解させていく。
授業の概要
教育現場に役立つ発達、障害、学習、人格、社会などの心理学的観点を1つ1つ紹介していく。
試験・課題等の内容
学術的な意味の教育心理学の概観を説く一方、 県別の教員
採用試験問題対策を加味してキーワードの説明をしていく
評価方法
試験90%(持ち込みなし)、取組状況10%
科目名
教育心理学
(子ども学科)
(Educational Psychology)
教職に関する科目
授業計画
<後期>
1.理論(教育心理学とは何か)
2.発達心理学 その1
3.発達心理学 その2
4.学習心理学 その1
5.学習心理学 その2
6.パーソナリティ心理学 その1
7.パーソナリティ心理学 その2
8.教授−学習過程
9.知能と創造性
10.集団の発達と心理
11.教育評価と教育測定
12.障害児の教育
13.生徒指導
14.まとめ
15.まとめ
テキスト
昇地三郎「新教育心理学」ナカニシヤ出版
参考文献
各回参考図書を紹介する
担当者
単位数
加來 秀俊
2単位
授業の到達目標及びテーマ
非行の低年齢化・不登校・いじめなど、教育の世界は緊急の対応が迫られる問題が山積している。教師や親は現象に振り
まわされることなく、問題の原点に立ち戻って体系的に思考し、混乱の根源を洗い出す必要があるように思える。そうし
た思考を展開する軸としての教育心理学を講義していく。
授業の概要
教育の問題を心理学の立場から考えていく。子どもの視点、教師の視点および両者の相互作用という観点から、具体的な
問題を通して教育心理学的な分析を加え考えていく。
授業計画
<前期>
1.教育心理学とは
2.発達のプロセス
3.子どもの発達と教育
4.パーソナリティ
5.適応の心理
6.知能と学力
7.創造性
8.学習の心理
9.教授・学習過程
10.学級集団の力学
11.教育評価
12.測定結果の統計的処理
13.発達障害児の教育と心理
14.生徒指導
15.教師の心理
試験・課題等の内容
定期試験、レポート
テキスト
関連資料のプリントを配付
評価方法
定期試験…60%、授業中の態度…20%、レポート…20%
参考文献
講義の中で紹介する
61
科目名
教育法学
(Educational Laws)
担当者
単位数
渡邊 弘
2単位
授業の到達目標及びテーマ
教育法の基礎的な知識と考え方を身に付け、応用することができるようになることを目標とする。
授業の概要
教員免許取得のための科目であるので、現場の教員として必要とされる基礎的な法的知識/技能の水準に到達することが
求められる。そのため、講義時間外での自主的なグループ学習などの予習/復習が必要である。授業は、予習/復習をし
ていることを前提とし、学生の発表/討論を中心として進められる。
授業計画
<後期>
1.講義概要説明
2.子どもと法(1)
3.子どもと法(2)
4.法に関する基礎知識
5.日本国憲法と教育(1)
6.日本国憲法と教育(2)
7.子どもの権利条約
8.教育基本法(1)
9.教育基本法(2)
10.学校教育法
11.学習指導要領
12.その他の教育関連法規(1)
13.その他の教育関連法規(2)
14.教育法に関するトピックス
15.まとめ
試験・課題等の内容
リアクションペーパーの記入/レジュメの作成と発表/討
論への参加/まとめレポート作成
テキスト
初回の授業で指示する。
参考文献
初回の授業で指示する。
評価方法
リアクションペーパーの記入10%/レジュメの作成と発表
30%/討論への参加20%/まとめレポート作成40%
科目名
教育制度論
(Study of Educational System)
担当者
単位数
田渕 久美子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
今日、社会において公教育が組織的に展開されていることは、私たちの常識の範疇に属することである。しかし、教育制
度についての理解は、社会・国家との関係から学校経営に至るまでさまざまな角度からとらえることが必要であり、私た
ちの経験による理解だけでは不足である。そこで、教育制度について、基本的な内容を学ぶとともに学校教育がどのよう
な体系性を持った制度のなかで運営されているかを知ることが目標である。
授業の概要
現代日本の教育制度について、下記の授業計画のように多様な角度から論じ、社会における学校の役割を理解してもらえ
るように講義したい。テキストの内容は、専門用語が多いので、必ず予習しておくこと。また、これまで受けてきた「教
育原理」
「教育法学」などを復習しておいて欲しい。
授業計画
<前期/食生活健康学科のみ後期>
1.教育制度とは何か
2.教育制度の基本原理①公教育
3.教育制度の基本原理②教育法
4.教育制度の基本原理③義務性
5.教育制度の基本原理④無償性
6.教育制度の基本原理⑤中立性
7.学校体系
8.障害児教育制度
9.教育行政制度①中央教育行政と教育委員会
10.教育行政制度②教育内容行政
11.教育財政制度
12.規制緩和と教育行財政改革
13.学校経営組織
14.学校評価・生徒指導・危機管理
15.教員制度
試験・課題等の内容
①講義へのコメントを毎時間提出してもらう。②期末テス
トを行う。③必要に応じて復習テストを行う。④希望者は
予習ノートを提出することができる。
テキスト
教育制度研究会編『要説教育制度』
(新訂第2版)学術図
書出版
参考文献
講義の中で紹介する。
評価方法
受講態度・講義へのコメントの内容などを20%、期末試験
の成績を80%とする。予習ノートについても適宜加点する。
62
科目名 教育方法学
(Study of Teaching Methods)
担当者 橋川 文次
単位数 2単位
授業の到達目標及びテーマ
○教育課程と学習指導要領について学習し、理解する。(教育課程の意義、教育課程編成の原則、教育課程に関する法制、
学習指導要領とは。学習指導要領の内容構成など)
○年間指導計画と週案・日案について学習し、理解する。(年間指導計画作成上の基本的事項・作成の手順と配慮事項、週案・
日案の意義・立て方など)
○指導計画に基づく授業の実践について考察し、理解を深める。(指導計画の必要性、生徒の実態をふまえる、教材研究
と学習指導、授業の組み立ての工夫、授業の評価など)
○指導法の工夫・改善について学習し理解するとともに、実践への意欲と使命感を高める。(個性を生かす教育の実践、
授業の形態と個別化、個人差ということ、個人差に応じた指導をすすめるためには、学習の遅れがちな児童生徒の指導
など)
○指導と評価について学習し、理解する。(教育評価の手順・目的・分類、指導と評価など)
○教材・教具の活用について学習し、理解する。(教材・教具の種類・選定の留意点、使い方など)
○「体験を通した学び」を大切にする教育方法について理解する。
○教育機器の活用と学校図書館の利用法について理解し、活用への意欲をもつ。
授業計画
<後期>
1.ガイダンス〔授業の概要・計画、留意事項〕
2.教育課程と学習指導要領
3.年間指導計画と週案・日案
4.指導計画と授業実践
5.教材研究と学習指導(1) ○教材研究の意義 ○教材研究の進め方
6. 〃 (2) ○学習指導案の意味・内容例 ○発問・指名・板書における留意事項と工夫
7.指導法の工夫・改善(1) ○授業の形態と個別化の工夫 ○学習形態の長所と短所
8. 〃 (2) ○個人差ということ ○個人差に応じた指導をするために
9.指導と評価(1) ○教育評価の意義・目的・手順
10. 〃 (2) ○教育評価の分類 ○指導と評価
11.児童生徒理解と学習指導
12.研修と授業改善
13.教材・教具の活用
14.教育機器の活用と学校図書館の利用
15.「体験を通した学び」を大切にする教育方法
試験・課題等の内容
期末に、授業内容についての理解をみる筆記試験を行う。
評価方法
期末試験 70%∼50%
(レポート提出有の場合:レポート20%)
受講態度 20%
授業への取組状況 10%
テキスト
取得免許校種の『学習指導要領 総則 解説編』
(文部科学省)
必要に応じて、プリントを配付する。
参考文献
授業の中で、適宜紹介する。
63
教職に関する科目
授業の概要
よりよい授業を成立させるための指導技術、指導と評価等について考察し、授業観や授業構築の原理等を理解する。また、
(児童)生徒理解と学習指導という観点から、個性・個人差に応じた指導の必要性を理解するとともに、その在り方につ
いて学習する。
科目名 教育方法学
(Study of Teaching Methods)
担当者 金子 統太郎
単位数 2単位
授業の到達目標及びテーマ
[到達目標]教育方法を、学習指導及び生活指導の二つの視点からとらえ、それぞれの意義、内容、方法等の基本的事項
を理解している。
[テ ー マ]学習指導の方法原理、技術、評価、及び生活指導(生徒指導)の意義、内容、方法。
授業の概要
教育改革の動向や、
学校が抱える教育課題及び教育課程に関する基本的事項を踏まえ、
教育方法を学習指導と生活指導(生
徒指導)の視点から考察する。
授業計画
<後期>
Ⅰ はじめに
1.オリエンテーション(授業の概要・計画、留意事項等)
教育の目的と方法
Ⅱ 教育の課題と基本的な方向
2.子どもたちをめぐる現状と教育上の課題
3.教育改革と学校教育の基本的な方向
Ⅲ 教育方法の基本と実際
4.教育課程と学習指導要領
5.
「授業(像)
」の考察(1)
〈意見交換:私が願う授業像〉
6. 〃 (2)
〈授業映像視聴と意見交換〉
7.
「学習指導(授業)
」とは何か
8.学習指導と学習指導案
9.学習指導の計画と展開
10.学習指導の形態と発問
11.学習指導の工夫・改善と評価
12.生徒指導の意義と方法(1)
13. 〃 (2)
14.学級経営と児童・生徒理解
Ⅴ まとめ
15.教育の目的・方法と教師の役割
試験・課題等の内容
①授業内容についての理解をみる筆記試験(期末)
。
②学習内容に関する課題及びレポート等(適時)
。
評価方法
期末試験 60%
課題・提出物 20%
授業への取組状況 20%
科目名
教育課程論
(Study of Curriculum)
テキスト
『中学校学習指導要領 解説−総則編−』
(文部科学省)
参考文献
授業の中で、適宜紹介する。
担当者
単位数
田渕 久美子
1単位
授業の到達目標及びテーマ
教育課程とは、学校における教育活動の計画の総体をなすものである。それは、どのような内容をどのような順序で教え
るか、ということである。現代日本の教育について、学力問題など教育課程に関わる問題はさまざまある。こうした問題
を読み解く力と教育課程を構想する力の基礎を、この講義を通して身につけてもらいたい。
授業の概要
まず、教育課程とは何か、我が国の場合の制度上の位置づけや学習指導要領の編成を概観する。さらに、教育課程編成の
基本原則と評価について解説し、教育評価との関係や、教科書、学力問題についても考える。
授業計画
<前期>
1.教育課程とは何か
2.学習指導要領の意義
3.教育課程の思想と構造
4.日本における教育課程の変遷①
5.日本における教育課程の変遷②
6.教育課程編成の基本原則と評価①
7.教育課程編成の基本原則と評価②
8.学力問題と教育課程
試験・課題等の内容
①講義へのコメントを毎時間提出してもらう。②講義につ
いての理解を見る試験を行う。
評価方法
受講態度・講義へのコメントの内容20%、試験の成績80%
として評価する。
64
テキスト
プリントを配布する
参考文献
田中耕治ほか『新しい時代の教育課程』(有斐閣アルマ)
科目名
英語科教育法Ⅰ・Ⅱ
(English Teaching Methodology I・II)
担当者
単位数
西原 真弓
各2単位
授業の到達目標及びテーマ
この授業では、主に、中学校で英語を教えるための指導内容と指導技術に関する理解を深める。社会の変化に伴い、英語
科教育に求められる教育内容や教育方法も変化している。英語教育の本質に関わる不変の領域と、柔軟に変化すべき領域
を見極め、今、日本の中学生に必要な英語教育とはどのようなものかを考えていく。
授業の概要
まず、文部科学省が定めた新学習指導要領を熟読した上で、現在の英語教育にどのような指導や評価が求められているの
かを学習する。現在の英語教育現場が経験している問題を理解した上で、4技能を中心にどのような指導をすべきなのか
学ぶ。また、後期は、模擬授業を通して、英語科教育法Ⅰで学んだ事柄を実践に移しながら、細かい指導技術を学ぶ。
試験・課題等の内容
前期:課題、及び筆記試験
後期:4つの課題、レポート、指導案、模擬授業
評価方法
前期:課題 40%、筆記試験60%
後期:指導案20%、模擬授業30%、4つの課題50%
<後期>
1.アルファベット指導法
2.フォニックス指導法
3.授業の展開方法と指導案作成
4.模擬授業(教員の役割と資質)
5.模擬授業(生徒主体の授業展開)
6.模擬授業(授業のテンポ)
7.模擬授業(活動の有機的結びつき)
8.模擬授業(教材研究)
9.模擬授業(目的と評価)
10.模擬授業(板書計画)
11.模擬授業(4技能の指導)
12.模擬授業(総合)
13.模擬授業(総合)
14.模擬授業(総合)
15.総まとめと振り返り
教職に関する科目
授業計画
<前期>
1.
「英語が使える日本人」育成のための行動計画
2.中学校学習指導要領について
3.日本の英語教育の史的展望
4.目的論に見る日本の英語教育
5.英語教授法(1)
6.英語教授法(2)
7.英語教授法(3)
8.小・中・高連携を意識した英語教育
9.4技能の実際的指導法(Listening)
10.4技能の実際的指導法(Reading)
11.4技能の実際的指導法(Writing)
12.4技能の実際的指導法(Speaking)
13.コミュニケーション能力を伸ばす授業とは
14.指導目的と評価法(1)
15.指導目的と評価法(2)
テキスト
文部科学省『中学校学習指導要領 解説−外国語編』
(東
京書籍)
岡秀夫編著『グローバル時代の英語教育−新しい英語科教
育法−(成美堂)
中学校時代に使用していた教科書
プリント教材
参考文献
授業内で適宜紹介します
科目名
英語科教育法Ⅲ・Ⅳ
(English Teaching Methodology Ⅲ・Ⅳ)
担当者
単位数
西原 真弓
各2単位
授業の到達目標及びテーマ
英語科教育法Ⅰ・Ⅱで学習したことを踏まえて、この授業では、高等学校で英語を教えるための指導内容と指導方法の理
解を深め、教育実習に向けて実践的に体得していくことをねらいとする。
授業の概要
文部科学省が定めた学習指導要領を熟読した上で、現在の英語教育にどのような指導や評価が必要とされているのかを学
習する。また、後期は、模擬授業を通して、英語科教育法Ⅰ・Ⅱ・Ⅲで学んだ事柄を実践に移していく。
授業計画
<前期>
1.高等学校学習指導要領について
2.英語教育の今昔
3.英語教育現場の現状認識
4.語彙指導のあり方
5.リスニング指導計画の組み立て方
6.リスニングとスピーキングの統合指導
7.リーディング指導はすべての中核
8.読解と聴解のメカニズム
9.ライティングはアウトプットを保障する場
10.文法は料理のレシピ
11.コミュニケーション能力を伸ばす指導とは
12.ビデオで見るモデル授業
13.ビデオで見るモデル授業
14.指導案作成
15.評価とは
試験・課題等の内容
4つの課題、レポート、指導案、模擬授業
評価方法
前期:4つの課題 60%、レポート 40%
後期:指導案 20%、模擬授業 30%、4つの課題 50%
<後期>
1.活動の目的設定と授業の組み立て方Ⅰ
2.活動の目的設定と授業の組み立て方Ⅱ
3.模擬授業(高校)
4.模擬授業(高校)
5.模擬授業(高校)
6.模擬授業(高校)
7.模擬授業(高校)
8.模擬授業(高校)
9.模擬授業(高校)
10.模擬授業(高校)
11.模擬授業(中学・高校)
12.模擬授業(中学・高校)
13.模擬授業(中学・高校)
14.模擬授業(中学・高校)
15.総まとめ及び振り返り
テキスト
文部科学省『高等学校学習指導要領解説−外国語編・英語
編』
(開隆堂出版)
岡秀夫編著『グローバル時代の英語教育』
(成美堂)
(教科
法Ⅰ・Ⅱで使用した教科書)
授業内に指定された高校教科書及び問題集
プリント教材
参考文献
授業内で適宜紹介します。
65
科目名
国語科教育法Ⅰ・Ⅱ
(Japanese Teaching Methodology I・II)
担当者
単位数
平賀 茂
各2単位
授業の到達目標及びテーマ
学習者が生きる国語科教育法の理論と実践力を身につける。
授業の概要
中学校・高等学校国語科教育における現代文・古典の指導法を実践と演習を通して学ぶ。
授業計画
<前期>
1.ガイダンス(国語科教育全般について)
2.国語科授業の検証と改善について
3.これからの国語科教育の在り方
4.教材研究・教材開発について
5.現代文の授業法
6. 〃
7.古典の授業法(古文)
8. 〃
9.古典の授業法(漢文)
10. 〃
11.韻文指導
12.授業演習と授業研究
13. 〃
14. 〃
15. 〃
<後期>
1.教材研究の在り方
2.授業演習と授業研究
3. 〃
4. 〃
5. 〃
6.授業計画作り及び教材分析
7. 〃
8. 〃
9. 〃
10. 〃
11. 〃
12.評価研究
13. 〃
14.総括
15. 〃
試験・課題等の内容
授業演習及び講義内容・レポート・指導案
テキスト
必要に応じてプリントを使用する。
評価方法
授業演習 30%、レポート 20%、試験 30%、
授業への取組状況 20%
参考文献
授業の中で適宜紹介する。
科目名 国語科教育法Ⅲ・Ⅳ
(Japanese Teaching Methodology III・IV)
担当者 田中 俊廣
単位数 各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
国語科教員になるための理論や方法を学びながら、授業実践(模擬授業)を行ない、具体的に教育方法を体得していきま
す。
授業の概要
国語科教育の理論や方法や学習指導要領などは講義形式で学習します。実践的には、学生一人ひとりが指導案を作成し、
模擬授業を行なっていきます。その時間ごとに、授業についての意見交換をします。
授業計画
<前期>
1.国語科教育の方法と要点
2.教材研究について
3.指導案の書き方
4.模範授業(教員による)
5.模擬授業(学生による)
6. 〃
7. 〃
8. 〃
9. 〃
10. 〃
11. 〃
12. 〃
13. 〃
14. 〃
15.授業についての討議
試験・課題等の内容
教材研究と指導案の作成
模擬授業
評価方法
指導案と模擬授業 70%
授業への取組状況 30%
66
<後期>
1.模擬授業(学生による)
2. 〃
3. 〃
4. 〃
5. 〃
6. 〃
7. 〃
8. 〃
9. 〃
10. 〃
11. 〃
12.教育関係法規と学習指導要領
13. 〃
14. 〃
15.まとめ
テキスト
『国語科教育研究』
(学芸図書株式会社)
参考文献
『学習指導案作成教本・国語科』
(蒼丘書林)
科目名 音楽科教育法Ⅰ・Ⅱ
(Music Teaching Methodology I・II)
担当者 山陸 芳彦
単位数 各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
模擬授業の実習と分析を通して実習経験を積み、授業の指導法を学ぶ。
テーマは「実習と指導法研究」となる。
授業の概要
鑑賞(
「私の1曲」
)のミニ模擬授業を通して、
「選曲と聴かせ方」を学ぶ。実習者は好きな1曲を選び、感動を伝える情
報と自分の「思い」を整理し、
「10分間構成」のミニ模擬授業を行う。
その相互の実習参観で、
「選曲された音楽の良さ」や「聴かせ方」の視野を広げ、実習の緊張感を体験し、教材研究の深
め方と指導法を学ぶ。後期は、15分間構成で「歌唱」
「合唱」の模擬授業を行う。
試験・課題等の内容
模擬授業の実習に対する意欲や情熱を図る試験や課題を課
す。
評価方法
レポート(提出物を含む)25%、模擬授業の実習 25%、
テスト 30%、授業への取組状況 20%
科目名 音楽科教育法Ⅲ・Ⅳ
(Music Teaching Methodology III・IV)
<後期>
1.模擬授業の進め方
2.教材と生徒が出会う音楽活動
3.指導のアイディアと構成力
4.模擬授業の実習と分析(1)
5. 〃 (2)
6. 〃 (3)
7. 〃 (4)
8. 〃 (5)
9.構造・感性・文化的側面
10.教材研究の進め方
11.模擬授業の実習と分析(6)
12. 〃 (7)
13. 〃 (8)
14. 〃 (9)
15.模擬授業の実習と分析を振り返る
教職に関する科目
授業計画
<前期>
1.講義概要及び模擬授業の進め方
2.学習指導案作成について
3.模擬授業の実習と分析(1)
4. 〃 (2)
5. 〃 (3)
6. 〃 (4)
7. 〃 (5)
8.学習指導要領(目的)
9. 〃 (指導内容)
10.模擬授業の実習と分析(6)
11. 〃 (7)
12. 〃 (8)
13. 〃 (9)
14. 〃 (10)
15.模擬授業の実習と分析を振り返る
テキスト
中学校・高等学校教員養成課程用『最新中等科音楽教育法』
(音楽之友社)
九州高等学校音楽教育研究会『高校生の歌集「つどい」
』
(啓隆社)
担当者 山陸 芳彦
単位数 各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
模擬授業の実習と分析を通して実習経験を積み、授業の指導法を学ぶ。
テーマは「実習と指導法研究」となる。
授業の概要
鑑賞及び歌唱・合唱指導のミニ模擬授業を通して指導法を学ぶ。実習は、鑑賞及び歌唱・合唱指導の教材を選び、その教
材及び指導法研究を行い、20分間及び40分間(後期)の模擬授業を行う。その相互の実習参観を通して実習体験を深め、
教材研究の深め方及び指導法の基本と応用を学ぶ。
授業計画
<前期>
1.講義概要及び模擬授業の進め方
2.鑑賞及び歌唱指導の組み立て方
3.模擬授業の実習と分析(1)
4. 〃 (2)
5. 〃 (3)
6. 〃 (4)
7. 〃 (5)
8.合唱指導の組み立て方
9.合唱曲の教材研究と指導法
10.模擬授業の実習と分析(6)
11. 〃 (7)
12. 〃 (8)
13. 〃 (9)
14. 〃 (10)
15.模擬授業の実習と分析を振り返る
試験・課題等の内容
模擬授業の実習に対する意欲や情熱を図る試験や課題を課
す。
評価方法
レポート(提出物を含む)25%、模擬授業の実習 25%、
テスト 30%、授業への取組状況 20%
<後期>
1.模擬授業の進め方
2.教材と生徒が出会う音楽活動
3.生徒の実態把握と選曲
4.模擬授業の実習と分析(1)
5. 〃 (2)
6. 〃 (3)
7. 〃 (4)
8. 〃 (5)
9.構造・感性・文化的側面
10.学習指導案作成方法
11.模擬授業の実習と分析(6)
12. 〃 (7)
13. 〃 (8)
14. 〃 (9)
15.模擬授業の実習と分析を振り返る
テキスト
中学校・高等学校教員養成課程用『最新中等科音楽教育法』
(音楽之友社)
九州高等学校音楽教育研究会『高校生の歌集「つどい」
』
(啓隆社)
音楽授業づくり研究会 編『新音楽の授業づくり』
(教育芸術社)
67
科目名
社会科教育法Ⅰ・Ⅱ
(Teaching Social StudiesⅠ・Ⅱ)
担当者
単位数
島崎 賢一
各2単位
授業の到達目標及びテーマ
Ⅰでは、中学校社会科教育の本質を理解する。
Ⅱでは、社会科の授業ができる力量を身につける。
テ−マ 中学校社会科の教師に求められる資質・能力とは何か
授業の概要
Ⅰでは、社会科の基本的構造や目標、社会科の成立・変遷の歴史に触れながら、学習指導要領の理念、改訂の経緯、社会
科の改訂、地理・歴史・公民の三分野の目標、内容、構成の理解を通して、社会科教育の本質を学ぶ。 Ⅱでは、社会科
教育の実践を創るため、指導案の作成、模擬授業の実施、教材づくりなどを通して、学習指導の実践的知識、方法論を学ぶ。
授業計画
<前期>
1.開始に当たって(概要、目的、大綱)
2.社会科の基本的構造
3.社会科の教科目標
4.社会科の成立、性格、変遷
5.学習指導要領 ① 定義、構成、内容
6. 〃 ② 改訂の経緯
7.学習指導要領 社会科の改訂
8.地理的分野の目標、内容、構成 その①
9. 〃 ②
10.歴史的分野の目標、内容、構成 その①
11. 〃 ②
12.公民的分野の目標、内容、構成 その①
13. 〃 ②
14.年間指導計画の立て方
15.教材研究の意義、目的、方法
<後期>
1.学習指導案の形式、意義、目的
2.学習指導案の作成 演習 ①
3. 〃 演習 ②
4.模擬授業の実施と相互研究 ①
5. 〃 ②
6. 〃 ③
7. 〃 ④
8. 〃 ⑤
9.模擬授業の総括 問題点と課題
10.授業設計 ① 授業分析の方法
11. 〃 ② 授業の構成
12. 〃 ③ 学習過程、活動の工夫
13. 〃 ④ 学習集団の組織化
14. 〃 ⑤ 指導と評価
15.社会科教育の実践課題
試験・課題等の内容
学習内容の理解を図る。課題(レポ−ト)提出。指導案の
提出。
テキスト
中学校学習指導要領「社会」解説編(文部科学省)必要に
応じてプリント資料配布。指示するものあり。
評価方法
定期試験(50%)
課題指導案(20%)
授業の参加や相互
研究会の参加度合(20%)
取組状況(10%)
参考文献
講義の中で紹介
科目名
社会・地歴科教育法Ⅲ・Ⅳ
担当者
(Teaching Method For Geography・History Ⅲ・Ⅳ) 単位数
島崎 賢一
各2単位
授業の到達目標及びテーマ
Ⅲでは、高等学校地理歴史科の本質を理解する。
Ⅳでは、学習指導案を作成し、授業ができる力量を身につける。
テ−マ 高等学校地歴科の教師に求められる資質、能力とは何か
授業の概要
Ⅲでは、高等学校地理歴史科の再編成の経過を通して、意義、目的を理解し、科目の編成、履修方法等とともに、各科目
の内容構成、取り扱い方などを演習形式で読み込み、教科教育の本質を学ぶ。
Ⅳでは、教育課程の枠組み、指導計画の作成、指導案を基にした模擬授業の実践を行う。最後に、社会科・地歴科の学力、
指導と評価、学習理論などについてまとめながら、今後の教科教育の在り方を学ぶ。
授業計画
<前期>
1.はじめに(概要、目的、大綱)
2.高等学校教育について
3.中・高校の「社会」の基本的構造の違い
4.高等学校社会科の再編成
5.地理歴史科①科目編成、単位数、履修方法
6. 〃 ②目標
7.各科目の目標及び内容構成、要素、取り扱い方
8.地理A 演習①指導要領を読み込む
9. 〃 B 〃
② 〃
10.日本史A 〃
③ 〃
11. 〃 B 〃
④ 〃
12.世界史A 〃
⑤ 〃
13. 〃 B 〃
⑥ 〃
14.地理の指導 地理的見方・考え方
15.歴史の指導 歴史的思考力の育成
試験・課題等の内容
学習内容の理解を図る。教材研究。レポ−トの提出。指導
案の提出。テスト問題の作成。
評価方法
定期試験(50%)課題・指導案(20%)授業の発表・討論
(20%)取組状況(10%)
68
<後期>
1.はじめに(概要、目的、大綱)
2.学習指導法 ①教育課程の枠組み、編成
3. 〃 ②年間指導計画
4. 〃 ③中・高校の教材の扱い方
5.授業実践に学ぶ ① 地理
6. 〃 ② 日本史
7. 〃 ③ 世界史
8.模擬授業の実施と相互研究 ①
9. 〃 ②
10. 〃 ③
11.社会・地歴科の学力と目標構造
12.指導と評価の一体化
13.教授理論と学習理論
14.個に応じた学習指導
15.終りに 今後の社会・地歴科教育
テキスト
中学校学習指導要領 社会 解説編
高等学校学習指導要領 地歴科 解説編
必要に応じてプリント資料配布・指示するものあり
参考文献
必要に応じて講義の中で紹介
科目名
社会・公民科教育法Ⅲ・Ⅳ
(Teaching Method for Civics III・IV)
担当者
単位数
渡邊 弘
各2単位
授業の到達目標及びテーマ
具体的な授業実践例を検討しながら、自分で学習指導案を作成することができるようになること、理論的な研究をふまえ、
自分で授業をおこなうことがデキル力量を身につけることを目標とする。
授業の概要
フィールドワーク・教材研究、学習指導案作成、プレゼンテーション、模擬授業などを通して、授業実践のための理論と
方法を身につける。また、小学校生活科・社会科、高校地理・歴史科の学習指導要領とも関連させながら、中学校社会科、
公民科の学習指導要領について学び、活用する。
試験・課題等の内容
フィールドワーク、学習指導案の作成・プレゼンテーショ
ン・論文の執筆・模擬授業の準備と実施・模擬授業に関す
る論文の執筆
評価方法
【前期】フィールドワークプレゼンテーション30%、学習
指導案の作成30%、まとめ論文の執筆40%、
【後期】模擬
授業の準備と実施50%、まとめ論文の執筆50%
<後期>
1.講義概要説明・模擬授業説明
2.公民科指導方法論研究
3.学習指導案作成研究(2)
4.授業実践研究(3)
5.授業実践研究(4)
6.学習指導案検討(1)
7.学習指導案検討(2)
8.学習指導案検討(3)
9.模擬授業演習(1)
10.模擬授業演習(2)
11.模擬授業演習(3)
12.模擬授業演習(4)
13.模擬授業演習(5)
14.模擬授業演習(6)
15.まとめ
教職に関する科目
授業計画
<前期>
1.講義概要・フィールドワーク説明 2.公民科の歴史
3.公民科の理論
4.公民科授業内容研究(法教育)
5.公民科授業内容研究(経済教育)
6.公民科授業内容研究(環境教育)
7.公民科授業内容研究(平和教育)
8.授業実践研究(1)
9.授業実践研究(2)
10.フィールドワーク報告(1)
11.フィールドワーク報告(2)
12.模擬授業内容研究(1)
13.模擬授業内容研究(1)
14.学習指導案作成研究(1)
15.まとめ
テキスト
『高等学校学習指導要領解説(公民編)
』
(教育出版)
。その
他のテキストについては、初回の授業で指示する。
参考文献
授業中に指示する。
科目名 家庭科教育法Ⅰ・Ⅱ
(Home Economics Teaching Methodology I・II)
担当者 赤崎 眞弓
単位数 各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
中学校家庭科・高等学校家庭科の指導に関する知識と方法を獲得するとともに、家庭科を担当する教員としての授業実践
力を身につける。
本授業における具体的な到達目標は次の通りである。
1.中学校及び高等学校の家庭科の目標と内容を説明することができる。
2.中学生、高校生の生活の特徴を説明することができる。
3.家庭科のカリキュラムや指導計画を立案することができる。
4.家庭科指導に関する知識と方法を説明することができる。
5.授業を組み立てることができるとともに、教材を活用して授業を行うことができる。
授業の概要
中学校および高等学校の家庭科学習指導要領解説を用いて、目標や内容について理解を深めるとともに、対象となる中学
生や高校生の生活実態を知り、それぞれの学校種に応じた家庭科カリキュラムや指導計画を立案する際の留意点を学ぶ。
また、家庭科指導に関する知識と方法についての理解を深めるとともに、学習指導案作成や模擬授業を行うことを通して
家庭科授業づくりを体験し、家庭科を担当する教員としての授業実践力を身につける。
授業計画
<前期>
1.家庭科教育の歴史
2.家庭科教育の目標
3.小・中・高の家庭科のつながり
4.指導内容の理解①
5.指導内容の理解②
6.指導内容の理解③
7.指導内容の理解④
8.指導内容の理解⑤
9.指導内容の理解⑥
10.中学生・高校生の生活理解①
11.中学生・高校生の生活理解②
12.カリキュラムと指導計画の作成①
13.カリキュラムと指導計画の作成②
14.カリキュラムと指導計画の作成③
15.まとめ
試験・課題等の内容
前期:学習指導要領に関する筆記試験
後期:授業づくりに関する提出物
評価方法
前期:筆記試験(50%)
、授業への参加状況(50%)
後期:提出物(50%)
、授業への参加状況(50%)
<後期>
1.指導方法の理解①
2.指導方法の理解②
3.指導方法の理解③
4.学習指導案の作成①
5.学習指導案の作成②
6.学習指導案の作成③
7.学習指導案の作成④
8.模擬授業①
9.模擬授業②
10.模擬授業③
11.模擬授業④
12.学習指導案再検討①
13.学習指導案再検討②
14.学習評価
15.まとめ
テキスト
文部科学省『中学校学習指導要領解説 技術・家庭編』
『高等学校学習指導要領解説 家庭編』
中学校技術・家庭用文部科学省検定済教科書
(東京書籍)
(開隆堂)
(教育図書)
参考文献
多々納道子・福田公子 編著
『教育実践力をつける家庭科教育法』
(大学教育出版)
69
科目名
家庭科教育法Ⅲ・Ⅳ
担当者
(Home Economics Teaching Methodology Ⅲ・Ⅳ) 単位数
久木野 睦子
各2単位
授業の到達目標及びテーマ
この授業では家庭科教育法Ⅰ・Ⅱを基礎とし、家庭科教員としての授業実践能力を身につけることをねらいとする。到達
目標は適切な指導案を作成できること、その指導案をもとに授業を行い、授業後に自己の授業内容をふりかえり、次の指
導案作成に生かせるようになることである。
授業の概要
学生の模擬授業を中心に行う。授業は各分野の内容について、受講学生で全体を網羅するように題材を設定し、指導案お
よび実際の模擬授業について、教員と学生が議論しながらよりよい指導案・授業を作り上げていく。
授業計画
<前期>(家庭科教育法Ⅲ)
1.講義概要説明
2.指導案の作成
3.指導案の作成
4.模擬授業(15∼30分)の実施と討議
5.模擬授業(15∼30分)の実施と討議
6.模擬授業(15∼30分)の実施と討議
7.指導内容の理解
8.指導案の作成
9.指導案の作成
10.指導案の作成
11.模擬授業(30分)の実施と討議
12.模擬授業(30分)の実施と討議
13.模擬授業(30分)の実施と討議
14.模擬授業(30分)の実施と討議
15.まとめ
試験・課題等の内容
筆記試験は行わない。指導案の作成および模擬授業の準備
をしっかり行うこと。
評価方法
指導案の作成(30%)
、模擬授業の実施(30%)
、課題の提
出状況(20%)
、授業への取組状況(20%)
科目名 道徳の指導法
(Teaching Method for Moral Education)
<後期>(家庭科教育法Ⅳ)
1.講義概要説明
2.指導案の作成
3.指導案の作成
4.模擬授業の実施(50分)と討議
5.模擬授業の実施(50分)と討議
6.模擬授業の実施(50分)と討議
7.指導案の作成
8.模擬授業の実施(50分)と討議
9.模擬授業の実施(50分)と討議
10.模擬授業の実施(50分)と討議
11.指導案の作成
12.模擬授業の実施(50分)と討議
13.模擬授業の実施(50分)と討議
14.模擬授業の実施(50分)と討議
15.まとめ
テキスト
なし
参考文献
必要に応じて授業時に紹介する。
担当者 金子 統太郎
単位数 2単位
授業の到達目標及びテーマ
[到達目標]道徳教育の意義、及び道徳の時間の目的、内容や指導の在り方を理解している。
[テ ー マ]道徳教育、及び道徳の時間の指導の基本的な在り方。
授業の概要
道徳教育及び道徳の時間の授業の意義、目的、内容等を考察し、道徳の時間の指導の在り方を具体的実践的に明らかにす
る。
授業計画
<前期>
Ⅰ はじめに
1.オリエンテーション(授業の概要・計画、留意事項等)
「小・中学校時代と道徳の授業」について(意見交換)
Ⅱ 道徳教育と道徳の時間
2.子どもたちをめぐる現状と道徳教育上の課題
3.道徳教育の基本的な在り方
4.道徳教育の目標と道徳の時間の目標
5.道徳の時間における内容(項目)と指導の観点
6.道徳教育の全体計画と道徳の時間の年間指導計画
Ⅲ 道徳の時間の実際
7.学習指導案の様式と内容(1)
8. 〃 (2)
9.学習指導過程と指導法(1)
10. 〃 (2)
11.資料の活用及び価値観の類型化
12.発問の基本事項及び評価の視点
13.道徳学習指導案の検証(1)
14. 〃 (2)
Ⅳ まとめ
15.家庭・地域社会との連携と道徳教育
試験・課題等の内容
①授業内容についての理解度をみる筆記試験(期末)
②『道徳学習指導案』の作成
③学習内容に関する課題及びレポート等(適時)
評価方法
期末試験 50%
課題・提出物 30%
授業への取組状況 20%
70
テキスト
『中学校学習指導要領 解説 −道徳編−』
(文部科学省)
参考文献
授業の中で、適宜紹介する。
科目名 道徳の指導法
(Teaching Method for Moral Education)
担当者 橋川 文次
単位数 2単位
授業の到達目標及びテーマ
○学校における道徳教育の現状と課題について理解する。
(子どもの現状、家庭や地域社会の現状、子どもの道徳性の傾向、
求められる対応など)
○学習指導要領における道徳教育の目標、道徳の時間の意義について理解する(道徳の時間は。道徳の時間の基本的な構
えなど)
○道徳の時間の学習過程の在り方を習得する。
(子どもの「学習」の視点に立つ指導案づくり、道徳の時間の基盤を踏ま
えつつ、指導の可能性を広げる工夫、など)
○道徳の時間の評価の在り方を理解する。
(道徳性の評価、評価の構えなど)
○道徳学習指導案の作成の仕方を習得する。
(道徳の時間の構想の仕方、学習指導案の内容、基本的な指導過程と指導の
工夫など)
○模擬授業の実施と授業研究会ヘの参加
○家庭や地域社会との連携の深め方の習得(学校と家庭との連携の在り方、学校と地域社会との連携の在り方など)
授業の概要
学校における道徳教育の意義・目的・内容について理解し、より望ましい道徳時間の指導の在り方を考察する。また、授
業の計画・実践・評価の各段階における児童生徒の道徳性の実態把握とそれに基づく展開の在り方を実践的に学習する。
試験・課題等の内容
期末に、授業内容についての理解をみる筆記試験を行う。
評価方法
期末試験 70%∼50%
(レポート提出有の場合:レポート20%)
受講態度 20%
授業への取組状況 10%
科目名 道徳教育論
(Study of Moral Education)
教職に関する科目
授業計画
<前期>
1.ガイダンス〔授業の概要・計画、留意事項等〕
2.道徳教育の現状と課題(1)
○子どもたちの現状 ○家庭や地域社会の現状
3. 〃 (2)
○子どもの道徳性の傾向 ○求められる対応 ○そのための方策
4.学習指導要領と道徳の授業(1)
○学習指導要領がめざす子どものすがた ○学校における道徳教育とは
5. 〃 (2)
○道徳教育の全体計画 ○道徳教育の年間指導計画
6.道徳の時間の学習過程(1)
○道徳の指導案を、子どもの「学習」の視点から見つめる。
7. 〃 (2)
○道徳時間の基盤を踏まえながら、指導の可能性を広げる。
8.体験を生かした道徳の時間の指導
9.道徳の時間の評価(1)
○道徳性の評価について ○指導する教師の基本的姿勢に関する評価
10. 〃 (2)
○ねらい・目標に関する評価 ○資料に関する評価 ○学習指導過程に関する評価
11.
「心のノート」を生かした道徳教育の展開
12.道徳学習指導案の作成(1)
○道徳の時間をどう構想するか
13. 〃 (2)
○学習指導案の内容
14.模擬授業の実施と授業研究
15.家庭・地域社会との連携を深める工夫
テキスト
取得免許校種の『学習指導要領 道徳 解説編』
(文部科学省)
必要に応じて、プリントを配付する。
参考文献
授業の中で、適宜紹介する。
担当者 橋川 文次
単位数 2単位
授業の到達目標及びテーマ
○子どもの道徳性の発達の一般的傾向について考察し、その実情を理解する。
○道徳教育の現状と課題について理解する。
(子どもの現状、家庭や地域社会の現状、子どもの道徳性の傾向、求められ
る対応など)
○学習指導要領における道徳教育の目標、道徳の時間の意義について理解する。
○道徳の時間の学習過程の一般的な在り方を知る。
(
「心の力」をはぐくむ学習の時間であること。体験を生かした指導の
必要性など)
○道徳性の評価について理解する。
(道徳性の諸様相、評価の方法など)
○道徳教育と特別活動・生徒指導との関連について理解し、相互の特性を生かす指導の在り方を習得する。
○養護教諭・栄養教諭としての道徳教育への取り組みを理解し、職務の特性に応じた実践への意欲をもつ。
授業の概要
道徳教育の内容を知り、その目的・意義・教育に果たす役割を考える。また、学校で実践されている道徳時間の指導につ
いて理解し、職務の特性に応じた役割とかかわり方を学ぶとともに、道徳教育推進への意欲と使命感を養う。
授業計画
<前期>
1.ガイダンス〔授業の概要・計画、留意事項等〕
2.子どもの道徳性の発達の一般的傾向
3.道徳教育の現状と課題(1)
○子どもたちの現状 ○家庭や地域社会の現状
4. 〃 (2)
○子どもの道徳性の傾向 ○求められる対応 ○そのための方策
5.学習指導要領と道徳の授業(1)
○学習指導要領がめざす子どものすがた ○学校における道徳教育とは 6. 〃 (2)
○道徳教育の全体計画 ○道徳教育の年間指導計画
7.道徳の時間の学習過程(1)
○道徳の指導案を、子どもの「学習」の視点から見つめる。
8. 〃 (2)
○道徳時間の基盤を踏まえながら、指導の可能性を広げる。
9.体験を生かした道徳の時間の指導
10.道徳の時間の評価(1)
○道徳性の評価について ○指導する教師の基本的姿勢に関する評価
11. 〃 (2)
○ねらい・目標に関する評価 ○資料に関する評価 ○学習指導過程に関する評価
12.
「心のノート」を生かした道徳教育の展開
13.道徳教育と特別活動・生徒指導
14.養護教諭・栄養教諭と道徳教育
15.家庭・地域社会との連携を深める工夫
試験・課題等の内容
期末に、授業内容についての理解をみる筆記試験を行う。
評価方法
期末試験 70%∼50%
(レポート提出有の場合:レポート20%)
受講態度 20%
授業への取組状況 10%
テキスト
取得免許校種の『学習指導要領 道徳 解説編』
(文部科学省)
必要に応じて、プリントを配布する。
参考文献
授業の中で、適宜紹介する。
71
科目名 特別活動の指導法
(Teaching Method for Special Activities)
担当者 橋川 文次
単位数 1単位
授業の到達目標及びテーマ
○学習指導要領における特別活動の目標・内容・意義について理解する。
(
「なすことによって学ぶ」学習としての特別活
動の指導の在り方など)
○特別活動の各内容ごとの指導の在り方を理解し、実践への意欲をもつ。
(意義・特質・目的・学習内容・指導上の留意点、
学校の特色を生かす指導への創意・工夫など)
○学級(ホームルーム)活動における話し合い活動の指導の在り方を理解し、実践への意欲をもつ。
(意義、議題選定の
在り方、計画委員会の設置と運営の在り方、話し合い活動における教師の役割、望ましい学級集団づくりとの関連づけ
など)
○学級(ホームルーム)活動における進路指導の在り方を理解し、実践への意欲をもつ。
(学級担任の役割、進路相談を
通した指導援助、進路相談に当たっての基本的な態度など)
○特別活動学習指導案の作成の仕方を習得する。
(指導内容ごとの構想の仕方、学習指導案の内容、基本的指導過程と指
導の工夫など)
授業の概要
特別活動の意義・目的・内容について理解し、その望ましい指導の在り方を考察する。
(児童)生徒会活動、学校行事、
学級(ホームルーム)活動のそれぞれの指導に当たって、望ましい集団活動を通した生徒の資質・能力の育成のための実
践的指導力を身につける。
授業計画
<前期>
1.ガイダンス(授業の概要・計画、留意事項)
2.学習指導要領と特別活動の授業(1)
○学習指導要領がめざす子どものすがた ○学校における特別活動の指導
3. 〃 (2)
○特別活動の年間指導計画
4.特別活動の全体計画
5.学校行事 ○学習指導要領と学校行事
6.生徒(児童)会活動(1)
○学習指導要領と生徒(児童)会活動
7. 〃 (2)
○生徒(児童)会の組織編成 ○生徒(児童)会活動の指導の在り方
8.学級活動(ホームルーム活動)
(1)
○学習指導要領と学級活動(ホームルーム活動)
9. 〃 (2)
○学級活動(ホームルーム活動)における話し合い活動の充実のために
10.進路指導
11.特別活動指導案の作成(1)
○題材について ・題材観 ・生徒観 ・指導観
12. 〃 (2)
○本時の学習指導 ・ねらい ・展開 ・板書計画
13.模擬授業実施と授業研究(1)
○模擬授業の実施と授業参観
14. 〃 (2)
○授業研究会の実施とまとめ
15.学校行事の指導計画作成
試験・課題等の内容
期末に、授業内容についての理解をみる筆記試験を行う。
評価方法
期末試験 70%∼50%
(レポート提出有の場合:レポート20%)
受講態度 20%
授業への取組状況 10%
科目名 特別活動論
(Study of Special Activities)
テキスト
『中学校学習指導要領 解説−特別活動編』
(文部科学省)
『高等学校学習指導要領 解説−特別活動編』
(文部科学省)
参考文献
授業の中で、適宜紹介する。
担当者 橋川 文次
単位数 1単位
授業の到達目標及びテーマ
○学習指導要領における特別活動の目標・内容・意義について理解する。
(
「なすことによって学ぶ」学習としての特別活
動の指導の在り方など)
○特別活動の目標の意図するところを理解し、指導の要点をつかむ。
(
「望ましい集団活動を通して」
「心身の調和のとれ
た発達」
「個性の伸長」
「集団の一員としてよりよい生活を築こうとする」
「自主的・実践的な態度を育てる」
「人間とし
ての生き方・在り方の自覚」
「自己を生かす能力」など)
○特別活動の各内容ごとの位置づけ・意義・特質・指導の在り方・指導上の留意点について理解し、職務の特性を生かし
た取組への意欲を高める。
○学級(ホームルーム)活動における話し合い活動の意義と内容を理解し、職務の特性を生かしたかかわりへの意欲をも
つ。
○学級(ホームルーム)活動における進路指導の意義・内容を理解し、その充実のため職務の特性を生かす方策について
考察し、取組への使命感と意欲をもつ。
○養護教諭・栄養教諭としての特別活動への取り組み方を理解し、職務の特性を生かした実践への意欲をもつ。
授業の概要
学校教育の一領域である特別活動の目的・内容を知り、その意義と教育に果たす役割について考察する。
(児童)生徒会
活動・学校行事・学級(ホームルーム)活動のそれぞれにおける授業展開や特別活動と道徳教育・生徒指導等、他の教育
活動との連携について学び、職務の特性に応じたかかわり方を探る。
授業計画
<前期>
1.ガイダンス〔授業の概要・計画、留意事項〕
2.学習指導要領と特別活動の授業(1)
○学習指導要領がめざす子どものすがた ○学校における特別活動の指導
3. 〃 (2)
○特別活動の年間指導計画
4.特別活動の全体計画
5.学校行事(1)
○学習指導要領と学校行事
6. 〃 (2)
○学校行事の内容
7. 〃 (3)
○学校行事の指導の在り方
8.生徒(児童)会活動(1)
○学習指導要領と生徒(児童)会活動
9. 〃 (2)
○生徒(児童)会活動の組織編成 ○生徒(児童)会活動の指導の在り方
10.学級活動(ホームルーム活動)
(1)
○学習指導要領と学級活動(ホームルーム活動)
11. 〃 (2)
○学級活動(ホームルーム活動)における話し合い活動の充実のために
12.進路指導
13.特別活動の指導を担当する教師
14.養護教諭・栄養教諭と特別活動
15.学校行事の指導計画作成
試験・課題等の内容
期末に、授業内容についての理解をみる筆記試験を行う。
評価方法
期末試験 70%∼50%
(レポート提出有の場合:レポート20%)
受講態度 20%
授業への取組状況 10%
72
テキスト
『中学校学習指導要領 解説−特別活動編』
(文部科学省)
『高等学校学習指導要領 解説−特別活動編』
(文部科学省)
必要に応じてプリント資料配付
参考文献
授業の中で、適宜紹介する。
科目名
生徒指導論
(Study of Guidance)
担当者
単位数
田渕 久美子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
学校における生徒の生活面の指導(教科外教育)について、目的や機能を理解し、現代の子どもたちの現状を知り、もの
の見方・考え方や望ましい人間関係の構築のための指導の在り方について理解する。
授業の概要
初めに「生徒指導」とは何かを理解するために、文部科学省の『生徒指導提要』を読み、生徒指導の目的について見た後、
我が国における生活指導・生徒指導の歴史を概観する。また、その後、学校における様々な場面における生徒指導について、
教師の役割や生徒理解の基本的姿勢を講義する。また学級集団づくりなどの目的に応じた指導の技術について講義する。
試験・課題等の内容
①講義へのコメントを毎時間提出してもらう。②講義への
理解を見る期末テストを行う。③希望者はノートを提出す
ることができる。
評価方法
受講態度・講義への応答を20%、期末試験の成績を80%と
する。ノートの提出は適宜加点する。
教職に関する科目
授業計画
<後期>
1.生徒指導とは何か
2.学校の教育課程における生徒指導の位置づけ
3.生活指導の歴史的展開と成果-生活綴り方教育
4.生活指導の歴史的展開と成果-生活綴り方教育から学級集団づくりへ
5.学級経営と生徒指導-自治活動の指導
6.学級経営と生徒指導-実践記録を読む
7.学級経営案作りのポイント
8.進路指導・キャリア教育①
9.進路指導・キャリア教育②
10.いじめ・暴力など問題行動への取り組み①
11.いじめ・暴力など問題行動への取り組み②
12.不登校への取り組み
13.生徒理解の基本的姿勢
14.生徒指導における評価
15.生徒指導における教師の力量形成
テキスト
プリントを配布する。
参考文献
文部科学省HP(http://www.mext.jp)より『生徒指導提要』
をダウンロードし、目を通しておくこと。
73
科目名 生徒指導論
(Study of Guidance)
担当者 橋川 文次
単位数 2単位
授業の到達目標及びテーマ
○児童生徒の現状と特徴について考察し、実態を把握する。(今日の青少年の特徴、対応の基本的な考え方、発達課題と
はなど)
○生徒指導の基本的な考え方について学習し、理解する。
(生徒指導の意義・進め方、生徒理解の必要性・方法・留意点
など)
○教育課程の実施と生徒指導、学級経営と生徒指導、校内体制としての生徒指導について理解し、実践方法を学ぶととも
に、意欲と使命感をもつ。
○懲戒と体罰について理解し、児童生徒愛に根ざす指導の大切さを自覚する。
○教育相談とカウンセリングマインドについて理解する。(教育相談の意義、教育相談の方法と対応の仕方、教育相談に
求められるものなど)
○不登校問題への取り組みについて考察し、その在り方を理解する。(不登校状態とは、早期発見と対応、基本的な対応
の在り方、指導体制の確立など)
○家庭・地域・関係機関との連携による生徒指導(連携の必要性・留意点、主な関係機関など)
○教師の力量形成について考察し、使命感をもつ。(基本的姿勢、研修への取り組み、事例研究の重要性など)
授業の概要
中学生の生活面におけるものの見方・考え方の現状や特性を知り、生徒の個性の伸長と社会的な資質や能力・態度を育て
る指導の在り方について理解を深める。また、学級経営における生徒指導、教育課程の実施における生徒指導の在り方を
学ぶとともに、家庭・地域・関係機関との連携の重要性とその方策について学習する。
授業計画
<後期>
1.ガイダンス(授業の概要・計画、留意事項)
2.児童生徒の現状と特徴
3.生徒指導の基本的な考え方(1) ○生徒指導の意義 ○生徒指導の進め方
4. 〃 (2) ○生徒理解の方法 ○生徒理解の留意点 ○生徒理解をよりよくする教師の姿勢
5.教育課程と生徒指導
6.学級経営と生徒指導
7.生徒会(児童会)活動と生徒指導
8.懲戒と体罰
9.教育相談の在り方とカウンセリングマインド
10.児童生徒理解と指導の改善
11.不登校問題への取り組み
12.家庭・地域・関係機関との連携による生徒指導
13.校内体制としての生徒指導
14.生き方指導としての進路指導
15.生徒指導を担う教師の力量形成
テキスト
試験・課題等の内容
期末に、授業内容についての理解をみる筆記試験を行う。 必要に応じて、プリントを配付する。
評価方法
期末試験 70%∼50%
(レポート提出有の場合:レポート20%)
受講態度 20%
授業への取組状況 10%
74
参考文献
授業の中で、適宜紹介する。
科目名
学校カウンセリング
(School Counseling)
担当者
単位数
長尾 博
2単位
授業の到達目標及びテーマ
従来の教育相談という枠を学校カウンセリングにまで幅を広め、学校でのその実践について理論的、実践的に理解していく。
授業の概要
教育相談、学校カウンセリングの定義、カウンセリングの方法、生徒の心の理解の方法、問題生徒への対応を説いていく。
試験・課題等の内容
試験(持込なし、 授業でふれた範囲)
テキスト
長尾 博「三訂 学校カウンリング」ナカニシヤ出版
評価方法
試験での評価80%、受講態度・取組状況20%
参考文献
授業時に紹介する
科目名 同和教育
(Education for Human Liberation)
教職に関する科目
授業計画
<後期>
1.今後のわが国の教育
2.生徒指導と教育相談
3.各教師の学校カウンセラー的役割
4.スクールカウンセラー制度
5.教育相談における学校カウンセラーの役割
6.カウンセリングルームの設置
7.教育相談、カウンセリングの進め方
8.学校カウンセリングの問題点∼なぜカウンセリングはわが国に普及しないのか
9.大人になることとは
10.青年期の危機とは
11.青年期の危機に陥るメカニズム
12.高校中退と進路指導
13.社会化の発達の促進
14.心の問題のとらえ方
15.各問題の特徴とその対応(学業不振、不登校、いじめ、非行、心身症など)
担当者 荒木 壽美
単位数 1単位
授業の到達目標及びテーマ
人権とは何かということから、一人ひとりが生き生きと幸せに生きていける社会を考える。今なお残る部落差別の現実か
ら、被差別の側の苦しみを知ることや、差別する側の意識のメカニズムを知ることで、自分の生活を振り返り、差別のな
い社会を実現しようとする力を培う。
授業の概要
下記授業計画に従いテーマを持って進めていく。
授業計画
<後期集中>
1.人権とは何か。(2時間)
女性差別、「障害」者差別、「いじめ」の実態・・・etc.
2.被差別部落の歴史(2時間)
長崎の被差別部落と教科書の中の部落問題
3.部落差別の現実(2時間)
県内の部落差別事件の検証
4.体験的参加型学習による人権教育の手法(6時間)
ワークショップを通して人権感覚を身につける。
5.学校同和教育の現状(2時間)
長崎県同和教育基本方針と同和教育の推進状況
6.人権教育をめぐる情勢(2時間)
人権教育(同和教育・命の教育・国際理解教育・環境教育・・・)
評価方法
・授業態度とレポート提出による評価。
・科目の特殊性により、100%の出席が必要。
テキスト
冊子『あたまじゃ わかって いるのだが』
参考文献
『時間を歩く』など
75
科目名
総合演習
(Seminar in General Studies at School)
担当者
単位数
黒木 香
2単位
授業の到達目標及びテーマ
教員となるためには教科指導ができることはもちろんだが、社会全体に対する理解と多面的な考え方を持っていなければ
ならない。国際問題や日本社会の問題、地域や家族の問題など、現代社会で起きていることについての認識を深め、広い
視野を持つことをめざす。また、グループワークを通じて、コミュニケーション能力を高める。
授業の概要
前期は、これまで教職科目の中で学んできたことを再確認し、教員をめざす者としての自覚を高める。グループでの研究
発表を通じて、話し伝える技術を磨き、社会や教育への認識を深める。
後期は、教育実習で学んだことを再確認するために、模擬授業を行なう。また、教育問題についても議論を行なう。
授業計画
<前期>
1.現代社会の現状と課題
2.教員になるために
3.話す姿勢
4.板書の技術
5.集団討論①
6.集団討論②
7.集団討論③
8.
9.
10.
11. グループワーク
12.
13.
14.
15.研究発表
試験・課題等の内容
前期・後期それぞれに研究発表とレポート。
夏期休暇・冬期休暇中の課題。
授業への参加姿勢。
<後期>
1.教育実習の報告
2.教育の問題①
3.教育の問題②
4.
5.
6. 模擬授業
7.
8.
9.研究発表①
10. 〃 ②
11. 〃 ③
12. 〃 ④
13. 〃 ⑤
14. 〃 ⑥
15.まとめ
テキスト
必要に応じてプリントを配布する。
参考文献
授業時に紹介する。
評価方法
授業への取組み状況 20%
研究発表(プレゼンテーション)
20%
模擬授業 20%
課題 10%
レポート 30%
科目名
総合演習
(Seminar in General Studies)
担当者
単位数
島崎 賢一
2単位
授業の到達目標及びテーマ
・教育現場での諸課題、現代社会の諸課題について考察し、課題意識を持つ。
・総合的な学習の時間の意義、目的、方法論について理解し、指導計画を立てることができる。
・情報収集、まとめ方、プレジェンテ−ションの方法を身につける。
テ−マ 教育現場での実践的指導力を身につけるには ∼その方法と技術∼
授業の概要
教科指導や生徒指導など学校現場での課題をはじめ、国際化、情報化、少子・高齢化、福祉問題、環境問題など現代社会
の諸問題について考察する。このような問題の解決は教育現場での大きな課題であり、これらの課題について分析・検討
を行うと共に、生徒を指導するための方法と技術を習得する。さらに、情報収集・まとめ方、報告や発表の仕方、指導の
在り方等の学びを通して、自らが課題に主体的に取り組めるような教師としての資質や能力の基礎を培う。
授業計画
<前期>
1.はじめに ∼目的、概要∼
2.学校の諸課題 ① 教科指導
3. 〃 ② 生徒指導
4. 〃 ③ 学級経営
5.現代社会の諸課題 ① 国際化、情報化
6. 〃 ② 少子・高齢化
7. 〃 ③ 福祉、環境問題
8.個人の研究課題の設定 ①
9. 〃 実践の収集 ②
10. 〃 分析と検討 ③
11. 〃 まとめと課題④
12.総合学習 ① 意義、経緯
13. 〃 ② 目的、計画
14. 〃 ③ 課題、方向
15. 〃 ④ 指導、評価
<後期>
1.総合学習の指導計画の作成演習 ①
2. 〃 情報収集、検討 ②
3. 〃 まとめ、討論 ③
4. 〃 発表、討議 ④
5.個人の課題研究発表に向けて ①
6. 〃 レジメ、プレジェンの方法 ②
7.課題の発表と討議 ①
8. 〃 ② 課題分析・検討
9. 〃 ③ 指導方法・技術
10. 〃 ④
11. 〃 ⑤
12.個人自由課題の研究発表会 ①
13. 〃 ②
14. 〃 ③
15.終りに ∼まとめと今後の教育∼
試験・課題等の内容
レポ−ト提出、発表
テキスト
必要に応じてプリント資料配布
評価方法
レポ−ト、資料収集など(60%)発表・討論(30%)取組
状況(10%)
参考文献
講義の中で紹介
76
科目名
総合演習
(Seminar in General Studies at School)
担当者
単位数
山陸 芳彦
2単位(通年)
授業の到達目標及びテーマ
表現及び鑑賞の授業実習と分析を通して音楽教育を考える。
テーマは「教育実習と音楽教育」となる。
授業の概要
表現及び鑑賞の模擬授業を通して実際の音楽活動をイメージし教育実習に備える。その指導法を分析し、背景となる指導
理念を思い、音楽教育について考える。また、グループでの教材研究及びその実習授業と授業研究を通して模擬校内研修
をイメージした体験を行う。その研修内容を冊子にまとめる。
試験・課題等の内容
講義内容の理解度や教育に対する意欲や情熱を図る試験や
課題を課す。
評価方法
レポート(提出物を含む)25%、模擬授業の実習 25%、
テスト 30%、授業への取組状況 20%
科目名
総合演習
(Seminar in General Studies)
<後期>
1.教育実習(報告)を考える(1)
2. 〃 (2)
3.グループ研究(教材研究)
(1)
4. 〃 (2)
5. 〃 (3)
6. 〃 (4)
7. 〃 (5)
8. 〃 (6)
9.模擬授業と授業研究(1)
10. 〃 (2)
11. 〃 (3)
12. 〃 (4)
13. 〃 (5)
14. 〃 (6)
15.研究資料を冊子にまとめる
教職に関する科目
授業計画
<前期>
1.教育実習を考える
2.学習指導案作成について
3.模擬授業の実習と分析(1)
4. 〃 (2)
5. 〃 (3)
6. 〃 (4)
7. 〃 (5)
8. 〃 (6)
9. 〃 (7)
10. 〃 (8)
11. 〃 (9)
12.教育実習(報告)を考える(1)
13. 〃 (2)
14. 〃 (3)
15.音楽教師の現況
テキスト
中学校・高等学校教員養成課程用『中等科音楽教育法』
(音楽之友社)
九州高等学校音楽教育研究会『高校生の歌集「つどい」
』
(啓隆社)
音楽授業づくり研究会編
『音楽の授業づくり』
(教育芸術社)
担当者
単位数
久木野 睦子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
教員となるためには、専門教科の教授能力だけでなく、社会全体を多面的にみる視点を持つことが大切である。そこで、
社会全体に関わる問題点を見極め、調査やグループワークを通して、問題点の発見・分析・結果の発表演習を行うととも
に、コミュニケーション能力の向上についても学んでいく。
授業の概要
前期はたとえば「教育」
、
「児童、生徒」
、
「コミュニケーション」などのテーマを設定し、 グループでそのテーマについて
調査や検討を行い発表会を行う。そして、参加者がその発表に対して異なる意見を交換し、 考え方の多様性を学ぶ。さら
に後期は個人で新たなテーマを設定し、前期より時間をかけて文献検索や現場での聞き取り調査などを行いその結果の分
析を試みる。さらにその考察結果についてパワーポイントでプレゼンテーションを行うとともに口頭発表した内容につい
て、レポートを作成する。
授業計画
<前期>
1.オリエンテーション、グループ分け
2.学校現場での問題点の把握、現状及び課題
3.グループ課題の選択、討論
4.グループ課題選定の発表会
5.グループワーク
6.グループワーク
7.グループワーク
8.グループワーク
9.グループワーク
10.グループワーク
11.発表および意見交換
12.発表および意見交換
13.発表および意見交換
14.発表および意見交換
15.まとめ、後期に向けて
<後期>
1.オリエンテーション:調査方針の変更と確認
2.調査(個人作業)
3.調査
4.調査
5.調査
6.調査
7.分析と考察
8.分析と考察
9.分析と考察
10.分析と考察
11.発表および意見交換
12.発表および意見交換
13.発表および意見交換
14.発表および意見交換
15.まとめ、将来に向けて
試験・課題等の内容
学校施設での活動実習報告などのレポートを課す。
テキスト
適宜、資料を配布。
評価方法
プレゼンテーション30%、レポート30%、取組状況20%、
授業態度20%
77
科目名
総合演習
(Seminar in General Studies at School)
担当者
単位数
寺田 貴子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
家庭科の教育現場を想定して、被服および住居系の分野の教材研究や教材作成を行う。また、一般社会において家庭科が
関わっている諸問題や課題について情報を収集し、意見交換や発表を行うことで、分析の力やコミュニケーション力を涵
養し、実践的指導力の向上につなげる。
授業の概要
家庭科の教材に関する現状を把握し、課題を見つけて対策を検討し、より効果的な教材を提案(試作)する。また、一般
社会や日常生活において家庭科の分野に関する問題点や課題を調べ、情報を収集して意見交換や口頭発表を行い、家庭科
教育の意義に関する考え方を深める。
授業計画
<前期>
1.中学校家庭科教科書の比較検討(1)
2. 〃 (2)
3.中学校家庭科教材の現状と課題の調査(1)
4. 〃 (2)
5.高等学校家庭科教科書の比較検討(1)
6. 〃 (2)
7.高等学校家庭科教材の現状と課題の調査(1)
8. 〃 (2)
9.中・高家庭科教材への提案・試作(1)
10. 〃 (2)
11. 〃 (3)
12. 〃 (4)
13. 〃 (5)
14. 〃 (6)
15.まとめ
<後期>
1.教育実習の報告
2.家庭科の問題点や課題の調査(1)
3. 〃 (2)
4. 〃 (3)
5. 〃 (4)
6. 〃 (5)
7.情報の集約と意見交換(1)
8. 〃 (2)
9. 〃 (3)
10.発表と討論(1)
11. 〃 (2)
12. 〃 (3)
13. 〃 (4)
14. 〃 (5)
15.まとめ
試験・課題等の内容
テキスト
学期末の定期(筆記)試験は行わない。レポートを課する。
指定はしない。課題に応じてプリントや資料を適宜配布す
る。
評価方法
レポート50%、授業態度50%で評価する。
参考文献
課題に応じて適宜紹介する。
科目名
総合演習
(Seminar in General Studies)
担当者
単位数
田渕 久美子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
現代日本社会において、重要課題と考えられるテーマを定めて、実際にそのテーマに取り組んでみる。テーマは個々の関
心に即して考え、テーマを深める方法は、グループ・ワークとする。そうした経験によって、教師として総合演習の指導
に当たる際に必要な留意事項を体験することを目標とする。
授業の概要
「総合的な学習の時間」の目標の解説をした後、実際にテーマを決めて問題解決的な方法によって考えを深める。それを
レポートとしてまとめるか、児童生徒に対する指導を構想して指導案を作成するかどちらかをグループで選択して取り組
む。グループ・ワークの成果は、パワー・ポイントを使って発表する。これまでのテーマをいくつか紹介すると「環境問
題を考える総合学習の指導案」
「長崎の魅力」
「浜の町アーケードの現状とまちづくりの課題」
「感情のメカニズム」
「若者
言葉を考える」など。
授業計画
<前期>
1.
「総合的な学習の時間」の趣旨と総合演習の目的
2.テーマを決める①バズセッションとKJ法で
3.テーマを決める②
4.テーマを決める③
5.研究計画をたてる①
6.研究計画をたてる②
7.グループ・ワーク①
8.グループ・ワーク②
9.グループ・ワーク③
10.グループ・ワーク④
11.グループ・ワーク⑤
12.グループ・ワーク⑥
13.グループ・ワーク⑦
14.中間発表①
15.中間発表②
試験・課題等の内容
①グループ・ワークの記録用紙を毎時間提出する。②中間
発表と本発表に役割を持って参加すること。③ポートフォ
リオを作成し、学期末に提出すること。
評価方法
グループ・ワークへの参加など日常の取り組み20%、発表
の内容と方法80%。
78
<後期>
1.研究計画の見直しと目標の確認①
2.研究計画の見直しと目標の確認②
3.グループ・ワーク①
4.グループ・ワーク②
5.グループ・ワーク③
6.グループ・ワーク④
7.グループ・ワーク⑤
8.グループ・ワーク⑥
9.グループ・ワーク⑦
10.グループ・ワーク⑧
11.グループ・ワーク⑨
12.グループ・ワーク⑩
13.本発表①
14.本発表②
15.まとめと評価
テキスト
なし。プリントを配布する。
参考文献
グループのテーマに応じて紹介する。
科目名
保育者論
(Studies of Nursery Teacher)
担当者
単位数
前田 志津子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
保育は、保育の専門的知識に加えて、保育者の人間性が大きな影響をもつ仕事である。また、複雑で多様な保育現場の姿
から重要な事を伝えながら、変化する社会状況のなかで、自分をそこに向けていく力を養う。
授業の概要
遊びや生活を通して総合的に取り組まれる保育の面白さや楽しさ、
奥深さを感じとりながらも、
保育の厳しさも含めた様々
な側面や役割を幼稚園教育要領、保育所保育指針に照らし合わせながら理解する。
教職に関する科目
授業計画
<前期>
1.保育者とは
2.子どもに学ぶ
3.保育の仕事
4.育ち合う保育者(1)
5.育ち合う保育者(2)
6.実践現場の中で求められるもの(1)
7.実践現場の中で求められるもの(2)
8.保護者・地域との関係
9.環境に込める保育者の願い(1)
10.環境に込める保育者の願い(2)
11.子どもとの関係づくりを左右する保育観(1)
12.子どもとの関係づくりを左右する保育観(2)
13.保育者への道(1)
14.保育者への道(2)
15.未来への課題
試験・課題等の内容
現場の保育者学び、望ましい保育者像を探る。
テキスト
特に指定しない
評価方法
授業態度20%、レポート80%
参考文献
上野恭裕編著「プロとしての保育者論」
(保育出版社)
厚生労働省編「保育所保育指針解説書」フレーベル館
文部科学省「幼稚園教育要領」
(教育出版)
科目名 教育制度論
(Study of Educational System)
担当者 金子 統太郎
単位数 2単位
授業の到達目標及びテーマ
[到達目標]教育の目的を達成するために整えられた諸教育制度の特質や課題等を理解している。
[テ ー マ]我が国の諸教育制度の現状としくみ、及び課題。
授業の概要
教育の目的を達成するために、社会的に整えられた直接的・間接的な教育の制度、体系等に係る基本的事項を考察する。
授業計画
<前期>
1.はじめに
(1)オリエンテーション(授業の概要・計画、留意事項等)
(2)教育と教育制度
2.現代公教育制度の基本原理
3.学校教育体系の基本構造
4.乳幼児期の保育制度
5.初等教育制度(=児童期の教育制度)
6.中等教育制度(=青年期の教育制度)
7.高等教育制度(中等後教育制度)
8.特別支援教育制度
9.私学制度
10.生涯学習・社会教育制度
11.教育行財政制度
12.学校経営組織(基本と実際)
13.教員にかかる諸制度と法令
14.教員の職務と資質
15.まとめ[再考:教育と教育制度]
試験・課題等の内容
①授業内容についての理解をみる筆記試験(期末)
。
②学習内容に関する課題及びレポート等(適時)
。
評価方法
期末試験 60%
課題・提出物 20%
授業への取組状況 20%
テキスト
必要に応じて、プリントを配付する。
参考文献
教育制度研究会『要説 教育制度〔新訂第二版〕
』
(学術図書出版社)
79
科目名 教育方法学
(Study of Teaching Methods)
担当者 金子 統太郎
単位数 2単位
授業の到達目標及びテーマ
[到達目標]幼児期と児童期の発達の特性を踏まえた教育の在り様を理解し、児童期における教育を通して、教育の原理、
方法、技術等を修得する。
[テ ー マ]教育の目的をよりよく達成するための教育方法の基本的要件の考察。
[幼児期・児童期]
。
授業の概要
・子どもをめぐる教育課題、教育の内容、及び学習指導の展開・方法等を考察する。
・教育環境を整え、教育の目的をより達するための教育方法について、主として児童期を中心に理解を深める。
授業計画
<後期>
Ⅰ はじめに
1.オリエンテーション(授業の概要・計画、留意事項等)
教育の目的と方法
Ⅱ 教育の課題と基本的な方向
2.子どもたちをめぐる現状と教育上の課題
3.教育改革と(初等)教育の基本的な方向
Ⅲ 教育方法の原理と実際
4.教育の内容(教育課程・学習指導要領・教育要領)と学習指導
5.学習指導と授業像
6.学習指導とその要件
7.学習指導の計画(学習指導案)と展開
8.学習指導の形態と発問
9.学習指導の工夫・改善と教育評価
10.生徒指導の原理と方法
Ⅳ 教育方法の基本的発展的考察
11.就学前教育と初等教育
12.教育実習体験と教育方法(1)
13. 〃 (2)
14.子ども理解及び家庭教育
Ⅴ まとめ
15.教育の目的・方法と教師の役割
試験・課題等の内容
①授業内容についての理解をみる筆記試験(期末)
。
②学習内容に関する課題及びレポート等(適時)
。
テキスト
『幼稚園教育要領 解説』
(文部科学省)
『小学校学習指導要領 解説−総則編−』
(文部科学省)
評価方法
期末試験 60%
課題・提出物 20%
授業への取組状況 20%
参考文献
授業の中で、適宜紹介する。
科目名
幼児教育課程論
(Study of Curriculum for Early Child)
担当者
単位数
重成 久美
2単位
授業の到達目標及びテーマ
到達目標:保育の質を向上させる計画の意義を理解した上で、教育・保育課程と指導計画の関連を理解し、立案の方法を
習得する。また、計画、実践、評価、改善のサイクル全体を構造的に捉える。
テ ー マ:
“環境による保育”を展開するための計画
授業の概要
保育の計画の意義について学習し、乳幼児期にふさわしい生活を目的とした環境による保育を展開するための教育・保育
家庭の編成、指導計画の立案の手順について学ぶ。実際に保育実践実習と関連させながら、計画、実践、評価、改善の方
法について具体的に身につける。
授業計画
<前期>
1.保育における計画とは?
2.幼稚園教育の基本①
3.幼稚園教育の基本②
4.計画の意義
5.幼稚園教育の目標とねらい及び内容
6.教育課程の意義と編成
7.保育課程の意義と編成
8.教育・保育課程から指導計画へ
9.長期の指導計画
10.短期の指導計画
11.指導計画の実際①
12.指導計画の実際②
13.小学校における計画との関係
14.保育の計画・実践・評価・改善
15.まとめ
試験・課題等の内容
授業レポート、指導案
評価方法
授業への取組み状況30%、課題70%
80
テキスト
文部科学省『幼稚園教育要領解説書』フレーベル館
厚生労働省『保育所保育指針解説書』フレーベル館
参考文献
なし
科目名
幼児理解(2年生)
(Understanding of Young Children)
担当者
単位数
土居 隆子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
「子どもの行動には必ず意味がある」をキーワードに子ども理解特に幼児期の子ども理解のための基礎知識と判断力を学
ぶ。幼児期は周囲の大人への信頼感二支えられ自分の世界を広げてゆく。個性あふれる幼児の豊かな育ちを保証し促すた
めに必要な保育者と幼児暖かい人間関係を作り出すための配慮を学ぶ。保育者として、気持ちを言葉で伝える事が拙い幼
児期の子どもの気持ち・思いに寄り添い適切な発達支援・情緒の安定をはかれるようになる。
授業の概要
幼児理解として以下の3項目を主要な理解の視点としてあげ、保育場面で出会う事例を通じて学習を進める。学生が出
会った保育実習の中での子どもとの関わり体験や視覚教材を活用する。①幼児が自ら周りの環境に能動的に働きかける力
を持っている。②環境に働きかけ、幼児自身が持てる能力を十分に発揮する事で育ちに必要な経験を得る③この力は周囲
に幼児自身の存在や行動を認められ、暖かく見守られる体験を通じて発揮される
教職に関する科目
授業計画
<後期>
1.幼児理解とは 保育の中で
2.子ども観について 幼稚園教育要領「総則」から
3.集団と個の関係を捉える 友達・関わりの中で育つ
4.幼児の気持ちを理解する基礎 行動を読み取る①
5.幼児の気持ちを理解する基礎 行動を読み取る②
6.幼児理解と基本
7.よりよい保育を作り出す
8.子どもの姿から考える①
9.子どもの姿から考える②
10.保育者の基本姿勢①
11.保育者の基本姿勢②
12.幼児理解と評価の方法①
13.幼児理解と評価の方法②
14.日常の保育と指導記録・小学校連携へ
15.まとめ
試験・課題等の内容
授業内容の範囲から出題 (持込み可)
テキスト
幼児理解と評価(幼稚園教育指導資料第3集)文部科学省
評価方法
テスト50% ショートレポート50%
参考文献
授業中に示します
科目名
幼児理解(3年)
(Understanding of Young Children)
担当者
単位数
土居 隆子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
「子どもの行動には必ず意味がある」をキーワードに子ども理解特に幼児期の子ども理解のための基礎知識と判断力を学
ぶ。幼児期は周囲の大人への信頼感二支えられ自分の世界を広げてゆく。個性あふれる幼児の豊かな育ちを保証し促すた
めに必要な保育者と幼児暖かい人間関係を作り出すための配慮を学ぶ。保育者として、気持ちを言葉で伝える事が拙い幼
児期の子どもの気持ち・思いに寄り添い適切な発達支援・情緒の安定をはかれるようになる。
授業の概要
幼児理解として以下の3項目を主要な理解の視点としてあげ、保育場面で出会う事例を通じて学習を進める。学生が出
会った保育実習の中での子どもとの関わり体験や視覚教材を活用する。①幼児が自ら周りの環境に能動的に働きかける力
を持っている。②環境に働きかけ、幼児自身が持てる能力を十分に発揮する事で育ちに必要な経験を得る③この力は周囲
に幼児自身の存在や行動を認められ、暖かく見守られる体験を通じて発揮される
授業計画
<前期>
1.幼児理解とは 保育の中で
2.子ども観について 幼稚園教育要領「総則」から
3.集団と個の関係を捉える 友達・関わりの中で育つ
4.幼児の気持ちを理解する基礎 行動を読み取る①
5.幼児の気持ちを理解する基礎 行動を読み取る②
6.幼児期の特徴・支援の本質
7.子どもをみる視点 子どもの活動の意味をとらえる
8.子どもの姿から考える①
9.子どもの姿から考える②
10.保育者の基本姿勢
11.幼児理解と行動評価
12.子どもの姿と保育者の関わり
13.子どもと保育者の関わりの相互作用
14.幼児理解を進める
15.まとめ
試験・課題等の内容
授業範囲内の項目について設問します。課題レポートは授
業内で示します
テキスト
幼児理解と保育援助(新 保育講座)森上史朗 浜口順子
著
評価方法
テスト50% レポート30% ショートレポート20%
参考文献
授業中に示す
81
科目名
学校カウンセリング
(School Counseling)
担当者
単位数
光富 隆
2単位
授業の到達目標及びテーマ
教育現場で生じている問題行動に対するカウンセリングの方法について理解する。
授業の概要
いじめ、不登校及び学業不振などの問題行動を取り上げ、カウンセリングの仕方について学ぶ。
授業計画
<後期>
1.カウンセリングの定義
2.カウンセリングの歴史
3.カウンセラーの適性
4.望ましいカウンセリングルーム
5.カウンセリングの基本的な技法
6.指示的カウンセリング
7.指示的カウンセリング
8.非指示的カウンセリング
9.非指示的カウンセリング
10.いじめ
11.不登校
12.学業不振
13.非行
14.まとめ
15.まとめ
試験・課題等の内容
レポートを提出する。
テキスト
なし
評価方法
レポート 60%
授業中の態度 20%
授業への取り組み状況 20%
参考文献
授業中に紹介
科目名
幼稚園教育実習
(Practice of Kindergarten)
担当者
単位数
前田 志津子、篠永 洋
各2単位
授業の到達目標及びテーマ
幼稚園での保育を実践し、幼稚園教諭として必要な資質・能力・技術を習得する。さらに幼児の実態に接し幼児への理解
力、判断力、行動力を養う。また、家庭や地域とともに子育ての中心的役割として必要とされる能力を養う。
授業の概要
幼稚園実習に向けての知識・技能の習得。学習内容・課題を明確化するための実習事前指導、さらに実習を深化、定着さ
せるために事後指導を通して幼稚園教諭としての専門性を学ぶ。
授業計画
<前期>
1.幼稚園教育に関する法令と幼稚園教育の基本
2.幼稚園実習の手引きの理解
3.発達の応じた保育内容(1)
4.発達の応じた保育内容(2)
5.発達に応じた保育内容(3)
6.指導案作成と教材準備(1)
7.指導案作成と教材準備(2)
8.指導案作成と教材準備(3)
9.実践実習(1)
10.実践実習(1)の振り返りと課題
11.指導案作成と教材準備(1)
12.指導案作成と教材準備(2)
13.指導案作成と教材準備(3)
14.実践実習(2)の振り返りと課題
15.保育者からの学び
<後期>
1.実習書類の作成
2.指導案作成と教材準備(1)
3.指導案作成と教材準備(2)
4.指導案作成と教材準備(3)
5.幼稚園実習直前指導
6.幼稚園実習
7.幼稚園実習
8.幼稚園実習
9.幼稚園実習
10.幼稚園実習の振り返り(1)
11.幼稚園実習の振り返り(2)
12.事例集作成(1)
13.事例集作成(2)
14.事例集作成(3)
15.今後に向けて
試験・課題等の内容
幼稚園実習事例集作成
テキスト
文部科学省「幼稚園教育要領」
(教育出版)
評価方法
授業への参加態度・発表・レポート 30%
実習評価 70%
参考文献
必要に応じて別途指示する。
82
文
音
健
学
楽
康 生
学
活 学
部
部
部
司書教諭に関する科目
学 校 経 営 と 学 校 図 書 館 ………… 83
学校図書館メディアの構成 ………… 83
学 習 指 導 と 学 校 図 書 館 ………… 84
読 書 と 豊 か な 人 間 性 ………… 84
情 報 メ デ ィ ア の 活 用 ………… 85
科目名
学校経営と学校図書館
(School Management and School Library)
担当者
単位数
喜多 芳明
2単位
授業の到達目標及びテーマ
平成15年度から12学級以上の学校には司書教諭が必置となり、子ども達の学習と読書活動のためにも学校図書館の充実に
ついて叫ばれるようになったが、あらためて学校図書館の意義及び運営、司書教諭や学校司書の役割と業務などの基本的
事項について理解をはかり、自分自身の意見を述べることができる。
授業の概要
学校図書館のあるべき姿と現況を概説しながら、学校図書館を担う司書教諭と学校司書の役割と業務について考えていく
ものとする。
試験・課題等の内容
学校図書館の在り方や問題点など幾つかのテーマについ
て、
ノートと配布資料を中心に、
図書館資料を読んでレポー
トに纏める。
評価方法
レポート80%、授業への取り組み状況20%
科目名 学校図書館メディアの構成
(Organization of Materials in School Libraries)
テキスト
使用しない。
必要な資料についてはプリントして配布する。
参考文献
・北克一編著『学校経営と学校図書館、その展望』改訂版
青弓社
・坂田仰他編『学校図書館の光と影』八千代出版
・遊佐幸枝著『学校図書館発 育てます!調べる力考える
力』少年写真新聞社
・五十嵐絹子著『夢を追い続けた学校司書の四十年』国土
社
担当者 遠山 潤
単位数 2単位
授業の到達目標及びテーマ
書誌コントロールという概念をふまえて、書誌情報の実態を把握し、書誌記述と図書分類の制作方法について基本的理解
を得る。
授業の概要
下記授業計画に従いテーマを持って進めていく。
授業計画
<後期集中>
1.書誌コントロールとは
2.標準規格
3.全国書誌作成機関:国立国会図書館
4.書誌ユーティリティ:国立情報学研究所
5.図書館資料の組織化とは
6.目録法
7.目録規則(NCR1987R2)
8.NDL-OPAC, Webcat の書誌データ解読
9.主題からのアクセス:件名・分類・シソーラス
10.図書分類
11.分類法(NDC9)
12.NDC の100区分
試験・課題等の内容
試験は基礎的な概念について問う。授業と授業の間に課題
の提出を求めることがある。
評価方法
評価の基準:授業への取組状況20%、提出物20%、
試験60%
テキスト
図書館にある NCR、NDC を使用する。
参考文献
必要に応じてプリント配布
83
司書教諭に関する科目
授業計画
<前期>
1.図書館の世界 ∼機能・種類・要素∼
2.学校図書館の理念と教育的意義
3.教育行政と学校図書館
4.学校図書館の歴史
5.学校図書館の現況
6.学校図書館の経営、1
7.学校図書館の経営、2
8.学校図書館の施設設備・備品
9.学校図書館メディア ∼選択・管理・提供
10.学校図書館を担う人、1:司書教諭
11.学校図書館を担う人、2:学校司書ほか
12.学校図書館活動の実際
13.学校図書館活動のために
14.情報化と学校図書館
15.これからの学校図書館 ∼その課題と展望
科目名 学習指導と学校図書館
(Teaching Method and School Library)
担当者 二羽 史裕
単位数 2単位
授業の到達目標及びテーマ
学校教育を充実させるために、学校図書館は何をすればよいか、そして司書教諭には何が求められているかを明らかにし
ていくことが、授業のテーマである。
読書支援・学習支援の場としての学校図書館及び教師のあり方を考え、図書館を日常的に使いこなせる児童・生徒をいか
に育てていくかを考える土台づくりをしたい。
授業の概要
講義が主となるが、ブックトーク、読み語り(読み聞かせ)の実践もとり入れていく。
授業計画
<前期集中>
1.司書と司書教諭・教育課程と学校図書館
2.学校図書館の現実と課題
3.魅力的な学校図書館創り
4.読書運動の歴史(PTA母親文庫から文字活字文化振興法まで)
5.教師のブックトーク・ブックトークの実践
6.情報メディアの利用と教師のレファレンス力
7.学校図書館利用指導からリテラシー教育へ
8.学習指導における司書教諭の役割・学校図書館年間計画作成
9.特別支援教育における司書教諭の役割
10.図書館を使った授業研究
11.朝読・家読(うちどく)
・読み語り(読み聞かせ)
12.学校図書館と公共図書館の連携
13.学校図書館ボランティア
14.図書館活用教育の課題と展望
15.まとめと試験
試験・課題等の内容
・魅力的な学校図書館とは?
・子どもたちにすすめたい本。その本を選んだ理由
・ブックトークの意義 そのほか
評価方法
試験 60%
課題、レポート、実践演習 20%
授業中の態度 20%
科目名 読書と豊かな人間性
(Reading and Humanity)
テキスト
特に定めない。
参考文献
田中共子 著『図書館で出会える100冊』
(岩波書店)
宮川健郎 著『本をとおして子どもとつきあう』
(日本標準)
塩見 昇 編著『教育を変える学校図書館』
(風間書房)
大串夏身 編著『読書と図書館』
(青弓社)
全国学校図書館協議会『学校図書館・司書教諭講習資料』
第6版(全国学校図書館協議会)
『図書館のプロが教える調べるコツ』
(柏書房)
担当者 上出 恵子
単位数 2単位
授業の到達目標及びテーマ
デジタル情報が氾濫する高度情報化社会における読書の意義について学び、人間の根源的な営みに関わるものとして、人
格形成の核になる行為であることを明らかにする。
授業の概要
子どもたちが初めてふれる本である絵本を取り上げながら、読書の意義について考察を深める。その上で、アニマシオン
やブックトークなど様々な読書推進に関わる活動を、実践を通しながら学ぶ。
授業計画
<前期集中>
1.読書をめぐる諸問題
2.子ども時代の読書体験①
3.子ども時代の読書体験②
4.子どもたちの言語環境∼本とテレビ∼
5.絵本について①
6.絵本について②
7.絵本について③
8.本と読書の歴史①
9.本と読書の歴史②
10.読書推進に関わる諸活動①
11.読書推進に関わる諸活動②
12.読書推進に関わる諸活動③
13.実践発表①
14.実践発表②
15.司書教諭と読書活動
試験・課題等の内容
授業内容をふまえた課題レポート
テキスト
随時配付の資料を使用する。
評価方法
レポート60%、提出物10%、取組状況10%、授業中の態度
20%
参考文献
長倉美恵子編『子どもの読書活動をどう進めるか』
(教育
開発研究所)など
84
科目名 情報メディアの活用
(Media Literacy)
担当者 草野 十四朗
単位数 2単位
授業の到達目標及びテーマ
情報メディアの教育利用は、「学び」と「リテラシー」の枠組みを大きく変えようとしている。そして、その変革の中核
にあるのが学校図書館である。本講義では、これに対応する新たな図書館づくりの条件や司書教諭の役割について学び、
これに必要な実践的スキルを身につける。
授業の概要
下記授業計画に従いテーマを持って進めていく。
司書教諭に関する科目
授業計画
<後期>
1.情報化社会におけるリテラシー
2.リテラシーの時代のスキル 発想と編集のスキル(マインドアップ等)実習
3.視聴覚メディアの動向とその教育利用
4.図書館利用の教育1 調べ学習とデータベース検索 パスファインダー制作実習
5.図書館利用の教育2 インフォメーションパワーと発展的学習
6.司書教諭による図書館ネットワークの機能と効果
7.司書教諭ネットワーク実習:図書館だより作成−書誌情報の交換
8.ポップの意義理解と制作実習
9.図書館ホームページの意義と作成方法
10.制作実習:図書館ホームページ
11.制作実習:図書館ホームページ制作と発表
12.メディア利用教育とメディアリテラシー −理論と授業実践事例
13.制作実習:教育メディア利用・メディアリテラシー教育のカリキュラムデザイン
14.制作実習:教育メディア利用・メディアリテラシー教育のカリキュラムデザイン
15.情報モラルと著作権
評価方法
期末試験は行わない。講義の内容を踏まえた以下のレポートおよび制作・実習を課す。
⑴ デジタルパスファインダーの制作(15%)
⑵ 図書館だよりの制作(20%)
⑶ ポップの制作(15%)
⑷ 司書教諭ネットワークを利用した図書館だよりの制作(25%)
⑸ メディア利用教育メディアリテラシーを課題とした総合的学習の実習(25%)
⑹ その他:授業への参加状況も判断の材料にする。
85
文
学
部
音
楽
学
部
健康生活学部 生活デザイン学科
学 芸 員 課 程 に 関 す る 科 目
<1年次開講科目>
博
物
館
教
<2年次開講科目>
育
論 …… 87
生
涯
学
習
概
論 …… 87
日 本 の 文 化 と 芸 術 Ⅰ ・ Ⅱ …… 12
博 物 館 概 論 …… 88
西 洋 の 文 化 と 芸 術 Ⅰ ・ Ⅱ …… 13
博
物
館
経
営
論 …… 88
美 術 の 歴 史 Ⅰ ・ Ⅱ …… 12
博
物
館
資
料
論 …… 89
考
博
物
館
情
報
論 …… 89
古
学
Ⅰ
・
Ⅱ …… 18
教 育 原 理 …… 60
※2011年以前入学生用
<3年次開講科目>
視 聴 覚 教 育 メ デ ィ ア 論 …… 90
視聴覚教育メディア論
現代日本文化学科の学生は専門教育科
目のシラバスを参照して下さい。
<4年次開講科目>
博 物 館 実 習 …… 90
科目名
博物館教育論
(Museum Educational Theory)
担当者
単位数
森 醇一朗
2単位
授業の到達目標及びテーマ
博物館における教育活動は各種展覧会と共に、博物館活動の重要な一端を担っている。社会教育法が目的とする教育活動
を達成するためには、多くの人々が博物館の利用効果を達成できる細かな教育普及活動が必要である。
授業の概要
博物館と博物館教育の基礎知識の習得のため、九州における地域博物館の実例から講義を中心に、見学と実習を並行して
行なう。
試験・課題等の内容
試験を実施する(ノート、提供する資料等持参可)
テキスト
自作の資料を使用する(時間ごとに提供)
。
評価方法
試験 50%、授業中の態度 50%
参考文献
加藤有次 他編『生涯学習と博物館活動』新版博物館学講
座10(雄山閣出版)平成11年
科目名 生涯学習概論
(Introduction to Lifelong Learning)
担当者 山崎 滋夫
単位数 2単位
授業の到達目標及びテーマ
現代社会における教育統合の概念である「生涯学習」
「生涯教育」について基本的な理解を深めるとともに、みずからの
生涯にわたる学習への自覚と実践の態度を育てる。
身近に展開されている様々な学習への関心を高め、生涯学習の視点からそれらの意義を考える幅広い教育観の基礎を培う。
授業の概要
授業計画に示した主題について講義を行う。可能であれば長崎市内の社会教育施設での学習現場の参観等を行う。
授業計画
<後期>
1. 「学ぶ」ことと「教える」こと
2. 「生涯教育」の誕生
生涯学習とは何か
3.
生涯教育から「生涯学習」へ
4. 学歴社会と学習社会
5. 社会の変化と「学習」
6. 職業(仕事)のための学び
7.
「生きがい」を求めて
なぜ生涯学習なのか
8. 高齢社会を生きるために 各講義の主旨については別途プリントで示す。
9. 「子育て」に必要な学び
10. 国際化に伴う学び
11. 大人の学びと子どもの学び
12.
学習のための施設と機会
生涯学習の課題と
13.
高学歴社会での学習
これから
14. 学びの成果と活用
15. 女の一生、今昔
試験・課題等の内容
期末に筆記試験を行うほか、随時、講義にかかわる見聞や
体験、所感等をまとめる小レポートの提出を求める。
評価方法
筆記試験の結果、提出物の内容 80%
学習への姿勢と受講態度、取組状況 20%
テキスト
特になし
参考文献
必要により指示する。
87
学芸員課程に関する科目
授業計画
<後期>
1.博物館教育論とは(導入)
2.教育基本法と社会教育法
3.博物館法と現代地域博物館(近代博物館の歴史)
4.博物館からの教育論と博物館利用学(博物館を利用する)
5.博物館の設置理念と常設展(博物館で学ぶ基本)
6.常設展を補完する企画展(内容的な深みを探る)
7.博物館で学んでみよう(博物館の常設展の見学)
8.博物館の見学から展示の実際を学ぶ(見学のレポート)
9.学芸員の展示解説(展示解説を試みてみよう)
10.企画展と教育普及活動(企画展の商品化)
11.地域博物館の教育普及活動の実際と試み(企画書の作成)
12.歴史講座と学芸員(学芸員の顔の見える博物館)
13.出前講座と学芸員(学校教育と社会教育行事への試み)
14.博物館と地域の関連社会教育施設(博物館の新しい試み)
15.まとめと試験
科目名 博物館概論
(An Introduction to Museology)
担当者 下川 達彌
単位数 2単位
授業の到達目標及びテーマ
生涯学習の一拠点としての博物館と現代社会を円滑に結びつけるために、専門的な役割を果たす学芸員への基本的な教育
を行う。
授業の概要
博物館の機能、体系を歴史的に眺め、今日の新しい管理体制(独立行政法人や指定管理者制度など)への移行を理解させ
る。また日本の博物館が国際社会といかに関わっていくべきかを紹介する。
授業計画
<前期>
1.博物館とは何か
2.博物館の機能と体系
3.博物館発達史(Ⅰ)…欧米の博物館史
4.博物館発達史(Ⅱ)…日本の博物館史
5.博物館と行政の関わり
6.国立博物館の独立行政法人化
7.指定管理者制度と21世紀の博物館の在り方
8.国際博物館会議(イコム)倫理規定(Ⅰ)…博物館倫理
9.国際博物館会議(イコム)倫理規定(Ⅱ)…行動規範
10.博物館と地域社会
11.地域が求める博物館とは
12.博物館事業の推進体系
13.博物館職員の編成
14.学芸員の仕事
15.長崎の博物館
試験・課題等の内容
博物館社会の基本的な知識の把握を出題などで見る。
テキスト
なし(プリント配布)
評価方法
期末試験 70%、課題・提出物 10%、
授業への取組状況 20%
参考文献
加藤有次 他 編著『新版 博物館学講座』全15巻
(雄山閣出版)
科目名 博物館経営論
(Museum Management)
担当者 下川 達彌
単位数 1単位(0.5期)
授業の到達目標及びテーマ
21世紀に求められている博物館像を総合的に分析し、新しい経営方法が求められている実情を理解させる。
授業の概要
今日日本の博物館が抱えている課題を抽出し、問題解決の手段を探り出す。特に最近よく言われるミュージアム・マネジ
メントやミュージアム・マーケティングを理解させ、その必要性を認識させる。
授業計画
<後期>
1.今日の日本の博物館が抱える課題
2.ミュージアム・マネジメントとは
3.博物館の人員構成と組織(1)
4.博物館の人員構成と組織(2)
5.博物館のボランティア
6.博物館のサービス
7.ミュージアム・マーケティングとは
8.ミュージアム・マーケティングの実践
試験・課題等の内容
講義における質疑応答及び提出レポートによる。
評価方法
レポート内容 70%
授業への取組状況 30%
88
テキスト
なし(プリント配布)
科目名 博物館資料論
(The Theory of Museum Materials)
担当者 下川 達彌
単位数 2単位
授業の到達目標及びテーマ
博物館資料は博物館活動を推進する上で、最も重要な役割を果たすものであることを理解させる。
授業の概要
博物館資料の収集、保管、展示などについて実例を紹介し、資料に関する書式及び記載について実習する。
試験・課題等の内容
講義での質疑応答及び提出レポートで理解度を把握する。
テキスト
なし(プリント配布)
評価方法
期末試験 70%、課題・提出物 10%、
授業への取組状況 20%
参考文献
加藤有次『博物館学総論』(雄山閣出版)
加藤有次 他 編著『新版 博物館学講座』全15巻
(雄山閣出版)
科目名 博物館情報論
(Museum Information Standards)
担当者 下川 達彌
単位数 1単位(0.5期)
授業の到達目標及びテーマ
21世紀を生き抜くための博物館はこれまで以上に情報活動が必要であり、その方法と実態を理解させる。
授業の概要
博物館での情報とは何か、また得られた情報を利用し易い状況に整理・保管することが、博物館の目的遂行に大きな役割
を果たしているかを理解させ、今後ますます機器類の導入によって、広域化する状況にいかに対処するかを考えさせる。
授業計画
<後期>
1.情報と博物館
2.資産としての情報
3.博物館活動の情報化
4.情報の展示
5.情報のサービス
6.博物館の連携
7.ミュージアム・マネジメントの未来
8.まとめ
試験・課題等の内容
情報をどの様に取り扱うと効果的かを質問やレポートで問
う。
テキスト
なし(プリント配布)
評価方法
レポート内容 70%
授業への取組状況 30%
89
学芸員課程に関する科目
授業計画
<前期>
1.博物館資料とは
2.資料の収集と方法
3.資料の分類・整理
4.展示の目的とシナリオ
5.展示方法と器材
6.資料に関する書式及び記載例(Ⅰ)…資料の取得
7.資料に関する書式及び記載例(Ⅱ)…資料の貸借
8.資料記載のための留意点
9.登録美術品制度について
10.資料の解説と案内
11.資料用語解説(Ⅰ)…絵画・彫刻
12. 〃 (Ⅱ)…工芸
13. 〃 (Ⅲ)…考古
14. 〃 (Ⅳ)…茶道具
15.博物館資料の未来
科目名 視聴覚教育メディア論
(Audio-Visual Education and media)
担当者 草野 十四朗
単位数 1単位
授業の到達目標及びテーマ
今日、学校教育においてマルチメディアの教育利用や図書館・博物館との連携学習が進んでいる。本講座は、このような
現状を踏まえ、メディア環境の変化に対応する教育の理論と技術について学んでいく。
授業の概要
下記授業計画に従いテーマを持って進めていく。
授業計画
<後期>
1.情報化社会における自己学習力としての情報活用能力
2.視聴覚メディアの動向とその教育利用
3.図書館利用の教育1 調べ学習とインフォメーションパワー
4.図書館利用の教育2 調べ学習から発展的学習へ
5.博物館利用の教育1 参加型展示と視聴覚メディア
6.博物館利用の教育2 博学連携とリソース事業
7.情報モラルと著作権
8.教育メディア利用教育のカリキュラムデザイン
テキスト
評価方法
期末試験は行わない。講義の内容を踏まえた以下のレポー 草野十四朗 編著『メディア・リテラシーの理論と実践』
(私家版)
トおよび制作・実習を課す。
(1)メディアリテラシー実習1:教育メディア利用教育の
カリキュラムデザイン(80%)
(2)著作権に関する調査課題(20%)
(4)その他
授業への参加状況も判断の材料にする。
科目名 博物館実習
(Practice Work in Museum)
担当者 下川 達彌
単位数 3単位(通年)
授業の到達目標及びテーマ
21世紀に活動できる学芸員を育成する。
授業の概要
実習へ向けての注意事項や心構えを事前に養い、実習後の反省及び博物館施設の専門的な立場での見学を行う。
授業計画
<通年>
1.博物館実習の心得
2.博物館及び博物館相当施設での実習
3.博物館実習の結果報告
4.博物館関係技術部門の見学
試験・課題等の内容
博物館に対する専門的な取組意欲を見る。
評価方法
実習実績評価 70%
レポート提出 30%
90
テキスト
なし(必要に応じてプリント配布)
文
学
部
音
楽
学
部
健康生活学部 生活デザイン学科・子ども学科
司 書 課 程 に 関 す る 科 目
<1年次開講科目>
図
書
館
<3年次開講科目>
概
論 …… 91
図 書 及 び 図 書 館 史 …… 98
図 書 館 サ ー ビ ス 論 …… 91
※2011年以前入学生用
情
報
特
論 …… 99
デ ー タ ベ ー ス 特 講 …… 99
図 書 館 情 報 資 源 概 論 …… 92
絵 本 学(子ども学科以外) …… 100
資
料
組
織
概
※2011年以前入学生用
説 …… 92
専
門
資
料
※2011年以前入学生用
論 …… 93
絵 本 学(子 ど も 学 科)
子ども学科の学生は専門教育科目のシラ
バスを参照して下さい。
視 聴 覚 教 育 メ デ ィ ア 論 …… 90
(現代日本文化学科以外)
視 聴 覚 教 育 メ デ ィ ア 論
現代日本文化学科の学生は専門教育科目
のシラバスを参照して下さい。
<2年次開講科目>
生
涯
学
習
概
論 …… 87
図
書
館
経
営
論 …… 93
図
書
館
実
習 …… 100
情 報 サ ー ビ ス 概 説 …… 94
レ フ ァ レ ン ス サ ー ビ ス 演 習 …… 94
情
報
検
索
演
習 …… 95
資
料
組
織
演
習
Ⅰ …… 95
資
料
組
織
演
習
Ⅱ …… 96
児
童
サ
ー
ビ
ス
論 …… 96
図書館英語コミュニケーション …… 97
図
書
館
特
論
Ⅰ …… 97
図
書
館
特
論
Ⅱ …… 98
新・旧カリキュラム科目対照表
新科目の名称
図書館情報資源概論
旧科目の名称
図
書
館
資
料
備考
論
科目名
図書館概論
(Introduction to Library Science)
担当者
単位数
喜多 芳明
2単位
授業の到達目標及びテーマ
公共的な情報機関である図書館の、現代社会における存在意義、その理念と基本的機能などについて理解を図り、館種別
図書館の状況や、図書館専門職としての司書の役割を認識してその職務を遂行していくための基本的な知識を修得する。
授業の概要
社会的情報インフラとしての図書館について、その意義と役割を理解し業務を遂行する専門的職員となるべく、基本的在
り様から概説し、また一緒に考えていくものとする。
授業計画
<後期>
1.図書館の現状と動向
2.図書館を構成するもの
3.図書館の理念と意義
4.図書館の歴史と変遷
5.公立図書館の成立と発展
6.地域と図書館、1
7.地域と図書館、2(地域の図書館見学)
8.大学図書館の機能と活動
9.学校図書館の機能と活動
10.専門図書館の機能と活動
11.国立国会図書館の機能と活動
12.知的自由と図書館
13.図書館員の任務および図書館活動を担う人々
14.図書館の類縁機関および関係団体
15.社会の変化とこれからの図書館
科目名
図書館サービス論
(Library Service)
担当者
単位数
喜多 芳明
2単位
授業の到達目標及びテーマ
図書館の基本的機能は、資料及び情報の提供により利用者をサポートすることである。その実践のために、図書館がどの
ようにかつどうしているかを理解し、さらに具体的に何をどのようにすれば利用者のニーズに応えられるかを考えていく
ものとする。
授業の概要
主として公共図書館が展開するさまざまなサービス活動について概説し、併せて、その背景にある理念等についても理解
を深めるものとする。
授業計画
<前期>
1.図書館サービスの理念と原則
2.サービスの種類と方法、1:利用案内、閲覧
3.図書館サービスの種類と方法、2:貸出
4.図書館サービスの種類と方法、3:複写、集会活動その他
5.図書館サービスを進めるために、1:サービス空間の整備
6.サービスを進めるために、2:広報活動
7.サービスを進めるために、3:コミュニケーション
8.サービスを進めるために、4:危機管理
9.館種別図書館サービス再考、1:国立国会図書館
10.館種別サービス再考、2:公共図書館
11.館種別サービス再考、3:学校図書館、大学図書館
12.利用者別の図書館サービス、1:児童、ヤングアダルト
13.利用者別のサービス、2:高齢者、身体障害者
14.利用者別のサービス、3:多言語多文化サービス
15.図書館サービスの評価/今後の新しい図書館サービス
試験・課題等の内容
期末試験ではノート及び配布資料の持ち込みを認める。
テキスト
使用しない。
必要な資料についてはプリントして配布する。
評価方法
期末試験 60%、レポート類 30%、
授業への取り組み状況 10%
参考文献
配布資料に記載しているほか、授業中に随時紹介する。
91
司書課程に関する科目
試験・課題等の内容
テキスト
図書館の在り方や問題点など幾つかのテーマについて、
使用しない。
必要な資料についてはプリントして配布する。
ノートと配布資料を中心に、図書館資料を読んでレポート
但し、司書課程全体の参考資料として下記の図書を準備す
に纏める。
ること。
『図書館学基礎資料』第10版 今まど子編 樹村房
評価方法
レポート80%、授業への取り組み状況20%
参考文献
配布資料に記載しているほか、授業中に随時紹介する。
その他
10月下旬から11月中の土曜に図書館見学を実施するので、必ず参加すること。
この科目は司書課程全般の基本・基礎となるものなので、原則として、他の科目に先駆けて(または同時進行で)受講し
てください。
科目名
図書館情報資源概論
(Introduction to library information materials)
担当者
単位数
喜多 芳明
2単位
授業の到達目標及びテーマ
図書館に備えられ取り扱われるさまざまな資料・メディア全般について、その特性や取り扱い方などの基本的事項を理解
する。
授業の概要
図書や雑誌などの活字メディアを中心に、視聴覚資料や電子出版物などのいわゆるニューメディアをも含めた図書館資料
全般について、その種類、出版・流通、特性などを概観し、できるだけその資料を手にして実感するものとする。さらに、
図書館資料としての選択・受入・保存などについても概説する。
授業計画
<後期>
1.図書館情報資源とは何か:資料の類型・種別
2.印刷資料:図書
3.印刷資料:逐次刊行物(雑誌・新聞等)
、地図資料
4.マイクロ資料・視聴覚資料
5.電子資料・ネットワーク情報資源
6.地域資料・行政資料
7.その他の資料:ファイル資料、障害者用資料、灰色文献
8.情報資源の生産(出版)と流通
9.図書館業務と情報資源に関する知識
10.人文・社会科学分野の情報資源とその特性
11.科学技術分野・生活分野の情報資源とその特性
12.コレクション形成のために ∼資料の選択・収集・評価∼
13.コレクション形成の方法 ∼選択ツールの利用、選定・評価∼
14.資料の受入(装備、排架、除籍等を含む)
15.資料の管理・保存(展示、補修、点検等を含む)
試験・課題等の内容
図書館資料の在り方や問題点など幾つかのテーマについ
て、
ノートと配布資料を中心に、
図書館資料を読んでレポー
トに纏める。
テキスト
使用しない。
必要な資料についてはプリントして配布する。
参考文献
配布資料に記載しているほか、授業中に随時紹介する。
評価方法
レポート80%、授業への取り組み状況20%
科目名 資料組織概説
(Organization of Materials)
担当者 遠山 潤
単位数 2単位
授業の到達目標及びテーマ
書誌コントロールという概念をふまえて、書誌情報の実態を把握し、書誌記述と図書分類の制作方法について基本的理解
を得る。
授業の概要
下記授業計画に従いテーマを持って進めていく。
授業計画
<後期集中>
1.書誌コントロールとは
2.標準規格
3.全国書誌作成機関:国立国会図書館
4.書誌ユーティリティ:国立情報学研究所
5.図書館資料の組織化とは
6.目録法
7.目録規則(NCR1987R2)
8.NDL-OPAC, Webcat の書誌データ解読
9.主題からのアクセス:件名・分類・シソーラス
10.図書分類
11.分類法(NDC9)
12.NDC の100区分
試験・課題等の内容
試験は基礎的な概念について問う。授業と授業の間に課題
の提出を求めることがある。
評価方法
評価の基準:授業の取組状況20%、提出物20%、試験60%
92
テキスト
図書館にある NCR、NDC を使用する。
参考文献
必要に応じてプリント配布
科目名
専門資料論
(Subject Guides)
担当者
単位数
喜多 芳明
1単位(0.5期)
授業の到達目標及びテーマ
図書館司書に要求される資料に関する知識のうち、学術資料としての人文・社会科学及び自然科学分野文献の生産・流通・
利用状況等について理解を図る。
授業の概要
人文・社会科学及び自然科学・技術の各分野について、基本的知識と専門資料の特性と利用について概説するが、図書館
資料論の学習をふまえ、特に学術雑誌や各分野の二次資料について解説する。
授業計画
<前期>
1.学術情報と専門資料
2.さまざまな専門資料
3.学術雑誌
4.二次資料
5.人文・社会科学の諸相と特性
6.人文・社会科学関係専門資料
7.自然科学の諸相と特性
8.自然科学関係専門資料
テキスト
使用しない。
必要な資料についてはプリントして配布する。
評価方法
レポート80%、授業への取り組み状況20%
参考文献
配布資料に記載しているほか、授業中に随時紹介する。
科目名 図書館経営論
(Library Administration)
司書課程に関する科目
試験・課題等の内容
ノートと配布資料を中心に図書館資料を手にし読んで、課
題について纏め、レポートにする。
担当者 浜口 美由紀
単位数 1単位
授業の到達目標及びテーマ
図書館経営(Library administration)は広く欧米で使用されている用語である。わが国では、1996年の図書館法施行規則
改正により司書講習科目に新たに「図書館経営論」が加えられた。公共図書館は、地域社会の中で市民の「生活施設」と
しての役割や生涯学習を支える中核的な使命が期待されている。公共図書館を、マネージメントという視点を通して、図
書館組織の特徴や運営、地方自治体の中での図書館の位置付けや諸規則、図書館の職員について解説する。
授業の概要
下記授業計画に従いテーマを持って進めていく。
授業計画
<前期集中>
1.図書館と経営
2.図書館と設置母体
3.図書館の組織
4.図書館の職員
5.図書館サービスの評価
6.図書館ネットワーク
7.各図書館の現状
8.図書館経営をめぐる課題
試験・課題等の内容
授業最終日に試験を実施
参考文献
随時提示
評価方法
試験 80%
授業への取組状況 20%
93
科目名
情報サービス概説
(Introduction to Information Services)
担当者
単位数
森 茂樹
2単位
授業の到達目標及びテーマ
図書館の基本的機能は、
利用者の要求に応じて資料(情報)を提供することである。これを直接的に即応するのが、
レファ
レンスサービスを中心とする情報サービスである。このサービスは、利用者がおこなう情報探索に対して図書館員が展開
する様々な形の援助活動であり、他の図書館業務のすべてをベースとして行われる総合的な業務である。
この授業の目標は、図書館における情報サービスの意義を明らかにし、レファレンスサービス、情報検索サービス等につ
いて総合的に解説し、この科目に関連する「レファレンスサービス演習」及び「情報検索演習」での演習のための基本的
スキルの習得を図る。
授業の概要
この講義では、図書館での情報サービスの意義・機能・歴史・その種類・システムとレファレンスプロセスと手法につい
て解説し、併せて重要な情報源となる二次資料や参考図書などの各種レファレンスツール、データベース等の概要、特性
などについても解説する。
授業計画
<前期>
1.情報サービスの概要(意義・動向)
2.図書館における情報サービスの提供
3.情報整理法の基礎、CiNii(サイニィ)の使い方
4.図書館における情報サービスの基礎(定義・歴史・意義)
5.図書館の情報サービスの機能と種類
6.レファレンス・サービスの基礎(1)
質問の類型別質問例,調査ステップ,回答一覧
7.レファレンス・サービスの基礎(2)
レファレンス管理と運営
8.レファレンス・サービスの基礎(3)
レファレンスコレクションの構築と評価
9.情報源(参考図書)の種類と特質
10.情報検索の基礎、WEBリンク集の探し方
11.事実検索の情報源の種類と特質(1)歴史情報、人物・団体情報の調べ方
12.事実検索の情報源の種類と特質(2)
統計情報、ビジネス情報、地理・地名情報の調べ方
13.言葉と成句検索の情報源の種類と特質
14.文献検索の情報源の種類と特質
15.情報サービス・レファレンス・サービスの問題と課題
試験・課題等の内容
試験については、授業内容の範囲で期末試験を実施する。
課題については、レファレンス質問分析、情報検索の演習
課題等のレポートの提出を随時おこなう。
評価方法
試験 70%、課題・レポート 20%、
授業中の態度・取組状況 10%
科目名
レファレンスサービス演習
(Exercises in Reference Service)
テキスト
特になし(学内LANの共通Sドライブに授業資料の保存
とプリントにより配布)
参考文献
木本幸子著『図書館で使える情報源と情報サービス』大学
教育出版 2010
大串夏身・斉藤誠一編『情報サービス論』理想社2010
ほかの参考図書等は適時、説明する。
担当者
単位数
喜多 芳明
1単位
授業の到達目標及びテーマ
利用者からの質問・相談・調査依頼に対する具体的な回答業務を行い、そのプロセスに現れた問題点や使用した参考資料
(文献やWEBサイト等)を検証することにより、レファレンスサービスの在り方や回答方法を習得する。さらに、利用者
への情報支援の一つの方法としての「パスファインダー」を作成し、総合的な情報の探索、提供の在り方を身につける。
授業の概要
幾つかのカテゴリーごとに演習問題を解き、報告し、検証することにより、二次文献その他の参考資料を知り、資料・情
報探索の実践的な能力を養成するものとする。そのほか、レファレンスサービスにおける問題点について概説し、対応を
考えるものとする。
授業計画
<後期>
1.情報サービスの設計とレファレンスサービスの意義。授業の概要
2.レファレンスツールとしての百科事典とWEBサイト
3.レファレンスコレクションの整備
4.レファレンスインタビュー。言葉・文字に関する事項の探索演習
5.言葉・文字に関する事項の回答に対する検証
6.レファレンス質問の分析と対応。人物・団体に関する事項の探索演習
7.人物・団体に関する回答に対する検証
8.レファレンスの記録・事後処理。地理・地名に関する事項の探索演習
9.地理・地名に関する回答に対する検証
10.レファレンス事例データベースの利用。書誌・総合問題に関する探索演習
11.書誌・総合問題に関する探索回答に対する検証
12.パスファインダーとは何か、その意義、構成、作成法
13.パスファインダーをつくる
14.作成パスファインダーの公表と評価
15.レファレンス事例の作成と評価。今後のレファレンスサービス
試験・課題等の内容
「情報サービス概説」の履修後でないと受講できない。
演習問題は回答とともに、その探索経過をレポートにまと
めて提出する。
評価方法
・成績評価は上記各演習レポートにより行うので、レポー
トは毎回必ず提出すること。
・各演習問題等 70%、パスファインダー 20%、授業への
取り組み状況 10%
94
テキスト
使用しない。
参考文献
配布資料に記載しているほか、授業中に随時紹介する。
科目名
情報検索演習
(Exercises in Information Retrieval)
担当者
単位数
奥村 治輝
1単位
授業の到達目標及びテーマ
・目的に適した検索ツール(情報源)の選択をする
・適切な検索キーワードの設定ができる
・論理演算検索式の作成ができる
・利用者が満足する情報発信をおこなう
授業の概要
『情報サービス概説』で得た知識をもとに、インターネット上の情報源を利用した演習により「コンピュータでさがす」
ための基本的な技術を身につけながら、パスファインダーを作成します。
授業計画
<後期>
1.パスファインダーとは テーマ設定
2.Web上の情報資源 Web情報の検索①
3.Web情報の検索② 検索サイトの特徴
4.検索キーワード(日本語表記のゆれ)
5.論理演算検索式の作成
6.コンピュータの文字列処理と検索の仕組み
7.レベルチェックⅠ
8.事実情報の情報源と検索
9.図書情報の情報源と検索①
10.図書情報の情報源と検索②
11.記事論文情報の情報源と検索
12.雑誌情報の情報源と検索
13.新聞記事情報の情報源と検索
14.レベルチェックⅡ
15.まとめ
評価方法
授業取組状況60% 課題内容40%
※国家資格に関する必修科目ですので、一定の水準に到達
していないと判断される場合は単位認定しません。
科目名 資料組織演習Ⅰ
(Exercises in Organization of Materials I)
テキスト
演習課題、板書資料、参考資料等は全て活水ネットワーク
Sドライブに公開します。
藤田節子著『
(ちくま新書)キーワード検索がわかる』
(筑
摩書房 2007)
高田高史著『
(ちくまプリマー新書)図書館で調べる』
(筑
摩書房 2011)
参考文献
中西裕ほか著『
(図書館情報学シリーズ)情報サービス論
及び演習』
(学文社 2011)
喜多あおい著『プロフェッショナルの情報術』
(祥伝社
2011)
山田剛史著『大学生のためのリサーチリテラシー入門(ミ
ネルヴァ書房 2011)
担当者 遠山 潤
単位数 1単位
授業の到達目標及びテーマ
日本目録規則1987年版改訂版に基づく書誌的記録を自分で作成できるようになるための基礎的な知識と技術を習得する。
授業の概要
下記授業計画に従いテーマを持って進めていく。
授業計画
<前期集中>
1.図書館資料の組織化・書誌的記録
2.記述の原則・本タイトル
3.責任表示・版表示・出版地・出版者・出版年
4.本シリーズ名・注記・ISBN
5.記述の演習
6. 〃
7. 〃
8. 〃
9. 〃
10. 〃
11.標目
12.統一標目
試験・課題等の内容
試験は基礎的な概念について問う。授業中に書誌記述につ
いての課題を出して提出を求める。
評価方法
評価の基準:授業の取組状況20%、提出物20%、試験60%
テキスト
図書館にある NCR1987R を使用する。
参考文献
必要に応じてプリント配布
95
司書課程に関する科目
試験・課題等の内容
・演習課題(パスファインダー)の進捗状況、提出及びそ
の内容を評価します。
・定期的にレベル判定を行い、基準に到達していない人に
はさらに演習を課します。
科目名
資料組織演習Ⅱ
(Exercises in Organization of Materials Ⅱ)
担当者
単位数
喜多 芳明
1単位
授業の到達目標及びテーマ
各種情報資源の組織化のうち、主に主題分析や分類作業について、分類ツールである「NDC:日本十進分類法」を使って、
基本的な図書の分類、および図書記号の付与ができるようになること。併せて、図書に付された分類記号について、その
適宜が判断できるようになること。
授業の概要
「日本十進分類法:NDC」新訂9版を用いて、分類規定等を解説し、受講者は演習問題の図書の主題内容を分析し、分類
記号を付与する演習を行う。これを反復して行うことによって図書分類のスキルを会得する。
授業計画
<後期>
1.主題分析と分類作業
2.資料分類ツールとしてのNDC:日本十進分類法とその適用
3.主題分析と統制語彙
4.NDC相関索引 ∼その仕組みと利用∼
5.NDC補助表:形式区分
6.NDC補助表:地理・海洋区分
7.NDC補助表:言語・文学共通区分
8.NDC補助表に関する分類問題
9.一般分類規程、1
10.一般分類規程、2
11.一般分類規程に関する分類問題、1
12.一般分類規程に関する分類問題、2
13.図書記号法
14.総合的分類問題、1
15.総合的分類問題、2
試験・課題等の内容
「資料組織概説」の履修後でないと受講できない。
分類記号付与の能力及び付与された分類記号の意味の理解
度を問うものとする。
テキスト
図書館に準備された『日本十進分類法:NDC』新訂9版
を借り出して使用する。
その他、必要な資料についてはプリントして配布する。
評価方法
演習問題を中心とする期末試験 60%、授業中の小テスト
30%、授業への取り組み状況 10%
参考文献
授業中に随時紹介する。
科目名 児童サービス論
(Children's Service)
担当者 浜口 美由紀
単位数 1単位
授業の到達目標及びテーマ
幼児からヤングアダルトと呼ばれる青少年層を対象とした図書館サービス活動を学ぶ。近年公共図書館は「児童」を対象
としたサービスを「児童サービス」と位置付け、サービスの要として活動している。児童を対象としたサービスとは何か
という基本を見据えながら、子どもたちを取り巻く活字社会の現状も含めた児童サービス全般を考察する。児童資料の特
色、児童対象の各種サービスや公共図書館の児童室の運営、児童の読書環境、学校図書館との連携なども解説する。ヤン
グアダルトを対象とした比較的新しいサービス内容についても触れる。
授業の概要
下記授業計画に従いテーマを持って進めていく。
授業計画
<前期集中>
1.子どもの読書環境
2.児童サービスとは
3.児童資料の特徴と選択
4.児童サービスの業務
5.児童サービスの方法と技術
6.ヤング・アダルト・サービス
7.児童サービスの展開
8.児童サービスの課題
試験・課題等の内容
授業最終日に実施
テキスト
なし
評価方法
試験 80%
授業への取組状況 20%
参考文献
随時提示
96
科目名 図書館英語コミュニケーション
(English Communication for Librarians)
担当者 井石 哲也
単位数 2単位
授業の到達目標及びテーマ
図書館サービスに関する知識を発展的に学習し理解を深める観点から、特に図書館利用の国際化に対応するため、海外で
の図書館サービスの現状と資料提供、情報提供、連携・協力、課題解決支援、障害者・高齢者・多文化サービス等の各種
のサービス、著作権、接遇・コミュニケーション等について解説する。また、海外での図書館利用の方法や、日本での外
国人利用者に接する際の基本的な英語運用力の習得を目標とする。
授業の概要
本授業では、図書館利用の国際化に対応するため、海外の図書館サービス(イギリスの図書館「大英図書館」等を事例と
する)について、各サービスの提供単位で具体的に解説する。
また、外国人利用者に図書館サービスを提供する際の接遇・コミュニケーションスキルに対応できる基本的な英語運用力
の習得と海外での図書館の利用方法を教授する。
試験・課題等の内容
定期試験(口頭試験および筆記試験)を課すが、授業にお
ける積極性を重視する。
評価方法
定期試験50%、授業への取り組みに関する評価50%
科目名
図書館特論Ⅰ
(Special Lectures on Library Science Ⅰ)
テキスト
資料をコピーで配布する。
参考文献
『図書館員のための英会話ハンドブック』海外旅行編(日
本図書館協会、1991)その他、授業中に紹介する。
担当者
単位数
喜多 芳明
2単位
授業の到達目標及びテーマ
これからの公立図書館の新しいサービスについて、主に法情報、医学医療情報、ビジネス支援その他分野の基礎的な知識
と現状について理解するとともに、具体的な情報提供とそのサービスの在り方について、自分自身の考えをまとめる。
授業の概要
2006年に文部科学省から発表された『これからの図書館像』においては、
「役に立つ図書館」が標榜されており、今後、
提供要求が増えるであろう法情報、医学医療情報、ビジネス支援その他について、基本的な状況とその分野に関する資料
や情報、専門機関等について主題研究的に学び、その具体的なサービスについて考えていく。
授業計画
<後期>
1.これまでの公立図書館サービスとこれから
2.
『これからの図書館像』その他の関連文献を読む
3.図書館のビジネス支援とは
4.ビジネス関係資料:図書・雑誌、関係機関・サイト、その他
5.ビジネス支援のあり方を考える
6.専門図書館見学
7.法情報と図書館
8.法情報の生成と流通、その検索
9.法情報提供のあり方を考える
10.さまざまなデータベースを知る、検索してみる
11.医療健康情報の提供と図書館
12.医療健康情報の探索
13.医療健康情報提供のあり方を考える
14.公立図書館が利用者のニーズに応えるために
15.これからの公立図書館サービス再考
試験・課題等の内容
今後の図書館サービスについて、テーマを設定してレポー
トを作成し、プレゼンテーションを行なうものとする
評価方法
レポート内容及びプレゼンテーション 80%、授業への取
り組み状況 20%
テキスト
使用しない。
必要な資料についてはプリントして配布する。
参考文献
配布資料に記載しているほか、授業中に随時紹介する
その他
図書館実地見学には必ず参加すること
97
司書課程に関する科目
授業計画
<前期>
1.海外の図書館サービスの現状(イギリスの図書館「大英図書館」等)
2.海外の図書館サービスの概要・制度と変遷(イギリスの図書館「大英図書館」等)
3.資料提供サービスの基本・英語表現での対応①(利用者案内・開館時間・配架案内等)
4.資料提供サービスの基本・英語表現での対応②(利用者登録・貸出規則・予約等)
5.資料提供サービスの基本・英語表現での対応③(図書館サービスの提供内容等)
6.資料提供サービスの基本・英語表現での対応④(貸出サービス・禁帯出資料・督促)
7.情報提供の形態と機能①(イギリスでの現状・
「大英図書館」等の事例)
8.情報提供の形態と機能②(海外(英語圏)でのレファレンスサービスの依頼と回答)
9.情報提供の形態と機能③(海外(英語圏)での情報検索の方法と提供)
10.情報提供の形態と機能④(海外(英語圏)での雑誌論文の調査と入手方法)
11.情報提供の形態と機能⑤(海外(英語圏)での文献複写の依頼と回答・著作権)
12.海外の図書館サービスの連携・協力(イギリスの図書館の現状)
13.海外の図書館サービス(障害者・高齢者・他文化サービス)の現状(イギリスの図書館の事例)
14.外国人利用者に対する接遇・コミュニケーション、広報(英語表現での対応)
15.海外(英語圏)での図書館サービスのまとめ
科目名
図書館特論Ⅱ
(Special Lectures on Library Science Ⅱ)
担当者
単位数
喜多 芳明
2単位
授業の到達目標及びテーマ
平成15年度から12学級以上の学校には司書教諭が必置となり、子ども達の学習と読書活動のためにも学校図書館の充実に
ついて叫ばれるようになったが、あらためて学校図書館の意義及び運営、司書教諭や学校司書の役割など、学校図書館の
基本的事項について理解をはかる。
授業の概要
学校図書館のあるべき姿と現況を概説しながら、司書教諭と共に学校図書館運営に関わる学校司書としての業務や活動を
考えていくものとする。
授業計画
<前期>
1.図書館の世界 ∼機能・種類・要素∼
2.学校図書館の理念と教育的意義
3.教育行政と学校図書館
4.学校図書館の歴史
5.学校図書館の歴史
6.学校図書館の経営、1
7.学校図書館の経営、2
8.学校図書館の施設設備・備品
9.学校図書館メディア ∼選択・管理・提供
10.学校図書館を担う人、1:司書教諭
11.学校図書館を担う人、2:学校司書ほか
12.学校図書館活動の実際
13.学校図書館活動のために
14.情報化と学校図書
15.これからの学校図書館 ∼その課題と展望
試験・課題等の内容
学校図書館の在り方や問題点など幾つかのテーマについ
て、
ノートと配布資料を中心に、
図書館資料を読んでレポー
トに纏める。
評価方法
レポート80%、授業への取り組み状況20%
科目名
図書及び図書館史
(History of Books and Libraries)
テキスト
使用しない。
必要な資料についてはプリントして配布する。
参考文献
・北克一編著『学校経営と学校図書館、その展望』改訂版
青弓社
・坂田仰他編『学校図書館の光と影』八千代出版
・五十嵐絹子著『夢を追い続けた学校司書の四十年』国土
社
・山本みゆき著『学校図書館を創る』長崎出島文庫
担当者
単位数
喜多 芳明
1単位(0.5期)
授業の到達目標及びテーマ
思想・感情・事実などを文字で記録したメディアであり、人類の知的文化遺産である図書を収集・保存し必要とする人に
提供してきた図書館の歴史について、その理念と関わった人物を中心に理解を深めるものとする。
授業の概要
文字と記録媒体の変遷を概観し、図書館が、どのような発達過程をたどって現在に至ったかについて、日本と欧米の図書
館の歴史について概説する。さらに、地域における関連主題としての「長崎印刷史」について、知見を得るものとする。
授業計画
<後期>
1.文字と記録媒体の変遷、1
2.文字と記録媒体の変遷、2
3.外国における図書館の歴史
4.西欧主要国の図書館発展史
5.日本における図書館の歴史 ∼第2次大戦まで
6.戦後日本の公共図書館の発展、1
7.戦後日本の公共図書館の発展、2
8.長崎の印刷文化 ∼本木昌造を中心に∼
試験・課題等の内容
ノートと配布資料を中心に図書館資料を読んで、課題につ
いて纏め、レポートにする。
テキスト
使用しない。
必要な資料についてはプリントして配布する。
評価方法
レポート80%、授業への取り組み状況20%
参考文献
配布資料に記載しているほか、授業中に随時紹介する。
98
科目名
情報特論
担当者
(Introduction to Information Technology in Library) 単位数
奥村 治輝
1単位
授業の到達目標及びテーマ
・電子メディアの特徴をつかむ
・検索の仕組みが説明できる
・図書館における情報技術を理解する
・図書館による情報発信について検討する
・データーベースソフトの基本操作を体得する
授業の概要
図書館の業務やサービスに関する基礎的な情報技術について修得するため演習を交えながら講義をおこなう。また、この
科目とセットで履修することが望ましい『データベース特論』の理解のためにデータベースソフトの基本操作の実習(簡
単な貸出システムの構築)をおこなう。
授業計画
<後期前半>
1.電子図書館を利用してみよう
2.検索の仕組み(索引)について考える
3.図書館OPACの特徴をしらべる
4.Webを使って情報発信
5.ファイル形式の理解とデータコンバート
6.貸出システムの製作①
7.貸出システムの製作②
8.
『データベース特講』イントロダクション
評価方法
授業取組状況40%、レポート内容30%、貸出システム30%
科目名
データベース特講
(Special Lectures on Database)
テキスト
活水ネットワークSドライブに公開
参考文献
『日経パソコン』
【東山手図書館】
大串夏身編著『
(図書館の最前線2)最新の技術と図書館
サービス』
(青弓社 2007)
【013.8/01】
二村健ほか著『
(メディア専門職養成シリーズ)情報メディ
アの活用』
(学文社 2010)
大即洋子ほか著『大学生の情報基礎』
(日経BP社 2011)
担当者
単位数
森 茂樹
1単位
授業の到達目標及びテーマ
データベースに関して、情報サービス概説や情報検索演習、情報特論での学習を更に深めるために、実際に、WEB公開
している国立国会図書館 NDL-OPAC(図書)や国立情報学研究所CiNii(論文記事)で検索したデータを、Excelに読み込み、
ACCESSを利用して文献リスト作成の演習をおこない、データベース構築について解説する。
授業の概要
WEBで公開している図書・学術論文の書誌データを検索・ダウンロードし、書誌(人物書誌・文献リスト)を実際に作
成する。ただし、受講者が同じ人物のものを全員で作成するのではなく、各受講者が関心をもつ人物をそれぞれに設定し、
その人物の著作及びその人物に関する図書情報などを収集し、データベースソフトを利用して文献リストを作成する。な
お、この科目で使用するデータベースソフトの操作方法等については、この時間帯の前半に開講される科目「情報特論」
の中で説明する。そのため、「情報特論」科目とセットで受講することが望ましい。
授業計画
<後期後半>
1.授業の概要と計画、書誌(文献リスト)の概要
2.書誌(文献リスト)の企画書作成のための予備調査と情報収集
3.書誌(文献リスト)の企画書作成
4.国立国会図書館 NDL-OPACデータからのダウンロードとデータコンバート
5.学術論文CiNii(サイニィ)データからのダウンロードとデータコンバート
6.ExcelとACCESSを利用した文献リストの作成
7.文献リストの作成(表紙、凡例、図書リスト、索引)
8.文献リスト作成の課題と問題点
試験・課題等の内容
授業の実習で作成した人物書誌(人物文献リスト)の提出
と授業の取組状況で評価する。
試験は、定期試験期間に実施しない。
評価方法
課題・レポート70%、授業中の態度・取組状況30%
テキスト
特になし(学内LANの共通Sドライブに保存とプリント
により配布)
参考文献
特になし(学内LANの共通Sドライブに保存とプリント
により配布)
99
司書課程に関する科目
試験・課題等の内容
・毎回「ふりかえりレポート」の作成と提出をおこなう。
・データベースソフト『ACCESS』(Microsoft)で貸出
システムを作成する。
科目名 絵本学
(Illustrated Literature)
担当者 上出 恵子
単位数 2単位
授業の到達目標及びテーマ
乳幼児期に接する絵本は私たちが初めて出会う本であり、また文学でもある。このような絵本の特質を明らかにし、私た
ちにとって絵本がどのような意味を持つものなのかを学ぶ。
授業の概要
実際に絵本を作ったり、また読み聞かせを行うなど、絵本に親しみながら実践的に絵本理解を深める。
授業計画
<後期>
1.絵本をめぐる諸問題
2.絵本とは何か
3.本としての絵本
4.メディアとしての絵本
5.絵本の歴史①
6.絵本の歴史②
7.絵本の歴史③
8.絵本づくり①
9.絵本づくり②
10.絵本の読み聞かせの準備
11.絵本の読み聞かせの実践発表①
12.絵本の読み聞かせの実践発表②
13.絵本の読み聞かせの実践発表③
14.様々な絵本たち
15.絵本の今後
試験・課題等の内容
授業内容に基づいた試験
テキスト
随時配付の資料を使用する。
評価方法
試験50%、提出物(制作物も含む)20%、取組状況10%、
授業中の態度20%
参考文献
授業時に指示する。
科目名
図書館実習
(Practice Work in Library)
担当者
単位数
喜多 芳明
1単位
授業の到達目標及びテーマ
司書課程での学習が現実の図書館業務にどのように適用されているかを、実際の図書館業務を通して学ぶと同時に、図書
館現場でしか経験できない図書館業務やサービス等を体験することで、図書館について一層の理解を深める。
授業の概要
受講者は、夏期休暇中に1∼2週間、公立図書館において実習を行い、その実務体験と利用者に向き合うことにより、あ
らためて図書館の在り方を考える機会とする。なお、実習内容は、基本的に実習館のプログラムに従うものとする。
授業計画
<通年>
1.図書館実習の意義・目的
2.実習館研究 ∼各種の資料を利用して希望館の概況を理解し把握する∼
3.実務に携わるために(事前ガイダンスを含む)
4.実習館での実習(第1週)1日8時間×5日
5.実習館での実習(第2週)1日8時間×5日(実習館におけるフォローアップ5時間を含む)
6.司書課程の学習と図書館現場での体験(反省座談会を兼ねる)
7.これから何を学ぶべきか ∼実習レポートをもとに考察し議論する∼
8.図書館実習をどう捉えるか ∼実習体験を司書課程の後輩に伝える∼
試験・評価等の内容
実習報告(レポート)は単なる体験感想文ではなく、図書
館研究の一端として考え執筆すること。
テキスト
特になし
参考文献
評価方法
特になし
実習館での評価(65%)及び受講者の実習報告(20%)さ
らに実習日誌や事前レポート等(15%)で評価する。
その他
実習時までに司書資格に必要な単位を修得した者か習得見
込みの者しか実習できない。
100
学内の他学部・学科に開放する科目
○は県単位互換科目
【教養教育科目】
大 学 基 礎 セ ミ ナ ー …… 35
特別講義「活 水 キ ャ リ ア 養 成 講 座」 …… 37
寄付講座⑴「資本市場の役割と証券投資」 …… 38
【専門科目】
<英語学科>
海 外 語 学 研 修 A ・ B ……
海 外 ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 A ・ B ……
T
O
E
I
C
対
策 ……
英 語 メ デ ィ ア 演 習 Ⅰ ……
ホ ス ピ タ リ テ ィ ・ イ ン グ リ ッ シ ュ ……
ビ ジ ネ ス ・ イ ン グ リ ッ シ ュ ……
海 外 イ ン タ ー ン シ ッ プ ……
第 二 言 語 習 得 研 究 ……
R e a d i n g a b o u t J a p a n ……
○地 域 型 セ ミ ナ ー A ……
異
文
化
研
究
Ⅱ ……
映 像 メ デ ィ ア に 見 る 異 文 化 Ⅰ ……
※
101
102
102
103
103
104
104
105
105
106
106
107
<現代日本文化学科>
○日
本
古
典
文
学
史 …… 107
○日 本 近 現 代 文 学 史 …… 108
絵
画
の
見
か
た …… 108
マ ス コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 論 …… 109
日
本
文
学
入
門 …… 109
日 本 の こ と ば 入 門 …… 110
文
化
人
類
学
入
門 …… 110
歴
史
学
入
門 …… 111
時
事
問
題
研
究 …… 111
○文
芸
創
作
Ⅰ …… 112
○文
芸
創
作
Ⅱ …… 112
○古
典
文
学
講
義
Ⅱ …… 113
○伝
統
文
化
論 …… 113
出
版
文
化 …… 114
サ ブ カ ル チ ャ ー 論 …… 114
美 術 の 理 解 と 鑑 賞 Ⅰ ・ Ⅱ …… 115
公 共 シ ス テ ム Ⅰ ・ Ⅱ …… 115
市 民 法 シ ス テ ム Ⅰ ・ Ⅱ …… 116
行 政 シ ス テ ム Ⅰ ・ Ⅱ …… 116
海 外 語 学 研 修 Ⅰ ・ Ⅱ …… 117
国
際
英
語
Ⅰ
・
Ⅱ …… 117
アカデミックジャパニーズⅠa・Ⅱa …… 52
アカデミックジャパニーズⅠb・Ⅱb …… 53
アカデミックジャパニーズⅠc・Ⅱc …… 54
アカデミックジャパニーズⅢa・Ⅳa …… 56
アカデミックジャパニーズⅢb・Ⅳb …… 57
(※は、シラバスは専門日本語となっていますが、現代日本文化学科
ではアカデミックジャパニーズの科目名であり、内容は同一です。)
<人間関係学科>
西 洋 美 術 特 論 Ⅰ ・
ヨ ー ロ ッ パ 思 想 Ⅰ ・
マ ル チ メ デ ィ ア
西
洋
の
歴
絵
画
の
見
か
W
e
b
入
コ ン テ ン ツ マ ネ ジ メ ン
歴
史
学
入
東
ア
ジ
ア
史
概
日
本
史
講
義
Ⅱ ……
Ⅱ ……
論 ……
史 ……
た ……
門 ……
ト ……
門 ……
論 ……
Ⅱ ……
118
118
119
119
108
120
120
111
121
121
<音楽学部>
○キ リ ス ト 教 音 楽 概
キ リ ス ト 教 音 楽 研
吹 奏 楽 Ⅰ a ・ Ⅰ
作
編
曲
法
作
編
曲
法
障 害 児 心 理 学 a ・
○イ タ リ ア 語 Ⅰ a ・ Ⅰ
○イ タ リ ア 語 Ⅱ a ・ Ⅱ
○音
楽
療
法
概
論 ……
究 ……
b ……
a ……
b ……
b ……
b ……
b ……
論 ……
122
122
123
123
124
124
125
125
126
<食生活健康学科>
健
康
生
活
概
食 料 経 済 ・ 流 通
生
化
栄
養
論 ……
論 ……
学 ……
学 ……
126
127
127
128
<生活デザイン学科>
○デ
ザ
イ
ン
論 ……
建
築
の
歴
史
Ⅰ ……
構 造 力 学 Ⅰ ……
テ キ ス タ イ ル マ テ リ ア ル ……
ア
パ
レ
ル
科
学 ……
芸
術
・
文
化
論
Ⅱ ……
128
129
129
130
130
131
<子ども学科>
外 国 人 言 語 支 援 法 …… 131
海
外
実
習 …… 132
子
ど
も
の
平
和
学 …… 132
ジ
ェ
ン
ダ
ー
論 …… 133
児
童
文
化 …… 133
日
本
文
化
論 …… 134
早 期 英 語 教 育 演 習 Ⅱ …… 134
早 期 英 語 教 育 実 習 Ⅱ …… 135
科目名
海外語学研修A
(English Study Abroad A)
担当者
単位数
Sheila Norris
2単位
授業の到達目標及びテーマ
To understand more about cross-cultural differences
To increase fluency in English listening and speaking skills
To develop confidence in cross-cultural communication abilities
To become able to share in English information about Japanese life
授業の概要
Through a two-week experience of living and taking classes overseas, students will gain insights into differences and
will improve their own skills for communicating in English.
授業計画
<後期>
As preparation for the overseas experience there will be sessions to explain travel arrangements and immigration
procedures, and to give information and advice about dealing with cultural differences and relating to a host family.
Students will also practise talking about themselves, Japan and Japanese culture.
試験・課題等の内容
テキスト
Prints as necessary
Positive participation in the preparation sessions is
important. After returning to Japan, students will
submit a 500-word report in English on any aspect of life
and culture they have experienced overseas.
科目名
海外語学研修B
(English Study Abroad B)
担当者
単位数
学内の他学部・学科に開放する科目
評価方法
Preparation
20%
Overseas participation 50%
Report
30%
Barbara Easton
2単位
授業の到達目標及びテーマ
To understand more about American life
To increase fluency in English speaking and listening skills
To develop confidence in cross-cultural communication abilities
To be able to share in English information about Japanese life
授業の概要
Through this study students will improve their practical English skills, particularly speaking and listening, through a
two-week program including a home-stay experience, classes arranged by the University of Evansville (Indiana), and
excursions. They will deepen their understanding of American culture and international relations.
授業計画
<後期>
As preparation for the overseas experience, explanation meetings will cover travel arrangements, immigration
formalities, and advice about homestay and life in America. Students will also practice talking about themselves,
Japan, and Japanese culture.
試験・課題等の内容
Students are expected to participate positively in the
preparation and study program. After their return
to Japan, students will write a 500-word typed report
in English on a topic of their coice concerning their
impressions of American life or culture.
テキスト
Handouts
参考文献
M. Someya et al., American Homestay Do's and Don'ts
(Nan'undo)
評価方法
Preparation 20%
Overseas Participation 50%
Report 30%
101
科目名
海外ボランティア活動A・B
(Volunteer Activity Abroad A・B)
担当者
単位数
香川 実成
2単位
授業の到達目標及びテーマ
ボランティア活動自体、意義のあることだが、世界各国から来た同世代の若者と海外で共同生活を送ったり、あるいは現
地NGOと共に活動することにより、現地の文化に触れるだけでなく、参加者各々の出身国の文化に対する理解も育むこ
とができ、二重の意味での異文化理解の場となるだろう。非英語圏のボランティア開催地も多いが、キャンプ内での共通
語は基本的に英語なので、英語コミュニケーション実践の場でもある。
授業の概要
国際教育交換協議会(CIEE)による国際ボランティア・プロジェクト(IVP)
、エコボランティア(CVA)
、及びカナダ、
オセアニア、アジアでのボランティア&ホームステイ・プログラムへの参加。活動内容は、古い建物や遺跡の修繕・修復、
孤児院でのケア、各種フェスティバルの開催準備、環境保全作業、動物保護、小学校での学習支援等さまざま。原則とし
て、プロジェクト開催地および集合場所までの手配をすべて参加者自身でおこなうプログラムばかりなので、それなりの
勇気と覚悟が必要になるが、だからこそ、参加する意義も大きく、人生の新たな可能性を見出すきっかけになることを期
待する。
授業計画
<前期・後期>
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7. 説明会、事前オリエンテーション
8. 帰国報告会、説明会での体験談発表
9. レポートの作成
10.
11.
12.
13.
14.
15.
試験・課題等の内容
事前の説明会やオリエンテーション、帰国後の報告会への
参加は必須。報告会とは別に、日本語、英語双方によるレ
ポートの提出を課す。
評価方法
説明会、帰国報告会、体験談発表会等への参加…40%
レポート…60%
科目名
TOEIC対策
(TOEIC Preparation)
テキスト
なし
参考文献
参加プロジェクト、キャンプ先等が決まり次第、現地の言
語、文化、安全情報に関する情報をインターネット等で収
集する必要あり。原則として各自で責任を持っておこなう
べき作業であるが、必要に応じて資料を用意・配布する予
定。
担当者
単位数
上野 葉子、香川 実成
1単位
授業の到達目標及びテーマ
半期間で最低100点のスコアアップを目標とします。授業では、スコアが上がりやすいパート(Parts 2, 5, 6 & 7)の解法
テクニックをしっかりと身につけてもらいますが、それと同時に授業外で、忍耐強く語彙力を増強すること、および継続
的にリスニングの練習を行うこと、この2つを必ず実践してもらいます。
授業の概要
TOEIC公式問題集の問題を使って、パートごとの実践演習をおこないます。より効果的にTOEIC特有のボキャブラリー
を身につけることができるよう、実践演習に出てくる語句についてあらかじめ語彙テストをおこないます。
授業計画
<後期>
1.前期TOEIC IPスコアの分析と授業計画
2.パート5の解法と練習問題⑴
3.パート5の解法と練習問題⑵
4.パート5の解法と練習問題⑶
5.パート5の解法と練習問題⑷
6.パート5の解法と練習問題⑸
7.パート6の解法と練習問題
8.パート2の解法と練習問題
9.パート3&4の解法と練習問題
10.パート5の解法と練習問題⑴
11.パート7の解法と練習問題⑵
12.パート7の解法と練習問題⑶
13.パート7の解法と練習問題⑷
14.パート7の解法と練習問題⑸
15.パート7の解法と練習問題⑹
試験・課題等の内容
テキスト
後期に実施されるTOEIC(IP)を必ず受験すること。また、 『TOEICテスト書き込みドリルスコア650点文法編』
(桐原
ほぼ毎回語彙テストを実施する。
書店)
評価方法
TOEIC(IP)スコア500点以上…60%
語彙テスト…20%
定期試験 …20%
102
参考文献
『TOEICテスト新公式問題集』
Vols.1-4
(TOEIC運営委員会)
『TOEICテスト公式プラクティスリスニング編』
(TOEIC
運営委員会)
小石裕子『新TOEIC TEST英文法出るとこだけ!』
(アル
ク)等
ロバート・ヒルキ『新TOEICテスト直前の技術』
(アルク)
等
科目名
英語メディア演習Ⅰ
(Media Studies for English Learners I)
担当者
単位数
Andrew Gorringe
2単位
授業の到達目標及びテーマ
1.Developing students' ability to understand written content in various forms of international media such as
newspapers, magazines, and the Internet.
2.Improving students' English reading and writing skills.
授業の概要
The modern media plays an important role in informing people about the various issues of the day. Understanding
media content is therefore vital for students interested in an international career. In this class students will learn to
understand written content drawn from a range of international media. This will both improve their English skills and
enlarge their horizons.
授業計画
<前期>
1.Newspapers 1 -Headlines
2.Newspapers 2 -The Front Page
3.Newspapers 3 -Editorials
4.Newspapers 4 -Obituaries
5.Review 1
6.Magazines 1 - Comment
7.Magazines 2 -Diaries
8.Magazines 3 -Lives
9.Magazines 4 ‒Agony Aunts
10.Review 2
11.The Internet 1 -Politics
12.The Internet 2 -Finance
13.The Internet 3 -Entertainment
14.The Internet 4 -Gossip
15.Review 3
There
評価方法
Participation 30%
Assignments 70%
科目名
ホスピタリティ・イングリッシュ
(English for Hospitality and Tourism)
テキスト
No Textbook
参考文献
Kwassui Moodle Site
担当者
単位数
Andrew Gorringe
2単位
授業の到達目標及びテーマ
1.Students will learn the English skills required for a job in the travel industry
2.Students will develop their reading, writing, listening and speaking skills using language directly related to the
service sector
授業の概要
This class will focus on the type of language and situations that students may encounter if they get a job at a hotel,
with an airline or with any other employer that has contact with the general public
授業計画
<後期>
1.Different Kinds of People
2.International Travel 1
3.International Travel 2
4.Phone Calls
5.Food and Drink
6.Review
7.Correspondence
8.Accommodation 1
9.Accommodation 2
10.Money
11.Travelling Around
12.Review
13.Problems
14.Attractions and Activities
15.Review
試験・課題等の内容
Students are expected to participate in class and to
complete all assignments and activities
テキスト
Jones, L. Welcome!(CUP)
評価方法
Participation 30%
In-class tasks and assignments 70%
103
学内の他学部・学科に開放する科目
試験・課題等の内容
There will be reading and written assignments.
will be no final exam.
科目名
ビジネス・イングリッシュ
(Business English)
担当者
単位数
Richard Bent
2単位
授業の到達目標及びテーマ
1.To continue the study of practical business English began in Introduction to Business English
2.To practice skills required to operate in an English speaking business situation: speaking, listening, reading and
writing
3.To become familiar with business tasks such as writing a CV and business emails
授業の概要
Students will study various aspects of practical uses of business English through listening exercises, reading about
real-world business models, discussion and writing exercises.
授業計画
<後期>
1.Communication
2.Careers
3.Employment
4.Import-Export
5.Review 1
6.Marketing
7.Retail
8.Competition
9.Innovation
10.Review 2
11.Money/Negotiation
12.Market Research
13.Investment
14.Ethics
15.Review 3
試験・課題等の内容
Students will be expected to participate in in-class
activities in English. Three review quizzes will be given
at regular intervals over the semester. There will be no
final examination. Homework will be given specifically
to cover the grammar portion of the course, but may
also include other out of class assignments.
科目名
海外インターンシップ
(Overseas Internship)
評価方法
Assignments and Quizzes 70%
Participation 30%
テキスト
Jon Naunton, Profile 2(Oxford)
担当者
単位数
狩野 暁洋
2単位
授業の到達目標及びテーマ
海外での職場を視察・経験することにより、労働観や職業観を認識し、異文化コミュニケーション能力を育成する。
授業の概要
実施時期、研修先は未定だが、期間は1−2週間で、内容はアメリカの小学校での実習とその事前準備としてのレクチャー
などを予定している。
授業計画
<前期>
1.参加者募集説明会(1∼2回)
2.事前オリエンテーション(1∼2回)
3.研修
4.帰国報告会
5.リポート提出
試験・課題等の内容
テキスト
帰国後の報告会には必ず参加すること。報告書の他に、 なし
2,000字程度の日本語リポート、300語以上の英文リポート
を提出すること。
評価方法
事前報告会・オリエンテーションへの参加 20%、帰国報
告書40%、リポート40%
104
科目名
第二言語習得研究
(Second Language Acquisition)
担当者
単位数
狩野 暁洋
2単位
授業の到達目標及びテーマ
言語習得に成功する人と失敗する人との違いを様々な視点から考察してゆきます。
「英語はこう学べ!」のような過激な
タイトルの本の中身を鵜呑みにせずに、常に冷静で客観的な立場から自分の語学学習を考察できる態度を育成します。
授業の概要
行動心理学、普遍文法、学習者の年齢や動機付けなど、多元的な視点から、言語習得の過程について考えてゆきます。
授業計画
<前期>
1.第一言語と第二言語の定義
2.行動心理学者の言語習得観
3.中間言語と誤用分析
4.形態素習得の研究
5.臨界期仮説
6.初期段階の特徴
7.母語の役割
8.動機づけ
9.不安要因とコミュニケーションをしようとする意欲
10.言語適性と学習スタイル
11.学習信条と学習方略
12.Krashenの言語習得理論とアウトプット仮説
13.言語の普遍性
14.InputとInteraction
15.ゆらぎ
テキスト
大喜多善夫著『英語教員のための応用言語学』
(昭和堂)
評価方法
期末試験 60%、読書課題 30%、授業への積極的な取り
組み 10%
科目名
Reading About Japan
(Reading About Japan)
担当者
単位数
John Anderson
2単位
授業の到達目標及びテーマ
This course aims to deepen students' understanding of contemporary Japanese society as well as develop their English
reading skills.
授業の概要
Students will read a variety of stimulating and thought-provoking articles to gain insight into some of the current
issues and problems in a rapidly changing Japan.
授業計画
<前期>
1.Employment
2.Low Birth Rate
3.Working Poor
4.Net Café Refugee
5.Marriage and Women's Status
6.False Accusation
7.Hikikomori
8.Cults
9.Baby Boombers Retire
10.Immigration
11.Telecommuting
12.Buying Organs
13.Surrogate Mothers
14.Baby Hatch
15.Eating Disorder
試験・課題等の内容
In addition to completing weekly units in the textbook,
students will be required to do further readings from
other sources, including the Internet. They will be
responsible for doing online assignments and for
preparing for in-class discussions to demonstrate their
understanding. There will be periodic tests in class, but
no final scheduled exam.
評価方法
Assignments and tests 70%
Participation 30%
テキスト
Paul Stapleton, Keywords for Japan Today
(Cengage Learning)
105
学内の他学部・学科に開放する科目
試験・課題等の内容
講義内容に関連した読書課題が定期的に課されます。重要
なポイントが理解できたかの確認のため、期末試験も行い
ます。
科目名
地域型セミナーA
(Regional Seminar A)
担当者
単位数
Barbara Easton
2単位
授業の到達目標及びテーマ
To gain an understanding of Nagasaki's events and how they have developed
To practice and improve presentation, discussion, and note-taking skills in English
授業の概要
This course focuses on Nagasaki's varied festivals and yearly events. Both instructor and students wil be involved
in presenting information about how the events started, how they have developed, and what happens at them now.
Those students not presenting each week will be expected to take notes, ask questions for clarification and further
information, and write summary reports.
授業計画
<後期>
1.Introduction
2.Okunchi(1)
3.Okunchi(2)
4.Koshisai; Gion Festival
5.Tall Ships Festival
6.Takengei; Kite flying
7.International Exchange Festival; Oktoberfest
8.Foreign Settlement Festival; Local Product events
9.Harbor Festival; Peiron races
10.Peace Ceremony
11.Shoronagashi
12.Chinese Obon
13.Lantern Festival(1)
14.Lantern Festival(2)
15.Consolidation
試験・課題等の内容
Active participation is important. Students will take
turns in presenting study materials, ask questions, and
talk about the materials presented by others. Each week,
those students not presenting will write and submit a
brief report on the class, with notes on the content and a
brief response to it. There is no examination.
科目名
異文化研究Ⅱ
(Cross-Cultural Studies II)
評価方法
Presentation
30%
Active participation
30%
Weekly written work 40%
担当者
単位数
John Anderson
2単位
授業の到達目標及びテーマ
The overall objective of this course is for students to develop a greater awareness and understanding of Canada and
Canadian culture.
授業の概要
Students will explore various aspects of Canadian culture, and how it has evolved over time, from the earliest roots
of exploration and settlement to present day life. Students will learn of the great cultural diversity in Canada by
examining her people and ways of life. They will also discover how regional factors can affect culture and further add
to such diversity. Students will conclude their study by considering the challenges facing Canadians today, and what
may lie ahead in the future.
授業計画
<後期>
1.Introduction to Canada
2.The Land and the People
3.Exploration and Settlement
4.Regional Studies: Western Canada and the Far North
5.Regional Studies: Ontario and Quebec
6.Regional Studies: The Atlantic Provinces
7.Cultural Diversity
8.First Nations Peoples of Canada
9.Education and Training
10.Arts and Entertainment
11.Celebrations and Festivals
12.Sports and Recreation
13.Literature and Music
14.Canadian Identity
15.Challenges for Canadians Today
試験・課題等の内容
In addition to in-class readings and discussions,
students will access Internet sites for further study and
demonstrate their understanding in Moodle assignments.
They will be expected to complete all assignments on
time. There will be regular comprehension checks,
occasional in-class quizzes, and a midterm and final test.
評価方法
Assignments and tests 70%
Participation 30%
テキスト
No textbook for this course.
参考文献
Teacher handouts, Internet links
106
科目名
映像メディアに見る異文化Ⅰ
(Cultural Differences Seen in Visual Media I)
担当者
単位数
香川 実成
2単位
授業の到達目標及びテーマ
映像(主として映画)を材料に使って異文化問題を考える(異文化論)ことと、映像がどのように異文化問題を扱ってき
たかを考える(映像論)こと、この2つのアプローチを、混同は避けながらも併用しつつ、種々のレベルでの異文化交流
や異文化衝突、あるいはマイノリティとマジョリティの関係について考えてゆきます。
授業の概要
受講生数にも拠りますが、学生が(あるいは学生同士で)能動的・主体的に調べ、答え、発表し、議論する、そういうイ
ンタラクティブな講義を試みたいと考えています。よって、授業で扱う映像作品を事前に観ておくこと、及び作品に対す
る批評的評価を用意しておくことが、授業参加の大前提となります。
授業計画
<前期>
1.授業計画と映像作品紹介
2.性のマイノリティ⑴同性愛
3.性のマイノリティ⑵性同一性障害
4.性のマイノリティ⑶ヘイトクライム
5.世界の食文化⑴イルカ
6.世界の食文化⑵クジラ
7.世界の食文化⑶その他
8.先住民というマイノリティ⑴アボリジニ
9.先住民というマイノリティ⑵イヌイット
10.先住民というマイノリティ⑶ネイティブ・アメリカン
11.ヨーロッパと移民⑴
12.ヨーロッパと移民⑵
13.Product Placement∼ハリウッドという異文化⑴
14.Product Placement∼ハリウッドという異文化⑵
15.最後に…映画で現代アフリカを知る
評価方法
授業への積極的参加…20%
リアクション・ペーパー…20%
学期末レポート…40%
科目名
日本古典文学史
(History of Japanese Classical Literature)
テキスト
担当者作成の授業資料を配付します。
参考文献
授業中に適宜指示します。
担当者
単位数
黒木 香
2単位
授業の到達目標及びテーマ
古典文学の流れを古代・中世を中心に辿る。作品を具体的に読みながら、背後にある歴史の動きも視野に入れ、なぜ各々
の作品が生まれたかを考える。
授業の概要
上代・中古・中世という時代の流れに従い、和歌・歌物語・作り物語・日記などのジャンルに分け、実際に作品を読みな
がら、ジャンルごとの特性を捉える。作品の概要を知識として知るのだけではなく、なるべく多くの作品に触れ、味わう。
授業計画
<後期>
1.文学の発生
2.上代・神話
3. 和歌
4.中古・仮名の成立
5. 和歌
6. 歌物語
7. 作り物語
8. 日記と随筆
9. 説話集と歴史物語
10.中世・和歌
11. 随筆
12. 物語
13. 軍記物語
14. 説話文学
15.時代と作品
試験・課題等の内容
ジャンルごとに作品を読むなどの課題
期末試験
評価方法
授業への取組み状況 10%
課題 20%
期末試験 70%
テキスト
『日本古典文学史』
(双文社出版)
参考文献
授業の中で紹介する。
107
学内の他学部・学科に開放する科目
試験・課題等の内容
毎回リアクション・ペーパーを提出。また、定期試験の代
わりに学期末レポートを課す予定。
科目名
日本近現代文学史
(History of Japanese Modern Literature)
担当者
単位数
服部 康喜
2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本近現代文学史における近代リアリズムの成立と展開というテーマを軸に、日本近現代文学史における多様な文学的試
行を理解する。
授業の概要
日本近現代文学史における近代リアリズムの成立を、
西洋科学の受容と日本の伝統的な文学観と自然観との相克を通して、
日本自然主義の成立と展開の相を考察し、併せてその限界と可能性を以後の文学の中に探る。
授業計画
<後期>
1.近代リアリズム成立前史①
2. 〃 ②
3.坪内逍遙の近代リアリズム
4.フランス自然主義の受容−ゾラの移入−
5.日本前期自然主義の成立①
6. 〃 ②
7.日本後期自然主義の成立①
8. 〃 ②
9.日本近代文学史の屈折と伝統①
10. 〃 ②
11.反自然主義の諸相①−夏目漱石と写生文−
12. 〃 ②−森鴎外と「スバル」
13.自然主義を超えて−石川啄木−
14. 〃 −芥川と白樺派−
15. 〃 −新感覚派の登場−
試験・課題等の内容
期末試験(講義全般にわたるもの)
テキスト
『近代文学の潮流−自然主義と反自然主義−』
(双文社出版)
評価方法
試験70%、授業中の態度・取組状況30%
参考文献
中村光夫『風俗小説論』
、小林秀雄『私小説論』他、適宜
紹介する。
科目名
絵画の見かた
(Looking at Pictures)
担当者
単位数
石塚 晃
2単位
授業の到達目標及びテーマ
絵画の見かたの基礎をしっかり学ぶことによって、絵画の世界という文化領域に親しめるようにし、そのことによって豊
かな人生を送る精神的基礎を築くことを目的とする。
授業の概要
美術史の概論である。通常の概論と異なって美術史を通史的に学ぶのでなく、別の切り口で学ぶ。最初に絵画の様々な見
かたを紹介し、それらは学ぶことのできるものであることを理解する。次に絵画作品の形と意味の問題を取り扱い、絵画
作品の主題の理解のしかたを学ぶ。次に絵画の諸ジャンルを学び、ジャンルごとに作品の見かたを学ぶ。PowerPointと
スライド、その他の視覚教材を使用する。
授業計画
<後期>
1.導入
2.絵画の見かたは習得できる
3.絵画の様々な見かた(1)
4.絵画の様々な見かた(2)
5.絵画のジャンル
6.神話画の見かた(1)
7.神話画の見かた(2)
8.宗教画の見かた(1)
9.宗教画の見かた(2)
10.寓意画の見かた
11.肖像画の見かた
12.風景画の見かた
13.静物画の見かた
14.風俗画の見かた
15.まとめ
試験・課題等の内容
学期末に筆記試験またはレポートを課す。試験を行う場合
は、授業内容を理解できているかを確認する内容とし、教
科書と自筆ノートの持込みを許可する。
評価方法
学期末考査の結果と平素の受講姿勢に基づき、総合的な評
価を行う。
期末考査 70%
平素の受講姿勢(私語・居眠り禁止)
・授業への積極的参
加 30%
108
テキスト
ウッドフォード『絵画の見方』ミュージアム図書
参考文献
古代ギリシャ・ローマ神話の本、聖書。その他、講義の中
で適宜紹介する。
科目名
マスコミュニケーション論
(Mass Communication)
担当者
単位数
古川 展子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
現代日本が抱える様々な問題を、新聞・テレビのマスコミ報道を教材にして考える。具体的なテーマとしては、利益優先
社会の問題点や差別問題、3.11東日本大震災が突きつけた日本再生の課題などを多角的に考察し、次の新たな時代を切
り開く「糸口」を見出していきたい。授業を通して、情報を的確に読み解き使いこなす「情報リテラシー」と、高度な意
見交換が出来る「コミュニケーション能力」の基礎を築いていく。
授業の概要
講義形式の授業の他、受講生全員のスピーチ発表(意見発表と意見交換)の授業を実施する。専門知識を学ぶだけでなく、
その知識を土台として、自分の意見を他者に伝え、建設的な意見交換が出来るコミュニケーション能力を高めていきたい。
また、授業では毎時間、自分のコメント(意見・考え)を書いてまとめる課題を課し、情報リテラシーの基礎となる文章
力も鍛えていく。
授業計画
<前期>
1.授業の概要とコンセプト
2.メディアと視聴者・読者1(メディアの限界と情報リテラシー)
3.メディアと視聴者・読者2(災害時の情報リテラシー)
4.メディアと視聴者・読者3(関西テレビ「あるある」捏造問題)
5.利益優先社会の教訓1(薬害肝炎問題)
6.利益優先社会の教訓2(公害の原点・熊本水俣病)
7.スピーチ発表①
8.差別と偏見1(ハンセン病問題)
9.差別と偏見2(差別の根底にあるもの)
10.核時代のヒバクシャ1(日本・5回のヒバク体験)
11.核時代のヒバクシャ2(原発大国で生きるということ)
12.日本再生の課題1(3万人が死を選ぶ国・日本)
13.日本再生の課題2(東日本大震災と「足る」を知る幸せ)
14.スピーチ発表②
15.メディアと「心」の眼
科目名
日本文学入門
(Introduction to Japanese Literature)
担当者
単位数
服部 康喜
2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本文学の発生から近現代文学に至る歴史と、文学とは何であったのか、という文学に対する問いの歴史との交差におい
て、日本文学の基礎的な知識と体系を理解する。
授業の概要
日本文学の発生から各種の文学ジャンルの分岐と美的理念の展開をたどり、近現代文学への連続と非連続の相を考察する。
授業計画
<前期>
1.日本文学の発生 ①−言葉と祭儀−
2. 〃 ②−言葉の力−
3.日本文学における美的理念の展開 ①万葉集
4. 〃 ②万葉集
5. 〃 ①古今和歌集
6. 〃 ②古今和歌集
7. 〃 ①新古今和歌集
8. 〃 ②新古今和歌集
9. 〃 ①「わび」と「さび」
10. 〃 ②芭蕉俳諧の世界
11.物語の世界 ①竹取から源氏へ
12. 〃 ②竹取から源氏へ
13.近代小説の発生と物語 ①近代の成立と小説
14.近代小説の展開と現代への架橋 ①現代の成立
15.近代小説の展開と現代への架橋 ②現代の成立
試験・課題等の内容
期末試験(講義全般にわたるもの)
テキスト
村松定孝『文学概論』(双文社出版)
評価方法
試験70%、授業中の態度・取組状況30%
参考文献
適宜紹介する。
109
学内の他学部・学科に開放する科目
試験・課題等の内容
テキスト
試験期間に、論述式筆記試験を実施。講義内容を踏まえた
オリジナルテキスト『活水女子大学 マスコミュニケー
上で、テーマについての自分の意見・考えを論述する。授
ション論 テキスト2012』を使用。テキストは、初回
業では2回スピーチ発表を実施。スピーチ発表の際には、
授業時に配布する。
「予習」が必要。また、毎時間、B5版の出席票に、授業
内容についてのコメントをまとめる課題を課す。
参考文献
岩澤倫彦『薬害C型肝炎 女たちの闘い』
(小学館文庫)
、
原田正純『水俣学講義』
(日本評論社)
、
『朽ちていった命
評価方法
−被曝治療83日間の記録−』
(新潮文庫)ほか、講義中に
期末試験65%・授業への取組状況35%
適宜紹介する。
科目名
日本のことば入門
(History of Japanese Language)
担当者
単位数
高橋 敬一
2単位
授業の到達目標及びテーマ
F・D・ソシュールという言語学者は、
「ことば」を三つの側面に分けました。ランガージュ(言語行為)
、ラング(言語)
、
パロール(話しことば)です。この授業では、日常使っている「ことば(パロール)
」を日本語の歴史的視点からみた場
合の特徴について話します。
授業の概要
現代日本語の特徴を、
「話しことば」
(たとえば、共通語(標準語)
・方言・敬語・若者言葉・女性語・外来語など)を資
料にして、通時的研究方法によって一端を明らかにします。
授業計画
<前期>
1.日本語の歴史(1)
2.日本語の歴史(2)
3.日本語の歴史(3)
4.共通語(標準語)の成立(1)
5.共通語(標準語)の成立(2)
6.共通語(標準語)の成立(3)
7.敬語の使い方(1)
8.敬語の使い方(2)
9.敬語の使い方(3)
10.九州方言の歴史
11.長崎方言の歴史
12.若者言葉の意義
13.女性語の歴史
14.外来語の氾濫
15.国語国字問題
試験・課題等の内容
授業で扱った内容の中で、特に興味を持ったテーマについ
てレポートする
評価方法
レポート内容 70%
授業への取組状況 30%
科目名
文化人類学入門
(Introduction of Cultural Anthropology)
テキスト
毎時間、資料を配布する
参考文献
授業の中で紹介する
担当者
単位数
石井 奈緒
2単位
授業の到達目標及びテーマ
グローバリズムが進行する今日、様々な形での文化と文化との出会いがあります。冷戦構造の崩壊後S.ハンチントンが
「文明の衝突」を記したように、衝突する出会いも、また逆の出会いも存在しえます。この時間では異文化との出会い方、
どのようにすれば衝突が避けられるのかを考え、それが実践できるようになることを目指します。
授業の概要
人間は地球上のさまざまな環境で生活しています。これを可能にしているのは自然環境と人間との間にある緩衝剤の役割
を果たす文化の存在です。したがって、文化もおのずと多様性を持つわけですが、ここでは私たちにとって身近な人間関
係を構築する基礎になる家族、親族、婚姻、ジェンダーなどについて、世界各地に居住する人々の文化を参照しながら、
人類にとって普遍的なもの、異なる点について考察していきます。
授業計画
<後期>
1.オリエンテーション
2.文化の定義
3.シンボルと文化
4.異文化の理解
5.エスノセントリズム
6.普遍主義と相対主義
7.価値の相対化
8.フィールドワーク
9.参与観察
10.民族誌の記述
11.民俗生殖理論
12.生殖と親子関係
13.ペイターとジェニター
14.生殖医療
15.婚姻と社会関係
試験・課題等の内容
学期中に試験を行うほか、講義中にも適宜テーマを提示し
て小論文を課す予定。
評価方法
学期末に行う筆記試験60%、小論文20%、参加態度20%
110
テキスト
波平恵美子 編著『文化人類学 カレッジ版 第二版』
(医
学書院)
科目名
歴史学入門
(Introduction to History)
担当者
単位数
細井 浩志
2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本の古代を素材に、歴史学の基本的な目的・研究のあり方を理解することを目標とします。よって必ずしも細かい知識
の修得は目的としません。授業はこの目的達成のため学生の理解度に合わせるので、状況を見て授業計画を変更する場合
もあります。
授業の概要
高等学校の日本史教科書には、歴史上の重要事件や重要語句がごく簡単な説明とともに載っています。しかし皆さんはど
の程度、そうした事件や語句が重要である理由を知っているでしょうか。この授業では教科書に太字で記された語句の背
後にある諸研究を紹介しながら、日本社会の形成過程を、受講生の理解度にあわせて講義します。また受講生よりの質問、
それへの回答を重視します。
授業計画
<後期>
1.はじめに
2.古代国家の成立(その1)
3.古代国家の成立(その2)
4.古代国家の成立(その3)
5.古代国家の成立(その4)
6.古代国家の展開(その1)
7.古代国家の展開(その2)
8.古代国家の展開(その3)
9.古代国家の展開(その4)
10.古代国家の変質(その1)
11.古代国家の変質(その2)
12.古代国家の変質(その3)
13.古代国家の変質(その4)
14.古代国家の変質(その5)
15.おわりに
科目名
時事問題研究
(Studies of Current Topics)
担当者
単位数
野中 和孝
2単位
授業の到達目標及びテーマ
大学教育には、①専門知識の理解、②一般常識の習得、③将来の人生設計の三つの能力が要求されますが、本研究では、
②を心がけます。内容はPCテキストによる新聞記事を読みながら、
「今はどのような時代なのか」
「将来に向けていかに
理論化するか」を考え、備えます。
授業の概要
過去の新聞記事から社説・特集記事を読み、身近な社会問題や経済問題まで、大学生として身につけるべき常識を学び、
自分で考えます。授業の途中で意見を聞いたり、また、毎回の感想をe-mailで送信し、次週にフィードバックして議論し
ます。
授業計画
<後期>
1.環境問題⑴
2.環境問題⑵
3.環境問題⑶
4.教育問題⑴
5.教育問題⑵
6.教育問題⑶
7.医療問題⑴
8.医療問題⑵
9.医療問題⑶
10.経済問題⑴
11.経済問題⑵
12.経済問題⑶
13.経済問題⑷
14.女性・子ども⑴
15.女性・子ども⑵
試験・課題等の内容
毎回の感想をe-mailで送り、それを次回にフィードバック
します。また、二つの課題について、4,000字程度の論述
を課します。
評価方法
授業の理解・発表内容(50%)
、レポート(50%)で評価
します。
テキスト
過去10年間の新聞記事で作成した、電子テキストを使用し
ます。
参考文献
日経・毎日・朝日・読売・西日本などの新聞
111
学内の他学部・学科に開放する科目
試験・課題等の内容
テキスト
歴史学的な観点を身につけ、事件を単なる暗記ではなく、
資料を適宜配布。
歴史的に理解しているかを見ます。
参考文献
評価方法
適宜紹介します。
期末試験60%、受講状況(授業時の質問、およびコメント)
40%
科目名 文芸創作Ⅰ
(Literary Creation I)
担当者 田中 俊廣
単位数 2単位
授業の到達目標及びテーマ
主にエッセイ(随筆)の書き方を学習します。単にエッセイストを目指すための講座ではありません。誰でも何かを訴え
たい、表現したいという欲求はあると思います。また表現することで、考えや感覚を確認したり、新しい自己を発見した
りすることもあります。理論と実作を繰り返しながら、いい文章の基本的要件を体得してもらいたい。
ここでエッセイをとりあげるのは、文章表現の方法を学ぶのに適していて、あらゆる文学形式の基礎になると考えるから
です。
授業の概要
文芸創作についての基本的な考え方をもとに、優れたエッセイを読解・鑑賞します。それをもとに、エッセイを実際書い
てもらいます。三回ほど書くことになりますが、その都度添削します。これらのことから文章の書き方とよりよい作品へ
の方法を学べるように授業を進めます。
授業計画
<後期>
1.書くことの基本
2.テーマについて
3.構成について
4.導入について
5.描写について
6.タイトルについて
7.推敲について
8.
9.
10.
11. 実作と鑑賞
12.
13.
14.
15.
試験・課題等の内容
創作(エッセイ)
テキスト
村田喜代子『名文を書かない文章講座』
(朝日文庫)
評価方法
創作 80%
授業への取組状況 20%
参考文献
清水良典『自分づくりの文章術』
(ちくま新書)
科目名
文芸創作Ⅱ
(Literary Creation II)
担当者
単位数
野中 和孝
2単位
授業の到達目標及びテーマ
現代短歌史をひも解きながら、日本古代から連綿として詠みつがれたうた文芸の意義を考えます。あわせて、兼題をもと
に短歌創作し、合評会を経て個人の歌集を作成します。
授業の概要
和歌史から現代短歌史上に、連綿と継承されてきた問題、すなわち、
「定型とは何か」
「リズムとは何か」
「叙景+叙情と
は何か」などを考えます。また、毎回兼題をもとに短歌創作し、合評会を行います。
授業計画
<前期>
1.和歌史⑴
2.和歌史⑵
3.和歌史⑶
4.和歌史⑷
5.現代和歌史⑴
6.現代和歌史⑵
7.現代和歌史⑶
8.現代和歌史⑷
9.短歌創作⑴
10.短歌創作⑵
11.短歌創作⑶
12.短歌創作⑷
13.短歌創作⑸
14.個人歌集作成⑴
15.個人歌集作成⑵
試験・課題等の内容
毎回兼題を提出し、他人の短歌の合評会を行います。最後
に、個人歌集を作成します。
評価方法
授業の理解度(50%)
、個人歌集(50%)で評価します。
112
テキスト
特に使用しません。
参考文献
藤原定家著『初学百首』
(おうふう)
岡井隆『静かな生活』
(ふらんす堂)
科目名
古典文学講義Ⅱ
(Lectures on Classical Literature II)
担当者
単位数
野中 和孝
2単位
授業の到達目標及びテーマ
和歌史上に台頭する俊成と定家、
西行、
および二条家の歴史とその後を追います。テキストは長崎市伊勢宮文庫旧蔵の『井
蛙抄』
(写本)を使用します。この書は定家の曾孫、二条為世の教えを伝受した歌学書ですが、定家回帰の言説に注目し
ながら、著名歌人の言説をも学びます。
授業の概要
まず、影印本を読み進めながら「変体仮名」を学び、古文書の読み方を身につけます。次に、巻六に記された歌学秘伝の
学び、その和歌的意義を捉えます。例えば、俊成と定家、西行、中世女流歌人などです。
授業計画
<後期>
1.藤原俊成・定家父子
2.
『井蛙抄』の和歌史的位置づけ
3.変体仮名と字母⑴
4.変体仮名と字母⑵
5.変体仮名と字母⑶
6.二条家の祖、俊成と定家⑴
7.二条家の祖、俊成と定家⑵
8.六条家と二条家⑴
9.六条家と二条家⑵
10.六条家と二条家⑶
11.漂泊の歌人、西行⑴
12.漂泊の歌人、西行⑵
13.中世女流歌人⑴
14.中世女流歌人⑵
15.総括
評価方法
授業の理解度(40%)
、レポート(60%)で評価します。
科目名
伝統文化論
(Tradetional Culture in Japan)
テキスト
野中和孝編著『井蛙抄雑談篇 本文と校異』
(和泉書院)
『字典かな−出典明記−』
(笠間書院)
参考文献
島津忠夫著『和歌文学史の研究 和歌編』
(角川書店)
佐藤恒雄著『藤原定家研究』
(風間書院)
担当者
単位数
常吉 幸子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本の演劇史をテーマとする。古代の「散楽(猿楽)
」や、
「傀儡子(くぐつ)
」から、能狂言・中世に断続的にあった「人
形劇」
、さらに近世初頭の「歌舞伎」
「浄瑠璃(文楽)
」の成立をたどる。
授業の概要
下記のメニューに従って、授業を進める。日本演劇史の概説であるが、個別のテーマを大切にし、歴史の中の具体的なこ
とがらとして、実感を以て理解させるよう、こころがけて授業を進めたい。第1回と第5回は視聴覚教材としてビデオ映像
を使用する。
授業計画
<前期>
1.春日大社の『春日若宮御祭』─古代・中世の芸能のカタログ─
2.奈良時代の「散楽」とその起源としての「俳優」
3.東大寺資料の「散楽」と「咒師」
4.平安時代文学に見られる「猿楽」
「さるがう」
5.
『翁猿楽』と「トウタラリ」
6.平安時代「田楽」の記録と「田楽」の隆盛
7.いつから「能」になったか
8.観阿弥・世阿弥と大和四座
9.豊臣秀吉と能の社会的経済的「基盤」
10.狂言について
11.歌舞伎の誕生……遊女歌舞伎
12.若衆・野郎歌舞伎から元禄歌舞伎へ
13.人形芝居の起源と歴史
14.近松・義太夫を中心とした人形浄瑠璃発達史
15.まとめと質疑応答
試験・課題等の内容
期末に単位認定試験を行う。
テキスト
とくになし。
評価方法
出席点 30%、期末の単位認定試験 70%
参考文献
岩波講座『能狂言』や、
『歌舞伎・文楽』など。
113
学内の他学部・学科に開放する科目
試験・課題等の内容
字母テスト、中世和歌史のレポートを課します。
科目名
出版文化
(Lecture on Publishing and Culture)
担当者
単位数
常吉 幸子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本近世における、出版業の成立と発展を背景に、そのことが、文学作品やものの考え方にどのような影響を及ぼしたの
かを、考察していく。文化や社会制度全体の名賀で、
「出版されたもの」の占める位置を相対化しつつ確かめていきたい。
出版のシステムと法制と経済的存立基盤の全体を生きた総体として理解することを目指す。
授業の概要
下掲のテキストにそって、日本近世の出版制度の成立過程について、学び理解する。学生たちは出版業を成立させていく、
一連の「歴史」としての偶発的出来事と人々の営み・志向をひとつの「物語」として理解してもらえればと考えている。
授業計画
<後期>
1.出版の歴史。奈良時代以降。
2.朝鮮渡来の「活字」出版と、その影響
3.奈良絵本……絵草紙屋からの出版業の展開
4.
「寺」から発生した出版と村上勘兵衛
5.薬材問屋と「物の本」屋……書物師林白水
6.
『うらみのすけ』と『清水物語』
7.本屋仲間の成立と「講」
8.本屋仲間の成立・公認と幕府の出版統制
9.西鶴浮世草子と大坂出版界
10.読者と貸本屋
11.西村本の消長と茨木多左衛門の「成功」
12.ジャーナリズムの申し子「都の錦」という人
13.八文字屋・江島其磧の確執とその意義
14.江戸「南組」の反乱と《文運東漸》
15.須原屋一門の活躍と〈出版〉の使命
試験・課題等の内容
期末に単位認定試験を行う。
テキスト
今田洋三著『江戸の本屋さん─近世文化史の側面─』
(平凡社ライブラリー)
評価方法
出席点 30%、単位認定試験得点 70%
科目名
サブカルチャー論
(Subucultural Study of Issues)
担当者
単位数
常吉 幸子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
サブカルチャーとは、年齢や、人種・境遇、社会階層や、
「好み」などによってくくられる、社会の一部のグループには
熱烈に支持されるが、一般には「くだらない」
「子どもっぽい」
「危ない」
「役に立たない」
「過激すぎる」等と否定的に評
価されることが多い。しかし、総じてサブカルチャー現象は生きて変化していく「文化」のダイナミクスそのものであり、
先鋭的で異端にみえた「サブカルチャー」が後にスタンダードとなることさえある。サブカルチャーとは何か、を実感で
理解していくような講義としたい。
授業の概要
下記のような、題材を使って、考察を深めていきたい。別の素材に入れ替えたり、別の展開をとったり、適宜変更する。
学生の関心に合わせたい。いわゆるカルチュラルスタディーズの「研究史」には、わかりやすい講義という意味でも、あ
まり触れたくない。欧米のそれは、あまり日本の現状の説明には役立たなかったりするからでもある。学生からの希望が
あれば、別だが。
授業計画
<後期>
1.映画『マトリックス・レボリューションズ』の思想。
2.A.コーエンの非行少年研究と「サブカルチャー」
3.
「オウム真理教」をうんだ「ある世代」のメンタリティー
4.
「オウム真理教」と「カルト」
5.ジム・ジョーンズの「人民寺院事件」
6.歌舞伎『暗闇の丑松』1 封建制と「疎外」
7.歌舞伎『暗闇の丑松』2 「恨み」と「逸脱」
8.ホラーもの日本舞踊『色彩間苅豆』と「たたり」の論理
9.
『死霊解脱物語聞書』の紹介と考察
10.映画『仁義なき戦い』
(深作欣二)と「ヤクザ」
11.
「ヤクザ」社会は何故成り立つのか。
12.宮崎駿『風の谷のナウシカ』鑑賞
13.
『ナウシカ』に込められたメッセージ
14.1960年代のアメリカ=ヒッピー文化と環境保護
15.単位レポート作成指導
試験・課題等の内容
単位レポートを課す。
テキスト
プリントを配布する。
評価方法
出席点 30%、単位レポート 70%
参考文献
宮台真司『終わりなき日常を生きろ』
(ちくま文庫)など。
114
科目名
美術の理解と鑑賞Ⅰ・Ⅱ
(Advanced Lecture in Western Art Ⅰ・Ⅱ)
担当者
単位数
石塚 晃
各2単位
授業の到達目標及びテーマ
西洋美術を専門的に学ぶことを通して、美術と人間についての理解を深めることを目的とする。
授業の概要
Ⅰ・Ⅱとも西洋美術についての専門的な講義である。教養教育科目「美術の歴史Ⅰ・Ⅱ」
、
「西洋の文化と芸術Ⅰ・Ⅱ」
、
および専門科目「絵画の見かた」などを学んで、美術の世界に興味をもった学生の履修を歓迎する。
「美術の理解と鑑賞Ⅰ」
(前期)では、美術における人間の表現に関する総論を学んだ後、古代美術における人間表
現の展開を学ぶ。特にギリシャ美術はその後の西洋美術の規範となったものであり、重点的に講義する。スライド、
PowerPointなどを使用する。
「美術の理解と鑑賞Ⅱ」
(後期)では、西洋中世後期からルネサンスまでの美術を詳しく学ぶ。スライド、PowerPointな
どを使用する。
授業計画
<前期>
1.導入
2.総論:美術における人間表現(1)
3.総論:美術における人間表現(2)
4.総論:美術における人間表現(3)
5.先史美術における人間像
6.古代ギリシャ美術における人間像(1)
7. 〃 (2)
8. 〃 (3)
9. 〃 (4)
10. 〃 (5)
11. 〃 (6)
12. 〃 (7)
13.古代ローマ美術における人間像(1)
14. 〃 (2)
15.総括
評価方法
学期末考査の結果と平素の受講姿勢に基づき、総合的な評
価を行う。
期末考査 70%
平素の受講姿勢(私語・居眠り禁止)
・授業への積極的参
加 30%
科目名
公共システムⅠ・Ⅱ
(Public Management System I・II)
テキスト
前期:関隆志『パルテノンとギリシャ陶器』東信堂
後期:授業で紹介する。
参考文献
前期:授業の中で適宜紹介する。
後期:聖書。その他、授業の中で適宜紹介する。
担当者
単位数
渡邊 弘
各2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本国憲法に定められた、あるべき政治や法の姿と、実際の日本の政治や法の姿の比較を通して、主権者として必要な政
治的判断能力を身につけることを目標とします。社会科・公民科の教職免許を取得したい学生、公務員試験の受験を目指
している学生は是非受講して下さい。もちろん、それ以外の学生の受講も歓迎します。
授業の概要
基本的人権、国民主権、権力分立、選挙、国会・内閣・裁判所、財政、地方自治について、近代立憲主義の理念に照らし
合わせながら、現実の政治の姿について考えていきます。
授業計画
<前期>
1.授業概要説明
2.憲法とは何か
3.日本国憲法の成立
4.平和主義
5.人権総論(1)
6.人権総論(2)
7.人権総論(3)
8.精神的自由権(1)
9.精神的自由権(2)
10.精神的自由権(3)
11.人身の自由と刑事手続
12.学外講演会聴講
13.学外セミナー聴講
14.学外講演会・セミナー感想発表
15.まとめ
試験・課題等の内容
リアクションペーパー、期末試験
評価方法
リアクションペーパー20%、期末試験80%
<後期>
1.授業概要説明
2.経済的権利
3.生存権
4.労働に関する権利
5.教育を受ける権利
6.国民主権と国民代表制
7.国会と内閣
8.司法
9.地方自治
10.憲法改正
11.天皇制
12.学外講演会聴講
13.学外セミナー聴講
14.学外講演会・セミナー感想発表
15.まとめ
テキスト
小澤隆一編『クローズアップ憲法』
(法律文化社)
『ポケッ
、
ト六法』最新版
参考文献
授業中に指示する。
115
学内の他学部・学科に開放する科目
試験・課題等の内容
学期末に筆記試験またはレポートを課す。試験を行う場合
は、教科書と自筆ノートの持込み可とし、授業内容を理解
できていれば答えられるレベルのものとする。どちらのや
り方で行うかを学生と相談して決める場合もある。
<後期>
1.総論:美術作品の意味・類型・様式(1)
2.総論:美術作品の意味・類型・様式(2)
3.中世イタリアの美術(1)
4. 〃 (2)
5. 〃 (3)
6. 〃 (4)
7.初期ネーデルラント絵画(1)
8. 〃 (2)
9. 〃 (3)
10. 〃 (4)
11.イタリア・ルネサンス美術(1)
12. 〃 (2)
13. 〃 (3)
14. 〃 (4)
15.総括
科目名
市民法システムⅠ・Ⅱ
(Civil Law System I・II)
担当者
単位数
川添 志
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
前期:裁判員裁判制度がスタートし4年目を迎え、刑事裁判について、市民が裁判官と共に被告人を審理し、有罪か無罪
か、有罪の場合にはその量刑を決める役割を担うに至っている。将来裁判員になる可能性も踏まえ、刑法、刑事訴
訟法の基礎を中心に学習し、刑事裁判についての基礎知識を身につけていく。
後期:民法の基本的な考え方を理解したうえで、日常生活において身近に起こりやすい法律問題やトラブルについて、消
費者契約法や特定商取引法など消費者関連法の基礎知識を身につける。
授業の概要
前期:講義中心であるが、実際に刑事裁判を傍聴の機会も設けていく。
後期:講義中心であるが、達成度や講義の予測可能性を図るために適宜小テストを実施して実施していく。
授業計画
<前期>
1.講義概要説明
2.刑法の基礎⑴
3.刑法の基礎⑵
4.刑法の基礎⑶
5.刑法の基礎⑷
6.刑法の基礎⑸
7.刑法の基礎⑹
8.刑事訴訟法の基礎⑴
9.刑事訴訟法の基礎⑵
10.刑事訴訟法の基礎⑶
11.刑事訴訟法の基礎⑷
12.刑事訴訟法の基礎⑸
13.少年法の基礎
14.犯罪被害者訴訟参加制度
15.まとめ
<後期>
1.講義概要説明
2.民法総則⑴
3.民法総則⑵
4.民法総則⑶
5.民法総則⑷
6.民法総則⑸
7.特定商取引法⑴
8.特定商取引法⑵
9.特定商取引法⑶
10.割賦販売法
11.交通事故と損害保険⑴
12.交通事故と損害保険⑵
13.遺産相続と遺言⑴
14.遺産相続と遺言⑵
15.まとめ
試験・課題等の内容
定期試験、レポート提出
テキスト
講義中に指示する。
評価方法
授業への取組状況 30% 試験 70%
参考文献
講義中に指示する。
科目名
行政システムⅠ・Ⅱ
(Administration System I・II)
担当者
単位数
川島 陽介
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
本講義を通じて日本の行政や行政法の仕組みを理解するとともに、法律が日常生活の中にどのように入り込んでいるかを
感じてもらいたいと考えております。
法律的な考え方や文章の書き方は、公務員試験等法律科目を利用して資格試験受験を目指す人のみならず、法律科目の試
験は受ける予定がないという人でも社会にでる上で有益であると思います。
授業の概要
本講義では、具体的な事例や裁判例を使用し、国や地方公共団体をめぐる法律関係や行政システム、実際に新聞等で取り
上げられているニュースの法的位置づけや問題点について学びます。
同時に、法律を解釈する上で最低限必要となる法律知識や法律的な文章の書き方を習得していきます。
授業計画
<前期>
1.法律を学ぶ際の基礎知識
2.行政とは
3.行政と憲法⑴
4.行政と憲法⑵
5.行政と民法⑴
6.行政と民法⑵
7.行政と刑法
8.行政と特別法
9.行政裁量
10.行政指導
11.行政による規範定立
12.行政指導
13.情報公開法・個人情報保護法
14.非権力的行政行為
15.まとめ
試験・課題等の内容
授業感想レポート
期末試験
評価方法
レポート 30%
期末試験 40%
授業態度 30%
116
<後期>
1.法律を学ぶ際の基礎知識
2.行政と憲法
3.行政と民法
4.行政と刑法
5.行政と特別法
6.行政手続法
7.国家賠償法⑴
8.国家賠償法⑵
9.国家賠償法⑶
10.行政事件訴訟法⑴
11.行政事件訴訟法⑵
12.行政事件訴訟法⑶
13.行政事件訴訟法⑷
14.行政事件訴訟法⑸
15.まとめ
テキスト
特になし。毎回プリントを配布します。
参考文献
特段用意は求めませんが、行政法に興味がある人は、行政
法の書籍を一読してみてください。
科目名
海外語学研修Ⅰ・Ⅱ
担当者
(Short Program for Learning Language Abroad I・II) 単位数
渡辺 誠治
各2単位
授業の到達目標及びテーマ
活水女子大学と海外の協定校等との間で結ばれている協定等に基づき、海外の大学で2週間∼1ヶ月程度の語学研修を中
心とするプログラムに参加した者に対して、学習内容が所属する学科で認められた場合、2単位が認定される。
授業の概要
授業内容は、留学先によって異なる。参加する学生は、授業内容の報告と終了後のレポートを作成する。Ⅰは活水での前
期、Ⅱは活水での後期にそれぞれ研修に参加し、上記条件を満たした場合に認定される。この科目の履修を希望する学生
は、できるだけ早い時期に教員に相談すること。
試験・課題等の内容
⑴留学中の報告 ⑵レポート ⑶留学先での認定書
テキスト
留学先によって異なる。
評価方法
上記 ⑴30% ⑵50% ⑶20%
参考文献
必要に応じて紹介する。
国際英語Ⅰ・Ⅱ
(International English I・II)
担当者
単位数
Andrew Gorringe
各2単位
授業の到達目標及びテーマ
1.Students will improve their English reading, writing, listening and speaking skills.
2.Students will develop the confidence to be able to use English in different settings and situations.
3.The class will focus on communicating in English with people from different countries and cultural backgrounds
whose first language may not be English.
授業の概要
The idea behind this course is to help students communicate more effectively in English. The class will meet twice
a week with one of the classes in a computer lab where the students will use an online e-learning system. The class
will be a mixture of content-orientated and task-based learning, concentrating on using English in practical everyday
situations.
授業計画
<前期>
1.Food
2.Animals
3.Sport
4.Hotels
5.Morals
6.A Star is Born
7.Speed Dating
8.Movies
9.The World Cup
10.The Tower of London
11.Immigration
12.Songs
13.Blood Type
14.The Old
15.Rags to Riches
試験・課題等の内容
Students will be expected to actively participate in
activities and complete all homework assignments.
評価方法
Testing and assignments 70%
Participation 30%
<後期>
1.Model
2.Olympics
3.Nuclear World
4.Nobel Prize
5.Global Cooling?
6.An Actor
7.Honour Killing
8.Jobs
9.Birthrate
10.Old Mums
11.Christmas
12.Young Mum
13.Wife Beater
14.Bad Mum
15.Train Trouble
テキスト
No Textbook
参考文献
Kwassui Moodle Site
117
学内の他学部・学科に開放する科目
科目名
科目名
西洋美術特論Ⅰ・Ⅱ
(Advanced Lecture in Western Art Ⅰ・Ⅱ)
担当者
単位数
石塚 晃
各2単位
授業の到達目標及びテーマ
西洋美術を専門的に学ぶことを通して、美術と人間についての理解を深めることを目的とする。
授業の概要
Ⅰ・Ⅱとも西洋美術についての専門的な講義である。教養教育科目「美術の歴史Ⅰ・Ⅱ」
、
「西洋の文化と芸術Ⅰ・Ⅱ」
、
および専門科目「絵画の見かた」などを学んで、美術の世界に興味をもった学生の履修を歓迎する。
「西洋美術特論Ⅰ」
(前期)では、美術における人間の表現に関する総論を学んだ後、古代美術における人間表現の展開を
学ぶ。特にギリシャ美術はその後の西洋美術の規範となったものであり、重点的に講義する。スライド、PowerPointな
どを使用する。
「西洋美術特論Ⅱ」
(後期)では、西洋中世後期からルネサンスまでの美術を詳しく学ぶ。スライド、PowerPointなどを
使用する。
授業計画
<前期>
1.導入
2.総論:美術における人間表現(1)
3.総論:美術における人間表現(2)
4.総論:美術における人間表現(3)
5.先史美術における人間像
6.古代ギリシャ美術における人間像(1)
7. 〃 (2)
8. 〃 (3)
9. 〃 (4)
10. 〃 (5)
11. 〃 (6)
12. 〃 (7)
13.古代ローマ美術における人間像(1)
14. 〃 (2)
15.総括
試験・課題等の内容
学期末に筆記試験またはレポートを課す。試験を行う場合
は、教科書と自筆ノートの持込み可とし、授業内容を理解
できていれば答えられるレベルのものとする。どちらのや
り方で行うかを学生と相談して決める場合もある。
評価方法
学期末考査の結果と平素の受講姿勢に基づき、総合的な評
価を行う。
期末考査 70%
平素の受講姿勢(私語・居眠り禁止)
・授業への積極的参
加 30%
科目名
ヨーロッパ思想Ⅰ・Ⅱ
(European ThoughtⅠ・Ⅱ)
<後期>
1.総論:美術作品の意味・類型・様式(1)
2.総論:美術作品の意味・類型・様式(2)
3.中世イタリアの美術(1)
4. 〃 (2)
5. 〃 (3)
6. 〃 (4)
7.初期ネーデルラント絵画(1)
8. 〃 (2)
9. 〃 (3)
10. 〃 (4)
11.イタリア・ルネサンス美術(1)
12. 〃 (2)
13. 〃 (3)
14. 〃 (4)
15.総括
テキスト
前期:関隆志『パルテノンとギリシャ陶器』東信堂
後期:授業で紹介する。
参考文献
前期:授業の中で適宜紹介する。
後期:聖書。その他、授業の中で適宜紹介する。
担当者
単位数
石塚 晃
各2単位
授業の到達目標及びテーマ
ヨ−ロッパ文化を理解するために、その根底にある古代異教思想と初期キリスト教時代以来のキリスト教思想について理
解を深めることを目的とする。
授業の概要
ヨーロッパが古代の異教的世界からキリスト教的世界へと変貌していく古代末期・初期キリスト教時代にひとつの焦点を
おいて論じる。授業計画に書いた各事項は考察の切り口であって、各講義は相互に関連しつつひとつの全体を構成してい
る。
「ヨーロッパ思想Ⅱ」を受講する場合は、
「ヨーロッパ思想Ⅰ」を履修もしくは最後まで聴講していることが望ましい。
授業計画
<前期>
1.序論
2.ヨーロッパ世界の前提
3.古代ローマ時代の諸宗教
4. 〃
5. 〃
6.古代末期・初期キリスト教時代の精神的状況
7. 〃
8. 〃
9.初期キリスト教時代の思想
10.ストア哲学
11.新プラトン主義思想
12.書物による思想の継承
13. 〃
14. 〃
15.まとめ
試験・課題等の内容
学期末にレポートを課す。また平素の授業で文献の音読を
課し、授業への取り組み姿勢の一部として評価する。
評価方法
学期末レポートと平素の授業への取組み姿勢にもとづき、
総合的な評価を行なう。
学期末レポート 70%
平素の受講姿勢・指名への応答 30%
118
<後期>
1.思想表現としてのイメージ
2. 〃
3. 〃
4.思想表現としての空間
5. 〃
6.葬礼について
7. 〃
8.死生観について
9. 〃
10.救済思想について
11. 〃
12.世界観について
13. 〃
14.イコンのある世界
15.まとめ
テキスト
最初の講義で紹介する。
参考文献
聖書。その他、講義の中で適宜紹介する。
科目名
マルチメディア論
(Multimedia Technology)
担当者
単位数
川場 隆
2単位
授業の到達目標及びテーマ
この講義を修了すると、MIDIシーケンサを使って楽曲をコンピュータで演奏できるようになります。また、写真合成を
含む高度な2Dグラフィックスを自ら制作し、ドキュメントやウェブで利用できるようになります。
授業の概要
デジタルミュージックの基礎であるMIDIと合成写真などを作成するグラフィックス処理について、実習を交えて説明
します。マルチメディア作品を作成し、ウェブに掲載できるようになります。
授業計画
<前期>
1.学習方法
2.MIDIの仕組みと楽曲の製作1
3.MIDIの仕組みと楽曲の製作2
4.MIDIの仕組みと楽曲の製作3
5.MIDIの仕組みと楽曲の製作4
6.MIDIの仕組みと楽曲の製作5
7.GIMPによるグラフィックスの作成1
8.GIMPによるグラフィックスの作成2
9.GIMPによるグラフィックスの作成3
10.GIMPによるグラフィックスの作成4
11.GIMPによるグラフィックスの作成5
12.GIMPによるグラフィックスの作成6
13.HTMLの仕組みとウェブの作成1
14.HTMLの仕組みとウェブの作成2
15.HTMLの仕組みとウェブの作成3
テキスト
学習支援システム上に用意してある教材を使う
評価方法
課題評価の総合計を平均してそのまま成績とします
科目名
西洋の歴史
(History of European)
担当者
単位数
細井 浩志
2単位
授業の到達目標及びテーマ
今日の我々にとって政治的・文化的模範とされることが多い西洋がどのようなものかを、歴史的に知ることを目的としま
す。ごく基本的な歴史用語を覚え、ヨーロッパの歴史的形成過程の流れを理解できることが到達目標です。
授業の概要
ヨーロッパという概念の確認より始めて、今日のヨーロッパに関わる歴史的事象を述べ、ヨーロッパ地域・社会・文化の
歴史的形成を概観します。後半ではヨーロッパ世界の地球規模への拡大とその影響の概略を講義します。
授業計画
<前期>
1.はじめに
2.地中海世界の成立―「西洋」の原型ギリシャ
3.ローマ帝国の登場
4.キリスト教の成立
5.ローマ帝国とキリスト教・ローマ帝国の解体
6.フランク王国の成立―「西欧」世界の成立
7.ヨーロッパ封建制の展開
8.ヨーロッパの隣人イスラム帝国
9.ルネサンス
10.宗教改革とヨーロッパの分裂
11.大航海時代と革命の時代
12.西欧諸国の世界征服―ヨーロッパ世界の拡大
13.第1次世界大戦とヨーロッパの動揺
14.第2次世界大戦
15.第2次大戦後のヨーロッパ
試験・課題等の内容
テキスト
重要な歴史用語、事件の内容を理解しているか、またヨー
『地図で訪ねる歴史の舞台―世界』
(帝国書院)
ロッパの歴史的形成について理解しているかを問います。 『
(新共同訳)聖書』
この事件があったのは西暦何年かのような細かい暗記は出
この他、毎回要旨を配布します。
題しません。
参考文献
評価方法
高校世界史程度の知識を前提とします。必要があれば講義
期末試験70% 予習および授業中の様態30%
前にあらかじめ高校世界史Bの教科書を入手して、歴史用
語に馴染んでおくことが必要です。
119
学内の他学部・学科に開放する科目
試験・課題等の内容
単元ごとに課題作品を制作し提出します
科目名
Web入門
(Introduction to HTML & CSS)
担当者
単位数
川場 隆
2単位
授業の到達目標及びテーマ
この講義を修了すると、HTMLとCSSを使って、インターネット上にウェブページを開設し、情報発信できるようになり
ます。
授業の概要
テキストに沿って、HTMLとCSSの基本機能から応用機能までを学習します。各自、HTMLエディタであるEzhtmlとい
うソフトを使い、例題を自ら入力し、作成してみることが基本の学習教程です。学期中2回のウェブ作成課題を出題し、
その評価をもって成績とします。
授業計画
<後期>
1.HTMLとCSSとは何か
2.ページを作ってみる
3.文字のデザイン
4.リンクを貼る
5.背景と罫線のデザイン
6.画像のデザイン
7.課題ウェブの作成1−1
8.課題ウェブの作成1−2
9.横幅と配置のアレンジ
10.テーブルとフォームのアレンジ
11.ページを公開する
12.パワーアップアレンジ
13.課題ウェブの作成2−1
14.課題ウェブの作成2−2
15.まとめ
試験・課題等の内容
ウェブページの作成課題1、ウェブページの作成課題2
テキスト
HTML/XHTML&スタイルシート レッスンブック ソ
シム刊
評価方法
ウ ェ ブ ペ ー ジ の 作 成 1(50 %)
、ウェブページの作成2
(50%)
。それぞれ、
使用したHTMLタグの種類、
CSSの種類、
それらの適用の妥当性を見る。講義で解説したすべての要
素の内、何%の要素を正しく使ったかで評価する。芸術性
は評価の対象としない。
科目名
コンテンツマネジメント
(Instractional Design)
担当者
単位数
川場 隆
2単位
授業の到達目標及びテーマ
よい教材コンテンツとはどんなものかを判断でき、理論と実践技法にしたがって自らよい教材コンテンツを開発できるよ
うになります。この講義を通して得た知識技術により、一般のプレゼンテーションや文書作成についてもより説得力のあ
るドキュメントを作成できるようになります。
授業の概要
教材作成のイロハを、インストラクショナルデザイン(ID)の立場から学びます。Plan-Do-Seeのサイクルにより、よい
コンテンツに仕立て上げていく方法論を体系的に学ぶことができます。授業では、実践を通して理論を学ぶために、各自
でテーマを決めた教材を制作してもらいます。制作した教材は、2回のフィールドテストと評価、修正を経て完成させる
予定です。あなたが作成した教材を実際に使ってテストしてくれる友人、知人、家族を確保しておくとよいでしょう。
授業計画
<後期>
1.IDとは
2.制作する教材のアイデア
3.教材をイメージする
4.教材作りをイメージする
5.教材の責任範囲を明らかにする
6.テストを作成する
7.教材の構造を見極める
8.独学を支援する作戦をたてる
9.教材パッケージを作成する
10.形成的評価を実施する
11.教材を改善する
12.フィールドテスト1
13.評価と修正1
14.フィールドテスト2
15.評価と修正2
試験・課題等の内容
課題として、学期を通じて、各自でテーマを決めた教材を
制作する。教材コンテンツと評価用のテストなどパッケー
ジ一式を制作する。
評価方法
制作した教材がPDCサイクルを通じてどの程度有効なも
のとなったかを評価基準とする。教材を完成した時点で、
60%とし、残り40%は提出された課題をもとに有効性を評
価して加点する。
テキスト
教材設計マニュアル 北王路書房
120
科目名
東アジア史概論
(Introduction to East Asian History)
担当者
単位数
細井 浩志
2単位
授業の到達目標及びテーマ
東アジア史に属する基本的な歴史用語を確認し、東アジア世界の歴史的形成過程の概略を理解することを目標とします。
授業の概要
我々が属する東アジア世界の成立と歴史的展開を、中国を中心に概観します。中華世界の成立に注目してください。また
中国と周辺諸国との相互作用にも注意を向けてください。
授業計画
<後期>
1.はじめに―東アジア世界とは
2.殷周時代
3.秦の登場―「中国」の成立
4.漢の成立―東アジア世界の形成
5.後漢の時代
6.魏晋南北朝―東アジア世界の変化と拡大
7.統一帝国隋の成立
8.唐の繁栄―東アジアの新秩序
9.五代十国と宋
10.モンゴル帝国の世界制覇
11.明の冊封体制
12.異民族国家清
13.欧米列強の東アジア進出―東アジア秩序の変動
14.辛亥革命と中華民国
15.中華人民共和国の成立
評価方法
期末試験70% 予習および授業中の様態30%
科目名
日本史講義Ⅱ
(Lacture on Japanese History)
テキスト
毎回要旨を配布します。
参考文献
高校世界史程度の知識を前提とします。必要があれば講義
前にあらかじめ高校世界史Bの教科書を入手して、歴史用
語に馴染んでおくことが必要です。この他は適宜紹介しま
す。
担当者
単位数
細井 浩志
2単位
授業の到達目標及びテーマ
古代・中世・近世の史料(主に書き下し)になじみ、歴史的背景を理解しつつある程度読めるようになることを目的とし
ます。
授業の概要
歴史学の基本は史料を読むことです。この講義では古代・中世・近世の史料を読みながら、史料の性格を理解して、歴史
情報を読み取る方法を学びます。
授業計画
<後期>
1.はじめに
2.古代史料(その1)
3.古代史料(その2)
4.古代史料(その3)
5.中世史料(その1)
6.中世史料(その2)
7.中世史料(その3)
8.近世史料(その1)
9.近世史料(その2)
10.近世史料(その3)
11.近代史料(その1)
12.近代史料(その2)
13.近代史料(その3)
14.史料と歴史学
15.おわりに
試験・課題等の内容
史料を読み、その意味をとり、歴史情報を引き出せるかど
うかを、試験で見ます。
評価方法
期末試験70% 予習および授業中の様態30%
テキスト
適宜、史料等を配付する予定です。
参考文献
授業中に紹介します。
121
学内の他学部・学科に開放する科目
試験・課題等の内容
重要な歴史用語、事件の内容を理解しているか、また中国
の歴史的形成について理解しているかを問います。この事
件があったのは西暦何年かのような細かい暗記は出題しま
せん。
科目名
キリスト教音楽概論
(Introduction to Christian Music)
担当者
単位数
椎名 雄一郎
2単位
授業の到達目標及びテーマ
西洋音楽の基礎となるキリスト教音楽の歴史を学ぶとともに、古今の宗教音楽の名曲を紹介する。また、キリスト教の歴
史とその音楽の関連についても触れ、
私たちが普段チャペルアワーなどで接する音楽の神学的な意味についても考察する。
授業の概要
実際にキリスト教音楽を聴き、演奏しながら授業を進める。
授業計画
<前期>
1.教会音楽とは
2.讃美歌の成り立ちとその意味
3.礼拝と音楽
4.教会暦とグレゴリオ聖歌
5.カトリックのミサ曲
6.クリスマスの音楽
7.受難節の音楽
8.復活節の音楽
9.レクイエムとは
10.聖母マリアへの賛美
11.オラトリオとは
12.教会とオルガン①
13.教会とオルガン①
14.バッハの宗教曲
15.まとめ
試験・課題等の内容
授業期間中に口頭試問、そして試験期間中に筆記試験を行
う。
評価方法
口頭試問 30%
期末試験 70%
科目名
キリスト教音楽研究
(Christian Music Study)
テキスト
適宜配布する。
参考文献
金澤 正剛著「キリスト教音楽の歴史」
(日本キリスト教
団出版局)
金澤 正剛著「キリスト教と音楽」
(音楽の友社)
担当者
単位数
椎名 雄一郎
2単位
授業の到達目標及びテーマ
キリスト教音楽概論で取り上げたJ.S.バッハの生涯を追いながら、彼の音楽を通して、一キリスト者としての行きかたを
学ぶ。また、古今のキリスト教音楽をより深く理解するため、各自が研究テーマを持ち、発表する。
授業の概要
授業はテキストに沿って学ぶ。また、研究として毎時間、小グループで作品紹介の時間を設け、各自のテーマに沿った研
究と発表を行う。
授業計画
<後期>
1.J.S.バッハに親しむ
2.幼年時代①
3.幼年時代②
4.ルューネブルク時代
5.アルンシュタット時代①
6.アルンシュタット時代②
7.ヴァイマール時代①
8.ヴァイマール時代②
9.ケーテン時代
10.ライプツィヒ時代①
11.ライプツィヒ時代②
12.バッハの音楽と修辞学①
13.バッハの音楽と修辞学②
14.バッハとオルガン
15.まとめ
試験・課題等の内容
期末に筆記試験を行う
評価方法
期末試験100%
122
テキスト
礒山 雅著「バッハ=魂のエヴァンゲリスト」
(講談社学
術文庫)
参考文献
適宜紹介する。
科目名
吹奏楽Ⅰa・Ⅰb
(Wind Orchestra Ⅰa・Ⅰb)
担当者
単位数
草場 紀久子、加藤 豊
各2単位
授業の到達目標及びテーマ
吹奏楽活動の基本となる管打楽器の演奏と合奏することの基本を学ぶ。
授業の概要
各管楽器の組み立て、発音、運指等基礎訓練を行いながら吹奏楽の楽譜の読み方、指揮の見方等学ぶ。基礎教材、簡単な
曲、オリジナルの吹奏楽作品を合奏する。
授業計画
<前期>
1.ガイダンス、楽器備品の説明、パート分け及び編成
2.楽器を吹こう ①テキストを使って
3.楽器を知ろう ①フルート
4.楽器を吹こう ②テキストを使って
5.楽器を知ろう ②クラリネット
6.バンドの成り立ちを学ぼう
7.楽器を吹こう ③テキストを使って
8.楽器を知ろう ③サクソフォン
9.楽器を吹こう ④テキストを使って
10.楽器を知ろう ④トランペット
11.合奏の確認
12.楽曲の合奏 発表会に向けて
13.楽曲の合奏 発表会に向けて
14.楽曲の合奏 発表会に向けて
15.まとめ: 発表会
上記①∼④の順番は前後することがある。
試験・課題等の内容
授業で取り組んだ教材、楽曲の中から演奏
科目名
作編曲法a
(Composition & Arrangement a)
テキスト
YAMAHAバンドスタディ、トレジャリー、合奏の種、ロ
マネスク
ホルスト:第一組曲 音楽祭のプレリュード(2011年度参
考)
参考文献
各楽器の教則本を適宜紹介する
担当者
単位数
安川 徹
2単位
授業の到達目標及びテーマ
自作曲(旋律またはピアノによる)の作曲。コードネームと基本的なコード進行の理解
授業の概要
音楽の成り立ちと旋律と和音やリズムとの関係を探り、多面的な作曲へのアプローチを試みる。
授業計画
<前期>
1.音と音楽
2.さまざまな音階
3.旋律とリズム
4.コードネームとさまざまな和音
5.コード進行
6.簡単な楽曲形式
7.二部形式とは
8.古今東西の名曲の旋律分析
9.三部形式とは
10.単純な和音から複雑な和音まで
11.ピアノ曲にするためには
12.伴奏付けの実際
13.前奏・間奏・エンディング
14.変奏・アドリブについて
15.まとめ
試験・課題等の内容
自作曲の提出
テキスト
随時配布する
評価方法
授業への取組状況 40%
提出課題 60%
参考文献
作曲本 / 野口義修著 / シンコーミュージック
123
学内の他学部・学科に開放する科目
評価方法
運指の習得、発音の安定性(楽器初心者)
授業で取り組んだ楽曲、を安定して吹き通せるか。
(楽器
経験者)
(以上70%)
授業への取組状況(30%)
<後期>
1.ガイダンス、楽器備品の説明、パート分け及び編成
2.楽器を吹こう ①テキストを使って
3.楽器を知ろう ①ホルン
4.楽器を吹こう ②テキストを使って
5.楽器を知ろう ②トロンボーン、低音金管楽器
6.バンドの基礎訓練を学ぼう
7.楽器を吹こう ③テキストを使って
8.楽器を知ろう ③ティンパニー
9.楽器を吹こう ④テキストを使って
10.楽器を知ろう ④鍵盤打楽器
11.合奏の確認
12.楽曲の合奏 発表会に向けて
13.楽曲の合奏 発表会に向けて
14.楽曲の合奏 発表会に向けて
15.まとめ: 発表会
上記①∼④の順番は前後することがある。
科目名
作編曲法b
(Composicion & Arrangement b)
担当者
単位数
吉田 峰明
2単位
授業の到達目標及びテーマ
将来において求められる、作編曲についてのあらゆる対応ができる基礎力を養う。
授業の概要
作曲・編曲の方法論を段階的に展開するとともに、作品の鑑賞や実作の分析を通してそれらの効果を観察し、自身の作編
曲への手がかりとしていく。
授業計画
<後期>
1.メロディーの作り方
2.ハーモニーの作り方(1)
3.ハーモニーの作り方(2)
4.伴奏の付け方(1)
5.伴奏の付け方(2)
6.音楽の形式(1)
7.音楽の形式(2)
8.楽譜の作り方
9.単一音色の響き
10.複数音色の響き
11.編曲の基礎(1)
12.編曲の基礎(2)
13.歌詞のある作品について(1)
14.歌詞のある作品について(2)
15.音楽のスタイルとまとめ
試験・課題等の内容
作品またはレポートを提出
テキスト
こちらで用意する
評価方法
提出物70%、授業への取組状況30%
科目名
障害児心理学a・b
(Psychology of Disabled Children a・b)
担当者
単位数
黒山 竜太
各2単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
障害とは何か?それぞれの障害に関する診断基準や心理・行動特性について、基礎的な知識を取得するとともに、教育・
支援の方法について理解を深める。具体的には、視覚障害、聴覚障害、運動障害、知的障害自閉症、発達障害などを中心
に基礎的事項を幅広く学習する。
知的障害、自閉症を中心とする発達障害の心理・行動特性と支援方法について理解を深める。後期は前期の内容を受けた、
より高度な内容となっている。障害児心理学領域の最先端の知見にも触れながら、障害について理解を深める。
授業の概要
下記授業計画に従いテーマを持って進めていく。
授業計画
<前期>
1.障害とは?
2.視覚障害の心理・行動特性
3.聴覚障害の心理・行動特性
4.運動障害、重度・重複障害の心理・行動特性
5.言語障害の心理・行動特性
6.知的障害の心理・行動特性
7.自閉症の心理・行動特性
8.自閉症スペクトラム障害の心理・行動特性
9.ダウン症の心理・行動特性
10.LD児の心理・行動特性
11.ADHD児の心理・行動特性
12.病弱児の心理・行動特性
13.障害の発見と早期発達支援
14.特別支援教育とは
15.まとめ
<後期>
1.アセスメントについて
2.知的障害児の心理・行動特性と支援
3.自閉症児の心理・行動特性と支援⑴
4.自閉症児の心理・行動特性と支援⑵
5.LD児の心理・行動特性と支援⑴
6.LD児の心理・行動特性と支援⑵
7.ADHD児の心理・行動特性と支援⑴
8.ADHD児の心理・行動特性と支援⑵
9.障害受容について
10.発達障害児に対する指導技法⑴
11.発達障害児に対する指導技法⑵
12.発達障害児に対する指導技法⑶
13.発達障害児に対する指導技法⑷
14.発達障害児に対する指導技法⑸
15.まとめ
試験・課題等の内容
随時試験を実施する予定。
テキスト
曻地勝人ら
「障害特性の理解と発達援助」
(ナカニシヤ出版)
評価方法
授業への取組状況20%、レポート60%、小テスト20%
124
科目名 イタリア語Ⅰa・Ⅰb
(Italian I a・I b)
担当者 野田 ディーナ
単位数 各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
この講座では、イタリア語の正しい発音を学び、特に日本語と異なる発音、及び日本語を母国語とする学生にとって正し
い発音がしにくい音に重点をおく。加えて文法の基本的規則を簡単な文を使って練習していく。授業の目的は日常の簡単
な会話や文を理解し、正しい音で伝達できることである。
授業の概要
下記授業計画に従いテーマを持って進めていく。
授業計画
<前期>
1.
2.
3.
4.
5. 1.オーラルアプローチを中心として、主に発音や
6. イントネーションの練習をする。
7. ・特に日本人にとって発音が難しい音
8. ・聞き取りにくい音
9. ・イントネーションの基本パターン
10. 2.基礎的な会話:挨拶・自己紹介・人の紹介・
11. 簡単な日常会話・基本的な文法
12.
13.
14.
15.
評価方法
期末試験 60%
課題・提出物 30%
授業への取組状況 10%
科目名 イタリア語Ⅱa・Ⅱb
(Italian II a・II b)
テキスト
プリントを配布する。
参考文献
MAZZETI, FALCINELLI, SERVADIO, QUI ITALIA
K. KATERINOV & M. C. BORIOSI KATERINOV,
LA LINGUA ITALIANA PER STRANIERI
LINGUA E VITA D' ITALIA
担当者 野田 ディーナ
単位数 各1単位(半期)
授業の到達目標及びテーマ
一年目で学習した構文に基づいて、聞ける、使えるパターンをさらに拡げて発展させる。この講座では、いろいろな伝達
の状況において、はっきりと正確に自己表現ができ、相手の話も正しく理解できるよう練習する。文化に関する文章の読
解や作文も取り入れる。
授業の概要
下記授業計画に従いテーマを持って進めていく。
授業計画
<前期>
<後期>
1.
1.
2.
2.
3.
3.
4.
4.
5. 1.会話表現:自分の生活や習慣についての表現。
5.
6. 色々な招待の仕方、受け方、断り方、
6. 1.会話表現:起きたことや自分がやったことに関
7. 許可をもらう、与える状況に関する
7. する表現。
8. 表現。
8.
9.
9. 2.文 法:過去形の作り方と使い方
10. 2.文 法:よく使う不規則動詞・助動詞・前置
10.
11. 詞
11.
12.
12.
13.
13.
14.
14.
15.
15.
試験・課題等の内容
Final Test : 授業でやった内容の確認
①発音問題、リスニング、書き取り問題
②文法的ストラクチャーの確認
③場面を見て自分で会話が出来る事と簡単な作文
④簡単な文を読んで内容についての質問に答える。
評価方法
期末試験 60% 課題・提出物 30%
授業への取組状況 10%
テキスト
プリントを配付する。
参考文献
QUI ITALIA (by MAZZETI, FALCINELLI, SERVADIO)
LA LINGUA ITALIANA PER STRANIERI
LINGUA E VITA D' ITALIA
(by K. KATERINOV & M. C. BORIOSI KATERINOV)
125
学内の他学部・学科に開放する科目
試験・課題等の内容
Final Tests:授業でやった内容の確認
①発音問題、リスニング、書き取り問題
②文法的ストラクチャーの確認
③場面を見て自分で会話が出来る事と簡単な作文
<後期>
1.
2.
3.
4.
5. 1.文章の中でのイントネーションのパターン練習
6.
7. 2.色々な場面を目で見て、学生が能動的に参加
8. しながら、耳でとらえた構文を繰り返すこと
9. により、正しい発音とイントネーションで、
10. 文法や表現を身につけ、実際に使えるように
11. する。
12.
13.
14.
15.
科目名
音楽療法概論
(General Studies in Music Therapy)
担当者
単位数
古賀 幹敏
2単位
授業の到達目標及びテーマ
「音楽療法とは何か」について歴史上の音楽の発生から、音楽と人との関係、療法としての音楽の歴史を学び、現在の音
楽療法の状況を知る。同時に、自己と音楽との関係、自己の考える音楽療法について考察を深めていく。
授業の概要
授業計画にあるそれぞれの分野の音楽療法について、VTRやDVDを視聴し、臨床場面への理解を深める。同時に臨床現
場で用いる実際の楽器等や呈示を行い演奏方法や生の音楽に触れる。
授業計画
<前期>
1.音楽療法とは(日本音楽療法学会の定義及び狭義の定義、広義の定義)
2.音楽療法の主な理論(行動理論、人間学的理論)
3.音楽療法の主な理論(薬物理論、精神分析理論)
4.音楽活動の適応領域(児童)
5.音楽活動の適応領域(成人)
6.音楽活動の適応領域(高齢者)
7.音楽療法の主な音楽活動(受動的なもの)
8.音楽療法の主な音楽活動(能動的なもの)
9.音楽療法技法(個人を対象としたもの)
10.音楽療法技法(集団を対象としたもの)
11.音楽療法に用いられる楽器
12.音楽療法士の資格について
13.音楽療法での即興演奏
14.音楽療法での編曲
15.まとめ
試験・課題等の内容
レポート提出
小テスト
評価方法
レポート 50%
小テスト 30%
授業への取り組み状況 20%
科目名
健康生活概論
(Outline of Wellness Life)
テキスト
松井紀和 『音楽療法の手引き』
(牧野出版)
参考文献
村井靖児 『音楽療法の基礎』
(音楽之友社)
担当者
単位数
食生活健康学科専任教員分担
2単位
授業の到達目標及びテーマ
学科の基礎科目として、1年前期に開講する。健康生活学部がかかげている教育理念を明らかにし、健康生活学を体系化
する専門教育について、各専門分野別の専任教員が概説し、目的意識をもって積極的に学問、研究に取り組む体制を促す。
授業の概要
管理栄養士としての社会的貢献を充実、推進させる基礎知識及び基礎技術をより高度な専門的知識及び技術として展開す
る事を認識させ、自らが活躍しうる専門分野の方向性を示唆する。
授業計画
<前期>
オムニバスでの担当
1.健康の問題を考える場合、人間そのものをどのように理解するかが鍵となる。この講義では、主に心と身体 二瓶
に加えてスピリチュアルな側面を含めて包括的にとらえるキリスト教の人間観について学ぶ。
2.健康増進及び疾病予防の鍵となる運動と栄養摂取のあり方についての要点を学習する。
福田
3.管理栄養士としてどの分野に進もうとも、生体内で起こる物質代謝を理解することが不可欠である。臓器に 相川
よるエネルギー代謝の違いを取り挙げ、物質代謝を学ぶ際の要点を学習する。
4.正常な人体の構造及び機能について学ぶ。人体は細胞の組み合わせによって、器官系がつくられており、そ 井上
れらの相互作用によって全体として生命活動を営んでいる事を理解する。
5.食品学の基本的な学問分野は、化学及び生物なので、これらの科目の食品学との関係性を学び、さらに食品 伊佐
が健康な生活を営む上でどのように関わっているのかを学習する。また、本学における専門教育課程の中で
どういった位置付けにあるのかなどについて講義する。
6.管理栄養士の視点からスポーツ医学について講義する。
楠本
7.公衆栄養学分野に関する講義を行う。
山田
8.調理の意義および調理学で学ぶ内容と学科で学ぶ他の科目との関わりについて解説します。
久木野
9.発育と栄養、食生活のあり方と健康などを主として取り上げ、人間が健康な生活をおくるための最も重要な 上江洲
要素として栄養学を認識させる。
10.運動・スポーツに関するトレーニングに触れ、今後の生活における望ましい身体運動、スポーツのあり方に 小森
ついて考える。
11.栄養教育とは、現在の栄養や健康状態における問題を発見し、解決していこうとする意欲、行動力を持たせ 松永
るために援助する行為である。栄養教育の過程、方法についての認識を深め、専門基礎科目との関連につい
て理解する。
12.将来広い専門知識を持って栄養指導ができる管理栄養士養成のために必要な臨床医学の基礎知識を疾病につ 馬場
いて早期導入し、以後の勉学の動機づけとする。
13.臨床における管理栄養士の役割を理解し、臨床栄養学に必要な基礎知識や臨床現場でのイメージを養うこと 松下
を目的として講義する。
14.給食施設における栄養面、安全面、経済面、組織面等のマネジメントやマーケティングの原理や応用につい 山口
て理解し、マネジメントの基本的な考え方を学習する。
15.全体を通して要点をまとめる。レポートの提出について説明する。
久木野
試験・課題等の内容
講義内容をレポートにまとめる。
テキスト
プリントを配付する。
評価方法
レポート内容70%、授業中の態度・取り組み状況30%。
参考文献
必要に応じて、別途指示する。
126
科目名
食料経済・流通論
(Food Economics and Distribution Theory)
担当者
単位数
ガンガ 伸子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
ひとは生きていくために毎日多くの財(商品)やサービスを消費するが、なかでも食料は生存のためになくてはならない
基本的な消費財である。わたしたちが健康で豊かな食生活を維持していくためには、食料の生産・流通・消費に至るさま
ざまな領域で起こっている問題について考えてみる必要がある。この講義では、食料に関する理論と現実の問題について
理解し、望ましい食生活を実現するために、わたしたちが改善していくべきことを考える。
授業の概要
食料の流れを、消費者から生産の方向にたどり、総合的にとらえようとするフードシステムの仕組みと、フードシステム
の経済学を学ぶ上で欠くことのできない基礎的な概念と事実について解説していく。
授業計画
<前期>
1.イントロダクション(フードシステム)
2.食品の商品としての特徴
3.食品選択の理論
4.食品需要の価格弾力性
5.所得弾力性とエンゲル係数
6.食生活の成熟
7.食料消費パターンの変化
8.食料の安全保障と食料自給率
9.家族の変化と食生活
10.食品工業の構造
11.食品流通業の革新
12.外食・中食の成長
13.世界の人口と食料
14.食生活と政府の役割
15.まとめ
テキスト
時子山ひろみ、荏開津典生著「フードシステムの経済学」
医歯薬出版
評価方法
試験80%、取組状況20%
科目名
生化学
(Biochemistry)
担当者
単位数
相川 忠臣
2単位
授業の到達目標及びテーマ
人間の健康を維持するための栄養管理に必要な生化学的知識を身につける。
授業の概要
細胞と生体全体の生理機能は化学反応によって支えられている。次の2点に重点をおいて学ぶ。
1.栄養素、生体構成成分や生理活性物質の細胞内代謝。
2.消化管、肝臓、筋肉、脂肪、腎臓、神経系など各臓器の代謝機能の分担。
授業計画
<後期>
1.細胞の構造と機能
2.生体エネルギー、ATPの産生と利用
3.解糖系、ATPによるリン酸化、ATP産生
4.酵素の機能、補酵素としてのビタミン
5.クエン酸回路、電子伝達系、酸化的リン酸化
6.三大栄養素の消化と吸収、同化と異化の代謝
7.糖質代謝1 血糖維持と神経系
8.糖質代謝2 肝糖質代謝と筋肉蛋白
9.脂質代謝1 肝脂質代謝と脂肪組織
10.脂質代謝2 中間試験
11.タンパク質とアミノ酸の代謝1
12.ヘモグロビン、ヘム、鉄の代謝
13.タンパク質とアミノ酸の代謝2
14.ヌクレオチドと核酸の代謝1
15.ヌクレオチドと核酸の代謝2 総括
試験・課題等の内容
修得すべき内容を到達目標として配布する。到達目標に準
拠した試験をおこなう。
評価方法
中間試験45%、期末試験45%、ミニテストと取組状況10%
テキスト
生化学テキスト(文光堂)毎田徹夫著
参考文献
マクマリー生物有機化学生化学編(丸善)
127
学内の他学部・学科に開放する科目
試験・課題等の内容
試験(教科書及びノート等の持込みは不可)
科目名
栄養学
(Nutritional Science)
担当者
単位数
上江洲 香代子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
栄養の基本的概念およびその意義について理解するとともに、健康の維持・増進、疾病の予防・治療における栄養の役割
を理解し、エネルギー、栄養素の代謝とその生理的意義を理解する。
授業の概要
まず、栄養と健康および疾病とのかかわり、栄養と食生活の関係、および栄養学の歴史的背景から栄養の意義を学ぶ。次
に、栄養素の生理的作用、体構成成分としてのエネルギー源などの役割、栄養素の体内相互変換およびその機能性につい
て学ぶ。さらに、摂食行動から消化・吸収および栄養素の体内運搬までを体系づけて学ぶとともに、代謝における各臓器
の特徴や臓器間の連携に焦点をあてながら体系づけて学ぶ。また、栄養現象と遺伝素因との相互作用について学ぶ。
授業計画
<後期>
1.栄養の定義、健康と栄養、食生活と健康
2.栄養学史
3.摂食行動、日内リズムと栄養補給
4.消化・吸収と栄養素の体内動態
5.タンパク質の栄養⑴:体内代謝、アミノ酸の臓器間輸送
6.タンパク質の栄養⑵:摂取タンパク質の評価
7.糖質の栄養⑴:エネルギー源としての作用、体内代謝
8.糖質の栄養⑵:血糖とその調節、他の栄養素との関係
9.脂質の栄養⑴:体内代謝、臓器間輸送、貯蔵エネルギーとしての作用
10.脂質の栄養⑵:コレステロール代謝調節、摂取脂質の評価
11.ビタミンの栄養⑴:水溶性ビタミンの構造と機能
12.ビタミンの栄養⑵:脂溶性ビタミンの構造と機能
13.ミネラルの栄養:分類と機能
14.水・電解質の栄養
15.エネルギー代謝
試験・課題等の内容
講義時間内に10分間程度の小テストを行うことがある。講
義内容に関する期末試験を実施。必要に応じてレポート提
出。
評価方法
期末試験 80%
小テストおよびレポート 10%
授業への取組状況 10%
科目名
デザイン論
(Introduction to Design)
テキスト
脊山洋右・野口忠 編「基礎栄養学」
(東京化学同人)
参考文献
奥恒行・柴田克己 編「基礎栄養学」
(南江堂)
小林修平/山本茂 編「人体栄養学の基礎」
(建帛社)
岸恭一・木戸康博 編「タンパク質・アミノ酸の新栄養
学」
(講談社サイエンティフィク)
吉村昭「白い航跡」
(講談社)
担当者
単位数
浜谷 信彦
2単位
授業の到達目標及びテーマ
私たちの生活を取巻く身近なデザインの例を通して、人と人・人とモノ・人と社会の間でデザインによるコミュニケーショ
ンなどを理解する。また、各デザイン領域に共通する感性と論理や技術の基礎を捉えて、デザインの見方、考え方など身
につける。
授業の概要
モノ・情報・空間のデザイン領域を中心に、グラフィックやプロダクトなど、各領域のスタンダード・デザインを画像と
共に紹介し、事例研究をする。デザインの魅力を探り、企画やコンセプト、変遷、市場展開、ブランドなどデザインの背
景にある物語について考察していく。また、理解を深めるため短時間のワークを取り入れることもある。
授業計画
<前期>
1.デザインとは、各領域と概要
2.コミュニケーションとデザイン
3.CIと企業理念
4.VI(ビジュアル・アイデンティティー)
5.ロゴタイプ、シンボルマーク、キャラクタ
6.広告 CM、ポスター、コピー
7.パッケージ、編集、ディスプレー
8.生活雑貨
9.キッチンツール
10.家具、玩具
11.家電製品 三種の神器
12.自動車、交通
13.クラフト
14.デザインにおける現代の課題
15.まとめ
試験・課題等の内容
レポート
評価方法
レポート 50%
学習状況(取組・課題提出)50%
128
テキスト
プリント等(担当教員が随時作成し配布する。
)
科目名
建築の歴史Ⅰ
(History of Architecture Ⅰ)
担当者
単位数
宮本 達夫
2単位
授業の到達目標及びテーマ
今後のデザイン活動のために日本および外国における各時代の建築様式の流れを理解する能力を身に付けます。
授業の概要
日本独自の宗教建築である神社について知識を深め、さらに外国における古代、中世及び近代の建築の歴史について学び
ます。
授業計画
<前期>
1.日本の住居形式
2.神社建築(1)
3.神社建築(2)
4.神社建築(3)
5.神社建築(4)
6.神社建築(5)
7.古代エジプト建築(1)
8.古代エジプト建築(2)
9.古代エジプト建築(3)
10.中世ロマネスク建築(1)
11.中世ロマネスク建築(2)
12.中世ゴシック建築(1)
13.中世ゴシック建築(2)
14.近代の住居(1)
15.近代の住居(2)
評価方法
試験およびレポートで評価します。
科目名
構造力学Ⅰ
(Structural Mechanics Ⅰ)
テキスト
適宜プリントを配布し、かつWEB上で講義資料を公開し
ます。
参考文献
第3版コンパクト建築設計資料集成(日本建築学会)
、日
本建築史図集(日本建築学会)
担当者
単位数
石神 忍
2単位
授業の到達目標及びテーマ
構造計算の初歩的素養を会得することを目的とします。すなわち、構造物に作用する力を定量的に算定する手法について
会得します。
授業の概要
力学に関する初歩的な事項を学んだ後、単純モデル化した構造骨組(梁、ラーメン)に作用する力・反応する力について
学びます。暗記するのではなく解ける力を養う必要性から講義内演習を実施します。
「構造力学Ⅱ」の前段階と位置付け
る授業です。
授業計画
<後期>
1.力学に関する基礎知識①(力の概念)
2.力学に関する基礎知識②(合力と分力 ※図式解法、算式解法)
3.構造力学に関する基礎知識①(モーメント)
4.構造力学に関する基礎知識②(つり合いの条件)
5.構造力学に関する基礎知識③(支点反力)
6.構造物の安定・不安定①(安定の条件)
7.構造物の安定・不安定②(安定・不安定の判別)
8.梁部材の構造力学①(軸方向力図、せん断力図、曲げモーメント図)
9.梁部材の構造力学②(集中荷重と応力)
10.梁部材の構造力学③(等分布荷重と応力)
11.ラーメンの構造力学①(軸方向力図、せん断力図、曲げモーメント図)
12.ラーメンの構造力学②(門型ラーメンへの水平加力と応力)
13.ラーメンの構造力学③(門型ラーメンへの鉛直加力と応力)
14.ラーメンの構造力学④(ヒンジ付き門型ラーメンへの加力と応力)
15.数値計算総合演習、総括
試験・課題等の内容
期末試験を実施します。必要に応じて宿題を出します。
テキスト
浅野清秀:やさしい構造力学(学芸出版社)
評価方法
期末試験100%
参考文献
宮島正栄:初めて学ぶ建築の数学(オーム社)
,二見秀雄:
構造力学(市ヶ谷出版)
,
日本建築学会:構造用教材(丸善)
129
学内の他学部・学科に開放する科目
試験・課題等の内容
筆記試験を実施します。
科目名
テキスタイルマテリアル
(Textile Materials)
担当者
単位数
吉田 大介
2単位
授業の到達目標及びテーマ
現代において『衣』はファッション化,個性化的要素への指向がますます高まり,あまりにも社会環境,風習,職業,流
行などからの制約や影響が大きく,ともすれば『衣』本来の目的である,自然環境への対応がなおざりにされがちである.
この解決のためには,デザイン的な工夫とともに,材料の果たす役割を学ぶことが大切である.
授業の概要
授業計画に従い、講義形式でおこなう.この講義では被服材料である繊維,糸,布等の基礎的な性質,性能について学び,
それが『衣』の性能にどのように関係づけられるかを考察する.また,繊維製品であるカーペット,カーテン等のインテ
リア材料についても十分な考察をしたい.
授業計画
<後期>
1.被服の機能
2.繊維とは何か
3.天然繊維1 ─ セルロース系繊維 ─
4.天然繊維2 ─ たんぱく質系繊維 ─
5.化学繊維1 ─ 再生繊維,半合成繊維 ─
6.化学繊維2 ─ 合成繊維 ─
7.繊維の鑑別
8.糸
9.織物と編物
10.被服材料性能1
11.被服材料性能2
12.インテリア材料としての繊維
13.繊維製品の利用1
14.繊維製品の利用2
15.まとめ
試験・課題等の内容
筆記試験をおこなう。
テキスト
林雅子監修,
“被服材料学”
,実教出版,改訂版
評価方法
レポートおよび試験等による総合評価70%
出席状況・授業に対する取り組み方30%
参考文献
日本家政学会編,
“被服の資源と被服材料”
,朝倉書店
熨斗秀夫他,
“現代被服材料学”
,朝倉書店
木戸猪一郎,
“繊維材料各説”
,三共出版
吉川和志,
“新しい繊維の知識”
,鎌倉書房
その他
科目名
アパレル科学
(Apparel Science)
担当者
単位数
寺田 貴子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
衣服の起源や、衣生活で用いられる材料全般の種類や性質、それらが入手されて廃棄に至るまでについて科学的に理解し、
合理的で快適な衣生活を構築するために必要な知識を習得する。
授業の概要
アパレルの歴史と科学的な基礎理論について、テキストを中心に、適宜ビデオやパワーポイント(スライド)などを用い
て講義を行う。
授業計画
<後期>
1.本授業の目的
2.衣生活の歴史・アパレルの変遷と役割(1)
3. 〃 (2)
4.アパレル材料(1)
5. 〃 (2)
6. 〃 (3)
7.アパレルデザイン(1)
8. 〃 (2)
9.アパレルと生理・衛生(1)
10. 〃 (2)
11.アパレルの管理(1)
12. 〃 (2)
13.現代の衣生活(1)
14. 〃 (2)
15.まとめ
試験・課題等の内容
学期末の定期試験において、衣生活全般に関する基礎理論
の知識を問う筆記試験を行う。
テキスト
松生勝 編著 「アパレル科学概論」
朝倉書店 ISBN4254-6022-2C3377
評価方法
試験80%、授業態度20%で評価する。
参考文献
小林茂雄 他 共著 「衣生活論」
弘学出版
130
科目名
芸術・文化論Ⅱ
(Art and Culture II)
担当者
単位数
津田 礼子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
美術における人間の表現、風景の表現には宇宙観、世界観、人間観が反映されている。特に、古代ギリシアからロマン主
義に至るまでの西洋において、宇宙や世界、及び人間はどのように捉えられていたのかを知る。また、東洋、特に日本と
の違いをみる。
授業の概要
西洋の人物画を通し、西洋における人間観の変遷を、西洋の風景画を通し、西洋における世界観の変遷をみる。また、日
本の風景画、工芸装飾文様を通し、花鳥風月など、自然の情趣を愛し生きてきた日本人の生活と美意識、自然観をみる。
授業計画
<後期>
1.人物画と西洋の人間観の変遷(1).:ギリシア、ルネッサンス
2.人物画と西洋の人間観の変遷(2)
:ギリシア、ルネッサンス
3.人物画と西洋の人間観の変遷(3)
;15、16世紀ネーデルラント
4.人物画と西洋の人間観の変遷(4)
:17世紀オランダ
5.人物画と西洋の人間観の変遷(5)
:美と醜の表現
6.日本の美意識と自然の情趣(1)
:大和絵、絵巻物
7.日本の美意識と自然の情趣(2)
:陶磁器の文様、絵
8.風景画と西洋の自然観の変遷(1)
:プッサン、ロラン
9.風景画と西洋の自然観の変遷(2)
:牧歌的風景画
10.風景画と西洋の自然観の変遷(3)
:オランダ風景画
11.風景画と西洋の自然観の変遷(4)
:ターナー、フリードリッヒ
12.風景画と西洋の自然観の変遷(5)
:優美と崇高
13.人間観と自然観の変遷(1)
14.人間観と自然観の変遷(2)
15.まとめ
試験・課題等の内容
試験により授業の内容を理解しているかどうかを問う
科目名
外国人言語支援法
(Language Support for Foreign Residents)
参考文献
ケネス・クラーク「芸術と文明」法政大学出版局
ケネス・クラーク「風景画論」岩崎美術社
源 豊宗「日本美術の流れ」思索社
担当者
単位数
宮崎 聖乃
2単位
授業の到達目標及びテーマ
多文化共生社会を目指した言語支援について考えること
授業の概要
「支援」
という言葉には
「困っている人を助けてあげる」
という印象を抱きがちであるが、
多文化共生社会を目指した支援は、
必ずしもそういった一方向的な支援に限らない。授業では地域住民としての「外国人」が年々増加している現状を理解し、
身近なところから、異文化接触、異文化理解について考える。さらにその現状にふさわしい支援のあり方を、言語支援を
中心に実例とともに考察していく。
グループでのディベートやディスカッション、ゲストスピーカーを招いてのディスカッションなども予定している。
授業計画
<後期>
1.オリエンテーション
2.異文化接触と異文化理解
3. 〃
4.ディスカッション①(ゲストスピーカー)
5.多文化共生社会とは 「外国人」とはだれか
6. 〃
7. 〃
8.ディベート①
9.支援の必要性とさまざまな支援のあり方
10. 〃
11.ディスカッション②(ゲストスピーカー)
12.支援活動計画
13. 〃
14. 〃
15.まとめ
試験・課題等の内容
テキスト
発表(さまざまな地域・施設で行われている支援について)
授業の中でハンドアウトを配布
レポート(テーマは授業中に指示)
参考文献
評価方法
八代京子
「異文化トレーニング―ボーダレス社会を生きる」
三修社、
八代京子
「日本語教師のための異文化理解とコミュ
発表およびレポート70% 授業への取組状況30%
ニケーションスキル」
、みなみ ななみ「まんが クラスメ
イトは外国人」他、授業の中で紹介
131
学内の他学部・学科に開放する科目
評価方法
出席 10%
作品鑑賞ノート10%
レポートまたは期末試験 80%
テキスト
なし
プリント配布
科目名
海外実習
(Preparation for Study Abroad)
担当者
単位数
政次 カレン
2単位
授業の到達目標及びテーマ
This class is required for students taking part in the early childhood education study abroad program at Central
Queensland University in Australia. Students will practice the language skills necessary to communicate during the
journey, in their home stay families, on campus, in schools, and daily life in Australia. They will also plan and prepare
to teach Japanese cultural activities to Australian children.
授業の概要
In-class activities will include conversation practice, group discussions and individual presentations in preparation for
the Australian classroom. Students will also learn about Australian culture and early childhood education, and practice
explaining Japanese culture and lifestyle in English. Students will prepare a portfolio about themselves to give to their
home stay family.
授業計画
<前期>
1.Introduction to the Program
2.Getting There
3.Changing Money
4.Host Family
5.Feeling Sick
6.Eating Out
7.Talking about Family
8.Talking about Japan
9.At a Pub
10.Daily Plans
11.Taking a Bus
12.Shopping
13.At the Post Office
14.Troubleshooting
15.Saying Goodbye
試験・課題等の内容
In-class presentations and discussions; online homework;
self-introduction portfolio; preparation for teaching
Japanese culture.
評価方法
In-class activities & participation: 30%.
Homework & Self-introduction file: 30%.
Completion of programme: 40%
科目名
子どもの平和学
(Peace Studies for Children)
テキスト
Passport (1st Edition), A. Buckingham & N. Whitney.
Oxford University Press.
参考文献
Teacher handouts.
担当者
単位数
上出 恵子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
平和とは子どもたちが伸びやかに育つための環境の最たるものである。このように子どもという存在が平和と不可分であ
ることを、被爆地でもある長崎の地から考え、子どもの平和学の確立を目指すものである。
授業の概要
子どもたちの立場から平和とは何かについて学ぶ。日本において特に問題となっている「子どもの貧困」について理解し、
若者の雇用問題も視野に入れて、平和構築の基盤について考えを深める。その上で、平和を実現するためには何が重要な
のかを、長崎で行われている平和学習を参照しながら学んでいく。
授業計画
<後期>
1.平和学とはなにか
2.日本の子どもたち・子どもの貧困
3.日本の子どもたち・子育て世代の貧困
4.日本の子どもたち・若者の雇用問題
5.世界の子ども政策・フィンランドなど
6.世界の子ども政策・オランダなど
7.日本の子ども政策
8.戦争と子どもたち・子どもの権利条約の背景
9.戦争の悲惨・暴力の連鎖
10.長崎の悲劇・キリシタンの街
11.長崎の悲劇・近代化と原爆投下
12.長崎の平和学習
13.ピースメーカーとしての子どもたち
14.子どもの平和構築
15.子どもの平和学の可能性
試験・課題等の内容
授業内容に基づいた試験
テキスト
随時配付の資料を使用する。
評価方法
試験60%、取組状況20%、授業中の態度20%
参考文献
授業時に指示する。
132
科目名
ジェンダー論
(Gender Studies)
担当者
単位数
石川 由香里
2単位
授業の到達目標及びテーマ
男性と女性のライフコースの違いから、両者の社会的位置づけについて考える。そして自明なものと思われている男性・
女性という性別カテゴリーの2分法から生じる社会的差別構造について再考する
授業の概要
ライフコース上の様々な出来事を取り上げながら、そこに存在するジェンダーの問題について解説する。
授業計画
<後期>
1.共学・別学の意味を考える
2.性別特性論
3.教育と就労の接合
4.職場での性差別
5.家事労働論
6.ケア労働①育児
7.ケア労働②介護
8.男らしさの病
9.ジェンダー・バックラッシュ
10.生殖の管理
11.セクシュアリティ
12.生命倫理
13.性犯罪と性差別
14.性の商品化
15.ジェンダー・ポリティクス
テキスト
特に定めない
評価方法
授業参加の様子20%と試験の結果80%により判断する
参考文献
講義中に適宜紹介する
科目名
児童文化
(Child Culture)
担当者
単位数
上出 恵子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
児童文化財といわれるものについて幅広く取りあげ、日本における子どもと文化についての理解を深める。その上で、ど
のような問題がそこにあるのかを考察する。
授業の概要
子どもという概念が誕生した近代社会の問題を明らかにした上で、そのような子ども観の定着に寄与した児童文学の歴史
をふまえながら、様々な日本の子ども文化についての知識を深め、その問題を明らかにする。
授業計画
<前期>
1.
「子ども」の誕生
2.日本の児童文学・児童文学のはじまり
3.日本の児童文学・近代児童文学
4.日本の児童文学・現代児童文学
5.絵本について・子どもと絵本
6.絵本について・ポストモダンの絵本たち
7.紙芝居について
8.アニメについて
9.マンガ・コミックについて
10.唱歌・童謡について
11.ストーリーテリング・口演童話について
12.子どもと遊び・遊ぶ子どもたち
13.子どもと遊び・遊びの場と時間と仲間たち
14.子どもと遊び・現代社会と子どもの遊び
15.子どもと文化をめぐる諸問題
試験・課題等の内容
授業内容に基づいた試験
テキスト
皆川美恵子・武田京子編著『児童文化』
(ななみ書房)
評価方法
試験60%、取組状況20%、授業中の態度20%
参考文献
授業時に指示する。
133
学内の他学部・学科に開放する科目
試験・課題等の内容
学期末に試験を行う
科目名
日本文化論
(Japanese Culture)
担当者
単位数
上出 恵子
2単位
授業の到達目標及びテーマ
日本の年中行事や記念日を取りあげて日本文化の特質についての理解を深め、子どもたちにそのような文化を伝えていく
確かな知識を方法を学ぶ。
授業の概要
日本の年中行事の中でも最たるものである正月行事を中心に、様々な年中行事を取り上げ、暦や通過儀礼についての考察
を行い、私たちの生活に根付いた文化の諸相を明らかにする。
授業計画
<後期>
1.生活の中の日本文化
2.月ごとの行事・記念日①
3.月ごとの行事・記念日②
4.節句について−五節句
5.暦について−太陽暦など
6.干支について−十二支など
7.通過儀礼について−七五三など
8.クリスマスについて①
9.クリスマスについて②
10.正月について①
11.正月について②
12.正月について③
13.節分について
14.ひな祭りについて
15.日本文化の特色
試験・課題等の内容
授業内容をふまえた課題レポート
評価方法
レポート50%、提出物20%、取組状況10%、授業中の態度
20%
科目名
早期英語教育演習Ⅱ
(Early Childhood English Education Workshop II)
テキスト
萌文書林編集部編『子どもに伝えたい年中行事・記念日』
(萌文書林)
参考文献
皆川美恵子・武田京子編著『児童文化』
(ななみ書房)な
ど
担当者
単位数
政次 カレン
2単位
授業の到達目標及びテーマ
Students will learn and practice methods for teaching English to children in the Japanese context, from kindergarten
to elementary school. Students will increase their confidence in using English while learning activities suitable for
children's English classes.
授業の概要
This is a practical workshop-style class with the emphasis on teaching English through English. Students will
learn and practice teaching methods in class in preparation for teaching practice at local elementary schools and
kindergartens.
日本の保育園や幼稚園から小学校までの子ども達を対象に英語を教えるための基本的な教授法を学ぶ。子ども英語の活動
を組み立てる上で、対象者のレベルや年齢や発達段階に適した活動とはどのようなものかを学習する。また、教師として
の自分の英語力に自信をつけるため、英語力も伸ばしていく。
授業計画
<後期>
1.Introduction to Phonics
2.Introduction to Reading
3.Introduction to Writing
4.Storytelling
5.Story Activities
6.Literacy Activities Design/TP
7.Drama/TP
8.Craft
9.Materials Design/TP
10.Classroom Mangement/TP
11.Classroom Mangement/TP
12.Lesson Planning
13.Curriculum Design
14.Evaluation & Assessment
15.Review & Feedback
試験・課題等の内容
Students will complete portfolio tasks, plan activities, and
prepare materials for use in teaching practice. There will
be regular reading homework.
評価方法
In-class activities & participation: 40%.
Assignments and portfolio tasks: 60%
134
テキスト
子ども英語指導ハンドブック English for Primary Teachers
M. Slattery & J. Willis, 外山節子. OUP/Obunsha
参考文献
Teacher Handouts
科目名
早期英語教育実習Ⅱ
担当者
(Early Childhood English Education Teaching Practice II) 単位数
政次 カレン
1単位
授業の到達目標及びテーマ
Students will plan English lessons and teach them to children in local kindergartens and elementary schools, using
skills learned in the Early Childhood English Education Workshop classes.
早期英語教育演習で学習したことを実際に実践する授業である。近隣の保育園や小学校で英語活動の実習を行う。
授業の概要
Students will prepare for and carry out teaching practice at local kindergartens and elementary schools. They will
observe, plan, prepare and reflect on the teaching experience. They will create a portfolio of lesson plans and teaching
materials to use in the future.
授業観察から始め、指導案作成、それにもとづいて、教材・教具の準備、そして、実習後の振り返りを行う。将来利用で
きるよう、指導案や教材はすべてポートフォリオに整理していく。
授業計画
<後期>
1.Introduction to Phonics
2.Introduction to Reading
3.Introduction to Writing
4.Storytelling
5.Story Activities
6.Literacy Activities Design/TP
7.Drama/TP
8.Craft
9.Materials Design/TP
10.Classroom Mangement/TP
11.Classroom Mangement/TP
12.Lesson Planning
13.Curriculum Design
14.Evaluation & Assessment
15.Review & Feedback
評価方法
In-class activities & participation: 30%.
Preparation and completion of teaching practice: 70%
テキスト
子ども英語指導ハンドブック English for Primary Teachers
M. Slattery & J. Willis, 外山節子. OUP/Obunsha
参考文献
Teacher Handouts
135
学内の他学部・学科に開放する科目
試験・課題等の内容
Students will plan activities, prepare materials and
carry out teaching practice in local kindergartens and
elementary schools.
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