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第4章 施設整備の方向性 1 施設規模について 第3章で示した

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第4章 施設整備の方向性 1 施設規模について 第3章で示した
第4章
施設整備の方向性
1
施設規模について
第3章で示した機能について、既存事業の取組状況や新たな事業の展開に
必要な設備などの視点で検討したところ、概ね以下の規模が想定されます。
<機能配置と主な設備>
配置
導入機能
待機児童解消・多機能保育
<(仮称)高槻保育センター>
市街地
区域
母子保健
<(仮称)母子保健センター>
子育て支援人材育成
<(仮称)子育てサポートセンター>
公園
区域
主な機能・設備
想定延床面積
保育室、病児・病後児保育室、
遊戯室、職員室
約 2,000 ㎡
診察室、多目的室、会議室、
相談室、調理室、授乳室
約 2,200 ㎡
研修センター、会議・研究室
約 1,000 ㎡
親子で遊べる空間
(プレイパーク、多目的スペ
ース、ベビールーム)
1,500
~2,000 ㎡
<施設名>
遊びの創造
(全天候型屋内施設)
<(仮称)遊びの創造館>
市街地区域については、上記に加え、整備に際して次の各要件を考慮する必
要があることから、敷地面積として約5,700㎡が必要となります。
<整備に際して考慮する要件>
・敷地条件の充足
用途地域:第一種住居地域、建ぺい率:60%、容積率:200%
・本施設建物内:利用者(大半が乳幼児とその保護者)動線の配慮。
・本施設建物外:多機能保育に必要な園庭、施設利用者の駐輪場・駐車場スペース、
歩行者動線、車両動線並びに敷地面積に対する緑化等の確保。
・複合施設における多機能保育:出入口、歩行者動線の配慮などセキュリティの確保。
・北側公園敷地に対する建物高さの配慮。
・公園を含めた周辺環境との調和に配慮。
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2
市街地区域の位置について
乳幼児とその保護者を主な対象とする施設の役割を発揮し、利用者の利便
性を確保するため、西側に移すことでJR高槻駅・阪急高槻市駅から、距離
は約400m、所要時間は約5分短縮されることになります。
位置の変更により、各駅から本施設までの所要時間は、JR高槻駅から徒
歩で約1,000m(約13分)、阪急高槻市駅から徒歩で約800m(約
10分)と見込まれます。
(参考イメージ)
3
施設の主な取組
「子どもが主役となる拠点」における主な取組、既存施設(子育て総合支
援センター)は次のとおりです。
子どもが主役となる拠点の機能(案)
待機児童解消・多機能保育機能
・高槻保育所移転等
・病児保育
・休日保育
・一時預かり
・広域的保育
子育て支援人材育成機能
・保育士・幼稚園教諭の研修・人
材育成
・保育士・幼稚園教諭の養成
・先進保育研究実践指定園
・幼保小連携強化の取組
・大学等との研究
・遊びの創造との協働
母子保健機能
・健康診査
(妊婦・乳幼児、経過観察)
・相談
(心理・身体・育児・栄養)
・保健指導(妊産婦・乳幼児)
・訪問指導(妊産婦・新生児・
乳幼児・未熟児・多胎児・長
期療養児)
・各種教室、講座
・定期・任意予防接種事務
・医療費助成(特定不妊治療・
不育症治療・小児慢性特定疾
患医療・未熟児養育医療)
遊びの創造機能
・屋内遊戯室運営
・絵本の読み聞かせ
・活動・創作発表の場の提供
※予定する主な取組を記載している
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子育て総合支援センター
・地域子育て支援拠点事業
(センター・ひろば)
・庄所子育てすくすくセンター運営
・子育て総合コーディネート
・子育て相談
・ファミリーサポートセンター
・プレイルーム運営
・児童家庭相談事務所
・児童虐待等防止連絡会議
・子育て相談訪問
・子育て短期支援事業
(ショートステイ、トワイライトステイ)
・こんにちは赤ちゃん
・赤ちゃんの駅
・産後ママサポート
・児童発達支援通所事務
・乳幼児療育事業
(めばえ・第2めばえ)
・児童発達支援センター運営
(療育園、うの花療育園)
・児童発達支援給付
・放課後等デイサービス給付
第5章
子育て支援施設ネットワーク
1
子育て総合支援センター(カンガルーの森)との役割分担
今回整理した市街地区域の機能は、子育て支援施策の拡充や課題解決等を
基本とし、子育て総合支援センター(カンガルーの森)との整理も念頭に検
討し、本市が更に充実した子育て支援施策に取り組み、若い世代と未来の子
どもたちにアピールする施設と位置づけています。
「子育て総合支援センター(カンガルーの森)」と「子どもが主役となる拠
点」がその機能の役割を発揮し、お互いにネットワークのコアとして綿密に
連携することで相乗効果を発揮し、子育て支援の強化を図るものです。
「子どもが主役となる拠点」と「子育て総合支援センター」の機能整理
子どもが主役となる拠点
役割
①多機能保育の実施
①子育て支援施設を統括
・病児保育
・休日保育
子育て総合支援センター
②相談機能
等
・児童家庭相談(虐待含む)
②母子保健
③情報発信機能
③子育て支援人材育成
④交流機能
(①②④を実践の場として活用)
⑤研修・研究機能
④遊びの創造
⑥児童発達支援事業
人材育成につ
保育士や幼稚園教諭など専門的人
子育て中の親に対する講座や研修
いて
材育成や研究を対象
を行う
研究機能につ
子育て総合支援センターから機能
子どもが主役となる拠点に機能移
いて
移管する予定
管する予定
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2
中心市街地のネットワーク図
磐手保育所
子どもが主役となる
拠点
・多機能保育の実施
・母子保健
・子育て支援人材育成
・遊びの創造
高槻保育所
子育て総合支援センター
・子育て支援施設の統括
・児童家庭相談
・児童発達支援事業 等
高槻市役所
・施策全般の総括・推進
・保育所・幼稚園の運営
・子育て関連の総務 等
第6章
整備の推進に向けて
1
年次計画
市街地区域の施設については、以下の計画で平成30年春の開設を目指し、
(仮称)安満遺跡公園の整備スケジュールと調整しながら取り組みます。
平成 26 年度
基本計画策定
平成 27 年度
平成 28 年度
基本・実施設計
平成 29 年度
工事
平成 30 年度
開設
埋文調査
また、公園区域内の屋内施設(「遊びの創造」機能)については、公園の整
備スケジュールに基づき、1次開園(平成31年度)と併せた供用開始を目
指して整備します。なお、当該施設の管理運営手法については、今後検討し
ていきます。
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