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CANADA CMH HELI― SKIING BU GABttO s編
☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ CANADA CMH HELI― B U GABttO s編 SKIING '89/12/22∼ '90/1/1 浩道っ蔵田道子 ,自 沢光代 メ ンバー (日 本人参加者 ):舘 , 佐 々木典彦 (宮 城学院高教諭),佐 藤晶彦 (記 ) ☆☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ くく日程・ 概要 〉 〉 '89/12/22(金 )成 田 (集 合 16:00,出 発 19:00)― バ ンクーバー ーカルガ リ 12/23(土 )カ ルガ リー (バ スお よびヘ リコプター)一 CMHOBUGAB00SOベ ースロ ッジ 12/24(日 )1日 ロ スカデ ィに よる雪崩遭難救出練習 ,ヘ リコプターの説 明 (約 90分 )の 後 ヘ リス キー 12/25(月 ∼ )2日 目 1日 ヘ リスキー (滑 降標高差 は 1日 で5500∼ 7500m、 12/29(金 )6日 目 2,3月 は 日が長 く距離 は伸 びる) く1日 の行動 のあらまし〉 起床 7:30 ス トレッチ ング (希 望者 )7:35∼ 8:00 朝食 8:00∼ 第 1グ ルー プ出発 9:00 ス キー終了 15:30頃 夕食 18:00∼ 就寝 自由 *出 発順 とガイ ドは 日毎に入れ替わる。 *昼 食は山の中で とることが多 い。 *ロ ッジにはスキー ショップ、バー、ジャクー ジ、 サ ウナがあ り、生活は快適である。 12/30(土 )7日 日 午前ヘ リスキーの後、 カルガ リヘ )カ ルガ リーバ ンクーバーー '90/1/1(月 )一 成田 (着 17:00) 12/31(日 費用はカル ガ リでの宿泊代、バ ス代、1週 間の宿泊代 。ヘ リ代 (30,500m分 ) と日本 か らの住復で約55万 、 その他 に保険料、 カル ガ リでの夕食 2回 、30,500m を超過 したヘ リ代が約30can$/1000m+α で、私 の場合約 70万 かかった。 2月 、 3月 は条件が よ くなるので、 さらにプラス10万 はかか る。 - 2- 〉 くく 11沈 量〉 ′ 2年 前 の GOTHICSに 続 き、 2度 目のカナダ・ヘ リス キーで あ つたが、初 日のカ ゼ に始 まり、 ロス トバ ケー ジ、 メ ンバ ー 3人 の捻挫 …… 等 々、今 回 は トラブ ル盛 りだ くさんで、話題 に事欠 かない旅行 で あ つた。 年末 の忙 しさか らカゼ を ひ き、 その まま参加 したが、 カルガ リに近 づ くに した が って悪化 して しま つた。早 くホ テルで休 み たい と思 つて いた と こ ろヘ ロス トバ ゲー ジ、舘 さん、佐 々木 さん と私 の荷物 が 出 て こない。係官 との英語 でのや りと りに一 苦労、舘 さん と私 の荷物 は翌朝 出 て きたが、佐 々木 さん の荷物 は もう 1日 遅 れてBUBAB00Sの ロッジに到着 した。佐 々木 さんは ロ ッジで ウェアー を借 りて、 初 日のスキー をす る ことにな り、初 めての海外旅行 で この トラブル に合 い、心細 そ うだ つた。 この週 は、雪 が少 な 目で最低 で も-10℃ と気温 が高 く、部分的 に雪質 の悪 い と ころがあ って、怪我 が多 か った よ うだ。 ス キー 1日 目に蔵 田 さん (そ の後、 テー ビ ングで頑張 つた根性 には脱帽 )、 3日 目に佐 々木 さん (そ の後、 2日 半 ロ ッジ で休養 )、 最終 日に舘 さん (帰 りは歩 くのが つ らそ うだ つた)と 足 を痛 めて しま った。 い ろい ろ と トラブルは あ つたが、個 人的 にはスキー を始 める頃 には体調 が 回復 し、結局 1週 間 の滑降標高 差 は40,060mで 、 2年 前 を4000m程 上 回 つて しま った。 息 の止 まるよ うな深雪 の滑 降 はで きな か った けれ ども、雄大な ロ ッキーの山 々 を 舞 台 に したスケールの大 きいスキーは こた えられな い。 ロ ッジで の食事、 生活 も す ば らしく、 ス キー を楽 しんで もらうために、決 して手 を抜 かな いガ イ ドや ス タ ッフの もてな しには、感心 して しまう。 も う、病 み つ きにな りそ うだ。 もっ とス キー技術 を強 くて安定 したもの に し、体力 を強化 して、 トラブ ル に備 えて英会話 も しっか り勉強 して次回 の準備 を してお こ う…… とは思 つてい るが、「休 み 」 と 「 お金」 とい う大問題 を、 どう解決すれば いいのだろ うか。 -7- ぶ い き リガ 雪 BUGAB◎ ◎S HELI― SKIING 舘 ヘ リスキ ー の 世界 には じめて 参加 した 。 1989年 浩道 12月 24日 か ら丸 一 週 間、 人里 はなれ た山荘 を基 地 として、 た だひ たす らカナデ ィア ン ロ ッキ ー の山ふ と こ ろ を縦 横無尽 に滑 りま くる、 そ のため の 足 として ヘ リを 使用 す る 。 このツ アー に 日本 か ら参加 したの は 5名 だ った 。 わ た した ちは成 田か らCP機 で バ ンクー パー に ゆ き、 こ こで 国内線 に 乗 り換 え約 1千 キ ロはなれ た ロッキ ーヘ の ア プ ロー チ とな るカルガ リー まで 空 路 をた どり、空港 ホテ ルで 最終 の参 加 チ ェ ックを 主催 の CMH社 派遣 員 の リンダ おば さんか ら受 け、翌 朝 CMHの 山荘 に むけチ ャー タ ー バ スで 出発 した。 パ ス は パ ンフ の CMH本 部 に 立 ち寄 って 5時 間後 に 、 ス ピルマ シ ー ン と呼 ばれ る あ る原野 の一 角 に到 着 。何 の設備 も な い雪 の原 野 で あ るが 、 ここか らグ ル ァ プ に分 か れて ヘ リで山荘 まで 運 ばれ る 。 ヘ リが 猛烈 な雪 ま じ りの 風 を巻 きあげ、 は じめて の参加者 は ここで度 肝 を ぬかれ る こ とにな る。 ヘ リは針葉樹 の密 林 の真 上 を約 10分 間飛行 して 、密 林 を小 さ く切 り開 いた空 間 に着 陸 した 。 ここが パ ガブ ー で ある 。 ー ロ ツキ ー 山脈 のい くつ か の適地 に こ うした山荘 をベー ス に した ヘ リス キ の システ ムをつ くりあげて い るが 、 ここは最初 に 開発 され た ところだ とい う。開発 CMHは とい っても、大型 の ロッジ とヘ リポ ー トと若干 の補 給 小屋以外 な に も な い 。 ま きに 山 の なか の一 軒家 で あ る 。 ロッヂが 建 って い るのは細長 い谷 の一 角 に ある台地 で あ り、 あた りは針葉 樹 にか ー・ グ こまれて い る 。 この谷 を バ ガブ ー 。ク リー ク といい 、谷 は 短 い氷河 、 パ ガブ レイシ ヤー を経 て一 角獣 の角 の よ うな奇怪 な岩 山 を中央 に 配 した山域 につ きあげ て い る 。そ の岩 山を バ ガブ ー トツプ と呼 んで い る 。 には ミー 清潔 で 機能 的 な山荘 で ハウス キ ー パー か ら部 屋 の割 り当 て を うけ、夕方 おこ テ ィング、翌朝 には雪 崩 に よる埋没 者発 見器 スカデ イの実地訓練 が しっか りと なわれ、 い よい よ第一 回 のフラ イ トで ある 。 ヘ リはガ イ ドや パ イ ロツ ト以 外 に 11名 も運 べ る ので 、参 加者 は経 験 と熟練 な ど の に よって 4グ ル ー プ に わけ られ る 。 これ らの こ とや ロツジで の飲 食・ シ ヨツプで 買物 、 マ ッサ ー ジな どす べ てパ ソ コンで管 理 して い る 。 このグ ルー プ にはガ ◆ 経 験者以外 は イ ン トロ グ ル ー プ としてす べ る こ ととな り、 ― /θ 一 イ ドが 2名 つ いた 。 あ らか じめ バ スの なかで 配布 され た専用 スキ ー板 には ビジタ ー の名前 がかかれて あ り、 そ の板 をガ イ ドが ヘ リの バ ケ ッ トに いれて くれ る。猛烈 な 雪煙 のなか ヘ リに乗 り こむ 。 ヘ リはゆ っ くりと舞 い上 が り針 葉樹 と山腹 を ぬ って少 しずつ上昇 す る 。乗 り ごこちがポ ンポ ン船 と書 の蒸気機 関車 を合 いの子 に した よ う な感 じで おか しか った 。 そ のヘ リが とあ る山腹 を まわ り こみ 向 きをか えてやや 平 た い コルの よ うな と こ ろ に着 陸 。尾翼 が 雪庇 か らはみ だ してい る 。 われ ききに コルに とび だ し、 ヘ リは猛烈 な雪煙 を ま きあげ、斜 め に 1頃 きなが らク リー クヘ と急 降下 して いった 。 全 員 が雪崩対策用 の スカデ ィを発信側 にセ ッ ト。 またス トックの手皮 を通 すな と ガ イ ドか らいわれ る。 い よい よ最初 の滑降 で ある 。 コルの雪 は ウイ ン ドクラ ス トして いる 。 こ この緯度 は高 く、太陽 は弱 い斜光線 し か と どけな い 一― そ れも ピー ク付近 のみで 下 部 のク リー ク には まった く陽 が ききな い 。 だか ら太陽 光線 に よるクラ ス トはおそ らくな いだ ろ う と思 う。そ のクラ ス トに 注意 しつつ、 少 し下 る と新雪 だ 。や や固 め、 け っ してふ かふか の新雪 で はないが 、 誰 も す べ って いない斜面 が大 き く広 が って い る 。 ガ イ ドに したが って 滑 ろ うとす る が なか なか うま く4子 か な い 。気持 ちは あせ るが 足 が うま くつ いて こない 。今 シ ー ズ ン初 の滑 りでも あ り、無理 を しな いでつ いて ゆ く。斜面 は 長 くとても 一 気 とい うわ こは いか ない 。 し ナι それでも初 日は合計 5本 、高度 に して 3,195mも 滑 って し まった 。 こん な に 滑 って いいのか な あ。 山スキ ー な らせ いぜ い 1,000mか らよ くい って 1,50 0mだ ろ う。 経験者 は今年 は雪 が 少 な い とい って い る 。 それでも新雪 た っぶ り、処女雪 を縦横 に滑 り重 ね る こ とは ヘ リスキ ー に しか ない醍醐味 で あろ う。 全体 に雪 がす くな い こ とを前提 として感 じた こ とを のべ れ ば 、 トツプ付近 は ウイ ン ドクラ ス ト、 そ の下 部 か ら広 が る斜面 は新雪 。 この部分 も風 の影響 が強 い ところ で は クラ ス ト。そ うで ない谷筋 で は尾根 の雪 が吹 き溜 ま り、やや深 い新雪 。樹林帯 ー まば では 新雪 、 しか し樹株 、倒木 に十分積雪 が な く、樹林帯 は 日本 の 山ス キ 風 。 らなブ ッシ ュ帯 はそ うおお くはないが これも クラ ス ト気味 とい った ところか 。 こと 斜面 にははっきりとした特徴 が ある。 これは入山途中のパスか らもみ られた ー の だが、短 い周期 で着雪層 と非着雪層 の縞模様 がみ られたが、 これは ロツキ 特有 j^る に緩斜 地層 だろう。日本風 にいえば傾斜 のある段 々畑風 とでも いお うか、 よう 面 と急斜面 の連続繰 り返 しである。 ほ とん どのコー スは中腹 を境 として上部 はややゆるやかな大斜面、下部 は樹林帯 一 //´ の 急 斜 面 で 、 イ ン トログ ル ー プ のガ イ ドは とき どきこの樹林帯 の急斜 面 を割愛 して 、 途 中 か らヘ リを よん だ 。 広 大 な山域 に 11名 を単位 とす る 4グ ル ー プが 1機 のヘ リをや りく りして あの 山 この 山 と滑 り ま くる 。 どん なにす べ って も ヘ リか らみ た シ ュプ ー ルは ほん とにかば そ く、 山 々は それ だけ 広大 で あった 。 行 動 中 は昼食 を の ぞ い て 休憩 を と らな い 。 お くれ たスキ ー ャ ー を待 った り、 コー スの 指示 をす る程度 で ある。 ガ イ ドの指示 は 険 しい 山 の なかで のスキ ー で も あ り、 なか なか厳格・ 的確 で ある。 おも な 内容 は雪崩 に たい す る注意 とコー スをは ず きな い こ と、 そ して 雪 質 に応 じた滑 りへ の 配慮 で あった 。 ィ ン トログ ル ー プ に は それ 、 に新 雪 の滑 り方 の ア ドバ イス も して くれ た 。 ぼ くらのガ イ ドは 'Straight dOwn her e"を 繰 り返 して い た 。 このガ イ ドは 、夏 は ヨー ロッパ アルプ スで山 岳 ガ イ ドをす る とい う一 流 ガ イ ドで 半年交替 で カナダ とコ ー ロ ッパ を行 き来 して い る 。 つ い で に名 刺 を くれて 、半年 まえに連絡 を くれ た らガ イ ドで きる と宣 伝 して いた 。 昼 食 はヘ リに サ ン ドイ ッチや 紅茶 を積 み 込 み 、 ほ とん ど雪原 で とる 。 ロッジに帰 っ て とったのは 、 1度 だけだ った 。 午 前 に 4本 か ら 6本 、午 後 も同様 で 1日 に標高差 に して 数千 メー トルを滑 る 。 週 間 で CMHが 保証 す る 30,500mは 1 軽 く越 えて しまい 。超 過料 金 をイ ン トロ グ ルー プでも払 って しまった 。 ロ ッジ に帰 れ ば 、 あなたのグ ル ー プ は今 日は何 メー タ ー 滑 りま した … … な どとい う情報 が 夕方 ロッジの リピング ル ー ム の一 角 に張 りだ され た り、す べ て が シ ステ ム 化 されて い る 。 スナ ック菓子 とビー ルな どの飲 み 物 、そ れ に ジ ャグ ー ジやサ ウナが 待 ちて いる 。 なか には連 日マ ッサ ー ジに はげ む、 お じさん連 も い る し、 サ ウナや 食 事 もガ イ ドや アル バ イ トの従業員 と一 緒 で 家族 的 な雰 囲気 だ った 。 ほん とに 調子 がで るの は 3日 目 ぐ らいか らで 、 よ うや く仲 間 として とけ こめ る よ うに な るのは 、 プ ログラ ムの終 りのほ うだ。 だか ら、も う一 度行 きた い とい う思 い が 早 くも募 って い る。 コース ALOETTE/400m BERNADO/650m BESSEE/500m BLACK FOREST/600m BUGA300 PASS/680m BUGAB00 PASS E/730mx4 BUGAB00 W/670m CANON BALLEL/915m FM/700mx4 FRENCH TICKLER/1160m GRAND PAS/850mx3 GRAND PAS ORG。 /1100mx3 GR00VY ASS/490mx3 GR00VY ASS EAST/530m GR00VY ASS WEST/400m GRUMPY'S/540mx3 H.Lo GR00VY/550m LARCH/650111x2 N.FRENCHMAN/600mx3 POWDER PIG/430mx4 ROSMARIEN/800mx3 S.FRENCHM/640111x2 SIXTY― NINE/600m TAINT/430m 一 /え 一 ― 89 12/23 リ ス ∼ 90 キ 1/1 ー ー初 材報資 BUGABOOS 始 めに カル ガ リー でバス に乗 り込 む メ ンバー を見て、安心 した 。 50才 以上 と思 える 人が男女 ともかな りいる。少年 も いる。 20才 前後 の人 は少な い。 グル ープにつ いて 館 さん 仙台 か らの佐 々木 さん とともにイ ン トロ グル ープ には いれて良か つた。 初 日に足 を捻挫 した蔵 田 さんが 、午後 か ら合 流 し、も つ と助か つた 。英語 は全然 分 か らな いの で 中程 を滑 り先行者 のまね を した 。 「stay high て何 ?」 といつ せ いに蔵 田 さんに聞 いた りした。 日本 の藪 ス キ ー に慣れ て いるのでひ どく遅 れ る ことはなか つた 。 しか しこの グル ープ でも、午後半数近 い人が帰 り、代わ りに ス タッフが加わる 日は Hardに な る。 ころんで最後 に着 いた りす る と、ガイ ドは な さけよう しゃも無 くす ぐス ター トさせ る。省 エ ネ の滑 り=上 手 な滑 りであるの が下 手 な私 には辛 い所 である。後半 の午後 は足並 も揃 い、かな リス ピ ィデ ィにな り悪天の 日が 無か つたので、標 高差 は 32315m(保 証 の30500m=10万 feet)に もな つた 。そ してもう一つの泣 き所は、 lunch。 一 度 だけだ つたけ ど、着 くのが余 りに遅 か つたので紅茶 も ジュースも無か つた 。 バ ン、 クッキー 、チ ョコレー ト、 フ ル ーツor野 菜 な どはグループ毎 に分け られて いる。 ス カデ ィにつ いて ペ アを組 んで互 いに探す練習 の時、私 は 13才 の少年 が投 げたの を雪の窪みで 発見 したので 、踏み跡 の横 か ら投 げて分か り難 くした。佐 々木 さんが 十 の字型 に 試行錯誤 しつ いに見付 けたのに感動 した 。 コース につ いて 1日 毎 に 、広 くて堅 いゲ レンデのような斜面 と樹林帯 の深雪 とに変わ つた 。ゲ レンデのよ うな斜面 は、下が氷河だそ うである。広 い斜面 に来 る と、我 々はここ は富 士山だ、鳥海 だ 、 またべ つ の所で黒部 の御 山谷だ、飯豊のカイラギ沢 だな ど と言 い合 つた 。 でも深雪 の 日の段差 (倒 木や岩や切 り株 )を ジャ ンプ して降 りた のが 今 は いち ばん懐 か しい。始 めは恐 か つたけ ど、慣れ る と、fresh snow の ジ ヤ ンプは恐 くな い。 13才 の コー リー も岩の上 で oh Coly high jllmp といわれ ジヤンプ した。 /3-一 日本 で考 える と、栂池 の 自然園 (夏 のバスの終点 )に lodge があ り、今 日 は 自馬乗鞍周辺 、明 日は雪倉岳朝 日岳、次 は 自馬大雪渓 といつた ス ケ ール であろ う。地元 で 聞 いた話 に、 カナ ダのヘ リス キ ー を体験 して い る とい う名古屋か らタ クシー で来たある社 長が、チヤ ー ター した ヘ リの上 で、何故雪倉岳 の頂 上 に着 け て くれな いの か、 と不平 た らた らだ つた というのがある。許可 され て いな いとひ たす ら言 い訳 した とい う。 食事 良 か つた 。毎 回変 わるサ ラダ、 バ ン、デ ザ ー トのケーキ。 4時 頃 でるsnackも 必ず調理 されたもので、鮨 (鮭 のにぎ りと巻 き寿司 )が 出た時 は、外国人 も群 が つて食 べ た 。 メインは 鱈 鴨 ポー ク ビーフ 鮭 チキ ン ラム と毎 日変 わ り、おかわ りもできる。必ず 3種 のつ けあわせがある。女性 だ とおかわ りしな いで、ち ょうどいい位 の量 である。鱈 の甘 いレモ ンソースの時以外 はお い しか つ た。 ガイ ドにつ いて イ ン トロ クル ープ にはス イス人、オ ース トリア人 、そ して一 日だ け女性 ガイ ドσ 」 osが 代 つて来 て くれた 。 ス イス人 Erickは 律儀 でラス トを努 める時 は必 ず ラス トを守 り、ヘ リの 中では ドアが外 か ら開 け られるまで必ず シー トベ ル トを して いた 。彼 に膝 を絞 めて 曲げ で 上体 は relax relaxで down up downで 滑 りな さ い、 と 2回 も言わ れて しまつた 。 また堅 い斜面 で follow me といい 大 き い弧 で滑 つてくれて、それ に付 いて行 けてか ら、ス ピー ドヘ の恐怖感 が 少 し 減 つた。彼 は ス キーが上手す ぎ、樹林帯 で、slow down no risk no risk と 言 いなが ら鮮やかな ウェデル ンで下 つて しま い、残 された 皆 で、あれが slowか 、 と言 い合 つた 。 仲間 につ いて 後半 に Colyが 上 の クラ ス にゆき、 モ ノス キーの人が代わ りに来た りしたが ほぼ同 じメ ンバーで滑 る。始 めは 、黒 の ウェアの人 とか 、赤 の人、水色 の人な ど いつていたが 、顔 で見分 け られ るようにな り、男性 でさえ、 ウェアを変えてる人 が いるのが分か つた 。英語 ができれば親 しくなれて、も つ ともつ と楽 しいと思 う。 羊羹 がア メ リカの 日本料理店 でスライス されて 、デ ザー トとして 出 て来 るな どと (蔵 田道子 言 う話 も聞 けた。 一 /夕 _ 佐藤晶彦 館浩道 白沢光代記 )